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2015年3月20日 (金)

ディベート、振替休日など

 石破 茂 です。
 参議院での予算審議は整斉と進んでおり、一日も早い予算成立に向けて更なる努力をしたいと思っています。
 お気づきの方も多いと思いますが、衆議院での「質疑時間一時間」とは質問と答弁を併せて一時間を意味するのに対し、参議院での「質疑時間一時間」は質問だけで一時間を意味します。前者を「往復方式」、後者を「片道方式」と呼称するのですが、片道方式は参議院のみに存在する形式です。
 答弁する立場から言えば、衆議院では延々と答弁することによって時間を費消するという技も使えますが(あまり良いことではありませんが)、参議院ではこれが通用せず、いかに要点を押さえて簡潔に短く答弁するかが技の見せ所となります。蓮舫議員などはこの辺りをよく心得ていて、時間内で鋭い質問を、ストーリー性を持たせながら多く繰り出す様は、立場を異にする党ながら見事なものだと思わされます。
 単なる絶叫型でも糾弾型でも演説型でもない、質問術を身に付けることはとても重要で、自民党も野党時代はそれまでやったことのない「ディベート学」を「ディベート大学」を主宰される北岡俊明氏をお招きして随分真剣に学んだものでした。これも政権奪回に大きく寄与したものと思っていますが、与党に戻ると折角習得したその技術が急速に失われつつあるような危惧を持っております。「ディベート型与党質問」という新たな分野をどうすれば構築できるのか、あまり答弁の当たらない質疑時間にそのようなことを考えたりしています。

 さる14日日曜日は馳代議士のセミナーで講演するため、新幹線開業に沸く金沢に行って参りました。
 時間の関係で往復とも航空機でしたが、航空機の利用者も減るどころか増加傾向にあるようで、機材も当初737―800型機に変更予定であったものが急遽767―300型機に戻され、それでも満席状態でした。相乗効果、と言うのは簡単ですが、ストロー現象を招かないための様々な工夫が周到に凝らされてきた結果だと思います。来年は新幹線が北海道まで延伸されますが、観光面ではその時が北陸の勝負時となるのでしょう。

 週末は21日土曜日が根釧地域自民党統一地方選総決起大会と釧路商工会議所青年部例会で講演(釧路市)。
 22日日曜日が「時事放談」出演(武村正義氏との対談・収録・TBS系列・午前6時)、バイオマス発電、ペレット工場視察、御巣鷹山日航機事故慰霊碑献花、UIJターン者との懇談会(群馬県上野村)、「福田達夫衆院議員陽春の集い」で講演(群馬県高崎市)という日程です。

 今年の春分の日は21日で土曜日と重なってしまったため、振り替え休日にもならず何だか一日お休みを損したような気分です。土曜日と祝日が重なっても振り替え休日が無いのは、「日曜日は法律で休日と決まっているが、土曜日は慣行上の休日にしか過ぎないから」ということらしいのですが、労働基準法は「週に一日は休日を与えなければならない」と定めるのみで、日曜日を休日とする明確な法的根拠は無かったと思います。
 日曜日に営業する職場も多いため、日曜を休日と法定することはできないのでしょうし、このあたりの法的な構成は実はかなり難しいように思われますが、一度きちんと整理してみる必要があります。とは言ってもどうせ我々が休めるはずもないのですが。

 我々がサラリーマンであった昭和50年代はまだ週休二日は定着しておらず、私の職場であった銀行などは勿論土曜日も営業しており、「土曜日とは五時に帰れる日」という認識でした。その代わりに「特休」なる制度があって、日曜以外に月に二日のお休みが認められていたのですが、「特休とは出勤簿と当日付の書類に自分の判を押してはいけない日」という位置づけであったように思います。今からすれば考えられないような話ですが、なんだかんだ言いながらも結構楽しく働いていた高度経済成長期の最後の時期でした。

 日航ジャンボ機墜落事故からもう30年も経つのですね。フェール・セーフ思想に基づいて設計された747型機でどうしてあのような事故が起きたのか、当時とても不思議に思ったものでした。昭和60年、代議士になる一年前のあの暑い夏の日が昨日のことのように思い出されます。

 皆様、良い週末をお過ごしくださいませ。

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石川県 こまつの杜・コマツ研修センター見学の様子です。

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Img_1592
石川県 クハ489-501ボンネット型特急電車保存会 視察の様子です。

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コメント

おつかれさま~

投稿: mr | 2015年3月20日 (金) 19時54分

これは、横川軽井沢間の急勾配峠に対応した、上野駅口の「白山(金沢行き)・あさま(長野行き)/(確か、間合い運用で「雷鳥・北越」に使用)」に使われていた、「旧国鉄色・クハ489系-501(AU12形クーラー搭載)///確か、登場当時から金沢運転所所属だったかな???古い資料を見ないと不明だ…)」。EF63重連との協調運転。(石破さん、これはまたすっごい楽しそうですね。満面の笑みですね。いい笑顔だ。)

投稿: 村井啓介 | 2015年3月20日 (金) 23時45分


石破さん、
お疲れ様です。
(`ヘ´ゞキリリ


私は昭和47年生まれ
ですから、50年代は
保育園~中1辺りか(笑)石破さんとは15歳違いだと思いますが、
私から感じる石破さんはとてつもなく知識が豊富であり、人の痛みの
分かる十分な大人で
ありつつ、少年みたいな方です。誠実に一途に
生きてる感じが。


若いというのは、苦労や痛みの経験が少ない為、残酷といいますか、人をむやみに傷付けたり
しますけども、そうゆう若さではないですから。上文の感じですね。


私、デザイン専攻の際の
授業で、存在するものの
イメージを的確に表すという課題で好成績でした。
(^ω^)
例えば、"ソフトクリーム"は


   hard
    |
    |
hot――+――cool       |
    |   .
   soft  ↑
     この位置が
      正解


このような縦横軸表の
中のどの位置に値するかというもの。
正解があるんですよ。
(^ω^)


一ヵ所間違えましたが
あとは正解でした。
人やもののイメージを
捉えるのは得意だと
いう話でした(笑)


では、お休みが中々
無いようですが
心身共に御自愛し、
今週も頑張って
下さい。


では、失礼致します。

投稿: lyrics&front | 2015年3月21日 (土) 03時20分

いつもごくろうさまです。  これからもお元気でご活躍くださいませ。

投稿: 61 | 2015年3月21日 (土) 04時51分

あら、電車から顔を出すゲル大臣かわいい

「ディベート」についてですが、小学校あたりから学校教育でディベートを必須にした方が良いと思います。
諸外国では子供達がスピーチの訓練を早くから受けるようで(学校で必須なんでしょうかね)、みんな「人前に出て話をすること」が上手いですよね。
ディベートに関してもそうなのかな~と思います。

日本人はとかく「自分と意見の異なる人=気に入らない」という発想になってしまう人が少なくないようで、それは「建設的に議論する」という経験を積む機会が少ないからだと思います。

それにしてもゲル大臣、「モーレツサラリーマン」でいらしたんですね

投稿: hinomoto | 2015年3月21日 (土) 09時24分

石破先生♪
様々なテレビを見て思ったのですが、メディアの力って大きいですね。
地方創生にメディアの力も取り入れたらどうでしょう?
メディアの協力も借りればより一層地方の良いことが全国に知られると思うのですが…素人の意見ですが、すみません!
もしよろしければ一度ご検討なさってください。
様々な職種の方たちが協力すれば地方創生出来ると思います

投稿: もも♪ | 2015年3月21日 (土) 10時12分

イタズラな効率化は、人を見ようとしない人を増やした。時に公務員が悪者にならざるをえない世の中。本当に公務員が悪いのか?


もう一度、非効率の良さを見直さないか?全てにおいて効率化が正しい道だとは思わない。


不便な日本に魅力を感じる今日この頃。

投稿: よねちゃん | 2015年3月21日 (土) 13時30分

石破さん ブログのご更新、有り難うございます。予算審議の山が越えた安堵(?)の雰囲気が行間からも伝わってきます。これからが成果を出すための地方創生の実践段階ですので期待しています。ご健勝とご活躍を念じます。

   ≪ディベート?妄想教育?≫
予て愚見では、そもそもディベートDebateとは数十年前の発祥地米国では「論破“術”」であり、例えば極めて賢い(“賢明”に非ず、必ずしも褒め言葉ではない)米国の弁護士が、仮令加害側・被害側の攻守立場を入れ替えても論理と理屈を取り換えて相手を論破する術として普及したものと認識しています。即ち、ディベートする本人には信念がない、真実を求める心もない。「術(すべ)」とは須らくそういうものでもある。
他方で、多面的で複雑な事情群が入り乱れる場面に常に身を置く政治家にはそんな術でも必須の技術であり、ディベート力を鍛えてこそ歪んだ政治権力者を辞任に追い込むこともできるし、様々な国会論議を経て「コトを成せる」(同時に“否ならば否”)のだと。今の弱小野党にはこのディベート術さえ備わっていないのだから、国家論議に全く鋭さがなく、政治権力者はにやにやと相手を小バカにした態度でも切り抜けられる。

まあ、当時と今、米国と日本の大きな違いがあるのだから同じディベートと呼んでも全く別物だろうと思い、野党時代の自民党に講義された「北岡俊明俊明式ディベート学(?)」をネットで調べると、下記のURLに辿り着きました。結果は似ても似つかぬモノでした。北岡式ディベートは、下の苫米地さんが指摘する「洗脳(マインドコントロール)」以外の何物でもない。謂わば妄想教育??
Wiki:ディベートと洗脳;http://goo.gl/WiWblz
【苫米地英人によれば‥ディベートの弁論技術は‥脱洗だけでなく誘導の方法においては洗脳(マインドコントロール)を行う際の有効な手段になると指摘する】

-----記-----
シンクタンク戦略大学http://www.japandebate.com/
1.北岡俊明会長のご挨拶 
2.「ゴジラ先生(のブログ?)」(抜粋)
平成27年3月18日(水):日本と韓国の違い
①日本人「嘘つきは泥棒の始まり」
 韓国人「嘘つきは韓国人の始まり」
②日本人「他人のものを盗ってはいけません」
 韓国人「他人のものはオレのもの」
③日本人「捏造・偽造をしてはいけません」
 韓国人「捏造・偽造は韓国の始まり」
(以下省略)

蛇足:安倍某は北岡式ディベートの最優秀賞受賞者ですね。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2015年3月21日 (土) 15時26分

中国主導のAIIBですが、いずれTPPに中国を迎え入れる時が来るのですから、その時の交換条件にしてはどうでしょうか。バスに乗り遅れるな、は余りいい言葉ではないですよね。

投稿: BET2 | 2015年3月21日 (土) 16時09分

お疲れさまでした。
今度はぜひ新幹線で来石川をしてください。

投稿: 山田正雄 | 2015年3月22日 (日) 07時30分

石破さん   ≪四猿の振る舞い≫
ProjectSyndicateと云うネットの上質な論争の場で、特に特集を組んだ訳ではないのに、立て続けに(共に3/16付け)日本の財政問題を論じています。リスクマネジメントの鉄則に従い、過剰債務状態が世界の懸念と注目を集めている証しだと捉える必要がある。

① How Scary Is the Bond Market? by Robert J. Shiller
http://po.st/9Ww20A ”When an event has never occurred,
it cannot be predicted with any semblance of confidence.”
歴史に先例のない事態は「想定外」に押し込まれ易く、楽観が蔓延り易い。
②他方で、こういう(↓)楽観論(暴論?)もある。
Japan’s Accounting Problem  by Adair Turner http://po.st/SHjewu
”But the more probable market reaction will be a collective
shrug of the shoulders, accepting permanent monetization
as the only possible safe way to alleviate an otherwise
intractable debt burden.”

また、3/21にはReuters-NYTも追随した:Abe-Kuroda Honeymoon Soured by Fiscal Friction  http://nyti.ms/1Okh9O4 
財政の健全化には、黒田さんが主張された"Achieving the primary balance target is just a first step. Only through this would Japan think about gradually reducing the debt-to-GDP ratio," と云う順序が当たり前のこと。その当たり前の順序を好き勝手に引っ繰り返すのが、安倍が予て得意とする真実の糊塗(有態には嘘)でしょう。
また、四猿(見ざる、聞かざる、真実を言わざる、国内の叡智者に言わさざる)の振る舞いでしょう。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2015年3月22日 (日) 11時19分

ブログのアップありがとうございます。

今年の春分の日は土曜日と重なってしまいました(。-_-。)
企業にお勤めの方は土日出勤で平日おやすみの方も多いので、どうなのでしょうか?

先生がお勤めされていた銀行でもそういう内規があったのですね。

国会での質疑について、相手に厳しい質問を投げると逆に答える側に真摯な答弁している印象を与えるというマイナスがあると思います。(^。^)難しいです。

新幹線は人の流れを食い止めるために地元の創意工夫が掛かっていますね。

今週もお仕事頑張ってください。

投稿: くま | 2015年3月22日 (日) 19時16分

 鉄道対航空機の輸送シェアという観点で見ると、概ね3時間以内であれば鉄道優位という一般論がありますから、東京-金沢間が最速の「かがやき」で約2時間半となれば、断然新幹線優位になりそうです。しかし私は、最近はこの一般論が当てはまるとは限らないと考えます。
 その理由として、空港や駅までのアクセス性と運賃があると思います。
 アクセスに関しては、特に地方空港は市街地から離れた場所にあることが多く、北陸でも富山空港や小松空港はこれに該当します。となれば、空港周辺の道路は車による移動がスムーズですが、新幹線駅からとなると市街地の混雑・渋滞などで目的地まで余計な時間がかかってしまうことがあります。
 また、料金では航空会社が危機感を持ち値下げをして対抗しています。例えば、羽田-富山・小松便は9千円台(旅割28)という格安の早期割引運賃も設定されています。対する新幹線は東京-金沢間14120円(普通車指定席、通常期)で両者は相当差がある。
 このように見ると、首都圏-北陸間の輸送は新幹線優位とは言い切れず、何より石破大臣が今回新幹線を使わなかったことがその証です(笑)。
 上記はあくまでも私個人の仮説ですが、意外に航空会社は事前の予測よりシェアを落とさず健闘するかもしれないと思っております。

投稿: 特急おおとり | 2015年3月22日 (日) 20時23分

【1985年(昭和60年)8月12日の墜落事故】

 この事故があった当日に、私は、某建材メーカーの面接試験を受けていたのを覚えています。帰宅した時には、その事故がテレビなどでニュースになっていました。行方不明と云う内容であったと思います。御巣鷹山に激突したらしいというのは、かなりの時間が経ってから、少しずつ判明していったようで、4人の生存者の発見は、翌日になっていたのではないかと思いますね。もっと早く機体の発見ができていれば、多くの生存者の救出ができたようなことを伝えるメデアもありました。この事故は大きな衝撃でした。事故が8月12日の午後6時56分頃の墜落と解っていながら、墜落した機体の発見は、翌13日午前4時30分過ぎの航空自衛隊救難隊による「墜落機体の発見」、続く5時10分の陸上自衛隊ヘリによる機体確認。となっています。夜間に何もできない当時の体制はやはり大きな問題ですね。あれから30年ですが、こういう捜索体制の進歩というようなものは、あるのかどうかは、事故が起きてみないと解りませんね。幸い、この事故以降航空機の墜落事故は国内航空会社にはないわけで、外国航空機の空港内での離陸時着陸時の事故が散発的に発生しているだけですね。墜落ゼロの記録の更新を続けてほしいものです。
 
 あれから30年、指摘されて初めて気が付きますね。30年という時間の長さを思います。あの頃というのは、バブル経済全盛の勢いがあったように思います。あの時代の再現は、2度とできないのかもわかりませんね。その勢いは、1989年まで続きます。昭和の最晩年と言ってもいい時代に起きた最悪の墜落事故ですね。あのような事故がなぜ起きたのかについては、今でも異論を持った人がおられるようですが、墜落した事故機の発見にかかりすぎた捜索時間の事を問題にする人がいないのは残念な気がします。墜落場所の特定に9時間もかかるのは異常だと思いませんか。それが、生存者の数を少なくしてしまった大きな原因ですね。

 あの事故について思うのは、今なら捜索時間をかけずに発見と救出ができるのだろうかという事だけですね。事故機には、問題があったという事をいまさら蒸し返しても何か得られるものがあるのかよく解りません。それより捜索時間に要した時間の方がとても気になった事故です。国内の山間部に墜落することが捜索を遅らせることになったのか? そう云う方面の見直しをやったのかどうかよくわかりませんね。マレーシア航空の遭難事故などは、未だにどこに墜落したのかまるで何も解っていません。インド洋上の広大な海域と御巣鷹山周辺を比べる意味はどこにもありませんが、墜落した機体の発見という作業は、思っている以上に難しいことなのかもわかりませんね。発信機を常備しているブラックボックスが当時においても同じように作動していたと思いますが、それでも9時間もかかったのはなんでかというのが大きな疑問です。
 私などは、あんな重たいものが空を飛ぶという事自体が重力に対する反逆であると思っていますので、100%の安全安心は、既にないと思っています。しかし、自動車の交通事故より発生頻度の少ない安全性はあるが故に産業として成り立っているのだという理解をしています。不断の努力がなければ、公共交通手段としての航空産業は廃れてしまいますね。一瞬の判断ミスが大変な事態を引き起こす事がある分野なので、大変な仕事だと思います。

 30年経っても飛行機は様々な事情で、簡単に墜落してしまいます。そして、その機体の発見が難しい。それが現実の姿ですね。

投稿: 旗 | 2015年3月22日 (日) 22時25分

【テロとの戦いが広がりを見せている】
 
 中東地域だけが突出しているように見えるのかもわかりませんが、無防備な観光客が命を奪われる事件が起きたことは、その地域に観光目的で旅行をすることも命懸けという事になります。
 民主党は、例によって、いつものように政府の対応を批判するのかと思っていましたが、民主党のHPでは、『「このような無差別殺傷事件は許されるものではない」と厳しく非難した』とあり、『「海外での日本人の安全確保は、特に近時急激に困難な要素が高まっていることは間違いない。各国での治安の安定、背景にあるべき民政を安定にすることは、わが国のもっとも得意とする分野だ」と答えた。』そうである。これを官房長官の対応につなげたいという目的があるのかもわかりませんが、情報収集能力を問題にしないところが民主党の限界を表しているように思います。

 この観光客襲撃事件は、犯行現場に居合わせたチェニジア人のインタビューで『警察官と外国人を狙うために来た』と話していた」』という発言があります。犯行の内容もそれに沿ったようにほとんどが外国人に向けられた襲撃であることも解っており。民主党が言うような無差別殺戮ではありませんね。防犯カメラに残された映像からも容疑者と鉢合わせした一般のチェニジア人は発砲されることなくその場から逃げています。ニュースとして既に分かっている状況も考慮に入れることもせずに『無差別殺害事件だ』と息巻くのは頭の悪さを晒しているだけのように思います。問題は、チェニジア政府に向けられた犯行であるという疑いがあるという事ではありませんか? 
 ハビブ エシード首相が率いる現政府は、2015年2月に発足したばかりであるという点が興味をひきますね。大統領は、昨年の11月に選挙で選ばれ就任して間もないという状況でもあります。新政権に対する不満を持った勢力が問題を起こしたと見ることもできるわけで、ISISの犯行という声明があっても、チェニジアの大統領辺りは、国内の反政府集団ではないかというコメントを出していたように思います。実際のところは、今もよく解っていないのではありませんか? 無差別テロではないという見方が、仏蘭西のテレビ局にもあるようで、先の現地人のコメントも、仏蘭西の取材陣が採り上げた話として伝わっています。アラブの春を経験した国の政情は未だ混乱の途上にあると見たほうが正解ですね。安定した体制には程遠いのではありませんか? 2011年からこの3年の間に2人も大統領が変わり、4つの内閣が誕生したところです。イスラム過激派も混乱に紛れて入り込む隙がありますね。そういう国に旅行に行くという感覚は危険地帯に飛び込むようなものではないかと思います。そういう見方ができない民主党は、やはり外交を任せる能力がゼロというしかありませんね。政府は、旅行業者の認識がどうであったのかについて調査するべきですね。他に観光地で有名なエジプトあたりなどは、政情不安という事も依然としてあるので、渡航注意対象にあるとは思いますが、一般国民が安易に旅行先で殺されることがないような注意を喚起することも必要ではないかと思います。

投稿: 旗 | 2015年3月23日 (月) 03時39分

いつもブログのアップ有り難うございます。

雷鳥でのお写真、笑顔がとても良いですね!
ご多忙の中で、ほんの少しの息抜きをされたでしょうか?

参議院での予算審議。

野党の週刊誌ネタで執拗な吊し上げと思う質問をされる方、質問自体が意味をなしていない質問をされる方、独自の世界に酔うかのように持論を展開し、指さしをされる方・・など、見ていて余り気持ちの良いものではありません。政策論議がきちんとされるべき国会で足を引っ張るだけの野党はいかがなものかと思います。ディベートも然り、説明の仕方も然り、自民党の議員の方も、たゆまぬ努力と自己研鑽が信頼へと結びつき政権を強固にしていくのだと思います。

統一地方選挙も目の前となってきました。
春を彩る桜のようにたくさんの花を自民党には咲かせていただきたいと思います。

季節の変わり目、石破先生、スタッフの皆様もお元気にご活躍ください。応援しております。

投稿: 露草 | 2015年3月23日 (月) 08時33分

石破さん  ≪日本と中国の違い≫
日経【シンガポール建国の父リークアンユー 日本への遺言http://s.nikkei.com/1HoW1Es
日本について「座視したまま年月が過ぎ、もはや対応力があるとは思えない」と言及。中国には「改革開放政策から約35年経ち、政策に過ちがあれば修正する能力があること、より大きな問題へ発展する前に手を打てることを証明してきた」と評価している(日本への低い評価)のと対照的だ】
経済界だけではなく政界にも、日本の指導者は真に「どうしようもない“茹で蛙“」だと喝破されています。

とは云え、リークアンユーさんが、仮令座視せず行動を起こしても、それが「戦後レジームの脱却」や「積極的平和主義」などの美辞を弄し、また脱“茹で蛙“を謀るために(“図る”に非ず)狭浅短で乱暴な愚行を繰り返す今の安倍政治を称賛する道理は微塵もない。間違いや愚かさを評価する所以はない。
仮にも、安倍某やお友達の側近がこの遺言を読んで、予ての歪んだ誤解を深めていると想像するだに恐ろしいことですね。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2015年3月23日 (月) 13時06分

先生お疲れ様です。ももさんのコメントにはある意味無限大の可能性を秘めた意味もあるのかなと思いました。私はあまちゃんドラマのファンで能年玲奈ちゃんのファンでもある53歳のオヤジです!今やあまちゃんはアジアの6億人で視聴されていると言われています。おしん以来の注目度です。おしんとは内容が違い一概に比較出来ませんがあまちゃんの方が現代的で受けるのかなとは思います。そこで岩手第三セクターの三陸鉄道の話が将来的なビジョンとして如何にあるべきかを地方創世とリンクして官民上げて夢だらけを少しでも現実の物に作っていくベースを作れないかと思います。震災以降の人口流出で産業の衰退化は認めざるを得ない中、今ある物を最大限生かすのに三陸の海の資源を、観光と一体化してのミニリアスシーライナーの復活を期待したいです。青森の八戸から岩手大船渡間約228Kmを5時間半程度でつなぐ事が出来る事で、観光列車を海外とりわけアジアからの観光客向けにサービス出来る様復活して欲しいです。沿岸エリアに最低一泊をしてもらえる企画を提案、ホテル等宿泊施設の充実等やるべき事はあり過ぎるのでしょうが、今やらないで後は無いでしょう。メディアを利用させて貰って官民一体の三陸沿岸エリアを観光地で地方創世は不可能ではないと思います。就職の場も確保も並行して行ける様期待出来るのではと思います。

投稿: 畠山敏三 | 2015年3月23日 (月) 17時42分

水素ステーションの設備費用が5億円。移動式の水素ステーションなら、2.5億円ですか。八戸の鉄鋼金属大手企業(=創業者は旧会津藩士)の設備で蒸気その他(?)を使って水素を生産供給出来たとしたら、どの程度の設備投資金額で供給出来るかな?可能になったとした場合、水素が社会に浸透した場合、(設備更新費用等は別として、)半永久的だろうな。(八戸のご当主との関係はどうなのかな?あと、旧広島藩主のご当主は浅野家。谷垣先生のご関係筋の旧広島藩士・知略家の影佐家のご子孫は現在もご健在で、旧広島藩内での繋がりは有るのでしょうかね?各藩の藩主(=戦国武将含む)・旗本・藩士の子孫は今も繋がりが有るのかな?各藩の子孫達で「武家の会」とか作ったら良いのに。)

投稿: 村井啓介 | 2015年3月23日 (月) 22時01分

訂正)そう言えば、古い資料本を倉庫から引っ張り出して調べたら、クハ489-501は、登場当初は向日町運転所所属だったらしい?「白山・あさま・雷鳥・北越・しらさぎ」等に使用されたらしいですね。

投稿: 村井啓介 | 2015年3月23日 (月) 22時32分

石破大臣殿

今晩は!!
連日の国会審議及び週末の講演、イベントなどこなされ、大変お疲れさまであります。
小生は同郷、鳥取県出身の者であります。

平成27年度一般会計予算が参議院へと送られ、あまり活発とは言えない審議で進められる中、去年7月に閣議決定された集団的自衛権行使容認に向けて、与党内の公明党との意思に齟齬があった内容について、「安全保障法整備の具体性な方向性について」今回合意を見たとして各報道機関へ発表がなされた。

その内容として即ち・・・
1、「グレーゾーン事態」
①自衛隊法の改正により
・自衛隊と共同で警戒監視や共同訓練など  日本防衛につながる活動を行う米軍や他国 軍を守れるようにする

2、「他国軍への後方支援」
①周辺事態法の改正
・日本の平和と安全に重要な影響を与える事 態に、米軍以外の他国軍への後方支援を行 えるようにする
・地理的制約を外す

②恒久法の整備
・国際社会の平和と安全のために活動する  他国軍への協力支援活動を可能に

3、「PKO以外の人道復興支援」    
①PKO協力法の改正
・道路整備などの人道支援や住民保護などの 治安維持を可能に
・国連平和維持活動(PKO)参加5原則と同様 の厳格な原則を作る

4、「PKOでの駆けつけ警護」
①PKO法の改正
・PKOに派遣された自衛隊が離れた場所にいる 邦人や他国部隊などへの攻撃に、駆けつけ て反撃をする
・任務遂行型の武器使用を認める

5、「集団的自衛権」
①自衛隊法の改正
・武力行使の新3要件を満たす新事態の際、 自衛隊の防衛出動を可能に

6、「邦人救出」
①自衛隊法の改正
・領域国の同意がある場合には、武器使用を 伴う邦人救出を可能に
・領域国の同意が及ぶ範囲に活動を限定

7、「船舶検査」
①船舶検査法の改正
・周辺事態法の改正と連動してシーレーンな どの活動を可能に
・国際社会の平和と安全に必要な船舶検査を 可能の

8、「外国軍への燃料や食糧供与
①物品役務相互提供協定の適用範囲拡大
・共同訓練や日本での災害対処などに加え、 警戒監視や海賊対処などにも拡大

以上の内容からなり、与党公明党からの強い要望により、特に自衛隊の海外活動の参加に当っては以下の3要件を確立し適切な判断を行うとした

①自衛隊が参加し、実施する活動が国際法上 の正当性を有すること
②国民の理解が得られるよう、国会の関与等 の民主的統制が適切に確保されること
③参加する自衛隊員の安全の確保のための必 要な措置を定めること
以上であるが、さて新聞などにより、その具体例とポイント、及び今後の課題を何度も読み直したが、空恐ろしくなる程の内容である。

去年の5月、拙速に過ぎる有識者会議からの答申を受け、何度も与党内にて協議をしたものの、その当時政府首脳は「地球の裏側にまで行って、戦争を可能にするものとの馬鹿げた指摘をする向きもある」と嘲笑していたが、全くその通りのものではないか?

即ち・・・
①地域は限定しない
②日米安保のアメリカ以外の他国軍への支援
③周辺事態法を改正し自衛隊出動を何時でも可能にする恒久法の整備
④あくまで武器・弾薬・食糧・給油、水などの後方支援としながらも、攻撃された場合 には武器使用も可能にするなどであり、本当にこれで現憲法の解釈のみで可能とするのか?との大変疑問と空恐ろしくなるほどの不信感である。

あくまで後方支援のみであり、専守防衛に徹すると言うものの、嘗ても述べたが後方支援活動は前線活動とは一体であり、軍の活動そのものである。我が国の自衛隊が活動中に攻撃されれば、武器使用の反撃も可能としているが、何処の誰が攻撃されてから反撃するというのであろう?そのような事態になればこちらから先制攻撃しなければ、自己防衛もままならず、これはもうすでに戦争そのものなのである。

安倍政権になってから、益々右傾化の方向を示しており、日本は一体どのような国家体制へと進むと言うのであろうか?
振り返れば、この2年半の内、国家安全保障法による特定秘密保護法の制定、武器輸出の解禁、武器開発の促進、更に最近は自衛隊の文民統制から文官統制へ、海外駐在武官の復活、アメリカCIAの日本版、秘密情報局設置検討など、次々へと嘗ての戦前の体制を彷彿させるものばかりと思うのは小生のみでろうか?
その事ばかりではなく、アメリカ軍との共同訓練の増大、沖縄の日米の陸・海・空の巨大基地化など一体何を想定して何故これ程まで激しい軍事訓練を行うのであろか?
国会中継も少なく、肝心な事柄は国民はあまり分からず、益々愚民政策へと転換していると思うのは小生ばかりであろうか?

日本国民は急激な変化を望まず保守中道を願って居り、我が国の領土、領空、領海の防衛と国民の身体・生命・財産の防衛は世界中から認められるれている、個別的自衛権行使のみで充分可能である。国際的平和維持活動は憲法改正の上、国連安保理決議の下のみで行うものとすべきである。現政権の与党協議のこの内容が通れば、シリアでの他国軍への参加も可能となり、武器使用のみで解決をする事ばかりに専念する事になるであろう。

安倍総理が現政権のトップである以上は、小生は『憲法改正には絶対賛成しない』と明言するものであります。
この4月から地方自治の選挙が行われますが、現与党からの候補者は苦戦を強いられる事になるものと予想されます。

以上、心底からこの国の将来を憂う者がいる事を石破大臣に措かれましてはご記憶下さいませ。一般の国民と云えども、誰でも不安を抱いている事かと思います。


投稿: 桑本栄太郎 | 2015年3月23日 (月) 23時06分

【イエメンで内戦勃発】

 我が国の駐イエメン大使館は、先月の15日、既に閉館しているそうだ。ここは渡航退避勧告が2月10日に発令され、危険地域であると伝えられていた。ロイターも、23日付けのネット記事で
『[アデン 22日 ロイター] - イエメンの首都サヌアを掌握したイスラム教シーア派系の武装組織「フーシ派」は21日、南部の要衝タイズを制圧した。』と伝え、同国の指導者というか武装勢力の頭目と呼んだ方がいいのかよく解らないフーシーという人が『フーシ派指導者のアブドル・マリク・フーシ氏はテレビ演説で、イエメンがリビアのような内戦状態に陥る危険があると指摘。また、この数日の武力展開について、イスラム国対策が目的だと述べた。』そうである。この内容のとおりであるなら、ISISからの防衛という事になると思われますが、アラビア半島の南端にまで勢力を拡大するほど、ISISの力は増大しているのでしょうか? 
 なんかよく解りませんね。ここもアラブの春の政変劇が起きた国の一つで、チュニジアの影響などがあった地域として有名ですね。あれから騒乱状態にあるという事だと思います。3年以上続いているわけですね。武装勢力の頭目のフーシー派とは、イランの支持を受けているシーア派のイスラム教徒のようです。ISISはスンニ派の中でも過激な連中なので、大変な状態にあると思います。戦火の拡大があると言えますね。大変なことです。

 イエメンは、アラビア半島にある国の中では、非常に珍しい共和制の国で、石油や天然ガスの発見が遅かったことで、貧しいかった時代が長く続いていた国です。我が国では、歌謡曲の『コーヒールンバ』で有名なモカマタりという珈琲豆の産出国で有名になった国ですね。そして、ここには米軍の駐留基地もあるのですが、CNNのネット記事では『サヌア(CNN) 中東からの情報によると、米軍は21日までに、イエメン南部のアナド空軍基地に駐留する特殊部隊の撤退を開始した。治安状況の悪化が理由とされる。』撤退する米軍が報道されています。大きな戦争になってしまうのではないかと思いますね。シリアの内戦も解決のめどがついていません。既に800万人ほどの難民がシリアの周辺にあふれている状態で、イエメンは、約1200万人の人口を抱えている国らしいので、難民流出は必至ですね。

 国連は何をしているのかと騒ぐ人がいないのは実に残念なことです。シリアウクライナリビアそしてイエメンと内戦の数を膨らますことしかできない人物をいつまで祀り上げるつもりなのかという事ですね。この韓国人は、2007年の正月に国連事務総長に就任しています。内戦ぼっ発国のすべては、彼が就任してから起きた動乱と言っても過言じゃないですよ。
 あの韓国人が事務総長に選ばれたという事は、戦争を企む勢力があったという事なのかと疑いますね。彼一人の責任ではないのですが、あまりにも役に立たない姿を晒しすぎではありませんか? 細かなことを言えばきりがありませんが、比較的規模の小さいナイジェリアやスーダンの内戦、或は反政府暴動と呼んでいるのかもわかりませんが、そういうものですら解決に向けた行動を世界に示すことがない人です。何をやっているのかと云えば、周辺にいる国連職員を韓国人で固めているという話が、就任した年から縁故人事をやりまくることで有名になった人です。無力化する国連は、第2次大戦前にあった国際連盟よりもさらに頼りない組織に成り下がっているんじゃないかと思いますね。いつまでこういう人物を重要な職に置いておくつもりなのか真剣に考えないといけませんね。
 2009年の夏、何を思ったのか突然アウンサンスーチー女史に会いに行くと言ってミャンマーをアポなし突撃したことがあります。しかし、面談もできないままNYに帰ったと報道されていました。あれには、世界中が驚いたと言われていますね。我が国には世界の笑いをとる鳩山由紀夫がいる。しかし、この韓国人は事前準備や相手の都合も考えずに行動する点において、鳩山を超えることは間違いがありませんね。その非常識さにおいても鳩山は負けていると思います。この残念な人が、何かの役に立つとすれば、一日でも早く自ら辞任する以外の道しかない。戦火の拡大を防ぐには、行動力や見識の備わった人物の登場がどうしても必要になってきます。アポなし突撃をやる国連事務総長は、必要な人材なのか? 世界は考えないといけませんね。

投稿: 旗 | 2015年3月24日 (火) 01時38分

今朝の農業新聞


消費税の増税分を価格転嫁できていないのは3割みたいな書き方をされていたが、あくまで小売価格の話。


農家にしてみれば10割できていない。市場価格を見れば一目瞭然。


結局、ちゃんと見えてるヤツは居ないって事か。


日本は農家を殺す気か。

投稿: カバチタレ | 2015年3月24日 (火) 07時53分

石破さん  ≪憲法改悪、スマートパワー≫
誰方かのコメントにもありますが、今更ですが、私も「安倍某の憲法“改正”には絶対賛成しない」と明言します。と云うか、私の認識では、そもそも安倍某のそれは憲法“改正”ではなく「憲法“改悪”」ですから反対するのが当たり前だと思います。安倍某のそれは石破さんの憲法改定論とも国家観に繋がる大局だけではなく小局や細部に大きく多くの齟齬があると、確信していますので尚更です。

例えば、AmongManyOthers、安保論について云えば、過去70年の平和憲法の歴史の中で育まれてきた日本版安全保障体制は、安倍某が目指す「欧米流のハードパワー(軍事力)に偏った安保体制」ではない。表面的な憲法解釈である非武装が極端に左寄り過ぎたのは間違った現実だとしても、極端に右に寄り過ぎた憲法改定は“改悪”に他ならないと明言します。言い換えれば、いずれも単純と短絡が過ぎるのです。狭浅短が過ぎるのです。

そんな平和憲法の歴史を持つ日本こそ、Joseph Nyeさんが予て提言されておられる「スマートパワー=ハードパワー+ソフトパワー」を装備するべきなのだと思います。然すれば、複雑系で考えることになる。広深永に思考することにもなる。ODA資金は本来その経済的ソフトパワーの重要要素だが、安倍某が世界にばら撒いているカネは「軍事的な中国包囲網」、「テロの武力による撲滅」を目指している。即ち、ハードパワーに従属しそのための手段に成り下がっていては、複雑で繊細なスマートパワーなんて身に付く道理がない。
日本は予て世界から「特異な国」と視られてきている。それで善いじゃあないですか。スマートパワーを実践すれば、安保の分野で日本は「素晴らしい特異な国」として崇められる。要は、善いことの全ては安倍を権力の座から引き摺り下ろすことから始まる。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2015年3月24日 (火) 11時50分

我が軍、か


そりゃそうだろ。後方支援だろうが何だろうが戦争に加担する事に間違いないワケで、誰が見ても軍隊だ。


残念な話だ。

投稿: カバチタレ | 2015年3月24日 (火) 18時20分

子供(=小学生まではスケートも。朝練や夕練。長根運動公園のスケートリンク場はまだ残ってたのか…。)の頃(から高校=軟式野球。大学はバスケ等)、白球を追いかけて泥だらけの野球三昧の日々だったが、いよいよ春の甲子園が始まったようですね。いつの間にか見ることが無くなっていましたが、以前、東北の球団が優勝したりと、野球を見たいなと思うようになってきた。回復してきているようだ。

投稿: 村井啓介 | 2015年3月24日 (火) 23時47分

3.11を経験し、国家として、地域として、企業として、今後も起こりうる災害(→古文書・歴史書・史跡・史蹟ほかや地層地質学ほかの科学的学問をしっかり研究し対策をすること。)に対するソフトハード両面の対策を少しずつ行っていく。その意思・意志を政治・行政や企業(=特に経営陣)・学術機関等々は忘れずに着実に進めて頂きたい。国民一人一人も各人が出来る範囲内で為すべきことを為す=備蓄・保存食の用意や箪笥他の倒壊防止策などetc。(国家も企業も国民も、各々が為すべきことを為していくことで、「大難が小難に、小難が無難に」となっていくと考えます。)

投稿: 村井啓介 | 2015年3月25日 (水) 01時09分

石破さん ≪新時代の新しい感性と才能が要る≫
日経【高くても売れる http://s.nikkei.com/1EF5UYB 】
この記事は石破さんが地方創生行脚で目指しておられる「新時代の新しいビジネスモデル」に多数の示唆を汲み取れる好事例だと思いご紹介します。
(以下は政治の外野故に、既に推進中というポイントもある筈で、その点は悪しからずご了承くださいませ。ペコリ)

今の時代の特に都市部の消費者は、商品やサービスが少量でありかつ個性的であることに拘る。ありきたりのものではなく、使い手のニーズを熟知したり、また心地よさを感じるデザインであったり、事業者が「商品をゆっくり時間を掛けて制作する」ことが肝心だと云うお話。イメージとしては京都流、イタリア流でしょうか。
仮令価格が高くても、顧客のニーズにフィットする商品やサービスは価値が高いと捉えられ、価格の高さを感じないので売れるのだと思います。大量生産大量消費時代の発想では事業が縮小するか停滞を余儀なくされるかは当たり前、「新時代の新しいビジネスモデル」では発想も遣り方も変わるのが当たり前。
であればこそ、地方を中心に大きな裾野が広がるSMEに大きなチャンスが眠っている時代でもある。

但し、①個性的であること、②ありきたりのものではないこと、③使い手のニーズを熟知していること、④また心地よさを感じさせるデザインなど(順不同)の智慧や技能は、一般的に地方には蓄積がない。即ち、地方に智慧を出せ発想を変えろと旗を振って地方がその気になったとしても、ビジネスメイクの段階では(そのやる気は後段階で生きてくるが)もそもそも無理な要求と云う面はある。また、中央官僚にも地方官僚にもそれらの智慧や技能は略々全面的にない。即ち、今まで石破チームが進めて来られた人員派遣は頭でっかちで大きな役には立つまい。
時代のニーズにフィットした新ビジネスを生み出すには、原宿や表参道の露地に潜んでいる若い感性、逞しいやる気、デザインなど優れた資質・能力、およびそれらの才能を統制し指導できるビジネスマン(“サラリーマン”に非ず)を注ぎ込むことが欠かせないと思う。例えば、政府が力を入れている「クール・ジャパン」との協働が非常に有効だと思います。
其れには、それらの優れた才能の全てを地方に移住させる必要はない。IT技術を駆使すれば能力の商品化サービス化は十分に可能だと思います。そんなビジネスモデルが緒に就き職が増えれば、人材としての若者たちも地方に移住するに違いない。G型経済とL型経済に好循環が生まれるのではないでしょうか。

蛇足:以上は、中間層の復活に繋がりますが、特に都市部の貧困層の救済には直接的には繋がるまい。別途の智慧と方策が要ると思います。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2015年3月25日 (水) 14時28分

私はガラケーユーザーだ。スマホに移行しない特別な理由は無いが、ガラケーが好きだから使っている。だが、いよいよガラケー難民になりそうだ。徐々にサービスが無くなり、閲覧できるサイトが減り、Twitterも使えなくなった。全盲の方などはショックが大きいだろうし、いわゆる機械に弱い人には息苦しい世の中になってきた。バリアフリーが叫ばれる中、逆行するこの流れ。弱者を切り捨てるんじゃなく、弱者がそれなりに抗える世の中にしてくれよ。

投稿: カバチタレ | 2015年3月25日 (水) 21時02分

安倍総理が「わが軍」と発言されたそうですが、何か狙いがあっての発言でしょうか?不必要な挑発はやめられた方がいいように思うのですが。自民党内で諫めて頂ければと思います

投稿: BET2 | 2015年3月25日 (水) 21時33分

ヘリ空母「いづも」。3.11のような巨大災害等が起きたとき、たくさんの被災者の人達を救助救出することが出来るようですね。(退役した海自の船を改造して、海保巡視船への水素供給補給船として、官民で実験してみることは可能なのですかね?難しいのかもしれないが…。)

投稿: 村井啓介 | 2015年3月26日 (木) 00時00分

【独逸航空機墜落事故】
 
 24日に起きた事故で150名の乗員乗客の全滅が伝えられています。ブラックボックスの一部が破損された状態で発見され、回収されたという記事も既にあり、分析作業が始まっているらしいです。結果が報告されるまでは、なにが原因で起きたのか誰も解りません。今メデアが伝える話は現場の状況と乗客の使命とかですが、なぜか憶測に基づくいい加減な墜落原因を記事にするところがあるのは、政治的な混乱を狙った意図でもあるのだろうかと思ってしまいますね。来週の後半以降にならないとあの航空機で何が起きたのかわからないという事です。
 しかし、30年前の日航機墜落事故を振り返っている時に、こういう事故が起きるとはやりきれない思いがいたします。ちょうど、ニコラスフェイス著の『ブラックボックス』を読んでいたところでした。まだ読み終えていません。他にも航空機事故関連の本を読み返していたところだったので、気になりますね。
 亡くなられた150名の御冥福をお祈り申し上げます。
 現場の写真はロイターなどで報道されていますが、原形をとどめるものがない状態で、激突と言ってもいいような惨状です。何があったのか? 静かに調査官の報告を待つしかないと思いますね。

 『頑丈に作られたブラックボックスが破損した状態で回収された』

 これがこの事故の深刻さを表していると思いますね。墜落事故は本当に怖いです。

投稿: 旗 | 2015年3月26日 (木) 05時19分

スマホ

私も普通の携帯です。ワンセグが見れるのにいしばチャンネルの動画が見られないのは、何故なんだろう…見方がわからないだけなのか、スマホじゃないとダメなのか…見れる方法があるなら教えて下さい。

投稿: まな | 2015年3月26日 (木) 22時40分

【アジアインフラ投資銀行】

 シナ帝国がその参加を呼び掛けている国際金融機関の設立話があるそうだ。それに応じる国が、3月26日現在35カ国になるそうである。この銀行の目的は、アジアで必要とされるインフラ資金の需要が莫大であるという前提があると思われているからである。しかし、そこには政治的な思惑がしっかりあって、シナ帝国の思い通りになる金融機関の誕生ではないかと疑う勢力もまた存在する。そして、IMFや世界銀行と競合する分野があるという事実もそれを主導的に運営する国からの疑念もあり、我が国の立場はその参加を見送る方向にあると伝えられている。
 
 シナ帝国は、世界銀行アジア開発銀行の得意先として長年にわたり利用してきた経緯がある。その立場についての見解は、インフラ投資銀行の設立呼びかけの声明には一切触れることがない。自分達が現在もまだお世話になっているという事実を隠して、別にインフラ投資銀行を設立することの意味がよく解りませんね。アジア開発銀行からの債務をすべて返済し終えてから、やるべきことではないかと私などは思うのですが、インフラ投資銀行の準備資金にアジア開発銀行からのお金も流用するようになっているようにしか見えない辺りに、この新事業の設立意図が透明性を欠くようにしか見えません。
 参加表明した35カ国は、シナ帝国の経済に魅せられているという状況にあるのだと思いますが、シナ帝国が国際社会を主導するような立場でやってきた中身について、歴史の浅い点などに注意を要することも必要になってくるのではないかと思います。シナ帝国は、昨年ロシアインド南アフリカブラジルを誘い込み、ブリックス開発銀行の設立を決定したことがある。その後の続報がどうなっているのかよく解らないのは、我が国のメデアや欧米のメデアに関心がないことが原因になっているのかもわかりませんが、主要メンバーにロシアが加盟していることで、ウクライナ紛争の展開とともに、ブリックスの地位も国際的に低下していることがあるのかもわかりません。現状は、頓挫という表現がふさわしいような気がします。それがあって、シナ帝国は、今回のインフラ投資銀行を思い立ったのではないか? 参加国の数を増やす狙いがあり、しかし、それにはロシアブラジル南アフリカの姿がありません。インドは両方に名を連ねていますが、両国の関係を見れば、仲が良いとは思えませんので、隠れた意図を抱えながら参加しているのだろうと思います。ブリックスはどうなっているのかという事が興味があります。しかし、シナ帝国は何も言わないまま、今はインフラ投資銀行の事しか言いませんね。透明性のない活動が既にあるという事ではないかと思います。
 この設立話に韓国が参加表明をしたそうです。これは、この銀行の未来を危いものにしているという事ではないかと思ってしまいますね。彼等が味方に付く側の顛末が悲惨な状況に陥るという法則があるので、詳しい説明が不要です。それはともかく、価値観の共有がない多国籍間協議が銀行設立に向けた足並みをそろえることができるのか注目する必要があります。出資額に応じた発言権というのが当然のように主張されることになるのは、どこの金融機関でもある話ですが、それに嫌気を指している国がIMFとかに頼らないという事もあるわけで、マレーシアなどは、1997年の金融危機の時の対応が有名です。そういう事の反省は今のアジア開発銀行などにあるのかどうかわかりません。シナ帝国がそういった方面の配慮ができる人々の集団とはとても思えませんので、設立準備から大きなもめごとが勃発するのではないかと思います。

 金融戦争がこれではっきりする事態になれば、世界の発展に寄与することになるのか破滅をもたらすことになるのか? 行方が気がかりですね。

投稿: 旗 | 2015年3月27日 (金) 04時58分

【独逸航空機墜落事故の続報】

 ロイターや時事通信がネットで記事にしているニュースとして、仏蘭西の検察が、ボイスレコーダーの解析に基づいて、一つの見解を表明したそうである。フライトレコーダーの行方が完全に解っていないらしいので、補完するような証明に至らない可能性があると前置きしながらも、どうも副操縦士が、自殺目的で、航空機のコックピットから機長の入室を拒否し、任意で山に激突したらしいと状況の中身を発表したそうだ。米国の航空安全関係の役所も、『テロの疑いはない』というコメントをすでに出しているそうなので、自殺目的に航空機を利用するという事自体がテロ行為に思えますが、しかし、それは、所謂政治的意図を持ったテロ行為とは違うという意味なのだろうと思います。
 我が国で起きたJR西の福知山脱線事件を思い起こさせる衝撃がありますね。副操縦士の精神状態に向けた捜査が今後の大きな焦点になるという事のようですが、既に亡くなった人の精神状態をどうやって調べるのかよく解りません。名誉棄損とか騒がれるような気もしますね。副操縦士が28歳であったという年齢からも、あの脱線事件との類似をほうふつとさせるものがあります。我が国は、あの運転手の精神状態まで踏み込んだ報告はありません。事故に至るまでの経過の中で運転ミスがたび重なっていったことで追い詰められたのではないかという事を可能性として報告しているだけですね。背景には日勤教育の問題とかも指摘されていたように思います。運転歴が浅いという事も、運転ミスを犯したことの原因のようにされていますね。独逸の副操縦士の場合は、機長の入室拒否とかを無言でやっているらしいので、その精神状態がどうであったのかと疑念を抱かれる理由のように扱われているそうです。普通ではない状態というのは突然起きるものなのかという事で、それはそれで、怖いことだと思います。未然に防ぐことができないという意味で怖いという事です。謎ですね。
ともかく、そういう人物を採用した会社という事で責任は非常に重大ですね。米国のパンナムのように、これが原因で倒産するかもわかりませんね。

投稿: 旗 | 2015年3月27日 (金) 05時25分

農地を集約化すると農家所得が増えるという理屈が全くわからん。畑というのは一枚一枚個性がある。畦一本跨いだだけで土壌は変わるのだよ。

投稿: カバチタレ | 2015年3月27日 (金) 08時59分

石破さん  ≪宮内義彦氏≫
日経【戦後70年への想い 勇ましさへの危惧 (宮内義彦氏の経営者ブログ) http://s.nikkei.com/1HNGle9 】
漸く企業経営者から今の政治権力者への危惧と懸念が出て来ました。特に知識人や有力メディアが沈黙の螺旋に沈んでいる今は、この事実は尚更に慶ばしい。
下記は先程その日経記事に対して投げた愚コメントです。そのままコピーペイストさせて戴きます。

-----記-----
そもそも経営とは会社や事業のみならず国家経営にも通じる。国家経営が危機に瀕すれば会社も経済全体も破綻の淵に瀕するのは数多の戦争の歴史が証明している。この経営者ブログ執筆の皆さんが今の国家経営者に強い懸念と危惧を表明されることが大変に慶ばしい。特に知識人や有力メディアが沈黙の螺旋に沈んでいる今は尚更です。ご指摘の「知性と教養と想像力を総動員」すれば戦争の実体験に肉薄は出来るし、今の勇ましさが過剰であり乱暴だと感得できるし危惧も深まる。その点では同盟国アメリカでさえ今の日本に深い危惧を示している。一方で知性教養想像力を総動員すれば危惧すべきは戦争だけではない。愚見では国民生活に直結する経済再生戦略も危惧される必要がある。未だに一の矢のカンフル剤効果に縋り肝心の三の矢を藁で編んで仕舞っては経済再生が成る道理がない。南洲遺訓が訓える通り、経営トップの重職には「大人(たいじん)を据える」しかない。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2015年3月27日 (金) 10時21分

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