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2016年2月26日 (金)

ホッピーなど

 石破 茂 です。
 今週月曜日、恒例の日本食糧新聞社主催「食品ヒット大賞授賞式」に顔を出して参りました。三年ぶりのヒット大賞には「プロビオヨーグルトPA3」、優秀ヒット賞には「南アルプスの天然水 ヨーグリーナ」など、ロングセラー賞には「ホッピー」「ミルキー」「おさかなソーセージ」などが選ばれたのですが、この催しには毎年とても楽しく出席させて頂いています。
 食生活においては「こんなものがあったらいいな」と思うことが多々あるのですが、その「思い」を「カタチ」にするのは決して容易ではなく、開発者たちの並々ならぬ努力が感じられて毎回深い感銘を受けます。
 ロングセラー賞も毎年なかなかのもので、新入社員の頃、生ビールを飲むお金がない時に神田のカード下の焼鳥屋で愛飲した「ホッピー」、子供の頃好きだった「ミルキー」、昭和30年代中頃に「赤いタコさんソーセージ」(わかりますか?)が出るまではこれこそがソーセージと思っていた「おさかなソーセージ」など、発売以来半世紀以上を経た現在も、変わらず愛されている食品に何とも言えない懐かしさと嬉しさを感じました。

 昭和54年から58年まで、「ホッピー」を愛飲していた新入社員時代が、人生で一番楽しかった時だったかも知れません。時は安定成長期、初任給は八万円弱、週休二日など無く、千葉県松戸の社員寮を朝6時半に出て、ほとんど終電で帰る日々でしたが、終電前の一時間ほどほとんど毎晩のように先輩に連れられて神田の「一番鶏」なる焼鳥屋で飲んでおりました。
 信じられないような話ですが、日曜日に寮ですることもなくゴロゴロしている時、「早く月曜にならないかな」と思ったのは、仕事よりもこのひとときの飲み会が楽しみであったからのように思います。
 在勤していた三井銀行本町支店も、「一番鶏」も今はもうありません。時は確実に流れ去っていて、無性に寂しくなります。

 今週の永田町の話題は民主党と維新の党の合流の行方が主でしたが、他党のことながら先行きが案じられます。
 野田政権の時に予算委員会で「民主党に綱領はあるか」との議論を野田総理と交わしたことがありましたが、新党を作るなら、まず党綱領の策定が先になくてはなりません。その作業を欠いたままで新党など作ってみても、結果は残念なものに終わるように危惧されます。「党名をどうするか」よりも「綱領をどうするか」こそが議論の本質ではないかと思うのですが、どの報道もそれに触れようとしないのは不思議なことです。
 かつて新進党に在籍していた時、岡田克也・現民主党代表(岡田代表も当時は新進党でした)と集団的自衛権について侃侃諤諤の議論を何度もしたことがあります。当然これを認めるべしと主張する私と、絶対に認められないと譲らない岡田氏の議論は決して交わることがなく、暗澹たる思いにかられたものでした。
 日本において二大政党制がうまく機能しないとすれば、「政権交代可能な二大政党制の確立」を目指した小選挙区制度の導入とは何であったのか、考え込まざるを得ません。
 勿論、中選挙区制度には様々な欠点があり、もう一度中選挙区制に戻すべきとは毫も思いませんが、小選挙区制度の運用には改善の余地が多々あるように思います。

 週末は、27日土曜日が読売新聞主催 地方創生フェス「地方創生フォーラム」で挨拶の後、こばやしたけし氏(「地方活性化は成功するか否か」の著者)との対談(午後1時・渋谷ヒカリエ)、KBCラジオインタビュー、鹿児島県伊仙町 生涯活躍のまちシンポジウムin東京で挨拶(午後2時半・全国町村会館)、武家門会(鳥大付属中学同窓会)。
 28日日曜日は鮮doエブリィ岡南築港店視察、和気町町政10周年記念事業で講演(午前11時・岡山県和気町総合福祉センター)、和気町関係者との昼食懇談会、大芦高原国際交流と休養の村 みんなのモビリティプロジェクト視察(岡山県美作市)、津山市連合町内会創立60周年記念式典で講演(午後3時・津山文化センター)、という日程です。
 秋田市在住の漫画家さんである、こばやしたけし氏の作品はとても面白くて内容の濃いもので、対談を楽しみにしています。
 鹿児島県徳之島に所在する伊仙町は全国第一位の出生率を誇るとともに、長寿の方の多い町としても有名です。医師でもある大久保明町長の取り組みもとても立派なもので、多くの素敵な人に出会える幸せに感謝しています。

 来週はもう三月。季節の変わり目、皆様ご自愛の上、ご健勝にてお過ごしくださいませ。

2016
日本食糧新聞社主催「食品ヒット大賞授賞式」にて株式会社明治の川村和夫社長と


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コメント

今週もお疲れさまでした~

投稿: mr | 2016年2月26日 (金) 19時07分

今の野党に共通の政策は’反自公’のみのようにも思われます。  今週もハードスケジュールですね。  充分にご健康にもお気をつけてごゆっくりご活躍くださいませ。

投稿: 61 | 2016年2月26日 (金) 20時08分

時には政権党を諌め、時には政策を支えられるような野党が育たないのはやはり国民性なのでしょうか?一つ気になった事。議員削減の質疑の時、安倍さんが地方の声を大事にする重要性を言っていましたが、違和感がありました。かつて総裁選の時地方票では負けていたのにその地方から出ている国会議員票で逆転勝利した人の言葉とは思えませんでした。議員になると権力志向になって地方の声を無視出来る事が良くわかった出来事でした。

投稿: 内田 照男 | 2016年2月27日 (土) 00時16分

人生で一番楽しかった思い出は、人それぞれ違うと思いますが、若かりし頃、気の合う先輩議員と将来の夢やビジョンなど語り合っていた石破先生の姿が目に浮かんできます。昭和54年~58年は、日本経済も好調で、このまま日本は豊かで平和な国をひた走り続けると思われた時期ではなかったかと思います。それから5~6年後、冷戦が終わり、バブルがはじけ、日本も世界も混とんとした時期が続きました。それから25年ほど経ちますが、中国の台頭により世界経済と安全保障のバランスが一気に変化してしまいました。最近では、戦後世界をリードしてきたアメリカまでも経済的不安を抱える時代となり、今後、日本の経済、安全保障をどのように見据えていくのか、的確な判断力が試される今日となってきている気がいたします。今、必要なのは、先を見据えることができるリーダーではないかと思います。石場先生、期待しております。

投稿: hitomugi | 2016年2月27日 (土) 01時04分

国際情勢に随いて行ける野党がないと国民が困ります。綱領も党名も大事ですが、尖閣海域の現状をしっかり認識している野党が育って来ないと自民党も困るのでは?
枝葉末節に拘る野党だけでは役人がほくそ笑むばかりです。ホッピー時代にあって今は失ったものに早く気づいて、心ある国民とともにそれを取戻して行きましょう!

投稿: kktf | 2016年2月27日 (土) 08時06分

石破さん ≪マネタリーベースからマネーストックへ?≫
日経【三菱商事とBTMUが1千億円基金 成長分野に資金 マイナス金利が投資呼び込む http://goo.gl/ukSnQh 】
これは非常に好い動きですね。狭い金融界で滞留していたマネタリーベースのカネが実体経済のマネーストックになり動き出すかも知れない。然し、「ケチ菱」だけでは心許ないから、他の総合商社にも広がれば尚好い。
また、1千億円じゃあ余りに小粒だから、1-2兆円規模に広がれば好い。レバリッジを掛ければ10兆円規模のカネが実体経済で動き出すかも知れない。
そもそも、判断責任が明確な融資では臆病風に吹かれる銀行員より、BoldにFortuneを求めるVentureCapitalistの方が断然に今の逼塞した状態を打破し易いだろう。
まあ、美しい絵を描くのは、今はこの程度にしておくに若くはないですね。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2016年2月27日 (土) 10時03分

介護施設では夜間、職員が少人数で対応し、忙しくてストレスも大きいと思う。職員同士でフォローし合ったり、動きを把握したりできるように人手を増やして欲しい。国も労働条件の向上をもっと後押ししてもらいたい。衆議院選挙改革ですけど、アダムス方式を先送りしないで欲しいです。

投稿: 江ヶ崎護 | 2016年2月27日 (土) 12時12分

ふるさと納税、法人版も。
東京などでは大したメリットでもないのに手間ばかりと不満、
しかし税収の限られ増収源も無い地方都市には大きなチャンスでもあるでしょう。
東京の公務員は一度入れば死ぬまで安泰なだけでなく、
早期退職で1000万円近く退職金を余計にもらった上で、
事後収賄には問えないのでしょうが天下りや外郭団体、半官半民企業まで多数。
組織の看板だけで個人へそれだけ恩恵を受けていながら不満を言うのは筋違い。
地方はもっとふるさと納税誘致に、特に法人版の営業に力を入れれば良いのではないでしょうか。
東京では黙ってても毎年何兆円も税収が入って来るのですから、そのごくごく一部を貰ってくるだけでも、
今まで予算不足で棚上げになっていた事も出来るでしょう。
いずれにしても税金ですから大事に遣ってほしいものです。

投稿: yamada | 2016年2月27日 (土) 13時30分

☆石破さま☆

「早く月曜日にならないかな」
人生で一度でいいから言ってみたいセリフです…。
朝6時半に(起床でなくて)寮を出て終電で帰る生活なぞ私のような甘ったれは3ヶ月で音を上げて辞表を提出してしまいそうです。
学生時代に剣道をしていた面影がどこにも反映されず、小学一年生で将来の夢を「婦人警官」と書いたあの頃の自分に詫びを入れたい思いです。
それはそうと☆
宮崎前イクメン議員の辞任会見は茶番でしたね。
産まれてきた子供に罪はないし、あまりにくだらないのでこのまま静観していようかと思っていましたが…自民党幹部の見る目のなさに「揃いも揃って節穴ばかりかー!」と叫ばずにはいられません。
政治のプロなのに偽物と本物の区別もつかないなんて(笑)。
金子議員も女っぷりが上がったなんて太鼓持ちされていますけど年下の私から見ても「男性を見る目がない」のは明白。宮崎氏も育休宣言をしなければいち議員の不倫でニュースにもならなかったものを。バカですね。
国民を舐めすぎな似た者夫婦のお二人は税金を使う資格あるのですかね?
政治家が市民の暮らしを考えるより自分達の私利私欲を優先したら明るい未来は来ません。
優秀な人が海外で暮らしたいと考えるのも当たり前かも知れませんね。

投稿: ミルミル | 2016年2月27日 (土) 14時11分

石破さん、お疲れ様です。
良い表情をされていてわたくしも
ほっこりです。

私は会社の飲み会の思い出よりも、
ファッション専門学校時代に友人達と
居酒屋でワイワイ、ケラケラ笑いながら
色んな話をした頃が楽しかったですね。
課題を提出する合間をぬっての集まり。

前回のブログで、ピアノと絵を習われて
いた事を知りました。
私もピアノは習いましたが才能無かった
ですね~。作曲して譜面通りに歌う、
といった事も致しましたが何の
感動もないメロディーで、情けなくなりました。

今はたまに、たまに作詞をして…最近は
殆んど書いていませんが。
AmebaブログにUPしていまして、
見た方に何か感じていただければと
思っています。

私は結局、習わなかった絵を生かす、
ファッションデザイン専攻に進みました。
先生から将来、絵に関わる仕事を、
と言われていた事もありますね。
絵を生かせ、且つ生きていく上で
生活に密着した分野に進みたいという
思い。服がどんな仕組みになっている
のかを学びたいと思うようになりまして。

洋裁の世界は深くて、2年や3年そこらでは
とても習得は難しいです。
技術に加え、センス、感性が問われますから。
そこに生きざまが入ったり(笑)
卒業してから企画室やパタンナーをやったり
しましたが、やりたい事が出来ないので
ストレス溜まりましたね~。やりたい事は
独立しなければ無理という世界でも
あります。

些細な事でもそこから感じ取り、考え、
咀嚼して自分のオリジナルの答えにする。
アンテナを常に張る、という事は私には
呼吸をする事と同じくらい自然な事です。
世の中の多くは勝つための悪巧みを
考えますので、当然感性は豊かでは
無くなります。
そこに芸術性は無いし、良いものは少ない。
邪魔されることなく、制約もなく、
自由に作られたものは、見ていて楽しい
ですし気持ちの良いものだと思います。
石破さんも枠から飛び出して芸術を
楽しんでみてはいかがでしょうか(ಠ👄.ಠ)🎵
才能無いなどとおっしゃらずに、自由に。

では、またお邪魔します。
今月のギガ買い足し、¥5,500くらいになり
火の車状態です(;ಠдಠ)🔥


投稿: lyrics&front | 2016年2月27日 (土) 14時22分

   チキンラーメンもそうですが戦後食糧難で皆が安く食べれる物を提供したいという人の為と需要と供給が一致した商品は国民的に受け入れられロングセラーとなる。政治も皆が望んでいる声をいかに聞き政治に反映させるかという視点が無いとただのイデオロギープロパガンダになってしまい、国民も又同じ事言ってるよ、行動も無いし現実にも対応してないよねぇ~となってしまいます。
  話は変りますが最近の職場は殺伐としていて仕事を終えたり仕事を守る事で精一杯で仲間同士で飲みに行き将来を語るどころか、誘う事すら出来ない職場が結構あります。皆生活に窮々としていて彼女はおろか、結婚や子供も諦め、一人呑みや迷惑の懸からない遊びや動植物に興じるのが精一杯で自分の老後もままならないという人が結構います。そう考えると昔は貧乏ながら希望や仲間があり良かったのかもしれません。今の時代は欧米宜しく個人の自由はありますが社会的な連帯感はあまりありません。ネットや趣味で社会的連帯を見出そうと模索している様にも受け取れますが行動し本物の人間と交流しないと精神的満足感は中々生まれないでしょう。ニーチェが発狂しゴッホが自殺した20世紀前後よりは孤独感や交流は増している様に思いますが最近の犯罪を見ると人間とは思い難い犯行が多々有り、人の精神も病んでいると思わざるを得ません。しかしその逆に食べ物や物で人を幸せにしようとする人達も多く居るのもたしかなので良い方に目を向け期待したいと思います。食品ヒット大賞もそのな人達の集まりなのでしょうね。

投稿: 忍者 | 2016年2月27日 (土) 18時54分

石破さん、こんばんは。
 岡田代表は「野合で何が悪い。」と開き直っちゃってます。自民党は、どこまで本心かはわかりませんが(?)、国民の声を聞こうという姿勢が見えます。民主党は本当に国民の声を聞かない恐ろしい政党です。左翼系の人は、けっこう人の意見に耳を貸さない人が多いです。しばらくの間は自民党に政権を担ってもらわなければ困ります。野党やマスコミにつけこまれないよう、不用意な発言とかは避けてほしいと思います。
 それでは、健康に気を付けて頑張ってください。

投稿: 群馬の応援者 | 2016年2月27日 (土) 19時06分

石破さん 再び≪石破政権の人事構想≫‥私案
私が予て「日本が誇るべき金融経済の叡智」と敬意を表する行天豊雄さんの講演記録を発見しましたので、ご紹介。
201507【戦後70年 語る・問うhttps://goo.gl/Zzziag 】
石破さんには今更多言無用ですが、行天さんは秀逸なご仁でしょう?(笑)その秀逸さの源は、広深永さ(広い視野と深い思考と永い時間軸を備えた視座)の賜物だと確信しています。
特に国際金融や国際経済に関しては造詣が深いのは当たり前ですが、とは言え、巷間に溢れる知識人と云われる人達の単なる机上論ではない(注)。現場に確っかり足が着いていたから、足すものがないし引くものもない秀逸な見解を示すことができる。

然し、彼は「一芸は百芸に通じる」の好例でしょうね。例えば、中国を例に取り、「政治のStructure」の問題にも言及しておられる。彼の目には、当然に「日本政治のStructure」の問題点が視野の真ん中近くに据えられているに相違ありません。
また、この講演では深い言及はなかったんですが、数日前の講演では、「日中韓3か国の経済成長原理は国家資本主義だった。然し、好き嫌いはあろうがそんなものはどうでも好いんであって、国家資本主義には厳然として賞味期限があるのだ」と喝破し、同時に、「日韓の経済にはその賞味期限は切れている。中国経済にはその賞味期限が迫りつつある」と洞察しておられる。
蛇足:その日韓経済に就いて、愚論「先進国の罠」に言及がなかったのは残念でした。中国経済に「中進国の罠」を充てられなかったことと平仄を合わせられただけなのかな?(笑)。
安倍に侍る浜田と比べるまでもありませんが、敢えて比べれば、視野の広深永さ、見識の分厚さや真摯さなどの点で「月とスッポン、雲と泥、天上と地下」の違いがある。

以上が、石破政権が成立した暁にその人事構想、特に経済金融分野での戦略ブレーンとして行天さんを加えて戴きたい理由です。
勿論、ご本人はご存知ない「勝手連」です。然も、ご当人は当年85歳、頭脳働きや智慧働き(真にブレーン)以外の期待は慎むべきでしょうね。こんな(↓)浜田と違い、行天さんも無用の出しゃばりはなさるまい。
Koichi Hamada:Less than Zero in Japan http://po.st/MCrxxh 
草々

投稿: 小倉摯門 | 2016年2月28日 (日) 10時25分

「国に頼るな」、
理にかなっています。
選挙対策で甘い事ばかり言ってもいられないでしょう。
山などに電線を引いてもらおうとすると
電力会社ですら工事費を負担させられるそう。
北海道の山奥など道路が通っているだけで
電気も無いから携帯電話も通じない所があるのも仕方ないでしょう。

さて補助金、作文や政治力のあるところが分捕り無駄な事業。
四国の道後温泉本館、来年秋以降大規模改修を行うと報道、
総工費は20億円だそう。
補助金など資金のあてはついているのでしょうが、
例えばこういう類の事こそ猪瀬直樹さんのウケウリではないですが民の活用、
補助金がつかないけど大事な事こそ個人や法人のふるさと納税を募って行えば文化資産も維持しやすくなるのではないでしょうか?
ふるさと納税も補助金とかの仕掛けがあるのか知りませんが、
牛肉がもらえて得だからとかそその程度の馬鹿げた政策からは転換していただきたいです。
お礼のハガキ1枚、旅行時無料利用程度でお礼は十分でしょう、
多くの国民にその志があるかどうかは不明ですが。

投稿: お肉 | 2016年2月28日 (日) 11時30分

◇◆2月26日のNHKニュース7◆◇
NHKは、参院選に向けての野党応援キャンペーンを、2月
26日のNHKニュース7で、すでに開始しました。その中
で、「二・二六事件」と「民主と維新の合流」のトピッ
クが連続で報道されました。実に巧妙な方法で、現政権
批判の印象操作が仕込まれていました。内容は以下のと
おりです。

1) 二・二六事件
帝京大学教授の以下の発言が、流されました。野党の安
倍政権への批判と同じで、明確な現政権への当てこすり
です。
・当時は、不況、格差拡大、対外的緊張があり、現在と
類似している。現代と共通した危険性ある。
・政党政治と議会政治を尊重しないと、全体主義に至る。
(専門家の教授なら、軍部に侵透した偽装右翼コミンテル
ン工作員の関与の説明もすべきでした。)

2) 民主と維新の合流
・民主党首の発言
安倍政権の政治(安倍政治)に疑問不安を持っている人が
多数いる。
・維新党首の発言
行革すべき。
(政権批判以外の一般論も報道し、巧妙に洗脳をカムフ
ラージュしている。)

改憲勢力伸長を予想し、危機感を持つお花畑派(近平応援
団、地球市民)により、このようなプロパガンダ放送が、
参院選まで継続されそうです。

投稿: 観測者 | 2016年2月28日 (日) 12時29分

石破さん  ≪国民に訴求するべきは≫
日経編集委員滝田洋一【揺らぐ消費再増税、勢い付く財政出動 http://goo.gl/psXaP0 ①グローバルに財政出動の雰囲気が強まってきた ②渡りに船の安倍はG7にこのテーマを引き継ぐだろう】
相変わらず、この男は見識も危機感も見境いもない「安倍一味ヨイショ」記事を書き続けていますね。その頭と心の構造に??。子会社FTの優れた経済記者は全員が呆れているだろう。
そもそも、5月予定のG7は「先進国の罠」を認識も突破もできない指導者たち(ぎりぎり米国は免れている?)の集まりですからね、視野が狭浅短なのでしょう。
また、そもそも、そんな狭浅短な指導者たちは自国のことしか視野にない。日本の心配なんぞする余裕もないだろう。其処にリーマンショックを上回る巨大リスクが「想定外」として忍び込んでいると洞察するべきでしょうね。
未だ「織り込み済み」ではないでしょうが(そう願うが)、例えば、G7での雰囲気を診て、市場関係者特に優れたハゲタカは、「日本の財政破綻を織り込む時機」を現実的に踏み込み実践的に探り始めるのでしょう。ハゲタカは「死肉」を好み、そのトップクラスの一団は「肉を切らせて骨を断つ術」に長けており、かつ歴史的にも世界各地で稼いできた(肥え太ってきた)実績を誇っています。

次の選挙がこの夏の参院選かその前の解散・衆院選か同日選かは分りませんが、野党が国民に訴求するべきは、今や、「確定しているアベノミクスの失敗云々」ではなく、「日本の財政破綻に更に突き進んで好いのか?安倍一味に任せてそれで好いのか?」でしょう。
それは、野党だけではなく、同時に真摯で広深永さを備えた自民党議員も同じだろう。勿論、それは孫子など次世代・次々世代の命運を背負って投票する有権者(市民・庶民・大衆・有象無象の集合体)にも同じ課題なのだが。
いずれにせよ、日本に残された時間は増々削り込まれて短くなっている。個人には下山の時期も寿命もあるが、永遠の寿命を持つべき国家や総体としての国民には滑落や遭難(これを下山とは言わない)は断じて許されるものではない。特に、日本人は東北での天災と人災で「滑落の過酷さ」が身に染みているのだから。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2016年2月28日 (日) 17時56分

よい時代でしたね。働きっぱなしでしたが、昭和は希望に満ちていました。

さて、文化庁を京都にもっていくのでしょうか?新幹線が南から北までつながったのです。こんな小さな国で東京だの地方だの言ってるのがおかしな気がします。行政においては。小さな政府を実現するのはさぞかし困難 なんでしょうね。

長らくご無沙汰しておりましたのは、脳梗塞で長期入院リハビリしていた為です。頑張ってリハビリしたおかげで介護でも障害認定も受けられないので健常者と同じ土俵での就職活動です。一日に何度も転びそうになりまたは転び、人より何をしても遅く。無収入でありながら、病院には必ず通わなければならない。
貯蓄もなくなれば、後は死ぬしかないのが現状。頑張る人を助けない国です。皆様に言います。けっしてリハビリなぞしてはなりません。なんの助けも得られないから。
麻痺が残る身体で道端に打ち捨てられた気分です。障害者でもなく、介護認定もなくなり、障害厚生年金の対象でもなく、障害者枠の仕事すら紹介されず、障害者の職業訓練さえ受けられないのです。もちろん麻痺が残る身体では通常の仕事もなかなかありませんから。これが現実ですから

投稿: ちえぞう | 2016年2月28日 (日) 20時29分

【民主党の得意技、見切り発車】

 時事通信に記事があった。
『民主党の岡田克也代表と維新の党の松野頼久代表の共同記者会見での発言要旨は次の通り。
 岡田氏 日本の政治の流れを変える歴史的な日にしたい。安倍政権に対して疑問や不安を持っている方の受け皿になる。25年の政治生活の集大成として、新党でもう1度参院選を勝ち抜き、政権交代にチャレンジしていきたい。(野党5党の)合意と新党を車の両輪として頑張っていきたい。
 松野氏 政権交代に向け、第一歩を踏み出すことができた。
 -看板の掛け替えとの批判があるが。
 岡田氏 野合批判もあるが、野合で何で悪いんだという開き直りの気持ちもある。理念、政策を一致させ、安倍政治に変わる新しい政治を行っていく新党だ。
 松野氏 自民、公明両党の連立は一体何なんだ。
 -社民党や生活の党への呼び掛けは。
 岡田氏 理念、政策が一致することを前提に野党の結集を図りたい。具体的な結集の仕方は、相手もある。新党に合流するやり方もあれば、緊密に協力していくやり方もある。各党それぞれ状況があるから、これから話し合っていく。』

 印象操作が狙いなんだと言っているわけです。その点に関しては実に正直な回答ではないかと思います。政策や理念の一致はこれから探っていくと言っているわけだ。非常に無責任な発言なのだが、彼等はこれが正しい主張であるかのように思っているらしい。若しかすると、アホなのかもわかりませんね。

 両党が統一会派になるという話し合いは、昨年の10月頃より持ち上がり、すったもんだしていた事があって、何が問題なのかについてはさっぱり伝わるものがないまま、体裁にこだわるような体面上の話とか党名をどうするのかというような事ばかりが記事になっていたような印象を受けています。本来的な政策や理念については話題にもなってこなかったといういきさつがある。メデアも、それを採り上げて追及することがなかった。新しい党名の政党に、綱領を議論して制定するというような話があるのかどうかも不明です。しかし、政党助成金の受け皿を確保しておこうという事については随分慎重な行動を練っているという報道はありました。しかし、政党の理念とかは語られることがない。
 だから、『野合批判もあるが、野合で何で悪いんだという開き直りの気持ちもある。理念、政策を一致させ、安倍政治に変わる新しい政治を行っていく新党だ。』という発言になったのである。責任を持つ立場の当事者本人たちが、まだ何も決まっていないと言っているような印象を受けます。これほど国民を馬鹿にした政党が過去にあったのだろうか? 与党の不満の受け皿になりたいというのは何か? 発言した当事者がそれを説明できないのではないですか? 『与党に反対する』という姿勢だけははっきりしていると言っているだけで、与党の政策に対する対案を出してきた事がないのに不満を吸収できると思い込んでいるようだ。

 見通しを持たない政党でいいのかという事でもあります。民主党が政権を持った3年間は、常に先をどう見ているのかよく解らなかった。頼りないと批判される根本に、『この先どうするの?』という言葉が自然に飛び出していたのではありませんか? 
 何も考えていない。決めることができない。議員総会を開いても、長い時間をかけた末に出てくる言葉は『ここは、役員に一任という事でお願いします。』で幕引きを図る。民主党が民主的手続きを放棄している姿が何度も見られたのだ。基本理念が語られたことがないまま政党になったので、烏合の衆と呼ばれた。だから、議員総会で意見の一致を見るのがほぼ不可能なんですよね。各議員の背景が異なることもあり、彼等はただただ選挙互助会に加盟している気分のまま総会を開くので、まとまる話の筋が最初からない。今回の維新の会の合流もまた民主党内で何か意見の一致を見たから合意が認められたという事でもないらしい。両院議員総会で評決があったのか?  

 岡田代表は嘘が嫌いな人なので、正直に、両党が統一会派になることが決まり、これから政策や理念について話し合うと言っている。何か手順が間違っていると普通は思いますが、見切り発車をするという事が決まったと大真面目に宣言している。太平洋戦争を見切り発車で開戦に持ち込んだ東條英機のような心境に岡田克也はあるのかもわかりませんね。先の見通しを持たないまま政治的な決断があれば、それは必ず失敗する。
 成り行任せの出たとこ勝負のような政党の行動が国民から批判を受けるのではありませんか?

 戦後の政治にあって、常に問題になることがあるとすれば、無謀な政治決断をやってはいけないという事だと思いますね。我が国の政治家は、無計画な政治決断を反省したのではなかったのか?
 岡田代表は、それを忘れてしまったのかと思ってしまいますね。残念な人である。
 

投稿: 旗 | 2016年2月28日 (日) 20時44分

ブログのアップありがとうございます。

南アルプスの天然水ヨーグリーナは売れました〜。ミルキーは包み紙がかわいいですね。
そしておさかなソーセージは保存に便利なので他のお肉より扱いやすいですね。

欲しいものをカタチにしてくれる開発の方々には頭が下がります。

投稿: 押し入れのねこ | 2016年2月28日 (日) 21時30分

石破先生

ご多忙のところ毎週のブログ更新お疲れさまです。そして先日の石破チャンネルでは幼少時代のお姿を披露くださりありがとうございました。可愛いですね一生懸命に肩たたきしていてお話からも心からお父様を尊敬していらっしゃるのが強く伝わります。立派な方だったのでしょうね。今頃は天国で回想録に寄稿くださった方々に立派になった石破先生のことを自慢しているかもしれませんね。しかし後半の飛行機愛の解説も強すぎたので危うくお父様の話が消されるところでした・・あぶない、アブナイ。

まだ寒いのに梅が咲く姿を見るとなんともたくましく感じます。もうすぐ春なんですね!石破先生もお身体ご自愛くださいませ。

明日月曜日の講演会に参加させて頂くことにしました。石破先生にお目にかかれるのが楽しみ~

投稿: 春霞 | 2016年2月28日 (日) 22時36分

【時間の長さは誰にあっても同じというのは本当か?】

 今年も後1日で2か月が経過する。早いという印象を受けてしまいます。そして今年の3月は震災から5年です。これも、早いという気がしてなりません。人によって受け止め方が異なるのかもわかりません。

 若い頃の時間と、老境に向かう今とは、時間の使い方も違っているのが、解っています。まず、今はテレビのために時間を割くということが無くなりました。その時間が何に消えているのかと考えると、DVDを見ていたり読書をするとかになっているようで、テレビという対象から変わっただけという事になるようです。しかし、だらだらとテレビの画面を追うという習慣病から解放されたという事だけでも意義があるような気がしています。あれは、限りある自分の時間を浪費することから解放するということだと思いますね。自分の時間というものは、限りある財産のようなものだと思います。

 この先何年あるというのは概算だけなんですよね。しかも、それの保証というのは世の中には存在しません。梅田で起きた突発的な交通事故の被害者のように、一寸先は闇というような状況に我々は生きているようなもんです。
 あの5年前の地震ですら、確実な予知技術が今もないので、その土地に居住していたという人々だけでなく、偶然東北旅行をされていた人が命を失うという事もあったそうなので、その意味においては、明日をも知れぬ我が身という言葉は、誰の身にも起こり得るという意味では平等なのだと思います。その意味で、限られた『自分の時間』が急激に無くなるということもあるという事を知っておかねばなりませんね。

 先は長くないと同時に、長くないはずの先が急に失われるということが起きるのが、この世の中である。

 若い頃は、人はどこから来て、どこに向かっていくのだろうかと考えていたことがありました。今も結論というものがありません。地球の生物の過去がよく解っていないのに未来がどうなっていくのかという事も解るはずがありません。地球というこの星が奇跡のような存在なので、宇宙空間で普通に起きている彗星の衝突があるだけで、人類というか地球上の生物は消滅することがあるらしい。それは、過去にも何度か実際に彗星の衝突があって、それが原因で当時の地球上生物の覇者であった恐竜が絶滅したと言われていますね。そういう事がこれからはないということも絶対に云えないわけで、そのような事態が起きる前に何らかの対策のようなものがあるのか気になります。まあ、気にしても意味がないのかもわかりません。『自分が生きている時間』にそれが起きなければ、知ったことではないというようにも思ってしまいますね。

 人はどこに向かうのか?  やはり、それは地球外への旅立ちとかになるのかなと思いますね。太陽も衰える時が必ずやってくるわけで、熱と光を失えば、巨大な爆発を引き起こして消滅するという話になるらしい。それは、明日とか明後日というような話ではないのは確かなので、誰も心配する人はいません。先の事は何も解っていないということです。とはいうものの、人はその準備に向けた考え方をしておくことも必要になってくるのかなと思います。

 まあ、そのような広大な時間の果てのような時代を心配するよりも、シナ帝国の環境破壊を改善させないと、彗星の衝突よりも先に人類が住めなくなる地球になってしまいますね。そっちの方がはるかに現実的で差し迫った脅威です。シナ帝国は地球を破壊するんじゃないですか? 
 他にも印度とか、ブラジルなど、これから大規模な公害を撒き散らかす国の存在こそ、大変恐ろしいように思います。何とかしないといけませんね。

投稿: 旗 | 2016年2月28日 (日) 23時20分

石破さん  ≪どの選択肢を選びますかねえ≫
①日経【本社世論調査、アベノミクス「評価せず」50% http://goo.gl/lpW6v0 内閣支持率47%(1月調査比横ばい)、不支持39%(5ポイント上昇)】
②TV朝日【内閣支持率 支持43.7% (前回比-6.7)、不支持35.9% (前回比+3.9)http://goo.gl/LsvhQG 】
③ノーベル賞経済学者(この際この名誉はどうでも好い)のクルーグマンさんは2014以降一貫して「日本経済は消費税10%で完全に終わります」と主張されているようです。 http://bit.ly/1BHbGtf 
⇒断じて面白がる話ではありませんし、日本国民は思考停止からの離脱も現実への覚醒も共に足りませんが、日本の行く末には真剣に深刻に注目するべきですね。

安倍一味は当面次のどの選択肢を選びますかねえ。真剣に深刻に注目するとは言っても、政治的計算と打算が得意な一味ですから、何を仕出かすか分ったもんじゃあありません。
イ)安倍一味が財政破綻⇒経済と生活の大混乱と共に終わる。
ロ)安倍一味だけ終わる。財政も金融も此処まで異常な事態になると、日本が必ずしも救われる道理はないが復活作業のための時間は稼げる。国家と国民と世界のためには安倍退陣は一刻も早い方が善い。まあ、「ポスト安倍」のご仁の資質能力如何ですけどね。
ハ)???
草々

投稿: 小倉摯門 | 2016年2月29日 (月) 08時53分

  民主と維新が合流し野合で何が悪いと開き直っている岡田代表だが過去に何度も分裂や離党した議員が違う理念で新党を作っていたのを忘れたらしい。生活の党、社民もしかり、漂流する元を断たずに何が悪いと開き直られても国民はただの数合わせ、政党助成金目当て、議員の保身にしか映らない。もう説明するより数合わせ!煩い!勝てば良いんだと言わんばかりに自虐ポスター宜しく、民主党は嫌いだけど、政権交代はもっと嫌!政権交代何てあり得な~い、ふざけんのも好い加減にしてぇ~、安部総理の言葉を送ろう!私なら議員辞めますね!そう辞める選択もあるぞ!政治のセンス無いんだから止めとけ!

投稿: 忍者 | 2016年2月29日 (月) 14時36分

18歳は学校の授業でしか政治を知らないので、20歳とは違うと思う。

投稿: 江ヶ崎護 | 2016年2月29日 (月) 19時24分

 もう三月ですが、今年はあの東日本大震災からまもなく五年が経ちますね。復興はどれぐらい進んだのでしょうか。

 ここへ来て、雇用形態に拘らず同一労働同一賃金を目指すとの政府方針でありますが、元々企業経営者よりの印象がある自民党政治が、どこまで本気で労働者の待遇改善に切り込めるかは不透明であり、選挙対策ではないかとの疑念が拭いきれません。
 それはともかく、正規・非正規労働者両方を経験した立場から言えば、両者の違いの本質は賃金ではないと私は感じます。なぜなら、アルバイト・パート・契約・派遣などの非正規賃金は事前に契約上はっきりしており(ほとんど時間給)、それを承知で仕事に就くからです。最大の違いは「自分は非正規だから、(自分の意思に拘らず)いつまで今の仕事ができるか分からない」「非正規は正規の人と差別される」「非正規は自分で自分の身を守るしかない」ことに尽きると思います。すなわち、非正規労働者は雇い止めリスク、理不尽な格差、孤独を多かれ少なかれ背負うことになります。
 したがって、これらの潜在的なマイナス面を補うことに問題意識を持たない限り、同一賃金云々を議論しても何も実効性のない政策しか出てこないだろうと思っています。
 私を含めて非正規の人はただ高賃金を望んでいるのではないでしょう。時間の融通を利かせたい、企業団体の時代遅れな経営マインドに染まりたくない、正社員(職員)になりたいが採用されない、失業無収入回避のための一時凌ぎなど、非正規を選ぶ理由は様々でしょうが、共通しているのは「不当な差別は辞めてほしい」「約束(雇用契約)を守り、不利な労働条件を後出ししないで欲しい」「有期雇用の我々に忠誠心を求めないで欲しい」などではないでしょうか。この理由は上記のマイナス面があるからです。
ですから、非正規の雇用契約においては、業務内容などのグレーゾーン規定を禁止して使用者側の身勝手を改め、雇い止めリスク不安を取り除く充分なセ-フティネットを張るのが現実的政策と私は考えます。政治家の人は、先入観に捉われ過ぎではないですか?

投稿: 急行すずらん | 2016年2月29日 (月) 19時55分

石破大臣殿

今晩は!!。
この寒暖定まらぬ気候の中、連日の政務、国会審議に臨まれ、又週末には地方への講演、行事へと飛び回られ、大変お疲れ様であります。小生は大臣と同郷、鳥取出身の者であります。

先週小生が当ブログへマイナス金利導入に付き、「消費を喚起する政策を至急行うべきであり、消費税再値上げの凍結を」と私見を述べましたが、翌日の新聞に安倍総理のブレーンである内閣官房参与の本田悦朗氏の「消費喚起へ財政出動を」と題して談話が載っていました。
「日銀は市場へ資金を出回らせる為二度の量的緩和を行い、これに加えこの度金利と云う政策手段が加わり、今後の緩和策の選択肢が更に広がった。これは将来国内経済を安定させ、円安、株高につながりいずれ着実に効果が出るであろう。当面中国経済の失速、原油安などが続き、それがマイナス金利の効果を打消して日本経済に衝撃を与える可能性も否定できない。その為日本の最優先に取り組むべき課題は、デフレで傷ついた消費者マインドを改善させる事だ。日銀に続き、政府も財政面を下支えを行う必要があり、日本経済に成長をもたらす財政出動を早急に検討すべきである。一億総活躍に向けた子育て支援、介護環境の整備、人材育成などに重点配分すべきである。その為には10%への消費税引き上げも先送りすべきだ。増税が景気を冷やし、デフレ脱却がさらに伸びれば、アベノミクスの信頼が損なわれかねない」と云うものでした。このように経済の成長戦略の100論もさりながら、国民の消費に対する安堵感が絶対必要なのであります。

そして国会中継をじっくり聴いていたり、新聞テレビなどの情報を見ていても、安倍総理の提唱する「トリクルダウン」の政策は一部の富裕層のみが恩恵を蒙り、国民の日々の生活へは向上どころか給与所得は伸びず、子育て支援は行き届かず、年金生活者、貧困層への更なる生活不安を増大しているのが現状なのです。その為、アベノミクスは未だ道半ばであり、デフレ脱却はまだほど遠いと言わなければなりません。その辺りを野党議員が追及していても、総理は民意から乖離している事に全く気づかず、驚くばかりの自信の発言の連続であります。「まち、人、くらし創生」に加え一億総活躍社会の為の成長戦略を唱えながら、これほど民意から乖離していても気付かない一国の総理とは、国民から見れば情けなく大変残念な事であります。
過日、石破大臣からご紹介頂きました原丈人氏提唱の「公益資本主義」が今こそ必要な時であるとしか思えません。

次にNHKの公共性についてであります。
先週は一度も国会中継が無く、かなり以前にもお伝えしましたが今回もNHKの広報へ電話にて抗議しました。広報責任者の説明によれば、明日の国会中継の実施については前日の夕方でなければ分からないと言い、それでは誰がどのように決定するのか?と問い質したところ、報道局と番組編成局が行いその内容により、国会中継を行うかどうかを決定するとの事です。つまり野党議員から通告のあった内容により判断しているとの説明でした。
以前からNHKによる国会中継が少なくなり、重要法案の審議にも係わらず中継を行わず、その時間帯には以前の他の番組の再放送を行っている事が多いいのです。国民が法案審議の内容を知りたいと思っても、NHKの報道局と編成局が勝手に放映の是非を決めてしまえば、時の内閣の意向を忖度してしまい、恣意的に国民の知る権利を阻害してしまう事にもなるのです。NHK放送の公共性、公平性は無くなり受信料の聴取を行っている観点から見ても大変重大な問題であります。どうも現在の籾井会長の体制になってから、HNKの放送にする姿勢は問題が多すぎるのではないでしょうか?

次に、一億総活躍社会の実現として安倍総理は子育て支援、介護離職の解消、一人親家庭の支援、障害者支援を次々に発表しています。ところが先日の民放の番組を観ていて驚くべき内容の事を知りました。子育てをしながら働きたい家庭の主婦からですが、4月から入園の保育園の合格発表が3月末にしか分からず合否の難しい事をかなり強調されたというものです。あれほど一億総活躍を提唱しながら、現実はこの程度であると大変立腹していました。そしてその地域は待機児童を1万人抱えているとも言っていました。

小生もよく述べていますが、安倍総理には何故これほどまでに民意が殆ど伝わらず、上から目線の政策に満足し続ける事が出来るのでしょうか?
石破大臣におかれましては、安保法制、TPP、軽減税率などの諸問題に半数以上の国民が反対としながらも安倍政権の支持率が上がると云う真逆の事への真意を深く探って下さい。
新聞媒体の設問様式によっても支持率のバラツキもあり、現政権の政策には不満を持ちながらも現状の野党では已むを得ないとの消極的支持もあるのです。現在野党共闘の体制が整いつつありますが、多くの国民の支持政党はとても流動的であると云う現実を深く認識しておいて頂きたいと思うものであります。
その意味で衆参同時選挙も取沙汰されている、7月の参議院選挙も決して与党自公政権にとって安泰とは言えないと云うことであります。

投稿: 桑本栄太郎 | 2016年2月29日 (月) 22時10分

【早春賦】

 春は名のみの 風の寒さや  
谷の鶯(うぐいす) 歌は思えど  
時にあらずと 声も立てず 
時にあらずと 声も立てず

 29日は、少し寒かった。しかし、春は近いような気がしましたね。思いついたように、ナンバーズを久々に購入したところ、なんと! 当たってしまいました。セットボッスクの当選なんですが、気持ちが晴れやかになってしまいますね。
 こういうことは、弾みのようなもんで、何かよく解りませんがタイミングの様な巡り合わせがあるのではないかと思ってしまいますね。ナンバーズを購入するのは、半年ぶりのような気がしています。2口購入しで400円。それの1口が当たって、41500円になってしまうわけで・・・・。嬉しいですね。

 まあ、こういうことがあるので、この世の中が回っているのではないかと思ってしまいますね。マジでうれしいです。この喜びを分かち合えないのが残念ですが・・・・・・。

 早春賦は好きな歌なので、この季節と今の喜びが現れているような気がしています。皆さんにもいいことがありますように、季節は春ですね。

投稿: 旗 | 2016年3月 1日 (火) 01時38分

初めて投稿致します。
2月28日岡山県美作市の上山でみんなのモビリティPJ
にお立ち寄り下さいまして有難うございました。
石破大臣をまじかで拝見出来て嬉しいです。
益々のご活躍を期待してます。

投稿: 川野久男 | 2016年3月 1日 (火) 09時34分

石破大臣殿

お早うございます!!。
先ず、昨日の小生の投稿に「まち・ひと・しごと創生」とするべき処、「まち・人・くらし創生」と誤って記入していました。お詫びして訂正させて頂きます。お恥ずかしい次第であります。
その上で昨日、本日と国会の予算委員会のテレビ中継を見ています。その中で、昨日今日とも与野党議員のヤジが多く質問者、答弁者の声が聞き取れない程です。時折のヤジは国会の花と受け止めますが、あの狭い委員会質で、のべつまくなしの大きな声のヤジは国会議員として資質に欠けるのではと思います。本来であれば委員長の権限に措いて「静粛に!」と叱咤すべきであり、それでも止まらない場合は委員長権限にて退席命令なども出すべき処です。この事は是非、議員運営委員会に措いて話し合って欲しいものです。

さて、本日は昨日の小生の記述に少し追加をさせて頂きます。「一億総活躍社会」なる安倍総理の提言する成長戦略は何度聞いても国民の一人として大きな違和感を覚えます。
高齢で働けない老人、働きたくても働けない病弱者、障害者などが聞けばどう受け止めるのでしょう?働けない自分達は活躍出来ず、社会のお荷物なのか?と卑下をしてしまいかねません。高齢になっても働くのは年金だけでは生活出来ず、家庭に収まって居て子育てだけでは生活が出来ないなどの経済的理由も少なからずあるからなのです。
凡そ65才以上の年齢になれば年金にて贅沢さえしなければ、生活出来る目途は欧米のように見通せるようにするべきです。殆どの方は生活困窮の為、働く方であります。
「一億総活躍社会」とはほど遠い概念であり、「一億総生甲斐社会」の実現と訂正すべきであります。
更に国会審議の経過を見て居れば、野党からの質問、真摯な提案に対して総理の答弁は全く受けつける姿勢は見えません。
野党の質問は国民の知りたいところでもある言う事が全く分からず、この辺りが民意と乖離し過ぎている所であると思う所以であります。
この事を与党自民党、及び閣僚から諌言する議員は誰も居ないのでしょうか?その事が総理は『気が付けば裸の王様』状態になっていると言われている理由なのです。

投稿: 桑本栄太郎 | 2016年3月 1日 (火) 12時46分

石破さん 再び長駄文ご免なさい。因って、二分割しました。
1/2  ≪中庸≫
偶には低次元の安倍一味を批判をするのは止めて(怒りが沸き上がりますし心底が疲れますからね)‥、小林秀雄さんがそのエッセイ「常識について(“展望”昭和39年10-11月号)。“考えるヒント 2”に収録」の中で「中庸」について伊藤仁斎師を引きつつ語っておられます。事柄上、当然に面倒臭いお話になるのですが‥。
曰く、AmongManyOthers、
①【仁斎の考えでは、孔子の豪さは「論語」が端的に示している如く、人倫日用の道を離れて何一つ説かなかった。‥中庸は至徳には違いないが、日常生活上の認識と行動とに関する知恵としてこの言葉を使用していたに違いないのである】と。
要は、中庸は日常生活上で発揮されるべき徳であって、本来的には、例えば紋付き袴の儀礼的な場で発揮されるものではないらしいのです。
②また、【中庸とは、知恵の働きであって、一定の知恵ではない。‥中略‥孔子が「君子ハ中庸シ、小人ハ中庸ニ反ス」と言いながら、これに続けて、「君子ノ中庸ハ、君子ニシテ時ニ中ス、小人ノ中庸ハ小人ニシテ忌憚スルトコロ無シ」と言っているのは、味わうべき文章だ】と。
要は、中庸にも君子の中庸と小人の中庸などいろいろな段階があるらしい。まあ、それも中庸が「≪多様な人々が混在する社会の、多様な≫日常生活上の知恵」と考えれば肺腑に落ちます。
但し、小人は然て措いて、君子は【その時の条件に随って、権(はか)る力を、不断に更新するところまで行く】のだそうです。
非力な凡人とは云え、これを逆に読み、小人の中庸を描写すると、「その時の条件に随わず、権る力を、更新することなく固執するのみ」となる。
‥続く

投稿: 小倉摯門 | 2016年3月 1日 (火) 15時29分

‥続き
   2/2  ≪小人未満の存在でしかない≫
此処まで中庸を読み解くと、書き初めには止めると決めていた安倍批判を遣らずには済ませなくなる(哀笑)。
即ち、小人でさえそう(「その時の条件に随わず、権る力を、更新することなく固執するのみ」)なのですから、「その時の条件に、蓋をして、聞く耳を持たず、権る力を、更新する気などさらさらなく、母方の祖父直伝の“呪い(?)”に、固執するだけ」の安倍は小人未満の存在でしかない。即ち、安倍には「中庸と云う至徳」のうち、小人でさえも備える至徳の欠片さえないと云う結論にならざるを得ない。

検証:安倍はお友達や手下や有象無象と徒党を組んで、私情に駆られて暴走している。従って、中庸の欠片もない。従って、「小人未満の存在でしかない」ことが検証された。
まあ、これは検証されたとは言え仮説です。が、仮説とは云え、蓋然性が極めて高いものだと思います。安倍が総理就任後の過去3年間、一介の市民の身でありながら、国家と国民の将来を案じ、此れだけ、「時局に応じ、その時の条件に随い、不断に安倍批判を更新して、此のところまで来た」のですから。

蛇足:小林秀雄さんは「知恵」と表記されているのですが、その「知」は知識や知見のレベルの言葉であって、一般的な叡智を「叡知」と書いたり韓非子の言と伝わる老馬之智を「老馬之知」と書いて仕舞っては深い味わいが消えると思いますけどね。
まあ、あの小林秀雄さんのことですから、別のもっと深遠な意図があってのことかも知れませんけれど。

さあ、ホッピーを飲んで、怒りと苛立ちを癒しましょ!!(笑)
草々

投稿: 小倉摯門 | 2016年3月 1日 (火) 15時31分

石破さん
日経【安倍、国際金融経済分析会合の開催表明 G7に向け
http://goo.gl/xDWdJN  】
過去3年余りに亘って、国の内外に向けて、あれだけ大騒ぎして、然も金融も財政も崖っ淵まで追い込んでも、日本経済をなんとも出来ないのに‥、複雑で多様な世界経済に容喙する安倍の魂胆が気に入らん!此れは僭越の極みですね。「慎む」ことを知らない。
そのノーベル賞経済学者は、お友達のPaulKrugmanでしょう。Yale大学名誉教授でリフレ派の老人では今や説得力も迫力もないので、ノーベル賞経済学者の口を借りて、「消費増税は先送りするべきだ。然もなければ、日本経済は終わりだ」と言わせて、目論見通りに、解散・総選挙に暴走する積りなんでしょ!卑やしい(卑怯卑劣卑屈な)安倍の魂胆なんか見え透いてるんですよ。

まあ、然は然りながら、安倍の局面を糊塗(“打開、問題の解決”に非ず)するための企画力は見上げたものです。然し、繰り返し申し上げている通り、その能力は「優れた経営者」のものとは真反対の「係長クラス、精々が課長クラス」の口八丁手八丁以外の何物でもない、キッパリ!

やゝ余談ですが、Krugmanと言えば、最近はあちこちに容喙して前言訂正したり引っ込めたり、評判が芳しくない。ノーベル賞経済学者の看板を使って、「係長クラス、精々が課長クラスの口八丁」が得意な商売人(ビジネスマン)かも知れません。安倍の類友?
また、「手八丁」と言えば、最近のTVで見掛ける安倍の手使いが、演技指導の結果でしょうが、極めて目障りです。
蛇足:「坊主難けりゃ‥」式の短絡ではない積りですが‥(笑)。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2016年3月 1日 (火) 21時33分

韓国…

ほらほらほら…慰安婦像!減るどころか日韓会談以後23体も増えているとか…記者会見でJNNの記者が質問したら『慰安婦像は民間がやっている事なので、政府が関わる問題じゃない』だって
よく堂々と言えますよねぇ嘘の調印…何とかする気なんて端から無かったって事ですよねぇ…
金のためなら何でもする人達が『この人は慰安婦でした』って連れて来た人の素性を本当に信頼できるのか?
中国韓国北朝鮮…一つ穴の貉…やっている事は同じ

相手の出方に合わせて対応した方がいいと思います。金だけ取られてオシマイにならないように…先行して援助するのはやめてもらいたい。

日本自体の近代史をきっちりまとめて下さい。国民が歴史を共有できるようお願いします。日本の事で知らない事が多い…

投稿: まな | 2016年3月 1日 (火) 22時31分

タコさんウインナー、懐かしい。
お子様ランチなどに入っていた記憶があります。(あの真っ赤な色は一体、何で着色してたんでしょうね)
「おさかなソーセージ」は小学校の給食によく出ていましたね。

食品と言えば、一月に日帰りで行った鳥取旅行の際に鳥取駅で買った「梨らっきょうドレッシング」はかなりおいしいです。ゲル大臣も食されたことがおありかもしれませんね。
野菜やフライにかけてもおいしいんですが、今日、初めてツナにかけてみて
「こんなにおいしかったのか!」
と思うぐらいおいしかったです。
同じ日に買った「ピンクしょうゆ」こと「華貴婦人」も色んな料理に合うのが良いです。

そして民主党の綱領・・・あれだけ前から言われてきて、未だにちゃんとしたものがないとは呆れます(^^;)
あの人達、また政権を取る気でいるようですが、そうはさせません

明治と言えば、ちょうどさっき「リッチオレンジビスケット」を食べました。大人の味でおいしかったです。

投稿: hinomoto | 2016年3月 2日 (水) 00時44分

【比例区選出議員が離党するという事は、問題だ】

 ヤフーのニュースにあった記事より
『民主党は1日の常任幹事会で、鈴木貴子衆院議員(比例区北海道)が提出した離党届を受理せずに除籍処分とし、議員辞職を勧告することを決めた。鈴木氏はその後、衆院本会議で政府提出の新年度予算案に賛成した。』

 この議員は、北海道の選挙区選挙で敗れ、比例区での当選となった重複候補者であった。比例区で復活当選と呼ばれているのは、他の比例区選挙で当選した民主党議員と同じ立場にある。これは、自民党や共産党にも同じ立場にいる人がいるので、民主党だけの問題ではないと思います。比例区の議席は誰のものかという問題でもありますね。民主党が離党届を受け入れずに除籍処分として、同時に議員辞職勧告をしたのは、その議席は党のモノだという意識があっての事だと思います。国会は、というか、衆議院はこの問題について、何もコメントがない。事務局もコメントを出さない。議席の扱いは法律によって規定されており、保護されている面もあるが、比例区選出の議席についての特例の様なの扱いを認めているのに、その扱いについての規定が存在しないから混乱があるという事なのかもわかりませんね。
 得票数の配分によって議席が誕生するわけで、それは候補者本人だけの力で勝ち取ったものではないと、党は思っているのだろう。だから、党としては、その議席は俺たちのもんだと言って、党を離れるならその議席を返せと迫っているのではありませんか?
 その見解が正しいモノかどうかについて国会は議論したのだろうか?
 議論したのであれば公職選挙法に規定が記されていると思うが、それがない。比例区の議席は、選挙民のモノだという発想もないので、政党は自分達のモノだと思い込んでいるという事も云えます。比例区住民がいなければ発生しえない議席という言う意味です。

 この様な問題を残して、比例区を続ける意味があるのか問いたいですね。
 国会は、議席の扱いに責任を持ってほしいものだ。比例区議席も国民のモノだという意識がないと国会は国民から批判を受けるという事になります。政党の努力でその比例区で勝ち取ったという事はあるにしても、当選後に離党をした時に議員の議席がどうなるのかについて規定が存在しないのは無責任な話になりませんか? 
 不快な思いをするのは、政党ではなく国民であると思いますね。除籍処分を受けたこの議員は、そうすると無所属の議員という事になるのですか?  比例区選出の無所属議員というのも、まるで幽霊のような存在ですね。自民党を除籍となった武藤貴也氏という議員もまた、議員として活動しておられるようだ。幽霊のような議員を増産するつもりなのか? これは、国会議員全員の問題ですよ。

投稿: 旗 | 2016年3月 2日 (水) 04時04分

【今気が付いたので】

 自民党を除籍処分となった武藤貴也氏は、比例区議員ではないようで、こういう問題とは全く別な問題で除籍処分となったようです。だから、議員活動を続けても問題はないのですね。まあ、その処分に至る内容は、かなり深刻な問題をはらんでいるようですが、そう云う内容の活動があっても議員を続けているというのもやはり、どうなのかと思ってしまいます。それで言えば、不倫で議員辞職を決断した議員の存在がすっきりしたようにも見えますね。

 仮に民主党の党首選挙で岡田氏の次点になった人が党首になっていたら、大炎上していたかもわかりませんね。いろんな意味で、議員の足元は揺らいでいるような印象を受けます。しっかりした見識を持つ人物というは希少なのかもわかりませんね。難しい問題です。

投稿: 旗 | 2016年3月 2日 (水) 04時34分

いしばさん、絶対読んで!
NHKスペシャル『難民大移動 危機と闘う日本人』みました

ヨルダンに64万人のシリア難民が滞在しているらしい
砂漠の真ん中に難民キャンプがあった。東日本大震災の時の仮設住宅のもっと規模の大きい感じだ。建物は仮設住宅におよばない。
難民の子供達は3年も学校に行っていない。

ヨルダンは自国の国民が失業しない為に難民の就労を禁止している→増え続ける難民で支援金の一人当たりの支給額が減っている→難民生活の限界→戦下のシリアへ戻る事を検討

UNHCRヨルダン事務所の日本人女性が奮闘しているが、限界を感じている…

日本に難民を受け入れるのは、文化や言葉や生活習慣に違いがあるから、かなり無理がありますが…ヨルダンがあれだけ広い土地を提供してくれているなら、学校や病院などインフラを整えてあげればいいのでは?難民だってシリアでは医者や学校の先生もいたはずだから…今のところ、シリア難民は400万人だって…ヨルダンの提供している土地に全員住まわせるとすると…放送中の家族は6人以上だったので…1世帯6人とすると、666.667世帯…
多摩ニュータウン73.225世帯(H17調べ)
多摩団地を9個つくれば400万人クリアですが、実際の滞在は64万人だから1個半つくれば大丈夫…国連で何とか出来ませんかねぇ…

投稿: まな | 2016年3月 2日 (水) 12時59分

石破さん  ≪悪循環の中にも例外はある≫
日経【最高裁、認知症男性の事故、家族の賠償責任認めず
http://goo.gl/CQOJLA 岡部喜代子裁判長】
これは「無機的で直線的な責任論」が排除されたと云うことだと思います。当然かつ秀逸な判決でした。これが稀有な判決だと云う点に社会の狭浅短さや歪みが浮き彫りにされている。これが男性ではなく、女性裁判長に為されたことも極めて示唆的です。

JRなど大組織(民間では特に経団連に多い)の頭の好い賢い(“賢明、聡明”に非ず)官僚たちや彼らに加担する「コンプライアンスだけ(表面的な遵法)弁護士」は、お得意の「無機的で直線的な責任論」に直ぐ飛び付くんですね。問題や課題の処理(“解消、解決”に非ず)は安直で面倒がないですからね。
その「大組織の頭の好い賢い(同)官僚たち」の典型が、その字句通りに、霞が関の官僚です。彼ら官僚を指して政治家が屡々言う通り、「事務方、事務官」を自任している(?)のですから、彼らはお墨付きを得た如く、尚更、「無機的で直線的に、問題や課題の“処理”」に励むことになるのでしょう。

まあ、夢も希望も持って官民の双方で官僚を志した若手の一部などには例外的ご仁もおられるのでしょうが、「美味しいイチゴやトマトほど、周囲の病に感染し易い」と云う訓え(?)に随うのでしょう。斯くして、稀有な例外はあっても、この国は全体が悪循環の渦に飲み込まれ続けて行く‥??
草々

投稿: 小倉摯門 | 2016年3月 2日 (水) 20時51分

【北朝鮮に対する制裁決議が本日決まるそうだ】

 AFPにその記事があった。
『【3月2日 AFP】国連安全保障理事会(UN Security Council)は2日午前(日本時間3日未明)、通算4度目となる核実験とロケットの打ち上げを断行した北朝鮮に対する新たな制裁決議案の採決を実施する。』

 米国がシナ帝国を問い詰めて、引き摺り出すことに漕ぎつけたそうで、その成果が間もなく明らかになります。当初の予定では3月1日になっていたらしい。しかし、ロシアが延期を求め本日になったそうだ。その理由の開示はない。水面下でなにか動きがあったのだろう。ロシアの外信ともいえるスプートニクにもそのいきさつを伝える記事はないが、日本時間の3日に制裁決議が採択される模様だという記事はある。ロシアも前向きに判断しているのかもわかりません。ロシアが、今回の決議にどのような態度を見せるのか注目したいですね。2月28日に米国のケリー長官とロシアのラヴロフ外相との間で電話会談があったそうだ。その中でラヴロフ外相は、『国際社会の反応は強固なものでなければならない。かつそれは、北朝鮮の核およびミサイル開発の補給経路を遮断することを目指したものとならねばならない。』と指摘したそうだ。その通りの内容が採択決議に反映されるのであれば、北朝鮮への制裁はこれまで以上のものになると期待できそうである。シナ帝国もまた同じような発言がシナ帝国系メデアの記事にある。シナ帝国だけは、口先と実際に乖離があるので解りませんね。

 ともかく、本日の朝のニュースには結果が報道されているような気がします。国連安保理の決議があっても、すぐには改善されるとは限りませんが、じわじわと影響が表れて来るのではないかと思いますね。暴発さえ防ぐことができれば戦争に至ることは回避されるような気がしています。

 またこれとは別に長年にわたって北朝鮮の動向に注意を払っている人が外国特派員協会で記者会見をした様子も記事になっていました。北朝鮮の一般国民が何を考えどのような行動をしているのかを窺い知る内容になっていました。過酷な状況を改善する力が国民にないと言っているようです。

 朝鮮人は、抗日闘争を起こして、亡命政府を上海に立ち上げ、光復軍を組織したという圧政から立ち上がった一連の活動の歴史があると自画自賛しているはずなのですが、北朝鮮では圧政の加害者が同じ朝鮮人なので立ち上がることもできないようですね。不思議な話です。
 彼等の抗日史というものが出鱈目のでっち上げではないかという疑いも、北朝鮮で起きていることを見ればよく解ります。史実としては連合軍による上からの解放がなければ何もできない連中である。命懸けの抵抗というのは、あとになってからでっち上げることができるような簡単なものではありません。彼等の嘘が、真実の歴史を混乱させ、朝鮮人という民族をダメにしているのではないかと思いますね。能力がないのにあったふりをして誰が喜ぶのか? 

 韓国だけを見ても、いい加減な国だとよく解ります。韓国が独自の技術で開発をして営業までこぎつけたと称するリニアモーターカーを見れば、彼等の能力とその実際に大きな開きがあることが改めて実証されたように思います。営業開始から8分後に煙を出して停止し、その後も運行を継続していたことに驚かされます、そして20日後の㋁23日には火災が発生し炎上しながら走行する姿が目撃されています。2月3日に煙が上がった時に十分な原因調査をしていなかったのではありませんか?

 韓国は特にその傾向が酷いのかもわかりませんね。
 体裁ばかりを気にする虚栄心だけが旺盛な民族と云うべきです。根拠のない自信と傍若無人な行動で甚大な被害を周辺に撒き散らかす民族ではありませんか。

 独裁国家を続けるという意思がその両方にあって、イデオロギーの違いが1947年には有効に分離する理由に利用できたという事ではないかと思いますね。そして、1950年に戦争を起こして、武力で吸収しようとして失敗した。そして、分離したまま63年が経過した。そうなったのは自分たちの努力が足りなかったという事なのに、米国やソ連にいいようにされたと他人のせいに持っていこうとしているように見えます。そして、どっちも国家経営に失敗している。
 韓国は、まさにリニアモーターカー他の新型兵器のように能力がないのに無理をして失敗する。あるいは、開発に先立って先端技術の移転を要求し、その交渉に失敗する。あるいは、これからはシナ経済が世界を席巻するという大真面目な見通しを立てそれについていく決定を下しながら、それに失敗していることに気が付くのが遅れる。等々、何をやっても失敗することから逃れられないのはなぜなのか?

 北朝鮮は、朝鮮戦争の初期の勝利を手に仕掛けた瞬間が忘れられないのか? その次の機会を窺う政治スタイルから変わることができなくなって、核兵器開発にのめり込んでしまったような印象を受けます。それを指して先軍政治と自称するようになったわけです。その結果、軍事関係以外の産業が全滅し、食糧生産も自国の能力では調達不能になってしまうわけです。国家経営の失敗と言ってもいいわけですが、それがあっても国民は政府を変える力もない。おそらく北の国民も、第2回目の連合軍による上からの解放を待っているのではないかと思いますね。

 迷惑な連中である。安保理が今回採択するのは経済制裁の中身であるらしい。その内容によっては、共産主義国家の北朝鮮で新たな革命が起きるのか? クーデターが起きる事になるのか? 注視しないといけませんね。 

投稿: 旗 | 2016年3月 3日 (木) 02時35分

石破さん  ≪遠くで危機管理の鐘が鳴る≫
Wapo:US Justice Dept. grants immunity to staffer who set up Clinton email server https://goo.gl/9BYtJ4
へえ。驚きましたねえ。真実が判らない今は、これが策略や陰謀と言うものなのか判りませんが、今更のこととは言え、政治権力のトップの座を狙うと大変な妨害や陰謀に曝されると云うことですね。

日米に国情や国民性は大きく違うとは言え‥、然は然りながら、今の日本でも、安倍ならば、政治権力者の座に固執し、また右端に傾いでいる政権を存続させるために、自民党総裁任期の延長を狙い、反対する健全な勢力を失脚させるためには、この種の卑やしい(卑怯卑劣卑屈な)罠を仕掛ける事態は十分に考えられますね。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2016年3月 3日 (木) 11時41分

石破さん ≪大局的な戦略がない、加えて戦術が間違い≫
松田公太さん【今日(0303)の参議院予算委員会での質疑】
松田さんには以前から、基本的に構えが真摯なご仁であり、また事業の建ち上げから成功に導かれ経営に成功体験の持ち主でもあり、政治家に転身されてからも注目してきているのですが、最初の政治の師と担いだ人が拙かったしその師が失脚した後も暫く彼に引き摺られて仕舞った。厳しい言い方ですが、大局的な戦略がない、それに加えて戦術を間違えては、政治家として重責を担うのは無理なのかも知れません。「ことを改めるに、遅過ぎることは決してない」ので期待し続けますけどね。

石破さんもあの席でじっくり見聞きされたと思いますが、松田さんを批判する意図は皆無なので残念なことに、敢えて喩えれば、最末期の癌患者を単なる風邪と診断(明らかな誤診)している。その上に、その癌患者に対してこうすれば風邪は治ると真面目に提言している。ご推察の通り(?)、その「最末期の癌患者」とは治療の余地なく治癒不能な安倍とその一味を指し、その「最末期」とは期待を込めて「退陣間近か」を含意している。
松田さんが消費増税の先送りを提言されたのは「小さな土俵の小さな相撲」または短視的な策としては正しいのだが、その提言の相手がリフレの癌を深く患っている安倍では全く耳にも心にも届く道理がない。然も、増税先送りの反面で確実に傷付く財政規律や財政健全化に全く危機感がない。酷い視野狭窄で狭浅短な提言だと。
3年間のアベノミクスで結局は旧一の矢のカンフル剤効果(刹那的効果)だけしか策のない安倍政権に対しては、長期的視点から消費増税できる強く新しい経済構造を(ないしその兆しさえ)創れなかったこと(無知無策に対する無知)を厳しく糾弾するべきなんだと確信します。そんな安倍政権に「増税先送り後の日本経済再生」を期待することは妄想でしかないと。
直前の共産党小池さんほどの強い怒りを口にする必要は必ずしもありませんが、戦争法案の際の約束を反故にされ裏切られた松田さんだから、その安倍に対しては、心に巨大な怒りを持ちつつ、あの増税先送り議の場面でその怒りの一端を表すべきだと思いますけどね。然すれば、質問の切り口(戦術)も内容(作戦)も全く違ったに違いない。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2016年3月 3日 (木) 17時27分

最近、介護職の方が増えた気がしますが現状は足りないようです。少子化で余っている保育士を介護士として働けるように資格の共通化があると良いと思います。普通自動車と大型車の運転免許の違いがあるかもしれませんが、似た部分もあり共通化すると人材不足が少しは解消されそうです。
昼寝時間はありますがクレヨンしんちゃんみたいな園児を相手にする保育士も、いつくたばるかわからない老人を相手にする介護士も大変だと思います。「子供手当て」を貰うために駆け込み需要で産まれた大量の園児が落ち着いたら改革も必要かもしれませんね。

投稿: (^-^) | 2016年3月 4日 (金) 01時48分

石破さま
私は、昭和40年生まれなので知らない食べ物もありますね。
この前、ひさしぶりに鳥取に行ったとき、鳥取駅前の商店街でとうふちくわを買おうと思い、車を走らせたのですが、目的のお店は無くなっており、商店街自体もすっかりさびれて、ショックを受けて帰りました。
仕方なく、とうふちくわ館でお目当てのとうふちくわを買って帰りましたが、保存料が入っているため、昔の味とは程遠いものでした。
鳥取に行っても、八頭郡の母の実家はもう無くなっているため、ただの観光にしかならないのがすこし淋しいです。

投稿: 猪藤 充正 | 2016年3月 4日 (金) 06時46分

昭和といえば、池田勇人さんの漫画が始まったそうです。
モーニングで。

・・・もう読んでるかもですね。

投稿: きました | 2016年3月 9日 (水) 02時34分

原発が停止してますが、津波の心配が無い太平洋側以外は早めに再稼働して電気代を安くする事で企業の利益を増やすべきですね。万が一に備えて冷却用の水を入れる50mプールがあれば空から補充できますね。
このまま停止していれば家電も作っている東芝は収入が減り家電の値上げに踏み切るしかなくなりますね。

投稿: (^-^) | 2016年3月11日 (金) 09時47分

東芝は家電部門を中国企業へ売却を決めたそうですね。主力の原発の再稼働が停止され、赤字の穴埋めがしばらくできなくなったからでしょうか?地方の勝手な判決で主要メーカーの運営が左右されない対策も必要かもしれませんね。

投稿: (^-^) | 2016年3月18日 (金) 11時28分

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