省改革推進本部
本日、第3回農林水産省改革推進本部が開かれました。
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石破 茂 です。
いわゆる「ヤミ専従」問題についての農水省秘書課の極めて不適切な対応には、唖然とせざるを得ません。
「遺憾である」「再発防止に努める」などという、型どおりのコメントは出すまいと思っています。この問題の根は相当に深く、今回徹底的に実態を明らかにし、厳正な対処をなさなければ農林水産省の再生などありえませんし、それが私の責任であると痛感しています。
前秘書課長は「ヤミ専従が多いことが明らかになれば、農水省に対する国民の信頼が失われることを怖れた」旨述べていますが、報道に提供する資料の改ざん自体が信頼を失墜する行為の最たるものでしょう。なぜ農水省の中枢たる秘書課長が、との指摘もありますが、中枢であるが故に、従来の農水省の組織文化が最も凝縮されていたようにも思います。
ヤミ専従問題は、徹底的に解明されなくてはなりません。強制捜査権を有しているわけではないので調査は困難を極めますが、組合側もその名誉のためにも調査に全面的に協力すべきです。
公務員は憲法第15条により「全体の奉仕者であって一部の奉仕者ではない」と位置づけられ、憲法を引くまでもなくその意識を持っているはずなのですが、そうではない者が存在していると言わざるを得ません。そもそも採用の時点でその意識のない者は採ってはならないはずなのですが、どうしてこんなことが起こるのでしょう。
いまどき「滅私奉公」なんて流行りませんが、公務員たるもの、その使命感を持つべきです。それを生き甲斐とし、誇りとする人以外は公務員になってはなりません。
「決して潰れないから」「賃金が保障されているから」「仕事が楽だから」などを志望動機とし、勤務においても「私」を「公」より優先するような者は公務員としての資格がありません。
一言申し添えれば、農水省の中にも使命感を持ち、昼夜を分かたず休日も返上して職務を遂行している職員が少なからずおります。彼らに対しては心底敬意を払い、感謝しています。
ただ、どの組織も同じでしょうが、使命感を持って誠心誠意職務をこなす者に仕事はますます集中し、そうでない者はどんどん楽になるという傾向が最近特に顕著です。
前者は疲弊し、やがて身体を壊してしまい、後者は日々の暮らしを満喫する、というようでは、あまりに世の中報われないという気がしてなりません。
精一杯働く者が正当に評価されるようでなければ、この国の未来はないと思うのです。
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事務局です。
昨日、第50回全国土地改良功労者表彰式並びに農業農村整備優良地区コンクール表彰式(長い…)がありました。水土里(みどり)ネットの方々との写真です。
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事務局です。
なんと、いただいたコメントが2000を突破しました!
定期的な更新もままならないブログでありながら、気長にお付き合いいただいている皆様のおかげです。改めてお礼を申し上げます。本当に有り難うございます!
このブログは、本人コメントはほんとうに本人の手になるものですし、いただいたコメントは全て本人も読ませていただいております。
これからも変わりなくこつこつ続けて参りますので、どうか今後とも見守っていただきますよう、お願い申し上げます。
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事務局です。
実は、議員会館は現在建て替え中です。窓から見えるのが、新議員会館となるであろう建物で、気づくとだいぶ出来てきました。平成23年度完成予定だそうです。新しいのが出来てから、現在の古い方を壊すらしいです。
本日も朝から参議院予算委員会です。
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石破 茂 です。
3月12日付けで、「人を信じるという行為はすべからくそういうことなのだ」と記したことについてご指摘を頂きました。
改めて辞書を調べてみると、
すべからく(須く) なすべきこととして。当然。
三宝絵詞「抑説き給ふ経の文についてすこぶるうたがひあり。すべからくあながちおぼつかなさをあきらめむ」。
徒然草「すべからくまづ其の心づかひを修行すべし」。
「学生はすべからく勉強すべきだ」
以上「広辞苑」第五版
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石破 茂 です。
昭和51年2月、後に「ロッキード事件」と言われるようになる疑惑報道が始まりました。
ロッキード社のコーチャンなる元幹部が「日本の政府高官にカネを渡した」旨議会で証言したことが発端で、この「政府高官」とは田中角栄前総理ではないかと日本中大騒ぎになりました。
当時大学一年生で、春休みで帰郷していた私は田中派参院議員であった父に、
「幾らお父さんが尊敬する田中先生でも、これはよくないのではありませんか」
と聞いたところ、
「お前は田中を知っているか、会ったことがあるか。テレビがそう言っている、新聞がそう書いているというだけでそう言うのなら、それは間違いだ。わしは田中と二十年来の友人だ。田中がどんな人間か、よく知っている」
「・・・・・」
「それに、田中はカネなど貰っていない」
「そんな事実でも知っているのですか」
「田中が貰っていないというからには貰っていないのだ。いいか、人を信じるというのはそういうことだ」
どうにも釈然としませんでしたが、その時の父の口調が、とても静かで、しみじみとしたものであったことを鮮明に覚えています。
ロッキード事件は、田中角栄先生の逝去のため、最終審までいくことはありませんでした。しかし、恐らく地裁、高裁で示された事実は、概ね真実に近いものだったのでしょう。
小沢一郎氏は全てのロッキード裁判を一回も欠かすことなく傍聴したそうです。今回の西松建設の一件は、氏の意識の中でロッキード事件と重なっているのではないでしょうか。
西松建設の問題はなおもやもやとした状態が続いていますが、真実は当事者にしかわからないものです。それを可能な限り解明するために司法の手続があるのですが、これとて人間の為すことゆえ、無謬などということはありえません。ましてやマスコミの報道を鵜呑みにして、あれこれ知ったかぶりで論評するなどということを、少なくとも私はしたくありません。
「信じて裏切られたらどうするのか?」と問われれば、信じた自分を責めるべき、或いは信じた自分が愚かであったと諦めるべきなのであって、人を信じるという行為はすべからくそういうことなのだと思っております。
誰も信じてくれなくても、この人だけは自分を信じてくれるという存在を持てることは、人生においてこの上なく幸せなことではないでしょうか。
自民党国会議員として、別に小沢一郎氏を擁護するつもりもありませんし、事件の解明が法に則って公正・公平に淡々と行われることを期待しますが、民主党議員の反応の中に「これで選挙が戦いにくくなった」などというものがあるのを見ると、一昨年秋、小沢氏が代表を辞するといったときに必死になって慰留したのはあなた方ではないか、今後仮に本件が事件に発展したとしても、最後まで小沢氏を信じて戦う気概を持つべきではないか、と言いたくなるのです。
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事務局です。
本日午後にありました「第6回オーライ!ニッポン全国大会」の様子です。養老孟司さんもいらっしゃいますね。
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事務局です。
昨日(3月9日)開催されました、日本食レストラン国際シンポジウム試食検討・交流会の様子です。
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石破 茂 です。
小沢一郎民主党代表の、西松建設からの「企業献金」問題については、当局による捜査が行われている段階であれこれコメントするべきではないものとは思いますが、「どこからいくらもらったか、そこまで私はいちいち知らない」との発言や、鳩山幹事長も述べている一連の検察批判には、相当の違和感を覚えます。
その中で、渡部恒三元副議長が「長年の友人である小沢氏を信じる」と述べていたのは誠に印象的でした。
これだけでいいのではないでしょうか。
かつて田中角栄氏の疑惑が報じられたとき、亡父が「田中は金など貰っていない。田中がそう言うからにはそうなのだ。いいか、人を信じるとはそういうことだ」といっていたのを思い出しました。来週時間があればもう少しこれについて記します。
週末は、土曜日は鳥取市の県民文化会館で13:45~食育の講演、日曜日は13:30~札幌全日空ホテルで講演とシンポジウムがあります。
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事務局です。
昨日は参議院予算委員会、衆議院農林水産委員会、参議院予算委員会とありました。
今日は参議院予算委員会が終日あります。
こちらは一昨日ありました「立ち上がる農山漁村選定証授与式」の懇親会の様子です。
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