漁船拿捕関連
事務局です。
境港市のかにかご漁船「第38吉丸」がロシア国境警備局に拿捕された事件で、同船を所有する日吉水産の社長さん、鳥取県漁協の組合長さん等が、昨日大臣室に要請に来られました。
そして本日、ベールイ駐日ロシア大使に申し入れさせていただきました。
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事務局です。
境港市のかにかご漁船「第38吉丸」がロシア国境警備局に拿捕された事件で、同船を所有する日吉水産の社長さん、鳥取県漁協の組合長さん等が、昨日大臣室に要請に来られました。
そして本日、ベールイ駐日ロシア大使に申し入れさせていただきました。
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石破 茂 です。
今日から、スイスのリゾート地ダボスで開催される「ダボス会議」に麻生総理、二階経済産業大臣、斎藤環境大臣と共に出席のため出張いたします。
といっても、衆議院本会議終了後直ちに羽田空港まで行き、政府専用機が午後六時発、スイスに夜遅く着いて、翌朝早くダボスに向けて車で出発、会議(とはいえ世界中から閣僚、官僚、経済人、学者など二千人近くが集まる大層なものなので、分科会で二、三回発言するのが精々のようです)に参加、ランチ、記者会見をして直ちに帰国、日曜日夕刻には羽田着という、何だかよくわけのわからない、慌しい日程です。
他の国々の参加者は、既にダボス入りして、意見交換、情報収集をしているというのに、日本は「閣僚の出席がなければ国会は開かせない」というので、このような日程となってしまいます。
一体何のために副大臣制度を作ったのか?このような時、国益を踏まえたきちんとした話を閣僚にさせるためではなかったでしょうか。そしてこの制度を提唱したのは現民主党代表の小沢一郎氏であったはずなのですが・・・それでいて、「外交力が足りない、外交構想が無い」などと民主党に批判されるのは、どうにも釈然としません。
ところで、ご存知の方もいらっしゃるでしょうが政府専用機(ボーイング747)は、航空自衛隊機なのです。
防衛庁・防衛省の仕事も長くしてきましたが、実際乗るのは実は初めて。さて、一体どんなものなのでしょうか・・・。
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石破 茂 です。
増税、と言えば必ず選挙に負ける国とは一体何なのでしょう。
まだ「売上税」と言っていた、新しい間接税の議論が本格的に始まった二十数年も前の中曽根内閣当時、「フランスでは与野党ともに増税に賛成した。フランス国家が破綻することを阻止するために、与党も野党もなかったのである。間接税の免税店でも、『早く売り上げを伸ばして納税できるようになりたい』という商店主が多かった」というような話を聞いて、随分とよく出来た話だな、と思ったものですが、圧倒的に多くの議員がこの話を正面から論ずることを恐れているさまは、とても悲しく感じられます。
消費税はいつかアップしなければ、財政はもちません。「外債を発行していないから大丈夫」「夫が妻から借金しているようなもので、家計的には問題が無いのと一緒」などという議論はずっと以前からありますが、本当にそんな理論が財政学的に確立されているのでしょうか。或いは私が知らないだけなのかもしれませんが、もしご存知の方があれば是非教えてください。
景気回復と行政改革が前提なのは当然ですが、バブル経済の絶頂期に「今こそ財政再建!消費税アップを!」とは、誰も正面切って言わなかったように思うのです。
どのような経済環境になれば消費税をアップする条件が整うのか、との問いは一種の「たら・れば論」ですが、過去の数字は既に明らかかつ不変のものであり、そのような研究がどこかにあるようにも思います。私は寡聞にして知りませんが、これもご存知の方があれば是非ご教示ください。
公務員の天下りを廃止し、思い切った行革を断行すれば消費税はアップしなくても済む、との主張をされる方は結構多く、確かにそう言っていれば有権者ウケはするのでしょうが、
・所謂天下り団体が現在行っているサービスは全面廃止するのか、それともどこか民間が代替するのか
・廃止となる団体職員の雇用は一体どうなるのか
このようなことも含め、具体的な内容と、実現に向けたプロセスを明示しなくては無責任というものでしょう。
与党の側も行革には前向きのはずなのですから、野党に先んじてこれらを提示し、「それでもいつかは消費税アップが必要だ」との論拠を示さなくてはなりません。
景気の回復を前提条件として、消費税のアップと行革は併行して行うべきものでしょう。
与謝野大臣がいつも言われるとおり、行革にこれで終わりということは無く、その完全な実現を待っていればいつまでたっても財政の再建など出来ません。
行革なくして増税なし、というのは結局未来永劫消費税をアップしないと言っているのとほとんど同じです。その間にも国債費は増加し、債務残高は増えつづけるのであり、金利の上昇でもあればそれは更に悪化するはずです。今は外債を発行していませんが、いつの日かそのような状況になったとき、その発行金利はどうなるのでしょう。考えただけでも空恐ろしくなります。
いずれにせよ、選挙を控えたウケ狙いの議論は、結果的に国民を不幸にするだけだと思われてなりません。
定額給付金の議論も似たようなもので、「国民を税金で買収する意図が見え透いたバラマキ政策だ!」とのご批判はいかがなものでしょうか。
定額給付金が国民に大受けするなどとは当初から考えられないことであって、純然たる困窮対策および景気刺激策と素直に受けとめるべきものではないでしょうか。「たった一万二千円」と言いますが、この「たった」との表現に相当の抵抗感を感じるのは私だけではないように思います。一家で十万円近い臨時収入には、積極的な意味があると私は考えます。
「二兆円もあれば、他にもっと有効な使い道があるはずだ」、総論的にはそれも確かでしょうけれど、ではその具体的な中身は一体何なのでしょうか。学校耐震化促進なのか、介護職員の手当ての増額なのか、はたまた少子化対策なのか、反対論者はそれを具体的に示すべきです。
使途はこれから決める、とにかく定額給付金は削除だ!と言われても、使途を巡ってたちまち大議論となり、予算の執行は大幅に遅れるに決まっているのです。
それにしても、こんな時期に、自民党の中から政局話が出るのは誠に残念でなりません。
総選挙前に総理総裁を代えよう、などというのはもっての外で、昨年九月に圧倒的多数で麻生総裁を選んだことを自民党所属議員として一体どう考えているのか、理解に苦しみます。苦しいときこそ皆で支え、文句を言う暇があれば自らが自民党支持アップのためになすべきことをしなくてはなりません。
そう私が言うと、「お前は安倍退陣を迫ったではないか」とのお叱りを頂きそうですが、あれは安倍総理が「私を選ぶか、小沢を選ぶかを国民に問う」と仰って参院選を戦い(そもそも参院選は政権選択選挙ではないので、そんなことを仰らなければ良かったのですが)、国民の審判が下ったにもかかわらず、「この結果は、改革を進めよとの国民の声であり、これに応えるため私は辞めない」では済まないでしょうと申し上げたのであり、今回とは状況が全く違います。
総選挙前に総裁を代えるなどということにでもなれば、もうそれだけで自民党は決定的に国民の支持を失うでしょう。
今週はいよいよ二十一年度本予算の審議に入ります。
本日の閣議で「農政改革担当大臣」に指名され、農政改革も本格的に始動します。
「今さえよければ、次の選挙さえよければ」などという姿勢は断固として排さねばなりません。心して臨みたいと思っています。
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事務局です。
おかげさまで、皆様からいただいたコメントが通算1500を超えました!皆様のおかげです!本当にありがとうございます。
これからもがんばって続けていきますので、よろしくお願い申し上げます!
ある日、昼食を取りに食堂に行ったら握手を求められました。
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石破 茂 です。
あっという間に一月もなかばとなりました。
国会における二次補正予算審議やら、国会提出予定法案の検討やら、農政改革の体制作りやら、とにかくやらなくてはならないことがやたらと多くて、しかしどれもなかなか成果が出せなくて、少し落ち着いて物事を考える余裕が欲しくてたまらないこの頃です。
マスコミでは「政権にしがみつき、既得権益維持に汲々として、日々を無為に過ごしているとんでもない麻生内閣の面々」としか報じられませんが、それはいくら何でも違うんじゃないでしょうか。「全てが悪」などということはありえないのであって、いいことも当然しているのです。自分のことだけ考えるのなら、政治家ほど割に合わない仕事はこの世の中にないでしょう。生活のほとんどを費やして、国家のために働いても、それが全否定されるのは、正直とても辛いことです。「日刊××」を筆頭として、批判ばかりしている方に「では、貴方ならどうするのですか。貴方はそんなに偉くて完全無欠の人なのですか」と問いたくもなります・・・こんな精神状態は決してよくありませんね。
政治家とはそんなものだ、との割り切りが必要なのですが、でもせめて、春夏秋冬、それぞれに一日だけでも休みがあれば、それを楽しみにして働くのだけれどもなあ・・・また愚痴になってしまって恐縮です。
来週は、また心新たに頑張ります。
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事務局です。
明日(17日土曜日)は、朝から大分県におじゃまします。岩屋毅先生のご地元で、
10:45~満天閣(宇佐市)
13:00~豊後高田市中央公民館
15:00~くにさき総合文化センター アストくにさき
と講演させて頂く予定です。
その後は東京に帰り、自民党大会出席者の方々との懇親会です。
日曜日は10時から党大会です。その後は鳥取日帰りです。
月曜日は朝8時過ぎから臨時閣議、その後参議院の予算委員会です。
今、議員会館はこんな感じです・・・。夜はちょっと怖いです。
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石破 茂 です。
新年明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
・・・とは言っても、昨日から通常国会が始まりました。昨年はインド洋補給活動継続のため、臨時国会が越年となりましたし、二年連続で年末・年始的な雰囲気のない年が続いています。
経済・雇用状況をはじめとして山積する課題を考えれば当然のことではありますが、いつの日か、ゆっくりと過ぎゆく年を振り返り、来る年への思いを巡らせる余裕が出来たらいいなと思います。
かつて銀行員だった頃、大晦日は本当に悲惨でした。
世間様の多くがお休みに入った中、当時の銀行は大晦日まで営業しており、落ちない手形などあろうものならもう大騒ぎ。午後十一時を過ぎて何とか落ち着き、「せめて年越しそばの真似事でも」と思いついたものの、給湯設備はとっくに火を落としており、それでも諦めることなくぬるま湯で生煮えのカップ麺を作って食べたところ、胃腸をおかしくして正月寝て過ごす羽目になったりしたこともありましたが、今となっては懐かしい思い出です。
鳥取市の商店街にある私の地元事務所では、ここ二十年余り、元旦午前零時とともに店を開ける「元旦初売り」の行事に参加しています。
政治家の事務所なんて何も売る商品があるわけではないのですが、零時とともに事務所の前に立ち、ボランティアの方々とともに「明けましておめでとうございます!本年もよろしくお願いします!」と二時間近く絶叫するのが慣わしです。
お酒をふるまうのはダメですが、「茶菓の類」ならば合法ですので熱いお茶、コンソメスープ、冷たいジュースなど用意して、道行く方々にお出しします。
一時間近くたってそろそろ疲れてくると「熱いお茶いかがですか!冷たいジュースいかがですか!」と言うべきところ、「熱いジュースいかがですか!」などと口走って怪訝な顔をされたりもしますが、「毎年ここに来て石破さんに会えるのが楽しみ」なんて言われると、とても嬉しくなります。
今年は正月寒波で二十センチくらいの積雪があり、例年より人が少ないのが残念でしたが、とにかく毎年支えていただいている皆様に、心から感謝の思いで一杯です。
一昨日は麻生総理の伊勢神宮参拝に同行いたしました(五穀豊穣を祈願するため、農水大臣は例年同行することとなっております)。
駅でも、沿道でも、境内でも「麻生総理、負けないで頑張ってください!」とのお声があちこちから掛かり、とても有り難いことだと思いました。
世論調査との落差は一体なんなのか、考えてしまいますが、年頭の会見で総理が引用されたフランスの哲学者アランの言葉、「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである」を肝に銘じて職務に精励したいと思っております。
渡辺元行革相が、年末に野党が提出した「解散を求める決議」にただ一人賛成し、昨日「私の考えが受け入れられなければ離党も辞せず」と発言されたことについて。
国会議員は最終的には自分を支持してくれた有権者に対して責任を負うべきものであり、渡辺氏が信念に基づいて行動されたことに論評すべきとは思いません。かつての私もそうでしたし、相当の覚悟を持ってやっておられることと拝察します。
ただ、自民党の中には、政務調査会や総務会など、多くの発言の場があるはずなのですが、そこでどれだけの賛同者を得る努力をされたのか、政党政治である以上、まず自民党の中で可能な限りの努力をすべきなのであり、メディアで派手に内閣の非をならし、「私の主張が受け入れられなければ離党だ!」と叫んでおられる姿には、違和感をおぼえます。
「早期解散を」と言うより先にまず予算や法案を早急に審議し、与野党どちらに理があるのか、国民に判断していただく材料を提供すべきですし、「行革や公務員改革が骨抜きになった」とされるならば、その修正を党内で行うべきなのではないでしょうか。
政治が官僚主導となる一番の原因は、議員が目先の利益にあまりにとらわれすぎていることと、頻繁に大臣が交代することにあると私は思っており、要は政治の姿勢の問題です。官僚機構を使いこなせる見識ももたずに、官僚機構だけを非難しても根本的な解決にはなりません。
小沢代表は例によって、「自民党を割って出てこなければ信用できない」との発言を繰り返しておられますが、この光景も十数年前に見たものと全く同じです。
政権交代そのものが自己目的なのではありません。安保政策も、食糧政策も非現実的なまま、「とにかく政権交代を!」と叫ぶ言葉の奥に潜む危うさを感じればこそ、我々政府与党が国民の支持を得るべく、最大限の努力をしていかなくてはなりません。
残された時間は短く、選択し得る政策の幅は狭いのです。
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事務局です。本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。
昨日は、伊勢神宮にお参りに行きました。五穀豊穣を願うので、農林水産大臣が行くのだそうです。
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