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2018年3月16日 (金)

民主主義など

 石破 茂 です。
 森友学園に関する財務省の公文書書き換え問題で、今週も永田町は騒然とした雰囲気に包まれました。
 福田康夫内閣において制定された公文書管理法は、第一条に
「公文書等が、健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源として、主権者である国民が主体的に利用できるものであることにかんがみ、国民主権の理念にのっとり、もって行政が適正かつ効率的に運用されるようにするとともに、国及び独立行政法人等の有するその諸活動を現在および将来の国民に説明する責務が全うされるようにすることを目的とする」と定めています。
 公文書は官僚のものではなく国民のものであり、行政が適切に行われたことを現在と将来の国民に説明するためのものである、ということなのであって、国民のものを官僚が勝手に都合の良いように書き換えたりすることは、この法の趣旨を冒涜するものです。
 直接の被害者は、書き換えられた公文書を提示された国会ですが、むしろ主権者たる国民こそ本当の被害者なのです。我々は主権者の代表としてこの件の真相を明らかにする責任を負っています。

 福田康夫元総理は昨年9月7日、インタビューに答えて「これは官僚が後から何か言われたときに説明する資料になる。だから役人を守るためのものでもある」「官僚は自分たちは国民のためにいるのだと意識しないといけない。それはできない、記録に残りますよと一言言えば政治家だって無茶なことは言わない。不当な政治の介入などを排除できる」と述べておられます。
 閣僚としてお仕えしていて、福田総理がこの法律制定に大変な情熱を燃やしておられたことをよく記憶していますが、書き換え・改竄などは想定外だったことでしょう。
 自ら命を絶たれた近畿財務局の職員は、この法律の趣旨をよく理解しておられたと思料します。書き換えを指示した職員は、この趣旨を冒涜し、国民に対する背信を働いたものと断ぜざるを得ません。

 先週、世界のシンクタンクのトップによる「民主主義の危機とは何か」と題する非公開の国際シンポジウムでスピーチと議論をする機会を得たのですが、とても示唆に富む有益なものでした。
 手続きが煩瑣で時間がかかり、得られる結論が必ずしも正しいものとは限らず、時として衆愚政治に陥る危険性を持った民主主義の価値・正統性とは、「得られる結論が正しい」ことにではなく「手続きが正当である」ことにこそ求められるのだと思います。
 これを少しでも上手く機能させるためには「主権者が出来るだけ多く決定に参加すること」と「主権者ができるだけ正確な知識と情報を得られること」の二つが必要なのであり、これらを欠いた民主主義は形骸化し、不幸な結果を招来することになりかねません。
 浅薄な理解で恐縮ですが、チャーチルの述べた「民主主義は最悪の政治制度である。これまで存在した他のあらゆる政治制度を除けば」という言葉はこのような意味を持ったものだったようにも思います。

 その意味でも、自民党の憲法論議の進め方にはやはり疑問を感じています。自民党所属議員は衆議院283名参議院122名の計405名いるのですが、過去最高と思われる昨日の会議の出席者でも150人程度、3時間近くにわたった議論の最後まで残っていた議員は精々20人ほどでした。
 いつまでも議論ばかりしていてもどうにもなりませんので、どこかで取りまとめの段階に入るのは当然ですし、私自身も過去このような手法を採ってきました。しかし、ことは最高法規である憲法、それも日本国憲法の三大原理である平和主義、我が日本国の独立と平和に関わることで、他の法律案とは性格が異なります。
 私は昨年のかなり早い段階から、国会閉会中に、全議員に地方の代表も加えた形での、数日をかけた時間制限のない徹底した議論の場を設けること、それこそが自民党の本気度を国民に知らせ、結果的に結論を早く出すことに繋がること、を何度も主張してきましたが、結局これが実現することはありませんでした。

 昨日の議論でも、集団的自衛権と集団安全保障の差異を理解していない、交戦権を「相手を殲滅させる権利」であると誤解している、日本の国内法に当然従わない侵略の相手方に対して「自衛隊は国内法を守る法執行機関として対応すべき」とする、などの意見が見られ、これでは政治的に配慮した結論になるのも仕方のないことなのかと思いました。
 多くの議員が、どこかで憲法前文の「日本国民は平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼してわれらの安全と生存を保持しようと決意した」という幻想に過度に捉われているように思われます。前文に言うようなことがそのとおりであればどんなに良いことかと思いますが、国際社会はそのように甘いものでは決してありません。
 我が国が平和主義に徹し、決して侵略国家とはならないことはどんなに強調してもし過ぎることはありませんが、これと、我が国に手をかけようとする相手方に侵略を思い留まらせる拒否的抑止力を持ち、侵略を受けた際にこれを排除する能力をいかに強く持つかは全く別の問題なのであり、これを混同するようなことがあってはなりません。
 「理想は第二項削除だが、これでは国民の理解は得られない」との声も聞かれましたが、どうして最初からそのように決めつけてしまうのでしょうか。理想に少しでも近づけるべく努力するのが政治家の務めであり、熱意と信念をもってその技量を高めるようにするのが本来だと私は信じます。
 今でも3割近い国民は理解を示しているのであって、これをあと2割高めることすら出来ないというのはどういうことなのでしょう。

 週末18日日曜日は、鳥取市長選挙・深沢よしひこ候補予定者出陣式において街頭演説(午前8時・深沢選挙事務所前・鳥取市新町)、彼岸墓参(午前10時・八頭町)、倉吉市長選挙・石田耕太郎候補予定者街頭演説会(午後1時・JA鳥取中央久米支所前・倉吉市横田)、という日程です。
 鳥取市、倉吉市とも誠実で実行力のある現職が再選・三選を目指しての立候補です。
 亡父も二期目以降の鳥取県知事選挙は事実上の信任投票でしたが、選挙期間中は知事公舎を出て仮住まいをしながら、一切手抜きをすることなく全力で戦っておりました。吏道とは何か、選挙に臨む候補者の心得とは何かを身をもって体現していた人であったように思います。いつまで経っても決して超えることの出来ない父親
を持ったことに常にコンプレックスを感じているのですが、でもそれはとても幸せなことであるようにも思います。

 この土日は久しぶりに少し余裕のある日程ですが、机上に山と積まれて雪崩寸前状態となっている資料の整理や、先週と今週に恵贈いただいた十数冊の本に目を通すだけで終わってしまいそうです。
 頂いた本に目を通すのに精一杯で、書店で本を選ぶ機会がとても少なくなってしまっていることは残念であると同時にとても気がかりです。世の中にはさらに多くの、目を通すべき書籍や知っておかねばならない知識もある
と思うと、焦燥の念に駆られます。

 暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったもので、都心は今日の夕刻から寒さが戻ってきそうです。
 皆様体調にご留意の上、お元気でお過ごしくださいませ。

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コメント

石破さんのこの長文のブログに改めて深甚なる謝意と敬意を表します。その大部分を占める(?w)お嘆きには、改めて愚見を短く再掲致します:国会改革には議員定数を大幅削減することだ!
今回のブログの状況では、「半減」でも大きな支障はなさそうですね(微笑)。
閑話休題:
亡くなった赤木さんに合掌し ご遺族に哀悼を捧げる
森友スキャンダルに関連して、かつ政治や安倍晋三から離れて(結局は回帰するのだがw)、「自死者の遺書」の所有権・占有権やそれに基づく発言の自由など権利者に想いを馳せる。
今この瞬間(過去十日近く経っているが)、その権利と自死者(赤木さん)の尊厳が蹂躙されているのではないか?ご遺族に緘口令を敷くことは社会正義に合致しているのか?
今回の場合、国家権力、就中、警察か特捜かは判らないが一括して「捜査当局のご都合主義(注)」に、ご遺族の哀しみや怒りが封殺されているのだが‥。「もの言わざるは腹膨るる技なり」。今の時代に、言論を封殺されているご遺族は、腹が破裂する想いであろう。
その捜査当局が、≪内閣人事局≫制度の縛りから完全に解放されていると、誰が、どんな根拠で言えるのか??安倍晋三流の食言詭弁強弁(有態には嘘)以外に。
(注)彼らの動機は、過去現在の巷間に溢れる数多の事例と、≪“交通安全”は死守しているのに“交通規則”に違反したと罰金刑を受けた実体験(しかも複数回)w≫に照らせば、明らかに、“正義のみ”に非ず。
(蛇の足1)森友スキャンダルの一方の主人公籠池某が、大阪地検特捜に逮捕・拘束(昨年7月31日)されて既に7か月以上が過ぎた。その間、スキャンダルの周辺情報も状況も激動を極めている。その間、政治(家・屋)も国民もジャーナリズムも、「つんぼ桟敷」に座して、真相の糾明を(?)、大人しく待っているだけである。
(蛇の足2)田中龍作さん【遺族、妻と連絡取れず 野党議員:遺書まで改竄なんて‥ https://goo.gl/wGLm32 ⇒ご遺族ご家族には、発言の自由に止まらず、行動の自由を含めて「人権全般」が蹂躙されているらしい。♪匿う♪でなければ拘束か?(笑い事ではない)

投稿: 黒山椒 | 2018年3月16日 (金) 19時30分

お疲れ様です。

投稿: mr | 2018年3月16日 (金) 19時36分

私は石破先生の意見に賛成したいのですが。。。国民の70%が鳩山・菅内閣を支持し、今も、日銀のバランスシート、財政赤字、安全保障など議論すべき問題を置き去りにし、モリカケ問題に熱狂しています。9条二項削除を国民に説くことは非現実的だと思います。そのような風潮にあって、石破先生のような政治家がいることは私の慰めです。 ご自愛ください。

投稿: yn | 2018年3月16日 (金) 19時49分

第二項並記の自衛隊明記加憲は、安倍政権最大の特徴である「姑息・無品格」を象徴している。
政権が王道を外れてはいけない。
為政者は、現実に立脚しながらも理想・ビジョンに真正面から向き合い、国民を説得するという困難さから逃げてはいけない。

石破さん、頑張って!

投稿: nowsall | 2018年3月16日 (金) 20時05分

日本の国の将来に勇気と希望を戴きました。
いつも良識ある提言に共感と感謝しております。
私は現政権自民党には落胆しておりますが
私達は今後も勇気を持って行動したいと思います。
いつも応援してます。^_^

投稿: 西村光夫 | 2018年3月16日 (金) 20時16分

日本の公文書管理のずさんさは、あまりにも酷すぎます。米国・カナダのようなアーカイブ先進国を見てみると、国民に体験主義者、つまり失敗を恥と思わず成功の糧と考える気質の人が多いことが、組織の記録管理のありかたにも色濃く反映されていると感じます。日本の公務員・省庁は、その点において大きく及ばないでしょう。

また、今回の問題は内閣人事局の弊害でもあると私は考えております。行政と国会のありかたを考えると、忖度そのものは否定されるべきではありませんが、内閣人事局によって官邸主導の人事がなされるとなると、その対象となるキャリア官僚が官邸に対して萎縮し、行き過ぎた忖度に走ることは想像に難くありません。

政治家の先生方には、こういう組織や制度の問題点に焦点をあてて頂きたく存じます。そこを改めない限り、仮に佐川氏になんらかの処分がくだっても、たとえ内閣総辞職しても、同様の問題は繰り返されると思います。

投稿: ago | 2018年3月16日 (金) 20時37分

石破閣下

 ポンコツモデラーのポンコツコメントです

 「公文書の書き換え」騒動はなにか不自然さを感じるのはおかしいでしょうか。発覚の一端である検察が、戦後新たに創設された役所であることと無縁ではないと思います。検事は特殊な独任官庁(大臣の指揮監督を受けにくい)としての地位を得ています。このような特権を与えている根拠法はなんでしょうか。だれが検察を監視するのか(勉強不足だから知らないだけ)いまだに良く分かりません。戦前、検察を支配下に置いた軍部の独裁・暴走を許してしまった反省から、このような何者にも屈しない仕組みを生み出したのでしょう。軍の暴走を捜査する権限を失わないようにしたと言えます。ところがその軍部なるものは今ありませんけれど。
 憲法9条2項を削除して、自衛隊の地位とコントロールを成文法化しようという議論が起き始めたのですが・・・。戦後70年を過ぎてこんな議論がなされるのですから平和な国です。くどいようですが其れも之も昔の日本がムチャクチャ強かったからです。その恩恵をいま享受しているのですから。
 再軍備にはその軍事力の程度に関しては慎重であることが絶対に必要です。あえて再軍備という表現を使いますが、敗戦国が軍を組織するということは尋常なことではないという意味です。この議論が、いつも過剰に反応するいくつかの国がスルーしていることと、主な影響力を持つアメリカからのほぼ無反応であることを考えるといまの騒動も一理あるかも知れません。何かを期待されているのではないでしょうか。よく相手の腹を探り当てるべきです。そしてこれが現政権が犯した失敗の原因ではと推測します。乱文・乱筆お許しください。
 

投稿: 野村嘉則 | 2018年3月16日 (金) 21時08分

安倍総理を援護しながらそれを正当化しようとrする石破さんは見苦しいです。

堂々と戦ってほしいと思います。 もっとも既に総理を諦めている姿は、見苦しいです。

投稿: えのもとしょうじ | 2018年3月16日 (金) 21時11分

お疲れ様です。
憲法論議出来るのが20人ということでは、結局石破せんせが改憲主旨を説明することになるのですから、自民党はあくまで石破案主体で行くべき。

大事なのは発議ではなく国民投票です。
3項(2項の2?)追加で行くという方には、平易な説明が出来るか、やってもらえばいい。

まず2項が(2項も?)実質的に意味がないが、追加部分は有効である、と聴き手に納得させなければならない。
あるいは従来と出来る事は変わらない、と言うなら必要性が無さ過ぎます。誰がそんな改憲を望むものですかもう。

投稿: きました | 2018年3月16日 (金) 21時20分

ご健闘下さい

投稿: Yano Takashi | 2018年3月16日 (金) 21時57分

石破様、おはようございます。GHQ主導の戦後日本教育が長い間少しづつ積もり重なって現在に至っています。理想に近い理念を戦後の日本人は教えられてきましたが、バランスを欠いたものではなかったかと思わされます。争わないのがよい、戦争をしないのがよいと教えられましたが、正義を貫くためには時として権力や武力を行使しなくてはならないこともあります。義という観念が現代の日本人にもっと必要な気がします。義をもっと追及する日本となってほしいと思います。

投稿: hitomugi | 2018年3月17日 (土) 08時22分

本音と建前、理想と現実、主権は国民にある等々の言葉に酔いしれ、頑張るのは結構な事だし、ある程度は達成出来ると思わせつつ事は進み、現実はそうではない。権力にいる側が理想や理念、原則を謳い出し国民に信じさせようとする。しかし現実には権力の側は何もしないで国民が怒り、爆発する迄動きもしない。そして現実は常に隠されるのであって国民が政治に関与しているかの様な錯覚を作り出す。どの政権もどの政党も似た様な事をやり、自らを守るし、今出すべきでない情報や現実は隠し説明もせず、分らない様に誤魔化し騙す。東日本大震災当時、放射能が拡散し情報が操作されたり、大戦時も様々な情報は秘密にされ、国民に説明も議員すら知らない事は沢山あるはずだ。核に関してもそうだし、ある情報は確実に葬られ、改竄され、説明は絶対に無かっただろうと確信している。政府を信用しないのか?国民を信用しないのか?お互いにする訳が無いし、信用出来ると思っているなら甘いと言わざるを得ない。政府にとって如何なる不利な情報と言えども歴史の教訓として保存すべきだと思っているが守られているとは全く思わない。又国民もそれが重要で本気で戦っているとは思わないし、政治家もそう認識しているとは思わない。こういう事は上げれば切りが無い。国民の生命と財産を守る。建前である。本気で戦うなら竹島を奪還しに行き、拉致被害者を取り戻し、核を持とうとするはずだ。しかし実際には離島奪還する訓練と韓国からの外国人及び邦人避難訓練しかやっていない。とは言え、怒り狂って政府に噛み付いて倒閣運動をするよりかは現状で出来る事や起こった出来事を基に出来る所迄改革や行動しやるしかない。政治家が国民を信用しないで国民に嘘を付けば次はその議員の投票せず、落とせば良い。翁長は選挙結果が出ても民意が反映されたとは言わないがそれなら次も、その次も応援した議員を落としてやり、分る迄投票しなければ良い。メディアが国益に反する捏造をする。買わなければ良い。そして買わない、観ない人達を増やす。分る迄やり続ける事だ。財務省が増税はするが税金が適切に使われない。それなら彼らの持っている特権を奪う為にどうすれば良いか考え追い詰める事だ。彼らがそう出来ない様に権力を奪うか、分裂されるか、廃止して新たな機関に作り変え、権力の一部を移譲する。誤魔化しや抵抗、脅迫はあるだろうがどちらがやるかやられるかというのが政治である。国民だけではない、政治家も日本と言う国自体も常に他の国からの攻撃や侵略を受けているのであって交戦権を放棄します、平和な国家を信用しますという前提では支配され、馬鹿にされ、弾圧されるのがオチだ。だから如何なる甘言にも騙されない事だ。現実がそんなに甘ければ法律も警察も軍隊も知識も情報もお金もいらない。しかし現実はその全てが必要であり、未だ全然足りない。

投稿: 忍者 | 2018年3月17日 (土) 09時35分

   劣勢を引っくり返す、1割りに満たない人達が制度を覆す。歴史上こういう事例は沢山あるし、政治家はそれをやる事で本当の実力が試される。安倍総理も民主党政権下の野党時代、総裁選で1,2位を争ってはいなかったし、第一次安倍政権の美しい国という意味が全く伝わらなかった。しかし大化けする株の様に最初は疑いから始まり、あれよあれよという間に政権を奪還し、直ぐに倒れるかと思いきや重要法案を続々に成立させ、外交でも中国からの劣勢を引っくり返す位凄かった。75円だった円高も鰻登りとなれば本物だと思わざるを得なくなる。そしてそれだけではない、憲法改正という既得権益にも触れた。安倍打倒運動の正体は日本国憲法に守られた既得権益を持った政党からの抵抗である。政府の中にある既得権益を貪った各省庁は言うに及ばず、自民党から共産党迄例外は無い。そういう権力を持った勢力との戦いが如何に難しく、抵抗されるかはやった者しか分らない。既得権力の乗っかり何もせず、政敵が自滅するのを待つ方が楽だし利益もあり効率も良い。しかしそれでは組織も国も良くならないし、その腐敗構造がいずれ機能不全を起し、内乱や崩壊を引き起こす原因になる。そしてそれを避ける為には構造改革だけでなく、法整備して現実や時代に合う様にしていかないといけない。そしてそうする事でスピードの速い現実に対応出来る様になってくる。そして面白い事にその劣勢を引っくり返すかの様な選挙結果が出る様になって来た。政治に無関心と言われた若者が投票した所は新聞世論調査を覆し始めた。そしてこれ等の人々は出口調査でも言わない。ネットから情報を取り、表向きには戦わない。しかし静かに結果を出していく。勿論、騒ぐ国民や議員はいるが比べながら冷静に判断する。過去の結果やどの法案に賛成、反対し、言論を調べ判断する様になって来た。以前は誤魔化せた言動や矛盾もネットでの演説や国会答弁で暴かれる。政敵が指摘しなくても国民が言う時代に入って来た。昔からそういう事はあったがネットの速さと拡散の仕方は本や新聞より直接的だ。トランプがなぜTwitterを使い発信するのか分る。物事を実現するには全ての人の同意がいる訳ではない。自分の支持者、数割の本気で動く人間がいれば達成出来る事を知っているからだ。本気で動く実行部隊をどれだけ作るかで勝負は決まる。後の7,8割りは結果が出る事で心が変わり、やる人もいればやらない人に分かれていく。憲法改正だろうが軍隊だろうが方程式は似ていると思っている。そして最後に勝つのは本気挑み、強い信念で戦った者だろう。

投稿: 忍者 | 2018年3月17日 (土) 10時56分

何故 ゲル長官に総理になって欲しいか?
それは僕の誕生月日が故田中角榮総理と
同じでその最後の弟子と云われるのが

石破茂先生だからです。そもそも
愛弟子O沢3が自民を割って出た
ばかりに旧田中派は清和会の後塵を
拝するハメになりました。

怪鳥の森さンなんて悪政の権化でしたし
横須賀の狂人は本気で自民を
崩壊させて創価学会という麻薬で
自民党の本質を腐敗させました。

O沢3が一時宰相に機会を
検察に潰されて、政権交代がありましたが
ポッポ・缶・鰌のマヤカシでした。

新薬の力で復活した安部氏が長期政権
ですが、確か総裁選でゲル長官が出馬
した時、地方の票は勝ちましたが

党員投票で安部氏に及びませんでした。
安部氏にとってはお友達が大事で
アベノミクスやNHKに忖度させて

長州の大河ドラマを作らせたり。
民主主義の皮を被った独裁者です。
国家の本質は惡で構成されてます。

野党の辻元氏は秘書給与泥棒で
謝蓮舫は国籍不明者です。
垢は嘘吐きばかりの集団です。

安部氏の悪事を非難する前に自分達は
その資格を有してない事を
自覚すべきです。

誰の味方と言えば自分を含む
力無き庶民の草莽崛起で
革命を起こさないと

米帝の51番目のジャップ州か
支那の省か朝鮮に売春婦の事で
銭をせびられたり謝罪はごめんです。

選挙出馬に供託金が掛かったり
創価学会が政教分離の原則の違反を
見逃したり、GHQ謹製の日本国

憲法と諸法律は知らない者や弱い者
に冷たいものです。パンとサーカスを
提供してくれるなら独裁者で構いません

ローマ初代皇帝神君アウグストゥスは
「平和とは何でしょう」と問いに
「備える事」と即答しました。

日本人は多くのものを得た様で実は
大事な物を多く喪失したのでは

投稿: 薩摩どン | 2018年3月17日 (土) 12時08分

>今でも3割近い国民は理解を示しているのであって、これをあと2割高めることすら出来ないというのはどういうことなのでしょう。

↑おっしゃるところの「3割近い国民」というのは自民党の固定支持層とかぶってる人たちでしょ。自主憲法制定を党是とする自民党固定支持層が改憲に「理解を示す」のは当然じゃないですか?で、2項削除か残置かと言えば筋が通ってるのは削除に決まってるんで、安倍さんの人気に乗っかって残置が現実的と言ってきた人たちは、フワフワと残置から離れる。それだけのことじゃないかなw

問題は後2割の中道右派、又はやや右寄りの支持政党なしを説得できない筈がない、というご主張ですが、それは石破さんが総理総裁になり、石破政権支持率が高まればできるでしょうね。日本人は理屈よりも「鶴の一声」に空気読んで付和雷同する国民性だから、石破さんが他ならぬ「鶴」になればよろしいので。ただ、現時点で一般国民よりは知識のあるであろう連立与党の公明党ですら説得できてない状況で、いくらそんな事言われても空理空論にしか聞こえないですね。

石破さんはなんでも理屈で説得すれば解決すると思ってるのでしょうかね。憲法改正って理屈じゃないんですよ。戦後70年の日本をリセットする位の大事ですよ。こういう大事になると、日本人はあれこれ緻密に考えるのが面倒になっちゃう。面倒だから強く主張する人と空気に従うんです。それじゃあダメだ1人1人が自分の事として考えないと、というのはド正論なのだけど、世の中ド正論で上手く回った試しがない。そもそも憲法なんて変えようが変えまいが今日明日に影響が出る事じゃない。

>自民党所属議員は衆議院283名参議院122名の計405名いるのですが、過去最高と思われる昨日の会議の出席者でも150人程度、3時間近くにわたった議論の最後まで残っていた議員は精々20人ほどでした。

↑自主憲法制定を党是とする自民党だってこの体たらくじゃないのw憲法は票にならないし、旗振り役の安倍政権がいつまで保つかわからない。じゃあこんな話に3時間も付き合ってられるかよ、となる。自民党がこれで、国民に関心を持て理解しろ考えろったって土台無理。それでも説得できるとおっしゃるなら、石破さんが安倍嫌い改憲嫌いの創価婦人部にタンクでw乗り込んで、先ずは説き伏せてきてよ。そうなれば石破さんの本気と行動力だけは大衆に伝わるんじゃないですか?

兎にも角にも、現時点で安倍首相がオウンゴールで憲法改正を失敗に追い込みつつある、これだけが確かな事実。実際公文書偽造内閣で憲法改正って、無理筋過ぎる。石破さんが安倍さんを口撃したいなら、そこをしつこく突けば良いと思います。またぞろ集団的自衛権と集団安全保障の違いとかクドクド長口舌するとみんな寝ちゃうよw

投稿: 八幡氏子 | 2018年3月17日 (土) 14時05分

石破先生、毎日 ご苦労様です。伊豆半島の田舎暮らしをしている定年退職者です。「森友問題」を筆頭に、安倍政権の対応には 本当に「国民を馬鹿にしている」と怒り心頭です。人生経験の豊富な人間なら、問題の本質がどこにあるか 簡単に分かります。 正直、現政権が あと半年・一年続くと思うと、この国がどうなってしまうのか・・と大変危機感を持っております。
この国が「常識ある、国民目線の政治」を取り戻すためには、石破先生の「奮起」が是非とも必要です。一般庶民は、決して「馬鹿」ではありません。どんな政治家が今必要なのか くらいは分かっている筈です。
この国のトップリーダーには 石破先生が一番適しています。是非、先生の「奮起」を期待しております。 健康に十分留意され、今後とも この国のためにご尽力下さい。

投稿: 土屋 惣一 | 2018年3月17日 (土) 15時27分

東京新聞≪ 石破氏、内閣人事局を問題視 https://goo.gl/sp4Pdv 官邸主導の人事制度に問題がある≫
⇒ふむ。真正面から、≪内閣人事局≫に切り込まれたのは流石だ!エールを贈ります。が、残念ながら切り込みが弱く浅いと思う。これでは自己撞着に陥る。要は言いっ放しに終わる。
石破さんなので別のご配慮があるの(だろう)が(例えば、“急がば回れ”)、今は課題の順序立ては、鋭く”官邸の主が問題の根因癌巣だ!”と深く切り込んでこそ、眼前の問題解決、即ち、この国の最大の癌巣を摘除できると思う。
制度には常に好悪の両面があるの。Kaizenや第三の道の設営検討は常に欠かせない。そのためには、時機時局に応じて、人財を糾合し、智慧を鳩合することも要る。今ではなく、「次の立派な舞台(大きな土俵)」でゆっくりやるほうが好い場面もある。要は、“石破総理”誕生が先決だとw。
但し、その時機が満ちても、須らく経営の鉄則は「ゆっくりと、然し、速やかに!」。

投稿: 黒山椒 | 2018年3月17日 (土) 16時27分

鳥取の優れたヒトとモノが、日本国中のどことも自由感と開放感を持って行き交う為に、高速道路の距離制料金制度を(入り口1回払いで済む)定額制に改善してください。平井知事以下も同じお考えをお持ちです。
田中角栄さんは、日本中に高速道路を張り巡らせることで列島改造を推し進めようとされました。しかし、世界的にも稀有な距離制料金のために、遠隔地域間の交流が進みません。今こそ「石破氏の列島改善論」を展開してください!

投稿: 栗岡 完爾 | 2018年3月17日 (土) 16時33分

とうとう最悪の事態とは相成りましたね。しかし
総理や財務相が辞任したところで解決になる
のでしょうか。今正に米国、ロシア等 極度に
危なっかしい状況にあって 内閣を変えて
対応するのが上策でしょうか、麻生さんの辞任
で済ませられるならさっさとそこへもっていったら如何でしょう。とにかく米朝会合が迫って
いて 対応する者がいないではとんでもない
ことになりますね。

投稿: 野村 功 | 2018年3月17日 (土) 18時01分

森友問題に糸引く文書改ざん問題内閣の支持率急落していますが 内閣が変わっても官僚政治は官僚上層部がかわらないと何も変わらないのではないか?構造そのものを変えないと変わらないのでは?内閣不支持に関して言うと snsに不謹慎にもいいね!をした人がいたり笑っちゃいますが 結果的に長官辞任で幕引きにはなりませんよね 引っ張るだけ引っ張って麻生大臣辞任しても誰か書いたシナリオみたいでまたかと思うだけで 国民の政治不信には変わりないです 憲法改正だったりもっと実りのある時間を国会や委員会などで論議される事を望みます

投稿: 空人 | 2018年3月17日 (土) 19時31分

財務省の文書改ざん問題に関しては、これを機会に財務省の膿出しをしてほしいものです。
麻生大臣がこの件で辞任しなければならないとは私は思いません。
実際に辞任したら(安倍政権打倒を第一目的としている)野党や偏向メディアの思うツボです。

そして、自民党の憲法論議に関してですが・・・
青山繁晴参議院議員が少し前に、おそらくネット番組「虎ノ門ニュース」でのことだったと思いますが、
「石破さんは憲法改正案に関してテレビカメラの前で色々と意見をおっしゃるが、その意見を憲法改正推進本部の会議の場でおっしゃっているのを聞いたことがない」
と疑問を投げかけておられました。
青山議員は毎回、会議に出席しておられるようですし、あの方が嘘をおっしゃるとは思えませんので、実際そうなのだろうと私には思えます。

ゲル先生、なぜなんですか?

投稿: hinomoto | 2018年3月17日 (土) 19時50分

今こそ、煮え切らないでしっかり発言して下さい。戦わないと政権などは、転がってきませんよ。森友の混乱は、総理夫妻です。

投稿: 福田英寿 | 2018年3月17日 (土) 20時05分

いつまで経っても決して超えることの出来ない父親。

石破先生の言葉は、感銘を受ける言葉が多いですが、特に 感動した言葉です。

いつも、ありがとうございます、必ず拝読させていただいてます。42年前に亡くなった父親を思い出しています。

投稿: 柚津芳夫 | 2018年3月17日 (土) 21時25分

ふと気になったので、コメントさせて頂きます。

>自ら命を絶たれた近畿財務局の職員は、
>この法律の趣旨をよく理解しておられたと思料します。
>書き換えを指示した職員は、この趣旨を冒涜し、
>国民に対する背信を働いたものと断ぜざるを得ません。

確かに自殺された近畿財務局の職員の方は、
上から書き換えの指示をされ、その大きな矛盾に苦しみ
自ら命を絶たれたように、私も報道から思えました。

気になったのは「書き換えを指示した職員」というところです。
職員というならば、近畿財務局の上司、理財局、本省 と言った
ところなのでしょうか。
では、そのように指示した意図は、政治家への忖度?、政治家の指示?
この点がハッキリされないと、この問題はいつまでも
国民にとって納得出来ないと思えます。

投稿: pigeon | 2018年3月17日 (土) 21時57分

石破茂さん頑張って下さい 応援しています。

投稿: みさき | 2018年3月18日 (日) 07時36分

森友疑惑について、安倍側近や自民党の言う丁寧な説明とは具体的にどういうことなのかを示して欲しい、一切丁寧な説明とは思えない。
菅官房長官もまるで他人事で開き直ってる感じです。
麻生財務相にしても責任を完全に佐川一人に押し付けている、全く悪びた様子など無いし財務省の担当大臣として無責任です。政府や自民党の言う“丁寧な説明”とは具体的にどういうことなのかを示して欲しい。

もっと我々国民ににわかるように説明して下さい、政権与党自民党としての責任も重大だと思うしそうでなければ完全な隠蔽政権です。

投稿: yamaji | 2018年3月18日 (日) 09時20分

石破先生、お疲れ様です。

森友学園に関する財務省の公文書書き換え問題は、あー財務省の官僚やっちまったなー、くらいにしか、私には思えないんです。
昔々、ノーパンしゃぶしゃぶ接待とかと同じようなレベルで、そこで麻生おろしにはならないでしょう、と思います。
官僚レベルの話をマスコミが騒ぎ立てて面白おかしく祭りにしているのでしょう。
マスコミは、世の中を祭りにさせるのが仕事なんですよ。貴乃花親方のことも、マスコミは散々悪者にしているけど、最初からぶれていないのは貴乃花親方で、その問題が解決したとしても、マスコミは国民に向けて「悪者みたいに我々が操作しました、すみません」とは言わない。
マスコミ業界で働く方も、お仕事大変でしょうけれど、魂まで安売りするなよ、と思います。

私は先生が、イメージとして「怖い」と思われているのをなんとかしなきゃいけないと思っているんです。
このブログの左の写真の笑顔、この笑顔をキメ顔として練習してみてください。
芸能人って、男性モデルも俳優も笑うでしょ?
ムッとした顔の宣材写真なんて、まずありません。

先生は石破内閣になるまでに、キメ顔をマスターしてください。

ずっとずっと、先生を応援しています

投稿: 石破先生の一ファン | 2018年3月18日 (日) 12時45分

トランプ陣営が使い始めて世界的に有名になった言葉「Alternative Fact」。
素朴かつ無邪気に考えれば、「物事は常に多面的である。こういう事実もある」という道理に適っている。が、トランプは典型例に過ぎず、特に今、「猛獣」(注)に政治権力を委ねて仕舞った国が世界に多い。その「猛獣」が吐く場合、その台詞は≪あるいは棒大を針小となし、あるいは針小を棒大に描く≫技法の産物に過ぎない。ことの重要度、深刻度、影響の拡がりなどを逆転させる。お天道様の道理を無視して小賢しい屁理屈に依拠する。全くの嘘ではないが真実でもない。大きな嘘ではないが小さな嘘だと。軟弱な野党や未熟なメディア人の雑駁な反論や批判では、その欺瞞を崩せない。
奇しくも太平洋を越えた極東の島国にもう一つの典型例がある。安倍晋三とその一味がこよなく愛する「食言詭弁強弁(有態には嘘)」も真にそのAlternative Factの一形態だろう。
(注)「真摯さもない、謙虚さもない、誠実さも丁寧さもない、人間の情もない生物」を含意。彼らが切羽詰まった時に出す得技が「Double Speak」。

投稿: 黒山椒 | 2018年3月18日 (日) 13時29分

改憲2題
①3/12産経:世論調査結果 https://goo.gl/cQUbAU 憲法9条 ①「2項を維持、自衛隊の存在を明記する」25%、②「2項を削除、自衛隊を明記する」30%、③「9条を変える必要はない」40%
⇒ふううん。第9条に関する本質的な理解が未だ未だですね。
とは言え、①の安倍晋三案が否定されていることは慶ばしい。特にそれがフジ産経の調査結果であることが興味深い。
②朝日:「9条、今週には結論」細田・自民党”改憲”推進本部長 https://goo.gl/dzkNfj 
上の調査結果と重ねると、益々興味深いですね。

投稿: 黒山椒 | 2018年3月18日 (日) 20時59分

【財務省の官僚は、思いの他、あほなのかも知れない】

 公文書改ざん問題というのは官僚の息の根を止める行為ではないのだろうか? それが簡単に発覚することは別な意味で官僚の能力が劣化している事を我々に告げているように見えます。
 産経新聞の記事を見て驚きました。
『学校法人「森友学園」への国有地売却に絡む決裁文書改竄(かいざん)問題をめぐり、政府は16日の衆院財務金融委員会で、国土交通省が3月5日に首相官邸と財務省に改竄の可能性を指摘した際の経緯を詳細に説明した。6日には安倍晋三首相や菅義偉官房長官に改竄の「可能性」があると報告されたが、麻生太郎副総理兼財務相には伝わっていなかったという。国交省は3月2日に朝日新聞が疑惑を報じたことを受け、同省航空局が財務省から受け取った改竄前の決裁文書と、財務省が国会に開示した改竄後の決裁文書を比較した。その結果、5日午前10時ごろ、田端浩国交審議官が官邸の杉田和博副長官に電話し「国交省で保管している文書が書き換え前のものである可能性がある」と報告した。文書の写しは渡さなかった。一方、財務省には同日午後3時ごろに写しを渡した。杉田氏は同日中に国交省に「財務省の調査に全面的に協力するように」と指示し、財務省にも徹底的な調査を指示した。6日には、これらの経緯を秘書官を通じて首相に報告するとともに、菅氏に直接伝えた。

 5日に杉田氏から指示を受けた財務省の矢野康治官房長は、すぐに理財局幹部に連絡した。しかし、矢野氏は麻生氏や福田淳一事務次官に報告しなかったという。』

 以上の経緯は、国交省、内閣官房、財務省の各担当者がが国会に呼ばれ答弁した内容である。朝日の記事を見て、国土交通省の大阪航空局の役人がウチにあるのは原本のはずだが・・・と思って見直しをしたことが、これらの発端になっているようです。つまり、その時点で2種類の原本が存在しているようだと思い、本省に報告を挙げ内閣官房にその報告が上がったと同時に同じ内容が財務省にも上がったというようである。財務省にあるのは改竄後の文書であるということが解ったのだろう。
 財務省内で問題になるのは、誰がそれを指示したのかと云う事であり、国土交通省は、自分の処にある文書は正しいものなのかという疑いである。それにこたえる立場に麻生大臣はいたと思うが、彼はそれを知らされていなかった疑いがあると云う事になる。記事の最後にある文は、
『財務省の太田充理財局長は財金委で、麻生氏に対しては「全てをまとめた11日に報告した」と明らかにした。』

 恐るべき官僚が省内にいたことを暗示しているようだ。2年前の文書について、今年の3月11日になるまで隠していたことになる。国土交通省にある同じ内容の文書まで手が回らなかったと云うように見える。しかし、近い将来、この文書が国会で脚光を浴びることがないという慢心があって、国土交通省にあるもう一つの原本が注目されることはないだろうと油断したのかもわかりません。隠蔽工作の完成が成ったと勘違いしたようだ。こういう杜撰な頭脳が財務省にあるのは、脅威ですらある。
 どこが優秀やねんと云う事である。この件については池田信夫氏も謎であると言っておられますね。同じ文書の原本が別の組織に存在することも知らない財務省の官僚がいるのに驚いています。だから、『なぜ財務省の文書だけ改竄したのか・・・・』と問うている。
 政治家を巻き込む騒動に発展させた動機は今の処『忖度』等という訳の解らない感覚に説明を求めているような印象を受けますが果たしてそうなのか?
 改竄の指示を出したのは誰なのか? の特定が無いような印象を受けますね。(巷間言われるように佐川氏と断定できる容疑は薄いような印象もある)それと自殺した近畿財務局の職員との関係に辿り着くのかどうか不明なように見えます。誰がどこで得をしているのかよく解らない組織の姿がある。組織としてどうなのかについて考えたほうがよさそうだ。

 公文書の扱いについての官僚の腐敗が根底にある。この腐敗はどのような性質のものなのか、動機がよく解らない。個人的な出世の問題なのか、組織全体の誤った重要度を政治家に認めさせるものなのか、或は、間違った使命感で政治家の保身を手助けして、予算の配分を増やそうとしているだけなのか? これ以外にも何かありそうな気がする。なんにせよ発覚するだけで政権転覆の結果をもたらすことに至るような危険な行動である。彼等がそれをやったのは、その危険を承知していたかどうかが問題になるだろう。それが、官僚の腐敗なのだと理解されないと、同じような案件がこれからも続くような気がします。

投稿: 旗 | 2018年3月19日 (月) 00時33分

ノーパンしゃぶしゃぶ事件と言うのが98年にあったそうでそれがキッカケとなり、大蔵省が財務省と金融庁に分かれた。米国にいたので事件の事は良く知らない。ただ言えるのは官僚というのは忖度の権家である。家庭でも学校でも会社や国家組織でも上の意向を感じて要望に応えるのに長けている人は上に上がる。そして官僚が忖度しない政治家や首相がいるなら完全に見切られていて、実力が無いとか直ぐに辞めると思われている。つまり忖度されない政治家は使えないという事だ。総理だろうが夫人だろうが意向に沿う様に応じたり、総理が関係があったら辞めるという発言で改竄や削除が行われたかもしれないとなるとそれも自発的な忖度である。もし総理が指示したのであれば辞める必要は出てくるが忖度されて官僚が右往左往したのであれば監督責任はあれど、不正があったとは言い難い。そしてそんな事を言えば、沖縄県民は翁長を忖度するが私は反乱者である。しかし安倍政権は忖度し、多少の事には目を瞑る。それはなぜかと言えば日本の重要な歴史的転換点に置いて小事に囚われて国の方向を誤ってはいけないと思っているからだ。官僚が犯しな改竄をしたのであれば説明を聞き、場合によっては解任すれば良い。それが政治家の役目である。そしてもしその組織が腐敗しているのであれば正して作り上げれば良い。そして憲法も放送局も問題があれば替えれば良いし、政治家はそういう事をやるのが仕事である。財務省と敵対している政権であれば猶の事辞める必要は更々無い。増税ありきでは国民経済の方に向いているとは到底思えない。保身にしか見ない財務省は歳入庁なりに解体すべきだろう。ノーパンと財務省、金融庁に分かれた相関関係は無い。本来なら問題はこうだから財務省と金融庁に分けるべきだという議論を経てやるべきだが国民の関心を集める事は難しいだろう。そして今回も国民の借金だのプライメリーバランスの正当性の嘘を暴くより、モリカケスパ忖度の方が財務省解体に寄与するかもしれない。ただそれを今後どう持って行くかだ。その辺は総理や自民党の手腕次第だろう。

投稿: 忍者 | 2018年3月19日 (月) 02時32分

謝罪という言葉は使っていない。お互いが納得する迄努力すべきたと石破さんが発言した様だ。保守系の人達からは石破は味方の後ろから撃つとか靖国には参拝しないとか中韓に忖度すると言われている。2項削除にしても関しても憲法改正を潰す為だと穿った見方をする人もいる。人の真意と言うは相当研究でもしないと断言は出来ないしすべきではないと思っている。言葉の表面だけを取るとトランプも日本の同盟国とは思えない発言も多々あるし、どちらかと言えば中韓や北に優しく聞こえなくも無い。しかしハリス司令官が言った様に在韓米軍が撤退すれば北は踊り出すだろうというのも安全保障の観点から言えばそうだ。そして北の狙いは日米韓を一つ一つ分断し日本を孤立化させようとしている所を観ると日韓の亀裂や分断が常に良い訳ではない。しかし保守派は日韓友好は気味が悪いし、日中友好も胡散臭い。虫唾が走るので噛み付きたくなるが冷静に考える事もしないと駄目だろう。

投稿: 忍者 | 2018年3月19日 (月) 02時50分

【米朝首脳対話の開催会場が決まったようだ】

 まあ、関心を集める要素があるのは間違いがない。どちらの首脳にとってもその安全が確保されない事には話にならないし、情報の漏洩とかが疑われるようでは何の意味も残さないことになる。神経を使う会場の選定である。それについて、ロシアのスプートニク日本が記事を掲載したようだ。
『フィンランドの首都ヘルシンキで米国と北朝鮮の外交官及び専門家の会合が行われる。18日、フィンランドのマスコミが報じ、同国の外務省が確認した。・・・先にフィンランドのSTT通信は、北朝鮮と韓国の外交官、またキャスリーン・スティーブンス元駐韓米国大使の会合がヘルシンキにある日本大使館で行われると報じた。』
 短い記事なので、そのフィンランドの記事の下になるHPとかを見ようとしたが、どういう構成になっているのかよく解らない上に購続しないといけないのかどうかもよく解らないので記事の確認が出来なかった。

 スイスとかスウエーデンが、開催場の提供とかを名乗り出ていたのは他のメデアで記事になっていたので、やはり平和をイメージにしている中立的な立場の国がそういう会場に相応しいという判断になったのかもわかりませんね。
 まあ、これも本当に決定した話なのかどうか? 肝心の両国政府からの答えが今の処無いので、たしかな話とは言えません。
 いつ開催するのかについても決まったという話がない。

 河野外務大臣が米国に訪問して、予定通り退任前になったとは言え、テイラーソン現国務長官(今月末日を以て正式な退任になるそうだ)と会談し、そのあとサリバン副長官と会談したという話が外務省のHPにあった。会談の順番から言えば真っ先に会ったのはマテイス国防長官のようだ。16日の午前8時半過ぎ頃に国防総省ビル内で会談したそうだ。国防総省のHPには、河野大臣を自ら出迎えるマテイス長官の写真がUPされている。朝早くから大変な歓待である。もしかするとこういう時間しか割けなかったのかもわかりませんね。まあ、その席で何が話されたのかについて、外務省HPには予測できる内容ばかりなので意外に思うような内容がない。知りたいのは米韓軍事演習のことである。やるのかやらないのか決まっているはずである。パラリンピックも終了した。どうするのかである。それが会談の話になっていないようなのでますます気になる。同盟国という立場で聞くことができる内容が何も語られていないのかどうかである。

 まあ、これが河野大臣が言う処の手の内なら止む得ない話ではある。

 ともかく、何かが前進したから、このあと続けて主要要人との会談をこなしたのだろう。成果を期待したいものです。

投稿: 旗 | 2018年3月19日 (月) 03時41分

【米韓軍事演習は規定通り開催されるようだ】

 そのニュースは既にあって、私が知らなかっただけのようだ。だから、河野大臣の米国訪問にも話題にはならなかったというのが真相のようである。しかも、金王朝の3代目も承知しているそうだ。まあ、見落としていたようである。我が国だけのメデアを見ていては何もならないという見本のような有様です。

 それはともかく、4月末まで軍事演習の実行がない。その間はどうなるのかについては水面下の動きなのだろう。米国の主張は一貫している。『完全で検証可能、不可逆的な武装解除(CVID)』 これである。この方針は北朝鮮だからと云う事ではなく、イラク、イランに向けても変わる処がない米国の既定方針である。この方針に刃向かっていながら存在できる国は限られているのだ。どことは言わないが、それは米国が嫌っている国である。

 キューバではないのは明らかで、キューバは最初から米国がおそれるほどの武装をしていない。北朝鮮がその対象になったのは正確に言えば1994年以降になるのだろう。今は最大の関心を集める国となっている。3月15日には上院でハリス太平洋軍司令官が北朝鮮ロシア及びシナ帝国についての脅威に関する証言を行っている。その内容が国防総省のHPで動画になっている。書下ろしがないのでその内容を詳細に知ることができないのは残念であるが、ところどころの内容は何を言っているのかよく解る部分があるので、北朝鮮が現下における最大の懸案事項になっていると証言しているようだ。

 米韓軍事演習について、金王朝の3代目はその軍事演習の実行を了解しているというのが不思議である。何がなんだかよくわからないのは、それ。というしかない。

 テイラーソン国務長官の更迭とこの問題は関係のあった問題である。北朝鮮も早くから反対していたことで、その軍事演習反対に応じられないと主張していたのがテイラーソン氏であった。なのに彼を更迭という相反する結果が出ているのはなぜなのかについてややこしい限りだ。

 金王朝の譲歩材料はこれだけなのだろうか? これだけで米国が首脳対話に応じるというのは危険な賭けなのかもわかりませんね。
『完全で検証可能、不可逆的な武装解除(CVID)』

 この実効の保証がない。どのようにしたいのか米国の謎行動というしかないですね。或は、最初から決裂という筋書きがあるのだろうか? それは金氏一族の亡命を手助けするという内容しか考えにくい。複雑怪奇の外交政策が繰り広げられているのかもわかりませんね。

投稿: 旗 | 2018年3月19日 (月) 04時59分

お疲れ様です。

今週もお仕事頑張ってください。

投稿: くま | 2018年3月19日 (月) 08時53分

引用≫何度も主張してきましたが、結局これが実現することはありませんでした
予ての僭越を繰り返して恐縮ですが‥、この葛藤はご自身が考えられた通り(以上に?)、今の石破さんにとって深く大きな≪示唆≫があると考えます。
予てご常連のコメント主某女史が書き込まれている通り、特に今までの安倍政権下では、石破さんの正論が無視されても、実現されなくても、世間的にはそれでも好かった(余裕を徐々に奪われていただけ?)‥と言うよりも、それでことは済んでいた‥と言うよりも、実態は ♪問題を先送りしていた♪ に過ぎないと思う。例えば、危惧した通り地方創生事業も然り、石破大臣が折角、設計路線を決め基礎工事もやったのに、今や誰も顧みず何も言わなくなった。
また、組織論に視点を変えると、そのレベルをぐんっと下げて「志も自信も覚悟もないサラリーマン」ならそんな葛藤はないが、民間企業でも「志高く見識高く自信に溢れたビジネスマン」でさえ絶対的多数はそんな葛藤の経験を積み重ねている。狭量なボス(安倍晋三然り)が支配する組織ではそんなご仁が窓際に追い遣られている。国家や経済や社会の全体最適のためには真に勿体ない話です(注1)。
逆に言えば、多くの(“全て”に非ず)組織の実態や現場はそんなものだと。企業も、官僚も、政党も、政権も、中枢に近付けば近付くほどその傾向が鮮明になる。ボスの単なる好き嫌いで、幹部や側近人事が決まり、その結果組織全体の成果の大小も決まる。議論の正統性や正当性なんか知ったことか!と。
⇒纏め:組織ではご自分の理念を吐き通し実現するには≪ボス≫ にならなきゃダメなんですよ。「今(注2)」の石破さんに当て嵌めるなら、“石破総理にならなきゃ!”(微笑)
(注1)斯く偉そうに(w)言う愚者も、天命に至り大組織を離れて漸く気付いた“組織の現実”です。岡目八目w。
(注2)政治状況、社会状況、財政状況、経済状況など全てを含めた「今」。

投稿: 黒山椒 | 2018年3月19日 (月) 12時00分

裏切癖ついてるあなた。
慰安婦に謝罪しろですって?さすが、慰安婦接待受けた国会議員だけの事はある。

投稿: へのへの | 2018年3月19日 (月) 20時32分

石破先生

今晩は!!。
先日高知に桜の開花宣言がされたかと思えば、一気に桜前線は北上を続け、今年は例年より10日は早いと言われているようです。
先生に於かれましては日々の政治活動に加え、週末の地元巡りも精力的にこなされ、又今回のように丁寧なる長文のブログも更新頂きまして大変有難う御座います!!。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の者であります。

本日は参議院予算委員会の森友問題の集中審議が行われ、具にテレビを見て居りました。愈々この問題の切所を迎えましたが、結論に至るまでには未だかなり時間が掛かるものと感じました。
しかし、田中理財局長は先日前任佐川局長の国税庁長官の辞任後、政府と財務省の間で佐川氏に罪を被らせ、幕引きの方針が決まったのであろうか?質問に答える表情が心なしかゆとりの表情が見えたのは、小生だけでしたでしょうか?「公文書の改竄は由々しき問題であり、心からお詫びを」と言う麻生財務大臣も言葉と裏腹に平然としていて、安倍総理も同じ答弁であり、「不信感を与えた事に心から国民にお詫びを申し上げます。行政の長としての責任は私に有ります」と述べ乍ら、「しかしその上で、改竄前の文書にも私と昭恵は名前はあっても、払下げに何ら指示などの関与はしていない訳であります。」と何度も同じ答弁を行う始末であります。野党の「それでは、改竄前の文書に何故昭恵夫人の名前があり、その名前が何故削除されたのか?」との質問に、田中理財局長はその理由は「総理夫人だからです」と不用意にも答弁してしまいました。思わず院内がどよめき、そして野党より「その事が忖度が生まれる原因なのではありませんか?」と追及されました。

麻生財務大臣も安倍総理もお詫びを述べながら、何ら自らの責任の取り方は述べず、佐川前局長に罪を負わせ、トカゲのしっぽ切りによって逃げ切りたいようであります。他の議員が質問で「森友劇場は役者がすべて揃わなければ、何も解決しないのです。」と述べ、迫田前々局長、佐川前局長、昭恵夫人、昭江夫人付機などの証人喚問を要求しました。
安倍総理は麻生財務大臣、菅幹部長官の三人で度々夕食を共にしていて、安倍一強政治の諸悪の根源はこの三人によるものと断定出来るのであります。よく安倍総理は自身と夫人は「何らこの森友の不当値引き問題には・・・

申し訳ございません。又確認ボタン(プレビュー)に触れてしまいましたので、此処より続けます。
・・・「関与していない事ははっきり申し上げたいと思います。」と述べ、この森友問題が長引き、国会運営に支障をきたしている事に深い自覚が全くありません。この問題の過去一年間の国会運営は色々な法案と予算審議に支障をきたし、全く徒労に終わった罪は重大であると言うべきであります。
安倍総理の色々具体的指示は無かったたとしても状況証拠は固まって居り、犯罪事件であれば「推定有罪」そのものではありませんか?
早く解決しなければ何より恐ろしいのは与党自民党への不信のみならず、国民の政治不信がこれ以上増えれば国民生活の停滞へと繋がり、憲法改正論議どころではなくなる事であります。



投稿: 桑本栄太郎 | 2018年3月19日 (月) 23時45分

【官僚には何度も騙される】

 我が国の官僚機構は、やはりどこかに欠陥があると思ったほうがいいのかもわかりませんね。戦前における大本営がそうであったのは国が亡ぶ寸前まで彼等の行動を止めることが出来なかったからに他ならない。その反省をやった事がないまま解体をして葬り、なかったことにした。同じように旧大蔵省は実務能力上の欠陥があったのだと思うが、1980年代に起きた接待不祥事事件と云うのは、若い人は知らない事だと思うがノーパンしゃぶしゃぶばかりが採り上げられ、彼等の能力について踏み込んだ分析とかをやらないまま終わったので。何がどのように可笑しい事なのか理解している人は少ないような気がする。
 なにも大蔵省の職員がノーパンでしゃぶしゃぶを市中銀行の幹部と会食したという話ではない、そういう変態行為が公安警察他の関心を呼び込み逮捕起訴されたと云う事ではない。銀行の検査業務における汚職事件なのである。市中銀行の監督もまた大蔵省の仕事の一部になっていたことから、その検査業務の中身に於いてあからさまな検査の甘さを誘うためにノーパンしゃぶしゃぶ料理店が利用されたという話である。ウエイトレスの衣装一つで銀行の検査が甘くなるとは信じられない話だと思うが、ノーパンしゃぶしゃぶ店は風俗店ではなく料理店として領収書が落とせる店にされていたらしい。それがあって大蔵省の役人が喜んで接待に応じるという姿が出来上がったようだ。つまり、業務上の腐敗の発生があるわけだ。その堕落ぶりは話題性もあって興味本位で採り上げられ捜査のメスが入り、かなり深刻な腐敗となっていることが解ったそうだ。それで、これ(大蔵省)もなかったことのように知らぬ顔で潰して、同じメンバーが構成する財務省と金融庁にして分離発足させた。今、彼等は再び解体されようとしている。
 今回のことは、ついにここまで落ちぶれたのかと思うような公文書偽造に手を染め、その罪の重さを反省しているのかどうかわからないままだ。しかし、それに至った動機その他を解明しておかないと官僚機構のどこにそういう犯罪が発生する余地があるのかのか等々を知ることがないままに終わりそうである。
 官僚は腐敗する。大本営がいい例である。我が国の官僚組織の中で空前絶後の権力を手に入れた集団である。彼等の中にあっては常に争いがあったと伝えられている。作戦部と情報部の対立や陸軍部と海軍部の対立等々は、いったい誰と戦争をしているのかと言いたくなるような状況があったそうだ。国民から乖離したような基地外集団化した権力機構の存在は終に国家を存亡の危機まで追い込んだは事実である。その証拠に、彼等の中から和平交渉を言い出す軍人が出てこなかったという事実がある。その事実の前には頭のおかしい腐った官僚は死ぬまで治らない病である。

 腐敗するというのはどういうことなのか? それは、採用試験で合格しただけの人が政治家より上の立場で国を動かす力を得ようと画策し行動する事である。民主主義の否定が根底にある。官僚としての立場をわきまえることがない。それは腐敗である。その動機がなんであれ国及び国民の役に立つ道を外れたり、法に違反すると云う事があれば腐敗が始まっていると云うしかない。
 
 自民党の政治家で財務官僚のの言いなりになったことを悔やみながらこの世を去った人がいる。橋本龍太郎氏のことである。彼も財務官僚に洗脳され金融危機の時に消費増税をやり、上向きかけた我が国の経済を奈落の底に誘う事になった。そのことを悔やんでおられたという話は有名であるが、その橋竜をそそのかした財務官僚は誰なのかとなると名前がない。ここが彼等のずるい処である。彼等はこういう場面では匿名を使うのだ。政治家は失敗すれば名前が出る。官僚は官僚社会の中では増税をさせた大物官僚という称賛を浴びるらしいが、国の経済を傾けさせたと人という場面では匿名なのだ。

 採用試験に合格したというだけで国家の重要な場面に手腕を振るい国を傾けさせることもできるのが官僚である。彼等はどのようなルールの下で生きているのか見なおしをするべきではないか? 今回のように公文書さえ改竄することができるようになったのはどういうことだ? これを考える必要が出てきたのではありませんか。

 そのうち彼等によってもう一度国が亡ぶような気がしてならない。官僚は腐敗する。絶対に腐敗する。これは、故小室直樹氏の言葉であるが、それは今も生きている。高級官僚は監視対象にしたほうがいい。彼等は危険である。なぜなら、政治家を操って国を亡ぼすからだ。

投稿: 旗 | 2018年3月20日 (火) 03時05分

防衛省だけでなく、国会議員の中でも北朝鮮からの脅威は無いという人達がいる。国民を混乱させない、抑止が効いてる、又は無知か北朝鮮の工作に完全にやられているのだろう。北朝鮮による生物、化学兵器使用やスリーパーと呼ばれる人達がサリンや炭疽菌、又は天然痘等を撒き散らすという事があり得る。金正男が毒殺されたがあれが不特定多数を狙い撒かれる事もあり得るし、サリンは実際に使われテロが起きた。米国にいた時、炭疽菌も使われたし、爆弾を積んだトラックが爆発しビルが吹き飛んだのも目にした。英国でも露による化学兵器が使われた様で外交官が国外追放されている。シリアでの生物化学兵器使用は言う迄も無いがこれ等の事が日本で起こらないと楽観している国民は非常に多いのではないだろうか?それよりこれ等の事が起きている事を知っているのだろうか?これ等の事を知らなくても核が日本上空で爆発したら迎撃が難しいケースもあるし、飽和攻撃だけでなく、コールドランチだと迎撃予測が難しく打ち漏らす可能性が高いと認識しているのだろうか?翁長だけでなく、野党国会議員の殆どが中国や北朝鮮の脅威は無いと言ってモリカケスパ忖度議論に余念が無い。本物の脅威が迫っている現在でこの様な議論する事は国賊、北の思想だろうと発言している議員もいるが本当にそう思える。菅元総理が北朝鮮から金を貰っていた過去も含め、主体主義思想に犯されて兎に角攻めて、絶対に非は認めないという姿勢は共産主義にも相通じる所がある。9条信者も社民党を含め、立憲と中北の連中が言っている事と大して変わらない。ただ問題なのは防衛省始め、与党国会議員の中にも平和ボケしたお花畑が存在している現実だろう。教育基本法を過去に成立させた意味が分るが効力が表れて来るのは数十年先だろう。それ迄日本があればの話だが?!

投稿: 忍者 | 2018年3月20日 (火) 04時18分

今月の安倍内閣支持率の急落は大変慶ばしい。然し、未だ未だ予断は許せませんが‥。
今真に、「天網恢恢 疎にして漏らさず(出典:老子、魏書)」が実践されつつある。
今この局面でのキーワードは「天網」、即ち「お天道様の網」。人定法網では捕り逃がす。
天道を蔑ろにし、人類の智的な歴史が紡いだ規範も無視し、己の無知に無知で、無学無恥な安倍晋三と昭恵が、この訓えを知っていた道理はない。「瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず」なる優れて東洋的な戒めさえ知る由もない。未だに心に響いてはいないだろう。
ま、安倍晋三の母方の爺様が、当時は世界の頂点にあった米国のCIAのお陰で、天網を逃げ切ったという特殊な事例はあります。が、「人は死ぬ」の絶対を除けば世事には常に例外はある。
(蛇足1(意味):天が悪人を捕えるために張り巡らせた網の目は粗い。が、悪人は一人も漏らさず取り逃さない。天道は厳正であり、天道に背き悪事を働けば必ず報いがある)
(蛇足2:英語ではHeaven's vengeance is slow but sure.と言うらしい。気懸りは“slow”。“fast、quick”ではない。辛抱の期間がある。東洋では時間軸が洩れ易いらしい(微笑))

投稿: 黒山椒 | 2018年3月20日 (火) 10時55分

私は、石破さんが自民党総裁選に
出馬されること自体文句を言うつもりは
ありません
が、
正直、石破さんの取り上げ方が、安倍さんに
批判するからマスコミが取り上げるだけにしか
すぎないようにしか見えません
まず、自民党員として5回の国政選挙に
勝利を収め、自民党を今の状態に
した総理への敬意というものが先では
ないですか?
批判だけなら野党で十分です
石破さんは安倍総理が必死に立て直した
この国をどうしたいのですか?
そこをはっきり、自民党支持者に
示すべきです

投稿: 安倍総理の支持者 | 2018年3月20日 (火) 19時18分

石破先生、とにかく地方廻りを沢山されて日本の今の現状をしっかり把握されてこられた先生だからこそ、国民の目線、地方の目線にたって、良い国作りが出来るのではありませんか?

私欲に走らず、保身に回らず、鳥取県だけのためだけでなく、日本国家のためにリーダーとして動いてほしいと切に願います。

国民に分かりやすい政治の説明をして下さる政治家は、石破先生が群を抜いておられます。

今の日本のリーダーには、パフォーマンスは必要ありません。

国民も政治家の言葉尻の揚げ足を取りすぎです。

総理大臣にプライドなんていらない。国益を考慮し、ブレない姿勢を貫く真の強さを持ったかたが必要です。

先生は、国の中央にいなくてはならない存在のかた。

期待しております。


投稿: みこ | 2018年3月20日 (火) 21時59分

毎日森友問題ばかりですね。
官僚にかぎらず公務員は強く言われたら流されてしまう傾向があるように思います。突っぱねるだけの知識と対処法を学ぶべきだとおもいます。
安陪総理の奥様は純粋に妻として役に立とうと活動されていたのだと思います。ただ人を疑う環境にいたことがなく自分が利用されるなどとは思いつかなかったのでしょう。
予算決定の国会で話されることがこればっかりはどうなんでしょうか。忖度はいけませんですみませんか?
年金情報が外国の会社で取り扱われていたという事実を含め、年金への不安がつのります。経済も発展する原動力がみあたりませんし、国際的なパワーバランスが変化している現状でこの国は将来独立国家として成り立っていけるのでしょうか。もっと政治家は国の将来をどうすべきか国会で話し合ってほしいものです。

投稿: いふし | 2018年3月21日 (水) 04時34分

   和田参議院議員に爆破脅迫があったと報道が流れた。安部政権を貶める様な意図的な発言では?と窺ったが財務省の改竄も似た様な所があり、自分達の不手際を政権のせいにして増税推進や倒閣も孕んでいると見えなくもない。同じ政権が二度も増税をするというあり得ない財務省の圧力だが国民も馬鹿の一つ覚えで借金で国が倒れるとか日本は信用が無いとか嘘に騙されない方がいい。和田議員は沖縄で反基地活動家の前で演説して暴力を振るわれた。数人は起訴され有罪となったが暴力で言論弾圧するなら相手が誰であろうと事を明らかにして刑事告発し逮捕すべきだ。議員の事だから容疑者が絞り込めたり裏が取れれば警察が捜査したり、動く可能性は高い。兎に角、黙認せず訴え暴力は追放すべきだ。どちらの陣営も暴力を使い出すと一般の人達は支持しなくなるか、躊躇する様になる。とは言え、言論による暴力もあるし圧力による自殺や精神障害等引き起こす事もある。正論を言えば弾圧される今の風潮は余り良いとは言えず、議員には頑張って欲しいものだ。杉田議員の子供にも脅迫があった様に記憶しているが犯人は必ず捕まえて所在や本人に素性を明らかにして頂きたい。

投稿: 忍者 | 2018年3月21日 (水) 04時59分

マル激トーク:ウーマンラッシュアワー村本大輔氏:政治をお笑いネタにして何が悪い https://goo.gl/m42BpM 今や石破茂さんまでが、僕と話したいと言ってくれるようになった。僕が頑張れば周囲はそれを見てくれる。僕はそれでいいんです
⇒石破さんのご関心を得て大いに喜ぶ若者村本さんの姿が好ましい。石破さん、G!J!
そもそも(=端から。“基本的に”に非ずw)、石破さんの心が広く寛いことがスタートですけれど‥、有意なのに心が折れそうになる若者を鼓舞しておられる。
他方で、そもそも(同)、彼は根性が座ってますね。一応≪芸人≫には分類されていても、彼の舞台やインタビューなどで ♪(無用のor卑やしい)お愛想笑い、白々しい作り笑い、諂い(諛い)♪ がない。迎合することを潔しとしないのでしょう。彼は、在り来たりの「狭苦しい芸人枠」からはみ出している‥義の観念を持つ人格で挑戦心に溢れた人なんでしょう。
①蛇足↓(一言を除いてコメントすることがない。神保さんのご認識に過不足がない):
≫日本では、お笑いや芸能人‥はテレビのCMに出ること‥が定番になっている。芸能の世界で得た名声を‥政治の意見表明のために使った瞬間に、芸能界では「干される」のが日本だ。欧米では、著名な芸能人が幅広い社会問題について政治的な意見表明をするのが当然視される一方で、CMに出るようでは芸能人としては終わりとされている欧米のとは対照的だ
⇒一言:≪芸人の売り≫として、≪単発≫ではあっても、村本さん以外に吉永小百合さんや坂本龍一さんや三遊亭円楽さんらAmongFewOthers(美輪明宏さん(因みに82歳))は、戦争や社会問題を鋭く突いておられます。彼らの危機意識は自ずから安倍晋三に直結している。
②蛇の二本目の足:“石破総理”への広告塔として‥村本さんも加えては‥?w。

投稿: 黒山椒 | 2018年3月21日 (水) 14時42分

森友問題、加計問題、文部省問題共に政治の私物化、傲慢さの表れではないか? 今回の証人喚問に自民党がもっと積極的にならなければ国民の不満は爆発する。安倍自民党を替えなければ国民は政治を信用しなくなり背を向けることになりかねない。今回の証人喚問には石破さんの力を持って徹底解明に頑張って欲しい。安倍政権を終わらせ政治と自民党体制を刷新して欲しいものです。

投稿: 岩下壽夫 | 2018年3月21日 (水) 20時48分

【 国家の決意 】


> シリア原子炉を空爆で破壊=イスラエル軍、07年の作戦公表


3/21(水) 19:16配信 時事.com

イスラエル軍は21日、同軍の戦闘機が

2007年にシリアのアサド政権が 同国東部デリゾールで建設中だった原子炉を

空爆、破壊していたと発表した。

 アイゼンコット参謀総長は声明で「イスラエルの存在を脅かす(核の)力の獲得を許さないというメッセージだ」と述べた。

 軍はこの日、作戦実行時の映像や写真も公表した。

発表によれば、軍は04年から原子炉に関する情報収集を始め、07年9月5日夜から6日未明にかけ、

稼働間近になった段階の原子炉に対して 空爆を実施。

「イスラエルや地域全体に対する 核の脅威を取り除いた」と成果を強調した。


 アサド政権はイランの軍事支援を受けている。

イスラエルが 10年以上前の作戦について この時点で発表したのは、

トランプ米大統領が イラン核合意からの離脱を警告する中、

同合意の修正や破棄を求めるイスラエルに同調する機運が 国際社会で高まるよう仕向ける狙いもあるとみられる。

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> “トモダチ作戦”米軍、東京電力に1000億円提訴


3/20(火) 11:44配信 中央日報


2011年東日本大震災で救護活動を行った空母の乗組員らが

福島第一原発事故で被曝(ひばく)したとして 巨額の損害賠償を求めて提訴した。


日本メディアによると、今月19日、乗組員200人が

東京電力を相手取り10億ドル(約1061億円)の基金創設を求める訴訟を 米国連邦裁判所に起こした。


東日本大地震当時、米国は「トモダチ作戦」という名前で2万4000人余りを投じ、

2カ月間にわたって福島地域で 救護活動および再建作業を展開した。


当時、マイケル・シファー米国防省次官補は「日本側に米日同盟の重要性を認識させ、

中国とロシアにも米軍の存在感を示す意図があった」と明らかにした。


しかし、この作戦に参加した一部の乗組員が 福島第一原発事故の被爆による 身体的な損害と精神的被害を訴えた。

彼らは 福島第一原発事故が 東京電力の不適切な原発設計と管理などによるものだとし、被害補償を要求した。

投稿: ぴっぽー | 2018年3月21日 (水) 21時17分

【 国家の決意 ② 】

> 年金機構、違反把握後も契約見直さず = 中国業者再委託 - 誤入力31万8000人か


2018/03/20-21:31 時事.com


日本年金機構が 個人データ入力を委託した東京都内の情報処理会社が、契約に違反して中国の業者に再委託していた問題で、

同機構は20日午後記者会見し、1月上旬に違反を把握しながら、2月13日まで委託契約を続けていたことを明らかにした。


機構の水島藤一郎理事長は謝罪し、「 繁忙期で 他に肩代わりできる業者が見つからなかった 」と釈明した。


(略)

--


国民の大事な年金ですが、

「 他に肩代わりできる業者が 見つからなかった 」 そうです!!!


安保も、年金も、保育も、介護も、農業も、水資源管理も

” 安く肩代わりできる業者 ”が 見つかるといいですね!!!

投稿: ぴっぽー | 2018年3月21日 (水) 21時26分

【日露外相会談が本日開催された】

 反日の朝日の記事と時事通信の記事を読み比べれば、全く内容が異なる会談があったのかと驚くことになる。
朝日の記事では
『河野太郎外相は21日、来日中のロシアのラブロフ外相と東京都内で会談した。ラブロフ氏は会談後の共同記者会見で、北方四島の返還を含む日ロ交渉について「この地域の安全保障問題が最も重要な問題の一つと確認したい」と強調。日米同盟の強化が日ロ交渉の阻害要因になりうるとの警戒感を示した。』

時事通信の記事は
『河野太郎外相は21日、ロシアのラブロフ外相と東京都内の外務省飯倉公館で、昼食会を含め約4時間会談した。北方四島での日ロ共同経済活動について、5月下旬に予定される安倍晋三首相の訪ロ時に一定の成果を出せるよう調整を加速することで一致した。また、北朝鮮の非核化に向けて緊密に連携していくことも確認した。』

 朝日の云う処の『日米同盟の強化が日ロ交渉の阻害要因になりうるとの警戒感を示した。』 の意味がさっぱり意味が解らない。文面にもロシアの外相が具体的に日米同盟について何か言ったのかというような指摘もない。もしかすると、唐突に書き加えた捏造記事のように見えてしまいます。朝日はここでも得意の報道内容を曲げる自由を優先しているのではないかと思いますね。

 4時間も会談に時間を割いたのは、ロシアと英国の間に横たわる外交事件が存在して、ロシア政府が、自らまいた種とは言え、かなりの苦境に追い込まれているからに他ならない。日米同盟の強化に関心を向ける余裕すらないのが実態ではないかと思いますね。スピ―トニク日本に、この問題を連載する記事が豊富にある。
 『スクリパリ氏服毒事件』と英国とロシアが呼ぶ事件のことである。スクリバリ氏と云う人はロシア軍参謀本部情報総局(GRU)のセルゲイ・スクリパリ元大佐という人であり、英国に亡命した事が知られていたそうだ。スパイをやっていたと云う事も解っている。その人が3月4日に『スクリパリ氏とユリアさんは、ウィルトシャーの州都ソールズベリー (Salisbury)にあるショッピングセンターの外のベンチで倒れているところを発見された。事件目撃者のジェイミー・ペインさんによると、女性は口から泡を吹き、目を「大きく開いて白目になって」気絶していた。男性は「体が硬直し、腕も動かなくなったが、それでもまっすぐ前を見据えていた」という。重体が続いているが、容体は安定しているという。』という事件性の疑われる状況で発見されたことにある。英国政府は慎重な捜査を行っており結論には至っていないようだ。しかし、
『英国のメイ首相は議会での報告で、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)のセルゲイ・スクリパリ元大佐と娘のユリアさんが毒物による襲撃を受けた事件に、ロシアが関与している「可能性が極めて高い」と述べ、ロシア政府に説明を求めた。』

 17日にはポリス英外相が
『英国でロシアの元スパイ、セルゲイ・スクリパリ氏が神経剤による襲撃を受けたと見られる事件で、ボリス・ジョンソン英外相はプーチン大統領が命令を出した可能性が高いと述べた。』
 プーチン大統領が、この暗殺事件の背後にいると英国外務大臣が名指しをしたことで一層両国間は険悪な状態にあると言えますね。
 
 この件に関連した行動は我が国の安倍総理も取っておられるようだ。20日の時事通信の記事には
『安倍晋三首相は20日午後、英国のメイ首相と電話で約20分間会談し、同国で起きた元ロシア情報員暗殺未遂事件について非難するとともに、早期に事実関係を解明するよう促した。電話会談は英国側が呼び掛け、メイ首相は事件の概要を説明した。これに対し、安倍首相は「英国において市民に被害が出たことに憤りを感じる」と表明。その上で「化学兵器の使用を非難するとともに、使用した者は処罰されるべきだ」と強調した。 』

 時事通信は今回の日ロ外相会談でも無視できるものにはなっていないと思っているはずだが記事にはそれが出てこないのが不思議である。4時間もかけて何を話したのかという事だ。反日で基地外の朝日の根拠のない日米同盟強化の批判などは、この問題を隠す意図があって書いているのかとさえ思いますね。

 スピ―トニク日本はこの件で日本は助けになってくれるだろうかと率直に問いかけている記事がある。
『スプートニクの東京特派員の報告によると、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、日本の河野太郎外相との会談の中で、日本が、元ロシアスパイのスクリパリ氏と彼の娘の暗殺未遂事件に関して、疑問点を明らかにすることを手助けしてくれるよう希望をもっていると表明した。英国は、ロシアの照会に応じることを拒んでいる。
 英国のソールズベリーで起きたロシア連邦軍参謀本部情報総局の元スパイ暗殺事件は、東京で行なわれている日露外相会談のテーマのひとつとなった。

 ラブロフ外相は「我々は、日本の友人達が、先々における日英のコンタクトの中で、最低でも2つのファクターを解明してくれるように、希望をもっていると表明した。まず一つ目は、スクリパリ氏と彼の娘がどこにいるのかということ。二つ目は、スコットランド・ヤードのオフィシャルスピーカーが言ったように、事件解明にはまだ数か月かかる。しかし英国政府の判断は、法廷の結論を待たないまま、もう既に出てしまっている。英国はこれらの質問に対し我々に答えようとしないので、日本の友人たちが、これらの問いの答えを得てくれることを望んでいる」と話した。』

 この問題は既に双方の外交官の撤収、及び報復としての撤去勧告が実施されており警察による捜査の結果が出ていない段階なのに主差しならぬ外交問題に昇華してしまっているようだ。4時間も時間をかけた今回の日ロ外相会談の2時間以上をこの問題について、ロシア側の説明が占めたらしい。かなり大変な事態になっていると思いますね。こういう内容を反日の朝日が報道しないのは可笑しい話でもある。
 神経ガスを使用した疑いがあるわけだ。北朝鮮が金正男を殺害したのと同じ兵器かもわからない。ロシアを擁護するのはゾルゲ事件以来の盟友ではないのか?  急に仲が悪くなったのか?  不思議な話である。

 まあ、それはともかく、ロシアが容疑者にされる条件はそろっているので仕方がない。容疑を晴らすための努力が必要である。それが本当に冤罪だと主張できるなら・・・である。

投稿: 旗 | 2018年3月21日 (水) 22時43分

【日露外相会談の内容についての外務省の発表がHPに、さきほどあった】

 『3月21日,河野太郎外務大臣は,ラヴロフ,セルゲイ・ヴィクトロヴィチ・ロシア連邦外務大臣(Mr. Lavrov, Sergey Viktorovich, Minister of Foreign Affairs of the Russian Federation)と通算5回目の日露外相会談を実施しました(会談:約2時間40分,ワーキングランチ:約1時間30分)。』

 スプートニク日本の記事にあるように4時間10分である。時間の配分まで書いてあるのは中身の濃い会談になったという印象がある。
 この日はロシアのラブロフ外相の誕生日であったらしい。
『ロシア外務省のウェブサイトによると、日本の河野外相は「ロシア側の同僚を暖かく祝った。ワーキングランチを終えるにあたり、サッカーボールの形をしたお祝いのケーキを贈った」そしてその答礼のように『ロシア外務省での指摘によると、ラブロフ外相は「借りがあるままにはせず、自らの日本側同僚に2018年のサッカーW杯ロシア大会の公式ボールを贈呈した」。』と、あるようだ。会談の雰囲気は穏やかな歓迎の趣があったと思いますね。

 ここで、3つの項目について話し合われたそうだ。
 1 今後の政治対話,二国間関係
 2 北方領土問題
 3 国際情勢

細目は多岐にわたっている。しかし、時間の配分は、国際情勢に割かれていたような気がする。スプートニク日本にある内容は英国とロシアの間に起きた暗殺未遂事件のことばかりに説明が置かれているような記事ばかりである。対北朝鮮問題について語るよりも多くを記事にしていますね。しかし我が国の外務省のHPには1行だけ登場する。

 『(1)英国における元ロシア情報機関員襲撃事件
河野大臣から,化学兵器の使用は許容できず,何よりも事実関係の解明が重要であると述べた上で,意見交換を行いました。』

 これだけだ。我が国のメデアには何も掲載されていなかったが、外務省としては無視するわけにいかないのでHPに載せておくというつもりなのかもわかりませんね。会談ではロシア側の説明が長かったという。どれぐらい長かったのかはスプートニク日本を見るしかない。この暗殺事件には化学兵器が使用されているようだ。河野外相の反応はこの1点に向けた発言である。ロシア側の弁明に同意するとも英国の側に立つとも言っていませんね。化学兵器の使用があった事を非難しているだけですね。他に何か発言があるのだろうか?

 そしてこの5月に安倍プーチン会談が行われる。これに関する発言がロシアの方から起きたことをスピ―トニク日本は伝えていますね。『ロシアのラブロフ外相は、今年5月に予定されている日本の安倍首相とロシアのプーチン大統領の会談について、2国間関係にとっての主要な出来事だと述べた。』

そして、4月にはシナ帝国の王毅外相が来日するという記事がスプートニク日本にある。これも3月21日の記事である。
『日中両政府は、中国で国務委員に昇格した王毅外相の来日に向けた調整に入った。4月を軸に具体的日程の検討を進めている。王氏は滞在中、河野太郎外相や谷内正太郎・国家安全保障局長との会談に臨む予定。複数の日中関係筋が20日、明らかにした。双方は王氏来日を通じ、5月開催が固まった日中韓首脳会談をにらみながら戦略的互恵関係の深化への環境整備を急ぐ。』

 5月には史上初の米朝対話があると思われているので周辺国が緊張しているのは確かな話である。どのような展開になるのか?

 ロシアはこういう時期にスパイ暗殺事件を引き起こしたのは米国ではないかと思っているらしい。それも記事になっている。
『スクリパリ事件は、世界最大の化学兵器保有国である米国が演出した可能性がある。ロシア外務省不拡散・軍備管理局のウラジミール・エルマコフ局長が述べた。』

 妄想としか思えない様な憶測記事がこれから大量に出てくると思いますね。何が事実なのか判断を誤ると恐ろしいことになりそうだ。我が国は有能で忠実な官僚を要所に配置しているのかどうか改めて見なおししておく必要がありますね。抜かりがあっては怖いと思います。

投稿: 旗 | 2018年3月22日 (木) 01時08分

【シナ帝国の行方も気になる処である】

 選挙で国の行政最高責任者を決めたことがないシナ帝国で、国家主席が先週、任期の規定を撤廃して終身制の国家主席になった。それで、新たに次の規定が決定したという記事が時事通信にあった。
『【北京時事】中国国営新華社通信は21日、習近平共産党総書記(国家主席)が党指導部メンバーと個別面接を行い、業務報告を受けたと伝えた。
 報告は事実上、習氏に忠誠を誓う内容。憲法改正により習氏の終身体制も可能となる中、「一極集中体制」がますます強まっている。
 新華社によると、党の規定で、習氏を除く6人の政治局常務委員と18人の政治局員が年1回、習氏に業務報告を行うことが定められた。報告は今回が初めてで、政治局メンバーは「習総書記の全党の核心的地位を守ること」などについて説明。習氏はこれを受けて、職責の遂行や規律の強化などを求め「個別のコメントを行った」という。』

 一極化への方向がより明確になるような命令体系の構築である。横並びの政治局員の地位がこれではっきりと上下関係を決定するようになるのだろう。民主的な手続きで国家主席を決めることがないまま70年近くなる。今度はその地位をより皇帝に近づけたと言ったほうが解りやすい。暗殺の機会も増えるような気もする。次は親衛隊の創設だろう。名前は、隋王朝も、唐王朝も、『禁軍』と読んだそうだ。もっと古くから(秦や漢の時代から)禁軍と呼ばれていた記録もある。近衛軍という意味である。習氏の場合は近平軍なのだろうか?
 それはともかく、ロシアもそうだが、独裁制にあこがれるのはなぜなのか?
 これはこれで大変な病の患者ではないのだろうか。その患者が増えている。一過性のものか、どうかはともかく流行しているのかもわかりません。北朝鮮が病原菌の発祥地のように見えますね。怖いことだ。

投稿: 旗 | 2018年3月22日 (木) 02時30分

 石破先生、お疲れさまです。
 主旨からずれますが、旧国鉄の負債はタバコ税を主に、その他諸々の国民の血税で完済されたのでしょうか?
 煙草をたしなむ旧友からは「また値上げか。我ら国民の声など聞いたふりだけで、我々国民を生きた屍と化して、政治家や官僚の贄とさせ私腹を肥やすのみの組織としか見えない」と言っておりました。
 私は既に、政治家やベルゼブブのような官僚の皆様に対してほとんど期待しておりません。
 私個人が思うに、あなた方は私の一万円は、あなた方には一銭くらいの感覚なのではないでしょうね。
 久しぶりに書き込みさせて頂く言葉が怒りと絶望と無能な高官官僚以下、政治家に対する嫌悪感であること、誠に申し訳ございません。
 代々親からの地盤を受け継いだのか、太いパイプでもお持ちなのか、裏技なのか存じませんが、日本沈没は平和ボケの腐れた方々のおかげで任務完了しそうですね。
 そう言えば郵便局も値上げしますね。
 日本を、一般国民を滅したい官僚の方々の暗躍が目に浮かびそうで、笑えます。
 クリーンなんて言葉は永田町には不要なのでしょうね。魑魅魍魎の世界なのですから。
 石破先生、ぜひとも、その輩を打破し浄化してくださいませ。
 石破先生こそが、私にとっては最後の光明なのです。
 何卒、お身体ご留意なされてお務めくださいませ。

投稿: 黎明 | 2018年3月22日 (木) 05時39分

日経:岸田氏、財政再建「もう少し真剣に」 https://goo.gl/hJdKJx 
この岸田さんの発言はクレディ・スイス主催「アジア投資会議」の場所柄で引き出されたものなのでしょうが、矢っ張り、「ポスト安倍」総裁選候補者の経済政策を聞くと、その深浅や実現可能性は兎も角として、国民の関心事の正鵠を狙ってくれている(“射ている”とは限らない)ことになり、一般庶民に受けますね。国防や財政再建も欠かせない重要課題だが、それらは論点が多岐に亘り複雑すぎて、庶民大衆には具体的イメージが持てず理解できず、的確な意見や見解が多数の≪意見擬き(もどき)≫に押されて議論が迷走する。
‥と言うよりも、予ての愚見の繰り返しになりますが、“総裁選挙対策”レベルの戦略(ニッコリ)として、最上位に掲げられるのは“庶民生活の再生戦略”ないし恒産恒心両面での”分厚い中間層の復活”だと思う。その下第二層に経済再生戦略や財政再生戦略があるだろう。
“石破候補”が得意とされる「安保・防衛戦略」もその層に掲げられる。安倍政権が崩した「民主主義」、今週のブログ標題の「民主主義」の再生もその層に位置付けられるのだろうか?否! 安保や民主主義は寧ろ、総裁選挙活動の中であっても、“国家戦略”の更に上層、「国家観、政権理念、ビジョン」に相応しいと思う。それらは、人定法群の真に最上位である「憲法」が明らかにする理念・ビジョンであり、全体が整合的になる。≪政策パッケージ≫ならぬ、≪理念・戦略パッケージ≫になる。未だに迷走している安倍晋三主導の改憲(憲法改悪)の動きに引導を渡すことにもなろう。
(蛇の足)
①日経子の洒落なのか皮肉なのか、岸田さんの発言に、≪財政再建「もう少し真剣に」≫と見出しを打ったところが笑えます。
②「引用「(金融緩和政策の)出口のタイミングを考えることが大事だ」
まあ、これも巷間で屡々言われること。凡庸で詰まらない。肝心なのは、㋑その出口を創ること(今はリアルな出口がない)。㋺その出口へのアプローチの設計し決定し舗装工事を施すこと(今は口先だけで好き勝手を言っているだけ。決定に的確さ全くない。舗装工事に当たる経済人らが臆病すぎる)㋩ここまでできれば、流石に若い起業家らや新規事業が我先に出口に殺到するだろう(か)。
PS:愚見では、この出口を塞いでいる最大のものは「先進国経済の罠」です。

投稿: 黒山椒 | 2018年3月22日 (木) 09時16分

もちろん、政治家は理想を追うべきです。理想も追えない人間は政治家になるべきではないでしょう。理想というのは、政治家の保身だったり、あるいは金銭欲だったり、さまざまな試練を乗り越える糧になるでしょう。
そういう意味で言えば、石破さんの仰る事に何も違いはありません。2項削除という理想を求める石破さんの姿勢は、政治家に求められるものであるのは疑いようもありません。
しかし、その手段とタイミングは選ぶべきではないでしょうか。55年体制をもってして、ついに成し遂げられなかった憲法改正という大きな壁を乗り越えるには、理想の他にも慎重さが求められるのは言うまでもないでしょう。
そしてまさに今、日本は千載一遇のチャンスにあります。安倍内閣は連日の批判に晒されていますが、それでも他党や他議員の追随を許さない指導力と実績を兼ね揃えています。そして、一部界隈では右傾化と憂慮される日本人の価値観の更新も、憲法改正を後押ししています。
現内閣は改憲の重圧に耐えうると言えますし、日本人の価値観もまた改憲に向かっています。
しかし、だからこそ慎重さが求められるのです。
政治は、貴族政治の頃から前例踏襲という意味で、あまり進歩が見られません。ここまでの好条件をもって改憲の国民投票にて、反対の結論が出されれば、憲法改正運動はかなりの衰退を免れないでしょう。圧倒的な長期政権をもって、失敗した課題に、今後挑める内閣は誕生するでしょうか? 失敗という前例は、再び踏襲されます。たとえ、そこに挑む内閣が誕生したとしても、やはり失敗してしまうと考えるのが自然でしょう。もちろん、情勢は変化しますし、必ずとは言えません。しかし、可能性で言えば、安倍内閣での改憲失敗は間違えなく、憲法改正を30年は遅らせるでしょう。
しかし、内容はともかく、成功させればどうでしょう? 成功という前例もまた、踏襲される可能性が高いですし、さらなる改憲も望めます。
日本の憲法は、書かれている以上に堅牢です。それは、国民が「憲法は不変なものである」という前提に立っているからです。まずは、この前提を覆すべきではないでしょうか。
安倍政権での改憲をゴールにするのではなく、それを手順として、後代にその理想の完遂を託すのが、やはり良いのではないでしょうかと思います。

もちろん、私程度が考えることは、とうに石破さんが悩み抜いた話ではあると思います。しかし、だからこそ述べさせていただきました。

では……。

投稿: やまー。 | 2018年3月22日 (木) 16時08分

野党は国民の事など本気で考えておりません。
マスコミもネタ欲しさに揚げ足を取ってばかり。
印象操作に必死で、あまりにもくだらなくてテレビを観るのが嫌になります。
とは言え、こんな事で支持率が下がるということは、自民にも少なからず問題があるということですよね。

今の野党が政権を取れば日本は終わります。

投稿: 一ファン一意見 | 2018年3月22日 (木) 18時11分

ブログの内容と関係なくて恐縮ですが

青山さんは「石破さんはテレビで憲法九条改正について発言しているけれども、自由民主党の憲法改正推進本部で、石破さんが同じ趣旨の発言をしているのを聞いたことがない」という話を広めている。

全くこのような話は聞いたことありません。
恐らく書き込みされた方の勘違いと思いますよ。

投稿: 安部崇 | 2018年3月22日 (木) 21時27分

【 森友疑惑の そもそもの見立て / 検察は 本当は、誰に忖度しているのか? 】


「 木を見て 森を見ず 」

森友疑惑の そもそもの大きな見立ての一つとして、

小学校の建設業者にして、今回の疑惑の地中ゴミの見積もりを弾き出した 大阪府吹田市の「 藤原工業 」。


要は、この疑惑は 地中ゴミを値引きの梃子にした 「 補助金詐欺 」ではないかと。

一連の業者と 籠池氏と 地元の政治家が 結託して 行った 「 補助金詐欺 」ではないかと。

地中ゴミを値引きの梃子にする際に 利用した主なツールが 世間知らずの安倍総理夫人だと。

元維新の会の 上西小百合議員の 調査報告会 2017年3月10日でも、

> ・森友の3つの契約書を作った 藤原工業下請け 田中造園土木 秋山社長が自殺

など 不審な点が 幾つか列挙されている。

--


> 森友学園の工事担当 ― 藤原工業の謎


2017-04-05 14:51:04 『自由党』を支援する道民の会(浜菊会)

藤原工業が森友学園の未払い工事費用を払うよう、提訴したという報道があった。


支払期限を過ぎた約4億円分の支払いを求めるものである。

小学校工事費用と廃土処理費用の合計額で報じられているので、いつの、何の費用なのかはよく分からない。

報道や証言は、ほとんど一定しない。 時期により変遷が見られる、ということである。


・3月10日
>http://www.sankei.com/west/news/170310/wst1703100043-n2.html


藤原社長は取材に対し、正規契約では支払いが4分割になっていると明かし、

「これまで2回支払われたが、まだ11億円ほど受け取っていない」とした。


・3月22日
>http://www.asahi.com/articles/ASK3Q5JJJK3QPTIL027.html

藤原工業の社長は22日、取材に応じ、仮差し押さえ申し立ての理由について、

建設現場の産廃土の処理費用5千万~6千万円の滞納があると説明。

小学校の建築事業費については「約4億6千万円が支払われたが、約11億円が払われていない。

なんでこんなことになるんだろうとがっかりしている」と話した。


 建築事業費の契約書は、同じ日付で約7億円から約23億円まで

金額の異なる3通りが国や府などにそれぞれ提出されていた。

藤原工業は今月10日、府の聞き取り調査で「15億5520万円が正しい」と説明している。


・3月30日
>http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170330/k10010930591000.html


藤原工業の藤原浩一社長は取材に対し、「私の認識としては、正しい契約書は15億円だと改めて説明させてもらった。

実際にかかった費用は、税抜きで21億円ぐらいになっていることや、

23億円の契約書は、森友学園と設計会社の依頼で作ったことも合わせて話した」と述べました。


4月3日
>http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170403/k10010935541000.html


大阪の学校法人「森友学園」が建設していた 小学校の施工業者が記者会見し、

未払いの工事代金が15億円以上に上る見通しを示したうえで、

近く学園側に支払いを求めて裁判所に訴えを起こす方針を明らかにしました。

学校法人「森友学園」は、今月の開校を目指して、大阪・豊中市の元の国有地に小学校の建設を進めていましたが、

先月に認可の申請を取り下げ、その後、工事は中断しています。

これについて、建設工事を請け負った大阪・吹田市の「藤原工業」が3日に記者会見し、

未払いの工事代金が 15億円以上に上る見通しを示しました。

まず、3月10日以降に、これほど大問題になっているにも関わらず、

しかも認可取り下げが報じられたのは、同じ日であったわけです。


その後に、追加工事費用とかが 新たに発生したとは想定しにくいでしょう。


上記記事から、社長の証言は、


ア)支払は4分割

イ)未払いは11億円

ウ)4億6千万円は支払われた

エ)3月15日仮差押えは産廃土処理費5~6千万円の為

オ)30日には「実際にかかった費用は21億円」と増加


これは、どういうことでしょう?


23日頃までは債権額が11億円となっていたわけです。ところが、その後には何故か膨張しているわけです。

未請求分がよく分かっていなかった、ということでしょうか?


年間売上高約30億円、総資産16億円規模の会社で、未払い工事費が15億円以上も発生していたら、どうですか?

社長は夜も眠れないし、潰れるのを覚悟しませんかね?

しかも、工事をここまでやってこれたのは、藤原工業が 資材仕入とか発注先の各会社に対して

支払を継続してきたからできたものでしょう?

手形とか未払工事費で一部は払ってないのかもしれませんが、通常は全額完成引き渡し時に各発注先に払う、

などということは想定できないでしょうね。


下請けは資金繰りが厳しいことが多いはずで、半年以上も工事費入金を待っていては潰れてしまいませんかね?

となると、藤原工業が負担してきた「森友学園が払っていない工事費用」というのは、相当大きいということになりますね。

本当にそんな巨顎の資金繰りが可能だったのでしょうか?

それはおいといたとして、問題は債権総額が変遷していること、です。

特に、仮差押えをした後なのに、金額が不正確というのは、どういうことだと思いますか?

(略)

投稿: ぴっぽー | 2018年3月22日 (木) 22時08分

【 どの層に対し、世論調査したのか不明だが これが事実なら、政権は無視できないね 】


> 米国人の65%が「北朝鮮問題は外交的解決が可能」…「軍事力が必要」は16%

3/22(木) 14:21配信 WoW!Korea

米国人の10人に6人以上が 北朝鮮問題の外交的解決が可能だと見ている 世論調査結果が出た。

 米コネチカット州クイニピーアク大学が去る16~20日、有権者1291人を対象に実施した世論調査によると、

応答者の65%が「米朝間の緊張状態を外交的に解くことができる」と答えた。

一方、問題解決には「軍事力が必要」だとする応答者は16%だった。


(略)


 実際、今回の調査では、66%がトランプ大統領の米朝首脳会談提案受容を肯定的に評価した。否定的評価は24%だった。

--


この調査対象に 偏りが無く、この割合が 信じるに足るものであれば、

武力行使には、パールハーバーが 必要だ。

太平洋戦争 然り、ベトナム戦争 然り

米国は、相手の第一撃を許容・捏造し、 国内の戦意を高めてきた実績がある。

それに、「外交的解決が可能」と信じる層が 6割以上もいるのであれば、

武力行使には、そうしたお花畑層に対し 早々に、”現実”を分からせてやる必要がある。


トランプは、ディール/取引が得意らしいが、

その得意のディールが 通用する相手なのだろうか?

北の長距離ミサイルを 放棄させ、且つ 親米と 心を入れ替えるならば

日本抜きのディールは 成立するだろうが・・


只、北東アジアの核不拡散体制の維持を 誰よりも望むのは、日本以外では チャイナもそうだろう。


陸続きの コントロールの箍が利かない 北の半島国家の核保有を 許容するだろうか?

果たして、現実に 金王朝の体制維持を前提に そんなことが可能だろうか?

投稿: ぴっぽー | 2018年3月22日 (木) 23時05分

久しぶりにコメントさせていただきます。いつもブログは欠かさず読ませてもらっています。

青山繁晴参院議員のブログで、石破さんとのショートメールのやり取りの件が掲載されていて、それを読み、どうしてもコメントしたく書き込ませてもらってます。

僕は青山さんの発信で、虎ノ門ニュース月曜版だけはなんとか発信を追いかけて見ていますが、青山さんのブログに掲載されている以下の部分に対して、

(1)青山さんは「石破さんはテレビで憲法九条改正について発言しているけれども、自由民主党の憲法改正推進本部で、石破さんが同じ趣旨の発言をしているのを聞いたことがない」という話を広めている。

(2)虚偽の話を広めるのは「極めて卑劣なやり方」(ここはキーワードなので原文のまま)である。

以上、青山さんのブログ「On The Road」より
http://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=809

僕は青山さんがこのようなことを虎ノ門ニュースで言ったのかは正直、違和感を覚えます。

青山さんは現実的に改憲を進めて、国会で議員の三分の二をもって発議するためには、公明党や維新などが受け入れる案にして、かつ、交戦権を否定する9条2項の縛りを外し、日本を守るための実力組織としてネガティブリストにのっとり、国民を守るためには、これら以外のことは何でも行うこと、あるいは、現状の自衛隊員が民間人と同様に刑法や刑事訴訟法で裁かれるのではなく、軍法によって裁かれ、その身分をしっかりと担保する仕組みに変えなければならないという意味で、「本9条は自衛権の発動を妨げない」という3項追加の加憲案を提案されているのだと、僕自身は理解しています。

石破さんが言われる、9条2項削除し、日本を守る国軍を明記する自民党の創案した改憲案は、まさしく本筋中の本筋だと、僕自身も思います。

再三、石破さんのブログコメントで批判的に書き込まさせてもらいましたが、なぜ、憲法において考え方の違う公明党と延々と連立を組み続けているのか?ということを批判してきましたが、最終的に、9条改憲に至って、こうして、公明党との憲法での考え方の違いが決定的に表に現れてきているという現実を見る思いがします。

問題の石破さんのブログコメントは、石破さんが、テレビ報道の前では憲法9条について自身の案を語るが、

憲法改正推進本部では堂々と自分の意見を語らないかのような言いぶりをしたと理解できるコメントの文面でしたが、

そういったことを言ったかどうかは僕の記憶では違和感を感じ、

言ったか言わないかは実際、過去の虎ノ門ニュースのアーカイブを石破さん側でDHCテレビに問い合わせてフェアに確認するしかないように思いますが、

ただ、むしろ青山さんが石破さんを批判的に指摘している発言で言えば、これは以下は、青山さんのテレビ、ラジオでの発信の文字起こしをブログでされている、ぼやきくっくりさんのアーカイブからの引用なのですが、

以下、ぼやくっくりさんのブログ引用

 さはさりながら、例えばみのもんたさんがずっとその憲法改正って急がなきゃいけないのかと、年内に国会発議なんて国民投票なんてとんでもないという趣旨のことをおっしゃってて。

 実はもう切迫した状況なので。

 日本の憲法をまともなものにしなきゃいけないんですよ。

 だから申し訳ないけど後でまた出ますけど、石破さんがおっしゃってる案ではつまりやらないってことですから。

 できないので国会発議が。

 衆議院ではいちおう公明党も入れるとね、そもそも自由民主党だけでは衆議院・参議院、3分の2には全く達してません。

 衆議院ではいちおう自公合わせると2議席だけ上回ってるんですよ。

 でも参議院では、議席の3分の2は162なんですけど、自由民主党は125。

 公明党25で、合わせて150ですよ。12足りない。

 維新が仮に加わってくれても11。まだ1足りないんですよ。

 そんな状況でどうして9条2項を削って国防軍っていう石破案が、自衛隊って言い換えられたけど、野党時代の自民党案をそのままやれって、どうやって通るんですか。

 だからこれをどうしてもやれってことは、つまり憲法改正やらないってことですよ。

 だから僕はあえて石破さんや総理の真意をそれぞれ汲んで、新提案っていうのを出したわけですけど、それは「トラ撮り」でもまた改めて申し上げます。

引用終わり 
ぼやきくっくり時事ネタぼやきと番組書き起こし http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid2154.html#sequel

ぼやきくっくりさんのブログは完全な書き起こしではなく要旨を取っている部分もあるとのことですが、この部分の発言のあった放送は僕自身視聴して記憶にあります。

青山さんは現実的に改憲をできる案にしないということは、いいかえれば、9条2項削除にこだわるということは、憲法改正をやらないのと同じことだという踏み込み方をされていると僕は理解しますが、

僕自身は石破さんが憲法改正にやる気がないとは到底思えません。また、青山さんだってそんな風には思っていないと思います。

それは石破さんのブログを青山さんの発信を追いかけ始める前から読んでいて、

民主党政権時代に予算審議に立ち、主権や安全保障について政権を追われた野党の自民党下で真正面から国のための議論を熱意をもってされていた石破さんの姿を見て、

僕は石破さんの発言を追いかけ始めたので、改憲をする気がないというのは、言いすぎだと思いました。

離れたところで相手を突き放す論法かなとも思います。あるいは、むき出しの核心をぶつけている青山さんの意志とも受け取れます。改憲は何としても前に進めなければならないという強い意志です。だから、こういう言い方にもなるのだとも思えます。

青山さんの、現実に改憲をこのタイミングでしなければ、拉致被害者を取り返すことも時間的限界がせまり、また、9条改憲の正道の議論が戦後70年より、ようやくできるこの環境下でなんとしても前に進めなくてはならないという強い思いを、発信を通じて感じさせます。

この青山さんの思いには、僕自身、激しく共感します。現実は思うようにならないことばかりです。でも、できることの中で1つ1つ物事を前に進めていくより術はない、それがリアリズムというものではないかと思います。

何が改憲において重要であるかは、石破さんであっても青山さんであっても考え方は基本的に共有しており、そのことがまさしく大事なことなのだと思います。

僕が石破さんや青山さんにお願いしたいのは、直接会って、面と向かって思うところをちゃんと議論してほしいということ、あるいは、多忙でもその時間をなんとか捻出してほしいという事です。

一番大事なことは、どっちの案が採用されるかというようなお互いのメンツを競い合う事ではなくて、瑕疵のある現状の日本の憲法や国防がいかに現実的に改善されて、想定される最悪の事態に対処できるよう現実的な体制を整えられるかという点にあると思います。

最下層新聞配達員に指摘されることは、むかつくかもしれませんが、誰が何を言うかより、何が共有され現実的になされるかの方が当たり前のこととして大事だとは思いませんか?

改憲は始まりで、ここからさらに始めていく上での議論をすることがより有意義だと思います。青山さんの案はよく練られた案だと思います。石破さんは今後の国軍への道筋や、ネガティブリスト、国際法の集団的自衛権の概念と平和安全法制の齟齬の穴埋め、軍法会議の在り方などなど、憲法のもとにつく法律について具体的な提言をしてゆくべきではないですか?

 僕は個人的には青山さんとはあまり気が合わないなと、最近は発信を追い続けて確信し始めています。

言っていることは極めて筋が通っているし、粉骨砕身の国益を実現させるために活動されている姿は本当に頭が下がります。

ですが、たまに僕のひがみ根性で青山さんの発言が上から目線で偉そうに感じられ、誰々は国士だとか、経歴や実績で人を案外冷徹に評価して決して情の人ではないなと感じるところなど、割り切れているところはついてゆけない感じがします。所詮は負け組の犬の遠吠えですが。

しかし、そういうひがみ根性で、青山さんの発信をゆがめてしまってはならないなというのが、僕自身の戒めです。

僕は石破さんの人柄が好きです。ネット上では石破さんをバッシングする言葉を見るたびに正直悲しくなりますが、本当のことはわからない。直接、会って話したわけでもないし、仕事をしたことがあるわけでもない。

あくまで伝聞や批評でしかなくて、実像はわからないというのが正直なところです。

ですが、自分で見た、石破さんの文章や動画の中での石破さんの発言など、そういうものをもとにこれからも石破さんの発信を追っていこうと思っています。

石破さんの発言、発信の中で気になる点は、安全保障よりもむしろ経済において、

財政再建、緊縮財政、構造改革、中韓との融和的な方向性、そして、憲法に財政規律を重視する文言を盛り込むなどの点は、

どう考えても財務省のいいなりの政治家になっているとしか思えません。

そこが本当に残念です。なんで、そのような思考になっているのか、きっと理由が何かしらあるのだとは思いますが、

消費増税を肯定して、国の借金で財政破綻するなどと本気で言っているとしたら、ネットで石破さんは経済政策は駄目だと叩かれても仕方ないように思います。

偏向報道と情報操作誘導にかまけて、ジャーナリズムを見失った既存のメディアで間接的に政権を論評するようなやり方よりも、

例えば虎ノ門ニュースの木曜の有本香さんの回に不定期に出演して、有本さんとの議論を通じて自説を語ったり、

あるいは、報道特注などで、魚屋さんの生田さんを通じて、例えば、石破さんの経済政策に強烈に批判的な上念さんと議論して、自分の経済政策を語り、意見が違う人と自説を戦わせることで、

石破さんの人柄がネットの表面情報だけで貶められている現状から、財政再建を言う石破さんなりの考えをぶつけることで、どっちがあっている間違っているは別にして、この人はしっかりと自分で考えて話しているんだなという事を示してほしいです。

間違っていたら正し、いい考えがあれば取り入れればいいだけのことだと思います。メンツとかくだらないことは本当にどうでもいいです。

後ろから鉄砲を撃つ奴というのが今の、保守系まとめでの石破さんへの言われ方の共通点です。

僕はこの言われ方に、なぜ、そう言われるのか根拠が不明だと思いますが、

是非、そのように石破さんを批判する言論人と面と向かって議論する姿を見せてほしいです。

そうすれば、石破さんへの見方がきっと変わると思います。

あるいは、その面と向かった議論を発信することへ踏み込めないで、今までどおりテレビメディアに間接的に、情報操作されながら、ある種の総理候補石破氏という像を作られつつ、間接的な発信を繰り返せば、石破さんが本当に伝えたいことは捻じ曲げられて伝わり続けると思います。

是非、虎ノ門ニュースと報道特注に出てください。

長文失礼しました。

4月から仙台で新聞配達員

白鳥 卓也

投稿: 白鳥卓也 | 2018年3月23日 (金) 01時50分

【フィンランドで米朝韓の実務担当者らしき会議があったようだ】

 ロイターの記事である。
『[ヘルシンキ 20日 ロイター] - フィンランドのティモ・ソイニ外相は20日、ヘルシンキで開催された北朝鮮、韓国、米国による会議で、北朝鮮の非核化は議題になっていないと述べた。現地テレビ局とのインタビューに答えた。
 米朝会談の実現に先立ち一連の外交的接触が行われる中、北朝鮮外務省北米局のチェ・ガンイル副局長はフィンランドでの会議に出席している。
 ただソイニ外相は、北朝鮮の核開発プログラムは話題に上らなかったと説明。「学者や政府幹部が出席する官民合同の会議であり、フィンランドは進行役に過ぎない。ただ、この会議では核兵器に関する話し合いはないと思う」と述べた。
 さらに外相は「協議を継続し、平昌冬季五輪の前に韓国と北朝鮮の間に開かれた時間枠を利用することは良いことだ」との見方を示した。

会議の詳細は現時点で不明。』

 どのような目的の会議なのかよくわからないが現地の状況とかの偵察などがあるのかもわかりません。こっそりとやっているようなので、調査目的のような気がします。

 この記事の後、韓国の文大統領がぶち上げますね。
『[ソウル 21日 ロイター] - 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21日、韓国、北朝鮮、米国の3カ国首脳会談を行う可能性があるとの見解を示した。会談の目的は朝鮮半島における核の脅威を取り除くことであるべきだと指摘した。文大統領は来月、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と会談する予定。トランプ米大統領も5月末までに金委員長と会談を行う意向を示している。

文大統領は、南北首脳会談に向け韓国大統領府で行われた準備会合後、「南北首脳会談後の米朝首脳会談は歴史的なイベントになるだろう」と指摘。「場所によってはさらにドラマチックな展開になる可能性がある。(会談の)進展状況によっては南北と米国の3カ国による首脳会談につながる可能性がある」と語った。

 韓国当局者は、南北軍事境界線のある板門店で文大統領と金委員長の会談だけでなく、3者会談を行う可能性についても検討している。』

 首脳会談に文大統領自身も参加すると言いだしているのである。そして、それを板門店で開催すると言っているようだ。フィンランドの人が聞けばがっかりするような話である。
 そして、記事は
『文大統領はまた、一連の首脳会談は朝鮮半島の核・平和問題の「完全な終結」を目指すべきだとの見解を示した。

 朝鮮戦争の終わりに署名された停戦協定に代わる永続的な平和構築に向けた「明確な目標とビジョンを持っている」と述べ、それには米朝関係の正常化や南北関係の発展、米朝も関わる経済協力が含まれるとした。』と、続いている。

 文大統領の野心がここにあるのだと思いますね。朝鮮戦争の終結を彼なりに考えているのだろうとは思いますが韓国は、1953年の停戦協定に署名をしなかった国である。当事者の立場にあるのかどうか、改めて国際社会に向けて、当時のことを踏まえながら説明が必要ではないかと思いますね。この国の指導者は先の指導者のやった事を断絶する傾向があって、それが混乱を呼んでいることに反省がない。先代と当代は断絶していると国内に向かって云うのはいいかもわからないが、国際社会では通用しないということが解っていない。李承晩が署名をしなかったことで文在寅の立場は宙に浮いているわけだ。その説明を始めることから起こさないと彼の出る幕はない。
 それを注意する人材もないのだと思う。今回の米朝韓首脳会談にすると云う事は何も決まっていない。韓国はどのような立場なのかと云えば仲介人であってそれ以上でも以下でもないような印象がある。板門店でと言いだしたのは、韓国の存在を認めさせる目的が含まれているのだろう。安全面とか情報の漏洩等の心配とかは何も考えていないのではないだろうか。そして、同時に金王朝の3代目の警護役と云う事も兼ねている疑いすら感じることができますね。
 政治利用目的でオリンピック憲章を全壊したオリンピックの果てに今回の首脳対話の開催がある。
 それは朝鮮戦争の終結になるのかどうかは微妙である。1953年の停戦協定に署名したのはシナ帝国と北朝鮮及び連合軍を代表する米軍司令官である。韓国の署名がなかったことを忘れてもいいのだろうか、そして、終結というならシナ帝国の代表者もまた来ていただく必要があると思うのだが、それはなしでも構わないのか?  板門店で開催する意味がこれでおかしくなってしまう。

 米国の代表は大統領なのは間違いのない処であるが、彼は国連軍の代表ではない。国連軍の形式的資格を持つ将校もまだ板門店にいるはずだ。終戦協定なり条約を締結すると云うようなことを考えているとすれば韓国大統領の立場は、改めて説明を要する事項になりますね。

 停戦協定は、国連総会でも扱いが議題になったことがある。平和条約締結に関する事項についてもどうすればいいのか国連安保理で問題になったこともある。韓国の立場がどう扱われているのかと云う事になる。『板門店で会談を開く』という意味が文大統領の満足だけで済む問題ではないような気がする。この人はいったい何を考えているのかよく解らないのは妄想をすぐに口にするところがあるからだ。

 北朝鮮は何度も核兵器の開発段階の時代に6カ国協議とかで撤廃を口にしてIAEAの査察を受け入れる意向を口にしたが、実際に始まると査察妨害をしたりして、拒否に至ることが複数回あった。今回もおそらく、検証可能な履行を求めれば、話には応じるだろうがその実効には応じない可能性がまたしても起きるような気がする。その履行についての担保責任を誰が負うのかと云う事まで踏み込んだ話ができるのかとなれば、同じことを繰り返しそうだと多くの人々が思うだろう。韓国人はその場しのぎの大ウソを過去に2回やっている。金大中の時との廬武鉉の時だ。次にやれば3回目になる。

 1953年の休戦協定に署名がない韓国が、板門店で何かを言う資格があるのだろうか?  それを開催する前に、国際社会に向けて説明する必要があり、非核化の実現のためにどのような責任が韓国の仲介人としてあるのかについても国連の安保理とかで充分な提示をしてから、会議に参加するべきではないのだろうか?  

 そして付け加えるなら、オリンピックを政治で汚染させたことについての謝罪は未だにない。それはどうなったのだ。

投稿: 旗 | 2018年3月23日 (金) 02時28分

【韓国の元大統領、いつものように逮捕される。これで4人目だ】

 産経に記事があった。
『【ソウル=桜井紀雄】韓国検察は23日未明までに、巨額の収賄などの疑いで、元大統領の李明博(イ・ミョンバク)容疑者(76)を逮捕した。ソウル中央地裁が22日、検察が請求した逮捕状の発付を認めた。韓国大統領経験者の逮捕は4人目。収賄罪などで公判中の前大統領、朴槿恵(パク・クネ)被告と2代続けて大統領経験者が同時期に刑事責任を問われる事態となった。』

 容疑の内容は詳しくないが、元大統領が汚職の容疑を受けて事情聴取の対象となっているのは、韓国以外に仏蘭西がある。サルコジ元大統領のことである。容疑事案だけを見ればこっちの方が深刻だと思うが、逮捕には至っていない。これは文化の違いなのだろうか?
 BBCに記事があった。
『フランス当局はニコラ・サルコジ元大統領(63)に対し、リビアの故モアンマル・カダフィ大佐から不正な選挙資金を受け取った疑いで正式捜査を開始した。サルコジ氏は20日、2日間に及んだ身柄拘束を解かれた。
 中道右派のサルコジ氏には2007年の大統領選をめぐる資金不正とリビア政府資金の横領、収賄の容疑がかかっている。』

 まあ、贈賄側の主犯は既にこの世の人ではないので、この捜査がどこまで進むのかわかりませんね。逮捕にできなかったのはこういう事情があるのかもわかりません。
 
 それはともかく後継大統領によって逮捕されるという連鎖が、文化のようになりつつある。これが彼等の誇る民主主義なのだろう。タイヘンな事ですね。

投稿: 旗 | 2018年3月23日 (金) 02時57分

丹羽宇一郎さん:忘れてはいけない2つの問題 https://goo.gl/stneKH 
流石に丹羽さんが室礼えられる土俵は大き。横綱に相応しい立派な相撲ですねぇ。
1/2
その1:「核廃棄物の処理」
①基礎中の基礎(そもそも(=端から。今更ながら。“基本的に”にではない):
核破棄物は今後の廃炉により陸続とかつ膨大に供給される。核燃料(時機に手も足も出せないデブリ)、大量の巨大コンクリート鋼材瓦礫、汚染水、汚染空気など多岐に亘る。
通常「トイレのないマンション」と揶揄されるが、その先の下水溝もない。下水処理技術も装置もない。水と空気は世界共有の財産である。公表がないだけで、誰も知らないが、その母なる海と空を汚染中である。海や空の生物に異常を患っているが、今の国際的な人定法では無罪らしい。「中国やモンゴルの未利用地に埋葬させてほしい」という身勝手なことを考える奴らは未だ多い。
②そもそも、核発電設備は、世界の先進的で智的な国家が永続的に依存する代物ではない。愚かな代物である。20世紀の時代から一部の智的先進国家では暫定技術、暫時限定設備とされ、その一部は既に21世紀の技術設備に移行中である。それは大きな21世紀への、そして地球と人類の未来への挑戦でもある。本当に「美しい日本」であるのなら、過ちを正すに憚ること勿れ!だ。だらだらとやり続ける事業か?
核発電に拘り続ける者どもよ! 恥を知れ!と言いたい。≪if any?≫と付くのが情けない。

投稿: 黒山椒 | 2018年3月23日 (金) 08時45分

2/2
その2:「米朝関係:国交正常化⇒平和条約⇒制裁解除⇒非核化論議が妥当な道筋です」
成程。過不足がない。付け足すことがない。
但し、ことの事柄上、重要度、また過去の経緯からして、これは「美しいプランA」の位置付けでしょう。やゝ苛酷な処遇を伴う「プランB」も更に複雑な「プランC」も要る。そこでは(B,C‥)、北朝鮮と言う国家(またはその物理的な地域)とそこに住まう人々の処遇について、智的でダイナミックな新らしい発想と厳しい決断が要る。人道的なSoftPowerがそこで威力を発揮することを望みたい。「猛獣園」の政界政治に期待できるか?
(蛇の足)“石破総理の側近、ブレーン“の人選は進んでおられましょうか?
当然、水面下(深海?w)のことですが、時間軸は今であっても早過ぎることはない。経済戦略・政策も財政戦略もエネルギー戦略(核発電対策を含む)もAmongOthers然りながら、精通されている安保や国防でさえもお一人では賄いないからブレーンが要る。特に(仮に!w)SoftPowerを育てるためには今の外務省の頭の固い官僚ら(OBを含む)では全く役に立たない。

投稿: 黒山椒 | 2018年3月23日 (金) 08時46分

マクマスター大統領補佐官が辞任する様だがティラーソン国務長官と同じ様に穏健派と見られたのだろうか。軍出身で信頼と尊敬を持たれていると言われていたが軍事行動には慎重だと言われていたので外された可能性は高い。日本は親中、親北の様な官僚も国会議員もウヨウヨして政権内だけでなく、各省庁のトップにもゴマンといるので政権運営は非常にやり難い。勿論、連立を組んでいる党は選挙協力でも自主投票と言う口実自民党議員を落とすが有権者も含め、殆どが中道左翼か左翼思想にやられている。教育自体がそうだったので仕方が無いが日本だけでなく、安全保障や軍事に無知な人達が多過ぎてまともな議論にすらならない事も多々ある。それを考えると米国は国務省を無力化して後任や採用すらせず、放置して信用すらしていない強引なやり方をしている。それを理解している人は少ないし、議員ですら言及する人は少ない。そこに来てマクマスター辞任で強化されるのは必至だろうし、その後任は元国連大使のボルトンである。台湾に米軍駐留発言し強硬な姿勢、対中政策もより厳しくなると予想される。台湾と米国議員が相互交流だけでなく、公式訪問も解禁になったが最近では海兵隊も駐留しているとの事だった。こうなると台湾は独立国家への道を着々と歩んでいる訳で中国が脅しをかけて来ても今の米国なら貿易でより強硬に働きかける口実になるだけなので中国は何も出来ないだろう。台湾海峡に遼寧を航行させたがスクランブル発進しない航空機を見せているだけでは国内にしか政治的な影響は無く、海外では笑われるだけだ。何時でも撃沈出来る空母等意味が無い。日本も森友で官僚がグダグダ倒閣運動を仕掛けているが強気に首を切って大鉈を振るい、改革して刷新すればよい。それこそ忖度為しの聖域無き改革の大号令になり、官僚が政治家を舐めずに忖度するようになる。又そうしないと日本は変わる事は出来ない。国民も目覚める事だ。

投稿: 忍者 | 2018年3月23日 (金) 09時10分

詭弁はイイので、竹山おさみ大阪堺市長ならびに、連帯ユニオン関西生コン支部との繋がりについて、是非お話頂きたいですね。
見え透いた詭弁はもうイイので…。

投稿: 吉法師 | 2018年3月23日 (金) 10時53分

石破さん、日々国益の為にご尽力いただき、感謝申し上げます。

hioomoto氏が書かれている青山さんの発言内容は、私が知る限り、どの番組でも聞いたことがありません。青山さんの「虎ノ門ニュース」は欠かさず拝見しております。石破さんの為にも書いておきたく存じます。

いまのようなご時世に、総理になるお方は、神様に許された方なのだと思う。
石破先生も頑張ってください。

投稿: ねこまんじゅう | 2018年3月24日 (土) 04時59分

石破さん、初めてコメントいたします。
最近自民党の中で悪い事は悪いと言う人が急激に減って居ります、この様な状態の自民党では自浄作用が効かず近い将来に亡ぶ運命なのかと危ぶんで居ります。幹事長や三役がお金を牛耳る今のやり方はお金の采配をする極僅かの人の意見に統一され、真っ当な意見でも押さえれる傾向に成ります。今の自民党を見ていると正にその通りです。
石破さん、本当に自民党を立て直す気があるなら、ドシドシ表に出て広く国民に訴えるべき時と思います。その為には公的機関やTV、ラジオ、インターネットなどをフルに活用して分かりやすく国民に正論を話して下さい。待って居ては自民党は益々悪化し、いずれは衰退してしまうでしょう。また、以前の様に派閥を作った方が自浄作用が起きて改革されるのではないでしょうか?ただ一人正論の言える石破さんに期待しております。

投稿: koba_7703 | 2018年3月28日 (水) 18時42分

はじめまして。

福岡市の西鉄貝塚線のにゃん電、ご存知でしょうか。


昨日、にゃん電を見かけました。
猫ちゃんが描かれた2両電車なのです。


私は、この西鉄2両電車によく小学校3年生から20歳頃まで乗っていました。


私が下車していた駅は、香椎花園前駅。
近くには香椎花園もあります。

ちなみに、猫ちゃんも好きなのです。
最近までワンちゃんと暮らしていましたが、16歳で虹の橋に渡りました。
またワンちゃんと暮らしたいとも思うし、猫ちゃんもいいなとも思います。
とは言え、動物はとっても癒しをくれるものですね。

いろんな野良猫ちゃんを見るのも一つの楽しみです。


ご多忙かとは思いますが、ご自愛くださいませ。

投稿: k.m | 2018年4月 7日 (土) 02時39分

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