イシバチャンネル六十一弾
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石破 茂 です。
年末年始は26日土曜日が「ウェークアップ ぷらす」(読売テレビ系列・午前8時)出演。
28日月曜日が御用納め。
31日木曜日大晦日が「大みそか列島縦断LIVE 景気満開テレビ」(フジテレビ系列・午前7時)出演、旧番記者有志との懇談会(鳥取市内)。
平成28年元旦は、どんどろけの会「お茶配り」(午前零時)、実践倫理宏正会元朝式(午前5時)(以上鳥取市内)、新年祝賀の儀(午前11時・皇居)。
2日土曜日はBSS山陰放送「地方創生 風は山陰から」出演(午後2時半・収録)。
3日日曜日は「時事放談 新春全力スペシャル」出演(TBS系列・午前6時・収録)。
4日月曜日には通常国会が召集され、衆参両院において外交報告、財政演説が行われます。
今度の年末年始は実に曜日配列が悪く、正月2日・3日が土日と重なるため、何だかとても損をしたような気分です。
通常国会が九月末まであり、その後は次期国会提出予定法案の準備や補正予算・当初予算の編成などという仕事に追われていたような気がします。年末年始は溜まりに溜まった書類整理や、読みたいと思いながら読めなかった本を読む時間に充てたいと思っています。
23日は天皇陛下の82歳のお誕生日で、皇居における祝賀の儀に参列する光栄に浴しました。
これに先立つ18日の陛下のご会見は、畏れ多くも、とても内容の深い、陛下の大御心が伝わってくるものでした。内容について私ごときがあれこれ申し上げるべきものでは決してありませんが、是非宮内庁のホームページからその全文をご覧いただきたいと思います。
年始恒例のどんどろけの会(勝手連)の「お茶配り」ももう31回目となります。
私の鳥取事務所は鳥取市のメインストリートである若桜街道に面した商店街の中にあるのですが、まだ議員になる前の昭和61年、商店街振興のため、新年午前零時から「元旦初売り」をやることになり、「うちには何も売るものが無いのですが」と言ったところ「あなたの事務所だけ閉まっているのは困る。とにかく開けて何かやって欲しい」とのことで、事務所内でお茶などの飲物を行きかう方々にお出ししたのが始まりでした。
それだけでは芸がないので、事務所前に立って「あけましておめでとうございます!石破茂です!本年もよろしくお願いいたします!」と2時間ほど絶叫することになったのです。
数年前から初売りの行事も無くなってしまい、いまや開いているのは当事務所だけ、という寂しいことになりましたが、主催する「どんどろけの会」のメンバーから「あれをやらないと新年を迎えた気分がしない」とのご意見もあり、「お茶配り」としていまだに続いております。
参加して下さるメンバーの皆様に心より感謝するとともに、いつの日か若桜街道にもかつての賑わいを取り戻したいものだと思っております。
本年一年、お世話様になりました。
当欄も多くの方にご覧頂き、幾多の貴重なコメントも頂戴いたしましたことに心よりお礼申し上げます。
来る年が皆様にとって幸多い年となりますことをお祈り申し上げます。
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石破 茂 です。
先週12日土曜日の「全国移住女子サミット」、13日日曜日の「地方創生☆政策アイデアコンテスト2015」はどちらも大盛況で、とても有意義な催しでした。
地域経済分析システム(RESAS)を用いて自分の住む地域の現状を分析し、地方創生に向けた政策を提言する、というコンテストには、全国から予想をはるかに上回る907件の応募があり、高校生以下の部では福島市立岳陽中学校の女子生徒さんたち、一般の部では筑波大学社会工学部都市計測実験室の皆さんが地方創生大臣賞を受賞されました。
若い方々、女性の方々が最終選考の10件に残り、賞の多くを受けられたのは決して偶然ではないと思われます。特定の利益や既存の概念にとらわれないこの層の意見が反映されにくい日本社会のシステム自体を変革していかなくてはなりません。
「移住女子サミット」に参加された方々の発言の中で特に印象的であったのは、「大学を出て、給料の高い会社に就職して、年に数回は海外旅行、ネット通販でブランド物を買うという『this is the OL』のような暮らしをしていたけれど、3・11で『お金を出しても、行列に並んでも、欲しいもの、必要なものが手に入らない東京での暮らしとは一体なんなのだろう』と思ったのが地方移住のきっかけだった」というものでした。
もちろんこのような価値観がすべてではありませんが、藻谷浩介氏が著書の中で述べておられる「サブシステムとしての里山資本主義」とも共通する考えでもあると思います。
この催しは政府として主催・後援したものではありませんが、民間の方々の発想や行動に学ぶべきものが多くあることを改めて痛感した次第です。
政府機関の地方移転について、有識者会議(増田寛也座長)のご議論を経て案を取りまとめ、本日の自民党地方創生統括本部で了承を頂きました。
研究機関についてはかなり絞り込みを行い、行政機関については来年三月末までに基本的な方針を示すこととしております。地方からのご要望にすべてお応えすることはできませんが、明治以来初の取り組みでもあり、本来の意味での政治の主導力が問われていると認識しております。
週末は19日日曜日がBSS山陰放送「地方創生 風は山陰から」平井鳥取県知事との対談番組収録(正午・鳥取県智頭町内)、水土里ネットとっとり(土地改良団体)「美しく豊かな村づくり大会2015」で講演(午後3時・鳥取県湯梨浜町内)、どんどろけの会クリスマスパーティ(午後7時・鳥取市内)。
20日日曜日は自民党鳥取県連常任総務会、総務会、臨時大会(午前11時・鳥取市内)、という日程です。
週末二日とも鳥取県内ですが、たまにこのような週末があるのも有り難いことです。
今年もあと二週間を切ってしまいました。
皆様公私共にご多忙のことと存じますが、何卒お元気でお過ごしくださいませ。
移住女子サミットの様子です。
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石破 茂 です。
先週土曜日から今週月曜日にかけて、石川県羽咋市、富山県南砺市、島根県益田市、邑南町、浜田市、雲南市、岡山県津山市を回ってまいりました。それぞれの地方創生に向けた取り組みが着実に前進している様子を拝見して、とても嬉しく思ったことでした。
このすべてが「消滅可能性のある都市」とされていますが、その事実を直視した上で、国の政策に依存することなく、独自の政策を展開しているのは素晴らしいことです。
中央のメディアはそれなりに取り上げているのですが、つまらない政局ネタに比べればまだまだ僅かなものですし、地元メディアにはもっとこれらを全国に発信して頂きたいと切に願います。現場感覚と民間感覚を併せ持った優れた首長と、それに呼応する地区住民の方々とのコラボレーションが地方創生の決め手であるように思われてなりません。
島根県雲南市で聞いた「行政は我々に対してやってくれない」から「行政は我々にやらせてくれない」へ、という住民の意識の変化はとても重要だと思います。
「平成の市町村大合併」はそれなりに意味のあることでしたが、合併された町村の住民にしてみれば、行政のキメ細かな対応が失われ、「見捨てられた感」が強くあることは間違いない事実です。
これを解消するため、麻生内閣の農水相時代にJA、郵便局、社会福祉協議会、公民館、NP0などによる「地域マネジメント法人」設立構想を企図しつつも、政権交代により頓挫した苦い経験が私にはあるのですが、それが形を変えて「新しい地域自治組織」として中山間地から芽生えつつあることに目が覚める思いが致しました。
現場から遠く、議院内閣制であるが故に責任の所在がはっきりしない中央政府よりも、地域密着で「大統領制」に近い故に責任の所在が明確な地方政府の方が進んでいることを痛感したことでした。国としてどのようにこの萌芽を支援できるのか、よく考えなくてはなりません。
今日は、豊橋市の麺類生活衛生同業組合の皆様が地元の根本幸典代議士と共に、豊橋の新名物「豊橋カレーうどん」と伝統の「にかけうどん」をお持ち下さり、大臣室で職員と共に昼食に有り難く頂戴致しました。
豊橋市のうどん屋さんは地元の国産小麦を主に使用した自家製麺率がほぼ100%、カレーうどんの下に、とろろとごはん、という三層構造になっており、必ず特産のうずら卵がトッピングされているという実にユニークなもので、是非一度お試しになることをお勧めいたします。わざわざ豊橋からお越しいただいた皆様、本当に有り難うございました。
今週水曜日には倉吉市の倉吉農業高校の女生徒さんたちが、11月に行われた「全国農業高校お米甲子園」で最高金賞を受賞した「ミルキークイーン」を持参くださいました。美味しいお米に、少しだけほっとするひとときでした。
軽減税率導入を巡っては様々な議論がありましたが、政府・与党で方針が決した以上、この運用が禍根を残したり、混乱を生ぜしめることの無いよう極力努める以外にありません。
中曽根内閣時代、竹下内閣時代に消費税導入の際、当時の山中貞則自民党税調会長のもとで侃侃諤諤の議論をした当時のことを思い出します。
議論の内容はその頃とほとんど変わってはいないのですが、はっきりしているのは財政が当時よりも格段に悪化しているということです。
「弱者のため」とは一体どのようなことなのか。本当に「弱者のため」を論ずるならば、それがどのような方々であるのかを明確にし、そのような方々に重点的に手厚く支援することを考えねばならないはずですが、救急車の有料化すら議論の俎上に乗せられない雰囲気とは一体何なのでしょう。
急を要し、本当に重篤な患者さんと、重篤でもないのに救急車をタクシー代わりに利用し、交通渋滞さえ引き起こしている人とを同列に扱ってはならないと思われるのですが、このような議論自体が「弱者苛め」のレッテルを貼られかねない雰囲気があります。しかしそれが結果として、一番手厚い支援を必要としている人を傷つけることになりはしないのか、改めてしみじみと考えさせられます。
週末は12日土曜日が自民党京都府連女性局「りぶるの集い」で講演(午前11時・京都市内)、全国移住女子サミット(午後4時・東京都内)。
13日日曜日は地方創生☆政策アイデアコンテスト2015で挨拶・講評(午後1時・東京都内)、河上茂・千葉県連幹事長と石破茂を囲む会(午後5時・松戸市内)、という日程です。
街にはクリスマスのイルミネーションが輝いています。ほとんどの方がそうであるように、銀行員の頃も、国会議員になってからも、12月というのは私にとって最も忙しくて心身ともに余裕のない月です。
時々それが態度に出てしまうようで、まだまだ修行が足りないことを反省しております。
皆様、お元気でお過ごしくださいませ。
島根県益田市真砂地区にお伺いした時の様子です。
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石破 茂 です。
今週月曜日に自民党立川支部女性部で講演を行いました際、「日本で一番住みたい団地」とも言われている大山(おおやま)団地を取り上げてお話しさせていただきました。
事前の下調べの時、「2004年以降、孤独死ゼロ」という新聞の見出しを見て、孤独死が大きな社会問題となっている今、どうしてそんなことが可能なのかと思ったのですが、昨年3月まで15年間の長きにわたって自治会長を務め、活動を主導してこられた佐藤良子さんの著書「命を守る東京都立川市の自治会」(廣済堂新書)を読んで得心がいくとともに、このような取り組みが本当にあるのだと深い感銘を受けたことでした。
団地の中で一人で暮らしておられる高齢者の方の大きな悩みは「具合が悪くなっても誰も来てくれない」「死んでも、誰も看取ってくれないし、葬儀も出してもらえない」ということでしょうが、そんな寂しく、悲しい人生の終わりを迎えさせたくない、佐藤さんの活動の原点はそこにあるようです。
見守りも、安否確認も、葬儀も、自治会でやろう。自治会の運営費用は駐車場の管理や公園の清掃作業などのコミュニティビジネスでできるだけ捻出しよう。「今の時代、行政にすべて頼ることはできない。自分たちの町は自分たちで守るという意識を持ち、主体的に動くことが必要」と語り、実践してこられた佐藤さんや自治会の皆様に心から敬意を表します。
「個人情報保護」という難しい課題にどのように対処し、会費納入率を高めてこられたのか等々、まだまだ知りたいことは多くありますが、この著書をお一人でも多くの方にお読みいただきたいと願います。
さる29日日曜日に自民党結党60周年の式典が開催されました。
華やかで活気に満ちた式典でしたが、自民党に代わる政党が当面存在しない以上(民主党政権の失敗についての国民のトラウマはそれだけ強烈なものがあると思います)、自民党はさらに自己研鑚を積み、自重自戒の上で政権運営に臨まなくてはなりません。
日本の独立と平和を堅持し、国家の持続可能性を維持するために、日米安保体制の検証と財政の健全化(労働生産性の向上による経済成長と社会保障の重点化)は避けては通れない喫緊の課題です。
「一強」とも言われる今の状況をいかに生かすかは、われわれ自民党の責任の自覚にかかっているのだと思います。年明け早々にも行われる通常国会での論戦に向けて、寧日はありません。
くどいようですが、ネーミングはともかく「共謀罪」について、「上司のパワハラで苦しんでいる若者たちが居酒屋で『あの野郎、ぶっ殺してやりたい』『そうだ、そうだ』と会話しただけで既遂となってしまう」的な、ためにする批判が一部でみられます。構成要件も「共謀」の態様についても相当限定されているにもかかわらず、このような意図的な批判があることは極めて残念なことです。
「フランスには『共謀罪』的なものが規定されているのにテロが防げなかったのだから意味がない」という批判に至っては、明らかに論理の飛躍です。テロが想像をはるかに超えた手法で実行される以上、国民の生命・身体を守る側にも覚悟が必要です。
週末から月曜にかけては、5日土曜日が谷本石川県知事との会談、妙成寺、神子(みこ)の里、神音(かのん)カフェ視察(石川県羽咋市)、「石破茂を護る会」国政報告会、富山干し柿出荷組合視察、富山県議・「護る会」会員との懇談夕食会(富山県南砺市)。
6日日曜日は益田市真砂地区・真砂小学校取り組み視察(島根県益田市)、「素材香房ajikura」視察、移住者・定住者との意見交換会(島根県邑南町)。
7日月曜日はシングルペアレント事業、シネマプロモーション事業視察(島根県浜田市)、吉田ふるさと村意見交換会(島根県雲南市)、鳥取・岡山県境連携推進協議会で講演、新見市長との懇談(岡山県新見市)、という日程です。
石川県羽咋市神子の里での取り組みはドラマ「ナポレオンの村」(原作は「ローマ法王に米を食べさせた男」高野誠鮮著 講談社+α新書)のモデルとなったものです。
その他、島根県各地での取り組みも、以前から一度見てみたかったものですが、国会休会中の今しか纏まった日程が取れません。専門誌などではしばしば取り上げられているのですが、実際に自分で行ってみなければ講演などで紹介してみても説得力に欠けると思っており、このような日程を組んだ次第です。
余談ですが、「視察」という言葉は何だか上から目線のような響きがある気がしてあまり好きではないのですが、「見学」もおかしいし、いつも悩みます。何か相応しい言葉があればご教示ください。
12月6日まで、小田急新宿本店6階の京橋千疋屋パーラーで「鳥取フェア」が開催されています。
私の地元の名産である、糖度が日本一高い幻の柿「花御所柿」を使ったアラモードやみつ豆は、少しお高いかもしれませんが、本当に美味しいものです。とても希少な柿なので、材料が無くなり次第終了とのことですので、ご確認の上是非お出かけくださいませ(03-5323-0977)。
地元名産紹介をもう一つ。本物の梨を使った石鹸「20世紀梨しゃぼん」は、梨特有のシャリシャリ感のもとになる「石細胞」を使用しており、洗顔効果が高いと評判です。これも少しお高いのですが、お問い合わせは0858―22―1722「チトのゆび」まで。
今年もあと20日余り、時間は加速度的に早く過ぎ去ります。皆様ご健勝にてお過ごしくださいませ。
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事務局です。
ザ・ニュースペーパー福本ヒデさんよりご案内をいただき、東京メランコリー展(11/27~12/3・銀座かわうそ画廊)にお伺いしました。
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