案件山積
石破 茂 です。
今週は原子力賠償機構法案、再生可能エネルギー法案、子ども手当の見直し、二重ローン対策法案等々、対応しなくてはならない案件が山積していますため、きちんとした更新ができませんことをお詫びいたします。
菅総理が「個人的見解」などと言ってよく考えもせずに思いつきの発言をし、それに振り回されるのはもういい加減にして貰いたい。真面目に誠実に対応しようとしても、それが悉く覆され裏切られるのでは、とてもやってはいられません。
日本国も、日本政治も菅直人氏の私物ではありません。一日も早く辞めさせるための手法を、全知全能を振り絞って考えなくては本当に取り返しのつかないことになります。
我々自民党は菅直人氏に甘い期待を抱くことは禁物であり、そのことをよく認識しなくてはなりません。
菅総理は特例公債法案が通れば辞める、などとよく言われますが、一体何処にその確証があるのか。これは第一義的に民主党の問題なのであり、菅総理を辞めさせるために、「内容はどうでもいいから、再生可能エネルギー買取法案や、ましてや特例公債法案を通せ、それを邪魔する自民党が菅総理退陣の足を引っ張っているのだ」などというのは、どう考えても本末転倒の議論です。そのようなことを唱える人はよく落ち着いて考えて貰いたい。
閣僚や党役員が抗議の辞任をしても、全く意に介さないのが菅直人という人物ではないのか。私はどうしてもその思いがしてなりません。巷間伝えられる「脱原発・反核解散」をも視野に入れて対応するのが自民党の危機管理というものです。
今週月曜日に東京で開催いたしましたパーティには、多くの皆様のご参加を頂き誠に有り難うございました。ご多忙かつ出費の多い中、お時間とご芳志を頂きましたことに心から厚く御礼申し上げます。
民主主義にはそれなりのコストがかかるものですし、全額公費による政治活動には政治の独立性が束縛されかねないという難点もありますので、このようなパーティの開催はやむを得ないところではありますが、協賛して頂く皆様にはいつも申し訳ない思いが致しております。
週末は土曜日が、恒例となっている一年に一度の選挙区における大規模集会であります「どうする日本」(中部会場・午前十時・倉吉体育文化会館、東部会場・午後一時半・とりぎん文化会館梨花ホール)で在勤25年の御礼御挨拶と講演。
日曜日が新報道2001(フジテレビ系列・午前七時半)と日曜討論(NHK・午前九時)に出演した後、宮城県仙台市の災害現場実情調査並びに自民党宮城県連の会合出席のため終日党務出張、という日程になっております。
本当に信じられない思いですが、もう七月も終わりです。一週間などとは決して言いませんが、せめて二、三日だけでも夏休みが欲しいなーと思ったりしております。
何人かの方から、最近随分疲れた顔をしているね、とのご指摘を頂きますが、確かに精神的にも肉体的にも疲労が蓄積しているようです。テレビ映りがいつもより更に悪かったら御免なさい。
そういえば今日は亡父の誕生日です。明治四十一年生まれでしたから生きていれは104歳ということになるのでしょうか。亡くなって今年で三十年になりますが、最近妙に父のことが思い出されます。
酷暑が続きます。ご自愛くださいませ。
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