国会開会に向けて
石破 茂 です。
アルジェリアでの事件に対する政府・与党の対応は、まずこれ以上のことは出来ないというレベルであったと思います。政府専用機が飛び、生存された方、落命された方のご遺体を乗せて帰ってきましたが、多くの国民が粛然とした気持ちであの映像をご覧になったのではないかと思います。あれが民間機であれば受け止めは違っていたかもしれません。自民党本部も今日は半旗を掲げ、弔意を表しました。
もちろんこれで充分であるというつもりはなく、今後政府、与党それぞれで検証と今後の対策についての討議を行い、成案を得たうえで法改正、体制の更なる整備に向けて二月末を目途に作業を進めて参ります。
今週はこの事件の対応、予算編成、税制改正、三月の自民党大会の準備などが重なり、誠に慌ただしい週でした。一日に二十近い面会や会合や講演やテレビ出演が詰め込まれると、その対応に忙殺されてほとんど落ち着いて物事を考える時間もなく、せっかく来て下さった方への応対も粗略になりがちでどんどん仕事は溜まり、その質も低下しているのではないかと恐怖に近いものを感じております。土曜・日曜にそれらを整理して翌週に臨まなくてはならないのですが、正月休みや連休も終わって、地方での会合出席や選挙応援がまた立て込むようになり、なかなか思うようになりません。本欄も、このような日記風のものではなくもっと内容を深めたいのですが、そのようなわけで暫くお許しいただきたいと存じます。
二十六日土曜日は、三重県松阪駅で街頭(午前十一時半)、松阪市・マックスバリュ松阪中央店前にて街頭(午後十二時十五分)、松阪市・ピアゴ嬉野店前にて街頭(午後一時)。
二十七日日曜日は、NHK日曜討論(午前九時・生出演)、参議院議員・林芳正先生の「平成25年新春の集い」にお伺い(午前十一時・海峡メッセ下関)というような日程です。
来週からいよいよ通常国会が始まります。与党として、政権を支えるべく万全の態勢を取らなくてはなりません。皆様お元気でお過ごしくださいませ。
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