会期延長など
石破 茂 です。
地方創生関連法案のうち、地域再生法の改正案、地方分権関連法案は昨日の参議院消費者・地方特別委員会にて可決され、本日の本会議にて成立致しました。
参議院においては特区関連法を内閣委員会で審議することになっているため、会期内にすべて成立するかどうか微妙な情勢となっています。恐らく会期は延長となるのでしょうが、早期成立のためもう少し努力が必要です。
参議院における私が所掌する法案の審議は比較的平穏で、有り難いことだと思っております。
会派が多いため、質問者一人あたりの時間が短くて議論が深まらないままに終わってしまうことがあるのは残念ですが、まだまだ今後議論の機会はあるのですから、こちらも十分に準備を重ねたいと思います。
特に地域における公共交通のあり方は、コンパクトビレッジやコンパクトシティを成功させるための重要な鍵となるもので、ドイツやフランスの例もよく研究して解を出したいと思っています(この点につき、「地域再生の戦略 交通まちづくりというアプローチ」宇都宮浄人著・ちくま新書 は示唆に富んだ書です)。
「本来保守的な社会にあっては、悲痛や憤怒の念が強い主張よりも、抑制された、静かな主張のほうがより説得力を持つのである」
情緒的・条件反射的なご主張に接するたび、高校生の頃に読んだ故・フルブライト元米国上院外交委員長のこの言葉を思い出します。
「安全保障法案は戦争法案だ!」「CCRC構想は地方に『姥捨て山』をつくるものだ!」「農地課税の見直しは許せない!」などという論は、当方の説明不足もあるのかもしれませんが、制度や構想の本来の趣旨をよくご理解されたうえでご発言いただきたいものです。
反対の結論は同じでも、よくよくお考えの上でのご議論には当方も啓発されることが多く、とても参考になるのですが、ただ罵詈雑言を投げつけられただけではどうしようもありません。
新聞紙上には「政府・与党9月まで会期を延長」などという観測記事が載っていますが、見通しがよくわかりません。世論的にも、学説的にも「憲法違反の安全保障法制」というような流れが形成されつつあるようで、会期を延長したとして、これを挽回するにはどうすればよいのか、担当大臣ならずとも思案せざるをえません。
わが党所属の議員が、積極的に街頭に出て、竹下登総理が消費税導入の時に述べられた先人の言葉「もし聞く人なくば、たとひ辻立ちして成(なり)とも吾(われ)志を述べん」のごとくに努めねばならないのかもしれません。
一昨日の党首討論は、やや議論にすれ違いがみられ、少し残念に思いました。岡田氏が「徴兵制は違憲だと言っているが、これも総理が変われば合憲に変わりうるのか」と質問しましたが、これは朝日新聞や東京新聞によれば、かつての私の発言を念頭に置いたものだそうです。
その流れで今日は珍しく、衆議院の特別委員会に呼ばれて答弁することになりました。
内閣の一員として政府の見解に従うことは当然のことであり、また私自身が日本において現在も将来も徴兵制をとるべきではないと思っていることは、2010年に当欄にも記しましたし、著書でも述べました。
一方で、これまた以前にも述べたことですが、かつてNATOの現状視察でドイツを訪問した際、なぜドイツは徴兵制を維持しているのかを議論した時の光景を今も私は強烈に覚えています(今はドイツにおいて徴兵制は「停止」されています)。
与野党問わず、参加したすべてのドイツの国会議員から「軍隊は市民とともにあらねばならず、軍人は軍人である前に市民であらねばならない。軍が市民社会と隔絶した存在であったからこそナチスが台頭したのであり、あのようなことを二度と繰り返さないためにこそ徴兵制は必要なのだ」との論が展開されたことに、強い衝撃を受けました。
最近まで徴兵制を維持していたフランスにおいては、市民による国家を市民が守ることは当然の義務である、との論を多く聞きましたし、永世中立国・平和国家として多くの日本人の憧憬の的であるスイスにおいては、いまでも憲法に国民皆兵が明記され、2013年には徴兵制廃止の提案が国民投票で否決されています。
日本と欧米では、近代市民社会の成り立ちが根本から異なっていることを改めて痛感させられます。
集団的自衛権の議論も、「世界の中の日本」という意味ではその構図に似たものがあるように思います。
選挙権が18歳に引き下げられることとなり、我々もこれに見合った対応をしなくてはなりません。
「日本はちっとも国民主権の国ではない。あれもしてくれ、これもしてくれ、と要求だけしているのは(主権者である君主に対する)臣民、サブジェクトの立場なのであって、決して主権者ではない」と喝破されたのは故・田中美知太郎先生ですが、主権者としての在り方を正しく学ばせる教育の在り方も同時に求められています。
週末は、20日土曜日が鳥取県東部医師連盟にて講演(鳥取市内)。
21日日曜日が大分県豊後大野市市制施行10周年記念特別講演会で講演、地方自治体関係者、自民党関係者との懇談会、佐伯市市制施行10周年記念特別講演会で講演、佐伯市内防災施設視察(豊後高田市・佐伯市内)という日程です。
もう6月も後半なのですね。皆様お元気でお過ごしくださいませ。
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コメント
お疲れさまです~
投稿: mr | 2015年6月19日 (金) 19時50分
船田元氏の発言「あまり調べてなかった。正直ミス。調査会はしばらく開かない」を見て、心底呆れました。前からこの男は信用していませんでしたが、こんなのに重要な仕事を任せる自民党が悪い。どうしても自民党推薦候補として担いでおく必要があるなら、国会や外交では仕事はさせないで下さい。つまり、クビに出来ないなら、干して下さい。
与えられた任務の準備もせずに、しかも、それを平然と口に出し、挙げ句の果てに逃げる。最悪です。
投稿: BET2 | 2015年6月19日 (金) 20時52分
石破先生
『安全保障関連法案』って率直に悩ましい…と思っています。非常に悩ましい。
まず論点は二つにわかれると思うのですが…
1…日本は自国(国民の生命や利益)のために海外に兵を送るべきか?
2…これは合憲か?(憲法に違反していないか?)
だと思うのですが…
1について、第二次世界対戦に敗北し多数の戦死者を出し、さらに平和憲法を遵守してきた日本人からすると、かなりのアレルギーがあるのは当たり前。
私の二人の祖父は…父方は戦死、母方は片腕を失いました。私は祖母に『祖父が生きていたらなぁ…』と言っていたのが今でも忘れられません。私の父親はお父さんの顔すら知りません。
だから戦争は国防であれどうであれ、悲惨な傷を残すと理解しています。
しかし国を軍隊で守ることには賛成です。やはり抑止力、戦力は必要だと思います。今の地球上、世界情勢では必要でしょう。仕方ないことです。決して外交力だけでなんて反戦論者みたいな考えはありません。
2…合憲か?違憲か?
素直に憲法を読めば、自衛隊があることにも素人には疑問が残る…。(決して自衛隊があることを非難するものではありません。)
ましてや海外派兵ともなればなおさらです。
憲法は、政治家が国民から突き付けられた最高法規、遵守することは当たり前、解釈変更はたとえ世界情勢が変化してもすべきではないのでは?と思います。
学者の殆どが違憲です。たしかに合憲違憲は最高裁の決めるべきものですが…違うものは違うのでしょう。(逆に最高裁の判決をみたいものです。最高裁判事は速やかに意見を述べるべきではないか?とも思います。そのような制度はないのでしょうか?)
多分、憲法9条改正は国民感情から不可能だと思うし…それが結果だと思うのです。
政治家がやりたいことと守るべきもの…憲法って大切なんだなぁとつくづく思いました。
今まで通り、憲法ギリギリの線で自衛力を行使するのが国民の理解を得られるのではないか?と…。
投稿: 哲郎 | 2015年6月19日 (金) 22時45分
政治も歴史認識も教育は大事だと思います。今日NHKで日本の戦後70年の戦後補償の歩みを放映していましたが、声だかに日本に賠償要求していたアジアが日本の政治家の苦慮の結果どう変化していったのか何となくわかりました。
ただ土下座外交やその場しのぎの謝罪が結果次世代の日本人に日本だけが戦争で悪いことをしたという思い違いや劣等感を生んでしまったことが残念です。戦争の残虐性は日本人だからではないといった事も政治家さえ理解してない気がします。野蛮な遺伝子を持った日本人が集団的自衛権をもったら戦争を起こすと考えてしまったり、その時代の日本人が鬼畜であったかの印象をもってしまうのはやはりなぜ戦争になったかの教育が足りないからだと思います。
投稿: いふし | 2015年6月20日 (土) 01時59分
浜地氏の『バカか』発言といい、船田氏の『人選ミス』発言といい、まったく無礼極まりない輩がいたもんですな。これじゃ自民党が他党の言動をどうこう言えないでしょ。とくに『人選ミス』発言は酷いね。最悪最低だ。
投稿: カバチタレ | 2015年6月20日 (土) 02時32分
日本と欧米では自国と周辺国も大きく異なりますし、与党と野党や主権者の意識が異なるのもある意味では当然ですね。 連日ほんとにご苦労さまです。 これからもお元気でご活躍くださいませ。
投稿: 61 | 2015年6月20日 (土) 11時05分
石破さん 激務の中でブログご更新、有り難うございます。
梅雨のじめじめした空気は同時に夏の熱さを遮断してくれますから、私は好い日和だと思います。天候など全てが人間に好都合にできている訳ではありませんからね。
≪フグの肝≫
毎日【安保関連法案:法制局長官「例えばフグ…肝外せばOK」
http://goo.gl/Ev56rW 】
この画期的な発言が飛び出した時に、石破さんが本当に愉快そうに微笑んでおられたのが印象的でした。まあ、手を頭に添えて苦笑されていたと云う観方もできますが(ニッコリ)。
私は拍手喝采しました。予て小人然としていた横畠裕介内閣法制局長官が豹変した!と思いましたから(?)。何故なら、安倍一味を「フグの肝」と断じたのだから(?)。今の戦争法制案から、安倍一味とその悪企みを取り除けば、集団的自衛権は「本来の日本的で有意義な役割」を取り戻すことができると(?)。
まあ、淡い期待ですけどね。妄想かも知れません。
末筆ながら、増々のご健勝とご健闘を心から念じます。
草々
投稿: 小倉摯門 | 2015年6月20日 (土) 11時54分
石破さん ≪津波の前兆≫
FT: Hedge Fund Bets Against Japanese Shares
http://on.ft.com/1IoBCv9 "These include doubts over the sustainability of the reforms implemented by Shinzo Abe"
⇒この海外市場関係者の懸念や疑念が株式だけに向かう、即ち日本国債に向かわない保証は全くない。否、寧ろ、そう考える楽観は論理には勿論道理にも反すると思います。
まあ、俄かにこの「津波」が一直線には歯向かっては来ないだろう。が、この種の懸念や疑念が海外のメディアで報じられることが質と量の両面で多くなっていることは、津波の前兆として明記されるべきです。同時に、国内メディアは全く報じない事実も。
「臭いものに蓋」が得意な安倍一味が政治権力の座にある限り、その事態はYes or Noの問題ではなくWhenの問題だと思います。
草々
投稿: 小倉摯門 | 2015年6月20日 (土) 12時09分
集団的自衛権について、今の国際情勢、今後の日本のあり方、現在の国会議論(野党の姿勢)を考えると、今回の安保法制を憲法解釈変更で行う事は、至極まっとうで唯一の解決策と思います。何故”戦争法案”となるのか、”憲法学者の数”が問題になるのか理解できません。ただ反対する事に意義を見出しているのか、思考停止しているのか、野党のレベルが低すぎて、この先の日本が不安で仕方ありません。
民主党政権の中期頃から、将来に対する危機意識によって、少しずつ政治に関心を持つようになりました。その中で、石破さんの発言が最も理にかなっており、分かりやすいと思っています。今後も国民の理解促進のため、石破さんがより多く発言される事を期待しています。
投稿: 技術系サラリーマン | 2015年6月20日 (土) 13時22分
強度左巻きも強度右巻きも、その本質において危険な要素(=反日、反社会的、暴力的等)を含んでいる。
投稿: 村井啓介 | 2015年6月20日 (土) 15時16分
日本はASEAN諸国を始め、タイにも支援や関係強力をしている重要な国だ。しかし2600人以上が海上で漂流し死亡したり虐殺されている事はたまにニュースに出る位であまり馴染みが無い日本人も多いだろう。40人あまりのロヒンギャがデモ行進し日本に支援を要請している。政治的にどうであれ、人道的に何か出来る支援をすべきだろう。経済が好調だった中韓に支援する金があったら違う方に回す方が余程道徳的に正しい。日本政府も弱い者の味方、強い者には立ち向かう気概を見せて欲しいものだ。
投稿: 忍者 | 2015年6月21日 (日) 10時52分
日本の文化財の保護。例えば、兜・甲冑等の修復。職人の養成等々のほか、広く寄付金を募ったり。それから、まず率先して文化財保護をやるべき者⇒各テレビ局が頻繁に戦国時代や江戸時代の歴史番組をやってるのだから、歴史的に大事な「兜・甲冑の修復の過程を内容とした番組」をNHKと民放とでプロジェクトとして組んで作ってみたら?今は日本の歴史、特に戦国時代や江戸時代に興味を持った海外からの観光客が、刀・兜・甲冑等にも興味を持って来ているみたいだし。海外向けの番組もあわせて作ったらよい。職人に払う報酬その他の予算を各テレビ局から出したらよい。各テレビ局は、特に「日テレ・読売新聞」、「テレビ朝日・朝日新聞」、「TBSと毎日新聞」、「フジテレビ・産経新聞」は、歴史的な内容の番組は頻繁にやるけど、大事な歴史的遺産等である兜・甲冑を修復することとなると知らん顔?それではマスコミとしての役割を果たしてないわな。守銭奴マスゴミかな?真のマスコミか?//文化財保護に関する政府の会議等を開くときに、各テレビ局社長?や各新聞社社主?を呼んでみたらいいと思うよ。そのときにどういう返事をするかで、日本のマスコミの真の姿が見えてくる。「日本の文化財保護の為に協力しましょう!etc」か?「日本の文化財保護?そんなの知るか!破壊して潰して滅ぼしてしまえ!etc」か?///安倍ちゃん、文化財保護の政策にあたっては、マスコミに協力させようよ。
投稿: 村井啓介 | 2015年6月21日 (日) 13時46分
【憲法違反の状態とは何かについて】
第1次世界大戦終結が、独逸の敗戦という結果を以て確定した後、敗戦国ドイツは、皇帝一家が亡命していたこともあって、帝政の解体を余儀なくされ、新たな憲法の制定となり、1919年当時にあっては画期的な民主主義的色彩の濃厚なワイマール憲法が成った。前文の一節に『(独逸民族は)ドイツ国を自由と正義とにおいて新しく,かつ確固たるものにし,国内国外の平和に奉仕し,そして社会の進歩を促進せむとする意思に心満たされて,この憲法をみづからに与えた』と宣言していたようである。そういう国で、ナチスが第1党になり、独裁政権を樹立し、2度目の世界大戦を主導することになったのは、どこで歯車の組間違いが起きたのか不思議な印象を受けますね。ちなみに、ワイマール憲法が、正式に破棄されたのは、ドイツ連邦共和国基本法が制定された1949年になってからですね。ナチスドイツはワイマール憲法の下で誕生したと言ってもおかしくない出来事である。事実、ワイマール憲法の下で行われた選挙で議席を増やし、独逸第1党になります。
ナチスドイツは、1933年に、『全権委任法』という法律を憲法に則った手続きで制定させ、ワイマール憲法に代わる憲法改正のための法なのだという説明とともに、ワイマール憲法は引き続き存続する形にした事で、全権の掌握を疑念を抱かせない方法で達成した。そこから、やりたいようにやっても、憲法違反という声が起きないようになったようです。憲法違反と騒ぐには、説明が要ります。具体的な事例とかを国民に納得するような形で説明する必要がありますが、我が国の憲法学者とその周辺にいる人々や野党議員には、それが何かよく解っていないような印象を受けますね。説明でさえも批判することの中身がないため、何を以て違反なのか国民の理解を得ることができていません。集団的自衛権という権利に関する説明についても、それが違反というほどの客観的な事実の提示がありません。
我が国の憲法は、改正手続きに関する規則に具体的な細目を定めたものが2007年になってやっと制定されたが、一度も改正の発議がない。それは、改正する気が国会にないと思われても仕方のないような状況を引きずってきているようにも見えます。
憲法の改正は第9条だけの話のように思っている人がいるのかもわかりませんが、現行の憲法のおかげで違憲状態にあるのは、宗教団体が設立した学校法人に税金が原始の補助金を付与することも、違憲状態を発生させてしまっているという問題もあるわけで、これも、宗教と国家権力を分離させるのが目的の現行憲法の第20条の条文がそこにあるから発生してしまう問題でもあります。
しかし、憲法改正を言い出す人がないため、全国自治体や、文部科学省は、違憲状態を知りながら補助金の拠出をやっています。裁判所も、自治体首長も。見て見ぬふりをしているとしか思えませんね。裁判所は、訴訟があってから動く処なので、違憲審査を積極的にやることがない。検察警察も沈黙している。違法な補助金の拠出は止むことがない。全国の仏教系キリスト教系(イスラム教系はあるのかどうか知りませんが)違法な補助金の収入によって恩恵を受けているという状態です。一般国民もそれが違法だと知っている人は知っているが、黙っている。第9条だけを目の仇にしても説得力が既にないという事ではないのかという気がしますね。
国民の関心は現実的な判断があるという事なのかなという気もしてしまいます。尖閣諸島の事や竹島、北方領土の事については、やはり自衛隊単独では荷が重いという認識もあるのかもわかりませんね。集団的自衛権が、それらの領土問題の解決や、北朝鮮に拉致された邦人救出の役に立つものであれば、その行使に限定条件を付けてもやっていただきたいと願っているのではないかと思います。
民主党や社民党、東大の南原の系譜を継ぐ人が圧倒的に多いと思われる憲法学者の連中は、第9条限定の批判論者であると名乗ればいい。それをすれば、学校関係者は気持ちが楽になるのかもわかりませんね。そういう状況もまた、憲法を巡る騒動にあるという事をメデアは伝えるべきなのだが、彼等もまた第9条限定なのだ。憲法改正を第20条でさえ認めてしまうと、危険なことが始まると思い込んでいるのだろう。
精神の病んだ人々がこの問題に多くかかわっているような気がしますね。民主党の岡田代表は前から精神的に不安定な人なのだが、とうとう議会で暴力を容認することを言い出したようだ。これも憲法第9条の被害者なのかもわかりませんね。傷ましいことです。
投稿: 旗 | 2015年6月21日 (日) 16時45分
石破さん ≪全体最適にしか解決はない≫
日経【労働改革ようやく前進 派遣法改正、成立へ http://s.nikkei.com/1FrrKhV 】
この派遣法改正がPDCAサイクルの試行錯誤だとしても、全体最適を意識しない「狭浅短な試行錯誤」は社会の混乱を一層複雑に縺れさせる結果に終わると思いますね。PDCAで肝心なのはそのサイクルを賢明に懸命に廻し続けること。然もなければ、問題解決には程遠く一歩も近付くことはあるまい。
①先ず総論:この労働者派遣法改正も矢張り「広深永な改正」ではなく、「狭浅短な改定(改悪とは言わないまでも)」だと思います。そんな改定を試行錯誤だと強弁しても、狭浅短な為政者には将来改正に至る期待は持てない。三流政治やヘタレ経済人が繰り返して来た「新しい結果」を迎えるに過ぎまい。複雑で会期でもある、然も状況が激しく変化している時代の経済環境下では、労働側の働き方と経営側の働かせ方の双方を広深永に観察し洞察し決定する過程が欠かせない。国会や巷間での論議は、夫々の立場(=労働側か経営側か)に沿った部分(自分)最適に偏っており、経済と生活を見渡した全体最適を目指す過程を経る覚悟がないと言わざるを得ない。
②次に各論(AmongManyOthers):企業利益が圧迫される局面(景気下降、新興国の台頭など)では人件費の削減は一つの経営手段だが、然し、同時に多くの経営者はその半面で社員を路頭に迷わせ社会に悪影響を与えることに想いを及ぼさない、即ち正規/非正規に関わりなく社員はステークホルダーズの重要要素でなのだから、利益防衛にのみ拘泥する経営者の構えが狭浅短だと指摘せざるを得ない。一方で、働く側も機械的に2-3年で転職を繰り返しキャリアーアップだと云う無機質な思考であって、そんな未熟者を育てその教育負担を辛抱した経営側に対する恩義や配慮や慎みがない。今や、そんな無機質な考え方で行動した若者が企業の中間層に成り上がり企業経営の一角を担って、前段の狭浅短な経営陣の思考と行動を支えているのではないか。全くの悪循環に陥っているのではないか。
③確信に近い問題解決策私案:この悪循環を打破するには、経営と労働の夫々の現場の状況を踏まえつつも、次元の違う広深永な発想が必要なのだと思います。予ての愚見の繰り返しですが、付加価値が低く儲からないコモディティ事業から高付加価値で利幅の大きいプロダクト事業への転換を図るに若くはない。事業転換は高度の経営戦略であり、経営者が専一的かつ挑戦的に挑むものであり労働者に出る幕はない。人切りに繋がり非正規社員を増やし頼るような利益圧迫の経営から脱することもできる。労働側にもより高度な技術や技能習得に挑戦することが要求される。Routin化した退屈な仕事は激減する(なくなりはしないが)。「今のこの会社のこの仕事」が面白くなる、自分の成長を実感できる筈だと。
私の座右の銘の一つ【経営の要諦は、弱火で銀杏を炒る如く組織を刺激し続けることだ】。
草々
投稿: 小倉摯門 | 2015年6月21日 (日) 17時45分
お疲れ様です。
かつお節が南太平洋、入漁料負担によりピンチのようです。
無形文化財に登録された和食の出汁に欠かせないかつお節。
今後食卓から消える時が来るのでしょうか?
心配です。(・_・;
投稿: くま | 2015年6月21日 (日) 19時47分
「常在戦場」⇒今の時代で考えるなら、日本国家・日本国民・日本企業を守る為に、「3,11その他の災害」、「スパイ活動・日本人拉致事件」や「脅迫殺人薬物売春等の(朝鮮系等)暴力団等による反日反社会的活動」に如何に対応して潰していくかetc(想定想像力の強化等を含む)。
「米百俵」⇒今の時代ならば、日本の子供達の(文系理系双方の)学力を如何に高めていくかetc?
投稿: 村井啓介 | 2015年6月21日 (日) 20時51分
【民主党は何も変わらない無能無策の政党である】
時事通信の記事にありました。
『民主党の岡田克也代表は21日、津市内で記者会見し、今国会の会期延長に反対する考えを示した上で、「仮に延長になれば、安全保障関連法案の問題を徹底的に議論し、国民世論を巻き込んで廃案に持っていく」と強調した。』
民主党が安全保障問題で頼りにならないのは、何が何でも考えたくないという姿勢があるからで、国民の生命財産について、その責任は最初から持つ気がないと表明している処にある。そのことは、政権を間違って持ってしまった時に露見し、散々な対応が展開したことではっきりした。地震の事後対応だけでなく、尖閣沖漁船衝突事件の問題や、シナ帝国で発生した日系商店工場総領事館他を狙った暴動事件や、シナ帝国が率先して行った日本人拉致監禁事件での対応等に見ることができます。
彼等にあっては、安全保障問題は、やりたくない政治問題なのである。そして、やりたくないが故に、国会で議論する気もない。それが議題になれば、廃案に追い込みたい。そういう事である。そのためには、国会で暴力をふるう事も厭わないという事だ。政治家として仕事をさぼりたいという表明なのである。彼等に高い志操を求めても無駄なのは、最初からその能力がないという事に加えて、やる気がないと表明している姿勢にある。頼りにならない政党には、それを考える議員もいない。
安全保障の問題は、軍隊の事だけではない。外交政策上の我が国の立場を確認することや貿易関係における我が国の立場の確認にも影響を及ぼす問題である。また、世界のどこかで災害が起きたときや犯罪に巻き込まれた際の邦人救出活動などにも、当然安全保障の問題が発生する。主権の維持という事だけでは済まない広い対応がこの問題には密接に関連している。それを、民主党は、考えたくないと表明しているわけである。
シリアで、ISISに拘束され斬首画像をネットで配信された日本人ジャーナリストの事件があった時、彼等は政府批判に興じたが、あれが政治的なポーズであることが、図らずも、これで明らかになったような気がする。彼等にあっては、政府批判する資格さえ最初からなかった。安全保障問題に取り組むことを拒否するのは、無能であることがばれた今になっても、無能無策を隠し通したいという願望があるのかもわかりませんね。それさえごまかせることができれば、もう一度政権をとることができると思っている疑いがあります。しかし、この問題は避けて通ることができません。憲法改正をやらねばならないほど、我が国の置かれた立場は、未来のある瞬間に外部からの強力な侵略によって崩れてしまう恐れがあると思うからです。座して死を迎えよと民主党は思っているなら、それをはっきり口にするべきではないのかと思います。
旧社会党の成田や田辺は、それをはっきり口にした政治家である。だから、ある時を境に劇的な凋落が進み、2度と浮かぶことがなくなった。そして極小政党の社民党に成り下がったわけである。昭和30年には、国会議員の半分は社会党の議員であったのが嘘のような転落ぶりである。彼等は安全保障問題で失敗したのだ。それが未だに認識されていないようだ。民主党もまた同じ轍を踏むことになるのだろうか。
民主党は病んでいる。党首は既に病人であることは間違いないが、党首を批判する政治家が民主党には既にいないようだ。避けて通れない問題を最初から議題にあげないことで議論にする気がないと表明した党の代表。彼等はお粗末で無責任な集団である。彼等から議席を奪い、何とかまともに考えることができる人々に登場していただくしかありませんね。
妄想しかできない馬鹿を国会に送るのはやめてほしいものです。
投稿: 旗 | 2015年6月22日 (月) 01時19分
石破さん、お疲れ様です!
「本来保守的な社会にあっては、悲痛や憤怒の念が強い主張よりも、抑制された、静かな主張のほうがより説得力を持つのである」
石破さんの仰る通り、
人間同士の話し合いですから
冷静に心で会話したいものですね。
私も肝に銘じます(`へ´ゞキリリ❗
「日本はちっとも国民主権の国ではない。あれもしてくれ、これもしてくれ、と要求だけしているのは(主権者である君主に対する)臣民、サブジェクトの立場なのであって、決して主権者ではない」と喝破されたのは故・田中美知太郎先生ですが、主権者としての在り方を正しく学ばせる教育の在り方も同時に求められています。
私は、心を病んだ経験から
精神疾患患者がどれ程、苦しく
地獄をさ迷っているかが
痛烈に理解出来ます。
ストレスの水がコップから溢れたら最後、
湧き水のように止められないのです。
傷で表現するならば、
深い深い傷(心の)からは出血が止まらず
その傷にまた傷がついて
治らないのです。
ですから、深い深い苦悩、強い不安や
苦しみ、耐えられない程の心の傷が
何年、何十年…もしかしたら一生
続きますので絶望的になり
自死を選ぶ方もいるんですね。
精神疾患は外科と違い、オペが
出来ません。ですから、治るには
かなりの時間が掛かるのです。
精神疾患患者の理解が、
多くの方に得られるように
頑張ります。
安心出来る環境、安定、時間、
そして愛が治療には有効だと
思います。
では、最後に松田聖子さんの
『LOVE SONG』という曲を
石破さんへ贈って失礼したいと
思います。
DOUBLUの『FOR ME』という曲も
大好きで、急がずゆっくり生きる姿勢の
私らしい曲です。
宜しかったら聴いてみて
下さい。
では、失礼致します(^-^ゞ
投稿: lyrics&front | 2015年6月22日 (月) 04時49分
P.S
松田聖子 LOVE SONG
https://youtu.be/FVBF7gRHoOc
DOUBLUのFOR MEは
YouTubeにはありませんでした(T-T)
R&B の落ち着いた曲です。
投稿: lyrics&front | 2015年6月22日 (月) 04時55分
日本はフビライによる元寇以降、理不尽に外国から攻め込まれた経験が無いので、国家の安全保障に関しては無頓着なのかもしれませんね。はるか昔の事ですし。。
近代では日清戦争から先の大戦まで、一応こちらから仕掛けた形ですし。
こちらから手を出さなければ、何もされることはないと考えている人は多いのでは?
各国の国益がせめぎ合ってる国際情勢では経済的紛争が武力紛争に発展する危険性は高いと思います。
戦後70年談話の閣議決定が先延ばしになったようですね。
お詫びを繰り返す内容では進歩が無いというのは、全くその通りだと思います。
政府見解としてのお詫びは、過去にすでに正式に発せられているわけですし。
関係諸国が、そのお詫びをきちんと受け取ってくれたのであれば、その次のこれから先の話をすべきです。
もし、過去に発したお詫びをきちんと受け取ってくれないのであれば、この先何度お詫びを述べても同じことでしょう。
過去の独立国「大日本帝国」は米国による占領統治によって終焉してます。戦後新たに世界に承認された独立国「日本」として世界と共存する発展的な談話にしてもらえたら良いと思いますね。
投稿: maaat | 2015年6月22日 (月) 10時38分
明治日本の産業革命遺産…
韓国が百済?の何かを一緒に世界遺産に登録して貰う事で協力しましょう…はぁ〜、何調子のいい事をおっしゃっているのか、いつもいつも人のふんどしで相撲を取って感謝もなく…自分の事は自分でお願いします。…歴史認識をおっしゃるなら、昔も今以上に日本の協力が貴国の為になった事を受け入れるべきです。
投稿: まな | 2015年6月22日 (月) 13時05分
韓国との外交内容は第三国を交えて行うか、直ぐに内容を公開しなければ日本国益を損ねるということを学習しない自民党には呆れてしまう。後日「日本が約束を反故にした」「日本が嘘をついている」として日本に謝罪賠償を要求し、「日本は悪」とのイメージを世界に撒き散らす国であることは明白なのに…
世界遺産の相互協力を2002年W杯共同開催と同じ状況だと説明をした韓国人?がいた。どちらも負けられないので妥協したと。世界遺産に関係ない年代で被害者気取りの韓国の要求を飲む日本外務省。お互いの考えている「徴用の事実」の説明確認もせず安請け合いをしたツケは後日「強制労働者6万人が不当な仕打ちを受けたと明記するとの約束を日本は破った!日本政府は歴史歪曲した!騙した!謝罪賠償!」との展開になりかねない。日本外務省はわざと火種をつくって日本を貶めているとしか思えない。
米国のために何故必要もない韓国と友好関係を無理に作らないといけないのか?防波堤であるはずの韓国が中国に寝返る前に日本が国防強化すればよいだけだ。韓国に固執しているのは米国である。「韓国が日本の防波堤になっている?」日本にとってなっていないのが現実なのに米国が無理やり「米韓同盟」と「日米同盟」を同レベルにしようとしているだけ。韓国は日本を敵視していることは明白。日本を経済援助を貰えるATMで言いなりになる以外の存在価値はないと考えている国と仲良くしろという米国に反論もせず従ってきた自民党。
外交会見で外務大臣がきちんと言うべきことを言わせて下さい。
「日本の慰安婦が人権問題なら韓国の慰安婦問題も同じ人権問題として韓国米国がどう解決したのかを伺いたい。」「慰安婦賠償を韓国政府がしないのは、日韓協定を反古にしたいと韓国が要求しているとの認識でよいのか?韓国との二国間条約締結は信用してはならないと世界に示すことになるが?」
世界のマスメディアが取り上げざるをえないような場面できちんと「韓国がおかしい」とわかる事実関係と「日本は言い掛かりをつけられて困っている」とわかる表情でアピールできない外務省…裏で勝手に韓国との経済協力や妥協をしているのでは?いやきっと日本国民を裏切っているなと思ってしまう自民党政権の行動…
自民党最近ますます危なっかしい。18才は「9条を守る平和な国に」「隣国と仲良くするのが一番」「国防強化より外交で」「格差社会の是正」を掲げる社民党、共産党がよい政党だと感じているようですよ。日本は大丈夫かな…自民党内部や国会議員、官僚の中にいる売国奴を炙り出し政治家として二度と紛れ込むことのないようマスコミに徹底的に身辺調査させ公表させる制度をつくるべきです。
石破議員は今の自民党をどう評価しますか?
小泉議員は福島復興に結果をだしていますか?
投稿: KK | 2015年6月22日 (月) 13時48分
【憲法改正が難しいという判断から】
現在の状況の好転は、シナ帝国の動向や北朝鮮の考え方がどういう展開を見せるのかによって変わる問題でもあります。
簡単に言えば、そういう問題というのは、永劫に続くものではないのかもわかりません。そして、憲法改正という作業が、予想以上に時間を食う作業であるとするなら、期間の定めを持った時限法を利用するという考え方も、この場合、候補に加えてもいいのではないかなと思いますね。
専守防衛の国と云う点においては異論がない処であり。そのために自衛隊が創設され今に至るわけですから、集団的自衛権の行使に相応しい法律の制定が必要になるわけで、そのために憲法の改正を速やかにできる環境を整える必要があります。しかし、馬鹿な民主党のみならず、憲法の学説を商売のタネにして食っている学者が飯の食い上げになるのを恐れて、公然と政府批判をやりだしているのは、曲学阿世の姿そのものである。彼等の云うがままで我が国の安全保障の問題が解決するはずがない。自国民の生命財産がどうなろうが、自説の貫徹を叫ぶ無責任な連中の相手をするだけ無駄である。ならば、時限法の制定に向けた集団的自衛権の確立を目指すという考え方も、この場合臨機応変に考えてみることが必要になってくるように思います。
シナ帝国の現状の威嚇が何時まで続くのかという事も問題になりますね。習近平政権は、保って10年と見るなら、15年の時限法を成立させた方がいいのかもわかりません。北朝鮮は、どうなのか、また韓国はどうなのかという事も考えないといけなくなると思いますが、最大の脅威をシナ帝国に求めるならば、15年の時限立法で安全保障の期間限定で集団的自衛権の構築が可能になるような気がします。法の細目は、立法府には専門的な知識を持った人がいると思いますので、我が国の立場に問題が生じることがないような施行規則等の制定もまた必要になると思います。恒久的な方の整備という事も前提として必要なことではありますが、緊急避難的な考え方がこの場合現実的な解決に至るような気がいたします。
併せて、その法の施行により、状況の変化などが当然起きると思います。そういう事も観察し続けることが、その法律を生かすことにつながるのではないかと思います。戦争前の状況というのは、歴史的に見ても長く続くことがありません。相手国の事情によって状況の変化が劇的に起きることも史実として存在します。
例えば、モンゴルの欧州遠征があった。1223年のカルカ河畔の戦いに始まり、1236年のバトゥの西征で本格化する、モンゴル帝国の征服戦争である。此れの対象となった欧州諸国は、モンゴル側の突然の事情によって、解放されることになる。1241年12月21日にモンゴル皇帝オゴデイが死去すると、ほどなくバトゥの本陣にもその訃報が届いた。1242年3月にバトゥはオゴデイの死去にともなう遠征軍全軍の帰還命令が下され、戦争は終わりを迎えます。これを見ても13世紀の時間が緩やかに過ぎる時代であってさえ、20年に満たない期間が外敵からの侵攻となったことになります。欧州には、30年戦争とか100年戦争とか言うものもありますが、そういうのは、根本的な事情の異なる一族内のゴタゴタのようなもので、ただの骨肉の争いです。
戦争をやりたくないという思いは誰にもあることなので、それを基本において考えを進めれば、時限法的な法律の制定が納得を得られやすい形ではないかなと思いますね。それをやるにしても厳格な規定は必要であります。
当座を誤魔化すという前提ではなく、憲法改正までのつなぎのような性格も併せ持った法律を考えてみる必要があるのではないかと思いますね。
シナ帝国の指導者が何時までもあの状態じゃないという事が前提ですね。それを忘れてはなりませんね。現実社会を見ることがやはり、政治家にとって必要なことだと思います。
民主党のように妄想で政治を語ることは国民を危険の淵に立たすことになってしまいます。
投稿: 旗 | 2015年6月22日 (月) 20時22分
石破さん 再び≪W.チャーチル卿の複雑な名言≫
引用【主権者としての在り方を正しく学ばせる教育】
この正しく王道の教育を拡げ浸透させることが、民主主義制度下の正しい道筋であることに全く同感です。然し、その場合には折角の機会なので、今回新たに選挙権を得る若者だけではなく、この種の学習とは無縁のまま年齢だけは喰って来た人たちにも範囲を広げるべきだと思います。
例えば、思考停止して靖国神社の前でコスプレを披露している人達、周囲の迷惑も顧みず「愛国、国防」の言葉を大書した車から大音声で狭浅短で聞き苦しい短絡した「音」を垂れ流す連中の教育(この場合は、寧ろ“更生”でしょうか)も欠かせまい。
教育を論じるなら、新入生を正しく教導するだけでは足りないのであって、悪臭を垂れ流す一団(有象無象とも云う)にも民主主義を叩きこむことが欠かせない。即ち、上に伸びる力を促すだけではなく、無辜の人達を下に摺り下ろそうとする力を消去して初めて、好循環が生まれるのだと確信しています。
まあ、然し、此処だけの話ですが(Between You & Me))、今の不完全な民主主義(思想や制度)がどれだけ正しく教育され浸透しても、本来の理想的な政治が行われる保証はない。W.チャーチル卿の複雑な名言(民主主義制度は最悪の政治制度)に倣えば、「そんなことがある訳はない」。民主主義が十全に機能することに努力は欠かせないのは当然だが、矢張り、国家が道を過たず、国民を悲惨な目に遭わせないためには、有力な政治家が起ち上がり市民や烏合の衆を巻き込んで、その信じる道を突き進む道筋が未だに最も有効であり俟たれているのだと思います。
予ての懸念の繰り返しですが、その観点でもこのブログへのコメント数や石破さんへのエールの数が激減していることが気掛かりですね。仮令、真摯な石破さんでも孤軍奮闘では撃沈が避けられませんからね。(菅某が「数ではない」と言いましたが、あれは真っ赤な嘘です)
蛇足:安倍一味は一時的にもせよ(とは言え、今は退場の兆しはないが)逆方向に暴走してこの国を動かしているじゃぁありませんか。市民ではなく有象無象を巻き込んでいると云う決定的な違いを無視すればだが(断じて無視できる要素ではないが)。
草々
投稿: 小倉摯門 | 2015年6月22日 (月) 20時25分
罵詈雑言?悪口雑言?国民のデモを指しているのか、私のようなカバチタレを指しているのか、まぁ良いでしょ。
戦後最長の会期延長ったって出来レースなら単なるパフォーマンスで、強行策に変わりないわけでさ…そもそも安保法案は隅々読んだって理解を得ることなんて不可能なんだから形だけでも、と言うことなのだろう。ただすぐに訴訟が起こるだろうけど?だから可能な限り芽を摘んでおくための時間稼ぎでもあるんだろう。
もういっそのこと、安保解散とかしちゃえば?
…やっぱりダラダラ書くのは論点が霞むな~。罵詈雑言といわれようが悪口雑言といわれようが、やはりカバチタレは極力短いフレーズで発言しよう(笑)
投稿: カバチタレ | 2015年6月23日 (火) 13時05分
石破大臣殿
お早うございます!!。
連日の国会審議及び週末の全国への講演など多忙を極められ、大変お疲れ様です。
小生は大臣と同郷、鳥取県出身の者です。
地方創生関連法案の内、地方再生改正法案、地方分権関連法案の参議院での成立はお疲れさまでありました。おめでとうございます!!。
しかしながら、一昨日の報道によれば、農地集積バンクへの登録は全国の目標の2割ほどと、まだまだ低調のようです。国土の狭い我が国において棄耕地、休眠耕地は農業の再生及び地方創生の観点からも足かせとなるものであり、更にその趣旨を自治体へ周知徹底させ、転用希望企業、及び大規模農業法人へ、又は個人の移住農業希望者へと拡大を図る事が肝要なようです。
次に、色々な問題があった改正派遣労働法案が衆議院を通過しました。この法案も嘗て企業に長く在籍していた経験から見れば、まだまだ多くの問題を孕んでおります。
時代に合わせた多様な働き方に対応する為として①年収による残業代不用の働き方②同一派遣労働者の期間を3年限度とする③派遣労働者が正社員への希望をすれば派遣業者はバックアップを行う、④将来的には同一職種同一賃金を目指すなどであります。
この中で、特に③の派遣期間を3年と定め、労組との合意により他の職場(課)へ延長する事が出来るとしたものですが、これは就労者の知識経験が業務習熟度へ積み上げられない事が懸念され、将来正社員への登用を希望する就労者へ不利となりそうです。
この法案は経団連からの強力な要請がある事は知られていますが、派遣労働者が家庭の主婦ばかりではなく、フルタイムの勤務態様の就労者への賃金格差、ひいては生活困窮、更には少子化へも繋がり、結婚も出来ない若者増加へとならないようのとくれぐれも願うものです。
次に集団的自衛権行使を含めた安全保障関連法案ですが、昨日、谷垣幹事長により国会会期を9月中旬まで延期する旨が発表されました。
この法案が5月に国会に上程され審議に入りましたが、野党及び国民の猛烈な反対があり、更に多数の憲法学者、元歴代内閣首脳による批判噴出、更に元歴代内閣法制局長官などの違憲発言談話が相次ぎ、少し世論を冷やす必要からではないか?と思って見ています。
国民目線から見れば安全保障関連法案は、違憲・合憲の判断もさりながら、『これだけ複雑な重要法案を多数、しかも同時に審議を行い、国民へ理解を求める事自体が拙速であり無理がある』ものと考えます。
審議を進めるにつれて、総理及び閣僚からの応答に齟齬が出て来て居り、益々国民は政府への不信感を募らせてしまっているようです。
昨日の朝日新聞の街頭アンケートでもこの法案に反対する意見が60%近くと圧倒的に多く、安倍総理の支持率も41%と低下して来ていると言う現状を如何思われますでしょう?
自国の主権侵害への備えは必要であると思う国民は圧倒的に多いい中、現政権の安保法制関連法案は国民の支持が得られないないのは何故か?とお考えになりませんでしょうか?
国民へは丁寧に議論を尽くし理解を得るとしながら、詭弁的な内容の饒舌な応答振りが余りにも目立つからです。
安倍総理は何時も、『我々政府はいつでも国民の安全と幸福を守る責任のある立場であり、切れ目のない安全保障を実施する事により、正義と秩序による国際間の平和へも貢献しなければなりません』と述べています。
しかし、嘗てのアジアでの列強の国を目指しているのではなかろうか?との、衣の下の鎧が見え隠れするのは何故でしょう?
石破大臣に措かれましては『内閣の一員として政府の見解に従うのは当然の事』と述べられていますが、この場をお借りして小生が上記述べました内容は、石破大臣の所管の問題では無く申し訳ない事ながら、与党の数の驕りと国民から見られている今の政権運営は、次回の参院選への大きな不利となりそうで
す。
=追伸=
以前に何度も述べましたが、国民はこれ程注目しているにもかかわらず、NHKによる国会中継が何故これ程少ないのでしょう?先週は17日(水)の午後1時から45分間の、党首討論のみでした。総務大臣を通じて国会中継放映を増やすべく、要請して頂けますよう切にお願い致します。
投稿: 桑本栄太郎 | 2015年6月23日 (火) 13時40分
「徴兵が苦役」というのは、私も違和感があります。どこから、その違和感がどこからくるのか自分の心に問うてみたのですが
要するに、国を守ることが「苦役」となるようでは、戦争より先に国家が崩壊してしまうのではないかな?
戦う気のない人間を無理矢理に徴兵して、武器を配ったりしたら、戦争どころか、反乱を起こされるんじゃないでしょうか?
いくら、日本の政治家に馬鹿が揃っているとはいえ、それは、まずあり得ないでしょう。
アメリカ軍は、よく徴兵制度だと思われていますが、本来、志願兵がベースで、兵員が足りない場合に徴兵も可能なようになっているだけですね。徴兵が軍の主流になることはあり得ません。太平洋戦争でも、志願兵が主(リメンバー・パールハーバーで、皆さんやる気満々。どこのバカですか?真珠湾なんか奇襲攻撃したの?)で、逆に、かなりの徴兵に頼らざるを得なかったベトナム戦争は、ご存知の通りです。
ある統計によると、現在の在日米軍兵士の犯罪件数は、人口比率からすると、日本人の犯罪件数より少ないぐらい。今の、米兵は日本人より礼儀正しいのです。実は、日本人が持ってる米兵が乱暴だというイメージはベトナム戦争が終わったころに犯罪件数が激増したころの米兵のイメージが残っているからのようです。確かにあのころは酷かった。米兵といえば麻薬はやってるは、目つきはおかしいは、何をするかわからないと思われていました。まあ、徴兵制度なんかろくなもんじゃないという、いい実例ですね。
ちなみに、フランスは、現在では志願兵で、足らない兵員は徴兵ではなく、外人部隊、専門の傭兵で埋めています。現代ではどこの国も志願兵が主流で、ただ全世界に軍を展開するようになると、兵員が足りなくなる場合があるので、足らない分だけ、補助的に徴兵か傭兵で埋めているということでしょうか?
イラク戦争でも、アメリカは徴兵しませんでした。かわりに民間警備会社、いわゆる傭兵で兵員を埋めたら、要するにバイト君が不祥事を起こしまくって、また米兵の評判をかなり下げてしまったという。
ところがアメリカの憲法だと、合衆国は志願兵制度ではなく「民兵」ということになっています。スイスと同じ国民皆兵ということに憲法上はなってる。だから自覚的なアメリカ国民が、国家のためいつでも馳せ参じることができるよう、常時みんな銃器を所持している。その憲法を全米ライフル協会に楯にされるから、いつまでたっても銃規制ができないらしい。
先日も「自分は国家のために何ができるのか?」と真剣に思い悩んだ若者が、教会で国家の敵と独善的に思い込んだ方たちに、銃を乱射してくれるという、大惨事が起きましたけど、「本当に勇猛果敢な愛国者がたくさんいてうらやましいなあ、アメリカは!」と痛烈な皮肉を言いたくなるような事態ですね。どうも憲法の理想と現実が乖離しているのは日本だけじゃないみたいですよ。
田中美知太郎先生のおっしゃることも理解できるのですが、古代ギリシャの20万人くらいの都市国家、それも大半が参政権のない女性か奴隷で、参政権を持っている4万人の成人男性自由民で直接民主制をやっていたアテネの理想を、そのまま、普通選挙、代議制民主主義の人口一億一千万人の国家に適用してしまっていいものかどうか?
「国民主権だ」「民意だ」と言っても、実は一億一千万人でやってるコックリさんのお告げで神権政治をやってるようなものではありませんか?
「主権」「主権」と与党も、野党も、みなさんおっしゃいますが、そりゃ「主権」といえば、もともとはウエストファリア条約の「君主の権限」「天下人の権利」なんでしょうけど、信長の時代じゃあるまいし、今となっては、領土があって、国民がいて、民意を反映して政治を行う責任ある政府があるという以上の意味はないわけですしね。いくら「主権者」でも出来ないことっていっぱいありますよね。利根川の水は逆流しないし、ロト6の番号は自由にならないし、マスコミに騒がれるとやっかいだし……。
投稿: 通りすがりの狐 | 2015年6月23日 (火) 17時04分
①日経【高齢者の地方移住、自治体間連携で杉並区が先行(10年度から) http://s.nikkei.com/1LoNxvM 】
石破さんが地方創生相として描かれた戦術に先行する事例が、それが弱小自治体とは云え、都心部にあることは心強いですね。他山の石にできる。反面教師にもできる。
蛇足:杉並区の住人としては、「へえ、杉並区のこの先見性は嬉し誇らし」というところです。この区の政策開始の10年度は前区長山田宏某が辞任した年度であり、これは彼の善い置き土産ですね。山田区長在任中は杉並区政に清新な刺激があり区民としては心地好さがありました。然し、国政に打って出た後の山田某は堕(お)ちましたねえ。山田某と云い最近話題の橋下某といい、石原父は近付いてくる若者を堕とす名人ですね。「杉並区の現職区長の田中良某は自分で堕(だ)している」とは区民の愚痴に過ぎず、石破さんには無縁かも知れません(ぺこり)。が、善い反面教師かも知れません。
②チャンネル桜発行:言志第4号【対談:石破茂地方創生大臣「地方創生はバラ色の夢ではなく厳しい日本の現実で語るべきだ」 http://goo.gl/lYs8sX 】
⇒石破さんも大変だ。右翼と保守との違いが判らないまま「日本の保守とは!!」と口走る水島某との対談も辛抱して嫌われない心掛けが要るとは!「桜」にびた一文も差し入れる気はなくこの本を買う気もありませんので、ご発言を読む機会はありませんが、癒しの言葉を贈ります。お疲れ様でした。
草々
投稿: 小倉摯門 | 2015年6月23日 (火) 19時51分
いま、プライムニュースで石破さんの
発言を聞いてます。
考え方に大変共感をしてしまいます。
定年した両親は鳥取に住んでいます。
上記は関係ないですが、石破さんは地元への利益誘導をあまりしないか、もしくはとても下手なように思えるのが、鳥取県関係者として、
大変好感持って受けとめてます。
日本の各地、田舎、交通不便、都会から見て魅力がないと思われている地域、と日本全体を元気にするアイディアを考えているのが、魅力的です。
石破さんに、頑張ってくださいとは言いません。
自分も何かしら動いて、結果として地方、日本全体に力になる、ちいさな力になれればいいな、と強く感じました。
投稿: ナナ | 2015年6月23日 (火) 21時46分
【民主党の不得意な分野における闇のような無知について】
「憲法解釈変えたら次は徴兵制ですよ、みなさん」 民主党枝野幹事長の街頭演説の言葉
『「徴兵制」についても、しっかりと議論しないといけない。日本はまさか、そんなことはないだろうと考えていた。しかし、ここ数日、いろんな議論がでてきた。今回、(安倍政権は)大きく安全保障法制を変える。 集団的自衛権を行使し、(自衛隊の活動を)周辺に限定していたものを「重要影響事態」ということで全世界でアメリカと行動する。後方支援もして、PKOも積極的に活動する。 これだけ任務を拡大して自衛官が確保できるかどうか。これからものすごいピッチで進む少子化、人口減少は避けがたい。安全保障でやれることも、身の丈にあったことをしっかりやりつづけることを考えるべきだ。専守防衛の考え方のもとに。(盛岡市の街頭演説で細野政調会長の言葉)
彼等の間では、どうも徴兵制度という言葉の意味が、反社会的なニュアンスで語られているようだ。それは現在徴兵制度を国軍の根本において実際に施行している韓国政府に向けられた言葉なのかと思うのだが、韓国を批判する言葉がどこにもないのは不思議な気がする。韓国に乗り込んで、徴兵制度が社会に根差した制度ではないと力説すればいいのに、それをしないのは謎というしかない。在日朝鮮人の組織と仲がいいので、この徴兵制度の批判もその前提であるのかと思っていたのですが、どうもそうではなく、まだそういう制度の影も形もない我が国政府に向けられた批判となっているようなのだが、彼等の精神状態がどうなのかよく解らないので、何を言っているのか判断することは危険である。
病んだ人の話を公の広場で無責任に垂れ流すのは、それを許した自治体の警察に責任がある。頭のイカレタ人々の演説は公共に向けられた迷惑行為ではありませんか?
ありもしない制度批判は、頭が可笑しいというレベルで済ますわけにはいけないように思います。それはともかく、前にも述べたことがあるが、徴兵制度は、弊害が多く軍の組織の構成の邪魔になることが多いという指摘がある、無駄な人員をそこに張り付け、小銃の操作と行進、敬礼、整列ぐらいの役にしか立たない兵隊を量産させるだけであって、高度化した兵器の操作や、細分化した部隊構成に期するための学習機会が十分確保された制度ではないという事です。それがために、多くの先進国では徴兵制度の文言は法律にはあっても、現行制度としては停止しているのが実情です。米国も1975年以来停止している。そういう初歩的な世界的な軍の動向を知らないのであれば、偉そうに得意になって話すほどの値打ちもない話ではありませんか?
そう云う判断もできないところに、民主党の闇のような無知と無能を垣間見る思いがしますね。常識を知らないという事なのでしょうか? また、効率の悪い新兵教育は、教育とは名ばかりの古参兵下士官の慰みものの対象にされる事態が続出していることでも有名であり、韓国などでは毎年数十名単位の新兵が自殺に追い込まれたり古参兵によって殺されたりしており、このいじめが原因で新兵による反逆事件も起きている。
だから、韓国を批判するためにこの様な演説を行っているのかと思ったのは、そういう処にあるのに、その制度を持たない我が国に向けた批判にしている。日韓友好の気持ちから徴兵制度の批判という発想があるのかと期待したのは私の誤解であった。
民主党は、救いようのないキチガイとしか思えませんね。残念な連中である。
30年遅れの軍事知識が民主党の幹部役員にあるのは、この政党が、安全保障問題に暗いだけでなく、何の勉強もしていないという表れではありませんか? 彼等に期待すればどれだけ悲惨なことになるのかという事の傍証になるような演説ですね。自民党の佐藤議員も、彼等の発言には呆れておられる。バカに政治を語らせると時代が見えてこなくなります。徴兵制度という効率の悪い頭の悪い人がやるような制度は、我が国にあっては邪魔になるだけです。そこを誤解されると大変なことになります。民主党は知らないことを知ったふりをして語るようだ。
残念なバカ集団である。
投稿: 旗 | 2015年6月24日 (水) 02時52分
結局国会は延長になりましたね。
一旦終了してもらって、こっちも色々勉強してから、改めて皆さんのやりとりを聞きたかったです。
休みなく議会を続けて、昔みたいに裏で他国と密会して、数十年後に白状するんですか?
戦争後に、内密に海底の地雷除去にかり出され、身内の方が無くなった話を聞いて泣きました。
総理が言うほど簡単じゃない。いくら技術が進歩しても止めて下さい。
投稿: 西村 | 2015年6月24日 (水) 04時34分
自称日本軍慰安婦で強制的に性奴隷にさせられた韓国人が米国で日本政府などを訴えるそうだ。高齢で時間がないので米国の力を借りて早急に日本に謝罪賠償をさせるためだとか。誠意のない日本政府ではあるが猶予を与えてあげるから7月まで回答をまつとか。
何年経つのか?何年「解決済」と言ってきたか?何回謝罪してきたか?
日本政府は速やかに「解決済。歴代首相の謝罪の歴史を示し、賠償は韓国政府にある。」とハッキリ回答しなければならない。万が一回答する前に自称性奴隷の韓国人が亡くなったら、「日本が時間を引き延ばしたせいだ!何故直ぐに回答しなかったか!回答早ければ米国に直ぐにでも提訴出来たのに!」と言われかねない。自民党はこれ以上曖昧な態度で後々韓国につけこまれる行動はしないで下さい。自民党が「解決済」の立場なら「高齢な韓国婦人」のために「待っていても真実は変わらない」「米国に圧力をかけられても証拠もないのに自国民を冤罪にさせるわけにはいかない」「韓国人の詐称詐欺率は日本人に比べたら…。自称強制連行慰安婦の証言も変わりすぎている。時代や場所も日本軍とは関係ない証言もある。これが証拠といわれても…」
韓国外交員が「今回解決したら二度と蒸し返さない」と言ったとか。
言われたその場で「日韓基本条約締結で最終かつ完全に終わったはずなのを、何回も蒸し返してきたのに信じられるわけないでしょう❗日本国民が韓国にたいする根拠のない譲歩をこれ以上許すことを政府に求めてない。」と一言もいえないとはさすが普段から日本国益を考えて行動してない日本外務省らしく情けない。
謝罪するにしても、まさか慰安婦についてイチャモンつける韓国にだけ向けて謝罪するつもりか?同じ立場の日本人や台湾人などの慰安婦には謝罪しなくてもよいと?韓国だけに謝罪してきたから「朝鮮人のみを慰安婦として強制連行し性奴隷にしていた」と日本が世界に浸透させてきたのだ。村山氏、河野洋平氏に「日本人慰安婦に謝罪がないのは何故か?」「終戦後米軍慰安婦となった日本人について対応しなかったのは?」問いただして下さい。政治家の老害が酷すぎる。
安倍首相がまた「韓国はもっとも重要な国」と言いましたが「どのように重要」なのか国民に説明させて下さい。韓国と断交したほうが多数の日本国民は安心します(ストーカーから解放されたように)。台湾とは国交なくても十分友好関係ですから、断交して改めて相手が日本国民に必要な存在なのか在日朝鮮人(帰化人含む)のために必要であったのか確認すべきでは?
日韓国交正常化=逆らうことの許されない日本が韓国のATMであり続けること?50年の韓国外交を振り返り日本人が祝う気になる要素(日本国益)がありますか?韓国から恩恵を受けたことがないのに互恵関係なんていえますか?
何故日本の政治家が日本国益より中国韓国を優先するのか?賄賂・ハニートラップ・愛人(家族)・脅迫・スパイ…売国奴、犯罪者なら身辺調査をし公表すべきです。たしか民主党の菅議員の韓国愛人問題もうやむや…マスコミも最後まで追及せず…政治家同士庇いあいか…
投稿: KK | 2015年6月24日 (水) 11時55分
韓国 goo Wikipeda
朴さん!!女性の人権を前面にアメリカ各地に慰安婦像を立てまくっていますが…ベトナム戦争時、韓国兵の強姦による混血児が2000人もいるとか…と言う事は強姦被害者は少なくとも2000人はいると言う事ですよね。貴国が立ている慰安婦像は、韓国兵による強姦被害者像と併記すべきでは…?
日韓国交正常化時の文書の検証とその後を公に、あっちの見方、こっちの見方ではなく事実をそのままに第三者をはさんで、双方の国民に示して貰いたい。
国政の都合で反日教育を擦り込んで若者の未来に摩擦の種を作るのは止めて貰いたい。
戦争は悲惨なことです。自国は被害者だったと言いながら、立場が変われば、何処より極悪な加害者に変貌…歴史検証して本当の平和に向かって協力できないものか…
投稿: まな | 2015年6月24日 (水) 13時33分
平和祈念式典で安倍総理が壇上に立つと戦争屋と野次が飛んだ、男は退出させたれた。若いフリーターが戦争が怖い、嫌だ、許せない、ムカつくと現代語で呼びかけをした。馬鹿な政治家達の為に戦争になり自由が奪われると主張している。もっともらしいが戦争や内戦が起こると敵である相手勢力をどう止める事が出来るか?戦争したい、したくないに関わらず悪意があり、敵とみなされ闘わなければ皆殺しにされるとしたら?理屈の通用しない相手だったら?どう止めるのか?反戦を謳っている人達は海外、及び国内の戦争屋と呼んでいる人達を止める事が過去に出来ただろうか?戦国時代も江戸末期の戊辰戦争も日清戦争も日露戦争も反対を唱えた人はいただろうが止めたり政策を転換させる事は出来なかった。天皇陛下でさえ世界大戦はやる前から負けるだろうと思いながら止める事は出来なかった。そしてこれ等の戦争のあったからこそ、今の繁栄があり、犠牲の上に立っているのに戦争は嫌だと責任だけは放棄する。子供の論理だ、自由は欲しいが責任は果たしたくない。そんな都合の良い自由や平和等世界には存在していない。感情的に戦争は嫌だと思うのは当り前だがもう少し世の中の現実や自らの恐怖や責任と向き合わないとただの被害者意識で積極的に平和を維持する現実には立ち向かえない。
投稿: 忍者 | 2015年6月24日 (水) 14時20分
先生、お疲れ様です。やはりまなさんの言う通り、韓国は調子のいいタカリ外交です。日本政府は低姿勢のまま事無き外交をしようとするのでしょうか?未来の日本へのツケは大きいでしょう。今のうちに韓国には自分の恥をしっかり知らせるべく距離を取ったままの外交もありと思いますが?!歪曲の慰安婦問題をネタにした恐喝外交の愚かさを誰が諭してくれるのか今の自民党政府に期待は無理でしょうか?
投稿: 畠山敏三 | 2015年6月24日 (水) 15時21分
汝、平和を望むなら戦いに備えよ。
こんなことでは日本は他国の侵略を免れないぞ。
どうするのもう。
投稿: きました | 2015年6月24日 (水) 17時36分
石破先生、お疲れ様です
新国立競技場の建設コストがあまりに高くて驚いてます。また耐震性にも建設工期にも最悪のデザインの屋根の二本の橋、なんであれを採用されたんでしょう。まったく、意味のないお飾りで、あれに1000億円もかけるなら、地方創生に1000億円回したほうがどんなに良いかと思います。
今度、遠藤氏という方が五輪担当相に就任されましたが、安倍総理はじめ皆様でバックアップし協力しなければやってられません
結論から言えば、日本人のデザインでやり直したほうが良いです。その方が早いです。何もかも2000億円以内でやれと上限を定めて、もっとコンパクトでいいのだと世界にこんな良いオリンピックもできるんだよと、逆に示すべきです
いろいろなメンツにこだわったり、挙げ句の果て建築のことについては素人なのに強大な権限で決めちゃったりすれば、絶対未来に重荷を残します
リオデジャネイロなんかこれからつくるんじゃないですか。それに比べたら、我が国の能力なら絶対間に合います。間に合わなければ埼玉スタジアムをつかえばいいんです。
よくよく政府で充分に会議、話し合いされて、よい方向に決めてほしいです。改めるに憚るなかれですね
投稿: 五輪ちゃん | 2015年6月25日 (木) 03時23分
ドイツのメルケル首相の盗聴は以前も報道されたがフランスのオーランド大統領も盗聴されていたようだ。しかし盗聴されていない首脳等いるのか?というのが本当の所だしそれを前提に発言や駆け引きを行うのが政治では無いだろうか?言う事も言わない事自体駆け引きだろう。ただ議論としては表に出して言わないと議論にならないので考えている事や発言していない事が実は一番重要かもしれない。国連事務総長から各国首脳迄盗聴を前提に会議や議論する、もしそれを回避したいなら盗聴出来ない空母や潜水艦の中でやるしか手は無いだろう。それより一番怖いのは自国の裏切り政治家で中国や韓国迄わざわざ出向いて話の内容は国民に伝えず勝手に向こうの策に乗り利用され勝手に約束する政治家の方が余程恐ろしい。鳩が大陸を渡り勝手中国様に領土を渡しても良いと発言する程馬鹿げている事はない。
投稿: 忍者 | 2015年6月25日 (木) 04時43分
石破さん ≪米国のTPA≫
①NHK【首相 米TPP法案可決で交渉の早期妥結を http://nhk.jp/N4Jv4FRm】
②日経【TPP、7月合意へ時間との勝負 TPA法案成立へ http://s.nikkei.com/1KbdwIq 】
概ねは(“全て”に非ず)合理的な判断ができるオバマ大統領が強い権限を得たことは慶ばしい。オバマ大統領とは言え米国の国益を最優先にその最大化を目指す訳であり安易に考えることは禁物ですが、仮に、これが新自由主義的な強欲さを良しとする共和党政権下なら??と想像するだけでもぞっとする。
一方で、日本の政治家もメディアも口を揃えてTPAが「TPP交渉では協定案の合意後に米議会が条文を修正するのを避けるため」に重要だと言う。米国はTPP交渉の最大最強のプレーヤーなのでそれはそれで正しい認識だと云う面はある。
然し、日本の政治状況や安倍政権の資質能力の不足や歪みを考えれば、これらの発言や報道も「不都合なことの隠蔽、臭いものに蓋」の所業だと云う面に思いが至りますね。決して他人事ではあるまい。
仮令、安倍某がカーテンの向こう側で協定案に一旦は合意したとしても、その“視野が狭く配慮や思考は浅く時間軸は短い”(注)故に、国会がその修正を迫り流産になる事態だってある。野党が軟弱で弱小だとは言え、戦争法制で覚醒した国民市民が強烈な反対運動を繰り広げるに違いありません。
(注)例えば、安倍甘利ラインは農産品等の関税率の引き下げ幅について「値切り交渉」で頑張っている素振りですが、日本全体としてより深刻な問題はそんな処にはない。
例えば、SDI条項やラチェット規定などは自由化の最先端を行く米国にとっての「伝家の宝刀」であって、国際関係に於いて「今まで抜かれたことがない」などとは寝言でしかないだろう。更に、経済協定であるTPPが各国の伝統や文化(社会保険や働き方など)にまで統一ルールを押し当てようとしている。然るに、安倍一味もメディアもそんな重要ポイントには議論に及ぶ積りはない素振りであり報道や注意喚起(警告?)を発する積りもなさそうです。
まあ、縷々考えれば、このTPAと同じ内容の法案が日本で提起されていない現状を慶ぶこともできますね。
草々
投稿: 小倉摯門 | 2015年6月25日 (木) 12時50分
ジャーナリスト長谷川氏によると
地方に度々行くそうですが景気は上向いているそうです
地方の空気は半年前と空気が変わった
半年前はアベノミクスの恩恵はどこにあるのかという感じだったが今は半分は恩恵を受け始めたというふうになってきたと話されていました
できるだけ多くの人に景気回復を実感してもらえるようになればいいと思っています
安保法制に関しては自民党内のミスが多いと思います
最大は船田氏の憲法学者の選択で間違いないです
彼では憲法改正は絶対に無理です
個人の問題だけでなく自民党内にどうせ法案は成立するという甘い考えが蔓延してることだと思います
国民の8割が反対している法案を強行採決することが自民党にどれだけのダメージがあるかをまったくわかっていないと思います
投稿: もも | 2015年6月25日 (木) 15時04分
【民主党の岡田代表の発言は、核兵器の廃絶を目指した我が国の立場を無視しているだけでなく、核兵器の容認を示唆している】
産経の記事にありました。
『民主党の岡田克也代表は24日夜のBSフジ番組で、北朝鮮が米国を狙って弾道ミサイルを発射した場合、日本は集団的自衛権を行使できない現行法制では撃墜することはできず、そのために法制を改める必要もないとの認識を示した。事実上、米国に向かうミサイルに自衛隊が共同対処する必要はないとの考えを示したものだ』
この発言は、安全保障上の集団的自衛権の中身に踏み込んだ民主党の立場を表明したものという事でありますが、北朝鮮が、大陸間弾道ミサイルを持っていることを認め、その標的が米国になっていると示唆したうえで、核兵器の使用があってもやむを得ないという認識がそこにあるという事を示していることと変わりがありませんね。集団的自衛権の具体的な行動の中身についての解説のようにしていながら、そこには、地球上のどこかの地点に核兵器が落ちることを容認しているという意味にも受け取れ、非常に危険な認識を持っているとしか思えませんね。
我が国は、世界で唯一の被爆国であり毎年、8月になると広島市長及び長崎市長は、世界中の国に向かって、核兵器の廃絶を希求する宣言を行っています。彼等の願いは、米国に核兵器が落ちてもいけないし、北朝鮮に核兵器が落ちてもいけない。同時に、核兵器が弾道ミサイルの弾頭に搭載されて飛ぶという事もあってはならないと主張しているわけです。核兵器を廃絶しようと願う立場から、どこの国の核兵器が悪いというようなことも今では言ってはおりません。
岡田代表の発言は、それに逆行するような認識の披瀝があったという事になりますね。
岡田代表の精神的な病状はかなり深刻な事態に至っているという事なのかもわかりませんね。議会での暴力容認の姿勢を責められても、謝罪もしないという事態が続き、破れかぶれの心境にあるのかと思います。
核兵器が、落とされるという事は、無辜の市民が大量に殺戮されるという事態であって、人類社会に向けられた破壊行為に他なりません。それは我が国の同盟国である米国や、人類の敵と呼ぶほどの最悪のシナ帝国にそれが落されても許される行為ではありません。無辜の市民を殺戮の対象にするような行為は政治的な主義主張を超えて許されざる蛮行であると確信します。それを集団的自衛権の行使を巡る行動の解説のための材料に利用するのは、米国に核兵器が落とされてもかまわないと言っているわけで、それはもう政治家の発言と呼ぶには非常に浅ましい卑しい獣の発言ではないかと思ってしまいます。
岡田代表は、理性がない野獣のような人に成り下がったのではないかと思いますね。核兵器を容認する発言を見るのは、近来にはない凶事ではないかと思います。しかも野党とは言え、日本の政治家から飛び出すとは残念でなりませんね。広島市長辺りが、どういう反応を見せるのか注目したいです。
彼は、妄想の世界で生きている人なのかと思うよりほかになく、民主党はこの様な人を代表にして、何がしたいのかわからなくなってきました。岡田代表は、狂人ではないですか。
投稿: 旗 | 2015年6月25日 (木) 19時13分
自民党は直ぐにでも
韓国で「安部首相が日本軍の性奴隷となった女性にあうべき」と発言した国連人権高等弁務官に対し、事実関係の資料を携えた櫻井よし子氏と世界のマスメディアを通じて討論させるべき。慰安婦問題に客観的事実や資料をもつ米国人のジャーナリストも同席させるべき。
迅速で的確な反論をし「調査もせず証言だけで日本人を罵る韓国と国連による人種人権差別が今までなされてきた事実」を知らせるべき。
すぐに対応しなければ意味がない!放置すれば「日本は性奴隷をしていたから反論しない」と世界が認識することを痛いほどわかっているのに何故日本の政治家は行動をおこさないのか?
明日にでもやるべき!準備が必要ならおそくとも1週間以内にすべきだ!
そして菅官房長官に
「国連は今まで人権について真剣に調査してないようだ。存在意義が問われる問題だ。人種性別に関係無く人権を守る機関でなければならないはずだが、日本人をターゲットにした言われなき冤罪、新たな人権問題を作り上げてしまう機関だったのだから。」「特定の国(中国・北朝鮮・イスラム国)の現在の人権問題に真剣に取り組んでないので成果がない。現在進行形の人権問題を解決する努力はせず、半世紀前のことについて働く国連に存在価値はあるか?日本が常任理事国になればそのような腐敗組織を解体し、仕事に誠実な組織を立ち上げる。」と言わせるぐらい自民党は強かになってください。
世間が橋下氏を待望するのは自民党が不甲斐ないからでは?
投稿: KK | 2015年6月25日 (木) 21時34分
子育て
小児科の医院が保育園を経営して貰いたい。子供が風邪ひになっても安心…少子化が進む現代、子供は国の宝…みんなで育て上げる環境をつくれたらいいです。
外国のセレブは養子を沢山育てています。日本の一般的家庭に養子になった場合、すごく円満に成長できる時もあるし、思春期に親と確執ができる時がある。
どう考えても養子になれてラッキーって言う、生活環境を提供できる人は(ブラピ家とか)沢山子供を育てる!が風潮になって貰いたい。
生活苦による子殺しがなくなるように…
投稿: まな | 2015年6月26日 (金) 09時13分
石破さん ≪日本財政に関する想定外(妄想)≫
以下は某所で投げたコメントのコピペ(一部味をリファインした二番煎じ)で恐縮ですが‥、
日本政治と社会の寸描:
①政治権力者が「財政危機と云う臭いものに蓋」をして経済成長論で局面を糊塗しようとしている(例えば、管理基準をPBではなく政府債務/GDPに転換)。
②然し、三の矢を藁の矢にした安倍一味は、現実として経済に無知無策であり、高付加価値で成長エンジンになるプロダクト事業は起せない。リフレ派経済論者を抱え続けている所以が其処にある。
③然るに、市民大衆の半数が未だにアベノミクスのトリクルダウンを俟ち、全国津々浦々の作話を信じ安倍内閣を支持している。
④多少は経済が分かる人達は「国債保有は93%が国内資本だ」(後述)とか「無駄な試算を処分すれば政府債務は5-600兆円だ」と多寡を括っている。然し、GrossではなくNetで捉えるのは破綻企業に対する清算会計の発想であって、公的サービス(警察消防役所業務介護保育など)が消え去る事態に想いが及んでいない。
これらの雰囲気(妄想?)に通底して流れているのは、「想定外」なのだと思います。彼らには「異常な事態にはSustainabilityはない」と云う冷徹な現実を認識できていない。例えば、今は日本国債JGBを持っていなくても、利に敏いトレーダー(全てのトレーダーは利に敏いのだが)はその時機が来る一瞬先に先物市場でJGBを売り浴びせる。他のトレーダーも「すわ!!」と追随する。国債価格の暴落(金利の急騰)のスパイラル(トルネード?)が起こる。新発/乗換JGBの金利は30%程度に上げても全額消化(資金調達)は困難になる。
確かに、財政破綻(その定義や認識の仕方が大切ですが)に至る一線までは時間的余裕はある(ように観える)が、それでも1-2-3年が限度でしょうね。その一線上で政府は先物市場を停止するなどの対策を打つでしょうが‥、経験的にその一線越えを阻める可能性は極めて小さい。蓋然性はゼロに近い。その一線を越えればトルネードの渦中では誰も何も出来ない。
以上のシナリオが外れるに越したことはない。然し、その事態を想定外(妄想)として蓋をするのは真に「人間の叡智を蔑ろにする愚挙」です、キッパリ。
草々
投稿: 小倉摯門 | 2015年6月26日 (金) 11時32分
百田氏やその場にいた議員の発言について、それ自体を批判するマスコミの議題設定に、まともに返答しないで欲しい。
一部のマスコミは、安倍政権を何としてでもぶっ壊してやろうと、それこそ血眼になっています。
一部マスコミによると、民間人の百田氏が、自民党の正式な会合でもない場で「沖縄2紙を潰す」と言えば言論弾圧という論調です。
しかし、つい先日、民主党の小西議員は、国会内で、安倍政権を支える官僚を念頭に、「民主党が政権奪取したら、必ず処分する」と恫喝していました。
また、これもつい先日、自民党の渡辺博道氏が民主党に揉みくちゃにされ怪我をしていました。
この2つの方がよっぽど問題でしょう???違いますか???この2つはマスコミではちょっと報道されるだけでかなりスルーされていますが、そういう状況の方によっぽど不安を感じます。
石破さんは、一部マスコミが自民党(安倍政権)を壊そうと血眼になってることに、もっともっと神経を使うべきだと思います。外向けにすべき発言と、内々での発言を、もっと慎重に切り分けていただきたい。
投稿: たろうさん | 2015年6月26日 (金) 18時16分
石破さん ≪エモットさんが石破さんにエール!?≫
Bill Emmott:Shinzo Abe’s Pivot To Asia http://po.st/tRgPiq
One dramatic way to seize the initiative would be to build on Japan’s existing initiatives in post-conflict peace-building with a proposal for an inclusive plan for Asia’s defense and security.--As a gesture for peace and a better future, it certainly would allow Japan to claim the moral high ground. And that is where the country should aim to be.
この貴重なB.エモット提言は、小さな耳の安倍某には頭脳にも心にも届く道理がない。その貴重な内容に鑑みれば、寧ろ、早晩、政治の大舞台の真ん中に登場するであろう「ポスト安倍を襲うご仁」への餞とエールとして神棚に掲げておくのが好い。先日来の安倍政治が露呈している襤褸襤褸の流れに照らせば、この提言を神棚から下すのは、然程遠い先の話ではない(と熱望する)。
一方で、以下のB.エモット節に限らず、貴重な諫言には常に大きな意義がある。が、現実にはこれは安倍某に対する「無いもの強請り」でしかない。こんな真っ当なことができる高尚な資質が安倍某にあるのなら、端から世界が日本に寄せる懸念も何の混乱もない。安倍某は2年半前に政治権力者に就いた直後に「瞞しのアベノミクス」で人心を騙し取り、雌伏したその1年余り後に、漸く本丸(本音、真の狙い)である戦争法制のカードを切った(=小人の革面)のだから、今更その本丸を落さないままその本丸攻略を放棄することなど出来まい。その度量もあるまい。闇支援者である日本会議が許す道理がない。自らが泥沼から解き放った有象無象も許すまい。
①Abe should place this type of generosity of spirit and action at the center of his speech.
②In August, Abe should reiterate – and go beyond – his predecessors’ statements.
③Abe would then have an opportunity to pivot from the past to the future by declaring Japan’s intention to be generous and constructive
草々
投稿: 小倉摯門 | 2015年6月29日 (月) 12時23分