TPPに思う
石破 茂 です。
10月31日に開催いたしましたセミナーには、当欄をお読みいただいている皆様をはじめとする多くの方々にご参加を頂き誠に有り難うございました。心よりお礼申し上げます。
質疑応答の時間が足りなくなってしまい、ご迷惑をおかけしてしまいました。次回からは1時間のお話と30分の質疑応答、という今の時間設定を少し見直したいと思っています。
大学の講義がそうであるように、やはり一通りのお話をしようとすればワン・テーマで1時間半は必要です。それに1時間の質疑応答を加えて2時間半、これだと党本部の使用時間の関係で午後5時から開始しなくてはならず、お仕事をお持ちの方、遠くから来られる方にご迷惑がかかりますし、さてどうしたものか。いっそのこと休日に充分時間をとって開催することも一案なのかもしれませんが、ぜひご意見・ご提案をお寄せくださいませ。
TPPについて、もう自分の考えを示す時ではないか、とのご指摘を頂きます。自民党の会議で少しでも参加に前向きな意見を述べる議員があると、「賛成なのか、反対なのか、はっきりしろ!」という野次が飛ぶ有様です。東谷暁氏や関岡英之氏の「平成の開国が日本を滅ぼす」的な所論を読んでいると、TPP交渉参加肯定論者は国賊以外の何物でもないように思えてきますが、これはそう簡単な問題ではありません。
多くの関係分野がありますが、農業だけに限って申し上げれば、この二十数年、総生産額も、農業者の所得も、農地面積も、農業者数も減少の一途です。農業者数は減少のみならず高齢者の比率が拡大の一途であり、産業としての持続可能性そのものが危うくなっています。政策が正しければこのようなことになるはずはないのであって、これはどこかが決定的に誤っていたと考える他はありません。
よく「TPPに参加しようがしまいが、農政改革は急務だ」という意見を聞きますが、それにかかる年数は交渉次第としても、原則すべての関税を撤廃するTPPは、「関税による消費者負担型の農業保護」から「納税者負担型の農業保護」への転換を意味するものであり、この点は決定的に重要です。
アメリカでも、EUでもどの国も農業は手厚く保護をしているのであって、その負担をだれが負うのか、という問題です。
人口減少と高齢化でコメの国内需要が減少するのは確実で、今後は海外市場にも販路を求めていく他に、多面的機能を果たし、国土を守る水田を確保する道はありません。
多面的機能は重要だ、と主張する一方で、水田面積の減少を伴う生産調整を続けることは、矛盾しているとしか考えられません。
しかし、生産調整を一気にやめてしまえば最も影響を受けるのは大規模稲作農家であって二種兼業農家ではないのですから、これは段階的に行わなくてはなりません。米価下落による影響補填は直接支払の方法により大規模農家を中心として集中的になされるべきであり、すべてにバラマキ的に行ってはなりません。
水分を多く含んだ日本の短粒種は海外需要がない、というのは誤りで、日本人が美味しいと思うものは海外の米食国民にも美味しいのです。何人かのアジア人から「日本のコメは麻薬のようなものだ。一度食べたらもう今まで食べていたコメを食べる気がしない」との声を聞きました。勿論すべてがそうではないとしても、アジアの所得の向上に伴い、美味しいコメの需要は増えると考えるのが自然でしょう。
価格の点で競争力が無い、というのも同様で、品質の全く異なる中国米と比較すること自体おかしなことですし、中国産米のコストは今後、賃金の上昇に伴い増高するでしょう。
反収向上や分散圃場解消の努力もせずにコスト高を喧伝することにも問題があります。
日本の農産物が食味や安全性、外観で世界トップクラスであるのは多くの人が認めているところですが、いくらコスト削減をしてみても相手国の関税が高ければ輸出阻害要因になります。コスト削減と相手国の関税撤廃は農業界こそ率先して行うべき主張です。
コスト削減や積極的な海外マーケッティングなどの努力をしなくてもコメが何とかなっていたのは高関税を張り、輸入を阻止し、高くても買ってくれる豊かな消費者に支えられて国内だけで何とかなっていたからです。
しかしその結果として日本のコメ事情は惨憺たることになりました。後継者はなく、耕作放棄地は増大の一途です。この事実をもっと直視すべきだと私は思います。
自給率、という概念にほとんど積極的な意味はありません。安全保障を中核概念とするなら今のような飽食を前提として自給率を論ずること自体滑稽なことです。普通に働いて食べていけるカロリーを摂取できればそれでいいのですが、農地や農業者がなくなってしまってはそれ自体が不可能になります。大切なのは「自給率」ではなく「農地」「農業者」「農業技術」「農業生産基盤」を要素とする「自給力」なのです。
現職議員のほとんどにはその経験がありませんが、ガット・ウルグアイラウンド交渉の際「コメは一粒たりとも入れない」と強硬に主張した結果、要りもしないミニマム・アクセス米を輸入させられる結果となり、後に関税化に切り替えたものの、その量は増える一方でした。
農林水産大臣当時、WTOドーハ・ラウンド交渉で例外品目を出来るだけ多く確保したいという政府・自民党の従来通りの方針に沿った主張を行いましたが、表には出なかったもののその代償措置は相当に過大なものとなることは必至でした。
「関税化を阻止した!」「高関税を設定した!」「例外品目を多く獲得する!」という大本営発表的な宣伝とは裏腹に、多くの負担を農業者や国民に強いてきたことは「実を捨てて名をとる」ものであったように私には思われます。
私自身はこの交渉方針には相当に懐疑的でしたが、自民党農政の抜本的な転換はそう容易なものではなく、生産調整政策の転換を主眼とした農政改革に取り組んだ私に浴びせられた批判は「あのような最低の農水大臣は即刻辞任させよ、農水大臣が何人代わろうと自民党農林族は永遠なのだ」というものでした。
麻生総理には、敢えて自民党農林族の主流から外れた私を農水大臣に起用し、農政改革を断行させようという意図がありました。そのご期待に応えることが出来なかったことを今でも申し訳なく思っています。
農協のビジネスモデルも転換が必要です。農業自体の持続可能性が危ぶまれる中にあって、農協だけが生き残るはずがありません。農協が土地改良区とともに、地域の維持と再生を目的として活動することを可能とする「地域マネジメント法人法」が必要です。
農水大臣在任中にこの法律の策定に着手したのですが、国交省や総務省など多くの省庁に跨る大法案だけに,未完のまま終わってしまいました。しかし、農協の基本理念である「一人は万人のために、万人は一人のために」という精神はまさしく地域再生の担い手として生かされるべきものだと私は思います。
TPPの問題は、どこか普天間基地移設問題と通底しているような気がします。
日本に海兵隊も創設せず、海外邦人救出や離島防衛の法的根拠や能力も持たずにこれをアメリカに依存し、集団的自衛権行使を容認しないため、極東の平和と安定に積極的な役割も果たせないままに沖縄に海外軍の膨大な駐留(沖縄に限りませんが)を押し付けて平然としている様は、まず自国で為すべき努力もしないままに「バーンとアメリカに言ってやった」という点で似通っているように思えてなりません。
勿論これらを放置してきた最大の責任は我々自民党が負うべきものですし、農政や安全保障などの分野に長く携わってきた自分自身が最も重く負うべきものであることは十分承知しております。
だからこそ、言うべきことは言わねばならないと思うのです。
外交交渉についての見識や能力を持たない民主党政権による交渉入りには、まさしくその理由により否定的にならざるを得ませんが、私は交渉自体を否定する立場には立ちません。
そう遠くない将来において実現せねばならない政権再交代後、我々はいやおうなくこの問題に直面せざるを得ないのであり、自民党としての方針を早期に示さなくてはなりません。
昨日は札幌市において開催された「日本と北海道の今を語る」セミナーに講師・パネラーとして出席してきました。堰八北銀頭取、横山アークス社長、大谷アインファーマシーズ社長、星野札幌観光協会長などのパネラーの皆様、コーディネーターの中村美彦氏など、生き生きとした皆様と討論ができ、とても楽しい時間でした。
5日土曜日は早稲田祭で講演(午前10時15分・早稲田大学14号館101教室)、鳥取県立鳥取西高校同窓会である鳥城会で講演(正午・アルカディア市ケ谷)、三原朝彦前衆議院議員後援会で講演(午後6時・福原学園自由が丘会館・北九州市八幡区自由が丘)。
6日日曜日は朝6時に「時事放談」(東京・TBSテレビ、本日収録)、岡山よりフジテレビ系「新報道2001」に中継出演(岡田克也議員との討論・午前7時半)、その後帰鳥し、いくつかの地元行事に出席して東京に戻ります。
皆様お元気で週末をお過ごしくださいませ。
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コメント
今日国会前でデモをしました。
TPP反対デモです。
ものすごい人数でした。途中議員さんも来てくれました。
高校生やベビーカーで赤ちゃんを連れてきてる方もいました。他の団体もいましたが。いろんな年代さまざまなかたが参加してました。
わたしは主婦です。小さな子供が2人います。ほんとに普通の主婦です。
なのにこのところデモに参加やチラシ配布
増えました。
民主党政権になって毎日不安です。
先生はご存知ですか?
全国で反対デモは起こっていますよ。
なぜ報道されないんですか?
なぜ無視するんですか?
なぜ国民の代表のはずの日本の議員が
靖国へ参拝できないんですか・・・
恥ずかしくないんですか・・・
ろくな説明こそしないでなぜ参加表明なんでしょうか?日本は独裁国家ですか?
TPP参加したら農業だけじゃない。
わたしはこの国が好きです。
子供にも好きになってもらいたいです。
今の日本は自ら嫌いになるような事ばかり。
私たち一般人は一般人なりに頑張ります。
なので議員さんには全力で頑張ってほしいです。
応援してます。
投稿: 匿名 | 2011年11月 4日 (金) 19時47分
このまま馬鹿内閣が売国で
TPP成立させるのを黙ってみてろってことですか?そうですか。自分の党のために・・・。
投稿: あげ | 2011年11月 4日 (金) 20時29分
ミズーリ州で起こってる事件についての動画をご覧になってください。
遺伝子組み換え作物というのはコントロールできないので、気づかない間に付近の作物も遺伝子組み換え作物に入れ替わってる場合があります。そうするとモンサント社がその農家を特許侵害したと訴えて巨額のお金を取り上げました。
農家はモンサントにお金を搾取される奴隷となっています。
「農業関連大手モンサント社の恐怖の収穫」(1)
http://www.youtube.com/watch?v=V-ESDpUrKck
「農業関連大手モンサント社の恐怖の収穫」(2)
http://www.youtube.com/watch?v=f58-ToNpdNo
モンサントから次のようにはっきりと挑戦状みたいな声明が出されています。「当社の研究開発において顧客の利益を保護することは相互の成功に大変重要である.....特許侵害に対しては法的手段も辞さない」
モンサントは危険な種をバラまいています。
世界中の科学者が遺伝子組み換え作物を食べた動物は3代目で生殖能力を失うと実証されています。奇形児も増えます。アメリカでは指の無い子供が増えています。
「モンサント遺伝子組み換え悪魔の種 ( TPPで農業を自殺に追い込む?)重要」
http://www.youtube.com/watch?v=c-MUy0WvGCM
それでもTPPに交渉するのですか?
インドみたいに日本の農家も自殺に追い込むのでしょうか?
石破先生、お願いです、断固反対してください。
TPPは売国協定です。
気づいてからでは遅すぎます。阻止してください。
投稿: 森田 | 2011年11月 4日 (金) 20時35分
確かにTPPと普天間移設の案件は似ていますね。外交で失敗を繰り返す民主党が、TPPの交渉で成果を上げられるとは全く思いません。交渉に参加すると言うだけで、具体的に何をどうするのかが未だに不透明です。石破さんは特に農業に関するTPPに着目していますが、民主党賛成派からは何もありません。だから反対派の主張に同感せざるを得ません。石破さんのよく言う「議論を詰めて〜」は民主党賛成派、野田政権には皆無です。
そしてそんな野田総理がG20で消費増税を国際公約にしましたね。国内で決まる前に国際会議で言えば実現出来るだろう、という魂胆が見え見えです。あの人は財務省に褒められたいんでしょう。円高対策も為替介入のみだし、財務大臣は経済オンチを敢えて起用し…
僕は日本の総理大臣には1年でも長く職務に全うしてほしいと考える人間ですが、野田総理をはじめとする民主党政権は一刻も早く下野すべきだと思います。政権交代は必要だったという考えに今も変わりはありませんが、交代後は日本にとってプラスになることは一つもなかったと痛感しています。しかし今すぐ、解散しても誕生するのは谷垣政権なんで、それはそれで嫌なんですが…。
投稿: リーゼント | 2011年11月 4日 (金) 20時41分
なるほど、石破先生は農業問題に焦点を当てて、TPP問題を考えておられるわけですね。
そうであるならば、24もの分野があるTPPなどに目もくれず、あくまで「農業の問題は農業の問題として」
日本独自に販路を確保していけば良いだけです。
TPP不参加を決め込むことは、普天間問題と異なり、「アメリカに対してバーンと言ってやった」という類のもの
では決してありません。日本自身が興味を示さなければ波風立たず済むだけの話です。むしろ「交渉参加をする」
などと威勢良く言って「やっぱり得にならないから止めた」という方が第二の普天間化するリスクが非常に高い
ものと考えます。
さて、石破先生の日本米需要に対する考え方を要約しますと、
1. 最早日本国内の需要は衰退の一途を辿るのみである
2. それを食い止めるには所得上昇の著しいアジア諸国の需要を取りに行く必要がある
というように受け取れるのですが、これは二つの意味で勘違いをしています。
まずは参加諸国に関する点。TPP話題の一環として農業問題を取り上げている以上、これを一つの梃子にして
アジアへ米の輸出を伸ばしていくのだという趣旨だと解釈致しますが、現時点でTPP加盟予定の国はアメリカを
除き小国ばかりで仮に日本を入れた場合のGDPで見ると、日米だけで9割。4%がオーストラリア、その他の5%
弱が「アジア」という事になるのですが、当然の事ながら現状で日本の米を買う事のできる購買力などありません。
それよりも米粉パンの普及に補助金を出すなどして、国内の需要を喚起する方が効果的でしょう。
二つ目は「アジア諸国の所得向上」の中身です。アメリカはともかく、それ以外のベトナム、ブルネイ、
マレーシアなど新興国(便宜上、人口の多い中国とインドも加えます)の所得向上、それによる内需に過度な
期待を抱く人は、それらの内需の源泉がどこにあるのか、何処からもたらされるのかについての考察が甘いのではありませんか。
これら「新興諸国」に何度も職業柄行った経験から申します。
あたかも新興諸国内で自発生的に積み上がった資金とその出口としての膨大な需要が溢れ出ているかのような
イメージで語られることが多いのですが、完全な幻想です。新興諸国の内需の源泉、平たく言えば所得やGDPの
源泉の殆どは、海外からの所得移転や投資によるものであり、国内で主導的に創り出されたものではありません。
新興諸国の多くは、徴税システムや金融システムがいい加減なせいで、財政政策による有効需要の創出や国内銀行
による投融資が上手く機能せず、常に海外からの資金流入に頼っています。また、中流層の創出とか国土の均衡
ある発展といったまともな経済思想が欠如しているため、富の偏在が極端(富裕層の資金は海外投資により国外へ
流出しがち)で国民の購買力向上にも限度があります。これまでの経済発展も、先進諸国からの生産拠点や所得
の移転といった恩恵によりもたらされたもので、自国の努力によるものではありません。
輸出の拡大を図るのはご自由ですが、トヨタやパナソニックといった大手の輸出企業ならともかく、
中小企業や農業者が輸出を行うのは外野が口で言うほど簡単なものではありません。
TPP参加国に限らず海外に輸出しようとすれば、米ひとつとっても、膨大な保管スペースの確保、長期間の輸出に
耐えうる保存技術の開発、輸送コンテナの確保、輸送中の事故に対する保険の加入、輸出代金決済手続き、
相手国の検疫対策、現地での保管施設の確保、販売代理店など販売・輸送システムの整備、販売代金の
回収システム、現地でのアフターサービス体制の整備、本社での問い合わせ窓口の整備などなど数え切れない
くらいの人的・資金的な負担が生じます。無論、商社などに代行させうる手続きや機能もありますが、
当然、相応のコストを支払うことになり現地での販売価格に跳ね返ります。いまだ、低所得者層が圧倒的多数を
占める新興諸国を相手に、そんな高価格な商品をどうやって売り込めばよいと言うのでしょうか。
何よりも、外需は自国の経済政策のコントロールが及ばないというごく基本的な事実が最大のネックになります。
自国で大量の資金を注込んで革新的な技術開発を奨励しても、その結果完成した製品や技術が売れるかどうかは、
需要家たる他国の経済情勢に常に左右されます。そんな頼りない経済構造に身を任せてもよいのでしょうか。
海のものとも山のものともしれない外需を巡って無駄な苦労や努力を重ねるよりも、経済学の基本に則り、
需要不足への対策として財政・金融政策を着実に実行して内需の拡大を図る方が、はるかに早道でありかつ確実
であります。
実際に「新興諸国」で実務をしてきた立場から述べましたが、参考にしていただければ幸いです。
投稿: 責任野党 | 2011年11月 4日 (金) 21時12分
閑話休題
石破さん
読売【自民、国有地を無償使用‥賃料年35百万円相当http://p.tl/6D6V 】
自民党の「(所有者の)衆議院との取り決めに従って使用している」は過去の歪んだ経過の説明であって、本来の説明責任がするべき「取引の正当性の説明」ではない。事務方の発言なのだろうが、明らかに政権与党に就く組織の事務方の発想ではない。
政界に限らず二流三流に成り下がった経済界でも(其れ故に?)、今の世の中にはこの種の「まやかし、誤魔化し、言い逃れ」が多過ぎる。
また、こんな歪んだ取引を正常化させるのも、「戦後政治の大掃除」に当たる。
草々
投稿: 小倉摯門 | 2011年11月 4日 (金) 21時17分
石破先生、お疲れさまです
石破先生が複雑に考えてるだけでは無いでしょうか?
TPP参加で震災復興を=米有識者会議が提言
http://www.asahi.com/international/jiji/JJT201111040058.html
米韓FTA発効、2022年まで韓国は関税廃止、アメリカの関税は残ったままということが発覚
http://www.nikkei.com/biz/editorial/article/g=96958A9C93819499E2E3E2E2828DE2E3E3E3E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;dg=1;df=2;p=9694E2E7E2E6E0E2E3E3E2E0E1E0
いい加減目を覚まして下さい。石破先生の大好きなアメリカ・オバマ大統領は普天間と結びつけてるとは思えません。何故なら、次期大統領選挙で共和党推薦の議員に負けるかもしれないからです。米韓FTAを見てもなり振り構っていられないのが手に取る様に解ります。
そもそも農業政策とTPPは切り離して語って下さい。その辺のインチキTPP推進論者と同じになってしまいますよ…。お願いですからシッカリして下さい。。。
ご自愛下さい
投稿: ひろ | 2011年11月 4日 (金) 21時33分
石破議員がTPP参加に言及するに当たって、問題点は農業分野のみの如く論じる事に疑問を感じます。
投稿: オオノ | 2011年11月 4日 (金) 21時43分
お疲れさまです。
今週もありがとうございました。
投稿: mrmr | 2011年11月 4日 (金) 22時04分
私が思うに日本の農業、漁業で海外に信頼があるのか。放射能に対して日本のイメージは悪くなってるとしか思えないのです。そして漁業、農業にしても本当に安全と言えるのか。自分の子供にススんで食べさせられるのか。静岡のお茶でさえ基準値超えが出たのに千葉や東京湾で採れた魚に対し、部分調査だけでそれ以外の魚の中に放射能値が非常に高いものが紛れてると考えるのが普通じゃないのか(海は繋がってます)。TPPはいずれにせよ日本に不利ですし国内でこの問題を解決していかないのは真剣に問題過ぎです(遺伝もありますし)。正直日本は早かれ遅かれもう駄目かなと思います。下方にいくのが急か緩やかかぐらいでいずれは下に落ちてしまうと。日本を愛して自分が日本人としてのアイデンティティを誇りに思う人は沢山います。しかし民主党は日本を滅ぼす事に成功したのかもしれません。昭和16年夏の敗戦ならぬ平成21年夏の滅亡でしょう。そうならないよう願っていますが奇跡でも起こらない限り日本は落ちていくだけでしょう
投稿: 玉川 | 2011年11月 4日 (金) 22時04分
セミナーありがとうございました。前日まで迷っていたのですが断られると思っていた東京の叔母の返事に 背中を押され三重から上京。イシバレシピの優しく深く美味しいカレーだけでも大満足。大変お疲れのご様子でしたのに手抜きもされず真剣に 誠実に話されてカレーよりもさらに、バスに揺られてきた甲斐がありました。我が家は9反の田んぼにみかん たけのこ山 梅畑の農作業に携わり心穏やかな毎日を過ごしています。一見無駄とも思えるあぜの草刈り休耕田の草刈り また農道の草刈り。その草刈りによって美しい田園風景が保たれています。その風景は無意識に人々の心を穏やかにしてくれます。TPPのもたらすものが何なのか考えても考えてもわかりませんが、長い間農にかかわってきた方々に寄り添っていただき 石破議員の決められることなら と信じています。本当に疲れておいででした。でも今度は三重セミナーを願っています。
投稿: 多度の野鳥 | 2011年11月 4日 (金) 22時13分
唐突でしかも、先生のブログには関係のないコメントで申し訳ありません
尚且つ、私は政治にも経済にも疎い人間です
ただ一言、先生にも先生の支持者にも言いたく書き込みしました
かくいう私も石破先生の熱烈な支持者です
天は人の上に人を作り 人の下に人を作ると信じるものです
天を世間と言い換えてもいいかとも思いますが…
しかし私は神をあの世を信じる者です
昨今、特にマスコミや否知識人(あえて)においては、さも世間の人の間違った気持ちに応えようとやっきになっているように見受けられて仕方がありません
『自分の身は自分で守る』この基本的すぎる観念が、いつの間にか忘れられているようです
政府が悪いのでも政治家が悪いのでもなく、全てはこの世に生きる『自分』から発していること
まずは『自分』を戒めよ
こんな基本中の基本が何故解らぬのか…
私を含めて、情けない限りです
上辺を飾らず本音で語りませんか?
世の中、いじめも差別も上下も貧富もあって当たり前
そう思いませんか?
投稿: 君が代 | 2011年11月 4日 (金) 22時15分
石破さん
引用【外交交渉についての見識や能力を持たない民主党政権による交渉入りには、まさしくその理由により否定的にならざるを得ません】とのご主張は、完全に私見と重なります。
一方で、その「玄関払い」論は其れとして、「農業現場には全くの門外漢」が日本農業を今一歩踏み込んで論じますと‥
農家によって区々であることは多言無用ですが、2種兼業農家の内の多くの米農業は経済活動としては「奢侈業」に陥り、米が「奢侈品」に陥っている。
此処での「奢侈」は、一般的に使われる単純な「贅沢」ではなく、経済合理性を逸脱して経営感覚が鈍くても、極端に言えば自家用のコメ生産を主目的にした「趣味的」なものであっても、農政上は「農家」として様々な補助金を享受し民主党政権下では農家戸別保障を受けて、本来の事業存続要件を無視してその存続が許されている。其の環境から生産されている商品は価値観や経営センスが乏しく、コメであれ何であれ全てが「奢侈品」になる。
今のこの現状の日本農業を画期的に変革しなければ、21世紀的に意欲のある農業経営者達の事業可能性を削ぎ、農業全体の停滞から脱出することなど基本の処で望むべくもない。従って、TPPであれFTAであれEPAであれ、強力な力を加えなければ、日本農業は21世紀的な産業には生まれ変われまいと。19-20世紀的な農業のまま沈滞し続けるのでしょう。
国家として重要産業である農業を此のまま放置するべきではない。この農業の構造改革を推し進めるべき主体は、先ずは政治家や官僚達の戦略戦術であり、その作戦実行部隊が「健全な事業意欲の強い農営者」となる筈。
「趣味的な農業」も、その本来の趣味としてなら存続できる。
また、この構図の中では、永らく「中抜き」を享受してきた農協などの中間組織は、新しい経営感覚と自助意識に目覚めた健全な農業者から厳しい挑戦を受けて、21世紀的に整理統合されることになる筈だと。
然し、現時点では「玄関払い」が正しいとしても、それは国家の問題を解決することには断じてなりません。其れは「(止むを得ない)先送り」だと。
「次の一手」が不可欠だと。
草々
投稿: 小倉摯門 | 2011年11月 4日 (金) 22時25分
石破さん
日経【東電西澤社長、国による資本注入「考えていないのは変わらない」】
恰も容疑者が不利な捜査(資本注入)には協力を拒み、得になること(国家による賠償)は無邪気に受け入れる「我儘者の図」に似る。
健全な政治なら、①強制注入するべきだ。②其れも抵抗するなら、元々採るべきだった破綻処理に戻せば好い。道草で時間を無駄にしても、常に「ことを改めるに、遅過ぎることは決してない」のだから。
然し、彼れも此れも、今の政権与党では全てが「無いものねだり」になる。
草々
投稿: 小倉摯門 | 2011年11月 4日 (金) 22時37分
お疲れ様です。
なるほど、日本の農業が生き残るための転換が必要なことはわかりました。
でも、それが必ずしもTPPによるものでなくても良いのではありませんか?
TPPなどに加入しようものなら、日本の種子もあのモンサントが独占してしまうのでは?
TPPよりもまだマシだと言われるFTAを米国と結んだ韓国は7万人の雇用をアメリカに奪われたとのことですが、TPPに加入すれば日本もそうなる可能性があるということですよね?
また「ISD条項」「ラチェット条項」に関しても気になります。
以上のことについて、石破先生のお考えはどうですか?
投稿: hinomoto | 2011年11月 4日 (金) 23時05分
TPPに関しては、政党関係なく与野党でキチンと協議すべきだと思います。
もっとも、海外で勝手に公約と称して意見表明する総理大臣がいる限り難しいでしょうけど。
自民党も、票目当ての近視眼的な主張を止めて、国益の観点から正論を訴えて欲しいと思います。
投稿: 小林 | 2011年11月 4日 (金) 23時18分
石破先生おつかれさまです
今回の記事を読みまして農業問題の根の深さを感じました。農水大臣まで勤められた石破先生だからこそぜひ意見を聞きたかった話です。みんながこのままじゃジリ貧だと思っているのに何もできない。そんなことばっかりですね。ネットでは反対意見ばかり取り上げられるので今回は貴重な意見を拝見できたと思っております。
正直言えば政治家の皆様方が反対と叫んでいるのを見るとどうしても胡散臭さを感じてしまいネットで国を憂いて純粋にTPPに反対しいる人とは全く違う意図を感じてしまうのも事実です。
TPPですが自民党も民主党も推進するのは難しいのではないでしょうか。野田総理は強硬に参加を表明できるのか疑問ですしその後ちゃんと纏められるのか手腕も疑問です。そう考えるとTPPに参加しなくても健全なる農業の発展ができるような農政を政治家の方々にはお願いしたいですね。
最後に石破先生は農水大臣時代に批判を覚悟で前向きな改革に取り組んでおられたのですね。麻生総理が漢字を読み間違えたとかつまらない揚げ足取りに終始した当時の状況が返す返すも悔しいですね。
投稿: koha | 2011年11月 4日 (金) 23時31分
農協はハッキリ行って存在意義がないと思います。
1に共済
2に共済
農業政策よりも、金融の方が儲かるからです。
だから、農協の言う事なんか無視して、本当に農業を大事に思っている農家の方、その後継者の方に耳を傾けて欲しいです。
TPPのすべてが悪いとは言いませんが、現状ではアメリカが日本を奴隷にするためのTPPです。
これでは、小林よしのり氏の言う事が100%正しいと言わざるをえないでしょう。
投稿: 元農協職員ですが | 2011年11月 5日 (土) 01時10分
TPPも安い海外の農作物が入ってくればそちらを買うというのを前提に議論されることも多いですが、適正価格以下の怪しいほど安いものは売れないでしょうし、日本も農家への投資目的も含めて日本の高い野菜を買うことも不可能ではないとは思います。
むしろ農作物以外の医療や金融の方が気になります。
日本の預金を海外投資や資本に回したいなどでしょうか?
アメリカも貯金はしますが、日本は貯蓄に回す割合が高いとか、貯蓄ほぼゼロ人口を増やしてその分の金を流し、世界の中流層率を高めて市場を作りたいとかですかね?
数年前には銀行の預金残高も過去最高になって日本人の貯蓄意識がより鮮明になったとも言われてましたよね?
アメリカ人は投資や起業が盛んとか、リタイア後に金をかけて所得を増やすとか、貯めるだけの預金は必要以上にしないとも言いますし、アメリカからみれば金回りの悪さがじれったいのですかね?
投稿: ブサカワ三郎 | 2011年11月 5日 (土) 01時18分
初めまして。偶然ブログを目にしましてコメントさせていただきます。ブログを読ませていただき、丁寧な文面から誠実なお人柄が伝わってまいりました。テレビ等を見ているつもりでも、本当は見えてはいなかったのかもしれないですね。真実や真の姿は裏側に隠されているように感じます。
投稿: さくらこ | 2011年11月 5日 (土) 01時41分
石破さんは農水相経験者であり、農業の問題は重々承知しているのは知ってはいますが、TPPに賛成されるとは残念です。
農業だけ、ならTTP参加も私は否定しません。重要なのは「TPPはアメリカによる自由市場への政治介入である」点。この点を無視してはTPPの問題は見えません。
日本の市場は世界的にも特殊な閉鎖市場だと世界の経営者は語ります。確かにアメリカの企業も小泉政権以降多数参入したものの、成功率は低く撤退した企業は数知れず。恐らくは関税撤廃だけなら影響はそれほど危惧せずとも良いかと思われます。
しかし、米韓FTAを例にみれば韓国市場に米企業が受け入れられるよう韓国政府に支援
させる、と言った政治圧力が含まれています。今回のTPP もまさにそれが大問題なのです。
自由解放でアメリカ企業が損失を被れば、
日本政府に対して「米企業が参入しやすいようにルールを改正しなさい」と言ってきます。そして日本が米国で問題が起きても
こちらからは提訴できない可能性が高い。
米韓FTAを例にとればそうなります。
この辺を踏み込んでアメリカに日本のルールを対等に飲ませる事が出来る政治家が今の自民党に存在しますか?
経緯から見ても居るとは到底思えません。
言っては悪いが自民党は民主党以上にアメリカには尻尾を振って来ましたから。
NOなんて一度だって言ってませんよ。
アメリカはルールは守る国です。
他国民族の共和国である以上、それが全ての根幹だから。しかし決して真の親日とは言い切れません。確かに戦後領土の返還は
成し遂げられました。が、北方に関しても、竹島に関しても、東海表記に関しても、自分達が日本に返した領土であるのに
日本の側に立ってはくれません。
そんなに甘い国ではないのです。
80年代には日本は仮想敵国だったのですよ?
基地も近い将来、自国防衛を押し付けられ、侵略兵器もアメリカに買わされる日も来ます。これは中国の軍拡とアメリカの軍事費縮小からも時間の問題でしょう。
圧縮で余った兵器は当然中古で売りさばくわけですが、日本に強い圧力で買い取らせる公算が大であると私は考えています。
アメリカ議会はすでに日本へ核の販売委譲を計画しているそうです。スパイ禁止法もない我が国へ次世代機の販売はしてくれず
SM3の開発中断も予算の問題と両面の事情だと思われます。
世界に拡散している自国戦力を本国に結集し防衛に徹すれば軍事費は最小限で済みますからね。沖縄からも撤退すべき、と言う意見も多数あるそうですし。
そうなると我が国は侵略兵器を持たない以上、戦争すれば必敗は避けられません。
即断性行動性にも足枷を嵌められた自衛隊はその能力の半分も生かせず、占拠される可能性すらあります。
ネガティブリストで動けない軍など相手からすればいかに装備があっても怖くありません。まず工作員が命令系統を侵食して行けばいざとなっても動けませんから。
民主政権下で中国や韓国が東京湾に押し寄せても治安出動発動まで何日掛かりますかね?
例えばアメリカの原潜は母国が仮に核の先制攻撃で壊滅しても艦長の独断で報復攻撃をしてもよい、とされています。
我が国自衛隊では絶対に有り得ません。
領空侵犯しても海上侵犯しても撃墜、撃沈されない、とどこの国もわかっていますから。
GHQに押し付けられた憲法を60年も律儀に
堅守してる事を当のアメリカ人が笑っています。「なぜ日本人は自分の国の憲法を自分達で作らないんだ?」と。
尖閣問題でもアジアの各国は日本の対応を見ていました。そしてインドネシアやタイの首相は「がっかりした。」と発言しています。日本には中国に対抗できる兵器も国力もある。なのに完全に最初から白旗を振ったからです。彼らにして見れば明日は我が身どころか既に侵略は始まっている。
ここで日本が毅然とした態度で中国に対峙すれば我々は日本側に立って共闘路線で中国に対抗しよう、提言してきたに違いありません。
長文になってしまい申し訳ありません。
早い話が「覚悟がないなら海外で何も約束するな」です。
まず日本がやらねばならない事は被災地の復興とデフレからの脱却なのです。
TPPはデフレを加速させます、確実に。
被災地は復旧すらままなりません。
こんな状態で何が降って湧いたようなTPPですか?
ウォン安を利用して海外市場を獲得した韓国や世界人口の5分の1を保有する中国と
日本では参考にもなりません。
日本は安い労働力もなければ通貨も高い。
世界中が日本以上の経済悪化の現在、世界市場でシェア拡大などまず有り得ません。
ところが日本は株は全面安なのに通貨は高い、長期国債金利もバカ安です。
これはつまり内需拡大の余地がまだ充分あると言う事。政府の仕事は日銀に通貨発行量の増大をさせる事と雇用を作る事。
紙幣を増やして公共工事含めて被災地の回復とインフラ整備、防災工事、代替エネルギー、軍事費増大、兵器産業の支援も今後必要になります。
しかしこれらは先行投資であり将来的に
利益を生み出すものです。従来の既得権益絡みの公共工事は廃止し健全化する。例えば公務員宿舎もなぜ家賃を世間の3分の1にする?普通に10万円にするかそうでなきゃ
もっと質素に作ればいい。
豪華億ションを建てて「必要なので作りました、家賃は4万円です」じゃ誰だって
公共工事=悪になります。
民主党の仕分けみたいに「公共工事?NO」じゃなくて、天下りなどの既得権を排除した上で必要な工事はどんどんやるべき。
あと省庁特有の予算が余るのはマズイ、という風潮は直ちに止めさせること。
準備金があるのに使わずに国債で借金する、とか余りにずさんな経営を改めなければ増税などやっても無駄。
お願いですからまともな財政委員会を作って下さい。そして官僚の腐敗政策を拒否できる権限を。
役人の政策は常軌を逸している場合が多々ある。デフレ下で増税なんてぶち上げるよりも休眠してる米国債売れば済むでしょうに。何で何年も使わない国債の準備金なんて使わないんだ?復興費全額カバーできるのに。。
投稿: 磯部 | 2011年11月 5日 (土) 01時55分
石破さんは民主党への歩み寄りが原因で政調会長を外されたそうですが、元々前原さんの恩師である大学教授と安倍シンさんが親しくそこの繋がりで前原ー安倍ー石破ー麻生というつながりができたのですかね。
石破さんは政調会長を辞められた際に無念さと自民党への愛着の薄れというのが漂っていたように感じましたが、TPPを発端にして新党結成もあるのでしょうかね。
ねじれや改革の鈍化に焦りがある議員も多い?
反対にTPP反対議員が新党を作る可能性もあるのでしょうか?
改革派知事、市長も増えていますしそういう人々と手を組むこともあるのか?
本当ならTPPも特区で関税を引き下げた地域の例があってもよかったのでしょうね。
国民としても経産省がTPPを推進するくらいならもっと前に規制緩和で許可を出していってくれてればよかったというものでしょうか?
たしかアメリカと日本の規制の比率は1:4〜5ほどの差があると言われますし、規制によってスピードが遅い、許可を得るのに何百回省庁に足を運ばなくてはならないなど気が遠くなるほど面倒で断念して経済成長が進まないとも言いますし、変革は避けられないのかもしれませんね。
言い方はおかしいかもしれませんが、日本人は規制によってぬるま湯体質で怠け者なのかもしれません。
外資は食事する暇もないとか、一息つく間もないとも言われますし、本当は日本も政治家並みの労力が求められ、休日も勉強しなければならないほど危機なのかもしれませんね。
スピードが遅いのに給料だけは高い、給料が高くて労働人口が増えないわりに遅いなど弊害になっている部分はあるのはあるのでしょうね。
投稿: ブサカワ三郎 | 2011年11月 5日 (土) 02時35分
政権再交代など実現すると思っているんですか?!だとしたら、相当おめでたいですよ。自民党はもう御終いですよ。
投稿: わいるど | 2011年11月 5日 (土) 02時38分
震災以来久々に意見申し上げます元航空自衛官です。
・・・週末というのにお忙しい日程を拝見いたしました。
世間では公務員は高給取りと言われ続けていますが、決してそうではないと思います。
TPPと関係のない話題で申し訳なく思いますが、最近、空自のFXについて未だに決定していないということが各種報道機関でも散見されます
3機種のどれを選んでも何らかの不都合が出るのならば、いっそタイフーンをアグレッサー使用(苦し紛れの言い訳ですが・・・)の繋ぎに少量生産した後、F-35が完成し次第順次ライセンス生産に移行するのが現状取りうる最良作なのではないかと思います。
そうすればエンジン技術を手に入れ(イギリス製ですが・・・)日本の防衛産業を守り、日本の防空面(主にステルス機を手に入れる)に寄与し、アメリカにもヨーロッパにも顔が立つのではと思いました。
恐らく空自の意向では。F35を取得したいでしょうが、いまだに完成していない戦闘機に日本の防空を任せることは不安を感じます・・・
どちらにせよ、リスクはありますがこれが最良の手段ではないかと思い意見具申した次第でございます。
このような意見も恐らく民主党が与党では黙殺されるでしょうが、他にいい手段が思いつきませんでした。
投稿: 匿名希望 | 2011年11月 5日 (土) 02時47分
直接選挙云々言っていた海と申します。
石破さんのような政治家が日本にいることを素直に嬉しく思います。この記事を読んで、自分が石破さん(そして麻生さんも)を心の中で推していたのは間違っていなかったと思えました。
農協の人達は何故現実を見ないのか?たとえ現実を見たとして何故その責任を政治に押し付けるのか。全くもって意味が分かりません。
釈迦はこの世は無常であり、一切の形成されたものは我ならざるものであると説きました。農協の人達、そしてそれを庇う人達のやってることは、その真逆と言えます。一見「日本を守る」なんて大それたことを言っていますが、全然違います。農業を私物化し、日本を潰しにかかってる思えません。
「この旨い米を世界の人達にもっと食べてもらおう!」「食を通じて、日本を好きになってもらおう」「競争力を高めるために若者に農業にきてもらうシステムをこれからちゃんと作っていこう」何故こう思えないのか。これが長い目で見て農業を守るということじゃないのか。
子供が可愛いからといっていつまでも家の中に置いて大事にしていたのでは、魅力ある人間になど育つはずもなく、一人の人間としても完成しません。
農協の人達をここまでつけ上がらせたのも自民党の責任でしょう。ただ、石破さんの責任だとは思いません。どんなに優秀で誠実で活力のある人でも、一人で出来ることには限界があります。
新聞やテレビでも農協などのTPP反対の広告を拝見します。そして見れば見るほど単なる言い掛かりに見えてきます。長期的・世界的な視点はほぼ皆無です。そもそも彼らは50年くらい前の感覚で話しているんじゃないかとさえ思えてきます。
私がTPPに反対している方々に申し上げたいのは、時代(現在)をきちんと見て欲しい、そして高い視点から、広い視野で、そして長い目で見て、一体どうするのが日本の農業のためであるのかをきちんと考えて欲しいということです。
もちろんその上でなおTPP反対というのであれば、それはそれで良いのです。私は「TPPに反対」とすることに対して憤慨しているのではなく、そのあまりに偏屈な論拠に憤慨しているのです。制度が大きく変わるのは不安もあるでしょうが、農家の方々はもっと自信を持って構えて欲しいものです。
私はTPPへの参加は、内政面での制度改革をしていくための良い起爆剤だと思っています。TPPに参加すれば否応なく国内におけるシステムも大幅に変えざるを得ないでしょう。若者の農業就労も増加傾向になり、全体での失業率が下がり、地域の活性化にも繋がる・・・。実際にはそんなバラ色にはならないでしょうが、もしかしたらという期待は持ってしまいます。
それだけに今は党としては民主党はもちろん自民党も応援できません。反対者があまりにも多いです。農家の票を気にする余り、農家以外の票が離れていっている可能性があるということを、自民党も民主党も気付いているのでしょうか?もう野田首相を応援するしかありません。
やはり判断力と行動力と決断力を備えた人がすんなり首相に選ばれるよう直接選挙の導入ですね。石破さんはお忙しいでしょうからどなたか本気で取り組んでもらえないでしょうか。
ではこの辺りで。
最後までお読み頂き有難うございました。
投稿: 海 | 2011年11月 5日 (土) 02時49分
石破先生
今日もお疲れ様です。TPPについてご意見くださりありがとうございます。先生のお立場がよく分かりました。
農業に関しては、先生の仰る通りだと思います。私は今アメリカに住んでいますが、私の住んでいる地域では、多くの回転寿司屋や日本料理屋が結構流行っています。特に休日などは多くのアメリカン人でごった返しています。一応こちらにも“カリフォルニア産こしひかり”なるものもありますが、日本のそれとは比べ物になりません。日本の米は本当においしいし、アメリカには十分売れると感じます。
また、TPP以前に現在の日本の農業のあり方には大きな問題があるとも感じています。個別保証制度なるもので甘やかし、ある意味ではこれも税金のばら撒きだと思います。なので、先生の仰るように農業の構造改革は急務だと思います。
でも、TPPは先生が仰るように農業だけの問題ではありません。マスコミは農業問題だけに矮小化していますが、もっともっと大きい問題です。もし先生が農業問題だけでTPPに賛成なさっているとしたら、農業だけを個別に関税撤廃などすれば良い話だと思います。
投資分野や医療分野など、アメリカの一部の富豪を富ませるだけのTPPには断固反対です!また、日本の雇用をアメリカに奪われるのも我慢がなりません!!もし農業以外の他の分野に関してもTPP賛成でいらっしゃるのなら是非先生のご意見を伺いたいと思います。
投稿: ちむたむ | 2011年11月 5日 (土) 03時25分
先日長崎ー上海を結ぶ旅客船が記念イベントを行ったそうですが、地方や企業の方が開国には積極的なのかなという印象ではありますね。
TPPは地域の温度差もあるでしょうし、将来の道州制も絡めて地域によって参加不参加が分かれるとかもあるのでしょうか?
最終判断は知事が行うとか、知事都道府県議会で討論方針をまとめるとか、具体的な分かりやすい意見がほしいとは思います。
日本国単位で考えると議論が進まなそうで、知事が示した方が住民にはより現実的で分かりやすそうな。
実際参加募集したらいくつくらいの都道府県が申請してくるのでしょうかね?
マイナスばかり背負わされる国会議員も選挙等が気になるなら知事や市町村と背負うものを共有するとか身を軽くしても良さそうな。
投稿: ブサカワ三郎 | 2011年11月 5日 (土) 03時31分
で、
賛成ということですね
投稿: 山田新太郎 | 2011年11月 5日 (土) 04時11分
こんにちわ
要りもしないミニマムアクセス米を大量に輸入させられると言うのは、多くの血税を使ってでしか外交の出来ない、外面の良い外務省など各省庁の役人や政治家達のご都合主義の、いわば、形の違うodaのようなものではないのでしょうか?
なのに未だに弱腰のペコペコした外交で、国民にまともな説明もできない腐った政治家に外交官ばかりです。
これは国民を犠牲にする愚かな政治家や役人の問題であり、農地保全や農業従事者の問題とは違うように思います。
書かれている事が私には難しくてよくわかりませんが、農業に関しては、農協など失くして、大規模農家の育成を進めた上でのtppには問題ないと私も思います。
他の業種の心配は多々ありますが、反対に傾いている一番の理由は、「国民皆保険」です。民間保険会社と「国民の運営の健康保険」のバランスの良い共存は、失くしてはならない日本の素晴らしい制度だと思います。
郵政民営化もアメリカの圧力があったとされていますが、不正な怠慢経営があった中で膨大な税金が無駄に使われていた現状では、これは私は良かったと思っています。
が、もしtpp参加で、アメリカには無い日本の国民皆保険制度に対して、アメリカ民間保険会社が参入する時、「国民皆保険が政府に護られた、民間企業を圧迫するもので、違法だ」と訴えられる事は無いのか?とか、
社会保障費財源に苦慮して借金を重ねる日本は、この素晴らしい制度を、資本主義社会の「自由な選択」を前に出し、廃止して行く方向ではないか?とかの可能性を心配しています。
資本主義も良いですが、何でもかんでもアメリカのようになるのは反対です。
日本には日本独自の良い制度も一杯あります。
民主党政権下での消費税引き上げは、社会保障費として本当に使われるのか?と、年金基金も使い込んでいるので不安です。
私は枯渇している社会保障費の為のみの消費税引き上げには賛成です。
子供達の事を考えると、できれば私が元気な内での引き上げを願いたいくらいですが、その前に、払った消費税や税金の誤魔化し企業を厳しく取り締まりをしないと、結局、大した回収も出来ず、まじめに頑張ってる人ばかりがバカを見て、根本的な社会保障の財源解決にはならないと思っています。
そうなれば何の為の消費税引き上げか意味がわかりません。
年金の平等なあり方、生活保護受給資格など不明瞭な部分も多すぎます。
今回の野田氏の国民に説明するより先に、世界に対して、消費税引き上げを約束するなど愚の骨頂でしたw
腐れ外道の菅のように「総理」という権力の椅子にしがみつくのはいい加減にしろと思います。
今回の総理夫人はまともそうに見えましたが、国民無視の政治家の夫を恥ずかしく思わないのでしょうか?w
ですから私は、この民主政権下でのtppも消費税引き上げも、今は反対の立場です。
かといって、今回の衛藤征士郎氏以下石原幹事長など自民党の顔であるにもかかわらず、拉致問題解決より、金北朝鮮との国交正常化を願う議員が権力を狙っているかと思うと、自民党が政権を取る事にも正直嫌な思いをしています。始めての思いです。
「迷惑をかけないよう、超党派でさわやかに行きたい」
これは民主党からの自粛要請で、ニュースに出た衛藤氏の言葉です。
一体誰に対しての迷惑なのか?(失笑)
国会閉会中に訪朝する方向で再調整など、金北朝鮮ばんざーいですか?w
何が「さわやかに行きたい」でしょうか?
「ズブズブのドロドロのギラギラの為に行きたい」の間違いではないでしょうか?
民主党でさえ、あの中井氏から自粛要請が出されたのに、自民党として衛藤征士郎氏達に自粛要請もしなかったのでしょうか?あきれましたww
石原幹事長自らが金正日北朝鮮との国交正常化を願っている連盟の議員ですから、どの自民党議員達も何も語らないのですねww
どうりで都合のよい時だけ利用されて、拉致被害者達やご家族が放置されてきたわけです。
これが民主党議員から出た話だったとしたら、拉致問題も解決して無いのにとか、被害者家族の気持ちを利用して非難ゴウゴウで、自民党は民主党に自粛要請していた筈です。
それとも金正日北朝鮮とは、社民党も民主党も共産党も自民党も裏で仲良く繋がっているのでしょうか?
だから石原幹事長だけは残した人事だったのでしょうか?
拉致問題は、国民が早く忘れる事を願いながらの時節の政局利用ですか?
少なくともそう考えている議員達が、今回の北朝鮮との国交正常化を望み動いている議員達であり、何としてもそのために北朝鮮に行こうとしています。次は12月でしょうか?
「核、ミサイル、拉致の問題で進展が無い中での訪朝」に反発がでての民主党からの自粛要請らしいですが、国会が閉会したら再調整とは、この3つの問題は国会閉会とともに解決するのでしょうか???ww
これって・・・朝鮮学校無償化問題と同じような話ですねww
国会閉会と共に、100人を超える拉致被害者が返されるのでしょうか?
拉致され、国民の血税を渡すために、何故ペコペコ訪朝するのでしょうか?
金北朝鮮と「ズブズブのドロドロのギラギラ」と思われても仕方ない行動です。
拉致被害者救出を心から願っている国民への説明もなく勝手に自分達に都合良く政治を進めるのは、民主党と変わらないではないですか。
まるで、旧社会党の社民党や残党の多い民主党に対してコメントしている気分ですwww
今回の件について、民主党でさえ自粛要請をしたのに、私達国民に何の説明もないまま、自民党が容認するなど不信感で一杯です。
何のために再調整を考え、そこまでして、何故北朝鮮に行きたいのか、せめて家族会には納得できる説明をして下さい。
無駄に膨大な税金を北朝鮮に支払われ、子供達が増税で、それを負担するのですから、それ相当の「結果」が無ければ納得できません。
tppや消費税に紛れて、民主党のようにコソコソとせこいマネだけは、自民党としてやって頂きたくなかったです。
何としても頑張って頂きたい先生を責めているわけではありませんが、ここまでのこの思いを、、、他に言うところがない。
自民党代議士でいらっしゃる先生に、このコメント欄で、日本人としてこの言いようの無い虚しい辛い思いを訴える手段が、私にはここしかありません。
投稿: 大阪の女性 | 2011年11月 5日 (土) 04時19分
医療、金融業、そのほかの場合の御意見はいかがでしょうか?是非先生の御意見お聞かせくださいませ。米国はTPP交渉に参加した際に、新たに投資の作業部会を設けさせたと言われています。米国の狙いはISD条項をねじ込み、自国企業がその投資と訴訟のテクニックを駆使して儲けることだとしたら大変怖いことだと思います(>_<)
投稿: めるも | 2011年11月 5日 (土) 04時23分
医療、金融業、そのほかの場合の御意見はいかがでしょうか?是非先生の御意見お聞かせくださいませ。米国はTPP交渉に参加した際に、新たに投資の作業部会を設けさせたと言われています。米国の狙いはISD条項をねじ込み、自国企業がその投資と訴訟のテクニックを駆使して儲けることだとしたら大変怖いことだと思います(>_<)
投稿: めるも | 2011年11月 5日 (土) 04時23分
石破議員殿
TPPについては、「どうせ参加することになるのだから、今のうちに反対しておかないと補助金をもらえない」とばかりに反対論が花盛りです。一方で賛成論もどこか「アメリカと組むしかないんだから」といった気の抜けた風情です。
この景色は、かつての日米安保反対論のようです。あの時に徹底的に本質的議論をしなかったツケが普天間であり尖閣だと考えています。ここで農業を考え直さないといずれツケが回ってきます。
是非、石破さんに議論のリードをお願いしたい…のですが、お忙しいですよね?どなたか石破門下生の議員さんはおられませんか?石破さんも全部の問題に首を突っ込むわけにもいかないでしょうから、そろそろプチ石破を養成して下さい。
以上
投稿: BET2 | 2011年11月 5日 (土) 06時04分
石破先生こんにちは。
気がついたこと、箇条書きにて失礼します。
□セミナー全国ツアーを希望します。
□TPP)自由貿易は、親密な隣接国や利害関係が近い国同士で行う思い切った措置であり、どうも日本には向かない気がします。
関税がかかっても良いものは海外でも売れます。そもそも関税自主権は放棄すべきではないのでは
□既得権益の排除)農協も公務員同様、優遇や既得権益を排除し必死に働く環境とする
□増税)日本の財政を一定程度反映し、住民税と同様に基本的に全国民が負担する「国民税」を創設する
□補助金から融資へ)財政負担を減らすため、融資で足るものは補助金の代わりに政策融資で賄う
□年金削減)天引き税で実質給付を減らす
□公務員改革)公務員に兵役を課す
問題山積ですがご活躍をお祈りします。
投稿: NAG | 2011年11月 5日 (土) 09時06分
初めまして。杉原と申します。石波先生に意見するなど、釈迦に説法以外の何物でもなく恐縮の限りですが、二点申し上げたいと存じます。
まず今回の記事において、TPP参加と農政改革の因果関係が示されておりません。先生の仰る通り、農政改革は必要なことでしょうが、その契機をTPP参加とする必然性を理解し兼ねます。
そして農産物の輸出については、東日本大震災の影響、つまり被災地における農業の壊滅と放射能による風評被害を考慮すべきだと考えます。
前者は、農業改革どころか、農業復興の段階であります。このような事実を鑑みると、TPP参加は被災地農業の復興の障害となり、被災地を見捨てることに他ならないのではないでしょうか。
以上は被災地の農業に関する懸念ですが、後者は輸出する食物全般における懸念です。これは、東日本大震災以降の食品の輸出量を調べれば、放射能による風評被害の実態を把握できます。特にTPP参加国に対する輸出量の変化を見れば、TPP参加によって食品の輸出が増減するか予想できます。
残念ながらそのようなデータを入手できなかったので、以下に数字に基づかない想像を述べます。
放射能は水・海産物・農産物を多く、長く汚染し、人体に健康被害を与えます。例えそれが事実であろうとなかろうと、何人が保証しようとも、日本の輸出食品は風評被害を蒙ると想定されます。
さらにTPP参加国のGDPはアメリカが大半を占め、それ以外の国は10%程度です。大規模な市場であるアメリカは、米の輸入ではなく輸出に熱心なようです。このような前提で、果たして食品の輸出が増加するのか、疑問を抱きます。
私個人はTPP参加を不可避だと認識し、その結果日本国民の生活は悪化すると想定しています。どの程度の悪化かは不明ですが、先日政府が慌てて国民皆保険制度の維持を保証しました。確認や強調、保証は、その対象が不安定であると認める行為です。もしかすると国民皆保険制度の撤廃まで実現するかもしれません。
しかし私は国民生活が悪化することを歓迎します。スチュアート・ミルは「満足した豚であるよりは、不満足な人間でありたい」と述べました。革命や改革は民衆が「満足した豚」から「不満足な豚」になったとき、はじめて達成されます。TPP参加による生活不安こそが、所謂「戦後レジーム」と呼ばれるアメリカに依存した国体を改革する好機と考えています。
長く愚論を申しまして、誠に申し訳ありません。石波先生におかれましては御自身のお立場があり、主張に制限をかけられている事と拝察します。ご多忙の事と存じますが、どうか御体をご自愛下さい。石波先生の益々の御活躍を陰ながら、微力ながら応援させて頂きます。
投稿: 杉原 | 2011年11月 5日 (土) 09時10分
大事なのは寧ろ、「農業以外のルールも全て統一する羽目になる」ことな気がします。農業に関しては石破さんの提起する通り、参加する意義もあるのかも知れません。
しかし、では雇用は?保険は?年金は?と一つ一つ考えると恐ろしくなります。さらに、そもそもこれって韓国中国は参加するんだっけ?何でそこを飛ばして日本だけ狙うの?とか。
投稿: テツ | 2011年11月 5日 (土) 09時37分
石破先生
さすが石破先生です!農政とTPPについて、全く同意でございます。
文面を拝見して、思わず感動のあまり涙が出そうになりました。
我が国の農業は世界第五位。
農業が弱いなんてとんでもなく、実は有数の農業大国なのであって「手厚く守るべき」ではなく、むしろ「健全な産業として育成すべき」だと思っておりました。
そのためには、例えば外国の食品企業に農家自身が売りに出て行ってPRし、専属契約を結び「日本の○○県の○○地域のコメじゃないとダメ!」・・等というブランド化をはじめとしたスタイルを構築する必要があるわけです。
しかし、それでは安定供給面で個人農家ではパワー不足なので、イオンなどの大企業じゃなければダメじゃないかというと、そうでもなく、まさに地域マネジメント法の趣旨の通りかと思います。
今後の議論になろうかと思いますが、個人的には地域マネジメントの主体が自治体ではちょっとダメかなと思っていますけれども(要するに金儲けやPRが下手)、B-1グランプリのような結束された地場のチカラに期待したいと思っています。
B-1でも言えることですが、ブランド化はコピー粗悪品との戦いでもあるので、このあたりも国を挙げた対策を講じていかなければいけないのだろうと思います。
そういえば、カクテル「バカルディ」は「バカルディ社のホワイトラムを使わないと違法!」という法律があるのを思い出しました。
日本の○○地域のモノを使ってないと違法!という戦略も積極的に活用していく方向かなぁと思います。
マスコミは「日本の農業は弱い!」とか「自給率40%(しかも計算方法がデタラメ)を下回った!」とか、とにかく食料の危機を煽ります。
人間を調教するのに最も有効なのは食事を与えないことだ、などという話を聞いたことがあります。
このあたりからも、デタラメな情報で食糧危機を煽って誤った選択肢を誘導するマスコミは犯罪的だと思います。
余談ですが、食品について言えば、近年の我々日本人の舌がバカになっているんじゃないかと危惧しております。
例えば、コシヒカリとササニシキの違いもわからなかったり、ネギトロもコーンスターチを混ぜてこってり感を出した方が人気だったりと、残念な事例をいくつか聞きます。
せっかく「ホンモノ」を作り出す能力が秀でて高くても、それを見分ける消費者の舌が無いのでは悲しすぎます。
これも従来の農政の失政のためと言われればその通りな気がしなくはないですが、もっと大きな「日本の食文化をどう考えるか」という問題にも思えます。
石破先生が推進していた農政改革についてももちろんですが、麻生政権が志半ばで倒れてしまったことは、日本にとって痛恨の一撃だったと思います。
投稿: ぱなとりん | 2011年11月 5日 (土) 12時38分
TPP、何もデメリットだけと申すつもりもありませんが、復興もままならず、民主党政権のままで交渉参加はないでしょう。民主党の桜井政調代理でさえ「政府の交渉力のなさ」を指摘しているというのに。結局政治主導どころか、官僚の都合のいいようにされているのは自民党より酷い。30年先の事も重要、消費税も国民側もよくよく考えなければいけないが、国民に大した説明もなく国際会議で公約は独裁、野田氏は独裁者です。
投稿: ぬこしろう | 2011年11月 5日 (土) 12時47分
まず、TPPについて一国会議員としての意見を知ることが出来て良かったです。私は、テレビ、新聞各所、そして国会議員の大半が、TPPを農業だけで捉えようとしていることはあまり感心しません。労働や医療の自由化等も項目の一つですから。
参加するのだとすれば、TPPはアメリカに、いかに日本製品を買ってもらうかに懸かっていると思いますし、関税撤廃分とそれに上積みできるほどの儲けを出すことが重要です。つまり対アメリカの貿易収支を黒字に維持することが必要です。アメリカに対して貿易収支が黒字ということは日本の貿易の勝利を意味する指標の一つになると考えています。
しかし、ギリシャ問題に端を発するヨーロッパの銀行の信用不安、アメリカの失業率の高止まりによる閉塞感、そして日本のリーマンショックによる停滞、東日本大震災の経済損失のトリプルパンチで円高が止まりません。
この超円高では貿易収支どころか経常収支が赤字になってしまいます。
よってTPPに参加するのならば、なおのこと早急に円高を解消することが必要です。TPP議論と円高解消はセットでやっていく必要があると考えますがいかがですか。
拙文お読みくださりありがとうございます。
投稿: 保守 | 2011年11月 5日 (土) 13時49分
この問題は正直ややこしくて分かりにくいのですが、日本全体の産業スタイルが変わるくらいのものに思えます。だから「農業がどうの」という単一てきな問題ではなく日本経済としてどういう方向に進むのかというスパンの問題になると思います。議題には「知的財産」とうも含まれているようですが技術の流出などはないのか、例えば特許は守られるのかとかいろんな事が心配になります。もっと「日本経済及び日本経済システムがこのように変わる」という説明を頂けないでしょうか?もちろんデメリット込みで説明頂きたいです。更に不参加若しくは途中離脱した場合、国としてどうなるのか、日米関係には影響が出るのか、また影響が出るならどの程度のものなのかなど明確に説明して頂きたいです。日本国民に直接影響があるであろう事なのに「政治のみ」で話しが進行している感を受けます
投稿: 柴田 広行 | 2011年11月 5日 (土) 14時01分
石破先生
日々、国会議員として奮闘してらっしゃるご様子、感謝の念とともに拝見しております。
このたびのブログでTPPに関しての先生の所見がよくわかりました。
先生のお考えに同感いたします。
ただ、1点申し上げたいのが
「TPP」と「自由貿易協定」を分けて考えるべきではないかということです。
政府、および世界的な流れとして自由貿易協定政策がとられています。
すでに締結しているEPA/FTAもありその流れを止めることはできないでしょう。
私自身もその流れには賛成の立場です。
その自由貿易協定政策の中のひとつがTPPであり、TPP=自由貿易協定ではないのです。
TPPは慎重派が指摘するように
・100%、例外なき関税撤廃
・アメリカ議会が承認するまでの90日ルールの存在
・ISD条項
・ラチェット規定
など、危険な条項が多く、WTOの推進する自由貿易協定とはかけ離れたものです。
そこは先生も充分ご存知かと思いますが、ブログを拝見していると
混同して受け止められないかということを危惧しております。
これから先生が参画されるであろう自由貿易協定政策は
国と国との協力という面がある反面、国と国とのガチンコの戦いという面もあると思います。
日本が取り組む自由貿易協定の発展のためには、軍事力の論議なくして
正しい主張をしていくことが困難だと思います。
それは、対アメリカでも顕著であり、日本を取り囲む諸外国との関係もそうです。
ぜひ、そういった視点からもEPA/FTAを考慮していただきたいです。
差し出がましいコメントではございますがお目にとまりますように。
宜しくお願い申し上げます。
投稿: 大阪より | 2011年11月 5日 (土) 14時14分
TPPが農業農業だけでなく21項目あり、それぞれが問題を抱えていること。ISD条項などが国の主権をないがしろにする可能性があること。新自由主義が各国にもたらした格差拡大など問題点が多数論じられているのに農業問題だけに終始されていますね。農業改革は必要でしょうが、TPPのような危ない国際条約によるものであってはなりません。
石場茂国会議員には期待していただけに残念です。
農業以外の問題について、農業についてもNAFTAを結んだカナダがカーギル等になかば支配されるようなった現状について踏まえられた上で、もう一度ご意見を表明されることを望みます。
投稿: コンドウ | 2011年11月 5日 (土) 15時02分
ネットを使われる方はもう既にTPPに関する様々な情報を集めておられると思います。
私も自分自身で色々と調べ、その恐ろしさに驚愕しました。よく分からない人には
「サルでもわかるTPP」
http://luna-organic.org/tpp/tpp-1-1.html
ここをよく読んで欲しいと拡散に努めました。
TPPは日本破壊のための罠である事は多くの人が知り始めてる。
合わせて↓も見てみてください。
モンサント遺伝子組み換え悪魔の種 ( TPPで農業を自殺に追い込む?)重要
http://www.youtube.com/watch?v=c-MUy0WvGCM
『TPPで日本をぶっ潰せ!!』 ~ 10分で理解できるTPPの問題点 ~
http://www.youtube.com/watch?v=cNXEucYUFJ0&feature=related
大量の農薬を使い遺伝子組み換えされた悪魔の種を売りつけようとするモンサント
モンサントと提携している住友化学の会長は経団連の米倉です。
米倉の狗はTPPを推進せざるをえない。何らかの利権も絡んでいるでしょう。
福島原発の事故による放射能汚染も計算されたもの。汚染によって日本の農業を壊滅させ、
TPP参加で悪魔の種を大量に売りつけ日本人の支配と大量虐殺を目論んでる。
電波とかお花畑の話の次元ではもうない。現実です。
最後に
http://nvc.halsnet.com/jhattori/nikkou123/ ←この3つ目にある
「日本北米の乳幼児 核による大虐殺」を1から見て下さい。本当の黒幕を知って下さい。
日本政府はアメリカの手先であり日本人の敵なんです!!
投稿: Luna | 2011年11月 5日 (土) 15時38分
残念です、石破先生。
TPP参加は、農業だけの問題ではないですよね。
医療にまで手を出されると、国民皆保険制度の危機が待っている。
狂牛病の牛まで輸入しなくてはならない、遺伝子組み換え作物の表示も要らない等、あまりにもデメリットが消費者のデメリットが大きすぎる。
何故、震災に遭った東北の方々の多くが従事する農業を保護しなくてはならない今、参加する必要があるんでしょうか。
本当に残念です。石破先生。
投稿: あや | 2011年11月 5日 (土) 16時29分
石破先生、11月5日の講演で「TPPに参加しない選択はありえない。」「気に入らなければ承認しなければいい。」
と仰いましたが
米国内での事前協議を経なければ日本は参加できない。
一度参加して途中で抜ければ日本は信用を失う。
それでも参加するべきとお考えですか?
投稿: shin | 2011年11月 5日 (土) 16時56分
TPPは自由貿易のふりをしていますが、実際には米国主導のブロック経済・保護貿易です。書籍とインターネットで調べたところでは、
TPPの内容は米国が入った時点で実質的に自由貿易協定ではなくなってしまったようです。
一昨日の自民党・小野寺五典氏の質疑で、
玄葉外相は交渉に参加してから撤退すれば日米関係が深刻に悪化すると認めていらっしゃいました。
更に、もう既に日本はルール策定に加われません。
TPPルール 主張困難 米「参加承認に半年」http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011110290070328.html
各党本部と外務省、閣僚の事務所、首相官邸、与野党の政治家の事務所などに電話しましたが、
そもそも前提となるTPPの危険な内容と米国の意図即ち、
オバマ政権が経済建て直しに失敗して次期大統領選が危ういので、
北米自由貿易協定でカナダやメキシコ、米韓FTAで事実上の不平等条約を結んで他国から収奪することにした・実際にしている延長線上にTPPがあり、
ISD条項、ラチェット規定、ネガティブリスト方式、内国民待遇、最恵国待遇などの危険な内容が既にインターネットでは明らかにされているにも関わらず、
マスコミでは一切報道されていない状況にあり、
そもそもそうした基本情報が日本の政界の先生方で共有されていない事に問題があるとお伝えしました。
何とぞ超党派でTPPに関する正しい情報を共有して下さいますよう、お願い申し上げます。
そして交渉参加か否かを日本国として表明する以前に、
ISD条項、ラチェット規定、ネガティブリスト方式、内国民待遇、最恵国待遇などの、
カナダ・メキシコ。韓国のように日本が壊滅的に国益を損ない、国民生活を破壊する条項は一切お断りする事を、
我々国民のためにお願い申し上げます。
そして僭越ながら対案として、
TPPのような他国を犠牲にする方策
(しかも米国の産業構造上、他国から収奪した恩恵は一般国民に行き渡らず、格差が拡がるだけです)
ではなく、
米国経済が健全な形で建て直せるよう、同盟国として援助・協力をして頂きますよう、お願い申し上げます。
なにとぞよろしくお願い申し上げます。
投稿: 津田泰孝 | 2011年11月 5日 (土) 17時09分
石破先生!
本日は早稲田祭でのご講演、ありがとうございました。相変わらず分かりやすく、学生の間で笑いが出るとは、政治に興味関心を抱いた瞬間だったと感じました。
私は、卒業してから初めて校舎内に足を踏み入れました。14号館は特に初めてでしたが、こんな機会でもない限り、もう一生校舎に入ることなどなかったでしょう。そういう意味でもお礼が言いたいです。
昨日、石破先生のブログを拝読し、本日早稲田祭があることをお恥ずかしながら知りました。そして朝から気合十分で本キャンへ向かいました。かつては授業に気合を入れて臨む井ことなど、ただの一度もありませんでしたが、やはり大人になると勉学への心構えも変わるものなのでしょうか笑
石破先生に(もしあるならばと思い)質問を考えておりました。しかしあの場で質問するには狭義の質問となってしまうため、当てられなくて良かったかもしれません。島国日本の海の安全に関しての質問を考えておりました。昭和16年夏の敗戦を何度か拝読し、そこにも示されていましたが、中東方面からのシーレーンについて、また海自海保と異なる省庁が掌握する(広義の)国防組織の存在価値について、この辺りの先生のご意見をお聞かせ願いたかったです。またの機会に楽しみにしています。
あの後、帰ろうと思ったのですがうちの事務所の人間も一緒に居ましたので、枝野さんの公演も拝聴しました。一番面白かったのは、質問タイムの質問内容の差でした。なんというか、動物的本能なのでしょうか?こいつならやっつけられる!と感じた生き物には強気で出るというか。石破先生の質問時には見られなかった強気の「やっつけてやる質問」が飛び交っていました。枝野さんも学識高い立派な政治家と思いますが、我々素人は肩書きや何やらよりもその場の空気やオーラを強く感じる生き物なのだと思いました。
また、石破先生にお会いできる日を楽しみにしております。週末もご多忙と存じますが、お体にご自愛され理想の政治に向かって勇往邁進されて下さい。本日はありがとうございました。
投稿: URABE | 2011年11月 5日 (土) 17時23分
今米国産のお米はとても美味しいです。日本のお米と比べても遜色ありません。日本米は壊滅するでしょう。
私はTPPは農業問題だと思っていません。24項目もあるんですから。日本の主権を守る交渉力が果たして民主党にあるのでしょうか?賛成の立場なら政権を奪還してから言って頂きたいです。あらゆる報道でTPPに関して政府が隠してきた事実も明らかになっています。交渉参加表明したとしても、米国や他国の承認手続きが要るため、意見が言えるのは6ヶ月も先となり、日本の意見が入る余地はもうありません。
決められた枠に入るしかありません。
石破先生、先生のコメントを読み落胆いたしました。野田総理はAPECで参加を表明してしまうでしょう。消費税も国会で論じる事も国民への何の説明もなく、いきなり国際公約となってしまいました。私は消費税に関しては反対するものではありません。多くの国民も仕方ないことだとわかっています。でもこれは民主主義をあまりに無視した行為だと思います。この件に関して自民党がきちんと不信任案をだし、問責を出していただかないと、独裁者を認める事になりませんか?
昨今の政治状況には鳩山菅政権と同じくもう憤慨を通り越してあきらめに似た気持ちです。国民はもうあきらめ始めています。
ご自覚下さい。
日本人が日本人であることが嫌になってきているのです、本当に。
投稿: ゆなお | 2011年11月 5日 (土) 17時40分
TPPについて
自民党としてはTPPに反対するという決議があったそうですが石破さんはTPP参加はであられるそうですね。
あなたの政策通ぶりは自民党内にあっても特別の才をはなっておられると日頃より応援、信頼をしてきましたが、ことTPPについては考えを異としショックを受けています。
ボーダレス社会は左翼の行きつくところです。究極の目的にはここにあります。
外堀を埋められ総攻撃をかけられてはいかに強固な大阪城も火に包まれてしまいます。
たとえ、貧しい暮らしであろうとも、肩を寄せ合って生きていく仲間がいれば幸せな暮らしができるはず・・・。
価値観の異なる人達と生きていくことはできません。
大戦前の日本人の矜持に思いをいたせば、TPPなど愚の骨頂!
どうか、日本の伝統と文化を失うことの内容日本を導いてください!
投稿: 渡辺哲也 | 2011年11月 5日 (土) 19時24分
【TPP参加の是非について】
ブログの更新お疲れ様です。これほど長い文章も珍しいことではないかと思います。日本の農業に寄せる石破さんの考えがよく解る様になっています。我が国の農業政策は歪な進展をしてきたように見えますね。自民党が農村を票田としか見てこなかった弊害もあるような気がします。「減反政策」等は、農政の全体の中で異様な政策ではないかと思います。これがあるために我が国の農業は衰退したのではないかとさえ思います。農業が魅力ある産業になれ無い。あるいは新規に参入する人々が出てこないというか、後継者も育たない産業にしてしまった背景に「減反政策」があるように見えます。農業を保護すると言いながら弄んだように見えるのは、現にある異様な姿を見れば、気がつきそうなもんです。食糧自給率の向上を目指すのは国策です。それを具体的に勧めるために役所があるわけですが、方向性と手段が間違っているのでしょうか? どこか間違っていると思う人々は増えていると思いますが、TPPで一気に解決と云うわけにはいかない事も事実だと思います。衰退を加速させてしまうことにもなりそうなので、多くの人々が不安に思っているのだと思います。
>>TPPの問題は、どこか普天間基地移設問題と通底しているような気がします。
これは、民主党政権がそこにいるから、彼等に任せると問題解決に至ることがないことへの不安ではないですか? 彼等の怖いところは現状認識がどうなっていることか解らない不安があります。普天間基地問題の鳩山もそうでしたが、海兵隊とは何かについて、この問題の最初からどういう認識にあったのか解っていなかった。抑止力と云う言葉も解っていなかった。鳩山の認識がどういうものであったのかがわかったのは、この問題が拗れに拗れまくって半年経過してからでした。なぜ、もっと早くそれが解らなかったのかと言えば、誰も尋ねなかったからです。言葉の意味を共有しているという幻想があったからです。彼に早くから海兵隊とは何かについて尋ねていれば、無駄な時間の浪費が無かったのではないかと思います。議員の間で異なる意見が起きるのは同じ認識をしていないこともあるからだと思います。言葉の意味を解っていないということなども、問題にしないといけませんね。例えば政治資金規正法違反容疑で菅前総理に、資金の流れを参院予算委員会で糺した西田議員の質問で、菅氏に簿記の知識が無いことが露わになりました。帳簿上の不備を指摘しても、その意味の理解が無い場合、話が噛み合わない事になります。菅前総理の答弁がまさにそれでした。用語の意味の共有が無いと問題は解決しませんね。鳩山が海兵隊を米陸軍や米海軍とどういう違いがあるのかについて何も解っていなかったように、国会議員はある程度言葉の意味について共通の認識が無いと審議は進まないように思います。また、誤解した認識があると問題は拗れます。民主党に問題解決能力と情報収集能力に欠陥があるのは、基礎的な知識の欠如、無知が広範囲にあるためではないかと思います。だから、無責任な発言と行動になってしまうのではないですか? そしてそれが、民主党全体に広がっているように見えます。TPP問題で誤った情報発信をしていた前原政務調査会長などは、意図的に捻じ曲げて発言したのか、誤解した情報認識が下地にあって「参加して嫌なら抜けることが出来る」と言わしめたのか、誰もその後については糺していません。彼が意図的に誤魔化すために誤った情報を流す目的があったとすれば大きな問題です。誤解に基づく認識でやったとしても、職責上、責任を逃れることが出来ない重大なミスです。民主党の議員は、出来もしないことを平気で口にします。本人はウソをついているつもりがないとするなら認識が常人と異なっていると見たほうがいいですね。そういう人々が政権の座にいることが日本の不幸です。
突然の訃報があり驚きました。参院議長の西岡氏は、生前、菅前総理を追い込むために論陣を張っておられました。彼の主張は、菅氏が総理に相応しくないと言う一点にあります。それは国民の為に行動しないということに絞られていました。国民のために行動しない責任を取らない菅氏に、怒りを込めて批判しておられました。震災から半年が無駄に経過した事実を民主党政権は直視するべきでしょう。未だに原発事故の終息は見えていません。東北の復興は牛歩の如くです。民主党が政権の座にいることの危険を西岡議長は一番心配しておられたように思います。御冥福をお祈りいたします。
投稿: 旗 | 2011年11月 5日 (土) 19時37分
石破先生、お疲れ様です。
先生がTPPに前向きであることが解って少しほっとしています。
ここ最近のニュースを見ていると民主党よりも自民党の方がTPPに反対意見が多いように見受けられ、正直戸惑っておりました。
TPP反対派は農業保護や食糧危機を反対の根拠にしていますが、TPPとこれらはそもそも別問題ではないでしょうか?
先生も指摘されているとおり、これまでの農業政策によって日本の農業は衰退の一途を辿っています。
TPPに参加しなかったらそれが良くなるとでも言うのでしょうか。
また、食糧危機の問題にしても、肝心なことは食糧危機が起きた場合に国としてどのように対処するか事前に対策を練ることが必要なのであって、今、TPPに反対することではないでしょう。
ところで、民主党の交渉力が不安だとのご意見はごもっともです。
ですが自民党農林族の動きを見ると私には自民党も、いや、民主党以上に不安なものがあります。
投稿: ダヴー | 2011年11月 5日 (土) 19時55分
あなたの意見は農業問題に集約していますが、TPPの議論は農業だけでなく医療まで幅広く対象になります。あなたの言うように交渉に参加してあらかじめ決めておいた日本の主張をはっきり言える政府であれば問題はないと思います。ですがそれができるとは到底思えませんし、日本は内需で成り立っていて輸出における割合はわずか5%でしょうに。アメリカの圧力に負けてきて自民党政権ならばTPP賛成というのは誰もが納得できるでしょう。韓国のFTAを見ればわかるように、結局アメリカの有利な条件すぎて審議入りすらあやしくむしろ国会は荒れているほどではありませんか。今回はオーストラリアとニュージーランドが日本の工業製品の割合が高いからTPPをアメリカと組んで日本の工業製品を潰そうとしているのは明らかでしょう。しかも日本の企業はすでにアメリカや色々な国で現地生産をしているので関税撤廃したところで日本の国益にならないのは当たり前だという事に気づいていますよね。石破さん、利権からはとにかく離れて考えてください。
投稿: TPPをよく考える高校生。 | 2011年11月 5日 (土) 19時57分
石破君に賛成どうも冷静な議論がされていない。1987牛肉オレンジ交渉の時だって日本の農業は壊滅するって大騒ぎしたが、結果壊滅はしていないしチャンスにして飛躍成長した人もいる。まずテーブルにつくことを恐れてはいけない。アジアを、世界をリードする経済大国としての使命であると思う。
投稿: 木村建介 | 2011年11月 5日 (土) 20時42分
先生、TPPに賛成の立場をとるならばきちんと説明をされたほうがいいと思います。
国内は賛成反対で真っ二つですので。
賛成派は売国奴だと大衆層の保守派は考えている風潮があります。故に、きちんと説明をしないと、あらぬレッテルを貼られる恐れがあります。
少なくとも私は農業はともかく公的医療保険の観点から反対ですが、
TPPで薬価も自由化の対象となりえるのでしょうか。また、そのことによって国民皆保険を廃止、または崩壊に導く可能性があるのならそこを十分に考量して頂きたいです。
私は医療保険や薬価の自由化による、若者及び高齢者の無保険社会は望んでいません。
農業だけが論点ではないと思われます。むしろ論点は保険又はそれに付帯する事項(薬価等)の自由化だと思われます。
石破先生は医療保険制度の視点も踏まえて比較考量すべきだと思われますが、対策及び代替措置はお持ちでしょうか。
保険制度に対する十分な対策案をお持ちの上で賛成するのなら私は止めません。
ですがきちんとなぜ賛成なのかを説明するだけでなく、反対派も納得できる相当の代替措置も必要となると思われます。
投稿: 。 | 2011年11月 5日 (土) 20時57分
TPP参加に、石破先生が賛成していると聞きました。
マスコミはTPP=農業というような報道しかしていないので、多くの国民は「私には関係がない。」と思ってしまっているのではないかと危惧しています。
実際には農業だけでなく、医療や保険にも影響がでるのではないでしょうか?
途中で抜ける事もできると言っている人もいますが、本当にそのような事が可能なのですか?
これだけ国民や与野党内から反対意見も出ているのにも関わらず、「私が政治判断をしなければいけなくなる。」と言いだす首相。国民にきちんとした説明もせずにですよ。増税も勝手に国際公約する始末。
国民への説明や民意を問うのは、後付けですか。
「世界と約束したからよろしくね。」と言わんばかり。
日本はいつから独裁政治になったのですか?何が安全運転ですか?
韓国への5兆円にものぼるスワップの件も、国会できちんと国民に説明させて下さい。
韓国への支援はたった数日で勝手に決定するくせに、被災地への支援はダラダラ。
そして国内では増税。狂ってます。
マスコミはもちろん、韓国へのスワップは一切報道しません。
TPP参加と増税で日本が成長できるとは、これっぽっちも思えません。
増税にしろTPPにしろ、勝手に決める前に民意を問うてもらいたい!!
内閣不信任案の提出も検討していただけませんでしょうか。
半島を向いて政治をしている民主党では、日本はもちません。
投稿: 岩瀬智子 | 2011年11月 5日 (土) 20時59分
医療者として、TPP加盟に対しては大変不安の大きいところであります。農政や安全保障も大切な問題であることは云うを得ませんが、医療問題ももっと取り上げられるべきではなかろうかと思います。医療従事者が困るというよりも患者サイドとして大変困ることが生じる気がします。
投稿: 太田原 顕 | 2011年11月 5日 (土) 21時01分
賛成、反対という表面的な議論ばかりで、日本の将来像をどう描いていくかという観点が欠けているように思えます。私自身は身近な例で、農業の危機的な状況は実感してますし、守りだけでなく、攻めて行く必要性も感じています。その点で、石破議員の姿勢、農業の将来像を考えた上で、TPPと向き合おうとする姿勢には共感を持ちました。
2度目の寄稿なのですが、こうやって自身の主張をブログに掲載される(私自身はニュースで石破議員の親TPPの姿勢を知り、その詳細が知りたくてここに来ました)姿勢には共感が持てます。願わくば、全ての議員がこうあって欲しいですし、メディアも自分の見方を押し付けるのでなく、政治家の考えを聞く。そして、考えがないことを批判するくらいになって欲しいものです。
投稿: たか | 2011年11月 5日 (土) 21時36分
セミナーの件ですが、2点要望があります。まず、学生向けの場を作って欲しいということです。学生には高いお金を払えません(ただ、無料ではなくていいと思います。支えるという意味で幾らかは徴収していいと思います)。2点目は、学生の多い関西でぜひやって欲しいということです。
投稿: たか | 2011年11月 5日 (土) 21時44分
石破先生 お忙しいなか ブログ更新いつも ありがとうございます。分かり易く 勉強に なります。札幌でのセミナー行きたかったです。ぜひ こちらの方にも来ていただきたいです明日は 時事放談をみてから仕事に行きま~す録画も忘れないです お身体大切に倒れないように
投稿: pappy | 2011年11月 5日 (土) 22時04分
TPPは勉強すればするほど、参加できる代物ではないというのが私の意見です。
私は石破さんの見識や国会での答弁などを見聞きし、すばらしい政治家の方で、心から日本を憂い、現状で最善の方策を進める方だと信じています。
そのような方が一面的な側面で、TPPのデメリットを棚上げしているご意見を聞いて、心から残念に思います。
安全保障上、アメリカとの関係は最重要です。しかし、米韓FTAの如く、政治力、国力の差で不平等条約にも似た状況に追い込まれることだけは避けていただきたい。
野党として、日本の未来のために、与党の失敗を座して待つのではなく、失敗しないように導いていただきたい。
そう思う限りです。
投稿: norinoriwave | 2011年11月 5日 (土) 22時07分
石破さん
11/5日経【石破氏、TPP交渉「参加を」「気に入らなければ国会で承認しなければいい」】
私見では、このご主張が21世紀的な正しい姿勢だと確信しています。
21世紀には「深い洞察と多少の準備をした上で、走りながら考える」ことが必要だと。此れでこそ、国家の運営スピードが上がる。其の為には高い叡智やスピーディな決断力と実行力や強い志と覚悟が不可欠であり、また「ことを改めるに、遅過ぎることは決してない」(※注)という確信も必要になる。
(※注)まあ、鳩菅の様に「ことを改めて、逆走する」のは愚かですが(笑)。
ご主張と対比するに、谷垣さんの「農業対策を‥国会で決議しなければならない。とにかくTPPに入るというのはいかにも乱暴だ」というご主張は「考えてから走り出す」という美しく昔ながらの遣り方だと。「とっても20世紀的で日本的だ」と(笑)。21世紀には丁寧に石橋を叩いていては、必ず周囲に先を越され相対的に後退することになる。
石破さんの一層のご活躍とご健勝を心から念じます。
草々
投稿: 小倉摯門 | 2011年11月 5日 (土) 22時07分
いつも日本のためにありがとうございます。
TPPの毒素条項と呼ばれるものについて、危惧を抱いている者です。
例えばISD条項について、インターネットでは次のような情報が出ています。
*** *** ***
① ≪ISD条項の内容≫
ISDとは、ある国家が自国の公共の利益のために制定した政策によって、海外の投資家が不利益を被った場合には、
世界銀行傘下の「国際投資紛争解決センター」という第三者機関に訴えることができる制度である。
しかし、このISD条項には次のような問題点が指摘されている。
ISD条項に基づいて投資家が政府を訴えた場合、数名の仲裁人がこれを審査する。
しかし審理の関心は、あくまで「政府の政策が投資家にどれくらいの被害を与えたか」という点だけに向けられ、
「その政策が公共の利益のために必要なものかどうか」は考慮されない。
その上、この審査は非公開で行われるため不透明であり、判例の拘束を受けないので結果が予測不可能である。
また、この審査の結果に不服があっても上訴できない。
仮に審査結果に法解釈の誤りがあったとしても、国の司法機関は、これを是正することができないのである。
② ≪ISD条項運用の事例≫
このISD条項は、米国とカナダとメキシコの自由貿易協定であるNAFTA(北米自由貿易協定)において導入された。
その結果、国家主権が犯される事態がつぎつぎと引き起こされている。
たとえばカナダでは、ある神経性物質の燃料への使用を禁止していた。
同様の規制は、ヨーロッパや米国のほとんどの州にある。
ところが、米国のある燃料企業が、この規制で不利益を被ったとして、ISD条項に基づいてカナダ政府を訴えた。
そして審査の結果、カナダ政府は敗訴し、巨額の賠償金を支払った上、この規制を撤廃せざるを得なくなった。
また、ある米国の廃棄物処理業者が、カナダで処理をした廃棄物(PCB)を
米国国内に輸送してリサイクルする計画を立てたところ、
カナダ政府は環境上の理由から米国への廃棄物の輸出を一定期間禁止した。
これに対し、米国の廃棄物処理業者はISD条項に従ってカナダ政府を提訴し、
カナダ政府は823万ドルの賠償を支払わなければならなくなった。
メキシコでは、地方自治体がある米国企業による有害物質の埋め立て計画の危険性を考慮して、その許可を取り消した。
すると、この米国企業はメキシコ政府を訴え、1670万ドルの賠償金を獲得することに成功したのである。
要するに、ISD条項とは、各国が自国民の安全、健康、福祉、環境を、自分たちの国の基準で決められなくする「治外法権」規定なのである。
気の毒に、韓国はこの条項を受け入れさせられたのだ。
このISD条項に基づく紛争の件数は、1990年代以降激増し、その累積件数は200を越えている。
このため、ヨーク大学のスティーブン・ギルやロンドン大学のガス・ヴァン・ハーテンなど多くの識者が、
このISD条項は、グローバル企業が各国の主権そして民主主義を侵害することを認めるものだ、と問題視している。(後略)』
*** *** ***
私の危惧は、仮に日本がTPPの交渉に参加しても、
米国により日本に対してISD条項が事例のように運用されれば、日本国憲法で保障されている日本国民の主権・基本的人権を侵食するため、
批准ができずに日米関係が悪化するのではないか、ということです。
従って、前回お伝えさせて頂きましたように、
TPPの交渉に参加するか否かを日本国として表明する以前に、
ISD条項、ラチェット規定、ネガティブリスト方式、内国民待遇、最恵国待遇などの、
日本が主権を制限され、壊滅的に国益を損ない、国民生活を破壊する条項は
前もって一切お断りする事を、日本国政府として公式に宣言して頂きたいと思います。
我々国民のためにお願い申し上げます。
TPPのISD条項は日本国民の主権を奪うものであり、憲法違反です。
*更に、もう既に日本はルール策定に加われません。
TPPルール 主張困難 米「参加承認に半年」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011110290070328.html
日本は断固としてTPP交渉不参加を決断し、別の形で米国経済建て直しに貢献する事を宣言するべきと考えます。
投稿: 津田泰孝 | 2011年11月 5日 (土) 22時09分
強引なTPP交渉参加方針の表明と普天間問題はなるほどリンクしているのかもしれません。しかしながら、TPPは金融・投資等サービス業全般にわたるルールを規定する以上、単なる農業問題ではなく、また、国家による「保護」政策自体を国際問題として提訴できるISD条項を含んだ主権に関わるものです。アメリカの代表的な米、例えばカリフォルニア米は美味で、ヨーロッパ等海外で暮らす日本人にも日本米と同じ味わいで安く定評があります。しかし、使用農薬の基準が低く、高い残留農薬を有しています。TPPを締結すると当然ですが、日本は農薬安全基準の緩和を強いられることになります。日本政府による規制は、ISD条項により経済的機会の損失を被るアメリカ企業への補償義務となるため不可能になります。いわば日本国民の主権の侵害ともいうべきTPPは、日米同盟の深化ではなく自国の伝統や文化、思考を放棄した隷属化ではないでしょうか。
投稿: タケサン | 2011年11月 5日 (土) 23時11分
テレビでは農業VS工業みたいな図式で取り上げることがおおいですが、TPPはアメリカ輸出倍増計画のために、日本のあらゆる市場開放させようというものと認識しています。
農業の問題よりも、安全基準、著作権、労働力の問題のほうが大きな問題として自分はとらえています。
聞けば、今参加を希望しても、実際に話し合いに参加できるのはアメリカ議会の承認を得る90日後で、その頃には話し合いはすでに完了しているような状態になる可能性があると聞きます。
これでは、日本独自のルールをアメリカの基準に合わせているようにしか思えません。
自分の認識や知識が足りないために、被害者妄想を強くしているのかも知れません。
ですが、このように思っているものもいると思ってください。
これからも議論は続くと思いますが、拙速な結論だけは避けるようにしていただきたいと思います。
乱文失礼致しました。
投稿: かんさい | 2011年11月 5日 (土) 23時41分
最近のTPPの話は、賛成か反対かが両極端で、マスコミも両方のゲストを招いて議論させる、というのが多いようです。
農業の代表者を呼べば反対しか言わないのは当たり前、商工業の代表者を呼べば賛成しか言わないのは当たり前、こんな大きな改革なのだから問題点が多いのは当たり前です。
でも、もう少し本質をついた話が出来ないものでしょうか。
私が思うに、もし、現状でTPP参加しなければ、たぶん20年後までは参加することは無いと思います。(20年以内に参加するのなら今から参加しろ、ということです)
その前提を元に、TPPに参加しない場合の日本の繁栄の青写真を描き、参加する場合の日本の繁栄の青写真を描き、その上で、数十年というスパンの下に議論して欲しいものです。
国民はそれほど無知ではありません。賛成か反対かの両極端な言い合いはうんざりです。いま求められているのはビジョンです。
たぶん、アメリカと如何に付き合うか、安全保障を如何にするか、が決まっていないとTPPも決まらないような気もしますが、
宜しく御願いします。
投稿: 堀 | 2011年11月 6日 (日) 00時18分
ハードスケジュールお疲れ様です。
政友会にて主人と共に拝聴いたしました。主人は先生の後輩です。
31日のセミナーに参加できなく残念でしたが、
この講演会で初めて先生の生の声を聴く事ができ感動いたしました。
とても楽しく且つ先生の考えが端的に言葉で表されていて流石です。
TPPにつきましても不安はありますが、先生のお考えに賛同いたします。
主人ともどもこういう方に総理になってほしいと、心から願いました。
次回セミナーは参加いたします。
平日の5時からでもOKです。応援しております。お身体ご自愛ください。
投稿: chibi | 2011年11月 6日 (日) 00時24分
石破さんお疲れ様です。
TPP問題、今だにターゲットは農業だと大騒ぎするマスコミにはヘキヘキする思いです。
本丸は郵貯、簡保などの金融がらみであることに対し国民の視野を塞いでおります。
グローバリストの言う自由化推進策は世界的に破綻しているにも関わらず米の押し付けを正としマスコミを笠に何が何でもTPPなんてほざいてるのは滑稽にしかすぎません。サブプライム崩壊からのギリシャ問題を端にしたユーロ問題、米ドル崩壊問題これら全てグローバリストに依る策略に依る結果ではないですか。
にも関わらずグローバリズムには逆らえない仕方ないなんちゅう発想は民主主義、国家主権を放棄したも同然ではないだろうか。
初期に参加したカナダ、メキシコが何故撤退したのか、何故現在参加しているオーストラリア、ニュージーランドがドン引状態なのか、何が無理で何が問題なのか、とかく安全保障を持ち出してリンクさせている与党の馬鹿がおりますが
トンデモない発想です、政治家として恥ずべきレベルにも拘らず問題意識すら持ち得ない思考にはただただ呆れるばかりです。まるで防衛問題があるから貿易関税で妥協しましょうってなことをあからさまに言ってるに等しいではないか。貿易は貿易、国防は国防。ケジメのない政治は先の大戦での失敗をなんら反省、分析していないに等しい思考回路であります。もういい加減グローバリストの暴走は止めねばいけないでしょう。いち国民としてはなはだ迷惑であり世界的にも混乱を増長する悪政です。
投稿: 5963 | 2011年11月 6日 (日) 00時28分
非常に失望しました。農業だけの話に終始してごまかそうとしていますね。多くの国民が真剣に危惧しているのは農業だけではなく保険、雇用をはじめとする日本の社会のあり方そのものを無抵抗のまま変えられてしまう事への恐ろしさです。本当に日本の事を考えられているのですか?私はTTPに断固反対です。
投稿: KK | 2011年11月 6日 (日) 00時36分
以前からTPPについて先生のお考えを拝聴したいと渇望しておりましたので、今回のコラムは本当に勉強になりました。
先生の選挙区では農村地区が多いでしょうから、てっきり先生は反対のお立場だとばかり思っておりましたので、そういった利害にとらわれない、それでいて農業の未来をきちんと考えた一歩先の理論に、目からウロコ!です。
さすが石破先生!敬服いたします。
失礼ながら、ここのところTVでもブログでも与党批判に終始しておられるように感じ、もっと前向きな未来志向のご意見をお聞きしたかったので、今回のブログには感激しました。
ただ、不安に思うのは、国際的な場において日本は交渉能力が極端に低く、TPP参加にあたってはまた不利な条件を押し付けられるのでは、という点です。
停滞しているとはいえ、まだまだ日本は経済大国です。その日本が参加するか否かは大きな鍵となるはず。そのキーパーソンとして交渉を有利に進められるようにと切に願います。
また、農業保護の問題ですが、以前にもお願いしましたように、中学校を含む義務教育期間中の給食を国費でまかなっていただき、可能な限り国産品で調理することにより、日本の農業を少しでも支えていけるようにしていただきたいです。
我が家は貧困層の多い地区(大阪)にあるので中学でも給食ですが、そうではない甥っ子の学校(京都)では、弁当はおろか昼食代すら持たせてもらえない子が数人いて、その子たちに盗られないよう素早く食べないといけないから大変らしいです。
給食費未納問題も周知の通りで、その回収に先生方は苦労なさっておられると聞きます。
高校になれば子供たちもアルバイトが出来るようになり必要なものは自分でも買うことが出来ますが、義務教育期間中はそうもいかず、そういった子供たちを救うためにも給食は食育の授業ととらえ、地方自治に任せないで全国一律に税金で賄われるようにすべきではないでしょうか?
その中で地産地消であるとか、栄養学(今の子供は恐ろしく野菜嫌いでびっくりしますよ!)といったことを学ばせることは、農業を守ることに繋がると思います。
是非御一考ください。
鳥取はぐっと寒くなっていることでしょうね。お風邪など召されませぬよう、お体にお気をつけてくださいね。
投稿: 初美 | 2011年11月 6日 (日) 00時40分
石破先生 こんばんは
お疲れさまです。
東京へはなかなか行けませんが
一度はセミナーに参加させて頂きたいなぁと思います。
TPPについて 石破先生のご意見をお聞きしたいと思っていたので
ブログの更新 うれしいです。
ありがとうございます。
文面から長年 政治の前線に立たれてきた先生のいろいろな思いが
伝わってきて 何度か読み返しました。
経験や先を見通す眼や熱意や 本当にたくさんの要素を兼ね備えた方にこそ
国の舵取りはして頂かなければならないと
強く思いました。
TPP自体を否定する人のみならず
この難しい交渉を
民主党に任せるのは 不安でたまらないという理由で反対する人も多くいると思います。
私もその一人です。
CO2削減から始まって 消費税まで
国民のコンセンサスを取る前に 国際公約してしまう・・
CO2の時は 鳩山さんの個人的な資質の問題かとも思いましたが
ここまで及ぶと これが民主党のやり方かと とても不快です。
TPP亡国論を展開する方々は 具体的な諸国の例も出されて説明されています。熱意も感じられます。
政府はそれを「TPPお化け」というだけで
不安な国民を説得する説明はされません。
農政についても 結局補助金をばらまくだけでは
ゆうに(政府試算による)TPPによる一年間の増益を超える補助金が必要になり
これでどうやって国力を高めるのか・・と思ってしまいます。
メカニズムというか こうなればこうなるという説明の展開がなければ
TPP参加に積極的にはなれないと思います。
先生が書かれているように EUでもどこでも農業は大切にされ保護されて
その上での 日本の農業を発展させなければいけないし
その可能性も きっとあるのでしょう。
でも それを今拙速に急いで
どん底から立ち上がろうとする 東北の方々に希望を与えることになるのでしょうか。
農業を切り捨てた韓国のように 日本も舵を切ろうとしているのではないか・・
そんな不安をもたれないでしょうか。
心配です。
短期的に考えれば TPP参加国の中で
「高いけれど おいしい日本の農産物」を
買ってくれる裕福な層を厚く持つ国々が
そんなに含まれているのでしょうか。
後半に先生が書かれていた 「普天間問題」との関係は
最初から感じていた事で
簡単に言えば まさかとは思うけれど
普天間問題の失政を TPPで補おうと 政府は考えているのではないか
疑問に思います。
胃炎に肺炎の薬を処方するような
うまくいえませんが それこそ傷口を広げる事になるのではないかと心配です。
やはりTPPは 熟慮するべきものではないでしょうか。
どうしても 今参加して締結しなければ
間に合わないものなのでしょうか。
農政の事が中心に語られる事が多いですが
他にも多岐に渡る課題がありますし
熟考すれば 別の道 もしくは 参加するにしても もっと上手なやり方が
素人考えですが あるような気がします。
投稿: M.K | 2011年11月 6日 (日) 01時19分
こんにちわ
共産党も「恐怖政治から市民を守る」と言う名目で平松市長を自主支援とかw
私は大阪市民ではありませんが、こうもバラバラの理念の既存政党が揃ってタックルを組んでいる方が、私などからみれば「恐怖政治」以外の何物でもありませんw
災害時の府の機能の面で、咲洲庁舎の移転を反対に思ってた私は、「前橋本知事しっかりしてや~」と頼りない部分を残念に思っている事も確かですが、この負債にしても、過去の既存政党達の利権にまみれた膨大な税金の無駄と負債額を比べたら、各政党達に非難する資格があるのか?と思っています。
「腐った既存政党も省庁も一度全て解散して欲しい」と、心で思っている今の私は、大阪府民としては、維新の会を応援します。
原発問題にも厳しいですし、子供達の未来を考えればまともです。
子供達のために、大阪から、「誇りある日本」を目指して欲しいと心から願っています。
そのためには、橋本さんや大阪維新の会のメンバーには、もしこれから権力を握っても、利権にまみれた腐った政治家にだけはならないよう願いたいものです。
アメリカの軍隊や日本の自衛隊が一人の仲間も見捨てない様に、
日本の政治家にも一人の国民も見捨てないで頂きたいものです。
それを自民党に期待していた私は、今は心が大きく揺れています。
政治に関心が無かったので、ネットで調べる他には、過去の先生を知りませんが、今の先生を信頼する事が私にとって大切な事です。
どうか金北朝鮮テロリストに拉致された一人の国民も見捨てる事のない「総理」になって下さい。
頑張ってください。
投稿: 大阪の女性 | 2011年11月 6日 (日) 01時55分
まずはどの政党も農家という防波堤をはるかに超えてやってくる日本を根底からひっくり返してしまう見えない津波があるという恐怖感の説明をなされていないことに疑念を抱きます。
これだけ世界が不況になれば、特にアメリカのように「負けは許されない」国にとっては自分の都合を聞き入れてくれる国にねじ込んでくるのは必然的ではないでしょうか。
これは震災の時の「報恩」とは別次元の外交であり、現状での放射能などの影響をあえてカードとして組まれた平成のハルノートのようです。
外国からみれば日本はまた鎖国でもするのかと思われるかもしれませんが、軒先を貸して母屋を取られてしまうくらいの危機感が取れないわけです。
疲弊して民主党に日本を壊されるくらいならば、いっそのことアメリカの新しい州になるほうがマシですが、日本人という民族は世界に誇れるはず。
自民党としての方向性を見せてください。
投稿: 松濤 | 2011年11月 6日 (日) 03時55分
石破先生
いつも公務ご苦労様でございます。
今回は少々苦言を呈したいと思います。
食料安全保障に関して、定義は「食料自給率」でも「食料自給力」でも構いませんが、TPP参加によって本当に現状の食料生産を維持できるとお考えですか?(現状ですら世界的飢饉が起こった場合に日本国民の食料確保は厳しいと思います)。
増加が極めて著しい世界人口による食料危機(大規模災害、水不足等のイレギュラーな場合も含めて)の事をどこまで考慮されていますか?
また、TPP参加で激安の輸入農産物が入ってきて、たとえば北海道の多くの専業農家の経営が本当に持つとお考えですか?
農家が単収増加等の努力を怠ってきたというのも私は言い過ぎかと思います。努力してきた市町村や農家もあります。
日本の良質・安全・おいしい農産物なら需要があると仰いますが、相当な富裕層でなければ高価な日本の農産物は買ってくれないでしょう。たとえアジア圏の所得増加を見込んだとしても。
先生のお考えや予測は全般的に甘いと思いますし、農協の経営方針にしても全てそうですが、その解決策や将来ビジョンを示せない内は、TPP参加に前向きな発言は慎んだ方が宜しかったのではないかと思います。
昨日、いきなりYahooのニュースに石破氏は参加に前向きとの記事が出ましたが、ブログにお書きになられている先生の緻密なお考えが国民に正確に届いていないことを危惧しております。今後とも、先生の理念を十分に国民にお伝えされることを心から祈っております。頑張ってください。
投稿: NAKAGAWA | 2011年11月 6日 (日) 04時03分
何かあったら責任取れよテメエ。
投稿: 竹内邦夫 | 2011年11月 6日 (日) 06時22分
俺は今日の朝まで政治家を信用できずに生きてました。
テレビで石破さんの話を聞いて感動した。
おこる訳がない戦争や貧困。
自分たちだけで守る術を持たない日本。
もし戦争になったりしたら日本人でなくアメリカンが対応してくれる。
日本はいつから勇気や感謝を忘れたんだろうか。
せめて戦えないのだから協力はしたい。
日本人である誇りを失わないためにも。
ありがとうございます
投稿: 中西 | 2011年11月 6日 (日) 09時22分
TPPに入ると色々なものの自由化を求められると聞きます。すぐにじゃなくても、いずれというのも困ります。悪いものはその時に反対すれば良いといっても、この国の政治家は反対してくれない…。
よく聞くのは保険制度がアメリカのようになる可能性があると…。裕福な人だけが保険の料金を払え、払えない人は盲腸とかでも大金を払わなければいけない…。
薬も高くなり、遺伝子組み換え表記もしなくてよくなり、色んな話を聞きます。
参加しても、日本は言いなりで、日本を守る主張をしてくれるという想像が出来ません。
農業に限ってだけの問題ではありません。
投稿: はにわ | 2011年11月 6日 (日) 10時14分
石破さん
【いっそのこと休日に充分時間をとって開催することも一案】
勿論此れは、私にとっては諸手を挙げて大歓迎です。
然し、最近は触れられなくなりましたが蓄積疲労は?楽しみにされている「奥様への罪滅ぼし旅行」は?が気懸りになところ。懸念事なくすっきりと休日の議論を楽しむには、「その後」が良いw。
但し、お願いは、速やかに其れを行い、速やかに次へ!w
草々
投稿: 小倉摯門 | 2011年11月 6日 (日) 11時49分
農業だけの問題ではなく、国家の主権の問題だと思うのですが。政治家の皆さんは裕福は方が多いので10割の病院代は屁でもないでしょうが。
アメリカのいいなりに生きるのはまっぴらです。日本人の雇用が無くなったら石破さんは責任を取れますか?雇用を確保できますか?
今朝のテレビ番組を観ましたが、石破さんには失望しました。
投稿: n.sato | 2011年11月 6日 (日) 12時24分
TPP参加にかかわらず、日本の農業のありようについて、根本から考え直すときが来たと思いました。少し遅いような気もしますが、防衛問題についても米軍に依存するのか国防を自国でできるような体制にするのか普天間の移転問題を根本から考え直すべきだと思います。一有権者としてこれからのご活躍を期待しております。
投稿: akiei | 2011年11月 6日 (日) 13時20分
TPPに反対している議員も自由貿易に反対しているのではありません
今回の交渉は国の形をも変えてしまう可能性があるからなにを守りなにを解放するか議論もろくにしないまま参加するのはせっそくではと言っているのです。
反対しているひとたちをいつもの○○はのひとたちがわめいているみたいな発言をしていましたがそんな見方しかできない石破さんに失望
国を解放することは大事ですが主権まで開放することがいいのでしょうか?
投稿: 栗 | 2011年11月 6日 (日) 13時38分
石破さん
日経【自公共闘立て直し来年の選挙想定、TPP・消費増税で足並み】
谷垣某の「総裁任期の来年9月までに解散に追い込む」目論見にもその尖兵である大島某と石原某の頭にも、近視眼な「党益」だけがあって、肝心の「国益!」の視角が無い。「悪しき政局」に奔走する姿は不健全極まりない。
有権者は、次回も又もや「駄目さ競争選挙」を強いられるようです。
一方で、公明党井上義久幹事長:小選挙区比例代表連用制の導入など抜本的な制度改革を求めて、「格差是正と抜本改革はセットでないとダメだ」と反論。公明の方がマシに観えて仕舞う。
草々
投稿: 小倉摯門 | 2011年11月 6日 (日) 14時14分
日本にはマネー社会から切り離された人々がいます。
たとえば生活保護家庭や障害者年金、退職しての年金受給者
この人々を日本の第一次産業を守るマネー社会から切り離して無償で日本を守る。と言ってはおかしいですが、年金を貰いながら、日本の大切な産業を相場ぬきで生産するワーカーに育ててもいいのではないでしょうか
投稿: 伊藤 | 2011年11月 6日 (日) 14時43分
http://www.ustream.tv/recorded/18203344
沖縄若者語ろう会!居酒屋 絆道(きずなみち)代表浦崎 芳郎です。沖縄の若者、政治に関心を!をテーマに保守、革新の先生方と若者の熱いトークです、、3か月に一度くらいのペースで開催していき沖縄から全国に発射!をテーマに奮闘してます、ぜひ沖縄にいらした際は小さいお店ですが熱い若者が政治について語り呑んでます。ぜひ遊びに来てください。那覇市久米2-16-1 098-863-5177 絆道
浦崎芳郎でした。
投稿: 絆道 浦崎芳郎 | 2011年11月 6日 (日) 14時50分
知識をひけらかす部分が多い割には
態度をはっきりしない議員だと思う。
政治家は実行してなんぼだと思います。
石破さんは政治評論家のほうが合っていますね。
投稿: 吉田 | 2011年11月 6日 (日) 14時54分
初めまして、石破先生、私は長きに渡り労働組合で活動し、組織として、自民党を敵対視し、政権交代を願ってきました。しかし、現実に政権交代となって、出てきた結果は自民党政権時代にもまして厳しいもの。周辺の感想は所詮経験のなさ、埋蔵金なんてあるはずない。と、冷めたものです。やはり、ここは石破先生みたいに理路整然と分かり易く言って戴く方が必要です。応援してます。
投稿: 米倉豊比古 | 2011年11月 6日 (日) 15時07分
「戦後レジュームからの脱却」を主体的に構築できずにきた体制に関税自主権の交渉など任せることはできません。国土のありかたは何世代にも引き継がれるべきテーマであって、国土の理念が構築できないまま、日本を外国に自由に切り売りできる条約の交渉に参加するなど、国民の代表者たる国会議員の口から聞きたくありませんでした。特に石破さん、あなたの口から。「交渉してみなければわからない」は素人が言うことです。もうすでにTPPの内容はかなりの部分明らかになっています。ISD条項、内国民待遇など、また新たな領土問題を作り出そうとするつもりなのでしょうか?今この時期にですよ?野田首相もこのタイミングで決断などしないでいただきたい。言ってしまった、でもできなかった=ハトヤマシンドロームを何度繰り返すつもりでしょう。日本人として恥ずかしい。毅然と「交渉不参加」をあらかじめオバマさんに言ってあげるのが主権国たる日本のTPPじゃないでしょうか。いまさら新自由主義のテーブルに着くことが国益なのですか?良質の水資源とそれを適える山林、郷愁を伝える耕地、世界から絶賛される日本人の源です。外資による脅威や環境破壊の不安にさせないことこそを政治にもとめます。福島を復活させる!主体的に農業改革をやる!国民の多くが信頼して向かって行ける、「世界の日本」の真・自由主義を構築すべく皆さんには汗をかいてもらいたい!石破さんがんばれ!
投稿: 鬼の平蔵 | 2011年11月 6日 (日) 15時15分
石破先生、はじめまして。
いつもブログ拝見させて頂いております。
私は日本の米や野菜などの農産物はとてもすばらしいので、世界的に受け入れられると思うし、外国にどんどん売り出すべきだと考えています。
でも、逆に外国からたくさん農産物など食品が入ってくることは良いとは思えません。
中国では毒ギョーザ事件もあったし、韓国ではキムチの衛生面でのニュースを見たことがあり、これらの国からのものは買うのを控えております。
しかし外食産業などでは、安い中国産や韓国産の野菜を使うことが多いようで残念に思っています。
それから最近煎餅を買ったら、米が米国産やタイ産などの表示のものが多くびっくりしました。
日本で減反しなくてはいけない状況なのに、国産のものが圧倒的に少ないのです。
どうにかならないでしょうか。
あと、TPPのことで質問です。
先生は、ISD条項についてどうお考えでしょうか。米韓FTAではこれが結ばれたようですが、
日本にとって不利な条項ではないかと心配です。
投稿: あわわ | 2011年11月 6日 (日) 15時16分
私はTPPに関しては反対派です。
しかし何故反対派かと問われれば、「参加によってどうなるかわからない」からです。
どちらかといえば「慎重派」になるのかもしれません。
何が言いたいのかというと、TPPに関して国民への説明が無いということです。「不十分」ですらありません。
今現在反対派の方々の説明の方が説得力があるので反対派になっています。
推進派、特に閣僚から何の具体例も示されていません。
増税に匹敵するほどの大政策のはずなのに何故また密室で事が進むのか・・・
今に始まったことではありませんが、現政権は理解できないことが多すぎます。
投稿: 東北の片隅より | 2011年11月 6日 (日) 15時20分
先日、ニコニコ生放送でTPP討論番組がありました。その中で元参議院議員であった田村耕太郎氏が「なんで今ごろこんな議論してる?」と指摘されていました。全くその通りです。それにアメリカ国内ではTPPは殆どニュースになっていません。むしろヨーロッパの経済危機や雇用の創出の方が重要課題です。
なのにネットでは(あくまでネットの中での話)中野某を信奉している連中が多く殆どが反対派です。(しつこいようですが、あくまでもネットの話です。)この中野某と言う人は言っていることはただの扇動家で、冷静に分析しているとは言えない感情的な論理を叫んでいます。(誤りや思い込みが多すぎます。情弱と呼ばれる人はこんな人に騙されているのです。)農業の問題は石破さんのご指摘通りで、流石に長年関わっておられる方の発言です。付け加えるなら、TPPで日本のコメを輸出して金儲けが出来るチャンスが来ます。ただし、それは農家次第ですが。(既に始められている方がいます。日本のコメは中国や台湾で人気です。)
似非学者を信奉している人たちは一度田村氏や池田氏のブログ/ツイッターを見て頭を冷やしてください。如何にN氏の論理がトンデモ論か分かります。
こんなことを言うと、N氏信奉者は感情的になって米国の犬とか叫んで、60年代に流行った化石の言葉を繰り返すのでしょうね。
アメリカの犬呼ばわりする人たちに言っておきますが、アメリカの影響力はかなり低下しています。ご参考までにこの記事でも読んで勉強しておくように(いろいろな意味で)→ http://www.nytimes.com/2011/11/05/world/americas/brazils-rapidly-expanding-influence-worries-neighbors.html?_r=1&smid=tw-nytimes&seid=auto
本論からずれてしまいますが、日本の安保はアメリカの力の低下をどうするのか検討しなければならない時期に来たと言えます。金だけを出し続けて番犬を飼い続けるのか、それとも憲法を変えて自衛隊を正式に軍隊にして防衛力を強化するのか。(ただ、N氏を信奉する愚か者がこれほど多いと、無理してでも番犬を飼い続けた方が、何かとトラブルを起こす確立が減って安全かと思いますが。)
石破さん。以前にもお願いしましたが、自民党にもTPP反対論でポピュリストになっている人が多くいます。また、経済論を民族主義とくっつけて論じる愚か者も多数います。このような人たちを黙らせることが出来るくらいの党内基盤を作ってください。もう名前は充分売れているので、テレビ出演とかしなくていいでしょう。自らの周りを固めることに専念してください。
投稿: 三丸子 | 2011年11月 6日 (日) 15時22分
読売新聞に、
> 自民党の石破茂前政調会長は5日、早稲田大学で講演し、「(TPP)交渉に参加しないことはあり得ない」と述べ
とあるので、交渉自体には賛成なんでしょうか?今回のブログの内容と齟齬があるように思えます。
出来れば、本当の所が知りたいです。
投稿: 安田正 | 2011年11月 6日 (日) 15時23分
何時もながら先生の見識の高さと的を得た論理展開、そして六十五年に亘り統治の中心に在った所属する政党乃至ご自分の国政にも責任ありと言及忘れない、中庸にして総括するお話に双挙賛同するものです。
維新の歴史紐解くまでも無く、開国に向かって敢然と挑んでこそ道開け改新と発展の光が射すと信じます
投稿: 山口賢二 | 2011年11月 6日 (日) 15時33分
石破先生、日々ご多忙な中、国政の為に東奔西走頂き、誠にありがとうございます。
私は、一サラリーマンながら、石破先生のご持論とご見識を高く評価させて頂いているものです。
TPPに対するご見解を拝見させて頂きました。同時にTPP賛成の各誌が、こぞって石破先生がTPP賛成である旨、書きたてているのを目の当たりにしました。
結論から申しますと、本件に関しましては、非常に残念なご対応であったと言及せざるを得ません。
・一つに、劣勢に陥りつつあったTPP容認論に対して、ある種の勢いと箔を与えてしまった感があります。石破先生のご高名とご博識を、メディアや民主党の推進論者の後押しに、利用されてしまったのではないでしょうか。プログから察しますに、石破先生は、安直な賛成はしておられないのですが、時節のタイミング的に、ある種の方面に力を与えてしまったような気がしてなりません。言葉尻を拾って、吟味せずに広くあまねく伝えるのが、メディアの常だと思います。
・一つに、農業に重点を置いておられるがゆえに、あるいは農業だけの問題として、誤まった印象を植え付けてしまった可能性があります。先生も書かれています通り、TPPは農業だけの問題ではないのですが、他の点に深く追求をされず、コメに焦点を絞ったあたりが、逆に問題を農業の件だけに、矮小化してしまったととられる向きがあるのではないでしょうか。
・一つに、米国と他国で行われている貿易協定、特に米韓FTAなどの、いわゆる不平等条約が施行されようというときに、先生の造詣が厚い国防・安全保障の観点からの見解が上手く伝わっていないような感があります。日本の国富を、アメリカに上手く利用される可能性はございませんでしょうか。
・一つに、民主党が「高度な外交折衝」であることを楯にとって、TPPの問題をに対して野党にさえ十分な情報を与えていない事に対して、石破先生の「怒り」が、見えてこないような感があります。
日本国にとって、その根幹にかかわる重大な取り決めであるのに、十分な時間をかけた熟議を行わず、また情報を開示することなく、成立にこぎつけようとする民主党の姿勢を、追認した事にはなりはしないでしょうか。(続きます)
投稿: まめもち | 2011年11月 6日 (日) 15時40分
石破さんに要望
1憲法改正 特に9条
2農業改革 農地集約
3学校を卒業して就職できるように
4公務員の自衛隊予備軍の義務化
投稿: 石田武彦 | 2011年11月 6日 (日) 15時55分
石破先生は、農業における改革を他人まかせにせずに、自らの問題として深く認識されている様は、深く読み取ることが出来ます。
また、民主党の無責任な外交によって生じたアメリカとの関係に、一連のTPP騒ぎを経て、その連携にさらに「きしみ」を生じせしめてしまえば、国防・安全保障の観点から、日本は苦境に陥る可能性も否定できません。
日本は、憲法改正を行い、自主の軍隊に自国を守らせるようにするべきなのですが、その当たり前の意見ですら、いまだ成熟せず、いつ、日の目を見るのかさえわかりません。
国防に明るい先生が、危惧を覚えるのも、当然の事と拝察致します。
しかし、あえて言わせていただければ、民主党が与党であるときに、TPPの交渉に参加させてしまうのは、大変に危険な行為であると思います。
民主党は、全ての方がそうとは思いませんが、大体において確たる国家観に乏しく、まさに与党を批判することによって成立してきた政党です。
さらには、党員・サポーターに外国人の参加が許されるなど、外国人の影響が強く投影される政党です。首相さえもが献金を受けているような中、国益を論ずる資格に乏しいと指摘せざるを得ないのです。
くだんの韓国に対するスワップの件にしましても、5兆円もの血税を使用しておきながら、相手国に対して、有効な提言を一つもすることが出来なかったとも聞き及びます。
かつて石破先生は、その信念から、自民党が陥ろうとしていた大連立の誘惑に対して、強い姿勢のもと反対の意を表しておられました。
その先生が、なぜにTPPに関しましては、民主党に有利なスタンスに甘んじられるのでしょうか。
仮に賛成に近いスタンスであったとしても、私見ながら
「民主党には絶対にまかせられない。」
「交渉に参加するのは、民主党から政権を
奪回した後の話だ!」
という見解こそが、今までの先生の立ち位置に適うものではないかと思えるのです。
石破先生には、民主党議員はもとより、谷垣総裁ですら抗し得ない支持勢力があります。
それは、ズバリ「メディア」と「ネット」の、相反する2者からともに支持を受けている点にあるのではないでしょうか。
少なくとも、今回の見解が、「ネット」の方々に失望を与えてなければよいのですが。
長文失礼致しました。日夜寒さが厳しくなってまいりましたので、くれぐれもご自愛くださいますように、お願い申し上げる次第です。
投稿: まめもち | 2011年11月 6日 (日) 16時02分
まあこれでも読んで、もう一度考えてみてください。
TPPは米国政府の意向じゃないですよ?
米国内の特定の団体が議員にロビー活動を行って、会員企業のための法律を作らせて他国の富を毟り取る営業活動ですよ?
これでも参加するつもりですか?
http://gigazine.net/news/20111104_tpp_mastermind/
投稿: スズキ | 2011年11月 6日 (日) 16時31分
TPP問題ですが、国民的な合意を売るには余りにも時間が少ないように思います。
内容についてはいろいろといわれていますが、経済産業省(輸出産業界)と農林水産業省(農民)の対立みたいに言われていますが、果たしてそれだけでしょうか?
中身についての議論がほとんど正確に国民に伝わっていません。
私が思うことは、環太平洋・・・・といいながら、最大人口を要する中国、隣の韓国、台湾等がなぜは一定舞のでしょうか?
最後に、何時の日か石破氏が日本の首相に成られることを祈っています。
投稿: 田中 久義 | 2011年11月 6日 (日) 16時52分
はじめまして、英興と申します。
ブログを読んで、ひとつ意見を申したく書き込みを致します。
TPPについて、農業ほど関税撤廃をと、TPP賛成の立場を石場先生はとっておられると思います。
この文章を読み私個人の印象として、石破先生は、農家、農産業を篩いにかけようとしているかに見受けられるます。
それは、あまりに乱暴ではないのでしょうか。
虎が我が子を崖の下に落として、這い上がってくるもののみ育てるような、
そんな印象を持ちました。
価格ではなく質で、対抗するならば、日本の農作物は秀でていると私自身も思います。
ですが、いま、「味」という意味で、本質を知っている人たちが、国内にどれだけ居るのでしょうか。
都会でアンケートをとってもらいたい、「野菜は甘いもの」と言う人たちがどれだけいるかを。
その中に、安くあまり美味しくないのと、高く味が美味しい物を持って行き比較したなら、
低所得者は、安いもの、高所得者は高いものと、食に関してまでも格差を大きくさせる
のではないかと私は考えます。
また、農産企業となってしまった場合、売れるほうに供給を増やす状況になると思います。
結果、国内には外国産米が流通し、国内産は全て外へと言うことにはならないのでしょうか。
その点では、どうお考えになりますか。
私は、以前冷夏で米不足になったとき、庶民は安く不味い米を何とかして食べ
高所得者は、料亭などに行き日本の米を貪っていた記憶が蘇ります。
農産業に輸出産業としての分野を切り開くには、TPPは大いに良い物となると思いますが、
そのビジネスを成立させられる大きな農産企業のみ残り、昔のような小作人と地主の
関係のようになってしまわないでしょうか。
農地改革など、様々な政策により、農家は苦しめられてきて、ことTPPに関して、
さらに篩いにかけますと言うのは、農家に対し耐えがたい試練をさらに課し、
本当に農家が疲弊してしまうような気がしてなりません。
そのようにならぬよう、対策を先に発表してもらいたいのです。
TPP交渉参加するのであれば、真の意味での交渉をしていただきたく思います。
出来れば、土をいじり、ひとつ田を耕し収穫するまでの労力を理解してから
交渉してもらいたいものです。
現時点において、私自身TPPは、「外圧を利用し内政を変更する手段」としか、
見受けられません。
果たして本当にそれで良いのか、大きな疑問符がついてしまいます。
「自助努力」外にも内にも、この言葉に甘えないようにしてください。
農業とは、人の力でのみできる物ではないのです。
乱筆乱文にて失礼致します。
投稿: 英興 | 2011年11月 6日 (日) 17時10分
現在学生です。もうすぐ就職を控えています。
おそらくTPPが締結されれば、アメリカの失業率が輸入され就職は更に困難になります。就職したとしても、我々の世代はマレーシア人と賃金競争をせねばなりません。
TPPを農業問題に矮小化しないで下さい。金融・医療・年金・公共事業の方が問題です。
農業なんて、土地気候条件が違いすぎて米国豪州に駆逐されるに決まってます。
どうせ潰れる農業に矮小化せず包括的な議論をして下さい。
盲腸の治療で200万円必要になるような国にしないで下さい。
投稿: 一学生 | 2011年11月 6日 (日) 17時14分
【TPP参加、国民に理解を】
石破先生、多忙の中こうして更新記事を出稿していただきありがとうございます。はじめまして、との読者も増えているようで、大変喜ばしく思います。
今朝、フジテレビ視ました。民主の岡田氏も推進派のようですが、石破先生が仰る農業の未来をどうするか、ではおおむね一致のようでした。
農業以外の分野でも、日本の高い技術力を生かせば、おのずと道は開けるものと思います。ただやみくもに、米国の条件が気に入らないと言って反対するだけでは、何も進歩はありません。だからこうするんだという未来設計を描けないなら、議論の余地さえ失ってしまいます。交渉参加イコール、米国の条件丸飲みではないのは当然だし、京都議定書を拒否するような米国の条件を一方的に受け入れる交渉であってはなりません。我が国の主張はこうだと言う、当然の交渉ごとです。そのあたりをしっかり国民の理解を得られる議論が必要と思います。
特にISD 条項の、過度な恐れが見受けられますが、ヒステリックな議論ではなく、あくまでも交渉ごとであって、全てを丸飲みして良いわけがありません。国会はあらゆる知恵を出し合ってこそ、我が国の国益にかなうのであれば、国民の理解も得られるのではないでしょうか。
ただ、自民党内にも、石破先生とは相いれない人たちも多く、谷垣氏も反対のようですが、いわゆる党としての一致した対応はどうなるのでしょうか。民主の反対は民主内で議論すればいいが、自民党内の反対派への説得とでも言いますか、先生のお立場を、国益も無視して、単に孤立化させようなどと企てる輩も出て来はしませんか。足の引っ張り合いをしてる場合ではないはずです。是非、国民への自民党としての強いメッセージを発信できるよう願っています。
ついでに、TV での発言の中に、沖縄問題もありましたが、やはり尖閣問題もないがしろにしてはなりません。竹島のように、不法占拠されてからでは遅いのです。早急に解決(海洋調査と称する侵入)していただきたいものです。未来への、我が国にとって如何に海洋資源(排他的経済水域)の確保が大切かを国民に知らしめると同時に、愚党民主の昨年の尖閣失政を正さねばなりません。だからこそ、沖縄問題(普天間等々)も国家の根幹に関わることであることを、与野党は真摯に議論しあって、よりよい方向へ導いていただきたいと思います。
また、野田総理は、G20 会議で、消費税10%を国際公約したそうですが、国税の問題は内政ではありませんか。なぜわざわざ言う必要があるのでしょうか。民主マニュフェストでは、埋蔵金等々、無駄をなくせば財源は確保できる、などと大口叩いたではありませんか。増税の前に、あらゆる無駄を見直すのが先決ではありませんか。但し、国有地や国有財産の安易な売却は、中国への買い占めに繋がり、水資源や環境への悪化、或いは中国人の非合法な占拠などを招きますので、厳しくチェックしていただきたいものです。
ついつい範囲が広がってしまいましたが、国難のさなか、風邪などから肺炎になっては大変です。どうかくれぐれもご自愛ください。
応援しています。日本を愛する小市民より。
投稿: 愛国24 | 2011年11月 6日 (日) 17時22分
ポチ確定。石破氏は保守にあらず。目が覚めたか?諸君たちよ
投稿: さいとう | 2011年11月 6日 (日) 17時30分
農水相をやってたこともあり、農政の事情は分かっていての発言なだけに一理あると思います。ただあくまで自国の問題であり、TPPにそれはないと思います。自分はTPPの本質は普天間問題とは異なっていると思います。日本のあるべき姿や主権がどこにあるのかが問われてると思います。TPPに加盟したら、分かりやすく言えば韓国のような状態になると思われます。
最も農業だけではなく第一次産業自体不安定な業界なわけで、一番の問題は収入の安定など生活の不安をなくすことが必要で、誰がリスクを取るのかという世界だと思います。結局は人の問題というよりお金の問題であって、株式会社化というなら、逆に規制が必要となるわけで。
どっちにしろ、今TPPに参加する理由は全くないので、足元を固めてから、内容を考慮の上参加を検討するか、早急に不参加を表明したほうがいいと思います。
投稿: yoshi | 2011年11月 6日 (日) 17時36分
日本が海外の災害に際しての援助内容の主体の一つをお金でなく、食料である「日本産米」にして、海外災害地の人が「災害の時は日本から素早く米が来る・・・」とのイメージつくりをしては如何でしょうか。そうすれば休耕田を稲作田にできて、国内の自然環境の強化にもなります。その為の必要費には、これまで支援として与えていたお金を振り向ける方法です。
如何でしょうか
投稿: 三井田徳之助 | 2011年11月 6日 (日) 17時54分
下記についてのコメント①・②・③・④・⑤・⑥
①その通り、政策が間違っている。
年金同様、本当に農業に対する知識、見識、事実を知って政策を考える議員がいないで政策決定していっている。
②そしてもっと今の農家に自由に積極的に作らせたほうが良い。農業保護などといった政策は必要ない。
今、農家は物を作りたがっているが、政治が、政策が金を与えて物を作らせないほうにもっていっている。
③そして、皆農家と勤め兼業のなかで、ましてや農家保護のほかに、ヤミ米という形でのコメの売買で申告ナシの収入と農業保護でますますだめになる。
④もっと農家は物を作れるようなイキイキとした農家にしてあげる。このままだと、ますます農地が雑草ばかりになってものつくりの地もだめになっていく。
ましてや、働くにも働くところ、雇ってくれるところもない世情、わかっているのかね?。
⑤現状、今の政策では農業が農業でないようにつぶそうと持って行っているとしか見えない。
人口減少・高齢化、米の需要の減?、冗談じゃないよ。闇米は年々増加しているというのに。
高齢化で働かしてもらえるところはなくなっていくのだから、自分で何とかしなければと思うのが当たり前、なのに緩和だなどと?。
⑥そして、もっともっと畑は何も作らなかったら、ますます何も作れなくなるし、現状は草が生えないように定期にトラクターで土をかき回しているのが現状だよ。
農家に携わる気持ちはあるんだよ。それと米だけでなく、野菜なども作りたいが?、政策で???。
今の農家をますます政治が、だめにしている。困ったときだけかよ、自給自足しなきゃあといっているのは!。
⇔
※農業この二十数年、総生産額も、農業者の所得も、農地面積も、農業者数も減少の一途です。農業者数は減少のみならず高齢者の比率が拡大の一途であり、産業としての持続可能性そのものが危うくなっています。政策が正しければこのようなことになるはずはないのであって、これはどこかが決定的に誤っていたと考える他はありません。
・よく「TPPに参加しようがしまいが、農政改革は急務だ」という意見を聞きますが、それにかかる年数は交渉次第としても、原則すべての関税を撤廃するTPPは、「関税による消費者負担型の農業保護」から「納税者負担型の農業保護」への転換を意味するものであり、この点は決定的に重要です。
・アメリカでも、EUでもどの国も農業は手厚く保護をしているのであって、その負担をだれが負うのか、という問題です。
人口減少と高齢化でコメの国内需要が減少するのは確実で、今後は海外市場にも販路を求めていく他に、多面的機能を果たし、国土を守る水田を確保する道はありません
投稿: 上原正男 | 2011年11月 6日 (日) 18時08分
自分の主張は正しく思えても、放置してきた少子化対策、農業対策等の問題を抱えていた自民党の中枢にいた本人には語る資格ない。1 当面の問題はtpp参加ではない。
2 政党、政治家等の改革である(政治献金、政党助成金、政治家の資質、選挙制度、議員定数削減、強者中心主義、サラリーマン主義等)。3 経済対策が最重要課題で従来の輸入輸出を中心としたものでなく、国内生産による内需拡大と、輸入輸出に転換すべきである。4 議論しても、幾つもの法律の改正、改革が必要で新しい展望が見えない。
投稿: にった じろう | 2011年11月 6日 (日) 18時09分
総理の言う議論とは。
こんばんわ。39歳会社員です。TPPの内容について断片的にしか無い情報で論議が進む事に問題を感じます。G20で野田総理が消費税の公約をし、リーダーシップを語り出した時に民主党の無知な部分を感じました。新聞各紙がTPP参加を容認する中、議論するに辺りもっと情報がないと経済大国日本と言うだけでTPPに参加していいものなのかと思います。
投稿: 中原 永太郎 | 2011年11月 6日 (日) 18時26分
なぜそんなに国の中枢の人たちはTPPにこだわるのですか?
それと、農業以外の分野についてはどう思われますか?
日本の政治家が米国を相手に日本に有利なように交渉できるとはとても思えないのですが…。
投稿: 相馬 | 2011年11月 6日 (日) 18時33分
メディアで拝聴する石破さんのコメントは解り易く説得力を感じます。今、沖縄基地問題とTPPのあり方が報道をにぎわしていますが、TPP問題に限定して感想を申し上げれば国民の多くはTPPの交渉参加の是非は判断材料が無い中で戸惑っているのではないかと思います。一部の業界団体が反対集会を開いて反対ムードをあおっているようにしか映りません。もっと大局的に判断すべきです。それを先頭に立ってやるのが国民の代表である国会議員の役割ではないでしょうか。与党、野党の立場からではなく国民のためにプラスになるのは参加なのか不参加なのか示していくべきです。政権確保は政党の眼目かもしれませんが
今の日本にはそんなことは言っていられません。党派を超えてやらなければならない事があるはずです。石破さんには是非この先頭に立って頂きたいと思います。そして国民にTPPの是非を判断できる情報を明らかにしてください。
投稿: 鈴木 功 | 2011年11月 6日 (日) 19時39分
いつも、というわけには参りませんが、なるべく時間の許す限りに拝見しております。
さて、私は都内で米屋を営む35歳です。
前職はTV業界におりました。
おそらくはこの自己紹介だけで、これから申し上げることにご理解をいただけると思います。
農業を巡る問題において、メディアを見ても議員先生方のお話を伺っても、どこにも「生産者」と「消費者」以外に人間の存在が察知できないのです。
しかし、米ひとつをとってみても、種苗の売買や肥料の取引にはじまって、収穫後も農家→単位農協→全農→配送業者→問屋→配送業者→米屋(きょう日、地元名家の方でも量販店さんなのかもしれませんが)と、極めて多くの人々の手がかかっているのは、周知の事実であり、そのことは私が五ツ星お米マイスターとして招かれる小学校での授業においても小学生に教えておる程度の話であります。
果たして、石破先生は米屋風情のみならず、配送業者のドライバー達には話をお聞きになられたでしょうか?
私は、石破先生に全ての政策課題を認知していただきたいと願っております。
放射能問題も然りです。
弊店では、ガイガーカウンターを店頭に設置し、お客様が勝手に測ってくれればいいという風に考えております。
今や、日本産米の存在は農業政策のみならず、外交政策、更には国防政策にも存在感を示すことができる程度になっていると思っております。
なぜならば、日本人を認識することは日本民族固有の文化を認識することであり、つまりは稲作文化、米食文化を認識することであると認識しているからです。
是非、「弾丸を米粒に」の国防政策を実現していただければと思います。
追伸的になりますが、国産米と外国米の違いは水分量ではなくアミロースとアミロペクチンの成分量と思われます。
不躾ではございますが、何卒ご確認いただければと思います。
ご無礼、というよりはアホくさいと言われてしまうかもしれませんが、程度の低い脳が紡ぎ出しました言葉達です。
可愛がってあげてください。
投稿: 本橋 茂 | 2011年11月 6日 (日) 19時44分
農業に補償金をバラマキ、原発のある町に交付金をバラまいたのは、自民党長期政権下においてであり、そのため地方は自律性を失ったのです。それが自民党であり、その反省点もないままTPPを語り民主党を批判していい気になっているとは、説教強盗に他ならない。民主党がダメでも自民党に期待が向かないのは、この点です。
投稿: 青空晴太 | 2011年11月 6日 (日) 19時49分
先日も書込みましたが、再度言いたいことがあります。
農業の問題として捉えても、アメリカに日本米の需要があるでしょうか?アメリカよりもむしろアジアが米の輸出の需要があり、競争力も日本があると思います。
TTPでコメの農政にショックを与えるなんてな暴論です。耕作面積と環境が違いすぎます。
昨日一晩考えましたが、石破さんはアメリカを助けるためにTTPに賛成なんじゃないですか?
安全保障上、オバマ政権がもっと安定してもらわないと困るから。
ティーパーティーは防衛線をグアムまで下げるとの意見もあるとか。
その観点からのご意見もお願いします。
投稿: norinoriwave | 2011年11月 6日 (日) 20時05分
日本米を輸出したいのであれば、日本独自の仕組みを日本からアメリカに提案すればいい。
農業を改革したいのであれば、TPPとは無縁にやればいいだけ。
日本はTPPなどという世界最大の詐欺に参加すべきではないと思います。
アメリカは日本の富を狙っている事は明々白々です。
こんなのけって当然だと思います。
投稿: 山本信吾 | 2011年11月 6日 (日) 20時23分
日本農業の最大の問題は、先生もご承知の通り、地価が高いことです。特に、本州以南の副業的農家は、規制緩和の法改正により、一般人や企業にも農地を取得できるようお願いします。ただし、宅地転換規制・脱税規制など付帯事項をつけて。この国は、ハイテク農業・付加価値をつける農業は、むしろ望むところです。しかし、おおげさに言えば、今の日本農業は、北海道を除き、農業をやりたい人ができず、やりたくない人が、土日にコメを作っています。これじゃ座して死を待つだけです。自然環境は、太陽からの受熱・降水・落葉樹による肥沃な土壌など農業に適しています。70億人以上の人々が口を開いて消費を待ってくれている産業は、言い換えれば超優良製造業です。ジャパンプレミアムとして、世界に競争できる産業です。ただ、熟練が必要ですので、TPP参加で、農業が新しい産業に脱皮するチャンスだと考えます。
投稿: 豊嶋 孝 | 2011年11月 6日 (日) 21時17分
賛否ありますが、TPPが日本にとって有益であり必要であったとしても、
肝心要の担い手である農家の積極的な協力や理解が得られないなら、
なかなかTPPを有効活用できないのではないでしょうか。
政府は、温室効果ガスの削減目標、TPP、消費税10パーセント、
いずれも国民の理解や十分な支持を得ず、きちんと説明をする前に、
リーダーシップと称して、先行して国際公約をしてきました。
しかし、事を迅速に進める為とはいえ、
優先すべき順序や発表すべき手順が逆になってはいないでしょうか。
日本はまず、自分の国はこうあるべきだという方向性を確立した上で、
世界に向けて日本に遅れずついて来いというべきであり、
また、そうあるべき質の高い政治をしてきたはずであり、
今、世界情勢がこうだから日本もそうしましょうでは、
医療など最先端をいっていた日本にとって、
改悪になる事が多いのではないでしょうか。
投稿: 蒼雪 | 2011年11月 6日 (日) 21時21分
一般論として自由貿易推進に反対する人は少ないでしょう。
私もそうであり、基本的にTPPは賛成の立場です。
では、なぜ多くの人がTPP反対なのか、その内容をみるといくつかの立場があるようです。
第一が農業保護派で、政治家で反対しているのは大体この立場でしょうか。
TPPにより農業は大きな打撃を受けるかもしれません。
しかし、TPPがあろうとなかろうと日本農業は今のままでは近い将来破綻する危機にあると思います。
遅かれ早かれ改革が必要なら、今回のTPPをテコに行うべきだという意見に私は賛同します。
第二がアメリカ陰謀論者とでも言うべき人々です。
ネットで反対表明している多くはこの立場です。
そもそもTPPは米国が利益収奪するためのシステムで参加すれば日本は餌食になるだけというものです。
この手の意見も日米交渉時には必ず現れます。
安保を受け入れれば日本は米国と一緒に戦争するようになるとか、
郵政民営化は郵貯マネーを米国が吸い上げて好き勝手に使うための陰謀だとか。
しかし、日本は米国の手下となって戦争参加したこともないし、郵貯マネーも当然米国に使われていません。
こういう陰謀論はたいてい根も葉もないことです。
第三が民主無能論者で、国益を背負って火花を散らす交渉を野田内閣をはじめとする民主党にできるのか?
という懐疑論者です。
私はTPP賛成ですが、この立場にはかなり同意する部分もあります。
普天間、尖閣から最近の日韓通貨スワップ協定にいたるまで民主党が国益をふまえた外交交渉をしてるようにはみえません。
TPPは日本の将来を左右しかねない重要案件です。
これを民主党の手に託してもいいものでしょうか?
私がTPP交渉参加に懸念があるとすれば、この点だけです。
投稿: むむむ | 2011年11月 6日 (日) 21時44分
なんで、テーマを農業に限って話をなさるんですか?
ISD条項については誰も触れないんですが?
大体、農業だけの問題ではなく日本国に住む全ての国民に関係があると思う問題だと思うんですが?
そして、もし参加した場合のデメリットを教えてください!
投稿: hidemaro | 2011年11月 6日 (日) 21時51分
正直、石破議員の認識力に失望しました。
議員は、本当に、このブログのコメント全てを読まれているのだろうか、と。
私だけではなく、多くのコメントで、
「TPPは農業や輸出産業の問題ではない」
と言っているのに、なぜあえて農業にだけ絞って書かれていらっしゃるのか…。
しかも、農業分野でのTPPの問題の本質には、全く触れていらっしゃいらない…。
農業分野でのTPPの問題の本質は
「外国の農産物が関税無しで入って来て、日本の農業が壊滅する」
などという部分ではありません。
農業関連での問題の本質は、例えば、
1.残留農薬の規制緩和
2.収穫後の農薬使用が許可される
3.遺伝子組み換え食品の輸入拡大(表示義務撤廃)
4.BSEリスクのある牛肉の輸入
でしょう?
石破議員が本ブログで
「この二十数年、総生産額も、農業者の所得も、農地面積も、農業者数も減少の一途です」
と書かれていらっしゃいますが、「総生産額」「農業者の所得」が減少の一途なのはデフレなのだから当たり前かと…。賃金を出してくれる会社と労働交渉してベースアップを勝ち取るような、大企業の労働者たちを除いて、中小企業の従業員たちもほとんど所得は減少の一途ですよ?
「農地面積」「農業者数」も減少の一途なのは、高齢化が進んでいるのだからこれも当たり前ですよね…。
そもそも農業は、他の製造業と違って、
「安い製品を作るために人件費の安い海外で作って、売りましょう」
なんてことはできません!
(他のアジア諸国に比べれば)どうしても人件費の高い日本人が、日本で作るしかないのです。コストが高くなるのは当たり前でしょう。
さらに、農産物の場合には、「品質」の問題が最も重要かと思います。
いえ、もちろん、「安くて農薬まみれ」の米や野菜などを、子供たちや孫たちに、毎日三食、365日、何十年間も食べさせても全然いいよ、というのなら私が言うことも右から左でしょうが。
先述した、「農業関連での問題の本質」にもつながりますが、日本の子供たちに何を食べさせ続けたいのでしょうか…今の日本人の大人たちは、ということです。
10年、20年先に、知らんよ、どうなってるか…(すでに多くの子供たちが、何らかのアレルギーを持った状態ですけどね、その割合たるや、ものすごい上昇曲線を描いてます…)
我が実家は、完全無農薬・有機肥料不使用・除草剤不使用・堆肥なども不使用でお米や野菜、果物などを作っています。
(農薬を買わないので農協には嫌われていますが…)
ですが、我が実家で作った農産物は皆さまの家庭には上がりません。当然です、どれほどの手間と時間がかかっているか…通常の農産物の5倍の価格でも売りたくありません。(加工して付加価値をつけて商品となって消費者の皆様のもとへ届いています)
安心、安全な品質の品物というのは、消費者の想像を絶する手間と時間をかけて、はじめて出来あがっています。
「モノ」を、品質ではなくコストでしか考えられなくなっている国は国民が一番不幸になります。政治家も、経済界もそれを考えられなくなっている様で、とても残念です…。
[だいたい、これだけデフレが進んでいる日本に、さらに海外から安い製品が入ってくるなど…さらなるデフレ促進政策でしょう。これ以上デフレを進行させてどうするのでしょうね、政治家の方々は…財界などではなく、政治家こそが、最も経済(マクロもミクロも)に明るくないといけないのに…日本の政治家は(残念ながら石破議員も含めて)勉強してなさすぎなうえに、思考力が無くなりすぎです!
「グローバル」「新自由主義」などといった言葉が必ず「良いことだ」と思っているように見受けられますが…残念ながらそれらが正しいと思われた時代は、遅くとも2008年で終了していますよ??]
投稿: 落合 | 2011年11月 6日 (日) 22時24分
TPPに参加することによって以下の「食」に関する問題が起こる可能性があると思います。
1つ残留農薬の規制緩和
2つ収穫後の農薬使用が許可
3つBSEリスクのある牛肉の輸入(年間出荷の1%の検査)
4つ遺伝子組み換え食品の輸入拡大【表示義務撤廃】
あくまで可能性の問題ですが、このような環境に日本がなってしまう恐れがあります。
とくに日本国民は遺伝子組み換え食品やBSEの問題に非常に関心があるのでTPP参加の判断は慎重に行って頂きたく思います。
投稿: 仁政 | 2011年11月 6日 (日) 22時34分
こんにちは。セミナーとても行きたくて、一度申し込みもしたのですが、病気のため行くことが出来ず、とても残念でした。
農業のこと、過去の推移と将来を示すデータとして以下の二つがあります。(勿論、先生が知らないだろうという意味では無く、わたくしが言いたいことを明確にしたいがための例示です。)
http://www.maff.go.jp/hakusyo/nou/h03/html/n1030106.htm
http://www.anshin-ijyu.com/statistics/agri1369/
人口動態は、将来を予測する上でかなり確度の高いデータだと聞いたことがありますが、まさに上のデータの昭和後半から平成に入るまでは、従事者の年齢分布がほぼ右にシフトするのみ(農業に新規参入する人が殆どいない)であることを示し、下のデータは、従事者の高年齢化が、寿命の壁にぶつかり、従事者数が減少していくさまを表していると思います。
もっと早く手は打てなかったのかと悔やまれますが、農業に人が入ってこないことに関しては、石破先生がブログで述べている観点以外に、もっと本質的な問題があるのではないかと思っています。みなが大学に進学し、サラリーマンや公務員になるのが良いという、本来一つの価値観に過ぎないものが、蔓延しすぎたことこそ問題では無いでしょうか? 教育が一元管理され、一つの価値観が広まりすぎた弊害とも思えるのです。日本には多様な人材、職業、価値観が必要な筈です。そして子供を型に押し付けるのではなく、その多様な能力を引き出す教育に変えることが、もっとも根底にある変革すべきことだと思います。そうしたくても日教組に阻まれてきたのかもしれませんが。。。
「日本は輸入した材料を加工して輸出するために、技術力を高めなくてはいけない」と言われますが、それは正しいけど、それが偏重されすぎ。まず国が教育を管理するのを止めて、個々の教師や学校が自分で正しいと思えることを模索しながら生徒と共に教育を考えることや、一人一人が、自分の頭で考えるという文化をもっと力強く確立するべきだと思います。
次に普天間のことです。沖縄がアジアに等しく近いことが基地を設置せざるを得ない理由。でもアジアに等しく近いというのは、本来利点でもあることです。統計的なデータは調べておりませんが、沖縄では、英語を話せる人以外に中国語を話せる人が多いという印象があります。そう、国際社会の中で、アメリカと中国の間に立つことがこれからの日本の特徴であり、役割であり、存在意義となっていくと思います。そのとき、沖縄は日本全体の案内人となりうるのでは無いでしょうか?沖縄にはアメリカ的なものも、中国的なものも、本土よりはるかに多く存在すると思います。上記の地理的な利点と欠点(基地を置かざるを得ないこと)を整理して、議論することで、地理的な欠点から、勘弁してほしいという説得以上の議論が開けるのではないかと期待致します。
投稿: ひとし | 2011年11月 6日 (日) 22時39分
TPPに参加しなければ日本のお米の関税を変えられ内容な書き方をしていますが、いまの関税は日本が独自に設定できるものではないですか?
TPPと農業改革は関係なく出来るはずです。
投稿: tyu | 2011年11月 6日 (日) 22時59分
今まで基本的に自民党を支持してきましたが、正直今回のTPPを巡る党の方針に対し失望しています。 皆さん方は、国会議員ですので、目先のご自身の選挙のことではなく、その先そして何より国益を考慮して行動すべきで、この場合どういう選択をするかは自明です。 TPPに参加せず、私達の次世代、更にその次の世代に雇用の機会が失われた場合、国会議員の方はどのように彼らに説明できるのでしょうか? その頃は現役でなくても国会議員の方には国政に携わる以上、責任を免れることはできません。 農政については、過去に比べいろいろ新しい芽が出ていると思いますが、まだまだ競争力が不足していると言うことであれば、それは議員、官僚、JA等関係者の努力が不足していた結果ではないでしょうか? 今からでも遅くないので改革を進めて頂きたいと思います。 このままいくと、地方の工業団地に入るような企業は率先してそのモノづくりの場を海外に移し、今以上に中央と地方の格差が広がることになるでしょう。 農業だけでなくすべての産業で、日本人が再び自信を持って取り組み、そして次の世代に胸をはって引き継げるような政策を皆さん方に期待します。
投稿: 田子智久 | 2011年11月 6日 (日) 23時48分
石破さん、こんばんは。
5日の早稲田祭で重村教授と一緒にご挨拶させていただいた者です。私はまだ1年ですが、前期から重村先生にゼミでお世話になっています。早稲田祭に石破さんがいらっしゃると聞いてから、重村先生に、石破さんにお会いしたい、とわがままを言い続け、連れていってもらいました。
石破さんとお会いできて、本当に感激でした。悔しいことに、講演は入場制限になってしまっていたために聞けませんでした。また、ぜひ何かの機会で早稲田にいらっしゃることがあれば、その時は石破さんのお話を聞けることを楽しみにしています。後で改めてお便りしたいと思っています。
石破さんがお忙しい上、天候も安定せず、体調を崩す人が増えています。どうぞご自愛なさってください。
投稿: 小野寺 | 2011年11月 7日 (月) 00時35分
【民主党の情報分析能力】
元公明党参院議員の高野氏を、内閣参与に起用すると藤村官房長官が発表したそうである。民主党は、公明党内における高野氏の位置を全く知らない私などは、公明党に接近するために人事の繋がりを摸索したと言うことかな?と思っていましたが、産経新聞のネット記事によると、公明党幹部の談話で「覆水盆に返らず。失われた信頼は戻らない。早期解散してもらうしかない」と云うコメントが飛び出しているのだそうだ。公明党と縁を切るためにこの人事を強行したと公明党は思っているようである。記事に登場する公明党幹部によると、菅前総理が自民党参院議員の濱田氏を政務官で取り込んだことと同じではないかと、突き放したようなコメントがある。民主党のほうでは公明党との関係をより深化させる為の布石になると考えていたようであるが、全くの裏目に出る人事と云うしかない。国内政治における情報収集能力もゼロであると公言して回っているようなもんだ。愚かな人が独断専行で思い込んで決定したということだろう。これで、解散総選挙が年内になれば、政界は一寸先は闇と云うしかない。野田総理の思い込みは恐ろしいものがあります。永田メール事件での反省がないということがこれで明らかになったということにも繋がりますね。先にTPPの情報開示のことや政府の判断に問題があると書きましたが、民主党の判断とは、こういうレベルでしかないということですよ。彼等がやっているのは情報分析じゃありませんよ。勘で判断しているということではないですか? それが今回の内閣参与人事で覿面に現れたと見るべきです。勘で政治を動かすのはやめて欲しい。危険です。民主党は政治家集団じゃありませんね。
投稿: 旗 | 2011年11月 7日 (月) 00時45分
内容を読ませて頂いて率直な感想ですが、農業と輸出どちらを守るのか また、米韓FTAと同様の不平等条約と同様の内容であったらどうするのか オバマが演説した輸入から輸出に転換するとの内容とTPPで訴える輸出の拡大が矛盾していないか また、円高はアメリカの輸出拡大のための政策であるのは言うまでなく、この事に対し1.5%の輸出を拡大するためにTPP参加をし一体どこに輸出をするのか東関税撤廃の意味があるのか
政府からのTPPの詳細が著しいほど国民に伝えられていない情報隠蔽にも似た動きは国民の混乱を招くのは必然的でありこの問題はどう責任を民主党は取るのか また、国際に『増税します、TPP参加します』と国民に説明がないまま独裁的に行うことはどういうことなのか
との疑問が生まれました
石破さんの専門ではないのは承知していますが自民党は民主党よりこれらに対し早く説明する事を祈っています
そして、国民軽視の野田に解散を突き付けて頂きたいと強く願っています
投稿: 伊藤 礼央 | 2011年11月 7日 (月) 01時09分
先生。TPPへの期待があられるんですね。
なぜ、国民に納得いく説明をしてくれないんですか?テレビ見ててTPPの討論しているところなんかほぼないですよ。ろくな情報がないから私たちは焦っているんです!!!これは誰に怒りをぶつけたらいいんですか???メディアですか???民主ですか???それとも・・・・。私は先生が大好きです。期待するのであれば反対派の方との討論をたくさんして、公開して私たちの納得のいく説明をしてください。
投稿: ひーちゃん | 2011年11月 7日 (月) 01時58分
TPPに関して
いつだったか、米の自由化反対を
叫んで国際交渉を妥結したものの、
その代替条件がきつくて結局、
米のミニマムアクセスを受け入れた
ことがあったような・・・。
なぜ、米の自由化反対を主張した
農協は反省し、自国に有利な妥協点が
どこか、検討しないのかやや不思議です。
(オチがそこなら、そこにたどり着く
最適な方法はTPP不参加ではないような)
反省がない点で
アメリカの中東への介入の歴史
(パーレビ国王援助すれば
反アメリカのホメイニ師の政権が
生まれ、イラクに介入すれば
泥沼の内戦を引き起こし・・・)
をあまり、笑えませんねえ。
投稿: あかあか | 2011年11月 7日 (月) 02時17分
農業より医療が心配です
投稿: 三重県民 | 2011年11月 7日 (月) 02時37分
石破先生、お疲れ様です!!
報道2001拝見しました!
沖縄基地問題は、本当に馬鹿にしてますね!
岡田にしても、昨日今日に議員に成った訳では無いですよね?
ポッポ、岡田、被告人、元自民党の議員は、自民党在籍中に何を見て何をしてたの?
沖縄を舐めてる!!
嘘ついて当選した沖縄議員は、普通の神経なら帰郷出来ない!
普通?
普通じゃねえな!
民主党政権下では、消費税、復興増税、TPP参加、全て認めたくありません!
この状況が22ヶ月続きますか?
国際社会に良い顔だけして、日本国民は後回しの政権には興味無い!!
早く叩き落としましょう!
投稿: 浅草の支持者 | 2011年11月 7日 (月) 03時19分
TPPの問題で私の中では一つ、今回の日本米は麻薬の如く貪るの石破先生のコメントを見て懸念が払えました。
日本米もそれだけ美味しいのであれば海外での関税撤廃により、農協としてはブランド米として海外へ輸出できます。食料自給率のバランスこそ悪くはなりますが大豆や飼料の問題などもとりあえず日本米が売れるうちは農家は日本人以外に外人が高値で取引するならばそうした方が良いのではないだろうか?日本人が農家を馬鹿にして安く購入するなら農家が日本国の食料自給率を保ちつつという事ならば仕方ない。日本人が安いカルフォルニア米に流れるならばその日本人はそうすれば良いだけの事だ。
農協と政府は高値で買い取ってくれる国や地域を探すべきではないだろうか?一農家に海外との売買のノウハウなど無いだろう。勿論、日本米が世界一美味しい事が前提である事はいうまでもない。
工業や科学産業も海外が高値で買い取るなら日本に合わせずTPPの圏内の国々に合わせるべきであろう。
もし米だけでも海外捌ければ食糧自給率は上がり確保が出来るようになり工業製品は米・韓を中心に争えば良い。優れた米や燃費のいい自動車や安くて薄くて大きなテレビに自信があればTPPは勝負していくべきだと思います。日本製品に自信が無ければ日本人はその程度の生産しか出来ないのだから敗北を受け入れていくしかないでしょうね。
投稿: 幸獅慈=非国民 | 2011年11月 7日 (月) 03時43分
初めまして、TPPについて色々閲覧してたら明方になりました。農業保護がどれだけ国益をマイナスにしてきたのか生活してても実感します。TPP参加が
国益になるのでしょうか?円高の現在ではマイナス成長に、TPP参加の前にまず農協の解体、
民営化をし競争に対して教育が必要では?
農業生産者の中では、少いですが、
経営学を学び努力されてる生産者経営者
を増やす事が優先だと思います。日本の食は最高です。お人好し過ぎる民族です参加すると24の項目についていけ無い国民が沢山居ると思います。金融、保険、保健、労働、の項目に不安があります。為替が問題だと思います。為替介入するより、他の形で為替打撃の企業に政策が必要では?日本の常識が海外の常識とは限りません。海外から観ると円高、円高と騒ぐ日本が不思議に感じてる事が多いと思います。アメリカの理想は73〜70円を射程距離にしてるように感じます
輸出を増やす国家戦略です。円安になっても80〜83円
ここに行くまで何年かかるか解りません。国内の復興、普天間の問題を解決してから、TPPは参加の決断をしては、遅いのでしょうか?内閣は借金を増やしては成らんと騒ぐ、次の世代に借金を増やしてと、あたり前です。問題も同じです。より良い国にと思ってらっしゃるでしょう。新しい問題を解決するより、
また、新たな問題を産むより、現在の問題を整理して欲しいです。役立たずの政治家は沢山居ます。小学校のPTAにも居ます。また、かなり図太い神経の方です、役立たずの政治家も恐ろしく図太い神経でしょう。タシテ、ヒイテ、プラスになる時代は終わりました。正しい行為がプラスになります。これからも頑張って下さい。応援してます。だからこそ、TPP参加
の声に驚きました。想いは解ります。農業に誇りを持っている生産者を世界にとまずは、農業の世界特許の取り方など、守りながら、攻めるなど、ライン作りをして欲しい。日本の農業は世界レベルで金、銀、です。農協の解体と農業に資本の注入国内で競争して無いのに、アメリカと競争てまず破滅です。
なり手が居ない点は仕事の喜びアピールを
農業がするべきです。雇用が出来るように
知恵を出す。ビジネスの考えを教えるべきです。
復興について、東日本の震災、人災に遭われた方々には心苦しいですが福島近隣の人災は東電が対応して、
国も保障を考え無いとと、思います。しかし、
震災に遭われた地域の復興に時間と費用を使っても
老人が多いから後20年もしたら、過疎ですよね、
同じ処で住みたい、わかりますが我儘です。
復興して市町村で自立し繁栄できるかのか疑問です
投稿: 三宅和美 | 2011年11月 7日 (月) 04時29分
拝読。
石破先生の政策に何の異論もありません。
昨今珍しいブレない姿勢に毎度毎度感心致します。農業従事者の皆様には尊敬の念に堪えませんが、もう少し虚心坦懐に外部に目を向けて堂々と競合して頂きたいとも思います。
閉鎖社会では進歩はありません。農業技術や製品品質、コストにもっと自信をもつべきです。有期的に政治による保護はあってもいいと思いますが同時に自立目標を立てて日々研鑽され日本の農業技術や製品が世界を制覇する日が来ることを期待します。
品質/価格/サービスに裏打ちされた明るい農業をぜひ作りだして下さい。
日本の工業技術が世界を制覇したように、
投稿: 脇本公男 | 2011年11月 7日 (月) 08時09分
石破先生のTPPに対する御意見はテレビなどを通して拝聴しております。
実に的確で冷静に分析してると感じてますが、やはり難しい問題ですので、ハッキリ言えないのが現時点での正直なところではないでしょうか?
勿論、それは当然であり、この問題の難しさを象徴してると思います。
反対派や賛成派でも核心に迫る事が出来ないのに、自己都合だけで行動してるにすぎません。
テレビで福山議員との討論を拝見しましたが、福山議員の意見はTPPに参加ありきの賛成する為の賛成意見であって客観的に考えられてないのは明白です。
あんな議員が選ばれたのは不思議ですし、震災時の現地での謝罪は茶番に見えます。
失礼な言い方ですが、あんな二重人格的な議員が存在して良いのでしょうか?民主党は日本を悪くするために与党になったのかとも思えてなりません。
石破先生にも限界があるとは思いますが、解散総選挙にする手段は無いのでしょうか?
あんなに酷い政権は始めてです。
投稿: 亀井克典 | 2011年11月 7日 (月) 09時33分
石破さんこんにちは。私はTPPには反対です。アメリカが参加していなかったら賛成です。
投稿: うさぴょん | 2011年11月 7日 (月) 09時43分
石破先生、お疲れ様です!!
民主党のルールは、国会より国際社会に、公約として発表し、報道で国民に知らせる!!
海外大好き!
日本は後回し!良い格好しいに成れる!!
2年後には、国会議員かどうか解らないから、国際社会で発表すれば歴史に残る!!だけの奴等!!
消費税上げて社会保障に充てる?
まず、支給年齢は替えない為の増税では無いのか?
選挙の公約に無い、増税はおかしい!!
TPPも同様!
選挙で丁寧に説明し信を問い、施行工程も明記して戦うべき!!
落とすべき議員には、落とすべく候補者をぶつけるべきです。
何処に向かう政治をするのですか?
代表質問でありましたが、破滅に向かう!とは、口が避けても言いませんよね!
野田と言うダルマは、国民に対して手も足も出さず、アメリカ・韓国・中国・ロシアから後頭部をひっぱたかれ、海外で官僚の口車に乗り手足を出して動き出す!!
質の悪いダルマ!!
投稿: 浅草の支持者 | 2011年11月 7日 (月) 09時47分
石破議員
TPPに関する問題点は、参加するかしないか以前に、政府が情報を開示せず、多くの国民がTPPがどんなものか理解できないままに、賛成か反対かを決めるように迫られている点にあると思います。(私自身は反対の立場ですが)
あの菅さんが思いつきで言ったまま放置してきたものを、なぜ今期限付きで決めなければならないのか。
また、TPPとは関係ありませんが、
石破議員が、菅内閣の頃と比べて、民主党そのものを批判する力が弱くなっているように感じられるのは、私だけでしょうか?
野田さんなど、二人の前任者と勝るとも劣らない独裁者なのに、なぜか批判する力が落ちてるように感じられるのですが…
野田さん、前原さんはお好きな議員さんですか?
投稿: タマ | 2011年11月 7日 (月) 10時13分
今回のTPPの話は農業だけに意見を集中していましたが、実際はそれ以外の20数個有る取り決めのほうが危機感を感じます。
例えば、メキシコやカナダは「NAFTA」の取り決めによってアメリカの企業に多額の賠償金を払いましたよね、日本がTPPでそうならないとは限らないし、他に狙いが有るとしか思えません。
私は素人なので間違った考えかもしれませんが、
単なる関税の自由化なら一般の人はここまで反対しないと思います。
経団連も韓国に負けるなと言っていますが
米韓FTAを結んだ韓国で、連日デモが行われ、日本より進んだ自由貿易を推進しているのならば
なぜ日本の追加支援金で5兆円なんですか?
おかしいでしょ?
まずは円高を何とかして、
TPP=全世界ではないのだから、BRICs(違ってたらスミマセン)などの国とFTAを結んだ方がいいのではないかと思います。
投稿: サザエさん | 2011年11月 7日 (月) 10時25分
民主党支持者です。
自民党政権下の農政についての解説をいただきましてありがとうございました。ネットで公開されているものを見ても、自民党(今や民主党も)の族議員、農水官僚、農協がいかに石破元農水大臣の改革に抵抗したかがわかります。まさに1年で政権交代のために断ち切られたのが石破議員にとってどれほどの痛恨事だったか、窺い知ることができます。後に続いたのが赤松ときては民主党支持者として、もうどうにも。
但し、これとTPPとは別で、農水関係の利権を崩すためにTPPを「外圧として利用する」のには賛成しかねます。相手は米国政府だけでなく、恐ろしいのは背後に控えるモンサントをはじめとする多国籍企業です。先週も国営放送で「キング・コーン」が再放送として放映されました。本来は牧草を食む牛に遺伝子組み換えのトウモロコシを食わせ、腹をこわした牛には抗生物質、牛は太らすため運動させないように牛舎に閉じ込める。このようにしてできた牛肉を日本人に買わせる。日本人は買わなくとも、ファストフードや食品添加物に潜ませる。また、その遺伝子組み換えコーンもコーンシロップやコーンスターチとして形を変えて日本人に提供される。TPPはこれをさらに強固に推し進めるわけです。
自民党の農水関係族議員はネットで調べればわかるので、ここでは記載しません。ただ、民主党はマニフェスト違反で叩かれましたので(マニフェストがいい加減だったのはわかるのですが)、自民党政権復活のあかつきに農水族議員が跋扈すれば、私は「自民党綱領違反」で叩く予定です。
投稿: hesomaru | 2011年11月 7日 (月) 11時53分
TPP、今更大変厳しく困難ですが、アメリカとの関係修復が出来てからでなくては全く意味を成さないのでは?
投稿: ぬこしろう | 2011年11月 7日 (月) 12時13分
TPP推進派の方には抽象論、精神論が多いように思います。
また良識があると思われる政治家、識者の中にも外圧利用論者、日米安保と混同している方が多く懸念されます。経済と軍事は別でしょう。TPPに入っているからといってアメリカが日本を守るとはとうてい思えません。アメリカは中国が買いたいとさえいえば、何でも売るでしょう。日本とアメリカは別です。
国民には少なくともISD要項、ラチェット条項くらいは知らせなければなりません。
また、小沢派の議員や農業議員だけが政局で賛成しているという意見もありますが、逆に言えば親米政治家やアメリカとの関係を慮った政治家が自己の利益のため賛成しているかのようにも見えます。
とりあえず、今はデフレ、円高是正、なにより震災復興が先でしょう。
投稿: 森 | 2011年11月 7日 (月) 12時26分
農業を営んでいる方の話を聞くに、米農家を除けば、それほど心配している人は居ない様です。
問題は、他の項目。医療や安全基準、金融、サービス関連の方で、これらについて色々ネットで語られている不利益について、TPP締結をもくろんでいる方から、何らカウンターとなる情報が提示されて居ないところに問題があります。
もし、TPPの不利益が流言飛語の類であるならば緊急にそれを正すべきであるし、出来ないというのであれば不利益として掲げられている内容(例えば http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11070228722.html)は本当の事だと判断せざるを得ません。
石破先生も、その辺の所をきちんと説明している部分は無く、農業一点にのみの説明となっておりますところが、非常に残念です。
投稿: zzz029 | 2011年11月 7日 (月) 14時04分
あなたの文章を読みましたが、数字がまったく出てこないのはなぜですか?TPP参加で関税撤廃した場合は、農家の所得保障を3兆円とする案が議論していますが、財源は私たちの税金ですよね。
また、TPPは農業だけの話ではなく、金融、医療等の分野を含めての協定になりますが、その点に触れないのはなぜでしょう?
疑問だらけのTPPです。少なくとも数字を出さずに説明する推進派の意見については大きな疑問を持たざるを得ません。
投稿: 疑問 | 2011年11月 7日 (月) 14時30分
もっと調べてみよう!民主党にこんな人物いるだろうか?
4国の連合艦隊との戦いの後、連合軍は賠償(ばいしょう)(損害をつぐなうこと)を求めてきました。このとき、高杉晋作は、講和使節に任じられており、次のようなエピソードを残しています。晋作は自分が家老(かろう)の養子(ようし)だといつわり物々しい格好をしてその場に行ったようです。交渉(こうしょう)の場で、連合軍側から下関の彦島(ひこしま)の租借(そしゃく)(借りること)を求められたとき、「彦島は私たちのものではない、日本は神のしろしめす国であるから、勝手に他国には渡せない」などというようなことをいって、その時の通訳もこまってしまうようなことをいい、相手を圧倒(あっとう)して、租借の要求はなかったことにしてもらったということです。結果として、長州藩は、外国船が関門海峡を通行すること、必要な炭、まき、食糧(しょくりょう)などを与えること、非常の際に船員を上陸させることなどを認め、賠償金は幕府が支払うことになりました。 先生が良い
投稿: 今城 明夫 | 2011年11月 7日 (月) 16時32分
TPPって、要するに、今まで日本を〝属国″として保護してきたアメリカが「ウチも最近、左前になってきたし、今後も高まる中国の脅威と戦うには強力な栄養分が必要だ。日本よ、お前を守る為に、お前を我々の栄養分(つまり植民地)にさせてくれ」って言い出したってことですよね?日本側に自主独立する気が全く無い以上、最終的には受け入れるしかないと思います。唯、私が許せないと思うのは、こういう国の根幹に関わる問題を、嘘と誤魔化しでなし崩し的に進めようとしている賛成派の連中と、問題だらけの日本の農業を再生する気も無ければ、自主独立する気も全く無い癖に、目先の利権目当てで反対を叫んでいる連中です。こいつらだけは絶対、許せません。
投稿: ありがとう | 2011年11月 7日 (月) 17時01分
TPPの問題は、農業問題だけではないはずです。雇用の悪化、医療保険制度の崩壊等国民の生活の基盤を根底から崩すものです。
ISD条項やラチェット規約の内容についてなぜ触れないのですか?
これが一番怖いところです。
知れば知るほどTPPの必要性に疑問を感じます。
投稿: にゃん | 2011年11月 7日 (月) 18時47分
6日の報道2001のご意見、拝聴し、感動しました。民主党の岡田さんの知恵と経験のなさからくる、口だけの意見の披露には、これが政権与党の元幹事長、外務大臣とは、ほとほと、参りました。
自民党にも期待できない今、
石破さんが総理になる道はあるのでしょうか?
石破さんこそ、日本のリーダーとして立っていただきたい、しかも、今すぐ!
石原東京都知事や石破さんのように、この国、
日本を、国民を速やかに、正しい方向へ向けていただく方が、国民の前に立っていただくことを、
心より祈ります。
もう議論、議論、議論、検討会、検討会は無要です。東北を捨てて、8か月が経ちます。沖縄を捨てて一年が過ぎます。民主党は日本の政党ではないことは国民のすべてが理解しています。
是非、日本国民の手にこの国を返して、この大変な世界情勢の中で、生き抜く力強いリーダーシップの発揮を、石破さんに期待いたします!
どうか、お願いいたします!!
投稿: おちゃめなゴリラ | 2011年11月 7日 (月) 19時58分
石破さん
≪TPPは非常に高度の国家戦略≫
【TPPの問題は、どこか普天間基地移設問題と通底している】というご認識には、未熟民主党政権の下手な捌き方という点でも国家の重要課題という観点でも同感です。
然し突き詰めて考えると、安直にも安易にも考える訳ではないが、普天間は日米の安全保障協力の永い歴史と固い基礎の上に立つ「数多の波」の一つ(に過ぎないの)ではないかと。「鳩の愚かさ」が波を大きくしたことが、両国の見識と沖縄の人達にとって極めて不幸だったが。
他方で、TPPは米国にも日本にも何らの道しるべもない、新しい≪非常に高度の国家戦略≫だと思う。国家が行くべき正しい道筋を新たに描き出すには、「広く深く永い視角」が絶対的に必須になる。
経団連や農業関連の狭量で偏った団体にも多くの一般市民にも、その高い要求に耐えられる視角は持ち得ない。現に巷間にもこの石破さんのブログにも反対論を押し寄せている。此の観点では、遥か数十年の歴史を飛び越えて、TPPは日米安保改定と同じマグニチュードの大改革案件だと思う。
方や安保、方や経済社会と領域が違うが、国家的重要性は同じだと思う。
真摯さと健全な良識と高い見識を兼ね備えた稀有な政治家だけが、正しい解を示し困窮して久しい此の国を正しく導けるのだと思います。党利党略や悪しき政局の目論見で捌こうとすると、犠牲になるのは国家と国民だと。
草々
投稿: 小倉摯門 | 2011年11月 7日 (月) 20時00分
野田総理が海外に向けて消費税10%の案件について発信したようですが、土の中に潜っていた泥鰌をようやく捕まえられそうです。
日本国民の多くが増税を現状は望んでおらず景気は未だに低迷しています。また現総理は、延命内閣である事は明らかであり、解散を行い、真に国民の支持を受けた人物が消費税の増税やむなしならまだ国民も受け入れ易いでしょう。
石破先生は未だに小林よしのり氏の考え方を論破出来ないようですし、それならば小林よしのり氏は議員にでもなれば良いのではないでしょうか?
投稿: 幸獅慈=非国民 | 2011年11月 7日 (月) 20時25分
三丸子さん 相変わらずの反日左翼主義者で
安心しました(笑)。そんなに日本を壊滅に追い込みたいのですか?反対者は感情的で扇情的?
正気だとしたら心療内科を受診されたほうがよろしい。
まずTPP賛成派の意見はほぼ同じ。
・日本の農業はこのままではどうしようもない。
・人口減少などから海外販路を開拓しなければ明日がない。
・協議に参加もしないうちに不参加と言うのはどうなのか?
とまあ、大体この3つが賛成意見。
つまりTPPの内容について理解出来ていない人の意見であって、内容に踏み込んだ意見ではない。
一方反対派の意見は
・民主党にやらせるのは不安
・協議不十分で時期尚早
・ISDなど問題点が多すぎる
・経済効果の割りにメリットがない
・デフレ加速は確実
・そもそも自動車など殆どが海外に拠点がありメリットは全くない
・金融ルールの変更は避けられない
・保険システムの解体を要求される
などなど、内容に踏み込んだ意見が殆ど。
つまり情報弱者はどちらか、なんて聞くまでもないのであります。
もし貴方が上記以外で賛成の理由が挙げられるのなら、どうぞ上げて下さい。
ちなみに日本のGDPの経済効果は政府試算で
『10年間で(たったの)3兆円』です。
1年で3000億円ですよ?
対してルール変更や雇用の損失など、失う
国益は算出不可能なのです。
下手をすれば100兆円にもなるやも知れません。
こんなバカな賭けに賭けろ、と?
保険や金融、主権の問題まで含まれるTPP、
米韓FTA の結果を見てから検討しても遅くはない。少し頭のいい人なら今の日本が関税撤廃して輸出が増大する、なんて夢物語だとすぐわかる。
最初からアメリカは日本市場の強奪に来たのはオバマ本人が昨年語っている。
何が自由市場?バカな欺瞞を言うのは止めなさい。明確に自由競争市場に政治圧力を絡めるためのTPPです。
最初からオバマは「国益と雇用確保のための政策だ」と宣言しているのに、お花畑脳の人は理解出来ないのかね?
投稿: 磯部 | 2011年11月 7日 (月) 20時56分
石破様、ブログ内でのTPPに関するご説明を詳細にしてくださり有難うございます。
それらに関してどの様な答えが適切であるのかは正直の所分かりませんが、コメント欄での皆様の考え方捉え方に、真剣である余り本質からずれてしまい感情的な意見が勝っているように思える事に懸念を覚えます。
まるで民主党政権が誕生した2年前の感覚に似て、所謂TPP反対派の方達のネガティブばかりが膨らんでそれに賛同し、付随している方達が多いのではと思えるのです。 日本人の特質は不安の方が安心よりも常に勝っています。行動を起こす前に最悪を心配する国民ですから、ドンドン不安感が膨れ上がり思考がストップしてしまう傾向にあります。それでもその時真剣に反対デモをやっている人達は、国のため未来の為と日々何かを成し遂げようと必死でいるのは見えますが。逆方向で動いている事のエネルギーは中々消えることは有りません。
私から見ての日本の未来に繋がる大きなTPP(Trans-Pacific Partnership) は、今目まぐるしく動いている激動の世界情勢の中、反対意見に流されそれが正しいと後先考えない事の方が、国力の低下を促すように感じています。答えが見えないことに関して例題ですが、「食べても良い、食べてみましょうと言う前からそれは危険だ!」と言っている事と全く同じと感じています。兎に角新しい事に挑戦して行く事は国の活力、繁栄にも繋がる物その上希望も生まれます。 日本には日本独自の今まで培われてきた高度産業、ビジネスが世界的に高い評価を受けているように見えます。
(アメリカで成功を成し遂げている沢山の日本人がいるのです。アメリカを敵対国?することは出来ないでしょう。勿論ヨーロッパ、アジアにも沢山の日本人が進出している時代です。)
余談ですが、私の住んでいる通りで昨日隣近所4組のカップルが古くから住んでいる方のお宅にお呼ばれしお昼を共にしたのですが、普段ゆっくりと話す事もないので日本の知識はないだろうと勝手に思っていたのですが、日本にて先生をしていたと言う方や、大学で日本語学部の隣でリタイアした後勉強をしている方も居て、共通の話題に花が咲きました。
そんなこんなで最後は食べ物の話題になりましたが、日本の寿司に関しては皆さん知っているし、実際に食べている方達ばかりでした。お米に特徴があることも食感でわかっていました。
農業が衰退する懸念が広がる中、今後高齢者だけでなく会社組織として若い世代が大きな機械を動かし生産性を上げ世界に羽ばたけるチャンスだと思っています。 繊細な日本人と同じような日本人の食文化は海外には充分定着しつつあります。
書き方が漠然としてしまいましたが、前向きに考える事で後世に繋げる大きなビジネスチャンスがすぐそこに有るのに…私は反対している方達に、どうして反対するの?と聞きたくなってしまいます。
農業に限らずビジネス(貿易)を通じ、日本が国際社会に浸透する事は日本人にチャレンジ精神が生まれ雇用の機会が増えるのではと思っています。この世界全体が不景気の中日本が率先して前に向かっていけるチャンスですのに…。
投稿: 原田 | 2011年11月 7日 (月) 20時59分
むむむさん、陰謀も何もオバマは最初から
しっかり「アメリカのためだ」と発信した上で
TPPを持って来たわけですが?
貴方は少し理解が足りないようです。
投稿: 磯部 | 2011年11月 7日 (月) 21時08分
こんにちは。
石破さんの意見に、ほぼ全面的に賛成させていただきます。ただ、現在の民主党に交渉を任せるのは不安だから反対だが、自民党ならばしっかりと交渉出来るから参加を検討したい、という考えを(それがもっともだとしても)国民に浸透させるのは難しそうですね。
一昔前の共産党が、現在の自衛隊には反対だが、(彼らの言うところの)民主的な軍隊は持つべきだ、と言っていたのを思い出してしまいました。それとも共産党はまだこの論理なのかな。
私自身は、このTPPの問題はそれこそこれを契機に政界再編が起こってもいいんじゃないか、と思うほど重要視しています。まあそれはさておくとしても、石破さんの説得力と行動力に期待しています。
しかしこの問題ほど、いわゆるネトウヨと保守派の意見が分裂してる問題はないですね、櫻井よしこ氏・安倍元首相・産経新聞が基本的に賛成で一致している問題なのに(笑)。
しかし以降は冗談ですので忘れて下さい。
投稿: 現実的 | 2011年11月 7日 (月) 23時56分
利権を求めるわずか数%の人のために、たくさんの人が犠牲になります。もう誰も、政府、メディアを信用していませんよ。国が国としての価値すらないと思います。自民党に政権が変わったところでアメリカに「NO」と言える人がどれだけいますか?アメリカの我が儘にいつまで付き合うのですか?
投稿: D | 2011年11月 8日 (火) 00時30分
現在日本の大企業の株主は米国ファンドが多数占めていますので、企業は株主寄りのビジネスをしています。その企業が後援者になっている政治家は米国の手先になって動いてますね。まったく残念です。政治家の本当のスポンサーは国民だということをお忘れの方が多いようです。米国も日本からお金を取るばかりで日本も瀕死状態になりました(>_<)稲刈りしたければ稲を育てないと刈るものもなくなりますよ(;_;)米国に上納してほしければ日本の意見を聞いてもらわないと日本はもう金は作れないと言うべきです。米国の意見に流されるだけでは日本はアメリカと共倒れです。馬鹿なアメリカを母の心で言い聞かせるべきだと思います。先生は今は民主党寄りになられたのですか?野田総理は管前総理より最悪ですよ?官僚のシナリオそのまま動いて説明さえもしません!官僚政治を壊して東電も解体すべきです!
投稿: まるこ | 2011年11月 8日 (火) 01時29分
TPP断固反対!!
自由診療になったら、今までとは違い、病院に行けなくなります。。お金持ちの人しか行けないんですよ。。
それに、雇用に関しても、外国人が自由に
日本に来れるようになったら、今も 仕事が無くて、就職も出来なくて 皆 困って居るのに さらにヒドク仕事が出来なくなってしまう。。
日本を守って欲しいのに、このままじゃ
死んでくれと 言って居るのと、一緒です
投稿: タマヨ | 2011年11月 8日 (火) 01時36分
TPP推進派は「平成の開国」だの「バスに乗り遅れるな」等といっていますが、スローガンだけで、何ひとつ具体例がありません。
石破先生この動画を見て頂けませんか?
反対派が懸念すること全てが凝縮されています。
三橋貴明「TPPは日本の主権の問題」1/2
http://nico.ms/sm16083495
投稿: 野田総理には期待できない | 2011年11月 8日 (火) 02時05分
いやー、冷静に議論をする様子を静観して貴殿には触れずにいこうと思っていましたが…相手の事をお花畑の脳の人は分からないとの書き込みでしたので、花屋で生計をたてている人には失礼なモノ言いようだし、それこそ家庭菜園などを楽しみにしている人達には貴殿の侮辱的言い方は決していいようには映らないし考えの相反する私は自分の頭に花でも立ててみて抗議をしてみようかと思いました。
以前の図書殿の発言の考えに私は近いので、図書殿は懲罰と言い勝利宣言(で宜しいのだろうか)をされましたが議論と無関係の内容を述べられたら私は適当にお花畑同盟の方に回ります。
投稿: お花畑脳な幸獅慈から磯部様へ | 2011年11月 8日 (火) 11時05分
ご無沙汰いたしております。
今さらも今さらですが、二年の政調会長のおつとめ、お疲れ様でした。歴代自民党においても二年間、政調会長の任を担った方はそう多くないと伺っております。政権転落という自民党にとって極めてめずらしい時期に、石破先生が二年、政調会長をなさったというのは、何か意味のあることなのだと存じます。
昨今、多くの問題では概ね考えを共にしているのに、大きな課題については食い違うというような、ある種のねじれ現象がしばしば見られるように感じております。その一つの例がまさしくTPPであって、特に今、大きな課題となっている原発に関しては、意見が真っ向から食い違う二つが、TPPに関しては一致しているというようなことが起きているような印象を持っております。
農政に関する先生のご意見については、何度も頷かされ、私個人といたしましては概ね賛成なのですけれども、皆様がご指摘のように、TPPを農業にのみついて語ることは矮小化であるように存じます。いわんや、先生はTPPでなければならない点を積極的に論じているようには感じられず、むしろ悪推量は承知の上ですが、アメリカが言っていることだから前向きなのだという受け止められ方を危惧せずにはおれません。特に最も分かりやすい点を挙げるとすれば、先生はお話のなかで中国について例示なさいましたが、現時点で中国はTPPに参加するつもりは全くないように存じます。
尤も、先生からすれば、今さらアメリカの犬だなどという聞き飽きたような中傷など、気にしていらっしゃらないのかも知れませんが。
TPPに関して、常についてまわる反論が個別FTAでいいではないかというものであって、いずれにしても、第一に考慮されるべきは日本の国益という一点に尽きるように存じます。
先生がドーハ・ラウンドのお話をなさっているように、交渉ごとにおいて一方にのみ都合の良い条件になるには、極めて特殊な状況でなければならないのでしょうから、何とかを勝ち取ったなどという武勇伝じみた成果は期待してはいけないものと承知いたしましたが、国益という一点が要諦であるTPPに、民主党を中心とした政権で臨むというのは悪夢であるとしか思えません。
先生にとっては、いよいよの予算委員会ですが、一方、いよいよ冬に入り始めたような肌寒い日が二日ほど続いております。
くれぐれも、ご自愛くださいますよう。
妄言多謝。
投稿: ベリアル | 2011年11月 8日 (火) 18時51分
TPP、懐疑的に見ていましたが、石破先生を信じます。国益を損なわないよう、人々の暮らしと人生を損なわないよう、ご奮闘いただくことを願うばかりです。
投稿: りゅうみん | 2011年11月 8日 (火) 19時27分
●●勝手に妄想
中国の躍進を考えれば東南アジアという経済圏の発展もそう遠くはないでしょう。
発展した後に公共事業を受注させてくれといってもアジアからは見向きもされませんし、発展する前に借りを作っておきたいのでは?
その変わり日本国民にも試練は感じてもらおうという思いもありますかね。
要は参加して産業維持で生活レベルを下げるのか、産業衰退で生活レベルをさげるのかの選択だと思います。
企業倒産ラッシュで海外から買収されるとか、アメリカー日本ラインが崩れてアメリカにポイ捨てされるのが怖いのでは?
議論しないというよりもしたくてもできないのが現状だと思います。
日本もいまのうちに海外拠点を構築したいのでは?
将来、海外支社、事業所に就職するのも当たり前とはなりそうですね。
またはアメリカに日本か中国を選択する準備をしているなど迫られているのでしょうか。
玄葉さんも子供の未来のためにと言いながら未来のためとはどんなことか、自由貿易とはどれほどの自由なのかも言わないですし、不可解な部分も多くはありますね。
TPPに参加してもきなくても日本のドン底は避けられないのでしょうね。
まあ今までが出来すぎていたのかもしれません。
脱出するためには火の中を通るのか、下水道を泳ぐのか、壁を伝って降りるのか火事になった家状態でしょうか。
投稿: ブサカワ三郎 | 2011年11月 8日 (火) 22時11分
いつもお疲れ様です。
私がTPPに反対するのは、日本の主権が守れれるかどうか、の一点において、疑問が残るからです。
TPP交渉の参加にはアメリカ議会の承認が必要?90日かかる?なぜアメリカ?少なくとも、他の参加国と対等な関係ではないのですか。アメリカ様にお伺いを立てないといけない時点ですでに日本の主権が奪われていますね。参加せざるを得ないのであれば、もう少し丁寧な説明が必要です。
農業の問題については納得するところも多いですけど、農業の衰退の背景に、もう一つ忘れてはいけないことがあります。米は高価格支持によって消費が減ったのは事実ですが、同時に輸出補助金に支えられて、過剰な在庫を抱えた小麦が大量に日本に入ってきたこと。これによって、日本の伝統的な二毛作体系は壊滅しました。年2回とれるものが1回だけになりました。ありがたいアメリカ様のおかげですね。TPPによって今度は米が危なくなりますね。1985年の中曽根元首相の「日本の米はアメリカの十倍高い」式でしょうか。
また、国内の農産物価格は物価の上昇に対してほとんど上がらず、野菜、果実は20~30年前とほとんど同じ価格。衰退するのも当然でしょう。
米の輸出は多くの農家が可能なことではありませんね。特に期待されている大規模農家。大規模農家は、大面積を短時間に刈り取りしなければなりません。しかも、外国に比べて点在している水田を、そこそこの大きさの機械を輸送しなければなりません。1年の11ヶ月間眠っているコンバインを1ヶ月の間フル回転させ、大面積を刈り取るためには、機械を何台も持たなければなりません。その投資も莫大ですし、なんらかの補助金なしに揃えられるものではないと思いますが。生産コストを下げるのは非常に難しいと思います。そして、輸出には検疫、輸送、販売網の整備等々国内でさばくよりもはるかにコストを必要とします。
一部の農家は可能でしょうけど大部分の農家は、関税撤廃による波におぼれてしまうのではないかと思います。耕作されずに残った水田は多面的機能が働くのでしょうか。ずいぶん楽観的だと思います。広大でフラットな外国の畑と違って湿潤で雑草生え放題の畦の草刈りも大変ですね。
そしていうまでもなく、TPPは農業だけではありませんね。
投稿: dora | 2011年11月 9日 (水) 00時31分
TPP断固反対!!
二つの理由を書きますと、まず「ラチェット規定」です。
これは国の産業を守る為に、解放しすぎた市場を締める事が出来ない『蛇口を破壊してそのままにする』様な規定であり、国内産業を防衛することが出来ない国防放棄の内容で、正に『出たとこ勝負』であり国民の為の政治とは、かけ離れた思想です。
また、一部の政治家は『ラチェット規定』を理解せずに『途中で引き返せる』等と戯言をほざいていますが(怒)
更に酷いのは『IDS条項』です。
この『IDS条項』とは「政府が投資家に対してどれだけの被害を与えたか」を第三者の「世界投資紛争解決センター」に委ねるもので、『その政策が公共性に必要なものか?』と言う事は考慮されません。
また、この「世界投資紛争解決センター」の審査は『非公開』であり、不服であっても『上訴できない』と言う、是正する精神を排除した審議拒否と言う審査の場に相応しくない精神を肯定したおぞましい規定です。
実際に、カナダ・メキシコでは『有害物質の排除』の計画を立てたところ、これが企業の利益を阻害した。とされ、審査の結果、カナダ・メキシコは巨額の賠償金を支払っています。
これは正に国家・国民に対して企業の『治外法権』を認める行為であり、先人達の努力を土足で踏みにじる行為であります。
政治家として行動してください。あまりにも情けなさ過ぎます。
投稿: 片岡直温の子孫 | 2011年11月 9日 (水) 01時05分
肝心のセミナー日程についてご提案させていただくのを忘れておりました。
個人的には土日祝でじっくりというのが望ましいです。できれば90分と言わずもっと長くても良いと思います。
質疑時間ですが、30分でも短いとは思いませんでした。確かに前回セミナーでは時間不足感がありましたが、質疑内容が質疑ではなく、質問者の自己主張?のようなものが時間の大半だった気がします。
ちゃんとセミナーで講義した内容に関する「質問」に限定すれば大丈夫ではないでしょうか。
制御するのは確かに難しい気もしますけれども・・。
個人的に千葉からの参加になるので平日に開催するのであれば、開始時間が早まるのは不具合が出ますけれども、仕事の都合が合えば午後半休で参加させていただきます!
投稿: ぱなとりん | 2011年11月 9日 (水) 09時11分
石破様
理事席に石破さんが座っていらっしゃるのを拝見しました。
今までとは、また違ったご苦労もおありかと存じますが、宜しくお願い申し上げます。
さて、TPP については、皆様色々な御意見がおありの様ですが、各論以前に総論として、大きな不安があります。
まず、なぜ唐突に、こんな大きな話が出るのか。
次に、なぜこんなにも情報が少ない上に錯綜するのか。
もしも、既にかなり色々な事が決まっているのなら、アメリカ一人勝ちの様な、こんな不平等条約を締結するのは、反対です。
もしルール作りがこれからである、と言うのであれば、交渉テーブルに着くのはやぶさかではありませんが、当然の事ながら、そこは、それぞれの国が死力を尽して国益を取りに来る所です。
国益無視、財務官僚にだけは言いなりで官僚の言う事は聞かず知識知恵も無視、しかし顎で使う、違法脱法お構い無し、危機管理はできない、無責任etcetcの民主党には、絶対に無理、出来ないし、絶対にして欲しくない。
と言う事でこちらも反対です。
気持ちだけ投げつける様な投稿で、大変申し訳ありませんが、民主党政権の間は、できないのだから、もう何もして欲しくありません。
つまり現況では、残念ながら反対です。
投稿: K.T.C. | 2011年11月 9日 (水) 11時58分
国民健康保険・介護保険・国民年金・厚生年金・共済年金・住民税・所得税・消費税・固定資産税・自動車税 一人あたり年間いくらの税金をはらっているのでしょう。
名目は違えど、国民にとって結局支払う額は同じ。
税目や控除をシンプルにわかりやすくしたほうがいい。不況や円高で経済力を失った人に滞納催促状がいろんな役所から届き、それぞれの役所へ対応せねばならない。
生活保護を受けとる人で希望職種が見つからない場合は、貰う対価として公的な仕事(役所の清掃でも)や農業に1週間のうち24時間程度は従事義務を課すべき。
自分の働く場がないから生活保護を受け、希望職種や条件があわないからと職安の勧める仕事をせず、条件のあう仕事を探してばかりで血税を貰うような人を増やすのでは国民負担が増えるだけ。生活保護を受けている人は血税を貰うのだから国のためにボランティアをして労働で還元すればいい。役所の清掃で役所経費を削る、農家で作業をして農家への補助金を減らす(労働)で払う。ひいては税滞納者には役所の業務に携わることで労働で支払わせることで滞納額も減らせる。
投稿: KK | 2011年11月 9日 (水) 12時57分
いつも興味深く拝見させて頂いております。
TPPに限らず、他の問題も、「賛成か反対か」と、いつも2択のような気がしてなりません。
いつか、党派を超えた濃密な議論が出来るよう、期待しております。
頑張って下さい。
投稿: すとす | 2011年11月 9日 (水) 17時19分
石破先生
こんにちは。
TPPの問題は、奥が深すぎで農業を語るだけでもこんなに長くなり、
他が語れなかったのだとお察しします。
拝見するにつけ、事の重さをヒシヒシと感じると同時に
テレビのコメンテーターの言葉の軽さ、
無責任さに脱力します。
麻生政権下、大変うろ覚えですが、
大規模農業を強化しようとして
小規模農家いじめをするな!
とか
農業を潰す気か!
とか、
方々から大変なバッシングを受けていたような気がしますが、
あの時の農水大臣は、もしや石破先生でしょうか?
いやいや、個人経営よりも
大規模効率化したほうがコストも安くすむだろ?
農業の将来を考えるなら極々当たり前の流れなのに。
と、大変違和感を覚えたのですが。
*****
自民党の会議で少しでも参加に前向きな意見を述べる議員があると、「賛成なのか、反対なのか、はっきりしろ!」という野次が飛ぶ有様です。
*****
この下りを見ると、
未だ、今の農業を維持しよう
維持できる。
変える気はない。
票の為の農協、農家?保護のような思いが
見て取れ、
本当に、自民党、変わってないよな~
変わるのは無理なら、潰すしかないか…
と、大変残念に思います。
農業についての先生の考えは、
概ね同感です。
私も、
農業こそ、輸出の主力になりうる潜在能力があると考えており、
コスト削減やマーケティング、経営戦略さえしっかりすれば大化けすると思います。
************
原則すべての関税を撤廃するTPPは、「関税による消費者負担型の農業保護」から「納税者負担型の農業保護」への転換を意味するものであり、この点は決定的に重要です。
************
石破先生
農業は保護を大前提とするものなのでしょうか?
その大前提をまず取っ払わないと
新しい農業システムは生まれないと私は考えます。
保護ではなく、投資を呼び込めるような形にはできないのでしょうか?
一時的に支援金が入るにしても
恒久的な保護という考えはしないほうが良いと思います。
他国が保護しているからといって
じゃあ日本も、という常識を打ち破ってほしいです。
(むちゃを承知で言っていますが高い目標を持って欲しいのです)
政府与党内のTPP協議は
もはや賛成を大前提にした茶番劇にしか見えず、
規制緩和や戦略など肝心なことが何も話し合われていません。
結局、賛成派は、アメリカの圧力と、
経団連に圧されて。
反対派は、いくら政府から(国民から)税金をふんだくれるか。
これにつきます。
政府の10年間の試算、
参加した場合2.7兆円
それに対し、
農業対策費、
年間数千億~兆円
むちゃくちゃです。
結局金目当て…
○○は、ゆすりの名人と言ってクビになった親日アメリカ人がいました。
○○の全ての人では無いが、
一部、全くの嘘では無いと思っています。
今の日本にはゆすりの名人。
人の血税をたかる乞食があちこちに存在するようになったんだな、
と、思いました。
いずれにせよ、
賛成か、反対か
で語れる単純な問題ではなく、
その理由も様々。
条件付きの人が沢山いますね。
賛成か、反対か
ではなく、
何が不安なのか
何が問題なのか
を、吸い上げる必要があると思います。
今の民主党からは、
「民意」
という言葉が全く無くなりましたが。
投稿: mike310mi | 2011年11月10日 (木) 17時37分
「国民に問う」を実現させてください。
正直TPPには明確な2面性がありすぎて、参加不参加のどちらが正しいのか、おそらく誰にも判断できない物ではないのでしょうか? そんな時だからこそ、「国民に問う」というのではダメなのでしょうか? 少なくとも、今の民主党政権下で行われている事全てが「ウソ」に見えてしまい、信じられない状況ですし、マスコミ、メディアの事も全く信じられません。
ただ、様々な国会のやりとりを拝見させていただいて、石破先生は絶対信頼できる。そう思っています。この方は日本の将来を考えてくれる「政治家」だと。今の傀儡の「政治屋」とは本質が違うと思っております。
正直今のあんぽんたん民主党ではもう無理です。外交、安保、国益…すべてダメになりそうです。
石破先生は国民の希望です。先生の言葉には力があり、希望があり、なにより日本を思う愛があります。国民もそれを解っています。先生が思っている以上に国民は、そして若者は国会答弁をちゃんと見てます! そしてそこで感じてます。だれが正しいことを言っているのか。だれがワケもわからずただ作文を読み上げているのか。
是非がんばってください!
投稿: だわわ | 2011年11月10日 (木) 18時16分
何の根拠も無く、風の中の羽根の様に舞う、出鱈目で、先進国に不利な相場の為替レートと、その制度とを正さず、貿易自由化をするなどという事は、亡国政策そのものであり、反対論が出るのも当然である。
為替正常化と貿易自由化とは、車の両輪であるにも拘わらず、為替の正常化を唱える人が、政治家の中にも、経済学者の中にも、一人も居ないのはどういう事か。誠に嘆かわしい。国連などが算出している購買力平価は物の値段のバランスをとるものだが、人の価値のバランスをとらなければ、仕事の海外流失は避けられない。人口の多い国は物の価値より人の価値は低いのである。
人の価値は、日本では一年の一人当たり平均で380万円位である。中国では2万5千元位である。為替レートを380万円割る2万5千元イコール152円/元とした上で自由化すべきである。
投稿: 河村 信一郎 | 2011年11月10日 (木) 22時49分
自給率が下がったのは他にも問題がありそうです。リベートが無い農家には害虫をまかれたり、農機具の修理費が増えたりと利益が出なくなり廃業に追い込まれます。
ビニールハウスに投資しても、できた作物を高く買うのは最初だけで儲かったのはビニールハウスを作った建設業者だけで、ソーラーパネルのように全員元はとれません。
投稿: (^-^) | 2011年11月11日 (金) 03時21分
石破先生は、TPPに思うで、政策が正しければこのようなことになるはずはないのであって、これはどこかが決定的に誤っていたと考える他はありません。と述べておられながら、何を、どう正せば良いかを述べておられません。私は、先進各国に極めて不利で、且、何の根拠も無く定まり、且、換算対象の価値の変化と無関係に動く、現行為替レートと、それを市場外にも適用するという現行制度を打破すべきだと考えます。何故なら、例えば、日中間の2009年の為替レートは、13.7円/ドルで、これで換算した中国の一人当たり平均年所得は34万5千円で、日本の1/11です。本当に1/11の所得で暮らせるのか、極めて疑わしいです。国連などは、或る国の国民総所得(GNI)をドルで評価した値と、その国の通貨で評価した値との比を購買力平価としています。これだと、両国の物価は等しくなるかも知れませんが、これで換算しても、日本の一人当たり平均年所得は中国の、まだ6倍です。その原因は、生活水準の差だとの意見が有り
ますが信じられません。それが事実であるにしても、それによって、日本の仕事と雇用が中国に移るのは困ります。これを防ぐには、両国の一人当たり平均年所得が等しくなる様な為替レートを採用する他はありません。
投稿: 河村 信一郎 | 2011年11月11日 (金) 17時53分
日本がTPPに参加するにしろ、しないにしろ、このような重大な決定は国民の意見を聞くべきではないでしょうか。
一会期中に一度しか使えない内閣不信任案の提出ではありますが、多くの与党議員がTPPに反対している以上は解散も可能だと思います。
これは自民党が与党に返り咲く好機ではないでしょうか。
解散総選挙を2年も待つ事は出来ません。
民主党に投票した殆どの国民は、この結果を見て後悔しているはずです。
日本国を、どうか宜しくお願いいたします。
投稿: TPPについて物思う者 | 2011年11月11日 (金) 20時49分
TPPは要するにアメリカ化の一環です。
↓こういう時代になるということです。
盲腸の手術は一回200万円。
救急車を呼ぶと一回百万円。
がんの手術なんかしようものならそれこそ一千万円を超える。
今年サッカーの松田選手が亡くなった時に信州大学病院で3日間の懸命の蘇生治療が行われました。
あれやると5000万円くらいとられるようになります。
だから家族が医者に「もう治療しないでください」と頼み込むようになります。
今勝ってる人も親族にこういう人が一人出ればそれまでため込んでいたお金はすべて吐き出すことになります。
石破さんはこういう社会を望んでいるようですね。
投稿: 医療崩壊決定!!! | 2011年11月11日 (金) 21時50分
こんにちは。【TPP】私は反対です。農業も守れるのかそもそも本当に守る意志があるのか疑問だし、
一番心配なのはお金が無ければ適切な医療が受けられなくなる、医療格差が生まれることです。
参加してもアメリカが得するだけで、なんのメリットもないのに…!
暫く前に宮城の水産関係各所を中国、韓国が下見して行ったと、宮城の叔父に聞きました。
聞けば、宮城では自分はまだ若いし少しでも働こう!前に進もう!
という人たちが働けず、中国人、韓国人ばかりが雇われているというのです。
中国、韓国企業の誘致の話もあるらしいし…。
あの豊かな山や海が朝鮮人達に食い物にされそうでとても恐ろしいです。
どうして政府はお金が国外に流れるようなことしかしないのでしょうか?
私には野田さんは
日本國を他国へ売ろうとしている、
『売国奴』
にしか見えません。
石破先生!
この美しく豊かな島国を守って下さい!
今経済が悪いのは政治のやり方も分からずめちゃくちゃにした民主党のせいです。
自民党の先生方ならきっと立て直す良い策や外交方法があると思います!
TPPのニュースに危機感を覚え、衝動に駆られたとはいえ、こんな駄文長文を書いてしまい、
お疲れの所本当にすみません。
ですが、私達が頼れるのは先生しかいないのです。
日本のために!
頑張って下さい‥!!
投稿: 響子 | 2011年11月13日 (日) 07時05分
先生は、「昭和16年夏の敗戦」を読めと仰ったではありませんか。
突き詰めてものは考えるべきと仰ったではありませんか。
反対派の意見を突き詰めて考えたでしょうか。
賛成派の意見は悉く反対派に論破されております。
投稿: 藤本 | 2011年11月16日 (水) 21時37分
初めまして。
先生がTPPに反対でないとお聞きして、大いに安心させていただきました。先生も本当はご存じなんですよね? TPPをもっとも驚異に感じているのは、農協とマスコミだ、と。
本当に、日本語のソースしか読まない日本人がいかに日本のマスコミに操作されているかを考えるにつけ、空恐ろしいとしか言いようがありません。いったい、このご時世にいつまで鎖国を続けていられるというのでしょうか。
それでなくても人件費は高い、電気はない、若者は減る一方のこんな日本の製品、普通に考えていったい誰が買ってくれるんでしょう? ぬるま湯に浸かっている場合ではないんですよ。競争力を上げずして生き残る術があるなら教えて欲しい。
日本のマスコミが事実だけを粛々と伝えてくれていたら、もっとよい時代になっていたでしょうに。
投稿: 恐いですね | 2011年11月16日 (水) 21時48分
私もTPPに強く反対です!
理由は、TPPを賛成している人たちは人でなしだと思います。
それは今も震災の影響で苦しんでおられる方々を見殺しにするのと同じだからです。
被災者のなかに第一次産業従事者が多く、農地が震災でボロボロにされた方、原発の事故のおかげで放射性物質に汚染された人もいる。
はっきり言って国がまず率先してやるべきことはTPPではなく、震災復興・原発事故の被害者の救済だと思います。
復興事業もろくにしていないのに、国民に説明もせずに今回のTPPへの協議に参加ということはとんでもない暴挙だと思います。
私はこれだけでも現政権は内閣不信任に値すると思っています。
TPPの内容はまさに被災者の傷口に塩を塗るようなものであり、野田総理は人として最低の人間のする行為だと思います。
私はメディアがTPPを農業問題だけのようにあたかも報道していたことに非常に怒りを感じています。
実際には農業分野だけではなく、保険分野や郵貯やかんぽの関係、金融・メディア・著作権の関係など多分野が影響を受けさらに日本にはほとんどメリットがないことが内閣府などの情報でも出ています。
自分は今こそ選挙をしましょうといいたいです!
TPPの問題は消費税の論議よりも大きく国の行く末を決める問題なので白黒はっきりすべきだと思います。
そして自民党は真の保守政党を目指しているのだから当然TPPに反対の意思を貫いていただいたいと心から思っています。
あとこの問題に根底にあるのが普天間問題だと思いますが、お金では人の命を買えない。
でも、当たり前の話ですけどお金で人が死ぬことはたくさんあるんですよ。
だからこそ、今こそ自主憲法制定して自衛隊を日本軍に格上げして自らの国を自らの国民で守れるようにして本当の独立を勝ち取るべきだと思います。
TPP何かで妥協してしまったらそれこそ植民地化されてしまい今以上に悲惨なことになるでしょう、このTPPに入るか入らないかはアメリカの属国を抜け出す最初で最後のチャンスになると思います。
(受けたら完全植民地化ですからね)
先にも言いましたように、国民の意思を聞いて欲しいと言うことです。
だからこそ、今の現政権を1日でも早く倒して選挙をして欲しいと心から祈っています。
投稿: フレール | 2011年11月16日 (水) 22時58分
日本の農家は殆ど利益が出ず、生かさず殺さずで生活してます。
農業を辞めると農機具の修理の仕事が減ったり、買い替えも無くなるので、周りの業者の圧力もありなかなか辞めれません。
田んぼも小さく区切れば区切るほど個々の予備の種・備品が売れるので、同じ農家が複数の田んぼを兼任できず自然と効率が悪くなります。
投稿: (^-^) | 2011年11月18日 (金) 04時07分
世界の流れを見れば、TPP参加は避けられないでしょう。
反対大合唱の大きな団体や組織、それに追従する議員の皆様(族議員)は、
利権・特権・既得権に票が絡む為に反対しているだけにしか映りません。
市場開放で世界と戦わなければならないのですから、それに伴って
法整備が必用となる事は必至。
現行法の見直しや新たな法律の制定など、新しい時代に向けて整備しないと
この国は崩壊します。
野田総理が言って居る「農業は守る」と言うのは、現行制度での話でしょう。
現行制度では守れません。
それとも組織の利権を守ると言う事なのでしょうか?
国会議員の仕事は予算審議だけではありません。
法律を作るのが仕事です。
TPP賛成派議員も反対派議員も、原点を忘れています。
早い話が職務放棄!
自分第一で動いているから、何もせず反対運動しかしない。
それでは国を守れません。
今、この国はシステムの大転換が必用な所に来ているのです。
世界と戦って勝てるシステムの基盤を作る。
それが国会議員に課せられた任務の一つでしょう。
投稿: 奔放な旅人 | 2011年11月18日 (金) 14時42分
土地だけ論ずるなら農業やめたが良い。イスラエルの点滴農法を御存知ですか、輸出もしている。日本は制御出来ないほど水は
あるんです。農業をしましたけど、昔から思ってました。なぜハイテク化できないかと、いわゆる植物工場、している企業もあります生産調整も可能。ですが一般化には程遠い。天災、病害虫、農薬による損出にはこりごり。発想の転換が必要。そんな農業をする人に援助すべきです。
投稿: 清 | 2011年11月22日 (火) 22時37分
政治素人の私でも石破さんの言論は分かりやすい。難しい言葉で国民を騙す利権政治家ばかりの中で唯一石破さんだけは国民目線の政治家だと感じます。ぜひ石破さんに現状日本国家&日本国民を救って守って頂きたいと思います。
投稿: まさる | 2012年3月 4日 (日) 06時20分
題:TPP 弱肉強食の世界の「 強者 」は、
ここまでする事を、歴史が示している。
TPP、締結か?否か?
TPPは、グローバリゼーションを是とする考え方。
当然その時、「良いものは良いのだ」との意識が基本に働く。
アフリカの草原で、弱った個体が餌として狙われ、
その個体が餌として存在することにより、
「捕食した動物は生を伸ばす事が出来」、
また、
「捕食された動物も、その餌になった個体のお陰で、死を逃れる事が
出来、
且つ、より健全な個体の集団へと変わることができる」と言える。
いわゆる、弱肉強食のメカニズムである。
「供犠(くぎ)が捧げられる世界」であるとも言える。
良い、且つ、優れているからこそ 皆が求める、
また、その求めに応じる。
「それが正義」なのであるという。
キリスト教は、強い民族が、困った時に、
隣国の富を奪いに行く事を
「(キリスト教の)神の正義」としている。
日本も、強国によって、この奪いに行く国の、対象の国の如くに
なってくるのか?・・とも思える。
キリスト教の神は、『神の正義があるなら』やっても良い、人の命
を奪う事、誅しても良いとする。
聖書の申命記に、キリスト教の神は、「○○人は男を殺せ」「○○
人は、皆殺しにせよ」「生娘は生かしておけ」「奴隷にせよ」と指示し、
叫ぶ。
悲惨な殺戮の世界になる。
そして、
キリスト教は「(キリスト教の)神の義によれば、人を誅しても良い」と
説く。
現代ではない、古代の地に、現出した実際の世界である。
弱肉強食の『 実際に現出した 』世界である。
(現代では そのようなことは形を変えて起きている)。
強い者が弱い者に『 配慮せずに 』行動すれば、この様になるとい
う史実である。
強い者の論理が 『 正義として 』 世界を制覇する論理である。
その強い者は、
「戦い方のみが優れているだけ」かもしれない・・・が、
結局、強い者が、
南米・中米・北米メキシコ・そして離島の各所で、
繰り広げられた「キリスト教徒と同行したキリスト教聖職者」たちの
仕業(しわざ)の事例。
全滅・すべての命を奪う行為と、
それ以外にも、この部屋一杯に黄金を満たせば「王様の命を助けて
やる」と言い、
結局、王様の命は奪うという、策略まで用いて、徹底的に「 富をも 」
奪う(人命と富の略奪)、
更に、インカの様に、結局、どの様な文化だったのか、不明?
まったく不明な状態になる例の様に 「文化をも『めちゃめちゃに破
壊』し、文化のすべてを奪う」(命と富と文化の略奪)。
そして、その地に、
キリスト教徒の征服者たちは、アフリカの人々を「奴隷として(キリスト
教聖書には、奴隷というものを教義として教え、
キリスト教の教義ゆえに、歴史を連綿と伝えられ、
歴史を経ながら、個々の悪行は行なわれ、
教義ゆえ忘れられずに 保ち続けられている」。
人のいなくなった地に、
このキリスト教の教義の悪行による奴隷を、
連れて、
キリスト教徒の征服者たちは、インディオスの絶滅した地に
乗り込む。
そして、
キリスト教徒は、その地も奪う(命と富と文化と土地を奪い、奴隷の
人生を奪う)。
そして、
山の頂には「イエス像」を建て、
「宗教をも奪い、征服者の宗教の像」を立てる
(命と富と文化と土地と奴隷の人生と宗教を奪う)。
「偶像崇拝を忌む自分たちの宗教教義をそっちのけでイエス像を立
てる」。
「弱肉強食の強者は、ここまでする事を歴史は示している」。
弱肉強食論理には、『何らかの歯止め』が 「必ず必要なのだ」。
総べてをまな板に乗せ、規制や歯止めは一切認めない。
あるのは、弱肉強食の論理だけという世界。
強者は「安価」「経済的」「効率的」「品質的(美味いなど)」な
どの長所が、「積極的に美化され」「強調され」ているが、
果たして本当にそれで良いのか?
正しいのか?
かつて
「効率を追い過ぎた」の声を良く聞いた時もあったが。
総べての面で、
強者がよいと
「強者の論理が」
「強者ゆえの立場を利用して」
「巷にその論理が良いような錯覚をまきちらしながら」
流れていく。
強者の論理以外の価値は総べて否定される。
「安全保障」「リスク」「弱者の論理」など、まだまだ、検討・討
論すべき面は多い状況のはずです。
URL: http://blog.goo.ne.jp/hanakosan2009
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投稿: 今田 恥エm | 2012年3月 6日 (火) 03時30分
TPPに関連して農業に関して是非お聞きしたいことがあります。
2点です。
「地方の主力産業としての農業」
「農業の若者の参入障壁の緩和」
です。
まず、「地方の主力産業としての農業」に関してです。
小泉改革以降、地方を支えていた土建が潰れ、一気に地方は疲弊し、求人倍率も非常に低いままです。
土建に替わる新たな地方の主力産業として農業の再生が望まれます。
しかし、市場原理主義に任せていれば、ヒト・モノ・カネの集まる都会、ないしは近郊では何とかなっても、私の地元でもある鳥取などはどんどん衰退するばかりでしょう。
故に公共投資や規制緩和が必要と思われます。
地方の農業を強く力強くしていくために、どの様な改革や投資が必要とされるのかお聞かせください。
特に地方分権とセットで、どの様な形でその土地土地に合わせた細かい農業補助や奨励制度を行えるようになる為に、どの様な規制緩和や制度変更が必要なでしょうか?
次に「農業の若者の参入障壁の緩和」に関してです。
現状農業従事者の高年齢化が問題になっていることは先生が強く訴えておられます。
しかし、農家の子供でもない若者が農業に参入するために大きく3つ不足しています。
金・土地・ノウハウです。
まずはソレがなければ、最低限の「安心した暮らしの保証」が得られず、チャレンジしようという若者は来ないでしょう。
特に地方では兼業農家をしようにも雇用も少なくなっている状況です。
農業にチャレンジしたい若者が土地・金・人を取得しやすいように、どの様な制度や対策をしていく必要があるのかお聞かせください。
投稿: 高見道人 | 2012年9月13日 (木) 14時10分
ISD条項が不安です。
農業ばかりクローズアップされる傾向があるようですが、他の項目はどうなのでしょうか?
例えば、著作権に関するモノは、どうお考えですか?
ISD条項を除外する/しないも含めたお話が聞きたいです。
投稿: クロワ | 2012年9月13日 (木) 18時01分
TPPに加盟することの明るい展望が全くないではないか!ただし、よく考えるともしTPP協定で共通統一、平等の労働基準、ルールができるなら参加国間に賃金の差は消えるだろう。例えば東京と沖縄との賃金の差もあまりなくなるでしょう。だから、TPP域内のアメリカ労働者と新興国労働者との賃金の差もなくなるだろう。 すると、TPP域内の参加国達の購買力が上がり、TPP自由貿易の恩恵を最大限受ける層が増える事にも繋がり、高付加価値商品が消費でき、日本全体の貿易が良くなるだろう。 この点についてどうお考えでしょうか?
確かに日本の人口は高齢化している。安倍晋三首相が言った通りアジア周辺の人口は増えており、人口の有効活用をすれば別に外来人口と外国人労働者を輸入する必要はないのではないか?庶民的感覚で考えて、皆さんは賛成しますか?
日本企業の7割が赤字で法人税を払っていないというのは歪な日本型資本主義経済学ですね。企業は、赤字の常態化を続け、法人税が完全ゼロというのが全くおかしい。荒唐無稽なことは、日本企業が海外に資金を貢ぎ、ノウハウ、技術、ジョブクリエーション、マーケットの全部を出すことによって、日本国内の産業空洞化、雇用不足にさせているのに逆に海外のジョブクリエーションを多く手助けしていること。そして、海外からは利益を持ち出すことができず、日本への法人税、所得税を国内に循環させられない。日本の国力は発展どころか衰弱の一途。国益にならず、負の資産ばかりで日本国民への期待される利益は生じていない。日本国内は雇用が不足しているのに海外で多くの雇用を生み出していることは疑問に思えてならない。
TPPを締結したら、日本経済は、発展性で健全な企業、資金調達の円滑化を図るため、日本企業はシンガポール証券取引所でS型株、マレーシアでM型株、豪州でA型株を自国ドルで上場し、自国ドルで取引、そして調達した資金を自国生産活動に投資。日本はノウハウ、技術、知的財産権などの特許ロイヤルティーを有償提供し、稼いだ利益を人材、研究開発に再投資を行う。つまり健全な企業活動は財務の健全性であり、法人税を払う。これでTPP地域の経済全体がうまく回る。
環太平洋はもっとも日本のテリトリーである。日本は“環太平洋経済新秩序”を主導、世界経済のイノベーションを最大限に活用することを念頭に置き「オープン」で革新的なイノベーション戦略を組み込んでいくことが必要不可欠である。
投稿: 参加に賛成 | 2013年10月26日 (土) 14時55分
TPPに批准すれば農業だけではなく、医療、会社(JA含む)等が外資系の資本になるぞ!資本算入を拒否すれば「ISD条項」に抵触し、莫大な損害賠償を請求されるぞ。すべてはアメリカのルールに則っているからだ。拒否権があっても駄目だ。日本は取り返しのつかないことになり、先の日米修好通商条約の二の舞になる。
TPPに賛成する輩は国賊だと思う。
投稿: 遠藤 | 2016年3月14日 (月) 16時54分
TPPに批准すれば日本は滅びる。外資系に日本を売ってはならない!そして、食料の安全保障を構築しなければだめです。欧州は90%以上の補助金、アメリカは50%以上で、日本はたかだか16%ぐらいでしょう。消費者は日本の農業を支えるために、税金の一部を使われることを誇りに思ってください。遺伝子組み換え食料(穀物等)から自分たちを守ると思えば安い投資です。
投稿: 遠藤 | 2016年3月14日 (月) 17時08分