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事務局です。 G8農相会合の集合写真です。けっこう寒かったようです。 みなさん、背が高いですね。
2009年4月21日 (火) 日記・記録 | 固定リンク Tweet
(。・ω・)ノ゙ お疲れ様です! 石破さんが小さく見えるのも不思議な感じです… 帰国後のご報告を楽しみにさせていただきます。
投稿: あき | 2009年4月23日 (木) 00時37分
石破先生は小さく見えることなんてありません。むしろ何処へ出られても堂々として居られてご立派です。田中角栄さんの越山会事務所で農業の研究を勧められて素直に学ばれ且つ帝王学の伝授、つまり今太閤およびその取り巻きを真近で見聞されたことがここに来て随所に生き、その効果が現出している様にお見かけします。総理を目指しての益々のご健闘を祈念しております。
投稿: 敏ちゃん | 2009年4月25日 (土) 11時56分
1993年に、「美味しんぼ」の第39巻に私は「長良川を救え」という題で、長良川の河口堰が出来たらサツキマスが滅びると描いた。 それから15年経って、どうなっているか見に行った。 当時の岐阜大学の教授は、河口堰に魚道を造るから、サツキマスの遡上には問題はない。70パーセントのサツキマスは遡上すると言った。 何を根拠にそんなことを言うのか。 毎年70パーセントしか遡上しないことが続いたら仕舞いにはゼロになるだろうと言ったのだが、がんとして自分たちが正しいと言って聞かない。 で、今回、長良川で60年サツキマス漁をして食べてきた大橋さんご兄弟と、大橋さんの釣ってきたサツキマスを全て買い上げてきた料亭「末木」の当代のご主人に事情を伺った。 私の予想より遙かにひどかった。 河口堰が出来るまでは、一晩170本くらい当たり前に獲れた。 それが、私達が行った日は前の晩に3匹だけ獲れただけだという。 脂がのって、特に頭が美味しかった。頭をばりばり食べるのである。 大変に美味しい魚である。 「末木」のご主人によれば、もう、サツキマスは滅びるのではないかと言う悲観的な状況であるようだ。 大橋さんご兄弟に、サツキマスの流し網漁に同乗させていただいた。ご兄弟とも、本当に心優しい楽しい方で、川面を吹く川風のさわやかな心地よさに当然となり、これなら何もつれなくてもいいや。とまで思った。 第一、サツキマスは日没時から釣れる。それでは写真が撮れないので、獲っている姿だけを演じていただこうと言うことで、流し網漁を実施していただいた。 普通二艘の船の間に網を張って流すのだが、大橋さんのお父さんの発明になる流し網は、船と反対に浮きを流し、浮きと船の間に張った網を流して漁をすると言う非常に優れた漁法なのだ。 4キロメートルほど流して一旦網をたぐる。 すると、おお、サツキマスが一匹かかっているではないか。 こんな時間にかかるとは奇跡だよ、と大橋ご兄弟も大喜び。 私も実に嬉しかった。
大橋さんは、河口堰が川をふさぐまでは、このサツキマスを一晩に軽く100匹釣っていたのが、今ではまるでだめ。 サツキマスだけでなく、鮎も、シジミもだめになったと言う。 「第39巻」にも描いたが、その時点で、地域の人は河口堰はいらないと言っているのに、官僚、ゼネコン、政治家が無理矢理作ったものなのである。 いったい日本と言う国はどうなっているのか。
投稿: IB(雁屋哲の代理) | 2009年5月10日 (日) 07時18分
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(。・ω・)ノ゙ お疲れ様です!
石破さんが小さく見えるのも不思議な感じです…
帰国後のご報告を楽しみにさせていただきます。
投稿: あき | 2009年4月23日 (木) 00時37分
石破先生は小さく見えることなんてありません。むしろ何処へ出られても堂々として居られてご立派です。田中角栄さんの越山会事務所で農業の研究を勧められて素直に学ばれ且つ帝王学の伝授、つまり今太閤およびその取り巻きを真近で見聞されたことがここに来て随所に生き、その効果が現出している様にお見かけします。総理を目指しての益々のご健闘を祈念しております。
投稿: 敏ちゃん | 2009年4月25日 (土) 11時56分
1993年に、「美味しんぼ」の第39巻に私は「長良川を救え」という題で、長良川の河口堰が出来たらサツキマスが滅びると描いた。
それから15年経って、どうなっているか見に行った。
当時の岐阜大学の教授は、河口堰に魚道を造るから、サツキマスの遡上には問題はない。70パーセントのサツキマスは遡上すると言った。
何を根拠にそんなことを言うのか。
毎年70パーセントしか遡上しないことが続いたら仕舞いにはゼロになるだろうと言ったのだが、がんとして自分たちが正しいと言って聞かない。
で、今回、長良川で60年サツキマス漁をして食べてきた大橋さんご兄弟と、大橋さんの釣ってきたサツキマスを全て買い上げてきた料亭「末木」の当代のご主人に事情を伺った。
私の予想より遙かにひどかった。
河口堰が出来るまでは、一晩170本くらい当たり前に獲れた。
それが、私達が行った日は前の晩に3匹だけ獲れただけだという。
脂がのって、特に頭が美味しかった。頭をばりばり食べるのである。
大変に美味しい魚である。
「末木」のご主人によれば、もう、サツキマスは滅びるのではないかと言う悲観的な状況であるようだ。
大橋さんご兄弟に、サツキマスの流し網漁に同乗させていただいた。ご兄弟とも、本当に心優しい楽しい方で、川面を吹く川風のさわやかな心地よさに当然となり、これなら何もつれなくてもいいや。とまで思った。
第一、サツキマスは日没時から釣れる。それでは写真が撮れないので、獲っている姿だけを演じていただこうと言うことで、流し網漁を実施していただいた。
普通二艘の船の間に網を張って流すのだが、大橋さんのお父さんの発明になる流し網は、船と反対に浮きを流し、浮きと船の間に張った網を流して漁をすると言う非常に優れた漁法なのだ。
4キロメートルほど流して一旦網をたぐる。
すると、おお、サツキマスが一匹かかっているではないか。
こんな時間にかかるとは奇跡だよ、と大橋ご兄弟も大喜び。
私も実に嬉しかった。
大橋さんは、河口堰が川をふさぐまでは、このサツキマスを一晩に軽く100匹釣っていたのが、今ではまるでだめ。
サツキマスだけでなく、鮎も、シジミもだめになったと言う。
「第39巻」にも描いたが、その時点で、地域の人は河口堰はいらないと言っているのに、官僚、ゼネコン、政治家が無理矢理作ったものなのである。
いったい日本と言う国はどうなっているのか。
投稿: IB(雁屋哲の代理) | 2009年5月10日 (日) 07時18分