« 国連憲章など | トップページ | イシバチャンネル第五十六弾 »

2015年7月24日 (金)

一票の格差など

 石破 茂 です。

 参議院の鳥取・島根、徳島・高知の合区を含む「10増10減」案が成立の見込みとなってきました。参議院で自民党単独では過半数を有しておらず、経緯の詳細は承知していませんが、公明党との共同歩調がとれなかったという事情の下では我が党にとって緊急避難的措置と位置付ける他はありません。あくまで緊急避難である以上、違法性阻却事由的なものとして「各県から参議院議員が一名必ず確保されること」「来夏の参議院選挙において自民党が『参議院は地域代表ならびに職能代表によって構成される』的な内容の憲法改正案を公約に掲げる」ことが必要であると考えます。
 選挙区と比例区の組み合わせ、というほとんど同じ選挙制度で選出され、一部を除きこれまたほとんど同じ権能を有する二つの院(衆議院・参議院)が存在することが、二院制の妙味を発揮することにとって相応しくない場合もあり、今回の問題を契機として今こそこれに取り組まなくては、今後「合区の連鎖」が起こることは確実です。
 
 一票の格差の問題は、地方分権と、政党がその国民に対する責任を明定する政党法の制定と三点セットのはずであり、20年以上前からこれを訴えてきたのですが、未だに形になっていません。小選挙区制も比例代表制も、所属議員に対する政党中枢の力を極めて強いものとする以上、政党法の制定により健全な運営を担保しなくてはならないと考えています。政党助成金を受け取る、という権利だけを政党が有することはあってはならず、「議員の定数変更」という具体の形になるまでは誰も振り向きもしなかった地味ではあるが重要なこの問題に何としても答えを出したいと思っております。
 
前回の「強制労働」について記したことに充分ではない点がありましたので、一部補足させていただきます。「強制労働に関する条約」(1930年。日本は1932年批准)の中で「強制労働」に含まれないものの例として、第2条第2項(a)「純然たる軍事的性質の作業に対し強制兵役法により強制せらるる労務」などを挙げましたが、「など」としたのは本条第2項(d)「緊急の場合即ち戦争の場合又は火災、洪水、飢饉、地震、猛烈なる流行病、若しくは家畜流行病、獣類、虫類若しくは植物の害物の侵入の如き災厄若しくはその虞ある場合及び一般に住民の全部または一部の生存または幸福を危殆ならしむる一切の事情において強要せらるる労務」のことを指します。今回議論となっている徴用が「純然たる軍事的性質の作業」でないことは明らかで、正確を欠く書き方であったことをお詫び致します。それにしても、昔の条約文を正確に読むのは相当に難儀な作業ですね。 

週末は25日土曜日が小浜温泉バイナリー発電所視察、地元市長、議員との懇談会(雲仙市)、八斗木白ネギ共同育苗施設視察(国見町)、雲仙市地方創生大会にて講演(雲仙市)、長崎大学リレー講座にて講演(長崎市)、26日日曜日が「時事放談」出演(午前6時・収録・TBS系列)、新日本海新聞社地方創生座談会、常田元農林水産副大臣叙勲祝賀会(以上鳥取市)、佐藤ゆかり衆議院議員激励会で講演(大阪市)という日程です。
 酷暑の日々が続きます。皆様ご自愛くださいませ。


|

« 国連憲章など | トップページ | イシバチャンネル第五十六弾 »

コメント

石破さん   ≪悲惨≫
【7/26 佐藤ゆかり議員激励会で講演https://goo.gl/c0Hj9e 】
予て政治家佐藤ゆかりさんに期待し注視している身としては、彼女が経済通として経済金融界から政界に飛び込んではみたものの大きく啼く舞台も与えられず、寧ろ彼方の選挙区此方の其れと盥回しされている図は悲惨でしかない。「永田町的な上手さ」がない所為でしょうけれど‥、石破さんと似ていなくもない(ニッコリ)。

彼女の志が裏切られていると云う意味で情緒的に「悲惨だ!」と云うことなら辛抱もしますが、彼女の経済知識や現場経験や智慧の全てが、今のこの国の困窮する経済状況に全く生かされていない。国家国民にとって悲惨であり人災による国家的不幸だと思うんです。

7/26(日)には、是否、石破さんのお力を以って、文字通り「佐藤ゆかり議員を激励する会」にして戴きたく期待致します。石破さん/佐藤ゆかりさんの揃い踏みなので、本来なら飛んででも行きたいんですが・・。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2015年7月24日 (金) 19時34分

お疲れさまです!

投稿: mr | 2015年7月24日 (金) 19時43分

 10増10減の場合、1票の格差は2010年国勢調査統計に基づくと、2.97倍になるそうです。今年の国勢調査で更に格差が広がり、3倍を超える可能性もある。これは、人口の少ない県の有権者は国会で3票分の声を有することに他ならない。これで「地方の声が届かない」と言うのであれば、それはもはや1票の格差の問題ではなく、その地方の有権者、為政者の意識の問題だと私は思います。
 私は、「田舎」と「田舎在住の人」と「田舎者」を混同してはならないと思います。田舎も田舎に住んでいる人も悪くない。しかし、田舎者はみっともない。
1票の格差を是正することで自分たちの声が届かないと平気でのたまう人は田舎者でしょう。田舎者を辞書で引くと「無作法な人、野暮な人をののしっていう語」などとありますが、私は「厚顔無恥で自分のムラ社会のルールや常識を信じて疑わない人」ではないかと考えます。田舎者が権力を牛耳っているとろくなことはなく、発展することはない。なぜなら、嫌われるからです。
 石破大臣は、合区対象の鳥取県選出の議員として立場上苦しいのは分かりますが、どんな理屈を駆使しようとも今回のブログ内容に私は到底納得できません。私は、格差を2倍以内にして違憲状態を解消しようとする民主・公明党案に賛成です。
受益者負担の原則を崩し、国民に増税負担を強い、諸々の改革は進まず、経済政策はまやかし、オリンピックなどで人々を躍らせて批判の矛先を逸らそうとする、自らは議席数が減ることを恐れ、違憲状態を真剣に改めようとせず、既得権益保全に走るのであれば、それはもう国民蔑視であり、そんな政党を支持する理由は私にはありません。
なお、鳥取県の人には生意気で失礼ですが、鳥取県が今やるべきことは合区に反対することではなく、鳥取空港を「鳥取砂丘コナン空港」としてその経済効果はあったのか、費用対効果はどうなのかをしっかりと検証することではないでしょうか。それをしないで、いくら自民党国会議員のセンセイに色々おねだりしても何も変わらないでしょう。恥ずかしいのは鳥取県の田舎者ではない人たちでしょうね。

投稿: 特急おおとり | 2015年7月24日 (金) 22時24分

夏休み中に起こりうる、部活動の怪我や病気に備えて、実践方式で救急法を学ばせてはどうか?保育園と幼稚園に関しては、紙芝居や絵本で戦争の怖さを知らせてはどうか?小学生を対象に、車椅子バスケ選手と交流して、器具の操作を学ばせてはどうか?地方議員と子育て世代で意見交換する、子育て懇談会を開催してはどうか?学校に特別講師を招き、地球環境とイスラムの暮らしについて学ばせてはどうか?戦争体験者の資料を募集して、学校の授業で活用してはどうか?

投稿: 江ヶ崎護 | 2015年7月25日 (土) 02時52分

2020東京五輪のマークはひどいですねぇ。喪章をイメージしたとしか思えません。パチンコ屋がスポンサーになっている時点で応援する気になれない五輪なのに、国立競技場問題といい、このダサいマークといい・・・。招致の時の、みんなが着けていたあのマークでいいんじゃないですか?わざわざデザイン料払って新調する意味ありますか?誰かが利権にしてませんか?シラけます。

投稿: BET2 | 2015年7月25日 (土) 04時26分

【三菱マテリアルは何を決定したのか知らないと言っている】

 7月24日の三菱マテリアルのHPに、会社情報のページで、
 『2015年7月24日

本日の一部報道について
本日一部報道機関において、当社が元中国人労働者やその遺族と和解する方針を固めたとの報道がございましたが、当社が発表したものではありません。
報道された案件について現在、さまざまな話し合いを含め検討を行っていることは事実ですが、現時点において決定した事実はございません。開示すべき事項を決定した場合には、速やかにお知らせいたします。』

こういう情報の発信は、異例ともいえる内容であるだけに、朝日新聞が署名記事で報道した事実について、問題が発生するのではないかと思いますね。飛ばし記事と見るか捏造記事と見るのか、どちらにせよ朝日新聞の報道姿勢が改めて問題になります。

ありもしない話をでっち上げるというのは、捏造体質があると言われても仕方がないことである。こういう報道機関の存在は、誰が糾弾できるのかと云えば、同業他社の姿勢が問題になるわけですが、他のメデアは何が起きても沈黙するだけで問題の解決にはなりませんね。
 発行部数の少ない週刊誌あたりが批判記事を出すだけである。
 政治家が声を挙げると報道の自由の侵害、もしくは弾圧だと誰が見てもおかしいことを言い出して問題をはぐらかすばかりである。企業の経営にも影響する問題を平気で捏造する。
 我が国のメデアは異常者ばかりである。残念な連中ではありませんか。

投稿: 旗 | 2015年7月25日 (土) 04時41分

投票率向上の為に、飲食店の箸袋に投票日を記載した方がいいと思う。選挙マンショーを開催して、投票を呼び掛けた方がいいと思う。

投稿: 江ヶ崎護 | 2015年7月25日 (土) 04時42分

国会議員は全体の奉仕者であり、全国民を代表するというのが憲法の規定です。選挙区から選出されますが選挙区の代表ではありません。したがって合区は当然の措置です。ちなみに私は、参議院議員は都道府県知事又は国会議員の経験と政党からの離党を立候補資格として全国区で100人選ぶようにすればよいと考えます。総定数は200人になります。また、参議院の委員会制度は廃止し、衆議院の委員会の審議結果を参議院でも参考にするということでよいと思います。

投稿: 松田正一 | 2015年7月25日 (土) 07時14分

今後は県によっては合区等に対する議員と有権者の適応も必要ですね。  お元気でご活躍くださいませ。

投稿: 61 | 2015年7月25日 (土) 08時17分

そもそも小さな村社会で小さな文化を作り、それを繋いで世の中を形成してきた極東の小さな島国において合区なんて考え方が無理がある。空中分解は必至だな…。

投稿: カバチタレ | 2015年7月25日 (土) 08時20分

岩手中2自殺事件でイジメに関わった人物が挙がってきた。まだ、これからだ!追求の手をゆるめるな!!必ず責任を取らせるんだ!!!

投稿: カバチタレ | 2015年7月25日 (土) 08時23分

石破先生、お疲れ様です。参議院合区、採決の際、ご当地の自民党議員退出しましたね。そりゃそうでしょうね。地元では仕方ないという方もいましたが、やはり県の代表が欲しい、高知と徳島は違うという事でしたね。このようなことからも地方創生は大事というか必要でしょうね。地方の人口が増え、若者が地元で就職し結婚し子育てできれば、減らす必要はないし、法律的にも問題がなくなります。また、人材というのはどこで現われるかわからないのです。勉強だけできればよいというのでなく、真に政治家にふさわしい人材の育成が必要です。そういう立派な方は将来、必ず日本のためになります。

投稿: 夏木立 | 2015年7月25日 (土) 08時44分

中・高生を対象に、架空の刑事裁判を通して、多角的なものの見方や論理的な考え方を学ぶイベントを開催してはどうか?

投稿: 岩波初美 | 2015年7月25日 (土) 09時45分

鳥取に来ています。米子駅で帰りの[特急やくも]を待っています。出雲大社の主神・大國主命(大黒天)が高天原から降り立った白兎海岸(因幡の白兎伝説で知られ白兎神社があるのは、鳥取県~島根県にありますよね。この事を再認識した今回の鳥取でした。

投稿: 島谷淳子 | 2015年7月25日 (土) 11時22分

石破さん  ≪老害にも例外はある≫
WSJ:Japanese Companies Are Haunted by ‘Ghosts in the Boardroom’  http://on.wsj.com/1CSKa0X 
“Japan Inc.’s problem: too many cooks in the kitchen”
”Former executives maintain clout long after they leave”
‘It is very difficult to undo things a former CEO has initiated.’
これじゃあ、企業や組織にBold Challengerは生まれません。
若手が自律を放棄し規範意識を損ない無責任に甘んじ、同時に退役した老人が容喙を慎むことをしなければ、老害が蔓延するのは当たり前です。形式だけの世代交代の意味がない。形式だけのガバナンス制度も意味がない。本当は「意味がない」と云う以上に、周囲を騙している点で有害なのです。東芝のような歴史の永い(古い)企業に特に多いのでしょう。真に氷山の一角でしょう。経団連企業に蔓延する病状かも知れません。非常に深刻な事態だと思います。
グローバル化の時代、世界的大競争の時代と言われて久しい。事業の若さの維持やBold Challengerの輩出で先行している海外の論評に聴く耳を持つことが欠かせません。

政治の舞台でも全く同じだと思います。政治権力者が人の諫言には一切耳を貸さず、お爺ちゃんのGhostを追い求めているようでは(最近はその追求自体がお爺ちゃんの意に反する愚想(愚昧な妄想)と云う臭いがする)、国家や国民を危機に曝すのは当たり前でしょうね。そんな中で、特定秘密保護法などに守られて秘密裏にTPP合意が最終局面を迎えているらしい。非常に深刻です。

一方で、老人の容喙とは云え流石に自民党の老人たちの容喙が適切であるのは、その危機が酷過ぎる所為でしょう。
人に依り状況に拠って、物事には常に例外はある。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2015年7月25日 (土) 11時40分

  Force to work が強制労働を意味すると韓国側の主張を入れてきた。慰安婦でも強制、文化登録でも強制にこだわる韓国だが現在進行形で強制労働には興味が無いらしい。韓国の企業や整形で借金を負わされ性交渉や自殺にまで追い込まれる韓国の社会の強制には完全に黙認し嘘のデータが強制によって吸い上げられるシステムでは周りからの圧力が強過ぎて本当の事を伝えられる訳が無い。北朝鮮も同じで居眠りをしていて処刑されたり逆鱗に触れれば身体をバラバラにする程銃撃され跡形も無く土に返る。強制しか浮かばない南北朝鮮の思考は自分達が強制の中で生きている為にそれ以外の世界を描けない宿命だろう。大企業財閥は中小を強制し、芸能界は個人を強制、又は画一的に組織しうわべだけ揃える。年功序列も作法も上に立つ者がやりたい放題でわがままも常識もそこには存在せず力と強制だけが存在し変えるにはより大きな権力でしか変える事は出来ない社会構造だ。ナッツリターンやセウォル号の改竄や癒着体質もそれを踏まえれば氷解する。上にいる権力者は現実の悪い数字等聞かないし逆鱗に触れるのが恐ろしくて誰も言えない。となると嘘を報告するか、身を守る為に権力と結託する方を選ぶ。この悪循環に拍車を駆けているのが徴兵制だろう。そこで上下関係を叩き込まれ社会に出ても変わらず継続されていく。自殺や外国に行き祖国を捨てる韓国人が多いのはそういう所に原因があるのだろう。北と統一すればより強制力が働くか、韓国側民主主義?があるのかは別にして欧米らしき文化を強制するのか疑わしいが二つの社会に強制という名の文字が必ず刻印され自らが其れを行なう文化が数百年に渡り継続されていて脱する事が出来ない文化だという事を理解しないといけない。

投稿: 忍者 | 2015年7月25日 (土) 12時19分

時代は変化している、
インフラは何十年前と違って田舎でも整っている、
土建屋や不動産関係者を食わせる工事はそろそろ止めましょう。
変化に対応出来ない企業も地方も
置いて行かれても仕方ないでしょう。
カネが無いならコンパクトシティで痛みは伴っても協力してもらって、
福祉や公共サービスで恩恵を受けてもらう。
ITインフラも自治体ごとに業者に発注してたらコストもかかるしセキュリティやシステムの専門家もいないでしょう、
共同開発・運用でコストは下がるのではないでしょうか?
10増10減反対は単なる地方の議員のエゴだと思います。
こういうのが日本社会の足を引っ張っている一因ではないでしょうか?

投稿: 肉夫 | 2015年7月25日 (土) 12時58分

  米国内映画館で銃乱射事件があり容疑者が自殺した。その後の調べで逮捕歴があり、家庭内暴力で裁判所から接見禁止、書き込みにはヒトラー信望という事だった。しかし銃は合法的に手に入りマークもされていないとなると情報社会も名ばかりで情報分析は大したレベルに達していないのだろうか?911テロの前も情報は上がっていたが防げずCIAもFBIも情報を上手く活用出来なかった。日本でも学校で先生が虐めの告発を生徒から知らされていたにも関わらず対処出来ず死なせる事件が起きた。つまりは危機感の欠如だ。日本人なら平和ボケで済まされるが米国の様に銃もテロも何度も国内である国ですら、情報を上手く活用出来無いと能力や危機感の欠如としか良い様が無いし分析能力も現実に対応出来ないという結果になる。テロのレベルでこんななのだからこれが国家によるミサイル攻撃や島嶼の占領となったら普段言われていても対処出来るのか疑わしくもなる。ましてやどこが攻めてくるんですか?と質問するプロがいるようでは未来も暗い。

投稿: 忍者 | 2015年7月25日 (土) 17時08分


石破さん、お疲れ様です!

ギガ不足で中々、IN出来ませんが
拝読させて頂いております。
暑い毎日ですが御体に気を付けて
夏を乗り切って下さい。

エレファントカシマシの新曲、
『愛すべき今日』凄く良い曲です🎵
先行配信なので多分YouTubeでは
まだ聴けないと思います。

レコチョク、一応貼り付けて
おきますのでよかったら。
気分が変わると良いなぁ(^-^)/

http://brd.recochoku.jp/rdweb/music/?music_id=1001911173&site_id=2001&affiliate=8101911173

闘いの人生。
自分との闘い…世間や愛する人に
どう対峙出来るか。
新たに走り出した宮本さんの
姿や愛が見える素敵な曲だと思います。

そんな風に私も生きていきたいな。

投稿: lyrics&front | 2015年7月25日 (土) 17時40分

石破さん  ≪潮は満ちつつある≫
FCCJ:Lee, Teng-hui(李登輝)https://www.youtube.com/watch?v=QvDUHYfDZ00
日本にも斯くも格調高く上質で広深永な指導者が出現して欲しい。
今は表舞台の中央に愚か者が居座っているが、李登輝の如く優れたご仁が舞台袖や舞台下で「その時機」を待っていると信じている。
その時機を作るのは国民の仕事だが、真に今その仕事は国会周辺や地方各地で成果を上げており、その潮は満ちつつある。その潮に乗るのは困難ではあっても理想や空論ではない。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2015年7月25日 (土) 19時00分

国民の代表である議員は、選挙で選出する必要があります。ただ2院制という制度がある以上同じ方法で選出するのでは意味がない事は事実です。参議院の制度を見直す事は重要です。安全保障等のを含めていろいろな分野の憲法、制度の改定の必要性を感じる昨今です。

投稿: 杉山誠 | 2015年7月25日 (土) 20時51分

【近代史を学校で教えなくなったのは、なぜか?】

 明治産業革命世界遺産登録で不当な言いがかりをつける連中が現れたことで、我が国の外務省を見る国民の目が厳しいことに気が付いた。
 外務省の官僚は、どうも、基本的なレベルの知識として、明治時代というものをどのように理解しているのかよく解らないところがあるようだ。彼等官僚もまた停年というものがあるためオリンピック組織委員会会長のような年齢まで役人を勤めている者はいない、あたりまえの話である。ユネスコの選定会議に出席したような官僚は、50歳代ぐらいなのかもわからないが、私の同世代ぐらいの年齢辺りから、我が国の近代に何があったのか知っている人というのは少なくなっている印象を持っている。日清日露の戦争は知っていても、その後どういう動きがあって、昭和20年の破滅を迎えることになったのか詳しく勉強することがなかったという印象もある。
近代史にかかわりを持つ個人的な考えがないとその時代が描かれた本を読むこともないのかもわかりませんね。ともかく、学校では詳しく学んだという事がない。
 前にも書いたことがありますが、私の伯父は、大正7年生まれで、昭和15年頃海軍に志願したようで、その後、南太平洋の戦場から帰ってくることがなかった。今年、今上陛下がパラオで慰霊のために訪問されたということがあり、大きな感慨を以てその無事を喜んだものでありますが、そういう事情もない限り、パラオを含む南太平洋の島々で何があったのかについて、一般国民は学校で習う事もないのが普通の姿ではないかと思っています。それをあたり前にしてきた学校教育というものがあるので、ユネスコの世界遺産登録の会議に出席した外務省職員が、よく解らないまま強制労働があったかのような発言をしてしまったことも、あの時代に至るまでの我が国の歩みをほぼ知らないという事が前提にあるような気がしますね。
 それは、やはり問題ではないかと思いますが、この「近代史関係」が入試の出題になるようになれば、その扱いに頭を悩ます人々も大量に発生することもあるため、封印に近い扱いになっているような気もしています。それは、それで別の問題を後世に残しそうで不安であります。
 近代史を知らないというのは、戦場で何があったのかを知らないという事にもつながりますが、言いがかりをつけられて反論できないという事もあるため、やはり大筋でも知っていた方がいいような気がしますね。
 
 民主党は、安保関連法案で、我が国にかつてあった『徴兵制度』を、実態もどういうものか知らないのに脅し文句になると誤解しているのは笑止でありますが、彼等の考えもまた、基本的に何も知らないのに知ったかぶりをして国会で質問している印象を強く受けます。議論がかみ合わないのもまた共通の認識となるべきデーターが、ないことから来る問題ではないかと思いますね。近代史が抜け落ちているのが、その原因ではないかと思いますね。
 NHKの大河ドラマの設定が、戦国時代と幕末に偏りすぎていることも一つの表れと見ることができます。明治時代は、日露戦争ぐらいで、『西南戦争』や、『竹橋騒動』がドラマの舞台候補にもなることはなく、ましてや、2.26事件や、5.15事件、血盟団事件とか、シベリア出兵、ノモンハン事件などは全く相手にされません。我が国の近代史は、「考える宝庫」と呼んでもいいぐらい、様々な出来事がみっちり詰まっています。災害があった時にどういう事があったのかを知ることも意義のある事で、例えば、関東大震災が起きても東京を離れなかった皇室を見ても、なぜなのかを考えることが、当時の国民を知ることもできます。台風で外国船が転覆した時に何が起きたかについても近代史に一つの事例があり、トルコ共和国との関係の話がでる時、エルトゥールル号遭難事件という出来事が語られる。この事件は今も語れていますね
 近代史は、今につながることも沢山あります。そういうことを教えてこないという事は我が国の置かれた環境を知る機会を奪っているのではないかと思いますね。日教組辺りが反対しているのだろうかと思ったりします。
 幕末以降の歴史こそ非常に大切なことが詰まっています。

 文部科学大臣は、もっとしっかりした人を考えないといけませんね。

投稿: 旗 | 2015年7月26日 (日) 02時34分

相馬市の市長選で「三四郎」という居酒屋で食事をご一緒させて頂いた阿部裕哉というものです。その節は楽しく過ごさせていただき 感謝しております。
1票の格差ですが 対人口で云々という考えで事を進める事自体に納得がまいりません。単純に考えれば都会の議員が多くなれば 都会の論理で物事が進んでしまいます。今の日本はそれで 多くの問題を抱えてしまっている面も少なくはないと思っています。
話はずれますが 東京の高齢者の田舎への生活移動が話題になっていますが 彼らが転居してくると必ずと言っていいほど 都会の論理を地域に押し付け 上から目線で物事を進めてしまいます。
私の父も 三代住んでいた東京から 元々住んでいた相馬の地に戦後ということで戻ってまいりましたが 同じようなことをしてしまったようでした。
話を戻しまして 法曹界の論理だけでは現実と乖離が少なくはないと思っていますし、文面の中だけで生きてしまっているあらわれです。昨今の弁護士たちの節操のない 売名行為とも取れる 集団訴訟の数々 をみただけでも彼らが多くの問題を抱えている事の表れだと思います。
話がまとまりませんですみません。
石破茂議員が頂点となり日本を導いて頂ける日を待ち望んでいる石破ファンの一人です。
暑い中ご自愛ください

投稿: 阿部裕哉 | 2015年7月26日 (日) 05時36分

炎暑対策に[打ち水作戦]なるものが、東京都知事の石原慎太郎氏の提唱で行われましたが、日射により高熱になっているアスファルト道路への打ち水は、[打ち水]として使用された水は蒸発し、湿度が高くなり余計に蒸し暑くなるだけなのです。→この現象で気づいて頂きたいのは、台風が襲来する時に、台風に先だっての雨が熱蒸気となり上昇し台風にエネルギーとなる熱蒸気を供給し続けるため、台風は弱体化する事なく勢力を維持し荒れ狂い暴風雨をもたらすわけです。

投稿: 島谷淳子 | 2015年7月26日 (日) 12時02分

森善朗元総理は、誤解を受けやすい発言が多いのは、挙げ足どりがない世界でリーダーになって来た首相だからでしょう。鵜の目鷹の目で、エラーを探したり、わざわざに捕らえにくいパスを廻すようなチームではプレイしていないのです。隠し玉やフェイントでかき回すプレイ。→森首相のモットーは確か、- one for all, all for one -

投稿: 島谷淳子 | 2015年7月26日 (日) 12時28分

故郷などを唇に乗せ、帰省の予定を立てなきゃと思うこの頃です。

地域の代表が選ばれるはずの選挙区を人口比でどんどん削っていけばどうなるか。
一票の格差の広がりは地域の格差の広がりより問題だと言うのなら、
ふるさと投票とかって出来ないのかなぁ・・・。

投稿: きました | 2015年7月26日 (日) 13時36分

   岸田外務大臣がG7を広島で開催すると発表したが勿論露は抜け落ちている。明らかにクリミア問題が影響しているようだ。しかしIMFは人民元を主要通貨にするかどうか協議に入った模様で海洋進出だけでなく偽人民元も多い通貨で政府介入があり、変動制では無く統制経済を続ける元を認めて良い物か疑いが残る。主要通貨になれなかった事がAIIBを作った理由とも言われているが固定制で自由に取引も出来ず都合が悪ければ売買停止と介入、経済指標は嘘や改竄で信用出来ず、ただ取引高が多いというだけで許可して良いか疑問だ。AIIBも会議は中国で行い、盗聴や安全に国外に出れるかも疑わしい中、欧米諸国も腰が引けて出資比率も英国でさえ10位と全く信用が無い。借金自転車操業の国に金を出しても踏んだくられるのがオチで危なくて御免被りたいが市場は魅力なのがたまに傷だ。とは言え賠償から賃金上昇、モラルの低い労働者と儲けるには条件が悪い事実が出揃い、汚染された空気や疑わしい食べ物を中国本土に迄行き儲けたいと思う人がどれだけいるだろう?それよりキューバやイラン、アセアンに進出した方がどれだけいいか分らない。中国は今から出資したり、企業を移すには遅すぎるし円安の日本の方が未だましだ。もう魅力の無い国を持ち上げるのはメディアとして損して借金を肩代わりしてくれと公然と言っている様なものだ。経済格言で馬鹿者を探せとあるが馬鹿なら勝って行って損してこい!しかし日本人なら止めといた方が良いと思う。何せ情報から通貨迄嘘とでっち上げで出来ている国を信用等出来無いのだから!

投稿: 忍者 | 2015年7月26日 (日) 13時47分

長崎での公務お疲れさまでした。

いつか石破さんの講座聞きたいです。

今週もお仕事がんばってください。

投稿: くま | 2015年7月26日 (日) 19時08分

【戦後問題の誤解が今も続いているのではないか】

 サンフランシスコ講和条約の締結があって、我が国には、『戦犯』がなくなったという主張がある。それは、サンフランシスコ講和条約第11条を指して、それに基づく解釈の通りであるなら、戦犯が消滅したと主張する事も云えるようである。
 昭和28年頃より戦犯や、その遺族の名誉回復の問題が起き、独立国家としての回復が講和条約でなったという事から、社会党などが中心になって戦犯釈放を求める国会決議」が決議されたというようなことが起き、戦後の我が国の立場を巡る考え方に大きな影響を及ぼすことになったように思います。戦犯の靖国合祀という考え方も、このあたりから起きたような気もしますが、独特の考え方を持った宮司の存在が、問題を複雑にさせたようにも思います。実際のところ、昭和天皇は、A級戦犯が靖国に合祀されたことに不快感を持っておられたのかどうかよくわかりません。しかし、松平宮司が、侍従をやっていた松平慶民の息子であることを知っておられたようで、『親の心子知らず』という言葉を残されたことで、不満に思っておられたのではないかという解釈もありますね。これが、反日勢力の一つの攻撃材料になっていることは間違いのないことで、いくらサンフランシスコ講和条約第11条で戦犯は、消滅したと言っても、その存在がなくなった意味すら歪曲してまともに取り合う事がない。
 この松平氏が、靖国神社の宮司になったことも、考えてみれば不思議な話で、靖国神社は、討幕運動や戊辰戦争で亡くなった官軍方の兵士を慰霊する慰霊所であったのであるが、そこの責任者に幕臣の松平氏が就任というのもあり得ない話なのではないかと思います。
 個人的な経歴に海軍兵学校出身という事がある海軍将校であったという事実を重く見たのかもわかりませんが、幕臣が祀られていない神社になぜ? という疑問もあるのですが、それを答える人がいない。
 ところが、なんというか? 今は、なんと、徳川氏が宮司になっている。戊辰戦争の戦死者などは地下でビックリしているかも解りませんね。
  現宮司は、15代慶喜の9男誠の孫である。彼の伯父が潜水艦乗りで戦死しているという事情もあるのかもわかりませんが、徳川氏が、靖国神社の宮司になるとは、可笑しい出来事ではないかと思いますね。
ともかく、戦犯合祀自体は何の問題もないのですが、サンフランシスコ講和条約を読んだこともない連中の手で何度も問題があるように騒がれ続けるので、何かしなければならない様な状況にあるようだ。毅然とするには、サンフランシスコ講和条約の条文を国会で議論していただくという事になるのだろうか?
 或は、合祀してしまった御霊の方を何とかしないといけないのか? 

 ヤフーのニュースにも「ドイツが許されて日本が許されない本当の理由/石田勇治氏(東京大学大学院教授)」という記事があり、その中でこの馬鹿な教授は、『翻って日本の戦後70年間はどうだっただろうか。1971年のドイツ統一百周年に際した演説でハイネマン大統領が「ビスマルクからアウシュビッツ収容所」に至るドイツの近代史を反省的に振り返ったのとほぼ同じ頃、日本では当時の佐藤栄作首相が明治百年奉祝式典で明治以来の日本の歴史を振り返る式辞を述べているが、その中には侵略戦争を反省する言葉は無かったと石田氏は言う。また、戦後40年にあたる1985年には、西ドイツのワイツゼッカー大統領が有名な荒野の40年演説の中で「過去に目を閉ざすものは現在にも盲目となる」と演説して世界から注目を集めたのに対し、日本では同年8月15日に中曽根首相がA級戦犯が合祀されて以来初めて、靖国神社に公式参拝を行っている。ドイツが世界にメッセージを発する一方で、日本は何も発信していなかったのはなく、しっかりと誤ったメッセージを発していたと言わざるを得ない。』
 というように、合祀した後になって中曽根総理が参拝したことが問題だと言っているように、いつまでたっても、サンフランシスコ講和条約を無視した論理で、靖国を問題にしている。こういう馬鹿な連中がなくなることがない。残念な世の中である。

投稿: 旗 | 2015年7月27日 (月) 03時00分

各学校において、喫煙・飲酒の断り方を学ぶ授業をやった方がいいと思う。

投稿: 岩本隆 | 2015年7月27日 (月) 05時51分

鳥取砂丘コナン空港だって?!鳥取県民ディスりたいなら直接鳥取来いや。しかしセンスの欠片も無いね(笑)それは即却下だわ。さて、田舎者をバカにし、すぐに効率化だのグローバル化だの言う輩は…多分、日本人じゃないよね。事実を知らなすぎるよね。それより、単なる悪口を言いたいなら、他所行きな。

投稿: カバチタレ | 2015年7月27日 (月) 14時12分

ビリッカーのスポーツを、普及して欲しいです。

投稿: 渡辺亮太 | 2015年7月27日 (月) 16時33分

先生、お疲れ様です。内閣不支持率が支持率を上回ったとか! まあある面仕方の無いことと言えばそれまでです。しかし、前後70年となった今、国民は飢える事もなく、生活が立ち行かなくなれば、権利を主張して生活保護を受ける者も数多し、メディアの取材を受けた女子大生に言わせれば“好きな事を自由にしたいのにこれから国が戦争に加担する様な法律は絶対に受け入れる事が出来ない”のコメントはするといった具合で余りに自由と権利ばかりが先に立ち、義務とか責任については、国も訴えるコトを後回しにして来たツケが今になって理解され得ない状況となったのではないでしょうか?今からでも遅くはないかな?政府自民党には根っこの所を訴えるコトを積極的にして欲しいです。

投稿: 畠山敏三 | 2015年7月27日 (月) 17時39分

石破大臣殿

今晩は!!。
この酷暑の中連日多忙を極められ、週末も地方へ或いは地元へと講演に回られ、大変お疲れ様であります。
小生は大臣と同郷、鳥取県出身の者です。

1、先ず最初に一票の格差の件です。
大臣も述べられていますように、合区により10増10減の案が決定したようですね?しかし未だそれでも2,97倍と勧告には程遠く、緊急避難的措置のようです。
この方法では格差を解消しようとすれば、従来の小選挙区、比例代表制の下では都会に居住する選挙人のみが有利となり、地方に居住する人が不利となりそうです。参議院の場合は最低一県に一人とするとしても、首都圏及び大都市に居住する人は都市部居住の故のインフラ享受などもあり、一人当りの権利が少しは小さくても止むを得ない所かと思う者です。
「都市部居住指数」を算定の上、議員定数を衆参とも大幅に減らすべきです。それが政権交代時の公約ではなかったのでしょうか?
根本から改革しなければ、絶対に一票の格差は2倍以下になるとは考えられません。
例えば、参議院はその性格からして全て全国区とするなどです。そして衆議院は先ほどの提案により、大幅に減少を計る事などです。或いは地方分権を強力に進め、立法の一部など権限移譲が大幅に図られれば、一人あたりの格差も少しは緩和されるのでは?とも考えます。

2、次に、安全保障法関連の参議院での審議が今日27日から始りました。

その事を述べます前に、昨日26日のテレビにて、池上 彰氏の解説による「知られざる20世紀」と題し、旧ドイツ帝国のヒットラー抬頭の経過を克明に見る機会がありました。
有名な独裁者の演説は「幸せは天から降っては来ず、国民一人一人が勝ち取るのだ!!」と国民を鼓舞し、あたかも自身が国民の幸福を実現するかのごとき内容であり、その手法に驚愕しました。
国民にパンを与える為、アウトバーン建設と言う仕事創生で職を与え、見せかけの繁栄により国民の関心を買い、ドイツ国民の優秀性を訴え、反ユダヤ、反共産主義を唱えました。
その実現の為自身に権力が集中するようその当時、もっとも優れていると言われた「ワイマール憲法」を形骸化してしまいます。
そして「世界平和をドイツの手」でと何度も述べます。有名なナチスのゲッペルス宣伝相の言葉に『嘘は百回続ければ真実となる』と言うのはこの頃です。国民の幸福実現と積極的平和云々とは、いつも言う誰かの手法に酷似していて、空恐ろしささえ覚えました。

しかし、先の大戦後ドイツは自国の「何故、このような政権誕生を赦す事になったのか?」を徹底的に検証し、ナチス的なものは全て排除し、世界の国々に示しました。
その事により世界からドイツは受け入れられました。

ところが、我が日本は戦後国家として先の大戦の検証がなされないまま、ポツダム宣言受け入れ、憲法制定、そして警察予備隊から自衛隊へと慌ただしく変遷を行い、現在に至っています。遅きに徹しているとは言え、今からでも是非検証すべきであり、歴史の是々非々は教育の現場でも教える必要があります。
先般の国立競技場の見直しなどに見られるよう、責任の所在が明確にされないまま、戦後70年を経た今でも護送船団方式により国家の運営がなされると言う体質がまだ抜けていないのだと思いました。

現在は戦前を知る人も少なくなり、自国日本を悪く言うのは自虐史観に偏り過ぎであると言う人が増えている事は、情けない限りであります。
『人間は過去には戻れないものの、過去を正しく理解し、これから生きる未来へ活かす事出来るのも人間であります。』

さて以上の事を踏まえ、本日の参議院での質疑と答弁の印象を述べてみます。
安保法制の与党及び野党の質問に対し、安倍総理は全て反論拒否を行い、全く法案修正に応ずる姿勢は見られませんでした。国民へ充分な説明を果たして居ないとの80%の声、憲法違反でありこの法案には反対との60%の声を全く無視するかの、平行線とも言える答弁であると映っています。

時間を充分掛けたからと言い、国民の声を無視し、多数決により「兎に角法案を通せば国民は後からでも理解を行いついて来る」と思っているのではないか?と映るのはなぜでしょう?国民はこの法案はゴリ押しの無理筋であり、危険であると『正しく理解している』からに反対なのです。

去年の7月に閣議決定を行い、その後今年に入ってから国会に提出審議する前に、アメリカ議会に措いて先に約束を行い、国会では詭弁を弄し、多数決の横暴にて強行採決を行ってしまう。国民のこれ程の反対を押し切ろうとする政権トップとは、何の為の国の指導者であり、誰の為の政治であろうか?
周囲の誰に聞いても反対し、困った事態になりそうだと怨嗟の声は日毎に強くなっています。
小生は、我が国が他国から侵害された場合のみ応戦を可能とする専守防衛に徹し、自衛隊の武器使用も伴う緊急事態に応変的に対応できるよう、先ず法案整備を行うべきであると考えます。しかる後、憲法改正を発議し正々堂々と国民に問う事が、憲政の王道であると思うものです。

何時でも、何度でも申し上げます!!。
主権者はあくまで国民であり、民意が汲み取れなければ政権は絶対崩壊への道を辿ります。
リベラルな保守中道路線を真摯に目指す石破大臣を応援するもであります。どうか違憲立法の共同正犯とはなりませんよう!!。閣内調整をお諮り頂き、修正案を再提出来ますようご尽力を願うものです。

投稿: 桑本栄太郎 | 2015年7月27日 (月) 20時49分

スマートフォン等、多機能携帯端末を活用して、認知症の予防と早期発見に繋げてはどうか?

投稿: 江ヶ崎護 | 2015年7月28日 (火) 01時57分

秘書や営業事務の様に、教師の仕事を補助する、教員事務のシステムを作った方がいいと思う。学校に関してのクレームや相談を、弁護士に対応を移行させた方がいいと思う。

投稿: 岩本隆 | 2015年7月28日 (火) 03時38分

【調布の小型飛行機墜落事故】

 遊覧飛行が禁止されている空域で、機長の知り合いが、知人を3人呼んで、お願いして飛行機に乗せてもらったという事が記事になっている。毎日新聞のネット記事にあった。
 『墜落した小型機を管理していた「日本エアロテック」の小山純二社長が27日、東京都調布市の同社で記者会見した。小型機の運航目的がパイロットの技量維持のための「慣熟飛行」で、同乗者が4人いたことについて、小山社長は「慣熟飛行のついでに同乗させてほしいと(同乗者が)頼んでいたと思う」と説明した。』
と、いう事は、この3人は、その場にいた人ではなくあらかじめ飛行機に乗ることを前提に飛行場に集まっていたのだろうと推測されることから、『遊覧目的』の飛行ではないかと思われる。軽率な行動があったのかも解らないが、36歳の機長の技量もまた問題になるのかもわかりません。
 この飛行プランの目的は、あったと思いますが、その内容が開示されていませんね。いったいどういう目的で、機長の知り合いの51歳男性が知人を2人も呼んで調布の上空を飛行したのでしょうか? 目的地はどこになっていたのかも不明のままです。メデアは真面目に取材しているのだろうか? 自宅にいて墜落事故の巻き添えを食った人の事が大きな問題になっているのは解るが、禁止されている遊覧飛行を行った疑いがある事の方が重要ではないかと思います。禁止されている遊覧行為をなぜ行ったのか? 飛行場は、そのフライトを許可したのかという事が、この事件の重要なポイントではないですか? この事件は、単独では起きない事件です。このフライトプランに参加した人々の捜査がなされないと、事件の解決にはならないのではないですか? 機体の整備とかも問題にはなるだろうと思います。
 この事件は、このフライトに関与した残念な人々がやった事件である。残念の度合いの重さを比べても意味がありませんが、この飛行場が遊覧飛行を黙認したのであれば、そこが最大の重過失と言わねばなりませんね。禁止されている行為を黙認したことで、この事件は発生したというべきです。飛行場の管理責任が問題ではないですか?
 東京の空域で、小型飛行機が住宅に墜落した事件と云えば、昭和51年に起きた児玉誉志夫邸セスナ機墜落事件が有名である。他にあるのかどうか知らないが、もしかするとその事件以来の出来事ではありませんか? あの事件は、はっきりと児玉誉志夫を殺害することを目的に特攻機のように墜落したと言われている事件ですが、被害者は操縦士だけで、児玉誉志夫に被害がなかった。
 児玉こそ今回の被害者のような最期を迎えるべき存在であったと思いますが、悪運の強い人だったと、今回の事件で改めて思いましたね。昭和51年のあの事件を思い出させるような事故が今回起きたというべきですね。あのフライトも、謎が残っていると言われていますね。なんで2機も飛ばしたのかよく解っていませんね。この時も調布飛行場が飛行を許可していますね。同じ飛行場ですよ。
 ここは何か怪しいですね。東京の空が危険なのは、こういう飛行場の管理責任者の対応があるのかもわかりませんね、国土交通省はしっかりしないといけません。

投稿: 旗 | 2015年7月28日 (火) 05時07分

【靖国神社の祭神】

 ここには、シベリア出兵で戦死した5000人は祀られていないようですね。ノモンハン事件の8400名の戦死者も祀られていないようです。靖国神社のHPに記載がありません。WIKIにも書いてありませんね。やはり何か基準があるのでしょうか? 戦死者という事が基準ではないのは、絞首刑で死んだ戦犯と呼ばれる23名が合祀されていることから、明らかです。
 祀られている軍神を細かく見れば、そこから何か解決策が出てくるような気もしますね。あの映画にもなった八甲田事件の遭難者も軍神にはされていませんね。役所の不手際で命を落とした軍人という視点で見れば、シベリア出兵やノモンハン事件の戦死者というのは、浮かばれませんね。何か残念が気がいたします。

戦後70年靖国に祀られた自衛隊関係者はいないのでしょうか? そこも気になりますね。それ以外に、例えば、小野田寛郎少尉の許にいた2名の兵士は、戦後、亡くなっていますね。彼等は靖国に祀られているのだろうかという心配もありますが、どこを探せばいいのかもよく解りませんね。

投稿: 旗 | 2015年7月28日 (火) 05時50分

小学生を対象に、紙幣の似造を見分ける体験学習を実施してはどうか?1億円の重さを体験させてはどうか?

投稿: 斎藤篤史 | 2015年7月28日 (火) 06時49分

3歳未満の子供を対象に、赤ちゃんダービーを開催したら、面白いかなぁと思う。

投稿: 藤代直紀 | 2015年7月28日 (火) 07時00分

戦争に巻き込まれるという表現はまだユルい気がするよな。安保法案を至極簡単に言えば、日本軍は要件を満たせば戦争に参加する、という事だろ。そこを明確に名言しないから、堂々巡りするんだ。なぜ言わない?言えないのか?言えないなら無理強いするなよ。

投稿: カバチタレ | 2015年7月28日 (火) 08時04分

18時以降全国民残業禁止法案を作って欲しい!

投稿: 斎藤和宏 | 2015年7月28日 (火) 11時26分

一票の格差

やっぱ…合区のほうが不平等だと思います…個人名を挙げて申し訳ありませんが…マック赤坂さんは各地のいろいろな選挙に立候補され、地元じゃない割にご検討されていますが、結果落選されています。地域の代表を選ぶ訳だから人口の多い地域は票の数が多いのは当たり前、地域の人の思いに格差は無い…なのに地域は合併させられ、果たして地元の代表なのかどうかって状況になるって…

投稿: まな | 2015年7月28日 (火) 12時49分

参議院の合区より削減対象県の任期を3年にすれば それぞれの県から代表が出せると思いますが。

投稿: 竹田 | 2015年7月28日 (火) 13時39分

  戦争に巻き込まれる発言は過去の沖縄復帰以前の冷戦構造での考え方から抜け出せていない証拠だ。今現在の社会は冷戦構造が崩れ、核が拡散し、超大国が冷戦崩壊という蓋を開けた為に隣国や小国、又はテロリストが暗躍する内戦や紛争を誘発する条件の揃った段階と言える。つまり昔の様に冷戦の代理戦争や国同士の全面戦争は起り難いが独裁や冷戦での米国と露の権力構造が後退した為に民族や小国が小競り合いをする世の中になったという現実だ。そういう現実を理解出来ていない人達は昔の論理に絡め現代を説明しようとするが違和感が必ず残り、無知な人は聞き慣れた言葉で安心して反対する。現代は複雑で正確に言葉で表すと余計理解者を得られない事も起りうるので発信する側もレッテルを貼る事により勢力拡大を目指すが現実との乖離があり過ぎる場合、古臭い手法を使う。その具現化したものが安倍を許さないというプラカードだったり戦争する国だの、徴兵制だの戦前の赤紙を思わせるイメージ操作をする。飛行機の墜落事故もオスプレイを思わせる様な密集地での墜落を何度も繰り返し流し、中国の暴落には少しの時間しか費やさないメディアの意図的とも言える操作が目に付く。しかし日本のメディアなのに中国に不利な情報は意図的に排除し日本に都合の悪い情報は繰り返し何度も毀損し日本人がへたばる迄流すこの偏向振りには辟易する。テレビ、新聞離れが加速している現実には公平性を欠いた中国に乗っ取られたメディアの側にもあるいう他にない。

投稿: 忍者 | 2015年7月28日 (火) 13時43分

やはり合区には納得できん。これを『田舎者の問題』と簡単に切り捨てる輩は殆ど単なる野次馬でしかないと思うね。年金も保険も介護も結局は当事者以外が数で押し通し決めてしまうんだよな。これが今の自民党の姿だ。何が“国民の声を”だ。誰を指して国民と謳ってるんだ?

投稿: カバチタレ | 2015年7月28日 (火) 13時48分

鳥取というと思い浮かぶのは、大山(伯耆大山)と砂丘なのですが、日本海を臨みながらの鳥取~島根の海岸線の特徴に気づきます。砂と岩の違いです。オホーツクからの寒冷前線が高山地帯に遮られ降雪になり地吹雪になる。鳥取と島根は路面冠雪と凍結。徳島は夏は暴風雨・台風による路面冠水で、交通網が混乱しますが、台風の進路に関係しない地域は平常どおりで毎年繰り返されます。街の造りなどもこの気象条件により違い、家の造りの違いもあります。積雪が考慮されていて鳥取、島根の家は屋根に傾斜があり玄関口は引き戸に。引き戸にしないと積雪で扉が動かないですね。玄関口からの上がり口に間があるのは、体に着いた雪を払うためでしょうか?

投稿: 島谷淳子 | 2015年7月28日 (火) 14時53分

  日本は中国との国交正常化に於いて台湾を犠牲にしたし台湾の人々は裏切られたと思った事だろう。東日本大震災に於いても台湾が多額の支援を日本にしてくれ、日本統治時代を懐かしみ、一部の人は日本に又帰属したいという人迄いる。しかし日本は中国配慮と親中工作員?のおかげで彼らの思いに答える事が出来ていない。中国でも台湾を制圧を想定するかのような軍事演習が行なわれている中、李登輝氏が講演を行い、台湾は中国とは別の自立した独立国である事、又その基準を明確にしようと努力した事を語っていた。日本の安全保障上も非常に重要な台湾だが日本の台湾に対する扱いは必ずしも良いとは言えない。中韓より台湾を支援し独立を促してくれと思うが日本の議員達は中国と韓国の反日麻薬に酩酊し反対される程理性を失し破滅の道を行くが如く自立心も失っている。李氏が尖閣は日本の領土であり、安保法制成立を歓迎してくれているのは日本人がだらしなく渇を入れに来てくれているようなものだ。中国の嫌がる事は言わないと女でも口説く様な発言とは違い、李氏を日本に呼び、今度はダライラマやウイグル独立運動家でも呼んで盛大に中国を牽制でもして欲しい限りだ。モンゴル、ベトナム、アセアン諸国やインドや台湾が立ち上がり力をつければ中国も日本どころではなくなるのでこれらの国を支援する安倍外交はその辺を良く分っているのだろう。

投稿: 忍者 | 2015年7月28日 (火) 18時23分

 最低賃金を雀の涙ほど引き上げても、消費が増えるなどの経済効果はほとんどないと思いますし、経営者の理解は得にくいと思いますね。
 それより、労基法を改正して「土曜・日曜・祝日割増賃金」を設定したほうが、サービス業などで働く人が多い現状において効果があるし、使用者も納得できると思います。これは現在の労基法第37条でいう休日とは違います。
 
 地方創生法案も成立し、国会が閉じた後は人事の秋となりそうですね。地方創生相に若手を抜擢することも一つの手でしょうか(笑)。

投稿: 倉吉駅はかつて上井駅だった | 2015年7月28日 (火) 19時02分

選挙権年齢が18歳以上に引き下げられようとしている。若い世代の投票率向上の為に、大学内に期日前投票所を設置することは出来ないか?

投稿: 名内俊晴 | 2015年7月28日 (火) 19時21分

プラネタリウムのある高齢者施設を作って、地域住民と交流を図ってはどうか?

投稿: 江ヶ崎護 | 2015年7月29日 (水) 03時40分

やっぱり安倍さんは脇が甘いように見えます。
あの磯崎という補佐官は、発言が問題視された後に、酒を飲んで飲み屋から出てくるところをテレビの取材陣に囲まれて赤い顔して答えていました。何という意識の低さでしょうか!飲み会なら延期するとか、裏口から出るとか、やりようはあるでしょう。安倍さんはいい人なのでしょうが、あれを処分できないのであれば、また仲良し批判を招くのでは?自民党に緊張感が無くなっているのはなぜなのでしょうか?安倍さんに緊張感が無くなっているのでしょうか?心配です。

投稿: BET2 | 2015年7月29日 (水) 04時12分

自家用機の遊覧飛行は、空域制限した方がいいと思う。最低賃金を大幅に引き上げて欲しい。慰安婦問題ですけど、「遺憾である」ではなく、きちんと言葉で正す事を期待します。

投稿: 林智子 | 2015年7月29日 (水) 04時49分

おはようございます。
昨日、岡山市内で、全国知事会議が開かれましたね。
ニュースを聞いていて、とても好感が持てました。
桝添知事仰られたように、東京だけが問題で、東京をやっつければ良いと言う考えではなく、みんなが伸びてく方向性の地方創生にして頂きたいと思います。
まだ若輩者で勉強不足で上手く言えませんが、岡山県と鳥取県の特産品の桃と梨を掛け合わせた『ももてなし』のように良い協調性、良いところは伸ばしていけると良いですね。
岡山県笠岡市の話で大変申し訳ないのですが、岡山県笠岡市のうねめもみじの釆女ファームの 純国産のもみじ鶏のたまごは農林水産大臣賞受賞しているのですね。
将来はアレルギーある子供でも食べられるような卵を作りたいと仰られていました。
私は最近知りました。
同じ市内に住んでいるのに知らなかったのがとっても恥ずかしいです。
きっと他県にも良いところはあります。
全国の知事に良いところはどんどん伸ばして情報発信していって欲しいです。
私たちが知らないだけなので。台風でのご心配ありがとうございました。
お陰さまで無事でした(^-^)
こちらは曇っていて涼しいですが、他県では暑い日が続くようです。
石破様、ならびに、石破様のブログを読まれている皆様、どうかご自愛くださいませ。
では、失礼いたします。

投稿: 岡山県笠岡市のもも | 2015年7月29日 (水) 06時43分

訪問診療に当たり、言語聴覚士や作業療法士の有効活用を検討すべき。マイナンバーの通知が始まれば、問い合わせが多数発生するおそれがある為、生活の利便性向上に繋がる点を広報し、その意義を市民に理解してもらうよう努めて欲しい。安全保障を揺るがすことなく進めて欲しい。マイナンバー制度の導入に当たっては、サイバー攻撃対策として新設される自治体ネットワークの監視組織に沿って、監査・監視体制の充実に努めて欲しい。認知症訪問支援サービス費について、負担割合の1割据え置きを要望する。

投稿: 伊藤匠 | 2015年7月29日 (水) 07時24分

また…人生を棄てた高齢者がいた。今の世代はコレを見ている。国民年金だけじゃ生活できないね。だから、年金なんて払わないさ。老後?生活保護受けるんだよ。年金で半死半生の余生を消化するくらいなら、生活保護受けて所謂人並みの生活をしたいよ。まぁ、こうなるよな。この現状…どうよ?金持ちの人にはワカランだろ。

投稿: カバチタレ | 2015年7月29日 (水) 08時55分

小学生の宿題代行サービスは、おかしいと思います。宿題は、自分でやるべきだと思います。子供達にとっては、マイナスだと思う。禁止にする法案を作った方がいいと思う。

投稿: 江ヶ崎護 | 2015年7月29日 (水) 09時04分

一票の格差を是正するために地域の格差を黙認するんだよな。ふざけた話だ。そもそも、一票の格差って何なんだよ?選挙以外ならオリンピックだって、甲子園だって、地域代表の選出としては格差だらけだろ。本質的には落選議員の負け惜しみにしか思えん。

投稿: カバチタレ | 2015年7月29日 (水) 09時04分

票の格差是正は、裁判所の判断ですから、そうしないといけないのでしょう
けれども、議員定数を減らす方向ですしか議論されないのは理解に苦しみます

議員数を増やして、帳尻を合わせればいいのに

勿論、議員に関わるあらゆる原資は維持してのことですが

一人あたりに受け取る歳費が減るのは仲間が減るより嫌なことだという国会議員の思考って、とても恐ろしい

投稿: かにし | 2015年7月29日 (水) 09時56分

空き店舗(家)を活用して、ぐでたまカフェを作って、観光客誘致してはどうか?

投稿: 外口徳章 | 2015年7月29日 (水) 11時23分

合区対象県をディスる輩が居るが何が言いたいんだか。合区は不平等を生む。一票の格差って本質は何なんだよ?それを合区でって、理屈としてもおかしいやろ。あとね、安保法案を議論すると必ず『今と昔は違うんだ』という話になるが、日本のスタンスを変えなきゃいけない本当の理由は何なんだ?戦争反対を訴えるのは筋違いだと?何故だ?日本は敗戦国だから今なおボロクソに言われてるんだろ?その事実を置いといて世界の状況が変わったんだなんて言われても、だから何が言いたいんだ!?ってなるのもワカランかぇ?批判や反対をバカにするのは止めにして、ちゃんと説得してみなさいな。でもね、日本は日本で良いと思いますよ?何でもかんでも世界が!世界は!といっても日本は日本であるべきだ。じゃなきゃ面白くない。『why Japanese people !?』と言われる日本の方が好きだな。

投稿: カバチタレ | 2015年7月29日 (水) 12時10分

  未だに国民の無知に付け込んで戦争法案だとか徴兵制の赤紙復活だとか、戦争をする国にするとかいう野党批判には幼稚過ぎるが効果があるので継続してやっているようだ。そんな中制服向上委員会だがアイドルグループだろうが自民党を倒せと記者クラブで息巻いている。相手にする程の政治性も無いだろうが若者に訴える力はあるだろう。スカートを履いて化粧し髪をアニメの似合わない色に染め表現の自由と言って安倍政権に噛み付くのは可愛いが共産の爺様方、社民の婦人方、無知なオタク族が終結して安倍、自民を倒そうというのだろう。これだけ単純に並べても分る様に低レベルな雰囲気満載だ。言論の自由も民主主義の代償なので高くつくが言論というならもう少しまともな議論と意見を撒き散らして欲しいもんだ。

投稿: 忍者 | 2015年7月29日 (水) 14時48分

【知性を疑う発言をする国会議員】

 NHKの動画ニュースの記事にありました。
『生活の党と山本太郎となかまたちの山本代表は「ミサイルが原子力施設に着弾したあとの最悪のパターンを考えていないのか。国民の生命、財産、幸福追求権を守れるとは到底、思えず、何もやっていないのに等しい」と指摘しました。』

 これは、飛んでくるミサイルというものを宇宙に飛来する彗星か何かのように誤解しているように思いますね。まず、そのミサイルというのはどこから飛んでくるのかという説明がない。我が国の立場や位置から見て、それが北朝鮮を指しているというなら、それを先に名指しするべきでありますが、彼の発言にはそれがない。仮に北朝鮮と考えたとして、どういう理由で我が国にミサイルを向けることになるのかという説明がない。我が国と北朝鮮は、宣戦布告も何もしていない国どうしであり、現在は国交がないという事ではあるが、国交がないという理由だけで、北朝鮮が、我が国にミサイルを飛ばすという事の状況がどういうことなのか想像することもできない。そこに何があるのか不明と云うしかない。他の国はどうかとなるが、シナ帝国と我が国は国交がある国であり、友好条約も締結している。経済的な交流もある。領土や海底資源を巡る論争は存在するが、話し合いの途上にあって、解決に至る道筋を双方が模索している最中にある。戦争状態にないのは明らかである。
 他には、軍事的な交流が米国を介して交流のある韓国であるが、これも国交がある国であり、経済的な交流も普通にある。領土的な認識の不一致があるが、それで国交を途絶することもなく、話し合いの道、若しくは、国際司法裁判所での決着などの方策も考え中と云ったところであり、これがために交戦するという事態には至っていない。露西亜とも、領土的交渉をする問題を抱えているが、相互に大使館を設置するなど、対話を通した交流で解決の道を模索している処であり、平和条約の締結に向けた話し合いを進めている途上にある。
 周囲の国々との状況から見て、どこの国のミサイルがどういう理由で我が国を目指して飛んでくる可能性があるのかという事が全く分からない。集団的自衛権の問題として、ミサイルが我が国に飛来する可能性があるというなら、それについても具体的に国名を名指しして質問をするのが筋ではないかと思いますが、彼の質問は、軌道を離れた天然の衛星が地球を目指して向かってくると言っているのと変わりがない話である。

 仮に、そういう彗星の衝突のような出来事であっても、具体的な方角や、地球に到達する日時の大まかな特定ぐらいは、できる体制にあるのが、人類の技術力である。ところが、山本議員の話にはそういうものが何もないのだ。本当に漠然とした話で、明日地球が滅亡する備えは万全なのかと言っているに等しい。根拠のない話が、議会で登場するのは、この人に限った話ではないが、知性のある話を進めるためにも具体的な状況の説明や、ミサイルを発射しそうな国は世界にこれだけあって、同盟を結んでいる米国と交戦中のこことこことここなどは、日本を狙っているかも知れないという事を証拠を出して問い詰めるべきではないのか? そうすれば、総理大臣だけではなく、外務省職員も頭を覚醒させて、その質問に答えてくれると思うが、それができないのは不幸と云うしかない、ありもしない話をでっち上げるのは朝日新聞だけにしてほしいものだ。
 我が国の国会議員のレベルがこういうものだと知るのは非常に残念である。根拠のある話ができないことは、妄想で国民を煽っているという事である。彼は国会議員としての責任を自覚するべきではありませんか?

 残念な人である。

投稿: 旗 | 2015年7月30日 (木) 00時04分

石破さん  ≪東芝事件に想う≫
毎日:東芝:不正会計で人材払底…「室町社長続投」以外なく
http://goo.gl/pkKUru
東芝ではなく日本経済全体の先行きを心配しているのですが、彼れ此れと懸念が一杯ですね。重厚長大で旧くどんよりした経営文化を大改革する局面なのだから、一旦は人財が払底していると観えるのは当たり前の話ですよ。

①【辞任取締役の中には「将来の社長候補」も‥】
昔の古い色眼鏡に適った「将来の社長候補」を捨てるのが当たり前、同時にその歪んだ色眼鏡の所為で、捨てられた「優れた人財」を呼び戻し抜擢しなきゃ大企業の大改革が成る筈がない。
②【室町社長続投以外なく‥】
その歪んだ色眼鏡に適った室町氏は新しい改革眼鏡にも適うのでしょうかねえ?「温厚な性格」は好いが「敵をつくらない」と評され、旧勢力に歓迎される人柄で好い筈はない。
まあ、大改革はボス一人で完遂できるものではないので、このボスに「敵作りを厭わない覚悟」が付き、室町氏が虎変豹変できるご仁であることを祈るばかりです。
③【外部専門家の意見も踏まえ8月中旬に新経営陣を発表する】
その外部の専門家は、何よりも「人を診る目」、即ち大企業の大改革を成し遂げる大きな資質と能力(謂わば精緻な理屈のメスではなく大きな道理の鉈釿)を備えているのだろうか。私の狭い範囲と遠目の人物評価では、一部の創業事業経営者にしかそんな資質も実績もない。

論理や理屈ではなく道理として現状把握を間違えれば再発防止は出来ない。東芝事件に不適切会計なる言葉が躍りますが、根因は事務的な会計処理問題にはない。株主や社員などステークホルダーズの信を裏切ったのだから、詐欺的粉飾と呼ぶべきだと思う。粉飾に普遍的に巣食う根因は、説明責任と和訳され誤解されているアカウンタビリティにはない。東芝が先進的だと評されたガバナンス制度にもない。人の問題、就中経営トップのガバナビリティや自律心克己心の問題だと思う。「社長としてあれをやる!次世代のために仕掛けを施しておく!」と事業と市場に立ち向かい高付加価値の事業創りに熱意がないなら、端から経営トップ職は柄不足(柄じゃあない)と謹しむべきでしょうね。
以上のことは政治資金不正が絶えない政治家やそれを根絶できない政治権力者にも通底する。哀しい哉、日本は経済が二十数年を喪い続け、政治が三流から格下げの憂き目に遭うのも宜なる事態でしょう。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2015年7月30日 (木) 07時30分

石破さん  ≪萩生田のバカ≫
Reuters-NYT:萩生田曰く http://nyti.ms/1IMOLEh Their(天皇と安倍) positions are different
戦後直後に米国人たるマッカーサーは「菊と刀」や「武士道」など様々に学び、日本の伝統と文化に於ける天皇制の大きな意義を理解して、その存続を決めた。
然るに、「安倍に拾われただけ、どこの馬の骨かも分らぬ愚かな若造」が、マッカーサーの深遠な学びもなくも理解もできず、日本の伝統と文化を破壊し天皇制を蔑ろにしています。
「右端の更に右」にしか、従って偏りの酷い小さな脳しかなにのでしょう。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2015年7月30日 (木) 17時29分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 一票の格差など:

« 国連憲章など | トップページ | イシバチャンネル第五十六弾 »