地方自治のあり方など
石破 茂 です。
統一地方選挙後半戦である市区町村長選、議員選において、無投票当選が過去最高を記録し、これについて「民主主義の危機」的な報道が多く見られます。
その原因として「議員報酬の低さ」が指摘されていますが、つい何年か前まで「議員の報酬は高すぎる!」と批判して報酬の引き下げを主張し、地方議員年金の廃止の実現に努力していたのも一つの「民意」ではなかったでしょうか。
議員はボランティアでやればよい、とのご主張は一見もっともらしく、完全に否定はしませんが、それは必然としてかなり金銭的に余裕のある人々しか議員になれない、という帰結をもたらします。それが本当にあるべき民主主義の姿なのでしょうか。
我が国はこれまで、地方交付税制度のもつ財源保障機能、財源調整機能を駆使して、自治体間で極力差がつかないように配意してきました。
それはそれで確かに「均衡ある地域の発展」には寄与してきたのですが、反面「首長や議員など誰がなっても同じだ」という、財政民主主義を根幹から否定しかねないような意識を醸成してしまった面があるようにも思われます。
「地方自治は民主主義の学校」ということが正しいとするならば、これが国政に影響しないはずがありません。
「地方議会はボランティアで」「誰がなっても同じ」という考えにはどこか通底したものが感じられます。無報酬の議員が地方議会を構成している例が諸外国に存在していることはもちろん承知しておりますが、そのような国における地方政治のあり方が日本とは相当に異なっている点にも留意が必要です。
地域住民は決して「お客様」ではなく地域における「主権者」なのであり、自分が首長であれば、議員であればどうするのか、との判断が求められます。
その意味で、今週火曜日から運用を開始した「RESAS(地域経済分析システム)」は、地方主体の自治のあり方にも大きな役割を果たすものと期待しています。
総理官邸屋上に無人飛行体が着陸(落下)した問題で、免許制にすべし、購入時に氏名、住所などを明らかにさせるべし、等々様々な対策が提唱されており、早期の立法化が必要なのは確かです。
無人移動体による攻撃は空のみならず、陸・海においても当然予想されることであって、包括的な立法が望まれます。
しかしそれでもなお、攻撃の可能性は排除されないのであって、その場合の対策も併せて立てておかなくてはなりません。
防衛の仕事をしていた頃、トム・クランシーの「合衆国崩壊」(日本国民間機がホワイトハウスに突入するところから始まる小説。新潮文庫)などを読み、「このような場合にどのように対応するのか」という議論をした記憶がありますが、危機管理とは、ありとあらゆる可能性を想定して、平素より法制、能力、運用の三つの面から対応を考えておくのがその仕事だと思います。
従来は、ことが起こってから「これは何処の所管なのか」という議論が始まり、責任回避劇が展開される、という場面も少なからずあったように思います(このあたりについては、佐々淳行氏の「ポリティコ・ミリタリーのすすめ」慶応義塾大学講義録・都市出版、に詳しく記されています)。
しかし今の時代、そのような無責任かつ呑気なことは言っていられません。
週末25日土曜日は東京都大島町長選挙応援演説。
26日日曜日は「みんなのベストアンサー」(日本テレビ系・午後1時15分・収録)にインタビュー出演の予定です。
大島の選挙は離島問題、ジオパークの今後の展開など、地方創生を論ずる良い機会だと思います。26日の番組ではどのような取り上げ方がされるのか、興味あるところです。
来週はもう五月なのですね。GWは「戦後70年」について、良く考えてみたいと思っています。
皆様お元気でお過ごしくださいませ。
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コメント
お疲れさまです~
投稿: mr | 2015年4月24日 (金) 20時01分
石破さん、お疲れ様です。
GWは、義理兄から電話を頂きまして
義理兄と甥、姪2号が我が家に参ります。
姉とは仮面夫婦なので、一緒に来ないです。
会話が無いようでして。
甥も姪達も2人は会話が無いと言っています。
石破さん御夫婦を見習うべきですよね~💦
『みんなのベストアンサー』を予約しようと
思っているのですが、番組が
見つかりません(T-T)見れないかもしれません💦
戦後70年…未だ70年という感覚があります。
勿論、私は戦争を知りませんが
社会では戦いですから、心身を病んだ私には
戦争の残酷さ、無意味さは身に染みています。
身内である会社内で蹴落とし合う訳ですし、
負けた人間はボロボロで廃人のようになり、
メンタルクリニックは患者で溢れている。
生きる為に、他人の魂までを殺して
良いのでしょうか?
そんな事、許されないですよね。
石破さんも同じ。痛みの分からない輩と
戦っているのですよね。
私も戦っています。頑張りましょうね。
では、またお邪魔致します。
若葉がキラキラした、気持ちの良い季節に
なりました。
失礼致します。
投稿: lyrics&front | 2015年4月24日 (金) 20時25分
石破さん ≪今の日本は真に民主主義の危機です≫
引用【無投票当選が過去最高‥民主主義の危機‥報酬の引き下げ、地方議員年金の廃止‥も一つの民意】
ご指摘の「民意」とは、そもそもその本質に於いて狭く浅く短い構えから発せられるものなのですから、その民意に真正面から反駁する(揚げ足を取る?)この論調は全く石破さんらしくないと思います。論戦を挑むべき相手を完全に間違えていると。
寧ろ、その原因の特定は取り敢えず然て措いて、先ずは心ある政治家と市民が遣るべきは、【無投票当選が過去最高‥民主主義の危機】と云う現状を心に深く刻み付けることが肝心なのだと思います。その現状に潜む問題の深刻さが十分に認識されて初めて、起承転結の回路が回り始め、上手くすればその問題解決案に辿り着けるかも知れません。上手く辿り着ける保証は全くないのだが。
愚見では、その究極の解決策は、一瞬でも早く「安倍を権力の座から引き摺り下ろす」ことに他なりません。政治権力者が臆面もなく恥も外聞もなく食言強弁詭弁(有態には嘘)を繰り返し、私情に駆られて暴走し続けていれば、普通の民意は民主主義への期待も意欲も削がれ、政治への関心を損ないます。安倍某の政権内のお友達&手下にも安倍自民党内の有象無象にも、願ったり適ったりの「民主主義の危機」だと思います。
今日中野晃一さん (上智大学)の講演を聴いて、「今の日本は真に民主主義の危機」にあると尽く尽く思い知ったことでした。
http://goo.gl/QTBOQm
草々
投稿: 小倉摯門 | 2015年4月24日 (金) 20時59分
先生のご苦労に反して申し訳ないですが、急速な少子高齢化のわが国では他の様々なレベルと同様に民主主義のレベルの低下もやむを得ないようにも思われます。 先生こそ誰よりもお元気でご活躍くださいませ。
投稿: 61 | 2015年4月24日 (金) 22時22分
ドローンなんて結構前から話しはあったのに
無策でした。
規制と言っても製造輸入販売が自由な以上、
入手は誰も出来てしまいますね。
電波なら総務省で違法無線対策に電波利用料などで作ったシステムがあり、一発で発進場所を特定出来るかもしれません。
しかし電波は使わなくてもドローンの誘導は出来ると。
回転音の音波を補足する装置とかでしょうか?
必要ですね。
機密費で機動的に対策を開発し、国内はもとより諸外国にも融通してあげる事もアリではないでしょうか?
投稿: 鳩肉 | 2015年4月24日 (金) 23時23分
議員活動にはお金がかかることには、私は理解いたします。「減税日本」党のやり方で、ろくに活動はできなかったのはもとより、ろくな人材も集まらない、育たない。それは証明されたと聞きました。先生には、釈迦に説法の言葉で申し訳ありませんでしたが。
投稿: 山口俊廣 | 2015年4月25日 (土) 02時40分
チャンネルの31くらいで官邸・議員宿舎の警備のことを話題にされてましたね。
ドローンは周波数決まってるから飛行妨害は出来るのかな?
戦後70年、もし国民一人一人が犠牲を顧みない戦争を心の底から望んでいたとしたら、為政者はどうするべきかということは興味があります。
当時はそういう状況だったように思えます。
投稿: イシバチャンネルから来ました | 2015年4月25日 (土) 09時18分
カジノ法案が提出されるようですが、基本的に反対です。外国人旅行者にギャンブルで金を落とさせることを期待するなど、恥ずかしいことと思います。ギャンブル施設が「おもてなし」の一部なのでしょうか?次は、外国人旅行者向け売春施設でしょうか?外国から見てどのようなイメージをもたれるでしょうか?
ただし、パチンコ産業を潰す為の受け皿としてであればやむを得ないと考えます。パチンコ産業への規制とセットでなければ、この政策については反対です。
投稿: BET2 | 2015年4月25日 (土) 15時04分
衆愚政治の陥穽にあるような気がしてなりません。戦後70年も結構ですが、どうか石破さんには近代日本150年とか下関条約120年とかのスパンで日本の針路を考えてあるべき方向を示す政治家であってほしいと願っています。
投稿: kktf | 2015年4月25日 (土) 16時56分
原子は残す方向みたいですね。それはそれとして、【甲斐の虎・武田信玄公(甘利虎泰公ほかの重臣)】の【風林火山】。風=洋上含む風力等。林=木質系(?)のバイオマス(?)等・火(山)=石炭石油天然ガス・(火)山=地熱等。そして、帝(=お美しい天皇様)の統べる国=水(=海・川・泉・湖等?/水素等?)の国=美の国=日本。様々な選択肢の組合せ(?)なのかな…。(一つの例え?にして喩え?なのかな???)
投稿: 村井啓介 | 2015年4月25日 (土) 23時39分
「金銭的に余裕のある人々しか議員になれない」なんて状態は確かにおかしいと思いますね。
「議員報酬は削れ」「いっそボランティアで」なんて言ってる方々は国会議員にもいらっしゃいますが、そういう方々って大抵は議員以外の仕事で儲けている方々ですよね
そういう方々が単に「支持を集めるために国民にウケの良さそうなことを言っているだけ」なんだと思います。
ドローン問題に関しては早速、自民党の方で議員立法に向けて動いていただいているようで頼もしいです。
ところで・・・今日放送の番組名は正確には「世界のベストアンサー」のようですね。
http://www.ntv.co.jp/svf/20150426.html
関西では放送されていなくて残念!!
投稿: hinomoto | 2015年4月26日 (日) 13時40分
地方選挙は、まず選挙制度を変えなければならないんじゃないでしょうか?
私見では、多分、比例代表非拘束名簿式が、ベターかな?とは思うのですが、非拘束名簿式は評判よくないから、無理だろうと思ってます。
参議院で、有名タレントを使って、ダメな政党の票をかきあつめるという、本来の目的とは真逆の使い方をされているせいですね。本当は、人望があって有能な人の票を、意見が同じ人に回してあげて、人望がある人の意見を通りやすくするというのが、本来の使い道なんですけどね。
小選挙区でも、比例代表でも、完璧な選挙制度はありえなくて、結局のところ、どちらかを選択して、欠点やクスク、コストなどを、上手な制度設計でフォローしていくしかありません。
今の日本の政治は、国政では小選挙区のダメなところばかり出てるなと思います。
地方選挙は、中選挙区制度の悪いところが全部出てますね。あれでは、真面目に地方のために頑張っている議員さんが、地元の有権者さんに評価されなくなるので、本当に可哀想です。
投稿: とおりすがりの狐 | 2015年4月26日 (日) 17時05分
石破さん ≪三面を貫く太い串!≫
引用【危機管理‥法制、能力、運用の三つの面から対応】
真に仰る通り、非常に重要なポイントだと思います。
より広深永に捉えればこの三面が重要なのは危機管理に限らず、普遍的に全ての政治や政策、更に広げれば企業経営を含めた「マネジメント全般」に必須にして不可欠なのだと思います。
安倍某にその広深永な三面の構えが欠けているから、例えば福島の核発電事件(単なる事故ではないを含意)が起こったし4年が過ぎても未だに廃炉作業が滞ったままの状況が続いている。福島の被曝被害も地震津波被害も肝心の復興への捗々しい進展がない。「法整備/能力の涵養/全き運用」の夫々に欠陥があると見るべきでしょう。それらの三面の夫々に意図的な邪魔をする怪しからん勢力が居るに違いない。
全く同じ構図が、安倍某が盛んに強調している「積極的平和主義」にも観えます。自衛隊を海外の軍事的に危険な場面に派遣する準備が進んでいるが、安倍“お友達&手下”政権は机上の「戦争法制」の整備には一生懸命のようですが、軍事的現場にいる自衛隊員を統率指揮する者達(注)の【能力の涵養】の必要性には一切ご認識がないように観える。その自衛隊員の身体や生命の心配を誰がするのでしょうか?
(注)制服組には限らない。文官の長たる防衛大臣を含み究極的には最高指揮官たる内閣総理大臣殿の軍議能力は大丈夫か?特に喧嘩腰で私情に駆られて暴走するだけの安倍は危険極まりないと思いますけどね。
安倍某が多発する「全力で!!」を実践するには、真にその法整備/能力の涵養/全き運用の三面を貫いて「太い串」を差し通して中央政治と官僚組織と現場の官民組織をぐいぐい引っ張ってゆくことに他ならないと思う。
安倍は「全力で!!」を言い過ぎですね。大風呂敷を広げ過ぎです。まあ、私なんかは、端から「小人の食言(有態には嘘)に過ぎない」と分っているのですが、世間にはその嘘に期待を繋ぐ人たちが少なくない。安倍は本当に罪深い宰相だと思いますよ。
草々
投稿: 小倉摯門 | 2015年4月26日 (日) 18時06分
石破大臣殿
今晩は!!。
珍しく快晴の春日が続き、時には暑さも覚える程ですね。
新緑が美しく、大変良い気候となりました。
小生は同郷、鳥取県出身の者であります。
後半の統一地方選挙応援などで又、日々、全国を回られ多忙となる事でしょう?
今日はその統一地方選挙の事も含め述べて見たいと存じます。
①統一地方選挙について
石破大臣も述べられていますように統一地方選挙において無投票当選の地方自治体が増え、危機感を抱かれている現状ですが敢えて申しますならば、都市部では府便り、市便りが時々廻ってくるのみで、地方議員の活動が普段住民にあまり見えて来ない事も一因のようです。
国会であればNHKの中継などで見る事が出来ても、地方議会のテレビ中継は少ない事が挙げられます。地方議会でも、国会に措いてでも、現在何が問題になっているのか?そしてどのような審議内容になっているのか?を住民が知らなければ、地方選挙への意識が薄くなってしまうことも一因のようです。
小生はいつも事前投票を励行していますが、選挙公報の各家庭配布が遅過ぎる事も原因のようです。選管へ一度訪ねましたが、選挙実施週の月曜日の夕方に刷り上り、火曜日に各自治会へ配り、そして自治会役員により、水・木曜日頃各家庭へ配布のようです。
又、ある府と市ですが、府会議員と市会議員の事前投票日が不可思議な事に別々になっていて、知人は電車賃をわざわざ掛けて二度も来なければと嘆いていました。
次に、先般の統一地方選挙で話題となりましたが、得票同数の為、結果くじ引きで当選を決めた自治体もありましたね?。これは公職選挙法でも認められている事とは云いながら、選挙住民の民意に反している事ではないでしょうか?滅多にある事でなければ、再度一週間などの日をおいて再投票とすべきであります。一人当選であれば、欠員補充選挙と同じではないでしょうか?
②安保法制と自衛隊法改正の自公合意
この27日からの安倍総理のアメリカ訪問日程に合わせたかのように、日米安保法制と自衛隊法の改正内容が自公の与党において概ね合意がなされた。この内容に沿って、日米安保のガイドライン変更が話し合われる様子であります。ところが、少し待って頂きたい。
まだ具体的な内容は国会に提出審議されて居らず、法律は制定されていないのです。
何故これほど拙速過ぎる日程で国民に充分説明もないまま、走りだすのでしょう?集団的自衛権行使、武器使用も伴う自衛隊の海外派遣、国連決議に拠らない他国との連携派遣など、現憲法にも抵触する不安の解消策も無いままであり、与党衆参の数の横暴と言われても否定出来ないのではないであろうか?
③ドローン(無人飛行物体)について
4月22日(水)、首相官邸の屋上にドローンの着地が確認され、現在大騒ぎとなっています。幸い大きな事故とはならず治まりそうですが、これがサリンなどの化学物質、生物兵器、及び爆弾などであればどうなったものかと身震いするほどの恐怖を覚えます。
首相官邸の屋上は3月22日からは警備確認はされて居らず、この現状でありながら山谷国家公安委員担当大臣は、特別に警備上の問題は無かったと思ってるとの談話であった。
早急に国民生活に支障のないよう検討の上、
皇居、国会議事堂、首相官邸などの公的機関、及び人の集まる重要施設の上空は地上〇〇メートルまでは飛行認可制などと、飛行規制を行うべきであります。
今や我が国と云えども、国際的テロの攻撃対象となっている事を強く自覚する事が必要であります。
投稿: 桑本栄太郎 | 2015年4月26日 (日) 21時12分
【政権が支える期間について】
日米にある政治的な交渉をつかさどる責任は、その両国が持つ政権の名のもとに行われる責任人者同士の対話やそれに派生する交流が両国民の利益にかなうように調整されたりする。両国の国を代表する組織は、国民の選挙によって選ばれた民意を強く反映する立場にある人々から組織されているという事は同じではあるが、政権を支えるシステムに違いがあるので、両国をつなぎとめる対話が途切れることがないように維持することは努力を必要とするのではないかと思いますね。それは、戦争を挟んで誕生した米国の大統領の数と我が国の内閣総理大臣の数の違いに見るような気がいたします。第2次大戦の始まる前から米国の大統領は、ルーズベルト大統領であり、彼は戦争終結の年の春に病気で斃れたので副大統領が自動的に昇格する形で第2次世界大戦を終決させ戦後政治が始まりました。そのルーズベルト氏から数えても大統領の数は、13人なのですが、我が国は、戦争終結のために奔走した鈴木貫太郎総理から数えたとして、今日まで36人もおられることに驚く次第です。受ける印象で話をすれば、我が国の総理が3代代替わりする間に、米国の大統領はその任期を終えるような塩梅です。米国大統領から見れば、首脳会談をするたびに名刺が増えるので名前を覚えてもらっているのかよく解りませんね。それでも、比較的長い在任期間があって仲の良い状態が奇跡的に出現することがあったので、レーガン大統領の時代やジョージブッシュ大統領の時代などは、我が国の総理の名前が米国人の話題になることもあったので、ゆっくりとではありますが、信頼を醸造する期間の蓄積につながったように思います。我が国の首相の任期が短いことがその根底にあるという意味なのですが、この70年間に36人も入れ代わり立ち代わりしながらも続いているという状態は、安定した基盤があるという事も云えるわけで、戦争に巻き込まれることもなく、皇室が無事であり、政治的な幅が大きく歪むことがなかったという事にもなると思いますね。そして、その政治的安定とは、何よりも、共産党が天下を握ることがなかったという意味の安定感です。それ以外の深い意味はありません。
米国はどうかというと、戦争ばかりやってきたというのが実情ではありませんか?
非常に特徴的なことは、第2次大戦後我が国の内閣総理大臣は、すべて文官であったという事で、米国は、戦後すぐの大統領選挙では連合軍司令官あがりの軍人を大統領にした事が印象的ですね。まあ、これも中曽根氏のように主計将校あがりが総理大臣をしていたじゃないかと云う人もおられるかもわかりませんが、主計将校の指揮の下で戦闘をする部隊というのがあったかもわかりませんが、普通はないと思います。まあアイゼンハワー元帥と同じように語るのは、中曽根氏の軍歴を過大に評価することになります。
それはさておき、戦後の歩みにも米国と我が国は異なるところがいろいろあって、政権の期間の長さもまた戦後政治を語るうえで大きな背景になっているんじゃないかと思いますね。政権期間が短くなっているように見えるのは、安定した背景があるからできたことではないかと思いますね。我が国の戦後に起きた権力闘争というのは一つの娯楽のように見えてきます。枠組みの中の闘争劇ですね。やってる人々は必死の思いだったとは思いますが、それで国が傾くことがなかったという意味においては、あれは、娯楽に見えます。 なぜ娯楽に見えるかというと、36人の総理が誕生して今も、『元総理』が大量におられる。米国には今もご健在の『元大統領』は4人しかおられないが、我が国の『元総理』は、12名がご健在だ。これが一つの勢力となっているような印象さえ受けます。元総理は、無責任な立場で発言することもあり、我が世の春を楽しんでおられる姿がある。だから娯楽のように見える。鳩山元総理という人の存在が非常に印象的な行動に見えることがその理由ですね。誰も止められないが、政治的な実権はどこにもない。気楽な人なんです。
『元総理』による大御所政治というものは今はないので、老害になることはありません。江戸時代はあの260年間の徳川氏による長期政権でわずか15人の将軍しか誕生しなかったのですが、幕末における大御所と呼ばれる老人支配があったことで、世界史的に見れば18世紀の貴重な時間を鎖国で閉ざしていたために大きな遅れを取ることになりました。今はそれから見ても頻繁に政権が交代して前の責任者の意見が滅多に通ることがない体制が出来上がっているおかげで、自由な議論ができる政治の世界が実現しているのだと思います。この今ある姿は、今の人は当たり前のことではないかと思うだけで評価しようとしないのは大きな間違いですね。今ある世界においても、『アラブの春』で見られたような長期政権の打倒劇などは、それをしたくてもできなかったシステムがそこにあったという事で、我が国が享受している今の政治システムのありがたみを知ることも、大切なことだと思いますね。同時に、現在も圧政の続く北朝鮮のような国があるという事実も国民は知っておく必要があります。シナ帝国も民主化されていない国という視点で見ないと価値観の共有がないという事実に気が付くはずなのですが、我が国の民主党には、わざとそういう話を避けることがあって、シナ帝国の正しい姿が伝わっていないように思います。
これからはどうなっていくのかわからないところもあります、米国との付き合いの中身に変化が起きれば、『元総理』の量産を辞める時代に入っていくことになるかもわかりませんね。じっくり腰を据えた政権が必要になるのかもわかりません。自主憲法の制定は、それを占うものになるような気がします。
36人の首相の就任があった戦後70年ですが、国家元首である天皇陛下はこの間、2人です。政治的な実権を持たない立場ではありますが、ここが何一つぶれない姿であったから首相は安心して何人も量産できたという事も云えるわけですね。それに気が付いている人は沢山おられるような気がします。
投稿: 旗 | 2015年4月26日 (日) 22時31分
【謎を呼んだ飛行体による騒ぎというもの】
無人機がいつの間にか官邸の屋上にあったという騒ぎは、定例の監視の対象になっていなかった官邸の屋上を これからは、監視の対象にすることになることが決まったようなことになる。それだけの効果で済まないのは、あのような飛行物体が、法的規制を受けるのもから抜け落ちていたことも明らかになり、責任者がどこの役所の誰になるのかを含めて慌てさせる事態になったことだと思いますね。
この様な飛行物体の規制は世界中では既に話題になって久しい問題でありながら、我が国政府の関心がそれに向けられなかったことは不思議でなりませんね。ホワイトハウスには、何年か前に問題になって、空域の制限とかが話題になり、2001年のあの事件以降空を飛ぶものすべてが注意の対象とされ、可なり厳格に規制の対象になっても、飛行物体がシークレットサービスに発見されるという事件があったように思います。また、お困りの国韓国では、2010年に北朝鮮によると思われる無人偵察機の発覚という事件があり、大統領府がその無人偵察機によって写真撮影されていたのではないかという疑いがもたれたことがあります。この事件の調査がその後どうなっているのかよく解りませんが、大統領府を警護するレーダーとかに機影があっても鳥と誤認したかのような記事が出ていたことを思い出しますね。
今年の初めごろだったと思いますが、米国ホワイトハウスで発見されたドローンのニュースは、米国では非常に大きな扱いになっていたそうです、しかし、我が国のメデアは小さな扱いでどうしてそんなに騒ぐのかわからないといったような印象を与えるものでした。ホワイトハウスのドローン発見は、シークレットサービスの責任者の進退問題までなったように理解していますが、我が国にはそれを詳しく解説する処がどこにもなかったので、実際のところは米国でもどうなのか結果も含めて伝わっていないのではないですか?
シークレットサービスは何年も前からドローンの研究をやっていたそうで、そういう経験がありながら発見を見逃したのではないかと責められていたようです。この様に我が国以外の国は、無人の飛行物体の扱いへの関心は高く、警備する側の視点で問題として捉えていたことがよく解ります。我が国の場合、これへの関心の低さは、官民挙げて共通するところがあるので、そのことを含めて反省し、問題の解決に向けた研究から始めないといけませんね。今回の事件は大きな警鐘を鳴らしたという理解がとりあえず必要になっています。まあ、手遅れには違いませんが、警鐘として肝に銘じることから始めないといけませんね。最近の社会に起きている技術的な進歩とかも、漠然と見過ごしているだけで、眺めているだけだったと思いますね。どこがそういう事に関心を強く持っていなければいけないのかについても考えなくてはいけませんね。関心を持っていた人はいたと思いますよ。ただそれは、それを見るべき立場の人が、気が付いていないだけなのかもわかりませんね。
平和ボケした時代が長かったという背景もあるような気がします。これではいけないのは確かなことなので、しっかりとした体制になるように頑張ってほしいものですね。
今後に期待したいです。
投稿: 旗 | 2015年4月27日 (月) 00時52分
石破先生お疲れ様でございます。
無投票当選が増えた要因として、確かに、議員報酬の低下が一因かもしれませんが。
恐らく、市民が投票する選択肢がない、というのが大きな主因ではないかと推測します。
私は都内在住ですが。自民党候補は、実現可能な政策を書いておりますが。野党候補は、綺麗なスローガンは書くものの、それを実現する代案、がない。
結果、現実的に改善してくれそうな自民党に投票するしかない、というのが現状でした。
また、選挙にあたり、該当地区の首長候補、議員候補のブログなども拝見しましたが。
例えば、前回石破先生の地方創生のブログは、医療従事者として、大いに賛成であり。
大都市圏外以外の医療設備であったり、コミュニティだったりを利用していく方向でないと、今後の介護、福祉問題に対応が困難になると思っておりますが。
と地方議員のブログは、それに反する内容が多いのが気になりました。地元を活性化して、人口もどんどん増やしていきましょう、みたいな。
自治体としては、今は、人口流入はありがたいかもしれませんが。
目の前に迫る、高齢化社会、福祉、介護負担の増加を考えると、大都市集中型というのは、今後の日本の方向性とはそぐわないように感じます。
話はかわりますが。
雑誌で石破先生が、クラウンからレクサスに乗り換えたという文章を読みました。
ガセでなければ、レクサスは乗り心地はどうでしょうか?
スポーツカーとして、私もいつか乗ってみたい車の一つです(一番はロードスター)
辺野古の問題、AIIBの問題など、難題が山積している状況かと思われますが、どうぞ、体調に気を付けられ、政務に邁進されることを祈念しております。
投稿: neurosurgeon | 2015年4月27日 (月) 01時58分
石破先生
ご無沙汰しております。
「議員報酬の低さ」を指摘しているのは現在のマスコミだと思いますが、大多数の国民はまだまだ以前のマスコミに刷り込まれた価値観である「議員報酬は高すぎる」と考えているのではないかと思います。
その証左といって良いのが維新の党の候補者が主張する「身を切る改革」です。
ワタシの周囲では意外とウケているようです(呆)。
民主主義における議員は住民の代表であり、対立構造ではないハズです。
そこで「議員に身を切らせる」とは、「議員の質はもっと悪くて良いのだ」の意味に他なりません。
議員と住民に対立構造を生み出す空気が(主にマスコミにより)醸成されており、ルサンチマンを叩く愚かな世論という状況に思えなくもありません。
議員定数は増やし、議員報酬も増やす事が大切だと思います。
議員定数が増えれば、委員会かけもちをしなくていいような、議論に余裕が生まれます。そのため現在のようなブラック企業さながらのような就労から脱する事ができるので、女性でも参画しやすい状況になるでしょう。
現在の国会議員職は、自衛官や原発作業者のように「男性がやるべきキツイ仕事」なのだと思います。
なのに女性議員自身が自分がやりたいからといって「女性枠を増やせ!」というのは価値観の押し付けに過ぎないと思います。
議員報酬が増えれば、金銭的に余裕がなくてもより優秀な人物が議員に立候補しようとするでしょう。
ただし1点。現在の選挙は供託金にはじまる各種選挙レギュレーションにお金がかかりすぎるという問題があります。
これではいくら議員報酬が高くても金銭的に余裕のない優秀な人が立候補できません。
憲法に示すところの「被選挙権」が果たして平等なのか、かなり疑問です。
投稿: ぱなとりん | 2015年4月27日 (月) 10時21分
まただ。今度は18歳の女が人を殺した。手足を縛り、口を塞ぎ、皮膚をえぐり、生き埋めにしたと笑いながら友人に話したという…。この殺人者の人権や未来を守る必要があるのか?
投稿: カバチタレ | 2015年4月27日 (月) 12時56分
多くの人は、議員はボランティアでやれば良いとは思っていないと思いますが(そういう主張も一部にあるでしょうが)、要は「何でそんなにカネが必要なのか、高い報酬を貰うならそれに見合った仕事を真剣にやって欲しい」ということではないでしょうか。そう見えないから適正な議員報酬はどれぐらいなのか、そもそも議員活動の経費はどれぐらいかかるのかが一般有権者には分からず、報酬が高すぎる、議員を減らせという批判があるのだと思います。
その解決策として、私はこの際、源泉徴収制度を廃止して、サラリーマンにも自ら税申告を義務づけるようにしてはどうかと考えます。こうすると、収入とは何か、経費とは何か、控除とは何かを知るようになる。自ら税金の申告をしたことがない人が税について理解できるはずがなく、使い道である予算を決める議会に関心は向かないだろうと思うのです。私自身、初めて確定申告をやってみたときに色々と勉強になったものです。こうでもしない限り、本当にこの国の議会制民主主義は機能しなくなっていくと思いますね。
ところで話はそれますが、無投票当選した人とその後援者が「バンザーイ!」とやるのはおかしいと私は思います。なんで選挙をやっていないのに万歳するのでしょうか。真面目にやる気ならむしろ無投票は残念に思うはずです。要するに、こういう人たちは有権者の身になって考えておらず、自分たちの利益誘導が目的で当選を喜んでいると思われます。こういう光景を見るにつれ今後ますます有権者の政治離れが進み、このような地方公共団体は衰退するだろうと思いますね。
投稿: 特急おおとり | 2015年4月27日 (月) 21時14分
野菜が異常な高騰しています
Dクラスの野菜が倍になっています
何故か?ある中堅スーパーの店長によると農協は中国に野菜を売っているからクズみたいなものしかまわってこない
日本産ならDクラスでも高く売れるので、益々高くなるもよう
農協解体するのでしょうか?
もはや、自国民の事など考えていないお金儲けですよ。こんな農協を国が保護したり支援する必要がありますか?
中国は自国のものに不安があるから日本のものを買う
ある、大手コンビニエンスストアが100円均一で野菜を売ってますよ
自社が提携している農家があるのでしょう
地方の農協や関係者が利益を追求するのは自由ですが、税金からの様々な援助は必要ありませんよね、いっそ大得意様の中国に面倒みて貰えばよい
投稿: ちえぞう | 2015年4月27日 (月) 21時57分
大阪は今回の選挙で共産党が少し票を伸ばしていますね
生活保護の申請がとおりやすいんだそうです
母親と娘、わざわざ別に暮らして各々生活保護を申請するようになど、いろいれ指南してくれるそうです
子供がいるから働けない母子家庭とか
病気でもなく、子供は小学生以上
これが地方ですよ
市政は腐りきったところが多いです
地方自治以前に腐りきった議員連中をただすところからですね
投稿: ちえぞう | 2015年4月27日 (月) 22時07分
国会議員と地方議員の報酬は、高いと思います。
組織の成績表である財務諸表は、国、地方自治体とも、明治時代から続く 単式簿記です。その質は、子どものつけるお小遣い帳、主婦のつける家計簿、ボランティア団体と同じです。
従って、国会議員と国家公務員、地方議員と地方自治体は、ボランティア団体と同レベルの仕事しかしていません!!
したがって、国会議員(安倍首相と全大臣含む)と国家公務員と地方自治体の首長と地方自治体議員と地方自治体公務員の歳費(年収)は、0円です!!
2006年行政改革推進法の公会計改革により、東京都は、経営分析のできる国際会計基準の複式簿記に改革し、2020年東京オリンピック招致成功しました。
このことから、単式簿記を使い続ける限り、国会議員と国家公務員、地方自治体議員と地方自治体公務員の歳費(年収)は、0円です!!
投稿: 林栄一 | 2015年4月28日 (火) 07時00分
BSフジの視聴者メール「地方創生で自治体にアイデアを出せというが、市長村長にその能力がないとき、そこの住む住民はは不幸で、国民の不公平を生みます」に対し、石破大臣は「それが民主主義というものです」と簡単に切り捨てました。だから選挙で良い人を選べといいたのでしようが、今回の統一地方選でも選択しのない選挙も多くありました。国が調整力を持たないのなら、国家行政の意味がありません。ガッカリしました。
投稿: hirai | 2015年4月28日 (火) 08時31分
議員報酬が高いか低いかは何に対してかによるんだろうから何とも言えんが、仮にたくさん貰ってるなら、キチッとしたカタチでしっかり使ってくれれば良いと思う。
ところで、まだ、野菜が高い高い言いますか。農協が中国に売ってる?(笑)それが本当なら、貴殿の地域市場の販売力が全く無いからでしょ。少なくともウチの県内はそんな事は無いですよ。もしかしたら、市場が転売してるかも知れませんがね。どこのD級スーパーか知りませんが、力不足でD級品しか仕入れられないからって農協のせいにしないでほしいですな。素人は騙せても現場は騙されませんぜ?実際に大阪市況も騒ぐほど高騰してないですよ。調べてみればすぐわかります。悪どく儲けてるのはそのスーパーですよ。
投稿: カバチタレ | 2015年4月28日 (火) 12時14分
農協はしっかり農業を見ろ!金融共済事業ばかりに躍起になるから叩かれるんだろ!だいいち職員の自爆営業でブラック化してる所もあるだろ!しっかりしろぃ!!
投稿: カバチタレ | 2015年4月28日 (火) 13時08分
沖縄では屈辱の日として辺野古で反対運動している様だが日米は自衛隊の活動範囲を拡大する画期的な声明を出した。自衛隊を恥、戦争を反省するしか無かった時代から自衛隊を平和の為に活動し国際協力を拡大する為の誇りに変わる転換点にやっと立った。ペコペコ謝罪も良いがもうウンザリ御免だ!同じ非難されるなら積極的に打って出て蹴散らしたほうが未だましだ。これからの国民も自衛隊の活動や参加についても被害者意識では無く積極的に平和を拡大する為の行動として自衛隊員となり曇った後ろめたい気持で活動するのではなく世界を良く変える意識で望む人達が増えてくるだろう。もう鬱病患者の様な暗い過去ばかり見ている人達ではなく未来を見据え世界を変革していく活動家が増える事を期待したい。日本にはそれが出来るし日本が入る事で欧米の暴走を止められるのも日本の役目なのだ。そんな自覚を持った人達が参加し貢献する事を期待したいし、総理の演説もそうなる事だろう。
投稿: 忍者 | 2015年4月28日 (火) 13時57分
ブログにアップありがとうございます。
先生が出演されたみんなのベストアンサー、熊本では放送がありませんでした。
残念です。
でも、勉強はしなければいけないのではなくて、人間らしく生きるために世界を広げていくために必要なんだと思います。
政策に抗議するために飛行機を飛ばしたという人も別のやり方があるのではないかなぁと思います。
投稿: くま | 2015年4月28日 (火) 19時29分
石破さん ≪噴き上がる衝動≫
Reuters-NYT:Japan Considering Joint U.S. Air Patrols in South China Sea http://nyti.ms/1ODoGdo
敢えて無邪気に反応すれば、この記事が云う“Japan”とは日本のことなのか?何処の国の話だ?と狐に抓まれたようにキョトンとする想いです。日本は民主主義の国だった筈だが・・。Japan is never ever Abeだ!と大声で叫びたい衝動が噴き上がる。
この記事が云うパトロール行動は「日本の自衛」には全く関係がない。与党両党が合意したと報道されている条件下での集団的自衛権からも大きく逸脱している。
結局、安倍は戦争ごっこがしたいだけ、中国に対して喧嘩腰でことを構えたい、また挑発したいだけなのだとしか考えられない。安倍は私情に駆られて暴走しているだけの愚か者なのです。
その犠牲になるのは日本国と国民の誇りと規範意識だと思います。即ち、安倍某を権力の座から引き摺り下ろさなければ、強い誇りに満ちて高い規範を誇ったこの国の根本が傷つけられ崩される。
草々
投稿: 小倉摯門 | 2015年4月29日 (水) 22時14分
【安倍総理の米国議会演説】
日米同盟のさらなる発展を願う事が目的の演説だったとは思うが、NHKは、演説の終了直後から極東アジアのバカ国家に対する配慮がないと解説をしていた。その根拠が不明の主張を採り上げるのは、如何なる考えがあっての事なのか説明が必要ではないか? 同盟国間の話をすることが主目的ではないのか? 戦後70年というのは通過点に過ぎない話で、言いがかりにこだわり、まともな外交活動もできない馬鹿に配慮を示す意味が解らない。
NHKは頭のおかしい人々がいると既にばれている。クローズアップ現代という番組で『やらせ』が発覚し、何の関係もない人を犯罪者であるかのようにでっち上げていたことがばれて司会をやっていた女性が泣きながら謝罪をしたばかりである。ここは、もう天気予報や災害報道以外の番組を作らせることができない。政治的な偏向報道や政治的意図を隠した娯楽番組を垂れ流すのは国民に対する裏切りではないのか? 受信料の件でも契約書を偽造したことが発覚し、契約の無効が認められた事例もある。信頼を裏切ることにかけては他に例を見ない活躍なのは唖然とするばかりである。
我が国の総理が友好国の議会に招かれ演説をしたという事は、第3国への配慮が目的になることではない。それをはき違えて、それこそが議会演説の目的であるかのように報道解説を行うのは常軌を逸した行動である。
NHKの今回の報道姿勢に対して、ネットでは、批判の嵐が起きている。自分たちの主張が正しいという姿勢に思い込みがある。妄想と言ってもいいくらいだ。
これは、意趣返しの意図もあるのだろうか? AIIBの件でも、その主張が受け入れられなかったという事が根底にあるのかもわからないが、あの主張もおかしいことばかりである。どこの国の放送局なのかという事をもう一度思い返してほしいものだが、これまでの経緯を見れば、それを言っても無駄なことではないかという確信がある。早く解体させねばなりませんね。こういう連中がいるから、東アジアは常に危険な状態にある。平和の敵、公共の敵、それがNHKである。
投稿: 旗 | 2015年4月30日 (木) 17時56分
石破さん!大変だ
NHKの所さん大変だ!って言う番組を見ました(T_T)
『はごろもチョーク』が経営不振と経営者の体調不良、後継者がいない…と言う理由で、今年3月20日をもって廃業を発表した所、アメリカの大学から1t、韓国や日本の塾から8t…大量注文がきた!他のチョークメーカーにはない調合と独自の作り方で折れない滑らかな書き味でプロに支持されているとか…廃業を聞いた韓国の塾講師がいち早く、はごろもチョークを訪れ、工場の機械一式とチョーク作りのノウハウを買い付け、塾講師を辞め、韓国でチョーク工場経営に転職、チョークの需要があるアジア、台湾、世界にむけ営業を展開するって意気揚々…(絶対成功って思えました。だって、あきらかに物が違う…)
人の事ながら、損したp(><)q
また日本の技術が流出した
しかも、韓国…
日本の宝調査庁を作って、技術が流出しない用に出来ないものでしょうか!
投稿: まな | 2015年5月 1日 (金) 00時08分
まだ野菜が高い言うね。前年比とか使うけど前年が安値だったと考えないのかよ?安いときは農家が赤字になってるのに話題にもしないくせに、高いとすぐ消費者にしわ寄せみたいな言い方をするのは納得いかないぜ。景気がよけりゃ黙ってるくせによ。
投稿: カバチタレ | 2015年5月 1日 (金) 06時51分
医療事故?
女子医大の2歳の男の子に禁止薬物投与死亡事故…もともと子供には禁止されているのに、投与量が通常の数百倍…もはや事件!!
群馬大学病院の腹空?手術患者連続死亡事故…テレビ局が手術の様子の映像を入手、他の医師に検証して貰った所『…ん!なんと言うか、下手ですね。』…絶句な感じでした。…もはや事件!!さかのぼると術後亡くなった人がもっといるとか…この医師は外科医には向かないと思います…殺人事件なのに名前も明かされず…時間が経てば世間も忘れてしまいます。…知らずに、また、この先生方に手術を受ける人がいるんですよねぇ…怖い
投稿: まな | 2015年5月 1日 (金) 07時16分
クールビズ
2005年環境大臣が小池百合子の時から始まった…間、政権交替があったにも係わらず、10年も続いてるってすごい!政党とか関係なく国民や国の為になる事は残って行くと言う事ですね。政治家の先生方!期待してます。
投稿: まな | 2015年5月 1日 (金) 10時32分
ネパール大地震。過去にも大きな地震が起きているみたいだが…。(ネパール政府・自治体?や地域住民に食料を備蓄する考えを組み込んだり、ネパールの歴史伝統等を守りつつ、耐震性ある建築構造物に転換していくように日本が取り組んできた新しい技術や考え・仕組み等を採り入れるようネパール政府等に促したりetc.etc.etc.)
投稿: 村井啓介 | 2015年5月 1日 (金) 12時11分
世界が驚いた。スゴ〜イですね!視察団…テレビ朝日の番組です。
各国のその道の専門家を招いて、同じ分野の日本の現状を体験してもらう…皆、自国に誇りを持っているが日本の気配りにびっくりしてます。この度訪米にあたり、安部さんがカリフォルニアに新幹線のセールスをされるとか…カリフォルニアの州知事を日本に招いて新幹線を体験して貰えればいいのに…イギリスの新幹線も日本製ですよね…可愛くて、カッコイイ
投稿: まな | 2015年5月 1日 (金) 19時24分
沖縄に自衛隊が駐屯する、という事は沖縄は日本の防衛省の防衛大臣が責任を負う事になり、沖縄の米軍基地に対して日本の防衛省が米軍基地の活動について関与できる事を意味しませんか?沖縄県警にはできない事を、沖縄に駐屯する自衛隊にはできるわけです。日米同盟の強化により沖縄は日本自衛隊と米国米軍の協力防衛が確立し、日米安保の象徴地となる…なってほしい。
投稿: 島谷淳子 | 2015年5月 6日 (水) 07時38分
(* ̄0 ̄)ノ「全景撮像装置」U-3191131技評 6点(最高点)簡単にソフト無しで製造出来る。周囲上下の自己防衛用・乗り物搭載で広範囲の危機防止・安全確保・防災・危険区域内広範囲監視機器用等々に有益に、寄与する。ドローンのカメラは攻撃的に悪用され易い。地方創業局の兆円企業設立のネタになります。大企業達の組織を改めたいね。知的財産課程度で止まる。Noと。役員や社長迄届かない。2/3に成り果てた日本を、救済したいょ。60数年来探求しました。元、空撮兵。米寿です。
投稿: 伊神幸男 | 2015年5月 6日 (水) 16時34分
田中角栄首相は東北、石破大臣は山陰出身ですよね。中央との経済格差は利権を求めるのでしょうか?石破大臣が利権政治を認める発言をなさり失望しました。地域は地域で発展し、地域経済を活性さす、でよろしいのではないでしょうか?
投稿: 島谷淳子 | 2015年5月 9日 (土) 03時25分
タイトル : 地方自治体は、国防に目覚めよ!
アメリカ軍の最新鋭戦闘機・空母・イージス艦・ミサイル・レーダーシステムに相似したものが、開発力のない中国に実在している。
それは何故か。
中国はアメリカの軍事情報を盗み続け、中国軍の増強・近代化を進めているからだ。
同様に日本も防衛情報が狙われ続け、中国に流出している。 放っておいたら、最新鋭のそうりゅう型潜水艦や超高速ミサイル・開発中の技術も全てそっくり盗まれてしまう。
中国サーバー軍は24時間体制でハッキングと攻撃をしている。 ※ 既にコンピュータを駆使した戦争が始まっていることを知るべきなのだ。
スパイ天国と言われ、外国のスパイが常に暗躍している日本。
(佐賀県が防衛局に情報公開を求める)ということは、(中国が・・・)と置き換えて考えれば、いかに日本を危うくする行為か分かることだ。 中国に直接教えているのと同じこと。 こんなことで、どうやって中国から日本を守れるというのだ。
情報公開制度から(防衛に関する情報)を対象外にすべきだ。
防衛情報を公開するな! 請求もするな!(請求は国を売る行為)
スパイ防止法はどの国にもあり、常識だ。
日本はスパイ防止法案が棄却された経緯があるが、なんとしても急いで成立・施行すべきなのだ。
投稿: 国防女子サークル | 2016年2月19日 (金) 20時27分
タイトル : 恥ずかしや 議論のできない民主党
民主党はゴシップのネタで自民党議員を蹴落とすことばかり。 いつから三面記事を報じる週刊誌と同じになったのでしょうか。
国会議員なら、まともな立法・政策の議論をして欲しい。 国会はデモをする場ではありません。
民主党には安全保障に詳しい人が長島昭久氏しかいません。 国防を真剣に考える人が殆どいないからです。
日本の歴史・国旗・国歌を大切にしない人物が、国民の支持を得られる訳がありません。
投稿: きんぎょ~~え~ きんぎょ | 2016年2月22日 (月) 15時17分