防衛技術博物館(仮称)など
石破 茂 です。
さる12日、WTOの上級委員会が韓国による日本水産物の禁輸を不当とした小委員会の判断を破棄して、事実上の日本の逆転敗訴となったことにつき、今週の自民党関係部会では政府批判が噴出しました。
政府側からは「敗訴ではない」「手続きに誤りがあったのであって日本の安全基準の否定ではない」との見解が示され、確かにそれはそうなのでしょうが、一般の国民には分かりにくいことこの上ありません。
再審がない以上、WTOの判断はこれで確定することになり、今後東北の漁業者を中心とする水産関係者への対応が焦点となります。今回は「外交敗北」との批判が党内に強いのですが、さりとてこれが国賠法の対象となるとは考えられず、電力会社が負担すべきとの結論も論理的には導きにくい。では水産関係者はどうなるのか。コンセンサス方式のWTOの在り方、日本のロビー活動戦略の見直しとも併せて、よく精査してみなくてはなりません。
11日午後、尾崎行雄記念財団で講演してきたのですが、咢堂翁の残した言葉には「人生の本舞台は常に将来にあり」という他にも「日本には徒党はできても政党はできない」「自尊心のある人は権力に屈しない。自尊心のある人は金銭に惑わされない」「利害得失のみに執着する日本人の封建思想を叩き直して、正邪善悪に基づいて行動する人間をつくることが民主主義の目的であり、教育者の使命である」「人を殺すものは労苦ではなく、クヨクヨすることだ」等々、己を反省させられる含蓄の深いものが多くあります。
14日日曜日夕刻には、北川知克議員の逝去に伴う衆議院大阪第12区(寝屋川市・大東市・四条畷市)の補欠選挙に党公認・公明党推薦で出馬している北川晋平候補の応援で大阪府大東市に行って参りました。
大東市は人口約13万人の中都市ではあるものの知名度が高いとは言えず、私も不勉強でほとんど知識がなく、東海林太郎の「野崎小唄」で有名な「野崎まいり(まつり)」の野崎観音があるまちであることを今回初めて知りました。
生きとし生けるものすべてに感謝する有り難い法要に参加するGWの野崎まいりですが、近松門左衛門の作品「お染久松物語」や「女殺油地獄(おんなころしあぶらのじごく・一度聞いたら忘れられない何とも凄いタイトルです)」などの舞台となった地でもあります。今や絶滅寸前となっているチンドン屋さんや大道芸、300軒以上が出店する屋台は実に面白そうです。
「金魚すくい」「ヨーヨー釣り」はお祭り屋台の定番ですし、「ヤドカリすくい」や「おたますくい」までは想像できるものの、「かめすくい」「ひよこ釣り」「ハムスター釣り」となると想像がかなり困難で、「くまモンすくい」となると全くイメージが湧きません。「ハムスター釣り」には動物愛護の観点から批判が出て今はやっていないそうです(哺乳類だから?)。「うなぎ釣り」は価格の高騰もあってか、糸の強さによって竿の値段に大きな幅があるとのことです。
選挙応援で各地を廻っていると、このような雑学的知識が豊富になりますが、出来る限り地域のことを知っておくのは応援に出向く際の心得であると思います。
中谷元代議士や城内実代議士とともに議員連盟を設立して取り組んでいる「防衛技術博物館(仮称・御殿場市予定)」設立に向けて、現在英国人の方が所有している「95式軽戦車」の修復・里帰り事業が「防衛技術博物館を創る会」の手によって進められています。本年4月30日締切でクラウドファンディングによる資金調達(必要資金5000万円)を行っており、御賛同いただける方の御芳志をお待ちしております。
これからも戦争が起こらないようにするためにこそ、先人たちがいかに英知を結集して技術を高めたかを知ることはとても重要ですし、兵器によってその国の防衛思想の変遷も、国家の在り方もリアルに学ぶことが出来ます。この種の博物館を国として保有していないのは主要国では恐らく日本だけであり、そのこと自体が教条主義的・観念論的平和論を生んでしまうように私には思われます。軍事・安全保障論は常にリアリズムと歴史を透徹して見つめることが基本だと考えています。
https://readyfor.jp/projects/type95HA-GO
週末は、20日土曜日がとっとり琴浦熱中小学校第2期入学式(午後1時・旧以西小学校・東伯郡琴浦町)、鳥取県簡易郵便局通常総会懇親会(午後3時・鳥取市内)。
21日日曜日は、宇倍神社春季例大祭・御幸祭(午前11時・鳥取市国府町)、東部後援会女性部「さつき会」春の懇親会(午後1時・鳥取市内)、という日程です。
私が崇敬会の会長を務める宇倍神社は、鳥取県唯一の名神大社として特別の社格が与えられ、因幡国一の宮として信仰を集めています。社殿は明治32年に全国の神社としては初めて、御祭神である武内宿禰命(たけのうちすくねのみこと)とともに5円紙幣に載せられ、その後大正・昭和と何度か紙幣の図柄となった「お金にご縁のある」神社でもあります(その割に私はあまりご縁がありませんが)。
早いものでもう四月も下旬となります。
皆様ご健勝にてお過ごしくださいませ。
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コメント
石破さん ブログのご更新有り難うございます。
前略
≪デービッド・アトキンソンさん:的確さ95%≫ 1/2
東洋経済:日本経済生存戦略 https://bit.ly/2GrbnvZ
⇒この主張は概ね的確だろう。何故なら、経済産業の構造変革に眼を伏せてorそこから逃亡して、時間を潰し国家国民に害を為している‥安倍Monkeyや経済有識者・知識人を自称する連中の ≪緩く温く眠たい経済戦略≫ の対極にあるのだから。
⇒愚見に照らして、欠けている5%部分は、特に、㋑大企業が高く強く飛び引率する ≪大雁行の復活≫、㋺先進国経済の罠の認識、㋩変革は経営トップの仕事、社員にはKaizenが限界(2/2で言及します)…の三点。
中小企業の経営者に経営能力がないという指摘は正しいが、日本問題の解決には的外れだと。彼ら中小企業にはヒトモノカネ情報技術から成る経営資源の全てがないor貧弱な乃駄から尻を蹴飛ばして励ましても、効き目はない。
⇒極東の島国でも、重厚長大企業でも、大企業にはそれらの経営資源がある。経団連メンバーなど臆病な大企業の経営トップらが ≪経営事務、経営の真似事≫ に勤しみ、その資源を無為に眠らせているに過ぎない乃駄。
⇒21世紀は「停滞も立ち止まることも、後退する時代」なのである。アトキンソンさんは極東の島国の労働者層の潜在的能力を高く評価しておられますが、特に厳しさのない甘ったれた古市憲寿が容認し量産して仕舞った「絶望の国の幸福な若者たち」、また「自分だけ‥今だけ‥此処だけ‥幸せなら好い」という連中が増殖しているこの国では、無為な時間を捨てることは急速に復活力を喪う時代なのだと思います。要は、この国には復活のために残された時間は稀ない。
投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年4月19日 (金) 11時34分
≪デービッド・アトキンソンさん:的確さ95%≫ 2/2
報道1930:日本経済、新たな生存戦略 https://bit.ly/2tn2Tjs
この番組はD・アトキンソンさんと石破さんもよくご存じの藻谷浩介さんとの大合唱でしたから、石破さんもご覧になったかも知れません。愚者もTVの前で彼らの声にハモっておりました(微笑)。
お二人のご認識は、細部では違う部分はあっても概ね軌を一にしておりました。
特に愚者に興味深かったのは、小西美術工藝社での社長歴十年の経験談でした。彼は社長たるご自分の功績をひけらかさない慎ましさと、功績を社員に譲る度量を持ち合わせておられると。
曰く(概略)、①当時4割を占めた非正規社員を正規社員にした。
②夫々の給与レベルを長期間に亘って持続的に引き上げてきた。
③社員の離職率が大幅に下がり、求人の費用負担が減った。
④社員の技能が上がり仕事の品質が上がり、商品単価が上がった。
⑤企業の事業構造が上昇し、稼ぐ力が上がり企業利益が安定した。
⇒これは自慢話に聞こえますがその深層を読み解けば然に非ずw。
①の部分は、真に竹中平蔵が進めた ≪労働力の流動化、正規社員の非正規化≫ の流れを否定し、逆転させ成功したという当たり前のお話。
③は事実だとしても経営的には金銭的な瑣末なお話。
⇒アトキンソン説と愚説との差異は、②と④⑤の脈絡&連関にある。社員の給与レベルを引き上げたからと(最低賃金の引き上げにも同じ道理が当て嵌まる)…、また身分を安定させたからと、多少の改善や上昇は果たせるだろうが。それだけでは社員の労働生産性が、経営者が期待する通りに ≪画期的に上がる≫道理はない。
下からの労働生産性向上はKaizenでしかないから低いハードルしか飛べない。謂わば、 ≪多寡が知れている≫。
⇒上からの変革が事業の高付加価値化を要求し、時機に選り事業領域を移動させてこそ、社員らがその要求に調和・同期して技術領域を拡げ技術レベルが上がる。その循環を回し続けてこそ、④と⑤に至る画期的な成果が上がる。好循環が回り続ける。
アトキンソン社長はその事業の高付加価値化や事業領域の移動などに挑戦され推し進められたのに、その自らの事績を言い触らさず社員の功績に帰された。
⇒そこが彼の慎ましさであり、同時に優れた経営者の能力であり深い度量の証しなのだと‥。
(蛇の足)このアトキンソン社長と比較すると、安倍Monkeyやその経済ブレーン・霞が関の経済通が抱えている ≪己の無知に無知で無学さ≫が浮き彫りになる。同時に、極東の島国の大企業の経営トップらの ≪臆病さ≫ も浮き彫りになる。
投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年4月19日 (金) 11時35分
引用≫咢堂翁の残した言葉には…含蓄の深いものが多くあります
⇒仰る通りだと思います。最近脚光を浴びている渋沢栄一翁にもそのような貴重Pricelessな言葉が多いですね。無駄な言葉がない。
そんな中で愚者はこれ一本(↓)。背筋がピッと伸びます(微笑)。
「粗にして野だが卑ではない」(石田禮助さん)
(蛇足)その訓えを時流に合わせ逆さまに詠んだ愚策→ ≪一見は粗に非ず野に非ず、然して卑(卑しさ卑劣卑怯)の極まる輩≫
投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年4月19日 (金) 12時14分
ご提案、人類共有の歴史認識地球誕生から世界75憶人口の現在までの歴史教育教材作成による自然界が創り上げられ人類民族の共有歴史資産が存在しない。自然界から人類が学んだ叡智を共有しない権力者の隠蔽捏造で歪む現実社会。地球人類みんなで作成する歴史教育教材を防衛技術博物館の一ページにお願いします。下書きが準備出来ました。考察協議のご相談ご指導お願いします。
投稿: 門林光治 | 2019年4月19日 (金) 14時08分
≫「95式軽戦車」の修復・里帰り事業
⇒事業資金集めにご苦労されているようですが、外野が兎や角と容喙すれば、靖国の遊就館で記念展示すると決められれば ≪そのご苦労は一挙に解消される≫ のでしょうけれど‥。
その必然的な代償として、戦争を断固として拒否し忌避する人の尊い矜持も尊厳も ≪極右集団に差し出す破目≫ に嵌ります。
⇒挙げられた議連メンバーから拝察するに、敢えてその諸々のご苦労を選択されているのだと確信できる。カネは多寡がPriceであり、矜持や尊厳はPricelessに貴重なものだと。
⇒時機的に合わせて喩えれば、東北の特に福一周辺の生活文化や環境…また近時ではノートルダム寺院に等しい存在ですからねぇ。一旦破壊されれば、二度と再び以前の姿は取り戻せはしない。
投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年4月19日 (金) 15時52分
石破閣下
ポンコツモデラーのポンコツコメントです。
韓国国内では残念なことに、安全な食を得る機会が減少したようです。東北の農産物に限らず、日本の食材の安全性は高水準と言えるでしょう。これを機会にどのように日本の食材が消費されているのか、再検討してみるべきだと思います。日本の農林水産業が抱える歪な構造(決してあこぎな事という訳ではなく)が、豊かな環境から得られる豊富で多彩な食材を、生産と供給の面で浪費していると考えられます。潜在的なアセットがあり、整備するチャンスという一面に注目したいです。そもそも地産地消という考え方は理想ですが、プラント農業という資本主義農業と両立した上で考えてみるべきです。安全で安価なプラント生産物と、高付加価値とブランド価値のある特定品目を両立させるアプローチ方法の確立を望んでみたりします。だれかの責任で判決が下されたなんて考えても今更何も得ませんから。言い訳じみた発言が最近の政府与党中央の傾向なのが気になります。
「95式軽戦車」修復・里帰り事業の「防衛技術博物館を創る会」が一年ほど前にクロガネ4起の講演会を行い、閣下が講演演説をしていたので聴きに行ったのを思い出しました。随分閣下はクロガネ4起を持ち上げていましたが、正直酷い車です。所有者にはそのことは十分に理解しているはずです。問題はそこから今日へと大きく飛躍している事です。そこに先人の苦労と工夫の戦いを見ることが出来ると思います。「95式軽戦車」は帝国が最も量産した戦車で、97式中戦車と二分する存在でした。走行状態は97式の方が安定していてやや前後の揺れが大きく、車内の兵士の苦労はさもさもと思われます。また、スチュワード(アメリカの)と違い、走りながら砲塔を旋回できるとも聞きました。欠点は日本ばかりではないようですが、冶金技術に無理があり肝心な砲と砲弾、装甲に見劣りがするのはやむ終えないことかも知れません。ばね一つろくなモノが作れなかったのですから、よく戦争をしたものです。戦わずに手を上げるものには未来は無いのが世の常、祖父らの苦労はポンコツを掴まされて、そうと知った上で戦いに臨み掴んだ未来を大事にしたいと望みます。兵器から戦った兵士にこころが移っていくのが自然と思いますが、そうだからこそ思い出して貰いたくないのか、そこが日本での兵器博物館が実現しない理由かも。儀仗隊のM1を38式小銃に出来ない日本に何かある?乱文・乱筆お許しください。
投稿: 野村 嘉則 | 2019年4月19日 (金) 18時47分
Battle of Japan,博物館に展示する技術があるの!
投稿: ララくん | 2019年4月19日 (金) 19時57分
目次(標題) 「OECD対日経済審査報告書」から見る経済面での正論
付録資料1 FNNプライムオンラインより「沖縄に米偵察機展開のワケ」
付録資料2 今週の小ニュースより2件「為替」「北朝鮮」
石破先生へ
週末が参りました。資料を送ります。
今週OECDの対日経済審査報告書が公開されました。内容的に、厳しいものですが、極めて「正論」と感じられる要因がちりばめられており、「特に有為の士を自任される方は」、「これが将来現実」という意味で、良くご検討して頂きたいものと考えています。
そこで、今週のお題は、「「OECD対日経済審査報告書」から見る経済面での正論」として、検討していきたいと思います。
(要約)
「消費税最大26%まで引き上げを」「日銀のETF購入は懸念事項」「賃金上昇が基本的な課題」「「ジェネリック利用」や「在宅介護推進」」など明確な社会保障目標は、財政と表裏一体」など、元来言われ続け来たことだが、先送りされ続けてきた問題を、総ざらいするべき機運を感じた。
(本文)
「OECD対日経済審査報告書」は、黒船来航といった趣ではあるが、基本的には、すでに国内で議論しつくされて、正論は事前に賢者に共有されてきたが、政治的には、先送りの愚に脱してきたと言ってよいと思う内容です。
ロイター発 2019/04/15 10:15
消費税最大26%まで引き上げを=OCED対日報告
経済協力開発機構(OECD)が15日公表した対日経済審査報告書は、日本経済の人口減少に対して警鐘を鳴らし、プライマリーバランス(財政の基礎的収支)を黒字化するためには消費税率を最大26%まで引き上げる必要があると指摘した。日銀の金融緩和の継続やジェネリック(後発)医薬品の普及による医療費削減、外国人労働者の拡充なども提唱している。
同日都内の日本記者クラブで会見したグリア事務総長は「消費税率の10%への引き上げは不可欠」と指摘し、その後も「徐々に税率を引き上げることが財政改善につながる」と強調した。
報告書は日本経済について、2050年までに人口が1億人程度まで減少することに伴う高齢化と債務拡大という長期の課題に直面しているとし、財政持続性を担保する具体的な計画を示すべきと指摘。税収拡大の手段として主に消費税が望ましいとしている。
消費税のみにより十分な水準の基礎的財政黒字を確保するためには、税率を20━26%まで引き上げる必要があるとしている。今年10月に予定されている10%への引き上げの影響は、各種対策の効果によって2014年の増税より大きくないとしている。
財政の持続性確保の手段として、社会保険料の改革の必要性を強調。在宅医療の拡充やジェネリック医薬品の利用拡大、環境関連税制の引き上げなどを挙げている。
日銀の金融政策については、費用とリスクを緊密に監視しながら、物価上昇率が持続的に2%の目標を上回るまでの間、金融緩和を持続すべきとしている。日銀の国債保有額が国内総生産(GDP)の85%と、他国と比較して高い水準にある点も指摘している。
また日銀による上場投資信託(ETF)の買い入れは、銘柄によって株価の過大評価につながるかもしれず、市場の規律を損ないつつあるとして懸念事項に挙げている。
金融監督当局について、金融機関に対し、リスク負担が増大している分野におけるリスク管理の改善を促すべきとしている。
日本経済の先行きに関しては、貿易摩擦が企業の先行きを不透明にしており、投資にも影響している点を懸念。日本企業は中国の内需鈍化に対して脆弱、と指摘している。日本経済の民間消費を下支えするためには、基本給上昇率の引き上げが重要と強調している。
また労働力人口が2050まで4分の1減少するとして、外国人労働者を増やすのが非常に重要とも指摘している。
定年制の廃止が年功序列賃金の役割を低下させ、女性労働者に多大な恩恵をもたらすと分析している。
////////
〇 「消費税の増税が26%くらいまで必要」というのは、18年4月経済税制諮問会議の社会保障の将来見通しの数値からすると、それでも、消費税だけなら、「足らない」という認識だ。
しかし、では何で26%という数字が出てくるかと言うと、欧州の北欧や東欧諸国で、消費税に類する物品税の現実の施行最大値がそのくらいであり、それ以上の値になると、社会不安や反政府的な動揺が国内に起こり、「安定した統治が保証できない」という意味で、この様な数値になっていると思う。
しかし、その程度まで消費税を増税して、後は、就業者の勤労意欲を阻害する所得増税や、
国内への投資額を損ねる法人税増税、伝統的な文化・権威さえ否定する固定資産税の増税、
など、本来、政府としては絶対増やしたくない範疇の増税さえ含めて行わないと、社会保障の質的衰退から、高齢者貧困の状況が目を覆いたくなる様な状況になってしまう。
当然、選挙時の投票率が高い高齢者を敵にすることになり、政権の維持どころか、下野が確定的になりかねないリスクが政治家達には有る様に思える。
〇 ジェネリック薬品の普及施策は、自民党が継続中である。在宅介護の拡充方針は、どんどん就業者数の漸減方向になると思う。従って、外国人労働者のより、大々的な加入促進は、今後益々必要になると思う。個人的には、移民の禁止に拘らず、韓国人や中国人など嫌日国ではなく、18年度に国内就業者数が増えている、「親日国や中立国」のベトナム、インドネシア、ネパールに限り、より帰化要件の緩和や家族の帯同、永続勤労の承認を行えばよいと思っている。
〇 日銀ETF購入が市場規律をゆがめる懸念があるのは当然だと思います。
〇 「金融監督当局について、金融機関に対し、リスク負担が増大している分野におけるリスク管理の改善を促すべきとしている。」は、マネーロンダリングによる資金洗浄という国際的な違法行為を防ぐために、厳しいコンプライアンス基準を銀行が持たざるを得ないということだそうです。
〇 今後、貿易摩擦、中国の内需鈍化により貿易収支は悪化していき、内需を維持するために、基本給の上昇が必須であるとしているのは、全く同意できることだと思います。
付録資料1 FNNプライムオンラインより「沖縄に米偵察機展開のワケ」
2019/04/14 19:53
FNNプライムオンライン 沖縄に米偵察機展開のワケ “北”ミサイル発射が近い?
日本を取り巻く安全保障問題を、わかりやすく深堀りしていく、「日曜安全保障」。
14日のテーマは、「米軍が“北”ミサイル警戒態勢MAX」です。
竹内友佳キャスター:
「今回から、日曜安全保障初心者の私が能勢さんと一緒にお伝えしていきます。さっそくですが、今回注目の話題といえば?」
能勢伸之解説委員:
「こちらは、4月3日付のアメリカ軍の準機関紙なんですが、『北朝鮮がミサイル発射試験を再開するおそれがある中、アメリカ空軍の偵察機コブラボールが沖縄の嘉手納基地に展開!』と報じているワケなんです」
竹内友佳キャスター:
「これが、どのあたりが注目なんですか?」
能勢伸之解説委員:
「コブラボールは世界にたった3機しかない特別な偵察機なんですが、この小さな窓の奥にある強力な赤外線センサーなどで、発射された敵の弾道ミサイルの性能を割り出すためのデータを取るのが仕事なんです。西側全体の安全保障が、このたった3機にかかっているので、普段は隠密行動をとるというふうに言われているんですね」
竹内友佳キャスター:
「そのたった3機しかない飛行機が日本に来たということは、ただごとじゃないということですか?」
能勢伸之解説委員:
「そんな感じもしますよね。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長は、最高人民会議で施政演説を行った際、『強力な軍事力によってのみ平和が保証される。国防力を引き続き打ち固めねばならない』と、堂々と述べていたんですね。どうも北朝鮮がきな臭いぞ、とアメリカは警戒している節があるんですね」
竹内友佳キャスター:
「警戒している、というと?」
能勢伸之解説委員:
「実は、コブラボールが飛んだ前日には『P-8 AAS』が日本に初めて飛来したんです。この機体の下にある棒のようなもの、これが特殊なレーダーで、ミサイルの移動式発射機の行動をリアルタイムで捕捉できる。しかも、そのデータを味方の戦闘機に送って攻撃させることができるというふうに言われているんですね」
竹内友佳キャスター:
「ということは、アメリカは、北朝鮮のミサイル発射試験が近いというふうに見ているんですか?」
能勢伸之解説委員:
「そうかもしれないですね。実際、東倉里(トンチャンリ)の発射場の復旧工事がほぼ完成したと、3月29日に韓国政府は発表しているんですね。今回、北朝鮮が発射するとしたら、火星15型の『RD-250』と同系列のエンジンを使った衛星打ち上げロケット、というふうに言われているんです。それならば、事実上のICBM(大陸間弾道ミサイル)の技術試験になりかねないワケですね。さらに、4月3日に撮影された北朝鮮の新浦(シンポ)にある造船所の衛星写真で、潜水艦の胴体の部品らしきものが10個以上もあるのが確認されているんですね。アメリカの研究機関『38North』にも、これを弾道ミサイル搭載のシンポ級潜水艦の後継艦の建造を継続していると分析していたんです」
竹内友佳キャスター:
「なるほど。つまりアメリカ軍の行動は、北朝鮮が好き勝手に動き出すなら、アメリカはしっかり見てるぞ、対応するぞ、ということなんですね」
能勢伸之解説委員:
「言葉じゃなくて、行動ににじんでますよね」
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よく、国内外の評論家の人で、「北朝鮮が今度弾道弾実験や核実験をしたら、米国が強硬手段にでる可能性が強いため、北の行為は、寸止めに過ぎない」という様な内容のことを言う人が居る。
しかし、私は、北の政権担当者は、そんなことを構わずやってくる可能性も相当強い様に感じる。
なぜなら、このまま経済封鎖を継続されると、軍警党組織という、政権の維持に欠かせないところへの賄賂資金が枯渇して、国内が不穏化して、最悪、クーデターの芽が醸成されかねず、それは、例え国内の人民がどんなリスクさらされようが、より、耐え難いものであるからだ。
(記)
付録資料2 今週の小ニュースより2件「為替」「北朝鮮」
テレビ東京 モーサテ 4月15日6時
米対日交渉で為替議題に
13日、アメリカのムニューシン財務長官は記者団に対し、15日から始まる日米貿易協定交渉をめぐり、「競争的に有利になる目的で通貨を操作させないようにする」と語り、為替が一つの焦点になると明言しました。「為替条項」の導入を目指し、今後圧力をかける姿勢を改めて鮮明にしています。
/////////////
常識的なことだが、為替円高傾向になると、「日本企業の収益悪化、また、円高・株安という動きが作為的に起こる、」ということだ。
(記)
テレビ東京 昼サテ 4月19日11時15分
「弾道ミサイルでなかったのが重要」
アメリカのシャナハン国防長官代行は、18日、北朝鮮による「新型戦術誘導兵器」の発射実験の事実を認めた上でアメリカ軍の態勢などに変化はないと話しました。一方、米朝協議をめぐって北朝鮮の外務省当局者がポンぺオ国務長官の交代を求めたのに対しアメリカの国務省当局者は、報道は把握しているとした上で「北朝鮮と建設的な交渉を行う用意がある」として交渉を継続する姿勢を強調しました。
////////
「弾道ミサイルでなければ問題無い」とするのは、少し、遠慮のし過ぎではないか?
しかし、北朝鮮も「そんなことを言えば、益々ポンぺオ国務長官が、より重用されるだけ。」というのが分からないのかね?素人以下の発想としか思えない!
(記)
投稿: 山口達夫 | 2019年4月20日 (土) 01時30分
石破様、こんにちは。日本において軍事を語ることがタブーになっていることは戦前の反動ではないかと思われます。極端を走るものは、その逆の極端を走りやすくなるのではと思います。何事も中道が理想といろいろな箇所で教えられましたが、この中道も曲者で、正義や憐れみのない中道はいかなるものかと思われます。過去の歴史を見つめ反省することは、将来、二度と過ちを犯さないために必要不可欠なものと思われます。過去の日本の軍事品を展示することは、未来の国防にとってプラスになることですし、日本が今後、どのような分野で軍事面において世界平和に貢献できるかを知る手掛かりになるかもしれません。石破様期待しています。
投稿: hitomugi | 2019年4月20日 (土) 10時36分
石破先生
今晩は!!。
桜の花も殆ど散り終り、日中の気温は24℃もなって日差しは少し暑さを覚える程であります。しかし夜ともなれば10℃以下に冷え込み、体調管理の難しい時季であります。そのような中、地方回りもキメ細かく行われ、大変お疲れ様であります。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の者であります。
先ず、この4月20日(土)には地元鳥取に行かれ、とっとり琴浦熱中小学校第二期入学式(旧以西小学校、東伯郡琴浦町)へのご訪問されました御由、大変懐かしく思いました。
小生の母は小生4歳の時に病死しましたが、その母の実家は(旧以西村~旧赤崎町~琴浦町)にあり、その以西小学校より約500メートル船上山の方へ上がった高岡と言う集落にあります。母が亡くなってより、小学校高学年になるまで姉と共に、春、夏、冬の休みの度に訪れていました。特に夏にはその以西小学校での盆踊り、講堂での映画大会など何度訪れた事でしょう!!。はるかに船上山を臨み、谷間の三川草木みな懐かしい場所であり、小生の第二の実家とさえ思う程であります。
その廃校となった美しい木造校舎の旧以西小学校での、地方創生の一環としての社会人勉強の活動が「熱中小学校」の趣旨と調べて初めて分かりました。地域住民が少子高齢化、過疎化を嘆くばかりではなく、ポジティブに将来を考え、明るく日々を過ごす活動の如何に重要かを想う時、大賛成であります。今少し早く分かれば馳せ参じたものをと思いました。
さて本題に入りますが、4月初旬より中断しています参議院の国会審議は野党各党より、塚田国交副大臣の辞任、桜田五輪担当大臣の辞任を受け真相究明と総理の任命責任を追及の為、集中審議開催を求めましたが、与党側はこれを拒否してしました。そして新天皇即位式とG・Wへと入り、一ヶ月以上も中断してしまいそうです。そして未だ、統一地方選挙は全て終わって居らず、大変永い国会審議の中断であります。更にその上、5月25日にはアメリカトランプ大統領の訪日が決まっていて、国賓級招待となり元号が令和となって初めて新天皇とのご面会も決まっているようであります。
このように大変慌ただしい国内事情の中、先日は安倍総理の側近とも言われています、萩生田自民党幹事長代行の「10月の消費増税再延期もあり得る」との発言があり、マスコミ・野党とも「それ!衆参同時選挙も視野に入れた前触れ発言か?」と大騒動になっています。
萩生田幹事長代行は「あれは個人的な観測の意見であって、総理とは全く関係なく10月には予定どうり10%への消費増税の方向へは変わりない」と、打ち消しに躍起であります。しかし、安倍総理に近い首脳幹部がどのような意図をもって発言したのか?と全てのマスコミ、野党、そして国民は穿った見解を行って居り、無責任この上ない発言と言うべきであります。国民及び、中小企業の小売業者はその対応に頭を悩ませているさ中ではありませんか?塚田国交副大臣、桜田五輪担当大臣の例を述べる迄もなく政治家は発する言葉が命なのであります。与党自民党議員のほとんどはこれほど自身の保身、政権保持ばかりがいつも念頭にあるのか?と思えば国民の一人として、とても情けなく思うばかりであります。
石破先生のグループはそうではないと信じて居ますが、自民党は国民の日々の暮らしに寄り添い、国民の民意第一を考える党ではなかったのでしょうか?
又、石破先生に対しても、「受け皿となろうとして安倍政権批判ばかりであり、嫌なら党を出れば良いのに」と、とんでも無い不逞の輩の発言もパソコンニュースでは良く見掛けます。しかし、正義が損なわれれば、どうして民主主義が行われると言うのでしょう?政権の神様と言われた尾崎咢堂翁の格言を胸に、先生も自信を持って臨まれますよう切にお願いする者であります。
投稿: 桑本栄太郎 | 2019年4月20日 (土) 21時23分
石破 茂先生、事務局の皆様、ブログご覧の皆様
統一地方選、お疲れ様でした。
クラウドファンディングの成立を願ってツイッターアカウント「九十五式軽戦車を救う会(応援)@95tankhelp」を臨時開設いたしました。個人的に応援させていただきます。
投稿: 北島 | 2019年4月20日 (土) 22時04分
【シナ帝國ロシアプーチン大公国そして、金氏朝鮮】
この3か国の関係は。複雑怪奇である。何がどうなのかを計ることは難しい。
まず、仲がいいのか悪いのかもわからない。世界に向けて見せている姿は彼等自身も騙しているように見えるからだ。
例えば北朝鮮のシナ帝国の窓口担当と云えば2013年までは張成沢という人物がいた。彼は金氏朝鮮王の叔父であったのだが突然処刑されてシナ帝国の窓口役が消滅した。しかし、シナ帝国に頼らねばならい事態がすぐに発生して何とか縋りついている。
また、ロシア担当窓口の人物は玄 永哲という軍人がプーチン大統領とも会談をしたことがある軍部大臣であったが、2015年にこれもまた何が理由なのかよく解らないが、ロシア訪問を終えて帰国した10日後に、突然、処刑されたそうだ。
2015年のその日以来ロシアとの関係がどうなっていたのか不明である。しかし、今月末までに首脳会談をするという発表があった。誰がその調整役をしているのだろうか?
習近平とやったように専用の担当者がいないので、何度も直接会って細かい話を進めていく事になるのかもわからない。金氏朝鮮は個人商店のような国家なのだ。
元々、金氏朝鮮は旧ソ連が肩入れして作った国である。それは、例えば、平壌にある地下鉄は旧ソ連が作ったものである。駅など見ればわかることだがモスクワにある地下鉄と仕様が似ている。というか同じである。これか現王の祖父金日成が1960年代にフルシチョフにごねまくって作らせたという噂がある。どのようにごねたのかよく解っていない。彼等が自力で作ることができないものだ。同じ頃に韓国の地下鉄も1年遅れで開通している。これは我が国の技術と円借款で作ったものだ。しかし、開通には『日本』の名前を隠しまくり一切表に出さないように要求したそうだ。こういう処が愚かな振る舞いなのだが今もそれは変わらない。だから韓国人は嫌われる。
それはともかく、金氏朝鮮とロシアの関係は2015年まで軍事科学技術関係が中心の交流があったそうだ。ミサイルや生物化学兵器なども深い関係があったとされている。しかし、玄 永哲の処刑以降、交流が途絶えていたらしい。まあ、窓口担当役を処刑されてへらへら笑う相手国は、普通ないと思う。具体的な交流の実態は不明ではある。
だから、どの面下げて会いに行くのか興味がある。習近平は今回話に上らない。これはこれで何かあったのだろうと思う。
ハノイ会談に際しジェット燃料の融通がなかったことが原因なのだろうか? シンガポール会談の時はシナ帝国の好意があったそうだ。
朝鮮人は基本的に権利がないのに、好意で手を差し伸べると、図々しい事に、同じ好意を何度も要求する。つまり、ものをたかる事しか頭にないので断られると気分を害する人々である。習近平の許に今回、わざと向かないのは、対抗心をある意図でもあるのかもわかりませんね。
まあ、プーチン大統領の手腕もまた注目されることになる。旧ソ連は金日成がいた頃からロシア人の高官を何人も病院送りにした事があるらしい。煽てるとつけあがるのだそうだ。ある意味評判は悪いのかもわかりません。
朝鮮人は他人の力に擦り寄り失敗する。何時でもそうだ。しかも、成り行き任せで計画もない。
計画があるなら担当窓口を続けて処刑はしないはずだ。
福沢諭吉の好きな言葉『独立自尊』からほど遠い処に彼等はいるのだ。だから諭吉さんは彼等を見限ったのだ。国際社会から嫌われていることを自覚してほしいものだ。他人を巻き込むな!
寄生虫のような民族である。
投稿: 旗 | 2019年4月21日 (日) 02時47分
松本晃氏:J&Jの教え、給料上げる経営 https://bit.ly/2UKHm4p
⇒ここでの主張に間違いはないのは当たり前なのですが、表面のみならず行間にも自慢話が多い。平板に聞こえる。深みがない。
敢えて特記すれば、社員の給与を上げれば ≪事業の全てが上手く回る≫式のお話はD.アトキンソンさんと同じく言葉の不足か。
⇒例えば、ステークホルダーズ主義に徹して強欲資本主義を否定することは、21世紀の時代と次代を確っかりと睨んでいれば(注)、公益資本主義(原丈人さん)の方を向くなど当たり前の経営姿勢であります。
(注)“事務的に前例を真似る”nor“ボーっと眺める”に非ず…を含意。極東の島国にはそんな茹で蛙経営者が多いのだが。
⇒そもそも、千差万別の厄介なイキモノである事業の経営は難儀なものであって、 ≪そんな平板短絡な思考で上手くゆく≫ ものなんてありゃしない~。この松本さんは、なにか「経営上の大事な秘訣」を隠しておらるな!?(微笑)インタビューする側が、経団連企業を神輿に担ぐ2K…要は経営に疎い2Kだからかも知れません??(嗤)
投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年4月21日 (日) 14時26分
コメントのアップありがとうございます。
そんな博物館が完成したら防衛に尽力された方などは嬉しいでしょうね。
野崎まつり面白そうです。
金魚やヨーヨー、後スーパーボールすくいはよく見かけます。
でも生き物はすくってもかわいそうな気がします。
今週もお仕事頑張ってください。
投稿: くま | 2019年4月21日 (日) 20時15分
【スリランカ同時多発テロ】
20世紀のSF界の巨匠のひとりアーサー・C・クラークが生きていた頃、彼はこの島に1956年より住んでいたそうだ。まあ、私の誤解もあったのかもわからないが平和な島なのだと思っていた。
実は長年に渡り、宗教的及び民族的な対立があって内戦状態になっていた時期もあり自爆テロ事件が頻発する危険な島であったと云うのが解ってきた。それは2009年頃まで続き終結を見たと思っていたのだが、どうもそうではないのが、今回の同時多発テロ攻撃で判明したようだ。
時事に記事があった。
『【ニューデリー時事】スリランカの最大都市コロンボなどにある複数のキリスト教会や高級ホテルで21日、連続的に8回の爆発があり、AFP通信が警察の話として伝えたところによると、少なくとも計158人が死亡し、数百人が負傷した。
日本外務省によると、複数の日本人が負傷したという情報がある。教会はイースター(復活祭)を迎え、礼拝に訪れた人でにぎわっていた。・・・・・警察によると、爆発は教会3カ所とホテル4カ所などで計8回発生。ホテルのうち3カ所はコロンボにある五つ星の高級ホテルで、宿泊していたとみられる外国人も巻き添えになった。』
スリランカにいた過激派組織は『タミル・イーラム解放のトラ』(LTTE)と呼ばれた。我が国のメデアは勉強不足なので、内容は今もよく解っていない処がある。
何度も交渉の機会があり、仲裁に乗り出す国連関係機関やノルウエー政府の存在とかもあり、またインド政府に対抗する意図でシナ帝国やパキスタン政府の援助を現地政府が取り付けたりしたことや、ノルウエー政府が停戦までこぎつけた努力を破棄するような混乱もあって、なかなか前に進まなかった。
2000年のある時期以降スリランカ政府は過激派組織の殲滅に動くことになる。
やがて、内戦状態に入った。それが9年続き終結を見ることになる。
WIKI等には最後の2009年の状況はよく解るように年表になっている。
『2009年4月26日 - LTTE側が停戦を宣言し、和平交渉の再開を政府側に申し入れるが、政府側はこれらを拒否。
2009年5月1日 - 日本政府が明石康を代表としてスリランカへ派遣し、政府・LTTE双方に非人道的戦術の抑制を訴えた。LTTEには降伏を、政府にはその速やかな受け入れを要請した。
2009年5月17日 - ムッライッティーヴーの海岸部を残し、LTTEの実効支配地域のほぼすべてを政府軍が制圧。事実上のLTTE壊滅状態。LTTE側も、セルバラサ広報委員長が戦闘放棄声明を発表、事実上の敗北宣言をした。
2009年5月19日 - ヴェルピライ・プラバカランの遺体が発見される。ラージャパクサ大統領は内戦終結を宣言する。プラバカランを始めとするLTTEの幹部23名は戦闘により全員死亡した。』
まあ、上記の内容から10年後。今回の事件を見る限り犯行の形態が2008年頃に数多く発生したの自爆テロ攻撃と同じであるようだ。つまり、内部でくすぶり続いていたと見ることができる。過激派組織は壊滅されていなかったようだ。
我が国政府も解決に乗り出したことが2009年にあるわけだが、解決することがなかったと見たほうがいい。これからまたぶり返すのだろうか?
最後の事件から10年ぐらい平和に見えただけなのだ。
難しい問題は続きますね。
投稿: 旗 | 2019年4月21日 (日) 21時38分
【国内補選、自民党2連敗】
まあ、そうなると思われていた選挙区なので、ショックと見る二階ではないだろう。しかし、二階が撒いた種である。
『夏の参院選の前哨戦となる衆院大阪12区、沖縄3区の補欠選挙が21日投開票され、大阪12区で日本維新の会の新人藤田文武氏(38)、沖縄3区は野党が支援する無所属新人屋良朝博氏(56)の初当選がそれぞれ確実になった。自民党公認候補は両選挙区で落選確実。安倍晋三首相が2012年に第2次内閣を発足させた後、自民党が衆参の補選で敗北したのは、不戦敗だった16年の衆院京都3区補選を除けば初めて。安倍政権は与野党の政治決戦となる参院選を前に危機感を募らせる。』
国会議員を200名引き連れて韓国訪問とか桜田大臣の辞任や、盗撮疑惑議員の辞職。細野議員や鷲尾議員の一本釣りで、党内結束を揺るがす陰謀。これらは二階が仕掛けたことである。選挙で負ける為の工作にしか見えない。
彼はいったいどのような連中にやとわれているのだろう。背後関係を疑ったほうがいいのではないか?
これからも苦難は続く。二階がいると選挙に負ける。
投稿: 旗 | 2019年4月21日 (日) 21時57分
【露西亜と金氏朝鮮の関係】
1961年朝鮮半島に事件が起きた。朴正煕が軍事クーデターを起こし軍事政権の樹立を謀った事である。これによって何が起きたのかと云えば金氏朝鮮はシナ帝国と旧ソ連に軍事同盟を求めた内容の友好条約を締結することになった。
1961年は朝鮮戦争が休戦状態になって僅か8年しか経っていなかった時期である。金日成が焦ったのだろうと思う。
旧ソ連は当時フルシチョフが政権を握っていた時代である。1950年の朝鮮戦争勃発の直前1950年2月にスターリンはシナ帝国との間に中ソ友好同盟相互援助条約を締結した。これはシナ帝国の軍隊の近代化を助けると同時に、仮想敵国の条項を設け、仮想敵国として「日本または日本の同盟国」と規定し、名指しこそしないがアメリカ合衆国への対抗を主な目的としている。期限は発効後30年であった。
そしてこれは朝鮮戦争に利用されることになる。表向きこの戦争にはソ連軍の参加はない。しかし、ソ連が米国との全面衝突を避けるために中国を介して金氏朝鮮を間接的に支援する根拠に利用された。そして1961年のソ朝友好協力相互援助条約に内容が続くのである。軍事同盟的な内容がここにはあった。その後、1991年のソ連崩壊や冷戦の終結などの国際情勢の変化により、ソ朝友好協力相互援助条約は1996年に破棄・失効した。そこで1999年3月、ロシアと北朝鮮の双方は、新たに「ロ朝友好善隣協力条約」に条約のまき直しを迎えることになる。ここで、初めて軍事同盟が破棄されたのだ。
それとは対照的にシナ帝国との間には軍事同盟的な役割がしっかり明記された中朝友好協力相互援助条約が生き続けているのである。金氏朝鮮が最初の米朝会談にあたりシナ帝国を頼りにしたのもこれが根底にあるからだ。しかし、頼りにならないと今では思っているのかもわからない。ハノイ会談の後、金氏が習近平氏に向かって挨拶をしたというレベルの報道すらないのは何か意味がありそうだ。金氏朝鮮は何かもっと大きな期待をしていた可能性もあるが思い通りにならなかったというショックがあるようにも見える。
自省することがない朝鮮人は『悪いのは常に他人のせい』なので、習氏の反応が気に入らない。そこで数少ない友好国のロシアに、話を持ち掛けようとしているのかもわかりませんね。
しかし、軍事同盟がない相手になっているわけなので、その目的が不明である。プーチン氏の方は何かを考えているかもわかりません。東アジアにおける影響力を取り戻すというのも目的にはなるだろう。その先に、日本と米国が見えてくる。外交的な成功を収めるチャンスが向こうの方から転がり込んできたという思いがあるかもわかりません。
まあ、しかし、無茶を言い出す相手なので注意をしていることだろう。
今週が山場である。開催日も報道されるだろう。会談場所は早くから決まっている。スプートニクを見ても日取りは、今の処はっきり書かれていないようだ。
ネットではプーチンが遅刻をするのかどうかも話題になっているらしい。
しかし、そのようなのんびりとした会談ではないと思うが・・・・。
投稿: 旗 | 2019年4月22日 (月) 05時45分
【外国のメデアの記事ひとつに狼狽えてしまう韓国国防部】
韓国軍は笑いを誘う兵器の増産に励んでいる分については何も云う事はないがレーザー照射問題に関してその言い訳を誤魔化すのはいかがなものかと危惧する。
読売の22日の記事の中に『日本の哨戒機が3海里内に接近した場合、火器管制レーダーの照射を警告する」「この内容を日本側に通達している」』というのがあり、韓国国防部はこれに直ちに反応して、
『韓国国防部と韓国軍合同参謀本部は22日、韓国政府が日本側に対し、日本の自衛隊機が韓国艦艇から3カイリ(約5.5キロ)以内に接近した場合は火器管制レーダーの照射を警告すると通知したとする読売新聞の同日付の報道を否定した。
韓国国防部のノ・ジェチョン副報道官はこの日の定例会見で、「わが軍が通知したというのは事実無根」と述べた。韓国軍合同参謀本部の関係者も「確認したところ、関連内容を通知したことはない」と答えた。 (聯合ニュース)』
と否定する会見をわざわざ行い、聯合ニュースが記事にしたそうだ。これは22日の午前中の話である。
ところが午後になって話が変わる。
『同部は22日、韓国政府が日本側に対し、自衛隊機が韓国艦艇から3カイリ(約5.5キロ)以内に接近した場合は火器管制レーダーの照射を警告すると通知したとする読売新聞の同日付の報道について、「韓日間の海上での偶発的衝突防止のため、韓国軍の軍事的措置と基調について日本側に説明した」とする立場を発表した。
ただし「作戦の詳細な内容などの対応マニュアルを日本側に公開したことはない」とし、具体的な内容は安全上明らかにできないとした。(聯合ニュース)』
調べてみれば通知していたことが解ったのである。最初の会見でも調べたと言っているが調査をやっていなかったのかもわからない。口から出まかせの可能性がある。彼等の説明は、こういうパターンが多いようだ。沈没船事故の後、何度も同じ場面を見たような気がする。それが韓国国防部でもあったと云う事になる。
まあ、交戦中の状況にはない状態で、約5.5km以内に近づいたら火器管制レーダー照射を行うという事自体が、国際的に許された行為ではないのは明白である。
しかし、それよりも、
同じ役所の対外向けの話の内容が数時間で変わってしまうのである。彼等の中にあっては、統一された認識を共有している人間が限られているのかもわからない。つまり、指揮系統が分裂しているか、同じ認識の下で行動をとることができない部署が既に内在しているように見えるわけだ。
つまり、このレーザー照射に関する通知とは単なる軍の統一見解ではなく、命令と変わらない。その状態に遭遇すれば、火器管制レーザーを照射するとしているわけだ。現場の兵や下士官及びその上司の判断はタイミングを計るだけの行為である。実行しなければならないという規定だ。それを対外的に事前通知していたか? していなかったのか? で軍内部に混乱があるわけだ。
彼等は軍隊を名乗っているが、もはや軍ではないのかもわからない。
偶発的な出来事が発生しやすくなっている危険な武装集団と見たほうがいいのだろうか? 組織的に訓練をされたキチガイ集団である。上層部の認識が数時間で変わるのは怖い事だ。事前に通知をやっていたのかやっていなかったのかを記録していたかどうかと云う問題もある。
でたらめすぎる。
認知症軍隊とは・・・・・。呆れてしまうわ。
投稿: 旗 | 2019年4月23日 (火) 01時41分
【露朝首脳会談前】
スプートニクに記事があった。
『ロシアのアレクサンドル・マツェゴラ駐北朝鮮大使が22日、ロシア極東ウラジオストクに到着した。消息筋が伝えた。』
これだけの記事である。2015年以来になる病院送りの可能性の高いロシア政府高官の名前が公表されたと解したほうがいいのかもわからない。
会談が無事に済むまで胃が痛むだろう。
まあ、大変な立場に置かれた人だ。
何が目的の会談なのかよく解っていない。広報されたものもないのがその理由である。
投稿: 旗 | 2019年4月23日 (火) 01時55分
【思い出したようにバンカ島事件が採り上げられていた】
戦時中に起きた。日本軍による虐殺事件なのだそうだ。これは、極東裁判でも採り上げられたことがあったらしい。しかし、実行したとされる日本軍部隊が特定出来なかったので、裁判にはならなかった。その後、日本人の歴史学者で反日で有名な田中利幸が、1980年代以降旧軍の蛮行を積極的に発掘することで何度かメデアに紹介された事件である。BBCが今回新たに何かを見つけたようだ。ヤフーに記事があった。
『第2次世界大戦中の1942年、オーストラリアの女性看護師の一団が、日本軍兵士たちによって殺害された「バンカ島虐殺事件」。いま、一人の歴史研究者が入手した証拠から、ある事象が浮かび上がりつつある。看護師たちは殺害前、日本兵たちに性的暴行を受け、オーストラリア当局がそれをひた隠しにしてきたというのだ。
「この真実を発掘し、ついに公表するには、複数の女性の力が必要だった」
軍事史を研究するリネット・シルヴァーさんがこう言う「真実」とは、1942年2月にインドネシア・バンカ島で、海の中へ歩かされ、機関銃で銃撃されたオーストラリア人看護師22人の身に起きたことを指す。看護師たちは1人を除いて全員殺された。・・・・・・唯一の生存者看護師のヴィヴィアン・ブルウィンクルさんは、虐殺事件で体に銃弾を受けたが、死んだふりをして生き延びた。ジャングルに身を隠し、やがて戦争捕虜となり、のちにオーストラリアへ帰国した。
第2次世界大戦後に開かれた東京裁判では、ブルウィンクルさんは強姦について「話すのを禁じられた」と、シルヴァーさんは言う。ブルウィンクルさんは2000年に死去したが、何があったのか、テレビキャスターに伝え残していた。シルヴァーさんが今回調べたのは、その内容だ。
オーストラリア政府によれば、虐殺の実行者は今も特定されず、「罪について何も処罰されていない」。
オーストラリア国防軍の報道官は、この性的暴行の訴えについて新調査に着手するかは、政府の判断次第だが、関係者の家族が、こうした犯罪調査の担当部署に「歴史的な新証言を提供することはできる」と説明する。
何が起きたのか調査シルヴァーさんのほかにも複数の女性が、看護師たちへの性的暴行の証拠を発掘した。テレビキャスターのテス・ローレンスさんと、伝記作家のバーバラ・エンジェルさんだ。』
未解決事件のような展開になっていたのであるが、BBCが動いたことで新たな事実の発掘があったと書いてある。
実行したとされる旧軍の部隊名は今も不明なのは謎としか言いようがない。反日の田中でさえ執拗に追いかけたという話があるが正体不明のままなのだ。朝鮮人日本兵の部隊関係者が勝手にやった事なのかもわからない。
田中 利幸は小田実の弟子のような男である。彼の調査の実態は知らないが、そこに朝鮮人日本軍部隊がいたとすれば、調査の中断があった可能性もあるだろう。彼は他にも人肉を食らう日本兵を執拗に探していたことでも有名だ。しかし、朝鮮人日本兵がそこにいると被害者のような扱いをするらしい。
その扱いに差があるのはどう見ても政治的な意図があるように見える。彼の姿勢は基本的に反日なのだろう。
そういう中途半端な調査が残っていたので日本軍に虐殺された豪州看護婦集団という話の輪郭だけが伝わっていくことになる。
部隊名が不明の日本軍は普通に考えられない。朝鮮人日本兵の存在は1938年に陸軍特別志願兵制度より始まる。それまでは陸軍士官学校などを出た一般将校クラスの軍人が選抜されていただけであったが、1938年以降一般兵にも志願兵制度によって入営が可能になったそうだ。1942年頃になれば志願兵の朝鮮人日本兵だけで部隊が出来ていたそうである。指揮官だけが朝鮮人と云う事ではなく、構成する兵も朝鮮人という部隊のことだ。
それがインドネシア方面に配属されたのかどうかはわかりそうなものだと思うのだが、このバンカ島事件に関する限りいつまで経ってもそこにいたとされる部隊が不明なままなのだ。
謎としか思えない。だから日本兵による蛮行と云う事が言われてもピンとこないのである。
今回のBBCの取材についても新たな事実の発表は確かにあるのだが、日本軍についての話が不明のままである。何かわざと隠されているような疑いはある。部隊名が解れば氷解するはずだ。
投稿: 旗 | 2019年4月23日 (火) 03時32分
【勲章の扱いについて】
意図を考える記事があった。
『カザフスタン政府が22日、同国を国賓訪問中の文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対し、予定していたドストゥク勲章の授与を当日に取りやめたことが分かった。カザフスタンの大統領選挙のスケジュールなどが理由だという。ドストゥク勲章は、カザフスタン政府が国際平和の増進に貢献した外国人に授与する最高の勲章だ。
韓国大統領府(青瓦台)関係者によると、カザフスタンのトカエフ大統領は同日の韓国-カザフスタン首脳会談後に文大統領に勲章を授与することになっていた。しかしトカエフ大統領が現在、臨時の大統領という立場である上、大統領選を控えていることから、カザフスタン側はこうした国内事情を理由に叙勲を取りやめると韓国側に伝えてきたという。韓国政府はこれを受け入れた。』
ヤフーに掲載された朝鮮日報からの転載記事である。
予定された重要なセレモニーだと思うのであるが、何が理由なのか不明なまま中止になったという記事である。
この場合の勲章の持つ意味は国家間の友好を象徴するわけだが、急遽、中止という真逆の決定となると友好の破壊になると解したほうがいいのだろうか?
意味が解らない。金氏朝鮮からの横槍でもあったのだろうか? カザフスタンは旧ソ連時代から金氏朝鮮の友好国である。
金氏朝鮮の広報官をやっているのにカザフスタンはその功績を認めないのだろうか?
様々な憶測を生むことになりますね。しかも、これ一つで外交目的の破綻にもなる。
韓国の外交部の根回しの失敗と云う意味である。韓国政府の外交部は連続して失敗続きである。人材がないと云う事が既にばれている。彼等が孤立していくのは彼等自身のなせる業である。自業自得と云う事だ。
しかし、これは世界の外交史上においても
珍事の部類に入るような気がする。当日になってあげないよ!! なのだ。
笑えばいいのか? 気の毒な気がする。
投稿: 旗 | 2019年4月23日 (火) 04時07分
石破さん:国民の間に広がる諦観や無力感。揺らぐ民主主義の根幹
https://hbol.jp/190627 ≫わが党のように一定の組織を持ち、…場合、投票率が低いほうがむしろ選挙には勝てることになります
①≫国民の間に広がっているのは諦観…
⇒言葉の深層を考えれば、ここは「諦観」という高尚なものではなく、諦感or諦めの気分Sentimentが拡がっているに過ぎまい。民主主義を深く広く考える術も知らずそんな見識もなく、 ≪軽薄な気分≫ で現在と未来を諦めている人たち。言い替えれば、絶望の国にあって、問題解決に挑むこともなく、「自分だけ‥今だけ‥此処だけ‥幸せなら好い」と自分を騙しているグ~ミンな人たち。
②≫投票率が低いほうがむしろ選挙には勝てる…
⇒ここでのキーワードは ≪固定or柔軟性の欠如≫ でしょう。
⇒やゝ“明後日の方向”に話が飛びますが、核発電設備のような巨額装置産業は固定費負担が重いから、様々に手厚い国庫補助があっても利益を出すのは難しい。電力事業経営者の頭脳は優秀な筈だが、狭隘な視野と短い時間軸では柔軟性を欠く。智慧を出す発想もなく固定化して仕舞う。挙句に、苛酷事件(“事故”に非ず)を起こしても再稼働させるしか固定費を吸収する術も智慧もない。再生エネってなぁに?というレベルだろう。
最も愚昧なケースを考えれば、耐用年数が過ぎ減価償却を済ませてから、大儲けを謀むxxが ≪表立って暗躍w≫している。
⇒話を戻して、選挙も、狭隘なお頭でボーっと楽しくその日その日を潰しているxxや ♪好い歳したor高齢の餓鬼♪が呑気に遊園地などで貴重Pricelessな投票権をドブに捨てている間にも、固定的な組織支持層、お頭が固着した連中が自民党に投票するから、≪人型の愚猿≫の愚政が ≪好き勝手に罷り通る≫。
彼らは≪一票の悪平等≫の原因の一つだが、票数では極く一部に過ぎない。
即ち、絶対的多数の票数の持ち主は、チコが「ボーっと生きてんじゃねえよ!」と叱っても自分が叱られているとは気付けない≪平場の国民≫である。
投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年4月23日 (火) 09時36分
時事:超党派70人が靖国参拝 https://bit.ly/2Gz32Xc
≫猿集団を”引率”した尾辻秀久(当年79歳)「段々戦争が風化していく。それが心配だ」 (今後も個人として参拝する政治家&屋の数は増えるだろうが、人に選り彼らを猿に括るのは過ちだろう)
⇒今更疑問の余地はないのですが、此の尾辻老人は(“翁”と呼ぶに値せず)、その風化の ≪どの側面を、どのように、心配≫しているのでしょうね?(嗤)
あれら戦争大罪人(単なる“A級戦犯”に非ず)を、夜陰に紛れて靖国に祀った ≪欺瞞≫が風化し露見していることを心配している。爾来、昭和天皇から今上天皇まで一度たりとも靖国に参拝されていないことは ≪心配ではない≫ のだ。安倍Monkeyが密かに試みる懐柔に応じて、新天皇はどうされるのか?が心配なの鴨?
⇒「昭和16年夏の敗戦」は日本人3百万人地域民数千万人を殺した。また地域を問わなければ数億に上る人々の生活を破壊した。
予め愚策と判っていたその侵略戦を美化している。例えば靖国の遊就館の展示物や説明が酷い腐臭を放っている。その美化=嘘が ≪風化≫し真実が露見していることが心配なのだ。
(此処のご常連にもその嘘を鵜呑みにし真実に目を瞑っている向きもいるのだが‥)
⇒この尾辻の愚猿も、ぞろぞろと行列を作って参拝する連中も、極右日本会議の令に和して、時代の逆行を謀んでいるのに(嘲笑)、
如何とも抵抗し難く、世間に広まる≪戦争忌避の機運進昂≫を心配している。…だからと言って、集団をなし「赤信号皆で渡れば怖くない奴ら」がヒトの情や心を持っていると期待するのは間違いである。
投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年4月23日 (火) 15時08分
時事:水産物禁輸問題 https://bit.ly/2VevU0x 外務省金杉憲治局長が要求、韓国が拒否 ⇒あっはっは~!♪アホ等氏すぎ♪です。
⇒国家間の公式の外交交渉には勿論、民間のディールにさえ成る道理がない。公式には「要求した」と言っていますが、その拠り所になる材料がテーブルの上になにもない。極東の島国が以前から言い張っている ≪自前の科学的(屁)理屈、霞が関文学≫ を繰り返すしかない。21世紀の忙しい時代に徒手空拳。そんなものが通用する相手でもないしそんな情勢でもない。公式に≪やってる振り、猿芝居≫以外のなにものでもない(嘲笑)。
⇒菅義偉が記者会見で繰り返している ≪外交ルートを通じ強硬に抗議した≫ という言い草も所詮はこの≪やってる振り、猿芝居≫でしかない。極東の島国の{蛸壺に嵌った外交力}なんてこんなものなんですよ。
⇒過去十数年間では、田中均さんの北朝鮮外交だけが「秀逸な例外」でしたが、彼はそれが故に(?)外務省を追い出された。
投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年4月23日 (火) 19時22分
石破先生
今晩は!!。
日毎に気温が上昇を続け、日中は26℃~27℃と夏日となり、本日は半そで姿も沢山見かけるようになりました。
漸く、統一地方選挙も終わりましたが選挙応援の地方回りも大変お疲れ様でありました。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の者であります。本日は今週、二度目となります事をお許し下さいませ。
さて、統一地方選挙は終わりましたが、全国の26市町選挙に於いて無投票当選の地域も出て居り、地方自治の現状は果たして大丈夫であろうか?と懸念を覚える程であります。
そして、衆議院大阪12区の補欠選挙では、石破先生を始め、小泉議員、安倍総理まで来阪応援も空しく、北川候補は維新の藤田氏に敗北してしまいました。更に沖縄の玉城知事の後の補欠選挙でも、自民党推薦の島尻氏が基地埋め立て移転反対派の屋良氏に敗れてしまいました。先般の大阪の府知事、市長のダブル選に於いても破れ、この流れは与党自民党の「終りの始まりではないか?」と述べましたが、ニュースを見る度に与党政権首脳は大変危惧を抱いているように思えました。
先日の萩生田幹事長代行の「消費増税再延長も?」との無責任発言は本人は観測に過ぎないと否定しましたが、「それ!衆参同時選挙か!」とマスコミ以外、与党内部に於いても動揺が走ったようであります。安倍総理、二階幹事長、菅官房長官は否定しましたが、その後菅官房長官は「衆議院の解散は総理の専権事項であり、安倍総理の判断次第である」と微妙にニュアンスが変って来て居ります。
消費増税を再度延期或いは凍結ともなれば、国民の審判を仰ぐとして、またぞろ衆議院解散を行うようなことになり、再延期があったとしても解散による衆参の同時選挙は全く税の大きな無駄であり、絶対避けるべきであると小生は思って居ります。衆参同時選挙を行い、議員数を減らしても与党の勝利となれば、国民よりの支持を得たとして安倍総理は更に「一強」の度合いを深め、政権の独裁色を強める事にもなりかねません。そうなれば、本人は否定していても「総裁4選への」意欲を出しかねないからであります。
小生が以前より憲法改正事項に中に、総理による「解散権の排除又は制限」を求める所以の一つでもあります。
安倍政権の崩壊は良いとしても、いつも述べています与党自民党の崩壊は、この先行き不透明な情勢の中にあって、我が国の政治の不安定ともなり、国民生活に於いても多大な悪影響を及ぼしかねないからであります。
余談になりますが、パソコンによるニュースの中で「月刊日本」の石破先生へのインタビューに答えて、「国民の中に広がる諦観、無力感は民主主義の根幹を揺るがせかねない」との談話も拝見致しました。
誰がなっても体制に大きな変化はなく、自分の持つ一票行使への諦めが多いい事は、全くその通りであります。従来いつも小生が述べていますように、多くの国民は一挙に大きな変革は望まないにしても、「ああ!なるほど少しはましになったな!」と実感出来ることが大切であり、政治家はその国民の想いを具現化する事が使命ではありませんか?。
そして、今や多くの自民党議員は「与党としての自民党の危機感」を抱いていない議員はいない筈なのに、石破先生と派のメンバー以外誰も声を上げないとは?一体どうした事でしょう!!??。議員個々にはそう思って居ると推察しても、全く伝わって来ないのであります。
この辺りを、石破先生により与党自民党内の心ある議員を糾合の上、与党としての自民党の国民からの信頼を取り戻して頂きたいのであります。
しかし、その為とは言っても先生自身がいつも前面に出る必要はなく、ブレーンを用意の上行うべきとも、大変僭越ながら考えます。
投稿: 桑本栄太郎 | 2019年4月23日 (火) 21時25分
【スリランカの自爆テロ】
ISの関与が本当にあったのかどうかは判明していないようだが、ここは何の関係もなく勝手に犯行声明を出して、混乱を誘うので有名になっている。今回も犯行声明を出しているそうだが相手にされていないような印象を受けます。このテロ事件については様々な憶測記事が出てきていますね。AFP/時事にあった。
『【4月22日 時事通信社】スリランカの最大都市コロンボなどで21日に起きた連続爆弾テロで、当局は国内のイスラム過激派による犯行との見方を示したものの、動機は依然不明だ。専門家は「内戦時でも標的になるのは政府の要人や軍施設が多く、今までのテロとはまったく違う。これだけのことが起こる要因が、国内では見当たらない」と驚きを隠さない。手口からも国際テロ組織の関与があった可能性は否定できない。
スリランカでは近年、仏教徒の過激派によるイスラム教徒やキリスト教徒の少数派に対する襲撃事件が起きていた。イスラム教徒の富裕層が増えたことや、キリスト教の台頭に対する反発が背景にあるが、こうした襲撃は自分たちの脅威を示すためで、そこまで暴力的ではなかった。
政府は事件前にテロに関する情報があったことを認めているが、アジア経済研究所の荒井悦代研究員は「国内にこれほどの規模のテロを実行できる団体はなく、それほど深刻に受け止められない素地があったのではないか」と語る。
今回のテロが周到に準備されていたことなどから、荒井氏は「国内だけでこれだけの資源、テロ要員をそろえられるかというと難しい。消去法で考えると、外部からの支援、指導があったのではないか」と、国際テロ組織が背後に存在する可能性を指摘する。』
そして、一つの答えとしてNZで起きた犯罪を思い出すような発言が記事になっている。
『【4月23日 AFP】ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)首相の報道官は23日、同国のクライストチャーチ(Christchurch)で先月発生した銃乱射事件と、スリランカで21日に発生し、300人超の犠牲者を出した連続爆発事件を関連付ける情報は、同国ではまだ目にされていないと述べた。
スリランカの国防担当の国務大臣は23日、「初期捜査」に基づき、300人超が死亡した同国での爆発事件が、ニュージーランドの「クライストチャーチ(Christchurch)のイスラム教徒に対する攻撃への報復」だったとの見方を示した。』
報復ではないかと云うようである。
そして、再び、なぜか? ISの犯行声明の存在に傾くのである、
『 スリランカ政府は、国内のイスラム過激派「ナショナル・タウヒード・ジャマア(NTJ)」による犯行とみている。一方、過激派組織「イスラム国」(IS)は系列メディアを通じ、「スリランカで有志連合の国民とキリスト教徒を狙ったのはISの戦闘員だ」と犯行を主張した。
首相は、今回の連続テロの実行犯が「ISとつながりがあるかもしれない」と指摘。ISの退潮に伴ってシリアから帰国したスリランカ人の動向を監視しているとも述べ、ISが関与した可能性も視野に入れていることを明らかにした。
今回の事件を受け、スリランカ政府は23日、非常事態を宣言。これにより治安機関の権限を強化し、捜査の進展を図る。警察によれば、事件の死者は320人以上に達した。国連によると、子供の死者も少なくとも45人に上る。
警察は事件に関連し、これまでに40人を拘束。首相は「全員がスリランカ人だ」と述べた。
死亡した高橋香さんが被害に遭ったコロンボのシャングリラホテルでは2度爆発があったが、地元紙デーリー・ミラー(電子版)は、コロンボ中心部に工場を所有する男が自爆したと報道。また、AFP通信は、シャングリラホテルとシナモン・グランドホテル(コロンボ)を襲撃した自爆犯は、地元の富裕なスパイス商の息子たちだと伝えた。いずれもNTJの主要メンバーとみられる。』
スリランカ政府は事前にその兆候をつかんでいなかったと思われるので、かなり用意周到にして、且つ、綿密な犯行の計画があって深く静かに進行していた疑いがあるそうだ。
まあ、それで、外国からのテロ組織の関与があったとすると言い出すのはスリランカ政府当局者のの怠慢を誤魔化す意図があるのかもわかりません。
仮に、外国からのテロ組織の関与が証明されるような事になれば、国際社会は捜査の方法について改善を迫られますね。テロ組織の世界的な連帯がそこにあると云う事になります。
大問題だ。
投稿: 旗 | 2019年4月24日 (水) 02時33分
【露朝首脳会談の報道の仕方が特異な件について】
露朝首脳会談はその会談日時の発表について非常に細かい報道があるようだ。
金氏朝鮮の3代目がウラジオストックに向けて出発したという報道があるが首脳会談の日時は伏せられたものもある。メデアの取材能力の差に問題があるのだろうか? 或は、警備上の問題があるのかもわかりませんね。細かい報道のやり方だ。
AFPの記事では
『【4月23日 AFP】(更新)北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)は23日、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が「近く」ロシアを訪問し、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と会談すると伝えた。ロシア政府による先の発表を確認した形。
KCNAは、金委員長はプーチン氏からの「招待に応じ、近くロシア連邦を訪問する」と報道。「この訪問中、両者は会談を行う」と伝えたが、会談の開催地や具体的な日時は明らかにしていない。(c)AFP』
ロイターは同じ23日に
『[23日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は25日にロシアのウラジオストクでプーチン大統領と会談する。ウシャコフ大統領補佐官が23日、記者団に明らかにした。朝鮮半島の核問題解決について話し合う。』
細かく見ればわかるがAFPは金氏朝鮮に取材し、ロイターは、ロシアに取材したのでこういう事になった。金氏朝鮮はプーチン氏から誘いを受けたことを強調しているが会談日時を伏せているようだ。おそらく警備上の問題を抱えているのだろうと推測する。
まあ、25日になればわかる事である。ロイターの記事では初めて会談の目的が明かされている。
なんと! 『朝鮮半島の核問題解決について』
ビックリしますね。米朝会談でも解決できなかった問題を扱うようだ。解決ですよ!!!
これはプーチン氏の存在をかけた大勝負なのかもわかりません。
まあ、見守るしかありませんね。ぜひ解決してほしいものだ。当然『非核化』なんだろうな!
まあ、非核化以外の解決策を考えている疑いもありますね。
投稿: 旗 | 2019年4月24日 (水) 02時58分
朝日:ポスト安倍:岸田文雄、麻生太郎、菅義偉、二階俊博、
(萩生田光一は尾鰭) https://bit.ly/2vp2gXz
⇒登場人物の全員が、真に絵に描いたような ≪魑魅魍魎≫ の愚図。極東の島国の ≪悲惨な末路が描かれて逝く≫ ~~
投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年4月24日 (水) 10時11分
Koichi Hamada http://prosyn.org/aXEPl4K
①≫All human interaction is characterized by a mixture of competition and cooperation
⇒この台詞自体に異議を挟む余地はない。然し、これを言うその本性が、お天道様に恥じない真摯を期すヒトか、ヒトを人とも思わぬ無恥傲慢な猿なのか‥によって、その真意は真逆になる。勿論、表面に浮かぶ字句を読むだけではその真意を診えはしないのだが。
前者はヒトの見識と智慧であり、後者は≪人型の猿≫の愚劣。
②≫The balance between competition and cooperation can be difficult to strike.
⇒この一文に、その違いが図らずも(?w)明白に露れている。
ヒトには困難な課題だが、陥穽を避ける慎重さを持って一歩一歩匍匐前進する。時機には進路を変更する智慧も果断さも持つ。
他方で、≪人型の猿≫は口先では困難だ!と化装し喧伝しつつ、己が盲信した「地獄への一本道、この道しかない」と暴走する。そのリフレ金融論や財政万能論(挙句にMMT)が典型である。
(蛇の足)少数の例外は常にあるのだが、凡庸に古稀や傘寿を超えた老体は、国家舵取りの補佐は勿論、凶器となる自動車の運転も、事件や事故を起こす前に、また人定法や他人に言われずとも、自ら自粛するべきなのだ。それがヒトとしての品格であり心得だろう。
投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年4月24日 (水) 11時49分
Aera:イラスト/ウノ・カマキリ https://bit.ly/2Gwc6fH
⇒引っ掻き跡を残しているその爪も擦り切れて仕舞って、今やふにゃふにゃの軟弱な掌で抵抗している気に狎っている~
牙もない~ 角もない~ 茹で上がった蛙の群れ~をモチーフにすれば、皮肉も慚愧も描けただろう。
⇒古市憲寿が称揚した「絶望の国の幸福な若者像」だけではない。
内田樹さんが描いた♪好い歳したor高齢の餓鬼ら♪も然りである。
投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年4月24日 (水) 13時30分
2019/4/24付日本経済新聞 夕刊
原発、テロ対策遅れで停止 原子力規制委「延期認めず」
川内1号機、来年3月期限
原子力規制委員会は24日の定例会合で、原子力発電所に設置が義務付けられているテロ対策施設が期限内に完成しない場合、原則として原発の運転停止を命じることを決めた。九州電力川内原子力発電所1号機(鹿児島県)はテロ対策施設の設置期限の2020年3月まで1年を切り、九電は建設が間に合わないと説明していた。川内1号機は停止される可能性がある。
テロ対策施設は「特定重大事故等対処施設(特重)」と呼ばれ、11年の東京電力福島第1原発事故後にできた原発の新規制基準で設置が義務付けられた。原子炉から離れた場所に建て遠隔制御で原子炉を冷やす設備を備える。原子炉が航空機衝突などによる攻撃を受けても、電源や冷却機能などを失わないようにする。
テロ対策施設は原発の詳細な設計をまとめた工事計画を規制委から認可された日から5年以内に完成させる必要がある。5年間は経過措置の期間とし、施設が未完成でも原発を稼働できる。
九電と関西電力、四国電力は17日、テロ対策施設の期限から1年~2年半程度遅れるとの見通しを原子力規制委員会に報告していた。工事が当初の見通しより大規模で難度が高いものになったことを理由としている。
期限に間に合わない原発は「基準不適合」となるため、規制委は24日の定例会合で対応を議論。委員らは経過措置期間の延長は認められないとの意見で一致した。その上で、不適合状態になった原発は原則として運転停止を求める方針を全会一致で決めた。原発ごとに個別の状況を聞くことは否定しないとしたが、テロ対策施設の代替手段を考えることはほぼ不可能であるとした。
規制委の更田豊志委員長は「基準を満たしていない状況になった施設の運転を看過することはできない」と述べ、「技術的というより規制の根幹に関わるところだ」との認識を示した。
規制委の審査に合格して最も早く再稼働した九電川内原発はテロ対策施設の完成期限が1号機で20年3月、2号機で20年5月に迫るが、九電は完成が期限から約1年遅れると説明。このまま建設が遅れて期限を過ぎれば原発は停止を命じられることになる。関電や四電の原発もテロ対策施設の完成は1年~2年半程度遅れるとしている。
///////////
テロ対策は言い訳で、実際は、南海トラフ等の自然災害深刻化を念頭に入れているのかもしれない様に感じた。
自然災害対策では、保守派に対する世論形勢の上で、脆弱な印象だからだ。
でも、進歩的な学者先生達は、それらの自然災害の緊迫化を感じている様な感じがする。
(記)
投稿: 山口達夫 | 2019年4月24日 (水) 22時48分
【やる気がないとしか思えない衆院憲法審査会】
まあ、人選を誤ったのが大きな原因になっているように思うのだが、それを指摘する記事を見たことがない。
しかし、開催があるという話のようだ。久々に記事になっている。
『与野党は24日の衆院憲法審査会の幹事懇談会で、25日に憲法審を開く日程で合意した。開催は衆参両院を通じて昨年12月以来で、今国会では初めて。3月末の平成31年度予算成立後の早期開催を呼びかける与党に対し、立憲民主党など主要野党が拒み続けたため実現しなかったが、大型連休を前に正常化した。来月9日には15カ月ぶりに実質的な議論を行う方向だ。』
野党は連休記録を更新したいだけなのだと思っている。しかし、それに手を貸す審査会会長がいるわけだ。彼は強引な運営だという批判があるそうだが、それは、そうすることで野党の参加を拒否させる口実を作らせているのではないかと推測してしまう。審査会会長にある自民党議員も、運営方針に自信がないから、強引な態度を見せる事で周囲をごまかしているのではないかと思っている。
憲法改正はやりたくないというのが彼等の既定方針だ。だから15か月も開催が見送られた。愚かな連中である。人選を間違っていることに気が付かないとこのままの状態が続くだろう。
今いるメンバーでは先に進めないような気がしている。与野党ともに責任者が不在である。しっかりしてほしいものだ。
投稿: 旗 | 2019年4月25日 (木) 02時31分
≪日本総研≫
藻谷浩介さん:世界まちかど地政学NEXT #ルクセンブルク https://bit.ly/2Zz96HV
①≫いま、日本のソフトパワーの等身大の実力はどれほどのものか⇒愚見では、この切り口だけが日本の経済問題を掘りだせる。裏返して読み解けば、日本のSPが何処まで劣化しているか?だが。
②≫地政学を踏まえてどんな振る舞いをすることが日本の繁栄を呼び込むのか
⇒愚見では、この切り口でこそ経世済民の政治を希求できる。
③≫日本の自画像を認識し直すきっかけになれば嬉しい
⇒愚見では、此処に藻谷さんの謙虚さ気品と逞しさが顕れている。
逆に言えば、嘗ての民主党政権を叩いても、また今の中国や韓国など海外の為政者を貶すだけでは、極東の島国が立派な国家に成る道理はないのである。
⇒今更知らぬひとはいるまいが、藻谷浩介さんってだぁれ? https://bit.ly/2KZKsgm
数年前まで、彼はその≪”地”に足が着いている故に鋭い経済論≫を発信しされ、従って≪主流に逆らい≫続けておられました。その苛立ちが言葉と表情にも表れていた。
(此処で”地”とは地域地方や現地、そこに住まわれる平場の人々の生活をも含意している。要は三現主義(現場現実現物)である)
即ち、霞が関の狭隘な経済論者やその流れに棹を差すだけの経済学者・評論家を自称する連中らに、組織的にも、疎んじられ阻害されておられたので当然の苛立ちであったろう。
2012年、漸く日本総研にその安定した身分と見解発信の立場を得て、その論の鋭さに磨きが掛っていると診える。厳しい経済政策批判を吐きながらも表情も和やかになられた。
細部は兎も角、大局的に同じ経済論経営論を発信されているD.アトキンソンさんの出現を得たことも、彼には精神安定剤として幸いであったのだろう。
旁々、日本総研にはその優秀さ故に異端扱いされ、外務省を追い出された≪田中均さん≫ も活躍の場を得ておられる。
これとそれは断じて偶然ではあるまい。「捨てる神あれば拾う神あり」ということなのですが、同時にそんな呑気な話でもない。
投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年4月25日 (木) 09時06分
■□ ”令和”と 大義 と 国家について □■
菅官房長官が ”令和”の台紙を掲げる姿を TV報道でリアルタイムで見ていたが、
当初から抱く感想は 2点あり それは変わっていない。
1つは、石破さんや 多くの方々が感じる それと同じで、
”令和”の 「令」が ”命令”等の言葉を 想起させ、冷たい、堅い印象を抱いた。
そのうち慣れるのだろうが、”国民が親しむ”元号としては 違和感を覚えざるを得ない。
もう一つは、”令和”の 「令」を ”律令/法令”の令とも 想起でき、
であれば、法秩序を規範に 国内のみならず、国際社会においても 平和と安定を図る 安倍総理の意向に 沿うものであり、
”安倍総理らしさ”を感じさせる ”律令/法令”の令 だと感じた。
その後、出典は 日本の古典である 万葉集からとの説明が出て来るのだが、
日本の古典である 万葉集は 結構なのだが、
そこから、「令」を わざわざ拾ってくるのは 正直、厳しいものを覚えた。
--
万葉集と言うと 和歌の古典という 印象があるのだが、
辞世の句を含めた 歌で、 私がかねてより 印象深いものがあるので 再度、紹介したい。
「 逆順無二門 大道徹心源
五十五年夢 覚来帰一元
(信長に従っていたこと/順と 反旗を翻して信長を討ち取ったこと/逆は、
決して異なるものではなく、大道に基づく心から出たものである。
人生という五十五年の夢は覚め、あとは死して 一元に帰するのみである。) 」
奇しくも、今度のNHK大河ドラマの主人公となる 明智光秀の 辞世の句とされるものだ。
(本人の句ではなく、後の創作との説もある)
これを読むと 明智光秀は 巷では ”謀反人”の代表格とされているが、
只の”謀反人”ではなく(誰にも討てなかった信長を、討ったこと自体も凄いが) やはり、ひとかどの人物なのだと 感じ入る次第。
彼は、政治、軍事 両面で才能を発揮した人物であり だからこそ、実力主義の信長に 抜擢・起用され続けてきたのである。
只、惜しむらくは 天下人となるには 後の秀吉や 家康と違い、
”政治的な老獪さ”が 不足していた点であろうし、 そこ(欠点)が 又、彼の魅力でもある。
私は 信長も好きだが 彼を討った 光秀も好きである。
--
最後に、家康が ”国家とは何か”について 語っているので 併せて紹介する。
家康曰く 国家とは 天下の万民の暮らしを保障する 仕組み(武家や公家、寺社等を取り締まる諸法度/法令ルール)のコトであると。
「 よい国家は、よい仕組みによって 成り立つ 」と。
故に、” 例え 身内でも 法を犯す者には 容赦するな ”と 厳命している。
(事実、法に違反したかはともかく、
松平忠輝/六男や 大久保忠隣や その後の本多正純、徳川忠長/家光の弟など 政権中枢の近親者が改易されている)
これにより、世間は締まるし、身内を厳しく取り締まれるほど 家康は家臣と子宝にも恵まれた。
徳川幕府は、世界がスペインやイギリス等の 植民地支配競争による争奪のさなか、
250年超続き その後の、明治の近代日本の礎ともなった。
しかし、その礎の 大半は 実は、家康、秀忠の 2代でほぼ固まっているのである。
(3代目の家光が過大評価されるが余り、秀忠は 過小評価されている。)
「(国家/よい仕組み:諸法度 を保つため、)例え 身内でも 法を犯すものには 容赦するな 」と。
現実問題、これは なかなか出来ないコトなのだが、
これを安倍政権に当てはめると 身内に甘いと 巷で評価される安倍政権が、
労働分配率や、実質賃金の低下を指摘され 大企業と身内に甘く、庶民に厳しい印象の 安倍政権が、
次の選挙で 易く勝てるとは 到底思えない。
例えば、「 NHKから国民を守る党 」の様な ”庶民目線”による 分かり易い政党に 今後、支持が集まるのは 道理だと思われる。
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> なんと26人当選...「 NHKから国民を守る党 」拡大遂げる おひざ元・渋谷区にも議員誕生
4/22(月) 19:14配信 J-CASTニュース
2019年4月21日から22日にかけて開票された統一地方選の後半戦で、シングルイシュー(単一論点)を掲げる政党が異例の勢力拡大を遂げた。
13年に設立の政治団体「 NHKから国民を守る党 」がそれで、「 NHKにお金(受信料)を払わない方を全力で応援・サポートする政党(政治団体) 」を掲げている。
首都圏や関西のベッドタウンを中心に47人が立候補し、26人が当選。
その中には、NHKの「おひざ元」ともいえる渋谷区議選で当選した人もいる。
13人いる現職議員と合わせると、勢力は39人に拡大。 7月の参院選で国政進出を目指す。
投稿: ぴっぽー | 2019年4月25日 (木) 21時41分
●○ 残念ながら本業が忙しくて 世情を深く調べる余裕が無い。
私なりに、キーワードを挙げるので 興味のある方は その連関性を探ると 真実に近づくだろう ○●
1) ゴーン事件 と スキーム指南役(マネーロンダリング斡旋の弁護士等)
スキーム指南役を 捕縛せねば、ゴーン事件は 真の解決とはならない。
2) 貨幣の信用創造 と 需給ギャップ/インフレ率 と 消費税 と 実質賃金 と 内部留保/労働分配率 と 政府の役割
金本位制の時代と 決定的に異なるのが ”貨幣の信用創造”という点である。 これをインフレ率を基準にコントロールする。
そのコントロールの術の一つとして 消費税があり、これは 地域間格差の是正にも使えるツールだ。
3) 特殊詐欺/オレオレ詐欺 と モラルハザード と 悪質犯罪撲滅
日本は、原則 悪質犯罪に対する罰則が甘い。 言うなれば、見せしめ効果が低い。
老後の虎の子(蓄え)をターゲットにした 特殊詐欺は 非常に悪質である。
厳罰に処すべきだ。 また、そうでなくては 社会に示しがつかない。
4) 介護保険のサービス利用者は、
制度開始18年間で 約430万人増加している。
要介護/要支援認定者は 218万人(2000年4月末) ⇒ 644万人(2018年4月末)
その内訳は、
在宅サービス(在宅ヘルパー)利用者数が、
97万人(2000年4月末) ⇒ 366万人(2018年4月末) と 4倍近い伸びを示しているのに対し、
施設サービス(施設デイ)利用者数が、
52万人 ⇒ 93万人 と 倍近い伸び。
地域密着型サービス(介護予防・日常生活支援総合事業?)利用者数が なし ⇒ 84万人
にも拘らず、未だ 施設サービス(施設デイ)に対する手当て/介護点数と ヘルパーサービスに対する手当て/介護点数には 大きな開きがある様だ。
スタッフ1人に対し 利用者N人の関係性が成り立つ 効率性の高い施設サービスに対し、
スタッフと 利用者が 原則1対1の関係性となる 訪問サービスの困難さ/非効率さというのは 数字の上でも明らかであろう。
更に、サービス側のホームグラウンドである 施設で介護をするのと、
利用者側の在宅で 介護をするのでは 困難さも段違いであろう。
現に、在宅サービススタッフに対する セクハラ等の 利用者側からのパワハラ行為は聞く。
厚生労働省の 介護保険の点数配分は 現実に反した 非常な偏重が見られる。 大変なサービスの方が安価な傾向にある。
つまり、在宅サービス より 施設サービスへの 偏重。
日常生活に即した介護サービスより 非日常の医療サービスへの 偏重。
配薬が遅延したからと言って 現実問題上、生活困難に陥る利用者は 圧倒的に少ない。
むしろ、服薬が減って 経済的にも、身体的にも健康となる 高齢者の方が目立つという現実。
利用者以上に困るのは、製薬会社まで含めた 医療側だという 既得権益者にとって 不都合な真実。
欧州では虐待とされている 胃ろう/PEGに代表される 税金無駄遣いの終末期医療への 偏重。
税金の無駄遣いで、医療側が 肥え太るだけ。 ばかげた話だ。 それで消費税とか アホとしか言いようがない。
投稿: ぴっぽー | 2019年4月25日 (木) 22時13分
★☆ 古い記事だけど 国内開発への明るい話
こういうの もっと予算をつけて ちゃんとやってほしいし、
チャイナは 無人の戦闘車や 航空機の開発に注力しており、
ドローンなど 一部の分野では 既に米国を凌駕しているという指摘もありますね米軍基地を邪険視しながら、日米安保に依存・盲信する 日本社会。
日米双方にって より建設的な展開が期待できる 日米地位協定の改正は 憲法改正同様 重要ですね ☆★
> 防衛省が国産水陸両用車開発へ 米国製AAV7より高性能化 日米共同開発も視野
2016.8.11 07:26 産経ニュース
防衛省が離島奪還作戦などを念頭に、国産の水陸両用車の開発に着手する方針を固めたことが10日、分かった。平成29年度予算案概算要求に研究開発費40億~50億円を計上する。防衛省は25年度予算以降、米国製水陸両用車「AAV7」の調達を行っているが、速度面などでより高性能の車両が必要と判断した。
将来的には日米共同研究を行い、防衛装備輸出につなげたい考えだ。
研究開発を行うのは、水陸両用車が洋上から上陸する際にサンゴ礁を乗り越える機能や、エンジンの小型化など。三菱重工業が開発を進める技術をベースとし、31年度末まで初期研究を行う予定だ。
一方、米国との共同研究に向けた交渉を早期に開始し、早ければ30年度予算案に共同研究に必要な経費を盛り込む。
三菱重工が開発を進める水陸両用車はエンジン小型化技術に優位性があり、AAV7の水上速度(時速13キロ)を大幅に上回るとされる。
現行の中期防衛力整備計画(中期防)によると、防衛省は30年度までにAAV7を52両調達。同年度末までに新設される陸上自衛隊の「水陸機動団」の中核装備として配備される。25年度予算から購入費を計上し、28年度予算までに計47両分を確保している。
ただ、AAV7の試作機が米軍に配備されたのは1970年代と古く、十分な水上速度が確保されていない。
国会審議では野党側から「ぷかぷか浮かんでいたら(敵の)的になってしまう」などと批判を浴びていた。
米国はAAV7の後継車両として、水上速度を格段に向上させた「EFV」を開発していたが、2011(平成23)年の米軍事予算削減方針に基づき開発が打ち切られた。
このため、防衛省は国産技術を活用した水陸両用車の開発に踏み切ることにした。
米国との共同開発に成功すれば、米国だけでなく、第三国への売却の可能性も高まる。26年4月に閣議決定した防衛装備移転三原則に基づく装備輸出の実績となり、日本の防衛関連産業の国際的信用性の向上につながることが期待される。 水陸両用車は海上航行も陸上走行も可能な装甲戦闘車両。
海上自衛隊の「おおすみ」型輸送艦などに搭載し、日本の離島が他国軍に占拠された場合などに敵の攻撃に耐えつつ洋上から離島を目指し、上陸後に橋頭堡(きょうとうほ)を築く役割などを担う。
投稿: ぴっぽー | 2019年4月25日 (木) 22時28分
【スリランカテロ事件で、重大な失態】
AFPに記事があった。
『【4月25日 AFP】スリランカでキリスト教の祝日イースター(Easter、復活祭)に発生し350人超が死亡した連続爆発事件について、同国政府は24日、襲撃計画を示す情報があったにもかかわらず事件を阻止できなかったという「重大な」過失があったと認めた。
21日の事件発生後、警察はこれまでに58人を逮捕。国内では24日も引き続き厳戒態勢が敷かれ、不審物の爆破処理が数回実施された。だが事件をめぐっては、発生前に襲撃の可能性を示す具体的な情報が無視されていたことが判明したことで、スリランカ政府に対する怒りの声が上がっている。
スリランカの警察幹部は今月11日、外国情報機関からの情報として、国内のイスラム過激派組織「ナショナル・タウヒード・ジャマア(NTJ)」が「高名な教会」を狙った自爆攻撃を行う可能性があると通達していた。
米CNNテレビは、インドの情報機関が事件の数週間前に「異例なほど具体的な」情報を伝えていたと報道。情報の一部はインド当局が拘束しているイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」関連の容疑者からのものだったしている。
だがスリランカ政府によると、この情報は首相や主要閣僚らには伝えられなかった。スリランカのルワン・ウィジェワルダナ(Ruwan Wijewardene)国防担当相は24日の記者会見で「情報の共有に重大な過失があった」と認め、「政府は責任を取らなければならない」と語った。』
スリランカ政府当局に、深刻な情報が寄せられていたにもかかわらず、それを放置、或は無視したと云うのだ。怠慢があったと見る。あるいは、当局内部の腐敗があったのかもわかりませんね。死者の数が24日時点で359名になっている事件である。今月の11日時点で捜査が、仮に、始まっていたとしても、その全部について爆弾の発見につながったかどうかは不明である。しかし、助かる命もあったかもわかりません。残念な話である。
インドとの関係が今回の場合、問題になりそうだ。背後にシナ帝国の影があるからだ。スリランカ当局が情報を無視した背景というものを考えないといけない。
2009年以降2015年までの政治に、もしかすると答えがありそうである。シナ帝国との関係がある。インドと仲が悪くなってしまう方向に舵を切った指導者がいたのだ。
マヒンダ・ラージャパクサ前大統領の存在である。彼はシナ帝国の金をあてにして巨額の融資をシナ帝国から引き出し放漫財政を引き起こすことになる。シナ帝国の得意技である『債務の罠』に嵌まり込んだと言われている。返済するのに400年かかる債務だ。しかも、シナと仲良くなればインドが快く思うわけがない。そういう背景があるわけだ。
現大統領はこのマヒンダ・ラージャパクサを選挙で破って就任した人である。だからインド政府も警察情報を流すことができるほど関係の改善があった。しかし、残念なことに役立てる処になかったと云う事だ。政府内部にはマヒンダ・ラージャパクサ派とでも云う前政権を支持する様な役人がいたのかもわからない。しかも、前大統領のマヒンダ・ラージャパクサは、現政権で2018年の12月まで首相をしていたのだ。
内部に問題を抱えていたというべきである。その代償は高くついた。
スプートニクに記事があった。
『スリランカのシリセナ大統領は、同国で発生した同時テロを受け、国防担当相と警察庁長官に辞任を要請した。スリランカのニュースサイトNews 1stが24日、消息筋の情報をもとに報じた。』
どこの国であっても、こういう重大な失態は許されないものだ。
投稿: 旗 | 2019年4月26日 (金) 03時34分
【江沢民を尊敬する二階がどの面下げて習近平と握手をしたのか? 興味があった】
産経に記事があった。
『【北京=藤本欣也】自民党の二階俊博幹事長は24日、安倍晋三首相の特使として中国を訪問し、北京で習近平国家主席と会談、安倍氏の親書を手渡した。習氏は6月の20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に出席するため日本を訪問すると明言し、「サミットの成功を支持する」と述べた。(記事には握手する写真付きである)
・・・・・・米国などは一帯一路の持続可能性や透明性について懸念を示しているが、二階氏は会談後、記者団に「今後も互いに協力し合って(一帯一路を)進めていく。米国の顔色をうかがって日中の問題を考えていくものではない」と強調した。』
江沢民が健在な頃、二階は江沢民の銅像を自身の選挙区の和歌山に建立しようとしていたそうである。しかし、周囲の猛烈な大反対があって折れたそうだ。そういう話は習近平に伝わっているのだろうか?
補選で連敗した二階がどこに行ったのかと思っていたら、総理の親書を携えて習近平のご機嫌を伺いに行っている。彼に外交を任せて不安はないのだろうか? 今度は習近平の銅像の話が飛び出すかもわからない。
大変なことにならないうちに帰国させた方がいい。
投稿: 旗 | 2019年4月26日 (金) 04時01分
【露朝首脳会談は成果に乏しいものだった】
ロイターに向かって前日、核問題の解決を話し合う等と云っていたが、結局、何も進展がなかった。これは米朝ハノイ会談と同じように、共同声明もない共同記者会見もない。つまり記録が残らない会談になったのだ。この記録が残らない形式にするという話は前日には既に漏れていたそうだ。しかし、記事になったのは25日である。
やる気がないというより、ハノイ会談を意識した内容にしたのだと思う事が出来そうだ。外形的には解決策の提示を示すことがない。そして、それを発表する必要がないと判断したと思いますね。つまり、こういう形にすることでハノイ会談が決裂したものではないと主張したいからだろう。姑息な手段である。
それはともかく、初顔合わせなのだそうだ。ロシア向け専属の窓口役であった玄永哲は、プーチンと2015年4月20日に面談している。しかし、帰国して、面談から10日後の4月30日には処刑されているのだ。今回の会談でこの話が出たのかどうか興味はある。もしかすると疑問に思っていたかもわからないので尋ねることがあったかもわからない。この機会を逃せば永遠に尋ねる事が出来なくなる。しかし、常識的に考えても、彼の口から何もでなかっただろうと思う。プーチン氏には謎のまま残ることになってしまうようだ。
プーチン氏はそういう疑問が残ったまま金氏朝鮮のドンと会談することになるわけだ。
不気味に思っているような気がするが顔に出すタイプとは思えない。
会談も記録に残らない。核問題も解決しないことが明らかだ。感想だけが記事になっている。
『【4月25日 AFP】(更新、写真追加)ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は25日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-un)朝鮮労働党委員長との会談後、北朝鮮は安全の保障を必要としており、非核化は国際法にのっとって初めて実現可能という見方を示した。
・・・・・・
ロシアと米政府の利益は、両国が「完全な非核化」に賛成している点で一致しているとし、「核戦争の脅威削減という面では、これが確実に共通の優先事項だ」と指摘。
「金正恩氏も同じ見解を共有しているとの印象を受けた。安全の保障が必要、それがすべてだ。これについて皆で一緒に考える必要がある」と話した。(c)AFP』
簡単に云えば『金氏朝鮮の3代目は、長生きしたいと言っている。それがすべてだ』
これをみんなで考えてあげようと言っているのだ。
日本語に翻訳するなら、『部下の命を簡単に奪うくせに、自分だけは長生きをしたいとほざいている。』
以上、冷静なプーチン大統領の言葉である。
投稿: 旗 | 2019年4月26日 (金) 04時41分
ロイター:マクロン大統領が会見 https://reut.rs/2Was7hS
≫国民が ≪より長い時間≫ 働くことが必要になるとも訴え
⇒智的で聡明なマクロンSmartGuyさんの深い考えをこの短文に纏めて仕舞っては、間違いなく誤解やルサンチマンを招く。
人々の認識を、与えられる労働から ≪自律的に取り組む執務≫に改めさせること、即ちサラリーマンからビジネスマンに脱皮させることが重要なポイントです禰。働くことが ≪上質で楽しいこと≫ に変貌すること間違いなし!!である。
平場のその意識改革だけでも…とは言っても、AmongOthers、そこにも経営者層に逞しい指導力が必要だが、限界はあっても確実に生産性は上がる。平場のその限界を取り払い、新たな地平を切り拓き、生産性を画期的な上昇気流に乗せるのは経営トップのお仕事(その挑戦が職責)であることに多言を要しない。
その経営的観点では、あの合従連衡騒動を、ゴーン事件から切り離して、ルノーと日産の≪どちらが21世紀の”より高付加価値事業”を生み出すか?≫という視点で眺めると、経営的により広く深く永く高い興味が湧く。所詮が ≪弱者同士の空騒ぎ≫ という診立ても可能ではあるけれども‥。
投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年4月26日 (金) 10時47分