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2019年1月25日 (金)

上北沢ホーム訪問など

 石破 茂 です。 
 韓国における「元徴用工」問題は、韓国の大法院(最高裁)前長官が、上告審の進行を遅らせたとの容疑で逮捕されるという事態に至りました。事態が鎮静化し、冷静な解決を期待していたのですが、韓国国内においても大問題に拡大しそうな様相を呈しています。
 今回新日鐵住金に損害賠償を命ずる判決を下した現長官は、韓国の革新系法曹人で構成される「わが法研究会」の会長を務め、一昨年九月に地方裁判所長から異例の大抜擢を受けて就任した人物で、文在寅大統領の強い意向が反映されていると考えざるを得ません。
 この問題の底流には、そもそも日韓併合につき「当時の国際法に照らし合法であった」とする我が国と、「武力を背景に不法に締結されたものだ」とする韓国との間に大きな隔たりがあることがあります。
 日露戦争の講和を巡るポーツマス講和会議において、小村寿太郎を全権とする日本側が最重要項目としたのが「韓国を安定化させるために韓国を日本の自由裁量に任すべし」とすることであり、ロシアはこれを受諾、桂・タフト協定によりアメリカも承認、イギリスなど諸外国もこれを認め、保護国化後の併合も大きな支障なく国際社会に承認されたのですが、現代の韓国人にとってこれは大変に屈辱的なものであろうことも間違いありません。
 日韓協定交渉時、韓国国内には「日本は不法な占領に対する賠償金を支払うべき」とする世論があり、日本としてはそれに応ずることは出来ず、当時の椎名外務大臣は「(韓国に対する)経済協力は純然たる経済協力ではなく賠償の意味を持っているという解釈はとらない」旨を国会答弁で述べています。
 経済協力の性格がそうであっても、その積算の根拠に徴用工への補償も含まれているというのが日韓両国の共通理解であり(当時、日本側は個人に対する賠償の意思があることを表明したのに対し、韓国側がこれは韓国政府が行うとして拒否した経緯が議事録に記されています)、韓国司法もいままでその立場に立っていたのですが、これを覆したのが今回の判決です。
 一旦締結した条約の内容を一方の国の司法が覆すことが認められるならば、そもそも国際条約など結べないことになってしまいます。主張が全く異なり、日本として妥協の余地がない以上、請求権協定第3条にある「紛争が生じ、外交的解決が出来なかった場合の仲裁委員会の設置」に持ち込む他はありません。韓国は時間稼ぎをすることなくこれに応じなくてはなりません。
 韓国駆逐艦による火器管制レーダー照射事案や今回の事案は、日本には理解困難なものですが、韓国が国際宣伝戦に出ている以上、日本もその主張が広く国際社会の理解を得られるべく、最大限の努力をしなければなりません。

 日清戦争、三国干渉、日露戦争、ポーツマス条約、桂・タフト協定、日韓併合など、遥か昔に習った歴史をもう一度学び直しているのですが、日本における歴史教育は近現代史中心に改めねばならないことを痛感します。
 戦後、価値観が交錯していた中にあっては、明治維新当たりで終わってしまう歴史教育もそれなりにやむを得なかった面があるのかもしれませんが、今となっては弊害の方が遥かに大きいと断ぜざるを得ません。この点、少し古くなりましたが、渡辺利夫・元拓大総長の著書「新脱亜論」(文春新書)はお勧めです。

 さる12日、札幌弁護士会主催による「『憲法改正問題』を真剣に考える国会議員徹底討論」と題する会があり、立憲民主党の山尾衆院議員、共産党の仁比参院議員とともに参加して参りました。
 山尾議員とは論理的構成はかなり共通するも結論が全く異なり(山尾氏は個別的自衛権のみが認められる旨を憲法に明示すべきとの立場)、仁比議員とは論理構成も結論もすべて異なるのですが、全く感情的になることのない議論はそれなりに中身の濃いものとなり、有意義な時間でしたし、憲法改正反対派の方が多い会合で話をさせて頂くという貴重な体験となりました。
 翌日の報道に「自分は9条改正には反対の立場だが、石破の話を聞いて憲法改正により日本を守ることも必要かと思った」との聴衆のコメントが載っており、少しだけ嬉しくなりました。
 自分の意見に賛成する人ばかりを集めて持論を述べ、互いに自己満足と陶酔感に浸ってしまうことは、議論を進捗させ、有益な果実を得ることには繋がりません。そのような言論空間からは一刻も早く脱するべきであり、与野党に加えて、そのような場を提供すべきメディアや諸団体の責任もそれなりに重いと考えます。

 今週火曜日に、世田谷区の上北沢ホームにおいて「平穏死」を提唱しておられる石飛幸三先生(世田谷区立特別養護老人ホーム・芦花ホーム常勤医)と特養管理者・スタッフの方々のお話を伺う機会を得、教えられること、考えさせられること大でした。
 日本の医療・介護は国民的な議論と理解の下、一人一人の生と死の在り方を直視して根本から構築し直していく必要があり、それなくして医療保険・介護保険制度を維持することは出来ません。消費税議論の本質はここにこそあるべきなのに、昨今の議論はいささか視点がずれているように思います。
 先生の著書「平穏死という生きかた」(幻冬舎)「穏やかな死のために」(さくら舎)は平易な文章で綴られながらも内容の深い本であり、ご一読をお勧めいたします。

 本日夕刻は徳島市で開催される第五回全国ジビエサミット情報交換会にジビエ議連会長として参加します。
 26日土曜日は地元で県連会長としての用務をこなし、27日日曜日は富山県内数カ所で開催される講演会・懇親会に出席の予定です。
 来週月曜日より通常国会が開催されます。

 寒さ厳しい折、皆様ご健勝にてお過ごしくださいませ。


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上北沢ホームの皆様と。

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コメント

いつもブログ読ませていただいています。
さて、インターネットで情報を発信するにあたっては、見出しが非常に重要です。
ネットで情報を得る多くの人は、見出しで記事の取捨選択をし、興味を惹かないものは読みません。
「上北沢ホーム訪問など」というタイトルは、残念ながら、多くの人の興味を引くタイトルではありません。
(重要でないということではありません)
日頃からのブログの読者であれば、見出しにかかわらず、更新のたびに読んでいるかと思いますが、そうでない人には届きません。
本記事には「元徴用工問題」「韓国駆逐艦による火器管制レーダー照射事案」「憲法改正問題」など、重要であるだけでなく、国民の関心が高い内容が含まれています。
多くの人に石破議員の考えを届けるためには、話題ごとに記事を分割し、多くの人に届きやすい見出しを付けることが有効だと思います。
ご検討いただけましたら幸いです。

投稿: mats | 2019年1月25日 (金) 13時52分

石破さん ブログのご更新有り難うございます。
提起された論点は様々ですが先ずは身近な点から(但し不軽w)。

  ≪平穏死(???)≫
愚者も予て「死、尊厳死、安楽死、自殺or自死vs自逝(愚者の造語ですから世間にはない言葉です))など」を熟考しておりますので、興味に駆られてちょいと調べました。
石飛幸三さん著書一覧@アマゾンhttps://amzn.to/2S5nyGF 
≪平穏死≫について少なくない本を上梓されてる方ですね。
①⇒アマゾンレビューアーの某A氏によると、その一冊にこういう記述があるらしい。曰く「自然な最期というのは、もう食べなくていいのです。飲まなくていいのです。痛みも苦しみもありません。ただ眠って、眠って、いのちの終焉を迎えます」
仮にこれが平穏死の定義とするならば(まさかとは思いますが)、死は、古今東西の如何を問わず、現実である恐怖や恐れの対象ではない。極めて稀有な「幸運で例外的な死」と言わざるを得ない。事故死もない、癌などの病死もない、苦痛に苛まれる如何なる死もないらしい。それなら、尊厳死や安楽死を云々する必要はない。
こんな件りに石破さんが ≪教えられ、考えさせられること大≫と仰る筈はない。然し、その記述があるのも嘘ではないだろう‥、と此処で愚者の思考は行き止まりw。
②⇒また、B氏によると(趣旨)「末期の2ヶ月の医療費が高い。医療費の高騰の一因」だと。安倍Monkeyらの怠慢も手伝って、増大し続ける社会保障費、就中高齢者医療費の問題が此処で指摘されている。最先端高度医療を実施して、国民の税金を使って、 ≪名を挙げたい医療関係者≫の姿が見え隠れする。同時に、この世に唯一の「絶対である死」に蓋をして、その ≪末期の2ヶ月≫を病床で のほほ~んと生きている庶民大衆の姿も見え隠れする。
それやこれやを含めて(勿論、安倍Monkey問題を含むw)、あのNHKでさえチコの口を借りて「ボーっと生きてんじゃねえよ!」と叱り続けさせているのだが、彼らの耳には入らないらしい。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年1月25日 (金) 16時21分

     ≪残念なお話≫
E. Burkeさんの“Never despair, but if you do, work on in despair.”に倣って、これが杞憂なら好いんですけどね~。
朝日:進次郎氏「これは不正。厚労省、ちょっと危ないぞ」https://bit.ly/2B3CHie  
⇒例えば”連想ゲーム”で、それまでのヒントを全部忘れて、七つ目のヒントだけに狭隘短絡に回答する頓珍漢が世間には少なくない。この進次郎さんの認識はそれに近い。ふわふわと風に浮く羽根の如く軽すぎるんだよ寝~。
厚労省に限らず、ほゞ例外なく全ての霞が関官庁が犯してきた過去の無様な所業を繙けば、国家の規範と秩序、国民生活の将来に危機感が募るのが道理だ。もっと厳しい認識になり、激しい言葉で問題の核心に迫るのが ≪期待されるに足る政治家像≫ だ世。
今は全てが甘すぎる。安倍Monkey一味に助け舟を出す腹か?

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年1月25日 (金) 16時28分

日本人として我慢できないニュースが多過ぎてイライラしてしまいます。

ですので、そう言うコメントは敢えて書きません。

ダウンタウンDX観ましたが、素敵なお姿拝見できて楽しかったです!奥様もとてもお綺麗でした!!
石破さんの作ったカレー、食べてみたいです(*´ч`*)

投稿: 一ファン一意見 | 2019年1月25日 (金) 19時43分

石破閣下

 ポンコツモデラーのポンコツコメントです。

 怪しげな伝説、トドメの第3弾を紹介します。朝鮮人・民族の不思議な特徴について何か感じませんか。閣下は北朝鮮を訪れた際に感じているかもしれません。ただ自分たち王朝のためだけならあんなにも対米路線を組むでしょうか、もっと簡単に倒壊してしまうのではないでしょうか。それに中国とロシアが国境の向こうにあるという、おいそれと済まない緊張状態にあるのを常態とする国家です。これは長い歴史のなかで一寸たりとも変わらぬことであり、この激烈な環境下で滅びることなく今日にいたる歴史を考えると、何か特別な事柄があるのだろうと容易に知りえることです。
 という訳で、ありえない伝説の本題に入ります。神(どんな)の仕込みとして、人や民族に次のに来る試練を越える能力をつける為の揺さぶりを加える、その使命をユダヤ人民と朝鮮人民に負わせたという仮説です。人民を内部から腐らせるお役目をユダヤ人民に、無謀な暴れ方で破滅のキッカケを演出するというお役目を朝鮮人民に分担させたという訳です。後者のことを「朝鮮の挑戦」と茶化して言うこともありますが正確には「チョソンの挑戦」です。核を手に入れれば、アメリカまで届くミサイルなど不要になります。韓国や日本国内の米軍基地を核で攻撃すれば容易に世界核戦争を引き出すことが可能で、韓国では竹島を巡って日本に北朝鮮の核を打ち込み勝利するという類の小説がベストセラーになると聞きます。
 一体どんな仕組みというのでしょうか。ユダヤの仕組みとは人民に怠惰を戒める精神を要求して来ます。朝鮮の仕組みとは思慮深さを求めてきます。考えてみれば韓国のレーダー関連の対応はとぼけたモノです。一国の大の大人の振舞いとしては間抜けなものです。表現は良くないですが、透明の○○を自慢しているようなものですから、この際はよく出来た言い分だと褒めてあげましょう。以前、カッとなって勢いで朝鮮併合をしてしまいました。思慮が足りなかったため今でもこの話をぶり返してきて困らせます。チョットやソットでは廃れぬ朝鮮人民に対して軽率のそしりは免れないでしょう。それが狙いの仕組みなのです。
 彼らは繁栄とが幸福とかより挑発していることが大事なのです。寝る暇を惜しんで挑発行為を練っています。それがとても幸せなのですから、ムダに挑発ネタを提供せず、よく我慢したねと褒めてあげましょう。(哨戒機が近くまで飛んできたのに逃げずに我慢した「えらい」とか)戦後の闇市問題で朝鮮やくざが仕切っていました。警察でさえ怯えて手が出せなかったのですが、日本やくざが娑婆代抗争でボコボコにする事件がありそれをキッカケに朝鮮やくざが全国的に衰退することになりました。身近な例ですが(だれの)弱いものいじめの恫喝と難癖、内部抗争の激しさで攻撃をうけるとあっけない脆さ。相手をよく知ることで冷静さを取り戻したいものです。
 冷静な対応をするため、歴史の事実を知り、思慮深くあることは何事に対してもです。これは中国、ロシア、アメリカ、世界のどの国に対しても必要な条件でしょう。長くなりました、乱文・乱筆お許しください。

投稿: 野村 嘉則 | 2019年1月25日 (金) 21時30分

こんにちは。毎日どうもお疲れ様です。先週、深層NEWS鉄道旅第三弾、拝見いたしました。
ひと昔前のテレビゲーム『電車でGO!』では運転席を模したコントローラーを別売りしていた事などからして、鉄道マニアにとって、実際の車両を運転するのは子供時代から抱いている夢なんだろうな、と思いつつ、夢の叶った御二人、とりわけ車両を前にテンションの上がった前原議員の言動など面白く拝見いたしました。

最近の注目度の高いニュースとしてはやはり韓国の問題、私は過去の日本と韓国との間の取り決めや経緯など勉強不足なので大雑把な見方と印象しか述べられないのですが、一連の報道を見て気が付いた事を記してみます。

例えば子供時代を振り返って、「小さい頃おばあちゃんの家に行くと、百円玉を二枚くらい握らしてくれるので、それを持って駄菓子屋に飛んで行った」という思い出話をする人があります。子供へのお小遣いの与え方には二通りあって、孫の顔を見るたび小銭を与えるやり方、もう一つは普段小銭なんてあげないけれど、年一回お年玉の時には一万なり二万なり、まとまった金額をあげるというやり方。
私はテレビを通じて韓国という国を見ていると、たまにまとまったお金をあげるより、ちょこちょこ小銭を上げた方がご機嫌がいいタイプの国のように思えます。同時にそれは「あなたのことをいつも気にかけてますよ」というメッセージでもあります。
念のため付記すると、ここで何も進んで韓国の機嫌を取るためにマメに小遣いを渡せと提案している訳ではなく、国民性と現状を照らし合わせた分析に過ぎません。一般に国民性として韓国人はアルミのヤカンに例えられるように熱しやすく冷めやすく、またせっかちだといわれます。従来の日本の対韓国との賠償金は何十年かに一度払うお年玉のような形。もしかすると、もっとこまめに話し合いの機会を多く持ち、少額ながらも経済支援などしていたら、不満を貯めに貯め込んであらわになった時には大爆発、という事態にはなりにくいかもしれません。今後は外交方針を「ヒステリックな一面を持つ女性との交際」のように、日頃こちらからマメな心配りをする、という風に変えてみるのも試す価値アリかもしれません。たまにダイヤを買い与えるより、会うたび薔薇を一輪あげておいた方がトータルの出費も少なく済むかもしれませんし。

前回、書かせて頂いたように、世界情勢は手本のない混沌の中にありますが、韓国もまた同様のようです。例えば平らな砂場に山を築くためには、手で砂をえぐって盛り砂する訳ですが、韓国のように、権力中枢の座を追われると私財没収、死刑にすらなりかねない国では、砂をえぐる場所を国内にすると政権から追われた時危ないので、海を隔てていて安心な日本をえぐって、党なり大統領なりの求心力を作り出す方が安全と考えているように思えます。
戦後、半日教育を受けた世代が国民の大半、今は洗脳教育が幅広い世代に花咲く時期、共感を得るたやすい政治手法なのかもしれません。

また、旭日旗問題やレーダー照射問題などの報道を見るにつけ、韓国は一国の判断としてはお粗末というか、首をかしげてしまう対応が最近多くなってきました。これには彼らの勝ち気な国民性もあるとは思いますが、もう一つ、我々は普段何か問題が勃発すると、「韓国が」とか「アメリカ合衆国が」と便宜上「国」の判断として分析したり批判するのですが、当然ながら「国」というのは人の集合体であって、国そのものが言葉を発したり、思考したりはしないものなので、昨今の韓国の発言も「その奥にはそのように判断し、発表させようとする者がいる」わけです。もし会議の上で決めた事としても、それは一人か、多くて数名の権力中枢の者の価値観や意見で決められているような感じを受けます。

私は韓国内の政権担当の顔ぶれは知らないので、今の韓国政府の発言が、文大統領個人の考えなのか、直近の人達の知恵による答えなのかは分からないのですが、常識からすると、理不尽でトンチンカンですらある最近の韓国発表の文言を見るにつけ、大統領は政権の身内にいる強硬で感情を優先しがちな反日論者をコントロール出来ていないのではないか?という印象を持っています。勿論大統領もそっち寄りなので、そういった者たちに自由にさせ過ぎてしまっている面もあるかとも思いますが。


ところで、石破さんが前回などブログに書かれていた最近の報道番組のあり方について私が思った所は、記者が現場を取材したのを一次情報とするなら、それを丸写ししたのが二次情報、二次情報をネタに報道するのが三次情報…伝達を重ねるほどに信憑性は薄くなり、対象の核心からも遠ざかるものですが、ご指摘の通り今のメディアはネットニュースも含め、あたかも伝言ゲームのような報道が多い現状ですね。
最近は米国はじめ世界各国のラジオがスマホで聴けるので、私はヒアリングの勉強のつもりで英語ニュースをたまに聴くようになったのですが、大半は翌朝の日本のニュースで同じ内容のニュースが流れるので答え合わせが出来ます。つまり、日本でオンエアされている国際ニュースの大半は受け売りである事が判ってちょっと驚きました。
心あるキャスターは(石破さんもご存知の赤江珠緒さんや羽鳥慎一さんなど)以前、新番組立ち上げの際、スタジオから飛び出してマイクを現場で握るという位の意気込みもあったように見受けられたのですが、結局、無難な番組作りの路線に戻そうとする局や放送業界のエネルギーに吸収されてしまうようです。政治報道に関しては記者クラブの有り様など、未だに議論は止まないようですが。
もし一次情報をもっと各社独自に取材していれば、様々な報道色があって、視聴者はそれらから取捨選択する中で自分なりに真実と思うものを描く事が出来ますが、残念ながら現状はそうなってはいません。
本当に自由な競争や「好きな物を選べる豊かさ」を支える裏の努力を忘れたり怠っているうちに、ふと気がついたら民主主義以前の時代より貧相な事になってる、とハッと気が付く時が報道以外の事柄などにも、この先あるかもしれません。

この他、ゴーン氏の件にしろ、ファーウェイの件にしろ、車やスマホという、本来大衆の利便性に寄与するはずの企業が、ユーザーを忘れたかのような所で経営の根幹すら揺るがすような事態になっているのは今日的といえば今日的な大企業の姿であるのかもしれません。しかし、それに伴って、石破さんも指摘されていたように、長年ユーザーに親しまれてきたブルーバードやローレル、サニーやグロリア、セドリックといった車名を惜しげもなく手放したのは、経営合理化とは一体何だろうか?とちょっと疑問に思う所もあります。ゴーン氏を解任して再び日本人経営陣で立て直すなら、旧車名を復活させてハイブリッド車や電気自動車の新型車にブルーバードやラングレーなどとネーミングしてくれたら、再出発の意気込みが分かりやすく伝わるし、記号みたいなイマドキの車名より親しみが湧くと思ったりしています。(ただしこれはせいぜい1970年代生まれ頃の世代までで今の若者にはアピールしないかも?)

ところで前回記した昨年の総裁選の演説を拝見した中で気がついたことを付記しておきます。総裁選直後にあれこれメモしていたのですが、スマホの時代になってから、メモアプリに書き込むとそれで気持ちが済んでしまって、清書して送信する事を忘れがちです。アプリを削除してしまうとメモも消えてしまうので、覚えている事を以下簡単に。これらは演説内容等についてではなく、主に運営面に関してなので、また平議員が総合プロデューサーとして地方選や参院選で一肌脱いで頂けるという場合などにも、取捨選択してご参考になさって下さい。

①動画配信についてー
選挙戦中盤から、青に白抜き文字で「地方創生」、「日本創生」といった幟が立ちましたが、風の強い日は幟がねじれてしまって文字が見づらいので、もしまた選挙戦に動画配信を活用される時は、画面に枠(例えば青い額縁)のデザインされて、そこに常時『地方創生』などスローガンが表示されていれば天候に左右されずに有権者に見ていただけると思います。

②現在演説中の内容を要約して固定テロップでー
動画配信は電波状態が悪い時や場所で見ると途切れがちです。途中から見始めると演説の内容が把握しづらいので、可能な時は、例えば『社会福祉について』等、小見出しのようなものが画面上部にでも常時表示されていると、今何について話しているのか、興味を逸らさないで見ていただけるかもしれません。

③応援演説は3分程度にー
せっかく応援に来ていただいた先生方に心苦しければ従来通りご自由に演説して頂いても構いませんが、演説会場に、たまたま足を止めて下さった有権者の方々は、やはり主役を見たいし、その演説を聴きたくて足を止めているので、集中力が途切れないうちに真打ちにご登場いただくという事です。演説者の近くに仲間の先生方が立っているだけでも何よりの応援、演説時間が短い分は応援に駆けつけてくれた先生のお名前を演説に織り交ぜながら口にする頻度を高める事でフォロー。また、心理学的に言うと、有権者は、応援に駆けつけて立ち並んでいる議員さんの顔触れから、立候補者がもし当選したら、どんな顔ぶれの内閣になるか、無意識のうちにイメージを膨らませているような所もあるし、立候補者の人付き合いの幅やバランス感覚をそこに見ます。そこで、女性が2,3人混ざっていると、バランスの取れた候補者に見えますし、わざとらしくない程度の笑顔もあれば、明るい雰囲気になります。明るすぎるのも信頼感が損なわれるので芸人まで呼ばなくていいと思いますが。

④ソウル戦の場合
ソウルといっても韓国のではなく魂のソウルです。以前沖縄の選挙の性質は『ソウル戦』などと記しました。
都市部における通常の選挙は、対立候補とダブる政策主張などは避けてオリジナリティある演説に腐心しますが、有権者の心を揺さぶる演説が特に必要な地域では、対立候補と同じ主張をしても構わないし、相手が100の力で言ったら、こちらは同じ事を200の力で訴える、という事も視野に入れるーこれがソウル戦の特徴の一つで、例えば沖縄県知事選の敗北はソウル戦だったにも関わらず、まるで都市部の選挙戦のように対立候補と被らない主張を柱にし過ぎた面もあった気もします。
所で討論された山尾議員とは以前ブログにご紹介されていた『立憲的改憲』の山尾志桜里議員かと思いますが、その後、同著を入手して手元にあります。目下江藤 淳氏の『一九四六年憲法その拘束』を読んでおります。江藤氏の文体は明確で読みやすいですね。先日、石破さんの『政策至上主義』も、購入させて頂きました。今回ご紹介されていた本の数々もいずれ読んでみたいと思っております。
『政策至上主義』をパラパラと目を通して見た所、石破先生は「水月会」という勉強会があるのだとか。残念ながら議員さんのための会なので私は傍観する部外者なのですが、水月会の活動を心に留めて目にする機会があれば、今の日本における切実なテーマについて掘り下げて考える材料にさせて頂きたいと思います。


水月会では今の政治は縦割りシステムの弊害で災害時など決断が遅いから、迅速な対応のための組織再編のアイディアなどの意見交換がされる事もあるかもしれません。そもそも縦割りシステムというのは構成する人材全てが優秀である、という前提条件を満たした場合のみ、有効に機能するものだと思いますが、水月会のメンバー各位のように縦割りでも充分役割を全う出来る人たちが、スピーディーな行政対応のために、なるべく一本化して横の連携も採り入れた組織作りを考え出さなければならないというのは皮肉なものだなあと思ったりしています。

ちなみに、少し前ラジオで知った『スッキリ中国論』(田中信彦著日経BP社刊)という本は、日本人には分かりづらい中国人の国民性を、タイトル通りスッキリ分からせてくれる好著かと思います。私はラジオで内容を聴いてしまったので、購入を躊躇したままですが、スジで考える日本人、量で考える中国人…なるほどと思わされる事の多い内容です。よろしければお手元に。
では毎度のことながら乱筆乱文にて失礼いたします。寒さまだまだ続きますが、くれぐれもご自愛下さい。


神奈川県横浜市戸塚区鳥が丘55-7  坂井 学(52歳)

投稿: 坂井 学 | 2019年1月25日 (金) 22時15分

表題(目次) 物価水準上昇と為替円安の連動制に関する分析
表題(目次) 付録資料「民間で知り得る情報漏洩の確度」

石破先生へ

今週も週末がやってきました。資料を送ります。今週のお題は「物価水準上昇と為替円安の連動制に関する分析」とでも題しましょうか。ご関心がなければ、ご一読されなくて結構です。

(要約)
20年にかけて、国内インフレから、為替円安を想定。これは、消費増税による物価に対する影響も念頭に入れている。

(本文)
年始1月7日テレビ東京放送のモーニングサテライトにおいて、19年度の為替展望に関する議論が行われました。

その中で、ある識者A氏の発言で、「ドル円為替は日本側の実質金利水準への連動制が高い」という、発言がありました。

また、別の識者B氏から、「それは、逆で、為替が円高になると、リスクオフ・デフレマインドから消費が落ち、物価水準下落の元となる。」という反論がありました。

A氏の発言は、その国の物価水準の、長期金利とその債券の需要に対する影響を考慮して、実際の指標、特に日米間の金利差から来る為替への影響を、反映させようとするものです。

物価水準が上昇すると名目金利から低い方向へ実質金利は低下し、結果として、例えば、日本の国内の物価上昇は、日米実質金利差を拡大させ、拡大した金利差は日本から米国への投資水準を増大させ、円安に働きます。

識者A氏は、19年度は、米中貿易紛争や日米TAG交渉で日本の輸出が減り、増税で消費意欲が減退して国内物価水準は,低下して日本の実質金利上昇からドル円為替、19年円高を言い、また、識者B氏の発言に対して「物価、実質金利の間には相互に影響しあう、両方の影響を日銀も認めている。」として、識者B氏の反論を折りました。

しかし、個人的には、私は、米国側の物価影響や何より米国の名目金利を全く無視する識者A氏の発言を、瞬間的に違和感として感じてしまいました。

そこで、実際に識者A氏が言っていることが本当なのか、17年11月~18年11月までの各月で確認してみます。

ちなみに、日本の、名目金利は緩和からまず抜け出れないため不変、従って金利値は無視、「実質金利は、物価状況により決定される」と、短絡しています。

17年11月、為替112.9、物価0.6
   12月、為替112.9、物価1.0
18年 1月、為替110.7、物価1.4
    2月、為替107.9、物価1.5
    3月、為替106.0、物価1.1
    4月、為替107.5、物価0.6
    5月、為替109.7、物価0.7
    6月、為替110.0、物価0.7
    7月、為替111.4、物価0.9
    8月、為替111.0、物価1.3
    9月、為替111.9、物価1.2
   10月、為替112.7、物価1.4
   11月、為替113.3、物価0.8 


確かに、4月~6月で為替107.5~110.0で物価0.6~0.7で円高傾向で物価安、8月~10月で為替111.0~112.7で物価1.2~1.4で円安傾向で物価高、
しかも時間経過方向でも、それぞれ、ほぼ連動しています。

実際に、経済・金融面の理由付けや説明は後付けで、もっともらしいことを言って納得させるものですが、本当に貴重なのは、法則、影響を青眼で見出す力だと思います。

とにかく、国内物価状況がドル円為替に影響するのは確かの様です。

そこで、識者A氏が言ったことではありませんが、私が考えた、「もっともらしいこと」を披露させていただくと、「日米間の金利差水準から為替の推移を見る場合、名目金利に対する物価の変動量を勘案する時点で、「なぜ日本の物価が影響力を持ち、米国の物価を無視しても構わない」、かの問題は、米国における凡そ3%程度の名目長期金利水準と日本におけるほぼ0%水準の名目長期金利水準では、米国においては国債選好の過程で物価の影響が大きく抑制されているのに対して、日本の場合は名目金利水準が低すぎるために、物価に対する国債選好の要因が無視されるほど小さく、逆に言えば、米国における金利水準に対する物価の影響が殆ど無くなっているに対して、日本においては、物価水準がストレートに為替に影響する原因になっている。」といったところでしょうか?「後は、米国の名目金利の額面が日本の名目金利の額面に比べて非常に大きいため、米国側の変動「割合」が少々の金利水準の変動では、数字を見た目の割には経済実態に与える影響が少なく、日本側の名目金利は、日銀が抑え込んでいるし今後もそうだろうということで、そこで、後に残った日本の物価水準の影響が、数カ月~数年の中長期スパンでは、影響が大きくなる。」とでも言えば、素人の描いた絵でもそれらしく見えるかもしれません。

ただ、識者A氏の想定の中で、19年度の物価水準を明確に、(物価水準:低)としている点が少し引っかかります。

世界経済の中のCRB物価指数は、18年12月24日ボトムを打ち、新年以降も、為替の激変とは無関係に一貫して上昇しています。CRBの代表が原油価格なのかもしれませんが、最近サウジの18年12月以降の原油減産が確認されています。この様な、世界的な商品価格の影響に対して、日本の電力中央研究所が認める様に、物価耐性を日米間で比較すると、明確に日本の方が物価が上昇しやすいのです。つまり、経済状態の好循環としての2%域には、不況下の消費の腰折れで明らかに無理でも、消費者物価指数、1.2~1.3%くらいの「素地」は準備される可能性があり、そこに、食料品、電力・ガス、の値上げ、などの強制措置でどっとインフレ要因が流れ込む様な状況は、ことし、19年ですでに円安化が、開始されかねない可能性を読み取ることもできるかもしれません。

ところで、番組のモーサテの中でゲスト出演していた、外国人投資家の「パックン」が少し気になることを早口で言いました。
「ことしは増税で円安!」

これは、アノマリーでしょうが、実は、闇株新聞の記事から、「消費税増税分は物価上昇以外の何者でもない!」という内容を覚えていました。

年度平均のドル円為替を書いて見ます。

14年105.9
15年121.0
16年108.8

実は、闇株新聞の中で述べられていた、第二次安倍内閣時代における、最大のインフレ、物価高状況は、14年の消費税増税以降だということです。

翌年の15年にいきなり121.0円まで為替円安が上昇している状況に関しては、識者の中には、外的要因を挙げる人もいるかもしれませんが、識者A氏の物価上昇から日本の実質金利下落による円安説と闇株新聞の増税インフレ説を合わせると、どう考えても、14年消費増税の影響がじわじわ翌年の為替円安を呼び込んだ様に解釈せざるを得ません。

さらに、19年度の消費税増税には、安倍政権の自動車・不動産・商品券・ポイント付与等の軽減措置があり、商品価格が高くなる上に、資金フローで消費の減退を抑える行為は、どう考えても、インフレ化要因以外の何物でもないように感じます。

1月25日発表の東京都区部消費者物価指数では、18年12月記録と19年1月予想が0.9%でしたが、19年1月記録は早くも、1.1%に加速しています。

また、こんな資料も見つけました。

◎ 日本のインフレ水準、予想、IMF18年10月

14年 2.76(消費税増税の影響大?)
15年 0.79
16年―0.11
17年 0.47
18年 1.2
19年 1.32
20年 1.66

昨年10月のIMFの想定では、識者A氏の見解とことなり、今年はインフレ傾向が強まる様です。

これらは、明らかに、少なくとも20年時以降における円安化の傾向の暗示を意味している様に感じます。

そして、前々週の指摘どおり、就業者の大量減少、年金生活者入り傾向は、20年以降の大増税をどうしても想起して、これが、IMFの現状の想定以上に、どんどんインフレ率の上昇を呼び込み、つまりは、後戻りの想定の困難な、超円安傾向がここ10年は継続しそうだ!ということです。(山口達夫 記)
表題(目次) 付録資料「民間で知り得る情報漏洩の確度」
(要約)
情報漏洩に関する、中SAM事案、イージス艦事案の2件に関して、民間人が知り得る知識のとりまとめと、感想を記載しました。
(本文)
最近の事案でnet検索からできる要約と私のコメントを、2件当たってみたいと思います。
1. 中SAM関連(以下検索)
2006年、朝鮮総連系の科学者団体「在日本朝鮮人科学技術協会(科協)」と関係があると言われるソフトウェア会社に、ミサイル部分の資料が流出したことが、警視庁公安部の捜査により明らかとなった。中SAMが戦術弾道ミサイルへの対処能力を得られるか否かの性能検討に使うためのシミュレーションを、防衛省が三菱総研に発注した際に、三菱総研から研究を孫請けした企業が、薬事法違反で前科のある科協所属の在日韓国人が役員を務める会社であった。
警視庁の調べによれば、この会社から「土台人」と呼ばれる在日工作員を通じて北朝鮮に対して情報が流出したとされており、流出した情報には未公開のものも含まれるとみられる。ただし、防衛庁(現:防衛省)は「流出した情報はごく一部であり、異なる部分もあるため、このことが中SAMの運用に悪影響を与えるおそれはない。」としている。
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情報機密漏洩は、自衛隊内だけでなく、関連防衛産業にも浸食してくることが分かります。
なお、この事案は、北朝鮮側のシンパである在日の余りにも稚拙な分析力を物語るものであるとも思えます。

2.イージス艦情報漏洩(以下検索)
海上自衛隊第1護衛隊群(神奈川県横須賀市)の2等海曹 がイージス艦の構造図面などを持ち出した。神奈川県警と海自警務隊は極めて秘匿性の高い「特別防衛秘密(特防秘)」に当たるとして、2007年4月4日以降、日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法違反の疑いで捜査を進めてきた。
これは、1月に2等海曹の中国籍の妻を出入国管理法違反容疑で調べた際、同県警が押収した外付けハードディスク (HD)内にイージス艦の情報が発見されたことで発覚したもの。
当該2等海曹は1995年から1999年に同群所属のイージス艦"きりしま"に所属していた。しかし機関担当で、システム中枢部のCIC(戦闘指揮所)に入る立場ではなかった。捜査当局は情報の流出元や経路の特定を進めていたが、2007年12月13日、事案の発端となった開発隊群プログラム業務隊所属(当時)の3等海佐を逮捕したことが報じられた。特別防衛秘密が含まれていることを認識していた上で情報を拡散させた行為が極めて悪質であるとして、当該3等海佐は初の日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法違反容疑で起訴(2008年12月に懲戒免職)されたほか、流出の舞台となった海上自衛隊第1術科学校では一連の事案に係わった隊員5名が書類送検されるという、防衛省・自衛隊創設以来最悪の情報漏洩事件となった。2008年3月21日に防衛省が発表した一連の不祥事に係わる懲戒処分状況によると、本事案に関与した隊員3名(起訴された3等海佐を含む)が懲戒免職、17名が6日以上の停職(重処分)となった。
流出した情報には最高軍事機密とも言うべきレーダー性能の限界や迎撃プログラム、使用する電波帯などがある可能性があり、これは日米間のみならず、同システムを採用する国の安全保障すら脅かすおそれがあり、当時の海上幕僚長の辞任の一因ともなった。
起訴された被告人については2008年10月の横浜地方裁判所第一審で有罪判決を受け即日控訴したが、2009年12月の東京高等裁判所において控訴棄却となり、懲役2年6ヶ月執行猶予4年の有罪判決が確定した。
事案の発端となった中国人女性は事件発覚後に国外追放されたにもかかわらず、日本に再入国して横浜中華街に潜伏していたことが明らかになっている。
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この事案に関しては、公安から元内閣情報調査室長になりその後小説家に転身した、濱氏の小説、「ハニートラップ」によると、警察官僚から元自民党議員になった、亀井静香氏の私設秘書の関与を想定したような下りがある。
 2013年の調査によると、陸上自衛隊14万人中約500人、海上自衛隊4万2000人中約200人、航空自衛隊4万3000人中約100人の計800人が外国人の配偶者を持つという結果がでている。その7割にあたる約600人が中国人である。
 日中の防衛問題に詳しく、『あなたのすぐ隣にいる中国のスパイ』(飛鳥新社)を上梓した鳴霞氏は、「海自で外国人妻を持つ隊員のうち、10人が保秘性の高い職務についていたという情報もある」と発言している。
 少し古い2006年の資料で、海上自衛隊対馬警備所(長崎県対馬市)の隊員らが中国・上海などに無断渡航を繰り返していた問題を受け、防衛庁が、事務官を含む約26万人の全自衛隊員にアンケート調査を行った結果、過去に無断渡航経験があると申告した隊員は、海自約190人、空自約80人、陸自約50人にのぼり、また、実数は十数人程度ながら、全職員数に占める割合では、防衛施設庁が最も高く、本庁内部部局も陸海空自を上回った。
 これは、アンケートで氷山の一角であり、実数は恐らく数千人規模にのぼるであろうし、中国国内への「準違法行動」には、恐らく中国官憲が、非公式な歓待とフンダンなハニートラップを用意して、どんどん、親パが養成されている可能性すらあると思う。
 無届の海外渡航に関しても、特に警察、自衛官は、重い処分が必要であろうし、そもそも旅券の発行自体、公務以外は原則禁止すべきと思っている。
 巧妙に、フンダンな資産で懐柔してくる中国当局に対して、外事公安の活動をもっと促進すべきと思える。(以上 山口達夫 記)

投稿: 山口達夫 | 2019年1月26日 (土) 02時23分

2K:年金開始75歳も選択肢 毎月の受取額は2倍 https://s.nikkei.com/2B2galS ≫元気な高齢者に社会保障を支える側に回ってもらう狙い
⇒冒頭に蛇足w:生涯の累積支払額は増えるが、累積受取額はどうなるの?などの疑問には蓋。過去の来歴や記事の行間などを読み込み、少し考えればこれも ≪彌縫策だ≫と解りそうなもんだが‥。
⇒ ≪己の過去の大失敗の尻を、民と弱者に舐めさせる≫ 狙いは確実に実現される。それが国家権力の力である。愚かな≪人型の猿と丁稚猿“ら”≫の目論見である。
⇒他方で、≪75歳受給開始で受取額は2倍≫という甘言(=疑似餌)は反故にされる。反古になる原因は、AmongOthers、財政破綻?年金制度破綻?今の極東の島国の状況が診えてさえいれば、いくらでも原因は転がっているの世。それが≪人型の猿≫に政治権力を委ねた庶民大衆が、好き好んで選んだ末路である。
⇒また、2Kは安倍政権の広報機関に成り下がった‥という点も重大である。 戦前戦中の ≪大本営発表≫って知ってる?(哀笑)
政治権力者の無知はほゞ全ての民に害が及ぶが、庶民大衆の無知は己に悲惨な末路を齎すのである。
だから、NHKの意図は違うようだがw、チコが「ボーっと生きてんじゃねえよ!」と怒ってくれているのだ。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年1月26日 (土) 14時47分

石破先生、こんばんは。
上北沢ホームは、世田谷区立の特別養護老人ホームですね。区立で、胃ろう処置が必要な人の受け入れまでしているって、すごいです。
私は横浜市民なのですが、とても羨ましいです。
偶然かもしれませんが、私が以前、介護や医療のことをコメントしたので、先生サイドがそういうホームの医師やスタッフの話を聞く機会を作ってくれて、とても嬉しいです。どうもありがとうございました。

先生が総理大臣になるのは天命と言うのならば、私は応援します

今、政治家の皆さんが口を揃えて言う「少子化」ですが、本当に子供をもっと増やしたいと思うのならば、虐待なんてない国にしてほしいです。
日本ほど毒親に甘い先進国はないんじゃないかと思います。
虐待するような親は、国が親と子供を離すべきだと思います。国の前に県、市、区なんでしょうけれど。

では、先生おすすめの本、読んでみます。

本当に雨が降らなくて空気がカラカラです。お風邪など召されませんように。
ごきげんよう。

投稿: 石破先生の一ファン | 2019年1月26日 (土) 19時00分

石破様、こんばんは。歴史とは英語でhistoryでHis storyからできた言葉と言われています。このことを念頭に置いたうえで私たちは外交すべきだと思います。国単位でなくても人はそれぞれ正と負の歴史を担っていて負の部分は語りたがりません。それを知っておられる方はその部分を私たちに問うているものと考えられます。日本を悪く言う国にも過去咎めるべき部分が隠されているはずであり、わたしたちはお互いとやかく言いあう必要はないと思います。過去は変えられませんが、未来はいくらでも変えることができます。私たちは未来を明るくする努力を怠ってはならないと思います。そのために過去の失敗を教訓とし、新しい良いものを生み出していくべきです。人に害とならないものをどんどん作り出す日本であってほしいです。石破様期待しています。

投稿: hitomugi | 2019年1月26日 (土) 22時26分

佐藤ゆかり氏:ファーウェイ問題、日本は経済より安全保障に軸足を https://premium.toyokeizai.net/articles/-/19805 
⇒ふむ。お久し振りの佐藤ゆかり女史。お窶れになりましたね。罔さが持ち味の二階派で群れていれば止むを得ませんが奈。知的な水月会に属されれば、ご苦労はあるがw余程に溌剌とできるのに‥。
そもそも、経済金融が専門分野の国会議員が、なんで態々、その得意分野より不得手な安全保障の重要性や優先を訴えるのか奈?アベノミクス失敗を隠蔽したい安倍-二階の指令以外に?!
また、そもそも、なんで二択なのか?課題の狭隘と矮小化が酷い。
政治の本義である「経世済民」とは ≪国家の安全平和と国民の安寧≫だから、その両面&対等&同時並行が肝ですよ!

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年1月27日 (日) 10時12分

北方領土問題について、どうして領土返還にこだわるのですか?戦後直後の返還ならまだしも今の状態での返還は疑問です。ロシアの人たちが定住し平和に暮らしてます。また日本国になったとしても日本から定住する人が出てくるのでしょうか。今のままでピザやパスポートなしでお互いが自由に行き来出来、2島にも自由にホテルを建てたりスーパーが出来たりすればお互いが共栄共存できると思うのですが‥返還された場合、いずれ軍艦島になるような気がします。自衛隊の基地を作りいずれ米軍も駐留するでしょう。それが不安でならないのです。平和な日本のままでありたい。

投稿: 井上三朗 | 2019年1月27日 (日) 10時36分

  1/2≪戦後日本の肝腎事‥火消し?火種を取り除く?≫
引用≫一旦締結した条約の内容を一方の国の司法が覆すことが認められるならば‥
⇒韓国司法ではなく、韓国政治が「覆しているのか?」‥此処が重要なポイントですね。「過去の過ちの見直しor是正」を求めている可能性※1はある。
※1海の此方で窺う現状では“蓋然的”とは言い難いが‥、それがこの地域に位置した日本の仕事だと考える(詳細は後述2/2)。
⇒この石破さんの引用部を額面通りに横展開すれば、日本も日米地位協定とその元である日米同盟の「見直しor是正」の戦術(戦略?)を取る根拠を喪う。国際政治や世事の場で、そんなバカバカしく硬直的なことはないと確信しているが、現にそれを色濃く暗示する罔い識者もいる。

扨て、標題の件、
戦後の日本にとって対中外交と対韓外交での肝腎事は、♪被害者は被害の事実を忘れない。同時に加害者は極めて容易に忘れる♪と云う一事に収斂されると思う。(但し、日本人は稀有な例外であって、あの愚昧な戦争の大罪人を処罰もしないし、対米敗戦の無惨も沖縄の軍事的占領を許している現実も、被害事実を容易に忘れられる ≪特異な人々≫だから、他国の状況を推し量り判断根拠にすると過ちを犯す)
⇒更に言えば、世界の大国として伸し上がっている中国と雖も(少なくともその経済的な実態は“図体がでかいだけのジャイアン”に過ぎない)、また韓国に於いても、大都会の大きな表通りを一本二本外れて露地に入れば、今や日本では殆ど見掛けない程の ≪庶民大衆の貧しさ≫ を目の当たりにする。両国の片田舎に於いておや。
⇒‥だからと、直接的に ≪どうこう≫ と言うのではない。
然し、「恒産なければ恒心なし。逆に恒心なければ恒産なし※」の脈絡では、間接的にはor遠い目には ≪大いに関係あり≫ である。
※「恒心」は例えば、高い「規範意識矜持見識&教養」だろう。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年1月27日 (日) 11時08分

 2/2 ≪戦後日本の肝腎事‥火消しではなく火種をなくす≫
⇒へたれ経済が三十年続いているとは言え、今後厳しい凋落が予想されているとは言え、総体としては依然として豊かな国家経済を維持している日本が、
①総体として相対的に貧しい中国や韓国がいるレベルにまで態々下りて行くこと(”彼らの発展成熟を促すのではなく‥”を含意)、
②また時機に喧嘩腰に構えて軍事挑発し、また時機に強く抗議すること(口先で言うことだからその抗議の真偽は判らないw)、
③また一貫して、戦前戦中の彼の地で犯した苛酷で不埒な振る舞いに関して、≪既に最終的かつ不可逆的に解決済みである≫、 ≪人の情は然て措いて、金銭的に清算は済んでいる≫、 ≪過去のことである。お前たちは過去志向だ≫ と居丈高にでるand火消しを急ぐ(「”火種を取り除く“に非ず」を含意)こと
‥などには、日本の市民として強い違和感がある。
瞞しの手口でもある「マッチポンプ」の愚図が目に浮かぶ。その愚図の制作者が、未だに火種を隠し持っているのだ。総体的かつ相対的に先進的である側の一方が弁え構えるべきは、本来の意味での ≪保守、あるいは中庸≫だと考える。換言すれば、「大きな土俵を設え、横綱の如く、泰然と相対峙する」ことこそ日本が取るべき態度だと。
「引っ越しできない隣国同士」と云う現実(人事(ひとごと)が及ばぬお天道様の配剤である)に対処するには、一方の当事国は ≪然様な大きさが要る≫ という謂いだろう。「時が解決する問題」は超長期を要するのであり、人事(ひとごと)の視野ではこと足りぬのだと(≪人型の猿≫の近視狭窄の眼には適うことではない)。
⇒斯く言うと、AmongOthers、「いつまで謝罪するんだ!or自虐的だ!or弱腰だ!」と息巻く向きが現れるのだが‥、愚見はそれらとは全く次元の違う景色を観ているのでありまする。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年1月27日 (日) 11時09分

いつも楽しみにして読んでいます。
今回の内容とは関係ないのですが、テレビへの出演情報もお知らせ頂けると、嬉しいです。
ここ何回か、放送後に石破先生が出演された事を知り、悔しい思いをしました。
どうかご検討ください。よろしくお願いします。

投稿: jun3032a | 2019年1月27日 (日) 15時58分

【 統計不正で 激突してる場合ではない。】

> 統計不正、与野党激突へ = 立憲、厚労相の罷免要求-通常国会、28日召集


1/27(日) 20:34配信 時事通信


--

実にくらだないと思う。


仮に 厚労相の罷免が 通ったとして 統計不正が 是正・改善されるわけではあるまい。

コトの本質は、人手不足等に起因する 役所の能力不足だろう。


であれば、この件で 与野党が国会で 激突して、で どうなるのか?


だから、野党は 愛想をつかされる。

問題解決に 資さないからだ。

人手不足を補う 術、仕組みづくりを 協議すべきではないのか?


また、その仕組みを 各法人が導入しやすいように 税制上のインセンティブを設けるなどの 立法処置を取るべきではないのか?


日本の国会は コストパフォーマンスが 低すぎる。

だから、官僚に 舐められるわけだ。

実務的な問題を 政治マターへ すりかえるのは 軽薄の極みである。

投稿: ぴっぽー | 2019年1月27日 (日) 23時39分

【 動物との共生社会 】

> 男女4人食った「凶暴グマ」のおぞましい実態


1/25(金) 5:40配信 東洋経済オンライン

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私の理想は ” 動物との共生社会 ”だ。


私はこの点 共生社会への理解を示す 例えば、ロシアのプーチン大統領や 公明党の姿勢を 評価する。

人間は、その器用さと賢さで 食物連鎖の頂点に立つ。

故に、人間側の 少しの思いやりが 動物との共生社会を叶えると 私は考える。

ネットやテレビ等で 諸外国の自然動物保護区みたいなのを 目にすると


いつも羨ましく思う。 その度量の大きさ、スケールの大きさについてだ。


--


アフリカ等では 以前は、毛皮や象牙目当てに 密猟が後を絶たなかったが、


密猟のため、絶滅の危機に瀕する 動物もいたが、


近年は、ファッション業界への啓蒙・理解が進み

毛皮(リアルファー)を脱し、フェイクファーへの 移行が進展しており 嬉しく思う。


--

熊や イノシシに関しても 下界に下りてきただけで 殺処分の対象となる。


実に 残酷だと思う。


人喰い熊というのも ごく一部にはいるのかもしれないが、大抵はそうではない。


大抵の動物というのは 原則、臆病である。

熊やイノシシの出没が 問題になっている地域は、


彼らが生息する 山林に リンゴやドングリの植林を 数箇所進めるだけで、


出没は 減る筈だ。


--


ペットを飼ったことのある方なら 分かると思うが、


”こんなコトも分からないのか!”と 一方的に腹を立て、手を挙げれば、


大抵の場合 それは、虐待となる。

飼い主と ペットには 圧倒的な力関係が 存在するからだ。

猫や 犬の頭を 触ってみれば分かるが 人に比べて 驚くほど小さい。


物理的に見ても この小さな頭脳と 彼らなりの世界観では、


”こんなコトも分からないのか!”が、分からないのである。


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故に、原則 手を挙げるようなコトはせず、彼らが そうした失敗をしないような 環境づくりへ 飼い主側の工夫と配慮が必要となる。


それが、人間の賢さだろう。

最近は、ネット社会で物流も盛んな世の中であり 多様な防水シートの類含め、


飼い主側の 工夫に応えれる 商品や情報を 手に入れ易くなっている。

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> 12月~2月 毛皮にするために殺される


BY ANIMAL RIGHTS CENTER · 公開 2017/09/29 · 更新済み 2017/09/29

● 過酷な輸送


毛皮動物は、多くの場合、卸売市場と隣接した場所で殺されます。
そこは、動物を売りに来る養殖業者と、毛皮の仕入れに来る大企業が出会う場所でもあります。
飼育されている場所からその現場まで、生きた動物たちは、劣悪な状況の下、長距離の移動を経て輸送されます。

● 檻から出す

檻から出られるということは、その動物の残酷な死を意味しています。
養殖業者は、動物を檻から取り出す際、鉄バサミで首の付け根をはさみ、それから尻尾を掴みます。
鉄バサミには別の種類のものもあり、動物の後ろ足を掴んで逆さに吊るすときに使われます。

● 殺し方


1:殴り殺す


信じられないかもしれないが、キツネやタヌキ、ミンクなどの動物達は、後ろ足を持って逆さにぶら下げられ、金属または木製の棒で何度も頭部を殴られます。

その方法の替わりに、後ろ足を掴まれ、頭部を地面に叩き付けられる場合もあります。
これらは主に動物を失神させる為に用いられる方法ですが、多くの動物は、痙攣したりもがき苦しみながら地面に横たわるのみで、息絶えることはありません。


2:感電させる


口に鉄棒を無理やりくわえさせ、もう一本の鉄棒をお尻に突き刺し、感電死させます。
感電死と一言で表現すると、一瞬で死ねるように思われがちだが、感電は、心臓麻痺のショックと同じで強烈な痛みをもたらします。
筋肉が収縮し、心臓発作と同じ状況になり同時に呼吸麻痺に陥り死亡します。

3:首の骨を折る


ミンクは、首の骨を折り、殺されることもあります。

いずれの方法も、麻酔は使われておらず、安楽死ではありません。

● 皮をはぐ


最後に、後ろ足でフックに吊り下げられ、ナイフを用いて、毛皮が腹部の下の方から剥がされていきます。ある屠殺現場では、毛皮を剥いだ後の動物の死体-人間の食用になる-が山積みになったトラックがすぐ横に止まっていました。
業者は、宙吊りの動物の後ろ足から前に向かって徐々に、そして最終的には頭部も含めて完全に毛皮を引き剥がします。


調査映像には、このプロセスの間中、完全に意識を保っていた動物が何匹も記録されました。
動物は最後の最後までもがき、無駄な抵抗を続けます。
毛皮が完全に剥がされた後も、呼吸、心臓の鼓動、体の動きや瞬きが5~10分続いたケースもありました。

また、最初に完全に失神した動物も、毛皮を剥ぐプロセスの途中で意識を取り戻し、もがき始めることが何度もありました。
業者は、またその動物が動かなくなるまで、ナイフの柄などを使って頭部を何度も殴ります。
動物の頭や首の上に乗り、窒息させようとする業者もいました。


※2005年だけでなく2010年にも生きたまま毛皮を剥がされる現場が撮影されている

投稿: ぴっぽー | 2019年1月27日 (日) 23時50分

【偽善的なポーズなのかと思ってしまいそうだ。
 豪州の建国記念日に抗議する豪州人】


 嘗ては白豪主義の代表国に見られていた白人共和国である。今、たまたまテニスで日本人が脚光を浴びることがあり関心を誘う国になった。そこで見つけた記事である。
『【1月27日 AFP】オーストラリアで建国記念日「オーストラリア・デー(Australia Day)」に当たる26日、この国民の祝日は先住民に対する敬意を欠くものだと主張し、再考を呼び掛ける抗議デモ「インベージョン・デー(Invasion Day、侵略の日)」が各地で開催され、数千人が参加した。
 オーストラリア・デーは、1788年に最初の英入植者団の到着したことを祝うものだが、英入植者団の到着が先住民アボリジニに対する植民地支配的な迫害の始まりだったと考えるオーストラリア人も多い。
 南東部メルボルン(Melbourne)では26日、毎年恒例のデモ行進が行われ、数千人が参加。「これまでも、これからもずっとアボリジニの土地だ」とシュプレヒコールを上げたり、「オーストラリアは犯罪現場」と書かれたプラカードを掲げたりした。デモに参加したドミニク・ゲレーラ(Dominic Guerrera)さんはAFPに対し、「なぜオーストラリアと呼ばれるこの概念を祝おうとするんだ? うそと大虐殺、殺人の上に成り立っているものなのに」「そこに祝う要素なんかない」と訴えた。』

 誰の共感、若しくは関心を呼びたいのかよく解らない。殺人者の子孫と自覚するならその地から黙って何も言わずに去れば済むのにと思ってしまいます。英国で犯罪を犯した人が国外追放の刑を受け、その目的地に豪州はあったとされている。流刑地としての刑場の扱いが過去にあったという伝説というか歴史的事実というか、そう云う果てに今が繋がっているのである。
 まあ、その土地で開拓していかなければ今がないわけでもある。一方的な解釈だけで抗議行動ができるほど単純な歴史とも思えないのである。先住民族の殺戮があったという事実も忘れてはいけないのだろうが、正確な記録が、ここ以外、アフリカや、北米にも南米にも残っていないと云う事もある。殺された側の記録というものだ。こういうのは、13世紀のモンゴル辺りから歴史の表に出てくるのであるが、我が国でも吾妻鏡他に記録はあるは具体性に乏しいのが実情である。そして、それは歴史役事実としてそうした殺戮があったというだけになってしまっている。フビライ皇帝を擁した元王朝の後裔を民族として自称する現在のモンゴル共和国に今の豪州で抗議行動をとるような豪州人と同じような自覚はおそらくないと思う。あえてそういう行動をとれば偽善者のふるまいのように思われてしまうのではないだろうか?

 18世紀の出来事だと云う事で、経過した年数が短いからというような理由もまた考えられるかもわからない。しかし、いまさら白人は出て行けと言う先住民の声が、仮にあったとして、素直に従うとも思えないわけである。

 抗議する人々は何を考えているのかと云えばそういうポーズをとって政府批判をしたいと云う事ではないのだろうか?
 他に何がある?? 見ていても不気味な気がするだけである。そんなに先住民の肩を持ちたいのであれば何も云わずにそこから去ればいいのにと思ってしまいますね。今更何の解決にもならない。未来志向でもない。贖罪の意図があると云う事だけを表明したいだけなのか?

 中途半端な行動のようにしか見えません。これはアフリカや南米の人々には受けるかもわからないが具体的な賠償とかの話まで成長すれば黙って見ていられるのかと云う事でもある。

 かっこばかりを気にする人が蔓延しているようだ。我が国にもいる反日日本人もそういう処がある。考え方が浅いのではないか? 
 自己満足だけで完結しない問題がこういう活動には付いて回る。責任の問題だろうと思いますね。そして記録に正確さがないので、因果関係を個別に指摘することが不可能である。僅か70数年前の戦場売春婦のことですら、強制連行された20万人の被害者というでっちあげを平気で行い、正確な数字や証拠がどこにもない有様である。誰がどのような責任があると云う事も判然としない。いい加減な根拠のない邪推になってしまう可能性がある。しかし、反省のポーズだけはしたい。

 頭のおかしい気味が悪い人々である。

投稿: 旗 | 2019年1月28日 (月) 04時19分

【米国はシナ帝国との戦いに集中するのだろうか?】

 時事に記事があった。
『【1月27日 時事通信社】アフガニスタンの反政府勢力タリバンは26日、カタールでの米政府との協議終了を受け、「進展はあったが、交渉は継続する」と表明した。ロイター通信はこれより先、アフガンに駐留を続ける米軍を含む国際部隊の撤退について、米国とタリバンが合意案をまとめたと報じたが、最終合意にはまだ話し合いが必要であることを示唆した形だ。
 米国側は、撤退にはタリバンの脅威を抑える「包括的停戦」(ハリルザド・アフガン和平担当特別代表)が不可欠との立場。これに対し、タリバンは26日の声明で「外国軍の撤退が合意されるまで他の問題を前進させることは不可能だ」と従来の主張を繰り返した。米、タリバン双方とも21日から6日間にわたった交渉での「進展」を強調しているが、主張には食い違いが残る。

 アフガン政府は2014年、治安維持権限を駐留国際部隊から移譲されたが、タリバンなどの攻勢を阻止し切れず、支配地域は全土の55%程度にとどまる。タリバンが国際部隊撤退後に武力で政権奪取を目指すという懸念は根強い。』

 腐れ縁の様な関係が米国とアフガニスタンにはある。しかし、撤退を考え始めたのは小浜政権の頃からだ。また、その考えが復活して、本気で撤退を言い始めているのかもわかりません。昨年末にはシリアから手を引くと言っている。イランはどうなのか? まだよく解りませんが中東から逃げたがっているのはトランプ政権としては選挙公約の時から云っている事でもある。国防予算を下げたいというのが大きな原因でもある。しかし、公約にはなかった問題が対シナ帝国交渉だ。これに専念したいだけなのかもわからない。経済及び貿易摩擦問題が非常に大きい。

 シナに買収されている政治家は米国には多い。そういう中にあって上手く行くのかどうかわかりませんね。最近では、ヒラリークリントンの名前が次の大統領選に再浮上するかも?・・・・というような、とんでもない記事も出てきた。クリントン氏は、シナ帝国の要人と仲がいいので有名な人である。選挙資金の面倒まで見てもらっているという噂が15年以上前からあった。つまり、クリントン大統領の頃からあったわけだ。今はどうなのかよく解りませんね。『民主党』は日本も米国もシナ帝国には昔から寛大だ。何をしでかしても強く言わない。原因は、シナ帝国の金の力だろう。腐敗に弱いのかどうかまでは解らない。

 シナ帝国は金で黙らせるか拉致して黙らせるか、どちらかの国である。彼等はそれを正義という。そういう正義が幅を利かすようになっているからウイグルが滅んでも国際社会は黙ったままだ。ムスリムが多数いる民族なのにインドネシアも中東諸国も沈黙するだけだ。助けようとするイスラム教徒の国がない。

 金の力に弱いのか腐敗しているのか解らない。我が国も表向きには言わない。しかし、大きな問題に成長するかもわかりませんね。米国はペンス副大統領が正式な会見で採り上げた。

 ここから始まるのだろうか? その会見以降具体的なウイグル人救済に向けた行動はないが、米国の姿勢は対シナ帝国に絞られていくのかもわかりませんね。まあ、ポーズに終わるかもわからない。

投稿: 旗 | 2019年1月28日 (月) 05時50分

コメントのアップありがとうございます。

ジャニーズの嵐の活動が来年で終わるそうです。
紅白の司会とかずっと大役を担ってきたグループなのでお疲れ様と言いたいです。

寒くなりました。
今週もお仕事がんばってください。

投稿: くま | 2019年1月28日 (月) 08時23分

   ≪笑えない嗤い噺≫その1
Reuters:German Minister: Do not want imported nuclear power to make up for coal phase-out  https://reut.rs/2sNaHuL 
⇒ドイツと云う♪智的な先進国♪が羨ましい。彼我の違いは、端的に、「智性溢れるMerkel女史vs愚昧三昧の安倍Monkey」に露見している。
⇒その当初は、極東の島国では ≪そんなこと(脱核発電)ができる筈がない≫と鼻で嗤われ小バカにされていたが、概そ十年を経て(多寡が十年である)、バカはどっちだ!という ≪笑えない嗤い噺≫。
そもそも、ヒトには(“猿ならぬ、核発電ムラ人ならぬ”を含意)、人類の歴史を学べば明らかだが、この程度のことはできるのであります。但し、果敢な挑戦心を励まして「その気」になればだが‥。
極東の島国は猿に蹂躙されている。ドイツ※では ≪広く深く長い視野を備えたヒト≫ による「経世済民の政治」が行われている。
※ここで「ドイツ」とは、数十年前の極東の島国と同時期に、かつ同様に(ある意味ではそれ以上に惨い(むごい)) ≪“極悪非道を行った戦争犯罪国”と云う歴史を持つ国家≫ を含意している。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年1月28日 (月) 17時31分

   ≪笑えない嗤い噺≫その2
47News:プーチン氏、安倍氏との個人関係重視せず
https://this.kiji.is/462521968191751265 
⇒今更、あららら~と驚く場面ではない。⇒安倍Monkeyの ≪最大の拠り所(と勝手に妄信していたもの)≫が脆くも崩れ去ったに過ぎないのだから(嗤)。トランプGorillaとの個人関係は?w
⇒安倍Monkeyが「息を吐くように吐く嘘」は極東の罔い島民には通用しても、また「係長クラスが吐く嘘塗れのセールストーク」が世界の軽輩には効き目があっても、鋭さやある種の才覚に秀でた”大海の鮫”には、時機が来れば、全くの無役なのである。
≪化けの皮は剥がれる≫。≪小人は革面するしか脳も能もない≫。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年1月28日 (月) 17時32分

石破先生

今晩は!!。
先日の週末1月26日より、日本列島が寒気団南下に伴い大変な寒波襲来と雪模様となりました。そのような中でも週末の北海道での憲法討論会、そして徳島でのジビエサミット、又、地元の県連会長の仕事など各地において多忙を極められ大変お疲れ様であります。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の者であります。
本日は①韓国の理不尽な言動について②厚労省の勤労統計調査不正などについてなど、拙論を述べさせて頂きます。

1、韓国の理不尽な言動について
近くて遠い隣国、韓国の理不尽な言動が続いて居ます。嘗ての慰安婦問題のみならず、今回の韓国大法院判決の徴用工問題、その事に続く文在寅大統領(以下文大統領)の(韓国は三権が独立していて、日本はもっと謙虚になるべきだ)との発言。そして今回の韓国海軍艦艇によるレーダー照射事案に対して、(日本は政治問題化しようとしている)発言と続いて居ます。そしてその後、韓国大法院による前大法院裁判長の前朴政権への阿りとして、徴用工判決を故意に先延ばしにした罪として逮捕してしまいました。更に今度は我が国日本に対して(我が国韓国海軍艦船に異常な低空飛行を行い、威嚇した)と、非難声明を発表しました。我が国日本は岩屋防衛大臣が(国際ルールに則る哨戒活動であり、異常低空飛行ではなく、威嚇などそのような意図も目的も全く無い)と反論しました。
本来、日・米・韓の極東アジア地域に於ける安全保障において相互に友好国であるべき韓国のこの所の一連の言動とその意図は、全くもって理解不能であります。

そこで、我が国日本にとって嘗ての「日韓併合」について、今一度歴史上のおさらいを行ってみました。1890年代、李氏朝鮮の高宗は当時、清国の柵封下にありながらロシアの南下策を深く懸念し、日清戦争に勝利した日本に保護を頼ろうとしたり、戦争に負けた清国に未だ頼ろうとしたり、凡そ一国の政治体制は日和見的な軟弱であり、周囲の中国、日本、ロシアなど極東アジアの平和に取って火種となる状況でした。その後日露戦争終結のアメリカの仲介によるポーツマス講話会議、更にその後の桂・タフト協定により韓国は日本の統治に任せた方が政治的に安定するとして、アメリカ及びイギリスは日韓併合に承認を与えました。

しかし、日韓併合の実態はその当時の西欧列強による搾取の植民地化政策でなく、朝鮮総督に於いて伊藤博文は政治、文化、文明の各分野に於いて内地化を目指し、時には日本国内からの費用を予算化の上、鉄道建設などのインフラ整備、身分制度の改革、教育制度改革等も行なわれました。韓国の近代化が進み、その制度は内地日本と殆ど変わらなかったとも言われています。創氏改名、神道への勧めなども強く奨励され、韓国朝鮮人にとっては屈辱的な歴史であったかも知れないものの、全てが植民地として否定されるべきものではなく、現代に於いても韓国国内に於いてその是非が二分するほどであると言われています。

さて以上の歴史を踏まえながら考察してみる時、韓国文大統領の(韓国は三権分立が機能していて、大法院の判定は尊重されるべき)との発言に依れば、今回の徴用工判定、そして前大法院裁判長の逮捕なども凡そ三権分立より程遠く、文政権の意図を組んでいるとしか思えないのであります。
小生は嘗てより、隣国韓国は日・米・韓の極東アジアの安全保障に於いて友好国であり、日・韓の争いは極東アジアの他国中国、ロシア、北朝鮮を利するばかりであり、相互に穏便に政治的沈静化を図るべきであると述べて来ました。しかしながら、韓国は自国の主張を数か国語に翻訳の上、海外他国へ発信している事。更に攻撃武器も装備していない哨戒機の活動と承知していながら、韓国艦艇への威嚇低空飛行であると言いがかりをつける韓国の現状に鑑み、我が国も毅然と対応すべきであります。

以前の慰安婦像設置の時も、韓国は世界中にロビー活動を行っていて、とても悔しく苦い思いをしましたが、今回我が国もロビー活動を積極的に行い、我が国日本の名誉の為「国際ルールに則って活動を行っている」との発信を強力に行うべきであります。

2、厚労省の勤労統計不正調査について
先般小生もいち早く指摘しましたが、今回の厚労省の勤労統計不正調査は雇用保険金などの支払い、勤労者の給与実態調査ともなり、政府の政策への是非の目安ともなる所、厚労省職員は不正な方法と知りながら、何年間もそのまま前例通り行って来ました。
さすがに与野党議員からも驚きの不信の声が上がり、早速監察調査委員会が立ち上げられ数日間で発表されましたが、又その委員会が身内のメンバーとの理由により、更なる疑惑となりました。公的機関の事務手続きが信用出来ないとは?、国民は何をもって納税の義務を果たさざらんや!!。と言うべきであります。根本厚労大臣は「組織的不正調査ではない」と説明するものの、厚労省職員は不適切調査と知りながら、その侭何年間も継続していたのであれば、これを組織的不正調査と言わずして、何を不正調査と言うのでしょう!!?。厚労省下部組織の一部不正と言うべき事案では無く、国家行政の国民よりの信頼が根底より崩れれば、国家の態を成さないではありませんか?「上正しからざれば、下必ず正しからざる」との古来より言われる格言そのものではありませんか?
根本厚労大臣は元より、行政の最高責任者である安倍総理の責任は重大であり、是だけでも内閣総辞職の理由ではありませんか?
自民党内部の厚労部会の委員長の小泉議員さえ、「解体的出直しを図らなければ、国民の信頼などあり得ない」と言わしめる程であります。
それもこれも、全て安倍一強政治のマイナス面が一挙に噴き出したと言うべきであり、政府、行政の怠慢と不正と言うべきであります。これでも現自民党安倍政権を国民は我慢の上、支持し続けなければならないのでしょうか?
石破先生には、いち早く受け皿となるべく、自民党立て直しを図られ、自民党内部への改革提言を行って頂きたいと、切に願うばかりであります。

投稿: 桑本栄太郎 | 2019年1月28日 (月) 21時02分

【無能としか思えない児童相談所】

 各種メデアに同じ内容の記事がある。関心が高いという表れだと思うが、視点は児童相談所のやる気のなさに集中している。批判されているのだが彼等はそれを自覚しているのかどうか不明だ。
 職務の怠慢に見えるが、彼等はできることをしたと思っているようだ。だから記者会見に応じたのだろう。加害者情報も持っていないようだ。よくこれで給料をもらう仕事になっていたもんだ。その職務の内容を認識した人材を抜擢していないというのが実際の姿ではないのか?

 これでは何の解決にもならないというのが感想である。
 時事の記事を見る。
『千葉県野田市の小学4年、栗原心愛さん(10)が自宅で死亡し、父親の勇一郎容疑者(41)が傷害容疑で逮捕された事件で、心愛さんを一時保護していた県柏児童相談所が28日に記者会見し、保護中に心愛さんから暴力などの訴えがあったのに、引き渡し後は同容疑者と一度も面会していなかったことを明らかにした。』

 問題の原因はかなり早い段階からつかめていたようだが、その暴力の発生元には一度も面会していないという事実が記者会見で発覚したと云う事である。

 児童相談所の業務には、児童福祉法に規定があって
 1.児童に関する様々な問題について、家庭や学校などからの相談に応じること。
 2.児童及びその家庭につき、必要な調査並びに医学的、心理学的、教育学的、社会学的及び精神保健上の判定を行う。
 3.児童及びその保護者につき、前号の調査又は判定に基づいて必要な指導を行なうこと。
 4.児童の一時保護を行う

 の4つの業務がある。今回彼等がやったのは児童の一時保護という仕事だけであった。それ以外の項目については加害者である父親に面会していないと云う事から解るように、何もやっていないと思われても仕方がない状況である。

 これはやる気の問題なのかどうかを考えないといけませんね。仕事を増やしたくないと考えているのであればこの職務についての適性を疑う事になります。この公務員たちの役所における前職は何なのかについて調査すれば市民の見方も変わるのではないか?
 市税業務に関係していた人が突然児童相談所に配属されて何をやればいいのかわからない職員となっている例などもあるという話が、ネットのブロクにあった。教育問題についての素人でも配属されたその日から何の研修も受けずに職務に励むことが必要とされているらしい。そんな簡単な仕事なのだろうか?

 児童相談所が新聞の社会面で記事になるのは無能さをアピールするのが狙いになっている。被害児童の命がこの世から消えた時などに、そこでどういう事があったのかとなるわけだ。役所の対応能力が記事になるである。
 そして、何の力にもなれない児童相談所という話が出来上がる。人材の問題ではないかと思うのであるが、そこまで踏み込んだ記事を見たことがない。プロの教育研究家がその役所に常在していると思っているのであれば、メデアはそれが事実かどうかを暴いていかねばならないのであるが、それをやらない。だから何時まで経っても素人の教育問題の担当者が続くわけである。まあ、その道の素人でも年数を経て実務からの経験で有能な担当者になるような人もいるかもわからない。しかし、市役所レベルの役所は教育問題について造詣の深い人材だけを専門的に募集しているわけではない。水道メーターの取り換えから駐輪所の管理まで幅広く動くことができる人材を募集しているのだろう。その市に図書館などがあれば図書の管理ができるレベルの教養が求められ、市民税の徴税管理などの細かな課税台帳の読解や管理が正確にできるレベルの能力も求められるわけで、そう云う人材の配置は年数と昇進とかの人事管理上の政治的な判断とかがあって成り立っている可能性がある。水道メーターの取り替えなどに非凡の才能のある人を児童相談所に配置するという事態があるかもわからない。役所がその配置先がどういう仕事を担う部署なのか正確に認識をしているのかどうかは別の問題になっているかもわからない。

 そういう内情は明らかになったことがないのでこの記者会見に登場した役人が教育問題の専門家集団のように見るのが間違いであるかもわからないわけだ。各種メデアを見ても児童相談所の所長他担当者に至るまで何を主にやっていた人なのかについての記載を見つけることができないままである。彼等の無能は責められるべきものなのかどうかわからない。役所はそういう人材を育ててきたわけではないような気がする。

 学校内での陰湿な苛めの問題が発覚するたびに教育委員会が批判されるのが常態化している。彼等はプロ集団なのだという誤解があるのではないか?
 彼等は全く素人ではないかと思うのは、長年に渡り進歩や成長を見ることがないからだ。対応する能力を持った人材が育っていないのはなぜなのか?

 学校教育行政はこの児童相談所の問題も含めて崩壊寸前のような気がする。無能な人材がそこに集まっているのではないか? それは素人集団だと認識することから始めないといけないのではないか。学校苛めの問題は約40年来続いている。未だに解決できない。まだやるのか?

 いつまでも繰り返すのが教育だと思っているのであれば、制度の大失敗を認めることにならないか。

投稿: 旗 | 2019年1月29日 (火) 04時10分

    ≪大掃除が要る≫
東京新聞:厚労省の定塚由美子官房長会見 https://bit.ly/2FU9F8C 
①≫5人の聴取に出席し、質問もした
②≫事務方No2の宮川晃審議官も3人の聴取に同席していた
③≫事務局の一員として出席するのは自然なこと
※冒頭に蛇足:国家権力に属する霞が関であれ組織の末端人なら叩いても意義も成果も薄いが、本人が≪幹部の一員≫ を任じているから、国家のため国民のためを想い、市民として遠慮なく‥とは言えこの本人だけが癌巣ではないので‥人情を持って、厳しく叩く。

⇒呆れちゃいますね。この女(オンナと読むかヒトと読むかは人に依るw)には、此の段階になっても、問題の本質や制度運用や人事(ひとごと)の要諦が全く解っていない、理解できないのか?AmongOthers、㋑ヒトの何たるか(権威権力に弱い、特に歪んだ権力には頗る弱いこと)、
㋺ガバナンスのなんたるか(歪んだ権力は容易に崩せる)など‥
⇒この女(同上)は口では詫びても、実質的に厚労省の無謬を信じ込み組織防衛に耽っている。これでは場面は違っても再び同じ過ちを犯すますよ。霞が関全体の変革は無理とは自明でも、≪幹部の一員≫でありながらも、厚労省の組織を挙げた ≪過ちの再発防止≫なんか全く期待できない。
余談or予断:彼女は組織の論理に縛られているのだろう。勉強のレベルでは頭は良いCleverなのだろうが、重い職責を担う大人としては頭が悪い(注)という推測は充分に成り立つ。
(注)“not Wise”。≪落ちぶれた霞が関or大手町≫のCleverな官僚or民僚に共通する特徴だから“Stupid”は該当しない。同時に、“Foolish”も、スティーブ・ジョブズさんのお陰でポジティブな意味を得たので此処では該当しないw。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年1月29日 (火) 13時49分

NYT:C. Ghosn Case. That’s a Pattern https://nyti.ms/2Sc7pPU 
①≫His lawyers said Mr. Ghosn could remain in custody for months.
⇒この弁護士とは≪大鶴基成 https://bit.ly/2DQ1qcJ ≫である。
ゴーン事件でのこの弁護士の動きを眺めていると、肝腎にして要の責務である ♪人権や社会正義の守護♪を二の次にして(嘲笑)、淡々と、≪人定法の事務処理に勤しむだけの凡罔(ボンクラ)≫としか診えない。愚者が億に一つ、裁判沙汰に巻き込まれても、断じてこの男(読みがオトコorヒトは人に依るw)には委任しない。
この極東の島国では、ゴーンさんは≪二重三重の被害者≫なのであります。悲劇的な存在であります。お気の毒に。
②≫Mr. Adams of HRW:but we're really concerned about the people unknown and never to be known.”
⇒その深刻さを有態に言えば‥、安倍Monkeyに国政を牛耳られている極東の島国では、≪庶民大衆でしかない貴方the unknown≫でも、この種の、道義に悖る酷い仕打ちを受けるかも知れない世と。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年1月29日 (火) 14時02分

石破さんに聞きたいんだけど。。。
韓国がもはやレッドチーム入りは確実なわけで、そうなると日本が対中国・ロシアの最前線になるわけですよ。憲法は今のままほっといて良いと思ってんですか?アメリカにおんぶにだっこの時代はもうとっくに終わってんでしょうが。

投稿: nh | 2019年1月29日 (火) 19時44分

テレビ東京ゆうがたサテライト19年1月29日17時
【景気回復戦後最長の「実態」】

◎ 政府は第二次安倍内閣組閣の12年末以降、現状までの凡そ6年間を、「戦後最長の景気回復期間」と発表しています。

しかし、街角のインアタビューに積極的な景気回復の実感を発言する人は、殆どいない様です。

「横浜友の会」神奈川県横浜市保土ヶ谷にある、市民団体は、全国に1万7000人の会員がおり、その会員から毎年家計簿に関するアンケートを集計しています。

その資料によると、
「平均的な収入は、」アベノミクスが始まった12年当初69万4680円でしたが、一時的に13年央に向けて、75万円弱まで増えましたが、それ以降、完全な右肩下がりになり、現状では66万6442円と12年比較で、名目(物価の影響を考慮しない)収入でさえも、会員の間では低下してしまっているとのことです。

一方出費の方を見ると、現状18年時の価格と12年時の価格を比較すると、牛肉で20%、豚肉で26%、青魚で37%、緑黄色野菜で26%も値上がりしています。

当然、食費の消費水準は上昇しているのですが、家計の中では、娯楽費や交際費の切り詰めが急激になっているのがハッキリしているそうです。

この状況に関して、双日総研チーフアナリストの吉崎氏に、「貧困」と「景気回復」のカラクリに関して説明を求めたところ以下の様な答えでした。

賃金が上がりにくい状態で、さりげなく社会保障費がどんどん上昇するから、可処分所得は殆ど増えていないのは、現実です。

では、市井の「貧困感」と消費の持続という「景気回復」がなぜ両立するかというと、結局【インバウンド】つまり、海外からの富裕層を中心とした旅客者の取り込みに政府は成功しているということです。

しかし、この様な「苦しい景気回復」でさえ、もう殆ど持続の可能性を疑いたくなる様な状況です。
年内には、英国のブレグジットの問題や米中貿易摩擦の問題等もあり、それらの内どこかが火を吹けば、あっという間に消費は低迷期に入るでしょう。

たとえ今年、何とか維持できたとしても、今年の消費税のために政府は物凄い財政出動や軽減措置を総動員していますが、これは永続するものではありません。

まあ、オリンピック終了後くらいにはそれらも剥落して、厳しい状況になるのを挽回できる算段が、今のところどこにもないのが現状でしょう。

つまり、いつ、この「持続した景気」が終焉しても、全く不思議ではない状況です。

◎ 話題は少し変わって、この春以降、食料品等の値上げが相次ぎます。

・ニッスイは、原料のスケソウダラの価格高騰と物流費高騰を理由に3月から練り物食品を、10%値上げします。

・コカ・コーラ社が27年ぶりに3月値上げを行うことを端緒に生鮮飲料の各社も競って値上げを行い、大型ペットボトル1本あたり、概ね20円程の値上げが相場の様です。
////////////////////////////////////////////////////////
「景気の持続」が結局、海外からのインバウンドが実態なんて、国民が周知したら、大変なことになりそうなことだと思う。
(山口達夫 記)

投稿: 山口達夫 | 2019年1月29日 (火) 20時06分

【何を狙って書いたのか解らない記事】

 ヤフーに記事があった。朝鮮日報からの転載ですね。
『駐韓米大使と韓国国防相が非公開会談

 日本の植民地支配時代の強制徴用賠償や哨戒機の韓国軍艦接近飛行をめぐって韓日政府が衝突している中、ハリー・ハリス駐韓米国大使が28日、非公開で韓国国防部(省に相当)の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)長官と外交部の康京和(カン・ギョンファ)長官に相次いで会った。米国と同盟関係にある韓日の確執で「韓米日三角協力体制」に亀裂が入ることが懸念されているため、米国が遅ればせながら「調停」に乗り出したものと見られる。』

 朝鮮日報の見解では日韓関係を憂慮して重い腰を上げたという解釈を執っているようだ。ハリス駐韓大使の経歴を見れば、韓国国防部が主張するようなでっち上げの話に易々と騙されるようなものがないのが解るはずである。しかし、そう云う記載はない。ただ、記事の後段には『外交関係者の間では、米国が仲裁に乗り出しても韓国政府が簡単に見解を変えるのは難しいという見方が多い。』と云うような頑なな韓国政府の姿を記載する。

 ハリス大使は外交官に起用される直前まで米国太平洋軍の司令官であったのは知られている。彼の軍歴は1978年 海軍兵学校卒業より始まる。飛行訓練を経て海軍士官に拝命され配属された先が第44哨戒航空隊(VP-44)である。
 P-3Cオライオン操縦士が彼の任務なのだ。長く哨戒機に搭乗していた。湾岸戦争中にはバーバーズ・ポイント海軍航空基地の第4哨戒飛行隊(VP-4)作戦士官であった。つまり、彼の軍歴は哨戒機と共にあったわけである。15年以上哨戒機に搭乗していた人なのだ。レーザー照射事件での彼の答えは予測はできる。しかし、彼が韓国国防部にどう反応をしたのかについては記事にない。会談が非公開である事は韓国にとって幸いしたのだろうと思う。
 騙すことができないと云う事である。すぐばれる嘘が通用しない人に向けて、どのような嘘を吹き込もうとしたのかについては興味がありますね。

 韓国はこれで進退が窮まったのではないだろうか? ハリス大使のコメントはどこにも記事になっていないので不明である。韓国政府はこの駐韓大使を介して、日韓関係の好転を謀るとは思っていないような気がする。逆に、嘘が米国に完全にばれたと思っているかもわからない。

 哨戒機の専門家を騙すことはできなかっただろう。

 それはさておき、韓国はこれから最悪に向かう事になる。安倍総理の演説から韓国の扱いが完全に抜け落ちている事実を韓国メデアは大騒ぎしているそうだ。演説の内容を見ても昨年と変わっていないと思うのだが大騒ぎするのはレーザー照射事件があった直後だからだろう。

 気になるのは3月1日まで約1か月と云う事である。彼等は何かを仕掛けてくるような気がする。それが不気味である。逆恨みを公然と表明する中2病患者政府である。常識が通用する相手ではない。彼等の中の病人と認定してもいいぐらいの反日国民が襲来するかもわからない。靖国に爆弾を仕掛けたのは韓国人であったことを忘れてはならない。

 警戒と監視を怠れば大変な被害を被るような気がして心配だ。韓国人の入国を時限的に3月10日頃まで禁止してもいいぐらいである。被害が起きてからでは手遅れだ。

投稿: 旗 | 2019年1月30日 (水) 01時02分

テレビ東京、WBS1月29日23時
◎景気回復市況に不動産の変調

6年2カ月にも及ぶ長期の景気回復市況の中で、株価とともに景気の先行指標である不動産市況に変調がでています。

○ 18年度における首都圏のマンション初月契約率が62.1%となり前期比6%の低下で、27年ぶりの低水準になっています。
○ 国内不動産の外国法人取得額が18年下期(7~12月)で919億円、前年同期比で9割減少、前期の10%しか売れていません。この主因は、米中貿易摩擦から、中国当局が海外不動産取得に関する規制を強めたためとされています。
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日本のリートは五輪までと言われてきたが、すでにピークアウトしてしまった様だ。 
(山口達夫 記)

投稿: 山口達夫 | 2019年1月30日 (水) 03時13分

≪明石市長泉房穂さんを強く擁護する≫
但し、情報がないので人品骨柄レベルではない。この事案だけw
産経:https://bit.ly/2DK1hX5 
叱責された当該幹部の曰く:
①≫市長は堪え切れない性格。日常的に厳しい言葉を言われた
②≫ただ、不適切な発言はこの日が初めて
⇒この幹部とやらは、ボスの失言を奇貨として、木っ端役人のサラリーマン根性で恨み節を吐いているに過ぎない。唯の小者。
逆に泉さんの姿勢も考え方も、時機に激昂することも、責任者として当たり前の厳しさですよ。
⇒今時の極東の島国には、泉さんとは真逆に、≪軟弱で、常に醜い作り笑いを浮かべ、怒る逞しさもなく(“怒りを堪える”に非ず)、甘く優しいだけの ♪好い歳した餓鬼♪ ≫がボスを張っている。社会から厳しさが消え、甘ったれた餓鬼が増え、社会が劣化するのは当たり前です。
(蛇の足)その幹部とやらが、仮に「立派なボス。今回の言葉と表現が拙かっただけ」と言っていれば、褒めてもやったのに~。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年1月30日 (水) 10時24分

【性犯罪事件とは何か?】

 ヤフーに掲載される事件報告記事が複数あった。
 トイレ個室盗撮事件が2件。三重県教育委員会及び千葉市教育委員会が公表した懲戒免職案件にも教師による強制わいせつ事件等で合計3件。そして、兵庫県警にセクハラ署長がいたとする報告記事が1件。

 トイレ盗撮は20歳の神戸大学学生によるものが報告されている此れは逮捕されたようだ。トイレ盗撮動画は販売目的かもわからない。これはネットでくぐれば解る事なのだが、こういう分野の専門サイトなどがあって高額で売れるという環境がある。性犯罪を助長するような背景が既にあるのでわいせつ事件と決めつけるわけにはいかなくなっている可能性がある。

 警察署長によるセクハラ事件の記事をここで挙げておく。
 典拠は神戸新聞である。
『兵庫県警は29日、女性職員にセクハラ行為をしたとして、伊丹署長(58)を本部長注意処分とした。
 県警や関係者によると、署長は2018年11月から約1カ月間、女性職員と2人きりになった際に「かわいいね」「笑顔と髪の毛がすてき」などと話し掛けたり、4~5回にわたって女性を食事に誘ったりした。うち2回は実際に2人で食事に行ったという。

 岡田俊明首席監察官は「幹部職員による事案であり、誠に遺憾。職員の倫理教養を徹底し、再発防止に努める」としている。

 県警は同日、署長を2月5日付で警務部付とし、後任に橋詰英夫監察官・犯罪抑止対策担当兼生活安全部付を充てる人事を発表した。』

 以前、財務省の事務次官がセクハラ行為をしていたことが発覚して、公文書偽造の容疑の責任を問われる寸前にセクハラ行為を陳謝する意図を持って辞任したことがあった。麻生財務大臣は『セクハラ罪と云うものは存在しない』という声を挙げたが、世の中にはいつの間にかセクハラ罪があると勘違いしている人が多数おられるようだ。この神戸新聞などは以前にも川西市の副市長をセクハラ罪で追い込み解任させることに成功している。2017年のことである。その味が忘れられないのかもわからない。今回の報道内容も警察官の不祥事なのかどうかは曖昧である。
 刑法にない罪である事は間違いがない。それに警官が従うわけだ。裁判も開かれることがない。曖昧なままで人が責任を問われることをこの神戸新聞は求めていると云う事なのだろう。とんでもない新聞社だ。裁判官になったつもりなのか?

 わいせつ事件は裁判に堪えるものでないと話にならない、痴漢冤罪事件と云うのがある。状況的な話だけで強制わいせつ事件を成り立たせようとする事件である。それを逆手にとって恐喝事件を引き起こしていた大学生がいたと云う事もある。示談金の恐喝である。女性が加害者になっているのだが、事件の出発は女性が被害者のふりをして気の弱そうな金を持っていそうな男性を物色して近づき、事件をでっち上げるわけだ。そう云う事が出来るのも物的証拠を求めるのが難しい事や監視、或は防犯カメラに映像がない限り、犯罪の実行があったのかどうか解らないという、あやふやな環境にその罪は幻のように存在するのが原因である。この幻のような事件に、警察官と検事と裁判官が騙され、冤罪の被害者を刑務所に懲役刑で送り込んだことがあった。我が国で実際に起きた事件である。
 この事件が発覚するまで我が国は法治国家と信じていたのだ。結果から見れば裁判官は自称被害者の嘘を見抜く力がなかったのだ。しかも、最高裁までもつれ込んだ上の結果である。情けない我が国の司法制度である。彼等は国民に謝罪をしたのだろうか?
 かっこ悪いことだと反省の弁を述べたのだろうか? 実に情けない思いをした。
 

 性犯罪は強制わいせつ事件と見ても18歳以上の女性が被害者であった場合、『合意』があったのかどうかで対応が地獄から天国に代わることもある。事件にすると女性が馬鹿を見ることもある。各地の教育委員会が自信を持ってわいせつ強姦性犯罪教師を懲戒免職にできるのは対象となる女性が18歳以下である事が確かなので『合意』を主張しても裁判で意味がないとされる処による。特に女性が13歳以下なら問答無用で強姦罪の成立が約束できる。

 そういう環境にあっても毎年のように性犯罪教師が発生するのは病気が原因だと疑う他ない。そういう病気を持った人物を教員として採用した教育委員会がすべての責任を負うべきである。教員に紛れ込む病人はほぼ矯正不能である。時限爆弾のような存在だという他ない。彼等は必ず犯行を遂行するだろう。それを防ぐのは難しい。

 それはさておき性犯罪の原因は教育に治癒能力があるのだろうか?

 性教育の充実と礼儀マナーの正しい伝授、及び社会における自身の立場についての自省や、学校教育の場での教育的指導等は、どれほどの効果があるのだろう。発情すると理性は簡単にぶっ飛ぶと思っているなら、進歩などどこにもない社会である。

 性犯罪はその発覚を恐れて刑事事件に発展する恐れが常にある。強姦の被害者が遺体で発見される例は世界中にある。強姦だけで終わらないまま殺人に至ってしまうのだ。
 それはネットに登場する動画を見れば簡単に知ることができる。我が国は幸いなことにこのような動画の発生元にない。しかし、その我が国であっても、この手の犯罪は件数が少ないとは言え、絶えることがない。

 西洋の心理学者は性衝動の強烈な発情を以て犯罪に移行することを防ぐ手立てが無いような扱いをしているようだ。何か方法を考えないといけないのであるが、それは難しいのだろう。

 これは政治の責任ではないのであるが、環境の整備という観点がそこにあるなら政治家も考えないといけないような気がする。まあ、人類だけの問題なのだ。他の哺乳類はセックスが目的であっても殺害までしないものだ。

投稿: 旗 | 2019年1月31日 (木) 03時20分

朝日:経済同友会・小林喜光代表「平成は日本敗北の時代」https://www.asahi.com/articles/ASM1P41DQM1PUPQJ006.html 
⇒小林代表のこの厳しいご認識は、「懐疑的な“かも知れない運転”」の向きには、先日ここで石破さんにご紹介したこの発言録(→)で尽きている。1/16記者会見会https://bit.ly/2RFCQmp
然し、この朝日の記事は、経済に疎くて、「明日も今日と同じだ~」と楽観的に“だろう運転”」を悦しんでいる呑気な人たちに警鐘を鳴らすには好い。但し、読手の見識や感性の問題は残る。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年1月31日 (木) 09時20分

    ≪日本敗北の時代≫ その1
朝日:経済同友会小林喜光代表「平成は日本敗北の時代」https://bit.ly/2RsUTHb  
⇒広範囲に亘る ≪小林代表のこの厳しいご認識≫は(注)、懐疑的な“かも知れない運転”ができる智的な向きには、先日ここで石破さんにご紹介したこの発言録((↓))で尽きている。
1/16記者会見会https://bit.ly/2RFCQmp
⇒他方で、この朝日の記事は「日本の経済的敗北」に焦点が当たっている点で(注)、楽観的な“だろう運転“を悦しむ庶民大衆、経済に疎く「明日も今日と同じ生活ができる~」と根拠なく信じている呑気な彼らに対して、警鐘を鳴らしている。
但し、彼らの耳に届くか?心に響くか?否かは全くの別問題だが。

(注)小林喜光代表の意図を精緻に読み解けば、経済的敗北に止まらず、「政治的敗北、社会的敗北」にも強い示唆が及んでいる。それらの敗北は集積して、「国家国民の劣化」と同義であろう。これを英語で喧伝されて久しい、曰く ≪Japan Passing, Missing and/or Nothing≫ である。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年1月31日 (木) 14時32分

    ≪日本敗北の時代≫ その2
2K:GSキャシー・松井氏、日本の構造改革に注目 https://goo.gl/5mXuZi  
⇒あっはっ~!優れた頭脳の持ち主である松井女史が ≪綺麗ごと≫ を騙り、安倍Monkeyを神輿に担ぐ2Kの印象操作に悪用されている!(嗤)。彼女のことだからすべてを承知の上か??w
①≫日本では珍しい長期安定政権でもあり‥
⇒安倍Monkey政権は、一年を継ぎ足し継ぎ足してきて、結果として長期になっただけの ≪視野狭窄&近視眼≫政権だ世。
②≫日本が構造的な改革路線をとるか‥
⇒己の無知に無知で無学無恥な安倍Monkey一味に、その真っ当な資質能力はゼロであり、その可能性もゼロ。現実にはマイナス域にあって、じわじわと凋落中である。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年1月31日 (木) 14時34分

【 最近、役所・官僚の低次元な不祥事が後を絶たないが、


鍵は ”プライド”だと思う。 プライドがあれば、恥を知るはずだ。


”我が国”の公務員として プライドを持てるか 否か


--


話は変わるが 最近、金パチ先生みたいな 元店長による管理職向け 動画を拝見した


なるほどと思うが 熱くないと難しいだろう。 只、現場レベルでは 有効でしょう。


特に、人手不足の昨今。


”戦力外”の人材を 如何に、戦力として 導くかが、管理職の腕の見せ所だと 俺は 思ってるけどね


オレはマクドナルド 全然、関係ないが マックの店長って 不思議と 熱い人が多い気がする。


外からは そんな感じしないが、もしかしたら、内なる企業文化なのかな?


3番目の動画は 下手だけど感動させます 実話の強みでしょうか 】



● 【見直し必須】部下をダメにする「褒め方」上司がすべき1番大切なこと

https://www.youtube.com/watch?v=eVc9qGmGw8A


● 仕事ができる人ほど陰口の天才!

https://www.youtube.com/watch?v=EVGbAC7F7q8


● ビジネスで優秀な人材育成する上司は何を教えているのか? 鴨頭嘉人 講演

https://www.youtube.com/watch?v=apxtSqxjw08


--


【 cooldown/Silence 】

■ 3 00 AM A Finding Hope Mixtape

https://www.youtube.com/watch?v=1qBZok-h010


■ HAEVN - The Sea (Audio Only)

https://www.youtube.com/watch?v=hj0TG-bwUYk


■ Paul Desmond Feeling Blue 1996

https://www.youtube.com/watch?v=TZaUByp-AX4

投稿: ぴっぽー | 2019年1月31日 (木) 23時50分

【野田市教育委員会の職員の知能は想定を超える
大馬鹿者集団であるようだ】


 以前、神奈川県内の逗子で実際に起きた出来事がある、夫の暴力から逃れるために転居をして、転居先を夫に知らせないようにする情報開示制限等の手続きをしていたにもかかわらずホイホイとその暴力夫が雇った探偵からの開示要請に応えてしまい転居先を教えたことで無残な事件を招いたことがあった。また、これには神奈川県警がストーカー行為を繰り返す加害者に対して逮捕状を読み上げる際に加害者から逃れるために名前を変えていたことが丸解りの状態で逮捕状に書かれた被害者の名前を読み上げたという事実もある。何の役にも立たない公務員のしでかす各種の失敗は犯罪から逃れようとする被害者の逃亡を遮ることにもならないようだ。今回の事件は逗子ストーカー殺人事件で実際に起きた出来事から学ぶことがなかった悲劇でもあるのだ。

 野田市教育委員会は過去の例に学ぶことなく加害者に被害者の状況を伝える内容を易々と筒抜けにしていた事実を記者会見で報告したそうだ。この重大な失態について、それを実際にやった者の名前を伏せて公表する意味は何なのかと考えてしまう。記者が知りたいのはアンケート内容をばらした本人は何を考えていたのかと云う事だろう。肝心の本人がいない事には話にならない。
 加害者にアンケート内容を教えてしまう事で重大な結果を招くことになると想像もできない知能を持った職員がそこにいたという事実は非常に重いものがある。10歳の少女は何の考えも持たないほぼ白痴に近い職員によって殺されたたようなもんである。

 いったいどのような効果を狙っていたのか聞いてみたいのだが、謎になってしまいそうだ。

 記事を上げておく
『「お父さんにぼう力を受けています。夜中に起こされたり、起きているときにけられたり たたかれたりされています。先生、どうにかできませんか」

 市と市教育委員会によると、2017年11月6日の朝、当時在籍していた野田市立山崎小学校で、年2回ある「いじめにかんするアンケート」の自由記述欄に鉛筆で書き込んでいた。「あなたは、今いじめられていますか」との問いに「はい」を選び、「だれからうけましたか」との問いには「かぞく」を丸で囲んだ。
 
 アンケートの冒頭には「ひみつをまもりますので、しょうじきにこたえてください」「なまえをかきたくないばあいは、かかなくてもかまいません」とある。心愛さんはしっかりと自分の名前を書いていた。』(反日の朝日)

 『「お父さんにぼう力を受けています。先生、どうにかできませんか」。千葉県野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん(10)が、平成29年11月の学校アンケートで発した秘密のSOSは、暴力の相手だと訴えた父、勇一郎容疑者(41)=傷害容疑で逮捕=に筒抜けになっていた。子供を守るべき立場にありながら、威圧的な態度で迫る父の言いなりになった形の市教委に、専門家から疑問の声が上がる。

 NPO法人「児童虐待防止協会」の津崎哲郎理事長は、市教委がアンケートのコピーを渡した行為について「被害を訴えているのに、加害者本人に見せるなんてあってはならない。子供はまた被害を受けても、学校が親に伝えて悪化することを恐れ、誰にSOSを出せばいいのか分からなくなる」と指摘する。』(産経)

 まあ、絶対に秘密が守られなかったわけである。なぜそうなったのかについては脅迫があったという説明がされているようだ。

 教育委員会という組織は誰のためにあるのかと云えば、市民のためにある。何のためにあるのかと云えば学校教育行政が、行政の長である市長や知事から独立した立場で政治的な色に染まることがないようにするためにある。こういう組織は戦前には我が国にはなかった。米国にその本家を求めることができる。

 学校で学ぶ現役の児童生徒の役に立つことが求められているのであるがこういう事件が起きると全くの役立たず組織になっている事が暴露される。彼等に元々存在しない能力以上のものを要求するのは間違っているのかもわからない。

 まさに逗子ストーカー事件の再現である。逃れることができない状況をさらに過酷なものに変えたようだ。しかし、それをやった人間は事実を知らないままだ。そして役に立っていない。役に立っていないと断言するのは情報の開示から殺害までの時間(1年以上ある)に、この教育委員会がどういう行動を起こしたのかという点にある。何もないのが確認できますね。

 重大な結果が起きる可能性も考えていない。無責任集団である。

 やはり人材が問題になっているのかもわかりませんね。家庭内暴力というのは昔からあるが誰かが死ぬまで解らない犯罪である。子を持つ資格というものはないのが最大の原因だ。貧困児童とかに目を向けても解決しない。子供は次代を担う人なのだが、その親は野蛮人でいいのか?
 旧民主党政権は子ども手当をばらまいていたが親がどういう人なのか注目することがなかった。子供に渡るはずの金の行方を追いかけたことがあったのか?

 それはさておき、家庭内暴力は家族を破壊する。実際に私の兄の一家はそれで崩壊した。兄の妻と子供は逃亡し、一人になった兄は自殺した。暴力を振るう事から逃れる事が出来なかった愚かな兄である。その原因は今も解らない。妄想があったのかもわからない。

 しかし、何かあるのだと思う。本人の精神状態を変えるものがどこかの時点で発生したのかもわからない。家庭内暴力の記事を見るたびに兄を思い出してしまいます。

投稿: 旗 | 2019年2月 1日 (金) 03時26分

【米国海軍の前途を遮る影】

 まあ、2017年以来、大変なのだろうと想像するしかない。また記事になっている。

ブルームバークに記事があった。
『ペンタゴンのテストオフィスによると、海軍の最も高価な軍艦、130億ドルのジェラルドR.フォードは、海上での作戦中に航空機の着陸システムに20回失敗した。(海上オペレーションで航空機の離着陸システムに20件の不具合が見つかった。)と書いている記事もある。

 ともかく2017年に正式就役して以来テスト中のまま2年を迎える空母である。

 第38代大統領ジェラルド・ルドルフ・フォード・ジュニア氏の名前を冠するのがもしかすると問題なのかもわかりませんね。この大統領は歴代の中で唯一選挙で大統領になった方ではない。ニクソン氏のあと受けて就任した人だ。
 似たような状況ではリンドン・ベインズ・ジョンソン氏がいると思う人もいるかもわからないが2期目を選挙で勝ち取ったので選挙で大統領になった人という事ができる。
 フォード氏の場合はその2期目にあたる選挙で敗北しているのである。この空母に、なにか、肝心なところでパッとしないという印象が付いて回るのは、付けた名前に原因があるのかも? と思ってしまいそうだ。

 まあ、それはともかく、計画に狂いが生じるのかもわかりませんね。金食い虫の空母の中もこれはダントツに高額なのだ。

 既に建造で1兆4千万円を喰ったばかりだ。この先まだ金を喰う。大変な船である。

投稿: 旗 | 2019年2月 1日 (金) 04時59分

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