臨時国会も終盤
石破 茂 です。
臨時国会も最終の局面を迎えました。
本日参議院で仙谷官房長官、馬淵国交大臣の問責決議案が可決され、会期末の十二月三日まで、衆議院での内閣不信任案、参議院での内閣総理大臣問責決議案などの提出や、党首討論の開催を巡っての攻防が続くことになります。
コップの中の嵐みたいな争いはやめるべきだ、とのご批判もいただきますが、国会において「この内閣は不適任だ」との意思を明確に表示することは極めて重要なことだと考えます。野党としてその意思を表示しないということは、即ち現内閣を信任したことにもなってしまい、到底容認できるものではありません。
私個人としては、他の事案に紛れてあまり大きく取り上げられてはいませんが、憲法に反するような事務次官通達を出させた北沢防衛大臣の責任も極めて重大であると考えています。
自衛隊法第61条やこれを受けた自衛隊法施行令は、憲法に保障された表現の自由を過度に制限しないよう細心の注意を持って運用すべきことは当然であり、ましてや今回のように民間団体等に対してこの適用を拡大するような通達を出すなど、決してあってはならないことです。
自分たちにとって都合の悪いことは隠蔽し、挙句は民間人に対して規制を加えるなど、いかにも今の民主党らしい発想であり、強く糾弾されなくてはなりません。
このまま民主政権が続く限り、日に日に我が国の形そのものが破壊されていきます。我々はあらゆる手段を使って早期の解散・総選挙に追い込むべく、政策面も、選挙対策も準備を加速させていかなくてはなりません。
週末は27日土曜日が日本薬剤師連盟での講演。
28日日曜日が田村憲久代議士のセミナーでの講演(午後三時・松坂市・HANACLUB華王殿)。
という日程です。先週末と比べれば、少しは楽かな…
まもなく師走です。皆様、寒さに向かう折、何卒ご自愛くださいませ。
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