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2017年1月20日 (金)

陛下のお気持ちなど

 石破 茂 です。
 日本国憲法第1条(「天皇は日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく」)により、天皇陛下のご地位は国民の意思によるものです。
 憲法第41条(「両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する」)によって、形式論的には国会議員が国民の意思を代表するのであり、いかなる法形式を採るかは別として、ご譲位に関する法律が定足数を充たす衆参両院出席議員(総議員ではない)の過半数によって可決され、成立すればよい、ということになるのでしょうが、そもそも本当にこれを「国民の総意」としてよいのか、全会一致でなければ「総意」とはいえないという考え方も、憲法改正の発議と同じく3分の2で足るとの考え方もありましょう。

 昨年8月8日、天皇陛下がそのお気持ちを全国民に対してビデオメッセージという形でご表明になったのは、主権者である国民一人一人に考えて欲しいとの大御心だと畏れながら拝察します。
 自分の不勉強を棚に上げて言うのですが、小学校から大学に至るまで、憲法の天皇陛下に関する条文も、新旧皇室典範も私はほとんど学ぶことが無く、議員になってからも陛下のお気持ちのご表明までは通り一遍の上辺だけの知識しか持っていませんでした。お気持ちを承って以来、不充分ながら自分なりに勉強してきましたが、ことの重大性と緊要性に恐れおののくばかりです。
 今日までこの課題に正面から向き合おうとしてこなかったことを、長く国会議員を務めてきた者として陛下と国民に心から深くお詫びしなければなりません。本当に申し訳のないことでした。

 新年の多くの会に出席し、挨拶を聴いてきましたが、この課題に触れる人は私の知る限り皆無でした(馴染まない雰囲気を感じながらも私自身はなるべく触れるようにしてきました)。
 少なくとも、与野党を問わず国会に議席を持つ者は、この課題の持つ意味をそれぞれの選挙区において広く語り、理解を得、意見を聞く責任を有していると思います。それは日本国の在り方そのものを国民それぞれが考えることであり、戦前から戦後を通じて多くの先人たちが生命を賭して護ろうとしてきたものを次代に引き継ぐことでもあります。
 「手続きが膨大」「時間が足りない」「政局にすべきではない」などに藉口することなく、間違いなくこの課題に誰よりも真剣に向き合ってこられ、最高の権威であらせられる陛下の大御心に沿うべく、真摯に、誠実にお応えしなくてはなりません。
 陛下はお言葉の中で「天皇が(日本国の)象徴であると共に、国民統合の象徴としての役割を果たすためには、天皇が国民に、天皇という象徴の立場への理解を求めるとともに、天皇もまた、自らのありように深く心し、国民に対する理解を深め、常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じてきました」と仰せになっておられます。これを今上陛下ご一代限りのものとして捉えてよいとは、私には思われません。
 「静かに議論する」ということは「議論を行わない」ことではありません。本日の国会開会式に臨まれた天皇陛下のお姿に接し、そのように深く思ったことでした。

 日本時間明日未明、ドナルド・トランプ氏がアメリカ合衆国大統領に就任致します。日高義樹氏の著書「核の戦国時代が始まる 日本が真の独立国になる好機」(PHP刊)によれば、同氏は「日本は第7艦隊の艦船の建造費の一部は分担すべき」と述べているそうです。
 最新鋭航空母艦「ジョージ・ブッシュ」は建造費だけで約7300億円、これに搭載機の価格を足せば一兆円は優に超えるものと思われ、分担率や艦艇の寿命にもよりますが、第七艦隊全体の一部負担とすれば相当の額になります。
 日米同盟の長い経緯を踏まえた者からは発想もしえないディール的な思考をする可能性も否定は出来ません。このような考え方が第7艦隊のみならず海兵隊を含む四軍すべてに及べばどうなるのか、荒唐無稽ですが可能性がないと言い切る自信はありません。ことほど左様に、我々は今まで考えても来なかった課題に直面せねばならないように思われます。
 日高氏の所論には賛同できない部分もありますが、政界に限らずアメリカの内情に通暁する卓越したジャーナリストの一人であり、いつも大いに啓発されます。昨年5月に私が訪米する途上、偶然機内でお目にかかった際に、トランプ氏当選の可能性について言及しておられたのが極めて印象的でした。

 週末は、21日土曜日がクニエダ(株)生産技術高度化施設竣工式・昼食会・内覧(正午・滋賀県守山市)、JAおうみ富士職員との意見交換会(午後2時・ファーマーズマーケットおうみんち)、川西いちご園見学、立田地区・地区計画について自治会役員会との意見交換会、野洲川歴史公園視察(午後3時以降・守山市内)、「地方創生で守山を元気にする会」で講演(午後5時・ラフォーレ琵琶湖)。
 22日日曜日は「守山を元気にする会」関係者との朝食意見交換会(午前7時半・同)、という日程です。

 都心は小雪が舞う天気となりました。皆様、ご健勝にてお過ごしくださいませ。

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コメント

お疲れさまです。

投稿: mr | 2017年1月20日 (金) 19時45分

天皇陛下の御譲位については、今上陛下一代限りの特例法で為すべきです。抑、陛下の御譲位については、決して既定路線の事ではありません。確かに、世論調査等を見ると、大半の国民が陛下の御譲位について与しています。では、その前月のNHKの報道が無かったとしたらどうでしょう。仮にあの報道が無く、陛下の御放送のみを聞いた場合で、国民は果たして、いきなり「譲位・退位」という選択肢を取ったでしょうか。あのNHKの報道の衝撃さの余り、完全に「陛下は退位なさるのだ」という事が既定されてしまっているように思えます。あえて極論を言うと、摂政を置く事により解決できる、という意見も十分考慮の余地があると思います。むしろ、あのNHKの報道が無く、陛下の御放送だけを聞いたならば、殆どの国民がその結論に至ったのではないでしょうか。少なくとも「譲位」などという言葉は出てこなかったでしょう。ですから、NHKの報道にいつまでも支配され続けるのはいい加減にやめるべきだと思うのです。国民一人一人が自分の頭で考える事が重要です。
次に、御譲位なさるとした場合の法律の整備に関してです。主に、①皇室典範を改正し、退位の制度を盛り込むべきだ、との意見と、②今上陛下ご一代限りの特例法で行うべきだ、との2つの意見があります。まず、①の退位の制度については、旧帝国憲法審議の際、終戦直後の皇室に関する議論の際、及び昭和天皇の晩年の際の過去3回にわたって議論されてきました。いずれも、退位の制度は設けるべきではないとの結論に至っています。その理由として、まず、皇位の安定性が損なわれる可能性です。万が一、陛下のご意思によって退位が可能になれば、「退位の自由」が認められる事になるので、同時に「即位の自由」も事実上認められる事になります(例えば、皇位継承順位により即位した直後に、速やかに退位した場合、実際それが「即位」を拒んだと見なされる可能性があるためです)。即位は皇族の皆様方の自由意思によるものではなく、日本国の国体維持の概念に基づく一種の「義務」であり、これを拒むことは想定し得ないことです。また、時の天皇が絶妙な時局で退位する事によって、政権に政治的圧力をかける可能性も考えられます(江戸時代初期の紫衣事件がその一例)。「現代ではそんな事はありえない」と思われるかもしれませんが、決してそうはならないという確証がどこにあるのでしょうか。我々はあと数十年で寿命を全うするのかもしれませんが、日本国及び皇室はこれからも永遠に続いていくのであり、安易な判断をするべきではありません。よって、①ではなく、②の手段が妥当となるわけです。反対意見として、憲法第2条(皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範 の定めるところにより、これを継承する。)では明確に「皇室典範」と書かれているのだから、それ以外の法律で皇位の継承を行うことはできない、というものがあります。しかし、ここで言う「皇室典範」とは、「皇室典範(という名前の法律)」ではなく、「一般に皇室に関する法律の全般」という解釈が一般的です。
以上の事をもう一度考えられた上で、先生のお考えを改めて貰いたいと思います。

投稿: 匿名 | 2017年1月20日 (金) 21時48分

▅▀▅▀東芝の国有化▀▅▀▅
国益に多大な影響を与える軍事技術などの重要技術を持つ東芝が窮地にあります。このままでは、シャープ同様外資の手中に落ちます。最悪の場合、支那に買収されます。その阻止のため、アメリカのGM国有化のように、東芝国有化の検討をすべきです。

投稿: 観測者 | 2017年1月20日 (金) 22時00分

石破様、こんばんは。天皇陛下のご譲位については、これまで考えたこともありませんでした。故に、これをどう取り扱ってよいか皆が悩んでいるのではないかと思います。トランプ大統領が就任しますが、第七機動艦隊にかかる費用の一部を日本が持つという発想もこれまで考えたこともありませんでしたが、平和を得るために知らないところで多額の費用が掛かっていることを改めて知らされました。平和を維持するにはお金がかかるということをアメリカは日本に伝えたかったのでしょうか?今後、日本が自国の防衛は自国でという方向に行くならば、それだけのお金を防衛費に回さなければならないということであろうと思いました。ただでさえ足りない経済に防衛費を今後足していかなければならないならば、今後の日本は大変なことになろうと想像されます。石破様、この問題への対応もよろしくお願いいたします。

投稿: hitomugi | 2017年1月20日 (金) 23時00分

戦後、日本に対する憎悪に対し諸外国に出向かれ国際社会に復帰出来る様に尽力し、理解されずとも行動され、最高の地位にありながら被災された最悪の状況に追い込まれた人達を慰霊していた訳であり、国民は陛下に甘えていたのであろう。僭越ながらも自衛隊も国民も憲法による矛盾や戦後からの自虐史観により日本精神を抑え込まれ、良くも悪くも傲慢に成るな、自信を持つべからずと教育されてきたのであり、その矛盾を正しい方向に導く時が来ているのである。最近、自殺者がピーク時の3万4千から2万1700人に減った、一党独裁から民主化、そして汚職への改革は必要だったがその流れが変る事に順応出来ず、目的を失い、他人に危害を加え、自ら命を断つ人が減った事は何よりである。民主主義も完璧な制度ではない。トランプ演説を聞いたがやはり米国への尊厳、自信、勤勉で仕事があり、尊敬される強い米国を作る事を目指すという当り前の事に回帰したに過ぎない。自由貿易、開かれた社会、多民族共生、国際社会との協調、平等な社会と仕事や待遇等々、推進する立場にあるが時には鎖国も保護主義も部分的に必要な歴史の一面もあってもおかしくない。英米も自国の主権を侵害されたと思い始めているのであり、その主権回復が離脱や保護主義に走らせているのであり、中国がやっている保護主義とは質が異なる。もう日本も米国も英国も立ち上がらないと駄目だと思い始めている証拠である。他国への配慮、大人の態度は何もしない事を意味する。国民は国民ではなく他国優先に辟易しているのであり、それこそenough is enoughという我慢の限界に到達してしまったのである。

投稿: 忍者 | 2017年1月21日 (土) 05時52分

    憲法改正をして皇室典範も改正するのか、それとも今は特例法で対応し今上陛下の負担軽減を果たしその上で国民や専門家、又全体の法律体系との整合性と日本の歴史に鑑み事を冷静に議論、熟慮し判断をしていかないといけない。天皇制は二千年に続く歴史があり、第二次世界大戦や近代の法律だけに限定して考えるべきではない。戦争も民主主義も共産主義やグロバリゼーションも時の重みに耐えられず、ほころびを見せ劣化し出している。我々は現代に生きているが現代の知恵が必ずしも正しいとは限らない。スピードと破壊は怖ろしく早いが知恵と英知を反映しているシステムとは言えない。現代人は熟慮に欠けているが時代やスピードがそれを許してくれない。熟慮していればテロや共産独裁にやられてしまうのだ。しかしだからと言って早計に決断するのも間違っている。

投稿: 忍者 | 2017年1月21日 (土) 07時12分

陛下のお気持ちを理解した国民はどれだけいるのでしょう。
途方もない責任感を背負われて、全ては日本国、日本の国民の今後を考えての御発言なんだと理解する者がどれだけいるのか?心より国、民の平らなる世を願い数々の御公務や行事や儀式を滞りなく行うこと。昨今の災害においても出来うる限り国民に寄り添うこともされてきた。
何も知識や歴史を学ばず、天皇制を批判する馬鹿者がいますが、天皇は日本国そのものなのです。今後も続いていく我が国の行く末に必ず天皇ありきで国の成り立ちがあるため、様々ケースや歴史を紐解き検証する必要あり、ご存命の皇室の方々の男女比率やご年齢を考慮したお世継ぎの問題にも直面します。今生天皇がいらっしゃる限りおやめになるべきでないとは思っていますが、全てを完璧にこなして行くことは難しく、突然のご病状の変化なので、民に負担や混乱を避けたいなど様々なはかり知れぬ思いがおありなのだと思う。
右でも左でもない、事実を、正しいものの見方を国民にいや、最低限政治家に理解して頂きたい。天皇制を廃止と言うものは、日本から出ていけと言いたい。

投稿: ちえぞう | 2017年1月21日 (土) 08時37分

石破閣下

お疲れ様です。

ポンコツモデラーのポンコツ投稿です。
 僅か時間前にアメリカ新大統領トランプが誕生しました。今や、アメリカも大きな国であって決して身の丈以上のことはしないから、世界の国々もそのつもりでいてくれ、という意味に取れそうな就任演説でした。これは予測できた事柄ではなかったでしょうか?その準備をうながした唯一の存在が陛下だと思います。これから、日本国民は国家というものを強く意識していかねばなりません。このことは退位のご意向を通して感じずにはいられません。
 退位を含め皇室のことをいつまでも意識せずに通そうとすることは危険がはらみます。避けたい気持ちは分かります。大きな変化に対応するのは並大抵ではありませんから。しかし、今がチャンスでもあります。新たな世界に誰よりも早く一番乗りできるからです。国民が国家を意識しだしたときにいち早く答えたものが、新時代の指導者になりえ、かつ国の舵取りを任されることになります。
 世界の指導的存在はこれからどうなるのでしょうか?・・・武力・経済・信仰・・・伝統というのはどうでしょうか?皇室という世界でもっとも古く権威を持ち、国民から深く愛されているこの存在に何をもって換えられましょうか?
 ?マークが多くなり申し訳ありません。アインシュタインの言葉、「神が皇室を残してくれたことに感謝しなくてはならない時がきます」(正確ではないかも)を思いだします。艱難辛苦を耐え忍び、これから踏み越えて行くターニングポイントを迎えつつあると感じます。乱文・乱筆お許しください。

投稿: 野村嘉則 | 2017年1月21日 (土) 09時49分

私は、立て続けに両親が他界し、実家に一人暮らしになりました。父の実家である新潟県の本家もいとこが一人暮らしです。また、ネットで検索したところ、徳川宗家の息子さんが、ベトナム人とご結婚されたらしく、徳川家もいよいよ終わりかと思いました。超高齢化社会で、一夫一婦制の中で、お家を引き継ぐのは非常に困難な時代になりました。天皇家も例外ではないかと存じます。自然人を「象徴」というシンボルにしたことに無理がきているのかなという気がします。

投稿: 桑原 清 | 2017年1月21日 (土) 10時58分

日本国民の総意に基づくというのは「いま生きている全国民」ということではなく、
久遠のかつての国民の意識も含めるのだ、という解釈もあるようですようw

そして国会議員は三権分立の立法のみを担うのであり、天皇の地位は法ではなく国民の総意に基づくのですから、
そう一筋縄では行きません。

小泉案、野田案はどうなっていますでしょうか?
タイ王室のニュースはチェックされていますでしょうか?

投稿: きました | 2017年1月21日 (土) 12時50分

今上陛下の譲位に関しては特別立法なのはしょうが無いかと
ご高齢ですしそんなに時間はかけられないし

皇室典範の改定は憲法改正までいっちゃうんじゃ無いですかね
それで無くても議論を邪魔しようと、女系を認めろとか野党が言い出してるのに

平政五輪では案の定というか、韓国は竹島の地図にインチキをしてきました
もし態度を改めないなら、今度の冬のオリンピックでスポンサーをしている企業を
日本国の入札から閉め出す
位は言ってもいいのでは無いでしょうか(実際にやるかはともかく何もアクションを起こさなければIOCも無視するでしょ)

投稿: いちろう | 2017年1月21日 (土) 13時04分

石破さん こんいちわ

トランプ大統領の言動について 色々と注目が集まってますが、一番注目すべきは、世界の覇権国である あのアメリカ合衆国の国民ですら、大企業本位のグローバルスタンダードに 背を向けて、トランプを選んだという事実です。

税率の低い国、地域に拠点を置き 税負担を免れた上で、市場の近くで、安い労働力を酷使する。

この手法で 確かに、企業は最高益を追求することができるでしょう。
しかし、企業を生み出し、育てた 地域等、社会インフラへの還元は乏しく、大卒でもそれに見合う仕事は無く、ワーキングプアなる言語まで生まれました。

グローバルスタンダードへの懐疑、反感。
行き過ぎた トリクルダウンへの 懐疑、反感が トランプ新大統領を生んだのです。

「 衣食足りて 礼節を知る 」

米国を筆頭にした 先進国に、「 衣食 」は 足りてるのでしょうか??

「 礼節 」を重んじる オバマ政権が否定され、「 礼節 」ではなく、まず「 衣食 」を重んじるとされる トランプ新大統領が支持された。
トランプは、就任演説で 端的に述べてます。

<就任演説で、トランプ氏はあらためて、アメリカ第一主義を強調。
トランプ氏は「わたしたちは、2つの簡単なルールを守る。アメリカのものを買い、アメリカ人を雇用する」と述べた。>
今更でしょうが、参考になるかと思います。
政治家の使命とは 何でしょうかね?

投稿: ぴっぽー | 2017年1月21日 (土) 20時55分

連日の報道を見聞きし多くの国民が感じるのは
陛下の願いを叶えてさしあげたいと言う一点であります
その願いとは、釈迦に説法ではありますが
皇室典範改正であり皇位継承の安定であります。
石破先生の御尽力で、どうか陛下の願いを国民の思いを実現できますようお願い申し上げます。

投稿: 村田 浩児 | 2017年1月22日 (日) 00時32分

【トランプ大統領の就任演説】

 米国大統領の就任演説と云えば、JFKの演説しか知らないのでヤフーの対訳付き全文記事を読んで簡単な内容の主張に驚いた。

 JFKのはなぜ知っているかと云えば受験によく登場した英文であったからだ、我が国の文部省や各大学の英語入試問題制作の担当教官そして日本中の英語教師はJFKの演説文に関しては共同してその陰謀に加担している疑いを感じさせずにはおれませんね。
 おかげで、
『And so, my fellow Americans: ask not what your country can do for you—ask what you can do for your country.
 My fellow citizens of the world: ask not what America will do for you, but what together we can do for the freedom of man.』
 と云うサビの部分等は覚え込まされてしまったものだ。
 格調高い英文なのかどうかはよく解らない。他の大統領の就任演説は知らないので比較もできないがトランプ大統領の就任演説文の内容を見る限りは心に響くようなメッセージが込められているように見えませんね。

 『アメリカを偉大な国にしてやる』 というのが基本なだけで、そのための具体的な計画の提示があるわけではなく、ただただ何千万人かの雇用の確保と内需の拡大のために米国製品を買ってくれと言っているだけのようだ。

 これは選挙運動の最初から言っていたようなわけで就任演説が選挙演説と変わらないのは、考えることがめんどくさいのかもわかりませんね。

 まあ、こういう経済的な安定を中心に置くという考え方もメッセージになっていると云えるわけで、多くの国の指導者がこれを問題にして失敗しているという事も確かなわけです。

 国民に必要な現実に発生する問題を私は考えているのだと主張する事も解るのですが、世の中をどうしたいのかという新大統領の理念を聞きに多くの人々が集まってきたわけですから、それに応えることがないのは、なんかやはり、頭の悪さを感じさせますね。

 彼の就任演説に対する評価は、好意的に書く記事を探すのが難しいですね。マスゴミを意識して敵意を顕わに接する大統領という事が知れ渡っているので、『理念を語らない大統領』等と書く記事もあった。まあ、彼の場合は何を言っても批判してやろうと待ち構える記者が多いので、大変だと思いますね。

 新しいリーダーの誕生で、早速、抗議デモが全米で起きているそうだ。マスゴミが煽っているような印象も受けます。前途は嶮しいのだろうと思いますね。
 彼の性格は見た目以上に複雑なのかもわかりませんね。
 もしかすると米国憲政史上初の協調性のない大統領の誕生なのかもわかりません。

投稿: 旗 | 2017年1月22日 (日) 00時47分

【安倍総理の施政方針演説】

 トランプ米国大統領の就任演説を聞いた印象が具体性のない内容だと思ってしまったのは、どうも、安倍総理の施政方針演説の後であったという事が原因になっていたのかもわかりませんね。既に土台と方向性が決まって数年来の基本的な姿勢があって、時間の経過と共に調整作業を行う演説を先に聞くとトランプ大統領の話がテキトー過ぎて具体性に乏しく聞こえます。

 まあ、新たに踏み込んだ内容にもなっている部分もありますが、登場することがなかった話に焦点を充てたほうがいいような気がしますね。

 安倍総理は既にトランプ大統領と昨年のうちに会って面談はしておられる。演説にそれへの言及があるのかと期待をしていましたが、それについては影も形もなかった。
 トランプ大統領の就任演説で我が国の名前が出るかもわからないので何も言えなかったのかとも思いましたが、トランプ大統領の就任演説にも我が国の名前が出なかったので、ひょっとするとお互いの了解事項になっているのかと想像してしまいますね。日米両国の指導者が演説でどのように述べ合うのかについて興味がありました。うまい具合に肩透かしを食らった気分です。

 それはともかく、安倍総理の演説ではもう一カ国名前が出なかった国がある。台湾の事ですね。あの国については、トランプ大統領は、昨年、わざわざ台湾総統と異例の電話会談を行い、その後、米国FOXテレビのインタビューで中国問題に触れ、「私は『一つの中国』政策を完全に理解している」と強調したうえで、「中国との間で貿易関係などでの合意が得られないならば、米国はなぜ『一つの中国』に縛られなければならないのか」と発言していた。今回の就任演説の中にも当然のようにシナ帝国向けた話に演説でするかのと思っていたのですが何もありません。
 安倍総理は近隣国の名を挙げてコメントのように話をしていましたが、台湾だけは漏れているように見えました。両国の指導者は、ここでも歩調を合わせているのかと思いましたね。了解事項なのでしょうな。
 シナ帝国の指導者に悩んでもらうために、わざと名前を挙げなかったのだろうと思います。

 言わなかったことは他にもありますね。
 まあ、それはともかく、そういう処は、やはり日米同盟の深化について、お互いが了解していることになっているのだろうと思います。

 野中兼山を例えに出したのは何か覚悟があるのだろうか? 土佐藩の家老職にあった人であるがキツイ性格が原因で、仲間や次代の藩主から疎まれ幽閉され、一族もろとも過酷な処分をされた人である。
 未来を拓くという目的の達成は、彼の死後になって明らかになったような人である。
 生きているうちは何一つ報われることがなかった時代の先駆者を持ち出したのは。土佐ノ海の対岸が米国であるという事を意識してのことだろうか?

 そこが気になりました。

投稿: 旗 | 2017年1月22日 (日) 02時14分

施政方針演説では外交に注目せざるを得ない事が観て取れたが他国に先じてトランプに会い、日米同盟強化を明確に言う所がブレずに恐れていない事が分かる。中国は公式な声明を発表していないが出方を観ている訳で未だ分析やどう対応するのか苦慮しているという事だ。本当に自信があれば対決するし、出来ないので待つしかない。強い相手には見極めてから何かをする、又しないか誤魔化すのが彼らのやり方だ。面子を保ちながらどう強気風に振る舞うのかが大事で誤魔化せればカジノ空母で台湾を一周し逃げるだけでも何となく分からない人達には強気に出たと言える。ただ大統領就任式での出席が思ったよりガラガラだった。一部の支持者とは言え、ある種の熱狂があったから当選したのだろうが少ない印象だ。矢継ぎ早に行動し期待に応えないと失望も早いかもしれない。多分、熱狂的で無い人達はやはり具体的な結果や政策に注目し様子見しているという事だ。演説自体は理念や方向こそあれ、具体性はあまりなかったのでこれからと言う感じだろう。抽象的な演説ならやり易いが中身が無くなる。どの位政策通なのか推し量る事は難しいが公聴会の面構えを見ると対中政策は厳しそうだ。露にも警戒しているが彼自身の現実的な情報がどこまで本物でこれ等の人達との隔たりを埋めるのか、それとも違うと言って押し通すのか彼次第の所も無くは無い。しかし押し通せば強引に結果を求めるしか方法が無い。そして彼が強気に出れば相手も硬化するのは当然の理だ。外交は荒れるだろう。そして黙り込んで相手が黙れば勝利だが国債や関税を上げれば良い単純なやり方なら相手も同じ報復をする。何か捻りや上手の物が無いと立ち行かなくなる。そうなると台湾と米国にある共産党連中の資産凍結や情報公開迄踏み込んで脅迫しないとただの関税を上げるだけでは勝てないが本気でどこまでやるのか彼の本気度が試されるだろう。

投稿: 忍者 | 2017年1月22日 (日) 03時38分

こんばんわ 石破さん

私が最近、興味を抱く 対外ニュースは 中東における新秩序争いです。

勿論、その最大契機となったのが オバマ政権の中東政策であることは 言うまでもありません。

< 内戦が続くシリアで、ロシア軍とトルコ軍が18日、北部バーブ周辺の過激派組織「イスラム国」(IS)の拠点に対する 空爆を共同で実施した。 トルコの半国営アナトリア通信が報じた。 シリア内戦で両国が共同作戦を実施したのは初めて
by 毎日新聞 2017.1.19 >

又、2015.7に、イランと、米英仏独中露 6か国協議「P5プラス1」との間で、核開発施設の縮小や条件付き軍事施設査察などの履行を含む最終合意を締結。
核合意は、国連の安全保障理事会でも承認されており、仮にトランプ政権が単独で合意を破棄して経済制裁を科しても、その効果は強くない。
国連常任理事国であり核保有国である5カ国に加えドイツがメンバーとなっている背景には、ドイツとイランの密接な経済的結びつき―とりわけ原子力分野における―がある。 イランの核開発は かなりの程度ドイツの原子力技術に依存しており、シーメンスを始めとする ドイツの主要企業がイランとの深いつながりを持っていた。
とされてます(by Wikipedia)

中東やチャイナでは、ドイツまで巻き込み 代理戦争の場となりつつあります。
ドイツは、戦前、戦後と クセモノですね。 野望を秘めた覇権国です。

( 1927年12月から 支那事変勃発1 年後の1938年7 月5 日まで、ドイツは蒋介石に 軍事及び経済顧問団を派遣し、軍事品を輸出し、軍隊整備、対日本戦に対して戦闘訓練を指導して、ドイツ軍事顧問団は、1932年1 月の第一次上海事変において、国民党軍を軍事指導し、対日敵視政策、対日強攻策をとるように指導した。国民党軍の武器はドイツ製であった。
日中戦争とは、その初期においては、いわばドイツ軍と日本軍の戦いであった と揶揄される所以です。
英米の蒋介石支援は よく知られてますが、ドイツも蒋介石を支援していたのは 意外に、知られてません。

勿論、ソ連も、1922年から、中国共産党に軍事及び資金の支援を行い、国民党に指導者を送り込み、支那のソビエット化を指導し、戦争による疲弊後の共産革命を目的として、国民党と日本との戦いを仕組み挑発していた。)
北東アジアも、中東も、欧州も、中南米も、アフリカも、北極海も 騒々しくなってきましたね

今後も、他力本願の安保政策で どこまで平和が担保できますかね
米国は、アメリカン・ファースト(米国の国益第一)ですよ 当り前ですが。

投稿: ぴっぽー | 2017年1月22日 (日) 07時10分

「国民の総意」といいますが、英語のコンセンスconscienceが良心で、コンセンサスconsensusは、いわば良心の総和ですね。だから、自分のことだけでなく、みんなの幸せを考えた上での熟慮された意見を持ち寄って合意された内容が、「国民の総意」です。自分の欲だけをわがままに主張している人々が多数決を行っても、それは多数者の横暴で「国民の総意」とは言わない。

ちなみに「多数決」というのは、実はキリスト教社会の風習で、仏教は「全会一致」が原則です。だから仏教徒の私には、実は多数決がピンとこないんです。自分でも、最初はそれに気が付いてなかったのですが、渡辺 照宏先生の「新釈尊伝」を読んでた時に、「ああ、そうだったのか」と自覚しました。

キリスト教徒が多数決ができるのは、要はこの世の本当の支配者は全知全能の神さまで人間ではないという確信があるからですね。でも、それだと何も決められない。決めてくださるはずの、イエスさまは、復活したあと、「自分はすぐに帰ってくるから」と言い残して、天国に昇られてしまって、その後、2000年ほども音沙汰なしです。

仕方がないので、何か決めなくてはならない時は、とりあえず、イエスさまになったつもりで、愛の心でみんなのことを考えて、意見を持ち寄る。でも人間は原罪を抱える、原則、罪人ばかりだから、正しい判断なんかできっこない。そこで、みんな意見はバラバラになってしまうのですが、そこは、それ、イエスさまになったつもりでみんな考えたことだから、多数意見を「聖霊のお導き」とみなし、集団すべての意見であると決定しましょう。そのかわり、勝った多数派の人たちも、負けた少数派の方たちも、お互いに許しあってイエスさまがお帰りになるまで、共に頑張っていきましょう。たとえ、その判断が間違えていたとしても、きっと最後は全知全能の神様がよくしてくださいますよ。

というのがキリスト教の多数決の原理です。

原罪 神の愛 神の許し、定命など、高度な神学的な信念を前提にしないと、実は多数決は成立しないんです。原罪や神の愛という観念がないと、単なる多数者の横暴になってしまうし、神の許しや定命への信頼がないと、万事再々議なってしまって、内紛や裏切りが横行することになります。


ちなみに仏教には、全知全能の造物主がいません。替わりに一切智者たるブッダがいらっしゃるわけですが、悟りを得て一切智に到達していても、ブッダも人間ですから、「あ、お釈迦様でも あ、ご存じあるめい」ということは当然あるわけです。それでも、いちおうブッダが存命中なら、分からないことや困ったことはブッダに相談して決めていただけばよいのですが、問題はブッダがお亡くなりになった後です。

ブッダのお弟子さんでも悟りを得た優れたお弟子さんはいっぱいいらっしゃいます。皆さん立派な方ばかりなので、たいていのことは、お弟子さん同士の全会一致でも決まっていきます。では、もしお弟子さん同士の意見が食い違ったらどうするのか?
 面白いのは、悟りを得た方というのは、超人的な理解力を持ってらっしゃるので、瞬時の相手の立場まで理解してしまうんですね。だからお弟子さん同士で意見が対立すると「うん、君の意見にも一理あるね」と瞬時にお互いを認め合ってしまいますから、お弟子さん同士は、喧嘩にはならないんです。ならない替わりに、双方の意見を経典に両論併記してしまいます。本当ですよ。経典をきちんと読めばそうなってますから。これを何世代も、繰り返してるとどうなるか? 

ちょっとずつ違ったブッダの教えが、どんどん併存していって、教えや経典が膨大に膨れ上がっていくことになります。キリスト教徒だと「ニケイアの公会議」とか開いて、多数決で教義や聖典を一致させて聖書というコンパクトな書物にまとめてしまうんですが、仏教徒は、ちょっとずつ違うバージョンの経典を全部、聖典にしてしまいます。しばらくすると、仏教徒の大半が、一生かかっても読み切れない量の聖典群が出来上がります。
教義でも禅宗とか法華宗とか、念仏宗とか、まったく違った教えを奉ずる集団が全部、仏教を名乗るようになって、さらに何とか宗の何とか派という形でどんどん分裂していきます。

さらに時代が下って、悟りを開いた立派なお坊さんたちがいなくなって、生臭坊主だらけになっていくと、「意見を一致させたければお布施(補助金)を何億円よこせ」みたいな、わがままな少数派がゴネ得するような身も蓋のないような事態に陥いります。それを五濁悪世とか末法の世とか呼んでますね。

それでも平和な時代なら「あなたはあなた、私は私」「みんな違って、みんないい」と認め合って、フリーダムでいいことなのかもしれません。未だに私が仏教徒を自称しているのも、そんな仏教のフリーダムなところが気にいっているわけですから。

ただ、宗教戦争とかが始まってしまうとね。互いに意見を一致させて団結できませんから、多数決で仲間内の意見を一致させて攻めてくるキリスト教やイスラーム教に負けちゃいますよね。世界宗教のうちキリスト教が20億人、イスラム教が16億人もいるのに、仏教徒は4億人しかいないというのは、つまり仲間内で団結できなくて宗教戦争に負けちゃったんですね、多分。

あと、世界の諸文明のうち、キリスト教やイスラーム教のような唯一神教、仏教と並び称される儒教ですが、これは社会の内部で、あらかじめ親族を基本に縦方向に序列を作っておいて、意見が対立すると、序列が上位の者に従うよう構成されています。儒教社会も上手く動いている時は、それはそれで安定的な社会が作れるんでしょう。ただ、恒常的に序列が下位の者に不平不満がたまっていきますから、経済危機などでシステムが上手く動かなくなると、現在の韓国のように、いっきに崩壊してしまいます。

まあ、キリスト教文明の担い手である西欧の方たちからすれば、自分たちの文明こそが、世界標準と思い込みがちですすが、キリスト教徒の方たちも、常に立派なキリスト教徒ではいられないわけで、それは英国離脱とかトランプ現象とか見ればよく理解できます。「キリスト教徒よ、お前らでもか!」て感じです。

とりあえず、結局のところ人類は皆助け合いなのですから、よく話し合って、できるだけ負担と富を公平に分け合えるシステムが最適なのでしょうが、なかなか上手くいかないのはお互い様ですね。

ただ、社会の意思決定のシステムが上手く動く原理や、その長所、短所をよく理解しておかないと、大変なことになります。日本人も、お互いに「ネトウヨ」、「ブサヨ」とののしりあってるレベルで、「多数決なんだからオレが正しい」とやっていると、今に地獄を見ることになりますね。

投稿: 通りすがりの狐 | 2017年1月22日 (日) 09時07分

天皇制…

女性皇族は、本人のみ!黒田さやかさん、真子さん、佳子さん…愛子さま?
本人存命中は、ご主人も公式行事に参加していただいて、本人が亡くなったら、皇室とのつながりは終了…がいいって思いますが…
女性皇族を考えるより、男系で続けていくなら、側室…って方がスッキリする…各方面から怒られますし、何より当事者、皇太子ご夫妻…とくに皇太子妃がよければの話しですが…皇室ばかりではなく、一般だって、何年も子供に恵まれず、浮気相手に子供ができて離婚ってケースがよくある! ちなみに、昭和天皇が若いとき側室をすすめられ「ながこがいい!」って断られ、その後子供に恵まれたとか…天皇語録の一言一言に愛を感じます。
失礼な例えですが、日本の朱鷺は絶滅しました😢
今ふえているのは中国の朱鷺です😱日本の朱鷺は一羽もいません

投稿: まな | 2017年1月22日 (日) 09時35分

天皇制…

女性宮家…反対です。
黒田さやかさん、真子さん、佳子さん…愛子さま?ご結婚されても、ご本人と、ご主人は皇室行事に参加していただいて、ご本人が亡くなったら皇室とのつながりは終了…がいいと思います。多分、由緒ある方と結婚されると思うので
、そこの家継続もあるし、宮家が一般化…一般の家が宮家化するのは馴染まない。むしろ、皇室の継続を考えた場合…「側室」が現実的では?各方面から怒られますが…もちろん当事者の、特に皇太子妃の気持ちが一番大切ですけど…失礼な例えですが、日本の朱鷺は絶滅しました😢
今ふえている朱鷺は中国の朱鷺です。ほんとに失礼で申し訳ありません…けど、皇室には続いて貰いたい。特別であって貰いたい。

投稿: まな | 2017年1月22日 (日) 11時02分

トランプ政権誕生で1100万人の移民が退去?米国は移民の国だがどこでも住み易い訳では無い。人種差別だけでなく、銃もある為、車で運転していて悪ふざけで銃の標的になったり、追い掛け回されて怖い思いをする日本人がいたもんだ。それでも日本人は未だ良い方で店で強盗に会うとか銃で撃たれるのが普通だ。日本人だからという事で殺された友人はいないが違う理由で切られたり殺されたりした人は何人もいる。住んでいれば分るがティモシーマクベイがFBIビルをガソリンを積んだ車で爆破した辺りから移民法は厳しくなった。そして911テロもっと厳しくなりイスラム系若者は夜急に特殊部隊に拘束され、弁護士も付かず、尋問される事が何度も起きた。NYはリベラルな場所だがそこでもこういう事がおきるのだから、他はもっと対応が厳しいはずだ。日本人なので危険を感じる程ではないが移民や外国人がターゲットにされ易くなるのは間違い無いのは分っている。日本なら帰る場所があるが他の移民もそういう政治状況になると帰る決心をして帰る人達も多い。そして国を出て他国に住もうとする時も、政治汚職で嫌気が差したり、他国に批判されてその国を見て来ようとしたり、何らかの理由で好きなので住みたいと思う様なったりと理由は様々だ。ともあれ、経済的な理由だけでなく、政治的な理由でも動く。たまに反日韓国人観光客がなぜ来るのかと思う人がいるだろうが安倍政権で嫌いだから挑戦しに来たり、意識してしまう為に来る。勿論、円安で割安になり、ビザが解禁になったとか、食べ物や文化等理由はあるだろうがあれだけ政治汚職が蔓延すればあの国に居たくなくなっても不思議ではない。そして安倍政権は移民差別の国と恐る恐る来るが以外に悪くないかもしれないと思って帰っていけば見っけもん位に思っておけば良い。そしてそういう人達は日本人は悪くないと言ってくれ出す人達なのだ。その逆もいる、外国に住んだゆえにその国を嫌いになってしまう人達も当然の様にいる。移民も外国人も嫌いな訳では無いが注意した方が良い、彼らは天使でも無ければ悪魔でもないが中には悪意がある人達や日本語だけでなく、日本文化に馴染めず犯罪に手を染める人達も多い現実を知る事だ。何はともあれ、様々な理由で循環が起きるが米国も将に出る人と日本に来る人がいる様に世界は動いている。

投稿: 忍者 | 2017年1月22日 (日) 13時15分

石破先生、是非その尊皇心を持って議論を活性化させて下さい。自民党内の皇室対策には欺瞞があります。

投稿: nishi | 2017年1月22日 (日) 14時36分

皇室の歴史がどう変化するのでしょうか。

週末も大変お忙しいそうですね。
2月に予定されているKABの地方創生のパネルディスカッション応募してみました。
応募者多数で落選すると思いますが。(涙)

今週もお仕事頑張ってください。

投稿: くま | 2017年1月22日 (日) 16時52分

石破さん
石破茂事務所の皆さん
寒い日々が続いています。厳しい季節は未だ1ケ月以上続きます。夫々にご自愛専一に願います。
時季だから仕方がないと諦めて辛抱するのか、日本には明確に違う四季があるから素晴らしいと悦ぶのか‥w。

     ≪角界、政界≫
毎日【優勝した稀勢の里 https://goo.gl/cc2Svb 「自分の体重で相手にけがをさせてはいけないと取った行動だったのでは」】 ⇒稀勢の里関、優勝おめでとうございます!横綱昇進も間近か!白状しますとですね(そんな大袈裟な話じゃない!?w)、数多いる相撲取りの中で、故あって、予て私はこの関取が好きだったんです。
引用部分の主人公の優しさ、それとは裏腹の勝負弱さが、否応なく応援させるんです(ニッコリ)。「周囲の人たちに負担を掛けたくないから、ご自分でやっちゃう石破さん」と重なるんですよ(笑)。
「初土俵から苦節15年」、「初登院から30年」‥数字は違いますけれど、稀勢の里は角界で最高位まで上り詰めました。次は、石破さんが政界の最高位に登り詰める番ですね。
「2017年は縁起の善い年」と云う予感がする(と自分に暗示を掛けるw)。

投稿: 小倉摯門 | 2017年1月22日 (日) 20時12分

   ≪人は一旦屈膝すると反撃するのは難しい≫
引用【「静かに議論する」ということは、「議論を行わない」ことではありません】 
⇒御意!普通ならそんなことは当たり前ですけどね、石破さんの真意は、「息を吐くように嘘を吐く安倍Monkey治世下では、そんな当たり前のことにも大きな疑義がある」と云うことでしょう。
この当たり前の構えに対するに、安倍Monkey一味や二階某が繰り返しているその「静かに議論する」の真意は、「広く深く永い論議は要らない、やらない、生温い議論しかやらない」。安倍Monkey官邸が得意な緘口令の隠語なのでしょう。
一般的な原則は「人は一旦屈膝すると、同じ相手に膝を立て、反撃に出るのは難しい」のだが、そろそろ、安倍Monkeyに対して「膝を立て、反撃に出る」ような例外的ご仁が登場しても好い頃合いです。明智光秀は「時は今 雨が下しる 五月哉」と詠んだが、国家にも国民にも、雨が雪になり、五月が正月でもなんの支障もない。
(蛇の足)石破さんが地方創生の脈絡で屡々言及される藻谷浩介さんが確っかりと、弛まずコトの本質を「静かに議論」しておられる。 ⇒【社会問題の判断基準 https://goo.gl/zRCPWW 】

投稿: 小倉摯門 | 2017年1月22日 (日) 20時48分

甘利さんの論法は 現実的なヒントだと思います。
以下、引用します。
> トランプ大統領 甘利明前経済再生担当相「米国にとって大損失」「米国TPP不参加で一番嬉しいのは中国」 
産経新聞 1/22(日) 8:00配信

甘利氏は、「アジア太平洋や世界に展開する最大のチャンスを 自らなくすことは米国にとって大損失だ」と述べた。
「民主国家、議会制民主主義で経済規模が 世界1位と2位の国が手を組んでつくったルールは 世界の標準たり得る自信を持っていい」
とも述べ、TPPの意義を改めて強調した。

 甘利氏は、トランプ氏が 中国の知財財産権侵害や輸出企業への不公正な補助金、為替操作を 厳しく批判しているのを踏まえ「トランプ氏がけしからんと言っている懸念に対応するのがTPPだ。米国がTPPに参加しないで 一番うれしいのは中国だ。
それに気づかないのはおかしい」と述べ、トランプ氏がTPPを再び推進するよう 翻意する可能性はあるとの認識を示した。

 中国がTPPの停滞を見据え、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の締結交渉を主導していることに関しては「アメリカ抜きの経済に 中東やアフリカが巻き込まれれば 米国にとって不幸だ」と述べ、日米による通商・安全保障面の中国“包囲網”が崩れることへの懸念を示した。

 また、TPPの発効を 米国抜きで目指す動きが出ている点に対し、甘利氏は「最初から米国抜きでやるのは 私は少し抵抗を感じる」とした上で「今はめいいっぱいテンションが上がっている中で、正面から あなたは間違っていると言っても なかなか聞く耳は持たないと思う」と述べた。 

 日本政府の対応については、「1年くらい懐深く構えて対応すればいい。
トランプ氏は同盟国の関係はしっかり強化すると言及したので、貿易や在日米軍の駐留経費など 正しい情報を大統領に伝える努力が必要だ」と話した。

投稿: ぴっぽー | 2017年1月22日 (日) 21時13分

【トランプ政権になって】

 
 ロシアのスプートニクの記事より
 『米国の著名なニュースサイトThe Daily Beasは、ホワイトハウスのHPからLGBTコミュニティーの権利に関するカテゴリーが削除された。と報じた。
 またホームページから気候変動に関するカテゴリーも消えた。
The Daily Beastによると、ドナルド・トランプ大統領就任直後にこれらのカテゴリーがなくなったという。またこれらのテーマはオバマ前大統領の政策で重要であったことが指摘されている。

現在LGBTコミュニティーに関するカテゴリーがあった場所には、トランプ大統領のエネルギー計画が掲載されている。』

 The Daily Beastを見ると確かにそのような見出しの記事があってGoogleの翻訳を通して見ても劇的な改編があったことを知る事になります。小浜前大統領はLGBT等へ向けた政策はどっちかというと歴代の中でもその扱いが際立っていたことで知られていましたので、トランプ大統領によって、それが削除されるというのは、明らかに前政権とは違うのだと中指を立てているように見えてしまいます。

 敵の数を増やす政策に舵を切っているという表明になってしまいますね。同時に地球温暖化という気象変動もまた、彼の場合は拒否の姿勢があるので、それらは妄言だと決めつけているようです。長い時間の観察があって気象変動が確実に地球の生態系に影響を及ぼしている事実を拒否したところで急に困るわけはありません。その気象変動に備えることが封印されるだけの話です。

 しかし、100年はど時間が経てば、ゆっくりと大きな被害が表れるだけです。その時になって、トランプ大統領はアホだったと言われても痛痒を感じないから、平気なんだろうと思います。

 ホワイトハウスのHPから、削除するという事は簡単な作業です。それを就任直後にすぐに行うというのは、考えの足らない人が得意になっている様子を見せているようにも思いますね。

 まあ、解りやすい行動を見せたがる人ですね。残念な人になるのが彼の願望なんだろうと思います。

投稿: 旗 | 2017年1月22日 (日) 22時00分

【天皇の地位を巡る昔の出来事から】

 天皇の地位についての考え方について、何時の時代にどのような評価があって、それがどのように変わっていったのか解釈の定まらないこともあるようだ。
 古代に起きた壬申の乱も、言ってみれば天皇の位を巡る争奪戦のような趣もあり、天智天皇の皇太弟であった大海人皇子(天武天皇)、天智天皇の息子であった大友皇子(弘文天皇)の国家を2分にするような勢力争いであったと言えます。

 戦乱の勝者は反乱を起こした大海人皇子の勝利に終わり、以降、天武天皇の血統を伝える天皇が八代続くことになります。しかし、天武天皇の皇統は内ゲバがあったり、女子しか生まれない等々で天智天皇の子孫に引き継がざるを得ない状況になり終に絶えてしまいますね。天皇の位はこの時も、実は大きな危機を迎えていたのですが女子に、都合4名の女性の天皇の即位があった特異な時代でもあります。
 壬申の乱で勝ってから天武系の独占を目論んでいたと思われますが、それを維持することに結局失敗してしまいます。

 天智天皇の血統を引く光仁天皇の即位は62歳である。その実現がなったのは、天武系の男子がすべて絶えていたという事と、当時、白壁王と呼ばれた光仁天皇の奥さんが、天武系の聖武天皇の皇女であったという事実ですね。

 女性の天皇を4名も作った当時の藤原氏が独裁を誇っていた政権が聖武天皇の娘を奥さんにしている老境の天智系の皇族に注目しないわけがない。しかも、聖武天皇から見て女系とは言え血統を伝える皇子を2人も誕生させていたという事実もある。
 62歳の老人が急に歴史の表舞台に登場し、天皇の位に就任することになります。皇統を伝える努力というか策略は大変な苦悩が伴うようです。

 その後も安泰というわけではありませんね。天皇家に寄生して栄華の春を極める藤原氏は、天皇家の権威を利用し、摂政の位に就任し、関白の位も一族で独占するようになっていきます。彼等は天皇の位そのものを政治の道具と見ていたようです。人臣で最初の関白になった藤原基経などは4人の天皇に仕えながらうち2名の廃位と即位に命令をしていますね。今ではというか、鎌倉時代以降では考えらえないほど乱暴な時代があったという事です。天皇の位もまた時代を写す鏡の様なもので、その時々の権力者が皇室をどのように見ていたのかを知ることになりますね。

 国家元首であるが権力のない存在。というように見られる時代の方が長かったように思われています。しかし、そうではなく、日本国という巨大な神社に仕える祭主と見るべきではないかと思いますね。

 祭主は常に国民の繁栄と安寧を心から願っておられます。我等の繁栄は天皇と共に永久に続くことにある。その苦労と喜びをを伝える祭主なのだと思いますね。誰もがなれる地位ではない。
 2000年続いた権威というのは潰すのは容易だと思うが新たに作るとか復活させるという事が出来ない代物である。その意味は理解されにくい物かもわかりませんね。しかし、我が国が皇室を戴くことの喜びは伝えていかないといけませんね。
 日本国の平安がここにあると思います。

投稿: 旗 | 2017年1月23日 (月) 05時09分

皇室典範とは皇室関係の法律全般を指すという人がいるが、それならば、「皇位継承は法律の定めるところによる」と規定されているはずである。皇室に関することで皇位継承だけがなぜ特別に皇室典範によると規定されているかを考えれば、退位は皇室典範の改正なくして可能にならないことは明らかである。
皇位継承は当初直系男子継承で崩御に伴う継承のみであった、時代が進むにつれ傍系継承、女子による継承、退位による継承が行われるようになり、このような柔軟な継承制度の変更がなければ天皇の地位の継承はとうに途絶えていたと思う。明治になりそれらの継承方法の多くがことごとく禁じられ、さらにその後、側室制度の復活など考えられない状況になったことが、現在の皇室消滅という危機を生じさせている。過去に認められていた継承方法はもとより女系継承も認めるという伝統に即した対応なくしてこの危機は乗り越えられないと思う。男系男子に固執する人たちは皇室消滅を望んでいるとしか思えない。女系継承を認めても、男系が本当に守るべきものであれば、女性皇族は旧皇族の子孫を伴侶に選ぶであろう。男系維持については皇室の方々のご意思に任せるべきだと思う。

投稿: マツマサ | 2017年1月23日 (月) 14時16分

皇室典範も法律の詳細な議論となると皆意見が分れ、国民も知識が十分で無い為判断し兼ねるだろう。しかし要は外国勢力が入り込めない文言、女系天皇も非常時に認めたが基本は男系を根幹とする事でハッキリする。多分、女性天皇や男女平等、そして韓国や中国系の皇室にゆかりのある人達を引き入れ、彼らに正当性を与える事、又一時的にそれらを許す条項をねじ込みたい勢力が確実にいるという事だ。これ等の反日勢力に尽力する人達がいかに多く、自らも欺き装う人達がいる。国民も無知でいると日本の根幹からヒビを入れられ崩壊の一途を辿る事になる。現実と矛盾、発言に惑わされず、あまり信じ込み過ぎ無いことだ。もし信じているなら疑い、嫌悪感を起こし嫌いなら正しいかもしれないと疑う事だ。そして歴史や事実と照らし合わせ、現実や歴史にそぐわない嘘を見抜く事だ。現実や政治、情報には嘘や虚構が多い。中露だけでなく、世界各国がネットや様々な情報源に嘘を入れ込む。教科書すら嘘だらけで訂正もしない。我々はそういう虚構の中に生きている。そしてそこで判断をしないといけないが間違う可能性の方が非常に大きい。

投稿: 忍者 | 2017年1月23日 (月) 15時01分

石破先生

お早う御座います!!。
毎日寒波厳しい折柄、先生には政務に又週末には地方へ視察、講演へと多忙を極められ大変お疲れ様であります。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の者であります。
石破先生の記述により、先生のこれまで以上に天皇家尊崇の篤い思いは充分伝わり、殆どの国民も同じ思いを持っているものと拝察致して居ります。
そこで本日は
①天皇の御退位について
②アメリカトランプ政権発足についてと題し、拙論を述べてみたいと存じます。

1、「今上天皇の御退位について」
先般、石破先生の「今上天皇の御退位」に関して、「有識者会議の答申の方向が恰も規定路線となりつつある事に異論があり、国民の代表である国会議員が国会に於いて諮り、議論を深める事が肝要である」と、述べられている報道を眼にしました。
そして相前後するかのように政府官邸からとして、「御退位は来年の平成30年1月1日(元旦)よりとし、その方向で準備が行われ、秋篠宮様も現皇太子に準ずる同格の扱いとする」との、新聞報道が発表されました。
天皇が御退位され元号が変わると言う事は、カレンダー作成のみならず、現在使用中のレジスターのレシートの印字変更、及び各種印刷物の変更などもあり、国民生活において大変困難な作業を伴う事が予想されるのです。しかもそれは営業中であれば、一夜に於いて急変更の作業となり、既存の物は変更できなければ廃棄となるのです。
所が先日宮内庁次長の談話として、「元旦は皇室としての毎年の皇室行事が沢山あり、新天皇の即位と重なることは事実上不可能である」との内容の談話が発表されました。
この事は驚くべき事態であります!!。総理官邸と宮内庁、皇室との三者の連携が全く行われていないのか?、皇室のご意向を蔑ろにした官邸の先走りなのであろうか?と国民として大変疑問と違和感を覚えるものであり、今上天皇の思いに対する不敬そのものなのではないでしょうか?早急に国会に諮り、特別法、皇室典範改正などにより決定すれば、当事者である今上天皇、皇太子を中心に、皇室会議のメンバーにより決定され、正しく国民の前に発表されるべきものであります。
何れにしましても、天皇ご自身が健康不安を述べられている現状に鑑み、喫緊に結論を得て決定すべきであります。

2、「トランプ新政権発足について」
去る1月20日、ついにアメリカ合衆国第45代大統領にトランプ氏が就任しました。就任式のイベントに次々に著名芸能人からオファーを拒否され、議員の70人もの就任式欠席、大規模な就任反対デモにより、271人もの逮捕者が出るなど、異例の就任式と言われています。
そして大統領就任演説では何も新しい具体的政策ではなく、従来の選挙期間中の公約と全く同じであり、全てにアメリカの利益ファーストを掲げ、強いアメリカを取り戻すと言っています。
即ち、移民政策の強硬な締め付けとして、不法移民の入出国の管理強化、国外退去、国境閉鎖、TPPからの離脱、パリ協定からの離脱、大幅な減税と雇用の拡大、オバマケアの廃止と新しい仕組み、対外的には雇用を奪っているとして、不均衡貿易の関税強化、外交においては従来の関係の見直し、イスラム国壊滅への強硬策、軍事力強化等々悉く前オバマ政権の真逆を行う方針そのものです。
そして、これらを彼自身のツイッターにより口汚く悉く罵り、おおよそ栄光あるアメリカ合衆国大統領とは思えない下品さであります。

少しここで肩ほぐしに話は逸れますが、嘗て我が国に国鉄のあった時代、後に国鉄総裁となった石田礼助氏が居ります。彼は総裁就任後も清貧を自らに果たし、国鉄職員から信任を得て行きましたが、若い時三井物産入社の折、会社から入社後は会社には公私ともに迷惑を掛けないとの誓約書の提出を求められ、「会社が倒産などによって従業員に絶対迷惑を掛けないとの誓約書を出すのであればともかく」として、誓約書の提出は拒否してしまったのです(城山三郎著、「祖にして野だが卑ではない」より)
このように粗野である事と、品格・品性の無い野卑である事は全く別のものなのであります。
まだ彼トランプ氏が任命する閣僚が、全て議会により承認を得た訳でもなく、大統領就任式後の具体的政策は語られて居ないとして、今暫く様子を見れば言動は落ち着き、現実的になるであろうと楽観的な見方もあるようですが、トランプ氏が任命したこれまでの閣僚も意見がちぐはぐであり、希望が持てるとはとても思えません。トランプ氏はアメリカファーストを標榜し、「政治、経済、外交において従来の関係を一度リセットすべく動いている」との好意的な見方もあるようですが、歴代アメリカ合衆国大統領が築き上げた世界のリーダーとしての権威と地位を失墜させるばかりであり、公約が実現不可能となった場合、アメリカ国内のみならず、世界中の混乱が予想されます。

そもそも現代の世界の情勢の中で、アメリカ一国のみが栄えるなど、「馬鹿げた思慮の無さ」と言うものであります。このままの方針が続けばm任期途中で退陣を余儀なくされるか、或いは厳しい対立勢力により暗殺されてしまうかも知れないとの、非常事態の声もよく巷で噂になっています。
そして、何よりわが国に於いてもトランプ政権の出方を待つばかりではなく、政治、経済、国防において予め新しく組み直しを行う必要性もありそうです。

投稿: 桑本栄太郎 | 2017年1月23日 (月) 17時08分

トランプに於ける波及効果つまり様々な政治的な影響力、波紋、反応は世界各地で見られる。台湾は彼の影響力を使いたいだろうし、英国もEUとの損失を米国との強化で埋めたいだろう、そして日本も防衛に空白地帯が出来ない様に連携強化と再確認に追われる。そして通商問題としてFTAでの二国間協議もメキシコ、カナダ等と行う電話会談に始まった。フランスではルペンが躍進するかどうか、彼の作った流れに乗れるかどうか注目されるだろう。そしてその反対側での反応はデモによる反発だ。ホワイトハウスを吹き飛ばしたいと言ったマドンナも女性差別発言やゲイレズビアンやマイノリティー差別を助長すると恐怖心に駆られている。又金融の世界でもソロスは彼の経済政策は失敗すると売建をかけている。中国は何時もの様に不可分に口出すな、他人の家でも自分の家と主張するだけでビビッている。そして安倍総理が靖国を参拝したり、何らかの発言をすると直ぐに反応する特亜諸国だ。米国や欧米も特亜と一緒になり日本を非難する。それに国連や日本の反日左翼団体が加わり、マスコミと一緒になって日本叩きをやる。実体験で申し訳無いが日本が良い事をしていると聞いたのは二十数年前にNYに行き、チベット人や東南アジアの人達と話をしてからである。逆を言えば、日本にいる時にメディアや教育で聞くのは日本が悪い、日本人は過去に戦争で酷い事をしてきたという事と新聞で言われていた汚職事件のオンパレードだけだ。日本の事で少し良い事だったのはソニーがウォークマンが凄い、ホンダF1が凄いとか言う事で日本人ではなく、日本製品が凄いという事だった。最近になって漸く、台湾や東南アジア、日本人達からも日本が素晴しいとか皇室を継承すべきだとか、聞く様になったがそれも自信を失った日本人や東日本大震災による同情も含め頑張れという事だ。そしてその裏側には日本が倒れるとこの地域がマズイという事も絡んでいる。波及効果が世界にどの位広がりがあり、どの階級やどの階層迄、どこに対してやるのかという事を考えるとISだけでなく、アラブの春も共産国動きも影響力を図る上で見ていかないといけないポイントになってくる。

投稿: 忍者 | 2017年1月23日 (月) 18時31分

共謀罪…

安倍さんがトップのうちは、変な使われ方はないと信じますが…民進党など目先の対応をする輩が政権をとった場合…危険かもね…へまやって政権が代われば、また野党となって批判のための批判にまわる…なんの事後処理もせず…民進党…ってか野党の皆さん、自分の政治理念を吟味してほんとの政界再編はできないものか…期待できる党がてきれば、また支持は集まると思います。地に落ちた信用を、同じ顔ぶれで回復するのは難しい。

投稿: まな | 2017年1月23日 (月) 18時35分

【マスゴミと戦争している大統領】

 ヤフーにその記事があった。
『トランプ新大統領はこの日、国立大聖堂の多宗教・宗派の礼拝に出席した後、バージニア州ラングリーの米中央情報局(CIA)本部を訪問。CIA職員約400人を前に、
 自分はマスコミと戦争状態にあり、自分と情報機関の間の「もめごと」をマスコミが作り出したが、「実際とは正反対だ」と強調した。さらに、記者というものは「地上で最も嘘にまみれた人間」に属すると非難した。・・・・大統領は、テレビ映像や写真は不正確だと述べ、参加者は推定25万人という報道に強く反発。「150万人くらいに見えた」と述べた。』
 
 これはBBCの1/22(日) 16:42配信である。トランプ大統領は何に対して怒っているのかと言えば就任式に集まった人々の数の事で、マスゴミは嘘をついていると言っているわけである。トランプ大統領は、「就任式の観衆としては文句なく過去最大」だと主張しているらしいが、小浜大統領の就任式の際の写真と並べて「明らかに少ない」等と報じたらしい。それで頭にきてCIA職員を前にして上記の発言となったらしい。

 まあ、マスゴミも彼をわざと煽って怒りの発言を引き出そうとする意図があったようにも思えてきますね。
 他にも、これは我が国の反日新聞で超有名な朝日新聞の記事です。ここはNYTとお友達な新聞社としても有名で、だからこういう記事なのかなあと思ってしまいますね。
 『第45代米大統領に就任したトランプ氏が就任初日の20日、大統領執務室の大胆な模様替えに着手していたことがわかった。オバマ前大統領が使用していた深紅色のカーテンを金色のものに差し替え、置物の配置も変更した。・・・・オバマ氏が執務室外に置いていたチャーチル元英国首相の胸像を執務室に戻した。一方、公民権運動の英雄マーティン・ルーサー・キング氏の胸像を執務室から移動したとの報道もあったが、スパイサー報道官は20日、同氏の胸像が執務室内に飾られている写真を自身のツイッターに投稿し、うわさを打ち消した。』

 好みの問題でもあると思うが、どうでもいいようなことまで、センスの悪い人なんだとでも言いたげな、何か悪意を以て広めようとしているような記事になっていますね。マスゴミのこういう姿勢を嫌う人も増えていると思うのですが、彼等はそれが解っていない鈍感さが今もある。嫌われているマスゴミという自覚は期待できないようだ。
 朝日新聞などは随分前から、潰れたほうが世のため人のためだと思われている。早くそうなってほしいものだ。
 
 それはさておき、こういう報道が今後も続くと思いますね。まさにマスゴミと戦争しているという言葉が過激に聞こえない状況にあります。大変な職場です。

 政治家の職場環境について回るのは仕方がないにしても、異常な印象を受けますね。彼等は、そのうち大きな問題になると思います。どちらかが折れるという事が期待できる問題ではないですね。

  良識に委ねるという事がないのだろう。大変なことだ。

投稿: 旗 | 2017年1月24日 (火) 01時25分

>>ことほど左様に、我々は今まで考えても来なかった課題に直面せねばならないように思われます。

「我々は今まで考えても来なかった」
本当にそうでしょうか。
石破さんは著書”軍事を知らずして平和を語るな”
の中で米国を「自国にしか興味のない壮大な田舎」と表現をされていました。さらにチャーチルの「英国にとって永遠の同盟国も、永遠の敵国もない」と続けて引用していました。
 私なりには、当時、石破さんが「アメリカにいつまでも頼れると思うな」というご意志を持っていたと解釈しましたが、現在は当初の認識とは異なるご見解だったのでしょうか。
それとも本心では見解が変わっていなかったが「アメリカが日本から手を引くかもしれない、または在日米軍の維持費用値上げを要求するなどという不都合なことは、考えたくもないから考えないようにしておこう」という事だったのでしょうか。
 前者であれば石破さんの見識が誤っていたという事ですし、今、正しいと信じていらっしゃる見識も誤っている可能性がある、後者だと、非武装と絶対的平和主義を唱える思考停止と(内容こそ違えど)同じ精神構造だ ということになりますよね。
ちなみにですが、米国がより内向きになるであろうことを5年前から予測していた人は居ます。
http://toyokeizai.net/articles/-/153468
今からでも遅くはありません。
誤った見通しや将来認識を提示し、反省もしない人ではなく、正しく将来を見通せた人の見解に、真摯に耳を傾けるべきではないでしょうか。

投稿: 責任野党 | 2017年1月24日 (火) 06時47分

     ≪群盲象を評すの愚≫
毎日【20年度基礎的収支(PB):赤字8兆円台に拡大…税収見通し悪化 https://goo.gl/HUOZf3 】 ⇒当初は骨太を売り物にした経済財政諮問会議も議長が安倍猿になって今や骨粗鬆症を患っている。大きく広深永な土俵から、小さく狭浅短な穴に引っ越しした。
そもそも、PBは専門家向けにのみ有意な「精緻な指標」であって、謂わば、行くべき全行程が百里(千里?)でその最初の一里を通過するための一里塚に過ぎない。その一里塚が遠退いている。
そもそも、PBは歳出全体から「国債元本返済や利払の費用」を除外したものだから、赤字金額が小さくなる。改善されるべきPBが逆に悪化している現実を発表はしても大騒ぎしない。真にこの政府発表は「群盲に象を評させる愚策であり卑策だ」と断じ得る。
同時に、政治権力を適正に批判する真正のメディアなら、一般人向けに訴求するべきは、政府発表を鸚鵡返しに垂れ流すのではなく、安倍Monkey政権が隠蔽する「年度の財政赤字が逆に拡大していること、債務残高の全体が逆に膨張していること、その深刻さ」なんですけどね。
この記事の結果は、特に庶民大衆の一部(多く?)は安倍猿軍団の詭弁と詐欺の手口に完全に乗せられて安堵すると診るべきですね。「なんだ、8兆円の赤字か、過去に比べれば大した金額じゃない」とね。まあ、彼らはそこまで理解が及ばないのかも知れないが。

投稿: 小倉摯門 | 2017年1月24日 (火) 11時42分

毎日【鳥取大雪:沿道住民、トイレ貸し 握り飯配る https://goo.gl/SIDDbJ 】
石破さんの地元の皆様に心からお見舞いを申し上げます。鳥取県の皆さんには人の温かい心が色濃く残っているのですね。感動!
仮にも安倍Monkeyに統治されて仕舞った「嘘が蔓延る社会」では、この貴重な人間的な心は徹底的に叩き潰され消え去るだろう。

投稿: 小倉摯門 | 2017年1月24日 (火) 16時37分

トランプさん…

トランプさんが「日本とアメリカの車の貿易が不公平だ‼」って言っても、無理やりアメリカ車を買わせる訳にはいかない!
日本は、道も狭いし、宅地も狭い!アメリカは全て広くても日本車が売れるとしたら、性能がよくて、故障が少ない、ちょっとした買い物や移動に便利、燃費がいい。長距離には大きな車は楽だけど、縦列駐車は難しい…
日本で一番売れている外車は、ドイツ車だって…ドイツも狭いから感性が共通するかもね…
外国~日本…関税0 日本~アメリカ…関税2.5だって トランプさん、むしろ、0にして

投稿: まな | 2017年1月24日 (火) 17時26分

蓮舫さん…

何おとぼけた質問されているのか。数年前、民主党が天下りを問題にしてマスコミ共々大騒ぎをして政権交代!天下り特殊法人をぶっ潰すために事業仕分けしたんじゃないの?結局、特殊法人など、天下り撲滅できなかったじゃん‼
鬼の形相で安部さんに食って掛かれる民主党ですか?

投稿: まな | 2017年1月24日 (火) 17時41分

中国政府が国内の旅行会社に対してアパホテルを使うなと支持を出している。そして台湾にも行くなと言っているが中国人がいないなら日本人は安心して利用出来る。逆に中国人のいる所は騒がしく、団体で押し寄せ、物が無くなり、ウカウカその辺にもカメラ等置いておけない。ライカムも沖縄でオープンしたが中国観光客が来る時間は外していく。嘉手納基地でもそうだが朝、観光客が来ると軍用機が見れないし煩くて仕方が無い。ライラ、ライラと航空機が来ると他人のカメラの前でも平気で乗り出し、遮る。報道の人達も起っていて注意すると写真で顔と撮って行く。そして違う日に観光客が来ると注意した人の顔写真を又撮って行く。その人は多分、中国で有名になり、捕まるから行かない方が良いと皆で助言している。中国には公害を吸いに行ったり、汚染物質を食べには決していかないので別に来なくても良い。来たい人来れば良いし、来たくなければ来なくて良い。私も行きたくないので中国には行かないし、なるべく中国製品は買わない様に常日頃注意して買う様に選択している。日本が嫌いな人は別に来なくても良い、世界中他に行く所は沢山あるのだから日本を選んでくれなくて結構!アパ、頑張れ!使う機会があればアパにするぞ!

投稿: 忍者 | 2017年1月24日 (火) 19時51分

【ダボス会議予測は外れるために議論されているのか?】

 その理由はよく知らないが、世界中のエリートが何千人も集まってその年に起きる経済と政治の分野で占いを始めるのだそうだ。しかし、2007年以降。それが重要な項目に限って外れまくっているらしい。ロイターに記事があった。

『[ロンドン 23日 ロイター BREAKINGVIEWS] - スイスのダボスで毎年開催される世界経済フォーラムでは、パネル討論などを通じて各地から集まった政財界首脳が何を考えているかが読み取れる。だが、彼ら彼女らの多数意見である「ダボス・コンセンサス」が往々にして間違っていることもまた証明されている。

1年前を振り返るとほとんどの参加者は、米大統領選では民主党のクリントン候補が勝利し、英国民は欧州連合(EU)残留を選択、イタリアのレンツィ政権は改革に成功する、と予想していた。ところが実際は怒れる欧米の有権者たちが、エリート層に対していかに彼らが大衆から遊離しているかという事実を突きつけた。』

 能力の低い占い師を世界中から集めた大会のようだとロイターは嘆いているように見えますね。
 まあ、確かに、どこがエリート集団やねんと言いたくなります。

『2007年1月までさかのぼっても、ほんの数カ月後に起きる世界金融危機に警鐘を鳴らす動きはほとんど見当たらなかった。その1年後には、先進国経済の混乱が新興国に波及することはないというのがダボスでの主な意見だったにもかかわらず、08年のリーマン・ブラザーズ破綻をきっかけに世界経済全体が沈んでしまった。』

 なんか無駄な活動をしているのかと思ってしまいますね。ならば、外れるという前提で話題に上った項目を逆手にとって、これはあかんやろと先手をうつような内容を記事にしています。
 その5つとは
(1)ドナルド・トランプ氏は現実的で成長重視の指導者に
(2)中国はグローバル化の新たな旗手に
(3)EUはさまざまな試練を受け機能不全化
(4)金融規制は撤回
(5)AI(人工知能)によりすべての人が失業

 詳細については、記事をあたればわかることです。要は、現実認識の問題なのかも解りませんね。正しく情報を分析していたのかという事ではありませんか? 

 こうなってほしいというような願望が強く働けば、そうなるはずだという処まで勝手に飛躍をしてしまう事もあるかもわかりませんね。英国のEU離脱の国民投票にしても、米国の大統領選挙の行方にしても、判断の元になる情報の選択や、情報の分析にこうなるはずだという観測が勝手に入り込んだ結果なのかもわかりません。あるいは、元々そういう方面の予測をしてはいけない人々ばかりが集まっていたのかもわかりません。外れまくる予測というのは、信頼されなくなりますね。

 ロイターが選んだ外れるほうの予測5項目は、来年になれば結果の判定ができます。

 まあ、楽しみですね。そのうち、ダボス会議をやめようかという声が起きるかもわかりませんね。

 占いは難しい仕事だと思います。

投稿: 旗 | 2017年1月25日 (水) 02時32分

東芝…

アメリカの原子力事業で7000億円の損失、半導体部門を子会社化?
トヨタは、アメリカに1兆6000億円融資の予定とか…7000億円なんとかして貰えないものか…

投稿: まな | 2017年1月25日 (水) 04時21分

石破さん、おはようございます。天皇陛下の御譲位については、もとより政局にしてほしくないし、すべきではありません。最もすみやかに御意向を実現するため特例法の適用が良いと思います。そして、その後の将来のことについては、未来の日本に委ねる方が良いと思います。おそらく、今いる国民のほとんどがもうこの世にはいない、次の世代の世になっていることと思われます。ただ、いろいろ有識者による将来の検討研究は要るかもしれません。
天皇陛下のお仕事は、引き継ぎが今までありませんでした。大臣の交代も、私達の会社などでも交代の時は、前任者が突然いなくなること以外、たいてい引き継ぎがあります。そこで鑑みるに天皇陛下のお立場、お仕事くらい引き継ぎが大切なことはないと思われます。この引き継ぎは天皇陛下にしかできません。皇室の仕事が増えて複雑になってきている現代であればこそ、よい意味での適正化合理化が必要と思われますが、いかがでしょうか?
トランプ大統領就任。早速TPP離脱に大統領署名し、かつての日本叩きが始まりました。何しろ、アメリカ国内ではトランプ氏を自分たちの大統領と認めていない人々が多く、これから最低4年間はそういう意味で耐える時代かもしれません。安倍首相はトランプ大統領にTPPに対して理解を求めるとしていますが、まず無理でしょう。いったん、御和算にしてトランプ氏はオレ流で貿易問題をアメリカ有利にやろうとしています。前大統領までの政権が担ってきた、世界に対する正義と秩序というものが微塵もなく、利益優先のまさにワンマン社長が大統領になったという感じです。強大な力を持つアメリカ大統領。日本政府内に感じられるアメリカに対する楽観論は戒めて、これから4年間どう対処していくか、まさにグローバルに考えることが必要な時が来たと思います。
鳥取県島根県は大雪で交通機関も大きく乱れています。皆様、雪の被害がないように十分気をつけて頂きたいと思います。

投稿: 梅花天神 | 2017年1月25日 (水) 06時54分

トランプさん…

トランプさんには是非来日していただいて、大統領専用アメリカ車で細い道を何度も切り返しながら目的地についていただく…状況を実感していただいて日本向けアメリカ車を開発してもらわないと輸出入の数が均等になるって難しいのでは…

投稿: まな | 2017年1月25日 (水) 10時33分

    ≪人事戦略の妙、人事の重要性≫
鈴木幸一氏の経営者ブログ【知性を欠いた「米国優先」への疑念 https://goo.gl/PsSVLc そもそも戦後70年を振り返ると、「米国優先」というのはずっと続いていた国策だった。トランプ氏の強調する「米国優先」は、極めて狭いとらえ方であり、単純なポピュリズムに置き換えただけの話で、本当の意味での「米国優先」とはならない浅慮の施策に思える】
⇒この鈴木さんのトランプ評は予て一貫して手厳しい、と同時に極めて的確でもある。(愚見の呼称TrumpGorillaと近似する?w)
同時にそれは、その行間と裏面で、日本の国益を御旗に掲げながら、その実、「米国の国益優先方針」に日本の国益を後回しにして、米国に屈してきた、あるいは屈膝し提灯を点けてきた自民党政権のうちの一部の治世を糾弾するものでもある。勿論、安倍Monkey政権もその「一部」に含まれる。
逆に言えば、鈴木さんが読まれる【(トランプ大統領の)浅慮の施策】を逆手に取って、日本の国益増強に資す戦略的発想を持ち、対米に交渉に成功し、実現する力量を備えたご仁が、政治権力者として、日本政治の表舞台に出現されるには絶好の機会かも知れない。
そのご仁が自ら全ての力量を兼ね備えている必要はない。其処にこそ、人事戦略の妙があり、人事の重要性がある。
その中では、微温湯に浸かっている外交系の悪賢いモグラの尻を蹴飛ばし、経団連系大企業トップの胸倉を叩くなどの荒業も要る。勿論、国家を想う教育的精神に溢れたな荒業ですw。其処から、日本を背負って立てる人財が「杭」を出すし、発掘される。
不祥事などが起こる度に、国会で「任命責任は私にある」と開き直っているだけのボス猿には、この国を建て直すことはできない、キッパリ!

投稿: 小倉摯門 | 2017年1月25日 (水) 16時30分

    再び≪一票の悪平等、人気投票≫
毎日【高崎山動物園のボス猿総選挙https://goo.gl/qCJimR 「伝説のボスザル」ベンツが優勝。2014年に行方不明になり、その後死亡認定されたが、人気が衰えなかった】
⇒猿山のボス猿選びはどうでも好いのですが、猿山のボス猿選びと同じレベルで、国権の最高機関に係わる政治権力者選びが、多くの庶民大衆が参加し「一票の悪平等」に支配される人気投票では、国家と国民生活に重要である選択を間違える。
その間に、角界では、真面目で真摯で十分な力量を蓄えた稀勢の里関が、選挙ではなく実力で、横綱への昇進を順当に果たした。
羨ましい限りです。

投稿: 小倉摯門 | 2017年1月25日 (水) 17時40分

   ♪♪日経の「想定外」 2連発♪♪
金融から財政に亘る経済専門紙でっしゃろに、呑気なことで結構でんなあ。自分らの生活だけは大丈夫と思おてはるんやろうか?
①20年度基礎収支、「想定外」の赤字拡大 8.3兆円
https://goo.gl/EfIvcK 
②市場と日銀 思惑すれ違い「想定外」の国債価格下落
https://goo.gl/jEAHl7 

投稿: 小倉摯門 | 2017年1月25日 (水) 19時17分

トランプの日本への批判が的外れ、又時代遅れな感じがする。日本での米国車への関税は無いし、日本人の好みに合わせていない戦略で敵わないと言われても仕方が無い。結局の所、消費者は好きな物を買い、比べてなるべく良い物を選ぶので競争に負けているだけだ。それにどのメーカーも米国で雇用を生むだけでなく、米国産の部品を数多く使っている。それだけではない、日本が米国債を買いFRBが金利を上げているので支払いは日本に来るし売却しても利益が出る。日本がリーマン後買い支えたのに何か変な言い草である。TPPもどちらかと言えば、日本は最後迄入るのを渋り、強い要請で入ったが今度は反故にされた形だ。80年代後半日本により彼は不動産で損をしたがその恨みか、その年代の批判がそのまま来ていて古臭い。日本を批判するのは良いが消費者が好きで無いと買わない。アイフォンは買ったがサムソンは買わなかったのと同じである。魅力があり、欲しければ買うし、そうでなければ買わない。

投稿: 忍者 | 2017年1月25日 (水) 22時06分

▅▀▅▀不十分な公共投資▀▅▀▅
人口減少と言っても、あと30年は1億人維持なので、
市場規模はあまり変わりません。一方、生産年齢人口減
少率は総人口のそれの4倍もあり、人手不足が深刻化し、
このままでは、供給能力維持が困難になります。よって、
生産性向上が必要であり、そのため第四次産業革命のた
めの投資と交通インフラ整備が必要です。

交通インフラ投資による効果は、短期的には受注者側所
得上昇によるGDP増加、中長期的には輸送能力増大による
生産性向上があり、地方創生にも寄与します。例えば、
交通渋滞解消などによる高速化や、高架化で開かずの踏
切除去による単位時間当たりの輸送量増加により、生産
性向上が達成されます。

80km/h以上走行可能道路網に関し、欧米先進国の高速走
行可能道路はメロンの網目状であるのに対し、日本は、
数か所のループを除き基本的に線状で貧弱です。特に、
日本海側がそうであるので、高速道路網整備は、地方創
生の主要な必要条件です。しかし、10万台当たりの高速
道路延長(km)と高速道路の6車線道路構成比(%)は
日本:0.9, 8.0
英国:1.5, 70.1
ドイツ:1.7, 23.8
であり、日本の高速道路整備が不十分であるのが、明白
です。

また、整備だけではなく、インフラ維持管理も不十分で
あり、その原因が公共投資悪玉論による、1998年の約15
兆円をピークに半分以下の約6兆円までになった公共投資
減少です。その期間での公共投資の変化は、ドイツが 
1.06倍、イタリアが1.33倍、英国が2.92倍、アメリカ
が1.8倍であり、日本の減少が異常です。したがって、生
産性向上とデフレ脱却のため、公共投資の増額をすべき
です。

投稿: 観測者 | 2017年1月25日 (水) 23時35分

【マスゴミ業界は残念な人の溜り場である】


 アパホテルの代表者の発言を捻じ曲げて報道していたことが発覚したそうだ。彼等に謝罪と賠償を求める権利がアパホテル側に発生したと思うが、それについての記事などは、今のところ、どこにも見当たらない。旅館業法違反の容疑を課せられる発言を業者がするわけがない。そういう常識も知らないマスゴミが偉そうにしていることに愕然としてしまいます。

 韓国の中央日報などはそれを掲載していた記事を突然削除したそうだ。捏造したという事がばれたと解ったので逃亡を図ったと指摘するブロガーがおられますね。我が国の旅館業法を知らずに過激な発言になるように加工したようにも見えると擁護しているのか、韓国人の無知を嗤っているのか、訳のわからない言い訳になっている人もネットにいる。どちらにせよ事実の確認を怠っている(発言の内容を理解していない)事が原因なのだろうと思うが、いい加減な仕事、或は意図的に煽ることを優先するような姿勢が、大きな問題だと思いますね。
 マスゴミ業界はゴミのような人がいるので、いつまでたっても健全な報道ができないようだ。
 例えば、先日採り上げた安倍総理が海外にいると解っている最中に韓国駐在大使を韓国に帰還させるという話が突如持ち上がり、しかも、それが匿名の政府関係者が政府の方針として決定したと云うような話があったが、これも細かくいえば、いい加減すぎる内容を根拠も提示せずに平気で報道したという事になる。これは、事の次第によれば、政権転覆を謀るクーデター未遂事件に加担したと受け取られても仕方がないような事件と見られますね。匿名の政府高官は、政府の転覆を計画している過激派となって政府の偽方針をメデアを使って既成事実化したという事になりますね。政府を詐称していると思われても仕方がない。
そして、それを反日新聞社と反日テレビ局がそれに答えたという事実であると見れば危険な行為である。

 彼等はこれによって今も処分を受けずにいる。事実が無根であったのかどうかの説明もないままだ。メデアを使って政府の方針だと言った人物も明かさないままである。こういう事を見逃すので政府の中にそういう反政府分子というのが実在しているのか、どうなのかという不安が国民に残ってしまいますね。
 マスゴミは第4の権力と呼ばれて久しい。彼等の資格は何もないに等しい。嘘を常習的につく人でもマスゴミ人である。そして自浄能力がないから、何時迄も居座ることができる。捏造をしても刑事事件の対象になること自体が非常に稀である。
 政治的に中立な評論を求められるテーマであっても、それを平気で無視をする人々が増えているという現実もある。

 また、彼等の中から政治家を目指す人が多いという事実は、仕事の進め方とか市民生活の常識的な知識を知らない頭でっかちが増えているという事にもつながっている。昨年あった東京都知事選挙の立候補者を見れば、その典型であったことがよく解ります。政治家の質の低下の背景にマスゴミ業界出身者の増加があるのではないだろうか?

 マスゴミで名前が売れた人とかマスゴミ業界に長くいたというだけの人は政治家に向いていないと思いますね。それが一般の国民に解らないのは残念なことである。

 民進党の代表もそうであるが、どの様な処に期待をしていたのだろうと悩みませんか?
 有能なスタッフを揃えているわけでもなさそうだし、発言も平気で二転三転するような人である。そして正直な対応を取っているとは思われないひとだと判明している。

 典型的なマスゴミ業界人ですよ。その事実に気がつかない民進党は、見放されるだけですね。

 それはともかく、マスゴミ報道の在り方について、考えることが必要ですね。嘘を流すなという事だけでもしっかりとしてもらわないと無用の争いが発生します。

 捏造を流した報道はそれが捏造であったことが解れば刑事責任を取る対象になるというルールを作っておくことも考えていただきたいものだ。
 
 この業界は、いつまでたっても未開の野蛮人の棲家になっている。
 

投稿: 旗 | 2017年1月26日 (木) 02時45分

岩国基地に第二陣となるF35B 5機が飛来した。訓練や政治的意図も含めてだろうか、垂直では無いがかなり降下速度を落として着陸していた。エンジンの排気口は明らかに垂直状態となりその性能を見せつけていた。訓練で無ければ空港でやる必要は無いが第一陣だけでも注目されているのに第二陣が違う降下方法を取ると能力への注目だけでなく、期待通りに仕上がっているのがハッキリ分かる。空母でやれば軍関係の人しか分からないので訓練だが岩国でやるからには一般や動画にもアップされる訳で日本国民だけでなく、北や中国への牽制も含まれているのだろう。嘉手納にも早く飛来してくれる事を心待ちにしている。

投稿: 忍者 | 2017年1月26日 (木) 03時51分

こんにちわ 石破さん
先日は、大局観が無い などと偉そうなことも書きましたが、(ま、細部に拘るが余り、実際、そういう傾向も感じますが。)石破さんの言いたいことも わかります。
要は、自身が富豪であり、何度も破産を繰り返した トランプの言葉を 額面どおり どこまで信用できるのか?早い話が、トランプの建前はともかく 本音は 何だと。

アメリカン・ファーストが 政治家としてのポーズなのは 分かります。

そのポーズで 彼は ライバルとの差別化を図り、特に地方の民衆に支持され、成功しました。私が、トランプの言葉で 気になるのは 「偉大なアメリカを取り戻す」という発言です。この手の発言は 過去、ヒトラー等の 独裁者が好んで使うフレーズと同じだからです。
「偉大なドイツ帝国を取り戻す。復活させる」という具合に。

極論すれば、アメリカが 世界の覇者となれたのは 移民含めた他民族を統合し、国力に変えることができたからです。
ヒトラーは 第一次大戦後の超インフレ下のドイツを 短期間で立ち直らせたことからも分かるとおり、個人的には優れた政治家だったと思いますが、差別主義、排外主義 つまり、根底に流れるのは 潔癖性、完ぺき主義だと思いますが、その行き過ぎた 潔癖性、完ぺき主義が 形式に拘らせ、戦機を逸してます。
スターリングラードの戦いなど 大戦車部隊を揃え終わるまで待機させ、結局、ソ連に 持久消耗戦の準備をさせる時間を 数ヶ月与えてしまいました。
現場のマンシュタインから言わせれば、戦機を逃したのです。

私の好きなサッカーでも 「堅守速攻」というのは 王道中の王道であり、「遅攻」が優れる場合など まず、あり得ません。
潔癖性、完ぺき主義が取らせる 形式偏重は 往々に失敗の基となるケースが目立ちます。
日米のミッドウェー開戦にしても 暗号電文が事前に解読されていたとしても、当時の 日米の海軍力の差は 日本の圧倒的優位であり、「大軍の前に奇策なし」であり、現場の空母機動部隊が 戦争の基本である 「 索敵 」を 奢ることなく真面目にやっていれば、現場の対応で、あのような悲劇的な大敗北は 免れたはずです。

等々、つれづれに感じたことを 述べさせて頂きました。油断大敵ですね
真の敵は、大軍ではなく 己の油断、奢りなのです。

投稿: ぴっぽー | 2017年1月26日 (木) 13時52分

    ≪最高!サイコー!ですが‥≫
毎日【河野太郎さん、大学は文科省の植民地か https://goo.gl/nExP64 】
①先ずは瑣事から。「有識者や弁護士に関与してもらう」と答弁した松野博一文科相は閣僚に就くべき器ではありませんね。そもそも、広深永さに於いて有識者や弁護士を超越するべき政治家でもない。バカな釈明をしたもんだと思います。安倍Monkeyに牛耳られた猿の内閣や屈膝した自民党幹部の手口を真似したんでしょうけれどね。
②肝心なこと。河野太郎さんは口では頑張っているんですけどねえ‥なんだかなあ‥立ち位置がなあ‥麻生組の組員じゃなあ‥。
過去何回か(挫折を含めて)総裁ポストを狙ったので意地もあるんでしょうけれど‥、「次の次」に控える度量があれば、視野は広いし考え方も合理的だし(対語“私情に駆られて暴走しない”)、国家にも国民にも善いんですけれどねえ。
仮に、河野太郎さんが「次の次」に控えることになれば、覚悟を決めて麻生組を脱藩して、覚悟を決めて水月会に加盟すれば善いんですよ。然すれば、ポスト安倍は、「石破さん⇒河野太郎さん⇒小泉進次郎さんの継投」が現実的になる。その中では、「安倍Monkey⇒石破さん」の継投が最も手強い難関ですけどね(ニッコリ)。
今や小池百合子さんを国政の地位で考えるのは贅沢過ぎる!w彼女には都知事で辛抱して戴きましょう。国政のトップと都政のトップが同じ価値観(現実には、“似たような”でしょうが)で、お互いに協働できれば最高!サイコー!ですね。「遅い初夢」か?w
(蛇の足)平将明さんは頑張っておられますが、今は未だ変数が多すぎて、彼の出番は未だ定められない。頑張って欲しいですね。

投稿: 小倉摯門 | 2017年1月26日 (木) 15時44分

   ≪順序が逆転し、重要部分が欠落している≫
3K【安倍、自衛隊の敵基地攻撃能力整備「検討行うべき」 https://goo.gl/5TYr8J 】
憲法に居場所がない、従って憲法上は亡霊である自衛隊に【敵基地攻撃能力】を持たせると。従来の専守防衛からも大きく逸脱する。安倍Monkey一味には大きな土俵に立った大きな理念と言うものが一切ない。私情しかないから、ことの順序が逆転するし、重要部分が欠落していても全くお気になさらない。理念(if any)の構造が、屋上屋どころの話ではない。土台のない空中の楼閣として攻撃力を持と言っても全くお気になさらない。あの粗雑な「限定的集団的自衛権」然り。戦争をしたい安倍Monkey(注)が本音を曝し出し始めている。慎重さに裏付けられた「サラミ戦術」ならぬ、「私情に駆られて暴走する厚切りサラミ」の愚策だが、今の猿の惑星では通用するらしい。
(注)慎ましく百歩譲って言えば、「戦争を忌避する気持ちが一切ない安倍Monkey」か。

投稿: 小倉摯門 | 2017年1月26日 (木) 15時47分

トランプも商売が上手いとは言えない。米国車を買えというよりハワイの真珠湾にあるミズーリ記念館を訪れてくれと言った方が共感を生む。高度経済成長期の様なブランド志向は一部の人を除いて普通の日本人は望んでいるとは言い難い。それより自然や歴史、文化をゆっくり楽しみたいと言う欲求の方が強い。知床、屋久島、伊勢神宮、出雲大社、靖国神社等なぜ女性や子供だけでなく、おじさん達もこういう場所に行ったり行きたいと思うのかと言えば、欧米を追い掛けて来た反動だろう、日本を以外に知らないと言う日本人が結構存在する。外国人の方が日本の伝統文化を良く勉強し知っていたりする。これは日本人が西洋文化についてその辺の欧米人より知っていたりするのと似ている。ミズーリ記念館には真珠湾で亡くなった米兵の遺品だけでなく、特攻隊の遺品も展示しているようで両方の面から考える様にしてあるらしい。誰でも戦争を繰り返すべきではないと口では言うが戦争がこの世から消えた事は数年間と言えども無いだろう。人はそれ程、愚かで過ちを繰り返す。しかし歴史の難しい所はオバマの様に何もしなければ戦禍は拡大し、トランプの様に喧嘩腰で行けば戦争になる。そして真珠湾だけでなく、沖縄の綺麗な海で死んでいった人達も戦争は両陣営にとって深い傷を残し癒やし難いと語りかけてくるが深く静かで何も言わないが感じ取らないと聞こえない。これは海だけでなく、神社仏閣、山でも美術品の前でも同じ事で声無き物から声を聞かないといけない。

投稿: 忍者 | 2017年1月26日 (木) 16時26分

平昌オリンピック ピンチ…

チケットが売れてないんだって…日本政府よ!何を言われても、関わらないで下さい。どうせ、韓国民には、明らかにしないで極秘に支援を受けて、お礼を言えないから反日を加速するだけだから…

投稿: まな | 2017年1月26日 (木) 17時37分

韓国人仏像窃盗団…

韓国の裁判所が盗品の仏像を韓国の寺の物って判決を出したんだって😱 腐ってますね…
ほんと、関わりたくない民族です…民間にはいい人もいるかもですが…外交担当の政府があれでは…ほんと、関わりたくない😱

投稿: まな | 2017年1月26日 (木) 17時48分

石破先生

今晩は!!。
衆参の通常国会審議も始まり、それに続き各補正予算委員会も始まりました。
先生には国会審議などの他、多忙なる政務をもこなされ、大変お疲れ様であります。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の者であります。
今週は二度目の投稿となりますが、トランプアメリカ新大統領について再度拙論を述べたく、宜しくお願い申し上げます。

トランプ新大統領就任後となり、全閣僚の議会からの信任決議がなくまだ揃わない為、施政方針演説に相当するトランプ新大統領の一般教書はまだ発表されておりません。
それにも係わらず早速大統領の最大の権力である大統領令により、「TPP合意からの離脱」、「オバマケアの廃止」、「環境保護の為凍結していたカナダからの油田のパイプラインの建設」「パリ協定からの離脱」「メキシコからの不法移民を防ぐ国境の壁の建設」等々を次々に署名を行い、選挙期間中の公約を次々に実行に移そうとしています。

その間にも日本のトヨタ自動車へも嘗ての貿易摩擦時代の事実誤認のまま、アメリカの雇用を奪っているとして非難して居り、関税の引き上げを検討するとしています。
吾が国日本の世耕経産大臣は(個人的には明快な受け答えには好感を持っているのですが)、「我が国の自動車産業界は嘗ての貿易摩擦以来、アメリカでの現地生産を進めて来ており、むしろ雇用拡大に貢献して来ている。丁寧に説明すれば理解を得られるであろう」との、呑気とも思える談話を発表しています。
吾が国日本のトヨタは、嘗ての貿易摩擦以来アメリカトヨタを設立の上、アメリカでの現地生産を行い、実際にはアメリカの雇用に大幅に貢献して来ているにも係わらずです。
トヨタ自動車も事実誤認を承知しながらも、更にアメリカの雇用拡大へと勤め、今後5年間に100億ドルの投資を行うと発表しています。そして昨日25日には680億円の投資を行いインディアナ州へ新工場を建設の上、400名の雇用を生むと追加発表も行っています。
そして、他の日産、本田などの各自動車メーカーも新しい対応を余儀なくされるであろうと苦慮しているのが現状であります。
このように、一国の大統領が他国の民間企業への恫喝とも思える政策が『野卑そのもの』であり、怒り心頭の思いです。

この度始まりました国会の争点は、「天皇陛下の御退位問題」、「テロ等対策特別法案」「憲法改正発議」などが挙げられていますが、あれほど論争になり法案を通した「TPP合意」が徒労となり、『虚脱国会』との感想もするほどで、全く盛り上がりに欠ける嫌いがあります。

アメリカでは、トランプ新大統領の矢継ぎ早とも思える大統領令署名による行動力が金融市場では評価され、ニューヨークダウが2万ドルの高値を付けています。
しかし、『無理を通せば角が立つ』の格言もありますように、自国の保護政策と他国への無理難題を押し付ける政策をこのまま続ければ、世界中から信頼と信用を失い、将来的には先細りになる事は眼に見えています。
そうなれば世界の政治・経済・軍事のバランスに於いて混乱を来す事は必定であり、水面下においてでも(詳しく公表する必要はありません)閣僚級、及び次官級でもアメリカへどしどし派遣を行い、いち早く吾が国日本の「言い分」も『躊躇することなく主張』すべきであります。
吾が国へも在日米軍への防衛費の増額も強引に要求する事は、眼に見えているではありませんか?日本国民は勿論、世界中からも強固な安保体制の同盟国同士の日米の関係を注目して見つめています。アメリカへの従属的な関係は、終焉を迎えそうです。
「ケッパレ!!日本」であります。
その為、一日でも早く石破先生の出番を待ち望むばかりであります。

投稿: 桑本栄太郎 | 2017年1月26日 (木) 19時38分

    ≪猛獣園の中の市民≫
世界の一部では批判的な見方もあるZ.ブレジンスキーさんですが、此処では非常に広深永で示唆に富むご見解だと思います。
毎日:トランプ米政権と世界https://goo.gl/27EhKI 
引用①【今後の世界は予想以上にひどい状況になるだろう。殆ど同時に起こるであろう諸問題に対処できる国際的な体制が存在しないように見えるからだ。世界が深刻な無秩序状態に陥りつつあるのではないかととても心配している】
⇒真にブレジンスキーさんが仰る通りだと思いますね。1月20日を起点にして、亀裂が鮮明であり限界が明らかだとは言え、折角持ち堪えてきた世界の秩序が、トランプGorillaの登場で、急速に酷い世界が広がりますね。各国の政治権力者から智的な人間がいなくなり、Gorillaと白熊と龍に加えてMonkeyや蛇や蝎ばかりが目立つ。暗愚な猿などの小者が増々勢い付いて威勢が好いだけで中身が空っぽの言動を振り翳すに違いない。真に負のスパイラル。返す返す、広深永で激しく穏健だったSandersさんの敗退が残念至極です。
だが、そんな時代だからこそ、世界の市民は、人として、夫々に前と上を向かないといけません。

引用②【問題は、国際的な課題について米中がどれだけ真剣に話し合えるかだ。それができれば‥(以下の楽観論は意味がないので省略)。トランプ氏は中露が戦略的同盟を構築するような重大な危険に用心すべきだ。中国を敵と決めつけるべきではない。中露がより接近するのは間違いないからだ】
⇒ふむ。この場合、今のトランプ自身には無いもの強請りだから、トランプ政権の中の広深永で智的な閣僚や補佐官の「操縦」に期待するしかないだろう。トランプ大統領が、安倍Monkeyのように、全ての智的な諫言箴言に耳を閉ざし、私情に駆られて暴走する如き暗愚を共有していないことをお天道様に祈るばかり。
また、安倍Monkeyが狭浅短で暗愚な手出しをして、米中露の複雑な関係に余計な一石を投じないことをお天道様に祈るばかり。
重大な懸念は極東の猿島から世界に広がっている。潜在していた危機がトランプGorillaの登壇で顕在化しただけなのかも知れないが。

投稿: 小倉摯門 | 2017年1月26日 (木) 19時52分

【盗人国家の誕生を見る】

 近代国家の司法制度の崩壊が隣国で起きるのを見るとは思ってもいなかった。
 対馬の観音寺が所有保管する仏像が韓国人によって盗まれたのは2012年の事である。韓国では、それが地方都市の県指定文化財になったことで盗まれた事実と共にその所在が明らかになった。早速、寺の住職は裁判を起こし返還を求めたようであるがその判決が26日下った。驚愕すべき内容である。

 『大田地裁は判決で「仏像は贈与や売買など正常な方法ではなく、盗難や略奪で(対馬市の観音寺に)運ばれたとみるのが妥当だ」とし、「仏像は浮石寺の所有と十分に推定できる」と判断。「(政府は)浮石寺に引き渡す義務がある」と指摘した。』

 近代法の精神が木っ端みじんに粉砕されていることがはっきり表れている判決だ。
 500年前に略奪の犯罪があったと一片の証拠も提示することなく、犯罪の事実の証明もないまま500年前に盗まれたと主張する韓国人の主張に阿る判決を韓国の裁判所が下したという事だ。

 李氏朝鮮時代15世紀の初頭から16世紀にかけての時代に仏教の弾圧があって1万寺を数える韓国の寺院は、88まで破壊粉砕されたという立派な記録があり、盗まれたと主張する韓国の瑞山・浮石寺は存続を許された寺の名簿にその名が無く、15世紀の初期に既に廃寺であったことが推定されている。
 仏像の破壊は韓国全土で起きており存続を許された寺でさえも、仏像の破壊があったという記録もある。そういう状況で仏像を守る勢力がいたとは思えないと同時に、破壊を免れるためにシナ大陸や海外に流出を見た例の方が多かったのではないかと推定されている。歴史的な状況と事実の照合が必要な事例ではあるが、この場合はどこから見ても、韓国の寺院の言い分に正当性を認める材料は全くない。寺の記録も曖昧である。創建記録から怪しいと思われているのではないか?
 
 なぜこのような破壊活動が朝鮮全土起きたのかと言えば、非常に簡単な話である。朝鮮の国教が儒教であると決定されたからだ。仏教に向けられた破壊と弾圧は韓国人が尊敬する第3代太宗より始まり全国の寺院は88か所に限定され、さらに韓国人が大好きな第4代世宗に至っては36ヵ寺まで追い詰めたという記録が燦然と残っている。1万以上あった寺院が36まで減ったのである。
 同時に僧侶もまた都の漢陽に入ることを禁止された上、賎民階級に身分を落とされたことも李氏朝鮮の正史に明らかである。
 
 仏像を守る勢力がどこにあったのか探すのが大変な時代ではないのか?

 ぬけぬけと大ウソをつく朝鮮人の姿がここにある。彼等は法廷で嘘をつくために生まれて来た民族だと知るがよい。彼等の法律と裁判官は、朝鮮人の嘘を擁護するためにある。

 彼等との友好はありえない事だと思ってしまいますね。

  対話が不可能な連中なのだ。嘘を認める裁判官がいるという事だ。我が国は、この地に大使館を置く意味がなくなった。

投稿: 旗 | 2017年1月26日 (木) 22時10分

【民進党の国会議員は政府が司法当局とつるんで共謀罪を犯したと主張しているそうだ。】

 民進党の風間直樹議員による参議院での代表質問が異様である。
ネットのブログによると
『米軍普天間基地の辺野古移設で、翁長知事が埋め立て承認取り消しを撤回しないことは違法だと国が訴えた裁判で、福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)が昨年9月に国の訴えを認める判決を言い渡したことについて、この裁判は安倍総理と多見谷裁判長などが示し合わせて仕組んだ「お芝居」だと述べ批判した。

 根拠は、法務省の定塚・訟務局長と多見谷裁判長、多見谷裁判長と蛭川判事(判決時に陪席)が過去に同じ裁判所に勤務していたことがあるうえ、定塚局長がその年の2月に官邸で総理に会っていることから、四者が示し合わせて今回の判決に持っていった賭する内容である。』

  これを代表質問の一つと見るか政府と司法に向けられた悪意のある侮辱と見るか判断の分かれるところです。

 これは議員の質問というより警察への捜査を願い出るのが筋ではないかと思いますね。
 国会では何とも動けない案件というしかありません。司法の独立を侵害する内容が含まれている事も問題ですが、国会での代表質問に持っていく意味が解りませんね。参議院事務局は精神科医の協力を仰いで風間議員の鑑定、若しくは診療若しくは措置入院を検討したほうがいいのではないだろうか?

 彼の言う内容は警察に正しく受理されることが必要なのだろうと思うが、その捜査の結果についての責任も民主党は負うべきであるような気がします。司法の独立を政府が犯したと主張しているわけであるから、そのような事実がなかったという結果になれば、名誉の問題が発生しますね。
 この名誉の問題を回避したいから国会で質問したのだと言いたいのかもわかりませんけどね。

 国家(政府と司法)の名誉を棄損するという責任をどうとるのかについて、民主党は真剣に向き合う必要が発生します。一人の議員の辞職ではすみませんね。本会議の代表質問に民主党はこれを出したという事ですから、自信があるのかもわかりません。同時にその責任の自覚もあると思いますね。

 三権分立の精神を破壊する質問ですね。国会はこれで機能停止になるかもわかりませんね。頭のおかしい議員の登場です。

投稿: 旗 | 2017年1月26日 (木) 22時57分

【日韓関係におけるゴールポスト変動史】

 ネット掲示板の発言より秀逸な指摘があったので掲載しておきます。

『慰安婦問題に関する韓国歴代大統領の発言。

朴正熙:完全かつ最終的な解決
金泳三:慰安婦の賠償は求めない
金大中:日本は謝罪した。私が謝罪を受けた
盧武鉉:任期中に過去史の話はしない
李明博:日本に謝罪は求めない
朴槿恵:最終的・不可逆的な解決 』

この韓国大統領の発言の変遷は、友好関係の構築に1ミリも進んだ跡が見られませんね。これには改めて驚きます。

 この朴大統領から始まり朴大統領までの流れが延々と来たわけです。そして、『最終的・不可逆的な解決』というこれ以上後には続かないような文言で締めたと思わせて、2015年を終えたのですが、これは、彼等にあっては僅か1年しか意味がない事が明らかになりましたね。

 そして、
『最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表は2015年の韓日慰安婦合意について11日「日本から公式の謝罪も受けていない」などと批判した。
これは「これまでの謝罪には心が込められていなかった」という意味だ。文氏は「そのような合意は無効」と断言した。』

 つまり、次期大統領の最有力候補にいる人物は『心がこもっていない』という理由で、無効を宣言し、破棄すると表明しているわけである。非常に主観的な言葉であるが、それを国家の意思にまで昇格させようとしているわけです。法治国家ではないと宣言しているようなもんで、『心がこもっている』というのが誰のどのような状態なのかについては客観的に描くこともできないわけなのだから、永遠に合意が成るという事がほぼないと宣言していることと同義である。
 チンピラの恐喝のような主張を延々と続ける外交は、国際社会における外交と同じではないと見なおしをしなければいけませんね。

 嘗て、1981年に日韓外相会談があった時、韓国から当時の金にして約2兆円5千億円を超える円借款の提示をしてきて、この金額は1円たりともまけるつもりはないと恐喝のような要求があった時、我が国の外務大臣であった園田直氏は「韓国では嫌いな相手からカネを借りたり、技術を教えてもらう社会習慣でもあるのか?」と公式の席で発言したことがある。彼等の対応は今も変わらない。
 彼等と我が国の間には信頼関係と呼べるものは何もない。仏像返還請求訴訟の判決が、それをさらに、証明していると言えますね。
 彼等は我が国相手なら盗んだ仏像は500年前に日本人が盗んだのだから韓国に戻すべきだと言っているわけですよ。その500年前の犯罪が本当にあったのかどうかも調べることもなしに、元の所有者だと主張する寺に戻せと決めつけるわけです。500年前にその寺が本当にあったのかどうかも解っていないのです。それを証明する文書もない。

 これほど近代法を無視した判決は人種差別の国でも起きることがない判決ではありませんか? 明らかに日本人が相手だから、こういう判決にしたと云えるのではないかと思いますね。
反日感情が・・・と云うようなレベルではないと思いますね。明らかにそこには差別感情がありますね。

  韓国政府の最高責任者の合意に至る変遷が何度もあるという事や、『心がこもっていない』と新たな言い訳を用意して選挙に臨む次期大統領候補者の発言などは、どう見ても、相手が日本なら何をぶつけてもかまわないと思っているのだろう。

 彼等こそ人種差別主義者ではないか。
彼等を相手にするのは全く時間の無駄である。
 相手にするほうが頭がおかしいと思われますね。
 
 日韓断交を強く希望します。

投稿: 旗 | 2017年1月27日 (金) 03時12分

韓国人の泥棒が盗んだ観音像を自分たちのものだとする判決が韓国内の裁判所で出た事は許せません。このような態度をする韓国ではやがて対馬も自分たちの領土だと言いかねません。ぜひ対馬に自衛隊の部隊を駐留させて対馬を守るようにして備えるべきであると思います。

投稿: 正義の味方 | 2017年1月27日 (金) 08時11分

仏像の返還がなされないという司法判断が下されました。
韓国という国、政府、法曹界、経済界、報道機関、要は全ての国民が信用の出来ないという事を、いつになれば判断されるのでしょうか?
ネットでは安倍総理を猿と呼び、天皇陛下を日王と呼んでいます。本当に気色が悪いです。
イヤイヤ、三流国家の国民が何を言おうと構いませんが、国際的な約束事を守るのは当然の事ですよ。
早くあの薄気味悪い韓国との国交を最小限にして下さいね。
貴方には無理でしょうが…。

投稿: 吉法師 | 2017年1月27日 (金) 13時28分

私は政治にそんなに詳しくはなくてコメントさせてもらうことをお許しください。
石破さんが、勉強不足だったと認める言葉に、素直に語る議員もいるのだとホッとしました。

今の安倍政権は嫌いですが、石破さんの国会での発言には力があり、ご自分の言葉で語られてると感じる部分があり、言葉がすっと入ってくることが多々ありました。

国会が始まり、拝見していますが、毎日真剣に見ればみるほど、不信感が出てきます。

一国民として思うのは、まず日本国民が不満を少なく生きていける国にしていただきたいです。世界での立ち位置を考えると、いろんな国にも支援しなければいけないかもしれません。国民に目がいってないように思ってしまいます。

国民目線という意味では、どんな風にお考えでしょうか?
また、ブログで読ませてもらえれば嬉しいです。

投稿: Seeleynaomi | 2017年1月27日 (金) 19時36分

ストーカー対策…

警告→聞き取り→命令 警告で90%がおさまるんだって…事件が起きるのは、警告と聞き取りの間が多いのでは、と思いますが…聞き取り・警告→命令にしてはどうか…聞き取りはカウンセラー的な知識がちょっとある人がいいと思いますが…たぶん、心に闇を抱えていることがあると思うから…

投稿: まな | 2017年1月30日 (月) 13時03分

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