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2014年5月16日 (金)

安保法制懇報告、渡辺淳一氏ご逝去など

 石破 茂 です。
 安全保障法制整備、TPP交渉、JA改革、参議院選挙制度改革等々、案件山積みのまま一週間が過ぎました。

 「安倍政権は安全保障政策よりも経済政策を優先すべきだ」とのご主張をよく聞くのですが、安全保障政策が危機管理をその内容とする以上、経済政策と並行して一日も早く前進をさせなくてはなりません。
 グレーゾーンの法整備にしても、集団的自衛権行使容認にしても、法律が成立すればそれでよいというものではなく、ミッションに対応した装備を整え、訓練を積み重ね、実際に運用が十分に可能となるためには法成立後、相当の期間を要します。「あの時これをやっておけばよかった」と後悔しても既に遅いのです。

 安保法制懇談会の報告を受けて安倍総理の会見が行われました。
 厄介なのは、法整備は抑止力の強化を目的に行なうものなのですが、抑止力、就中拒否的抑止力は目に見えないものであり、国民になかなか実感を持ってその必要性が認識して頂けないことです。
 そこへもって「立憲主義に反する」などといういかにもアカデミックで恰好よさそうな反対論や「アメリカの戦争に巻き込まれる」との論拠不明な反対論があるわけですが、最終的な憲法解釈を行う最高裁判所の砂川判決においても自衛権は集団的・個別的に限定することなく認められていますし、田中耕太郎長官の補足意見は極めて説得的です。

 「集団的自衛権を認めるとアメリカの戦争に巻き込まれる」というのなら、日本以外のアメリカの同盟国は全て「巻き込まれた」のでしょうか。
 どうしても「巻き込まれる」という日本中心の考え方しかできない人が多いのですが、日本有事の際にいかにしてアメリカを「巻き込むか」という発想もまた必要なのであって、そうであってこそ初めて抑止力は確実なものになるはずです。「同盟のジレンマ」をよく認識しながら信頼性の向上に努めていくべきなのです。

 今後憲法の解釈変更が必要か否か、政府・与党内の議論が始まります。全身全霊を傾けてこの議論を進めていきたいと考えております。どうか皆様のご意見をお寄せ下さい。

 話は変わりますが、作家、渡辺淳一氏が逝去されました。
 20年ほど前、偶然お見知りおきを頂く機会を得、その後ご著書などもお贈り下さり、そんなご縁で3年ほど前に週刊文春に「天上紅蓮」の書評を書かせても頂きました。
 好きな作家は?と尋ねられると、一応「漱石と鴎外」と答えることにしており、それはそれで嘘ではありませんが、未だに岩波から出ている全集のすべてを読破してはおりません(「漱石と鴎外はすべて読め。他は読まなくてよい」というのが亡父の教えでした)。
 実はこの他に井上靖、五木寛之、渡辺淳一の作品が大好きで、高校生の頃から読み始めて、これらはほとんどすべてを読んでおります。決して代表作というわけではありませんが、井上靖では「大洗の月」「星と祭」「化石」「欅の木」、五木寛之では「樹氷」「恋歌」「内灘夫人」、渡辺淳一では「無影灯」「雲の階段」「風の岬」「何処へ」などが好きでした。
 
 渡辺氏の作品の中では、後期の「不倫ドロドロ恋愛系」よりは初期の「医療系・青春系」の方が好きで、初期のエッセイ集「私の女神たち」や短編小説集「七つの恋の物語」なども印象に残っています。
 最近体調を崩しておられる、と聞いてはいたのですが、もう一度ゆっくりとお話ししたい方でした。御霊の安らかならんことをお祈りいたします。

 週末17日土曜日は大阪にて「ウェークアップ!ぷらす」(よみうりテレビ系列、午前8時)に出演後、徳島市で行われる福山守自民党代議士のパーティにて講演。
 18日日曜日は「時事放談」(TBS系列、午前6時、収録)、「報道2001」(フジテレビ系列、午前7時半)、「日曜討論」(NHK、午前9時)に出演の後、全国特定郵便局長会総会、自民党衆議院第8区総会での講演(函館市)と続きます。

 函館からの復路はなんとか寝台特急「北斗星」に乗れないものかと画策しております。寝台車内の自由な時間を有効に活用して、いくつかの論説に目を通したいと思っています。
 「北斗星」も「カシオペア」も「トワイライトエキスプレス」も新幹線開業に備えて近々廃止されるとの噂もあり、何とか今のうちに乗っておきたいのですが…。
 
 「あなたは忙しさを吹聴している」とのコメントを頂きました。そのようなつもりは毛頭ありませんし、世間がお休みの時に働いておられる方々が我々以外にも多く居られることも勿論承知しており、よく注意はしているつもりですが、言動は一つ一つ難しいものですね。

 皆様、お元気でお過ごしください。

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コメント

石破さん ≪個別的vs集団的 ‥危機対策比べ!≫
  同時に≪安保危機vs財政危機‥残り時間比べ!≫
確かに「政策の重要度だけ」を尺度として観れば、安保政策は経済政策と並行して進めるに足る重要案件であることに間違いはない。

然し、政策の優先順位を決めるのは、明らかに「平板な重要度だけ」ではない。平板な判断には、平板であるが故に「時間軸=残された時間」の多寡は加味されない。
その平板な論を主張される石破さんに問いたい、
①一方に「今の日本を取り巻く安保の危機、就中個別的自衛権では不足であり、集団的自衛権を必須不可欠とする安保上の危機」、
②他方の「今の日本を取り巻く経済問題、就中年数レベルでカウントダウンが始まっている財政危機」
の何れに、「残された時間」が長いのか!!??と。

今の日本は時間との戦いを迫られている。政策の選択にぎりぎりの判断を迫られている。その「ぎりぎりの判断」の基準要素に、「時間軸=残された時間」がないのは完全に間違いだと思います。
「ことを改めるに、遅過ぎることは決してない」と思います。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2014年5月16日 (金) 17時05分

安倍政権は、中々どうして長期政権の様相を帯びて来ました。幹事長のお力の程に感心致しております。

処で、最近になり、「地震予知情報」を理解しょうと云う。各社に拡がり出しました、約40年以上の長期に亘り、苦労した結果に他ならないと存じております。
過去顧みますと、色々な事が多くありました。特に田中角栄先生のまな弟子上越市長植木公氏を忘れる事は出来ません。何故なら、今の上越水族館館長中村幸弘氏を1989年代に彼の魚類等飼育の第1人者として認識しておりました。そして、今日の地震予知の成果を挙げる事が出来た次第です。彼の功績を評価して頂ければ大変有難いと存じます。定年を過ぎても、1年365日一日約10回データ取りに活躍して頂いています以上お願いまでwww.jishinyochi.html

投稿: sasakikaturou | 2014年5月16日 (金) 17時10分


石破さん、
お疲れ様です


渡辺淳一氏の作品は
『失楽園』のイメージが
強いです。
ドラマで見ましたが、
ドロドロというより
エロエロしいですがな。
( ~ω~)
絶頂時に『殺して…』
なんて言うのは、
どうなんでしょう、
もう身も心も相手と
混ざり合っているくらいなんでしょうね。
『雲の階段』も
ドラマで見ました。
男性は地位や名誉が
やはり欲しいので
しょうか?
手に入れたら入れたで
リスクもあるのだろうに、
と思ったりします。
渡辺さんへ御冥福を
御祈り申し上げます。


石破さんは
公務がどんなもの
なのか、心身がどんな
状態でどんな考えを持っているのか、
そのまま書いて下されば良いと思いますよ。
正直に伝えて下さるので政治家の日常が全く
分からなかった私は
分かって良かった。
内容に違和感は
ございません。
そのままで良いと
思いますよ。


集団的自衛権、
反対派は何故、戦争に
繋げて考えてしまうのでしょう?
そちらの方が不自然
のように思いますが。


今日の16日は私の誕生日です。
通院している病院で
血液検査の結果が
出まして、診察に
行った所、
AST、ALT、γ-GTP
(肝機能数値)がかなりの異常値でして、
落ち込んでいる私です。前から引っ掛かって
いましたが、
悪化していたので…。
頑張ろう、私
石破さんも御体に
気を付けて、
また1週間頑張って
下さい(^ー^)


では、また
お邪魔します。


失礼致します。

投稿: lyrics&front | 2014年5月16日 (金) 17時49分

石破さんお疲れ様です
NEWS23に出演されていましたね
まさに正論であり集団的自衛権の説明においては石破さんが一番わかりやすいと思います
予想通り左翼系のマスコミが「戦争が出来る国になる」などと大騒ぎ
特定秘密~の時と同じですね
今回は憲法絡みもあるので特定~の時以上に反対派が多そうです
総理の説明された事例は理解出来ましたが公明党曰く個別的自衛権で出来るものが相当あるそうで・・・
私は限定的なものには賛成なのですが疑問点も幾つかあります
1、密接な関係にある国が攻撃を受けた場合の「密接な国」とは?
2、日本の安全に重大な影響を与えるの「重大」とは?
3、個別自衛権で出来ないものは?
これらをもっと具体的に国民に説明をお願いしたいです
それと国民が集団的自衛権の行使にてばなしで賛成出来ない理由には今までずっと平和であった為変えることによるデメリットのほうが大きいのではないかということと
アメリカに一方的に守ってもらうことを変えたくないアジアの平和に貢献する為に日本人を犠牲にしたくないという悪く言うと
自分勝手な意見なのですが総理の考え方との違いがあるのかなと思います
あと変えるなら憲法を改正して正式な手続きを踏むべきだという人もいますし憲法自体を神聖なもので変えるべきではないという考え方の人もいます
街頭インタビューを見たら年配になるほど多いように見えました
話が長くなりましたが中国は今は南シナ海で挑発してますけどいつ尖閣などの島に上陸してくるかわからないので油断しないように防衛しないと駄目だと思います

投稿: あやめ | 2014年5月16日 (金) 18時12分

原楽爆歳です。もう限界なんです、どうしたらいいか解りません。助けて下さい。お願いします。

投稿: 藤田康寛 | 2014年5月16日 (金) 19時01分

与党幹事長の立場や安倍氏との力関係などを考慮すると、石破カラーの表現はとても難しいと感じるものの、安倍カラーに埋没して欲しくない…、そう願う超無党派層の石破ファンです。経済が比較的好調が故にもてはやされる安倍氏、それが下降線を辿る時には、個人的な思いや感情が露骨に出ている政権運営は、直ぐに飽きられることは容易に想像出来る。その時に石破さんは安倍氏と同類の政治家だと…、そう見られることを小生は由とはしないし、やはり新鮮味を持って迎えられる政治家であって欲しい。

集団的自衛権が世間を賑わす昨今ですが、護憲派ではないが加憲や極く限定的な部分変更は必要と小生は考えている。冷静に考察すればする程、安倍氏の主張する所謂「戦後レジーム」なるものの、非論理性を感じざるを得ない。しっかりと論議すべきは憲法の質や中身であって、誰が作ったかが問題なのではない筈…。個人的なことには全く関心は無いが、おおよそ庶民が日常遭遇する危機的な苦労や辛さ等々、そんなことですら経験も知る筈も無い様な温室育ちの御仁に、果たして自ら先頭に立ち、身体を張って命を投げ出すだけの、度胸と覚悟はお有りなのか?

現在国民が恩恵を享受している現憲法の国民主権、基本的人権、表現や結社の自由などの規定は、民主主義の定着や女性の地位向上、経済の向上等々、戦後日本の発展に大きな役割を果たした。憲法制定検討時に日本側が出した草案の内容や、占領国側の草案に対する反応は、戦前の思想や価値観、既成概念から抜け出せておらず、例えば女性の地位向上に係わる憲法草案にも反対したとのこと…。要するに外国人の関与無くして、現憲法の近代的、先進的な規定は成し得なかったのも事実である。

本来憲法改定の議論は、戦前戦後の政治的社会的な事実や経緯を十分に把握し、現憲法がもたらした結果などを含めて国民に提示し、客観的に評価検討を進めると言う冷静な対応が、必要不可欠である。戦後レジームだけの声高な主張は、感情的でナショナリズムの色合いばかりが先行し、目指すべき方向を誤らせる可能性がある。国民的な合意形成の努力を軽んじた丁寧さを欠く手法は、決して国民の支持拡大には繋がらない。

現憲法が存在するのは、係わる過去の経緯や背景と、その上に立った理想を希求した結果でもあり、その因果関係を抜きにして、方法論だけをとやかく言うのは、乱暴極まりない。戦前の国家形態は軍国主義、天皇主権と個人崇拝、財閥政治等々に代表される。国家権力に歯止めなどは無く、今とは全く異質の体制であったことは疑い様がない。後戻りすることはまず無いだろうが、例え近い将来改憲したとしても、政治家は後世の者達にきちんと説明し納得をさせられるだけの、現憲法の制定時から連なる一貫した筋の通った論理を提示し、伝えて行く義務があるのではないか。集団的自衛権の問題にしても、全く同じことが言えると思う。

投稿: 晴耕雨読生 | 2014年5月16日 (金) 19時17分

お疲れさまです

投稿: mr | 2014年5月16日 (金) 19時40分

 集団的自衛権の議論では、もうちょっと国連憲章51条や、速やかなる安保理への報、安保理のとる必要な処置、ということについて、話題になるとよいと思います。自分の感覚だと、集団的自衛権は突然の事態に対して行使が想定されている権利のように思います。時間単位で行使されるもので、安保理へ報告後も行動を続ける必要があるなら、集団的自衛権は根拠にできず、この段階で国会の審議をすべきなのではないでしょうか。

 平和憲法なんて教わってきましたが、どうも世界の常識だったようですし、9条は軍隊を軍隊と言わない矛盾の原因でしかない気がします。本当は、日本の憲法を早く修正するなり、新たに作るなりして、一人でも多くの人が幸せに暮らせるよう、日本が役割を果たすことを宣言すべきと思います。

 あと、参議院の制度改革というか、選挙区割り?はあんなのでいいんでしょうか。1人区はやはり県単位の方が受け入れやすいだろうし、議決などで衆議院が優先される分、参議院は票の格差が2倍以上あってもよい、とはならないのでしょうか。衆議院は、人口調査で2倍以上になる度に自動的に選挙区が合併されていくのがよいと思いますが…

投稿: 社会保障から経済成長?! | 2014年5月16日 (金) 19時42分

集団的自衛権の行使を認めるには九条にある国際紛争の定義の変更が必要なのだろうと理解しています。
私は国防という重大な問題が条文の解釈次第で変更できることに違和感を覚えます。集団的自衛権は必要だと思います。しかし、九条が今のままだと将来の政権が集団的自衛権を再び認めないこともできてしまいます。
立憲主義云々という批判はこういうことでは無いでしょうか?やはり私としては一刻も早い九条の改憲発議をお願いしたいです。
九条の改憲となると誤解も生まれやすいでしょう。しかし、有権者に対して集団的自衛権の必要性を認識させるくらいの事は政権与党としての義務だと思います。

投稿: たけ | 2014年5月16日 (金) 19時49分

石破さん
日経【集団的自衛権 閣僚から世論や国際社会の理解を得るために丁寧な説明が必要だとの意見が相次いだ http://goo.gl/qW1f8H 】
この閣僚の意見内容もまた慎重意見が続出した状況も、嘗ての特定秘密保護法が成立する前の状況と全く同じ構図ですね。所詮彼らは安倍政権内の“お友達か手下”でしかない、即ちこれらの意見も茶番劇に過ぎないと見做すべきですね。

然も、彼らは解っていないのか解っていても知らぬ振りをしているのか、そもそも「説明」とは、肝心の「誰」や事法案の芯が真っ当な時にこそ意味を持ち相手の理解や納得を得るのであって、芯が歪んでいるときには狭浅短な説明を繰り返すだけに終わる。どれだけ丁寧な説明でも狭浅短である以上、健全で智的な世論や国際社会の理解を得ることはできない。秘密保護法の審議の場面も然りだった。

そもそも説明責任の由来であるAccountabilityは、その基本にAccountingRuleが様々な批判と試練を経て真っ当だからこそ、ルールとの適合性を疎明し説明することで漸く意味を持つ。政治の事案や法案を推進する総責任者の基本(=芯)が歪んでいる場合には、その総責任者を取り換えるか、または事法案を潰すに若くはない。
然し、不可思議にも高い支持率を得ている政権では前者の馘首も後者の破談も実現する可能性は小さい(=“ゼロではない”が)。結局、“お友達&手下”で構成される権力は、“お友達&手下”の茶番劇で局面を糊塗して、挙句に多数を恃んだ強行突破に及ぶしか道がない。秘密保護法の審議の場面も然りだった。事前の言葉は立派でも公明党の自民党に対する「錨、留め金」の脆さを考えれば、今回もそうなるのかも知れない。
斯くして日本の進路が増々間違いの深みに嵌ってゆく。安倍某が開けた「バンドラの箱」。その箱から解き放たれた蒙昧や愚昧が、この国の彼方此方を好き勝手に飛び回り蒙昧愚昧の空気を振り撒いて回るに違いない。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2014年5月16日 (金) 20時21分

はじめまして。河本光浩と申します。
さて、この度の解釈改憲についてですが、アメリカの東アジア政策転換に対するアプローチ、近隣国との緊張緩和、北方領土問題、外国人に被害者が出た場合の対テロ対策と、ウルトラcな戦略が必要ですが、今の自民党でプラグマティズムをお持ちの氏に期待、というか氏に託すしかない状況になんとも言えない気持ちになっているところです。
忙しさに加え、この時期特有の急激な気温の変化、ご自愛下さい。

投稿: 河本光浩 | 2014年5月16日 (金) 22時32分

石破先生、こんにちは。

先ほどBSフジで自民党と公明党の方が出演、公明党の方がまさしく「日本がアメリカの戦争に巻き込まれる」論を展開されておられました。
では「集団的自衛権の否定は日本の国益になるのか?」との問いには答えを濁す始末。
反対の主張の論拠を求められると「私はそのように見える」「アメリカはそう思っていると思いますよ」と全てその方の推測の上に成り立っている事が暴露されておりました。
国政に携わってきた議員の情けなさに我が目を疑いました。新人の社会人でも推測の上に意見を立てれば、上司に叱られ使いものにならないと判断されます。それが国民が暮らしている社会です。
政治家とはその程度の思考力なのでしょうか。斯様に非論理的な戦後生まれの老人の思考停止により、国民全体の運命が左右されている現状に呆れました。

私は、今後地球儀全体に及ぶグローバル経済の進展の中で経済活動をするためにも、集団的自衛権はセットだと考えております。
懐疑的にかつ慎重に具体的な議論を深めている自民党の姿勢を支持しております。
学生時代に法律を学びましたが、日本の憲法解釈論争を学んだ際には辟易とした記憶があります。今更なぜ解釈の変更にマスコミが騒ぎ、それに乗る方々がいるのか違和感も覚えます。
反対のためには何でも持ってきて議論を停滞させようとする感情論に見えなくもありませんが、そんな感情が滲み出てしまうのも、徹底的な敗戦を味わった日本という国に生まれた人間の意思の一側面なのだろうとは思います。
これらもすくい上げつつ、結論を見出すのはとても大変な作業だと存じますが、日本の発展と積極的平和の実現のため、何卒粘り強いご対応をお願い申し上げます。
また、某民放テレビ局が独自の推測を膨らませ、テレビを鵜呑みにする層に向けてプロレスさながらの実況口調で不安をあおる情報を発信しておりますが、それらへのきちんとした正しい情報の発信もお願いします。

投稿: 宮城県出身 30代 | 2014年5月16日 (金) 23時09分

解釈変更よりも改憲が望ましいとは思いますが現実的には止むを得ませんね。 多くのTV出演、ぼろを出されませんように。笑

投稿: 61 | 2014年5月17日 (土) 01時40分

はじめましてダイアモンドクラブの西間木と申します。
17日今朝の石破先生生出演のTVをたまたま拝見いたしました。
国民からの質問に対して誠心誠意お答えされている生の石破先生のお姿に触れて、素晴らしいお人柄の方だな!と思いました。
純粋たる国民の声としてコメントさせて頂きます。

『集団的自衛権の行使』はまさしくアメリカだけでなくアジアの諸国が救済を依頼して来た時に知らんぷりをするのではなく
命がけで他国を助けるかどうかの
法律です。
石破先生が仰るように、冷静に考えれば当たり前のことではないでしょうか。
戦後の日本人は平和ボケをしています。というよりさせられていると言っても過言ではありません。

かつて、若き特攻隊が肉弾丸となって、祖国日本のためにと命を落としていった事実を忘れてはなりませんし
葬ってはいけません。
今の日本はハチの巣状態ではないでしょうか。
まさしく1945年の激戦の時と同じです。
第三次世界大戦として静かなる戦争の結実が2014年だと思います。
石破先生がTVの観客に少し説明してくださっただけで、多くの人が〇旗をあげて理解しました。

今の国民は知らされていないだけで、善悪がわからなくなっているのです。
真実を知らさなければなりません。!
しかし
石破先生の街頭演説・・・!だけでは(笑ニコッ)限られています。
私たちもお手伝いいたします。!!!
主人は福島県出身です。民間人です。
それこそ石破先生が悩んでおられる北斗星にのって私たち家族は北海道へきました。
いくつかの論文を読まれるご予定のようですが、
是非『ダイアモンドクラブ』の趣旨にも活動にも目を通してください。力になれます!

この緊張した国難にあっては全てのプライド利権・金銭のしがらみを越えなければ日本復活はできません。!!
特攻隊はすべてを捨てて私たちを護ってくださいました。
東日本大震災。原発事故を経験した私たちは、いい加減に覚醒しなければいけません。

時 2014年がすべてを決定します。

ダイアモンドクラブの賛同者は全国にいます。
日本復活を目的にしてこられた方々が大同小異でダイアモンドのように固く結束しています。北海道旭川市の講演会を皮切りに
5月 23日金 25日 日 は札幌市のかでる2.7550会議室で行います。

是非耳を傾けて頂くだけの価値があると自負しております。
ダイアモンドクラブ FAX0124-24-2001
石破先生のお人柄をたまたまTVで拝見して何だかうれしくなりメールさせて頂きました。
よろしくお願いいたします。


日本という船が沈没しているのに見て見ぬふりはできないと奮い立ち
有志とともに、『ダイアモンドクラブ』を早急に立ち上げました。
旭川市で講演後、

投稿: 西間木直子 | 2014年5月17日 (土) 10時23分

疲れたときに疲れたとつぶやくのは精神的に必要のことと思っています。つぶやかないで、うちにとどめていくと、知らず知らずのうちに限界を越えていて、突然壊れてしまうことが男性には多い気がします。気にしないでつぶやいて下さい。

投稿: いふし | 2014年5月17日 (土) 10時54分

邦人保護目的で海外に自衛隊派遣を認めるなら、国内にいる中国人保護名目で人民解放軍による日本侵犯を認めないといけなくなるよ

投稿: 輝 | 2014年5月17日 (土) 12時38分

先生こんばんは

しがない意見ですが、改憲はすべき派です。
改憲が望ましいけど、差し迫る危機があるので、まずは法整備でやるということではないんでしょうか?
いい例えじゃないですが、私の世代の制服を今時の女学生が着ると、発育がいいので、ミニになりますよね。平和主義の理念は絶対変えたくないですが、他は変えるべきでしょう。

投稿: なこ | 2014年5月17日 (土) 23時14分

【シナ政府は、孤立化に向かう】
 
 米国訪問中のシナ人民解放軍参謀総長は、16日、現地で記者会見を行い、『中国人民解放軍総参謀長の房峰輝上将が米国訪問中、中国の石油掘削プラットフォームは引き続き南シナ海で作業を続けると語った。中国の石油掘削プラットフォーム「中海油981号」がベトナムとの紛争海域で作業していることに対し、ベトナム国内で抗議行動が展開しているにもかかわらず、解放軍総参謀長が米国でこのような発言をした。』 この記事は、シンガポールのメデアに掲載された記事だそうだ。我が国内のメデアは、米国をけん制する発言があったというぐらいのことしか採り上げることがなく、具体的な石油掘削プラットホームの状況に触れる事がなかったので、現在起きているベトナム国内での反中デモの内容に結びつく手がかりがこれであることが、記者会見で公表されたことになる。我が国のメデアは、シナ政府の横暴について鈍感なのか、ただ『報道したくない自由』の一環として沈黙しているのか、よくわかりませんが、これがために南シナ海で戦争が起きることになった場合,我が国国民は、原因について怪しく思うばかりではありませんか? 例えば、NHKのベトナム反中デモのニュースでは『中国による南シナ海での石油の掘削作業をきっかけに』という表現に終わっています。ただのきっかけを大きく煽ってデモまでしているのはベトナムだと言いたげな表現になっていると見るのは、ベトナムが騒ぐ方が異常だというニュアンスがあるように見えますね。具体的なプラットホームの設置作業が、現実に起きているという指摘があって、ベトナムが騒いでいるのだという事です。我が国のメデアが、シナ寄りの論調なのはどういう意味があるのか理解に苦しみますね。反日暴動が起きたのは日本に責任があると云うシナ側の主張を繰り返し煽ってきたことが、今回のベトナムで起きた反中暴動と比較して、その本質がどうなんだという論評もできないままです。シナ政府はベトナムに賠償請求すると言っているようですが、それを我が国のマスゴミはどの面下げて我が国国民に報道しているのだろうか?  
 改めて思うのは、こういうメデアしか持たないことは我が国国民にとって不幸と云うしかありませんね。それはともかく、この石油掘削プラットホームを巡っては、米国政府も関心を持って採り上げています。ロイターの記事では『南シナ海沖に石油掘削装置(リグ)を設置したことは、挑発的であり、地域の緊張を高めるという認識を示した。カーニー報道官による定例会見での論評であるが、これは、シナ人民解放軍の参謀総長の会見内容と無縁の話ではない事であり、シナ軍参謀総長の会見に応えるかのような米国政府の立場の表明にもなっている。米国の動きを牽制することしか頭にない愚かな軍人のトップは、周囲を敵にして無事で済むと思っているのだろうか? ウクライナのことがあるからチャンスのように思っているのだろう。しかし、ベトナムの準同盟国はロシアである。ベトナムに配備されている潜水艦はロシア製であることは世界中が知っている。ロシアもまた、ウクライナの問題を正面から回避することができれば、この南シナ海の問題で米国寄りのスタンスに立てばウクライナ問題の扱いを米国と協議できることになるかも知れないと考える可能性もある。仮にそうなれば、全方位敵だらけの孤軍となる。北朝鮮や、あるいは韓国が友軍になる可能性が高いと思っているかもわからないが、彼等は味方にすればこれほど役に立たない足を引っ張る存在であることは、我が国や米国は体験上学習している。彼等が味方に付くほうが負けるのだ。シナ政府も北朝鮮で懲りている可能性もある。シナの軍人のトップの反応が、残念なものに終わったことは、ベトナムの国境付近に部隊を集結させているという報道もあることから容易に予想はつくことであったが、先の見通しが、かなりお粗末な軍人ではないかと思ってしまいますね。彼一人が、戦争を始めるわけではないのですが、全方位を敵にして勝てる戦争をやらないと彼自身が生き残れないという事実に気が付いてほしいものだ。愚かな軍人は、戦争を回避する努力をやることがない。武勇と蛮勇の違いを見極めることのむずかしさがある。シナは国際社会から相手にされなくなる時代に戻りたいのかもわからない。それを止めることができるのがシナの国民にない。シナ国内で暴動が増えていることと、戦争に国民の目を向けさせようとしているのは、愚かな政治家が、シナ政府の実権を握っているからだという事になる。残念なことであるが、戦争は起きると思います。それへの備えについて真剣に考えたほうがいいですね。

投稿: 旗 | 2014年5月17日 (土) 23時34分

【井上靖さんの作品】

 『天平の甍』に始まるシナ大陸を舞台にした小説に思い入れがありました。『蒼き狼』で、チンギスカンの人物像を描いておられたのは、驚きました。スケールの大きな作風がありましたね。また『氷壁』では緻密な描写があって、ナイロンザイルを扱った事故なのか事件なのかに切り込むあたりに細かい感情の動きなども重ねて、推理小説のような味わいもありました。他にも『おろしや国酔夢譚』で、ロシア帝国の姿を知ることができたような感想があります。少年時代は、SF小説ばかり読んでいたので、それとは異なる井上靖さんの作品は、よく覚えています。面白い作品がありますね。歴史ロマンのような味わいのある『敦煌』という作品もよかったです。 五木寛之さんの作品は、『内灘夫人』と『さらばモスクワ愚連隊』ぐらいしか読んでませんね。この2冊は、左翼かぶれの兄が持っていました。なぜか、この作者は、あの時代に受けていたように思います。たいしたこと書いていないのですが、マスゴミ受けした人ではないかと思います。『さらば息子は愚連隊』と読む人もいたと聞いたことがあります。まあ、どっちでも通るような内容でしたね。私の中では評価は低いです。
 渡邊淳一さんの作品は『遠き落日』、これは野口英世を描いた作品ですが、渡邊さんの本業は医者なので、野口英世の実像に迫るうえでも力作ではないかと思います。この本で、偉人と呼ばれる人の見方が変わりましたね。お札に採り上げられるほどの人じゃないと今でも思っていますが、そう思わない人が多数を占めるのがよくわかります。この本以外では『失楽園』ぐらいしか記憶にありません。男女間の感情の動きに迫った小説というのは、そういう方面に関心の強い人が多いので、それなりの購買層が期待できる分野なのかもわかりません。女性に対してマメな人が登場する小説というものは、普通の男じゃないような気がしますね。性犯罪者と紙一重の違いがそこにあるような気もします。私は、これ1冊で、その後の渡辺淳一さんを知りません。シナでは評価の高い作家らしいです。村上春樹氏よりもよく読まれているという話を聞いたことがあります。男女間の感情の動きは共通した悩みもあるのかもわかりませんね。ともかく、石破さんが自らの読書の傾向を披瀝されるという事は、何かの意味があるのだろうかと考える人も出てくるのではないかと思います。一つの本を巡ってその本を読んだというだけでどういう感想を持つ人なのかは、一般人にとってはどうでもいいことですが、政治家は、何かの判断の材料にされるのではないかと思います。それがいいことなのかよくない事なのかはわかりません。変な話になりますが、ヒトラーは読書家としても有名な人であったそうで、亡くなるまでに16000冊ほどの本を読んでいたそうです。少年時代は『アンクルトムの小屋』『ロビンソンクルーソ』『ドン・キホーテ』等を読み、青年時代はなんと、シェークスピアばかり読んでいたそうです。思想の形成にどう作用したのかわかりませんが、ロマンロラン作の『ガンジー伝』も読んでいたことが事実として残っているそうです。本が政治家に影響を与えることがあると信じている人も世の中に沢山おられるようです。ヒトラーほどの読書家はどうもそうではなかったというしかありません。本に影響されることはいいことなのか悪いことなのかは別にして、そういう人の本を読んだことでなにか変わることがあるのかと考えることもあります。昔、高校生の頃に読んだレイチェルカーソンの『沈黙の春』は、地球の環境汚染問題を広く知らしめる上で大きな衝撃でした。あの本を読んで以降、生活全般について考える時に、思い出すことになっていますね。ゴミの問題他で・・・。SF小説には、ずいぶん以前にこの種のテーマで描かれた地球破壊物の分野があります。しかし、こっちの本の内容は、具体例がありすぎることで驚きの中身が違います。身近な生物の途絶が、先に何かを暗示するようで実に恐ろしい読み物になっています。作者は昭和39年に亡くなっています。56歳だったようです。こういう本をシナ人の政治家と国民に読んでほしいものです。既に手遅れな現状を知るうえで役に立つのではないですか。

 地球で生きる意味の尊さを、知る人が増えれば環境破壊や戦争が無くなるような気がしていた時代もありました。しかし、そういう事態を知る人が増えないことが問題ですね。シナ大陸にすむシナ人は井上靖の描いたような人々は既にない。そういう事も知っておかないといけませんね。自己中心主義の拝金亡者の群れがシナ大陸にある。残念なことです。

投稿: 旗 | 2014年5月18日 (日) 01時11分

憲法学の通説もよく考えてみると集団的自衛権の行使を容認しているのではないかと思います。9条1項は「自衛権」を認めているが、2項は「自衛権」の典型的な行使主体である軍隊の保持を認めていない、というのが通説であろうかと思います。
この論理においては、佐瀬先生の表現を借りれば「非中核部」の集団的自衛権は行使できるということになるのが自然な論理です。
軍隊が主体でなくても行使できる集団的自衛権、具体的には武力行使を伴わないものである機雷除去、PKOにおける駆け付け警護は警察機関であっても可能なものです。また同盟国への武器等の供与も可能と考えられます。

先生のおっしゃる通り、私も集団的自衛権が憲法上どうして行使できないのか、そしてその根拠となる具体的文言を聞いたことがありません。憲法学者や弁護士は必ず論理をすり替えます。「日本人が海外で殺し殺される」とか、「アメリカの戦争に巻き込まれる」などは法解釈とは何の関係もありません。それは政治的に考慮すべき事柄であって、法律家が言うべきことではありません。
おそらく多くの法律家は現行憲法上少なくとも「非中核部」の集団的自衛権は行使できると内心では分かっているのだと思います。だから話をすり替えるのです。

なお、私自身は「芦田修正」を根拠とする解釈を支持していますが、安保法制懇の報告でそれが取られなかったのは残念です。しかし今のところどちらの解釈を取ろうとも国際法上の自衛権の行使の要件を見るに「必要最小限度」とも言えるような要件が課されており、自衛隊の根拠はあまり身のある議論ではないのかもしれません

投稿: 加藤 | 2014年5月18日 (日) 01時33分

石破さんこんにちわ。
今日の集団的自衛権についての日曜討論を見ました。改めて、国連憲章では認められている集団的自衛権を日本だけが認めていない現状はどう考えてもおかしいと思いました。
「集団的自衛権の行使容認するために憲法改正を!」と主張する人もいます。一見もっともなように見えますが、本心は憲法改正には膨大な時間が必要になることを見据えて集団的自衛権の阻止を目的としたもののように思えます。そもそも石破さんも指摘していましが、憲法9条には集団的自衛権については何も書かれていないので、どこを改正するのか見えてきません。

それと、日曜討論での共産党の山下議員の認識はあまりにも酷すぎで、本当に国会議員なのか?と首を傾げざるを得ないほどでした。
「日本国憲法は過去の日本のアジア侵略の反省としてできた」とか「集団的自衛権を認めれば、世界中の戦争に日本が巻き込まれる」など歴史も憲法も理解していないとしか思えない発言の連続でどうしてこんなのを出演させるのか甚だ疑問でした。

今週から集団的自衛権をめぐる会談が本格化するようですが、しっかりとした議論をして結論を導き出してほしいと思います。

投稿: 大阪市民 | 2014年5月18日 (日) 11時00分

石破さんの説明は一市民として非常に判り易く、岡山市の大空襲で母と姉の三人で逃げまどった、中学一年生だった私の「戦争に巻き込まれるのでは」と言う恐怖心から解放してくれました。憂いの無いよう日本国を導いてください。「もしもし」等と答弁するような
お粗末な政治家しか居ない政党に二度と手渡さないよう祈ります。お体にご留意くださり噛み砕いたお話をお続けください。

投稿: 藤森武 | 2014年5月18日 (日) 12時05分

石破さん  ≪大局論だけは全く同感≫
引用【日本有事の際にいかにしてアメリカを「巻き込むか」という発想もまた必要なのであって、そうであってこそ初めて抑止力は確実なものになる】
このご主張は、大局論としてだけは全く同感です。片務的契約に双務性を高める変更を加えるのだから、理屈として当たり前のことではある。然し、当然ながら、その理屈の当たり前が現実には当たり前にはならない。その正しい大局論が実際に正しく機能しアメリカを「日本有事に巻き込む」には、日本の戦略戦術作戦に一貫性が不可欠であり、安保政策の細部にまで考え方や行動が整合し同軌していることが欠かせない。
度々申し上げて恐縮ながら、「神も悪魔」も細部に宿るのであって、特に「悪魔」は正しい大局論の言を撒き散らしつつ、その裏側で悪しき思惑や狭浅短な私情を貪ることを常とする。現実の安倍“お友達&手下”政権は、折角のトップ会談でもオバマ大統領の大局的判断の一面と外交辞令に満足し、アメリカ首脳の度重なる靖国慎重論を裏切り深い失望を買ったことを忘れている。その満足を以って、彼らは米国との関係修復は成ったと誤解していると観える。

毎日【ケネディ大使 集団的自衛権歓迎 http://goo.gl/9hLuvZ】
日本の集団的自衛権に就いて、今や世界にNationalistとして名を馳せて仕舞っている安倍某ではあっても、彼が画策している時間節約のための「解釈改憲」も米国軍人の生命防衛の範囲を拡大する「集団的自衛権」も、米国の過重な負担を軽減してくれるのだから歓迎されるのは当たり前のことであって、将来への期待を膨らます話では断じてないと思う。

要は、石破さんがご主張の「米国を日本有事に巻き込む」ことは、相手が複雑怪奇な大国米国ということもあり、容易なことではない。単に集団的自衛権容認を果たしたとか、況や両国首脳が3万円(笑)の鮨に舌鼓を打ち「美味かった」と云ってもらう程度のことでは100%有り得ないことでしょう。
そこにこそ、優れた外交交渉力が不可欠なのだが、その優れた外交交渉力を育てる手立てが全くないまま、政治が既存の外交系悪賢いモグラに「おんぶにだっこ」されている状況では、「米国を日本有事に巻き込む」ことは絵に画いた餅に終わるに違いない。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2014年5月18日 (日) 16時45分

 私は、集団的自衛権の行使には憲法9条の改正が望ましいという意見ですが、改正しなければ集団的自衛権行使は絶対認められないと思うわけでもありません。憲法解釈は最高裁判所の最終判断によるものならば、個別的・集団的自衛権の行使は共に可能ではあるのでしょう。けれども、改正が無理だから解釈変更で行けばいいんだという姿勢には、そこに「逃げ」が感じられます。従って、「憲法改正論議は、それはそれで与野党で本格化させるが、悠長な議論では間に合わない事態も考えられ、当面は解釈変更を最高裁判断に沿って行わざるを得ない」ということを堂々と国民に訴えるほかないのではないか、と思っております。
また、行使にあたっては当然国連憲章51条に定められた要件を満たす場合に限られることも強調し、邦人救出に限った話ではないと思いますので、本質をぼかすことのないように願っております。

投稿: ホーネット | 2014年5月18日 (日) 18時31分

「落としどころ」などという言葉がマスコミで多用され始めたのはいつごろだったでしょうか?此処数年の世界の流れを概観するにつけ「平和ボケ」を痛感しています。現憲法が占領基本法である以上本来なら昭和27年の時点で今日の議論をし、日本国民のための憲法を作成すべきでしたね。新しい時代には新しい憲法が良く似合うのですが、またマスコミは国民そっちのけの神学論争に現を抜かすのでしょうね。
「為せば成る」です。自民党ではなく国民のために頑張ってください。

投稿: kktf | 2014年5月18日 (日) 19時00分

日本の産業の特色から見て、世界中にプロダクトを輸出してやりくりしているのが現状ですから、海外の情勢が穏やかに発展する事が日本に住む者に恩恵をもたらすことにつながります。
集団的自衛権について、まだまだ結構な数の国民が必要性を理解していない原因の一つは、「全地球・宇宙を視野に入れて物事を考える」習慣がないから、視野が狭くなってしまっている事にもあるでしょう。

南スーダンやナイジェリア等では、非常に治安の悪い状況にありますが、もし、テクノロジーの力でかなりの部分が解決可能になっているならば、それは、テクノロジーの力で解決した方が世界史的な見通しがより透明度を増すでしょうし、何らかのプラスとなって日本にも跳ね返って来るはずです。


そういう発想が出来ないから、集団的自衛権の必要性を理解出来ないケースが多いだろうと考えられます。

ピーターディアマンティスの「楽観主義者の未来予測」には、"全ての国と地域はやがて社会が成熟し、人口増加も頭打ちになり、指数関数的なテクノロジーや科学的知見の進歩によって多くの問題が解決するようになる"という論調です。これを理解出来ない日本人が集団的自衛権の必要性を感じないというケースが大多数ではないかな、と考えられます。


日本人の視野が狭すぎて発想が貧弱である事が最大の障害ではないかな、とは思います。

清潔な水、衛生インフラ、医療、食糧、教育、エネルギー、住居、ICT等が揃えばナイジェリア等の治安・統治の低水準な国(アフリカ等に多い)でも急速に発展するはずであり、現在のテクノロジーの水準はそれを実現する事が可能になりつつある。そういう認識をきちんと多くの日本人が理解する事が今必要なのではないかな、と考えられます。

そういう国が成熟した社会を持つ事が出来れば、当然、天才的科学者や優秀な技術者や、イノベーター、起業家を輩出するようになり、それが世界的な問題の解決にプラスとなるはずです。

そういうビジョンを、多くの日本人が持つ事が、集団的自衛権の理解につながるはずですよ。

投稿: 山口健二 | 2014年5月19日 (月) 00時12分

下村文部相は支持団体にEM菌関連の商売しているところがあるということですが、問題だと考えられます。
"EM菌"というのは、似非科学として広く社会では認識されております。

文部相が、似非科学で商売している団体から支持されていて果たして、その役職を全うするにあたり支障がないのか疑念を感じます。

もし、文部相としての役職を果たしたいのならば、EM菌という怪しげなものを徹底的に調査検証して白か黒か判断を下す必要あると思います。

文部相という役職の立場の人が似非科学を許容してしまえば、我が国の文部科学行政は大きいダメージを被る事になりそうなんですが。


個人的には、安部総理のうっかりミスの人選ではないかな、とは思います。でも間違いは早く手直しする方が良いですよ

投稿: 山口健二 | 2014年5月19日 (月) 00時24分

石破先生
「あなたは忙しさを吹聴している」とのコメント、気にしなくていいですよ。そんな阿呆なコメント。愚劣で程度が低い。
ところで集団的自衛権行使容認は早急に進める必要がありますよ。最近の中国軍の動向、決して看過できる状況ではありません。急ぐ必要があります。靖国参拝などの中国、韓国の内政干渉には、断固としてこれに対抗して下さい。日本国内の無責任的平和主義者も国内から排斥する必要があります。
よろしくお願いいたします。

投稿: 生粋の道産子 | 2014年5月19日 (月) 06時39分

石破先生、事務局の皆様、こんにちは。

集団的自衛権行使を可能にするにあたり、先生のご著書を拝読するまでは「憲法改正が必要」と考えていました。しかし、政府の解釈も「必要最小限」とされる程度も変わり、国際法の解釈も国際社会が許容する範囲も変わってきている状況を考えますと、憲法解釈の変更で対応するほうが適切と考えるようになりました。もしも本件で憲法改正が必要ならば、もっと憲法改正がしやすくなければ、国際社会の変化に対応できないように感じられました。


北斗星へのご乗車は叶いましたでしょうか。
寝台特急の良さは、飛行機の最終便よりも遅い時間帯の移動が可能だったことだと思います。私も、廃止されるまで何度かブルートレインにお世話になりました。当地では、天候によっては特急列車が運休することも多々あり、天気予報を見ながら移動予定を立てていました。今では飛行機での前日移動一択です。
もしも将来、天候に左右されずに運行できる鉄道ができれば、寝台特急復活もありなのでは?と思っています。全線トンネル化では、鉄道ファンの方々からはつまらないとの声が聞こえそうな気もいたします。

本日の、先生を囲む会でのスピーチを楽しみにしております。

投稿: 有権者 | 2014年5月19日 (月) 07時23分

石破先生
久しぶりにコメントします。
渡辺淳一の作品は、私も初期の「医療系・青春系」の方が好きです。特に初期の短編、「少女の死ぬとき」が大好きです。 

投稿: 安永 | 2014年5月19日 (月) 16時24分

石破茂さん、日本を善くしたいならまず、精神病院を改善して下さい。悪い所が見えてくるはずです。自分が入院していた病院は好いと世間では評判でしたが、実際は酷い所でした。自分の場合、無理矢理連れてこられたから暴れたんですが、その様子を見て、頭がおかしいと判断するんです。いきなり家に来て入院させるなんて言われたら誰だって抵抗するでしょう。実際、毎日酒飲んでたまに暴れてたから何も言えなかったけど、知らないくせに、暴れている事を前提に連れに来るのはおかしいと思います。決めつけと強制が目立つ病院でした。そんなわけで、暇になったら、検査、点検、視察、洞察しといて下さい。病院の名前は今のところふせておきます。知りたくなったら、いつでも言って下さい。大喜びで教えるので。では。

投稿: 藤田康寛 原楽爆歳 | 2014年5月19日 (月) 17時54分

 石破さん事務局の皆さんお疲れさまです。


 左向き後ろ向き、そして、中韓向きの連中は放っておいて下さい。
“馬の耳に念仏”
“水と油”
です。

 昔、蜀漢は弱体化したから魏に攻め込まれ滅亡しました。力が均衡している間はそうではなかった。

“領土欲は無いが手を出したら痛い目に遭うぞ”という抑止力は必要です。
 抑止=思いとどまらせる=邪心を封じる。

 また、近い将来やって来るであろう大災害の混乱状態で国内不穏分子の武装蜂起とそれに呼応した特定国家からの侵攻が起きた際、自衛隊の皆さんだけでは対処出来ません。

 そのためにも米国はもとより米国以外の国々との結び付きも必要です。

 それが我が国の集団的安全保障だと私は考えます。

 NHK・TBS・テレビ朝日・毎日新聞・朝日新聞のネガティブキャンペーンなど気にされず、国家国民のために引き続きご尽力下さい。

 追伸
 最近山火事が多いですね。新明和の“消火飛行艇”を実戦配備しませんか。所管は経験豊富な岩国基地でお願いします。

投稿: 心神搭載しなの | 2014年5月19日 (月) 22時37分

石破さん ≪同じ状況で同じ気持ちを露わすにしても‥≫
①産経【菅官房長官が集団的自衛権で‥創価学会の見解は与党協議や閣議決定には影響しない http://goo.gl/X55rGE 】
この台詞は明らかに友党に対する内政干渉ですね。彼の気持ちを正しく露わすには「影響しないと思いたい」でしょうね。彼が出来ることは、他党の重要方針に期待を露わすことだけに過ぎない。安倍“お友達&手下”政権の重要閣僚だから安倍からうつされて当たり前なのですが、菅某の最近の言動の「嘘癖」が増々酷くなっている。マンガ「美味しんぼ」騒動への政権の対応も、正直さや真摯さに欠けた酷いもんだと思います。
更に、先の安保法制懇も、元々権力者の個人的諮問機関だから権力者と同じ見解のメンバーを集めるのは止められない。然し、権力者の容喙を許したであろう個人機関の答申について、細部に何ら検証を加える暇もなくそのままそっくり政権の見解とし、更に自民党の見解となり更に与党見解にせんとする過程は、スピーディな民主主義政治ではなく、「暴走する独裁政治」にほかなるまい。これら全てを嘘とも茶番とも言えますが、民主主義政治の完全な否定と言うべきだと思います。

②産経【石破氏が集団的自衛権をめぐり公明を牽制‥公明党の判断に全く主体性がなくなり、支持母体の言うままだというようなこともないだろうhttp://goo.gl/zfswk0】
この石破さんの構えと表現が正しいと思います。これは友党に対する期待と牽制であって、嘘はない。世論誘導の一片もない。節度がある。友党に対する期待や牽制は、節度の範囲内で勝手にやってれば宜しいのだから。

集団的自衛権に関して、狭い井戸の中の議論とは云え国会での焦点が、「公明党が自民党に押し流されるのか?」になって仕舞っている。実際には、公明党が押し流された事例は特定秘密保護法など少なくはなく、期待を繋ぐには余りにも儚い。とほほ。
安倍版集団的自衛権に絶対反対を掲げる私としては、宗教の政治介入だ!などと面倒なことを言わないから(!)、公明党には「この件だけは!(笑)、創価学会のご意向に沿って動いて欲しい」ものです。何も、「創価学会の意向に沿った」などと公表する必要はないのだから(笑)。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2014年5月20日 (火) 10時02分

石破幹事長殿

連日大変お疲れ様です!!。
小生は以前に投稿した事のある同郷、鳥取県出身の者です。久し振りに投稿させて頂きます。

小生の大変懸念している事に、現在、日本の政治の行方が戦後体制以来大きく変わろうとしている事である。
憲法9条の解釈変更により、武器使用も含めた集団的自衛権の行使に向けて、安易とも思える状態で大きく前進しようとしている事である。

嘗て前回4月の投稿では憲法改正までもなく、憲法9条の解釈変更により、武器使用についても自国の領土、領空、領海、国民の身体、生命、財産を守る為には、先ず海上保安庁などの自国の警察権の発動により行い、その上で、それでは間に合わない場合のみ自衛隊の武器使用も伴う出動を認めるとした。又、その場合、国会承認と国連安保理への届けを行い、緊急の場合は総理判断とし、後日国会での事後承認を得る事とする。
その為には、国民に丁寧に説明の上、自国の安全を守る為の限定的解釈容認として提案した。

さてその後、安部総理の意を受け、安保法制懇の有識者会議による内閣への提言がなされ、それを受けて先日安部総理による政府見解が示された。安部総理は所謂グレーゾーンの説明も含め、「憲法9条の解釈には自衛の為の武器使用まで規制しているものではない。そして我が国は如何なる場合であっても平和を希求しており、その行使に当たっては無制限ではない・・・」としている。

安部総理の説明はこれまでも何度も行っているがその趣旨は・・・
①我が国を守ろうとして出動して来た米軍が他国から攻撃を受けた場合、我が国は憲法9条による規制があるからと言って、黙って見過ごしていて良いものであろうか?
②我が国の経済に重大な影響を及ぼす、石油の海上輸送を海賊から保護するための、シーレーン防衛はこのままで良いのであろうか?
③在外公館、在外企業がテロによって侵害された場合、その救出の為にも、武器使用は出来ないからと言ってその当事国に解決を任せ、見過ごしていて良いのであろうか?
④集団的自衛権は国連憲章でも認められている権利であるものの、近年の国際情勢は平和維持への国連としての機能を維持しておらず、情勢は緊迫している。
今や一国のみでは平和は維持出来ず、国どうしが協力し合って安全を守らなければならない時代である。
⑤憲法9条の解釈変更と言っても、自国の領土、国民の身体生命財産を守る為の最小限度の限定的容認であり、憲法9条には何ら抵触するものではない・・・と。
⑥更に、その状態を容認していれば将来日本の存続に重大な影響がある場合のみであって、相手国の要請があった場合で所謂、日本が地球の何処までも出掛けて行って、武力行使をするような事態は絶対無い・・・等々としている。

総じて、集団的自衛権行使のその趣旨とする所は、憲法9条で規制されている武器使用を可能にし、日本のみではなく利害の一致す国々と協力してお互いに自国の領土、国民の安全を守ろうと言う事である。
確かに、①~⑥までの説明を表面的に取れば、近年の中国による覇権的行動を見ても、大変説得力があるように思われる。
しかし、国が憲法をどう扱うかと言う、大きな政治体制の変換をしようとする時、国民は可能な限り将来を見据え、じっくり検討する必要がある。
一人の政治に素人と思える小生でも、以下に述べるような大きな疑問を覚えるのは何故であろう?
先に述べた項目毎に沿って述べてみたい。

①自国日本が敵対する他国から攻撃、侵害された場合のみが強調されているが、同盟国から日本も海外他国へ出動要請を受けた場合
何を持ってその正しい根拠とするのか?例えば、イラク戦争は後になって何も無かったとも暴露されており、このような場合は武器使用も含めた出動していれば、どう責任を取るのか?最近のシリア、ウクライナ、半島情勢などを思えば出動の可能性は充分考えられるのである。
②近年の尖閣諸島、又直近の中国の西沙諸島での中国漁船のベトナム船への体当たり、又、中国による自国の漁船保護の名目での海警艦船の大量出動などもあり、海賊からシーレーンを守る名目と言えども容易ではない。お互いの小規模な戦闘行為により国と国が開戦となった事例は、過去に枚挙の暇がないほどである。
③②における海賊と同じであるが、テロ集団とは何によって正しい根拠と出来るか?イデオロギー集団のテロと破壊行動であれば在外公館、在外企業の救出とばかりと言っておれなくなる場合も想定される事は必定である。
④国家の平和的存続と自主権は有史以来存在する、一国の当然の個別的自衛権として認められている。集団的自衛権は戦後国連憲章で認められているものの、その定義とする所は曖昧なままである。
確かに、国連は正しく機能しているとは言えない状態ながら、国際世論として衆議検討すべき人類唯一の機関ではないのか?
国連改革も叫ばれて久しいが、だからと言ってその存在を蔑ろにするような一国の発言、行動は許されて良いものか?
⑤自国の領土、国民の身体、生命、財産を守る為のみの自衛的、限定的武器使用であるから憲法9条に抵触しないとは、過去の如何なる戦争の歴史を見ても、必ずその国のその時の指導者が言って来た事である。
戦争とは読んで字の如く争い戦う事であり、その最前線に居れば、何処まで限定的として、誰がどう判断出来るのか?
武器使用により、解決を図ろうとすれば争いは拡大し、収拾までの時間と人的、物的損失は計り知れないものがある。
⑥その状態を容認していれば、将来自国、日本の存続に重大な影響を及ぼすと考えられる場合・・とは、これほど曖昧な限定条件はなく、地球の裏側まで行って戦争する云々のような「『不毛の議論??』をすべきではないと言う、安保法制懇の答申は到底信用出来ない。

以上の事から
先ずもって、世界から国連安保理の理事国として認められていない現在の日本の理事国入りを早急に実現し、五大国の常任理事国
全員一致でなければ決議出来ないと言う現状から脱却を図り、国際世論の正しい方向と決議を目指すべきであり、国際紛争の場合、国連安保理決議を国際世論として解決の指針とすべく、その事を日本が世界にアピールすべきである。そのような国際的活動により、日本は平和を希求する国であるとの、国際的信用を得る事に繋がるのである。特に中国、韓国から警戒感を持たれる事などは、国民にとっては耐え難い侮辱なのである。
そして、その事と同時並行により、国内においては憲法改正議論を国民に問う、正しい手続きを踏むべきである。憲法改正の上であれば、国連平和維持活動の一環として平和維持軍として出動もやぶさかではないものと考える。
国連憲章でも認められている事と言いながら、その事を根拠とし、その機能が不十分との理由により、武器使用も含めた集団的自衛権の行使は憲法9条には抵触しないとの解釈は、とても納得出来るものではなく、内閣の意思決定が憲法より上部の機関として来る事になるではないか?

一昨年の衆議院選挙、去年の参議院選挙により勝利したからと言って、これほど重大な事を内閣の決定のみで何を行っても良いと言うものではない。これは自民党の驕りと国民に取られて仕方がない。
去年の特定秘密保護法制定、国家安全保障の為の所謂NSC法、最近の武器輸出規制の法的緩和などなど・・いつか来た道を又辿っているのではないか?としか思えないのである。

武器使用を容認し、緊張と言うパワーバランスはエネルギーと経費の膨大な無駄であり、バランスは必ず破れる危険を孕んでいる事を過去の歴史から学んで頂きたい。

さりながら、以上の事柄は他国から自国の領土、領空、領海、国民の身体、生命、財産などが侵害されると言う、緊急事態の発生に措いての自衛権行使はとやかく言うものではなく、国民の大方のゆらぐ心情と思って頂きたい。

小生の意見は、国民の単純な疑問と不安を映す鏡と思って下さい。


投稿: 桑本栄太郎 | 2014年5月20日 (火) 17時25分

石破さん  ≪民度≫
本心ではこの手の話には関わりたくはないのですが、態々ブログ末尾で石破さんが言及されておられるので、已むなく‥(笑)、

石破さんに対して「あなたは忙しさを吹聴している」のコメント主は、石破さんの人格や生き様をご存知ないのでしょうね。そもそも、そんな深遠なものには、無理解と無関心なのかも知れません。
真摯で正直な吐露には捻じ曲がった反応を返す向きは、同時に半面では捻じ曲がった主張には真っ直ぐな見解だとプラス評価を与えるのかも知れません。所詮「民度の低い社会」では、こんな反応でも抑えきれないものなのでしょう。
安倍“お友達&手下”政権の支持率が高止まりしている原因が分るような気がして、疲労感がどっと押し寄せて来ますね。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2014年5月20日 (火) 17時27分

石破さん  ≪嘘は早晩露見する≫
毎日【内閣人事局初代局長に加藤勝信官房副長官‥菅官房長官:安倍政権は政治主導、改革意欲に富んだ政権だ http://goo.gl/CnbBwL】 この菅発言には、「官僚の了解の下で」と云う重大な言葉が意図的に落ちている。「重大な言葉を意図的に落とす言葉」は、即ち「立派な嘘」だと思います。重要な言葉(=条件)は足しても引いても、嘘になる。

最近の菅某の発言には嘘が増えてますねえ。然も、その嘘が臆面を失って下品で露骨な嘘になっている。少し前と比べると、彼の表情や顔付の歪みと苦悩が浮き彫りになっていると思います。可哀想に!という情緒的なレベルを超えて、今の安倍“お友達&手下”政権に焦りとか手詰まり感が膨らんでいるのかも知れませんよ。

石破さん、状況の如何を問わず、立場の如何を問わず、須らく「嘘」はいけませんよね! 古来、嘘は早晩露見するものだから!!
同時に、「次」のために、おさおさご準備を怠り召さるな!!
草々

投稿: 小倉摯門 | 2014年5月20日 (火) 19時07分

実名です、忙しい中と思われますが恐縮し、失礼いたします。どうしても伝えたい部分です。

日本国は明らかなる冷酷残忍な悪質犯罪者に対して処罰が甘すぎです。

あの「アサハラショウコウ」ですら処刑出来ない現状は、いかなる法規制の中でも重犯罪者過度は絶対に改善はされないでしょうし、

健全に一生懸命生きてきた人々を多数計画的に残忍に殺して生きている重犯罪者は死刑即刻、躊躇なくすべき、どう考えても現在重犯罪に対して処罰が甘いです。被害者は一生懸命生きてきたのに「突然、襲われた側」なのです

(海外なら即銃殺です)

警察は過度なる危険ゾーンと知っているのならば強行突入・調査をぶち破って何度でもチェック、規制するべきです

人は他人・大勢を殺す為に生きるのではなく
守る為に生きるべき 

それはいくら時代が変わっても変わらない重要な事です

失礼いたします。
(街頭演説、何度も陰ながら立ち会っております)


投稿: 山本伴子 | 2014年5月21日 (水) 00時49分

2020年オリンピック・パラリンピックが日本で決まったのだから、ひえっ?!期日までに、どうすべきなのか(?)と混乱してますが、少しだけでも日本の皆さんに「ウェルカム ザ ワールド」攻撃・戦いじゃなく、各所、若干切り替えて、心構えだけでも、受け入れ対応に徐々に抑えながら気持ちを切り替えて欲しいところです・・言葉が通じなくても世界共通で困りすぎている人には、日本語で丁寧に、ゆっくり、話せば困窮現場に遭遇した場合、少しは回避させてあげられます、無視ではなく、私は(英語少々)含め、そう対処してきましたし、その志は続けていきます。

投稿: 山本伴子 | 2014年5月21日 (水) 01時12分

東日本大震災の際、米国は政府が右往左往しているのに空母を出し北、露、中国、韓国に対し抑止力を示しつつ退去する時支障があれば一時避難出来る体制を作りました。言葉は悪いですが日本企業に対し略奪、ゆすり、賄賂、企業秘密も押収したり中国を出ようとすれば違約金請求、拘束や本国に帰る事さえ許されない事態が起こります。13万の日本人を守る為にも必要とあれば奪還、非難救助出来る体制は必要だと思いますので集団的自衛権行使は賛成です。是非頑張って下さい!

投稿: 公明&創価 | 2014年5月21日 (水) 10時37分

 新国立競技場は、あの自転車のヘルメット?のような妙なデザインで建設されるのでしょうか。
 どんな外国の有名な建築家か知りませんが、あそこは神宮外苑地区であり、いわば日本の文化スポットでしょう。あのような周囲の景観に溶け込まない、変に気取っただけのデザインがふさわしいとは私には思えません。
 来る東京五輪は夏の開催であり、相当暑い時期です。もっと緑を増やし、周囲を散策する人にとっても心地よく、環境にも配慮した競技場にするべきではないでしょうか。施設は五輪終了後も長く使うのですから、デザインスケッチを見て「これカッコいい」式のセンスは間違った選定で、思考停止した人々が決定したとしか思えません。上から見た絵など、実際に使う人にとって関係ないはずです。   新競技場はもう設計が進みつつあり、今夏には現競技場の解体開始予定だそうですが、自民党政権はすぐこうやって業界にカネをばらまき、浅はかな公共事業で街を駄目にしますね。

投稿: 急行みささ | 2014年5月21日 (水) 13時34分

日本だけ集団自衛権がない、時代は変わっている等と言いますが、何から何まで時代の流れに乗らなきゃいけないんですか?日本には伝統を守る職人、芸能等山程あります。

戦争は関係ないと言っても、いざとなれば人殺しや殺されたりなんて事になりますよね。

震災で自衛官が助けてくれたから自衛隊に入りたいと言ってた子供を沢山見ました。人殺しをする可能性がある自衛隊に興味を示すでしょうか?

そして、国を守るからと自衛官を送りだすのは、戦時中の召集命令を受けて万歳をしながら泣く身内を思い出します。

政権は安全な建物で会議だといって隠れている…そして原爆が落ちた。

日本だけと言っても、日本は唯一の被爆国です。
だから日本にしかできない事はありませんか?
私は広島に住んでいるから、戦争や原爆で亡くなった方々の話を沢山聞きます。
何にせよ人殺しの手伝いになるのは変わりないんです。
「日本だけ」を皆が幸せになれる方向に考えてみて下さい。

あの時やっておけば良かったも、あの時やらなければ良かったという事だってあります。
石橋を叩きすぎ…と言われても、平和は保たれないといけません。

投稿: 西村 | 2014年5月21日 (水) 16時30分

 石破さん事務局の皆さんお疲れさまです。


 コメント忘れがありましたので追記させて下さい。

 “政教分離”

 古くは十字軍に魔女狩り、我が国では道鏡でしょうか とにかく宗教が政治に関わると、ろくなことがない。あのカルト宗教オウムも政界進出を企てましたね。思い通りにならず我が国初の無差別テロ事件を引き起こしました。
 今思えば、オウムのバックにはどこの国がいたのでしょうか。
 仮に特定宗教団体が他国の利益のために政治活動していたとしたら、それは某国工作員と何ら違いはありません。テロリストでありグレーゾーン対象になると考えます。


 大昔最初は同じ1つのものを担いでいたが、取り次ぎ人の解釈の違いで複数に別れてしまった。元々同じものを担いでいるのに互いを憎み争いを続けている。と、私個人は考えています。

 “政教分離”


 半島や大陸のためでなく、我が国のため日本人のために御尽力下さい。

投稿: 心神搭載しなの | 2014年5月21日 (水) 20時40分

yahooのトップページにJR西日本の豪華寝台特急の新型車両が2017年に登場予定という記事があり、もうブルトレは全廃する運命なのかとあきらめムードの中の朗報でしたので、嬉しくてついコメントさせていただきました。
最近の寝台車は、ビジネスでなく観光に特化しているのはさみしいですが、この新型の寝台車両は鳥取県内にも行くそうなので、石破先生の日程や時間帯が合って、ユニークな車両の新鮮な雰囲気の中で先生の英気を養うことができると良いと思います。

投稿: 愛煙家の鉄道ファン | 2014年5月22日 (木) 01時10分

石波さんご苦労様です。
世界情勢は複雑なパズルの様ですが戦争の善悪を除いて見ると中国を抑えればアジア通貨圏、EUの様な組織、又それが成功すればイスラム中東アジア圏たぶんイランを中心ですかね?勿論力を弱めるか核を放棄させる形になると思いますがどうでしょうね。問題は露がどこに属するかです。私は生きていないでしょうが資源が限られ循環する国際組織を作れなければ世界は存続が難しいでしょう。日本のみならず世界、地球が存続出来る形を考えるべきでしょう。そういう意味でも日本の役割、中国だけでなく米も露も国際法を遵守させる実力と国連改革が必要でしょう。核をもっているから弱みを持っているから選挙に落ちるから正しい事が言えないでは本当の信頼と相互発展は望めません。勿論常に言うのは逆効果ですがタイミング、情勢、力均衡を見た上でどこかの誰かがやるのでしょう。日本は明治維新、世界大戦と改革を迫られましたが十数年の改革から復活はあるでしょうか?日本人が試されている局面です復活を果たして日本の使命を果たしましょう。

投稿: 公明 | 2014年5月22日 (木) 11時15分

石破さん   ≪辛辣さが足りない≫
松田公太さん【大飯原発の差止めについて‥判決理由は辛辣なものでした http://goo.gl/JQhRJt 】
愚見ではこの松田さん(みんなの党?)の核発電の再稼働問題に対する構え方に全く同感です、即ち、十分に広深永であり十分に複雑で中庸を備えている。即ち、逆に云えば、安倍“お友達&手下”政権が4月に閣議決定した「新エネルギー基本計画」も、その中で彼らが進めている核発電再稼働への姿勢も余りに短絡的であり、断固反対しています。

同時に、今回の福井地裁が「人格権」を持ち出し経済上の便宜に対する優位を明確にしたことは、画期的に優れた司法判断だとして快哉を贈ります。
然し、松田さんがこの辛辣さに賞賛を贈っても、渡辺時代からのみ党の自民党に対する是々非々戦術は中途半端で生温く辛辣さの一片もないと思います。狭浅短さが否めない前代表と軟弱さが否めない現代表に率いられる弱小政党には戦術や作戦があっても国家戦略がない所為なのでしょう。財政破綻に突進している国家には、結果として健全な智見が埋没し何ら存在感がない現状は勿体ない限りだと思います。

安倍“お友達&手下”政権が「パンドラの箱」を開け無知蒙昧を頸木から解き放ち、一部歪メディアやネットの場で暴走を放置している今こそ、この国の行く末と国民の安寧を担保するためには、各方面でこの辛辣さこそが不可欠だと思います。
この辛辣さを求める件りは、勿論、石破さんにも向けております。辛辣な言説を封印し、従順に(?)安倍某を支える石破さんの姿勢が、仮に「次」に的を絞った深謀に基づくものであるのなら、「外野の出過ぎた戯言だった」といくらでもお詫びいたしますが?!
草々

投稿: 小倉摯門 | 2014年5月22日 (木) 17時31分

石破 茂さま

連日のご多忙、お疲れさまでございます。
集団的自衛権行使容認に伴う憲法解釈は世界の状況の著しい変化を見れば、取り敢えずは解釈の変更というところに収まるのが妥当ではないかと思います。将来的にはもう一段踏み込んだものになるように思いますが。
グレーゾーン・駆けつけ警護・集団的自衛権をパッケージとして法整備を目指すのも当然と考えます。

TVご出演でのお話は私なりに理解できていますし、日々の新聞記事や社説を読んで分かろうとはするのですがなかなかに難しい問題です。
(16日のブログに於ける20日のコメント欄の長文の投稿を読ませていただき、「なるほど」とも思った次第です。国民の大方のゆらぐ心情だと。なるほど)
急を要する課題とはいえ、首相の思考の視界は果たしてこれで正しいのか、進め方として多くの国民の納得は得られるのか。。。。
石破さんの頭に描いておられる図は少し異なるのではないかと思って居ります。
「心配して心配して、十全の準備を整え、それで、何もなければそれでいい」といわれるように、石橋をたたいて渡るような石破さんの言動から、勝手に推測してしまいましたが。
政治の「せ」の字も知らないような私が口幅ったいことを申しました。
ただ、石破さんのご努力が報われますことを祈っています。

なにやら、低次元のコメントが届いたとか。
心身をすり減らすことへの、心のしずくに寄り添ってみていただきたいなと、その方にお伝えしたい。
私はポロっと漏らされる言葉に言い知れぬ近しさを思い、気持ちが和みます。またぜひ、ポロっと吐露してくださいませ。
お体、ご自愛ください。

投稿: tanabe | 2014年5月22日 (木) 23時44分

【無実と無罪は違うと言った弁護士がいた】

 PC遠隔操作偽証事件で、被告人に騙されたと語った弁護士の記者会見があり、『彼は嘘つきの天才である』という発言がありました。この嘘つきの天才ということばから、昔あるメデアが一人の刑事被告人を指して言った言葉と同じであることを思い出しました。首都圏を騒がせた1974年頃に起きた連続婦女暴行殺人事件である。その刑事被告人は、地裁判決で無期懲役となったが、高裁では逆転無罪となり、服役していた期間の国家賠償訴訟で、3650万円の金が支給され、彼は『殺人を犯しても無罪になり国から金を貰った』とうそぶいていたそうだ。その後、1996年に同居していた女性を殺害し、また近所の女児を殺人未遂をやったことで逮捕起訴され、冤罪のヒーローから転落することになる。表題にした言葉は、その刑事被告人を弁護した弁護士の言葉である。彼は、弁護の途中から冤罪ではなく真性の殺人者だと確信したと述べているそうだ。騙されていたという事がようやく分かったのかと思いますが、法の執行にかかわる立場の人が騙されたと表明することに恥じることがないのは情けないことだと思わないのだろうかと当時は思っていましたが、今回の弁護士の会見もまた、職業上のプライドのようなものがみじんも感じられなかったのは残念というしかないですね。騙されることが普通なのかどうか知りませんが、これは意図的に警察批判のための冤罪事件をでっち上げるという事になってしまっていますね。罪なき者が罰を受けることがあってはならないという事が重要視されるのはわかりますが、嘘を見破れないまま、嘘つきを無罪にしてしまうほうに力を入れるのは法治国家の破壊につながりませんか? 簡単に騙されてはいけないという事も重要な項目になると思うのですが、騙される弁護士は、騙されたという事が発覚しても職業上のぺナルテイがない。嘘つきに加担したという糾弾は受けるようだが、弁護士資格に傷はつかないままですね。それでいいのだろうかという気もするのですが、誰も何も言いません。マスゴミも一緒になって冤罪だと騒ぐので、冷静に嘘を暴く人がいなくなり裁判官は建前上影響を受けないことになっているそうですが、一度無罪を言い渡してしまい国庫から金まで支給することになった裁判官は、その後何の心配もなく定年退職まで勤めていますね。その裁判は証拠の不備とかではなく自白の強要に焦点を絞るような判決になっていたため、証拠を本当に吟味したのかよくわからない判決になっています。その責任はどうなるのかは、一度審理した事件であるが故に2度目がありません。出鱈目な審理という事になりますが、結果的に冒頭の言葉のように無実と無罪は違うという事の説明になってしまっています。

 騙されることを当たり前のようにしてはいけないという声が上がりませんね。今回の記者会見をした弁護士は、ほんの数十日前まで警察によるでっち上げだと言って警察批判を展開していた人である。警察に対する謝罪の言葉もないので、弁護士という職業は無責任でないとできる職ではないのだという印象を世に問う事になったように思いますね。我が国の司法の現場が、このレベルでいいのか不安を感じませんか? 犯行動機の究明という事になれば、それこそ嘘全開の話ばかりのように思います。例えば、刃物を所持して被害者の首に突き立てても、なお『殺すつもりがなかった』と言い切る人が多いのは、弁護士の入智慧と言われています。出血多量の現場から逃走して、救命の機会を奪っても『殺すつもりはなかった』と言わせるのが弁護士の仕事ですね。こういう馬鹿な言葉の遊びに税金を浪費する刑事裁判の在り方を見直すことも必要ではないかと思います。

 我が国の弁護士は、どこに問題があるのかよく見えませんね。依頼人からの預かり金を着服する事例が、最近報道されているように思いますが、それは信頼を失う事件を引き起こしているという事に気が付いているのだろうかと不安に思います。反日活動に熱心な弁護士も目立ちますね。この職業に限らず、職業倫理の在り方が問われることが多くなっているような気がしますね。憲法が1度も改正されることなく、何十年もずうっと続いていることで、時代から浮いていくように見えるような気がしますね。基本的人権の在り方とかも、ストーカー事件などや、PCを操作した今回のような事件が起きれば、弁護士の能力がそれに追いついているのかよくわかりません。騙されるという事も問題ではありますが、POの仕組みなどの理解があって、被告人の言葉が理解できているのかどうかよく解っていなかったことも考えられます。記者会見の弁護士は老人と言ってもよい年齢の人であったので、彼が被告人の言葉をどの程度理解していたのか疑問にも思いました。理解が足りないことを好いことに被告人が、この弁護士を騙す気になったかもわかりません。アドバイザーのようなPCに詳しい人を同席させていたようですが、弁護士本人の理解度はアドバイザーの云う言葉があっても理解に至っていたのかどうかは別の問題ですね。こういう機械の操作が絡む事件については、裁判官も機器に対する知識が求められますね。騙される範囲の広がりが、そこにあるように思います。

 『無罪と無実は違う』がまかり通れば、弁護士活動は、正義とは無縁の方向に向かうようになりますね。売名目的の功名心がある弁護士だけの問題ではないような気もしますが、残念な人がマスゴミ他に多いので、この問題は、これからも続くのではないかと思います。反省して治るような問題ではないですよ。

投稿: 旗 | 2014年5月23日 (金) 03時07分

石破 茂さま

この土日も各地へと飛び回るご日程でしょうか。
昨日に引き続き、なるほどオバサンの連投で申し訳けございません。22日付の日経新聞の記事からです。自分の思うことを文字に書き起こせないじれったさを常々感じていたところでしたので、まさに膝を打った次第です。
「集団的自衛権を考える」(森肇志 東大教授 国際法がご専門)。 森教授は安保法制懇の報告、それを受けた首相の意欲には ”乱用のリスクが内包されている” ”「歯止め」は客観基準にならず” と話されています。
そこには、適切な判断がなされるかどうか、だと。
”日本の近現代史において惨禍を招いた政治的決定やその過程を想起すれば、この点について楽観的になるのは難しいのではないか。直接には時の首相・閣僚や国会議員の資質が問題となるが、民主的選挙を経て選ばれる政治家は国民の代表にほかならず、マスメディアを含む国民全体の資質が問われることになる。
このように憲法解釈を変更し集団的自衛権の行使を可能とする場合には、日本が国家全体としてそうした判断力を備えているか、どうすれば備え得るのかが今まで以上に真剣に問われ、考えられるべき課題となろう。”と。
まるっきりの書き写しで面目もないのですが、大変わかりやすくまとめられていて、またもやなるほど!と頷いたものですから、引用させていただきました。すみません。
「一国平和主義」に拘泥するのではなく、今こそ国民一人ひとりの課題と受け止めて、考えてみることが必要ではないかと思って居ります。
来週は暑くなるのでしょうか、御身お大切になさってくださいませ。
スカイツリーの開業から2年。気高くも優しい表情を見せてくれています。いつの日か、ご家族でいらしてくださいね。

投稿: tanabe | 2014年5月23日 (金) 14時52分

砂川判決についての石破議員の認識は間違っておられると思います。砂川判決で争点になったのは米軍基地の存在の合憲性(米国の持つ集団的自衛権を日本の防衛に利用しても良いのか)であって、日本自身が集団的自衛権を持つかについては触れられておりません。それどころか日本の個別的自衛権の保有についてすら判断を留保しています。どこをどう読めば砂川判決によって日本に集団的自衛権が認められたと解釈できるのかを、ぜひ明示いただければと存じます。

投稿: ヤンマー | 2015年9月 5日 (土) 23時46分

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