「軍」、上野村など
安倍総理の「わが軍」発言が一部で取り沙汰されております。言葉尻を捉えてことさら問題視するのもいかがなものかと思いますし、総理もすぐに「自衛隊」と言いなおされています。
しかし、この際一度「軍隊とは何か」について整理しておく良い機会なのかも知れません。
「自衛隊は国際的には軍隊だが国内的にはそうではない」というのはわかったような、わからないような、何とも曖昧模糊たる禅問答のような答えですが、軍隊の本質が「外的勢力から国の独立を守る」ものであり、自衛隊法もこれを「(唯一の)主たる任務」と位置付けている以上、その意味において自衛隊は国際法上の「軍隊」であると言わなければなりません(「主たる任務」「従たる任務」と「本来任務」「付随的任務」は定義が異なりますので混同しないよう注意が必要です)。
国の独立を侵すのはあくまで外的勢力ですので、その際の規範は当然国際法に依拠することになり、「国際的には軍隊」とされるのはそういう意味です。
国内的にはそうではない、と言うのには「必要最小限度の実力しか保有しない」ことがその論拠として挙げられるようであり、政府も概ねその立場です。「必要最小限度」といういわば量的な概念を用いているところが、今一つ議論を解りにくくしているようにも思いますが、これには長い歴史の積み重ねがあります。
「今、軍隊と言ったな!そんな禍々(まがまが)しい表現を使うことは問題だ。即刻取り消せ!」という主張をなさること自体はご自由ですが、感情論を離れた冷静な議論を避けていては事の本質から遠ざかるばかりです。
かつて故・小室直樹博士が「軍隊は国家に隷属し、警察は政府に隷属する。軍隊に対する文民統制の必要性はまさしくここにこそある」といった論を唱えておられたように記憶します。同博士らしく実にシャープな議論ですが、当否はともかくとして、戦前の戦争に至った軌跡を検証する際、この問題意識は重要な示唆を含んでいるように思います。
明治憲法の大きな欠陥は、いわゆる「軍政」と「軍令」を一緒にしてしまった点にあり、さればこそロンドン条約締結時の「統帥権干犯問題」のような事態が生じてしまったのだと思っていますが、安全保障法制整備で文民統制を論じるにあたり、歴史に学ぶ必要性を改めて強く感じています。
これに関し、昨日(三月二十六日)付の東京新聞に掲載された三浦瑠麗・東大・日本学術振興会特別研究員の「『対案』がチェック機能に」と題されたインタビュー記事は、短いながら大変内容の濃いものだと思います。
東京新聞の紙面は、我々政府・与党の立場と大きく異なることが多いようにも思えるのですが、これは秀逸でした。勿論、毎朝全紙に目を通している暇など無いのですが、朝届けられるスクラップの中にこの記事を見付けたような次第です。
先週末は群馬県上野村の取り組みを視察して参りましたが、自治体首長の意識や取り組みによって地方のあり方がこんなにも異なるものかということを改めて実感させられました。
今日から統一地方選挙がスタートしました。
現行の補助金制度や地方交付税制度はそれなりに自治体間の格差拡大阻止に大きな役割を果たしてきたものの、地域の納税者意識の醸成や財政民主主義の発展を阻害してきた一面も否定できません。
地方創生の一番の論点はここにこそあるように思います。先日インドネシアの要人と懇談した際、「何故インドネシアがスハルト氏の開発独裁体制から民主主義体制に比較的スムースに移行できたのか」が議論になったのですが、相当に大胆な地方分権が断行されたことをその一因に挙げておられたのが印象的でした。
週末は28日土曜日が地元での統一地方選関連の数カ所での集会と、年末の総選挙で延期になった諸会合に出席。
29日日曜日は東京からの時間的距離が最も遠い市である高知県土佐清水市(注・時間的距離が最も遠いのは島根県江津市との説もあります)で、地方創生集会での講演と統一地方選関係の集会、という日程です。
開花宣言も出され、来週から再来週にかけて東京はお花見ムード一杯となりそうです。
お花見なんてここ何年もしておらず、移動の車窓から眺めるだけなのですが、いつか他人様にご迷惑のかからない山里の奥深いところで茣蓙を敷いて、気の合う人たちと一升瓶を酌み交わしながら心ゆくまで花を愛でてみたいものです。このような昭和的お花見はもう流行らないのかも知れませんが…。
皆様、お元気でお過ごしくださいませ。
3/22(日) 上野村長とバイオマス発電所にて
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コメント
おつかれさま
投稿: mr | 2015年3月27日 (金) 19時53分
地方創生って前に進んでるの、地方は良くなってきたの。地方創生ってよく分からないよね。
色んな閣僚が地方創生のこと時々しゃべっていること耳にするけど何が何だかごちゃ混ぜになってない? て言ってるのは自分だけじゃないよ。 月日だけが経ってない、難しい仕事かもね地方創生ってしごと、誰がしても良くも悪くもって感じで終わるよねきっと!
投稿: tori | 2015年3月27日 (金) 20時06分
石破さん ≪“犯人”は野放しのまま≫
引用【わが軍‥言葉尻‥総理もすぐに自衛隊と言いなおし】
この事件でことを荒立てるのは市民のレベルで大人気ないのですが、斯く幕引きを急ぐのは国家レベルで大人気ない。
大国の政治権力者たる安倍某の「わが軍」発言は、一般庶民に引き直せば「俺はお前のボスだが、緻密なことは嫌いだ!私情に駆られて暴走することが得意なのよ」と宣言したに等しい。幸いにして(?)、大衆は其処までの深読みは出来ないし、既存メディアはそんな安倍政権を批判(否定?)する報道は出来ない仕掛けが出来上がっている。
然し、愚見では、「わが軍」発言が騒がれるべき原因は、戦後70年間に亘り自民党政権が現行憲法を細々と分解し都合の好く解釈し、憲法の根本思想と現実を乖離させてきた咎にある。即ち、素直に憲法精神を読み解けば自衛隊が存在する根拠はないのに、その存在を現実のものとしてきた。其処には狭浅短とは云え戦後の永きに亘った「緻密な化粧」があった。あの安倍発言は、見事に(軽薄にも?)その化粧を引っぺがした。なんの断りもなく、「直ぐに自衛隊と言い直し」て済む話ではない。
まあ、この石破さんのブログでは【この際一度「軍隊とは何か」‥】と続き本質に迫っておられるので、ことなきを得ています。
但し、国家と国民にとっては“私情に駆られて暴走するだけの乱暴な犯人”は野放しのまま、全く問題解決にはなっていない。
草々
投稿: 小倉摯門 | 2015年3月27日 (金) 20時24分
言葉尻と言うが、そんな事は当たり前。また、感情論と言うが結構ではないか。人は感情を持っているから人なのだ。ゴチャゴチャと理屈ばかりを並べて本質を誤魔化すのもいかがなものか。
投稿: カバチタレ | 2015年3月27日 (金) 21時01分
電力代に跳ね返るコストパフォーマンスもあるだろうけど、
四国とか北海道旅行をすると丸太を山積みしたトレーラーを沢山見ました。
また、特に大分あたりは地熱発電が盛んなようで。
好きではないけど八丈島では地熱発電を3倍増、
揚水発電も導入し再生エネ利用率を9割くする方向だとか。
今までは原発の政治力に遠慮して推進出来なかったエネルギーを進めて、
日本社会の構造を改善していただきたいものです。
投稿: 鳩肉 | 2015年3月27日 (金) 21時26分
>気の合う人たちと一升瓶を酌み交わしながら心ゆくまで花を愛でてみたいものです。このような昭和的お花見はもう流行らないのかも知れませんが…。
何をおっしゃいますやら^^
今もまだその考えはずっと日本人の心に
息づいております。
そしてこれからもそう有って欲しいと思います。
自分的には石破さんのご尊顔をながめながら
カミさんとイッパイやれたら最高です^^
そんな日が来ると良いなぁ(*^▽^*)
投稿: 辰ニイ | 2015年3月27日 (金) 22時01分
軍と言って何が悪い?
日本国三軍(陸軍・海軍・空軍)
当たり前の話。
投稿: 坂倉 一郎 | 2015年3月27日 (金) 22時55分
石破さん、こんばんは。
僕は安倍首相の言っておられた「我軍」と言っていることには全く興味はありません。
むしろ、なぜこんな事にこだわるのかが理解出来ません。
ささいな事ですよね。
それよりも石破さんが言っておられるように第二次世界大戦の総括をする必要があると思います。
僕も含め、変な歴史教育を受けてきました。
同じ間違いをしないためにも総括は必要でしょう。
大手マスメディアが頼りにならないので、正しい情報を手に入れられる環境を作る必要が出てきました。
石破さんは政治の内部から客観的に見られる立場の人です。このことは安倍首相は心強いと思います。
お互い何かの縁ですよね。
不思議です。
バイ。
川影杉雄
投稿: 川影杉雄 | 2015年3月27日 (金) 23時41分
石破さん、
お疲れ様です。
(`ヘ´ゞキリリ
国際上の『軍隊』…
日本の自衛隊は防衛
であって、
国際上はどの国も軍隊であるわけですもんね。
国の代表として国際的にかかわる御立場である
事からくる発言であると分かっていれば、
くだらないヤジも無くなると思うのです。
前にもコメント致しましたが政治家であるプロの
御発言は、素人の私共にはとても分からない、
他国との立場からの情報や知識、経験からのものであり、文句を言う前に学びましょうよ、と
思います。
無知なのは私達なの
ですから。
ただ、本当におかしな
政治家もいる訳ですからそのような人達のイメージで一纏めに偏見で見て
しまうというのが一般人なんですよね。
難しいですね。
>お花見なんてここ何年もしておらず、移動の車窓から眺めるだけなのですが、いつか他人様にご迷惑のかからない山里の奥深いところで茣蓙を敷いて、気の合う人たちと一升瓶を酌み交わしながら心ゆくまで花を愛でてみたいものです。このような昭和的お花見はもう流行らないのかも知れませんが…。
他人様にご迷惑が
掛からない山里の奥深い所で、ですか?(´・ω・`)迷惑を掛けるのは
こちら側ですよ。
人の多い場所ではとてものんびり花見なんて
出来ませんものね。
沢山の人に興味津々で
見られて声を掛けられ、写真を撮られ…
公人とはとてつもなく
大変ですね…。
気心の知れた御親友と
ゆっくりお花見出来る
日が訪れる事を
願っています。
その際には私も参加
したいですね(笑)
お酒は飲めませんから、御注ぎ致しますo(^-^)o
美味しい料理は用意して下さいねアハハ!
では、またお邪魔
致します。
我が家のウグイスはもう、
囀ずっていますよ
失礼致します。
投稿: lyrics&front | 2015年3月28日 (土) 01時29分
いつまで言葉遊びを続けてるんですか、この国は。前文に「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」なんて妄想を堂々と掲げている辺りからちょっと勘弁して下さいよとしか思えないのですが。
投稿: nh | 2015年3月28日 (土) 06時29分
自分は週末をのんびりと楽しませていただきますが、先生はほんとにごくろうさまです。 どうかお元気でご活躍くださいませ。
投稿: 61 | 2015年3月28日 (土) 08時57分
メタボ対策
またまたテレビで見ました。「世界一受けたい授業」で飲むだけで痩せる…東大の教授がプレゼンしてました。アミノ酸+東大式ウォーキング…アミノ酸だけでもいいけど、東大式ウォーキングをプラスするとダイエット効果が増すんですって
いいんじゃないですか…アミノ酸は一日スプーン3杯、ウォーキングは20分×2回ですって…そこで相談ですが、アミノ酸を保険扱いにして貰えませんか!健康診断にメタボの測定が加わったんだから、痩せる為に国も力をかして下さい(^_-)-☆
投稿: まな | 2015年3月28日 (土) 20時47分
【三浦瑠麗さんの記事をネットで読みました】
文民統制をシビリアンコントロールという言葉の訳語としてはどうなのかという疑問が随分前からあったように思います。その「文民統制」を撤廃する方向に、議論の行方があるらしいという話を拝見しました。メデアは、『戦争のできる国』『右傾化だ』と騒ぐところがここに在るようですが、我が国は、現憲法の下で70年近くなりますが、この文民統制の現実を国民が考えることなく過ごしていたような印象を強く受けますので、システムとしての文民統制とは何かについてよく理解していないような気がしますね。そして、それまでの現役武官が大臣をやっていた時代に生きていた人々も少なくなり、その違いがどうなのかについて話題になることもなかった時間が長かったこともあり。違いを理解する人はいても説明できるほどの実感を持っている人がいないことも事実であります。
軍を統率し命令を下すことと開戦の判断を下す行為は全く別であると思います。それがシビリアンコントロールという考えが生まれてきた理由になると理解しています。戦争を始めるに至る過程のどこからどこまでが文官である政治家の責任なのかという事と、戦争を始めると決定してからの後の事についての政治家の責任はどこにあり、それが軍の統率のどの部分まで関与することができるのかについて十分な議論をしたことがあったのかという事ではないかと思います。
ややこしい話になってしまうのは、我が国が持つ自衛隊をどのレベルの軍隊なのかという事もはっきりさせておかないと話を前に進めることが難しいという事があるからだと思いますね。防衛だけの軍隊というのは、世界史的に見ても広くあるようで実はないような気がします。防衛を言う概念の中身によることがあると思いますが、戦争を避けるための防衛手段の行使という事も考えられるわけで、軍の移動だけで相手国に威圧的効果を与えることがあれば、それ自体が戦争の準備という事にも見えるわけで、それのために国境の境界が不確かな地域に軍を進めるという行軍さえも防衛のための軍の行動と云えなくはないと思います。国境が確定していると両国のどちらかが思っていても、相手国がその国境は我が国としては認めないのだというような口実そのものが戦争を開く理由にもされることがありますので、軍の行動に防衛専門の軍と呼ぶのは主観的な認識になる場合がありますね。そういう事もまた政治家の責任で軍を動かせば、シビリアンコントロールが機能した軍の行動という事になるのかどうかという事です。
三浦さんの話には、戦争に参加しない文民は好戦的になるという件があります。命令をするばっかりの文民という意味なのかと思います。戦争が起きるかもわからない状況というのは、頭に血が上っている場合があるという事で、冷静に『戦争をするべきではない』という言葉を聞く文官も少ないのだろうと思います。それは、昭和16年の我が国の政治家も同じ思いにいたことであったと推察することはできます。
それは、軍部に引きずられたという事ばかりではなかったように思いますよ。あの時あの場で物を言う政治家がいたとして、その人が軍人に拉致されたというような事実があれば、シビリアンコントロールは当時においては本当になかったと言えるわけで、実際の話として、誰も異議を表に出す政治家が存在しなかったという事ではありませんか? 議会におられた反軍演説で有名な斎藤隆夫代議士さえも、軍に身柄を抑えられたり、拘束を受けたりしたような事実はなく、だからと云って、戦争をする東條内閣に閣僚として参加したというような事実もありません。シビリアンの意味が今も我が国にあって謎の用語に思えるのは、歴史的な裏付けがないからだという気がしますね。斎藤隆夫のような人が東條内閣の閣僚であったなら、太平洋戦争は起きなかったのかという事です。とてもそうは思えませんが、仮定の話なので、難しい判断になります。
政治の手段としての戦争を政治家はどうしたいのかという事ですね。それも正面から議論することに、70年かかったという事ではないかと私は思います。東条英機は、陸軍大将という階級の軍人でしたが、同時に内閣総理大臣という政治家でもありました。そう云う立場の者がいたから戦争が起きたと単純に考えるほど戦争は容易に発生するのかという事です。戦争を煽る勢力の存在こそ問題であると思いますね。それは、多くの場合メデアにその責任があるように思います。焚き付ける勢力の存在は、冷静さを奪う事に力があるわけで、それが国を危める方向に導くのではないかと思っています。
例えば、朝日新聞などは、度重なる捏造記事の掲載で、韓国人を焚き付け、我が国に謂われのない犯罪を押し付け国民の名誉を奪うようなまねをしたことで、自らの歴史を知っていながら被害者のふりをして金にたかる韓国人という逆の印象を我が国民に強烈に焼き付けたことになります。おかげで、韓国朝鮮人は、人でなしだという印象が強まり、嫌韓という言葉が普通に語られるほど韓国人を見る目が変わったと思います。冷静さを失った捏造をやってきたことがこれをもたらしたのではありませんか?
日韓首脳会談が開かれることがないのも何時までも誤った歴史認識を盾にとる片意地な韓国政府の対応にありますが、それをそういう方向にもっていったのは、我が国の反日メデアに原因を求めることができますね。教科書問題とかも捏造が発端です。【『侵略』を『進出』と書き換えた】とは、よく言えたもんで、そういう記述のある教科書はどこにもなかった。彼等反日メデアは、これで謝罪もしなかったから、韓国にそれが伝わることが遅れ、日本人は嘘を重ねたと言われることに繋がっていますね。そして、今に至るもその報道の謝罪がない。戦場売春婦の話と福島原発の吉田調書は、誤報があったと記事にしましたが、1980年代からのこっちの話は正式に誤報であったという事実を認めたことがありませんよ。人々を煽ることしかやってこなかったメデアが戦前戦中戦後変わらぬままでは、何を議論しても報われることがありません。文民統制関連の議論さえも捻じ曲げられるように思いますね。冷静さが彼等にあるのかという事です。東京新聞の記事は、政治家や国民は、責任ある立場にいる国会議員の活動について述べてもメデアが誤った報道で国民を焚き付ければ戦争は何時でも起きるという事を無視していますね。第4の権力と呼ばれる無責任集団を何とかすることが平和への道ではないかと思います。
報道の自由がないことを我が国のメデアは自覚しているのだろうか? 『報道しない自由』だけが彼等の手にありますね。そして、でっち上げをやる自由と共に、国民を煽動しようとしていますよ。彼等を何とかしないといけませんね。
投稿: 旗 | 2015年3月29日 (日) 00時16分
【独逸航空機墜落事故の続報から】
ボイスレコーダーの発見から、墜落30分前からの機内の音による状況の再現ができたそうで、その大まかな内容がロイターやAFPで記事になっています。フライトレコーダーについては、28日午後23時現在未だに回収されていないようです。破壊された状態での発見であったという第1報があったので、機体も原形をとどめることもないような状況なので、捜索には時間がかかっているらしいですね。
それはともかく、音の再現で解ったことは、やはり、意図的に機長の締め出しを図った副操縦士の行動ですね。
どういう理由でそんな道具が航空機内に常備されていたのかよく解りませんが、斧があったそうです。その斧を手にして弾丸をも跳ね返す操縦室の扉を叩く機長の行動が記録されていたそうです。操縦室から聞こえる音は、副操縦士の無言の規則正しい呼吸と書いてありました。それが激突する瞬間まで続いていたとあります。精神を病んだ人が操縦席を支配していたという事です。こういう大変な事件が起きた例は、我が国にもあって、日航350便の羽田沖墜落事件を思い出させますね。あの時は、周囲に人がいたので、取り押さえることができましたが、それでも24名の方々の命が奪われています。精神を病んだ人を操縦席に座らせることの危険を改めて思い起こさせる事件です。ハイジャック対策で操縦室に通じるドアは銃弾の貫通を許さない構造になっており、操縦室内側からの施錠であり、外部からの侵入を防ぐことが最重要事項として想定された安全対策なのだそうです。それが全部加害者の側に有利な構造となって作用し、最悪の結末を迎えることになったというしかありませんね。事件を起こした航空会社の親会社にあたるルフトハンザ航空は、さしあたって操縦席には常時2名が在室する体制を義務化するルールに改正すると公表したそうです。つまり、たった一人にしたら危ないという認識ですね。自社の従業員を信頼していないという事にもつながるように聞こえるルールの改正ですが、精神的な悩みを持った人の行動は、誰も責任が持てないという事なのだという理解ですね。何をしでかすかわからないというのは実に怖いことです。それが公共交通機関の運転を任された人であれば、防ぐことのできない事件が起きるという事になるという事が、欧州でも理解されたという事ですね。我が国はあの350便の事件からどのように乗務員の精神状態について敏感に反応するようになったのか全く知りませんが、進歩していると思いたいです。
ハイジャックされるより怖い事件ではないですか? 目的地はあの世ですね。交渉もできない。そもそも対話が全くない。そう云う人が、怪しまれずに操縦席に侵入することができる。そして、誰にも邪魔されずに墜落させることができる。世界的には同種の似たような事件は、我が国の日航350便も含めて数件発生済みなのだそうです。しかし、あの事件を忘れかけたころに思い出させるように起きた今回の事件は、深刻な問題として世界中の航空会社の人々が認識していただかないと大変ですね。
インド洋上のどこかに墜落したと思われているマレーシア航空の旅客機も、その機長の行動が怪しいという記事が出たことがありますが、その後の続報はありません。救難信号がなかったことで問題として推測されたようです。今も行方不明なので、なにも解っていませんね。
2001年9月11日に起きた米国の同時多発テロもまた、外形的には同じ状況にあったようなもんです。こっちは明らかにハイジャックという犯罪行為から起きてますが、乗員乗客の命を何とも思わず、利用した行為は、変わるところがありませんね。従業員の健康管理に落ち度があったという事が事件につながったという事ではないですか? 会社の責任は逃れることができませんね。人々の信頼を裏切る犯罪のように思います。
投稿: 旗 | 2015年3月29日 (日) 04時26分
漢字というのは、表意文字なので、文字自体が意味を持っています。そのせいで「忌字」というのが出てきます。文字自体がマイナスなイメージを持つので、使ってはいけない字です。
たぶん、平和憲法下の日本においては、「軍」という漢字は忌字なのでしょう。「軍艦」ではなくて「護衛艦」、「軍隊」ではなくて「自衛隊」です。
一昔前なら「戦」も忌字で「戦車」じゃなくて「特車」でした。福島に派遣されたのが「特殊戦防護部隊」という報道を聞いて、「ああ「核」も忌字なんだ」と思ったものでした。
ひょっとして「国」もだめなのかも知れません。「国防」はダメで「安全保障」とみなさん言い換えてますものね。意味内容は同じなはずなんですがねえ?
まあ「和風」「和服」「和食」を「倭風」「倭服」「倭食」と書いたりしたら、どっかから石が飛んで来そうですからねえ?意味は同じで、発音が同じでも。
「中華民国」を英語に訳したら「republic of China」で、それを、さらに日本語に訳したら「支那共和国」。石が飛び交いますね。
でも「天皇」は日本の王様だから、韓国語で「イルワン(日王)」でもかまわないはずなんですが、日本人としては不快だったりします。
こんど「大韓民国」を「republic of Korea=高麗共和国」と表記してやろうかな。たぶん韓国人にものすごく火病られるんだろうなあ。
意味は同じでも、「その字面が気に入らない!使うな!」ってことなんでしょうね。
「漢字文化圏って、厄介だよね」と、いつも思います。
投稿: 通りすがりの狐 | 2015年3月29日 (日) 06時32分
【消費動向】
昨年4月からの消費税増税以来懸念されていた消費落ち込みは予想通りでしたが失われた消費が年10兆円規模というのには驚きました。失われた2014、そして来年に又増税ですよね、何が何でもデフレ維持を望んでるようにしか思えないのは私だけでしょうか?それに増して経済収縮による税収減も心配です。と言っても公務員給与を上げるぐらいですからそれなりの見込みを持っているのでしょう、自民党政権ですから何らかの対策を打つ事は容易に想像出来ます。しかし小泉政権時代のバカげた構造改革だけは止めていただきたいものです。
投稿: 5963 | 2015年3月29日 (日) 07時53分
石破さんお疲れ様です
安倍総理の「我が軍」発言ですが報道ステーションやサンデーモーニングで取り上げられていました
当然批判的意見です
一昔前なら大問題になっていたと・・・
憲法9条をどう考えているのか言葉の問題だけではないということでした
日本ではたびたび総理や大臣の言葉尻を問題視してメディアで叩かれたり昔なら辞任に追い込まれたりしていました
問題視するのは自由なのですが政策論争をやらずに言葉狩りばかりするのもどうかと思うことも多々あります
中国主導のAIIBですが日米の隙をつかれたわけで欧州まで参加してるということはアメリカ離れが進んでいることだと思います
中国経済の数字が出鱈目であるのですが公表されている数字を鵜呑みにしているメディアが多すぎると思います
実際はかなり経済状況は悪いと思います
よって今後中国が果たしてこのまま覇権をとるところまでいけるのかというと無理だと思います
個人的には参加は反対ですが万が一参加するなら中国の思い通りにはしてはいけないと思うし日本は都合のいいATMになってはいけないと思います
安保法制に関してはグレーゾーン事態は必要その他の事案については自衛隊の活動範囲を拡大するのは自衛隊員の命にも関わってきますし、それでも必要だという国民の判断があるのかないのか自衛隊や国民にそれだけの覚悟はあるのかどうかだと思います
法案の中身がまだわからないのですが本来なら時間をかけて決めるべき問題だと思うし国民にもわかりやすく説明していただきたいです
投稿: もも | 2015年3月29日 (日) 11時47分
ゲル長官
来週の長野輔也の政界キーパーソン
出演祝着に存じます。収録は今週ですね
8時に薩摩、45分後に南関東
10時台に博多で狭い範囲ですが
諸君諸賢はラジコプレミアムに加入も
良いかもしれません。非ステマですよ
僕は宿泊先で聴くつもりです。
一週か二週か?楽しみです。
勤め先で花見が有ったので行って来ました
五分咲きでたっぷり呑み喰いしましたが
徒歩通勤5kmを60分弱を
一ヶ月続けたら、台を割りました。
御身大事に 諸君諸賢の健康も祈ります。
投稿: 薩摩どン | 2015年3月29日 (日) 11時50分
こんにちは、お疲れ様です。
毎回、とても政治の勉強になるブログなので、新たに学ぶことが多いです。
ところで、今回の投稿に、若干の捕捉をさせていただきたいと思います。
☆=====
「何故インドネシアがスハルト氏の開発独裁体制から民主主義体制に比較的スムースに移行できたのか」が議論になったのですが、相当に大胆な地方分権が断行されたことをその一因に挙げておられたのが印象的でした。
=====☆
少し誤解を受ける言い方かもしれませんが、インドネシアが大胆な地方分権に成功した要因として、この国の国民性として、「みんなが一緒でなければならない」という、日本独特の島国的な村意識がなかったことが大きいのではないかと推察します。
日本で同じようなことを行った場合、すぐに「格差」が出来るという批判が出てくるのは確実です。
その批判をどれだけ抑えられるかが、成功の鍵を握っていると思われます。
投稿: 大共和派-緑の保守派の尊野ジョーイ | 2015年3月29日 (日) 17時11分
【ADBとAIIB】
シナ帝国が、『AIIB』を設立する意図について、政治的な思惑を正直に言わないのは透明性を欠くことがはっきりしているからなのだろうと思っています。
ADBからの借入金の返済も済んでいない現状にあって新たに自前の開発銀行を設立することについての説明が、どこを探しても見当たりませんね。ADBからの常連の融資先であり、巨額の借り入れを今もあることは世界は知っていることなのに、それへの説明もないまま新たに銀行を作りますとしか言わない。怪しいという人がいてもその疑問にこたえることがなく、統治機構については『真面目にやります』としか言ってません。真面目にやるという事の中身も、各国代表を個別に呼んで説明するだけで、全体に向けた説明の機会を設けることがない。しかし、それでも、3月29日現在40カ国の設立に向けた参加申請の表明があったと読売新聞のネット記事にありました。
我が国では、反日メデアの代表格にいる朝日新聞とインサイダー取引で有名になった日経新聞が、『バスに乗り遅れるな』と言って参加を煽っています。自民党内には、石原伸晃氏が参加に前向きな発言をしたと報じられていますね。どっちかというと深く物を考えない代議士とか、最初から日本の国益を考えたことが一度もないマスゴミなどが、我が国の参加を促す発言をしているのが現状です。シナ経済の現状は誰がどう見ても2010年頃のような勢いはすでになく、不動産バブルの崩壊が既に始まっているため、地方にある銀行のような組織の破綻が相次いでいるという報道がある。外貨準備金についても2年前に比べると減少しているという報道もあり、経済政策上の失敗が露呈する寸前にあるのではないかという観測をする人もおられますね。人民元決済を言い出したのは、なぜなのかという事も注意して見ておく必要があります。
そして、国家経済全般にその政策の失敗があると言われている韓国が、早々にAIIBへのp参加を表明したことで、AIIBの最初の仕事先がここになっているのではないかと考える人がネット掲示板におられますね。韓国は、UAEで原発建設を4基受注したのが、2009年で、それまで自国技術だけでの原発稼働の実績がないこともあって、この4基の原発については、韓国内で同じ仕様の原発を稼働させたデーターの提供を義務付けられていることになっています。しかも、その提出期限が今年の9月ごろに設定されていたらしい。ところが、該当するデーターを集めるはずの原発は、3月末の時点で運転許可さえ下りていないという事が、26日に明らかにされました。運転許可の審査を翌月に延期したという報道があったという事です。仮に4月で許可を下りたとして原発の運転がすぐにできるというものではないのは、我が国の原発運転再開のニュースなどと同じです。許可が下りても実際の運転には時間がかかるという事です。つまり、韓国は、UAEとの契約条件を違反してしまう可能性が既に発生しており、それには違約金が当然のように発生することも織り込まれているという事のようです。その額が、月あたり5000万ドルに上るという話がネット掲示板にありました。そのうえ、この原発が操業できるのかどうかという以前の大きな問題を抱えていることも、指摘する人がおられるようです。韓国の原発に使用されている部品が問題になったことがあります。偽造品を納入していたという事が発覚したという事で、韓国全土にある原発の部品についての調査が始まり、建設中のUAE向けモデルの原発もその対象になったそうです。その結果わかったのは、原発に使用されているケーブルが、設計図にあるものとは異なることがわかり、急いで設計に基づくケーブルを取り寄せようとしたところ、その設計の規格に合致するようなケーブルはどこにもないことが分かったと報じられていますね。それが発覚したのは、昨年の11月ごろの話であり、それから、規格に合うケーブルが開発されたとか言う話がないようなので、もしかすると偽造されたケーブルをそのまま使用しているか、或は、ケーブルなしで、原発の建設を進めて今に至っているか、そのあたりが明らかになっていないという疑惑があるようです。運転許可が下りない理由は、原発部品が絡んでいるのではないかと思われていますね。という事は、違約金の発生と工期の遅れに対する賠償金の発生を止めることができなくなり、韓国は向こう60年にわたって巨額の賠償金を払い続けることになるらしいです。自分でまいた種ですから仕方のない話で、これがあるから、AIIBの参加に命懸けになっているという人もおられますね。それだけではない経済政策上の失敗は他にあるのが韓国の現状です。この銀行は、設立と同時に厄介な案件を大量に抱え込むことが予想されるという事で、どれぐらいの金がこの銀行に集まることになるのかよく解りませんが、シナ帝国が最近になって、我が国政府に勧誘に来るようになったのは、尋常じゃない思惑があると思ったほうがいいですね。ブリックス開発銀行のメンバーも29日現在参加を表明する方向のようです。そして、ウクライナ問題で国民経済が最悪になっているロシアが、これも参加すると表明したことで、金の奪い合いが起きると思いますね。我が国は、設立と同時に内紛が勃発する頼母子講に自分から進んで火中に入っていく必要はどこにもないと思います。ADBの中尾総裁は、AIIBとの関係は相互に補完するようなものだからと言っておられるようです。様子を見ておかれた方がいいような気がしますね。
シナ帝国は、都合のいい時だけ発展途上国であると主張する自己中心的な考えの国である。彼等が国際社会の中で、尊敬を受けるための試練ではありませんか? 我が国は冷めた目で見守る方がいいと思いますね。
投稿: 旗 | 2015年3月29日 (日) 22時30分
統一地方選は、全くと言っていいほど盛り上がらない気がします。個人的推測に過ぎませんが、相当投票率は低くなるのではないでしょうか。
そもそも、国政の場では与野党があたかも対決しているように見えますが、地方の首長選となると与野党相乗り候補が少なくないのは解せません。きちんと党独自の候補を立てて有権者に選択を問うのは共産党ぐらいです。その意味では主義主張に賛同できるかどうかはともかく、共産党の姿勢は評価できると思います。田中角栄元首相は、「10人に1人ぐらいは共産党員になる。それでちょうどバランスが取れる」と言ったとか(笑)。
他の野党は、地方行政を担う首長候補者の発掘や育成を真剣に行なっているようには見えません。私の地元の知事選も相乗り現職候補と共産党新人候補者二人だけという寂しさです。これでは正直ほとんど投票に行く気がしませんね。それでもこうして政治家の人に意見を書かせてもらっている以上、棄権はしませんが。
投稿: 特急おおとり | 2015年3月29日 (日) 22時44分
【米国と欧州の関係に変化がある】
ウクライナの内戦をめぐる動きやシリアの問題、そしてISISを巡る問題とイスラムテロに対する対応の差などに、この両者の関係が少しづつ変容してきているような印象を受けますね。それは、AIIBの参加について、対応がはっきり分かれたことで、米国の云う通りにはなっていない姿を世界は知ることになったように思います。特に、英国や独逸辺りが、AIIBに参加表明したことなどは、米国にショックがあったのではないかと思います。これはいったい何だろうと考える人が我が国の外務省や政府におられると思いますが、メデアの記事になることもないので、政府が何を考えているのかわかりませんね。米国と欧州特にこれまで米国寄りと考えられてきた国の米国離れのような印象を受ける行動は、やはり原因のある事ではないかと思います。それは、一つには、イラク戦争で騙されたことなども、腹の中では煮えくり返っている処があって、米国が謝罪もしなかったという事もあるので、相手にしたくないという人々が増えてきたのではないかと思います。また、それとは別に、いつの頃からなのか不明ながら米国が諜報機関を使って欧州各国の首脳の携帯電話の通話を盗聴していたという事があり、その内容についてもはっきりと白状しないまま、口先だけの謝罪で済まそうとしていたことなどが、欧州の人々に不快感を増幅させているのではないかと思います。この問題では、独逸になどは、盗聴が発覚した後で、かなり時間をおいてからさらにスパイを使って諜報活動をしていたことまで発覚し、メルケル首相を怒らせたことは有名な話になってしまいました。あれについての謝罪があったのか? よく解りません。ともかく、そういう失礼な振る舞いが重なっていたという事が、米国との関係に距離を置く下地になっているように思います。普通に考えても、失礼な振る舞いを突ける人とその失礼さの中身の行動がはっきりばれた後で、それまでのような普通の付き合いに戻れるはずがないと思いますので、元の状況に戻るには時間がかかると思います。また、元の状態に戻ったように見えても、信頼関係まで元と同じというわけにはいかないような気がしますが、国際政治の世界ではどうなのでしょうか? ともかく、信頼されない米国という印象が欧州にあっては共通した認識になっているのではありませんか? それは、自業自得というか身から出た錆なのですが、米国は反省をしたことがない国なので、理不尽だと思い込んでいるかもわかりませんね。
こういうことが、積み重なると何かが起きたときに大変重要な判断を迫られる問題の発生とかで、取り返しのつかないか痕に至ることになりはしないかと心配しますね。冷戦は本当に終わったのかどうかわかりませんね。ロシアのプーチン大統領は、最近になって、クリミア併合時に核兵器の準備を考えていたと思い出したようなコメントを出しています。
西側社会が、結束して対応にあたる問題が起きるとすれば、それはいったい何のことだろうか?
核兵器についての問題は、何も解決していないという事ではありませんか?
米国と欧州の関係は、無責任な結果をもたらすのではないかと心配いたします。
投稿: 旗 | 2015年3月30日 (月) 00時51分
石破さん ≪一般観客席とは言わない≫
NYT: China to Invite Foreign Militaries to Take Part in Parade http://nyti.ms/1D1vgFa to memorialize-- Japanese Aggression
ふむ。中国は考えることも遣ることも強烈ですね。然ればこそ、日本には国家戦略のレベルで広深永に思考を巡らすことも、賢明な決断も周到な対応が絶対的に欠かせません。
即ち、政治権力者が国家戦略もなく、狭浅短な仲間内だけで共有されている私情に駆られて、自分勝手に暴走する如き愚は断じて控えさせねばなりません。そんな政治権力者こそ、一秒でも早く権力の座から引き摺り下ろすに若くはない。一般観客席とは言わないが、「舞台の袖の奥深く」に控えさせねばならないと確信します。
草々
投稿: 小倉摯門 | 2015年3月30日 (月) 12時17分
ブログのアップありがとうございます。
墜落した飛行機を操縦していたパイロットの健康状態ついてニュースで取り上げられていますが、2000年に起きた日比谷線脱線事故もそうですが、多くの人の命を乗せて運ぶ企業は運転士が常に高度な判断能力を保てるような支援を整備していくべきだと思います。
地面に咲く草花も人の移り変わりともに変わりつつあります。先生がほっとする一瞬の先に桜が咲いていますように。
今週もお仕事がんばってください。
投稿: くま | 2015年3月30日 (月) 13時02分
ブログ記事とは、ちょっと、話題が多少違うかもしれないのですが、今日のニュースでも、民主党が意味のない質問をしていましたね。石破大臣の公用車が、クラウンからレクサスに変った、云々。どうして、田舎の村議会レベルの質問をするのだろう。(村議会蔑視ではありません、ことの軽重として、例を挙げただけ。(^^;)
菅官房長官が説明されていましたが、意味があるから、変更されただけのこと。。)
暫定予算の委員会なのだから、国家レベルの審議をしてほしいですよね。それを民主党に求めるのが無理筋というものかもしれませんが。
投稿: moko | 2015年3月30日 (月) 13時38分
今まで自民党は自衛隊は軍隊ではないと言ってきたのではないですか?
都合のいいように解釈しないで下さい。
憲法は改憲されていません改憲するための地ならしをしているつもりかも知れませんがふざけるなと言いたい
投稿: 石田 | 2015年3月30日 (月) 17時24分
石破大臣殿
お早うございます!!。
連日の国会審議のまま、地方統一選挙戦に入られ土・日の休暇もなく又、多忙を極められていて本当にお疲れさまであります。
小生は同郷、鳥取県出身の者であります。
1、安倍総理の『わが軍』発言について
先日の国会答弁の中で、安倍総理の「他国の軍との共同訓練の際、わが軍云々・・」との発言に対し野党初め多くのマスコミからも抗議が噴出し、菅官房長官はインタビューに応え「我が国を守るための必要最小限の実力の自衛隊ではあるが、外国から見れば軍隊と捉えられても現実的には何等問題無い」としている。
又、石破大臣も「総理はその後自衛隊と言い直しており、答弁の言葉尻を捉えて問題視するのは如何なものか?」と言われている。
しかし、小生はこの事に対し大変異論を持つものです。事は些末な言葉の定義問題ではなく、安倍総理を初め現政府の為政者の根底に『現憲法を遵守しようと言う概念があるかどうか』に掛っているものであると断言します。
「軍隊はその国家の独立を外国の侵害から守る事を第一義とするのであれば、自衛隊も軍隊である」・・とはとても容認できるものではありません。どこが違うのか?と問われれば、自衛隊の活動は現平和憲法下では『専守防衛に徹する』との、根幹となるものがある事です。
軍隊とはその時の国家の方針に沿い、場合によっては海外にまで派兵を行い、武力を背景に行動し、その活動が侵略となってしまう事もあるのです。
専守防衛とのその事は、自衛隊の設立された過去の経緯を紐解けば分かるはずです。
昭和25年の朝鮮戦争勃発により連合軍(アメリカ軍)が朝鮮半島に出動してしまい、日本国内は手薄となり、GHQの命令により日本国内の左翼勢力の台頭、暴動などに備える為、治安警察隊として「警察予備隊」との名前で74000人規模で発足した。
更にその後昭和27年にサンフランシスコ平和条約により、戦後の独立と共に保安隊となり、海上部と陸上部へ分割された。
そして又、昭和29年に「わが国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、直接侵略及び間接侵略に対しわが国を防衛する事」を主目的として、現在の自衛隊が発足した。
その根底にある概念は何れも『専守防衛』であり、又自衛隊そのものも1967年に当時の佐藤栄作首相も鈴木宗男議員の質問の答弁に対し「自衛隊を今後とも軍隊と呼称することは致しません」と公式に述べている。
安倍総理は戦後レジームからの脱却を図るとの下に、積極的平和主義として、総理自らが遵守する事を求められている現憲法の平和主義をなし崩し的に蚕食し、形骸化を図っているとしか思われません。どんどん国策の右傾化の方針が図られ、その事を不安視する国民は増大する一方です。
現在の国際情勢の下においては、わが国一国のみで国の独立と安全を守る事は不可能であると承知しているものの、現内閣が進めている日米安保ほか、他国と共同で何時でも何処へでも出かけて戦争出来ると思われる方針の推進には、断固反対するものであります。
自国の独立と安全を守る為には個別的自衛権のみで充分であり、国際社会と連携を行い共同でそれぞれの国を守る為の、国際平和維持活動には国連安保理決議に基づき、国会承認の下行えるよう、憲法に付帯条項を設け実施出来るようにすれば良いものと考えます。
主権在民、基本的人権の尊重、平和主義からなるわが国の崇高な憲法をもとにすれば、長い年月をかけて議論された自衛隊の存在問題も専守防衛こそが軍隊ではなく、自衛隊としての理念に適うものと言えましょう。
こちらから仕掛ける事はないものの、日本を相手にすれば「日本は手強いぞ」と思わせる事が、個別的自衛権の理想とするところです。
自衛隊法を改正の上、どのような条件下においても武力行使を行う事が出来るようにし、何処へでも出かけ、解決を図ろうとすれば相互の憎しみのみが募り、負の連鎖によりその結果、犠牲になるのは女・子供・老人の無辜の民ばかりであるのは過去の歴史から火を見るより明らかであります。現に中東の紛争、テロ事案、ウクライナ問題など、各地の紛争から見ても如実にその事は現れています。
日本国民の大半は先の大戦の反省から、急激な変化を望まず、あくまで平和的中道路線が望ましいと思っており、平和の中でこその経済成長と地方創生かとも思います。
2、沖縄の米軍辺野古基地への移転問題
現在米軍の普天間基地から那覇辺野古沖への移転の海上埋めたて工事の為ボーリング調査を進行している。ところが、翁長沖縄県知事により海洋調査には違反があるとして、工事取り消し命令が出され、沖縄防衛局は反対に取り消し命令差し止めを農水省に申請し、本日の報道では受理された云う。
去年翁長沖縄県知事は当選後何度も上京し、菅官房長官はじめ政府首脳との面会を要求したのにも係わらず、総理初め首脳は多忙との理由と会う意味がないとして、会談は一度も果たされていない。
そして、工事は粛々と進行させるのみであると菅官房長官はいつも明言しているのである。
これほど国家の中央と地方との政策に隔たり
のある異常事態はそうないのではないか?。沖縄県議会、那覇市議会のオール沖縄は辺野古新基地への移転には反対なのである。
普天間の市街地の真ん中にある米軍基地の危険性は充分承知しているはずなのに、何故このような強固な反対となっているのか?それは、辺野古新基地の北側に大型艦船の停泊港も予定され、更にその北側にある共同訓練場と連携し、この辺り一帯が米軍の陸・海・空そしてわが国の自衛隊との一大軍事施設となり、永久に沖縄への基地固定化となりそうである事の政府への強い不信感からなのである。
いつまでこのような状態を続けるのであろうか?先ずお互いに会って、忌憚なく話し合う事からしか解決への糸口はないのにである。中央政府への沖縄の長い歴史的不信感はなかなか埋まらず、他国、中国・韓国などに付け入れられなければと懸念が生ずるのです。
先般にも述べましたが、普天間の危険は早急に解決しなければならず、先ずお互いに解決しようとする努力がなされなければ、危険性除去の不作為行動ととられても仕方なのではないか?
未解決のこのまま、長引けば嘗ての琉球国へと言うように、独立運動にも発展しかねないなのである。それほど現地の不信感は募っていて、最近ではリゾート地としての観光立地としても注目されており、地元沖縄でも基地より観光立地をと希望している向きもあり、早急に先ず政府首脳の方からの働き掛けが大切であると思います。
最近、以前にも何度も読んだ事のある鹿児島知覧より出撃して行った、海軍特攻隊兵士の手記を読んでいて、滂沱の涙を流す事もあり平和の尊とさと平和は与えらえるものでは無く、国民一人一人が意識して作り上げていくものと痛切に感じている小生であります。
生きたくても生きられなかった多くの犠牲の上に現在がある事を思い、身の引き締まる思いがしています。
石破大臣におかれましては、このように国の将来に不安に思っている一国民が居る事をご存念頂きまして、どうぞお身体を労わられご活躍下さいますよう!!。
☆オルガンの音に讃美や受難節☆
投稿: 桑本栄太郎 | 2015年3月30日 (月) 17時48分
石破さん ≪沖縄にも選択肢はある≫
日経【沖縄県の停止指示いったん無効に 辺野古移設で林農相 http://s.nikkei.com/1IcDo3w 】
これが安倍が常々中国批判に使う法治国家なのか。地方の意向を無視して全てを中央が政治的に決めると云う乱暴さ。民主主義や国民の多様な主張を無視して暴走する中央集権国家とは独裁国家でもある。然も、私情に駆られて暴走するだけの政治権力者だから歪みも酷い。林某だけではないが、嘗ては自民党総裁選に挑んだご仁も落ちぶれたもんだと思いますね。高齢の高村某には将来はないが、安倍政治と明確な一線を画さないで同化した林某には将来に大きな汚点だと思いますね。その点で防衛相のポストを蹴り(中谷大臣は今やボロボロになっている)、地方創生相に就かれた石破さんの選択は大正解でした。同時に、石破さんの地方創生事業が場合に選って安倍某に邪魔される恐れもある。
安倍政権が沖縄に対して繰り広げる斯くも酷い不条理理不尽が原因で、今後は(既に?)沖縄の深部で「日本からの離脱、独立へ」の動きが出て来ますね。その道は沖縄にも日本にも双方にとって不幸なことには違いない。然し、沖縄には、仮にこれを遣らない不幸がより大きいと見極めがつき、相応の準備が整い、覚悟が固まれば、攻守の立場は劇的に転換するでしょうね。沖縄経済は「基地経済」以外の一般経済は絶好調なんです。地理的に東京より経済が安定的に興隆するアジアに近い。今の沖縄が不条理理不尽を押し付けられているのだから、独立なんてものは準備万端整ってから挑むものではない。然し、それ故にこそ軽々に言い出せる話ではない。
翁長さんが取り敢えず目指す標的は安倍の不条理理不尽からの脱出の筈だから(注)、国内的に許可取り消しを進めつつ、一方で米国と直接交渉するのは非常に有効だと思いますね。即ち、外圧の利用。その際にも、単に「ご理解を!ご支援を!」と云うのではなく、「安倍の不条理理不尽な遣り口」が続く前提で、沖縄の人権擁護の戦略に立って、米国に「沖縄独立を匂わせる」ことが有効だと思います。単に「匂わせる」にも戦略故に急いてはことを仕損じるので「天の時<地の利<人の和」の実現が重要ですが。
時機を得れば、米国の伝統的な人権重視の構えを擽るだけではなく、アジア安保戦略の大転換、大きな再構築を迫ることにもなる。安倍某とは違い、米国は「あって欲しくはないが想定内」の筈なので驚き慌てはしないでしょう。
(注)“今この場面で「辺野古移設は絶対阻止=普天間返還は塩漬け」は沖縄県知事として現実的ではない”を含意。安倍はこの現場の複雑さが皆目分っていないから暴走している。
要は、様々な点で日本が今の日本病から抜け出すには、経済無知で構えの歪んだ安倍某を権力の座から引き摺り下ろすことが特効薬です。勿論、ポスト安倍に誰方が座るのか?がより重要ですが。
草々
投稿: 小倉摯門 | 2015年3月30日 (月) 20時13分
「軍」と言った、訂正した、とかいう話は、本当に中身のない話です。でも、ちょっと怖いです。何が怖いかというと、その中身のない話が国民受けする、野党が判断している点です。
同じような構造が、あの満州事変、日中戦争から太平洋戦争に至る道程にあったと思います。貧困を背景に頻発するテロに共感する国民。軍事衝突を起こしても結果次第では喝采を送る国民。あの道程で「歯止め」が利かなかったのは、心地よい主張で有権者を煽った政党やマスコミ、そして、何より自分たちの力に無自覚な国民に責任の一旦があったと考えます。最近、集団的自衛権への解釈の変更で歯止めが利かなくなる、という意見がありますが、歯止めが利かないのは、集団なら最も力を持つ国民がその力に無自覚で、かつ、その力を悪用されることにも無頓着であるためだと思います。
とにかく、「軍」といったとか言う話はどうでもよいので、4/29のアメリカでの演説を成功させてほしいです。オーストラリアの議会での演説の反応はすごいようです。ココダもサンダカンもはじめて知りました。第2次安倍内閣の業績のなかでもベスト3に入ると思うのですが、アメリカでの演説でも歴史修正主義者、とかの批判を一気吹き飛ばし、慰安婦問題、靖国問題にもけりをつけてほしいです。
慰安婦問題は、「現代」の日本人が、当時、貧困の中で苦労された女性の忘れてしまいたかった記憶を、自分の欲望を達成するために蒸し返し、煽ったという、卑劣な犯罪行為が本質だと思います。日本人のリーダーとして、明確に謝罪し、徹底的に追求する姿勢を見せてほしいです。
靖国問題は、国家神道をどう考えるかだと思います。たかだか明治維新以後の新宗教は好きにやればよいと思いますが、国家として関わるのはやめた方がよいです。日本国の首相が行くのも自由ですが、相当に勘違いだと思う。首相が向くべきは天皇だろうと思います。
投稿: 社会保障から経済成長?! | 2015年3月30日 (月) 20時57分
◇◆首相在任期間◆◇
日本では、過去21年に13人が首相になりました。その平
均在任期間は1.6年です。その在任期間中の内閣改造でこ
ろころかわる大臣にいたっては、在任期間が平均10ヶ月
です。(党内人事の停滞解消のため改造が必要だと述べる
有力議員がいますが、党内人事より国益の方が重要で
す。)これでは、政府としての長期戦略がたてられません。
これに対し、ほぼ同時期の90年代から現在までのドイツ
と英国の首相とその在任期間は、以下のとおりです。
ドイツ:コール16年、シュレーダー7年、メルケル8年
英国:メイジャー6.5年、ブレア10年、ブラウン3年、
キャメロン5年
英国保守党に関し、党首に任期は設けられておらず、自
ら辞任するか、党首不信任案が可決されるまで続行でき
ます。所属下院議員の15%の要求があった場合のみ不信任
投票が実施され、可決された場合、党首は解任され、解
任された党首は、次の党首選挙に立候補出来ません。否
決された場合、1年以内に再び党首不信任投票を実施する
ことはできません。したがって、与党になれば、よほど
の失敗がない限り、長期安定政権の首相として長期的な
政策が実現できます。レームダックになることもありま
せん。例えば、キャメロンは党首として約9年、首相とし
て約5年、在任中です。
保守党は専門のリクルーターがおり、能力の高い学生を
発掘し、卒業後、党のシンクタンクの保守党調査部で採
用し、そこで人材の育成を行います。キャメロンもその
コースを経験し、政策資料の作成に従事したり、大臣の
スピーチライターを務め実力をつけました。党首が長期
間在任すると、後継人材が育たないと言う意見がありま
すが、保守党のようなやり方で対処できます。
漢族台頭や改憲などの重要課題が多い昨今、日本には最
低10年の安定政権が必要です。そのためにも、保守党の
ような制度を導入すべきです。
投稿: 観測者 | 2015年3月30日 (月) 21時17分
【シナ帝国は約束を守れない国】
福田元総理は、「ボアオ・アジアフォーラム」の理事長をしておられたらしい。なんでそういう立場についておられるのかよく解らなかったが、海南島で開催された会議で、29日、他の理事とともに習近平国家主席と会見したそうである。時事通信の記事によると、『福田氏によると、習主席は周辺諸国との外交について「平和主義に徹する」と述べ、友好と協力を重視する考えを強調した。同日まで4日間の日程を通じ、福田氏は習主席と4、5回会う機会があったが、歴史認識問題など日中関係に関する話はしていないという。』これとは別に、AIIBについて、『アジアインフラ投資銀行について、「参加を反対する理由がなくなった」などと評価した。』 そうである。しかし、根拠の提示がなかった。習主席が、既存機関との協調を述べられたことを以て、そのような判断をしたと言っているだけである。彼の言葉が根拠になると信じているだけの話で、シナ帝国は過去にも幾度か前言を平気で翻す行いをしてきたことをお忘れになっているとしか思えない妄言である。古くは、呉副首相と小泉総理の会談が予定されていたことがあり、それが直前になってキャンセルされるといったことがあった。この外交上の非礼についての謝罪もないまま10年経過しているが、我が国政府が問題にしないことを好いことになかったことにしようとしている。
彼等の口から出る言葉に信を置くほど馬鹿らしいことがないことに気が付いてほしいものである。福田氏は、当時の官房長官ではなかったか? そう云う立場にあったことも忘れているとするなら、かなり耄碌しておられるように思いますね。この会議を受けてシナ経済の観測が盛り上がりを見せていたこともあり、中国人民銀行(中央銀行の事)総裁の記者会見が、シナメデアを使って30日に記者会見を行うと広報されていたらしい。ところが、これが直前になって、記者会見を予定していたという報道自体を否定する挙に出たようだ。ロイターの30日の記事であるが、『[北京 30日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は、日本時間午後4時半に記者会見するとの国内メディアの報道を否定した。同報道を受けて、政府が追加景気支援策を打ち出すとの観測が広がっていた。
人民銀行の当局者は匿名を条件に「記者会見の知らせは受けていない」と述べた。
記者会見の報道を受け、30日の中国株式市場では不動産株指数が7%超上昇し、約6年ぶりの大幅な上昇率を記録した。』
この記事は、予定されていた30日の午後になってロイターが記事にしたという事である。つまり直前のドタキャンである。こういうことを平気でやるのが、シナ帝国流という事である。呉副首相のドタキャンの精神は今もあるという国であるとの認識を持った方がいいと思いますね。そういう連中が、40か国からの出資を募り開発銀行を設立しようとたくらんでいるわけである。彼等に公平公正な銀行の運営を期待しない方がいい。そして、40カ国の中にロシアが参加を表明したことで、金の行方が怪しいものになる可能性があることや、経済制裁を受けているロシアに開発銀行の融資が行われることになれば、そのお金の追跡は誰がやるのかという問題について、シナ帝国政府がどういう判断と行動を約束できるのか非常に怪しいものになると思いますね。それは現在EUが、米国と共に進めている経済制裁を骨抜きにすることになりはしないかと欧州各国の政府は何も言わない事に興味が湧いてくる問題となっていくように思います。米国との関係を欧州は、どこかで切りたいと考えているのだろうかという事も可能性としてとらえる必要が出てくる問題でもあります。
今言った約束すら守れないシナ帝国が、盛んに我が国に勧誘を促すのは尋常とは思えませんね。戦後70年を戦勝国でもないのに、偉そうに我が国を非難すると言っていながら福田氏には、AIIBに加入しろと迫るのは異様ですらある。なにかをたくらんでいるか、破綻が近いと焦っているのかのどちらかではありませんか?
ともかく、2年は様子を見てからでも遅くはありませんよ。無理して加盟する必要が我が国にはないという事です。ネットなどでは、3か月で運営上の問題が山のように飛び出すと予想する人までおられますね。国際的な意味の約束を守れないというか、約束を守ったことがないシナ帝国には、こういう国際機関の運営は無理ではないかと思いますね。シナ製の毒まんじゅうを食らえば、食中毒では済みませんね。甚大な被害が出ると思います。大変なことです。
投稿: 旗 | 2015年3月31日 (火) 01時47分
はー…………
石破大臣にはガッカリしました。
日本を正しい方向に導くことのできる政治家だと期待し、
応援してたのに、残念です。
結局、石破大臣も安倍総理と同類、戦争がしたくてしたくてたまらない、ただの自民党議員だったのだ…ということがよくわかりました。怒
言い直した????
後で言い直せばなんでもありなんですね(笑)
自衛隊を軍隊だと認識してる自民党議員たちこそ、売国奴です。
本当に、石破大臣にはガッカリしました。
石破大臣を応援していた自分が情けないです。
投稿: かたやま | 2015年3月31日 (火) 03時27分
おはよう御座います、お疲れ様です。
もう自民党の議員ではなくなってしまいましたが、現職だった時には、新人議員なのに、党に対して言いたいことをはっきり言う態度に、私的には非常に好感を持っている元衆議院議員の女性の方がいます。
在職中は、当時、自民党の幹事長だった石破さんから、たびたび叱られていたそうですね、さぞかし扱いにくい人物だったのでしょう(苦笑)
それでも、しっかりとした政治家としてのビジョンを持った、情熱のある政治家でもあったので、たくさん叱りながらも、一方では、しっかり頑張れとエールも送っておられたとか(笑)
さすが、誰に対しても誠実に接することが出来る、人格者である石破さんならではのエピソードかと思われます。
それで、その女性のことを話したのは、彼女は今でも政治活動をしているのですが、この方のブログに、地方を活性化させる為のヒントになる投稿をしていたので、今回、ちょっと紹介させてもらおうと思った次第です。
地方の「村」には、こういう独特な問題が生じる場合が多いそうですよ。
大久保三代『まぜくってきました』
⇒ http://amba.to/1NwhKc6
果たして、大臣職にある石茂さんの役に立つ情報であるかどうか分かりませんが、一読していただければ幸いに思います。
投稿: 大共和派-緑の保守派の尊野ジョーイ | 2015年3月31日 (火) 08時52分
政府要人が乗る公用車にレクサスLSのような高級セダンを採用する理由は、主として安全性の理由があるかと思います。自動車の車体構造上、前後に衝撃吸収ゾーンがあるセダンタイプのものがやはり有利ですし、高級車はその他の安全装備が充実しています。トヨタ車でなければならない理由はないと思いますが、評価が高い車種を選定しているということではないでしょうか。
公金の無駄使いではないか、と言うのならむしろ燃料電池車FCV(Fuel Cell Vehicle)を今導入することの方が無駄だと私は思います。確かに、日本の技術力をアピールはできるかもしれませんが、水素ステーションが普及していない現在、使いにくいと思いますし、トヨタに続きホンダもFCVを開発中とのことですから、トヨタばかりを贔屓することもないでしょう。したがって、石破大臣は今しばらくレクサスにお乗りいただきたいと思います(笑)。
余談ですが、燃料電池車は乗用車だけでなく、愛知県豊田市に本年FCバスが導入されたので、機会があれば乗ってみたいと思っています。
投稿: 特急おおとり | 2015年3月31日 (火) 18時02分
憲法改正を!
投稿: 名無しの権兵衛 | 2015年3月31日 (火) 21時30分
可笑しな事を言うね石破さん。今まで自民党議員は自衛隊は決して軍隊ではないと言ってきたんじゃなかったけ…違った?
こんなときだけ都合のいいように解釈しないで下さい。
調子いいにも程がある!!
投稿: tottori12345 | 2015年3月31日 (火) 22時08分
石破さん ≪安倍某に相応しい行動≫
北尾吉孝さん【AIIB不参加を評する http://goo.gl/H2gJKR 】
ふむ。北尾さんにしては珍しく薄っ平らい主張だと思いますね。
AIIB経営のガバナンスや運用の不透明性の指摘は、単に一般向けに真っ当な主張に見えるだけのものでしょう。その不透明性は米国主導のIMFや世銀にも共通する問題なのであって、単に判断を先送りするための「霞が関文学、取って付けた言い訳」だろう。
また、中国が設けた参加期限を過ぎたからと云って、日本が態々「不参加」を表明する必要は何もない。まさか「判断を先送り中」とは言えないが、発言するなら「検討中」で済む。態々「不参加」を表明したのは、日本が再びアメリカにShow me your flag!と要求されて、再び(あの時と同じく)無様に応じただけだろう。因みに、西欧参加国は米中の一方に偏らない「中庸のFlag」を示した。
内外での運用に堪える国家戦略を紡ぐ能力もなく、単に私情に駆られて暴走するだけの「狭浅短な安倍某」に相応しい行動だと思います。
草々
投稿: 小倉摯門 | 2015年4月 1日 (水) 13時54分
【米国産豚肉に化学物質が飼料として使われているそうだ】
ロイターの1日付けのコラム記事に米国動物愛護協会会長の寄稿記事があった。米国では、豚の成長促進剤に化学物質『ラクトパミン』が使われているという話が掲載されていた。この動物愛護協会の会長さんは、豚の健康保護とこの化学物質がそれを食べる人間にどういう作用があるのかについて警告している。問題の物質は、あの危険毒物混入で超有名なシナ帝国の農家も使っていないと言っている。おそらくシナ帝国にはまだ知らされていない化学物質なので使用自体が普及していないだけなのではないかと思うが、彼等がそれを知れば使うのは目に見えている。
この化学物質が、人間の体にどのような影響を及ぼすのかについては、推測の域が出ない研究報告しかないようだが、豚に関しては、『ラクトパミンは多くの豚に歩行障害などを引き起こしたり、死に至らしめたりしている。』ことが確認されているのだそうだ。しかし、『米国の養豚業者は、食肉処理場に豚を出荷する前の数週間、成長を速めて赤身肉を増やす目的でラクトパミンを飼料に添加する。』そうである。
こういう科学薬剤を添加された豚肉が我が国に輸入されているのだろうか? 規制の対象になっていないとすれば非常に危険な結果をもたらすことになるので、検査項目に付け加えるなどして輸入制限を行っていただきたいですね。健康被害が起きてからでは何をやっても遅いことが多くの事例から明らかです。
それはともかく、米国の農家も、シナの農家と変わらん行動をとる人がいることに唖然とします。粉ミルクのたんぱく質の成分を挙げるというだけの目的のために重金属を平気で添加していたシナの食品メーカーがありましたが、目的と行動が、この米国の農家の経営者と変わるところがありませんね。ただ人体にどのような影響があるのかデーターがないというだけで、それを与えられた豚が歩行に支障をきたす実例が報告されても人体に影響がないと思い込んでいるところが非常に怖い処です。動物愛護協会の会長さんは、歩行困難な豚を見て心を痛め、それが養豚場のブタであることに衝撃を受けたのではないかと思いますね。そういう視点がないと、こういう事例の発見は、流通の過程だけではわからないままになるのではないですか?
我が国の食卓には既にあるのかもわかりませんね。スーパーの豚肉も米国産表示のあるものを最近見たような気がします。基本的に『国産』志向の強い傾向が私にはあるので購入はなかったと思いますが、惣菜にされて売っている豚肉にそれがないと言えませんので不安はあります。我が国のメデアにはまだ登場のない話ですが、非常に気になりましたので書いておきます。
投稿: 旗 | 2015年4月 2日 (木) 01時42分
石破さん ≪本来のAccountabilityは‥≫
朝日【製薬会社、延べ約10万人の医師に講演などで総額約300億円 13年度 http://goo.gl/fdy9uy 】
善い記事ですが惜しいですね。もう一段の突込みが欲しい。表面的な金額の大きさをセンセーショナルに報じるのではなく、医師の講演内容や製薬各社の会計費目まで具体的に追い掛ければ業界の歪みが浮き彫りになる可能性がある。
同じく講演料と言っても、例えばその講演会が第三者的な組織の主催であったり講演内容が学術的な見解の発表ならその支払いに問題はないし、一般的な管理費として損金処理して問題ない。が、当該の製薬会社が主催者である場合や講演内容が当該企業の医薬品を高く評価しビジネス的に推奨する内容である場合には講演内容もその講演料支払いも公正さを喪い、接待交際費として損金処理に税務的制約を受ける。場合に依っては製薬会社の「不適切な会計処理(脱税?)」問題に発展する。
まあ、ありそうもない話ですが、仮に製薬会社が正直に接待費や広告宣伝費で処理していれば、社会的に大笑いの的になるし、公正の観点で社会が大漁豊作に沸き返るに違いない。
Accountabilityの本来的な意味はこういう厳正さにあるのであって、日本で使われている「単に口先の説明で局面を糊塗する」ことではないし、況や「説明の口数が多ければ済む」と云う話でもない。
草々
投稿: 小倉摯門 | 2015年4月 2日 (木) 11時27分
石破さん
昨日(4/1)の参院予算委員会で寺田典城さんが「今の安倍首相の集団的自衛権論議は性急すぎる」、「日本は専守防衛で来た」と指摘したその転瞬に、石破さんが明らかに首を傾げられた。
仮に「石破首相」ならどう答弁されたのだろうかと、「あの傾首」の意味が大変に気掛かりでした。
草々
投稿: 小倉摯門 | 2015年4月 2日 (木) 11時28分
石破先生、お疲れ様です。アジアインフラ投資銀行に、イギリス、ドイツ、イタリア、フランスまでもが参加表明には驚きましたが、中国のしたたかな世界戦略が見え隠れします。すでに世界第2位の経済力を背景に世界中に参加させたわけですが、さらに世界一の経済大国を獲得したいのは間違いないです。中国も共産党政権の腐敗、中国人民の支持が得られなくなりつつあるという国内事情があると思います。ヨーロッパも今や経済ではパッとしない国が多いです。日本はインフラの建設事業では世界最高の技術力の高さを有しています。中国は日本に参加表明してほしいでしょう。しかし麻生大臣が言われたように透明性が確保できていません。民主主義国家ではない中国は、軍事力も増大させ周辺諸国に脅威を与えていることも事実です。自民党の政治家の方達も議論していますが、2020年にはオリンピックもありますし、インフラを早く整備して東南アジアなどでお金儲けをしたい中国の意向をよく見定めて頂きたいです。また、新国立競技場の設計デザインをもっと建設しやすい形に直せないものでしょうか。あまりにも無駄な労力がかかるデザインと聞きます。維持費もコストも無駄にかかるものは変更してもいいと思います
投稿: 勘太郎 | 2015年4月 2日 (木) 17時32分
【塩酸ラクトパミンについて】
どうも、これは2010年頃から世界では問題になっていた化学物質であるらしい。食肉に利用されていたことが、シナ帝国では大問題になり、かなりの人々が実際に食中毒になったことで、シナ帝国はこれを添加禁止物質にしていたようです。
やはり、こういうことに関してはシナ帝国は、先進国なのですな。そして、それを米国の農家が目につけて利用するに至ったというのが流れであるようです。危険な化学物質は、次に台湾で問題になり、牛肉にも利用されていたことが判明して米国産の牛肉を使用していることが知れ渡っていた吉野家も、この問題に関係していることがネットでまとめられた文章を読むと、顛末がはっきりしているようです。しかし、我が国のメデアにこれが大きく報道されることがなかったのはなぜなのか?
気になりますね、そして許容基準値を設定して、今もそれが添加された豚肉の輸入があるらしいですね。なぜ? それが横行しているのかよく解りません。飼料として塩酸ラクトパミンを添加された豚は、病気ではないかと思うのですが、赤身肉になっただけのブタを見て判断しているから問題にはならなかったという事でしょうか?
その後の記載を見ると、
『ロシアは2013年2月11日から、米国からの肉及び肉製品の輸入を事実上完全に禁止する。ロシア農業監督庁が伝えたところでは、飼育のさい成長促進剤ラクトパミンが使われた豚や牛の冷凍肉、七面鳥肉、そうしたものを使った肉製品などの輸入制限が、11日から効力を発する。なおすでにラクトパミン問題により、米国からの生肉の輸入制限措置は2月4日から効力を発している。
なお鶏肉に関しては、輸入禁止措置は導入されていない。』で、なんとロシアがこの化学物質の危険を指摘して米国に対応を迫っていたようですね。しかし、2015年の今もロイター辺りが問題にしているのは、何の改善もされていないという事があるからなのかと思いますね。
食の安心安全という問題は、誰が責任を持つのかという事が曖昧にされると長引くことがあるようです。禁止措置を取っても他の国に輸出すれば問題がないと甘く考える勢力があるのだろうと思います。添加物配合の飼料で食肉の見栄えに力を入れる人々は何か大きな勘違いをしているか、金になりさえすればあとはどうなろうが知ったことではないと思っているのだろう。無責任な人々が被害の拡大をしているという背景を何とかしないといけませんね。もう手遅れのような気がします。
牛肉豚肉鶏肉の危険は、その飼料にあるようですね。畜産農家はそのうちだれからも相手にされなくなってしまうのではないかと思います。危険な添加物を使い続けていることは、自分の首を絞めていることなのですが、それを実践中の人が、具体的に名前が挙げられなければ平気なんだろうと思います。腐敗した精神を持った人々が増えているようで怖いですね。
投稿: 旗 | 2015年4月 2日 (木) 19時08分
【誤魔化すことは間違っていると気が付いたシナ帝国】
ロイターの2日の記事を見て驚いた。
『[北京 2日 ロイター] - 中国環境保護省の呉曉青・次官は、大気の品質に関するデータ改ざんを撲滅するため、監視を強化する方針を明らかにした。同次官は一部の地方政府が国の基準を満たすためにデータを操作していると非難した。』
大気汚染の深刻さが、誤魔化すことが限界に近いことを悟った結果なのだろうと思うが、いつまでも嘘の数字で責任逃れをしていられないのは、国民の暴発を止める狙いがあるのかもわかりませんね。だからと云って、正直に数字を公表したところで大気がきれいになることもありません。嘘をつくのが嫌になっているだけの話かもわかりません。今まではどうなんだという訂正の数字を同時に発表すれば、いつから嘘を振りまいていたのかがわかり、腐敗が何時から始まったのかという記録にもなるので今だけ正直者のフリをしたところで資料的な価値もありませんね。残念な連中である。ともかく、これが、AIIB効果なのかもわかりません。公平公正を掲げる助走のような態度が生まれる兆しと見れば、歓迎したいものである。
大気汚染の深刻さは、広く北米大陸までその汚染が及んでいるらしいと、ロイターの他の記事にあります。
『[サクラメント(米カリフォルニア州) 31日 ロイター] - 米カリフォルニア州にアジアなどからの汚染大気が流れ込み、長引く干ばつと高温で汚染が悪化しているとの研究結果を、カリフォルニア大学のチームが31日発表した。』具体的な名指しはやっていませんが、シナ帝国の他に考えられる国はなく、読者も同じように思っているのだろうと思いますので、名指しする必要がないのかもわかりません。深刻な大気汚染は、解決の目途が立っている問題なのかどうか誰も解りませんね。
シナ帝国は、李克強首相が大気汚染に「宣戦布告」をしてから1年経過したという事ですが、何か具体的な成果があったのか不明です。大変な問題であるという認識が広がったという事が成果なのだと言いたいのかもわかりませんね。この宣戦布告という表現についても具体的なベンチマークあったわけではなく、思い付きを言葉にしただけのようで具体策や納期を示すこともなかったですね。まあ、口から出まかせで具体的な目標を出せば、何かの時に吊るされることにあるかもわからないという事もあります。権力闘争が常在しているシナの政界で生き残るのは賄賂の効果が無くなってきつつある現在ではより過酷な闘争になっているのかもわかりません。
李首相と習近平の仲がよいのかどうかよく解っていませんね。シナの政治は毛沢東と周恩来の仲がそうであったように冷めた関係が仲の良い状態を作っているように見えるのかもわかりませんね。周恩来へ向けられた猜疑心がシナ帝国を支えてきたという人もおられるようで、冷静な関係が、シナの冒険主義を押さえたという人もいますね。ともかく、今の習主席と李首相の関係は、まだよく解りませんね。上方漫才におけるボケとツッコミのような関係なのか、ケンカの絶えない夫婦のような関係なのか? 彼等がシナ帝国の今を握っていることだけは確かなので、深刻な大気汚染の行方も責任の押し付け合いがあれば、問題の解決は遠のくばかりです。インドやブラジルも同じ問題を抱えています。発展途上にある国は増えることがあっても減ることがないので、もっと深刻な事態が到来しますね。シナ帝国に責任感があるのかどうか注視する必要がありますね。
投稿: 旗 | 2015年4月 2日 (木) 20時47分
地方選の1/3が無投票で終わってしまうこの現状。30代の議員の少ない現状。『残念』の一言で済ませられないのでは?
なぜ、こうなるのか?簡単な話。要はカネだ。カネがなきゃ立候補できない。選挙ではなく、立候補するのに高額のカネが要る。この制度を変えねば、志があってもカネがなきゃ選挙に立候補できないよ。
投稿: カバチタレ | 2015年4月 3日 (金) 18時16分
石破先生、本当にお疲れ様です。 我が軍発言、何故問題になるのでしょうか? 私は自衛隊は軍だと思っております。戦争を仕掛けなくても、ある日仕掛けられてしまうかもしれません。自衛隊は軍事訓練をし、日本の防衛の為、日々厳しい訓練を続け、何故に軍ではいけないのでしょうか?
では、防衛軍なら良いでしょうか。
日本の防衛能力は素晴らしい力があると信じておりますが、戦う力はどうなのでしょうか?
平和を唱えるならば、有事の時戦える力も必要だと何故に考えないのでしょうか。
自衛隊は日本が誇る軍であると国民が認め、強い国であってほしいと思います。
投稿: 春爛漫 | 2015年4月 6日 (月) 21時17分