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2009年8月 4日 (火)

応援・政権公約

 石破 茂 です。

 8月1日は大阪府堺市、岸和田市、2日は岡山県新見市、倉敷市、徳島県徳島市、鳴門市、3日は午前中地元の鳥取市と倉吉市、午後は埼玉県川口市と東京都調布市を廻りました。自分の選挙も油断がならない情勢ですが、自分さえよければいいというわけにはいきません。地元鳥取一区の支持者にご迷惑、ご負担をかけることにならないよう、なんとか両立を図りたいと思っています。

 選挙情勢はどこも極めて厳しいのですが、民主党の支持が高いのは自民党への失望の裏返しであり、自民党を誰がいかに建て直すか、が一番の課題だと思っています。
 民主党の批判をする前に、己を省み、どのように変えていくかを語らなければ誰も聞いてはくれません。週刊誌の(あまり根拠があるとは思えない)当落予想は我が党にとって惨憺たるもので、いくらなんでもここまで酷くはなかろうと思うのですが、とにかく危機感を原動力とするほかはありません。

 民主党の「マニフェスト」(政権公約、と何故日本語で言わないのかな?)の印象は、社民党に配慮したものなのかどうか、財源論はもちろんのこと、外交も、安保も、農政もとても首肯できるものではない…というものですが、これに対して精緻かつわかりやすい論理展開をしなくてはなりません。
 さらにそれを僅か数分間のテレビ討論で語るとなれば至難の業ですが、それも出来なければならないでしょう。
うろたえることなく、こんなときこそ真価が問われる、との思いでやっていきます。

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コメント

自民党が勝つためにはなにより自戒と反省が必要です。
国民は決して左翼政権の誕生を願っているわけではないでしょう。
そのことは社民党、共産党の低迷にも表れていますし
一番多いのは無党派層ですから。
今回の危機は石破さんの言うとおりひたすら自民党が嫌われていることに原因があります。
それは何か、自民党は国益、公益よりも自己利益、私利私欲を
優先していると多くの国民は見るからなのです。
世襲批判ということが言われています。平成研の石破さんにとっては親分であろう
津島会長の長男は現職民主党議員の選挙区に殴り込みをかけるという
本当の戦いを経て国会にあがってくるのであれば文句は言われますまい。
かわいい子には旅をさせろと申します。津島会長の長男も本当に国会議員に
なるつもりならまず厳しい戦いを経験すべきです。

最近民主党は外交防衛政策で現行路線(現実、と言う言葉は使いたくない
大抵は諦めとか悲観主義という意味に使われる言葉なんで)に傾きつつあるとか。
日本国としては歓迎すべきことでブレたブレたと喜ぶべきではありません。
しかし自民党にとってはいよいよ危惧すべき状況といえましょう。
もし民主党政権なるものが誕生したとして、民主党政権下で
日本の防衛のために原子力潜水艦を作りますと言ったらもう自民党には
反対する理由がありません。消費税を上げざるを得ないといっても
反対する理由がありません。それで民主党政権の支持率が下がり
相対的に自民党の政権復帰が見えても何の意味もありません。
一方農政、これについては民主党の政策は大いに非難すべきです。
民主党の農家への所得保障、これは日本の農業を壊滅させる意味を
含んでいます。民主党が政権を取れば「生活第一」の観点から
日本の農業は死んでもらいます。所得保障はその葬式代です、あしからず。
ていう意味ですから。ただし、先に申しましたように自民党は
まず自戒と反省を前に出すべきです。それなくただ相手を非難しても
「お前が言うな」と白い目で見られるだけです。
石破さん、がんばりましょう、
実は7月20日の佐藤ヒゲ氏の国政報告会行きたかったんです。
しかしその日は仕事で行けなかったんです。マジで悔しい!
私の地元は町村派の亀岡よしたみ氏なんで投票用紙来たら期日前にさっさと亀岡さんに入れときます。
また福島に来てくれれば私個人は嬉しいですが私の私的な願望には付き合わず
ぜひ公のため動いてください。私のような固定票はほっといて浮動票の掘り起こし、
取り戻しに全力を挙げてください。
それぐらいは我慢します。

投稿: 東北人 | 2009年8月 5日 (水) 00時13分

石破先生
おっしゃるとおり日本人で構成され日本人向けの政治を志す公党が「マニフェスト」なんて何故公言するのかいつも反感を覚えております。どうぞ石破先生が政権を取られたら「政権公約」としてくださるよう、また日本人は日本語を使い、日本語で表現するように指導してください。お願いしておきます。近い将来の石破内閣を期待していますから。外国カブレは日本の政治家になって成ってほしくありません。日本国、日本人、日本語に誇りの持てない奴は日本の政治(国会は勿論、地方政治も)をやってはならないのです。「私が総理になったら」(角川書店、2002・11・25初版)に登場している29人に興味をもっておりますが、そのときから石破大臣のファンになりました。すでに総理になったのは安倍さんだけ、次は石破先生か岡田克也さんか。あの中で外国語を礼賛しているのが数人居ますが、やっぱりダメな奴。自己主張のいいチャンスなのにそれさえできないのが居る。今回の選挙でアップアップなのは当然。国民はよく見ているし良く知っているんですよ。ZAKZAKニュース8/4によると石破先生は当選確実。アタリマエですよ。お元気で自信を持って自己主張を。

投稿: 求くん | 2009年8月 5日 (水) 11時10分

今回の選挙は、「政策選択選挙」と言われていますが、与党、野党ともに批判のし合いでニュースで見ていて気持ちよく感じられません。大の大人がこんな状況で、これからの日本を担っていく我々子供は何を見本に生きていけばよいかわかりません。国会議員という国民の代表なのですから、子供の見本になるような、発言、行動を自分は期待します。
無論、石破大臣から学べることは数多くあります。説明能力(落ち着いた喋り)と日々、学ぶことを欠かさない精神です。自分はこの二つを見習い生きています。この場を借りて感謝申し上げます。

石破大臣の言う通り、批判をする前に自民は己がした過ちを反省しなければ、国民はついて来ないと思います。
「自民党を誰がいかに建て直すか、が一番の課題だと思っています。」
と書いてありますが、石破大臣しかいないと思います。石破大臣ほど国民のために活動している政治家はいないと思いますよ。目がいつも真剣さを伝えてくれます。知識は豊富で「名ばかり大臣」ではありませんから。

石破さんがトップだったら何も問題ありません。安心して日本を任せられます。
もし、機会がありましたら、何の関連もない宮城県に来て頂けるとありがたいです。学校休んででも飛んでいきます(笑)ですが、こんなの自分の私欲ですので、お気になさらずに。公のための選挙活動ですから。

最後になりましたが、子供のくせに何かと偉そうな文章失礼いたしました。
真夏の選挙戦、お体に気をつけて頑張ってください。いつも、応援しています。

投稿: サトウ | 2009年8月 5日 (水) 17時54分

ご無沙汰しております 少し体調を崩して入院しております 幸い数字もよくなりお盆まえには復帰できそうです 鳥取は磐石でしょうが油断なさらないように頑張ってください 絵空事や行革だけで金がくるならもう30年も前に改革出来てるはずです 大臣の地方分権政策を聴かせてください

投稿: 西村 宏之 | 2009年8月 5日 (水) 19時16分

民主もひどいけど、自民もひどいと思います。

日本農業新聞に掲載された西川さんの記事、
「民主党の戸別所得補償制度は、(中略)所要額1兆2000億円を、全販売農家175万戸で割ると60万円弱。つまり「1戸60万円支援」でしかない。これに対し今年度の農業予算は補正も含め2兆6000億円で、175万戸で割ると150万円になる。」(誤記含めホームページからコピペ)。

 農家所得とほぼ同額の農業予算というのは何なんでしょう?
 
 西川先生への批判は横に置いて、私自身専業農家なので自省してみます。
 150万円も税金を使っているのに、私の農業経営は全く改善しません。税金の使い方を含めて、農家(私)が無能だと思います。

投稿: 鈴木 | 2009年8月 6日 (木) 07時04分

総理辞任連続と、麻生おろし失敗に野党への悪口連発に党人事内閣改造失敗により。逆風なんですよ。解党的出直しを望みます。

投稿: たかし | 2009年8月 6日 (木) 13時27分

民主党のFTAの記述についてさかんに非難されていますが、読み込み不足ではないでしょうか。関税撤廃で締結とはどこにも書いてありません。自民党のこれまでの対米交渉でそのような印象を持たれたのでしょう。それより問題なのは2005年の自民党マニュフェストに書かれている、いわゆる(担い手政策)がどのようになっているかの検証と修正ではないでしょうか。小規模農家を切り捨てる政策は正しかったのか?。農業をしたことの無い官僚の言いなりで、これまでとって来た補助金政策の失敗を証明していると私は考えています。

投稿: 岡本 | 2009年8月 7日 (金) 04時45分

おおかたの流れは民主党優位という予測ですが、私自身はここに来てどうすべきか迷っています。
民主党は政権交代ばかり口にするけれど、政策面での国民負担分などの選挙に不利なことは隠しているようにしか見えません。
おおかたの国民は民主党に期待しているのではなく長期自民党政権に辟易して変化を望んでいるのではないでしょうか。

マニフェストなどというカタカナ言葉を使わずにもっとわかりやすい日本語で、言いにくいこともはっきりと明言して理解を求める地道な政治姿勢を期待しています。

投稿: DOM | 2009年8月15日 (土) 16時06分

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