米朝首脳会談など
石破 茂 です。
米朝首脳会談は壮大な政治ショーではあったものの、現段階で評価するのは極めて難しい。対立から対話へと大きく舵が切られたこと自体は評価すべきですし、それが今回の最大の成果だったのですが、長い対話の道のりの始まりとも言うべきものでしょう。
金正恩委員長は、南北首脳会談と中国訪問に続く華々しい外交デビュー第三幕を果たして世界中にその存在を見せつけ、体制の保証(保障・Guaranteeではなく)を取り付け、中国の要人専用機に乗ってシンガポール入りして中国が後ろ盾であることも誇示し、北朝鮮の非核化については「検証可能」という言葉が落ちたことが示すように何らの言質も与えないという、失うものの無い成果を手中にし、「偉大な委員長様に米国や世界が譲歩した」という国内基盤の強化も果たしたように思われます。
対するトランプ大統領も、「今までのどの大統領もなしえなかったことを自分だからこそ実現することが出来た」とことさらに強調することで米国内向けに存在感を示すという成果を手にしたというべきでしょう。まさしくトランプファーストそのものです。
我々が考えなくてはならないのは、今後日本ならびに北東アジアの安全保障はどのように変化し、その中にあって日本は何をなすべきかを徹底的に考え、施策を進めることです。
米国一辺倒、米国頼みの外交から脱却すべきだとの見解も多く見られますが、外交と防衛は一体なのであって、米国を「唯一の同盟国」として防衛の多くを依存している以上、「米国頼み」にならざるを得ないのはむしろ当然というべきであり、選択の幅はもともと極めて狭いのです。
だからこそ国連の中核概念である集団的自衛権の行使を憲法上は容認し、その行使の態様は法律によって制約されるとすることで政策的判断の幅を広げ、防衛力を強化し、拉致問題を含む国連における発言力を高めるべき(北方領土問題も問題解決の鍵はここにあるはずです)とここ20年近く訴えているのですが、どの立場からも全くと言っていいほどにこの声が上がらないことはどういうことなのか。
反対派は「集団的自衛権は米国と共に世界中で戦争する道を開くもの」という固定的な観念から一歩も抜け出せず(この立場に立つ政党が本当にそう信じるなら、政権に就いたら国連の場で国連憲章にある集団的自衛権条項の撤廃を訴えると公約すべきです)、保守派はこの問題については沈黙を決め込み、議論が全く進まない日本をよそに、世界の情勢は急変しようとしています。
今回の米朝共同声明は「朝鮮半島の平和体制が実現すれば非核化が実現する」との論理であり、「非核化が実現すれば朝鮮半島の平和が実現する」という従来の米国の論理とは真逆になっています。
戦争の終結宣言から平和条約に至るまで北朝鮮は時間を稼ぐことが出来、その間に核・ミサイルの能力向上を図ることも可能となるのではないでしょうか。実験施設を破壊するなどのデモンストレーションは行うのでしょうが、既に実験が完了した実験施設を破壊しても実質的な意味はないでしょう。
北朝鮮が主張する「朝鮮半島の非核化」とアメリカの主張する「北朝鮮の非核化」は全く異なり、この溝を埋めるのは容易ではありませんが、何よりも気がかりなのはトランプ大統領が会見で「米韓演習は挑発的であり、中止することで多額の経費を節約できる」と述べるとともに、将来的な朝鮮半島からの撤退の可能性にも言及したことです。それは在韓米軍のみならず、朝鮮国連軍の存在をも失わせるものであり、平和協定締結により日本と朝鮮国連軍との地位協定もその根拠が無くなります(米国のみならず、英、仏、豪など11か国が参加する朝鮮国連軍との地位協定により、諸国は日本の港や港湾を使っての活動が可能となっています)。
そうなった場合、日本は新たな安全保障環境に今よりも格段に困難な状況の中で直面することになりますが、これをどう回避するのか、不幸にしてそうなった場合にどう対応するのか、今から考えておかなければなりません。
北朝鮮の核放棄に私が懐疑的なのは、今回日本の報道ではほとんど触れられていませんが、1994年に米・露・英がウクライナの核の放棄と引き換えにその独立や主権を保証することを約束した「ブダペスト覚書」(後に中国とフランスも保証)を、ロシアがあっさりと踏みにじってクリミアを併合したという歴史的事実が、金委員長の念頭にあるに違いないと思うからです。
クリミア併合の際、ロシアは独特の論理を展開してその正当性を主張しましたが、それは1968年、チェコスロバキアの首都プラハに旧ソ連の戦車部隊が侵攻して、民主主義の萌芽を武力で摘み取った時に展開した集団的自衛権援用の論理に酷似したもので、唖然とさせられたものです。
プーチン大統領は大統領選挙の投票日をわざわざクリミア併合記念日に設定し、圧勝しました。同大統領やロシア人の領土に対する執念や力による外交の信奉は、経済的な利益を大きく超えた、日本人の想像を絶するものであるように思われます。
外交でも内政でも、言葉の持つ重みや信頼性が急速に失われつつあるように思われます。ゲーム感覚が当たり前のように横行し、誰を、何を信じればよいのかわからなくなっている、今まで経験したことのない時代の到来を感じています。
週末は、16日土曜日が旧三井銀行本町支店長 星野欣也氏の米寿を祝う会(午後1時・都内)、東京都中野区三田会総会・懇親会(午後5時・同)。
17日日曜日は大阪府下各地での講演や懇談会、「ビートたけしのTV 日本の防衛はどうなるスペシャル」出演(午後9時・テレビ朝日系列・収録)という日程です。
私の入行店である三井銀行本町支店長を昭和55年から2年間務められた星野欣也氏は人格・識見ともに実に素晴らしい方で、後に専務取締役まで栄進されました。星野支店長ご在任中に本町支店に在籍した者が集まって支店長を囲む会をここのところ毎年開催しているのですが、40年近い時空を超えて、新入行員として無我夢中で働いたあの時代の雰囲気が蘇る、年に一度の本当に楽しいひとときです。
梅雨らしい日々が続いた今週の東京都心でした。皆様お元気でお過ごしくださいませ。
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コメント
ふむ。
古人曰く(詠み人知らず)「苛立った時機にこそ、大きな土俵に立て!」と。
投稿: 厚黒学 | 2018年6月15日 (金) 18時53分
石破閣下
ポンコツモデラーのポンコツコメントです。
一本調子のコメント内容(ロシアに注意)のコメントですが続けます。極東ロシアが面積で日本の15倍の広さがありますが、人口は630万人でそのうち軍、準軍組織が30万人であることを知れば何かヒントになるかも知れません。ほぼ無人の地なのですが、存在感は圧巻なものがあります。つまりその存在感は軍事力によるもので、巨大な力が実態以上の錯覚を起こさせているのです。もう一つの事実はロシアは食糧の輸出が主要輸出品目だということです。もちろん第一の品目は武器・兵器ですからけっこう悪質と言えるでしょう。
ロシアという国情は摩訶不思議なのですが、平和が嫌いで常に争い事がないと我慢ができないという困った性質があります。代々のロシアの指導者はこのことに頭を悩まして来ました。今回も国内の紛争志向派を抑えるため、シリアでの武力衝突と特殊部隊の殲滅を許してしまうという出来事(日本では報道されていない事件もあり)などから紛争派を黙らせる事前の地ならしがありました。ロシアの内部でも今回のアメリカと北朝鮮の交渉を反対する動きがあるということです。安定と繁栄を不満に思う(ここが不思議)性癖があるので、この極東における恒久的な安定はロシア(の紛争派)にとって最大の裏切りになるはずです。
・・・なぜ?・・・
英露コンフリクトの19世紀からの極東紛争から説明すると長くなりますが、日清・日露の戦いより古くからの流れで考え、突然と歴史は始まらないのですから、当然のことその流れにわが国の未来もあるのだと思います。つまりコンフリクトの結末は日本の消滅か飛びぬけての繁栄かのどちらかということでしょう。コンフリクトの締め付けが瞬間ですが弱まります。チャンスという側面もある訳ですから、これを生かさない手はないと思いますが、なかなか難しい局面でもあります。こんなときピンチをチャンスに切り返す閣下に期待しないわけにはいきません。その誠実な姿勢が回天の力(仏教用語の)を与え日本だけでない飛躍の力になると思います。前回のコメントでも記しましたが解決策の提案をもって外交を行うのが先を読み、国際社会でのリーダーシップ発揮のチャンスになるでしよう。好き勝手のコメントお許しください。
投稿: 野村嘉則 | 2018年6月15日 (金) 20時50分
【 時節の変化 / 米国大統領の品格 】
”今回の米朝共同声明は 「朝鮮半島の平和体制が実現すれば非核化が実現する」との論理であり、
「非核化が実現すれば朝鮮半島の平和が実現する」という 従来の米国の論理とは真逆になっています。 ”
非常に、興味深い見解です。
--
”外交でも内政でも、言葉の持つ重みや信頼性が急速に失われつつあるように思われます。
ゲーム感覚が当たり前のように横行し、誰を、何を信じればよいのかわからなくなっている、
今まで経験したことのない時代の到来を感じています。 ”
それは、「 (過剰な)拝金主義 」に世界が 染まりつつあるからです。
地域事情を顧みない グローバリズムも、(過剰な)拝金主義の一環だと捉えていますが、
グローバリズムと対峙するとみなされていた 「アメリカ第一」を掲げる ナショナリストのトランプ大統領も、
ビジネスマンとしての性質を色濃く持ち、彼の発言を追えば感じると思いますが、
ほとんどが 「カネ」にまつわる、「カネ」に還元した話ばかりです。
--
昔、著名なジャーナリストの落合信彦氏が 取材対象として、若きトランプ氏にインタビューを申し入れた際に、
”インタビュー開始早々、彼は「 父親から何万ドルをもらったが、自分でそれを何千倍にもした 」などと カネの話ばかりし始めた。
あの品がない話し方で、カネ・カネ・カネ……。私はもう彼とは会話する価値がないと見切りをつけ、話が始まってすぐ、取材を切り上げた。
こんな人物を大統領候補に押し上げたアメリカ国民は、明らかに劣化してしまった。
あるいは「もうこんな国はどうにでもなれ」と、国の未来について考えることを放棄しているのかもしれない。
by SAPIO2016年7月号 ”
と、言及されてます。 人間の本性、価値観は そう簡単に変わるものでありませんからね。
--
在韓米軍の撤退に言及した際も、米国大統領としての責任感から、
この地域の安全保障に言及するものではなく、
”会談後の会見で演習について「非常に挑発的と言わざるを得ない。包括的なディール(取引)を交渉しているときに、
『戦争ゲーム』をすることは不適切だ」と述べ、北朝鮮との非核化交渉の障害になるとの考えを示した。
さらに「とてつもなく高額で、大部分を米国が負担している」と指摘したトランプ氏は、
「3万2000人の在韓米軍をいずれ帰国させたい」と述べ、将来の撤退論にまで踏み込んだ。
by 6/14(木) 20:57配信 毎日新聞 ”
とされています。 現役の米国大統領が、『戦争ゲーム』との形容にも 不安を覚えます。
--
私が、最近 急速に 「トランプリスク」 として取り上げ 警鐘を鳴らし始めたのは、
米国の大統領として 危ういものを覚え始めたからです。
私含め多くの方が 驚いたと思いますが、前国務長官のティラーソン氏の解任。
彼は、米朝会談に慎重な立場だった と記憶していますが
当時、現役の国務長官を なんと、ツィッターというSNSツールで 一方的に解任を通告。
本人も、自身の解任を ツィッターで知ったと言及してます。
昨今の、同盟国 非同盟国 お構い無しの この時期の関税措置といい、
地域事情を十分に勘案したとは思えない エルサレムへの米国大使館移転といい、
彼は 進んで、トラブルというか ”混乱を生み出そうとしてる”様にすら 感じざるを得ません。
--
確かに、そんな彼の性癖だからこそ 踏み込めた側面があることは 功績として否定はしませんが、
負の側面も 感じざるを得ませんし、偶然とは思えませんが ”反トランプ”の急先鋒であった CNNなどが、
最近は、トランプ政権に対し 手のひらを返したかのごとく 迎合的です。
これも 何か重大な変化の兆しと 思われます。
そんなトランプ政権に 我が国は、迎合するのみでは 危険でしょうね。
彼の価値観は あくまでも、「 アメリカ第一 」であり、「 自分第一 」と思われますから。
投稿: ぴっぽー | 2018年6月15日 (金) 21時31分
【 錯覚 】
日米安保への依存体質から、
多くの識者、マスゴミが 「 日米の国益は、一体合体 」だと いつのまにか錯覚視している。
そこに、大きな落とし穴がある。
--
今回の米朝会談を 成功だったとか、 失敗だったとか 論じる向きを 多く見受けるが、
それは、「 どの国の、誰の 視点で判断するか 」に 成否の判断基準は 懸るのであり、
太平洋を隔てた 米国の国益と 日本の国益は 違う。
--
日本の国益上、先行きに不安を残す 米朝会談の結果だったとしても、
それが、イコール 米国の国益にとって そうであったとは 言えない。
トランプは、盟友の 安倍政権の日本に 幾ばくの配慮はするだろうが、
あくまで、米国第一主義で、
米国の国益を 賭けて、今回の米朝会談を セッティング・望んでいる。
「 他力本願 」の日本は、脇で どうなることやら 固唾を呑んで、会談の結果に気を揉み、
あとで、「 こんな筈じゃなかった! 」と、餓鬼のように 騒ぎ立てる有様。
ポンペオ国務長官が、なだめ役の様に、会談の結果を説明し、今後について リップサービスを重ねているが、
私は 楽観視していない。
--
私は、米国のトランプ政権が 軍事オプションを完全に放棄したとは まだ考えていない。
北朝鮮の金王朝が 米国の利益となるよう 対中包囲網の一角として機能する限り、
北の金王朝を見捨てることは なかろう。 そのための体制保証だ。
どうせ、同盟を組むなら 脆弱な政権より、多少暗部に塗れていても 強い政権を選ぶものだ。
北朝鮮は、「 親米化 」した暁には チャイナ包囲網の最前線と化す。
多少暗部に塗れていても 強い政権でなくては 困る。
しかし、その思惑と 日本による 北朝鮮への経済支援は イコールではない。
--
只、日本にも 強みがある。 父親の金正日の代には、「 独裁体制の崩壊に繋がる 」として避けられていたが、
チャイナを真似た 「 限定された改革・開放路線 」に興味を抱く 若きエリンギ大将は、 反対派を粛清しても、
今後、チャイナを真似て 「 限定された改革・開放路線 」に舵を切って行くと思われる。
その北朝鮮にとって、日本との 経済的な結びつき、援助は 重要だ。
--
少し、冷静に考える時間を与えれば、
日本と敵対しても 北朝鮮にとって メリットは無く、
できる限り 日本を取り込みたいと 考えるだろうし、 その兆しは既に見えている。
日朝会談というのは、制裁解除や、今後の経済展望を図る上で 彼らにとっては 必須だろう。
--
故に、 主権国家 日本としての 独自判断は、 米中露にとっても、北朝鮮にとっても 関心の的だ。
チャイナの李克強首相が 先日、訪日したのは 伊達ではない。
臆することなく、米国や チャイナに対しても 言うべきことは言い、 やるべきことは やるべきだ。
簡単なコトのようだが、 場外のロビー活動もあり 国益に殉じた行動が できなくなっている政治家・政党が見られる。
--
それから、繰り返し述べてるが 無人兵器を含めた 主要兵器の国産化を 強く推し進めるべきだ。
MRJの大遅延を見ても分かるが 最早、我が国は 旅客機1つ エンジン含め、満足に作れないのである。
資金が無いという向きもあるが、それ以上に 基盤技術の伝承が 先細っているからだ。
ホンダ社の米国子会社である ホンダ エアクラフトが 製造する ホンダジェットの成功事例は 一筋の光明だ。
なぜなら、機体の設計、エンジンの基本開発を ホンダ社が独自にやっているからだ。
世界中からパーツをかき集め、大遅延している 三菱のMRJとは 全然違う。 三菱は 大企業病に冒されているのではないか?
--
世間に対し、新たな価値観を提示するのではなく、 既存の価値観に囚われた「 マーケティング 」という
従属的な言葉を嫌ったとされる アップル創業者 スティーブ・ジョブズの言葉を 紹介したい。
”
「 イノベーションは、研究開発費の額とは 関係がない。
Apple社が Macを開発したとき、米IBM社は 少なくとも 私たちの100倍の金額を 研究開発に投じていた。
大事なのは金ではない。抱えている人材、いかに導いていくか、どれだけ目標を理解しているか が重要だ 」
”
――『Fortune』誌1998年11月9日号
--
政治的な理由があるとはいえ、米国に ン千億円も支払って 兵器を購入するくらいなら、
(その後の、メンテナンス費用含めれば それ以上。)
北朝鮮を見習い、 一人、3億、5億出してもいいから 技術者を 引き抜いて来い!!
ガキじゃないんだから、完成品 買って 喜んでる場合じゃない筈だ。
完成品を買うのではなく、作って 世界に販売すれば 儲かり雇用が生まれ、外交の強力なツールにもなるではないか!
技術者を引き抜き、失敗事例も 丹念に学ぶべきだ。
成功事例というのは 只の表層的な手順に過ぎず それは ノウハウではないからだ。
真のノウハウは 自ら試して 失敗しないと 学べないものだし、
それが 飛躍の土台となる。
当時の明治政府にしても 最初から 高く飛べたわけではない。
投稿: ぴっぽー | 2018年6月15日 (金) 21時41分
【 石破さんが 主張される 「 北朝鮮問題は、米中関係の 従属変数」 】
> 貿易巡り中国と「非常に強力に」対立する:トランプ大統領
2018年6月14日 5:13 JST ブルームバーグ
トランプ米大統領は、貿易を巡り今後数週間の間に 中国に「非常に強く」立ち向かうことになるだろうと述べた。
米国は中国からの輸入品に追加関税を課すと警告しており、トランプ政権はこれを実行に移す準備を進めている。
トランプ大統領は13日に放映されたFOXニュースのブレット・ベイヤー氏とのインタビューで、
「われわれが貿易で非常に厳しく対応するため、中国は若干動揺するかもしれない」と述べた。
インタビューは 米朝首脳会談終了後の12日に 大統領専用機内で行われた。
事情に詳しい関係者2人によると、トランプ大統領は中国からの輸入品への関税賦課を実施するかどうか
通商チームと議論するため、ホワイトハウスで14日に会合を開く。
--
米朝首脳会談終了後に、大統領専用機内で 行われたという このインタビュー時期からして、
北朝鮮を 「 親米 」で 取り込めたとの 判断が 、この強気を 後押ししたのだと 察せられる。
石破さんが 主張される 「 北朝鮮問題は、米中関係の 従属変数 」との考えは、
大局的に見て その通りなのだろう。
--
ロシアW杯が 開幕した。
従来のW杯は FIFAが 過剰にマーケティングを意識した結果、
アメリカ、南アフリカ、ブラジルなど 野外でのスポーツ競技に適さない 過度に暑い地域で実施されてきたが、
ま、ロシアも マーケティングを意識して 選ばれた地なのだが、
(次の2022年は カタールということで 正直、スポーツ面をどこまで考慮したのか疑問だが。)
これからの季節、過ごし易い地域と思われ 従来にない好パフォーマンスが 期待できる。
その開催国 ロシアが サウジアラビアを5-0で破り 好発進した。
開催国が 好発進すると 大会全体が盛り上がるので いいことだと思う。
投稿: ぴっぽー | 2018年6月15日 (金) 21時45分
【 いい意味で、トランプ流に解釈すれば 】
在韓米軍の撤退は、
北朝鮮が 今後、「 親米化 」すれば、
南北で いがみ合う必要は無く(故に、戦争ゲームと形容したのか?)
故に、米軍駐留も必要なく
世界の覇権のライバルと化した 「 対チャイナ 」の一点で、 形勢を整えようと。
そのためには、従来の枠組みに囚われずに、細かいことで ゴチャゴチャ言うなと。
38度線が 韓国が領有権を主張する 対馬に下がっても いいではないか!
--
という話なのかなと 解釈もできますし、 変化の時節を捉え 機敏に動いてみせることも 重要だと認識しますが、
ともあれ、北朝鮮の金王朝を 過剰に期待することは 危険だと思います。
朝鮮半島というのは 以前から指摘するように、「 大陸の枝 」ですから。
「 枝 」を、まともに相手をすると バカをみるというのが 歴史的な教訓であり それは 米国にも適用される筈です。
それに、トランプさんの任期も 永遠ではありませんしね。
--
重ねて繰り返しますが 太平洋を隔て、人種も異なる 米国の国益と 日本の国益は 同一ではありません。
投稿: ぴっぽー | 2018年6月15日 (金) 22時03分
石破様、こんばんは。国際情勢を考えるとき、まず伺えるのが各国の戦略です。一つの出来事も偶発的に起こされたのではなく、時間をかけた戦略の中で結実された結果ではなかろうかと考えられます。各国がどのような戦略を練って次に備えているのかを情報収集と分析しながら議論してみるのも面白いのではなかろうかと思います。未来の出来事がうっすらと見えてきて自国の戦略と展望を組みやすくするのではないかと思われます。石破様、これからの正念場頑張ってください。
投稿: hitomugi | 2018年6月16日 (土) 00時55分
>米国一辺倒、米国頼みの外交から脱却すべきだとの見解も多く見られますが、外交と防衛は一体なのであって、米国を「唯一の同盟国」として防衛の多くを依存している以上、「米国頼み」にならざるを得ないのはむしろ当然というべきであり、選択の幅はもともと極めて狭いのです。
石破さん、反論です。「外交と防衛は一体」でしょうか。確かにその一面はあります。でも、防衛力がないから外交ができないと考えるのはいかがなものでしょうか。そのうえで、米国に頼らざるを得ないと考えるとしたら、なんとも負け犬根性ですそもそも憲法が武力の保持を禁じているからこうなるというのは、何とも弱気な被害者意識です。私は、わが国憲法が、自衛権も自衛権も書かず、武力の行使も書かなかったのは、戦勝国による武装解除や報復などではなくて、究極の平和国家建設のための戦略だったと考えています。書いてなくても、もちろん自衛権は独立国家には不可分の絶対権として存在します。そのうえで自衛隊の存在が合憲であり、自衛力の行使が合憲と認める見解を我が国政府は表明したはずです。だから、米国に守ってもらわなければ我が国を守ることができないと考えるのは、憲法に自衛権や国防軍を書き込むためにする歪曲なのです。
そのうえで、わが国には、今現に、武力に勝る強大な力を持っています。トランプも言うように、金は日本が出すのです。完全な非核を実現しなければ、断固として金は出さない。それが最大の力です。その力を最大限に行使すればいいのです。金も出さず、米国の陰に隠れて、安全だけ取り込もうとするから見え透いた防衛論になってしまいます。
制裁を科すという国連決議も、それが国連決議であるから意味があるのであって、日本国が制裁すると主張すれば、それは既に外交ではありません。宣戦布告です。兵糧攻めそのものだからです。つまり外交の否定です。日本が主張すべきは、制裁を回避するために、国連決議に従えと諫めることです。そうすれば日本も4兆円を資金援助ができるぞというのが外交です。日本は外交を間違えています。
残念ながら、拉致問題も、外交の前提とするような国家百年の計ではありません。外交の一つのテーマであるにすぎません。それが冷徹な国家の外交判断でなければなりません。国内の人気取りに目が行くから間違えるのです。しかも拉致問題で問い詰めることは、最初から北の犯罪を裁くことです。しかも指導者の父親の犯罪です。問題化しないために北は最大の抵抗を示すでしょう。一番嫌がる問題を前面に押しだすことは外交の本道ではありません。相手の名誉や尊厳を思いやって、穏やかな落としどころを示唆するのが外交です。逆ですね。
其れから、〔だまされる〕などというみっともない発言もやめてください。既に、自尊心の否定です。交渉の否定です。公言する言葉ではありません。騙されないようにするなど当然のことだからです。騙す相手と公言して交渉なんてできません。
繰り返します。国家存立の前提であり自然権である自衛権にすでに規制はありません。日本国民の自衛の存するところ地球上のすべての地域について、自衛を成立させるための規模で行使が可能です。自制する意味がそもそもないのです。それを書くのは国民に対して自衛権の行使を義務付けるためです。それが憲法で定める意味です。
投稿: kamo | 2018年6月16日 (土) 06時57分
石破先生のご見識には毎回納得と共鳴を禁じえません。いつも応援しています。
投稿: 土方清 | 2018年6月16日 (土) 09時34分
米朝首脳会談。日本人として拉致家族の心情を日頃より想うにつけ、何か良い報告が……と期待しました。さまざまに立場のある方々が会談の中身を評しておりますが、どれも正解で何れもズレを覚えます。たとえ首脳だって相手のあることは思惑通りにはいかないでしょう。祕諾な部分をも知る立場の賢明な判断が如何に重要か。一人として無力でも日本の為に頑張る指導者に力をそそぐことはできます。頑張ってください。
投稿: 佐藤 光笑 | 2018年6月16日 (土) 09時43分
一国も早い憲法9条の改正と核を超える軍事力開発なくしては、日本の将来はないと考える者です。トランプやプーチンのような男を当てにするだけでは、日本は滅びます。保守も右翼も、人格の卑しい連中ばかりの中、石破さんに期待します。左翼病に罹った団塊の世代(私を含む)よりも、健全な頭の二十代、三十代の人たちは、石破さんを支持すると思います。間もなく死ぬ老人目当ての政策よりも、若い日本人を対象にする政策をお願いします。
投稿: kanata | 2018年6月16日 (土) 10時38分
【 繰り返される トライ & エラー 】
> 「 1年後に間違い犯したと言うかも 」トランプ大統領
6/13(水) 10:31配信 テレ朝 news
トランプ大統領は 金正恩委員長との会談を終えた後、
シンガポールでアメリカメディアのインタビューに応じ、「1年後に間違いを犯したと言うかもしれない」と語りました。
アメリカ、トランプ大統領:「(Q.金委員長を信頼できるのか?)私は、今は金委員長を信用している。
1年後のインタビューでは『間違いを犯した』と言うかもしれない。何だって可能性はあるだろう」
トランプ大統領はABCテレビのインタビューに対し、今回の会談より前に「金委員長と話したことがある」と語りました。
時期などは明らかにしませんでしたが、電話会談をしていたとみられています。
また、「ホワイトハウスに何としても来てほしい」と語り、金委員長のアメリカ訪問の実現に強い意欲を示しました。
--
> 拉致、首脳会談解決へ決意 = 非核化費用の負担検討 ― 安倍首相
6/16(土) 8:43配信 時事通信
(略)
北朝鮮の完全非核化に関しては、国際原子力機関(IAEA)による査察が必要と指摘した上で、
「核の脅威がなくなることによって、平和の恩恵を被る日本が費用を負担するのは当然だ」と述べた。
核廃棄のため国際的な枠組みを創設し、これを通じた資金拠出を想定していることを説明した。
首相は「北朝鮮に(資金を)出すわけではない」と指摘。
同時に「拉致問題が解決されなければ経済援助は行わない」との考えを重ねて強調した。
--
”核廃棄のため国際的な枠組みを創設し、これを通じた資金拠出を想定して”いても、
結局は、従来の繰り返しではないか!
振込先が 違うだけの話だ。
--
”オレオレ詐欺”ならぬ、
朝鮮ヤクザによる ”核開発 詐欺”に カモにされ続けていると思うのは、
私だけだろうか?
--
「 核の脅威がなくなることによって、平和の恩恵を被る日本が 費用を負担するのは当然だ 」というが、
石破さんが指摘するように、
「 脅威とは 意図と能力の掛け算の積なのであって 」であれば、
最低でも、どちらを ゼロにできるのか? その担保を どうやって得るのか?
安倍晋三も トランプともども 結局は、
朝鮮ヤクザによる ”核開発 詐欺”の 餌食となった総理として 歴史に名を刻むのだろうか。
--
なぜ、そうなるのか?
それは、安全保障を 他力本願しているからだ!!!!!!!
だから、結局 全部 言いなりなんだよ
--
俺は 以前から 述べているが、
例えば、尖閣への領海侵犯については
前もって 通告をした上で、
(それこそ、日中会談した際に、共同声明でも出すべきだ。)
1度目は、侵犯したゴミ船への 機銃掃射。
2度目は、北京の中南海へ 空の弾頭ミサイルを 警告代わりに ぶち込めと 提唱している。
”危なっかしい”と思われるだろうが、
”危なっかしい”から 効果があるんじゃないか?
危なくなければ 全然、怖くないだろ?
ちゃんと 事前通告して やるんだよ 警告だからな。
--
とにかく、日本は 舐められてるから 話にならん。
朝鮮ヤクザにも、チャイナにも 米国にも
「 打ち出の小槌 」 ぐらいにしか 思われてないのが 実情だろう。
対話は 大事だが、
対話が破談した際に 相手が後悔するだけの 戦力を保持すべきだ。
米国製の兵器購入も 控えるべきだ。
米国製の兵器購入で 戦力発揮を米国依存すれば、
外交・安保は 米国の言いなりだ。
全然、主権国家じゃない。 俺らの税金は、まるで 朝鮮ヤクザへの 貢物だ。
いや、素晴らしい 納税意欲が 満ち溢れてくるね!
一時は、国会虚偽答弁を繰り返した 佐川氏が 国税の長官をやってたぐらいだ。
日本の納税システムは まさに、庶民から搾取するための 出鱈目システムの様なものだ。
--
話を戻して、
だいたい、相手に脅威を与える 戦法というのは、
俺から 言わせれば 5つぐらいしかない。
1) 敵国の全土を 射程に収めた 多重ミサイル網の整備。
2) 敵国の防空能力を 一時的にでも無力化できるだけの レーダー等含めた 航空能力の整備。
3) 敵国の首領を ピンポイントで強襲可能な 偵察衛星等を活用した 探知・分析能力の整備。
4) 敵国の首領を ピンポイントで強襲可能な 特殊部隊の動員・派遣能力の整備。
5) 核戦争下でも 任務遂行可能な 無人兵器の整備。
この5つを 完備すれば 怖いものはない。
だいたい、上記の5項目整備は 凄く楽しくて チャレンジングだ。
予算は とりあえず、北朝鮮の核開発詐欺に 注ぎ込む予定の 1兆円 全額を こちらに 注ぎ込むべきだ。
なぜか?
上記5項目を 追求すれば、 その過程で 雇用が促進され、イノベーションが促進される。
完成すれば、それをパッケージングして 劣化版を 諸外国に売りつけ 儲かるし、
売りつけた諸外国の戦力発揮を 我が国がコントロールできるので 外交安保に資する。
正に、いいことだらけだ。
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よく、軍事開発に協力するのは 嫌だとか 補助金依存の あほ大学がのたまうが、
インターネット然り 軍事開発の副産物として 民間譲渡された技術だ。
じゃ、お前は ネット使うな 電子レンジ使うな 飛行機に乗るな 天気予報を使うな・・ という話だ。
国家安全目標が 定まった。 これを 計画的にやればいい。
必ずできる。 俺は 技術的に不可能な夢物語は 提示していない。
やれば、必ず できる。 やるか やらないか だけだ。
法律の文言に不備があるなら、 さっさと 書き換えればいい。
「 国家主権として 自主防衛の術を 追求します。」 この一言を 追記すれば良い。
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日本国民への 説明は 簡単だ。
「 拉致・核開発の北朝鮮へ 今後も、1兆円 あなたの血税 注ぎ込みたいですか? 」
「 エリンギ大将のハーレムへ 今後も、1兆円 あなたの血税 注ぎ込みたいですか? 」
という問いかけで OKだ。 凄くシンプルで 多くの拒絶反応が期待できる 問い掛けだ。
これさえあれば、エリンギ大将にも 「 段階的とか ブチブチ言わないで 黙って さっさとやれ! 」の一言で終わる。
握手なんか する必要が そもそもない。 トランプは あほじゃないか?
戦国時代であれば、「 非核化 」が 終わるまで、 人質を取るのが 常套手段だ。
(今回は、人質の代わりが 制裁圧力の継続だが、チャイナなど 既に綻びが出始めているね )
だいたい、北朝鮮が どの様な核開発をしていたのかの 詳細も掴めてない状態で、
どうやって、非核化の検証作業が 保証されるのか 俺には皆目 理解不能だ。
IAEAの査察など 言い訳にしか聞こえない。
そもそも、北朝鮮に ここまで核開発を許したこと自体が 間違いなのだが、
滑稽なことに その愚を また踏もうとしている!!!! 学習能力 ゼロだ!!!!!
まるで オラウータン以下だ。
このまま「 打ち出の小槌 」だと、日本は どんどん 周辺国の従属的立場に 置かれるのではないか?
”ヤクザの核開発”詐欺は、 1回限りではない。 今後も、継続されるだろうからな!
「 日本国 」という 国家名称も、 「 打ち出の小槌 」に 変えた方が 実態を表していて いいのではないか?
投稿: ぴっぽー | 2018年6月16日 (土) 12時32分
このたびの米朝首脳会談の結果は具体性に欠け失望しています。 この内容ではまた北朝鮮に裏切られる懸念が大いにあります。
同時に米国頼りの日本の防衛にも限界を感じています。我が国の防衛は国民の決意と努力なくして成り立ちません。
憲法9条2項を中心とした憲法改正を正面から自民党は堂々と主張してください。衆愚政治に流されてはなりません。後で国民は付いてきます。
投稿: 戸川春雄 | 2018年6月16日 (土) 15時57分
>外交でも内政でも、言葉の持つ重みや信頼性が急速に失われつつあるように思われます。ゲーム感覚が当たり前のように横行し、誰を、何を信じればよいのかわからなくなっている、今まで経験したことのない時代の到来を感じています。
↑同感ですね。これは同時に職業的外交官の地位の低下を意味すると思います。彼らは外交の舞台でレトリックを操る法と言葉のプロフェッショナルです。一言の文言、1つのカンマに心血を注ぐわけです。麻生財務大臣の愛読書である「ゴルゴ13」に、とある条約調印の場で調印文書のたった1つのカンマを撃ち抜くミッションが依頼されるというストーリーがありました。そのカンマを消去することで調印文書の文意が180度反転してしまうという仕掛けが施されており、しかもその仕掛けはプロの外交官でなければまず気づかない。まさしく(レ)トリックであります。
今現在の外交状況を見るとき、このストーリー自体が隔世の感ですね。細かい文言をプロが詰めていく外交から、トリックスター型の政治家が自由奔放にディールを繰り返し、昨日の約束は今日にはもう破られる。トランプは米朝交渉以来「北朝鮮の非核化」という言葉を使わなくなりました。マスコミも「北朝鮮の非核化」と言わなくなりました。当然ですね。非核化と言えば朝鮮半島のこと、だかこそ米韓合同演習は中止され、在韓米軍は撤退の方向なのです。これまでの世界秩序のレジームが大きく変わろうとしています。この歴史上の激変期に立ち会っていることを政治家も国民も腹の底から理解すべきです。
アメリカ一強の秩序は確実に変化しつつあります。これがトランプという奇矯な政治家による幕間狂言であり、まともな大統領が登場すれば自ずと旧に復すといった根拠なき幻想は持つべきではありません。オバマ、トランプと続くこのトレンドは決して変わることなく、いくつかの揺らぎを繰り返しながらもアメリカ海洋覇権の後退縮小に至るのです。世界は米中露の一軍を先頭に、欧州、インド等の二軍、日本やアセアン諸国等の三軍に分かれ、小競り合いと握手を繰り返すややこしい多極世界になるのです。確信的に言えるのは、アメリカはいずれ西太平洋から退きます。トランプの言う「米軍を強大にする。アメリカを偉大にする!」というのは、よりローコストでアメリカの安全保障を維持するという意味であり、そのための武器売却であり戦術核兵器の開発装備だという事。
その一方で、日本を特別扱いすることもなくなります。既に貿易交渉やプルトニウム上限問題で見られるように、日本は「特別な同盟国」では最早なく「ただの同盟国」に格下げされています。それを殊更嘆くには及びません。アメリカはもう「特別な同盟国」など抱え込む余裕はないのです。そもそも超大国というのは、自らの死活的利益ではない地域にも軍事力を投射できる国を指します。そういう意味で世界に最早超大国は「無い」のです。
かねがね論じられているこの自明な事実に日本では政治家も国民も、右も左もイマイチ鈍感ですね。首相である安倍さんからしてどこか犬が飼い主に甘えるようにアメリカに接している。いつまでも在ると思うな親と金とそしてアメリカ、です。アメリカが西太平洋から退くまでには多少の時間がありますから、現時点で絆を強くしておくことは当然大切ですが、やがて目を背けられない現実がやって来る。
その時がくれば現実の荒波の前に集団安全保障が違憲かどうかなどという論争は消し飛び、9条二項削除など瞬時に実現するでしょう。石破さんにおかれては、その時までに議論を固め、国民によくよく噛んで含めるように説明し、シビリアンコントロールという票に繋がらない議論もリードしておいて頂きたいものです。
日本人の傾向としてぎりぎりまで現実から目を背け、いざ退路なしとなれば感情論で一挙に暴走する傾向があります。それが一番怖いのですよ。
投稿: 八幡氏子 | 2018年6月16日 (土) 18時09分
そんな政治評論家みたいなことを言ってどうなるのですか。あなた方は政治家なのだから、これから日本政府がどう北朝鮮と交渉して拉致被害者を取り戻すか、完全非核化を目指すか考えたらどうでしょうか。
向こうが「拉致問題は解決済みだ」と発信しているのは(委員長の言葉ではない)、それを額面通り受け取るのではなくて、隠されているメッセージを読み取らなければなりません。私の受け止め方は、拉致問題を話し合うつもりがないと言っているのではなく、「拉致という言葉は使わないでくれ」という意味だろうと思います。理由は分かりますよね?
ですから、今後は日本政府をはじめ関係者、マスコミもこの問題の解決に協力し、今後は「行方不明者」と言い換えてはどうでしょうか。
今は懐疑的な見方は当然あるでしょうし、多くの国民も北朝鮮を信用しているわけではないでしょう。しかし、メンツに拘っている時間はないはずです。結果だけを求めて交渉するべきではないでしょうか。
投稿: 鉄道ファン | 2018年6月16日 (土) 22時02分
【 私が、北朝鮮への 経済支援(身代金払い)へ 反対の理由 】
これ、純粋な ビジネス投資の話なら わかるのだが、違うだろ!
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● 従来のコメント
1) 支援したとして、全く 感謝されないし 恐らく、かなりの確率で 再度、タカられる。
2) 「 何で、北朝鮮の勝手な 核兵器開発のオトシマエを 我が国の血税で 贖わねばならないのだ? 」
3) 日本と 朝鮮は 戦争したわけではないので、戦後賠償という考えは 成り立たない。
4) 戦後補償は そもそも、韓国に対し、北朝鮮分も含めた 朝鮮国家に対して、当時の国家予算の倍額を支払っており、故に、北朝鮮は 戦後補償は 韓国に求めるのが筋だ。
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5) 現実問題、朝鮮統一は 簡単にできはしない。 なぜか? 南北の経済格差が 酷過ぎるからだ。
無理に、統一にもっていけば 韓国は破綻するだろう。 故に、韓国国民も 本音は 統一に及び腰だし、ましてや、体制も違う 北主導の統一など 考えられないというのが 本音だろう。
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故に、日本に 1兆円とも噂される 経済支援を実施させ(その程度でも不足だが)、豊富とされる 鉱物資源を元手に 限定された改革開放路線を歩み、経済力を底上げし南北格差を 縮小し、統一へ持っていくと。
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繰り返しとなるが 統一朝鮮となれば 歴史的にみても、地政学的にみても遅かれ、早かれ 大陸の庇護に置かれるのが 常套であり、覇権チャイナの 尖兵として その「 反日 」の国家観が 悪用されることは、想像に難くない。
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以上のことから 安倍総理は 如何様な国益をもって 北朝鮮への経済支援を、「 当然 」と言い張るのか 理解不能だ。平和への代償というが、実質的に核戦力で脅されて 拠出された 巨額の身代金の類が、中長期的に なぜ、我が国の国益と合致するのか 理解不能。
「 拉致問題解決の見返り 」という解釈も おかしい。我が国は、拉致の被害国であり 本来、加害国に対して ” 被害弁済 ”を求めるのが 筋だ。話が 逆さまになっている。
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米国の言いなりとなり ヤクザ国家に 血税を拠出するのが 国益か?中長期的に どの様な 将来性が担保されるのか?巨額の 米国製兵器の購入といい、北朝鮮ヤクザへの身代金払いといい我が国の プライドも、将来性も 貶めるような行為だ 中長期的に。
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それに トランプというのは IQが 決して高くない。
> トランプ氏、安倍首相に「日本に2500万人のメキシコ移民送れば君は退陣」
6/16(土) 13:26配信 AFP=時事
トランプの気持ちは 分からないでもないが、非現実的な 与太話も いいところだ。
そもそも 何で、メキシコ移民が 太平洋をはるばる越えて 2500万人も 来るのか?
輸送できるのか? それを 我が国が 指をくわえて 無条件に受け入れねば ならないのか?バカにするのも 大概にしろ! という話だ。
「 私なら日本に2500万人のメキシコ人を送り出すことができる。」
如何に、我が国が 舐められまくってるか 分かるだろ?
相当に、舐めてないと この発言は 冗談でもでないよ
1兆円 北朝鮮に 払うくらいなら、 その金で 自前の戦力強化に 努めろよ!
情けないにも ほどがあるよ
明日が見えない 税金の使い方 するな!!
投稿: ぴっぽー | 2018年6月16日 (土) 23時19分
【 一見、正論に見える この記事は 実は、不思議だ。
まるで、北朝鮮ヤクザにひれ伏して 身代金を さっさと払えと 言ってる様に聞こえる。
それに、米国が 多くの犠牲者を出し 第2次大戦を戦い抜き、 且つ イラクや アフガン等への派兵実績を 軽視し、
北朝鮮に対しては、そんなことは できやしないとしている。
今回、トランプが 米朝対話で お茶を濁した 理由は、
対中抑止に、北の金王朝が 駒として使えると踏んだからであり、
且つ、北朝鮮攻撃の 尖兵となるべき 韓国、日本が ” 腰抜け ”だからである。
又、おかしなタイミングで チャイナや同盟国に対し、貿易戦争を仕掛けるなど トランプのKY行動も 目立った。
大勢の被害が出るから 攻撃できなかったというのは 歴史を知らない戯言だ。
トランプは 凡人なので 野暮ったいノーベル平和賞ごときに 幻惑されたが、
偉大な 信長は 比叡山焼き討ち、一向宗の大量虐殺を行い 既得権益を潰した。
ともあれ、この記事を書いた方が 北朝鮮の味方だというのは よくわかった。】
--
> 投稿日:2018/6/16 やはりハッタリだった 米の対北朝鮮先制攻撃 / 高橋浩祐 国際ジャーナリスト
(略)
中でも興味深かったのが、女性記者から「大統領、かりに米朝合意が果たされなかった場合、
北朝鮮に対する軍事的な結末についてお話しいただけますか」と問われた時のトランプ大統領の答えだ。
昨年春以来、北朝鮮に対する米国の軍事攻撃を しきりに吹聴したり喧伝したりしてきた、
日本の「専門家」や「評論家」はぜひ目を背けずに読んでほしい。
(略)
「どんなことがおそらく起きていただろうか、あなたも分かっているだろう。ソウル(首都圏)には2800万人がいる。私たちはアメリカに大都市があると思っている。ニューヨークには800万人がいる。私たちはそれが大都市だと思っている。
(You have seen what was perhaps going to happen. You know, Seoul has 28 million people. We think we have big cities. You look at New York with 8 million people. We think it is a big city.)」
「ソウルには2800万人がいる。考えてほしい。それはまさに(南北)国境のすぐ隣にある。非武装地帯(DMZ)のすぐそばにある。まさにそこにあるのだ。
もしそれ(軍事衝突)が起きれば、10万人(が亡くなる)と聞いた。私が思うに2000万人あるいは3000万人を失うかもしれない。
これを行うことは、私にとって本当に名誉なことになる。潜在的には3000万人あるいは4000万人を失うことになるかもしれない。
ソウルという都市は、まさに国境のそばにあるのだ。(Seoul has 28 million people. Think of that. It is right next to the border.
It is right next to the DMZ [demilitarized zone]. It’s right there. If this would have happened — I have heard 100,000 people.
I think you could have lost 20 million people or 30 million people. This is really an honor for me to do this.
I think potentially you could have lost 30 million or 40 million people. The city of Seoul. It is right next to the border.)」
トランプ大統領が上記の中で述べた「これを行うことは、私にとって本当に名誉なことになる」はあくまで当てつけの皮肉だ。
トランプ政権は昨年3月以来、「すべてのオプションはテーブルにある」として北朝鮮相手に強硬姿勢を示してきた。
しかし、トランプ大統領は まさにこのシンガポールでの上機嫌の記者会見で、
北朝鮮に対する軍事攻撃が 何千万人の犠牲者を生む大惨事になる危険性を十分に認識していたことを示した。
トランプ大統領と言えども、何千万人もの犠牲者を生じさせると分かって、戦争に突入する非人道的な愚か者ではなかろう。
つまり、北朝鮮への先制攻撃をちらつかせた強硬姿勢は、
北朝鮮に対する核の非核化や開発凍結に向けた譲歩を引き出すための、一種のブラフ(ハッタリ)にすぎなかったことがやはりはっきりしたのだ。
筆者は昨年3月上旬の早い時期から米国による北朝鮮への先制攻撃が困難であることをいち早く指摘してきた。
トランプ大統領が今回述べたように、ソウルは南北の軍事境界線から40㌔しか離れてないが、平壌は150㌔ほど離れている。
北朝鮮は戦略上、ソウルを「人質」にとっている形だ。
北朝鮮軍は、非武装地帯(DMZ)近くに長射程火砲を重点配備し、その数は多連装ロケット砲など数千門にのぼるとされる。
戦争になれば、ソウルには1時間あたり50万発の砲弾が降り、最初の24時間での死傷者が100万人に達するとの推計もある。
ソウル首都圏には、韓国総人口の約半分の2500万人が住んでいるが、北朝鮮が警告するようにそこが「火の海」になりかねないのだ。
そもそも北朝鮮を攻撃できるのなら、1994年の第1次朝鮮半島核危機や2002~03年の第2次核危機の際など、とうの昔にやっていたはずだ。
では、なぜこれまでやらなかったのか。北朝鮮は既に水爆実験含む核実験6回を行った核保有国。
(目を覚ましてほしい、核実験6回、そして、水爆実験ですよ!)核ミサイルだけが問題ではない。
北はアメリカ、ロシアに次いで世界3番目の化学兵器保有国。今では天然痘、炭疽菌、ペストなどの生物兵器も保有しているとみられる。
アメリカも様々な被害リスクを考えれば、なかなか攻撃できないはずだ。
アメリカにカーボーイ的な役割を期待し、アウトローで「ならず者国家」の北をやっつけてもらいたい気持ちは分かる。
しかし、戦争になれば惨事になるのは、トランプ大統領ならずとも、先制攻撃説を流布した識者は認識していたはずだ。
また、かりに北朝鮮を制圧しても、その半島処理にはイラクやアフガンをはるかに超える数十万規模の派遣が必要とみられている。
現在のアメリカにはそんな余裕はない。
「北朝鮮との間で、戦争で問題が解決すると言っている人間は、
事態が全然わかっておらずに 基準に達していない人間か、嘘つきかのどちらかだ。
戦争なんてシナリオはない」。
元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏は今年3月22日に東京・永田町で行われた新党大地主催の勉強会で、こう指摘した。
(略)
投稿: ぴっぽー | 2018年6月16日 (土) 23時43分
石破さん、お疲れ様です。石破さんは三井銀行に勤務されていたのですね。昔一緒に働いていた方と、その後大出世されて肩を抱き合って讃えあい喜べる事は羨ましいですね。
ところで北朝鮮ですがトランプ大統領のおおざっぱな外交政策は本当に適当であるように見えますが、案外コツをつかんでるようなところもあるようにも見えます。とにかく北朝鮮は資金が欲しくてしようがないんです。それで嘘でも何でも言ってとにかく資金を集めて、集まったらまた軍事力を高めようと思ってる事は中国と全く同じです。今回のトランプ大統領の貿易政策は関税を重くかけて世界中困っていますが、中国を押さえ込むには1番良い方法ではないでしょうか。ロシアも日本のお金を狙っているんです。すぐれた技術力も狙っています。残念ながら北方領土を返すつもりは全くないようです。日本人は明治維新以来とても優秀で的確な判断をしましたが、時として最近その優秀さに陰りが出てきたような気もします。日本人ももっと先祖の苦労を忘れずに気持ちを一新して頑張るべきだと思います。政治家の皆様は国民をおろそかに甘く思ってはいけません。謙虚で己れに対する戒めの気持ちを持って頂きたいです。国会議員を増やすのなら、絶対、国会議員の定年制を施行してほしいです。72歳国会議員定年制やってほしいです。その後は、完全なる引退をして頂きたいと思います。
投稿: モモちゃん | 2018年6月17日 (日) 02時33分
集団的自衛権を大国が行使するかどうかと言えば、NOだろう。クリミヤは言うに及ばす、南シナ海にしろチベットやブータン、シリアでもそうだが後ろに大国がいる場合や、大国が出て来た場合、核戦争が出来ないので非難や国連での決議で終始するだけで軍事的な報復は行われない。国連安保理決議が拒否権で無用な様に大国が軍事的に前進してきた時、全面的にやるつもりも無い国々は手を拱いて見ているしか出来ない。それを分っているが故に金は中国に行き、中国の専用機を使いシンガポールに行き、中間選挙前に前のめりしたトランプの足元を見て中身の無い合意をしたのだ。確かに実務者協議で核施設を廃棄しIAEAが仕事をすれば問題は無いがその保障は無いし、中国も北朝鮮もトランプ任期が切れるのを期待しているとも言える。ただ過去二回の首脳宣言とは違い金と米首脳がサインを交わし、約束を守らなければ制裁も緩めないとはしている。しかし中国から物資や投資は増え始めていて制裁が丸で役立たずになっている。日本側も拉致被害者が帰らないのに金を出す事はすべきではないがそうしないという保障も自民の中で図られていない。戦後保障だのという戯けた発言をするサービス精神旺盛な嘘吐きがいるが慰安婦像を建てろとでも言うのだろうか?日本側も核廃棄に向けた金は出しても体制や核施設を強化する為に金をだすべきではない。その辺を明確にしないと売春婦像と同じく何度でも金の無心にやって来て核で脅される嵌めになる。そして安全保障体制はもう38度線ではなくて、対馬迄下がり日米同盟のみと考えるべきだろう。もう韓国の赤化は止められず、民主主義も死に絶えるのが目に見えている。彼らを救う事は無理で彼らが望んでいる限り止める事は出来ない。トランプも韓国への負担には辟易しているのだろう。当面はイージスアショアを導入して防衛強化するしかない。
投稿: 忍者 | 2018年6月17日 (日) 08時24分
【ロシアワールドカップ開催に関連して】
第1015回のTOTO籤も。対象試合がワールドカップから13試合選ばれることになり、その売り上げが、なんと!! 5億円を超えたようだ。過去の例を知らないが、前節に1等が出なかったこともあって1億4千万円が既に持ち越しになっている。仮に1等当選者が1名であれば、過去最高賞金の誕生になるだろう。TOTOは、最高5億円まで払う事が出来ると謳っているので、発売以来20年以上になるがここで初めてその最高額の当選者を見ることになるかもわかりませんね。楽しみである。
籤結果はポルトガルVSスペインの結果から判明が始まっており、17日午後16時現在では
5試合の結果が判明している。穴になっていたのはこのポルトガルVSスペイン戦とアルゼンチンVSアイスランド戦の2つであったようだ。どちらも引き分けになったのだ。これでかなりの脱落者が発生したように見える。幸い私はどちらの試合も勝者を決めかねていたので引分けを選択していた。これが結果的に正解であったのだ。合計で4本ほど購入して1枠2枠ともゼロに抑えていたのは1本だけであったが、これが今現在1等の可能性を保ったまま生きながらえている。なんとか火曜日まで命脈を保ってほしいものだ。こういう選択になったのは前々節の教訓である。両天秤になりそうだという判断は引き分けにしたほうがいいという判断に変えた事によるわけだ。
残り8試合である。難しい判断はその中に2つあったが何とかの生き残ってほしいものだ。
ところで、コロンビアVS日本戦も1015回には含まれているのであるが日本の勝ちに投じた人は全購入者の12%しかないという正直な判断がある。私はこの第1015回のくじで、第5枠のみトリプル買いをしている。まあ、気持ちの問題であるのが本音である。しかし、万が一勝つかも解らないと云う事も考えた結果でもある。
勝負は時の運である。巧者メッシを擁しながら引き分けに終わったアルゼンチン。天才的なクリスティアーノ ロナウドの働きでスペインから3点奪いながら勝ちにならなかったと云う結果もある。時の運としか言いようがない。
我が国には能力に秀でた選手が過去にないほど沢山いる。采配だけが解らない。もしかすると勝つかも?
まあ、何とかなるような気もします。
投稿: 旗 | 2018年6月17日 (日) 17時13分
はじめまして、磯山武士です。
戦前日本は地球を一つの家とみなして光をあまねく照らしたもうなり、の思想をかかげて、靖国で会おうといって大戦で散らされた英霊をまつるものが靖国神社だとおもっております。
いま、東アジアは対立から調和の時代になるかならないか、それが六カ国の首脳の手のなかにあるのです。
政治とはなにを目的とするものか?
GDP600兆円を目標にかかげて平和は訪れるでしょうか。
否!
人類皆満足をしてはじめて世界の平和は訪れるのだと僕は思います。
天下太平のために!これこそが政治の目的、かつ教育、経済の目的ではないでしょうか。
そのために外交はあるのです。自国の国益ばかりおいかけるでは世界は救われません。
もちろん、僕は日本が好きです。今、モンゴルで風力発電、ソーラー発電による電力供給のために日本の企業は頑張っているらしいのです。将来的にはインド、中国、韓国、日本…北東アジアの電力がまかなえる程だとか。風の通り道の国に風力発電を!
ほんとうに日本がしなければならないことは経済により人類の物質的満足を提供することだとおもいます。
天下太平を説きながら外交で各国に理解してもらい、対立よりも国民の満足を説きながら日本企業が進出しやすいようはかる。そして…平和(皆の満足)に導くことを日本の指導者に求めたいとおもうのです。
平和(皆の満足)の構築。そのために頑張って下さい。
東アジアに光が差している今、この時をのがしてはいけないとおもいます。
またコメントします。よろしくです。
投稿: 磯山武士 | 2018年6月17日 (日) 21時03分
ロイター発 主要ニュース(共同通信)
2018年6月17日 / 16:20
朝鮮半島非核化の実現困難77%
共同通信社が16、17両日に実施した全国電話世論調査によると、米朝首脳会談を受け、朝鮮半島の完全な非核化が実現すると思うとの回答は16・4%、思わないは77・6%に上った。財務省が文書改ざんの関係者を処分したことで、森友問題は決着したと答えたのは15・7%、決着していないは78・5%。内閣支持率は44・9%で、5月12、13両日の前回調査から6・0ポイント増。不支持は43・2%だった。
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国民意識は概して健全だと思う。つまり、北朝鮮の核温存と在韓米軍の縮小、撤退が同時に認識にあることから、これは、相当な脅威を覚えているのが、国民意識ではないか?
政府は、不可能な拉致問題のために、さらに北朝鮮に資金供給して、どんどん事態を悪化させる懸念さえある様に思える。
今やるべきは、超特急で空自の航空機搭載の長射程対地誘導弾やイージスシステムのブロックAⅡに超射程トマホークの配備をすることだろう。当然、情報収集衛星システムの強化や対弾道弾システムの重畳化、シェルター配備もまともに早く取り掛かるべきだ。
投稿: 山口達夫 | 2018年6月17日 (日) 22時14分
鈍重です。
日本でも、戦争が回避できたと評価する世論があります。事実は全く違います。金正恩は、核兵器の保有数を自白していません。不完全な非核化を、完全に見せようと考えている証拠です。
拉致被害者の実状は、今さら調査が必要ではありません。北朝鮮は、正直に話せません。米国を全滅させるために、核兵器を増やすお金が必要だと、正直に言ったら、どうなりますか?
北朝鮮の秘密を知る拉致被害者は、北朝鮮が返さないと、説明をしない政府は不誠実です。北朝鮮が、制裁の結果、正直者に変わった根拠があるのですか?
3階書記室など、北朝鮮の嘘を白状させる人々で、弁護しても、数十万回の死刑が必要な方々です。米中の対立などと、矮小化できる問題ではありません。
投稿: 鈍重 | 2018年6月17日 (日) 22時19分
異論ございません。
>我々が考えなくてはならないのは、今後日本ならびに北東アジアの安全保障はどのように変化し、その中にあって日本は何をなすべきかを徹底的に考え、施策を進めることです
全てはこの文章に集約される事と思います。
今の国会並びに国会議員の方々に上記を為す力がどれほど備わっているのか甚だ不安ではありますが。
石破先生よろしくお願い致します。
投稿: まあべらす | 2018年6月17日 (日) 22時52分
トランプが非核化の費用を日韓に押し付けるかのような発言をした後、なぜすぐに「拉致問題の解決なしに費用は出せない」と表明しないのか?
ディールのきっかけを作ってあげたのに、鈍いやつだと思われてるでしょう。
だから、移民の話でまくし立てられるんですよ。
投稿: 新名 | 2018年6月18日 (月) 01時49分
【ロシア政府はなぜなのかわからないが金氏朝鮮の招待に熱心なようだ】
AFPに6月1日にロイターに載った話の続報があった。
『【6月15日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は14日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長をロシアへ招待すると北朝鮮高官に伝えた。
プーチン氏は、北朝鮮の形式的な国家元首である金永南(キム・ヨンナム、Kim Yong-Nam)最高人民会議常任委員長と会談。金委員長とドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領との歴史的な米朝首脳会談について「紛れもなく完全な和解に向けた第一歩」だと称賛した。・・・・・・金委員長の父親である故金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記は2011年に装甲列車でロシアを訪問し、ドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)大統領(当時)と会談したことがあるが、金委員長はロシアを訪問したことはない。』
記事には、金正日が死亡した年にロシアを訪問したとある。この2011年の8月の訪問後4か月ほどで金正日は死亡するのである。しかし、生前最後の旅はロシアでなくシナ帝国なのだ。ロシア訪問後、何を思ったのか、金正恩を連れて10月に北京参拝を行います。この2つの旅行は列車を使った旅であることは広く知られている。途中の通過路で爆発事故?が起きたのもこの北京からの帰りである。暗殺を目論む勢力が金氏朝鮮内部にいるという噂が当時出ていたような記憶があるが、その後それがどうなったのか何も解りませんね。
2011年に後継者として就任した金正恩に権力があるのかどうかは今に至るも謎である。2015年には脱北した金氏朝鮮の元高官がオランダで開催された会議で朝鮮労働党内部の指導部が実権を握って運営しているという話が出ていたそうである。3年近く前の記事ではあるが産経に掲載されていた。
『北朝鮮に関する学術会議がオランダ南西部ライデンで開かれ、体制内で高官を務めた脱北者7人が金正恩(キムジョンウン)体制の現状などについての分析を語った。元高官らは、権力の中心は朝鮮労働党組織指導部だとした上で、金正恩第1書記は金正日(キムジョンイル)総書記ほどに権力を掌握できていないと指摘。内部闘争の恐れや統治システムの衰退を踏まえ、体制崩壊も遠くないとの見解を示した。会議はライデン大学の現代東アジア研究センターなどが企画。朝鮮労働党統一戦線部に勤務した張真晟(チャンジンソン)氏のほか、元外交官や元軍高官、一般警察にあたる人民保安部の元高官らが17、18両日、同大で個別の講義や記者会見、講演を行った。
組織指導部は幹部人事も握る実力組織で、金正恩体制のナンバー2の地位にあった張成沢(チャンソンテク)氏の粛清を主導したといわれる。元高官らは組織指導部について、行政、治安、軍への権限も併せ持つ「最も重要な中央機関」であり、金第1書記の指示も組織指導部を通じて伝えられているとした。』
このような状況というのはどこまで確かな話なのかは誰も確認ができないこともあって、信憑性に欠けると思う人もいるようだ。しかし、金氏が軍を掌握していないというのは理解できそうである。それは先代の時も同じような印象があり、飛行機嫌いなのは軍を信頼していないと云う事も考えられるという人も評論家の中にいる。根拠はよく解りませんが、航空機関連の管理は軍が一手に支配しているという処にあるらしい。
金正恩が航空機を利用しているという点だけ見れば何らかの変化があるのかもわかりませんね。しかし、シンガポールへは自国の航空機の利用がなかった。これは実用能力の問題があるという理解だけなのかどうかも気になるが、シナ帝国に縋る姿勢を見せると云う事も考えられるので、判断は微妙である。
ともかく、軍と金氏との間は支配するか支配されるかのどちらかしかないわけだから、シナ共産党の支配下に人民軍があるように朝鮮労働党の支配下に軍があると云う事なのだろう。それから見れば金氏は朝鮮労働党を支配しているとはとても言えそうもないわけだ。
では、昨年の5月頃流れた金氏暗殺未遂関連の朝鮮通信報道が一つの謎のように浮かんできますね。あれは誰が流したのかと云う事や、そもそもどのような事件なのかさっぱりわからない。その状況を示す昨年のAFPの記事である。ネットで今も見ることができます。
『【5月5日 AFP】米朝関係が緊迫する中、北朝鮮は5日、米中央情報局(CIA)が金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長を暗殺するため、韓国と共謀していると非難する声明を発表した。
国営メディアが報じた声明で、同国の国家保衛省は、CIAと韓国の情報機関である国家情報院(国情院)が、首都平壌(Pyongyang)で実施された複数の公式行事の最中での「生化学的な物質」による金正恩氏の暗殺計画を立てた、と非難。
また、CIAと国情院は「イデオロギー的に堕落」し、金正恩氏への攻撃を実施するため、「金(Kim)という苗字を持つDPRK(北朝鮮)の市民に賄賂を渡した」と述べた。
さらに、「放射性および微小な毒性を含む生化学的な物質を用いた暗殺は、標的に近づく必要がなく、死に至る結果が現れるのは6か月もしくは12か月後になるため、CIAにとっては最善の方法だ」と指摘。「DPRK(北朝鮮)で最近発覚し粉砕された凶悪な犯罪は、DPRKだけでなく人類の正義と良心に対するある種のテロであり、人類の未来を損なう行為である」としている。
ただ声明は、今回の企てがどうやって失敗したのか、またスパイとされる人物に何が起きたのかについては言及していない。(c)AFP』
この浮世離れした中二病のような国は、ある事ない事が突然降って湧いたかのように話が持ち上がることがある。
いったい誰が2000万人の人質を取って犯罪行為を続けているのかわからなくなる時があります。そして、それを支援するのが今の韓国の文在寅政権なのだ。拉致された8万人の韓国人を見捨て、大韓航空機爆破事件に目を背けているのが韓国の姿である。同じ穴の狢が住み着く犯罪半島と呼ぶほうが正解ではないだろうか?
投稿: 旗 | 2018年6月18日 (月) 02時02分
【大波乱のロシアワールドカップ】
まあ、大変だ。コスタリカがセルビアに負けたのも波乱であるが、独逸がメキシコに敗れたのは予想外だ。
この2つでTOTOが沈没寸前のくじになった。
おそらく、次回に持ち越しになるような気がしている。ドイツが負けるとはね。
まあ、メキシコはよくやった。メキシコを勝として投じた人は8%なのである。物凄いことになりますね。
投稿: 旗 | 2018年6月18日 (月) 02時15分
コメントのアップありがとうございます。
今回の米朝会議みたいに、交渉ごとはそれまでの歴史が長いと難しいですね。
今週もお仕事頑張ってください。
投稿: くま | 2018年6月18日 (月) 08時39分
中国に詳しい評論家は北朝鮮は中国に呑まれる事を警戒して米朝首脳会談を行ったという見方もある。チャンソンテクを処刑して中国とのパイプを断ち切ってから交渉に当る人がいないという訳だ。李首相の専用機を借りて中国内陸部を飛んだ訳だが習が命令しないと専用機を使えるはずも無いし、又李の承認を取った訳でもない様で独断で下した決断の様である。素人目には経済発展が著しかった中国に擦り寄った南北、中国に呑まれた南北と見ていたがチベットやウィグル植民地政策を知っている北はそれを恐れて、ソンテクを殺害し核を持つ事で北京にも届く核を保有したというのである。つまり中国と一線をかす事で民族的な尊厳を保とうとしたというのだ。北朝鮮の膨張は中国が嫌がるし、中国の膨張は北だけでなく、露、日本、米国も嫌がる。大国に拠る支配圏が決まって来ている様にも見える。米国側は日本から台湾、フィリピン、オーストラリアからインドだ。中国は海南島や尖閣、対馬よりこちら側には入ってくるのが難しい。露は欧州から中東、北方領土迄軍事拠点を置いているが経済支援が欲しいし、人口減少を止めて中国の膨張を防ぎたいというのが思惑だろう。内陸部は借金漬けにして領土や港、空港を掠め取る事で支配を広げているがやはり海に出て来るのはフィリピンがやっとというのが現状だ。しかし米国は安全保障での脅威を中露としている様に中国の覇権拡大には相当警戒しているし、サイバーや宇宙だけでなく、貿易でも戦争状態だ。この均衡を破られない為にも日本ももっと防衛予算をつけないといけない。
投稿: 忍者 | 2018年6月18日 (月) 13時30分
石破先生
今晩は!!。
本日は、今朝の大阪北部を震源とするかなり強い地震により、テレビ各局は朝より一日中地震情報の報道ばかりでした。京都南部も震度5強と、一瞬の揺れには恐怖を覚えるほど驚きました。
先生に於かれましては、日々の政務に加え週末の民間との交流、6月17日(日)の「ビートたけしのTVタックル」出演なども精力的にこなされ、大変お疲れ様であります。9時~11時迄のTVタックルもしっかり拝見させて頂きました。小生は先生と同郷、鳥取県出身の者であります。
本日は6月12日に行われました、「米朝首脳会談の感想と今後の行方」と題しまして、米国トランプ大統領、北朝鮮金委員長、日本の安倍総理の立場よりの視点によって、拙論を述べて見たいと存じます。
=『米朝首脳会談と今後の課題』について=
1、アメリカトランプ大統領の思い付きとも思える米朝首脳会談の開催でしたが、アメリカの国内外より準備不足とトランプ大統領の前のめり姿勢に、とかく懸念の声が上がっていました。しかし、トランプ大統領は今秋の中間選挙の支持を得る事を念頭に置き、内容は兎も角、米朝首脳会談実現そのものを狙い、トランプ大統領自身も「これまでの大統領ではなし得なかった米朝首脳会談が私だから出来た」と誇りました。しかし、首脳会談の開催前まで「数度に亘る会談が必要であり、合意文書の取り交わし迄には至らないであろう」と述べていたにもかかわらず、合意文書の取り交わし迄行われました。水面下の交渉が成立し、合意を見た為と思われるものの、「南北朝鮮の休戦から終戦へ」、「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」との具体的な文言は盛り込まれず、勿論日本の拉致問題などは無く、争点をぼやかしたままで相互に努力目標とする事で合意を見ました。
その為の水面下での交渉では、多岐にわたる密約が成立した事が推測されるのであります。
そして米朝首脳会談終了後、トランプ大統領のみの放言とも思える、驚くべき内容の単独記者会見が行われました。
曰く①米韓合同軍事演習はアメリカのみが費用を負担していて、金が掛かり過ぎる。今後は中止する事になるだろう。②非核化に向けた費用は日韓両国が負担するであろうと述べ、彼らには国の安全保障の観点からもその用意がある筈であるとも述べました。③日本の拉致問題も提示し、金委員長も承知していると述べた・・等であります。これらを見ても、トランプ大統領は最初から米朝首脳会談の中身より、アメリカのトランプ大統領自身の利益のみであり、石破先生も言われますトランプファーストの意向であった事が確認されるのです。確かに、従来のアメリカ大統領がなし得なかった米朝首脳会談の、とっかかりを作った功績は認めるものの、極東アジアの自由主義圏の橋頭保である、日米安保体制下の日本、及び韓国にとっては「アメリカと言う親が育児義務を放棄した事にも匹敵する、トランプの言動ではなかろうか?」と思うのは小生のみでしょうか?。
6月12日の米朝首脳会談が終了後の夕刻、安倍総理の記者会見では「米朝首脳会談が開催され、その事を歓迎評価するとともに、我が国の拉致問題にも言及されたと聞いて居ます。今後は我が国が解決に向けてこの問題を推し進める事になるであろうと思います」と、述べました。少し米朝首脳会談への期待外れからであろうか?何時になく緊張と疲労の度合いのある表情で、記者会見が行われました。
そして、以前より小生が指摘していますように、トランプ大統領は世界を二分する大国アメリカの指導者としては、やはり資質に欠ける事を再度痛感しました。
2、北朝鮮金正恩委員長の戦略
小生は嘗てより北朝鮮が6ヶ国協議ではなく、アメリカに単独首脳会談を再三求める裏には、アメリカの軍事侵攻の脅威からであると述べて来ました。過去にリビアのカダフィ―政権、イラクのサダムフセイン政権がアメリカの軍事力を背景に倒され、消滅した事による恐怖を常に抱き、軍事侵攻を免れ国家の存続を願ったものと思って来ました。金委員長は人間としての是非はともかく、若さに似合わず頭脳的であり大変な強かさであります。
従来クリミヤ併合の制裁などによるロシアとは相互に緊密な通商を行い、北朝鮮を自由主義諸国との緩衝地帯と願う中国との間では、米朝首脳会談の前に二度にも亘り北京の訪問を行い、中朝会談を行いました。そしてアメリカへの牽制と保護を求め、中国も核兵器廃絶に向けて舵取りを行えば、廃絶途中でも支援を行うと言明しました。
しかし、北朝鮮の本音は、「中国の北朝鮮への覇権的な干渉を抑止する狙いもあって、アメリカにも接近」という、米、中、ロの綱引きの上に乗りたいようであります。その裏には、核搭載可能な大陸間弾道弾(ICBM)の完成による抑止力もあり、核実験、ミサイルの試験発射は中止しても、保有核弾頭ミサイルは容易に手放す事は無いと小生は見ています。
アメリカとの裏取引には、アメリカへ届く核弾頭付きミサイルは破棄しても、核保有国として裏では認めるなどが有りそうです。そして日本、韓国へは取引のカードとなる米韓軍事演習の中止をもアメリカへ認めさせました。
このように、北朝鮮にとっては今回の米朝首脳会談では何ら具体的な約束は行わず、全面的勝利というべきものでした。
3、我が国、安倍総理の立場
安倍総理は従来、「対話の為の対話ではなく核兵器廃絶に向けて強硬な圧力を!」述べ、日米安保体制を背景にアメリカ以上に対北朝鮮への圧力外交を述べて来ました。その為の外国訪問は、関係のない中東リトアニア、エストニアまで及ぶまでになりました。国際世論醸成とは言え、アメリカの尻馬に乗りお先棒担ぎに徹して来ました。しかしながら、先般の訪米に続き、二度の訪米そして米朝首脳会談直前の電話会談での拉致問題を含む要請も、悉く裏切られる結果となってしまいました。それだけではなく、先のG7前からも関税の大幅なアップも突き付けられたままであります。そして、何よりも不用意な発言はトランプ大統領に呼応したかの如く、「北朝鮮の非核化に向けては、我が国日本も応分の費用負担を行う」と言明してしまった事であります。安倍総理が望む日朝首脳会談が実現すれば、拉致問題の交渉にも北朝鮮は引き換えに経済支援の要求を行う事は必然であり、当方より言い出す事は全く得策ではありません。先般にも述べましたが、拉致問題は経済的支援云々ではなく「国際的人道にも悖る犯罪行為そのもの」であります。拉致家族の返還に伴う経済支援は「泥棒に追銭」ではありませんか?嘗ての小泉政権の時に交わされた、「日朝平壌宣言の確実な実行」を先ず求めるべきであります。又、それ以外にも日本の統治時代の保証も求める事も考えられ、我が国は「良い鴨lにされる懸念が大であります。
以上1、2、3を総合的に勘案する時、アメリカトランプ大統領の「瓢箪から駒」のような米朝首脳会談の今後は、米、中、ロ、日本、韓国、北朝鮮により、極東アジアの平和と安定に向けて、6ヶ国協議を行い相互にっ確認と合意を得て、進展すべきものと思います。
それにしても、アメリファースト主義は世界より孤立する事もあり、品格の無さと将来的展望の逼塞しそうなトランプ政権はアメリカ国内からも懸念が出いて、短命に終わるものと推測されます。そして、アメリカ追随一辺倒の外交と、経済的成果の上がらない政策、そして一強による独裁的内閣の安倍政権は、国民より支持を失い、最早死に体と言うべきであります。早晩自身からの降板を余儀なくされそうであります。
投稿: 桑本栄太郎 | 2018年6月18日 (月) 23時46分
【大阪地震】
私の住む地域はどうやら震度4だったようだ。
体で感じた感覚は阪神淡路大震災の時より強かったのではないかと思ったが、違うようだ。あの時は私の住む地域は震度5弱であったと記憶している。まあ、大きな差がないと言えばそれまでです。あの時は先代の猫が発生前にしがみついてきたので目が覚めた。今回は既に目覚めていた。そして、またしても発生前に猫が大騒ぎをしたので何かあるという気がしていたら地震になった。猫はやはり予知能力を持っているのかも知れないと思ってしまいますね。測っていたわけではないが5分ぐらい前のようだった気がする。
それはともかく、府下全域での交通網(鉄道網と云うべきか?)の広域臨時運休があって通勤時間帯なのに会社に行けない人々が大量に発生していたようである。私のような徒歩通勤を日常にしている者には縁がない話であるが、一部地域ではつい先ほどの時間まで地下鉄などは使えなかったようだ。
人的被害も震源地に近いほど顕著に表れていますね。通学路を歩いていた登校中の女子児童が杜撰な施工のブロック塀の下敷きになって死亡していたそうだ。建築基準法違反が指摘されている。なんと! 避難所に利用されている小学校のブロック塀なのだ。何か大きな見落としがあったとしか思えない。学校の責任者と教育委員会の責任が同時に浮かぶことになりますね。
普通に登校途中であったようだが、仮に地震の被害からの避難が目的で人々が学校めがけて殺到中に余震が起きて倒壊すれば、これより悲惨な状況になっていたかもわかりません。控え壁のないブロック塀は継ぎ足しで施工するほうが間違っていると思いますね。まあ、高槻市の責任は免れないと思います。ここは辻元議員の選挙区でもあるらしい。彼女の本来的な仕事ではないが、選挙区内の学校施設がこれ(建築基準法違反)では与党批判ばかりで何の役にも立っていないというイメージも出来上がりそうだ。
高槻市は特異な人々が住んでいるというイメージが彼女の当選で出来上がっているので(ここだけは、なぜか大阪維新の影響を見ることがない独特の地域でもある)通学児童の安全安心に関心がない行政なのだろうと思ってしまいます。危険地帯に地震の直撃があったという印象がありますね。
それはともかく、学校施設の見直しを全国でしておく必要があると思いますね。ブロック塀などは全国各地どこであろうが、地震の発生のがあれば必ず問題になるのですが、関心が低いのですな。安全安心は無関心があると達成が出来ませんね。
今回の地震では、自宅にいて本棚が崩れて下敷きになって死亡した人もおられたそうだが、それとこれは同じように見えるが扱いは異なります。公共施設は最低でも建築基準を満たしたものである事が必要ですね。
反日の毎日ですら、この件ではまともな記事になっている。
『「申し訳ない気持ちでいっぱいだ。原因を究明し、誠意を持った対応をしたい」。震度6弱を観測した地震で小学4年の女児が犠牲になった高槻市では、浜田剛史市長が18日夕に記者会見して謝罪した。夜には市教育委員会幹部が会見し、倒壊したブロック塀は建築基準法に適合しておらず、法令違反の状態だったことを明らかにした。・・・・・国土交通省によると、ブロック塀の規格は建築基準法施行令で、高さ2.2メートル以下▽鉄筋は直径9ミリ以上--などと規定。一定の基準で構造計算すれば2.2メートル超でも設置は認められているものの、市教委によると、計算をしたことが確認できないという。また、法令に基づく安全点検をしたとの記録が見当たらず、壁の補強もなされていなかった。』
これであっても罰則規定のない法律なので今後議論を呼ぶことになるだろう。市長の謝罪で終わるのではありませんか?
投稿: 旗 | 2018年6月19日 (火) 00時19分
鈍重です。
河野外務大臣の発言ですが「金委員長の署名した文書だから、非核化を実行するだろう」マジですか?
北朝鮮の独裁は、人を平気で殺す、エゴイストを尊敬させる国です。独裁者に、わずかな手の角度の違う拍手をしただけで、殺害される官僚国家です。国営新聞でも、野蛮な他国への非難は、金正恩の肉声なしに、発表できるはずがありません。
「日本は、解決済みの拉致を持ち出して、利益を図ろうとしている」というのは、金正恩の肉声です。日本にとって、北朝鮮の国民は、カルトからの保護の対象です。それを阻んでいるのは、金正恩信仰です。
嘘は、どんなに飾っても嘘です。小学生のうちから教えないといけない、人間の基本です。惨めで残酷な人物を、賢いと評価する、日本の評論家に驚きます。
投稿: 鈍重 | 2018年6月19日 (火) 01時46分
北朝鮮に「拉致問題は解決済み」
と言われすぐさま
「北朝鮮は拉致被害者家族に偽物遺骨を渡して解決済みとするのか!?」「それが北朝鮮の人権問題に対する態度か?」と声高に世界の人権団体が動かざるをえないように対処出来ない日本政府には失望する
世界「北朝鮮は誠実に対応してない!」と批判させるべき
河野外務大臣には前任者より日本のために働いていて頼もしいが、今回もそのような発信をしてほしかったです
投稿: 拉致問題は未解決 | 2018年6月19日 (火) 15時56分
北朝鮮に「植民地政策の損害賠償しない限り会わない」
と言われて
「拉致被害者に対しての損害賠償はしないくせに?」
「世界で旧植民地賠償を請求し受け取った国はあったのか?」と比較状況を示し世界に向けて反論する日本の国会議員も日本メディアも皆無
日本人の事を考えている政治家、マスメディアが日本にいないことに落胆する
石破議員は日本の国会議員なのに何故日本人拉致被害者のために行動しないのでしょう?不思議です
安倍政権に真正面から意見を言わず外にばかり発言しているようですが、日本人被害者のための発言をしてほしいと願います
投稿: 拉致被害者に対する思いと行動 | 2018年6月19日 (火) 16時10分
【 よく戦った日本代表 】
グループH初戦 日本 - コロンビア戦。
かなり、久々に フルにサッカー観戦した。
私なりの 感想を。
--
試合開始早々、何でもないようなロビングの球を、
ゲーム開始直後のプレッシャーからか、コロンビア代表のCBが 香川と交錯しながら ボール処理をミスし、
いきなり、決定機が訪れる。
コロンビアのベテランボランチが 身を挺してカバーしたところ ハンドをとられて、
一発レッドカード 退場。
--
コロンビア代表 開始早々、大ピンチ。
というのも、まず 守備の重要なフィルターである ボランチが 開始早々、退場するのはかなり痛い。
しかも、このゲームは オレは コロンビアのボランチに 個人的に着目していた。
ベテランの C・サンチェスと 若手のレルマ のダブルボランチ。
コロンビアが W杯で上位進出する上で ボランチの能力というのは チーム力のバロメータになる。
コロンビアの今後を占う上でも、どういうレベルなのか 見極めようとしていた。
数分見た限りでは、ボール裁きは サンチェスの方が上と思われた。
故に、ハメスが負傷で不在ということもあり 彼が ゲームメイクの軸になってくるなと、
思いながら 見ていると、上記のトラブルで いきなり、一発退場。
--
これは、コロンビア どうするんだろうか・・・と 思いながら 見ていたところ、
昔、イタリアのペスカーラで プレーし、芽が出ず 消えていた キンテロが、
穴埋めとして、ボランチに入る。
彼は、確か攻撃的な選手だったはず。 大丈夫かしらと思いながら見ていると、
何気に、精度が高く速い 左足による 素晴らしい縦へのスルーパスが 連発される。
これは、マジで凄い。 棚からぼた餅で、キンテロは 今後、ボランチやった方が いいんじゃねーかと 思い始めた頃、
ペケルマン監督が 英断を下す。
右サイドで 攻撃の核であった クアドラードを下げ、バリオスという 若手MFを投入する。
俺は、当初 この意味が分からなかったのだが、
キンテロ君の 素晴らしい左足の縦パスが連発されるうちに 分かってきた。
コロンビアは 開始早々の退場で 一人少ない10人だ。
故に、「 できるだけコンパクトに チームを纏めたい。 」
そのためには、クアドラードの突破力は ”薬にもなるが 毒にもなる”訳である。
彼が 右サイドで出張ると、良くも悪くも チームも引っ張られる。
すると、攻撃がシュートで完結してくれればいいが、
途中でボールロストし、カウンターを喰らうと 一人少ない10人のチームが 右サイドに引っ張られてる分、
スペースも空いており、カウンターでピンチを喰らい易くなると思われる。
--
故に、クアドラードを下げ、中央が本職という 若手MFバリオスを投入し、
中央を厚くする。
この采配で 確かに、後半15分ぐらいまでは その采配意図が的中し、
一人多い筈の 日本の攻撃を 分厚くした中央で ことごとく弾き返していた。
そして、前半は 素晴らしい縦パスを連発した キンテロと ファルカオのホットラインで カウンターを狙う。
一人少ないチームで、チームバランスを崩さすに、同点に追いつくチャンスを狙う 何気に、素晴らしい采配で、
事実、前半の内に キンテロの 素晴らしいFKで 同点に追いつく。
--
精度が高く、速く、低い弾道というのは キックの技術が優れている証だ。
しかし、後半15分頃から 一人多い 日本のゲーム支配が明白になる。
その理由は、
まず、キンテロ、ファルカオ という 前半活躍した 攻撃の軸が 明らかにバテており、
吉田-昌子で組むCBラインと 地味に守備のフィルター役としても活躍していた 柴崎の トライアングルが傍目にも ”攻守の切り替えにおける 鉄壁な基盤”と化しており、
これを崩さないと コロンビア勝てないなと。
--
しかし、32歳のファルカオは 明らかにバテており、
オレだったら、ファルカオに替えて 突進力のあるバッカだなと 思っていたら、
ペケルマンは なんと、負傷欠場していた ハメスを キンテロに替えて 入れてきた。
そして、ファルカオを残す。
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パッサーである キンテロに替えて ハメスなのかと思いきや、
ハメスは、いきなり 右サイドに張り出す。 もう意味不明。
しかも、負傷明けで 明らかに体が重そうである。
体が重く、運動量が乏しい彼を サイドで張らせる意図は 何なのか?
そして、後半明らかに バテていた 32歳のファルカオを残す 意図は何なのか?
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しかし、ペケルマンのファルカオに対する 信頼は厚く、
途中から 左サイドの攻撃的MFを下げて、バッカを入れ、
右から、バッカ、ファルカオ、ハメスの 3トップに持っていくが、
いかんせん、バッカ以外は 運動量がないため、
ハメスは その機転の利いたプレーで 見せ場を、2度ほど造るが、
吉田-昌子を軸とする 日本の守備は、一人多いこともあり 堅く、崩しきれない。
--
●結論
日本にとっては、大迫が 1トップでそれなりに使えることが分かり、
且つ、吉田 - 昌子のCBラインに 事実上のアンカー役となった 柴崎の トライアングルが、
最終ラインからの基盤となり得ることを、確認できたことが 勝利と同じく 最大の成果だったと思われる。
(更に、足を攣った 柴崎に代えて 守備が得意な山口。 大迫に代えて、運動量と得点力を併せ持つ ベテランの岡崎が入ったことも、
コロンビアの反撃を断念させた 要因の1つとなった )
--
コロンビアは やはり、ボランチだろう。
特に、ハメス不在時、キンテロをボランチで起用すると、
好調時は 素晴らしく速く精度の高い縦パスを 前線に供給できることが分かったのは 大きな成果だと思うが、
問題は、ハメスとの共存だろう。 どちらかを下げるのは 勿体無い。
以上
投稿: ぴっぽー | 2018年6月20日 (水) 00時18分
【大金星を手にする】
まさかの奇跡のような勝ちを我が国チームは手に入れた。ゲーム開始4分後に起きた信じられない僥倖が我が国に勢いをもたらしたように思いますね。まあ、いきなりのPKなのである。外すことなく香川選手は見事に沈めた。相手チームはこれから先10名になって戦わねばなりません。相手チームの監督もまさか10名の選手で戦うというプランなどは、想定したこともなかったと思いますね。だから対応に苦慮したのだと思います。それでもFIFA16位のチームである。10名で1点返した。凄いと思います。私は同点になってから見るのが怖くなって風呂に向かいました。風呂から上がると勝っていました。
なんと!!!
大迫選手のヘッデングがあったそうだ。これが勝負を決めたようだ。
まあ、時の運ですね。そして。運も実力の内です。勝利の女神がチームの頭上におられたわけだ。そう思います。
勢いがついて次も頑張ってほしいものです。
この試合に関して気が付いた事として、本田選手は、役に立っていなかったようで残念な気がします。何か不調の波の中にいるようにしか見えませんね。期待していたのでがっかりでした。
TOTO第1015回は日本勝ちに投じた人は全体の12%しかおりません。まあ、冷静に見ればFIFA16位のチーム相手に勝利する可能性は普通に考えれば難しいとは思います。しかし、我が国の代表チームである。私はこの試合だけトリプル買いをしました。正解であったと思います。しかし、残念ながらドイツが負けたことや、他があり、籤的にはカス状態になっています。4等のない籤なので残念な結果です。次回1018回若しくは、1019回を楽しみにしたいものだ。
試合はやってみないと解りません。メキシコの人々もそう思っているだろう・・・・。
投稿: 旗 | 2018年6月20日 (水) 01時05分
会期延長してまで今国会で成立させたい‥、安倍Monkey一味が目論んでいる ♪統合型リゾート(IR)実施法…という名の…、その実、カジノ解禁法♪(注) について、“石破総理”の見解が欲しい。智的なSoftwareを無視して、20世紀以前の ≪土建振興法≫ ではないと?!
寡聞にして、その見解が世間に発信された…とは、絶えて側聞さえしない。
(注)「憲法改正」という名の…、その実、♪憲法改悪♪と喧伝するのと同じ手口、猿真似??
投稿: 厚黒学 | 2018年6月20日 (水) 18時12分
【3回目の習金会談】
ロイター他各種メデアが会談があったという事実を報道している。中身については何も解っていないような印象が強い。
『[北京 19日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は19日、訪中した北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と会談し、北朝鮮に対する揺るぎない友好を確約すると同時に、米朝首脳会談の「前向き」な結果を歓迎すると表明した。
習主席は中国は朝鮮半島の平和体制構築に向け積極的な役割を果たしたいと述べ、金委員長と米国のトランプ大統領との間の会談の結果が「前向き」で、非核化、および永続的な平和メカニズムを巡り重要な合意が得られたことを非常に喜ばしく思っていると表明。中朝関係を後押しする中国政府の姿勢は不変であると述べた。』
大連会談があったのは先月の7日8日であり、大連会談で何を話題にしたのか今も謎であるから、米朝会談にどのような影響を与えたのか解っていません。当事者の間でしかわからない内容だと思いますね。金氏は大連会談の中身を米国に暴露したのかどうか疑われている可能性があるので釈明に行ったと、私などは思ってしまいます。根拠がある話ではないが秘密の大連会談の後、米朝会談があって間を置かずにシナ帝国に参拝しているわけだ。しかも直接会って話をしている。『釈明する』という行動以外の何が考えられるのか?
張成沢がいた頃は金氏は直接シナ帝国の政治局員と会う等は、あまり聞いたことがなかったような気がする。今年になって直接の首脳会談が3回続いたと云う事も異例である。金氏朝鮮にはもしかすると担当する閣僚が不在のままなのかもわかりませんね。張成沢の処刑後、彼の部下も粛清されたという話がある。シナ派の役人が底をついていてシナの高級幹部に話ができるレベルの人もいない可能性がありますね。だから細かいことでも直接、金氏が相手のボスの元に行かねばならないと云う事なんだろうなと思ってしまいますね。まあ、彼等自身の不始末の結果でもあるが、李氏朝鮮時代には、朝鮮王自らが清の太祖に向かって三跪九叩頭の礼を行い、朝鮮の安泰を約束してもらったという故事もある。同じことをこの若き3代目はシナ皇帝を前にやったかもわかりませんね。先にシナ帝国の窓口役を勝手に処刑したという事もあって、その辺りが李氏朝鮮が大明帝國のみに従うという態度のままであったから、清の太祖の怒りを買い、清の太祖自ら12万の兵を率いて朝鮮侵攻を行った時の状況と似ているようでもある。
今のシナ帝国皇帝は兵を動かさずに金氏朝鮮を思いのままにできているようだ。それはともかく、
いったい彼等は何を考えているのかと云う事になりそうだ。どのような合意事項がそこにあるのだろう?
金氏朝鮮は3月に行った最初の会談でシナ帝国に真っ先に『体制の保証』を求めたと思いますね。それが成ってから、米国と会談開催の約束を口にしたのだろう。大連会談は2回目の会談だから『体制の保証』を求めた会談ではないと思います。何か他の要求をしているように思えてならないが、それが謎である。そして今回の会談は米朝会談の中身についての報告と、大連会談の中身を何もしゃべっていませんよという釈明だろう。
シナと金氏朝鮮の先のことは専任の外交官の人事とかの話が出たかもわかりません。
いつまでも毎回毎回最高責任者同士の会談を定例会談にしていくわけにもいかないと普通は思います。まあ、彼等は暇なのでそれができるのかもわかりません。
3回目も直接、首脳が会わなければならなかったという処が、注目を引きますね。
介在する人間の数を少なくするという目的もありそうだ。彼等もまた機密保持ができない可能性があるのだろう。内部にスパイを抱えているのだろうか?
まあ、暗殺未遂事件の数では習近平を超える政治家は現存する人の中ではいないような気がする。そう云う事も、何か関係しているような印象を受けますね。被害妄想のレベルが世界でも指折りのクラスにあるのだろう。大変な政治家だ。金氏は習氏を指して
『「中国は我々の友好的で偉大な隣国だ。習近平国家主席は、我々が非常に尊敬する偉大な指導者だ。私は習主席、中国の政党、政府、人民に対し、私個人と朝鮮労働党、北朝鮮の人民への誠実な友情と長期にわたる貴重な支持に感謝する」と述べた。』というコメントを発表しているそうである。
妄想癖が強い者同士の寝言のようなコメントと見たほうがいいような気がします。本当のことが言えない人々である。
投稿: 旗 | 2018年6月21日 (木) 01時57分
【 繰り返される 中朝首脳会談
形骸化する 制裁、非核化
詰めが甘い 日米
” 今はすっかり警備が緩んだ。 税関を通さずに貿易やっているようなものだ ” 】
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> <北朝鮮>「制裁緩和」に動く中国 黙認する大規模密輸の中身とは?
6/21(木) 10:44配信 アジアプレス・ネットワーク
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北朝鮮に対する経済制裁の 中心的役割を担ってきたのは貿易の9割を占める中国だ。
今年に入り、北朝鮮の対中輸出は90%近く減少し、国内経済は大きな打撃を受けている。
ところが、5月7日に金正恩氏が二度目の訪中した以降、朝中国境地帯では大きな変化が起こっている。
中国は国連安保理の制裁決議の大枠は守っているものの、国境で密輸が活発化しているのだ。
中国当局が国境の「穴」を意図的に見逃すことで、実質的に制裁「緩和」に動き出していると見られる。
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◆ 国家機関が 大々的に密輸
鴨緑江と豆満江の 二本の川を境とする北朝鮮と中国の国境は1400キロに及ぶ。
この20数年間、大小の密輸が活発に行われてきたが、
金正恩政権が核・ミサイル実験のペースを上げた2016年頃から、中国が厳格な国境警備を敷いて「穴」を塞ぎ、
壊滅に近い状態になっていた。
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ところが、5月の二度目の金正恩-習近平会談後から、中国側の警備が大きく緩み、「穴」は大きくなっている。
北部両江道(リャンガンド)に住む複数の取材協力者が、数週間にわたって鴨緑江の密輸の現況について調べたところ、
北朝鮮側では国家機関が乗り出して 大規模な密輸を行っていることが分かった。 まず、その報告を記そう。
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「3月までは 中国側の警備が厳しくて、(内閣の)鉱物省傘下の会社が レアメタルを少しずつ中国に送っていたくらいだった。
ところが、5月中旬から鴨緑江上流に貿易会社が集まってきて、ダンプカーまで使って「機関密輸」を活発にやるようになった。
例えば、三池淵、天池、連勝、綾羅、ウンパサン、モラン、ピョヒャン、チョンリョン、ペクソル、
ヨンプン、コンジャンドク、ヘグム、ナレなどの会社だ」
これらの会社は、いずれも労働党や軍傘下の商社で、
国境警備隊や保安(警察)の庇護のもとで、国境で 堂々と品の送り出しをしているという。 品目は何なのだろうか。
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◆ 鉱物やバスまで密輸
「銅や亜鉛、モリブデンなどの鉱物、漢方薬材料、ウサギや犬の皮革などを 中国に送り出し、
中国からは 乗用車、小型バスの他、ヨウ素肥料、複合肥料、農薬が大量に入っている。
今は農繁期だから肥料の需要が多く、すぐに国内でさばけるそうだ。
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「 機関密輸 」は明け方に行う。 4月までは 中国側が容赦なく摘発するので、品を没収されることがしょっちゅうだったが、
今はすっかり警備が緩んだ。 税関を通さずに貿易やっているようなものだ」
調査した協力者はこのように述べた。
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(略)
◆ 前のめりの中国業者が集結
制裁解除に 中国企業の期待も大きい。
吉林省で長く朝中ビジネスの仲介をしてきた 朝鮮族のAさんのもとには 相談と依頼が殺到している。
アジアプレスの電話取材に、Aさんは次のように答えた。
「制裁解除を今か今かと待つ中国企業が押し寄せている。
貿易だけでなく、鉱山開発や建設投資の相談が多い。
中国では工場稼働の環境基準が厳しくなったため、汚染物が出る鉱物の精錬工場を 北朝鮮に移転したいという相談がいくつかあった。
建設会社からは、北朝鮮にビルやアパートを建てて販売する 事業のパートナーを紹介してほしいと頼まれている。
単発の貿易だけでなく、北朝鮮側との合弁事業を望む会社が多く、両国の担当者が往来して面談を続けている。
だが、合弁は制裁が解けないとできないので、今のところはまだ相談だけだが、期待はとても大きい」
朝中国境貿易の最大の拠点、遼寧省の丹東市でも、制裁解除を当てにした動きが活発化している。
(略)
投稿: ぴっぽー | 2018年6月21日 (木) 11時50分
地震のこと
大阪の高槻市で、ブロック塀が倒れ、お二人亡くなられました。宮城県沖地震の教訓が活かせなかったのは残念なことでした。
という報道の最中、熊本城の櫓も倒壊。これは熊本地震で傷んでいたものが、降り続く雨によって崩れたとの見解でした。
私は3月に、先生の地元である鳥取県に参りました。米子、倉吉、鳥取市を訪れたのですが、最も気になったのは倉吉市と隣の湯梨浜町でした。
鳥取の地震の冬、私は湯梨浜町に伺ったのですが、駅前の土産物屋さんが全壊の判定で、危険の赤い紙を貼られた状態でした。倉吉市でも駅近くにやはり赤い紙を貼られた物件を見ました。
その建物が今年の3月行った時にも健在で、住人の方はそこに変わらずお住まいのようでした。
大阪の地震では、鳥取県も揺れました。私が見た、危険判定の家々は、無事だったでしょうか。
駅前の通り、国道に面して、歩道側にぽろぽろとコンクリートの破片が落ちていたり、隣の家に寄りかかるような建物は、通行人に被害を及ぼさないでしょうか。
私の住む神奈川県でも、子供たちは工事現場を覗いたり、朽ちた柵をユサユサしたり遊んでいます。通学路だけが安全であればいいというものでもありません。
いまお住まいの方への保障や支援、鳥取県としての通学路や生活道路についての安全確保や働きかけの現状等、先生の守備範囲とややズレますが、現地の声として国政に挙げていっては貰えないでしょうか。
都道府県毎、市区町村毎に、そこを地盤とする先生方が、うちはこうだ、こちらはどうかと意見や取り組みを挙げていくことで、国政としての政策がより住民に密着し身近なものとなればありがたいと思います。
投稿: はな | 2018年6月21日 (木) 21時02分
【国民から嫌われることを選択した野党】
時事の記事を見て思った事である。
『会期が7月22日まで延長された国会は21日、審議は行われなかった。・・・・・積み残しとなっている重要案件の処理を進めたい政府・与党に対し、野党側は森友・加計学園問題に関する集中審議や証人喚問を最優先するよう要求。前向きな回答がない限り、新たな日程協議に応じない構えだ。』
ネットでは随分前からモリカケ問題は決着済みの扱いになっているのだが、野党の人々の間では周回遅れの話題として君臨しているようだ。
そしてまた、税金を無駄にするゴリ押し休暇が国会で起きているという内容の記事である。彼等の目的は、どう考えても国民の意識から遠くにあるようだ。嫌われているという認識がないのだろう。こういう連中は選挙で落選してもらわないと解決がない。多くの国民は、呆れているが、解決策が選挙しかないことを承知している。残念な人々を選んでしまった国民の責任である。𧏚潰しの議員を養っていく余裕はないと思わないといけませんね。
2年近く時間を無駄にしている。こういう処に責任感のない議員を見ることになる。野党は自ら民主主義の破壊を行っているのだが、その自覚がない。彼等が未来永劫に政権を手にすることがないと悟っているから、こういう事が出来るのだろう。
何の役にも立たない野党国会議員が、ごねて騒いでいる。
国民のほとんどはそういう認識である。
投稿: 旗 | 2018年6月21日 (木) 23時20分
【シナ帝国は金氏朝鮮をどうしたいのか?】
シナ帝国が、韓国と金氏朝鮮を神社の狛犬のように左右に侍らす意図を持っているようだと思ったのは朴前大統領の頃ではないか?
シナ共産党のトップ3が2年をかけて会談して手なずけ西側では唯一の国家元首を軍事パレードの観覧席に招くことに成功した。そして、次の政権である文在寅を国賓待遇で招待していながら、空港の出迎えには次官を相手にさせ、要人との会食の回数を予定外のキャンセルがあったことにして、1回限りに減らし、晩餐会の会場を通常の主要な国の大使を迎える部屋で行い。夕食に出席した政治局員が3名だけという対応であったことは記憶に新しい。シナ帝国から見れば釣り上げた魚にはえさを与えないというルールがあるようだ。しかも、どっちかと云えば文在寅の頭の中身が左巻なので放置しても勝手についてくると思っているような気がする。まあ、たしかに彼は左巻である。文在寅はその生産性を無視した最低賃金の引き上げを諮り内需の拡大と雇用の確保を表に出す政策なのだそうだが、3月以降失業者の右肩上がりを止めることができないままにあるらしい。それは、法定最低賃金の確保が重圧になったために企業経営者の倒産が続いているのが原因だという話である。それを見て、ただの経済音痴というわけではなく、恐るべきバカという評価も出始めているそうだ。彼の場合の左巻は頭が悪いという評価の意味で使われようとしているらしい。
それはさておき、
金氏朝鮮は3月、突然、シナ帝国皇帝の前に現れた。これには習近平他も驚いたのではないだろうか?
2013年の張成沢の失脚以来、彼等は金氏をどうしていいのかわからなかったと思いますね。それが突然手のひらを返したように縋ってきて『体制の保証』を求めてきたのだと思います。シナ帝国皇帝は金氏朝鮮をどう見ているのかはっきり言いませんが、韓国と比べて破格の待遇で答えたようだ。人民大会堂を貸し切り状態に提供し晩餐会を3回開き、13名の政治局員を総動員して歓待したとある。これが3月だ。文在寅の国賓待遇は昨年の11月である。
この待遇の差は何を意味するのか?
これ以降韓国の立場は明徴になった。韓国は北朝鮮の付録のような国であり、傀儡だとシナ帝国皇帝は認定したのだろう。他に答えがない。
韓国の立場はコウモリそのものなので米国とシナ帝国を秤にかけていると見破られているようだ。例えば、昨年10月のシナ帝国と韓国の間にある通貨スワップ協定延長の話が韓国側だけの一方的な契約延長の記事しかないのはいまだに多くの謎を呼んでいる。確かめようがない話の一つである。シナ帝国は通貨スワップの延長について肯定もしなければ否定もしないままだ。シナ帝国は、韓国が米国や我が国に相手にされていない現実を見てわざと何も言わないのだろう。それは、シナ人の古来からの習性でもある。 果たして、シナ人は韓国朝鮮人を狛犬のように見ているだけなのかどうか?
シナ帝国には、国内に朝鮮族という民族を抱えている。その数約190万人。シナ帝国から自治権を与えられた少数民族の扱いを受けているらしい。これが、シナ帝国と韓国との間で国交が成って以降、出稼ぎなどで韓国に来る人が増えているらしい。彼等の歴史は満州国の出現以降まで遡ることになるらしい。それまではどうしていたのかよく解っていない。
歴史があるように見えるが不明な部分も多いそうだ。土着民族というほどのことでもないようだ。実際の処シナ帝国内の朝鮮族については諸説あるというような扱いですね。そして、いつもは何でも起源を主張する韓国の学者もこれについては表立った発言が少ない。資料等が少ないと云う事かもわかりません。満州族と呼ばれる人々には朝鮮系の人々が昔からいたと云う事以上の話が湧いてこないようだ。
現代ではシナ帝国の体制に組み込まれている扱いです。ところが、朝鮮戦争以降、シナ帝国は彼等について敏感になっています。南と北が統一されないように動いているのはシナ帝国であるという話もあるようだ。それは、南と北が統一すれば朝鮮族にも、それが拡大されるという噂があるらしい。そうなれば、他の54の少数民族が黙っていないだろうと予想されているそうだ。韓国と北朝鮮の統一は朝鮮族の扱いを厄介なものに変えるとシナ帝国は考えているようだ。だから、2匹の狛犬は何時までも永遠に2匹の狛犬のままにしておきたいので、待遇に差を設けていると見られている。
それに気が付いていたのは金氏朝鮮という噂がある。根拠はない。
シナ帝国は「朝鮮半島を非核化」にしたいというのは本音だろうと思うが、その先は分断国家のままであってほしいと願っているようだ。国内分裂の爆弾がそこにあると思っていることが原因ですね。
台湾を武力で併合させたいシナ帝国は韓国と北朝鮮については分断国家のままでいろと望んでいる。自己中心の勝手な願望だけで今が作られていることになりますね。
シナ帝国を分裂若しくは再編させないと世界の平和が遠のくばかりである。シナ帝国のおかげで、東アジアが人類の癌と呼ばれる日が近いのではありませんか?
投稿: 旗 | 2018年6月22日 (金) 02時59分
【アルゼンチンは・・まさかの坂から転落した】
FIFA5位のチームが20位のクロアチアに3点も取られた上に、完封され返す力もなかった。これは驚きであると同時に、第1018回のTOTOも波乱必至である。メッシにその持てる力の発揮がなかった。ボールの支配も落ちている印象が強い。
私的には悪くても引分けだと思っていましたが見事に外されました。まあ、残念だ。グループ敗退となればかなり深刻な状況になりますね。
今回は常連のような強豪チームにほころびが目立ちますね。格下相手に慢心でもあるのだろうか?
我が国にも勝機がありそうだ。信じて頑張ってほしいものです。
投稿: 旗 | 2018年6月22日 (金) 05時44分
大きい猫を抱え上げておられる写真を拝見しました。幸運を招くといいのですが。
投稿: 安居秀 | 2018年7月 2日 (月) 11時42分