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2016年10月 7日 (金)

ディベートなど

 石破 茂 です。
 平成28年度補正予算案が衆議院において可決され、現在参議院において審議されています。
 衆議院予算委員会で久しぶりに委員席から質疑を聴いていたのですが、最後まであまり議論が噛みあわず、やや残念な質疑に終始したような印象でした。
 答弁する政府側としては、質問者が何人も立って、論点が散らばり多岐にわたり、「時間がないので次の質問に移ります」と言ってくれるほど楽なことはありません。「テレビ中継があるのだから」という理由で多くの質問者を立てても、政府側を追及する効果は皆無に等しいのです。

 自民党が野党時代の平成22年12月、ディベート学の権威である北岡俊明氏を党本部にお招きして「ディベート講座」を開催し、良い質問・駄目な質問、良い答弁・駄目な答弁を直近の実例を挙げて検証し、実際のディベートも行うなど、相当に突っ込んで学んだものでした。日本では法廷でのやり取り以外は基本的にディベートの習慣が無く、その技術も未発達であり、さればこそ国会の論戦も観ていてもなかなか国民の理解が深まらないのだということを強く認識させられました。
 「してもしなくてもよい無意味な質問はするな」「言論の闘いの場においてはなるべくパネルを使うな」「あ~、え~、などと言うな」「…と思います、は禁句。断定的に自己の見解を述べよ」…等々、技術的な学びも数多くあり、その後の貴重な糧とさせて頂いているのですが、最も印象深かったのは「ディベートの最大の効用は万巻の書を読まざるを得ないということである。ディベートとは読書の戦いであると言ってもいい。大量の本を読まないと他のディペーターに徹底的に論破される」との教えでした。
 「話の引き出し」を多く持っていることは攻守どちらにおいても必要なことですが、そのためには時間を見つけては可能な限りの本や論説を読まねばなりません。私の時間管理が下手な所為か、時間はいくらあっても足らず、送られてきた今週だけでも十数冊の本や論壇誌を前にただ呆然とするばかりですが、何とか数冊でも読みこなさなくてはと思っています。「本ばかり読んでいないでもっと酒を飲み、メシを食い、付き合いの幅を拡げるべきだ」とのご指摘をしばしば頂くのですが、こればかりはスタイルなので致し方ありません。
 ディベートの技術を磨く、ということは答弁する側に立った場合にも重要なことです。その場を切り抜けさえすればよい、とか相手を揶揄すればよい、というものではなく、国民が納得する議論を展開することで初めて理解は深まるのであり、むしろその責任は政府・与党側こそ重いというべきなのでしょう。

 一部で解散が取り沙汰されています。解散は総理の専権事項であり、我々がとやかく言うべきものではありませんが、「何を問うのか」を明確にしなければならないと個人的には考えています。
 7月の参議院選挙では所謂アベノミクスの是非を問うということだったのですが、時期の如何はともかくとして、総選挙において国民にいったい何を問おうとするのか。
 改憲を問う、というのならば、現在の自民党の憲法改正草案について自民党公認候補者たる前職・新人が、防衛軍の創設や基本的人権の保障など主要な論点について正確に理解した上で、選挙において必ずその必要性を訴えるようにしなくてはなりませんし、そうでなければ主権者である国民に対して不誠実になってしまいます。
 あくまで報道ベースで、仮に年末や年始の選挙だとすれば、予算編成や税制改正などに忙殺される中となりますが、なんとしても時間を捻出してきちんと学習すべきです。公約に書いてあるから、ということで国民の理解を得たなどと強弁することは、厳に慎むべきものと考えます。憲法改正は私が議員でいる間に成し遂げたいことの最大のものですが、そうであるだけにこの思いは強いのです。

 雑誌「Voice」の11月号所載の陸・海・空元幕僚長座談会「武器さえ持てない自衛隊」は極めて説得力のあるものです。問われているのはまさしく我々政治の覚悟と決断なのであり、それなくして自衛官の悲痛な叫びや、昼夜を分かたぬ献身に応えることは出来ません。是非ご一読をお願いいたします。

 週末は、9日日曜日が「とっとりバーガーフェスタ2016 第6回全国ご当地バーガーグランプリ」で挨拶と地元FMラジオ出演(正午・大山博労座特設会場・西伯郡大山町)。
 第10回親父モデラーズ作品展示会(午後3時・ごうぎんギャラリー・鳥取市栄町)、自民党鳥取県連常任総務会(午後4時・白兎会館)、「外国人記者は見た!」出演(午後10時・BS―TBS・収録)。
 10日月曜日・祝日は東京鳥取県人会(正午・都市センターホテル)、文化庁京都市移転関係者との夕食懇談会(午後6時・京都市内)という日程です。

 皆様、ご健勝にてお過ごしくださいませ。

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コメント

お疲れさまでした。

投稿: mr | 2016年10月 7日 (金) 20時46分

JA改革について 農協は地域農協だけでいい
JAビル・全共連ビル ともに農家にとってなんのメリットもない みんな農家の汗の結晶だ 巨大化した農家の寄生虫組織、県的組織・全国組織は不要 貯金と共済は一般企業の株式会社とすればよい 株主は地域農協として上場すればよい 全農は一般の商事会社として 地域農協から切り離すこと 依頼も契約もしないのに勝手に売上金を市場から先取りして手数料を差し引くひどい組織だ 強力に農協改革を推進してください 

投稿: 亀割正夫 | 2016年10月 8日 (土) 00時25分

第二次大戦前は京葉工業地帯などなくても自然が豊かで人の心を育んだ様ですが、最近は新興勢力の拡大で人口増加が著しく何処を歩いてもコンクリート物件で呆れる次第です、店頭では商品が余っているように受け取られますがその商品をうまく流通させれば、サッチャー首相が自分の息子に対する評価の様に「砂漠で砂を売れる」事も出切るかも知れません。

投稿: 伊藤芳朗 | 2016年10月 8日 (土) 06時38分

石破閣下

お疲れ様です。
 鳥取のモデラーがうらやましいポンコツモデラーです。武具関連でコメントさせてください。
 憲法で制限をかした国権の発動ですが、そもそも国権に関しての解説なしに憲法改正案を策定していることに専門家不在を感じます。ミニマムな件数でたとえると、戦争で降伏する際に作成する2通の降伏文が国権の種類を現しています。1っは統治権に関しての政府の降伏文。2ッ目は統帥権に関しての軍の降伏文です。日本は2ッ目の統帥権の行使を否定したものと考えられ、これを根拠に制定される国民皆兵制や軍の刑法(軍人を罰する)・軍律(軍人以外の一般市民や外国人を罰する)を否定しています。徴兵権が憲法により禁じられているのは、これらの法が人民の(陛下の臣民)公平な諸権利を奪うからです。陛下の国に逆らう者は、天罰が下って後悔して滅びるのみ(旧陸軍より過激か?)
 現行法の骨格を考えると、武具の所有可能な、あるいは所有するのは政府軍・私兵・陛下の軍隊の三種類のうち政府軍にのみ限られるのであり、また政府軍と陛下の軍隊との違いを区別しないと戦前のような錯誤が生じる危険があり、政府軍(党軍というのもあり)においてもそれぞれの段階で制限が掛かるので、自衛隊とはそもそも何なのかということからの話になってしまう案件です。陛下の国を守るため(日本国民の安全確保という魔法の言葉で戦争拡大の口実を得た旧陸海軍の悪しき前例は避けたい)に必要な要素を勘案して適切な準備を行うため、情報活動(参謀本部2部)兵站活動(参謀本部3部)作戦(参謀本部1部)の適切な活動のガイドライン・構想が組まれて後に必要な武力であることが望ましいことです。兵站なく見せかけの武力(戦車モドキに軍艦モドキと玉無し)で戦争し(やむ終えないとしても戦力造成の努力のあとが無い)腹を切って詫びそうな(旧陸軍に習はなくてよいですが)人もいなさそう・・・武器の使用を命じる法的責任の重さをご検討いただきたいと希望します。このような法的責任の重さを解消するための現行法であることをご理解ください。(憲法学生の見解です)誤字・乱文おゆるしください。

投稿: 野村嘉則 | 2016年10月 8日 (土) 08時00分

石破茂先生日本の防衛はあの人に任せられません!!
どうか閣内に戻って頂き我等日本国民のためご尽力お願いします!

投稿: 井本源士 | 2016年10月 8日 (土) 20時29分

ジャーナリストや質問する資格が無い人が分かった様な質問をする。曾てサルトルが放った辛辣な言葉だが、人は質問する前に自らの中で答えを出しているが質問をする。つまり相手の優位に立つ為や揚げ足取りの質問だ。又、質問の仕方でその人の知的レベルを暴露してしまうといったのもハイディガーだが野党の質問を聞いていると低レベルで揚げ足取りが多い。そして曾ての与党でその実績を国民に示す事が出来ない事実こそが質問のレベルを下げていくし、未だどう事実を動かして良いのか分かっていないのだろう。だから責任を放棄し、言い訳に終始し、結果を出せないで迷走するのだ。そうこうなると質問する以前の問題であり、質問する事自体未だ早いのでは?と訝しく思うのは私だけだろうか?

投稿: 忍者 | 2016年10月 8日 (土) 22時37分

貧乏人には時間と言う特権がある。昔一日一冊本を読み飛ばし、理解しようがしまいが数百ページ毎日課していた時期がある。映画も数本観ていた時期があるし、美術館も数ケ月缶詰になって通い詰めた時期がある。なぜそんなことが出来るかと言うと仕事を辞めたり、時間の取れる仕事に替えたりして自由を選んだからだ。性格上、官僚や事務をするのを好む訳では無いので必然的にそうなったがその反動として金が無い。金が無いから学校に行かないとか旅行を諦めるとか夢を先延ばしにしないといけないとかいうのは誰にでもある事だが、しかし金が無いがゆえに問題を解決しないといけないという課題が常に示され、人生に飽きる事も少なくなる。すべてを持っている人生は詰まらないし、達成感も目標も無く、人生の輝きを失う事になる。野党がいう様に何でも政府や社会のせいにするのも良いが政府が問題を全て解決したら人生が詰まらなくなる。

投稿: 忍者 | 2016年10月 8日 (土) 22時48分

憲法に関して安倍自民党に望むことは、
『何でもいいから憲法改正の実績を作る事』です。
「護憲(派)」というあってはならない無意味な造語をいつまでも使わせてはなりません。
間違っても「自衛隊」という国際的に通用しない造語を憲法に書き加えるような恥ずかしい事のないようにだけはお願いしたいです。
そこは石破さんなら大丈夫と踏んでいますが。

憲法は(国際常識で)解釈してはならない。(書いてある通りにする)
憲法解釈論議になる場合は、無駄な議論が生じないように改正する。
これこそが憲法本来のあるべき姿です。

大きな所では、国民の三大義務に、「結婚・子育て」の義務を追加すべきですね。
勤労の義務を放棄した国民が増える中、更に難易度の高い項目ですが、
解決が難しい(それでも絶対に解決しなければならない)課題は、
憲法上でも明確にしておかねばなりません。

投稿: 軍師 | 2016年10月 9日 (日) 01時05分

石破様こんばんは。日本は、「和を以て尊しとなす」の国で、相手と論争するという土壌ではなかったのではないかと思います。できるだけ、事前に打ち合わせをしたり、示談をしたり、論争を避ける傾向にあるような気がいたします。国会答弁を見ても、相手の党やリーダーの揚げ足を取るような発言ばかりです。もっと議論をするために読書をしたり、見聞を広めることは良いと思います。言葉のキャッチボールをするためには、時には、相手を褒めたりすることも大事ではないかと思います。

投稿: hitomugi | 2016年10月 9日 (日) 02時52分

そうなんですよね。
もし実のある議論を求めるだけならば、
シャドーキャビネットってあるじゃないですか?
あれを各政党に求めれば良いわけで。

各政党で専門分野を担当する人に知見を結集する形にすれば、その人同士が話し合えば必ず建設的な方向に議事が進められると思うんですよね。

でもこれは官僚制に近いというか、民主主義ではない。
そのような議論は国民の理解を深めるどころか、のけ者にするものになる。

なので、知見のみならず、一冊の良書のように人に語り聞かせる力というのは、為政者にあらまほしきものと思います。
あ、思います禁止だった。てへてへ。

投稿: きました | 2016年10月 9日 (日) 05時03分

ブーメラン女王こと蓮舫だが彼女の質問に彼女が答える動画があり、これが中々面白いし核心を突いている。批判する者は自らを非難されるとは聖書にある文言だがこれが真実であると思える瞬間である。又驕れる者は久しからずともあるがこれも真実であろうが彼女は全てを示してくれる。自らの事は省みず、批判を繰り返し、上にのしあがろうとする姿勢は将に他人を非難する事で自らを上げ、自らを上げる事で下がる事を示している。つまり彼女のやっている事は真実に反しているという事だ。

投稿: 忍者 | 2016年10月 9日 (日) 05時31分

     1/3 ≪ディベート≫
引用【こればかりはスタイルなので致し方ありません】
⇒あっはっは~!傑作ですね。真摯な石破さんらしいです。
まあ、如何なるスタイルも、「入郷而従郷(就中今の自民党郷は特殊な人たちで構成される特殊な郷ですから尚更です)」、また「過猶不及(須らく程度の問題だ!)」なので、党内政治には柔軟な匙加減も欠かせないでしょうね。
然し、「真っ当な本は読んだことがない、経済論は蛸壺のリフレ論者に任せきり。安保国防は私情に頼るのみ。財政危機には無関心。社会保障などの懸案は先送り。得意技は嘘と政局的&政治的な計算と打算。手下下僕下女や屈膝してくれる歪メディア人と酒を飲みメシを喰らう。狭く罔い付き合いに満足している内閣総理大臣殿」のスタイルを想えば(比べものにならん)、月とスッポン、雲と泥の差です、キッパリ!

投稿: 小倉摯門 | 2016年10月 9日 (日) 09時33分

     2/3 ≪US弁護士流ではなく日本流を≫
世界にDebateも様々あるようですねhttps://goo.gl/MEI45K 。
愚見では米国流Debateの核心は、裁判ドラマに登場する辣腕弁護士の如く、同じ事案でも、仮に攻守ところを代えても、相手を論破できる、無機質な“技能”」と定義できる。彼らのその技能は、経済的貪欲にサポートされており、反面で「有機的な人間の節操も信念も生き様も捨てた無残な人間の姿」と同義でもある。その姿は、良心や人間味とは無縁なるが故に可能にもなる。

翻って、安倍以前の野党時代と今の安倍与党とでは、攻守ところが代わって、無節操にもその主張を変えましたからね。今や「人間の心も政治的な信念もスタイルもない政党」ですよ。まあ、それは、正確に言えば単なる「自民党」ではなく、「安倍晋三の自民党」ですけどね。「TTP反対」がその典型として悪名高いが、その無節操はそれに限らない。そんな国内状況は、「ディベート」を云々することさえ空疎に響く。
それは然て措き、日本の国会論議が生温いのは、石破さんがこのブログ(の反面)で強調されているように、明らかに攻守双方の議員の勉強不足と熟考不足でしょう。その所為で、答弁側の自民党閣僚は助かっているが、時機に見当違いな答弁を含めて粗末な答弁で終始し、時間切れを待つ。最後の手段に狭浅短で優秀な官僚作の霞が関文学を読み上げて、閣僚の面子を糊塗している。国会中継を視ていて、毎度ウンザリさせられる光景です。この脈絡は、今の国会論議の原因は、ディベート技能云々(何?)ではなく、「勉強、見識、鍛練の不足」でも議員が務まると錯覚している議員ら(誰?)の資質に行き着く。結果国民を舐め民主主義を棄損していることにも気付けていない。気付いているのかな?

上述のUS弁護士流の無機質な技能は日本の伝統には違背するので真っ平御免蒙りたいが、日本にも広深永な知識と教養と智慧を備えた「本物の日本流のディベート」を展開して欲しいものです。そんな流れが国会に強まれば、政治権力や自民党のボス猿に屈膝している自民党議員の間にも、「安倍を権力の座から引き摺り下ろす」風が強まるかも知れません。この件りは、自分でも「甘いなあ~」と恥ずかしいw。

投稿: 小倉摯門 | 2016年10月 9日 (日) 09時33分

   3/3 ♪ディベート未満‥「言い掛かり」♪
今年1月19日付IWJ【福島瑞穂議員:緊急事態条項はナチスドイツの国家授権法と全く一緒だ」https://goo.gl/dnDcmA 
⇒この論理構築や追及に現れる軽さと薄さに呆れますね。
喩えれば鋏や包丁や銃(何?)と同じく、法律や制度の善し悪しは、その使い手(誰?)の良識や教養の多寡に懸っている(誰>>何)。だから、反対の根拠や理論武装は、国家授権法云々だけでは足りなくて、この緊急事態条項を運用するのは誰なのか?が核心的論点なんです。今の状況では、その運用者は「日本史上最悪の安倍晋三」を想定することになるから、緊急事態条項の成立を許してはならないんだ!!と。
然も、比肩された【ナチスドイツ云々】は非現実的であって聞く側から「何をバカなことを!」と嘲りを誘う。
福島女史を筆頭にして今の野党の追及論理が短絡が過ぎて、迫力がない。こんな的外れの言説は、ディベートには程遠く、軽薄な「言い掛かり」に過ぎない。そんな軽薄な追及なんか易々と掻い潜る程度のズルさも悪賢こさも備えているのだ、猿軍団は。

投稿: 小倉摯門 | 2016年10月 9日 (日) 09時35分

始めまして。よろしくお願い申し上げます。

ご無沙汰いたしておりますと申すと変ですが、かなり前になりますが、政権構想の話しお手紙を差し上げたとき、私は橋下氏と前原氏が力を合わせて政局を担ってほしいという考えを申し上げました。その時の政局は、日本はこれでよいのだろうかという強い危機感に私が見舞われていたときです。
実は昨日(平成28年10月8日)、たまたまですがYouTubeで石破先生と菅さん、石破先生と蓮舫さん、石破先生と前原さんの対談を三本拝見いたしました。内容の濃いもので大変参考になりました。ただ今じっくりと考えているところです。
正直に申しまして、石破先生のことはアベノミクス政治が吹き荒れる中、ほとんど顧みることはありませんでした。次の政権のことに対して確固たる意思表明をなさらなかったこともあります。どうしたんだろうと思いは底に常にありましたが日本丸の舵取りをする決意の表明はありませんでした。
第二次安部政権となり、舵が無くなったのごとき政治運営に失望は大きいものがありました。現在もそうです。

先生のブログを読ませていただく設定にいたしましたので、ひとことではありますが簡単なご挨拶の言葉とさせていただきます。

最後ではありますが水月会を立ち上げたことに賛同いたします。水月という言葉は、「水月道場」と謂われるように私の仕事である古美術の範疇に入ってきます。その意味であれば大変に良い名付けであると感じております。

乱筆乱文にて失礼いたしました。


投稿: 龜山 輝雄 | 2016年10月 9日 (日) 22時31分

石破先生、本日はお忙しい中、私達の作品展示会へお越しいただきましてありがとうございました。
先生との模型話は時間があっという間に過ぎてしまいました。
出来る事ならお酒を飲みながら夜通し語り合いたいですね(笑)

投稿: 親父モデラーズ | 2016年10月 9日 (日) 22時41分

おはようございます。読書家の石破さんの姿勢は見習いたいです。でも、残された人生はあまりにも短い。それは石破さんに限らず、どなたにでも言えることです。本には、古典もあれば、新刊書もある。良書もあれば、悪書もある。人間は簡単に洗脳されてしまう。歴史に学ぶということは、ある意味真実です。繰り返してはいけない歴史というのはあるので、私たちは気をつけなければなりません。同じ人がいつまでも同じ事ばかり言ったり、やったりすれば変化もないのは当たり前で、改善もなければ進歩もありません。古代の中国で、沢山の馬の中で、千里の道を走れる名馬を見抜くことのできる人を、伯楽というそうですが、ぜひ石破さんには、伯楽になって頂いて、石破さんが政権を担当されたとき、そういう素晴らしい資質を持った方に仕事をして頂きたいと思います。お身体をご自愛してお過ごしくださいませ

投稿: 深まる秋 | 2016年10月10日 (月) 04時20分

「二重国籍保持の何が悪い」「何故取捨選択しなければならないのか」

「ルーツを捨てろと言っているわけではなく、あなたは何処の社会の一員として属していくのかを明確にしなさい 」ということなのに、
(ルーツを大切にしたいなら運転免許証の本籍地表示を何故止めさせたのか?〇〇系日本人と明記させた方がよほどルーツを大切にしている国といえる)

二つの国をルーツに持つ人が社会人として義務や権利を二重取りするのが正しいと?
では、二重国籍者は二つの国のサービスや権利を受けられるし、其々の国の兵役や納税や法律のシバリをも受けるべきだと?

それとも二重国籍者は特別にいいとこ取りが許されるべきだと?

「二重国籍を認めろ」と言う国会議員にはその場で「権利、義務について二つの国の法律を適用させるとしているのですか?国会議員たるもの突き詰めてお考えになられたはずです。二重国籍者の権利義務はどうあるべきなのか日本国会議員として考えた結論をおっしゃって下さい。」水月会で対応出来るかたはいらっしゃいますか?


投稿: KK | 2016年10月10日 (月) 08時32分

「公約に書いてあるから、ということで国民の理解を得たなどと強弁することは、厳に慎むべきものと考えます。」
と述べられており、自民党の政治家として大変意味のある言葉として、受け取っております。

 改憲について国民の理解を得るには、選挙が終わったら「公約に書いてあるから」と言い訳じみた言葉で、国民の理解を得ることはできないでしょう。
 
 改憲論では、まず、自衛隊の憲法上合憲性を明確にすべきであるのではないでしょうか。

 自衛隊の合憲性の上に集団的自衛権の合憲的論理の組み立てを考えることになるのではないかと考えます。     

 違憲状態の自衛隊に集団的自衛権行使は、論理的に無理があります。憲法に一か条自衛隊の合憲性を書き加えることです。

「自衛隊の合憲性」については国民の理解を得やすい改憲であります。これまでの国民世論や野党の中でも暗黙の合憲論があります。
 

投稿: 加藤 幹郎 | 2016年10月10日 (月) 10時58分

【米国大統領選挙】

 どちらが、マシなのかを争う選挙になってきていますね。有権者の党派性より、女性がどのような選択をするのかが注目されそうです。トランプ氏の女性蔑視発言は強烈ですね。我が国の東京都知事選挙の野党統一候補者より、ある意味女性を馬鹿にしたような発言というか、過去があったと発覚したようです。この年代の男は、このような傾向があるのかもわかりませんね。高齢化社会の問題として考えておいた方がいいと思います。あと10数年は、トランプ氏の様な感覚の老人が問題を抱えながら生き延びることになります。

 はっきりと線引きするのは難しいことだと思いますが男女同権男女平等という感覚が薄い世代というのはあるようだとしか思えません。それは、トランプ氏がクリントン元大統領の有名なスキャンダルを採り上げ、ヒラリー氏も一緒になって被害を受けた女性を批難していたという事も当時からあった話で、女性に厳しい女性という人も立場によって、存在することは昔から知られている話である。そのような個性が、大統領の資質を問うレベルの話になってしまっているようだ。呆れる人が多いと思いますね。

 米国の有権者は狭い選択肢の中で何をしなければならないのかと悩んでいるようにも見えます。大変なことが、もうすぐ決定されてしまいますね。米国の女性有権者が決定権を握っているような印象を受けます。

 それはともかく、米国共和党の人々は実に無責任だと思います。民主党も、今となっては、サンダース氏のほうが良かったと思っているかもわかりませんね。過去にこれほどレベルの低い選挙があったのだろうか?

  米国は衰退に向かう国だと2008年頃北京オリンピックが無事に終了した頃シナ帝国を評価する記事がどこかにあり、その中でさり気なくシナ帝国の高官がそのように述べたという話がありましたが、それは今のどちらかの候補者が大統領として登場することがあれば、そうなってしまうのではないかと思いますね。

 この志の低い2人は、国民に何を訴えているのだろう?  謎としか思えません。感情的な発言が目立ちますね。

投稿: 旗 | 2016年10月10日 (月) 18時09分

豊洲問題…

都庁のホームページに豊洲の地下空間は技術会議の提案である…と
9月16日付けで追加掲載するも、都議会での追及により、捏造であった事を認め謝罪…
『ひるおび』では、なぜ9月16日に掲載を追加したのか…を問題にしていましたが…
それより、誰の指示で誰が掲載したのか…の方が問題ではないか?
誰の指示で誰が地下空間を決めたのか…その構造がそのままホームページの捏造問題に通じると思います。

投稿: まな | 2016年10月10日 (月) 18時19分

石破先生

お早うございます!!。
ノアの箱舟の再現も斯くやと思う程、豪雨続きの長雨もようやく上がり、今朝は目に染みる程の秋晴れの空です。朝から近在の小中学校の運動会の声が賑やかに聞こえています。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の者であります。
臨時国会の本会議につづき、補正予算委員会の質疑応答もテレビにてつぶさに拝見致しております。
冒頭の国会の代表質問と応答より早くも与野党の対決姿勢が鮮明となり、委員会の様子を拝見していましても、相手をなじるだけのすれ違いばかりです。こうも延々と続きますと見ていてそのうち怒り心頭となり、次の段階では失望のあまり哀しくなり、やがて気落ちしてしまう程です。
野党からの質問に安部総理の言は「そのようなレッテル貼りは止めて下さい。テレビを見ている国民の皆さんが不安になるではありませんか?」、「まだ決まっていない事をさも決まったように言えば、国民の皆さんの不安を煽るばかるではありませんか?」といつも述べ立てて、野党の質問を遮ろうとする場面が余りにも多過ぎるのです。野党よりの質問の裏には、その議員を選んだ国民の意思がある事を決して忘れてはなりません。どのような質問でも安部総理個人と政権を糾弾するものではなく、決定すれば国民の生活に直接影響するものばかりであり、その為の質問であり丁寧に答えるべきであります。

さて本日の本題ですが、3点について述べさせて頂きます。

1、地球温暖化対策パリ協定について
あれほど鳴り物入りで開催されました、5月の伊勢志摩サミットG7において参加各国と合意が出来、地球温暖化対策の二酸化炭素ガス排出規制に中国、アメリカ、インド、EUも批准することになり、今度モロッコにおいて批准後の話し合いが行われる事になりました。
ところが、我が国日本は国会への提出がまだであり承認が得られず、批准への期日に間に合わないと言います。定められた期日があり、期限に間に合わなければ条件などの話し合いに参加出来ないと言います。折角京都議定書では世界をリード出来ていた国際環境問題も、手続きだけの為に間に合わなければ、何の為の伊勢志摩G7の開催であったのでしょう?確かに、アメリカ、中国などいつまでに何パーセントとの規制目標に差があるものの、我が国が話し合いの場に出られなければ発言出来ず、不利益も生じかねないのです。山本環境大臣は何故か淡々と説明していましたが、安部総理初め内閣の効力発効へ向けての政治日程は『不作為』といえるものではないでしょうか?国会批准案件として提出されていれば、即全会一致に於いて可決されたものと思います。

2、安倍政権の閣僚の資質について
①稲田防衛大臣
以前より小生は稲田防衛大臣の事を「はねっ返り大臣」と当欄にて述べています。威勢の良いことは好いとしても、余りにも過去に飛び抜けた「右傾化発言」が目立ち、大臣就任後の国会において野党から攻撃追及されています。毎年の靖国神社参拝は勿論、嘗て日本軍の南京大虐殺は全くの作り事であること、我が国も将来核武装を検討するべきであるなどの発言であります。防衛大臣ともなれば対外的な国家の顔的な印象も他国に与え、対外折衝の妨げになるからです。前任の中谷前防衛大臣でも国会の質疑応答において不安があったものながら、稲田防衛大臣の国会質疑応答も女性と言うだけではなく、とてもこのままでは不安であり、耐えられないところであります。
②石原経済再生担当大臣
先日、ニュースにて石原大臣の「将来消費税は10%ではなく、12%、13%、15%と更に引き上げる事を検討すべきである」との、驚くべき発言を眼にしました。一昨年消費税を5%から8%へ引き上げ、消費の冷え込みが激しくてその年に衆議院の解散まで行い、1年半の実施延長を決めました。ところがそれでも消費回復の見通しが立たず、再度本年参院選を前に更に2年半延長を決めて実質4年の実施延長を決めました。安倍総理は「最早デフレではなく、確実に雇用も増えて来ている。これからは更にこの流れのスピードを上げ、国民の皆様と共に「成長の果実??」を分かち合おうではありませんか?」と言っているものの、国民は全く実感出来ておらず、事実所得と消費は全く伸びていないのであります。
経済政策といえば、日銀の量的緩和とマイナス金利の継続により公的資金による金融市場の回復を図るばかりであります。世間の有識者のよく述べています「アベノミクス」の成果を全く検証する事もなく、10%への引き上げも可能かどうか不明の儘、ただ消費増税を提言するとは、全く政治とは言えない暴言であります。経済再生担当大臣の資質に欠けると言うべきであります。

3、社会保障の制度減退傾向について
国会において度々野党の質問事項となっています社会保障の内容に①介護認定の見直し、②介護用品の補助の見直し、③高額医療の窓口負担の引き上げ、④後期高齢者医療費の1割負担から2割負担へなど介護離職0を目指すとしながら、まったく逆の制度を検討していて、塩崎厚労大臣、安部総理とも「将来に亘って持続可能な制度を模索する事は当然の事であり、その個々の項目においてまだ検討段階であり、決定ではないのです」と述べていますが、決定してしまえば遅いための質疑応答なのであります。
社会保障費の抑制は当然のことながら、制度において過剰減退となれば却って国民の健康を損ねる事態にもなり、ひいては医療費の増大にもつながる問題を含んでいるのです。
以上縷々述べました事はほんの一部であり、何故こうも安部内閣は国民の思いから乖離したままであろうか?と最近ではテレビを見ていながら怒り心頭とさえ感ずるばかりです。

いつも述べていますが、自民党そのものが全くダメという訳ではなく、国民の思いから乖し過ぎる安倍政権そのものが既に死に体ではないかと思います。
小生は最早リベラルで真剣に国民の為の政治を実現可能な、石破先生の出番を待つばかりであります。

投稿: 桑本栄太郎 | 2016年10月10日 (月) 19時33分

【南スーダン国連PKO部隊】

 2011年からこの地での活動が続いている。我が国も不安定な民主党政権時代の2011年に、見通しも何も持たないようなまま陸上自衛隊の部隊を派遣した。南スーダンは独立してから内戦状態にある。大統領派と副大統領派が揉めているらしい。我が国メデアの記事を読んでも、もめている原因を書く人がいないようなので、さっぱりわからない。その状態が独立した時から始まっていたらしい。民主党の玄葉氏が外務大臣をしていた時に派遣を決定し、その時の説明も解らないままであった。つまり、何時まで部隊はそこにいるのかということが解らない。

 そうこうしているうちに2013年頃から内戦が激しくなり、今年の7月にはシナ帝国のPKO部隊が武器弾薬他装備を現地に置き去りして逃亡する事態があったというニュースまで流れた。この混乱で、シナ軍兵士2名が殺害されていたらしい。詳細は今も不明である。装備を放擲して部隊が逃亡したというニュースを流したのはなんと朝鮮日報である。
 朝鮮日報というメデアは朝日新聞のような処があるので、鵜呑みにするわけにはいかないが、そこでも詳細は曖昧なまま日時さえ特定した記事にはなっていない。具体性のない記事であるが、シナ帝国軍部隊が逃亡したという事をはっきり書いている。

 シナ帝国は腐っているかもわからないが国連常任理事国である。そのPKO部隊で、そんなことが起きるのか? と怪しむ。しかし、2名の兵士が殺されたとする記事はロイター他にもあった。問題は司令官以下が現地から逃亡をしたのかどうかという事だが、それを書いているメデアは朝鮮日報以外他になかった。
 シナ軍兵士2名は、何が原因で殺されたのかについても、解らない。死んだという事実についてはシナ帝国の広報も認めている。原因は不明なままである。隠しているのだと思うが、なんの発表もない。南スーダンは危険な処なのか? 誰も解らない。

 例えば、昨年9月にロシアの航空機が南スーダンで墜落している。正確な数字なのかどうかわからないが、乗員乗客15名(一説によると40名)のロシア人が命を落としている。原因の特定はない。続報がないので、原因が解らないだけかもわかりません。或は、攻撃を受けたのかもわかりませんね。以降、ロシアが、南スーダンで何をやっているのか何もやっていないのか、伝えるニュースは全くないですね。南スーダンは危険な処なのかもわかりません。
 稲田防衛大臣が視察に向かわれたという報道があった。現地に7時間滞在されたと毎日新聞の記事にあった。国会会期中であるからというのが理由で、そう云う短い時間なのだろうと思うが、毎日新聞の記事は悪意が込められているようにも受け止められますね。民主党が決めたPKO派遣である。終期の定めなき派遣については毎日新聞も沈黙している。これは問題にならないのか?

 過去の戦争でも問題になったのは、いつまでに終わらせるのかという事ではなかったのか?
 ズルズルと引き伸ばされることは隊員に過度の疲労を求めることになる。今回稲田大臣が視察に行ったのは、交代要員の派遣のためらしい。毎日新聞はそのように書いている。つまり撤収させる気がないのかという事だ。

 内戦が続いて橋とか道路の建設工事に支障が出たのは、自衛隊員の責任ではない。その辺りの取り決めがどうなっていたのかという事だ。シナ帝国のPKO部隊のように、突然撤収ができるのかどうか? 考えてもいいのではないか? シナ帝国は常任理事国でありながら敵前逃亡をやったらしい。彼等は、昔、南京攻略戦の時も南京守備のシナ軍司令官が、南京攻略戦の前日に単身敵前逃亡したことは有名である。
 同じことを戦争が目的ではないPKO部隊でありながら、今回は司令官以下全将兵が逃亡したのかという事だ。

 これは国連で問題になっているのだろうか? 或は、朝鮮日報の捏造記事なのか?

 どっちでもいいが、我が国は、南スーダンにいつまで駐留するのか? 期限を求める時期に来ていると思いますね。過去の教訓を忘れてのめり込むことがないようにしてほしいものです。

投稿: 旗 | 2016年10月10日 (月) 21時35分

お話の引き出しをたくさん持っておく。

日頃の蓄積をおこたるといざという時に後悔しますね。

ディベートみたいな難しい事は無理でも本はなるべくたくさん読みたいです。

投稿: くま | 2016年10月10日 (月) 22時26分

稲田大臣から始まり、高市早苗大臣まで飛び火していますが、政治資金パーティの白紙領収証の件です。 政治資金資金規制法では規定されてないので法的にはなんら問題はないとのことですね。 政治団体は公益法人と同じ扱いだと言うことで課税の義務はないんですね。 いろんなカラクリがよくわかりますね。政治資金規制法をきちんとしないと表に出せないお金の資金洗浄に使われてしまいませんか?金額の入ってない領収証が法的にはなんの問題もないからよしとするのはあまりにも低レベルな倫理観だと言わざる得ない。政治家の倫理観や道徳観念が一般より政治家のほうが低いとはいかがなものか。
予算委員会での稲田大臣の答弁部分だけが何度もテレビで取り上げられ、子育て予算と防衛予算についての過去の発言がクローズアップされています。子育て予算と防衛予算を同列に論じる愚かさにわざわざスポットライトあてなくても、論じるべき大切な事は他にあり、放送すべきも他にありますよね。

言いたくありませんが、税金を遣い、国会中継はNHKに多大な額を支払い、なんて実のない不毛なやり取りをしているのか?絶望すら感じます。

北朝鮮の行き過ぎた挑発的な行動にどう対処するのかとか稲田大臣には答えていただきたい事案は山ほどあります。
大臣のポストは経験の場、お勉強の場ではない。もう安部政権における人事には辟易します。
適材適所。所詮安部人事は自身の権力維持の道具に過ぎないのか?
石破氏の骨太な国家を思う答弁を聞きたいのです。あなた様のような方が表舞台に立てないようなこの茶番のような政。
国民を舐めきったような今の政府。どうせ何もわからないんだから黙って着いてきたらいいんだ。確かにそうかも知れない。超高齢化社会や生産人口が減る事。人口が減るのは若い人なんだという事実。新しいしくみ作り。国民はわかってない。だからこそ、貴方のようなきちんと説明して下さる方が今まさに必要なんです。待っています。
成長していく時は誰でも良かった。誰でも出来たんです。どうぞお身体を健康に保って、70まではあなた様にこの国を引っ張っていただきたい。強靭な肉体を維持してくださいね。若いにわか政治家に国を任せる事は出来ません。若い中期待できるのは、小泉進次郎氏くらいです。忸怩たる思いで一連の様子を見ていらっしゃるのでしょうか?機をみて逃さず。

投稿: ちえぞう | 2016年10月10日 (月) 22時53分

◆エプソンの古紙再生機
『PaperLab』オフィスで使用済みの書類等を繊維に分解し、印刷されていない新しい再生紙に作り出す小型製紙機。文書情報の完全抹消、紙の自社内生産を実現。A4・A3サイズ用紙や名刺用紙、色や香り付きの紙などを生産できる。A4用紙の生産能力は1分間に14枚、1日8時間で6720枚をオフィス内で製紙することが可能。くしゃくしゃで比較的新しい使用済み古紙なら4000枚、クシャっとしてかさばり易い使用済み古紙でも3000枚を同時に機械にセットできる。横幅2.6m×奥行1.2m×高さ1.8m。現在年内の商品化に向けて開発中だそうだ。機密書類の多い組織には重宝するのではないかと思う。

投稿: hiroyuki hasegawa | 2016年10月10日 (月) 23時25分

   ≪重大な錯覚≫
朝日【二階氏:風が今吹き始めているhttps://goo.gl/T8bgNp 】⇒これは二階流の特に自民党現職議員や公認希望者への脅しですね。「これまで以上に、ボス猿に確っかりと屈膝しない奴、迎合し同調しない奴は公認しないよ」とね。
大与党幹事長の重職にありながら、卑やしい政治屋です。昔の古く悪しき党人派の自民党の残党です。国家も国民も眼中にない。
「自分が彼の眼中にある」と錯覚している庶民大衆が多すぎる。

投稿: 小倉摯門 | 2016年10月11日 (火) 10時21分

    1/2  ≪電通‥陰の(第五の)権力者?≫
先般来、トヨタなどへの電子広告の過剰請求事件と若手女子社員自殺の労災認定で、世間を騒がせている電通ですが、逞しいビジネスマン集団のトヨタは適切さの回復の交渉に成功するでしょう(同じ大企業でも多くのひ弱な大企業は疑問ですけどね)。他方一般的に交渉力に欠けるご遺族には申し訳ない言い様ですが‥、
電通に起因する深刻な問題は、過労死など個人レベルの問題ではなく、過剰請求など企業レベルでもなく、「国家・経済・報道、要は社会全体」に亘る深刻なものなんです。広告業界での独占や寡占の力を悪用し、マスコミを巻き込んで繰り広げる”庶民大衆洗脳の罪”なんです。東京五輪誘致などスポーツイベントに止まらず、政治イベントにも入れ智慧している。その多くは健全な市民感覚を棄損し愚民化する発想の色が濃い。一般国民医は知る由もない蛸壺の空気と打算が生んだ「陰の(第五の)権力者」か?

当初の策定意図とは違うのかも知れませんが、下の電通「鬼十則」(↓)が時代を経て現実に目指しているのは、そんな傲慢な電通(人)像だと考えれば、その強すぎる能力も腕力も社会的に果たしている歪んだ役割も悪い意味で平仄が合う。
世間に浮上した「それら枝葉の問題」が、電通の根っ子と幹(核心)の深部に潜む問題群に広がれば善いんですけどね。
そこでも彼らが誇る強力な「独占・寡占・洗脳力・カネの力」が有効ですからねえ‥、安倍軍団は此処でも無関心を決め込み、検察も不作為を決め込むでしょうね。
「ソーシャル・ジャスティス」が行われる兆しは遠くか細い。

投稿: 小倉摯門 | 2016年10月11日 (火) 10時25分

    2/2  ≪過激だが、善いことばかり≫
電通「鬼十則」(ネット情報故、真偽は保証の限りではない)
1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは。
6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。
9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。
⇒この「鬼十則」は過激だが、善いことばかりなんですけどね。
例えば、これをこのまま、臆病風に吹かれた「ヘタレ大企業トップ」の枕元と社用車と社長室に掲げれば、間違いなくストレスを抱えるだろうが、日本経済が活気付く契機になるかも知れない。
この十則のまま若手や一般社員に訓示すると、過激すぎるから、労災自殺事件を起こす結果にもなる。多少その矛先を丸めれば(注)、卑屈未練なサラリーマンも立派なビジネスマンに変貌するだろう。
然し、現実には、トップも社員も、「実践できれば!」(注)と云う厳しいハードルがあるんですね。そのハードルが高いんです。
(注)経営層向けの高度の訓話を、一般社員向けに易しく、時機に優しく翻訳し直すのは中間管理職の責務でもある。頓馬な管理職は機械的に鵜呑みにし鸚鵡返しにして部下に実践を強要する。

投稿: 小倉摯門 | 2016年10月11日 (火) 10時26分

     ≪鋭かったP. Krugman 2題≫
①2009年7月The Economist: What went wrong with economics http://econ.st/KAETeh “Krugman argued that much of the past 30 years of macroeconomics was “spectacularly useless at best, and positively harmful at worst.”
→あるきっかけがあって、改めて、永らく無為に探し続けていたクルーグマンの卓見を、エコノミスト誌の記事(二次情報)ですが、漸く見つけました!嬉しいなあ。
②また、それに先立って、Krugmanが発表したこんな論文(講演のText(↓))も見付けました。
Dec. 8, 2008 Krugman:Prize Lecture https://goo.gl/AcOljs 
就中、此処→The use of deliberately unrealistic assumptions is, of course, common in much of economics.
→温い言説を繰り返す今のクルーグマンとは違い、ノーベル賞を受賞した当時のKrugmanは、退屈な予定調和に絡め取られずに、活き活きとして鋭く打っ飛んだ主張ができたのですね。

⇒勿論、此処での私の投稿趣旨は、当時のKrugmanを称えることではない。世界中で様々な分野で「課題先進国の看板」を、無自覚に、欲しいままにしている(先送りの結果に過ぎない!)、今の日本で、政治権力者(ボス猿)に侍っている経済ブレーンが、予定調和が極まっている「蛸壺のリフレ学者(端的には三田(浜田本田岩田))」しかいないことに愕然(悄然?)とさせられる訳です。

投稿: 小倉摯門 | 2016年10月11日 (火) 10時30分

2020東京オリンピック

エンブレム〜メイン会場…と変更が続きキャンセル料やらやり直し料やら、すでに何百億円も無駄が出ていますが、だからといってオリンピック後、確実に無駄に成るものを作るより、長い目でみて利用価値のあるもの作ってほしい…
ボート会場ですが、選手が彩湖がいいって言っているし、オリンピックが終わっても使えるって言っているんだから、彩湖にしてはどうか…
でなければ、異常気象で大雨洪水が頻発しているんだから、調整池を都内の空きスペースに掘ってボート会場に使ってから調整池にするとか、豊洲市場予定地にボート会場を作って、今出来ている建物もオリンピック関連に利用、オリンピック終了までにその後の利用方法を考えればいいのでは
築地は、築地で、もっといい方法を考えるしかないのでは…

投稿: まな | 2016年10月11日 (火) 16時09分

私が卒業した後ですが母校でも[ディベード]部が誕生し、少し興味があり、各高校による[ディベード大会]が開催されTVで放送されましたが、-[ディベード]は、相手に言い勝つ事を目的として生まれた論法であり、かなり自分勝手な論法が成立します。-自分勝手な論法を行う関係から、議論や発言により相手の面目を失わせ、屈辱感や怒りを与えてしまいます。また、折角に応援していた人や応援する為に発言し、尽力してくださっていた大切な方の助力を得られなくなります。この典型的な[ディベード]の自分勝手な論法により、人望や信望を失いつつあるのが、現在の政権ですね。彼は政治技術と発言し、その政治技術は目的達成の為には手段を選ばない独裁制を敷く技術であった事が明白です。彼の政権の維持の為に、尽力してくださった方が面目を失い離反して行くのは確実であり、今日も彼の片腕である内閣官房長官発言による大切な方の面目を失わせてしまう発言がTVで報道されてしまいました。この事は、首相に対する求心力を失わせてしまう事が明らかな発言であり、彼の政権維持が困難となる事を意味します。彼に協力しようにも、彼は個人の利益を共有する内閣官房長官との信頼を最優先し、そこに自民党は存在しないわけです。この事が明らかになってしまった事実は、求心力を誰に求めるかになるのですが、元防衛大臣であられた石破茂氏は、先の大戦の敗因が米国による日本の孤立化と軍事力による海上封鎖による経済困窮と、日本国内での食糧不足による事であった事をご存知と思います。日本は相次ぐ自然災害や農業政策の失敗により、食糧自給率の充足が不安であり、日本の自衛隊が保有する軍事力の限界や燃料不足が資源のない日本では問題となるわけです。日本の自衛隊は、米国の考えにより米軍の指揮下におく事が決定しています。日本国内に米軍基地が存在し、動く基地である米空母は、日本に寄港する。この事により日本自衛隊に必要以上な軍事力を求めないのではないでしょうか。日本が必要以上の軍事力を保有した場合、日本が攻撃対象になる可能性が高まる事になります。日本は自らを危険にさらす事なく、日米安全保障条約により、有効な米軍と自衛隊の協力を密とする体制を整えた方がよりよい日米安全保障条約と日米同盟が充実するのではないでしょうか。

投稿: 島谷淳子 | 2016年10月11日 (火) 17時23分

ベーシックインカム…

赤ちゃんでも老人でも一人一人に最低の生活費を保証するシステムらしい…
例えば、一人10万円だとすると、爺婆父母、子供2人の6人家族だと10万円×6人=60万円…
こうなったら家族が多い方がいっぱい貰えるから、出産率が増えるんじゃないでしょうか…少子化対策に朗報なるかも

働かないでお金を貰う人ばかりになるんじゃないか…って心配があるかもしれませんが…
働きたい人が多いから待機児童が多いのでは…

生活保護を申し出ても受け入れられず、働いても働いても生活保護費を下回っている大勢の人々…
一方、どうやったのか生活保護費で贅沢三昧の生活の人がいたりする。
生活が保証されるなら、収入のおおかたが税金でも、そっちの方が安心かも…

投稿: まな | 2016年10月11日 (火) 23時30分

◇◆ノーベル経済学賞◆◇
数学者高橋洋一氏によれば、日本の経済学者の数学レベ
ルは超低レベルだそうです。
( https://www.youtube.com/watch?v=k7BJrb5dfzs&feature=youtu.be&t=588 )
確かに、私立の経済学部入試科目に数学はありません。
したがって、独自の数理モデルの創造どころか、中央銀
行のデジタル通貨発行の異議を数理的に立証する、イン
グランド中央銀行の研究者の論文
"Staff Working Paper No. 605
The macroeconomics of central bank issued digital
currencies
John Barrdear, Michael Kumhof"
( http://www.bankofengland.co.uk/research/Documents/workingpapers/2016/swp605.pdf )
さえ理解できる日本の経済学者や評論家はほとんど皆無
に近そうです。これは、金本位制からの脱却以上にイン
パクトがあるパラダイムシフトであるデジタル通貨への
移行への障害になります。

この状況なので、経済学者や評論家の大部分が「国の
シャッキンが~」と念仏をとなえるのも、日本人ノーベ
ル経済学賞受賞者がいないのも無理はないと言えます。
国益のため、数学や物理学等の他分野の人材を経済学に
まわす必要性も検討すべきです。

投稿: 観測者 | 2016年10月11日 (火) 23時44分

【得意技でこける企業】

 ロイターに記事があった。
『[ソウル 11日 ロイター] - サムスン電子(005930.KS)は11日、安全性の問題から最新スマートフォン(スマホ)「ギャラクシーノート7」の生産と販売を終了したと発表した。サムスンはノート7のバッテリーから発火が相次いだことから9月上旬に250万台のリコール(無償回収・修理)を発表。だが交換後の製品からも発火が起きたため、通信事業者に同モデルの販売・交換を停止するよう要請し、所有者には電源を切り使用を中止するよう求めていた。サムスンは「消費者の安全を第一に考え、ギャラクシーノート7の生産と販売を終了することを決定した」とした。
 サムスン株はこの日の取引を8%安で終了。1日の下落率としては2008年以来最大となり、時価総額約200億ドルが消失した。

サムスンは米アップル(AAPL.O)の最新型「iPhone(アイフォーン)」と競争すべく8月にギャラクシーノート7を市場に投入。その約2カ月後に生産と販売終了に追い込まれたことで、同社の品質管理が疑問にさらされるだけでなく、財務面で大きな重しを抱えることになる。』

 8月に売り出したばかりの目玉商品を2か月持たずに生産及び販売を終了すると宣言したようだ。この企業はスマートフォンで世界に名が知られ、そのスマートフォンの新製品で沈没するという事になる。得意とする分野で致命的な欠陥を露呈したことで撤退するという事は、この世の習いのようなものである。慢心が生んだ設計ミスがあったのかもわかりませんね。

 勝って兜の緒を締めるという諺はあるが、その実践がいかに難しい事なのかを告げているようにも見えます。どこかに欠陥を抱えているという事は内部にいる人にはわからないようになっているようだ。製品の欠陥というのは内部で繰り返し耐久試験などを経て克服がなされ世に出せる基準と云うようなものが出来上がるはずである。しかし、身内に甘い体制とか、能力のないリーダーがいたりすると。見逃すという事があって、世に出してから欠陥がばれて大変な事態を露呈する。
 自動車などでは既にデーターの改竄がばれて大変な事態になったメーカーが世界にある。
 この様な栄枯盛衰の事例が山のようにあっても、新製品を送り出す人には、金儲けのことしか頭にないので気が付かないのかもわかりませんね。サムスンもフォルクスワーゲンや三菱自動車と変わらない考えの人が内部にいたのではないかと思いますね。得意技で不覚をとるという事が、証拠のように見えてしまいます。

 信頼を失うのは一瞬で済む。これもまた企業が辿る運命のようなもんです。製造メーカーには無数の選択肢があって、潤沢な研究開発費があって、優れた能力を持つ技術者がいて、発売までに至る時間を自分で決めることができたはずである。その結果、欠陥品を世に出したという事実は大きな信頼を失う事になる。この怖さをサムスンはこの製品で初めて知ることになる。
 現在、サムスンの製品では他に数年前から豪州辺りで小さな記事になっていた爆発する洗濯機が、ようやく大きく報道されるようになってきたらしい。これも、スマートフォンで坂道を転げだすことがはっきりしたからだと思いますね。米国の消費者は、過去にマクドナルドの熱い珈琲1杯で数億円の賠償金をせしめた判例がある国である、爆発した洗濯機の惨状がどのようなものか知らないが、サムスンが倒産する前に裁判を起こされることになるような気がしますね。
 ナンバーワンの技術に慢心があってはいけませんね。不断の努力と細心の注意力は何としても並立させておかないと、いつか高転びにこける事に繋がります。これは、企業だけでなく、成功を収めたと思われる人物にもあてはまる問題ではないかと思いますね。

 大変なことです。

投稿: 旗 | 2016年10月12日 (水) 06時22分

前稿≪清々しい気分≫訂正:
失礼しました。最後の部分が切れましたので、以下に全部分を再投稿致します。多謝。
⇒久し振りに大人(たいじん)の対処に振れて清々しい気分を味わわせてもらった。
(蛇の足)安倍ボス猿や菅子猿とは比べらものにならない。

投稿: 小倉摯門 | 2016年10月12日 (水) 12時01分

東電、地下ケーブル炎上…

大都市大停電!…ほらほらほら…足を引っ張りあっている場合じゃないでしょっ…

民進党さん!!

オリンピックも来るのに…協力して、いい国造ろう国会議員…

ずっと前ですが、アメリカの石炭の産地で地下の石炭の鉱脈に火がついて、燃え続けて消火出来ず何十年だか何百年だか燃え続けるって言ってました。地下火災って心配…消火の具合が見えないから…

投稿: まな | 2016年10月12日 (水) 17時50分

NHKのFACEBOOKに書き込むと都合の悪いことが削除されるが是正されないか、又二面性も感じるが如何か、こんなことでは北朝鮮の怒りは消無いだろう。

投稿: 伊藤芳朗 | 2016年10月12日 (水) 20時03分

【背後にあるのはモラルの崩壊ではないか?】


 豊洲問題で、出鱈目がまかり通っていたことが発覚して、官僚組織の問題が指摘されようとしている。都議会の会議録さえ捏造していたことまで発覚したようだ。誰がこれによってどのような利益を受けるのかを考えたほうが、容疑者の特定につながるような気がしますね。嘘までついて専門家と称する人々がデマを流しているようだ。
 怪しい人物が目についているようでもある。彼等は何を考えてデマを流すのだろう。困った人々である。モラルの崩壊がありますね。会議録の捏造がその証拠である。政治主導も何もあったものではない。モラルがないのだと思うしかない。情けない事である。

 衝撃を受ける事件が発覚した。三井住友銀行の幹部社員による横領事件である。なんと11億円の巨額詐取事件である。この銀行で、しかも幹部社員が、金を横領するとは世も末である。
各種メデアが記事にしているが、産経の記事を揚げる。
『三井住友銀行の外貨預金の取引システムを不正操作して現金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は12日、電子計算機使用詐欺容疑で、東京都新宿区下落合、元同行大森支店副支店長、南橋浩容疑者(54)を逮捕した。捜査2課によると、「間違いありません」と容疑を認めている。捜査2課は、同様の手口で平成19年以降、計約11億円相当の現金をだまし取っていたとみている。』
 私事ではあるが私が社会に出た36年前に最初に給料振込み用口座を作るように採用された会社から求められ、選んだ銀行が住友銀行であった。以来その口座は三井住友銀行と云う名前に社名が変わっても愛用している。
 長く付き合っていれば銀行の考え方が見えてきますね。大体どこでも真面目な人が多いのだと思うが、住友銀行の時代より、ここは支店長に個性が強いような印象を受けてきました。他にも利用する銀行があるのでそれとの比較です。どこに重きを置いて仕事をしているのかについては銀行の姿勢が表れますね。金を見ているのか人を見ているのかという違いが出てきます。
 
 例えば、信用金庫という金融機関などは地域に密着した銀行というイメージがあるようだが、彼等はどっちかというと顧客の要望を拒否する事の方が多い。信金の支店長と話をすると腹が立ってしまう事が実際に多い。それは都銀などと比べると非常に顕著である。都銀は顧客の言う事を聞いてくれる。聞いてからの対応に個性があるわけだ。信金がことわった要望に都銀はどう答えるのかが個性になる。三菱、みずほ、住友、りそなはそこに差がありますね。
 社風というものは確かにあると思いますね。人を怒らすのが上手い銀行というものもあるわけで、それでも、提案をしてくる人がいる銀行は、住友であると思います。そういう会社から巨額の横領事件を引き起こす幹部社員が出た事実に驚きます。モラルの崩壊がここにもあるのではないですか?
 金融機関に勤める職員には、時々現れる犯罪である。これはなくなることがない。支店に勤務させる期間も最長で3年未満であるのは理由のある事だ。今回の三井住友の幹部の犯行は2007年頃のようだが、監督をする立場にある者も責任を追及されることになるのだろう。発覚を遅らせたものが何なのか? 

 同じ日に長野銀行の事件の記事もあった。(時事通信 10月12日(水)20時57分配信)
『長野銀行(長野県松本市)は12日、顧客のカードローンを不正利用し計約753万円を借り入れたとして、調査役の男性行員(49)を懲戒解雇したと発表した。
 同行によると、行員は本店営業統括部などに勤務していた2010年6月~16年8月、顧客から入手したカードと暗証番号を使い、計753万2000円を顧客に成り済まして借り入れた。
 借り入れた現金は、借金の返済や買い物、旅行などに使っていたという。顧客からの問い合わせを受け発覚した。発覚時の借入残高約491万円は行員が全額弁済した。懲戒解雇は7日付。同行は詐欺容疑での刑事告訴も検討する。』
 こちらの事件は、知能のある銀行員が犯したとは思えない事件である。発覚するのは当然の様な状況にある。信頼毀損の度合いから見ればこちらの方が深刻だと思いますね。顧客の与信を奪い、暗証番号まで盗んでいるからだ。これは横領ではなく窃盗事件ですね。しかも、49歳の犯行である。三井住友は、54歳である。こういう年代は何かと金に困る時期あるのだろう。
しかし、背後にあるのはモラルの崩壊である。これを食い止めるものは何かについて、考えることが必要になっているような気がしますね。

 

投稿: 旗 | 2016年10月13日 (木) 05時07分

【捏造の中日新聞】

 反日主義者の巣窟の一つ中日新聞は捏造記事を出していたことを自ら認め読者に謝罪したそうだ。それを読売新聞が記事にした。
『中日新聞は12日、5月に掲載した連載記事2本に誤りがあったとして、同日付朝刊社会面で「おわび」を掲載し、記事や見出し、写真を削除すると明らかにした。
 架空のエピソードを盛り込んだ記者の取材メモをもとに記事が書かれたことが原因としている。今後、この記者や編集幹部を処分し、同じ記者が書いた連載以外の記事についても調査する方針。
 誤りがあったのは、5月17日付と19日付の朝刊社会面に掲載された連載「新貧乏物語 第4部 子どもたちのSOS」。』

 しかし、お詫びの内容が不十分であると読売は指摘している。

 『ただ、おわびでは、19日付の記事で誤りがあったという「三か所の記述」が明示されていない。平田浩二・編集局次長は読売新聞の取材に対し、「関係者に迷惑がかかるので、これ以上は明らかにできない。デスクなど上司による圧力などがあったとは認識していない」と話した。問題の記者の所属や年次なども明らかにしなかった。』

 説明責任から逃亡を図っているというわけだ。反日パヨクの姑息な醜態がここにある。この問題はNHKにも似たような事例あるのだが、NHKは開き直って未だに謝罪がない。嘘を垂れ流すのが彼等の習性である。報道機関というより捏造機関と言ったほうが正解ではないのか?

 彼等にあっては、まちがいを糺すには嘘を並べてもいいと思い実践しているわけだ。こういう連中が真実に目覚めることを期待してはいけませんね。
 嘘つきは嘘つきであるという事実しかないわけで、それが何を意味するのか解らせないといけませんね。残念な人々である。だから、戦場売春婦が、誤った姿のまま世界に広がってしまったのだ。捏造を許してはいけませんね。

投稿: 旗 | 2016年10月13日 (木) 07時38分

Internetにより沖縄県で起きている事を、地元新聞や、[沖縄の米軍基地問題]や[辺野古の海][やんばるの森]について、沖縄県での報道や住民の抗議と抵抗運動について読んでいました…〇沖縄県の抵抗・抗議が黙殺されてしまう理由として、1部過激派が、日本の他府県より沖縄県に入り込み、沖縄県民に成りすまし、中には沖縄県に住民票を移して、沖縄県民として過激派が米軍基地問題に関係している事でした。沖縄県に利権を求めて多額の資金が使われていたようです。沖縄県に利権を求める時、沖縄県の観光政策が利用され、また、中国・北朝鮮の脅威が利用されていたようです。→北朝鮮・中国の脅威を政府が報道機関を通して全国放送したら沖縄県の抗議や抵抗運動を黙殺する事が可能となり、沖縄県の地元新聞でさえ、批判対象とする事が可能となってしまっていたのです。私にとり疑問となったのは、日本最南端にある沖縄は島々が集まって構成された県である特徴を持つ事です。日本最南端にある離島が沖縄県という事になり、ケーブルテレビしか沖縄県にはないのではないか? という疑問でした。また、沖縄県には、米国領事館があり、在日米軍沖縄県駐留軍は、日本の他府県とは違う在日米軍としての役割を担っていたようです。このために沖縄県と沖縄県知事が、米国・日本の会談にも同席しての[米国・沖縄県・日本政府]の3者会談であり、現在のような沖縄県を無視する黙殺が不可能になる態勢にあり地元報道機関も会談の内容についての報道が認められており[米国の国是である報道の自由]が成されていたとの事です…ご確認下さい。米軍の軍事機密が漏れるような怖れは懸念する必要がない態勢にあったはずです。日本に知らせる必要がない事は会談でも話される事はなかったでしょう。沖縄県に対する政府対応が地元無視として行政訴訟問題となり沖縄県と政府が対立している理由です…ご確認下さい。沖縄県には有力な議員がいないのです。

投稿: 島谷淳子 | 2016年10月13日 (木) 09時34分

    ≪社会的断絶、または二層構造≫
鈴木幸一さん【笛吹けど踊らず 投資意欲を失った日本https://goo.gl/CE3plZ 戦後日本が追求してきた豊かさに満たされた現在の日本に、野心に満ち満ちて投資意欲を掻き立て続ける経営者が少なくなっているのは、当然の現象かもしれない】
⇒日本のネット環境のバックボーンを支えるIIJを創業し大成功された鈴木さんがこんな正直なこと、然も、露骨(あから)さまに、言っちゃ日本経済も産業もお終いですね、
まあ、鈴木さんの場合は慚愧と無念の想いに苛まれて(それは長年蓄積された想いだから、今更?と云う気もするが)、「軽く言ってみただけ」でご本心でないことは解っている。
然し、その軽口も、臆病風に吹かれて積極的な実業投資に挑戦できない数多の大企業トップは、その国家経済や国民や社員に対する重い責務を意図的に忘れて(注))、悦んで、この鈴木節を口実にして、逃げ道にし、逃げ口上に使うだろう。

(注)これを一般的には“身分高き者の不作為、裏切り”と言う。国民にその「裏切られている」と云う認識が薄いこと、そして最終的にその尻拭いを強いられている、従って虐げられている身分なき庶民大衆(貧困層を含む)に、ないのが哀しい。これを「情報の非対称性、庶民大衆の無知」で済ませるのは余りに残酷であり不条理な社会だと思いますけどね。
まあ、穿って考えれば、大企業トップも、果ては経済無知に無知な安倍晋三一味も、雲の上の存在だと錯覚しているが故に、平場の国民の実情に関する関心さえないのかも知れません。
今の日本社会には悪しきまた深刻な社会的断絶がある。また、「社会の二層構造は日本の伝統だ!」で済ませて善い筈はない。

投稿: 小倉摯門 | 2016年10月13日 (木) 09時47分

NYT:When They Go Low, Do We Have to Go, Too? http://nyti.ms/2dTYq1P 
記事趣旨とは全く違いますが、この見出しの言葉は痛烈な訓えとなり、今の日本人に鋭い示唆を与えてくれていると思います。
政治権力者が偶々“Monkey”だと言う理由だけで、何故、国民がその猿の嘘に騙され釣り上げられねばならんのか?何故、気高く誇り高いこの国が「猿の国」にならねばならんのか!と。

投稿: 小倉摯門 | 2016年10月13日 (木) 09時48分

    ≪久し振りに清々しい気分≫
朝日【翁長知事「不適切だった」 北部訓練場返還「歓迎」発言 https://goo.gl/dOHbyw 
複雑で困難極まる問題には、一面的で情緒的な対応(認識や発言)でさえ、仮令他者から批判がなくても、間違いの元になる。
翁長さんが「歓迎」された際は、喩えれば、大きな土俵で横綱相撲を取るべきなのに、小さな土俵で幕下の相撲を取ったのだと。
然し、今回のこの修正で、翁長さんの率直さが発揮され、深く信頼できる責任者だと実証されました。一時的に陥った狭さと間違いに気付き、反省し、更なる間違い(if any)の元を断ったのだから。久し振りに大人(たいじん)の対処に振れて清々しい気分を味わわせてもらった。
(蛇の足)安倍ボス猿や菅子猿とは比べらものにならない。

投稿: 小倉摯門 | 2016年10月13日 (木) 09時49分

引用【雑誌「Voice」11月号‥是非ご一読をお願いいたします】
石破さんに「お願い」されて無碍にできる筈はない。
遅れ馳せ乍ら、早速(ニッコリ)、注文しました。読了後何らかの所感(if any)をコメントさせて戴きます。

   ≪茶番、猿芝居、「仏作って魂入れず」≫
一方で、石破さんが此処に書かかれていることは、予ての愚見「憲法を“改正”し、自衛隊の居場所を明記するべきだ」にも通底しているところ、全く同感であり、自衛隊の諸兄諸姉に感謝と称賛を贈るに一片の異存さえあるべき筈はない。
然し、と言うか‥然ればこそ、先日の国会本会議で、即ち国権の最高機関の場で、安倍晋三が先導して行われた「スタンディング・オベーション」を茶番とし、猿芝居と断じるのです。
古来、「心の入らない、形だけを整える作業と人物」を、賢人は「仏作って魂入れず」と蔑んだ。
現実は、安倍晋三に「仏が受け入れ得る魂があるのか?!」か。

投稿: 小倉摯門 | 2016年10月13日 (木) 10時18分

東電、地下変電所火災…

テロ対策から重要な所は内緒だとか…
なのに、今回の火災で…
テレビでガンガン放送され、『そこはどう言った場所ですか?…ケーブルの集まる重要な場所ですね』…
しかも、図解で構造まで詳解されちゃって…
みんな見ているのに…
…ばれちゃったじゃん。
もう、場所変えなきゃじゃん。

日常生活って意識していないけど、イロイロな物の上で普通に流れているんですね。
平和って必須ですね。

投稿: まな | 2016年10月13日 (木) 10時25分

被害者ビジネスで、いわゆる慰安婦問題では手を出せなくなった韓国。
次は、関東大震災時の朝鮮人虐殺?わさびテロ?逆にわさび無し差別?阪急・南海の外国人差別?被害届もない韓国人への暴力?
言いがかりを世界へ拡散する実に下らない国ですよ。
こんな国とスワップ協定?国際協定も守れない国と?
以前奴等は何と言ってスワップを解消しましたっけ?
それより昔、経済危機での日本からの支援を何と評価しましたっけ?
それより昔々、グズグズの半島国家を併合した日本への評価は?
イヤイヤ、東北や熊本での震災被害者に奴等は何をしました?在米日本人や日系人に何をしました?
で、TTPに今更参加?日本は協力しろ?
あの身勝手な国には、イイ加減ウンザリしているんですよ。関わり合いたくないんですよ。

と、貴方に愚痴をこぼしても、これまで何をしましたっけ?
献金を受け取っていましたっけ?

投稿: 吉法師 | 2016年10月13日 (木) 13時00分

【我が国の公務員の問題とは】

 ヤフーのニュース欄にあった記事より
『埼玉県川口市の40代の男性職員が市民の個人情報などが入ったハードディスクを紛失し、現在も見つかっていないことがわかりました。

川口市公園課の40代の男性職員は今月7日、課内の懇親会で酒を飲み、帰宅途中にJR大宮駅のベンチで眠ってしまい、かばんの中に入れていたハードディスクを盗まれたということです。このハードディスクは男性職員の私物で、公園課のほか、過去に在籍していた下水道推進課や河川課などのおよそ93万7000件のデータが入っていたと見られ、そのうち、およそ1万7000件については市への要望をした人や改修工事の契約した法人の住所・氏名や口座番号といった個人情報が含まれていたということです。川口市では今後、職員の情報セキュリティに関する指導を強化し、男性職員と上司の公園課長に対しては処分を検討するとしています。』

 何年も前から幾度も問題となって、その都度対応策が練られ、個人情報保護の重大さを認識させる教育があって、それでも、毎年のようにどこかの学校の教職員が、生徒の成績を収めたUSBを紛失したり、どこかの役所の職員が、データーを収めたCDを鞄ごと駅のベンチや電車の網棚に置き忘れたり、というニュースが流れますね。何をやっても効果がないという事実を知るべきですね。この40代の職員は、その重大さの認識がおそらくないと思いますね。

 他人の情報を預かっているという事や、役所の情報という公共財産を管理しているという意識が頭にないわけです。何を言っても無駄ですね。
 特に『このハードディスクは男性職員の私物で、公園課のほか、過去に在籍していた下水道推進課や河川課などのおよそ93万7000件のデータが入っていたと見られ、』

 勝手にダウンロードしていたこともこれで発覚していますね。誰の許可を得てやったのでしょうか? 
 市のデーターにアクセスする権限を持っていたのかどうかを疑う処から始めないとこの40代の職員は窃盗罪に問えませんね。
 公共の機密情報を扱う事に慎重さが求められるのは、その感覚に於いて責任を伴う事であり。扱う内容の中に一般市民の個人情報があれば、取り扱う人のレベルについてもランクを設けるなどしておかねばならないのではないかと思いますね。
 

 川口市の最高責任者は市長である。市長の責任を追及するしかないですね。情報管理の取り決めやルールがあったのかなかったのか? その辺りから調査をしたうえで、ルール化されていないという事や、或は、当該職員はそのルールを無視していたというようなことが解れば、市長は責任を取る意味で辞職するべきではないですか?
 それぐらいの結果を残さないといつまでたっても、情報の管理がお粗末な状態のまま続きますね。そしてまた、愚かな職員がデーターを紛失する、馬鹿の数は増えることがあっても減ることがない。

   残念では済みませんね。

投稿: 旗 | 2016年10月14日 (金) 01時50分

【靖国神社の祭神】

 この神社の今の宮司は、徳川康久氏である。15代将軍慶喜の九男誠の孫である。それがあるからなのか動かよく解りませんが、石原元都知事や亀井静衆議院議員が、靖国神社に申し入れを行ったというニュースがあった。

『10月12日 、石原慎太郎元東京都知事や亀井静香衆議院議員らが、靖国神社にとある歴史上の人物たちを祀るよう申し入れを行った。
 それは明治維新で、幕府軍だった新選組や、会津藩の白虎隊、そして西南戦争で敗れた西郷隆盛という歴史上の人物。彼らに共通するものは、当時の新政府と敵対したことで「賊軍」とされているということ。
 そんな「賊軍」とされている人物たちを靖国神社で合祀するよう、石原氏や亀井氏が中心となって動いている。亀井氏は「一部の、官の側からしか歴史を見ることができない人たちのみが反対している。他の数多くの人たちは賛成してくれている」とコメントした。』

 問題をより複雑にさせたいのか、と思ってしまう内容ですね。まあ、なんというか徳川将軍家の子孫が宮司になった時点でおかしくなっているような印象を既に受けていました。
 そして、徳川氏の就任する遥か前に、松平宮司が、問題を複雑にしたという事情がありますので、ダメ出しの意味になっているのかもわかりませんね。

 問題があるとすれば、これは明治天皇の遺志に叛くことにならないかという事である。

 宮司を徳川氏にした事で、既に御遺志に叛いていると言われたらお終いですが、西郷隆盛や新選組や白虎隊、或は彰義隊の伊庭八郎までもとなればどうなのかという迷いがありますね。
 我が家は、曽祖父が幕臣であったので何とも言えませんね。

 それはともかく、問題がより複雑怪奇な方向に向かう事にならないか心配ですね。
 幕末から明治にかけては長州薩摩の兵が数多く斃れています。幕府方もまた、数多く斃れていることは事実であります。しかし、明治天皇は新政府樹立のために命を投げ出した人々の鎮魂を願って、これを建立されたといういきさつがある。この御遺志に叛くことがあっていいのだろうかという心配が、大きいですね。

 次から次へと問題を複雑にしようとする勢力がいるようです。

  大変なことです。

投稿: 旗 | 2016年10月14日 (金) 02時52分

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