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2014年6月 6日 (金)

農業改革、与党協議など

 石破 茂 です。

 あまり大きく報じられてはいませんが、農業団体の改革をめぐって自民党内では様々な議論の応酬が激しくなっています。
 5月14日に政府の規制改革会議のワーキンググループが提示した「農業改革に関する意見」の中に全農の株式会社化、中央会制度の廃止、信用・共済事業の廃止などが盛り込まれていたため、「総合農協の解体である」「実態を無視した急進的な提言だ」などとの批判がJAグループから一斉に挙がり、自民党の地方組織まで動員して大々的な反対要請運動が展開されています。
 5年前、麻生内閣で農水大臣を務めていた時、米政策の転換と農業団体組織の改革を掲げ、「史上最低の農林水産大臣だ」「大臣はしばしば交代するが自民党農林族は永遠だ」などと当時の農林関係議員から猛反発を受けた時のことが思い出されます。

 様々な意見がありますが、そもそも農協のあり方を規定した農業協同組合法第1条には、「農業者の協同組織の発達を促進することにより、農業生産力の増大を図る」と定められています。この法目的はどこまで達成されたのかと言えば、農協関係者を含めてすべての人が否と答えるでしょう。農地は減り、耕作放棄地は増加の一途を辿り、農業者の高齢化に歯止めはかかることなく、後継者はおらず、農業所得は下がる一方です。農業・農村の持続可能性そのものが失われつつあるときに、手段と目的が整合せず、法目的が達成されていないあり方を見直すのは当然のことであり、今を逃してはなりません。

 産業政策としての農政と地域政策としての農政は分離すべきであり、実質的に行政の一翼を担ってきた農協は、それに応じて「専業農家を中心とする農業者を主体とした本来の農協」と「地域の維持発展を目的とした地域組合」に分化するべきだと私は今でも思っております。この議論は全中や中央会の存続の是非などという問題に矮小化されるべきでは決してありません。
このような問題意識から、農水相在任中に「地域マネジメントを目的とする協同組合」を目指した「地域マネジメント法」の立案に着手したのですが、政権交代によってこれが一顧だにされることなく今日を迎えたことは、私にとって大きな痛恨事です。

 来週中には結論を出すべく、関係議員が懸命に取り組んでいます。誰でも参加できるいわゆる「平場(ひらば)」の会議では、農協の手による原稿をそのまま読み上げる議員も散見されるようですが、最後は必ず意見の一致をみることが出来ると確信しています。
 今日の事態は農協が悪いのではありません。むしろ農政を進めてきた自民党の責任なのであり、これを厳しく自覚するからこそ、改革は自民党の手で成し遂げなければならないのです。

 安全保障法制についての与党協議も、ようやく議論が前進してきた感じです。開催の時間を延ばし、頻度を上げて、今国会中の合意を目指して努力を続けなくてはなりません。
「公明党の引き延ばし戦術」などと言う人もありますが、単に引き延ばすだけであれば何の勉強もせずに、ただ絶対反対を唱えているのが一番簡単なはずです。
 会議に参加している公明党議員の議論の質の高さには、長年この問題を手掛けてきた私でも大きく頷かざるを得ない場面が多々あり、ここでの納得が得られなければ問題解決に向けた前進はないと思われます。かつて精読した防衛法制のテキストをもう一度読み返さなくてはならない必要性を痛感してはいるのですが、なかなかその時間が取れないのが目下最大の悩みです。

 さる一日日曜日、中野駅前における中野区長選挙の応援演説と国分寺駅前での全国一斉街頭演説との間に少しだけ時間がありましたので、以前から行きたかった「中野ブロードウェイ」を覗いて参りました。あちらこちらに店の散らばった秋葉原とはまた違った趣の、昭和の玩具箱ビルのような存在で、とても楽しい一時間を過ごしました。
 古いミニカーなどの玩具や子供の頃に夢中で読んだ漫画雑誌、映画やコンサートのポスター、パンフレット、70年代アイドルの写真集などなど、興味津々、大好きなもの満載で、いつの日にかまたゆっくりと行ってみたいと思ったことでした。

 東京は昨日から梅雨入り。昨日、今日と冷たい雨が降り続いていますが、これが明ければもう真夏。時の経つ速さに茫然とするとともに、焦燥感がつのります。
 週末は8日日曜日に前自民党徳島県連会長・故竹内資治氏の葬儀出席のため徳島市に出張致します。
皆様お元気でお過ごしくださいませ。

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コメント

石破さん  ≪その結果は直接的であり同時に甚大≫
引用①【手段と目的が整合せず、法目的が達成されていないあり方を見直すのは当然のことであり、今を逃してはなりません】
引用②【政権交代によってこれが一顧だにされることなく今日を迎えたことは、私にとって大きな痛恨事です】

石破さんの「第二のライフワーク」である農業(農政)改革ですね。
「第一のライフワーク」である時宜が満ちていない集団的自衛権とは全く違って、農業(農政)改革の最適時宜はとっくに過ぎていると思います。然し、「ことを改めるに、遅過ぎることは決してない」のであって、どんどん前に進めて戴きたいものです。時機は今、TPP交渉が8合目を過ぎつつある。TPP交渉と並行しつつ前倒して進めるべき農業(農政)改革が、十分に予想された通り、強力な抵抗勢力の反攻に曝されている。
今回、再び抵抗勢力の反攻に曝されているその原因は、前回石破さんが苦渋を飲まれ大きな痛恨事を齎した当時の【政権(交代)】ではなく、今の安倍“お友達&手下”政権がお得意の「口先だけの食言と営業トーク」でTPPの成果を宣伝しつつ、肝心の「農業(農政)改革」には空念仏を唱えている所為に他なるまい。

石破さんには多言無用ですが、今の安倍政権のままでは日本農業ほか第一次産業の崩壊に止まらず、日本人のアイデンティティや日本の善き風景さえも喪失の危険に晒します。前回の【私にとって大きな痛恨事】とは違って、今回再び「私にとって大きな痛恨事」を繰り返すには間違いなく時間がない。即ち、その結果は直接的であり同時に甚大になるに相違ない。
石破さんには多言無用ですが、これらの問題を解決する戦術や作戦ならば、【厳しく自覚するからこそ、改革は自民党の手で成し遂げなければならない】で済む。然し、これらの問題を解決するに今必要なのは高度な戦略なのだと確信します。「その戦略」が成ってこそ、日本の農業も日本経済も日中関係の安全保障も「本当の再生と再建」に向けて正しい一歩を踏み出すことになる。
これ以上は蛇足に亘りますので、以下省略いたします。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2014年6月 6日 (金) 19時29分

お疲れさまです

投稿: mr | 2014年6月 6日 (金) 19時43分

 報道だけでは真実は解らないもので、「JA全中廃止」というタイトル記事に釣られるところでしたが、石破さんの書き込みを見て納得しました。マスコミがあまり大きく報じない理由はJAが大スポンサーであるからでしょう。よくCMが流れていますので。
 改めてJAグループの組織図を見てみると、違う業界でしか働いたことのない私は全容把握が困難なほど幅広い事業を行っているものですね。
 中でも、農林中金(信用事業)は凄いもので、日本最大のヘッジファンドと化しており、総資産が82兆円余り、金融機関でありながら金融庁ではなく農水省の所管だとか。(ウィキペディアより)
 私は正直、自民党が農業改革をできるかどうかはいささか懐疑的ですが、石破さんには「史上最低の農水大臣」の汚名を返上し、ノルマンディ上陸作戦なみの「史上最大の作戦」を実行するぐらいの決意で頑張って欲しいと思っております。

投稿: ホーネット | 2014年6月 6日 (金) 20時19分

先生、事務局の皆さんお疲れ様です。
一般国民なので農業はよく知りません、ただ自給率を出来るだけあげ、最高品質は輸出して収入が増えてくれればと思うのみです。中国も汚染、韓国も放射能が多いと聞くので需要は世界中にあると思います。又農業も安全保障に入るので大切だ位しか分りません。15事例を見ましたが賛成です、法の整合性や細かい法解釈は出来ませんので兎に角自衛隊員が命を落とさず動け他国や同盟国の信頼を失墜させないで国際社会の一員として責任ある立場と責任を果たせる様にして下さいとしか言い様がありません。そして国益を守り無益な挑戦をさせない為に法の抜け穴を防ぎ他国にも国際法を守らせる様に仕向けていかなくてはいけません。それをする為に最大限に行ける所迄押すつもりです。何時又機能不全政権が着くとも限らないので総理と石波さんには与党にいる間はガンガン行ってもらいます。

投稿: 公明 | 2014年6月 6日 (金) 20時22分


石破さん、
お疲れ様です


農林水産大臣は
かなりかなり大変な
公務なんですよね。
石破さんが任務に就いた際に、心配でした。
確か…
亡くなられた方が
何人かいらっしゃった
記憶がありますが…
どなたが任命されても
胸騒ぎがして、
心配になりますね。
石破さんは、
改めて凄いと
思いました。
無事に任期を終えましたので。


防衛法制ですか。
どの公務も今の日本と
未来の日本を守っていくにあたり、大切ですね。頑張って下さい。


中野ブロードウェイに
行かれたのですか
私はよく分かりませんが
70年代の品が
並ぶような街なの
ですか。
少しの御時間でも
和まれて良かった。
私は72年生まれです。
影響を受けたのは、
松田聖子さん。
曲が素晴らしくて
好きですね~。
『瞳はダイヤモンド』、
切なくて泣けます(T_T)
中森明菜さんの
『スローモーション』も大好きそして、YMOにハマり、
3人方のソロ・アルバムも
聴くように
なりました。


今はエレファントカシマシが
大好きです


時の流れは速くて、
焦燥感を感じますね。
あっという間に年齢を
重ねて、
死んでしまうな、なんて思ったり。
でも人間の年齢は
数字であるだけであって心や魂には関係
ありません。
いつでも精進を目指し、経験を積み重ねた大人である反面、
とても若々しい魂を持つ石破さんは、素晴らしいと思います。
お互いに、魂は美しく
あるように
頑張りましょう


梅雨に入りましたね。
体調に気を付けて
頑張って下さい。


休める際には
休んで下さいね。


ではまた
お邪魔します。


失礼致します。


投稿: lyrics&front | 2014年6月 7日 (土) 02時55分

農業だけでなく存続の危ういものが多々ありますね。  ほんとうにご苦労さまです。  ご健康にお気をつけて頑張ってくださいませ。

投稿: 61 | 2014年6月 7日 (土) 03時49分

よろしいなぁ。ええ仕事が出来て。でも国内には住むところさえ確保できない国民がいることをお忘れなく。NHKスペシャルの「女性の貧困」を見たんかいな?議員の歳費を400万ももとに戻すんなら貧困層を助けてやったらどうや?!1人でも。

投稿: 吉岡 一広 | 2014年6月 7日 (土) 05時37分

 まだ決定ではないようですが、再来年春開業予定の北海道新幹線の終点駅は「新函館北斗」とするよう要望されたそうです。(現:渡島大野駅)
 地元の代表者が決める事なら仕方ありませんが、少なくとも言えることは、この名前は利用客の視点では考えていないだろうということです。
・新幹線の駅だから「新」をつけろ。
・函館市のおかげで駅ができるのだから「函館」をつけろ。
・函館市街から離れており、北斗市にあるのだから、「北斗」をつけろ。
話し合いで決められず、結局これらを全部入れたという浅はかな考えに思えます。
 利用客の視点で考えるなら、
・運賃検索・表示などの利便性・コストを考え、なるべくシンプルで解りやすい駅名にする。
・他の駅名とダブらないようにする。
・地名となるべく一致させ、旅情が掻き立てられる駅名にする。
・在来線との一体駅であり、「新」をつける必要はない。(この理由は詳述できますが、長くなるのでやめておきます)
ということになるでしょう。
 こう考えると、私は「北斗」駅がベターだと思います。函館市街からかなり離れた駅に函館という名前を入れると、それは利用客に嘘をつくことになります。
 名は体を表わすと言いますが、こうして利用客の視点で考えず、他所の地域から見ると国の予算で造られる新幹線に地元のエゴが垣間見えますから、こういう思考は地方衰退の一因となるのであり、衰退の理由は地方の体質そのものにあると私は思います。

投稿: 急行みささ | 2014年6月 7日 (土) 11時41分

石破幹事長殿

お早うございます!!。
いつも政権の幹事長としての激務をこなされながら、日本の安全と一次産業の保護育成に腐心され敬意を表します。大変お疲れさまです。
小生は同郷、鳥取県出身のものです。
本日、又、農業問題を提議された事に対し所感と意見を述べさせて頂きます。

小生の実家は鳥取県の西部に位置し、子供の頃は田畑が約一町八反、山林が約二町歩の専業農家でした。この程度の規模でも、その頃は中農と言われていました。稲作中心ながら現金収入を得るため、育牛、養蚕と体を壊すほどの働きづくめでした。ずっと親の農業も手伝いながら、子供の視点から親の営農状態を見ていました。最初は牛による耕作から耕運機へ、手動脱穀機から自動脱穀機へと農協から資金を借りては新しい機械を購入していました。年末には肥料代、機械購入代金の分割納付を引けば、手元に残る現金収入は殆どなく、家計はいつも逼迫していました。この農業だけの実態は現在でも同じようです。そして小生の高校3年を迎えるにあたり、大学進学希望の事について父親と相談した所、「長男であるから、農業を継いで呉れるように」と要請されました。そこで小生は「これからの農業は田畑に這いつくばっているだけでは、食べて行けなくなり、子供の教育もままならなくなる。後継希望であれば大学進学を認め、農業経済学を勉強させて欲しい」と要望しました。しかし、親は現金収入の少なさから難色を示しました。そこで、小生は止むなく就職の為上京し、農業とは関係のない大学の夜間部に入学しました。今から50年前の事です!!。

その後、上京と同時に民間企業で働きながら夜間大学にも通い仕事をしていました。そのような状況下にあっても、田舎の農業には何が欠けていて、何が必要であるのか?とこの50年農業の変遷と共にずっと熟考して来ました。先祖伝来の土地を一所懸命に耕作し守ると言いながら、投入資金と利益を全く考慮しない生産性の低さと言う、農業従事者の無学無知、ノー政と言われころころ変わる国の農業政策によるものであることに気付きました。余剰米が数年分にも及び米を作らなければ、補助金によって収入減をカバーするとの減反政策には唖然とするほど驚きました。農家にとっては田畑の疲弊と技術の低下、補助金は税金からであり、結局誰も得にならない政策でありました。
そしてその後、大型機械導入による大規模の専業農家育成の為と言い、田の一区画を広げる土地構造改善が実施されました。それも一部農業補助が出るものの、農家にとっては数十年にも及ぶ年賦ローンです。その結果、地域の土建会社のみが潤い、大区画になりながらも減反政策は相変わらず続き、高齢化に伴う耕作放棄地の荒地となったままです。

田舎へ帰省する度に、父親と話していましたが、父親は国の方針とは正反対の事をやらなければ農業は駄目のようだと言っていました。
父親や周囲に対して、農機具の年間稼働効率を考え、共同購入と共同使用の促進、稼働率向上のため、高齢化により耕作不可能な農家への代理耕作、又、農業を法人化し耕作放棄地を資本として提供して貰い、法人収入からの分配を行う。更には、農業を企業法人として設立し、作物の作付種類と規模の企画、農業現場従事、流通、市場開拓の営業、経理といわゆる会社組織などを提案して来ました。農業現場従事者には、労働報酬として日当も考慮するなども一緒です。勿論、その為には農業基本法の法的整備が必要である事は言うまでもありません。更には、最近になって話題になりつつありますが、非農家の人と契約し休日、週末に田畑を耕作するレンタル農園の促進と管理なども農業法人の中の企画が行うなど・・。農業を農業従事者のみが行うのではなく、耕作地面積を少しでも増大させ、自給率を上げる事を目的とするなどであります。最近は少しづつ実現しているようですが、もっとダイナミックに農地法の規制改革行い実施する事が必要なようです。

このように、農業を多角的に考え企業として仕事の創生とそれを発展させ、収入への道を探れば、農業従事者の子弟もその土地に残り、過疎による耕作放棄地も減るものと想われ、田舎の周囲にはよく提案しています。
狭くて限りある我が国の国土の、その中でも少ない平野部の農地の利用拡大は、為政者の最大の課題である筈です。

江戸時代まで、「士農工商」との身分制度のあった時代には上から二番目の地位にありながら、「知らしむべからず、寄らしむべし」との、お上からの視点による職業的地位は現代でも何ら変わっておりません。農業従事者自身も知的労働者としての自覚も必要であり、その上で農業の改革は官僚の机上の理論からの押しつけではなく、農業の実態を本当に知っている現場の声の積み上げにより、農政に反映すべきであります。

余談ながら、地球温暖化に伴う異常気象の常態化などにより、今後地球規模での食糧飢饉が考えられ、集団的自衛権もさりながら食糧安保を真剣且つ早急に考え、政策に反映すべきであります。十数年前に「武器としての食糧」との本を読んだ経験がありますが、現実の問題として具現する事は必定であると想われ、大変懸念をしています。

投稿: 桑本栄太郎 | 2014年6月 7日 (土) 13時47分

 石破さん事務局の皆さんお疲れさまです。


 農政について
 湯水のごとく補助金にどっぷり浸かりきった農業は180°転換すべきです。当然、中間搾取組織たる全てのJAの解体は必須です。
 補助金は全廃し、農業の主体を個人の片手間から農業会社へ順次切り替え、一層の効率化を図り、商品ブランドを高め黒字を目指す。
 例:岸本町の八郷米
   仁多町の仁多米

また、農業従事者に対する特例も廃止し他業種と同様の規制対象としてください。例えば、ビニールハウスの廃ビニール焼却に焼き畑に除草野焼きは大気汚染源です。建設業や製造業と同じく排出ガス規制願います。


 話は変わりますが、中国に逃れている大阪看護士殺害容疑者は日系ブラジル人ではなく朝鮮系ブラジル人との事、やはりDNA異常なのかと考えてしまいます。あらゆる面で整理整頓の時期が来ているのかもしれませんね。


 米子駅舎耐震改修=建て替えに伴う米子駅南口新設・開発と連絡通路設置がなかなか進まず、それならばJR西日本米子支社を松江市に移転…と話(噂)がたまに聞こえてきます。
 米子鉄道管理局の昔から鉄道の街といわれた米子市です。これからも変わらずに山陰地方の鉄道の中心でいて欲しいと願っています。

 まだ機関区に転車台ありますよ。

 長文失礼しました。

投稿: 心神搭載しなの | 2014年6月 7日 (土) 14時19分

TVで拝見して、少しやせられたようです。
お体をたいせつにするのもお仕事です・

投稿: いふし | 2014年6月 7日 (土) 17時51分

私の家は茨城で代々農業をしております。

私は会社勤めなので、少し手伝う程度です。

農協改革は私は賛成です。

農協という存在が農家の所得底上げには繋がっていないのは言うまでもない事実です。
農協を通さないと物を売ることが出来ない。
また農協から肥料や農薬を買わないと、農協からお金を借りることが出来ないなど、農家にとって弊害が多すぎます。
農協の言うことを聞かなければ干されるなど、未だ続いているのが現状です。
自分達で販売網を開拓しても、農協の嫌がらせを受ける農家も多く、農家をやりたいと思っても今の農協の体質では跡継ぎが居なくなるのは当然の事だと私は思います。

ただ農協が全て悪いわけではなく、今まで国からの補助金などに甘えてきた古い考えの持った農家にも原因はあると思います。

私自身、父親とは作物の販売網開拓など考え方は大きく違い、とても親子で農業を出来る状況ではありません。
TPP反対の両親に、TPP賛成の私と弟。
外国の物に対抗するだけの物をどう作り、どう売るかなど考えず、補助金貰いながら、農協におんぶに抱っこの考えでは、何時まで経っても若い人が農業をやろうと言う考えは持てません。
若い人は、サラリーマン経験して親の跡を継ぎ農家になった人ほど、農協が邪魔と考えている人は多いです。

投稿: 蛯原秀樹 | 2014年6月 7日 (土) 22時48分

先日指摘させて頂いた石破さんのインタビューでの発言の矛盾についてはお答え頂けないのでしょうか?

石破さんは9.11のテロにおいて日本人も犠牲になったのだから個別的自衛権の行使が可能だったとおっしゃっていましたが、一方で日本人が乗っている米軍艦船を守ろうとしたらそれは個別的自衛権では対応できないとおっしゃっています。

9.11のテロは結果的に日本人の犠牲者が出ましたが、あくまで攻撃の対象はアメリカでした。それに対して、今議論されている朝鮮半島有事における米軍艦船防護は、9.11テロよりも地理的に日本に近く、また攻撃してくる側は日本人が乗っている可能性も十分認識した上で攻撃してくるはずですから、9.11テロのケースよりも個別的自衛権の行使が認められやすいように思うのですが、いかがでしょうか?

もし、この質問に納得のいくお答えが頂けないのであれば、米軍艦船の防護が個別的自衛権の行使では対応できないという主張が、集団的自衛権の行使を容認するための詭弁に過ぎないものと判断させて頂きます。よろしくお願い致します。

投稿: アマーティア | 2014年6月 8日 (日) 00時09分

石破さん、集団的自衛権の行使ができないと本当の意味での独立国家になれないとおっしゃいますが、では逆に、集団的自衛権が行使できれば本当に独立国家になれるのでしょうか?

石破さんの言う独立国家とは、アメリカに基地を提供する義務を負わず、アメリカから軍事協力の要請があっても主体的な判断で断ることができるような国家なのだと思います。

しかし、今の日本が集団的自衛権を行使できるようになったからといって、そのような独立国家になれるとは到底思えません。米軍基地はなくならないでしょうし、アメリカから軍事協力の要請があればそれを断るのは不可能に近いでしょう。

アメリカにノーと言えるようになること、もし日本の安全にとって必要ないのなら米軍基地を返還してもらうこと、これは集団的自衛権とは関係なく、単に外交交渉力の問題ではないでしょうか?それがないまま集団的自衛権を行使できるようになれば、ますますアメリカに振り回され、石破さんの言う独立国家から遠ざかっていくように思えてならないのですが、いかがでしょうか?

投稿: アマーティア | 2014年6月 8日 (日) 00時21分

ありゃ、中野に来てたんですか。

あそこはSP引き連れてると周りに迷惑になるので、その辺考慮をお願いします(ぶっちゃけて言うと地元の人間の買いものの邪魔です)

農協はそもそも、農業従事者への資金貸し付けは一体どの程度なのか、
それを考えればすぐに答えが出ると思いますがね。
NHKも農協も戦後作られたときは、非常に意味のある組織だったかもしれませんが、今となってはただの利権団体になってしまいました。
こういうのはどんどん解体していかないと、後世に禍根を残します

投稿: いちろう | 2014年6月 8日 (日) 15時27分

建前ではそんなことを書いていますが、本音は
「国会決議や党の公約を守れずに譲歩してしまったTPPを、何とか正当化したい。」
「TPP反対運動を行っているJAが気に入らない。」
ではないのですか。
そもそも、農業協同組合法の目的を達成できたか否か云々などというのは、前々から分かっていたことではないのですか。TPPで「大筋合意」したタイミングでなぜこの話が出てきたのですか。
 また、農協が農協組合法で定められた目的を満たしただの満たさないだのと言っていますが、それならば今回の「農協解体」を含めて政策提言をしており、安倍政権の取り巻きである産業競争力会議、経済財政諮問会議の連中は一体何の法的権限に基づき、為政者面をして好き放題しているのでしょうか。法的に何の権限のないはずの連中がのさばっていることの方がよほど問題ではないのでしょうか。
 結局のところ、TPPで大失敗をしでかしてしまった党(安倍政権)の体裁を保つために何とか国内の「岩盤規制」を破壊し、国会決議や党の公約に違反していないかのように見せかけるアリバイ作りをしているだけなので、結局のところ国益よりも党、閣僚のメンツの方が大事ということでしょう。
 アメリカの強大な利権集団や産業競争力会議の連中に押されっぱなしの情けない現実を直視できないからと言って、改革という美語を振りかざして自らの過ちを正当化しようとする様は、正直言って見苦しいです。
石破先生が野党時代に民主党を罵倒された時のお言葉を借りれば
「恥を知れ」
ということです。
これから安倍政権から出てくる言い訳を当てておきましょうか。
「前提条件としての関税撤廃はダメだったが、交渉の結果関税が撤廃させられることに関しては党の公約と違いません。」
「関税は1%でも残ったので、国会決議、党の決議違反ではありません。」
「(混合診療や金融の自由化政策を推し進め)金融、サービスなどは我が国の特性を踏まえた。 だから党の決議違反ではありません。」
「国の主権を侵さないISD条項だから党の決議違反ではありません。」
「そもそもTPPは秘密なので内容をお答えすることは出来ません。 でも批准する際には賛成しろ。党議拘束だぞゴラァ」
・・・
さて、閣僚がどのような言い訳をしてTPPを正当化するか見物ですね。
 しかしまあ、こんなことばかりしているから国民から愛想を尽かされるという事に気づかない愚か者は救いようがないですね。私から言わせれば間抜けとしか言いようがありません。
また下野して「自民党が下野した理由は 後期高齢者という名前がそもそも・・・」
などという事を繰り返したいのなら、どうぞご自由に。

投稿: 責任野党 | 2014年6月 8日 (日) 16時26分

【時計に起きた問題で】
 10数年前、球団経営までやっていた金持ちのブッシュ氏がタイメックスの時計を腕にしていたことが記事になった。クリントン氏も同じであった。米国の時計メーカーは、昔は沢山あったのだが、いまや、数えるほどしかなく、一貫した製造メーカーは1社しか存在しなくなっている。それがタイメックスである。このメーカーは、高級機としてのメーカーではない。昔からの大衆路線で安くて丈夫な時計が売りになっていたメーカーです。他に有名なメーカーはありましたが、いろんな経緯があって、米国政府の政策が原因としか思えませんが、生き残ったのがタイメックスだけである。我が国の産業界は、いろんな意味でこの米国時計産業界が陥った衰退を研究しておかれた方がいいと思いますね。役人がかかわったおかけで滅亡を早めたように見えます。軍用時計に採用されたことが失敗の始まりのように見えます。
 
 時計のことで言えば、スイスの時計産業の復活劇も同時に研究しておかれた方がいいと思いますね。スイスには今でも時計製造メーカーが500社近くあります。世界3大時計メーカーとか世界6大時計メーカーという名前があがれば、それらは総てスイスにあるメーカーが独占しています。世界に向けて輸出される時計の売上総額は、2013年の数字で2兆4700億円もあるそうだ。ここが、1970年代に瀕死の重傷をこうむった時期がある。クオーツショックと呼ばれる産業革命のような衝撃が時計業界全体に起き、機械式時計でスイスを支えてきた業界が沈没寸前まで陥ったことがある。原因は、我が国の時計メーカーが、クオーツ式ムーブメントの特許を公開したことに始まる。これがきっかけで、瞬く間にムーブメントを組み入れるだけの組み立て時計製造メーカーが世界中に乱立し、売り上げの過半をそっちに奪われ、スイスでは倒産したメーカーが頻発した。時刻精度において機械式時計を凌駕することが当たり前になり高度な製造技能の要求がなくても精確無比な時計がつくれるようになったからであり、それがために考えられないほどコストダウンが可能になったことで大量に時計が生産され、さらに価格の破壊が起こり、スイスは滅ぶ寸前までいった。しかし、スイスは、『スウォッチ』を作ることで、生き延び、新たな時計の拡大に成功し、スイスの復興に成功した。『スウォッチ』の成功は、我が国がその地位に立てるチャンスであったように思いますが、その才能がなかったというしかないですね。『スウォッチ』はご存知のようにクオーツ式ムーブメントを使い、樹脂製の枠を利用した廉価な時計です。このコンセプトは、セイコーあたりがやっておれば、今の状況とは違ったものがあったように思います。我が国では1950年代に既に樹脂製の時計枠が完成しており、1969年にクオーツ式ムーブメントの開発をやっていたことを考えれば、組合せだけの問題なのですが、誰もそこに注目しなかった。これはインスピレーションの問題なのかもわかりませんが、主導的立場にいる者は注意しなければいけない問題だと思いますね。気が付く事と気が付かない事の差がここまで広がる例として、認識された方がいいように思います。

 スウォッチの成功は、倒産寸前にいたオメガ他を吸収してグループ傘下に置くほどの成功をもたらします。高級機としての時計の需要がなくなることはありません。我が国でロレックスが変わることのない人気があるのもクオーツ式の時計では満足しない人々がいるおかげですね。クオーツ式時計が席巻した時代は確かにありました。しかし、それは長く続かなかったような気がします。依然としてクオーツ式の時計は売れていますが、ここ数年を見れば機械式時計の売り上げが持ち直してきていますね。それで解ったことですが、機械式時計を作る人や修理する技術を持った人が少なくなってしまいました。機械式時計を作っているという事は、技術と能力がないとできない代物です。この人々の復活に要する時間は大変なものです。廃れた技術を蘇らせることがいかに難しいかを、機械式時計の製造に再びチャレンジしたメーカーの人々はブロク等で伝えていますね。米国には、機械式時計製造メーカーの誕生は今後新たにできることはないような気がします。タイメックスを米国大統領は、これからもつけなくてはならないように思います。我が国の安倍総理は、セイコーのGSヲつけておられるそうです。石破さんは、セイコードルチェなのだそうです。(イシバチャンネルの画像で解析した人のブロクがネットにありました)どこの国の国民でも自国産以外の時計を腕につける大統領や首相になってほしいと思う国民はいないような気がしますね。小浜大統領は、なぜか? タイメックスではありません。日本製のムーブメントが使われている時計だそうです。それは記事になり、米国民の気持ちを暗くさせたと書いている米国メデアの記者がいたそうですが、実際ところはどうなのかわかりませんね。タイメックスは、好き嫌いがあると思います。しかし、米国大統領は、国民の前に立つときはそれをしたほうがいいような気もします。たとえ、世界最高級時計のパテックフィリップが好きでも・・・。

投稿: 旗 | 2014年6月 9日 (月) 04時44分

石破先生、事務局の方々
毎日のお仕事お疲れさまでございます。
国民のために責任感と情熱をもって戦ってらっしゃることに対し感謝申し上げます。
この投稿欄には政治に関心がある方、社会をもっと良くしたいと強く願っている方がたくさん投稿されていらっしゃいますね。政治、経済を社会情勢から深く分析されているのでわたしにはとてもついていけません。わたしは社会の一人として生活しておりますが、政治のことは不勉強で、無知でごさいます。
しかし、書店などで石破先生の本に目を通したり、討論番組に出演されている先生をみるとわかりにくいと感じる人のいたらざるところを補いたいという学校の先生のような熱意が伝わってきます。
きっと私のように感じていらっしゃる方は多いと思います。
この投稿欄が、政治、経済、ひいては日本国の将来を守りたいと日夜奮闘していらっしゃる先生や事務局の方々の励みになるような書き込みになりますように。

投稿: くま | 2014年6月 9日 (月) 16時32分

石破さん
今日の米大使館主催シンポ「東アジアの安全保障と日米韓協力への課題 http://goo.gl/1F5eVR 」に参加してきました。
日米韓のパネルの視座の狭浅短or広深永には個人的差異は当然にあるのですが、米韓パネリストが持つ現状認識の厳しさが非常に興味深く面白かったですね。Q&Aでの日本人の質問の切り口が揃いも揃って狭浅短でガッカリを通り越してウンザリして、中座して仕舞いましたが‥。

蛇足の報告を申し上げれば、日米韓の協調と協力が課題を抱えている根因が、「安倍“お友達&手下”政権のボスが個人的私情に突っ走る乱暴さにあるのだ」と云う指摘は出ませんでした。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2014年6月 9日 (月) 21時52分


石破さん、
お疲れ様です


石破さんへの
応援歌、エレファントカシマシの
『悲しみの果て』


http://www.youtube.com/watch?v=ysg9GCauhwk&sns=em


政治家としての
苦悩や悩みやしんどい
事もあるでしょう
けども、


"悲しみの果ては
素晴らしい日々を
送っていこうぜ"


頑張って下さい


投稿: lyrics&front | 2014年6月10日 (火) 02時45分

石破さん  ≪安倍“お友達&手下”政権≫
日経【マハティール元首相 ①対立を避け中国と共に生きる ②TPP協定の条件には我々に不利になるものがある(例えばISD条項)③「中国はそこにいる」という事実を受け入れなければならない http://s.nikkei.com/1lj6qFR 】
流石にマハティールさんのこの広深永な構え方が素晴らしい。広深永さに欠ける権力者を担ぐ現在の日本国民にとって、彼の構え方は感銘的でもあると知るべきでしょうね。

TPP交渉では、彼は日本にアジア文化を代表する役割と主張を期待したのでしょうが、勿論言葉に出すものではないのですが、矢っ張りねと云う諦めと裏切られたと云う想いが行間に溢れていると思います。
安倍“お友達&手下”政権の特に中国に対する挑発的態度や靖国参拝を強行する構えにも、その本質を突いており極めて批判的です。「彼」には今や(過去からずっと?)こんな広深永な批判には聞く耳を喪っているに違いない。「少しの間違いも許されない政治」を放擲した理由も革面し私情に流され暴走している理由も虎変も豹変もできない理由も、病根は同じなのだと思います。安倍“お友達&手下”政権を組成すること自体、狭浅短に歪んでいるのだと。

記者が最後に纏めた言葉が広深永で正しいと思います。
曰く【アジア諸国は‥それぞれ多層的、多重的に貿易協定、同盟関係を重ね合っていくしかない】
草々

投稿: 小倉摯門 | 2014年6月10日 (火) 12時18分

農協解体、もうへたれましたか・・・

投稿: いちろう | 2014年6月10日 (火) 23時50分

【シナ帝国要人の時計】
 腐敗官僚を撲滅するのが習近平主席の政治目標の一つになっているらしい。彼が政権発足後にやったことでスイスが注目したことは、高級腕時計の広告を撤去したことだそうだ。贅沢品の追放をわざわざ言い出すのは、腐敗官僚、腐敗政治家をひきつけるものを隠すことで、綱紀の粛清が図れるという妄想があるからだと思いますね。高級腕時計の広告がなければ、清廉な政治ができるという思い込みがあるようです。しかし、ネットを通じたシナ人の追求は彼の足元を揺るがすのではないかと思います。早速、習近平政権を支える政治局員の兪正声・常務委員が腕につけている時計の映像が注目の的になり、何とそれは世界最高級のパテックフィリップの腕時計であるとネットで晒されたらしい。しかも、金額まで推定され、4350万円もする時計なのだそうだ。政治局常任委員の給与だけで、そういう腕時計を身に着けることができるのかどうか疑問視されたという話である。2013年の政権発足直後のニュースにあった。ネットのこの注目記事は、僅か3日ほどで削除されたそうだが、シナ以外の地域では今でも見ることができるらしい。パテックフィリップは、北朝鮮の指導者も腕につけていることで知られているそうだが、兪正声・常務委員の所有になるものは、北朝鮮の物より4倍も高額な機種だとのことである。1国の指導者より高額の腕時計をはめている月給15万円ほどの政治委員が習政権を支えているわけである。政治腐敗と戦うというのは掛け声だけなのかもわかりませんね。この政治局員以外では、鉄道部部長(運輸大臣のような立場)の盛 光祖氏が、ロレックスの愛好家で、彼の腕についている状態が画像と共にアップされていたらしい。これと鉄道部が解体されるという話に関連があるのかどうかは解りません。しかし、鉄道部は解体されたらしい。彼の動向はその後の記事がないのでわかりませんね。大紀元にも掲載がない。生きてるのかどうか謎です。
 兪正声政治局員は、『月給は11000元である』と自ら発言し、それで生活していると答えたことがあるらしい。日本円で15万4千円ほどの給料だという。4300万円の時計の意味が解りませんね。彼は太子党と呼ばれる2代目の政治家で立場的には、習近平氏と近く。鄧小平の息子さんの鄧撲方氏の親友だそうだ。そして青島市の市長等の役職に就任した後ハイアールや青島ビールのシナブランドの育成に貢献したらしい。恵まれた環境がパテックフィリップにつながったのかどうか不明です。普通に給与生活を送っていて手にすることができるとすれば宝くじに当たる以外に考えようがありません。しかし、彼はそういう時計が好きなのだと思います。シナの富裕層は自国産の時計を購入することがほとんどないらしい。しかし、スイス時計協会は、精巧な偽造品対策に悩まされている対象国は、シナだとはっきり言っていますね。もしかすると、、兪正声政治局員の時計は、シナで作られた精巧な偽造品であるかもわかりません。彼は、腕につけているところを写真にとられているだけで製品の保証書を晒したわけではありません。シナ政府が、彼を解任することがないのは、精巧に偽造されたパテックフィリップと認めているからなのか?  謎ですね。

投稿: 旗 | 2014年6月11日 (水) 06時26分

石破さん  ≪繰り返される愚かな暴走≫
日経【原子力規制委2氏(就中、田中知東大教授)の人事案を承認 衆院に続き参院本会議で  http://s.nikkei.com/1pi2Tuv 】
予て狭浅短が極まる安倍“お友達&手下”政権が此処でも暴走している。評判の小説「原発ホワイトアウト」を地で行く愚かさです。

“お友達&手下”を集めて政権を作り、“お友達&手下”をNHKの経営層に呼び込み、“お友達&手下”を安保懇メンバーに人事し、同時に衆智を排して、狭い井戸の中だけで国家的重要事を決定しているのですから、暴走することも愚挙を繰り返すことも当たり前の現象だと思います。民主主義の体制下で衆智を排する彼らの罪は、民主主義の根本を崩壊させている点で極めて重いと断じます。

ドラッカーさんは正しい人事の重要性を繰り返し強調しておられます。例えば、【正しい人事のために4時間を掛けなければ あとで400時間とられる http://goo.gl/E9V50u】
ビジネスなら400時間です済むかも知れないが、今回の愚かな人事は世界の核発電歴史の中で未曾有の被害を出した失敗に学ばず、口先の営業トークと小手先の改善策で根因を糊塗して核発電再稼働に暴走する点で、日本人が誇りを取り戻すにも日本が世界の信頼を回復するにも400年を奪われるかも知れない。
孔子「学而不思則罔 思而不学則殆(論語)」を引くまでもない。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2014年6月11日 (水) 14時06分

幹事長 石破先生

おつかれさまです!お忙しい中いつもブログ更新ありがとうございます♪♪

今日は仕事休みなので 久し振りにNEWSアンカー 青山さんの解説を聞いています( ´∀`)
真珠湾

硫黄島

私達の祖先 日本国の為に戦ってくださった英霊に~TVの前ですが 青山さん~皆様と一緒手を合わせていました!早く遺骨を日本に・*・*
先生
どうか おからだ大切に 倒れないで~(*^ー^)ノ頑張ってくださいネ~(*^^*)
雨・*負けないでコピット頑張って

投稿: kuro | 2014年6月11日 (水) 17時58分

石破さん   ≪凄い奴vs優秀な奴≫
日経【若い経営者を待ち受けるワナ (藤田晋氏の経営者ブログ) http://goo.gl/Fn3VzQ 】
藤田さんのこのブログ内容とは直接的に関係はないのですが‥、
日本経済の将来を支えるべき若手経営者の中では、この藤田晋さんは現実の事業マネジメントに成功しているだけではなく、構え方が広深永で素晴らしいと思います。嘗て彼が対比した「凄い奴vs優秀な奴、詳らかには、優秀な奴より凄い奴!!」が、二十数年を喪った日本経済の根因を鋭く抉っていると思います。

以下はやゝ愚見を以って修飾していますが、MBA的で計算高い経営管理やデフレ下では投資よりキャッシュが有利だという金融論に長けた優秀な大企業社長がヘタレ経済を招いたのだと。同時に、安倍“お友達&手下”政権が手掛けている経済戦略を成功させるには、MBA的な経営管理や金融論を凌駕できる「凄い大企業社長」に挿げ替えることが欠かせないのだと。
あっはっは!そういえば、今の“お友達&手下”政権の真ん中に坐す権力者も彼を取り巻く経済閣僚にも、MBA的で計算高い経営管理に長けた、またはデフレは金融現象だと云う狭浅短に歪んだ構えのご仁が多いですね。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2014年6月11日 (水) 18時21分

石破さん  ≪日本が世界を智的に主導する好機!?≫
日経【法人税、数年内に20%台に下げ 政府・与党方針http://s.nikkei.com/1mIdrwL 】
今更の論点なのですが、この政府与党方針もまた狭く浅く短い視座しかなく近視眼政策の極みだと思いますね。「法人減税をやっても法人税収は増える」という“法人税のパラドックス”は、霞が関官僚が得意にしてきた「楽観的なお伽噺Narrative(または霞が関文学)」に過ぎない。道路や橋梁など過去の公共投資など殆どの予算事業で繰り返してきた失敗の反省がない。
まあ、然し、今の“お友達&手下”政権の手口に倣えば、数を恃んで押し切り実施するのでしょうから、言うに唇寒くして致し方もない。上手くお伽噺を現実のものにして欲しいものです(勿論、期待ではなく皮肉です(哀笑))。

それは兎も角として、他方で広く深く永く構えてこそ、将来の財政再建への布石になると思います。即ち、低率の法人税は歴史的には数十年前に小さな人口規模など国家運営の固定費負担が小さい小国や島国がタックスヘイブンとして戦略的に導入したのが大国を巻き込んだ法人税引き下げ競争の幕開けでした。税務の領域はカネに直結しており工場や商品などアナログな実業や実物を抱える事業領域からは切り離しが可能など特殊な領域ですので一般的には馴染みはないが、巨大グローバル企業の管理部門就中税務部門やカネがビジネス材料である金融業がタックスヘイブンに飛び付き、大きな流れとなって現在に至っている。二重課税の回避のために煩雑極まる手続きが強要され、国家間での法人税の奪い合いも激しくなっている。その結果、先進大国が略々例外なく法人税の引き下げ競争に巻き込まれ等しく国家財政を逼迫させている。小国で生まれた不都合な嵐が世界の税務領域で吹き荒れている。このまま、先進大国が近視眼に税率引き下げ交渉に挑み続ければ共倒れになるに違いない。様々な状況は違いますが、新興国が挑んだ価格引き下げ競争の結果として先進大国に齎された荒涼とした風景と通底しているとも云える。

以上の如く構えを取れば、世界的に最も厳しく異常ともいえる財政状態にある日本が取るべきは、先進大国と小国が戦略的なWin-Winの関係を構築するために主導的な役割を果たすことだと思います。
日本の財政再建の小さな一歩になるに違いない(※注)。日本が他国が定めたルールに行儀よく唯従うだけではなく、予ての重要課題である「日本が新しい世界秩序創りに貢献する」、「日本が世界標準のルール創りを主導する」ことになる。
(まあ、綺麗ごとだけではなく、強欲資本主義や歪んだグローバル経済を十二分に享受している巨大グローバル企業やグローバル金融資本の強い抵抗と反発を打破する困難極まる役割でもある)。
(※注)この「小さな一歩」が、既に危機的状態にある日本の財政再建に時期的に間に合う保証はないのですが。

恰も、TPP交渉で関税率の価格交渉に終始するのではなく、パラダイムシフトが進行しているアジア地域でアジアの多様で有機的な文化を新しい経済秩序創りに生かす構えが期待されていることにも通底している。まあ、“広い視野と深い思考と永い時間軸”に構えれば、多くの事柄は通底するのは当たり前なのですが。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2014年6月12日 (木) 12時34分

石破幹事長殿

お早うございます!!。
いつも精力的にご活躍の程を拝し、敬意を表して居ります。小生は同郷、鳥取県出身の者です。
先日の衆参両院の国会、又、党首討論会をもつぶさに拝見していました。そこで又、所感と提言です。・・・以下、自分の言葉で記述の為敬語の省略をご容赦下さい。

小生の持論はいつも国際紛争の場合、国連安保理において討議を行い、国際的世論を背景にその解決の拠り所とすべく、先ず国連機能の強化を提言して来た。確かに現在は中国の覇権主義をはじめ、世界中至る所に民族紛争などが頻発しており、争いは絶えない現状である。

そこで、今回の政府自民党の憲法解釈変更による武器使用も可能な集団駅自衛権行使に向けて提案がなされ、国民に対しては国会を中心に丁寧に説明を行い、同意を得たいとの事であった。そして、当初は結論を得る為に期限ありきではないとも説明して来た。しかしここにおいて、国会、政府与党内においても議論がかみ合わないまま、安部総理は拙速に結論を急いでいるのである。先般の安保法制懇メンバーさえからも、「時間がなく資料の持ち帰りも出来ず充分な検討と議論が不足している」との自己反省の談話が出る程である。6月20日には結論を纏めるとの事であるが、これで本当に充分議論を尽くしたと言えるのであろうか?

国民の最大の不安は、「憲法改正論議を差し置き、取り敢えず武器使用も可能な集団的自衛権行使を解釈変更により、法整備として決定してしまおう」・・・との魂胆と取れるからである。「取り敢えず」とは、前回の特定秘密密保護法の制定と同じであり、詳細は後日詰めるとして、国民の眼の行き届かない所で決定されてしまうのではないか?との懸念と不信感からである。

そこで小生の提言は集団的自衛権行使ではなく、警察権でも間に合わない場合、国連憲章でも認められるている自国の領土、領空、領海の侵害、国民の安全を守る為に許される個別的自衛権行使のみを自衛隊対応の出動とすべきである。そして、その場合のみ自己防衛の為、武器使用も可能との限定的容認の法整備をすれば、充分であると思われる。

当面は専守防衛の個別的自衛権行使の場合のみ武器使用を容認する法整備を行い、憲法改正論議の促進、更には国連機能向上の為の提言を行うべきである。

安部総理の説明に根本的に国民が懸念する事は、平和主義を唱えながら、「専守防衛の限定」との「心根が全く見えて来ない」からであり、国会においても恫喝的な理論展開にあるかである。

戦後約70年の長きに亘って、平和的に国際貢献を担って来た我が国の方針を180度転換する政策でりあり、憲法を改正する論議もないまま、解釈変更により、我が国がいつでも戦える国にする事は国民不在の政策であり、民主主義と立憲主義を冒涜するものと言わざるを得ない。

投稿: 桑本栄太郎 | 2014年6月12日 (木) 14時42分

石破さん  ≪真摯で賢明な次の政権≫
日経【麻生財務相、法人減税 ①給料や配当に回らないと無意味 ②企業の行動を変えていってもらわないといけない http://goo.gl/2rVz1Q 】
麻生さんの経済感覚は安倍某のそれよりは数段マシだと思いますね。麻生さんの難点はその構えがいつの間にか消え失せ長続きしない点。然し、彼のこの構えでは短期的な(今の季節物に喩えれば、線香花火?)好循環は生み出せても、肝心の持続可能性が小さい。法人減税が財政に与える追加負担のリスクとの比較でも、また経済再生を果たすとか財政の再建に近付くとか遠大な重要課題と比べれば、真に線香花火策の表現がお似合いだと思います。
国内大企業が果たすべき長期的課題として新産業育成の挑戦が洩れておりそのための果敢な投資が洩れているために、経済が安定的に成長を続ける力や新しい価値を生み出す力が生まれない。従って、長期的な好循環を生み出せない。

安倍“お友達&手下”政権こそ、真に線香花火の如く短命で終わって欲しいものです(勿論、皮肉ではなく熱い期待です(哀笑))。
その線香花火は一見未だ点火されてはいないように見えますが、その時点であっても肝心なのは「真摯で賢明な次の政権」をどのように生み出すか?だと思います。
日本に残された時間が少ない切羽詰った状況に立ち向かい、その産みの苦しみに挑むのは誰方なのでしょうか?(ニッコリ!)
草々

投稿: 小倉摯門 | 2014年6月13日 (金) 12時10分

私には、専門的な知識は、解りませんが、農協という団体が、主旨を外れた状態である事は、素人の私でも明白です。何故なら、農業者に対しての農協職員数の多さと農協が行っている事業が、明らかに農業者に対する付随的事業ではなく、自団体の為的な事が多く見受けられるのは、事実です。
是非とも先生の理路整然かつ明朗な御意見で正道かつ世界に通用する農業を育成していただけるように、願っています

投稿: かとうつよし | 2014年6月26日 (木) 01時24分

石破幹事長様               都議会セクハラ野次問題はこのままうやむやのままで終わらせてよろしいのですか。連戦連勝中の自民党ですが、驕れば、たががゆるめば、また以前のように国民から手痛いしっぺがえしを受けます。安倍総理ががんばっているのに周りで足をひっぱってはいけません。悪しき芽は小さなうちにつむべきです。都議会自民党に自浄能力がないのなら、それはすなわち政府自民党に自浄能力がないのと同じです。国民からみれば都議会も政権党もなんらかわりがないのです。同じ自民党なのです。(過ちを改めるにはばかることなかれ)どうか万民が納得する決着をお願いいたします。石破さんにはその力があるはずです。                  梅雨時の天候不順の折柄、ご自愛専一にてご活躍されん事をお祈り申し上げます。   アベノミクスがんばれ、自民党がんばれ。             鎌倉 吉村        

投稿: 吉村 喜三雄 | 2014年6月26日 (木) 21時46分

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