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2012年3月30日 (金)

暫定予算など

 石破 茂 です。

 今日は暫定予算の審議のため、久しぶりに予算委員会が開かれました。
 何しろ急なことなので、筆頭理事の役目柄、一時間余り野田総理への質問を中心に質疑を行いました。
 暫定予算自体は地方交付税をはじめとして当然必要なものを計上したに過ぎないので、敢えて反対する積極的な理由もなく賛成の立場ではあるのですが、むしろ質疑は本日閣議決定された消費税法案と北朝鮮・イラン情勢に集中したものになりました。
 
 質疑の中でも申し上げたのですが、今回のやり方は普天間基地移設問題と実に酷似しており、民主党のお家芸とでもいうべきものです。
 「普天間基地の移設先は国外、最低でも県外」とよく考えもせずに期待を煽り、実際に政権をとってみて不可能なことに気付くと「やはり日米同盟のために辺野古移設は必要だった」と豹変し、「マニフェストには書いていない」と開き直り、「自民党は賛成すべきだ」と迫ってくる。党内には「反対、反対、大反対」という勢力が騒ぎ、それを除名もせず放置したままにしておく…このパターンはそれぞれの台詞を「最低保障年金七万円!」「無駄を省けばカネは出てくる。消費税は増税しない」「財政状況を考えれば将来世代に負担を残さないためにも消費増税はやはり必要」と置き換えればびっくりするほどにそっくりです。
 社会保障の選択と集中のあり方も、景気回復への手立てもはっきりしないまま、「自民党だって消費税10%を掲げていたではないか」と言われて、はいそうですか、というわけにはとてもいきません。
 自民党として、いかに法案を修正し、より良いものに仕上げ、さすがは自民党、という評価を得て解散に持ち込むのが最も良いやり方ではないのか、と私は思っております。テレビ中継はありませんでしたので、関心がおありの方は質疑の様子をインターネット(衆議院TV)でご覧ください。

 週末は31日土曜日が「ウェークアップ!ぷらす」生出演(午前7時半・大阪・読売テレビ)、自民党熊谷支部総会で講演(午後1時・文化創造館さくらめいと・埼玉県熊谷市拾六間)、宮本光明富山県議後援会時局講演会で講演(午後6時半・富山市八尾町コミュニティセンター・八尾町井田)。
 4月1日日曜日が自民党新潟県連青年部大会で講演(午後1時半・ANAクラウンプラザ新潟・新潟市中央区万代)、という日程です。

 もう四月、新年度ですね。新たな気持ちで臨みたいものです。
 皆様お元気でお過ごしくださいませ。

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2012年3月23日 (金)

北朝鮮情勢、安保基本法など

 石破 茂 です。

 いつも多くのコメントをお寄せいただき、誠にありがとうございます。時間の合間にすべて読ませていただいておりますが、参考になること、教えられることも多く感謝いたしております。
 ところで、これは私からお願いすることではないのかもしれませんが、最近御主張の内容は別として、相当に過激な個人攻撃や人格否定的な表現が散見されるのがとても気になっております。
 私に対してならまだいいのですが、コメントをお寄せいただく方同士で罵り合いにも近い状況が見られるのはとても残念です。コメント欄上の討論とはそんなものなのかもしれませんが、何卒御一考を賜りますようお願い申し上げます。

 北朝鮮の情勢は全く予断を許しません。先般結ばれたばかりの米朝合意をあっさり反故にし、国連安保理決議にも明白に違背するミサイル発射を宣言するのは、確信犯的な行動であると理解する他はありません。
 弱小な半島国家である北朝鮮は、その生き残り策として大国同士を天秤にかけ、手玉に取るのを常套手段としています。日清、日露戦争も、日本と清国、ロシアを巻き込んでのものであり、アメリカ、ソ連、中国と、対象とする国家がその都度代わっているだけのことです。アメリカは時折甘い判断をすることがあり、注意を要します。
 政府としてミサイル迎撃態勢をとるとのことですが、いくつもの場合分けをして、その都度とるべき態勢や法的根拠を細かくシミュレーションしておかなくてはなりません。
 場合によっては警察官職務執行法の準用で対応することもあり得るように思うのですが、消費税を巡る党内政局で手一杯の現政府・与党で大丈夫なのか、心配は尽きません。

 集団的自衛権の行使を可能とする安全保障基本法の自民党内論議が最終局面となっています。
 野党である今だからこそ従来の解釈を改め、総選挙で世に問い、支持を得たならば議員立法で内閣法制局の解釈を改めることが出来るのです。そのように考えれば、今の状況は千載一遇の機会なのかもしれません。
 法案起草者として、来週はこれに力を注ぎたいと考えております。

 週末は24日土曜日がHBC北海道放送「中村美彦の一筆啓上」ラジオ電話生出演(午前7時)、テレビ東京「田勢康弘の週刊ニュース新書」生出演(午前11時半)、北海道若手経営者と語る会(午後4時半・札幌プリンスホテル)。
 25日日曜日がエンジン01文化戦略会議オープンカレッジシンポジウム(午後1時・とりぎん文化会館)、自民党街頭演説会(午後4時半・鳥取駅前)という日程です。

 彼岸を過ぎましたが、今日の東京は冷たい雨の1日となりました。
 お元気で週末をお過ごしくださいませ。

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2012年3月16日 (金)

追悼式典など

 石破 茂 です。
 
 11日に行われた震災1周年追悼式典は厳かで感動的な、誠に素晴らしいものでした。テレビでご覧になった方の多くもその思いを共有されたのではないかと存じます。
 天皇陛下のお言葉も、ありきたりのフレーズを極力排され、被災者への思いやりと日本国の将来に向けたお心のこもったものでした。恐らく御自ら何度もお手を入れられたのではないかと拝察いたします。
 震災以降、被災者と思いを共にしたいと仰せになり、皇居の暖房も電気もほとんどお使いにならなかったと漏れ承っておりますが、この日本国で一心に国民のことのみを思っておられる陛下の御存在があることの素晴らしさと有難さを改めて思ったことでした。
 岩手、宮城、福島の各県遺族代表の言葉もまた素晴らしいものでした。翌日の新聞各紙やネット上でご覧いただけます。私が感想を記すより、そちらを再度ご覧頂いた方が遥かに感動が伝わります。

 今回天皇皇后両陛下がご臨席、ご退席になる際に参列者が着席のままであったことに批判が出ています。それは至極当然のことであり、次の機会からは是非改めて貰いたいものです。
 両陛下をはじめとして皇族がご臨席になる式典などで着席のままお迎え、お送りする習慣はいつから始まったのか記憶が定かではありませんが、20数年前は全員が起立したように覚えております(今でも国会の開会式では全員が起立してお迎え、お送りしています。共産党は開会式は必ず欠席です)。
 政権交代で民主党政権になる以前からこのような形になっており、責任は我々にもあります。

 一番多くの支援を寄せて頂いた台湾に対しても同様で、自民党政権当時から大陸中国に過度の配慮をしてきたように思います。当然の礼儀を尽くすことに大陸中国が反発するようなことはよもやあるまいと思われますし、仮にそのような対応をしたとすれば国際社会の顰蹙を買うだけのことです。

 消費税論議を巡って与党内が迷走しています。消費税率アップの条件として名目経済成長率を法案に明記せよ、との意見もあるようですが、経済が低成長であっても社会保障費は急激に増加していくのであって、だからこそ景気に左右されない消費税を社会福祉の財源に充てるのではなかったのでしょうか。この手合いは社会福祉の選択と集中にも絶対に反対するのでしょうし、所詮は選挙目当ての主張にしか過ぎないように思えてなりません。
 民主党内でまともな議論が多数を制して党としてまとまり、理解許容範囲内の法案が提出された場合には、自民党も積極的に審議し、修正協議の過程で内容を更に確かなものとすべきです。民主党内が分裂したままで法案が提出できない、或いは採決にも持ち込めないという状況は、政局的には面白くても政策的には最悪です。

 今週水曜日に開催した「さわらび会」の勉強会には政策勉強会「水正会」を主宰する林芳正参院議員を講師として招き、GNI (国民富、Gross National Income)政策についての所見を聞きました(中央公論に掲載されている同議員の論説ご参照)。
 日本経済の大きな問題点の一つはGNPとGDPの乖離が大きいことにあります。林議員は福田内閣において私の後任の防衛大臣であり、私が会長在任中の二年間、政調会長代理兼財政金融部会長として金融・財政政策を取りまとめてくれた政策通であり論客です。
 全国紙のいくつかは「石破・林両氏総裁選へ向けて連携か」などと書いていますが、いつも申し上げるように「誰がやるか」が先にあるのではなく「何をやるか」こそが大切なのであり、各々の分野に通暁した方の見識を学ぶことはその意味でも重要だと思っております。

 お彼岸も近くなり、東京では温かさも感じられた一週間でした。
 私が育った昭和三十年代、四十年代の鳥取では「ああ、今日から春になったのだ」と実感できる日が確かにあったように思います。残雪の中にも風が温かくなり、土が香り、ふきのとうや土筆が顔を出し、水が温んだのを感じた日の嬉しさは今も忘れられません。

 週末は17日土曜日が大阪で知人の御息女の結婚披露宴に出席した後、石田真敏代議士を励ます会にて講演(午後4時半・産業文化会館・和歌山県橋本市高野口向島、午後7時半・ホテルいとう・和歌山県岩出市宮)。
 18日日曜日が木原みのる前代議士後援会にて講演(午後1時半・アークホテル熊本・熊本市城東町、午後3時・健軍神社・熊本市健軍本町)、林田たけし前代議士を励ます会にて講演(午後5時・熊本全日空ホテル・熊本市東阿弥陀寺町)という日程です。
 来週は19日月曜日が原田けんじ前代議士と語る夕べにて講演(午後7時・池田市市民文化会館・大阪府池田市天神)。
 20日火曜日春分の日が真庭防衛協会・自衛隊父兄会・隊友会主催防衛講話会で講演(午後2時・勝山文化センター・岡山県真庭市勝山)となっております。
 現職はもとより、捲土重来を期して頑張っている同志が何とか全員戻ってくるようにとの思いを込めて、全国を廻ってまいります。

 皆様、お元気で週末をお過ごしくださいませ。

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2012年3月 9日 (金)

予算成立、震災から一年

 石破 茂 です。

 先週末は土曜日に宮城県多賀城市、七ケ浜町、塩釜市、日曜日に岩手県久慈市と、震災・大津波から一年を経た被災地に行って参りました。復旧・復興は未だ道遠し、というのが率直な印象であり、政治は更なる力を尽くさなくてはなりません。

 瓦礫も最終処分はともかくとしてあらかた片付き、市街地中心部は相当に急に復しているようにも見えますが、海岸に近い地域は未だに被災直後の惨状がほとんどそのまま残っておりました。
 津波で家が流されてしまったか、ほとんど全壊に近い被害を受けた家は撤去され更地になっていますが、建築からそれほど時間が経過しておらず、何とか住める家は住民が帰りつつあり、全体が集団移転するか否かで地域全体が割れてしまっており、この解決は容易ではないことを痛切に感じました。
 仮に三割が残ったとしても、そこはもはや地域としての機能を果たすことはできず、生活インフラの整備をどうするのか、空き地をどうするのかという問題に直面しますし、集団移転となればまだまだ使える家の補償は誰がどのようにして行うのか、これもまた厳しい課題です。
 国が確固たる方針を示さないため、何の権限もない役場の職員は住民の罵声をうなだれて聞いている他はない、というのが現実の姿のようです。

 私にも答えがあるわけではありません。建築基準法の制限もあり、今の日本の家は移築することが相当に困難であることも(日本古来の伝統工法はパズルのような「木組み」であったので解体、移築が容易であった)この問題を複雑にしています(日本の伝統工法については 白井裕子著「森林の崩壊」新潮新書 にわかりやすく書かれています)。
 時間をかければ解決するというものでは決してなく、法的・予算的な面も含めて国が指針を早く示すことこそが求められています。

 「ワンストップで問題が解決する」ことを目指した復興庁も必ずしも所期の目的を果たしていません。
 問い合わせても「国交省に聞いてくれ」「金融庁に聞かなければわからない」という答えばかりで、現場には大きな失望が広がっています。震災後一年、自民党として問題点を総点検する必要がありそうです。

 岩手県久慈市では震災後五日で一部区間を復旧させた三陸鉄道北リアス線の現場を見て参りました。
 高度成長とともにその役割を終えたかのように見えた鉄道ですが、新しい時代は再び鉄道をベースとした街づくりが求められると思ったことでした。
 この様子は3月11日のフジテレビ系震災一周年特別番組で放映される予定です。

 昨日、平成24年度予算は衆議院予算委員会、本会議で自民党はじめ各党が提出した予算案組み替え動議が否決され、政府原案の通り可決、参議院に送付されました。
 本来修正があってしかるべきものですが、政府原案通りというのは我々が長く政権を持っていた時代からの「決まり」のようなもので、議会の役割とは何なのかを考えざるを得ません。
 この間およそ一か月、予算委員会の筆頭理事職に忙殺され、ほとんど他の仕事ができませんでした。
 審議拒否を一切やらなかったのですが、それでも審議時間は近年最長、中身も相当に深いものになったのではないかと思っています。
 「何も決まらない、何も進まない国会」というのに国民はうんざりしているのであって、「税と社会保障」「エネルギー政策」「TPP交渉方針と国内産業強化策」「普天間基地移設方針」などにつき、積極的に話し合いを進め、一定の結論が出たのちに解散して国民の審判を仰ぐ、という真っ当な道を歩むべきだと私は思います。

 「消費税を上げる前にやるべきことがある」それはその通りですが、これがポピュリズム的な「消費税引き上げ絶対反対」になるのであるならとても賛同はできません。
 「デフレの時に上げるべきではない」という主張と「日銀の国債直接引き受け論」がセットになるようなら私はこれにも反対です。
 対価として裏打ちがある実体価値や市場評価を伴わない日銀の国債直接引き受けは「木の葉のお札」のようなもので、やがてインフレになることは必至です。まさかハイパーインフレを起こして「インフレ税」的に国債の返済を容易にしようと考えているわけではないでしょうが。

 社会保障の「選択と集中」についても早く正面から議論して成案を得、賛同できない人は別の政党でも作って国民に訴えればよいのです。
 「病気になったが資産も収入もない」「身体が不自由になったが資産も収入もない」「高齢になったが資産も収入もない」というリスクに備える保険が医療保険、介護保険、年金の本質なのであり、リスクを回避できた人まで恩恵に浴するのでは保険として成り立たないのは当然です。
 所得再配分機能も働かず、年金をそのまま貯金して子どもに相続させるようでは格差は拡大する一方です。このような悪平等により財政は危機的になり、本当に救われるべき人に手当が行き届かないのが現実なのではないのでしょうか。
 このようなことを言えば非難の嵐であることは十分に承知していますけれど、この議論を回避する限り、消費税はどこまで上げても足りません。これからが高齢社会のピークなのであり、今また大盤振る舞いなどしてはなりません。

 久しぶりに自民党の会議に出られるようになりましたが、憲法改正案作成作業は起草委員会での議論が終わり、全体討議に入っていました。
 私も起草委員ではあったのですが、とても出られるような状況ではなく、何とか全体討議に間に合ってよかったなと思っております。これについては次回にでも論じたいと考えています。

 週末は10日土曜日が久々に終日地元日程です。自衛隊入隊予定者激励会(午前10時半・とりぎん文化会館)、鳥取県歯科衛生専門学校卒業式(午後1時・同校)、後援会女性部(さつき会)春の懇談会(午後2時・ホテルニューオータニ鳥取)、鳥取県倫法人会若手経営者講演会(午後6時・ホテルセントパレス倉吉)。
 11日日曜日は東日本大震災一周年追悼式典(午後2時半・国立劇場)という日程です。

 今日の東京は冷たい雨となりました。震災から一年、犠牲になられた方々の御霊安らかならんことと、被災者の方々のご平安を祈ります。

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2012年3月 2日 (金)

予算審議など

 石破 茂 です。

 もう三月にもなろうというのに、一昨日の東京は雪模様となりました。
 国会は予算委員会の来年度予算審議に概ねの目途がつき、審議は来週末若しくは再来週初めには参議院に舞台を移します。
 外務、運輸、環境などいくつかの委員会で筆頭理事を勤めてきたのですが、初めての予算委員会筆頭理事、ましてや野党の立場での仕事は何かと勝手が違って、戸惑うこと、うまく運ばないことが多い日々が続いています。

 本来与党の立場は、とにかく頭を低くして野党に審議促進をお願いし、野党各党の国会対策委員会に日参するのが仕事のはずなのですが、今の民主党には国家を運営する責任感や当事者意識が薄いのか、いまだに野党気分でいるのか、あまりそのような場面が無く、国会対策委員会レベルで物事が進まないために、現場をお預かりしていて困惑することが多かったな、というのが正直な感想です。
 完全に尽くされたとはいえませんが、近年にない長時間審議を通じて、政府提出予算の問題点も明らかになってきました。参議院審議の後は国民のご判断にお任せする他はありません。

 これだけ大きく報道されて極秘も何もあったものではないという気がしますが、野田総理と谷垣総裁との「会談」報道が大きな波紋を広げています。
 実際この目で見たわけではありませんから真偽のほどはわかりませんが、総理と野党第一党の党首が会談すること自体は何ら不自然なことではなく、むしろ大いにやるべきですし、税と社会保障、TPP、普天間基地移設問題など、膠着状態にある国の重要課題につき忌憚のない意見を交わし、一致点を見出す努力はすべきです。
 民主党は党内融和を最優先させ、自民党は解散を声高に叫び、結果として何も決まらないまま時だけが過ぎていく状況だからこそ、どちらも支持を失いつつあるのです。

 社会保障の改革も経済の再生もほとんど語られていないために、「ただ増税路線まっしぐら」という評価になっています。
 社会保障は「『医療、年金、介護はそもそも保険である』という本質に立ち返り、リスクが回避できた人に対する給付は抑制し、本当に困った人に手厚くする」「所得再配分機能を再生させる」「抑制のインセンティブを設ける」ということをきちんと言わなければ、それこそ大増税は避けられませんし、そのようなことが長続きするはずもありません。
 経済再生はエルピーダの破綻を直視し、反面教師とすべきです。「何を作るか」を政府が決めるべきではありませんし、過度な介入は結果として経済を疲弊させます。政府は規制緩和、税制改革、自由貿易推進など環境整備に徹すべきなのです。需要サイドを強化してもデフレは解消されることはなく、その場凌ぎに終わるのであり、供給サイドの改革を進めると同時に外需を高め、それによって内需も喚起する政策を進めていくべきだと考えています。
 重要課題に意見の一致を見たら、なるべく早急に判断を国民に仰ぐべきこともまた当然であり、政治家の勝手な都合で解散総選挙を怖れてはなりません。

 震災・大津波・原発事故からもうすぐ一年、週末は宮城・岩手の被災地を訪れます。
 三日土曜日は多賀城市で市長他と意見交換(午後二時・多賀城市役所)、七ヶ浜町長他と意見交換(午後三時・七ヶ浜町役場)、伊藤信太郎前代議士塩釜後援会設立総会・同祝賀会(午後四時半・グランドパレス塩釜・塩釜市尾島町)。
 四日土曜日はフジテレビ震災一周年特集番組収録(午前九時・三陸鉄道野田玉川駅、午前十時・久慈車両基地、午前十一時北リアス線乗車)という日程です。
 なお、午前六時(一部地域は別時間)よりTBS系で時事事放談が放映されます(藤井元財務大臣との対談)。

 皆様、お元気で週末をお過ごしくださいませ。

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2012年3月 1日 (木)

イシバチャンネル第十七弾

事務局です。

イシバチャンネル第十七弾をアップロードしました。


(前編)

 
 
(後編)
 


是非ご覧ください。

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