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2015年3月27日 (金)

「軍」、上野村など

 安倍総理の「わが軍」発言が一部で取り沙汰されております。言葉尻を捉えてことさら問題視するのもいかがなものかと思いますし、総理もすぐに「自衛隊」と言いなおされています。
 しかし、この際一度「軍隊とは何か」について整理しておく良い機会なのかも知れません。

 「自衛隊は国際的には軍隊だが国内的にはそうではない」というのはわかったような、わからないような、何とも曖昧模糊たる禅問答のような答えですが、軍隊の本質が「外的勢力から国の独立を守る」ものであり、自衛隊法もこれを「(唯一の)主たる任務」と位置付けている以上、その意味において自衛隊は国際法上の「軍隊」であると言わなければなりません(「主たる任務」「従たる任務」と「本来任務」「付随的任務」は定義が異なりますので混同しないよう注意が必要です)。
 国の独立を侵すのはあくまで外的勢力ですので、その際の規範は当然国際法に依拠することになり、「国際的には軍隊」とされるのはそういう意味です。

 国内的にはそうではない、と言うのには「必要最小限度の実力しか保有しない」ことがその論拠として挙げられるようであり、政府も概ねその立場です。「必要最小限度」といういわば量的な概念を用いているところが、今一つ議論を解りにくくしているようにも思いますが、これには長い歴史の積み重ねがあります。
 「今、軍隊と言ったな!そんな禍々(まがまが)しい表現を使うことは問題だ。即刻取り消せ!」という主張をなさること自体はご自由ですが、感情論を離れた冷静な議論を避けていては事の本質から遠ざかるばかりです。

 かつて故・小室直樹博士が「軍隊は国家に隷属し、警察は政府に隷属する。軍隊に対する文民統制の必要性はまさしくここにこそある」といった論を唱えておられたように記憶します。同博士らしく実にシャープな議論ですが、当否はともかくとして、戦前の戦争に至った軌跡を検証する際、この問題意識は重要な示唆を含んでいるように思います。
 明治憲法の大きな欠陥は、いわゆる「軍政」と「軍令」を一緒にしてしまった点にあり、さればこそロンドン条約締結時の「統帥権干犯問題」のような事態が生じてしまったのだと思っていますが、安全保障法制整備で文民統制を論じるにあたり、歴史に学ぶ必要性を改めて強く感じています。
 これに関し、昨日(三月二十六日)付の東京新聞に掲載された三浦瑠麗・東大・日本学術振興会特別研究員の「『対案』がチェック機能に」と題されたインタビュー記事は、短いながら大変内容の濃いものだと思います。
 東京新聞の紙面は、我々政府・与党の立場と大きく異なることが多いようにも思えるのですが、これは秀逸でした。勿論、毎朝全紙に目を通している暇など無いのですが、朝届けられるスクラップの中にこの記事を見付けたような次第です。

 先週末は群馬県上野村の取り組みを視察して参りましたが、自治体首長の意識や取り組みによって地方のあり方がこんなにも異なるものかということを改めて実感させられました。
 今日から統一地方選挙がスタートしました。
 現行の補助金制度や地方交付税制度はそれなりに自治体間の格差拡大阻止に大きな役割を果たしてきたものの、地域の納税者意識の醸成や財政民主主義の発展を阻害してきた一面も否定できません。
 地方創生の一番の論点はここにこそあるように思います。先日インドネシアの要人と懇談した際、「何故インドネシアがスハルト氏の開発独裁体制から民主主義体制に比較的スムースに移行できたのか」が議論になったのですが、相当に大胆な地方分権が断行されたことをその一因に挙げておられたのが印象的でした。

 週末は28日土曜日が地元での統一地方選関連の数カ所での集会と、年末の総選挙で延期になった諸会合に出席。
 29日日曜日は東京からの時間的距離が最も遠い市である高知県土佐清水市(注・時間的距離が最も遠いのは島根県江津市との説もあります)で、地方創生集会での講演と統一地方選関係の集会、という日程です。

 開花宣言も出され、来週から再来週にかけて東京はお花見ムード一杯となりそうです。
 お花見なんてここ何年もしておらず、移動の車窓から眺めるだけなのですが、いつか他人様にご迷惑のかからない山里の奥深いところで茣蓙を敷いて、気の合う人たちと一升瓶を酌み交わしながら心ゆくまで花を愛でてみたいものです。このような昭和的お花見はもう流行らないのかも知れませんが…。
 皆様、お元気でお過ごしくださいませ。

Photo
3/22(日) 上野村長とバイオマス発電所にて

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2015年3月20日 (金)

ディベート、振替休日など

 石破 茂 です。
 参議院での予算審議は整斉と進んでおり、一日も早い予算成立に向けて更なる努力をしたいと思っています。
 お気づきの方も多いと思いますが、衆議院での「質疑時間一時間」とは質問と答弁を併せて一時間を意味するのに対し、参議院での「質疑時間一時間」は質問だけで一時間を意味します。前者を「往復方式」、後者を「片道方式」と呼称するのですが、片道方式は参議院のみに存在する形式です。
 答弁する立場から言えば、衆議院では延々と答弁することによって時間を費消するという技も使えますが(あまり良いことではありませんが)、参議院ではこれが通用せず、いかに要点を押さえて簡潔に短く答弁するかが技の見せ所となります。蓮舫議員などはこの辺りをよく心得ていて、時間内で鋭い質問を、ストーリー性を持たせながら多く繰り出す様は、立場を異にする党ながら見事なものだと思わされます。
 単なる絶叫型でも糾弾型でも演説型でもない、質問術を身に付けることはとても重要で、自民党も野党時代はそれまでやったことのない「ディベート学」を「ディベート大学」を主宰される北岡俊明氏をお招きして随分真剣に学んだものでした。これも政権奪回に大きく寄与したものと思っていますが、与党に戻ると折角習得したその技術が急速に失われつつあるような危惧を持っております。「ディベート型与党質問」という新たな分野をどうすれば構築できるのか、あまり答弁の当たらない質疑時間にそのようなことを考えたりしています。

 さる14日日曜日は馳代議士のセミナーで講演するため、新幹線開業に沸く金沢に行って参りました。
 時間の関係で往復とも航空機でしたが、航空機の利用者も減るどころか増加傾向にあるようで、機材も当初737―800型機に変更予定であったものが急遽767―300型機に戻され、それでも満席状態でした。相乗効果、と言うのは簡単ですが、ストロー現象を招かないための様々な工夫が周到に凝らされてきた結果だと思います。来年は新幹線が北海道まで延伸されますが、観光面ではその時が北陸の勝負時となるのでしょう。

 週末は21日土曜日が根釧地域自民党統一地方選総決起大会と釧路商工会議所青年部例会で講演(釧路市)。
 22日日曜日が「時事放談」出演(武村正義氏との対談・収録・TBS系列・午前6時)、バイオマス発電、ペレット工場視察、御巣鷹山日航機事故慰霊碑献花、UIJターン者との懇談会(群馬県上野村)、「福田達夫衆院議員陽春の集い」で講演(群馬県高崎市)という日程です。

 今年の春分の日は21日で土曜日と重なってしまったため、振り替え休日にもならず何だか一日お休みを損したような気分です。土曜日と祝日が重なっても振り替え休日が無いのは、「日曜日は法律で休日と決まっているが、土曜日は慣行上の休日にしか過ぎないから」ということらしいのですが、労働基準法は「週に一日は休日を与えなければならない」と定めるのみで、日曜日を休日とする明確な法的根拠は無かったと思います。
 日曜日に営業する職場も多いため、日曜を休日と法定することはできないのでしょうし、このあたりの法的な構成は実はかなり難しいように思われますが、一度きちんと整理してみる必要があります。とは言ってもどうせ我々が休めるはずもないのですが。

 我々がサラリーマンであった昭和50年代はまだ週休二日は定着しておらず、私の職場であった銀行などは勿論土曜日も営業しており、「土曜日とは五時に帰れる日」という認識でした。その代わりに「特休」なる制度があって、日曜以外に月に二日のお休みが認められていたのですが、「特休とは出勤簿と当日付の書類に自分の判を押してはいけない日」という位置づけであったように思います。今からすれば考えられないような話ですが、なんだかんだ言いながらも結構楽しく働いていた高度経済成長期の最後の時期でした。

 日航ジャンボ機墜落事故からもう30年も経つのですね。フェール・セーフ思想に基づいて設計された747型機でどうしてあのような事故が起きたのか、当時とても不思議に思ったものでした。昭和60年、代議士になる一年前のあの暑い夏の日が昨日のことのように思い出されます。

 皆様、良い週末をお過ごしくださいませ。

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石川県 こまつの杜・コマツ研修センター見学の様子です。

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石川県 クハ489-501ボンネット型特急電車保存会 視察の様子です。

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2015年3月13日 (金)

追悼式典、五島列島、予算通過など

 石破 茂 です。 
 
 11日は震災から四周年の追悼式典が天皇・皇后両陛下ご臨席のもとで行われました。
 誠に畏れ多いことながら、天皇陛下のお言葉はお心のこもった有り難いものでしたし、遺族代表の方々、なかでも宮城県石巻市の若い女性の言葉には胸打たれるものがありました。この式典はいつも厳粛な気持ちにさせられます。
 民主党政権のもとでの追悼式典は、両陛下ご臨席・ご退席の際も参加者は着席のまま、国歌は斉唱ではなく陸上自衛隊中央音楽隊による演奏のみという実に異様な形式で、強い違和感を覚えたものでした。
 日本において、政権交代可能な二大政党は存在すべきですし、民主党に立派な議員がいることも事実ですが、皇室や国歌に対する畏敬の念や対応が我々とは根本的に異なる政権が日本に存在していたことの恐ろしさを今更ながらに思います。

 さる8日日曜日は長崎県五島列島の新上五島町と五島市で開催された自民党長崎県連主催の地方創生大会に出席致しました。
 なかなか機会が無くて沖縄県に所在する以外の離島を訪れたことはなかったのですが、「絶景と教会と椿と五島うどんの島々」と呼ばれるに相応しい、魅力に満ちた地でした。しかし、2040年における若年女性減少率は長崎県ワースト1、2の80%前後で、極めて深刻な事態が急速に進行しつつあります。
 観光、再生可能エネルギー、水産、畜産など豊富なシーズをいかに雇用と所得に結び付けるか。五島に限らず、離島の抱える状況は全国ほぼ類似しており、「地方創生が市町村の競争であることはよく理解している。だからこそ対等に戦える条件を整備してもらいたい」野口五島市長が述べておられたこの言葉が強く印象に残りました。

 本日平成27年度予算が衆議院を通過し、来週から参議院における審議が始まります。
 「政治とカネ」の話が質疑時間の大半を占めたことはとても残念で、もっと政策的な議論があってもよかったように思います。「政治とカネ」の議論は軽視してよい、と言っているのではなく、政治倫理審査会を有効に機能させるべきではないか、との趣旨は、先般も申し上げたとおりです。この点につき、報道があまり取り上げないのをとても奇異に感じます。スキャンダル系の方が国民に分かりやすい、と思っている限り、世の中は進歩しません。  
 企業団体献金や公費助成を廃止せよ、と主張される政党もありましたが、それはいかがなものでしょうか。
 昔のことをご存じない議員が増えた所為かと思いますが、中選挙区時代と比較して、間違いなく選挙や日常活動にかかるおカネは激減しました。企業団体献金や公費助成を廃止すれば、また資産家や世襲議員が増える結果となりかねません。
 何が民主主義のコストなのか、二十数年前に行なった議論がもう一度必要なのかもしれません。実現しそうもない理想論をただ述べるのではなく、一歩でも前進させる努力が必要です。
 参議院においては衆議院とはまた違った、有意義な議論を期待しております。

 3月14日はまさしく日本のみに存在する2月14日のお返しの日。チョコレート業界だけがいい思いをするのはおかしいと飴業界が思いついたのがそもそもの始まりだとか。昔はこんな風習は無かったはずですし、なぜ日本にのみ存在するのかとても不思議です。
 40年前と比較してお見合い結婚の数は10分の1に激減しているのだそうで、結婚数の減少や少子化はこれによるところも大きいと思われます。
 2月・3月14日の不思議な風習も、若い男女の皆様の思いの成就に少しでも寄与するのであれば、とやかく言うことはないのかも知れません。

 週末は14日土曜日が守屋清・日本左官業組合連合会会長の叙勲祝賀会(都内)の後、谷本石川県知事との懇談、こまつの杜・コマツ研修センター見学、馳浩衆院議員政経セミナー(石川県金沢市・小松市)。
 15日日曜日は地元での女性集会と親族の集会(鳥取市)に出席した後、翌朝早朝に開催されるバチカン枢機卿を迎えてのオリーブ植樹祭に出席のため、静岡県下田市まで移動する予定です。

 4月、予算が成立し、統一地方選挙が終われば1日ぐらいお休みが貰えるかもしれない、との淡い期待を抱いています。
 皆様お元気でお過ごしくださいませ。

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イシバチャンネル第五十二弾

 イシバチャンネル第五十二弾をアップロードしました。元総理を語るシリーズその1として田中角栄先生との思い出を語ります。


 ぜひご覧ください

 追伸:質問は随時受付中です。

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2015年3月 6日 (金)

議員活動など

 石破 茂 です。
 予算審議も地方公聴会が行われるなど、衆議院通過の目途が立ちつつあります。暫定予算不可避とも言われておりますが、衆議院における残りの審議ならびに参議院審議においても、誠実かつ丁寧に対応して参りたいと思います。

 補助金を受けた企業からの献金が問題となっていますが、「補助金を受けたことを知っていた、知らなかった」という議論が繰り返されるのはあまり意味が無いように思います。
 かつて政治改革の議論が活発であった頃、「民主主義のコストとは何か、それを誰が負担すべきなのか」という議論を盛んにしたものでした。
 「もっと議員を減らせ、もっと報酬を下げろ」という論は一般受けするかもしれませんが、この行きつく果ては「議員は無報酬でいい」、さらには「議会は要らない」という、特定の者しか政治に携われないような結論、あるいは民主主義の否定にもつながりかねません。

 個人的には、議員の数を減らしてでも、一人一人の議員が何をしているのかをもっと有権者に分かるようにすべきだし、資金集めのような活動からもなるべく解放されるべきと考えています。
 政策研究や現場の実態把握、有権者との意見交換など、本当に議員活動に必要なお金については、厳正なチェックを前提として公費負担の割合を増やすべきではないかと思います。
 毎日メールやお手紙を沢山頂き、書籍、雑誌の類もそれこそ山のように送られてくるのですが、正直とても対応できていません。「せっかく書いたのに」「すぐに読んで欲しいのに」という思いがおありだろう、といつも申し訳なく思うのですが、これが現実です。
 米国議会のように、多くのスタッフがそれらを読み、分析し、議員に提案・意見し、返答するようなシステムを可能とするべきですし、それなくして立法が行政に対等に対峙することは困難ではないかと思います。

 国会議員であれ、地方議員であれ、その人が日頃何をしているのか、有権者にはまずわかりません。ホームページは今やほとんどの議員が持っていますが、長期間更新していないものも散見されます。
 国会議員は選挙の時だけ「候補者の横顔」「候補者の抱負」「当選者は語る」などの記事が載りますが、これとて選挙妨害になってはいけないので一律の羅列記事的になりがちですし、地方議員の場合には候補者が多いこともあってそれすら無いのが現実です。
 
 統一地方選挙が間近ですが、無投票選挙区や候補者が定数に足りない選挙区が増えつつある現実は極めて憂慮すべき事態です。「民主主義の学校」と言われる地方自治の世界で起こっていることは、即ち政治の劣化そのものではないでしょうか。
 「大切なものはタダではないし、誰かがそれを負担しなくてはならない」という、実に当たり前のことが忘れられようとしていることに、政治はもちろんのこと、国民ももっと危機感を持たねばならないのではないかと焦燥感に駆られます。

 あくまで報道ベースでしか情報を知らないのですが、川崎市の極めて痛ましい事件を受けて、いかなる対策が可能なのか、少年法改正の議論のみならず、具体策の早急な制定が必要です。
 このテーマは何も今日只今、急に生起したものではなく、刑法や少年法、犯罪学の古典的な論点であり、三島由紀夫の「午後の曳航」(昭和38年)のテーマのひとつでもあります。
 選挙権年齢の引き下げと併せ、適用年齢を引き下げることにより、成人に対するものと同様の犯罪抑止効果がどこまで期待できるのか、「少年であることによる更生の期待性」はどの程度のものなのか。
 我々は「牧野刑法」や「フェリーの社会防衛論」、「ロンブローゾの生来的犯罪者論」などを否定的に習った世代ですが、もう一度きちんと学習しなくてはなりません。

 先週訪問した宇都宮市の「お猿さんがもてなしてくれる居酒屋さん」は映像向きのテーマであったようで、いくつかのテレビでも取り上げられました。
 食品衛生法や動物愛護条例など、多くの社会的規制をクリアし、猿へのあふれる愛情をもって芸を仕込む努力を積み重ねて今日があるのであって、お世辞抜きに立派な取り組みだと思いました。
 「やねだん」も「中村ブレイス」も「ななつ星in九州」もそうなのですが、実際に行ってみてその素晴らしさがわかるという体験が続いています。映像や字面、伝聞推量や自分の勝手な思い込みだけで判断や批評してはいけないことをつくづくと思い知らされる日々です。

 週末七日土曜日は天神川河川防災ステーション竣工式(鳥取県倉吉市)、自民党大会政策シンポジウム「地方創生」で講演とパネルディスカッション(党本部)、自民党大会での鳥取県表彰者との懇談会。
 八日日曜日は自民党長崎県連演説会(長崎市)、自民党上五島支部「地方創生推進上五島集会」(長崎県新上五島町)、自民党五島支部「地方創生推進五島大会」、市町村からの要望会(長崎県五島市)という日程です。
 離島は本当は泊りがけで行きたいのですが、日程上どうにもならず残念です。

 日一日と春めいてまいりました。お元気でお過ごしくださいませ。

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2015年3月 3日 (火)

「居酒屋かやぶき」視察の様子です。

 事務局です。

 2月28日(土)、栃木県宇都宮市・「居酒屋かやぶき」(サルがおしぼりを運んでくる、外国人がお客の大半を占めるという店)にお伺いした時の様子です。

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「居酒屋かやぶき」の皆様、ありがとうございました。

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