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2009年9月12日 (土)

自民党、派閥

石破 茂 です。

 自民党の衆院選挙の敗因は、「自民党中央が国民に正面から向き合う真剣かつ真摯な姿勢を持っていなかったこと」に尽きます。「民主の突風が吹いた」「風どころか地殻変動が起こった」「マスコミの偏向報道に負けた」などとまだ言っているようでは、現状認識が根本から誤っているとしか思えません。それはもちろん麻生総裁だけの責任ではなく、自民党全体の責任であり、政権の中心にいた私も含めて、選んだ者、支えきれなかった者すべてが負うべきものです。

 自民党の衰退は、実は八年前(2001年)の小泉政権の誕生から始まっていた、というのが私の認識です。
 低支持率に喘ぐ森政権ではとても参院選は戦えない、との危機感から、愛媛県の水産高校実習船と米国原潜の衝突事故の対応の不適切さへの国民世論の批判の高まりを直接のきっかけとして森総理が辞意を表明、後継総裁選に橋本龍太郎元総理、小泉氏、亀井静香氏の三名が立候補、多くの派閥と所属国会議員が推す橋本優勢との当初の予測を覆し、「自民党をぶっ壊す」と主張した小泉氏が圧勝し、小泉政権が誕生したのでした。
 この総裁選では京都、鳥取、島根、岡山、広島、沖縄の僅か一府五県を除く四十一都道府県で小泉氏が勝利、それまで小泉氏を批判していた議員達もあっさりと小泉支持に転向し、直後の参院選では小泉氏のツーショット写真を掲げた殆どの自民党候補の大半が当選、党は大勝したのですが、そのときに感じた「一体これは何なのか」との違和感を私は今も強烈に記憶しています。

  「人気者をトップに据えることで選挙に勝利し、政権を維持する」「勝ち馬である人気者につくことで自分のポストを獲得する」「派閥で勝ち馬に乗り、ポスト配分に関与することで、派閥を維持する」…「派閥や自己の論理が優先し、国民の論理が大きく劣後していた」という自民党中央の病はすべてここから始まったのではなかったでしょうか。

 トップである党首に人気があることはもちろん大切です。人気がなければそもそも当選すらしません。しかし、「人気さえあればいい」わけでは決してありません。「その人が何をするか」も併せて論じられなければ大変に危険です。
 「自民党をぶっ壊す!」との小泉氏を熱狂して支持した自民党は、まさしくその言葉のとおりになりつつあるというべきでしょう。
 政治改革の議論盛んなりし頃、小泉氏は徹底した小選挙区制反対・中選挙区制維持論者でした。その彼が小選挙区制の特性を最大限利用して政権を得、郵政民営化を唯一の争点として選挙に大勝し、今回全く逆の形で自民党が大敗したのは歴史の皮肉という他ありません。
 
 私はかつて小選挙区制の強烈な推進論者でした。
 中選挙区制を維持する限り、自民党は決定的に敗北することはない(東京都議選の結果を見るとこれももう一度検証の要がありますが)、どんなに民意と乖離した政治を行っても政権が交代しないことは民主主義に反するものであり、政治の堕落、ひいては国家の衰退に繋がる、だから、不適格な党首を選んだり、民意に反する政治を行った政党は、主権者たる国民の審判により政権を失う、との緊張感のある小選挙区制に移行することこそが必要だと考えましたし、今もそれは変わりません。
 小選挙区制になれば、党首選びも、政策の決定も、党の運営も、全て国民視点に立ち、慎重の上にも慎重になるに違いない、当時の私はそう信じて疑いませんでした。しかし、果たしてその後の自民党はそうであったでしょうか。議歴を重ねた自分自身の責任をよく自覚した上で、残念ながらそうではなかったと言わざるを得ません。

 かつて田中角栄元総理は、「何故自民党に派閥が五つあるか、それは中選挙区の最大定員が五名であるからだ」と喝破されました。自民党の各派閥はそれぞれ選挙区に三名から五名の候補者を立て、互いが激しく競い合いました。「自民党の敵は自民党」であり、候補者は現総理総裁ではなく、自分の派閥の領袖を総理総裁にするべく戦い、派閥はその武器である資金、ポスト、選挙応援を最大限に駆使しました。派閥領袖は、それなりに、間接的ではあるにせよ有権者の信任を受けていたのです。
 田中角栄理論に従えば、小選挙区制になれば、資金、ポスト、選挙応援を構成要素とする派閥は当然無くなるべきものでした。
 確かに公的助成の導入もあって資金も党から配分されるようになり、選挙応援も派閥横断的になりましたが、小泉政権以来、派閥の推薦を原則として受け付けず、所謂「一本釣り」が行われるようになった大臣ポストを除いて、政府・議会・党の役職配分機能だけは派閥が維持し続けました(「適材適所」の人事も確かにありましたが、どんなに適材であってもその人が副大臣や常任委員長を継続して勤める例はまずありませんでした)。
 「政策集団」を名乗ってはいるものの「政策研究」が行われることは一部の例外を除いてほとんどなく、派閥に忠勤を励み、よいポストを獲得することが活動の中心になってしまった議員がいたことも否定し得ないのではないでしょうか。

 よく「三人いれば派閥が出来る」と言われるように、人間の集団である政党に派閥が無くなることなど絶対にあり得ません。自民党で過去に何度も派閥解消が唱えられながら実質一度も実現したことがないのはむしろ当然ですし、民主党にも小沢グループ、鳩山グループなどが存在しています。派閥の存在それ自体ではなく、それが如何なる機能を果たすべきなのかが問われているのです。
 派閥から資金とポスト配分の機能の要素を取り去り、純粋に政策集団として存続すべき、というのならそれでよいし、自らが政策すべてを作っていかなくてはならない野党となるこれからは、そうなっていくことが望ましいと考えています。
 要は、「政党が国民に真剣・真摯に向き合う」ことを阻害するものをこの際一切排するべきとの覚悟が持てるかどうか、それ無くして自民党の再生などありえないと思うのです。

 今回の総裁選のキーワードは「世代交代」などという上っ面のものではありません。年配でも立派な方はおられるし、若くても駄目な人がいるのはどの社会でも同じことです。
 危機認識、現状認識をどれだけの人が共有しているか。誰が総裁に相応しいかを議論する前に、まずこれをよく見定めるべきなのです。

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コメント

自民党大阪府連なにわ塾2期生の木村修と申します。
石破先生のコメントを読ませて頂き誠に同感致します。世代交代と言われていますが、若い世代だから良いと言う事には疑問に思います。国政を預かる国会議員の方々にどの様な国作りをするかのビジョンから入っていって頂きたいと思います。今回の選挙にも財政の部分ばかりがクローズアップされ国家安全保障や外交面など本当に国家として大切な部分をないがしろにされた選挙だったと思います。
外交・教育・防衛を国政を預かる国会議員の方には真剣に考えて頂き時期自民党の党首に立候補される方にはこの3つについてのビジョンを前面に押し出し、自民党の保守本流の政策にて望んで頂きたいと思っております。石破先生は明確なビジョンをお持ちだと私は思っておりますので是非とも立候補期待しております。

投稿: 木村 修 | 2009年9月14日 (月) 10時40分

はじめて投稿させていただきます。
田中角栄首相時代を研究してみると、高度経済成長のもとに、「日本がどうなるか?」、「日本社会はどうなるべきなのか?」が国民に対して語られていたように思うのです。その掲げられたビジョンに対して、有権者の方々が期待をし、自分の役割を見出し、仕事に勤しんでいたように感じています。
政治の中で、党の役割と必要性は想像し理解することができます。しかし、どうしても派閥のそれらは理解できないのです。
党という枠組みがあっても、目指す社会、国民生活のために、党を超えてプロジェクトごとに連携し成果を生み出していく仕組みを待望しています。まさにそれが出来るのは石破先生だと感じています。
よろしくお願いします。

投稿: fujii | 2009年9月14日 (月) 10時52分

自民党中央が国民に正面から向き合う真剣かつ真摯な姿勢を持っていなかったこと」に尽きます

という大臣自身 議員会館の隣は笹川総務会長
後ろは細田幹事長ではなかったですか
執行部に正面からご意見を述べられたのですか
細田幹事長の両院議員総会でのおぼろげな目つき言い草をみていると執行部がいかに頼りなかったか素人からみても明らかです 
そのあたり政務にお忙しく党務はなおざりになっていたのだと思います 仕方ないことですが
私は石破大臣自身が当然 猛反省をされていると思いますが 
 
大臣の政策大綱をみていると地方分権 国家戦略局構想など政治を官僚から取り戻す方向では骨太では同じ政策もたくさんあります
自民党のシンクタンク組織を今回落選した議員または4年後の衆院選にむけて民主党に負けない戦略を
党内でまず作り上げる 今回は幹事長になって自民党の党務戦略を徹底的に見直されるストラテジーが必要であると思います 加藤 谷垣 ラインだと
しかしリベラル色が強く民主党とあまり変わらないという友人の政治学者もおりますので 是非一度大臣に紹介しますので昭和30年-35年世代で自民党を石破党を作りなおしていきましょう

投稿: 西村 宏之 | 2009年9月14日 (月) 12時10分

本当に、仰る通りです。世代に拘るあまり、―若ければよしにならなければよいけれど―、今朝もテレビを見ていて感じました。
国民が「さすがは自民、まだこれほどの人材があったのか」と納得させられる総裁になりますことを…。

投稿: keiko Ishikawa | 2009年9月14日 (月) 12時11分

【先ず自民党マニフェストから始めて下さい。】

先生の書かれた内容については全く異論はありませんが、総選挙敗北後、当落を問わず自民党議員達から、約束していた筈のマニフェストに触れられないことに違和感を覚えています。

具体的には、政策BANK p.33 (or, 15/16)に記された;

1)より開かれた総裁選挙の実施
2)「1万人オピニオンリーダー制度」の確立

です。これらは飽くまで自民党内のものとして総選挙の結果の如何に関わらず、実施できる「約束」なのですから、まずココから始められなければ他にどんなことを言われても”信用”できないでしょう?

投稿: いとうひでき | 2009年9月14日 (月) 13時32分

国民のために頑張ってください。

投稿: めろりん | 2009年9月14日 (月) 15時18分

石破先生、私は高学歴もありませんし、賢くもありません。
よって、石破先生のようにきちんとした言葉で意見を述べる事はできませんがどうかお許し下さいm(__)m

石破先生、全くおっしゃる通りだと感じました!また、はっきり申し上げてもよろしいですか?
いや 言わせて下さい!

今の自民党の議員団を見ていると
本当に本当に本当に悲しくなってしまいます。
石破先生のように、今回の敗因を深く掘り下げ謙虚に反省している方は他にいるんでしょうか?


いないんではないですか?
まだまだ
【威張ってふんぞり返っている勘違い議員】ばかりにしか、どうしても私には見えないのです。


石破先生は、民主党の悪口を言いません。
民主党は自民党の敵ですか?
私たちは、自民党と民主党の喧嘩なんか見たくでもありません!


民主党に政権が移ったならば、少しでも民主党に協力する気持ちが何故持てないのか......


大半の自民党議員の方々は、次は必ず政権を取り返してやるぞ!
と 自分たちの立場しか考えていないのでは?と末恐ろしくなります。


石破先生のように、民主党にもエールを送るようなその優しさと包容力こそが、政治家にとって一番大切な事ではないでしょうか!?


自民党議員の方々へ
もう これ以上
私たちを悲しませないで下さい.....
選挙だけのために政治家をしている議員がいるのなら
即刻政治家なんか辞めていただきたいです。


石破先生
自民党議員の皆さんに
セミナーでも開いて
根本から根性をたたき直して下さい☆


あやこより。

投稿: 山梨県・あやこ | 2009年9月14日 (月) 16時07分

人は徒党を組みたがるので、派閥やグループの発生はしょうがないと思うのですが、
派閥は政策で結びついていること、
派閥の長は常に総裁候補の資格を
有している人がなることを望みます。

自民党の分岐点・・・・。

菅さんも「小泉さんの前から始まっていた。」と発言していましたが、
私は、竹下さんからじゃないかと思っています。
自民党というより、日本の政治が、
おかしくなったというか。

過去の話はさておいて、自民党の再建は、自民党の理念や政策に賛同する党員が
増えるかどうかに懸かっていると
思います。

頑張ってください。

投稿: 有権者のひとり | 2009年9月14日 (月) 20時25分

石破先生
自民党はもう見限って、新しい新自民党を立ち上げてください。
お願いします。
老害で腐敗した大木は根元から腐っています。いくら栄養のある水を与えても育たず、回りの木々を腐らせてしまいます。
新しい息吹とともに、新芽をじっくり育てる若々しい木々に石破先生のような人が必要です。
もう腐った自民党を脱出してください。お願いします。

投稿: 今こそ決断を | 2009年9月14日 (月) 21時45分

私は石破さんが総裁選に立候補し総裁に選出され自民党を立て直し、民主党の亡国政権を倒すことに期待しています。
選挙後、テレ朝のサンプロに菅よしひで氏と出演されてましたね。私は「ああ、やっぱ自民党再生のキーマンといったらこの2人だよなぁ」と思って見てました。
だからこそ、ここのブログの読者として他の読者に呼びかけたいのだが石破さんへの支持表明はいくらでもやるべきだが
他の立候補者への攻撃は厳に慎むべきです!それは石破さんの立場をマズくしかねない。
もちろん私は石破さん支持だからこんなトコいるのだが他の候補へのネガティブキャンペーンは控えましょう。
ネガティブキャンペーンは決して肯定的結果をもたらなさいことは先の総選挙で示されました。

投稿: 東北人 | 2009年9月14日 (月) 22時10分

石破先生、民主党は自民党の敵です。エネミーです。

もちろん協力すべき分野では協力すべきでしょうが、あくまで「野党」として民主党と対峙し出来るだけ早い時期に政権奪還を行うべきです!そうしなきゃ日本の財政・外交・安保・教育全てが駄目駄目になりますよ。
民主党の危険性は石破先生が度々ブログ等々でご指摘されている通りです。

来年の参院選に於いて自民党が過半数を確保出来るよう微力ながら協力したいと考えています。

投稿: 石坂 | 2009年9月15日 (火) 00時45分

国会議員って偉いんでしょうか?
自民党の議員はお互いを先生と呼びあっています。他党にもいることはいますが決まって元自民党です。国民目線を言うならばまずその辺から改めるべきだと思いますが如何ですか?
それともそんな枝葉なことはどうでもいいとお思いでしょうか?

投稿: 三島忠 | 2009年9月15日 (火) 09時29分

今回の選挙でのネガティブキャンペーンはいただけません。
国民は自民党にノーを突きつけているのにもかかわらず自民党はそれを棚にあげて民主党の批判に明け暮れました。俺もダメだけど民主党はもっとダメだぞと国民を脅しているのと同じです。元々不利だった戦いが大敗するのも当然です。
次の参院選のスローガンは政権交代だってマジですか?
笑いものになるだけですのでやめさせてください。

投稿: 三島忠 | 2009年9月15日 (火) 09時49分

石破さん
石破さんが立たれなければ、自民党はダメだと思っていました。
また政治家としての石破さんを生かせないとしたら、やはりその党はおかしいと思う。
今までも自民党は
本当に優秀な方を生かせずきたとも思います。
石破さんが国のために、実力を発揮していただける場所にいていただきたいと思います。
国民だって見ているんです。

投稿: 奈美 | 2009年9月15日 (火) 12時47分

石破サン、その驚異な面構えで総裁選、闘って下さい!B型は本番に強いですから行けますよ(^^)v
先生のシンボルの方はどうですか?まだ若いからイケイケ茂(^.^)b

投稿: 茂チャンにラブリー(^3^)/ | 2009年9月15日 (火) 14時50分

とにかく次期代表になって頑張って下さい!

投稿: 月子 | 2009年9月15日 (火) 15時58分

結局 なんだかんだと言っても 全ての政治家は選挙に勝つ事しか考えてないと思った!
自分の立場が有利になって当選すればそれでよし!!…だしね。政治家が笑顔で庶民に接してくれるのは選挙中だけだよ(笑) あとは いつ会っても(見掛けても) 偉そうな態度してるしね(笑) そんな態度を 庶民はとっくに見透かしてる。
民主でも自民でも はっきり言ってどちらもあんま 期待できないのが本音。

投稿: 月子 | 2009年9月15日 (火) 16時06分

実にまっとうなこの記事を永田町の(元)友人に見せたら鼻で笑われてしまいました。もう付き合わないから良いけども、彼の腐り加減はある意味瞠目に値します。

応援しています!

投稿: hal | 2009年9月15日 (火) 21時02分

自民党は地元県民の為に、汗をかかなくなった…田中角栄元総理は人を大事にしていたと思う。もっともっと汗をかかなくては自民党の復活は有り得ない!

投稿: 復活に期待 | 2009年9月16日 (水) 00時45分

でも、マスコミの偏向報道が犯罪並みに異常だったのは確かです。

投稿: ね | 2009年9月16日 (水) 07時54分

何事でもそうですが、一つの悪を決め付けて、対立する自身の正当性を認めさせるという手法には、問題があると思います。
郵政民営化だけが国の施策ではありませんし、天下りが悪いことばかりとは限りません。
役人が皆、無駄遣いしながらお役所仕事で高給を取っているわけでもないですし、特定アジアの国々と友好を深めることが即売国的行為ではない筈です。
同じように、派閥=悪でもありませんし、自民党だから全てダメということもありえませんよね。

この手法は、前世紀でも多く用いられて、しかもそれなりの結果を出していたように感じますが、同時に内包している危うさも露呈していたように思います。

小選挙区制というのは、そういった手法というより、手法により生み出された「風」というものの影響を非常に受けやすい制度だと思います。他にも、所謂「一票の格差」問題や死票の多さ、選択肢の少なさなど、様々な問題が指摘されていることを鑑みれば、ベストでないのはもちろんのこと、ベターですらないのではないかと感じております。

もちろん、敗因を単に「風」としてしまっては、進歩がありません。なぜ風が起きたか。どうしてその風に吹き飛ばされたのか。風に抗わずに流された人々をどう捉えるか。
ただ、その一方で、制度がどう作用し、それはどういうことなのかは考えなければならないと思います。
当然、今自民党が小選挙区制に疑問を投げかけたら、「郵政選挙で自分たちも勝ったくせに、自分たちが負けたら制度を変えようとしている。やはり自民党は腐っている」という誹謗を受けることになるでしょうけど、それでも改めるべきを改めるのが政治家の役目ではないでしょうか。

……結果的にいえば、小泉元首相は「自民党をぶっ壊す」との公約は守ったことになりますね。
物語では、破壊の後には再生があるものですが……。

投稿: ベリアル | 2009年9月16日 (水) 12時51分

HALUと申します。
 今日の大臣引き継ぎはとても見事!!だったと感じました。脱官僚と言っている民主党新大臣が<形式>だなんって言ってはね!「私は形式的に引き継ぎは致しません」ときっぱりと!!きっとそうおっしゃると思っていたらそのとおり・・・お見事!!
 下野とはいえ真摯に戦って来られた石破さんの功績はちゃんと国民は見ていたと思います。
 国民は日本は民主国家だと思っていたのです。しかし頭の切れる官僚の中には、智慧は知恵でも悪智慧のほうへと傾く者がいて、血税をザブザブ使い、しかもどぶへ捨てたのです。国民は何も知らされす、官僚天国の国家にになり下がりました。いくら国民がお人よしでも感じることは即出来てしまいます。天網恢恢疎にして漏らしません
 石破さんご自身の今後の孤軍奮闘もですが、どうか自民党再建へ尽力して、再生してください。希望に燃える新人を本物の政治家にぜひ育ててください。人材が大事なんです。応援しております。

投稿: halu | 2009年9月17日 (木) 18時01分

自分自身は立て直さなくてもいいの?TVとかでしゃべるだけでなくご回答いただきたい

投稿: けん | 2009年10月11日 (日) 20時03分

無党派だから自由な立場で言いたい。
国会とは、我々の税金の使途を、如何に有効に使うか、知与野党で知恵を出し合って討論する場である筈だ。 今の国会議員はスキャンダルとか失言を取り上げて政局を目的に論争をしている。 感違いも甚だしい。 実に嘆かわしい。 その上国会の開催や審議を人質にする、これほど国民を馬鹿にしていることはない。 大所高所から
討議して日本を世界一の国にしてもらいたい、それが国会議員の使命である。

投稿: ムラセミツオ | 2010年12月14日 (火) 16時02分

 日本の再建をお願いいたします。先生のご意見に同感です。このままでは「IMFの管理下」になりかねません。「公財なくして公民なし」・「国財なくして国家なし」・「財政破綻して国滅び、国民貧民となり巷に泣き喚く」を国民に訴えてください。国家に忠誠心を持ち、愛国心のない国民は総理になるべきではありません。管総理ではこの震災の復興も国家の再建も出来ません。いま国は緊急のときです。

投稿: 古川典保 | 2011年3月15日 (火) 16時47分

此の国家財政の逼迫は自民党政治の責任だと思っています。
「竹下」元総理の頃赤字国債は解消されると
思っていました。
一億円配るまでは・・・
あれから自民党を見放しました。
やっとの思いで政権交代かと思いきや、似たり寄ったりで残念に思っています。
家族で石破様のテレビでのお話を聞くたび、ひょっとして此の人ならと期待しているのですが。ご近所の県のよしみで此の混乱している国政を何とかできないものでしょうか。宜しくお願いします。

投稿: ニノミヤアヤコ | 2011年7月 9日 (土) 22時23分

コメントなさってる方、民主党は、自民党の敵というより、日本人の敵ですよ。日本を壊すような政策を、ドンドン出しています。怖いくらいです。どうして、自民党は、その辺つかないのでしょう。ネットでは、色々、でてるのに、ふしぎです。石波先生、早く政権交代を、おねがいします。

投稿: ナカノリカ | 2011年10月25日 (火) 12時00分

今こそ、石破氏が自民党総裁になり、
新しい総理大臣になっていただきたいと
心から応援しています。ブレがない、
国民への説明がわかりやすく、論理的で
説得力がる。派閥重視どころか、脱派閥
で、具体的なプランがある。

投稿: きたろう | 2012年9月23日 (日) 07時25分

11月24日の朝ズバッを見ました。石破さん自民党が生活保護費を減らすと言っているのは本当ですか?今私は生活保護で生活をしています。働きたくても働けないからです。心臓に肝臓にに胆石に乳ガンがあり精神的にも弱っていて働けません。でも保護課のかたは働けと言います。それは国の指示だと聞きました。不正にもらっている方をたくさん知っています。そういう方たちを見つけて下さい!税金で食べさせて頂いている自覚はあります。でも今は働くことができないのです。そのように苦しんでいるものもいると言うことをわかって下さい!

投稿: 小野雅美 | 2012年11月24日 (土) 08時52分

以前、国会中継で、福島のたつた1300頭の牛を救えないとはどういう事ですか?のような発言に感動したものです。でも、今、オフサイドセンターは爆発の当時にげだしたくせに、逃げ出さず牛と共に全国からの寄付やボランティアにささえられ約二年必死で守ってきた牛1300頭を殺処分として通行証5時間以内とかオフサイトセンターは許可をだすのを邪魔してます。人の被ばくが心配ならば東電のほうからバイトでも雇って牧場によこせばいいのでは?牛はなにひとつ悪いことはしてません。なぜ原発のために必死で生き残っている牛をわざわざ殺処分しなきゃいけないのか、そんなに殺処分したいなら、他人に任せずオフサイトセンターの全員で1300頭殺せばいいと思います。どんな気持ちかそれでもわからないのですかね。必死で命を守ろうと被ばく覚悟で闘っているのにオフサイトセンターはめんどくさいから殺処分以外考えず、オフサイトセンターとはいったいなんなんでしょうか

投稿: 小林徳子 | 2013年1月25日 (金) 23時52分

衆議院選挙戦がスタートしましたね。同時に寒波が来襲して、応援で駆け回られるみなさま、身体には十分気を付けてください。

いま、今までの選挙の情勢の報道と結果を検索していたら、石破先生のこの記事を見つけました。
まさに、おっしゃる通りです。

小泉氏が自民党の総裁になってから、本当に自民党が壊れ、それが、やがては、民主党政権の誕生に繋がり、日本の崩壊寸前まで行ってしまいました。

郵政民営化がどうして国政選挙で国民の信を問うテーマになったのでしょう。結局、主役のスターをマスメディアが作り上げ、作り上げさせた小泉氏と
その周辺の勝利でした。
その後、今度は、民主党政権を誕生させるため、マスメディアは躍起になっての、情報操作、世論誘導。
そして誕生した民主党政権。素人集団の悲しさ、日本人から、自信と希望を失わせる政治が行われた3年半でした。

ようやくまた、安倍自民党のおかげで、もう一度、日本人が希望を持てる雰囲気が生まれてきたと思っています。
石破先生には、もちろん、思うところは、いっぱいあると思いますが、どうか、ここは、日本の未来のために、地方創生を成し遂げてください。
地方が元気になれば、日本はまた、蘇ると思います。

前島密が、「あまねく、公平に提供することによつて、公共の福祉を増進することを目的とする」と、どんな田舎に住んでいても
、公平なサービスが受けられるように始めた制度だったのですよね。それが、小泉氏に、なぜか国民にとって悪い制度みたいに言われて、
ぶっ壊されてしまいました。それが、地方疲弊に輪を掛けたように思います。

一票の格差にしても、便利な、何でもそろってる都会に住んでいる人と、一日数本しかバスも通わない僻地に住んでいる人が、
同じ票では人口の多い都会の声だけが、吸い上げられるのは目に見えています。私は、一票の格差があっても、それは、仕方がないことだと思います。

投稿の内容が、支離滅裂になりましたが、自民党が派閥の足の引っ張り合いでなくて、安倍総理の下で、一丸となって、総選挙、戦い抜いてください。

投稿: 太田茂子 | 2014年12月 4日 (木) 14時06分

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