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2016年3月11日 (金)

東日本大震災5周年追悼式など

 石破 茂です。

 本日、天皇・皇后両陛下ご臨席のもと、東日本大震災五周年追悼式が挙行されました。あの震災・大津波・原発事故から5年、「もう5年も経ったのか」「まだ5年しか経っていないのか」、実感はそれぞれの人によって異なるのだと思いますが、いずれにせよ「風化させない」ということはとても大切なことです。
 辛くて苦しかったことの記憶は忘れ去りたいものだということを割り引いても、もう一度気持ちを新たにして取り組まねばならないと痛感させられます。
 
 政調会長であった私は当日、最終盤を迎えた名古屋市議会議員選挙の応援に入っておりました。
 14時46分、一連の遊説を終え、ある候補の事務所で、次の遊説地であった新潟に向かうための時間調整を兼ねた激励挨拶をしていた時に大きな揺れを感じたのですが、何が起こったのかよくわからないままに中部国際空港に向かい、そこで初めて大変な事態になっているらしいことを知りました。
 しかし、テレビの映像を通じて見る光景はとてもこの世のものとも思われず、飛行機の時間が切迫していたこともあってそのまま新潟に入りました。
 新潟での集会は中止となり、早急に帰京せよとの谷垣総裁のご指示で帰京を試みるも、関越道・上越新幹線ともに不通、大阪・伊丹への飛行機便があるかも知れないととっさに思って新潟空港に行ってみるとなんと一席だけ残っており、何とか伊丹までは辿りつきましたが、帰京しようにも羽田行きはほとんどが欠航、東海道新幹線も東名・名神高速道路も不通、奇跡的に翌朝一番の羽田行きの切符を手に入れ、その晩はようやく探し当てた中の島のホテルに泊まりました。
 一睡もできないままにテレビ画面を呆然と見続けながら、党本部との連絡に追われていたあの夜のことを一生忘れることはないでしょう。
 
 野党自民党として、発災翌々日の13日には「震災対策基本法の制定」「被災地からの要望にワンストップで対応できる復興省的な組織の創設」などを内容とする緊急対応方針を決定したのですが、当時の菅政権の対応は誠に鈍く、最初は基本法も復興庁も要らないという姿勢で、侃侃諤諤の議論と紆余曲折の末に基本法が成立したのが発災後3か月を経た6月、復興庁が発足したのは翌年2月という有り様でした。
 今更民主党の批判をしても始まりませんし、そもそもそのような人たちに政権を奪われた責任は自民党にあることもよくわかっております。自公政権が発足して3年以上経った現時点においても、なお努力すべき点は多々あるのであって、もう一度初心に還って対応の更なる改善をすべきなのでしょう。
 
 発災数日後、菅総理から谷垣総裁に対して連立政権に向けた入閣の打診の電話がありました。
 谷垣総裁に「『内閣は連帯して国会に責任を負う』との憲法の趣旨から見ても、震災対応だけに限った連立などあり得ず、もし菅総理に本当にその気があるのなら基本政策についての協議を速やかに行うべきである」との意見を政調会長として具申しましたが、もしその協議が行われていたとしたら、後の展開は随分と違ったものになったに違いありません。いろいろなことを考えさせられた今日3月11日でした。
 犠牲となられた方々の御霊の安らかならんことと、ご遺族のご平安を祈ります。
 
 5日から6日にかけて、BSジャパンの番組収録でJR九州の「ななつ星in九州」に佐世保から由布院まで乗車する機会に再度恵まれました。
 今回のテーマは「日本におけるブランド力」というもので、小谷真生子さんとの対談などに備えてほとんど夜通し、関係の文献を読んでおりましたが、新しい気付きも多くあってとても有り難く思いました。
 唐池JR九州会長の「1時間や2時間なら誤魔化しも効くが、1泊2日、ましてや3泊4日では誤魔化しは効かない。世界一の列車を目指すというのはそういうことだ」との言葉通り、九州ブランド、日本ブランドを体現して走る「ななつ星」に感銘を新たに致しました。
 それにしても、風景や人々の生活が間近に感じられる在来線の旅は、本当にいいものですね。新幹線には絶対にこの味わいはありません。「早く、安く」といういままでの価値観とは対極にあるのがこの「クルーズ・トレイン」なのであり、来年春に運行を開始する「四季島(しきしま・JR東日本)」、「瑞風(みずかぜ・JR西日本)」にも大いに期待しています。
 新たな価値観に違和感を持たれる方は当然ありましょうが、「低欲望社会」(大前研一氏)に対応する一つのモデルではないでしょうか。

 週末は12日土曜日が「田勢康弘の週刊ニュース新書」出演(テレビ東京系列・午前11時半)、「東日本大震災から5年 甦れ!東北の鉄路」出演(BSフジ・正午・収録)、自民党鳥取県連自民党大会出席者・表彰者との懇談会。
 13日日曜日は自民党大会と大会後の懇親会(午前10時・グランドプリンスホテル新高輪)。
 という、久しぶりに少し余裕のある土日です。地域再生法案や国家戦略特区、地方分権関係の法案審議も近々始まりますので、その準備にも時間を充てたいと思っています。
 
 今週後半の都心は一転、冬の寒さとなりました。皆様お元気でお過ごしくださいませ。

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コメント

2011年3月11日の出来事には、一人一人甦ってくる記憶があると思います。私は、ちょうど学習塾で小二の子供たちに教えていましたが、網走市では震度2程度で、同じ日本で凄まじい地震が起こっているとは信じられませんでした。テレビで車がおもちゃの車のように海面にプカプカ浮いている映像を見て、ただ事ではないことを感じました。しばらくして福島第一原発が津波にやられて日本が危機的になりました。一歩間違えば、日本全土が大きな影響を受けかねない状態で、民主党政権と東京電力の幹部たちが責任問題などのためか、やりとりがうまくいかず、対応が後手後手となり、いらだちを隠しえない状態が続いたことを覚えています。日本の危機管理、安全保障問題など、まだまだ課題は多いのではないかと思います。これからは、内政面でしっかりとリードできる指導者が求められるのではないかと思います。石破先生、期待しています。

投稿: hitomugi | 2016年3月11日 (金) 20時48分

お疲れさまでした

投稿: mr | 2016年3月11日 (金) 21時21分

追悼式典、私はNHK中継で見ておりました。14:46には一緒に黙祷しました。
(NHKではなぜか衆院議長から最高裁長官までの追悼の言葉が中継されなかったので、途中で政府インターネットTVに切り替えましたが)

ゲル政調会長(当時)が震災の日の夜、大阪に泊まられたという話は初めて伺うような。(伊丹空港がどうのこうのというお話は伺った記憶がうっすらあるような気もしますが)
いやはや、お疲れ様でした。

もし仮に震災に限らず、自民党が民主党政権をサポートしていたら、その後、日本が被ったダメージはいくらか少なく済んだかもしれませんね。

そろそろ眠くなってきましたので、続きは後ほど。

投稿: hinomoto | 2016年3月12日 (土) 01時35分

東北地方ばかり放送されて、千葉と茨城の被災地が放送されてないのが残念だ。安部総理は、保育所を保健所と間違えて言いましたけど、大丈夫何でしょうか。しっかりして欲しいです。

投稿: 岩波初美 | 2016年3月12日 (土) 07時32分

地方議員と若手の介護職員による懇談会を開催して欲しいです。高校生と大学生を対象に政策に対するアンケート調査してはどうか。地元の商店街や駅に震災復興ポスターを貼ってはどうか。

投稿: 江ヶ崎護 | 2016年3月12日 (土) 07時50分

あの年も週末の金曜日でしたね。もう5年ですが、原発事故対応の愚策に因ってもたらされたものの大きさを被災地の方々は痛感されていると思います。BBCを始めとする世界各国の3・11についての今朝の報道ぶりを視て一層その思いを強く持ちました。
地方創生の試金石が福島にある、そう考える国民は多いと思います。頑張ってください。

投稿: kktf | 2016年3月12日 (土) 09時46分

震災当時や震災後、様々な支援を行ってますが、必ずしも窮地にいるひとを救済はしてませんよね。

生きていかなくてはならない!!老いも若きも。生き残りでもなんでもない。もともと生きてきた人たちですよ。

家が残り、日難所にも行かず、嫌、行けずにいた方がいます。詳細はおしらべ下さい。
残った家も中はボロボロ。段ボールを天井にはったり、この5年で布団に寝たのは2日だけという年配のご婦人がいました。水浸しの中で寝かされている方もいたそうです。自宅にいたため、情報もなく物資もなく、寄付は未だに続いてますが、寄付金はいったい何処に行くのでしょうか?

5年たっても、布団ですら休めない、なんの支援も受けられず全ては打ちきりになり。

お金は何処に行ったのですか?寄付金はそんな人達に直接届く最低限の手段だと思い皆寄付するわけです。寄付金は何処に行ったの?

被災地に特に津波被害にあわれた世帯がなんの申請もないならおかしいと思わないと。
津波や倒壊、火災にあわれた世帯はみな何らかの被害にあってますから、平等に救済すべきですよね。うちは誰も亡くなってないからとか我慢して声をあげずにいる方が相当数いるのでは?テレビでとりあげていましたよ。

地方に行かれて何を見てきたのでしょうか?

投稿: ちえぞう | 2016年3月12日 (土) 10時02分

2011年3月15日の石破政調会長の記者会見を祈るような気持ちで見ていたのを思い出します。
「危機管理とは」「災害時の対応とは」「政府の在り様とは」・・・
自民党と民主党の力量の差がここまであるのか、という事を改めて痛感。
「誰がやるのかではなく何をやるかだ」とは言えど「誰がやるか」はやはり重要だと言う事は明白で、口惜しい気持ちをグッとこらえている政調会長のお姿はとても印象的でした。
あの日、石破さんの会見でどれほどホッとした事か。どうしてこの人が指揮をしていないのか、する立場に無いのかが悔しくて堪らなかったです。
経験に基づいたノウハウの申し入れも聞き入れず、保身しか考えていない当時の政府の姿勢がどれ程の国民に傷を負わせたのか。
今さら言っても仕方無いですが。

今の自民党は、あの頃の悔しさを忘れてはいませんか?
あの時、自分たちに権力があれば・・・って心から思ったはずなのに。
政権に返り咲いたら完全に緩んだなーって感じています。
不祥事が続いているのも、真剣に「仕事」してる議員が減ってる証拠ではないでしょうか。

自分たちが政権を握っていれば、あんな事もこんな事もしてやれるのに・・・そう唇を噛みしめたであろう当時を思い出して、国民のために働いて欲しいものです。
やる気の無い議員も、票集めの為の有名人も不要です。日本の為に働く意欲のある人間をきちんと選別して下さい。

(石破さんは大丈夫だと思ますけどね(←贔屓))

投稿: painas | 2016年3月12日 (土) 10時48分

   東日本大震災当時、空港で働いていたので仙台空港が津波に襲われ壊滅状態になった映像を目にしてここは大丈夫だろうか?と思いました。そして阪神淡路大震災の時はNYにいて全く状況が分らず親戚の安否を心配した記憶があります。やはり東日本大震災時、露大統領が北方に上陸し韓国李大統領が竹島に上陸し中国が尖閣で海保にぶつかり、仙石元官房長官が暴力装置と発言したのが強烈に心に焼き付きもう反日勢力に譲歩し大戦の懺悔は終わった、反転攻勢に出ないと日本は終ると強く感じたのも震災があったからです。例えそれが間違っていようと私如きが責めを負う位どうという事も無い。天皇陛下は謝罪行脚をするが汚い仕事は自分がすれば良いと思ったのは私だけではないだろう。米軍が空母を真っ先に送り、どんな意図があれ助けてくれた事実は忘れない。そして家を失い財産を失っても他人を敬い、列に並びたった一つのおにぎりに感謝した老人を誇りに思うと共に天皇陛下の素晴らしい人徳が三陸の田舎で息付いていて名も無き国民が素晴らしい日本という国を作り上げていると改めて知った。日本を非難する者共よ、恥を知れ!彼らに対して日本死ねと言えるのか?保育園を落ちた位なぜ歯を食い縛り又、挑戦しないのか?震災は自分がいかに不甲斐無いと思わせるだけでなく、未だ未熟な国民を叱咤する様に我々に語りかけてくる。

投稿: 忍者 | 2016年3月12日 (土) 12時20分

女性の社会進出を食い止めて、母親が育児に専念するよう方向転換してはどうか。一応、少子化なんだからバンバン保育所を建てても、いずれ不要になる。税金の無駄にならないか。待機児童の原因は、東京に一局集中してるからだと思う。保育士の給料が低過ぎる。待機児童解消ですけど、小中学校の空き教室を活用してはどうか。

投稿: 江ヶ崎護 | 2016年3月12日 (土) 14時22分

企業内託児所設置義務付けして欲しいです。育児休暇最大延長して欲しいです。

投稿: 岩波初美 | 2016年3月12日 (土) 16時11分

   Trump Haters が焦りからだろうか暴力を使い演説会場で警察も流血する騒ぎになりキャンセルされた。左翼、右翼問わず暴力を用いて相手の主張を妨害するのは民主主義に反する。サンダース会場でトランプ派が暴動を起せばメディアも含め総攻撃で畳掛けるだろうが極右や右翼なら何をやられてもいいとは言い難い。民主党政権下ではメディア弾圧や統制がかなりあったと思うが報道は騒ぎ立てず情報を何も貰わずダンマリを決め込んでいたが不公平極まりない。翁長政権下でも同じで海保が仕事をすれば弾圧者として扱い、米軍の門で警備にあたっている沖縄県民にもストーカーの様に後をつけたり、家に来て脅しをかけたりするが報道された試しが無い。なぜこんな事を知っているかというと知人が警備していて怖いと言っていたからだ。左翼の暴力は容認されて右翼は少しでも失言すると総叩きに会う、何か矛盾を感じないだろうか?たしかに権力を持つ側は言論に注意を払い、弱者を抑圧する様な事はしない方が良い、しかし今の日本や米国は左翼が強くなり過ぎてバランスが均衡しているというより崩れて来ている。韓国も同じで左翼が強くなり過ぎて北朝鮮の主張や反日が政策として容認されても何の疑問も起らない程左に行ってしまった。米国民主党もどちらかというと中道で主張としては詰まらないかつての民主党の主張は聞けなくなった。その反動がサンダースの主張で若者を引き付けた格好だ。そして共和党も保守とも右翼とも無い主張で誰も惹き付けず、トランプが不満を解消していない年配や若者を取り込んで政治主張より不満解消に動いている形だ。民主、共和党も不満に対処せず、政治を行ってきた結果がトランプやサンダースに流れている。日本でもデフレや閉塞感を民主党が全く解消出来ず、受け皿になり得ないのは国民なら知っている。韓国や中国の主張を取り入れているだけでは日本人の心を掴む事は出来ない。橋本や小泉元首相の人気は国民の閉塞感からの期待感から支持が広がったが政治音痴の民主党は未だそれが分らない。数合わせや党名を変更しても国民は見抜いていて支持はしないだろう。日本の将来に対するビジョンと期待感、本気で現状を打破する気概が無い政治家が出た所で国民は支持しない。トランプの様な煽動が良いとは言わないがもう一度米国を偉大な国すると期待する米国人の気持ちは分る。なぜなら自らも強い米国だけでなく、強い日本を待ち望んでいる。その為には衆参両院選挙で与党を勝利させ経済を再生しないといけない。

投稿: 忍者 | 2016年3月12日 (土) 18時14分

まだ、復興してないのだから、すべて言い切ってしまうのはどうでしょうか?
今の日本には、後藤新平は、居ないのですか?
あの震災から、もう5年も経っているのに未だに家に帰れない人が多くいるなか、国は、予算を組めばそれでいいのですか?
バカみたいに『あの震災を風化させてはいけない』『忘れてはいけない』とか言ってるけど、それは、復興が終わってから言うべき事ではないでしょうか❗
早く復興させる事は、世界中に日本の底力を示すいいチャンスなのに日本の政治家は何を勘違いしているのでしょうか?
何も出来ない日本の政治家日本の政治家は、無能を公表しているのと一緒ではないでしょうか?
民を蔑ろにして、国は、成り立たない‼
石破さんは、どう思いますか?

投稿: 濱田博志 | 2016年3月12日 (土) 19時18分

保育園…

保育士不足が言われていますが、潜在保育士が必要人数の10倍いるとか…

保育園を造ろうとすると園児の声が騒音になると建設反対の運動が起きる…
保育園不足で待機児童になると仕事が無くなると、保育園増設運動が起きる…
保育園増設運動の人は、保育園建設反対運動のニュースをどう思うのか…その逆はどうか

投稿: まな | 2016年3月12日 (土) 23時29分

高浜原発再稼動停止…

『安全性が確実かどうか説明されていない…』との理由で停止が仮処分決定された。
確実な安全性ってあるのか…
自分自身だって明日どうなっているかを確実に説明しろと言われても無理
車だって船だって飛行機だって安全性を追求して作っているけど、何万分の一で事故が起きる事もある。原因も人の操作ミスも多い…絶対の安全を説明しろと言われても無理…と思いますが…

福島の原発も地震の揺れには、ちゃんと安全装置が作動して『原発は停止』したのに、その後、大津波に襲われ建物自体が諸とも崩壊…災害はたいがい想定を上回って襲ってくる…
裁判所が想定の上限を決めればいいのでは?それでも意義があるとすれば…もう何を話し合っても平行線…無理って事ですよねぇ…

投稿: まな | 2016年3月13日 (日) 09時02分

東日本大震災…

福島原発事故に関わって、現在問題になっている事で、原発反対派の代表みたな顔をして、国会で自民党に文句を言っていますが…当時、民主党も原発推進だったでしょ…しかも、事故当時、情報を隠蔽して…住民は汚染地域,汚染地域へと避難してましたよねぇ…

歴史的に津波被害のある地域がら、昔からの言い伝えがあったにも拘わらず、時がたてば海岸沿いが住宅地として発展…一番近年被害のあった地区もその当時の津波の高さをクリアする防潮堤を備えていたのに、軽く越えられてしまった。
確実な安全なんて誰も保証出来ない。
原発は今すぐ辞めて、火力発電はCO2、地球温暖化の問題があるから…風力は重低音の振動が人体に影響するから…水力はダム建設にお金と期間、自然環境に問題があるから…
全てをクリアして必要電力量を賄える発電…民主党さん!何を具体的に想定ですか?

投稿: まな | 2016年3月13日 (日) 09時35分

   ななつ星で欧米のオリエント急行より高級志向のブランドを確立しようとしていますが潜在力はかなり高い様に思います。勿論、高級レストランやサービスだけでは駄目でしょうが九州は日本にしてはカルデラ地帯だけでなく、噴火する火山、美味しい海産物に複雑な海岸線や島々に温泉と中々奥が深い地方に思います。小渕政権時に地方に温泉施設を建設しばら撒きとの批判もありましたが日本も漸く円安に振れ出し国内消費をする準備が整いつつありますのでこれからが楽しみでしょう。国内外から円安効果で地方を訪れる可能性があるだけでなく、それに対する態勢も少しずつではあるが整っている。以前は観光というと有名施設を周り土産屋が揃った所を巡るのが旅と勘違いしていた人達もいる様だが今は人々の生活やその土地の人々との交流をしたりアウトドアの活動をする事が旅の目的となって来ている。欧米は前からその様だったが日本でもプロ以外にそういう旅行者が増えて来た様に思う。沖縄県民の観光は本土とは違い、ディズニーランドや北海道に雪を見にいったりと沖縄には無い物を見たいという欲求が強い。だからハワイやダイビングに行く人は少ないし本土の人達がダイビングに来る。土地柄だろうが台湾や東南アジアも近いので行く人達がいるが当然だろう。兎に角、今は円安と国内経済を回す為に国内で旅行し国内で消費行動を取る様にしている。中韓が通貨高で日本製品の割安感で日本に来て消費しているが彼らの消費行動を見ると嘗ての日本バブル時代の様だ。経済に疎い人達は未だ中国経済が強いと思い込んでいるがかなり地方債務も嵩み、外国資本逃避や通貨安政策で介入しても構造改革が出来ない為に通貨の信用が崩れている状態だ。共産独裁体制化では経済に対応した政治体制の構造改革出来ない。これに関しては北朝鮮も中国も大小だけの違いでだけで政治体制が露の様に崩壊しないと変える事は無理だろう。一部だけ改革しても露の例に宜しく、腐敗と横領が横行しているのでこれも相当難しい話だ。その予兆だろうが中国共産党幹部は海外に資産を買い移している。結局損をするのは中国国内に残された貧乏人だが何時の時代も弱い者につけは回る。そしてこれらの不満が爆発すれば共産党崩壊か?国内混乱必至だが何処まで統制出来るのか今後の推移を見守るしかないだろう。日本としてはオリンピックという目標に向かい尖閣での挑発に乗る事無く投資を惹き付け海外からの資本が逃げない様に規制緩和への整備を行い適度なインフレと安定して政治体制と組めば悪い結果にはならないだろう。後は南北朝鮮がどうなるか、難民がでるかどうかだろう。

投稿: 忍者 | 2016年3月13日 (日) 11時46分

私の東日本大震災は、ケイタイ・webサイトが伝える気象情報に始まりました。→地震速報に続き震源地、各地の震度速報とマグニチュード、さらに津波が予想され、予想される津波襲来時刻と予想される津波の高さでした。→予想される津波第1波の到達時間まで時間があり、3階建ての建物に住んでいましたので、2階までは津波による浸水被害が予想されましたので、ラジオで情報を得ながら電気製品を中心に、3階へと荷物の移動を始めました。→窓から外を見ると、市内の会社に出社していた人々が、各々に車で自宅があると思われる住宅地へと帰り家族と共に避難したと思われます。→意外にも冷静な人々の対応でした。津波の観測は県の南部で110㎝の観測があったそうです。幸い大きな被害はなかったようです。⇒ 私たちの街は空襲により焦土となった街であり、その焦土から立ち上がった人々が建て直した街ですので、この美しい街を喪いたくないのです。街には、この街で生まれ育った者の思い出が両親や祖父母、近所の人々と共にこの街に生きており、その人々の顔が見えるのです。→この街を喪うワケには行かないのです。決して風化はしないでしょう。→この街で生き、この街で死んで行った人々です。⇒忘れ得ずはずがないのです。

投稿: 島谷淳子 | 2016年3月13日 (日) 16時14分

ラジオで地震と津波情報を得ながら、震源を次々と移動させながら、1つの地震が次の地震を誘発して行く…。→津波も1波、2波、3波と押し寄せて来る…その度に日本列島が悲鳴を上げながら耐える。⇒ようよう地震と津波が治まり街は落ち着いた…。→地震後に尋ねた近所の花屋さんの奥さんは、[日本中、何処に逃げても同じだからここに家族といる。逃げないでここに居て死ぬならここで家族と死ぬ]とキッパリと言い、今もご主人と花屋さんを営んでいます。→この奥さんのご主人は、私の姉の高校時代の同級生なのです。そんな街です、私たちの街は。

投稿: 島谷淳子 | 2016年3月13日 (日) 16時30分

石破さん 激務の中のブログご更新、有り難うございます!!

     ≪文章の締め方≫
引用【もう一度初心に還って‥更なる改善をすべきなのでしょう】
又しても僭越ながら、此処は曖昧さを引き摺る「‥でしょう」ではなく、愚か者の反論は兎も角、議論の余地はないのだから、「改善するべきだ!」とキッパリ!と断言して欲しい。

石破さんにはその方向性に確信をお持ちであるのは解っているのですが、得てして智的で広深永な人たちは断定を避けて曖昧さを残す技法に嵌って仕舞う。優柔不断な印象を与えて仕舞う。特に今の安倍治世下では非常に拙い現象だと思う。安倍一味の言葉尻は、常に断定的で、乱暴で、威勢が好いのです。広深永さが完全に欠如している、確信がないから余計に肩肘張った技法に走る所為であり、無能者や詐欺師に独特の強い傾向です。例えば、金融詐欺では「必ず儲かります!キッパリ!」、またオレオレ詐欺では「(息子の)晋三だけど‥」とキッパリ!特に、庶民や大衆はそんな乱暴で威勢の好い態度に決断力があると錯覚し、「決める政治」を妄想する。

その脈絡で最近尽く尽く思うのですが、結語や文章の締め括り方が曖昧なまま放置されている。批判が多い若者言葉(とは言え、年齢的には既に中年層が含まれる)が、自分の考えや想いに「‥かも」を挟むんです。その流行は、様々に由々しい傾向だと思いますね。
そんな若者言葉ではなくても、文章の締め括り方には、「感じる、印象がある、思う、考える、判断する、決断する」など幾つもの段階があるのですが、最近は特にSNSなどでは「感じる、印象です」の安直なレベルの発信が多数を占めている。本人たちは自分が「思考停止、または思考不足」のまま言葉を発しているのでしょうが、そんなものは「意見」ではなく、単なる「思い付き、感覚、感情、感想」の域を出ていない。粗削りと言うよりも未熟なのだと思います。
国会や地方議会で繰り返されている様々な醜態も、同じレベルの「思い付き、感覚、感情、感想」が災いの元と云う仮説を持っている。要は彼らは狭く浅く短い視座しかないのです。
まあ、その政治の舞台では中央も地方も、嘘も食言詭弁強弁(有態には全てが嘘)も勝手気ままに罷り通ることが許されていますけどね。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2016年3月13日 (日) 17時00分

ブログのアップありがとうございます。

当時の日本は大混乱でした。
東日本大震災で亡くならた方のご冥福をお祈りします。

ななつぼしでの取材良かったですね。羨ましいです。^ ^
でも、事前準備とかやはり大変なのですね。

投稿: くま | 2016年3月13日 (日) 23時00分

   中国で炭鉱で働く労働者が一年もの間働いて未払いのみならず、高官が未払いは一切無いと発言した事で暴動が起きた。一、二ヶ月でも未払いなら普通働くのを止めるか支払いを迫るだろうがさすが中国、強制労働宜しく、気の長い話だ。暴動を起したらそれこそ、無賃労働で苦役を課せられるのは必至で粛清と再教育でどちらに転んでも人権侵害は間逃れそうに無い。暴動も千件を超えているので経済失速でもっと暴動が増えそうだが未払いも多いことだろう。米国や英国で大量の航空機を買ったが本当に支払う能力があるのか?AIIBも金を集めるだけで借金返済あての自転車操業は目に見えているが国内でも海外でも公共工事は沢山あるが支払われない賃金問題はこれからも続発するだろう。共産主義=強制労働=強制収容所とスターリン時代の面影が蘇る。

投稿: 忍者 | 2016年3月13日 (日) 23時52分

【「贅を尽くす」とは、こういう事なのかと思います】

 ななつ星の動画がYUOTOBEにありました。列車の旅という限定で、豪華な演出があって、安全上の配慮もある。予約して最短で2か月後に旅行に至るようで、JRがその間もったいを着けて待たせるというのではなく、おそらく申し込みをしてきた人物についての調査などもあるのかもわかりませんね。同時に厳選した旅行プランの中身についての調査も繰り返しやっておられるのだろうと思います。在来線上を通過することが解りきっているので沿線の景観だけでなく、安全上の配慮もまた重要な視点になっているのだろうと思います。

 列車の旅は自動車に比べて安全ではある。しかし、最初から何か目的を持った犯罪者から見れば襲撃ポイントを見つけるのは容易なわけで、特に我が国の様な時刻表通りに運行する事が99.9%確実なシステムになっている環境であれば。ある地点に時限爆弾などをセットするだけで簡単にシステムの崩壊に至ることになる。そういう事が起こらないようにすることも、このクルーズトレインには期待されているものだと思います。
 旅は安全でなければならないと同時に、贅をつくした演出も必要で、それを味わう事が本当の贅沢なのだろうと思いますね。これは人気があるのだそうだ。申し込みしても必ず当選する保証はないらしい。事業としては成功しているようですね。料金が高額に見えるようですが中身を見れば、JRがこれで儲かっているのかわかりませんね。大変な作業がいっぱい詰まった企画です。まあ、基本的に列車の旅が好きというか、列車そのものに思い入れがない人には通用しない処があるんじゃないかと思います。

 九州以外は難しいのだろうか? 北海道は、肝心のJRが、九州とはレベルが違っているように見えるので難しいような気がします。四国とか西日本は向いていますね。やる気の問題になるのかもわかりません。
 地方を味わうという楽しみが、これにはありますね。もっと素朴なものを求める人も出て来るかもわかりません。しかし、考えうる限りの中での今の時代にあった「贅を尽くす」旅がここにあります。大きな喜びですね。

投稿: 旗 | 2016年3月14日 (月) 01時35分

石破先生、ご無沙汰しております。

久しぶりに投稿させて頂きます。

昨今、出たのが戻ろうとしたり、党名がどうのとか、共産党と選挙協力だの烏合の衆が話題作りに躍起ですね。
ただ、小さい失策が続いているとは思われませんか?
また、慢心から超逆風吹く事など勘弁して欲しいです。

つくづく思うのですが、民主党にいる元自民党の議員が今居なくて良かった。と。
相も変わらず、どこから来たの?どこの国の方?的な国会答弁には、日本人の耳には届いていないのです。
が、一度だけ惑わされた事が有るのを、失策をした方々には再認識して頂きたいです。(烏合の衆に負けた選挙)

石破先生、2020年オリンピック以降の経済や地方再生の先頭に立っている事を望んでいます。


投稿: 浅草の支持者 | 2016年3月14日 (月) 04時24分

石破さん   ≪ABA色々≫
日経【民主党、「Anything But Abe」(ABA)」http://goo.gl/OxJ1mR 】
⇒最近はとみに安倍一味に屈膝している(3Kに負けじと!?)日経が「ABA路線の成否は不透明だ」とこの野党の行く手に水を掛け邪魔しようと企図しているようですが‥、事柄上不透明なのは当たり前だとしても、野党の標的が漸く安倍晋三個人に絞られてきたことは真に慶ばしい。勿論、その慶びは一義的にこの国の行く末と国民の未来に向けられているのですが、同時に石破さんにも向けられているのは当然です(ニッコリ)。
従来のように、野党が「一方に真摯で中庸の士、他方に右端に暴走した有象無象を抱える自民党全体」に敵対する構えでは、思考の肌理が粗すぎるし投げる網が大き過ぎるのであって、「ポスト安倍」に向けた適切な政治構造は決して創れはしないのだから。

ところで、2007年8月の江田憲司さんのブログによると、第一次安倍政権の時代にも「Anybody But Abe」(ABA)http://goo.gl/Gi1Zlz と喧伝されていたらしい。
如何にその貧相な資質や歪んで偏向した構えを唾棄するにせよ、公党たる民主党が、Anythingと安倍晋三を物扱いするのは宜しくないと思いますね。まあ、民主党の意図は「Abeの遣ること為すこと言うことの全て、政策の全て」なのでしょうけど。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2016年3月14日 (月) 13時46分

石破大臣殿

お早うございます!!。
昨日、今日と寒の戻りにより肌寒い気候ながら、白木蓮、連翹、沈丁花などが咲き乱れ、愈々春爛漫の様相となってきました。
いつも政務に、テレビ出演に、講演にと多忙を極められ、大変お疲れ様であります。小生は大臣と同郷、鳥取県出身の者であります。
3月11日14時46分には、テレビの前で黙祷を奉げました。天皇皇后両陛下のいつも変わらぬ国民への慈しみと心の籠った哀悼の言葉を聞き、涙が出てしまいました。

さてそのような日々の中で本日は二つの事柄について述べて見たいと存じます。

1、「福島放射能汚染による子供の甲状腺癌   発生について」
東日本大震災発生に伴う東電福島原子力発電所の爆発事故により、沢山の放射能汚染が拡散してしまいました。農漁業への被害のみならず沢山の住民が放射能汚染に晒され、震災発生から5年経過した現在でも、いまだに故郷へ帰還出来ない人々が沢山居ります。そして、住居地域のみならず放射能汚染に晒された子供達に多発すると言われている、甲状腺癌発生の健康被害も叫ばれています。過去に起きたチェルノブイリの事故によるデーターも参考にされ、第一回目の検査では、チェルノブイリとは経年変化データー、検査年齢、検査方法も違い(スクリーニングの方法)その因果関係も関係者の間では意見が分かれました。第一回目の検査では特別に発生が多いいとは言えないとされました。そして第二回目の検査が実施され、途中で発生率が異常に高いながらも、「因果関係は全く無いとは言えないものの、必ずしもその事が原因とは言い切れない」と全く理解に苦しむ発表がされました。即ちチェルノブイリの場合の経年時発生比率と吾が国の5年間のスクリーニング方法では比較検討が難しい為との説明です。しかし、他地域の普通100万人に1~3人との発生比率と比較すれば、当該地域の子供発生比率は異常に高い現実をどのように説明するのであろうか?との疑問は多いいに残るのです。
そして先般、この問題に関する報道関係者の質問に答え、塩崎厚労大臣は「放射能汚染による健康被害に関する事は実は環境省の管轄なのですよ」と言って居り、今大変問題になっているその縦割り行政の意識には驚愕してしまいました。政府閣僚の一員であれば、担当省庁の枠組みを超えて「実際の窓口は環境省ですが、厚労省としましても良く連携を図り、きめ細かい対応をしてまいります」と何故言えないのでしょう?健康被害となれば、医療関係でもあり、当然厚労省が管轄の役割とも思えるのです。資質が問われている安倍政権の閣僚中にあって、石破大臣はもとより、馳文科大臣、塩崎厚労大臣は比較的丁寧に応える方と認識していましたが、塩崎厚労大臣には大変失望してしまいました。

2、「自治体の7、267億円未徴収について」
本日の報道により、都道府県・政令市の67自治体の過去5年間において7、267億円の地方税、国民健康保険料などが徴収出来ないまま時効を迎えるとして『不欠損処分』となった事が明らかになりました。これに加え、調査対象外であった市町村分を含めれば膨大な額になると言われています。
どうすれば軽減税率の財源が確保出来るのか?と与野党の於いて喧々諤々の論議のさなかです。大半の国民は貧しいながらもきちんと払って居て、「正直ものが馬鹿を見る」世の中となれば、何を持って現与党政権を支持出来ると云うのであろう?政府総務省と各自治体はしっかり徴収する仕組みを確立するべきであります。そうです!国民から見ても納得の出来る「歳入庁」の新設も必要のようです。

投稿: 桑本栄太郎 | 2016年3月14日 (月) 13時59分

石破先生

 昨日原発事故のテレビ番組をかたづを飲んで見ていました。
昨今の原理主義的、政治主義的な原発反対運動は理性や合理性に不都合があるなと感じている私ですが、テレビを見て私なりに感じたことは日本の原発の安全性と技術集団の優秀さでした。

日本の原発の安全性?と感じられる方も多いと思いますが、地震そのものでは確実に運転停止になること、また津波という想定外の被害による総電源喪失でも何かしらの回避機能が存在したという点です。
もちろんあの時点で100点ではありませんし、その後見直された安全性も100点とは言えないことは論をまちません。

しかし言いたいことはベントという事態でも数種類の方法が用意されており、また次の手段も存在していたという点です。
または、策があったという点です。

またその機能を熟知して果敢に挑戦する原発作業員、技術者の優秀さにも感じるところがありました。テレビの画面から見えることは、非常時にそれぞれがそれぞれの持ち場で力を出し切っていたということです。

2号機が格納容器破壊という史上最悪の事態がどういうわけか避けられた(必然であったのに)というのは、今後の科学的解明を待たなければならないというのはわかってますが、「天は己を助くるものを助く」ということわざのように、なにか不思議な力が働いたように感じてしまいました。
これは全くの私感です。

誤解しないでいただきたいのは、原発事故が
大したことではないと言っているのではないのです。多くの方がまだ避難生活を送っていられるように、多くの被害をこうむった事故であることは間違いありません。
私の本家も福島です。まだ風評被害があると言われています。
しかし事故に対してすべてが無力であった場合、東日本は人が住めなくなてった、これも
かなり確率が高い現実だったでしょう。
私も家を捨てなければならない場所におります。

先生のおっしゃる日本のブランド力を考えるとき、世界的な製品を作る技術ブランド力、それを活用することができる緻密で真面目な人材ブランド力 それがあるからこその日本のブランド力だと感じました。


投稿: ブナの森 | 2016年3月14日 (月) 14時37分

当時の石破さん。
アカウントが無くても見られるようです。
http://www.nicovideo.jp/watch/1300182863

こういうとこに出すのは不適切ですが、
当時のコメントがそのまま残っているのが貴重なので。

投稿: きました | 2016年3月14日 (月) 15時46分

石破さん   ≪成大功者、不謀於衆≫
引用【唐池恒二JR九州会長:‥1泊2日、ましてや3泊4日では誤魔化しは効かない。世界一の列車を目指すというのはそういうことだ】
真にこれが真正の経営者の矜持の発露だと思います。私が多用する経営者の広深永さでもある。逆に狭浅短さがない。卑やしさ(卑怯卑劣卑屈)もない。本来の「優れたブランド」は、そんな広深永な経営者の統率の下で誕生し磨かれるのだと思います。

その広深永な唐池節に魅かれて検索した結果がこれ(↓)。
プレジデント【最終局面で重ねた「不謀於衆」http://president.jp/articles/-/13484 「成大功者、不謀於衆」‥大きな成功を遂げる人は、周囲を頼らず自ら決断するとの意味】

「不謀於衆(出典:戦国策(中国))」は知らない言葉でしたが、ネットで調べる限りでは、その含意は唐池さんの理解だけではなく、一般的にもそのように理解されているらしい。

然し、「謀」は日本語では陰謀謀略など芳しい意味はない。日本製の中日辞典でも http://goo.gl/tAlrfz 大差はない。
【周囲を頼らず】と解釈するなら、日本語では「諮」の語になる。
日本製の中日辞典でもhttp://goo.gl/64EYTZ 「諮」はその意味で解説されている。
回り諄(くど)くなりましたが、結局、「成大功者、不謀於衆」の本来の意味は、「大功を成す者は、衆を謀(たばか)らず」、即ち衆に対して謀(はかりこと)を仕掛けず、愚直も厭わずに真っ直ぐに突き進むべきと訓えているのでしょう。
そう理解してこそ、石破さんが引用された冒頭の【誤魔化しは効かない。世界一の列車を目指すというのはそういうことだ】のご託宣と深い部分でぴったりと平仄が合う。

翻って検証すれば‥、仮に巷間が理解するような「成大功者、≪不諮於衆≫」では、民主主義の根本にも現代経営論の要諦にも完全に違背し、誰とは言いませんが(哀笑)、私情に駆られて暴走するだけの政治権力者を煽り、独裁政治を称揚するだけに終わる。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2016年3月14日 (月) 16時33分

先生お疲れさまです。先生の五年前の話を聞いてそれぞれがいろいろ大変な思いをしたのだなと改めて思い返しています。当時私は食品スーパーに勤務していて、商品の配送供給が出来ないメーカーにこちらから出向いて牛乳やパンなどを店舗に供給しました。エネルギーの無いことが如何に経済活動に支障を及ぼすか。
一週間前後は岩手盛岡市と県南の一関市を毎日高速道で通いました。片道約90km超。
その際に一番印象に残ったのは地震発生から3日目頃からでしたでしょうか?
遠くは沖縄那覇消防署、九州指宿消防署、四国阿波消防署などの多くの救援隊車両が東北道を経由して沿岸へ救助に走っていたのを覚えています。わざわざ遠方からの応援は本当にありがたかったです。
さて話は変わりますが、江ヶ崎護さんのコメントを読ませて頂き、意見を一言述べさせて頂きます。待機児童公園多い都市部の小中学校の空き教室を利用は大変良い案と思いますが、この様な着眼点にある国会議員はすぐPDCA、その際にある大きなネックは省庁間の縦割り行政の弊害の打破が必要なのはいうまでないと思います。
厚労省と文科省が知恵を出し合う事が出来なければ、国家公務員として仕事が出来ない人間がお役所に(霞ヶ関)居るわけですので給料を国に返上して頂く。そこで地方創生の意味合いからして、空き教室の再活性は先生の御仕事の範疇に入るのではないでしょうか?
先生が他の大臣に持ち掛けて進めて頂けると最高でしょうが。更に保育士の待遇改善と現役引退した保育士の再雇用等も急ぎ検討改善ですね。失礼しました。

投稿: 畠山敏三 | 2016年3月14日 (月) 19時25分

東日本大震災の時の不幸中の幸いは、備蓄米があった事と休耕田があった事です。→備蓄米は支援米になり、休耕田は耕され作物の植え付けが始まった。パン屋さんは、生産しているパンを食パン、あんパン、クリームパン、ジャムパンに種類を代えて増産して支援用パンを生産した。→近所のコンビニの電気照明が少なくなり、商品棚から商品が少なくなった…支援用に廻された。→電力不足になり、1時はどうなるかと危惧されましたが、ようよう危機的状況は脱したようですが、被災地の再建と予想される地震対策や津波対策は、街の高層立体化になるのでしょうか。避難路としてビルとビルを連絡橋で繋ぎ、高速道や高架橋、立体道路と横断橋を連絡さす案が出ているようですね。

投稿: 島谷淳子 | 2016年3月14日 (月) 23時22分

【トルコで自爆テロ】

 現地時間3月13日午後6時半頃首都のアンカラで自動車爆弾とみられる自爆テロがあったようだ。37人の死者と70名以上の負傷者が発生したと伝えられています。政治目的のテロのようで、反政府組織クルド人労働者党の関与が指摘されているらしい。これは過激なイスラム教系のテロではないというようなので、宗教的な対立はないようですね。しかし、こういうことをすれば憎悪の連鎖が続くことになり、何らかの解決を求める主張があっても、誰も聞くことがありませんね。憎悪を拡大させるという事も、政治的な目的があるのかもわかりません。そうなれば、どちらかが絶滅に至るまで争いが終息することがありませんね。愚かな人がその集団のリーダーにいるのだと思います。
 トルコ政府は早速クルド人労働者党の拠点と思われる地域の空爆を実行したようです。その結果がどうなったのか報道がありませんね。憎悪の感情は止むことがありません。残念なことだと思います。
 クルド人は世界中にというか主に中東地域に集まっていますが、国を持たない民族として有名ですね。約3000万人ほどおられるそうだ。そのうちの1100万人ほどがトルコ国内に居住しておられるらしい。彼等のパスポートはトルコ政府の発行になっているのだろうと思いますね。我が国に居住して、トルコ人相手に暴動を起こした事件がありました。我が国国民から見ればトルコ人同士が遠征先でケンカをしているという風に捉えられてしまうような事件でしたが、その根っこにあるのは民族対立なのですね。
 
 『民族対立』は、無くなりませんね。なんか争いの基本になってしまっているような印象を受けます。東アジアも言ってみれば、こういう争いが根にあるわけで、上下関係を主張する儒教の様な考え方がまかり通ってきたことも民族の優位を主張する道具になっていたように見えます。対等な話し合いができない関係を強要するわけですね。それが今も続いていると思うのですが、彼等は表面上では儒教を捨てたような顔をしています。
 民族対立の背景は地域によってさまざまな理由があると思いますね。東アジアでは、根拠のない儒教的な選民思想があるんじゃないかという事です。他の地域では、人種、或は宗教的な背景とかも出てくるのではないかと思いますね。
 争いの原因の種というものは尽きることがない。次から次に湧いて出ることを止めることが難しいですね。それが人類の歴史なのかもわかりません。残念なことです。

投稿: 旗 | 2016年3月15日 (火) 02時58分

   政治、宗教、経済の中央集権体制の行き詰まりは必ずどこかで歪を生じさせ改革を迫られる。世界中どこを見渡しても例外が無い、どんなに強い財閥もその内、構造改革を迫られるし、どんなに強い一神教の神でさえも宗教改革を迫られる。政治体制でも独裁国家は何でも素早く命令出来、情報を統制し反対派を牢屋にぶち込み、楽な感じがするがやはり組織が膠着状態を起し改革を迫られる。どこのどんな体制でも例外は無いし見た事も無い。少しの間は良いかもしれないがやはりいずれ崩壊を招くか、不満が噴出する。もし不満が噴出しないで押さえ込んだにしても権力も富みも仕事も全てが一部にしか流れず、結局社会が膠着し停滞し、創造性は失われ社会の活力は無くなる。独裁社会では仕事も金も権力も分配しないので回らない。しかし権力者は自らの地位や利権を守る為に必至になって闘い、弾圧するがいずれはその反動が彼らに返っていく。どの国がどうというよりも法則の様に必ずそうなる事が多いので重力と同じで抵抗してもいずれ負ける。歴史は繰り返すと言うがまさにそれも法則なのだろう。

投稿: 忍者 | 2016年3月15日 (火) 04時35分

   民進党?台湾民進党のパクリか?それとも共産中国と闘うという意味か?小沢沖縄自治と闘うという意味なら未だ分るがそれでも悪趣味な政党名だ。台湾民進党は若者を取り込み、中国共産党との一体を阻む為に人々の期待を担い生誕した政党だが、日本の民進党は中国と闘うどころか中国代弁者の共産党と共闘し票だけの数合わせ、理念そっちのけで獲得議席で勝てば良い戦法で中身は何も無い。こんな政党が台湾と同じ政党名とは甚だ失礼な話だ。日本の政治家は想像力も理念も信念もビジョンも無い様だ。さすが岡田ロボコップ頭デッカちの議席計算は得意だが政治家として本来の人の心を読む力が全く無い。

投稿: 忍者 | 2016年3月15日 (火) 09時40分

 在来線列車の「ななつ星」が話題になるのは、時代の変化をつくづく感じます。その要因として、低欲望時代というより、大都市の人口集中・高齢化と情報化によるモノやサービスへの需要と供給ルートの変化によって、新たな形態の観光業など、地方産業の変革が必要に迫られている現状があると思いますがどうでしょうか。
 私は先日、まもなく引退する「特別なトワイライトエクスプレス」を見るために山口県を訪れました。写真を撮るのは鉄道ファンだけではなく、沿線の普通の人もいます。今の時期の日本海側は天候が安定しませんが、透き通った海と海岸に沿ってゆっくり走る列車はやはりいいもので、「来て良かった」と改めて感じました。同列車は東萩駅で世界遺産観光のため長時間停車しますが、隣の萩駅(有形文化財)や、他にも秘境駅としてPRできそうなところがある山陰本線沿線は、手入れ次第で魅力的なところに変身できると思います。要は、公共投資の考え方を時代に合わせてどう変えていくかだと思いますね。ただ、すぐに予算を使って公共事業を求めるのではなく、地域の高齢化や人手不足がありますから、無人駅の清掃や沿線の草刈・花植えなどの景観向上のための作業は、鉄道ファンなどのボランティアに頼るなどの発想があってもいいと思います。個人的にクルーズトレインは客車列車がいい(客車には今や「ここだけ」の要素がある)と思いますので「瑞風」や「四季島」はどうなのかな?と思っています。JR北海道でも計画されているそうですね。

投稿: 急行さんべ | 2016年3月15日 (火) 11時20分

知恵いず見ています…

今回は大阪万博の話…大建築家の丹下健三、テーマプロデューサーは岡本太郎…メイン会場は丹下健三設計、日本技術の最高峰…6本の柱で支える数万㎡に及ぶの大屋根の広場…それの構想図を眺めていた岡本太郎から提案された案は、大屋根の真ん中に穴をあけそこから『太陽の塔』を出現させる奇想天外…建築部門からの大抗議
しかし、大屋根と太陽の塔のコラボレーションは大成功万博も大成功
なんて、タイムリーな番組

オリンピックの聖火台…かつてない…素晴らしいのが出来そうな予感…開会式の総合プロデューサー決めた方がいいと思いますよ…じゃなきゃ…会場デザイン決まらないでしょ…大阪万博に負けない、いいコラボレーションで世界を『あっ!』と言わせる聖火台の出現、期待しています

投稿: まな | 2016年3月15日 (火) 13時14分

先ほどの投稿でJR北海道でも計画されていると書きましたが、正しくはJR北海道エリアに「四季島」が乗り入れる計画だそうです、の誤りで訂正します。

投稿: 急行さんべ | 2016年3月15日 (火) 19時09分

昨日のコメントで誤字がありました。待機児童公園と書きましたが、後から気付きました。公園は削除させて頂きます。失礼しました。畠山

投稿: 畠山敏三 | 2016年3月15日 (火) 19時57分

石破さん  ≪広深永さ vs 狭浅短さ≫
日経【「プラチナ社会」夢はるか(論説委員長芹川洋一)
http://goo.gl/zyBD9b 】
愚見では、この記事は様々に興味深い内容が含まれています。

㋑引用【伊吹文明「石破くん、君、楡周平さんの小説『プラチナタウン』を読んだかい?」、石破さん「読んでおりません」、伊吹「地方創生大臣なら読まなきゃあダメだよ」、石破さん「はい、分かりました」】
この会話が言葉尻を含めてそのまま行われたのかどうか定かではありませんが、今の政界では「名うての読書家にして勉強家にして高い見識」で鳴る石破さんに、この居丈高な態度のご老人(当年78歳)には笑い(冷笑)を禁じ得ませんね。論語が訓える六十而耳順も七十而従心所欲不踰矩も全くご存知ないらしい。「伊吹文明」でネット検索しても、その智的な軌跡は全くヒットしない。衆議院議長時代には時機に刮目に値する構えも認められましたけどね、所詮は 20世紀的な党人派の政治家に過ぎないのに!(ニッコリ)
逆に、石破さんの丁寧な(書生っぽい?)返答が自民党内の雰囲気を伝えていて微笑ましい。

㋺引用【お姥捨てるか裏山へ 裏じゃ蟹でも這って来る 這って来たとて戸で入れぬ(深沢七郎『楢山節考』)。こんな棄老伝説の現代版はまっぴらごめんだ】
その論説を斯く結んだ日経論説委員長は、今後もデフレ経済が停滞するであろう時代に、同時に少子高齢化が今後も進昂するであろう時代に、同時に社会の規律や秩序が乱れ続けるであろう時代の諸問題に対して、解決や解消に向けてどんな妙案があるのでしょうか?問い質してみたいものです。究極的には「真っ平ご免は好いのだが、“死”について真っ当に広く深く永い視座で熟考したことがあるのか?!」と。外野の仮説ですが、そんな哲学的で広深永な命題に解を得てはいないに違いない。
現に、『楢山節考』で深沢七郎が描いたおりん婆さんは「棄老」されて、自ら「棄老」と認識して、死地に赴いたのではない。寧ろ、そのような読まれ方や理解のされ方を避けるための技法が其処此処に散りばめられているのだが‥。
「棄老」とは惨めさが拭えない言い回しだが、「自逝」と言い表せば悦びの香さえ立つ。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2016年3月15日 (火) 20時49分

国会答弁…

いしばチーム、気合いかけ直して、足をすくわれないように…応援しています
猫ちゃんにアニマルセラピーお願いして…リラックス
お体ご自愛下さい

投稿: まな | 2016年3月15日 (火) 23時57分

【トランプ氏は、米国を変えるかもわかりませんね】

 米国メデアは、どっちかというとトランプ氏をこき降すような扱いの記事が多いように見えますが、この人は言葉は悪いが、伝えたいことを的確に纏めてしゃべっているように見えますね。まあ、愛国心旺盛なビジネスマンというイメージがあります。米国は、国内の問題に専念しろと言っているわけで、外国に軍隊を駐留させてまで問題を広げる必要はないと言ってますね。そしてプーチンと対話しろと言ってます。現実的な思考で進めることが大事なのだと主張しています。
 米国政治家の中では特異な主張ではあります。しかし、それが国内的にはウケがいいようだ。米国人も今まで何をやって来たのだろうと振り返って考えているのかもわかりません。
 トランプ氏が、大統領になれば我が国の立場も変わるようになる気がしますね。普通の国に復帰するチャンスの到来のような気がしています。在日米軍の撤退とか日米安全保障条約の中断あるいは終了のような事態が起きるかもわかりませんね。
 そうなれば我が国は普通の国がやっているような自主防衛体制への転換を図ることになります。当然、そうなれば、現憲法の不備も修正をしなければ対応できません。自主憲法制定という方向に弾みがつくのかもわかりませんね。

 トランプ氏が大統領になるだけで大きな変化が期待できそうです。しかし、選挙向けのポーズなのかもわかりませんね。共和党は、悪知恵に長けた人が大統領になることがありますので心配です。レーガン大統領のような人であればいいのですが、しかし、ニクソン氏のような人かもわかりませんね。それが不安を呼ぶのだろうか?
 彼の頭髪の仕上げは見るたびに謎が深まります。どのような手順であのような髪形が出来あげるのだろう? あれを仕上げるのにどれぐらいの時間が費やされるのだろう? 手間のかかる政治家なのかもわかりませんね。
 
 トランプ氏が大統領になれば、我が国の平和ボケが治るのではありませんか? 
 その意味で期待したいです。

投稿: 旗 | 2016年3月16日 (水) 05時08分

石破さん  ≪危機はチャンス≫
時事-WSJ【石破担当相、法案説明でミス=昨年の改正内容読み上げ—衆院特別委 http://on.wsj.com/1pmNdZl 】
⇒間違いは誰だってやる。石破さんだって間違える。肝心なのはその間違いを指摘された(気付いた)時機の対応や態度です。そんな時機にこそ人の本性(卑か貴か、広深永か狭浅短か)が露呈する。
そんな時機に食言や詭弁や強弁(有態には全てが嘘)を弄して局面を糊塗するのは卑やしい(卑怯卑劣卑屈な)態度だと思います。
石破さんはそれとは真逆に、困惑しつつも真摯に対応されていましたね。石破さんの人柄が現れた場面でした(ニッコリ)。

「危機はチャンス!」‥とは言ってもこんな、低次元の間違いは、決して二度と起きないように、今回の関係部局だけではなく全ての事務局に厳しく釘を刺しておくべきですね。
安倍一味がズタボロにしているとは云え、「国権の最高機関」が更に傷が付きますからね。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2016年3月16日 (水) 08時30分

石破さん 再び≪制度、責任 vs 人、責務≫
日経【東芝、不適切会計で再発防止策http://goo.gl/AO7neG 
①全社的な情報収集・開示判断・承認のプロセスが不明確
②速やかな情報開示のための体制整備が不十分
③上場会社として情報開示に対する意識・姿勢が不十分】
⇒この大企業は今後も、表層に浮いている原因は違っても、必ず、再び、不祥事や不正事件を起こし、世間を騒がせますね。特に、先の会計詐偽事件(メディアが言う単なる“不適切会計事件”では断じてない)の原因が「事業の選択と集中」の不足、「経営上の厳しい決断と苛烈な痛み」の不足にあるにも不拘、事業構造の改革や進化が遅々として殆ど有意には進んでいないのですから。

その著書『法令遵守(Compliance)が日本を滅ぼす』で日本の実相を見事に喝破された郷原信郎さんの最新ブログhttps://goo.gl/dgLYc7 (一部分を下記にコピペ)
―――――記―――――
「東芝会計不祥事をめぐる闇」は余りにも深い。しかし、その闇の真相を明らかにし、責任を明確にしない限り、日本企業のコーポレートガバナンスに対する信頼の回復・確立はあり得ない。

【その闇の真相を明らかにし‥】の部分は問題の根因を≪誰?≫に求めるべきだと云う示唆だと思います。然し、愚見では、【闇】と文学的かつ曖昧に示唆するのではなく、≪犯人は誰だ?根因は誰だ?病巣に巣食い経営文化やガバナンスを食い荒らしているのは誰だ?!≫とはっきりと糾弾するべきだと思います。
また、【責任を明確に‥】の責任論も、狭浅短な法的責任の範囲に縛られている。通常一般の人々ならそんな責任論で支障はないが、犯人が「仮にとは言え、高い身分と強い権力を享受する者達」である場合には、新渡戸稲造さんの著『武士道』にある「Precepts of Knighthood(身分高き者が負う“責務”)」の広深永なレベルまたは深遠な道理に従って処断することが欠かせまい。此処でも、【経営の要諦は例外の上手な運営にあり】が貴重な訓えになる。

意思も判断力もない「単なる無機的な制度やルールや決まり事(要は“何”)が、不祥事を起こし不正を犯した訳ではない。
過去数代のOBから伝承された結果、現在の経営トップのみならず経営陣が広く患っている「経営文化の崩れ」の根因を抉ら出し摘除摘出しなければ、巨大企業の深刻な問題が解決される道理がないと思います。問題の解決策やコーポレートガバナンスの確立や精緻化は、その≪誰?≫が健全で真摯なご仁と入れ替わって初めて本物の再発防止策が出来上がり実践される。然らざれば否、キッパリ!

政治権力者たる安倍一味や霞が関の悪賢いモグラ組織に起因する「日本文化の崩れや崩壊」も全く同じ様相にあると思います。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2016年3月16日 (水) 10時41分

地域再生法改正案の提案理由説明で誤った法案文書を読み上げたことについて「深くおわび申し上げる」だけではなく、辞任ものでしょう。

政治家の結果責任を取りなさい。

投稿: 土屋 | 2016年3月16日 (水) 12時57分

石破さま、元気出してくださいな(^_^)
地方創生もいよいよこれからですから、ね。
石破さま、頑張ってo(^▽^)o

投稿: uru | 2016年3月16日 (水) 17時28分

応援してる一人として苦言させていただきます。

不慣れな領域なのでしょうが、事務方の官僚が用意したペーパーを読み上げるにしても、事前に内容を理解しておくべきでしょう。そうすれば目を通した時点で間違いにも気づけます。

部下となる官僚を信頼しないのも駄目ですが、気を緩めてはいけません。
妨害工作をしようとする輩が直前に書類を差し替える恐れも0%ではありませんし。

投稿: maaat | 2016年3月16日 (水) 17時56分

石破さん  ≪素晴らしい経営者の素晴らしい卓見≫
経済同友会小林喜光代表【実質賃金を持続的に上昇させるためには、企業が新陳代謝の促進やイノベーションの創出を通じて生産性向上を図り、収益力を高めることが何よりも重要である。その意味で、企業経営者は経営革新に果敢に挑むべきである
http://goo.gl/clOue1 】
これは素晴らしい経営者の素晴らしい卓見ではありませんか!!
真に日本経済の好循環を起動させる核心は此処に尽きていると思います。脱デフレも賃金上昇も、持続可能な好循環は実体経済のメインプレーヤーである特に大企業経営者の双肩に懸っているんです。
労働者の生産性向上を、効率経営の美名の下で賃金や経費カットで糊塗するのは大間違いなのです。卑怯な責務(“責任”に非ず)逃れの下策だと断言できます。キッパリ!そんな経営トップは本来の経営者ではなく、実質的に「経営管理事務責任者(英語にすればMBA)」なんです。
特に大企業の経営者がその責務をきっちり果たしていれば、安倍一味にその専権事項たる賃金決定に容喙されなくても済んだし、無能者然として安倍に「棚からボタ餅」を期待せずに済んだのです。その結果、日本経済がだらだらとデフレの淵に沈み続ける事態も避けられた。

経済同友会の代表は前任の長谷川さんにせよ現任の小林さんにせよ、特に直近3代の経団連会長とは「月とスッポン、雲と泥」の違いが際立ってます。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2016年3月16日 (水) 18時51分

石破さん  ≪大国の総理の重職が務まる道理がない≫
日経【石破氏、法案説明ミス:深くお詫びhttp://goo.gl/YCQOWZ 「今後は自分で原稿を作って読む」と再発防止策を示した】
重ねて僭越なことですが‥、またしても石破さんの悪い癖が出ましたね。この再発防止策が日経の捏造だと好いのですが、日経は3Kほどには未だ崩れてはいない‥。
♪♪爪を噛む癖♪♪ではなくて(ニッコリ)、部下の過ちでもボスが詫びるのが石破流の信条であって、それはそれで「上に立つ者の度量の大きさ」の証しなのですが、報じられたその再発防止策は「下策の下」だと断言できる。なんでもかんでも自分で抱え込んじゃあ、大国の総理の重職が務まる道理がない。総理と雖も一日は24時間、一年は365日しかないんです。如何に真摯な石破さんでも、一睡もしなくてもそれ以上の時間は持てないんですよ。

上に立つ者は、「部下を信頼し、仕事を委ね、その出来栄えをマネジメントする」ことでこそ「より大きな度量」を示す結果に繋がるし、「より大きな成果」を挙げられる。
「部下に仕事を指示すると肉体的また精神的負担を掛ける」と心配するのも、「部下を信頼せず、仕事を委ねず、マネジメントの必要をなくす」のも、同じく「今後は自分で原稿を作って読む」と云う「下策の下」、同時に「組織内の悪循環」に嵌る。恐らく、想像ですが、石破事務所の方々も水月会の同志方もその「悪循環」に蟠(わだかま)りを隠しておられるに違いない。高い資質の持ち主ほど、意欲の強い人ほどその蟠りは大きい筈です。
繰り返しますが、そのやり方では「大国の総理の重職が務まる道理がない!」。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2016年3月16日 (水) 21時32分

◇◆TPPの内国民待遇◆◇
TPPの条文は、アメリカのグローバル資本の企業弁護士が
作成した契約書です。そのため、通常の条約とは異なり、
数千ページになります。TPPのコアには、その運用のため
の委員会ができ、これら企業弁護士が委員のほとんどと
なります。さらに、この委員会の下に分野別小委員会が
できます。TPPはアメリカ以外では国内法の上位にあるの
で、TPPの規定対象事項に関し、日本政府はこれらの委員
会の拘束力下におかれ、それらの勧告を無視できません。

TPP第25章「規制の整合性」の規定運用にも規制整合性
小委員会ができ、各加盟国内設置の中央調整機関とも合
わせ、域内規制一様化の体制ができます。これは、日米
に関し、年次改革要望書の復活版となります。今回は、
国内法より上の条約で裏づけられた、強化版となります。
また、TPPの精神は内国民待遇なので、アメリカ企業と競
合する分野の規制は撤廃させられます。よって、この体
制はアメリカに有利な規制改革の原動力となります。

この規制改革体制に対し、以下の懸念材料があります。
1) シャープ買収では、国益にそぐわないかどうかの審査
さえありませんでした。一方、アメリカではそのような
法制度があります。今後、内国民待遇に反するので、日
本でも外資規制を法制化しようとしても、それが不可能
になる恐れがあります。そうなると、漢族支配のアメリ
カ企業に日本企業が買収されかねません。当然、東芝の
ように少しでも弱体化した企業は、そのターゲットにな
ります。

2) 農協法改正により全農が株式会社化されると、穀物メ
ジャーと競合することになり、内国民待遇が適用され、
全農の穀物メジャーによる買収防止規制を設けられなく
なります。また、農地を含む農業生産体制が投資の対象
になり、ランドバンキングなどの手法で、外資による農
業支配が進行し、農家は小作人にもどります。この方向
性の国家戦略特区が予定されており、懸念されます。結
果、日本農業は付加価値の高い産品生産が増大し、プラ
ンテーション化します。このような植民地化は、漢族の
思う壺で、いろいろな手を使って漢族の農地所有、つま
り国土所有が進みます。そのため、さらに穀物自給率が
減少し、食料安全保障上の大問題です。

3) 公的事業公募も内国民待遇が適用され、インターネッ
ト上の英語での公募も義務付けられることになります。
その結果、アメリカ企業が落札した場合、事業実行のた
めの低賃金の外国人(漢族を含む)の利用を主張しかねま
せん。その場合、外国人労働者就業の規制が撤廃され、
それが移民政策につながります。自民党特命委員会で外
国人労働者受け入れ議論が開始されたのも、TPPとは無関
係ではなさそうです。

投稿: 観測者 | 2016年3月17日 (木) 21時32分

【ハドソン川の奇跡が映画になる】

 ヤフーのエンタメ記事にあった。
『クリント・イーストウッド監督がトム・ハンクスを主演に迎えた最新作『ハドソン川の奇跡』が9月24日(土)から公開されることが決定した。2009年1月にニューヨークのハドソン川で起こった奇跡的な事件を基に描く感動作だ。』

 この航空機事故は離陸直後の航空機に鳥(カナダガン)の群れに遭遇したためにエンジンが両方とも直撃を受けたことで停止状態になって起きた事故である。空港へ引き返す事もできなくなって、機長の とっさの判断でハドソン川に着水したという事故でありながら、乗員乗客155名全員が一人も死者も出さずに生還したことで、『ハドソン川の奇跡』と後に呼ばれる事故として有名になった。それが映画になったという事だ。

 事故が起きたのは2009年の事である。これを見ても、航空機事故でありながら搭乗員の命が無事であったことが大きな注目を浴びることになったのは、2001年のあの事件以降の米国航空業界の雰囲気が異常であったのかもわかりませんね。乗員乗客全員が無事であったという事実の重みに注目が集まったようです。事故から6年後の2015年9月に映画化の話になって、今年の9月に公開する予定になっているのだそうです。
 キャストも豪華な顔ぶれで監督もクリント・イーストウッドなので、楽しみですね。世の中の動きなども、こういう映画の興行で雰囲気が良くなるのかもわかりませんね。実話にもとずく映画の良さは、監督の腕や俳優の演技によって大きく左右されるものがあります。6年ほど前の話を映画にするのは現存する人々を素材にするわけで、ウソがあれば台無しになるという危険もありますね。クリント・イーストウッド監督は、前に『アメリカンスナイパー』という作品を制作しています。映画化の話が出たときは主人公になる人は、何事もなく生存しておられたようですが映画の完成の時期に突然殺害され、それがどのような効果を生み出したのか謎のような興業的成功に結び付く事になってしまいました。

 彼は、この件では「『アメリカン・スナイパー』は職業軍人や、海軍の将校、何らかの事情で戦地に赴いた人々を描いている。戦場では様々なことが起こるという見方以外に、政治的な価値観は反映されていない。」というコメントを出しています。米国では、この作品を巡って戦争を賛美するのかという論争にもなったようです。しかし、彼は、そう云う議論には触れない立場でこの作品を作ったのだと言っているように見えますね。
 時代の雰囲気を読む能力が彼にあるのかもわかりません。今回は、航空機事故を扱っていますが、2001年に起きたあの事件を今も引きずっている処が米国にあると、彼は見ているのかもわかりませんね。米国民に向けて、自信を取り戻す映画にしたいのかもわかりません。

 クリント・イーストウッド監督は、今年の5月で86歳になられます。監督として製作した映画では、これが37本目になりますね。驚異的な能力を持った人物ではないかと思います。

投稿: 旗 | 2016年3月18日 (金) 02時33分

某党が合流して新一年生となりましたが中身はあまり変わってないようですね。「悪党」とか「野党」「永遠の野党」に改名すれば面白かったのですが残念ですね。

投稿: (^-^) | 2016年3月18日 (金) 12時09分

石破さん  ≪次元が低すぎて比べるレベルにない≫
大前研一さん【勝つべくして勝っているインディテックスの見事な経営力(抜粋):このインディテックスという会社は、ア・コルーニャというスペインの片田舎にあります。‥以前インディテックスのやり方について、ユニクロの柳井会長に説明したことがあります。そのとき柳井会長は「自分のやり方でやるから(参考にしない)」と言っていましたが、数年後、「あのときの資料をもう1度見せてくれ」と頼まれました。おそらく、5年くらい遅れて
しまったというのが私の印象です】
まあ、柳井会長には色々な評価は可能なのですが、間違いなく言えるのは「ことを改めるに遅過ぎることは決してない」と云う経営の要諦を確っかり弁えておられること点でしょう。仮令、5年後れでもCatchUpのスタートを切れば善い。前進はできるのだから。

広深永に四方を眺めれば、全ての諫言や箴言を遠退け蓋をして、狭浅短な金融論を鵜呑みにし、その私情に駆られて暴走するだけの「今の日本の政治権力者」は次元が低すぎて比べるレベルにない。
草々

投稿: 小倉摯門 | 2016年3月18日 (金) 12時38分

保育士賃金5万円アップ

民主党・維新の党が子育て支援を選挙の争点にすべく、有権者受けする甘〜い公約のアピールを始めました…先回騙されましたからねぇ〜…
イロイロ言うだけ言って…やっぱり、できませんでしたぁって言うのはやめて下さいね。
全部ぶち壊して、これ以上、日本をガタガタにしないでね。
前のトラウマがまだ回復してませんから…

投稿: まな | 2016年3月18日 (金) 17時49分

先日、発信者を特定しないまま保育園が足りないなどと言う局地的な問題が話題になりましたが、地方はそれ以上に介護不足が深刻です。本来なら市区町村単位で介護、保育、労働者の代表を集めて定期的に比率見直しなどの議論をして解決するのが良いと思います。
投稿記事を報道で使うときには本人の許可を間接的に取っているのでサイト経由で本人を呼び出すことはできます。テロ的要素のある荒い文面のために一度国会で説明責任を取らせるべきですね

投稿: (^-^) | 2016年4月 1日 (金) 05時52分

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