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2017年10月31日 (火)

「石破茂君を囲む会2017」のお知らせ

事務局です。

 いつも当欄をご覧いただき、誠にありがとうございます。

 この度「石破茂君を囲む会2017」を開催させていただくこととなりました。
 もし、ご興味のある方がおられましたら、件名に「参加希望」とご記載の上、お名前、ご住所、お電話番号、ご職業を明記され、メールg00505@shugiin.go.jpにて、ご連絡ください。

【開催要領】
日時:平成29年11月13日(月) 18:30~
場所:ホテルニューオータニ東京 本館宴会場会「芙蓉の間」(千代田区紀尾井町4-1)
会費:20,000円

 なお、この催しは、政治資金規正法第八条の二に規定する政治資金パーティです。


石破茂事務所
(TEL:03-3508-7525/FAX:03-3502-5174)

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2017年10月26日 (木)

総選挙を終えて

 石破 茂 です。
 おかげさまで11期目の任期を賜りました。定数465人の衆議院議員全体では、最多当選の小沢一郎氏(当選17回)から数えて14番目、自民党では野田毅氏(当選16回)から数えて11番目に多い当選期数となり、31年という時の長さをしみじみと感じます。
 当然のことながら長きが故に尊からずなのであって、今回の公約に掲げた「地方創生と安全保障の確立」と「より謙虚で誠実・正直な自民党の実現」に向けて具体的な成果を着実にあげなくてはなりません。

 選挙期間中、初日と最終日の数時間しか選挙区には居られなかったのですが、10万6425票、得票率にして全国第2位の83.6%というご支持を頂くことが出来ました。
 投票日当日の鳥取県地方は大雨・暴風警報が発令される大荒れの天気でしたが、ご高齢の方や身体のご不自由な方が投票所に足を運んでくださっているお姿を見て、胸が熱くなる思いでした。亡父が県知事時代、「何の義理も恩もないのに儂に投票してくれる人が23万人もいるということが、どれほど重くて有り難いことかお前にわかるか」と言っていたのを思い出したことでした。

 当選6回以降、選挙期間中不在のことが多いのは誠に心苦しく、鳥取一区の有権者の皆様には毎回申し訳なく思っております。選挙期間中居られないのはやむを得ないとしても、平成大合併前の旧町村単位での国政報告会の頻度を次回からはもう少し上げなくてはならないと思っております。
 また亡父の話で恐縮ですが、知事選でも参院選でも、圧勝が確実なのにも拘らず、選挙では一切の手抜きをしない人でした。
 「昭和37年の県知事選挙の時、青谷境から選挙カーに同乗し白兎海岸を過ぎた頃『オイ安蔵(アゾウ)に回ってくれ』と言い出された。安蔵といえば今は鳥取市でも、もと気高郡明治村の岡山県境に接する寒村、しかも戸数数十戸許りの山奥の集落。国道9号線から入ると2時間はタップリかかる。これでは今日の日程が消化出来ん、選挙後にされては!と言うと『いやあんな県民こそどうでも救ってやらねばならんでなァ』私は目頭のうるむ思いで車を回すよう命じた」
 西尾泰章氏(元鳥取県議会副議長・故人)はこのように「石破二朗回想録」に書いてくださっていますが、この気持ちを決して忘れてはならないと改めて自戒しております。

 東京都議会議員選挙との大きな違いは、街頭演説の際、政策論に最後まで多くの方が耳を傾けて下さったことでした。勿論街頭の僅か10分あまりの演説で、細かな政策を語ることは困難でしたが、税と社会保障の一体改革の必要性、大胆な金融緩和の成果とその限界、地方創生の理念と実行策、人口オーナス期における経済政策と労働政策の在り方、北朝鮮の脅威に対してこれを外交的に解決するためにこそ必要な抑止力向上の方策、について出来る限り具体的かつ平易に話すよう心掛けました。反省点ばかりが多くあります。
 10分あまりの時間で、なぜこの候補者に一票を投じて頂きたいのかをご理解いただくことの難しさを痛感したことでしたが、選挙カーでの街宣活動は別として(うるさくて多くの方にご迷惑をおかけしました)、演説で連呼哀願を繰り返したり、砂糖菓子のように甘いことばかり言うのなら、選挙の意味はほとんどないものと思います。

 政策集団水月会の候補者も18人全員が当選を果たすことが出来ました。
 愛知11区のように労組が圧倒的な力を持っている選挙区や、高知2区のように野党が一本化した選挙区、更には新潟1区のように立憲民主党が相手の選挙区は極めて困難な戦いでしたが、各地で皆様がご支援下さった賜物です。心より厚く御礼申し上げます。本当に有り難うございました。

 結果だけ見れば与党の圧勝に見えますが、総有権者を分母とする自民党の小選挙区での「絶対得票率」は約25%、有効投票数を分母とする「得票率」は47.8%、一方自民党の「議席占有率」は74.8%、というのは厳然たる事実です。小選挙区制度を推進してきた者としては忸怩たる思いですが、これを忘れてはなりません。
 民意との乖離を起こすことのないよう、更に努めていく必要があります。

 短い期間の中で、憲法もほとんど語ることが出来なかったことはとても残念です。
 「軍」という語感に拒否反応を示す方が多いのは確かな事実ですが、これに目を背けるばかりに、本質論である「政軍関係」について全く法的な手当てがなされないことの方がよほど危険なことのように思います。これについて回を改めて論じたいと思います。
 この論点につき、「軍人が政治家になってはいけない本当の理由」(廣中雅之著・文春新書)は多くの示唆に富む好著です。是非ご一読ください。

 26日木曜日、27日金曜日は大阪市、豊岡市と地方出張が続きます。
 28日土曜日は平成29年度自衛隊殉職隊員追悼式(午前10時・防衛省)。
 29日日曜日は「時事放談」出演(午前6時・TBS系列・収録)、という日程です。
 朝夕はめっきり肌寒くなりました。皆様ご健勝にてお過ごしくださいませ。

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2017年10月23日 (月)

当選御礼

 事務局です。
 日々の応援の様子、街頭演説会の動画視聴を通じて各地からたくさんの温かいご支援を頂き、誠にありがとうございました。
 お陰様で、水月会同志全員当選させて頂きました。
 厚く御礼申し上げます。
 地元鳥取の皆様にも、全国有数の得票率の勝利をお与え頂き、誠にありがとうございました。

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2017年10月 6日 (金)

論点など

 石破 茂 です。
 突然の解散となったため、どの党も公約が急拵えで論理一貫性に欠けるきらいがあるのは否めませんし、公認候補自身も所属政党の公約をどこまで理解して有権者に訴えているのか、怪しいと言わざるを得ません。
 私自身は憲法第7条による解散は努めて抑制的であるべきだと考えていますが、仮にこれを行う場合には政策を可能な限り詰めて議論した後に成案を得、候補者たちがそれをよく理解した上で論点を整理して提示し、有権者に選択を求めることが、政策を選択する選挙の在るべき姿だと思っています。
 「それは理想論であり、現実の政治はそんなものではない」とのご批判が容易に予想されますが、そのようなことを言っていてはいつまで経っても日本の政治はよくなりません。政党が理想を放棄してどうするのでしょうか。

 憲法第9条についても、
*国家の独立を守る組織が「軍」である
*国家の独立とは、領土・国民・統治機構という国家主権の三要素を守ることを指すのであり、この三つは何があっても外国に侵されてはならない
*「軍」は行政組織と完全な組織性・同一性を本来有しないが故に、文民統制の概念が必要となる
*「文民統制」とは、立法・司法・行政の三権により行われるべきものである
などという基本的なことを捨象して、「自衛隊を憲法に書き込む」対「9条を守る」的な議論をしていても積極的な意味はないものと思います。
 「軍」という言葉を忌避するあまり、「国家の独立」や「政軍関係のあり方」という物事の本質を直視しないことはあまりにも危険なことです。

 北朝鮮に対する「圧力」を語るにあたっては、この問題を外交的に解決することを可能とするための抑止力の強化が不可欠です。拡大抑止の信頼性とミサイル防衛の実効性を向上させ、国民保護の体制を整備することが必要なのはかねてから申し上げてきたとおりです。北朝鮮にのみ目を奪われることなく、中国やロシアに対する抑止力を確保するために、グレーゾーン事態対処の明確化とさらなる統合運用能力、情報収集能力の整備は急務です。

 製造業に限らず、サービス業を含む多くの産業において、「同じ商品を、安く、沢山、大勢の人で、男性の長時間労働をベースとして提供する」という発展途上国型の産業モデルから転換できていないことが、日本経済の最大の問題点だと考えています(私の若い頃には「24時間戦えますか」というドリンク剤のCMソングが流行ったものでした)。
 日本国の在り方を「高度で多様な価値観に適合した」「高付加価値の」「少量多品種の商品を」「男女の適切な役割分担による生産性の高い労働力で」提供するという、人口オーナス期に合致した形に早急に転換するためにこそ政治のリーダーシップが発揮されなくてはならないのであり、急速に深刻の度を増す人口減少、地方の衰退と東京一極集中、医療や介護・子育てなどの課題も、この文脈においてもっと語られるべきです。消費税の増税や使途の変更だけが論点なのではありません。

 一昨日は三鷹と調布、昨日は水戸と、連日街頭やハコモノでの演説を行っていますが、有権者が具体的な政策を求めていることを痛切に感じますし、ひたすら対立を煽り、劇場型を演出する手法には辟易しているように思われます。
 国家の直面する課題を語り、具体的な政策と国民政党・自民党の在るべき姿を提示し、主権者たる国民の審判を仰ぎたいと思います。

 国民の審判が降る前に選挙後の政権の枠組みなどを語ることは、主権者に対して礼を失する行為以外の何物でもありません。

 閏月がある関係で、今年の中秋の名月は一昨日、満月は今夜という、何だかよくわからないことになっています。
 昨日の常磐線の車窓から見た月は誠に見事でしたが、天空と下界との有り様の異なりを思ったことでした。

 朝夕は寒さを感じる頃となりました。皆様ご健勝にてお過ごしくださいませ。

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10/7(土)~10/10(火)の日程

 事務局です。
現時点での10/7(土)~10/10(火)の予定は以下の通りです。
なお、直前の日程の変更の可能性もございますので、詳細につきましては各自民党都道府県連、または各事務所にお問い合わせください。

10/7(土)

【東京13区・鴨下一郎先生】
12:30~
 「あだち区民まつりA-Festa2017」ご挨拶
 場所:「荒川河川敷「虹の広場」
15:30~ 
 街頭演説会
 場所:北千住駅

【東京4区・平将明先生】
18:30~ 総決起大会
 場所:大田区産業プラザPIO


10/8(日)

【鳥取2区・赤澤亮正先生】
14:10~ ミニ街頭
 場所:夕日ヶ丘2丁目集会所

14:40~ ミニ街頭
 場所:夕日ヶ丘1丁目集会所

16:00~ 街頭演説会
 場所:ユニサン安倍店 駐車場

17:00~ 街頭演説会
 場所:米子市文化ホール前

17:40~ 街頭演説会
 場所:福市簡易郵便局横


10/9(月・祝日)

【鳥取2区・赤澤亮正先生】
9:30~ 街頭演説会 
 場所:アプト前(琴浦町)

9:50~10:05 街宣移動
 場所:東伯郡北栄町内

【鳥取1区・石破茂】
10:05~11:05 街宣移動
 場所:倉吉市内

【鳥取2区・赤澤亮正先生】
12:10~12:30 街宣移動
 場所:東伯郡湯梨浜町内

13:00~13:35 街宣移動
 場所:〃

【鳥取1区・石破茂】
13:35~14:50 街宣移動
 場所:鳥取市内

14:50~17:30 街宣移動
 場所:八頭郡内


10/10(火)
【鳥取1区・石破茂】
8:50~ 出陣式
 場所:石破茂東部事務所

9:20~ 街宣移動
 場所:鳥取市内

9:40~ 街頭演説会
 場所:鳥取県庁前(鳥取市)

10:10~ 出陣式
 場所:JA鳥取いなば郡家支店

【東京4区・平 将明先生】
時間未定 場所:大田区

【東京22区・伊藤 達也先生】
時間未定 場所:狛江市、調布市

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2017年10月 3日 (火)

伊藤達也先生のご地元にお伺いした時の様子です。

 事務局です。
 本日(10/3)伊藤達也先生のご地元にお伺いした時の様子です。(三鷹駅)

20171003_171011

今後の予定は、以下の通りです。

10/5 
 18:00~
 茨城・田所嘉徳先生 個人演説会
 場所:フェリヴェールサンシャイン(水戸市)

10/6 
 17:00~
 東京・若宮健嗣先生 街頭演説会①
 場所:二子玉川駅前
 17:45~
     〃     街頭演説会②
 場所:自由が丘駅前

10/7
 12:30~ 
 東京・鴨下一郎先生
 「あだち区民まつりA-Festa2017」ご挨拶
 場所:「荒川河川敷「虹の広場」
 15:30~    〃   街頭演説会
 場所:北千住駅

 18:30~ 東京・平将明先生 総決起大会
 場所:大田区産業プラザPIO


 なお、直前になって日程の変更の可能性もございます。
 何卒よろしくお願い申し上げます。

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2017年10月 2日 (月)

10/3(火)三鷹市と調布市にお伺いします。

 事務局です。

明日(10/3)は、東京22区伊藤達也先生のご地元にお伺いします。

17:00~ 街頭演説会 三鷹駅南口デッキ
18:00~ 街頭演説会 調布駅前広場
19:00~ 調布市決起大会 調布市文化会館たづくり
20:10~ ご挨拶 調布駅前広場

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