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2016年8月12日 (金)

お盆など

 石破 茂 です。
 世の中はリオデジャネイロ五輪と高校野球一色のように思えます。
 今週は、退任挨拶と大臣在任中から依頼されていた講演などで忙殺されてしまいました。なかなかゆっくりした時間を過ごすことは出来ないものですね。

 お盆は久々に五日間ほどお休みを頂きます。
 地元の初盆のお宅廻りや、福田内閣の防衛大臣拝命以来九年間、ほとんど手を付けずにいた議員会館オフィスや議員宿舎の整理整頓に追われてしまうような気がしていますが、可能な限り関係の文献を読み、基礎的な知識の習得に努めたいと思っております。
 最近読んで多くの示唆を受けましたのは、「ミッション 建国」(楡周平・産経新聞出版)、「日本型移民国家の創造」(坂中英徳著・東信堂)の二冊です。是非ご一読くださいませ。
 
 酷暑の中にも微かに秋の気配が感じられるようになりました。
 皆様ご健勝にてお過ごしくださいませ。

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コメント

お疲れさまでした。

投稿: mr | 2016年8月12日 (金) 21時03分

日清が海軍でぶつかった当時、実は清海軍の方が日本より数が多く欧米諸国は清有利と見ていたようだ。そして日露戦争も欧米の大方の予想は日本が不利で負けると言っていた予想を大きく覆した。日本は第二次世界大戦で負けたが周辺国の独立と言う点では欧米列強の植民地支配を終らせる契機を作っただけでなく、他の民族の喚起を与えたのは疑い無い。しかしこういう情報も自らが求めなければ入ってくる事は無いし、何時も日本人に罪の意識を穿り返し何度も何度も侮辱する歴史しか聞こえてこない。日本人は戦後レジュームを完全には脱却していない。そして中国の覇権拡大路線は国際社会がどんなに非難しようとも止める事は出来ない。北朝鮮の核開発を止める事が出来ず、イランの核開発を止める事が出来ない様に最後はその脅威にどう立ち向かい、どう予想を覆し勝利するかである。そして何時の日か石波氏が予想に反して闘いを挑み日本を守る事を切に期待したい。いかに口先で逃げようとも事実は逃げはしないし変わらない。竹島も北方領土も拉致も誰かが行動し何かをしないと変わらない。その本当の仕事を本気で誰がやるのかは誰にも分らないし、誰が出来て誰が成功に導けるのかは誰にも分らない。それだけの政治リスクを負い真剣に取り組み、タイミングを逃さず相手の上手を行く人間にしか勝利は転がり込まない。勝利とは必然であり、始まる前からほぼ決まっている。其れに確信を持って進める人が総理になり天命を全うするのだろう。

投稿: 忍者 | 2016年8月12日 (金) 21時45分

ようやくお休みをとられるそうで良かったです🍀
過去のブログも少しずつ読ませていただいております。
先生ほどお考えの深い政治家の方は他にはいません。
どうかあまりご無理をなさらず、長生きしてください🐤

投稿: キイロイトリ | 2016年8月13日 (土) 00時26分

   誰でも知識不足や勉強不足により間違う事はあるし全てを知る為の時間とお金を確保する事も難しい。例えば皇室典範にしろ、TPPにしろ確実に日本にとって安定したプラス的な利益になり何が具体的に良いのか言える人はほとんどいない。なぜなら全体像を詳細に知っていて歴史的経緯を踏まえ将来を見通せる人がいないからだ。天皇陛下のお気持の表明も感情的には陛下のご意向を全て反映してあげたいと思うのは一国民として当り前の事だがやはり歴史的に二重に天皇が生存しているという事で国民の中で感情が割れてしまうという事実も起り得る。断言は出来ないが恒久法ではなく、今回限りの特別法というのは無難な選択かもしれない。ただ陛下がお気持を流したという事はそれだけ公務に対して不安があり、責任を果たす事が出来ないのが陛下としても立場上許せないと思ったからだとお察ししても間違いは無い様な気はする。それだけ公務に対する責任感と真面目な陛下のお心の現われだが出来るだけ汲み取るのも国民としての出来る限りの恩返しかもしれない。陛下から受ける恩恵は計り知れないが出来る限り国民も返さないといけない。国民を深く思う陛下には最大限の恩を返す必要がある。夏休みの学習で知らない子供に嘗ての日本には何分割統治案というのがあり、天皇陛下戦争責任論や日本消滅の危機があったと説明をしたら親も知らず、ビックリしていた。そう日本人だからと言って日本の歴史や皇室、その他の事を知っていると思う事無かれ、日本人でも結構知らない事は多いし、誤解や嘘を信じ込んでいる事も多い。そして一番不味い事に政府も時々、公式見解で物事をハッキリさせる事が出来ず、駄目な政策でも公式にやらざるを得ない事にある。そして多分、ほとんどの議員達は嘘や間違った情報に基いて行動、発言している。一番不味いのは善意により他人に同情し日本を貶めるのが日本人として罪滅ぼしや義務と感じている議員達だ。戦後教育の弊害と言えばそうなのだろうがあまりにもそういう議員が多過ぎる。そしてそういう議員は陛下の事も何も知らないし靖国にしろすぐに反応し批判する。

投稿: 忍者 | 2016年8月13日 (土) 08時03分


これからは今までのように石破さんをニュースなどでお見かけすることが少なくなるのでしょうか❔さみしくなります。

投稿: くま | 2016年8月14日 (日) 16時41分

石破さん、国務大臣職ご苦労様でした。私などは前回の時に引き受けるべきではなかったかなとの思いを持っておりました。おそらく、諸般の事情からやむを得ず引き受けたのだろうなと推測しておりました。安倍さんと総裁指名を争ったときは圧倒的に党員票が多かったと記憶しております。変な方が安倍さんに議員票を回してしまったので現在の状況になってしまいましたが、私が申すまでもなく安倍さんには早期にお引き取り願った方が我が国のため国民のためになると見ております。ここでは、いちいち、安倍さんの12年末からの業績について述べる気はありませんが、一番悪いのはアメリカの気を引こうと一生懸命で、米中に手の掌で踊らされてきたことです。米国大統領がトランプ氏になった場合の準備などは当然する必要があり、私は安全保障体制の再構築の良いチャンスでもあり、少しでも米国から自立する大いなる機会でもあると見ております。クリントンさんでは何も変わらず、搾取され続けると見ております。ウオール街の投資集団、軍産複合体ネオコングループ、イスラエルロビー等々から、莫大な献金を受けておるようですので、従来の大統領と何ら変わらないと思います。書くことは沢山ありますが、この辺で! 元・日本航空㈱B747先任航空機関士、退職後、衆議院議員の政策アドバイザー(安全保障担問題担当)、時事評論家、

投稿: 小野寺 秀夫 | 2016年8月14日 (日) 23時51分

本の紹介ありがとうございます。
ミッション建国をAmazonで調べていたら同じ作者で私の好きそうなジャンルの本を見つけました。
体調に気を付けてゆっくり休んで下さい。

投稿: 吉田良 | 2016年8月15日 (月) 09時20分

  ≪“敗戦の日”に考える‥思考停止してはいけない≫
朝日【テニス錦織選手、「日本のために頑張るのは楽しかった」http://goo.gl/7q4oxf 】
錦織さんは、アスリートとしてだけではなく人間としても大きく成長しているようですね。「自分以外の何か」のために頑張る姿は、偏頗で狭浅短な自己最適を超越している点で、勝負事も愛や社会貢献にも似て、広深永で美しい。大きな動機づけを得て頑張る力が増すのでしょう。
然し、そんな姿も、自発的な判断ではなく、特に政治権力者の押し付けられ思考停止して盲従して仕舞うと、貴奴らの「国家のために!」の謳い文句に、過剰な自己犠牲を強いられ、国家主義に殺されて仕舞う。

やゝ趣は異なるが、昨日のNHKスペシャル【村人は満州へ送られ(小倉補記:殺され)た~“国策”71年目の真実 http://goo.gl/rdxGbA 】が、錦織選手とは対極の姿を描いた。即ち、「重要な情報から遮断された庶民大衆の悲劇」を描いた秀作でした。
然し、この秀作も、得体の知れない国家主義の“犯人”を「国民の生命に無関心で人間的な心を喪い思考停止した官僚たち」としてその表層を描いただけだった。国家主義の奥の院で様々な愚策下策を編み出し続けた為政者(大罪人)や悪魔の思想家たちや多数の悪賢いモグラたちにを糾弾することはなかった。まあ、一片の特集番組では「あの戦争の罪」の全体を描き切るのは困難なのだろうが‥。逆に診れば、この「群盲象を評す」如き狭浅短さが、安倍Monkeyに屈膝した籾井などNHKを牛耳っている下僕がこの放送を黙認(“この程度なら問題ないだろう”)した理由なのかも知れません。
広深永かつ普遍的に眺めれば、為政者や官僚など「狭く暗い井の中の罔い身分高き者」が、人間的な心を喪い国民の危機に四猿(真実を見ざる、聞かざる、言わざる、言わさざる)を決め込み思考停止して仕舞い、加えて国民が有意な情報から遮断され思考停止させられて仕舞う状況が重なると、国家と国民には悲惨と無残しかないのでしょう。人々がそんな悲惨から立ち直り数十年を経ても、正しく糾弾されない元身分高き者達は、「失敗だったが、良い政策だった(妄想、強弁)」、「一旦決められた国策は止めようがない(責任転嫁)」などと保身に汲々とし、腹立たしくも歪んだ愚論を吐いて恥じることがない。

投稿: 小倉摯門 | 2016年8月15日 (月) 11時51分

自民党・政府って日本の事なんかほんとどーーでも良いみたいですな、石破さん。

そんなに韓国様が恐いんですか?韓国様へ媚びる事こそ我が使命!なんですか?

投稿: nh | 2016年8月15日 (月) 23時17分

石破閣下

お疲れさまです。
 お盆のお休みなのにゆっくり出来ないようですね。模型工作の趣味をお持ちと良く聞きますが、忙しくて手がその方面には回らないかと思います。私はへたの横好きで戦車の動く方の模型を主に作ります。三次元の模型は紙面での文字や写真・図面ではわかり難い特徴を示唆するところがあり、そこを技術的・機能的に追求すると意外な事実を知ることができるので、何らかのシミュレーション的な要素があると思っています。なかなか世間ではオタク呼ばわりされるのですが、プロの目線に近づく方法として有効だと思います。
 さて、国際政治などのシミュレーションなど各国が取り組んでいますが日本ではどうでしょうか、日本の危機管理体制に「優秀な選手はいるが、コーチもなく、訓練もなく、試合の組み立ても知らず、戦略もないスポーツチームのようだ」とアメリカの危機管理官が評していたのは2001年のことでしたが、それから改善されたのでしょうか?日本のなにかどこかに不足する知恵があるとおもいます。ラーテナウの総力結集方法など日本で知られていない知識・知恵を取り入れて優秀な技能者・実務者を有効に機能させることが出来ればと思います。
 お盆休みに中国製の人民解放軍の模型を作りながら、本当の危機は何か、どこから来るのかを考えました。(盗人は裏庭より)誤字・乱文ご容赦ください。

投稿: 野村嘉則 | 2016年8月16日 (火) 07時53分

昨日の“敗戦”記念日にお洒落なTwitterがあったのでご紹介します、
曰く【特定の日に国内にいると面倒なことになりそうだから、一時的に島流しになる人が、防衛相で国が守れるのかね?】。
前任との比ではないあの歪んだ防衛大臣殿に「国が守れるのか?」と云う疑問は様々な切り口(例えば、現場の自衛隊員の士気etc)で湧き上がるものです。
が、此処では前段に関して、「島流し」とは覚醒した市民の意図的で怒りを含んだお洒落な言い回しであって、私は気付けなかったのですが、安倍Monkey軍団の「近隣国との騒ぎを回避するための悪企み。本音を隠蔽する彌縫策」と考えれば合点が行く。
然も、それは安倍本人が靖国神社への奉納に、代理人を仕向け、玉串料を私費だと強弁し、加えて従来の内閣総理大臣ではなく「自民党総裁」名義とした。「猿芝居に相応しい姑息さ」とも平仄がピッタリと合う。

投稿: 小倉摯門 | 2016年8月16日 (火) 11時47分

移民政策は喫緊の検討課題としても、出て来るのは建前論ばかりで、急激な人口減少と高齢化社会を招いた原因に付いて、政治家の皆さんが危機感を持って真剣に追及したかと言えば疑わしい。此の問題が国家の根幹部分を浸食し、活力や国力の衰退を招くことは明白なのに、誠に寂しい限りである。

人口の減少も、そのスピードが緩やかであれば負的影響は比較的小さく、対策も取り易い。現在の様な危機的状況を招いたのは、改善の結果を出すには何十年と掛かる様な超党派的な国家的課題であるのに、目先の票や献金など短期的な政治的利益ばかりに、うつつを抜かした結果であることを認識すべきだろう。

公共事業や類似の公的投資には必要な物も有り、完全否定する積りなどは毛頭無いが、地方の首長や議員、有力な支持団体、中高年の保守層などに不人気で、直ぐに票に直結しない政策を軽んじた付けが、今頃になって回って来たと言うこと。長期的な国家ポリシーも存在せず、辛抱強さも欠けていれば当然の帰結。

その被害とも言える影響を最も受けるのは、未成年層、青壮年層や今後生まれて来る子供達である。国の借金が現状の半分位なら兎も角、負債が膨大な今から長期的観点での高額な投資は望み薄すと思われる。良くて現状維持、下手をすると相当深刻な経済的苦境に直面することを、覚悟して置く必要が有るだろう。

憲法改正の議論は否定しないが、現在直面している少子高齢化が将来の国民生活に与えるインパクトの方が、何倍も何十倍も大きい事実から目を背けるのは、此の国を危うくする最大の愚行に違いない。直近の補正予算を見ても、従来と何も変わり映えしない選挙対策主体の投資であり、配慮らしきものは感じられない。

投稿: 晴耕雨読生 | 2016年8月16日 (火) 14時05分

   政治には常に矛盾した現実が横たわる。大人はその矛盾を理解し矛盾した拮抗する力関係や政治的判断を知って判断したり矛盾を解消すべく一方方向に政治的発言や行動を起し是正しようとする。しかし両方の矛盾を理解しなかったり、片方側からの見方しか出来ないで感情的に判断するとトンチンカンな政治主張になる。別にシールズ反対に合せて言っているつもりもないが子供の論理に聞こえる。安保法制には反対だが具体的に守る術を提示もせず、議論も詰めていないとなると誰が日本を守るの?と突っ込まれる。翁長、共産党も中国人民解放軍が沖縄を守ると言うし自衛隊も米軍も沖縄から出て貰うと言う。台湾は共産党が支配した時、3万人程虐殺され、ネパールでも共産党が政権奪取した時、王族以下全て虐殺された。中国の軍隊が守らないという矛盾に全く答える事が出来ない人達を信用して良いのだろうか?竹島は韓国が実行支配し、北方領土も露が実行支配している。尖閣は日本が実行支配しているが中国が自国領土と主張している。この矛盾を理解している人と理解していない人では立位置が正反対になる。別に国家や軍隊、安全保障について教えなかった政府が悪いと言うつもりは無いが政治がハッキリ声明を国民が理解出来る様に出さないと国民が混乱するか、判断を保留してしまうのだろう。そしてその中から少数が自ら調べ、自らの考えを模索していくのだろうが他の人達は人任せで多数の流れに任せている。この辺りに来ると韓国の国民も周りの雰囲気に流されているのが分るし、安部政権に反対している人達もメディアに流され誘導されているのに気付いていない人達が多い。自民首相が3連発で辞任し民主党政権に変った無理矢理な盛り上げ方は将にそれで流されたけど、中身は全く無かったという事実を露呈してしまった。それも政治を理解しない人達が大々的に支持した結果だが日本が崩壊寸前迄行って流石に不味いという意識が明確化した瞬間でもあった。東日本大震災も反日暴動も珊瑚略奪も中国公船領海侵犯も日本人を目覚めさせ、矛盾を一気に解消させざるを得ない現実を突きつけ、何もしないとマズイと思わせる衝撃を確実に国民に与え、行動せよと発している。そして行動する事により矛盾を解消し是正する方向に振れる国民が増えたという事だ。

投稿: 永劫回帰 | 2016年8月16日 (火) 14時10分

◇◆日本の指導者教育の欠陥◆◇
大学入試のための共通試験の以下の比較は、それぞれの
国の教育の本質を表しています。

日本:2016年センター試験問題
19世紀中ごろ以降、欧米列強と東アジア各国との間に戦
争が頻発するようになった。これに関し、19世紀にイギ
リスが清から割譲させた領土の名と、その位置を示す次
の地図中のaまたはbの組み合わせとして正しいものを、
下の①~④のうちから一つ選べ。
(まるでクイズ番組のクイズのよう)

フランス:2015年バカロレア
以下から1問選び、論述せよ。
問1:あらゆる生命を尊重することは倫理的な義務か。
問2:人は自らの過去の所産か。
問3:トクヴィル『アメリカのデモクラシー』の以下の抜
粋を説明せよ。
(高等教育試験の格調あり)

前者は中等教育の選抜試験としては、悪くはありません
が、指導者育成教育の高等教育の選抜試験としては、断
然後者が適格です。これが日本の戦前から現在の指導者
育成教育の欠陥を表し、様々な弊害が生成されてきまし
た。その例が、戦前では敗戦(倉山氏や上念氏による)で、
現在では、漢族と朝鮮族メーカーとの戦いでのシャープ
などのエレクトロニクスメーカーの惨敗です。

日本は軍事的には下士官以下は優秀でしたが、上級士官
や政治家は世界と渡り合えるレベルではありませんでし
た。現在も政治家、官僚、経営者で世界クラスの人材は
いません。アメリカの大学でも、日本人留学生のリー
ダー的素養のなさは、定評です。

根本から日本の教育を改革しないと、近い将来の日本の
各界のリーダーは、漢族に占有されます。

投稿: 観測者 | 2016年8月16日 (火) 20時45分

【パイデン副大統領の発言が記事になって】

 読売新聞に記事があった。
『【ワシントン=黒見周平】バイデン米副大統領は15日、ペンシルベニア州の集会で、米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が日本の核保有を認める発言をしたことを巡り、「日本は我々が書いた憲法で核保有国になれないことを彼は理解していない。学校で習わなかったのか」と批判した。
 バイデン氏の発言は、日本国憲法が連合国軍総司令部(GHQ)主導で作成されたことを踏まえたものとみられるが、米政府高官が公の場で「我々が書いた」と表現するのは極めて異例だ。』

 GHQにいたマッカーサー元帥の部下で民政局の局長であったコートニー・ホイットニー 准将が、今回の発言の基になる人物である。日本国憲法は、彼が作った草案を我が国政府は呑むことを強要されてできたと昔から事あるごとに謂われ続けていた話であったが、米国政府の正式な資格を持った大物高官の口から出たのは、もしかするとこれが初めてではないかと思いますね。

 副大統領である。なんとか補佐官というレベルの人の発言ではありません。そして記事になっている。事実であっても、これは政治的な独り歩きが起こるような発言になるかもわかりませんね。例えば、反米で戦後を生き延びている社民党は、その米国製の日本国憲法を守れと言っている。なんのこっちゃ? という話になる可能性すらある。パイデン副大統領の意図する話の内容などは全く相手にされなくなり『米国謹製の日本国憲法』という発言だけが独り歩きをするという意味です。
 
 政治的な発言が問題になるのは、いつもどのような立場にいる人がどのような発言をしたのか? という点ですね。小浜大統領が広島で演説も衝撃がありましたが、あのような立場の人が被曝した地域に赴くことで、問題の大きさを改めて浮かび上がらせることになりましたが、演説の内容には随分気を配っていたような印象があります。
 今回は警戒感がなかったのかもわかりませんね。日本国籍を持った反米の反日政治家等は慌てふためいているのかもわかりません。護憲=反米じゃないと思われてしまいます。沖縄の基地問題にも影響があるかもわかりませんね。
 
 自主憲法の制定を日頃から口にしている人の根拠の一つがこれです。だから憲法改正が必要だと言っておられる政治家もいます。
 これ自体は反米ではないので、憲法制定時から運動目標になっていたという事実もあります。旧社会党の連中と民進党の多数派は憲法改正反対を今も口にしていて反米なんですな。彼等は頭がおかしいのでその矛盾に気が付いていないのかもわかりません。

 コートニー・ホイットニー 准将はと云うより、彼の部下にはっきり左巻きと解る人々がいたことが当時でも問題になっていたという話もあるようですが、マッカーサー元帥が部下を完全に掌握していたのかどうか怪しい処です。

 パイデン副大統領は一つの常識的な知識を披露しただけなのかもわかりません。
 一般常識的な知識に乏しい無知なトランプ氏という論評は数か月前から米国マスゴミの傾向になっていますね。あからさまに嫌われているというのが解る話が多いように思います。
 トランプ氏も採り上げられることが嬉しいのかもわかりませんが、問題になるような発言を繰り返しているという傾向がありますね。
 まあ、クリントン氏も変な人なので、どっちがなっても大変だという日本の論者も最近出てきています。
それはともかく、米国製の日本国憲法ですよ。副大統領の発言で、状況の新たな展開があるのかもわかりませんね。

投稿: 旗 | 2016年8月16日 (火) 23時04分

   ≪PaulKrugman 2題≫
①NYT-PaulKrugman:Abenomics and the Single Arrow http://nyti.ms/2btFqU0
このクルーグマンは変節を繰り返してきたご仁だが、間違いなく、この「木を見て森を診ない。枝葉を見て根っ子や幹を診ない」狭浅短な見解も新たな変節のネタになる。彼はノーベル賞学者だからこそ、他国の運命を左右する無責任な言説は慎むべきなのだ。経済無知に無知、財政に無関心で無恥である政治権力者安倍Monkeyを神輿に担ぐなど言語道断だ。ミシガン大学のJohn C. Campbellさん(↓)もこの財政出動政策をStupidとまで言い、厳しく激しく諫めておられる。
https://japanforum.nbr.org/scripts/wa.exe?A2=LIST;60206175.1608 

②Oct2014 NYT-PaulKrugman:Apologizing to Japan http://nyti.ms/1wKCZks
これが(↑)クルーグマンの変節の一つ。正しい主張を捻じ曲げ過つ言動を変節と言う。「正しい反省」は繰り返されることはないが、変節はその本質において繰り返し因子を持つ。
少し細部に立ち入れば、事業家にアニマル・スピリットASが残る米国では、その事業上の挑戦が成果を上げるまでの繋ぎ(時間稼ぎ)策として財政出動が有意である一面(“全面”に非ず)は期待できるだろう。
然し、ASを持つ挑戦的な事業家が極めて稀な存在であり、茹で蛙状態の経営事務担当者が大企業トップに座す日本では、然も、実体経済に無知であることに無知(即ち無恥)な安倍Monkeyとその経済ブレーン三田(浜田本田岩田)が推進する財政出動の先には、実体経済のTurnAroundは期待できず、残り少ない貴重になった公的資金をどぶに捨てる結末しかない。二十数年を喪ってきた日本経済の愚、それと時期を同じくして債務残高を一方的に膨張させてきた日本財政運営の愚がその洞察(単なる“予想、予感”に非ず)を裏書きしている。
例外的個社別にはASが窺えるが、欧州経済は総体として長期衰退が続いており、財政出動による経済TurnAroundの期待は「論の外」だろう。糖尿病に抗癌剤が効く道理はない。

投稿: 小倉摯門 | 2016年8月17日 (水) 10時37分

日本人選手頑張ってるじゃないですか!メダル獲得も結構あるし東京五輪に繋がりそうな若い選手も出て来ていて期待ですね、頑張れ、日本!

投稿: 忍者 | 2016年8月17日 (水) 12時35分

    天皇陛下のお気持に関しては外国勢力と全く関係無い事は断言しても良いと思います。しかし政治家であれば憲法を含め、日本の主権侵害や外国から介入されないかを考えるのは当然の事であり、その事実を無視して憲法も考える訳にはいかない。成否は別にして傀儡政権を作り清最後の皇帝溥儀の後ろに日本軍の関与があったのは疑いない。そしてチベットの中国版ダライラマも似た様な物だ。金日成も露が裏で仕立て上げた傀儡政権で朝鮮人による革命でも何でもない、露が裏で作り上げた共産国家だ。今現在でもイランやシリアでも米露の攻防が続いていて今日現在では露がイランの軍事基地を使い、シリアへの影響を拡大しようと目論んでいる。世界を見渡すと結構、自国民でない国がその国を裏から操っている事が見て取れるが日本人は呑気なのか、外国人参政権を税金を払っているから認めよという主権侵害を平気で口にする議員がいる。中国が尖閣諸島への領海侵犯が多発している中、少しは危機感や外国人参政権を認める事への不信が増しているがそれでも全国民が共有した意識とは言い難い。憲法改正や皇室典範、外国人参政権に関して外国への介入を秘かに組み入れようと毀損を目論む議員達が必ずいる。山本や小沢もそうだろうが民進党や共産、社民では他国の代弁者と言っても良いほどだ。メディアは権力の暴走を監視するというが我々はメディアだけでなく、売国議員達の暴走を監視して国民に注意喚起し議員達の難しい説明をもっと分り易くストレートに言う事だ。

投稿: 永劫回帰 | 2016年8月18日 (木) 07時23分

  ≪“空売り”投資家が日本(株式市場)上陸≫
①米グラウカス http://reut.rs/28QCpR0  
②米シトロン http://bloom.bg/2byI6Qn
⇒「空売り」と云う日本語自体、日本市場と関係者の視野が狭く浅く短かい証しですね。「売り」を先行させる投資手法に過ぎないのに‥、専門家は馴染みのある手段なのに‥、一般投資家に胡散臭さを植え付け、参入を躊躇させようと謀んでいる?単なる惰性か?
広深永に診れば、裁定取引が持つバランス化機能を阻害している。結局は、市場全体の閉鎖性や歪みを助長しているんでしょう。JPX理事長の反論も、問題の枝葉で諍って、根幹を覆い隠している気がしないでもない。
言葉としては英語のShortSellingが的確ですね。Short vs Long、Selling vs Buyingで四つのPositionMakeが明確になる。一般投資家にそのMatrixがあってこそ市場にバランスと透明性が確保されるだろう(どんな日本語にするかは当事者にお任せ(笑))。彼らがオレオレ詐欺や金融詐欺に引っ掛からないための投資リテラシーが十分に備わっていれば(!)だが‥。

投稿: 小倉摯門 | 2016年8月18日 (木) 13時07分

従来の愚見の繰り返しなんですけど‥:
Reuters:Japan exports fall at fastest pace since financial crisis http://reut.rs/2bfLxg0 "This is a clear message that we need to support domestic demand. Government stimulus will help, but only in the short term. There could be more talk of additional monetary easing."
この種のコメントを吐く机上人には株価など金融市場しか眼中になく、視野狭窄に陥る。要は、国民生活を根っ子から支える実体経済、就中企業の付加価値力(”稼ぐ力”に通じる部分もあるが別物)に関心がない。国内需要の喚起を口にする有害さと空疎さ(要は空っぽ)を露す。
日本企業は、安倍が呼び込んだ「過剰な円安」で水膨れした企業利益に安住し怠慢を決め込み、新事業への挑戦を怠って来た。その意に反して円が正常域に戻ったんだから、輸出が急減し企業収益が暴風に巻き込まれるのは当たり前の話。真に故事「泥縄」の愚を繰り返している。
日本の輸出や経済全体をTurnAroundさせるには、近視眼で臆病風に吹かれ≪経営事務≫に勤しんでいる大企業トップの尻を蹴飛ばして、それでも駄目なら(多くは駄目だろう)馘首してでも、産業構造の21世紀化、先進国経済の罠からの脱却、Product事業の育成などに挑戦させなければ、金融緩和と財政出動のどうどう巡りを繰り返すだけに終わる。
要は、世界的な嵐の最中に、智慧のない彌縫策(例えば、狭浅短な庭先だけの掃除)を繰り出しても、全く意味はないのです。
そのためにも、先ず、政治権力者たる安倍Monkeyを権力の座から引き摺り下ろすことが欠かせない。

投稿: 小倉摯門 | 2016年8月18日 (木) 13時57分

石破先生

今日東京は大変な天気でしたね。石破先生におかれては充実した日々をお過ごしのことと思います。

私ごとですが、石破先生ロスに見舞われており寂しい日々をおくってます!私の周りの石破派の人たちは季節先取りでセンチな感じになってまして・・今日もオフィスでそろそろ乗り物シリーズの車の話があるかなぁと話していたところです。ぶっちゃけ乗り物全般にあまり興味はないんですけど(笑)、石破先生が楽しそうにお話している姿が大好きです。

まだまだ暑い日が続きますので、お身体充分にご自愛くださいませ。

投稿: 春霞 | 2016年8月18日 (木) 21時11分

石破閣下

お疲れさまです。
フェイスブックにチャレンジしてみましたが使いこなせません。なんともアナログで情けない限りです。かみさんからいつもひどく叱られます。そんな私ですが、意見を述べさせていただきます。人口減少の問題です。推薦された書籍を読まずして何を言わんかですが、人口減少は日本だけの問題ではありません。先進国全般の課題でいくつかの国では日本以上に深刻な問題ではないでしょうか?確実に人口は減少します。減少が深刻な社会問題にならないための措置は基本ことごとくうまくいかないと考えます。理由は自然環境が今後今以上に悪化し、ひとりひとりに十分な生存に可能な安定したエネルギーの供給の当てが難しいからです。地震・旱魃・寒冷・火山活動などの天災が年々激しくなるなか、人々が力を合わせて立ち向かうのでなくては人口減少打破どころでは無いと考えます。人は厳しい自然環境の中を生き抜き今日の姿になりました。まだまだ試練は続くのだと思います。厳しい自然環境は人に己ずを見つめなおす鏡ではないかと考えます。人の思惑など何のものか、自然のそのままの姿に恐れと畏敬の念を思い起こし、謙虚にそして力強く生きて行くあるがままに帰りたいと思います。
誤字・乱文お許しください。

投稿: 野村嘉則 | 2016年8月18日 (木) 21時23分

◇◆経済成長で民度向上◆◇
社会科学的分析では、高度成長により日本の民度は上昇
しました。例えば、70年代までは、よくごみやタン吐き
がよく見られましたが、現在町中でそれがほとんどなく、
小奇麗になりました。しかし、緊縮財政と増税で、この
状態が70年代以前に逆戻りします。

格付け会社でさえ採用している、近年の世界標準の理論
では、積極財政で経済成長させることが、財政状況好転
の必要条件です。これを日本に当てはめると、名目成長
率3%が必要です。逆に、緊縮財政と増税では、潜在成長
率減少により日本経済が弱体化し、さらなる財政状況悪
化となります。そのため、社会は疲弊し、民度が漢族な
みまで低下します。

今は、デフレのため、金融政策と財政政策の自由度が高
いのですが、2020年代には、生産年齢人口比率減による
供給能力不足からの悪性インフレ、低原油価格の不確定
性が懸念され、この自由度が極端に低下します。さらに、
フィンテック発達でのデジタルマネー流通進展により、
一般の金融機関がAIを駆使した独自の金融政策が可能に
なり、日銀主導の金融政策が限定的になります。した
がって、経済成長軌道のための政策の猶予期間はあまり
ありません。そのためにも、長期安定政権が必要です。

緊縮財政増税路線は、亡国につながり、漢族の期待する
ところです。

投稿: 観測者 | 2016年8月18日 (木) 22時42分

【文化4年8月19日】

 江戸の人口が100万人を超えたのは江戸時代後期、1760年以降1830年代あたりのいずれかの時期になると推定されているそうだ。当時は正確な人口調査等影も形もない時代で、あたりまえのことですが、未だに普及率の悪い住基カードやマイナンバーなどもない時代であり、およその概略でしか図ることができなかった時代でもある。

 花のお江戸が808町と云われたのは延宝7年(1679年)のことであり、天保19年(1843年)には1719町という様に町方の数の広がりから見ても、40年ほどの間に倍以上の拡大を遂げている。町方の人口増加は町奉行他、町方の役人によってその支配は厳格に行われていたようなので、人口もおよそ解っているらしい。問題は武家及び寺社奉行配下の僧侶とか神職に関係する人口、及び、出稼ぎなどで季節的に流れ込む人々の人口が町方に比べて正確ではないらしい。武家は参勤交代があるので、流動性の高い人口と考えられているそうだ。僧侶や神職にある者もそれに近い様だ。詳しくは解りませんね。その流動性のある人々の集団を加えて、およそ100万の人々が江戸で生活をしていたらしい。
 当時にあっては、誰一人その自覚はなかったが、世界一の大都会であった。今になって解ったことである。
 町方の数が増えていく様子は街の区画が整備され、新たな街が広がっていくことを示すことでもあります。そして、その都市の広がりの過程で大きな橋が作られることがある。
 5代将軍綱吉の頃に作られた墨田川に架かる橋、永代橋は当時にあっても大きな橋であった。綱吉が50歳の誕生日を迎えたことを祝って将軍家の安泰を願って作られたという伝承がありますね。赤穂浪士が討ち入りの後、泉岳寺に向かう時に吉良の首を穂先にかけた槍を持って、この橋を渡ったという話もある。それから105年後、深川八幡の祭礼があったその日に。人が大勢押しかけたことが原因というより、老朽化していた橋が原因と思いますが、殺到した人々の重みで橋が崩落した。それが、冒頭にある文化4年8月19日の事である。

 この崩落で命を落とした人と行方不明になった人の合計が1400名を超えると記した書物がある。書いたのは大田南畝。またの名を太田蜀山人、またの名を大田覃(ふかし)、またの名を大田直次郎という幕臣である。書物の名は『夢の憂橋』憂橋は、うきはしと読むそうだ。この事故を読む狂歌が伝わっています。
『永代と かけたる橋は 落ちにけり きょうは祭礼 あすは葬礼』
 今なら非難轟々の狂歌になるかもわかりませんね。笑い飛ばすような事故ではないと思いますが、狂歌のネタにした。この時代、狂歌が大変流行っていた時代なのだそうだ。大田南畝は当時の売れっ子作家四方赤良のことである。

 どういう歌を書いていたのかという例を挙げると
 『わが禁酒破れ衣となりにけり
   さしてもらおうついでもらおう』
 『ひとつとり ふたつとりては 焼いて食ふ
   鶉なくなる 深草の里』

また、こういうものとは別に幕臣でありながら寛政の改革の時に松平定信を批判する狂歌も発表している。
 『曲りても杓子は物をすくふなり
   直ぐなやうでも潰す摺子木』
 『孫の手のかゆき所へとどきすぎ
   足の裏まで掻きさがすなり』

 彼は御家人であったが、46歳になって幕府の任官登用試験が最初に行われた際に、合格して勘定方の役人に就任したそうだ。かなり有能な役人であったらしい。75歳になるまでその職にあったらしい、詳しい事情は不明ながら、彼の息子が先に死んだので隠居をする機会を失ったという話もある。

 有名な狂歌
 『世の中に蚊ほどうるさきものはなしぶんぶといひて夜もねられず』の作者ではないかという疑いがあったそうだ。75歳で斃れるまで働かされていたことも原因かもわかりませんね。
 彼が生きた時代は、まだこのような批判の声を挙げても殺されることがなかった。批判の声を挙げる者すべてを殺す安政の大獄は、彼の死後35年後に起きる事件である。
 永代橋の老朽化を批判する声は、この事故の起きる10年以上前からあったそうだ。事故が起きて橋の架け替え工事があった。夢の憂橋が刊行されたのは架け替え工事の完成後なのだそうだ。何やらここにもよく解らない謎があるのかもわかりませんね。

  大きな事件になっても誰も責任をとることがなかった時代の話である。亡くなった1400名の供養は今もあるのだろうか?
 東京都知事の責任ではないと思うが、こういう施設の老朽化が原因で起きる事故というものは、やはり注意を払う事も必要な気がしますね。
  大田 南畝は、本にした事で時代の記録に残ると考えたのかもわかりませんね。強烈な狂歌もまた、記憶に残ります。

 永代と かけたる橋は 落ちにけり きょうは祭礼 あすは葬礼

投稿: 旗 | 2016年8月18日 (木) 23時41分

【ヒラリークリントン氏は、メール問題が致命傷になりそうだ】

 私用メールサーバーを使って、公務をこなしてきた元国務長官については、2015年の5月頃から捜査をしていたFBUが、はっきりした根拠を示さないまま訴追を見送ったという報道があったそうだが、AFPには、クリントン氏を提訴するという人がいるという記事を掲載したようだ。
 『8月10日 AFP】2012年に起きたリビア・ベンガジ(Benghazi)の米領事館襲撃事件で犠牲になった米政府関係者2人の遺族が8日、事件の責任は当時国務長官だったヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏にあるとして提訴した。遺族は、ヒラリー氏が政府の機密情報を私用のメールサーバーで「不用意に」扱ったことが原因だと主張している。
 米大統領選の民主党候補であるクリントン氏は国務長官在任中に自宅のメールサーバーを公務に使用し、米政府の情報を外国政府やテロ組織によるハッキングの危険にさらしたとして批判されている。』

 裁判に耐えられる具体的な証拠を挙げることができるのか解りませんが、言いがかりのような訴訟のように見えてしまいますね。しかし、私用サーバーならその危険はあるという事は言えます。しかし、証拠はない。襲撃した犯人がクリントン氏のメールを見て犯行を決行したというような具体的な供述なり証拠がないと普通は難しいような気がします、実際の処はどうなのかも含めてわかりません。それにしても、こういう処から、火種がまた上がるという事ですね。共和党はFBIに資料の提出を求めているというニュースもありました。この問題は、発覚してから1年半ほどになりますね。細かなところで嘘をついていたことなども問題になっていました。そういう事もあって、鎮火しませんね。そして、おそらく、仮に、彼女が大統領選挙を制することになったとして、また問題にされますね。大統領としての心構え的な意味の攻撃材料として利用されるのではないでしょうか?

 まあ、ブチ切れをせずに説明を行っていくしかないと思いますね。何も考えずに。無自覚、無関心、無知に近い状況で、利便性だけのために機密を漏洩させるような状態にしていたわけです。そういう人物が米国の最高権力者になるというのは。耐えられない思いを抱く人も出てくると・・・・・。そういう事ですね。

 しかし、それが発覚したことでどういう解決があるのかとなれば、何もさしあたってはない。何もないのですよ。本人は既に閣僚じゃありませんから私用サーバーでメールのやり放題状態のままです。FBIは矛を収めてしまいました。殺害された駐リビア大使の遺族は問題だと騒いでいるだけで、裁判に耐えられるような証拠の提出があるのかどうかわかりませんね。共和党は、政治的に利用価値があると思っているだけで、それだけでクリントン氏の行動を遮ることができるのかどうかわかりません。つまり、何もないのです。反省の言葉だけ彼女は繰り返すだけですね。何が悪かったのかという理解が彼女にあるのかどうか謎です。外から見ても解りません。誰にもわかりません。


 クリントン氏はそれでも民主党の指名を獲得したのです。大統領選挙の候補者としては何も問題はありませんね。そして、あらゆる方面に向けて問題発言出しまくりのトランプ氏が、彼女の対抗馬なわけで、彼との比較に於いて大統領になれるのかどうかを米国国民が選ぶという事になります。
 我が国にとっては、どっちがいいのだろう?

 悩みませんか? 対岸の火事のような出来事ですが、どっちが大統領になっても影響はありますね。

 

投稿: 旗 | 2016年8月19日 (金) 01時07分

   インドネシアは違法操業していた漁船58隻を拿捕、そして見せしめとして海に沈めた。いかなる国も違法操業すれば、拿捕、撃沈するというメッセージだが日本の対応がいかに生温いか分る。拿捕も滅多にしないで漁船は返す、そして罰金も高くはなったとは言え、違法操業して得た物さえ返す有様で、これではみあげをあげて又来て下さいと言っている様なものだ。靖国に行くだの行かないだのだけが重要な政治判断と来る話にならない。そしてそれもハッキリ言えず、重要閣僚になれば玉串程度で終る。まぁ日本は強弁に出ないので他国から憎まれず、日本製品に悪いイメージが付かず、順調に売れる事が多いのはその恩恵でもある。とは言え、ある一線を超えたら対応し拿捕や撃沈しないといけなくなる。そうしないと他国にしてみれば漁場としての海だけでなく、資源開発の場としての領土としての野望がドンドン膨らむ。そして今将に中国はその野望拡大にまっしぐらでフィリピンでの埋め立てだけでなく、軍事拠点化し太平洋を自分達が支配し資源を略奪し国益を満たして何が悪いと開き直っている。日本は今後、フィリピンに巡視艇10隻程供与する予定だがその内の一隻が供与された。しかし監視活動の為の航空機や巡視艇すら自国で買えなかったという事は札束外交に簡単に遣られかねないという事だ。米国を追い出したのもその先を考えなかった末の事だ。その点から言えば、ベトナムの方が具体的な対応をして潜水艦をインドから購入し西沙諸島に砲撃の為、ミサイル配備する様で頼もしい。勿論、強気に出るだけが能ではないが各国の対応の差があり、日本の対応もギリギリの線を行っているのが分る。韓国も本来ならTHARRDではなく、イスラエルの様な弾幕ミサイル防衛体制を敷くべきだろうが国内北朝鮮左翼に押されてミサイル防衛すら反対する始末だ。日本もせめて監視用カメラだけでなく、日本の領土を示す何かを尖閣に設置して貰いたいがこれも何時もの中国様配慮という事で弱腰外交だけは貫いている。Can we get along? ラドリーキングが人種間での調和を目指し、メルケル首相も移民政策を変えようとしないが問題は常に良くなるより悪くなっている。何も対応しないというのは相手からすればやってもいいとOKのサインが出たというのと同じだ。

投稿: 忍者 | 2016年8月19日 (金) 05時04分

南沙諸島界隈…

中国が人工島を建設、軍事拠点化を謀る中、中国が中心となって、その海域での不足の事態を回避する法的ルールを作る会議を開催…??

何勝手な事、おっしゃているのか中国が人工島を放棄・撤退して今までの状況戻せば、速解決するのでは…しかも、この件に関してアメリカ・日本は口を挟むなだって…

投稿: まな | 2016年8月19日 (金) 08時07分

朝日【逆転劇:奇跡じゃない レスリング女子の伊調・登坂・土性http://goo.gl/6L7AxY 】
逆転劇はレスリング女子トリオだけじゃあない。卓球の水谷もバドミントンの高・松デュオもある。精神的肉体的更に技能の「底力」もあるのだろうが、もっと科学的な理由があるのだろう。安倍AsoMonkeyやシンキロウが好きな自画自賛や我田引水ではなく(注)、確っかりと客観的に分析して、予てだららしのない政治(家)にも経済(人)にも霞が関官僚(悪賢いモグラ)にも、広深永に横展開して欲しいですね。
(注)石破さんの信念に反して、彼らは「栄誉は自分に、慚愧や責任は周囲に」で徹底している。一般の日本人としても、特に身分高き者としては醜くさ卑やしさ(卑怯卑劣卑屈)が際立つ。例の如く、彼・彼女らを政界に取り込み、折角の才能をドブに捨て兼ねない。

投稿: 小倉摯門 | 2016年8月19日 (金) 11時05分

日中韓首脳解散…

日中韓で対北朝鮮問題を話し合うとか…問題なのは北朝鮮よりも中国の方なのでは…尖閣など実力行使してきているのは中国ですよねぇ…

投稿: まな | 2016年8月19日 (金) 15時24分

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