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2018年1月31日 (水)

水月会第30回政策勉強会の様子です

事務局です。
昨日(1/30)開催した、水月会第30回政策勉強会の様子です。

講師に、冨山和彦氏をお招きしました。
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2018年1月26日 (金)

南城市長選挙など

 石破 茂 です。
 通常国会が始まり、総理の施政方針演説を受けた本会議での代表質問が行われました。今後の予算委員会質疑においても、論点を拡散させることなく、的を絞った的確な質問と、すれ違いとならない真摯な答弁を期待しています。
 私も久しぶりに質問に立ってみたいと思うこともありますが、期数の少ない議員質問の機会を増やすべき等々、質疑者の人選には様々な配慮が必要となりますので、自分の希望ばかりを述べるわけにもいきません。委員席においても、自分ならどう質問するか、どう答弁するかを常に考えていたいと思っております。

 沖縄県南城市の市長選挙は、我々の推した現職が65票の僅差で敗れるという残念な結果となりました。
 多選批判など敗因はいくつもあるのでしょうし、私がお手伝いに行ったから票が大きく増えるわけでもないことは十分承知していますが、もう数箇所でも街頭でのお願いが出来ていたらと思うととても無念です。
 今年の沖縄は選挙イヤーで、11月の県知事選挙の他、南城市に続いて名護、石垣、沖縄、豊見城、那覇の各市でも市長選挙が行われます。本土においてもそうですが、沖縄は保守対革新という単純な構図ではない面が特に顕著であり、それだけに沖縄の自民党は厳しい立場に置かれています。幹事長在任中に沖縄県連に多くのご負担をおかけしたことを肝に銘じ、沖縄の歴史や県民の心情をできる限り理解した上で、今後もお手伝いをしたいと思っております。

 23日火曜日にも普天間基地所属の米軍ヘリが不時着し、あまりにも相次ぐトラブルには不信の念を抱かざるを得ません。
 現在在沖米軍は準有事の体制をとっているものと思われ、それだけ現場の負担が過大となっていることは事実なのでしょうが、準有事であればこそ整備点検は徹底して行われるべきでしょう。本当の有事の際に、整備の行き届いていない機体に兵士を乗せるなど、本来の米軍においてはありえないことだと思われます。
 日本政府として米軍の機体の整備状況を質し、必要であれば日本が整備することも考えなくてはならないように思います。日本の負担は重くなりますし、それに相応しい手当もしなくてはなりませんが、人命にかかわるような重大事故が起これば、日米安保体制そのものが危機に瀕することを強く認識しなくてはなりません。

 総理の平昌五輪に合わせた訪韓について、否定的なご意見が多いことはよく承知しておりますが、一旦決めたからには変更すべきではないと思っております。招待を受けたからには礼儀として訪問し、いわゆる慰安婦問題についての先方の誤りを糺し、北朝鮮に対する日本・米国・韓国の連携強化の重要性を正確に認識させるための会談を行うことが国益に適うものと考えております。韓国にも北朝鮮にも利用されることのない、真摯で誠実な日本国の姿勢を国際社会に示す訪韓となることを、心から期待しています。

 保守の論客であった西部元東大教授が逝去されました。やはり保守の思想家であった江藤淳氏も自殺の道を選ばれたのですが、己の思想と現実との乖離に絶望されたのかもしれません。三島由紀夫をもう一度よく学ぶ機会を持ちたいなと思ったりもしております。

 週末は、27日土曜日が第4回日本ジビエサミットin鹿児島にて一連の関連行事に出席(午前11時・鹿児島市・出水市)。
 28日日曜日は中私都(なかきさいち、と読みます)地区親交会時局講演会(午前11時・八頭町中私都改善センター)、「ビートたけしのTVタックル・北朝鮮に立ち向かうには憲法改正が必要?迫りくる有事に備えは万全かSP」出演(正午・テレビ朝日系列・収録)、自民党鳥取市遷喬支部総会・懇親会、「日曜スクープ」出演(午後6時54分・BS朝日)、という日程です。
 
 週初めは雪に見舞われた都心でした。週末も各地において荒れ模様となりそうです。皆様お気を付けて、ご健勝にてお過ごしくださいませ。

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2018年1月25日 (木)

水月会出版のお知らせ

 事務局です。
 本日、「石破茂と水月會の日本創生」(新講社)の記者発表を致しました。
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2018年1月24日 (水)

TBSテレビ「トコトン掘り下げ隊! 生き物にサンキュー!!」収録の様子です。

 事務局です。
 2月21日放映予定、TBSテレビ「トコトン掘り下げ隊! 生き物にサンキュー!!」収録の様子です。
 
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日本鳶工業連合会、まかないこすめの皆さま来訪

 事務局です。

 清水会長はじめ、日本鳶工業連合会の皆さまがお見えになりました。
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立川真由美代表取締役はじめ、まかないこすめ(株式会社ディーフィット)の皆様がお見えになりました。

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2018年1月19日 (金)

周辺国の歴史など

 石破 茂 です。
 年始以来、朝鮮半島情勢がより不透明な状況です。平昌オリンピックを間近に控えて、北朝鮮がこれに乗じて南北融和を演出し、日米韓間の離反・デカップリングを企図していることは明白で、この状態は日本や地域の安全保障にとって決して好ましいことではありません。
 韓国の思考には日本人の理解を超えたところがあり、しばらくは静観する他はないようにも思われます。

 国会閉会中のわずかな時間を利用して書籍の整理をしていたら、読みたいと思いながらそのままになっていたいくつかの本を発見して改めて読み直してみたのですが、その中の一冊「なぜ朝鮮民族は日本が嫌いなのか」(杉山徹宗・光人社・2007年)はなかなか興味深いものでした。
 著者は客観的な立場から朝鮮民族を批判的に論じているのですが、同時に「歴史は繰り返さないが、もし日本が日韓協約を結ぶことなく、軍事同盟者として大韓帝国を取り扱っていたならば、朝鮮民族の『恨』をこれほど受けなかったであろうこともまた事実である」「帝国主義時代における日本の植民地支配は、完全に被植民地の主権を奪うものであったから、漢民族王朝への従属以上の屈辱感を朝鮮民族に与えた」「日本人は21世紀の現在においても朝鮮民族の『恨』の感情を理解していないが、一つには日本の歴史教科書では中国の歴史ほどには隣国・朝鮮の歴史を教えていないことが原因となっている」とも述べています。
 「韓国は日本を理解していない」のは確かですが、「日本も韓国を理解していない」のもまた事実であって、日本外交のクオリティを高め、より国際社会での発言力を強化するためにも、朝鮮半島の歴史を学ぶ必要性を改めて感じさせられたことでした。北朝鮮については「中朝関係の実像」(村井友秀・日本戦略研究フォーラム季報・2018年75号)から多くの示唆を得ました。

 防衛庁長官在任中、出張先のシンガポールでリー・クアン・ユー上級相(元首相)と会談した際、一通りの話が終わった後「ところで貴兄は日本のシンガポール占領時代を知っているか」と問われて返答に窮したことをよく覚えています。過去の歴史を真摯に(そしてあくまでも公正・客観的に)学ぶことは、未来のために必要不可欠なことだと思っています。日本のシンガポール占領時代については「日本のシンガポール占領 証言『昭南島』の三年半」(シンガポールヘリテージソサエティ 2007年)がいまのところ手に入る資料のようです。

 今週は、各種の新年会が多くあったことに加えて、昨日急遽沖縄県南城市の市長選挙応援日程が飛び込んできたため、落ち着いて当欄を記す時間がありませんでした。ご容赦くださいませ。
 週末は1月20日土曜日が滋賀県議会・奥村芳正議長の新春感謝の集いにて挨拶(午前11時・草津エストピアホテル)、日本青年会議所2018年度京都会議にて講演(午後3時45分・京都国際会館)の予定です。
 
 皆様ご健勝にてお過ごしください。

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2018年1月18日 (木)

沖縄県南城市長選挙・古謝景春候補の応援にお伺いしました。

 事務局です。
 本日(1/18)、沖縄県南城市長選挙・古謝景春候補の応援にお伺いしました。

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2018年1月16日 (火)

イシバチャンネル第八十一弾「2017年を振り返って」 など

 事務局です。イシバチャンネル第八十一弾をアップロードしました。「2017年を振り返って」 などです。


PART1「『北』を正しくおそれる」


PART2「住みたい田舎1位鳥取市」


PART3「2018年の漢字」

ぜひご覧ください

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2018年1月12日 (金)

年末年始など

 石破 茂 です。
 あけましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。本年が皆様にとって良き年となりますことをお祈り申し上げます。
 
 大晦日から新年にかけては、大晦日午前7時からのフジテレビ「景気満開テレビ!」3時間の生出演から始まり、夕刻に選挙区に帰って、東京から一足先に鳥取入りしていた番記者諸兄姉との忘年会、元旦午前零時より事務所前での新年挨拶、年明けて午前5時よりこれも今年で30回目となる実践倫理宏正会鳥取会場の元朝式、午前8時から因幡国一の宮である宇部神社参拝、同神社が所在する鳥取市国府町の自民党支部新年会、と恒例の行事が続きました。
 ここ数年、30日夜は「景気満開テレビ!」の資料読み込みで半徹夜、大晦日もほとんど徹夜状態で、この齢ともなるとさすがに少しきつい感じがしております。

 その年「景気が良かった」会社を紹介する「景気満開テレビ!」は今回が10周年で、過去取り上げた会社のその後を見るという趣向でした。富山県の「能作」さんや、長野県の「サンクゼール」さんなど、地方創生の観点から学ばされたことが多く、私にとってはとても有り難い機会となっています。
 今回紹介されたものづくり企業経営者の多くが、「下請けに甘んじる限り発展はない」「日本一ではなく世界一を目指す」「直営店で自社の社員が直接お客に売らなければなければ、製品の良さも、作った職人の心も伝わらない」と語っていたことはとても印象的でしたし、TBSラジオが主催した「スーパー総選挙」で1位となり、「引っ越すならこのスーパーのある所に」とまで言わしめる「OKストア」の徹底した販売管理費節減の手法には目を見張らされました。
 民間の創意工夫、と一口に言いますが、まさしくそれを実践している企業が日本には多くあることに感動すら覚えたことでした。

 お休みを頂いた2日、3日は、あまり読書らしい読書もせずに漫然と過ごしてしまったのですが、「国民国家のリアリズム」(猪瀬直樹氏と三浦瑠麗女史との対談・角川新書・2017年)、やや古くなってしまいましたが「医療にたかるな」(村上智彦・新潮新書・2013年)を改めて読み返してみて、新たな気付きを多く得ました。
 国会開会までの間に「中国はなぜ軍拡を続けるのか」(阿南友亮・新潮選書・2017)を精読したいと思っています。阿南氏は終戦時の阿南陸相の孫にあたられる方のようです。

 韓国・文政権は何を目指そうとしているのか、「国際常識を大きく逸脱しており、相手にしても仕方がない」と割り切ってしまえばそれまでなのですが、朝鮮戦争がいまだに休戦状態でしかないことを考えるとそうも言っておられません。
 韓国の現政権が日米よりも北朝鮮に対してシンパシーを感じていることは明らかであり、北朝鮮による朝鮮半島の統一を決してあきらめていない金正恩委員長が今の状況を最も歓迎しているであろうことも想像に難くありません。
 朴前政権時代をすべて否定し、敵を外国に求めることによって求心力を高めようとしている現政権の行為を批判する勢力が、韓国内で存在感を持たないことが懸念されます。関係各国が共同して韓国政府に強い姿勢で臨む他に事態が改善する見込みはないように思われます。

 「ハレノヒ」事件は色々なことを考えさせられます。人の心を弄び、己の利益しか考えていない経営者に対しては厳正な捜査の上で厳しい処断がなされるべきは当然です。楽しみを台無しにされてしまった娘さんやご家族の悲しく悔しい思いも想像に余りあるものがあります。
 同時に、成人の日の本来の意義が忘れられて「晴れ着披露の日」になってしまっている面が多少なりともあるとすれば、これにも一考の余地があるのかもしれません。成人式では華やかさと共に、これからは社会を支える側となる責任を自覚してもらうことにも我々の世代はもっと配意をすべきだったと思っています。

 週末は地元でいくつかの新年の行事に参加します。寒波の襲来で各地でご苦労なさっておられる方々を思い、皆様のご健勝をお祈りいたします。

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2018年1月11日 (木)

政策集団「水月会」近畿セミナーのご案内

 事務局です。
 来たる2月5日(月) 18時00分~ホテルニューオータニ大阪にて、政策集団水月会のセミナーを開催いたします。

日時:2018年2月5日(月)
      17時00分 受付     
  〔一部〕18時00分 セミナー(石破 茂)
  〔二部〕19時00分 懇親会

参加費:10,000円
(事前にお振込みくださいますようお願い申し上げます。)

 参加ご希望の方は、石破茂事務所(FAX03-3502-5174/メールアドレスg00505@shugiin.go.jp)まで、「水月会近畿セミナー参加希望」の旨と、お名前、ご住所、お電話番号、ご職業を明記の上、ご連絡ください。
 お電話でご連絡いただく場合は、03-3508-7525までお願い致します。

 なお、この催しは、政治資金規正法第八条の二に規定する政治資金パーティです。

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