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2019年4月12日 (金)

F-35A戦闘機事故など

 石破 茂 です。
 統一地方選挙の前半戦が終わり、少しだけ一息ついています。選挙2か月ぐらい前から6日土曜日の最終日まで、地元鳥取県を含めて23都府県を廻りましたが、地方選挙は国政選挙よりも更に現場に近い有権者の実感が伝わってきますし、それぞれの地域の実情がよくわかる機会でもあります。自民党の基盤は東京も含めた地域にあるのであり、国政選挙の際は地方議員の力を最大限に活用させて頂くのですから、その選挙の時に最大限の支援をするのは当然のことだと思っています。

 全国各地で申し上げたことですが、立候補者数の激減と投票率の低下は民主主義の根幹を揺るがす由々しき事態です。「誰がなっても同じ」はずはありませんし、「自分一人が投票しても何も変わらない、自分一人が棄権しても大勢に影響はない」と多くの人々が思えば、特定勢力の恣意による政治を招きかねません。敢えて教科書的に言えば、民主主義は「資格を有する者の多くが参加する」「有権者に正しい情報が伝えられる」という二点が満たされなければ形骸化し、その機能を失ってしまいます。
 閣僚や副大臣の発言など、「最近の自民党はどこかがおかしいのではないか」と思っている有権者は我々が思っているよりも遥かに多い、というのが世論調査の数字とは異なる実感ですが、さりとて野党に入れる気にもならない有権者の行動選択が棄権になってしまうのは当然というべきなのでしょう。問われているのはまさしく我々自民党なのです。「適材適所」「真摯に謙虚に取り組む」「責任を自覚し深く反省」等々の言葉が国民に空虚に響き、やがて感覚が麻痺してしまうことの恐ろしさを再認識しなくてはなりません。

 航空自衛隊がF-4戦闘機の後継として導入を進める最新鋭機F-35A戦闘機の墜落事故は、極めて深刻な事態です。当初はF-22の導入を目指していたのですが、最先端技術の塊である同機を米国が禁輸対象とし、その後生産が打ち切られたことなどもあってこれを断念、2011年12月に野田佳彦内閣がF-35の導入を決定した、というのが経緯の概要です。
 当時野党であった我々は詳しい事情を知る立場にはなかったのですが、飛行の安全性や操縦性、搭載装備の拡張性などから本来エンジンはツインであるべきなのではないかという疑問を持っており、エンジンのパワーに比べて機体が重く、燃料満載時の操縦性について何人かの専門家から疑義が呈されていたことを記憶しています。昨年6月、米国の議会附属機関である会計検査院(GAO)は、同機には未解決の欠陥が966件あると指摘しましたが、水曜日の自民党の会議でこの点につき防衛省からは「指摘された問題点については米国と密接に連携を取り解決している」との答弁がありました。いずれにせよ、搭乗員とそのご家族のために、今はひたすら祈るのみです。
 「(レーダーに映らないはずの)ステルス機の機影がレーダーから消えた」との言語矛盾的報道に疑問を持たれた方もおられたようですが、機影が「完全に映らない」ようにすることは現時点の技術では不可能なので、報道が間違っているわけではありません。スウェーデンのサーブ社は「技術的にもコスト的にも困難な全く映らないステルス機を開発するよりも、ステルス性が低くても搭載兵器が多く、敵機を早く発見するレーダー性能に優れたリーズナブルな価格の機体を開発する方が輸出戦略からも望ましい」との方針を採っていると聞きます。日本がその選択肢を選ぶことはトランプ政権との関係から考えても困難と言う他はありませんが、旧ソ連と対峙しながらあの厳しい冷戦期を乗り切ったスウェーデンの防衛思想からは学ぶべき点が多々あり、防衛庁・防衛省に居たときから是非とも一度きちんと学んでみたいと考えていますが、まだ実現していないのは残念なことです。

 10日水曜日、国立劇場において「天皇陛下御即位30年奉祝感謝の集い」が開催され、実行委員会の一員として参加して参りました。NHK交響楽団有志によるモーツァルトのクラリネット協奏曲の演奏に続く政財界トップ各位の式辞・祝辞もそれなりに整ったものでしたが、山中伸弥京大教授、北野武監督、被災地代表の千代川茂氏(三陸花ホテルはまぎく社長)、ブラジル日系人代表の宮崎真優さんの祝辞は、心のこもった肉声が伝わる、ユーモアも交えた素晴らしいものであり、心底感服しました。我々政治に携わる者は、技術に堕すことなく、受けだけを狙わず、人を感動させる術を学ばねばならないことを痛感したことでした。
 スピーチに続いてMISIA、松任谷由実、ゆずなどによるミニコンサートがあり、これも感動的なものでした。松任谷由実の歌唱力低下を酷評する向きもあるようですが、学生の時からファンだった私は素直に感激致しました。元々歌唱力のみで勝負する人ではなく、独特の歌詞、メロディー、全体的な雰囲気は彼女しか出せないものであり、まさしく「天才・ユーミン」だと思っています。

 週末は13日土曜日が「尾崎行雄記念財団 咢堂没後65周年記念特別講演会」で講演(午後2時・憲政記念館)。
 14日日曜日は自民党鳥取県連懇談会(午前10時半・ホテルモナーク鳥取)、衆議院大阪12区補欠選挙街頭演説会(午後6時30分・大東市オペラパーク)と個人演説会(午後7時・栄和町公民館、午後7時半・灰塚公民館、午後8時・新田公民館)で演説という日程です。
 明治23年以来、衆議院議員在職63年、当選25回という世界記録を持つ憲政の神様・尾崎行雄(咢堂)は多くの名言を残していますが、中でも「人生の本舞台は常に将来にあり」との言葉が私はとても好きです。  
 明日土曜日の都心は久々に日差しの暖かな一日となるようです。
 皆様ご健勝にてお過ごしくださいませ。

 

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コメント

【 ブラックボックスの塊で、未解決の欠陥が966件あるとされる F-35A この様な ” ハッタリ戦闘機 ”は 返品し、購入計画を止めるべき。仮に、カタログスペックを盲信して 購入を決めたとすれば 自民党の国防族は アホ丸だしである。” 米国依存 ”の 平成の御世の終わりを 象徴するかの様な 重大事件である。】
> F35墜落、原因究明を阻む「 日米間のブラックボックス 」の実態
4/12(金) 6:01配信 現代ビジネス
航空自衛隊が導入を始めたステルス戦闘機「F35A」が9日、青森県沖で訓練中に墜落した。同型の戦闘機の墜落は世界初だ。防衛省は操縦士の捜索を続けるとともに「フライトレコーダー(飛行記録)」の回収を図り、事故原因の調査に着手する。
 事故機の操縦士は「訓練中止」との無線通信から間もなく消息を絶っており、機体に何らかの不具合が発生した可能性がある。
 墜落したのは三菱重工業小牧南工場で組み立てられた1号機。ただし、最終検査は日本人関係者を締め出した別棟で米側だけで行われており、米政府による秘密保持の姿勢が、今後の事故原因解明の妨げとなるおそれが浮上している。
(略)--
操縦していた細見彰里3等空佐(41)は、三沢基地のレーダーから機影が消える直前、無線通信で「ノック・イット・オフ(訓練中止)」と伝え、間もなく消息を絶った。 防衛省関係者は「F35Aは、AI(人工知能)を含め、最新の電子機器を搭載し、人的ミスを防ぐよう作られている。操縦士が誤った操作をしても機械が修正してくれるほどだ。操縦ミスは、あまり考えられない」と話す。 操縦士が体調不良から「訓練中止」を求めることもあるが、その場合、墜落につながる可能性は極めて低いとみられる。 操縦士が緊急脱出した場合に自動的に発信される緊急信号は、確認されていない。緊急脱出の暇もなく墜落した理由はどこにあるのか。
(略)--● 三菱は ロッキード・マーチンの「 下請け 」
 組み立てが終わった機体は別棟の検査工場に移され、日本側を排除した中で米軍幹部、ロッキード・マーチン社の技術者など 米側だけで 最終検査が行われる。最終検査には、F35Aの最大の特徴であるステルス性のチェックが含まれる。
 事故機は小牧南工場で生産された1号機にあたり、米側による最終検査を受けた後、米国に運ばれ、ロッキード・マーチン社でも検査を受けた。「日本の製造技術を高く評価する米側の技術者もいた」と話す防衛省幹部もいる。
 だが「最終組立」の言葉からわかる通り、小牧南工場で行われているのは、米側の指示通りに組み立てること。部品の大半はブラックボックス化され、その部品の持つ意味も 製造技術も 日本側には開示されていない。
 F35Aをめぐる日米の関係について、防衛省幹部は「 三菱重工がロッキード・マ-チン社の『下請け』に入ったと考えれば分かりやすい 」と解説する。
 つまり今回、米側の指示通りに日本側が組み立て、最終検査を米側が行った機体が墜落したのだ。
 機体の不具合が墜落の原因であると仮定すれば、その責任は日米双方にあるようにみえるが、日本以外で生産した約300機の機体は これまで1機も墜落していない。米側が日本側に責任を押しつける条件は揃っている。
(略)--仮に米側のみが分析を行うことになった場合、機体の秘匿性から、結果だけを日本側に伝えてくる可能性さえある。その場合、事故調査は一方的なものになりかねず、真相にどこまで迫ったのか、日本側が知る術はないことになる。
 このような問題が浮上するのは、日本が米政府のさだめた「 対外有償軍事援助 (FMS) 」でF35Aを調達しているからだ。
 小牧南工場で最終組立が行われた機体は帳簿上、いったん米政府に移管され、米政府の言い値で防衛省が購入する。形式的には米政府の「好意」で売ってもらっている以上、日本政府は 価格はもちろん、米政府が求める生産方式を 唯々諾々と受け入れるほかない。
 この理不尽なFMSの仕組みが、事故の真相解明の妨げとなるおそれはないだろうか。
--● このまま導入を進めていいのか
 もうひとつ懸念されるのは、「現代ビジネス」でも以前指摘した通り、F35Aが「未完成の機体」ということである(2017年10月5日、「自衛隊の次期戦闘機・F35 、実は『重要ソフト』が未完成だった」)
 米会計検査院(GAO) は昨年1月、F35に 未解決の欠陥が 966件あると発表した。このうち少なくとも180件は、国防総省の計画によれば、フル生産前に解決されない見通しとなっている。
 966件の欠陥のうち、111件は「安全性や重要な性能を危険にさらす問題」とされ、残りは「任務遂行に支障を及ぼす問題」だった。
 一昨年6月には、ルーク空軍基地に所属するF35Aで 操縦士が酸素不足に陥る事例が5件も発生。いずれも低酸素症のような症状を示したものの、予備の酸素を使って機体を安全に着陸させた。「息ができない戦闘機」が 事故を起こさなかったのは 奇跡である。
 そもそもF35は開発が大幅に遅れ、すでに開発を始めてから20年近く経過している。米軍は試験運用を続けながら改修し、完成に近づける「スパイラル開発」と呼ばれる手法をとっている。つまり、未完成のまま使い続けているのだ。
 米軍は開発終了を急ぐあまり、肝心な安全性の確認を疎かにしてはいないだろうか。また、それはステルス機を渇望し、ライバル機との飛行テストを排除して、カタログ性能だけで F35Aを選択した航空自衛隊にも 共通の問題ではないか。
--
 航空自衛隊はこのF35Aを42機導入するが、昨年12月の閣議了解と合わせれば今後63機を追加導入し、105機まで増強される。さらに、空母化される護衛艦「いずも」に搭載するため、垂直離着陸ができるF35Bも42機導入することになっている。
 このF35Bには すでに墜落の前例があり、昨年9月、米サウスカロライナ州で米海兵隊機が墜落している。幸い死者はなかったが、エンジン燃料管の不具合が原因とみられ、米軍はF35B全機を一時飛行停止とした。
 F35Aの追加、そしてF35Bの導入を提言したのは航空自衛隊ではなく、自民党国防族だった。これを丸飲みして導入を決めたのは、安倍政権である。勇み足だったのではないだろうか。

投稿: ぴっぽー | 2019年4月12日 (金) 20時56分

石破閣下

 ポンコツモデラーのポンコツコメントです。

 人と言うのは如何に簡単に変になるのかと恐ろしくなることがあります。前回コメントしました感謝、おそれいること、心からお願いすることが出来なくなるとまるで別の生き物かと思うほどです。そして驕りとはその入り口かもしれません。今の政治に潜在的に人々が感じていることに通じる面があると思います。
 政治家が、特に与党の方々から政権を有権者から任せて貰っているという感謝が伝わってくるようになれば、投票率など必ず上がるでしょうし、野党の方々に政治家を任されておそれいるというのが伝わってくれば政権奪取も現実味を持ってくること間違えないと思われるのですが、今のところそのどちらも可能性ゼロと看做されているので、この投票率と無関心かつ政治に対する諦めの脱力症状だと思います。
 現野党の方々に政権担当の可能性が高くないのは、わが国の政治家は陛下の第一臣民らであることが必須だからです。自民党の方々は本来第一臣民らであったはずですが、そうであればおそれいること、恥じ入ること、慈しむことを血肉とした国民の期待を身に集める政治家と成っていることでしょう。もう一度日本の政治家のあるべき姿に帰えられることを期待します。
 スカンクワークの悪名を聞くF-35の事故が日本で発生したのは、実は必然なのかもしれません。というのは事故を恐れて、本格的な模擬空戦飛行を敬遠していたという話を聞いたことがあります。たぶん推測の話だと思いますが、要求事項がてんこ盛りで、飛行重量が予定を35パーセントも超過してしまい、また一方でエンジンの推力が思うほどにならなかったため、攻撃機との位置づけが妥当なのではという話です。このような機体に空戦飛行をさせると飛行中にブラックアウト(クフィール戦闘機のように)して墜落することがあります。もともとステルス機は攻撃機なので、航空自衛隊が望む戦闘機・迎撃機と違い、そっと飛ばして飛行高度を突然失った場合に備えなくてはなりません。行方不明の三佐の無事を願はざるをえません。
 平成天皇皇后両陛下へは感謝の言葉に迷います。乱文・乱筆お許しください。
 

投稿: 野村 嘉則 | 2019年4月12日 (金) 21時46分

表題(目次) 中東アルカイダ再活性化に伴う懸念、及び関連事項
付録資料 対韓国、対抗処置検討の話題

石破先生へ

今週も週末となりました。3月12日の週に、自民党外務副大臣の佐藤正久先生がテレビ出演され、アルカイダ復活に伴う、先進国に対するテロ活動の活発化等の問題について、御高説をされ、そこにあるのは、大変重要な問題を含む内容と思いました。
そこで、今週は、「中東アルカイダ再活性化に伴う懸念、及び関連事項」と題しまして、
中東地域の最大の問題である、「将来の核テロ」の問題に焦点を当て考えてみます。

(要約)
中東地域の覇権を競うイランとサウジの抗争は、将来的にテロ組織や革命防衛隊による、中東諸国を巻き込んだ、小型核使用の血生臭い破滅的な地域紛争に進む可能性がある。また、アルカイダが汎イスラム主義的闘争を世界規模で行った場合、小型核のロシア中央アジア地域や中国ウィグル人居住地等のイスラム色彩の強い土地に拡散して、これらの国の地域荒廃化が進展する可能性さえある。我が国の対テロ施策には、監視カメラ解析技術やNSSへの一元的情報統制が必要と思う。

(本文)
 〇 アルカイダ、イスラム国の背後にサウジとその資金力がある。

テレビ番組の中で、アルカイダの始祖、ビンラディンの息子が成長して、アルカイダを率い始めたことと、米国等の対応でイスラム国の衰退と、テロリスト達のアルカイダへの再集結の状況から、今後のテロの懸念があるとされる内容でした。

時事に詳しい方は、当然ご存じでしょうが、ビンラディンは、もともとサウジアラビア出身ですし、また、イスラム国もサウジの強力な後押しがあったことも歴然とした事実です。

先日、サウジの事実上の指導者である皇太子が、民間人の報道関係者を、残虐な手段で暗殺して、米国との間に隙間風が吹き始めたことは、良く言われることです。

従って、今後は、旧イスラム国等からのテロリストも吸収して、組織規模がより大きくなるアルカイダに対して資金援助を行うとともに、サウジの意にそぐわぬ、国や著名人、あるいは国家的行事等に対する、テロ行為が発生する危険性は、増していくと思います。


〇 中東地域の将来的にはより危険になる、シーア派とスンニ派の抗争

 国の指導的な宗教派閥は、大きくスンニ派とシーア派に大別されています。

 シーア派は、イラン、シリアで国政を制しています。またレバノンやイエメンにも多く、スンニ派と抗争を持続しています。

 スンニ派は、サウジアラビアを暗黙の盟主としており、イラクや湾岸の主要な周辺諸国、
が割拠しており、国家では在りませんが、テロ組織としてのイスラム国やアルカイダもこの色彩が強い様です。

米国のオバマ政権の時に、イラン核合意が欧州諸国とともに結ばれましたが、この協定には、重大な欠陥があると言われています。

つまり、水爆等の大型の戦略級の核弾頭の開発は規制されているが、軽車両、あるいは、人力で運搬できる程度の「小型核兵器」に関しては、全くといっていいほど規制が掛からず、
開発、配備もやり放題だったということです。

 トランプがその合意に待ったを掛けたのは、石油利権上の問題だけでなく、この地域や、或いは世界規模の紛争の激化に、核兵器を放り込む惨事を未然に防ぐ、啓蒙的な安定化の理念があったと言ってよいと思います。

 トランプがオバマを批判することは、私は、この件で一理も二理もあったと思えます。

 中東湾岸諸国の覇権に関して、イランは周辺諸国に最精鋭部隊の革命防衛隊を送り、シリアにおける、イスラム国衰退の大きな一因になったようです。

 実際、イランが核武装するといっても、それは、弾道弾などの運搬手段とともに、相当数の自国の安全を担保できるだけの数と質が必要になるであろうし、その方向で、進みつつあったのが現実です。

 イランが核武装する日が迫ると、覇権の対抗国であるサウジも遅れず直ぐに核武装すると言われています。

 すでにある程度の核を持つイランと対峙するのに、同じ敵を持ち、すでに核武装しているイスラエルと関係を良くしているのは、万一の核による恫喝をアカラサマに受ける事態になった場合の、サウジによる保険でしょう。

 サウジに核武装をする実力があるかを疑う人もいるかもしれませんが、サウジは、同じスンニ派教徒が8割程度を占めるパキスタンがインドに対抗して核武装する過程で、破格の資金援助を行い、現在、パキスタン国内に、「サウジアラビア軍仕様の核兵器」も存在すると言われており、全く、サウジの核武装には、時間、人材、資金、技術、全て、必要なくできるといわれております。

 〇 小型核の脅威は、中国国内での内乱起因の可能性さえ生む

  さきほど、イランが小型核を先行的に配備運用できる可能性を指摘しました。

 つまり、スンニ派に支配された国の、シーア派による開放のため、航空機戦力や戦車、 火砲といった通常戦力で劣る地域で、勝利を収めるためには、将来的には、イランの革命防衛隊は、小型核使用による起死回生の戦術を検討して、実施に移す様になるのは、時間の問題であり、これをやられると、スンニ派湾岸諸国も、或いは、イスララム国の後継であるアルカイダも敗北する懸念が増大することになります。

 この結果、サウジ本国から、例えば、アルカイダの様なテロ組織にさえ、パキスタン経由で得た、核兵器の内、小型核の入手と運用が始まり、中東地域が血生臭い、核の撃ちあいと
地域秩序の崩壊にさえ至る危険性が出てくる様に思えます。

一方、アルカイダが、今後、汎イスラム主義的傾向が強まると、パキスタン、イラン、イラク、トルコ等のイスラム諸国間の国境から、ロシア中央アジア内の諸国内を通って、反ロシア主義を掲げて、テロ闘争を行っている地域や、最悪、民族浄化や水爆実験で迫害を受け続けて、不穏と反乱、内乱を醸成しつつある、ウィグル人地域のイスラム教徒にさえ、いずれ、ここから流れた小型核兵器が渡り、現状、数人から数十人を対象として、レジスタンス(抵抗)運動の範疇だった反抗が、数千人~数万人を対象とした、内乱、反乱、実力による独立運動へと変化する可能性を包含しているとさえ思えます。

まあ、その可能性があるため、中国もこの地域の民族浄化をいそいでいるのかもしえませんが?

〇 我が国における、「対テロ」に関して

 水際での対応に関しては、今後、麻薬等の薬物だけではなく、爆薬、核物質、或いは電子情報集積物、なども臨検対象とした対応が望まれると思います。

 主要都市内あるいは、全ての交通機関周辺にある監視カメラの数的充実をさらに図り、そして、顔認証や特殊挙動人物、等の解析技術もどんどん最新のものを積極的に予算を使って整備すべきだと思います。

或いは、五輪、ラグビーワールドカップ、即位の礼関連等、人が集中しそうな中にあっても、特殊挙動対象者を直ぐに割り出す、電子機器の開発、配備、運用も先手を打って、守りを固めるべきと思います。

また「攻め」の情報収集活動を行う、人的活動の、統合化、組織化、マニュアル的規格化も、直ぐにでも取り掛かるべきだろうと思います。

つまり、テロリストが動く場合、機先を制して、その行動の概要、意図、規模、を事前に、人的活動等により得て、その行動を阻止するのに有利な環境を作るということを、もっと率先すべきと言うことです。

同じ日本国内には、「警察の外事」、「公安」、「内閣情報調査室」、や「公安調査庁」さらに、
自衛隊内部にも「陸自別班を中心にした情報職種」などがあり、本来これら人的活動は、
「情報監視衛星システム」の使用許諾やあるいは、前に述べた、「全国の監視カメラ情報」
さらには「警察の人的情報網」や「外交官の人的情報」「自衛隊のエリント、コギント等の電子情報」「空自の防空バッチシステムの概要」「海自の海上、水中警戒情報」などともすべてリンクすべきものだと思います。

これには、より、NSSへの情報の徹底した一元化が必要だと思います。

 これは、他国との情報のやり取りが、ギブアンドテイクであることから、その情報運用もある程度、NSSで統括すべきであり、むしろ、国内状況でのギブアンドテイクに終始するのは、あまり推奨すべきことではない様に感じます。

 NSSは全体の絵が読めれば、必要なところにそれを伝え、また、下部機関が絵を描いていてそれをNSSが了解すれば、後は、他の必要なところに十分行きわたるべきということだと思います。

 すでにその様であっていただければ、問題は、ないと思います。


付録資料 対韓国、対抗処置検討の話題

2019年3月13日 17時11分 ZAKZAK(夕刊フジ) (抜粋)
麻生財務相“報復措置”明言で韓国は戦々恐々 韓国紙「局長会談の結果は楽観できないという見方も」

 麻生太郎副総理兼財務相が、韓国への具体的な対抗措置について初めて明言した。韓国最高裁による、いわゆる「元徴用工」などへの異常判決を受け、韓国の原告側は差し押さえた日本企業の資産を売却する手続きを進めている。日本政府は、企業に実害が生じた場合、準備を終えている「報復カード」を果敢に切る構えのようだ。

 「関税(引き上げ)に限らず、送金の停止、ビザの発給停止とか、対抗措置にはいろんな方法がある」

 麻生氏は12日の衆院財務金融委員会で、こう言い切った。日本維新の会の丸山穂高氏が、韓国に対し、「具体的に対抗措置を前に進めるべきではないか?」と質問したことに答えた。

 日本政府としては、韓国への「痛み」を伴う対抗措置として100前後の選択肢をリストアップしているとされる。安倍晋三政権の重要閣僚が、その選択肢を具体的に語ったのは初めてだ。

 日本の「報復カード」は、停滞する韓国経済を直撃しかねない。韓国メディアは焦りを感じさせる記事を掲載している。

 中央日報(日本語版)は12日、「日本財界、差し押さえ資産売却なら韓国支社撤収の雰囲気」との記事で、「両国関係が劇的に改善する兆候も、現在のところ見えない」などと悲観的に伝えた。

 同紙は13日、前出の麻生氏の発言を引用しながら、14日に行われる日韓外交当局者間の会談について、「韓日両政府は(事態打開に向け)突破口を開く計画だが、麻生副総理の発言を考慮すると、会議の結果は楽観できないという見方もある」と報じた。

 【予想される日本政府による韓国への制裁案】
 (1)国際司法裁判所(ICJ)への提訴
 (2)韓国人の入国ビザの差し止めを含めた厳格化
 (3)韓国製品の関税上乗せ
 (4)送金停止
 (5)貿易保険の適用から韓国を外すなどの輸出規制
 (6)環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への韓国の参加申請拒絶
 (7)日本国内の韓国企業の資産差し押さえ
 (8)日本からの部品・素材提供の停止(フッ化水素など)
 (9)長嶺安政駐韓日本大使の帰国
 (10)国交断絶
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実際、対抗処置の中で一番強烈に効きそうなのが、(8)の輸出品の規制だろう。
韓国経済の屋台骨であるサムスン電子の主要な旗艦事業は現在スマホ事業から半導体事業に移っている。
もし日本から韓国へ、フッ化水素や最新工作機械の輸出がストップすれば、韓国国内での半導体生産は、ほぼ完全にストップする。
もし代替品を探してきても、半導体自体の精度、機能は大幅にスケールアウトしてしまい、現状の販売額は恐らく半減どこでは済まなくなる。
韓国国内の半導体工場の稼働はストップして、失業者がさらに増えるだけでなく、韓国政府の財政的な打撃も非常に激しいものになると思われる。
ほぼ確実に文在寅政権は崩壊するものと思われる。
米国も暗にそれを望んでいるだろうから、ここは、日本が「汚れ役」をやるのもいいと思う。
つまり、元徴用工の問題だけじゃなくて、慰安婦像、竹島、レーダー照射、さらには、連綿として続く政府による事実を捻じ曲げた反日教育、独立記念館の諸彫像、それら明らかに目に見え、両国の将来関係を悪い方へ煽動する政策の全てが改まるまで、徹底的にやれば、良いと思う。
ただ、非公式に、米国側と良く調整して行うべき内容であることは間違いないだろう。

〇 最新ニュース
読売新聞 2019/04/12 20:03 「徴用工」を象徴、釜山の労働者像を強制撤去

韓国南部の釜山(プサン)市は12日、釜山の日本総領事館近くの歩道に置かれていた「徴用工」を象徴する労働者像を強制撤去した。
////////////
韓国側も、少しは、状況判断できるらしい。
 
 このまま、日本法人資産の差し押さえの件も収束化してもらいたいものだ!
(記)

投稿: 山口達夫 | 2019年4月13日 (土) 00時49分

石破さん
激務の中を圧してのブログご更新、有り難うございます。
春のさ中ですが、ご自愛ご健勝ご活躍を念じております。
     ≪春らしい爽やかな智性≫
四本裕子さん(東大准教授):男性脳・女性脳の二分法の誤りhttps://bit.ly/2Ga6k2Z  ≫集団を比較して平均値をとった時に、差がでるのは不思議ではありません。だけど一般化はできません。
⇒即ち、愚見に翻訳しますと、ステレオタイプ化によって偽装された“解り易さ”に釣られて、鵜呑みの鵜を演じさせられるのは誤りだと。
⇒そして、彼女はこの引用部分の裏面で≪統計の誤謬or罠≫ を明確に指弾された(微笑)。マクロに騙されちゃいけないよ!?w。
⇒聡明で優れた方の主張は、二分法や二者択一など単純な思考を完全に排除できる。逆に言えば、それらを排除できるから聡明になり優れた主張を紡ぎ出せる‥。また、視野広く多元的で複雑に物事を眺めてこそ、考えが広く深く永く秀逸に成る‥という証しですね。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年4月13日 (土) 11時17分

愚前稿に追記(二分法の誤り)
≫松任谷由実の歌唱力低下を酷評する向きもある。
≫まさしく「天才・ユーミン」だと思っています。
⇒どちらか一方を選ぶ必要を全然感じませんw。♪松任谷由実の歌唱力は落ちているが、まさしく天才・ユーミンは永遠である!♪で佳いと。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年4月13日 (土) 11時24分

     ≪ふむ≫
≫防衛庁・防衛省に居たときから是非とも一度きちんと学んでみたいと考えていますが、まだ実現していないのは残念なことです
⇒再び真の僭越を繰り返し申し上げるのですが‥(ぺこり!)、
全ての関心や懸案を学ぶに、未だに(!) ≪ご自身お一人で遣り遂げる≫お積りのようですね~。諄さ回避のために以下省略w。
⇒例えば、石破さんの「人選の眼鏡」に適ったその筋の専門家に調査を要望する‥、最初の数回の調査報告では不足や洩れはあるでしょうから、再度の調査を要望する‥という手法を取れば(注)、石破さんもそのご本人も国家も皆んなが喜ぶと思います。「三方一両損」などと云うレベルではない(微笑)。
その間の時間や労力は全く気に掛ける必要はありますまい。解決するべきはその≪調査費用≫だけ(注)。
(注)スウェーデンの専門家に訪日戴いて、石破さんを交えその智見を直接聴取する手もある。防衛省の負担に於いて!(微笑)
(蛇の足)鬼十則その6: 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは永い間に天地の開きができる。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年4月13日 (土) 12時07分

石破様こんばんは。F35Aが欠陥だらけであれば、喜ぶのは日本の周辺国ではないかと思います。使えない航空機を大量に保管するのは何か理由があってのことだろうと察します。使えないものも工夫次第で役に立つようになるのではないかと思います。現時点では燃料を墜落しない程度にいれるとか考えられます。有事の時、使えないものでも何とか使えるようにする日頃の工夫が大事ではないかと思います。石破様期待します。

投稿: hitomugi | 2019年4月14日 (日) 01時06分

2K:韓国の輸入規制、WTO逆転敗訴 https://bit.ly/2Ga6k2Z 
≫調査捕鯨に続く失敗。国際法を盾に突破口を開く外交戦略は見直しを迫られる
⇒あはは、と嗤いはしても、この結末に全く違和感や感慨はない。
極東の島国では、「社会には無関心な芸人ら」を使って≪食べて応援!≫などと喧伝し庶民大衆には効き目があるようだが、2Kが載せている表の通り、国境を越えれば「その手は桑名の焼き蛤」と、国民生活の安全安心を重視する国が多い。為政者の質の違いかも。
⇒他方で、このレベルの話は作戦レバルの話だとは考えつつも、2Kの字句を渡りに船!と乗って言えばw‥古今東西の訓え ≪戦略の過ちは、作戦レベルは元より如何なる戦術でも正せない≫。

問:国際舞台での捕鯨解禁と隣国の輸入規制の解除を迫ろうと、賤しい国家戦略を決めた内閣総理大臣は、だぁれ?
答:極東の島国の無知無学で無恥な愚猿である!国家トップ人選という主権者の戦略的な過ちである。過ちが二重に重なっている。
愚解説:これらは全部、ボーっとし愚猿らに国家の舵取りを許している極東島国の民の不始末。♪アホ等氏すぎるし呑気すぎる乃駄~♪

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年4月14日 (日) 10時20分

朝日:米軍訓練場@沖縄、返還された跡地に薬莢や毒性物質
https://bit.ly/2UV2zI1 ≫安倍政権は「本土復帰後最大の返還」とアピールし続ける
⇒そもそも豊洲用地といい森友学園用地といい、加えてこの軍事用地‥、売買であれ賃貸借であれ民間なら当たり前の条件だが、極東島国では政治や役人が絡むと ≪原状回復義務、更地化の義務≫ が消えてなくなるor無視される。それが爾後の紛糾の種に狎る。政治屋らに、悪用されて巨額の政治スキャンダルが露見する。
⇒過去6年余り沖の縄に関していえば、この用地返還に限らず須らく、宗主国のご意向に対し、係長クラスの≪人型の愚猿≫がえへらえへらと手を擦り足を擦り、隷従するしか脳がない。日米地位協定が定めた米日の隷従関係を微動だに変更させる気もない~のですから、一般国民としても遣り切れん罠。沖縄の人たちは悲惨である。
⇒より広く深く永く見渡せば、≪人型の愚猿≫である政治権力者が率先し、議員や役人が忖度し規範や秩序を壊す。そんな極東の島国の現状は真に嘆かわしく愚かしいことだ。そんな惨めな実情に気付きもせずにのほほん~と生きておれる庶民大衆は何日まで幸せでおれる乃矢喇~。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年4月14日 (日) 12時54分

いったいいつになったら選挙が静かになるんでしょうかね

投稿: いちろう | 2019年4月14日 (日) 18時52分

【米国の日常生活にある危険】

 今に始まった事ではない。建国時代の頃からある事件と云えるかもわかりません。銃の管理が杜撰なのだ。だから、また起きたという事件である。ヤフーに記事があった。

 『米南部ジョージア州アトランタ近郊で、6歳の女児が銃で頭を撃たれ死亡した。当局によると、4歳の弟が誤って発砲した。

地元当局によると、女児は8日、アトランタ中心街から北西へ車で40分ほどの自宅前に止められた車の中で撃たれた。

親子は弟の野球の試合に向かおうとしていたが、車のエンジンがかからず、母親が原因を調べようと外へ出た。その間に、弟が車内に収納されていた銃を取り出し、誤って引き金を引いたという。
・・・・・捜査当局は立件を見送る構え。地元保安官は「胸が痛む」と語り、「このようなことが二度と起きないよう、銃器は弾を抜いた状態で子どもの手の届かない場所に保管してほしい」と市民に呼び掛けた。』

 なんで銃を車に常備しているのかについての説明がない。これは、外出時に銃を持った強盗他からの襲撃があるからだ。
 銃を持った強盗が何時現れるのか予測がつかないので、安心の為に車に保管している。そのうえ、何時でも銃が取り出せるように鍵のかからない場所に銃を隠す。当然、弾は込められたままだ。何時でも撃つことができるようにするためである。

 子供はそれを見ている。どこにあるのかを知っている。だから、こういう事件は起きるのだ。
 これとは別に誕生日に銃をプレゼントする風習もある。銃との付き合いが米国民にはあるようだ。それを示す出来事の中でも悲劇が起きる。これは、CNNの2013年の記事である。

 『(CNN) 米ケンタッキー州で4月30日、5歳児が誤って発砲し、2歳の妹が死亡する事故が起きた。銃は22口径のライフルで、男児は誕生日プレゼントとしてもらっていた。

同州南部バークスビルの自宅で、母親がほんの数分間家の外に出ていた間に起きた。警察は事故として捜査している。・・・検死官によれば、亡くなったキャロライン・スパークスちゃんと男児の家族は銃を安全な場所に保管していたつもりだったが、男児がそれを持ち出して遊ぶうち、弾が発射されて妹に当たってしまったとしている。』

 この年には、他に4歳の息子に銃で殺された母親の事件もあった。子供は銃がどこにあるのかよく知っているのだ。
 
 また、こういう環境は、銃で殺される子供の数も問題なのだが、解決策がない。
 米国にある「ガン・バイオレンス・アーカイブ」によると2015年だけで、756人の子供が銃により亡くなっている。アメリカでは毎日18歳以下の子供が平均で2人以上亡くなっていることになる。

 銃を意図的に乱射して大きな事件にしてしまう犯罪者も問題であるが日常生活の中で起きる銃の管理が不適切な為に発生する死亡事故は、犯罪と見たほうがいいような気がする。車に忍ばせた銃は車上荒らしの被害に遭い、2次的な犯罪の道具になっている。鍵のかからない場所に保管しているのが知れ渡っているからだ。多くの人々はこれを憂慮しているが、なくなることがない。

 今更云うのもなんだが、これは手遅れなのである。これから何かを変えようとするなら社会全体の問題として取り組まないと何も変わらないような気がする。

投稿: 旗 | 2019年4月14日 (日) 21時18分

【2分で終わった米韓首脳会談】

 会談は11日の深夜にあったそうだ。日本時間での話である。12日の各種メデアは経済制裁の継続を伝える記事ばかりであった。会談内容について詳しい記事がなかった。反日系メデアは予定された2時間を有効に使ったような嘘の記事を挙げていた。実態は12日の午後に判明する。僅か2分なのだ。2分間の濃い内容だと韓国系メデアも書いていた。もっと酷いのもあった。朝鮮日報等は分刻みで経過を説明して、2分もなかったと断定している。

 『米ワシントンDCで11日(現地時間)開かれた韓米首脳会談でムン・ジェイン大統領とドナルド・トランプ大統領は116分間会談を行った。このうち両首脳の「単独会談」は、当初15分間進行される予定だったが、実際には29分間行われた。時間は多少増えたが、内容上「単独会談」とする難しかった。放送カメラに公開された場で両首脳がすべて発言を分けて、その直後からトランプ大統領が記者と問答を共有のに「単独会談」の時間がすべて流れてしまったからだ。したがって、二人だけが「単独」での緊密な対話桁は事実上なかった。 』

 単独会談がなかったと記事にしている。つまり文在寅はトランプ大統領に何も話をしていないと云う事になる。首脳会談はなかったのだ。

 お決まりの共同宣言とか共同文書の署名等々のセレモニーがなかったのは、何も話がなかったという傍証である。彼等は何のために会談の設定を金をかけてやったのか?   謎である。

 これを受けて、我が国政府は日韓首脳会談の見送りを発表することになる。
『安倍晋三首相は6月に大阪で開く20カ国・地域(G20)首脳会合の際、韓国の文在寅大統領との個別の首脳会談を見送る方向で検討に入った。複数の政府関係者が13日、明らかにした。韓国人元徴用工の対日賠償請求問題などを踏まえ「文氏に冷え込んだ日韓関係を改善する意思が感じられず、建設的な対話が見込めない」(官邸筋)との判断に傾いた。(共同通信)』

 米韓首脳会談が共同声明すら出せない不毛の会談であったと云う事が非常に大きな影響になっているようだ。両大統領の署名になる文書が一つもないのである。なのに、韓国政府は成功だと言い触らしている。何もない事が成功なのだそうだ。韓国政府は、あほなのかもわからない。

 決まったものが何もない会談を評価する尺度がない。失敗だと言われても仕方がない。だから、日韓首脳会談も時間の無駄になるから見送るしかない。理の当然である。会ったところで何を話しするのか? 日韓基本条約を破棄した理由を伺う事になるだけである。

 そうなれば、韓国に大使館を置く理由も消えてしまう事になる。我が国政府はそうならないようにしている勢力がまだあると云う事だろう。彼等はまだ韓国に妄想を抱いているようだ。早く目を覚ましてほしいものだ。米国は韓国と手を切るタイミングを計っている最中である。大変なことがこの先にあるようだ。

 G20になれば話の輪郭が鮮明になるのかもわかりませんね。朝鮮半島情勢は緊張しています。

 

投稿: 旗 | 2019年4月14日 (日) 22時15分

【参議院選挙が大変なことになりそうだ】

 二階が何かを企んでいるのだろう。自民党は二階のおかげで大変な目に遭うかもわかりません。
 ヤフーに記事があった。

『自民党の二階俊博幹事長が李洙勲(イ・スフン)駐日韓国大使大使に会った席で、200人以上の議員団の訪韓を約束した。

在日韓国大使館によると、二階幹事長は11日、自民党本部を訪問した李洙勲駐日韓国大使が今年も200人以上の日本議員団の訪韓を進めるよう要請すると、現在開催中の通常国会日程を考慮して早期に実現させると約束した。

 二階幹事長は昨年7月31日から8月2日まで、地方議員を含む自民党議員およそ300人を率いて韓国を訪問し、研修会を開いた。

李大使は、韓日関係が難しい状況にあるが、こうした時期であるほど議員交流を通じた葛藤解消の努力が重要だと述べ、具体的な実践案として日本議員団の訪韓を要請した。』

 日韓首脳会談を見送る方向にあるのに、二階は国会議員を200名引き連れて訪韓すると約束したようだ。昨年、300名引き連れて訪韓した後で旭日旗事件やレーザー照射事件が勃発したのだ。彼ら訪韓議員団は何の役にも立たない物見遊山の旅行集団だとバレテしまった。昨年より100名減っているのは、そのせいか?
 米韓首脳会談は残念な結果だと韓国系メデアも13日以降記事にしている。
 何もない事が明らかになり、また、朝鮮半島出身労働者の賃金問題についての解決も何もない今の段階で二階は、いったい何がしたいのかよく解らない。日韓基本条約を根底から覆す大問題になっている。韓国政府は自ら蒔いた種の後始末を放棄している。その最中にある。無責任な行動だと言われても仕方がない。

 この記事については読者コメントが大量に張り付いている。

 例を挙げると
『余計なことをしないで欲しい。
この時期の訪韓で日本の怒りは大したことないと思われかねない。
逆に訪韓しないことの方が日本の国益に繋がると思うが。』
『この時期に韓国に行く議員は名前を全員出して欲しい。選挙でどんな結果になるのか楽しみじゃないか。断交するかの瀬戸際で韓国に抗議するわけでもなく友好とか言ってるのは裏がありそうだな』
『二階を始めその200人は次の選挙では絶対当選させない。』

 過去も含めて二階本人からの説明もないと云う事もあるのだろう。二階の意図は不明である。今回に限らず、シナ帝国に向けても大名行列の様な議員団を組んで訪問することが度々あった。税金の無駄である。懲りない二階のおかげで今回の参議院選挙は大変な目に遭うだろう。

 それが二階の狙いなのかもわかりませんね。

投稿: 旗 | 2019年4月14日 (日) 22時48分

【韓国はやがて消えていくだけだ】


 昨年11月の終わりにアルゼンチンで開催されたG20の会合の中で突如として米韓首脳会談が発表された。米国政府の広報は最初から(pull aside)と呼んでいた。立ち話である。しかし、韓国政府は違った。正式な会談だと主張した。訂正もしていない。この立ち話には重大な意味があったのだが、それを韓国政府は誤解したか? 或は、わざと勘違いをした印象がある。

 会談の内容は、公表されたものを見ると『ホワイトハウスは「北朝鮮に経済繁栄の唯一の道は非核化しかないと理解させるために、現行の制裁を厳格に履行することが重要だとの認識で一致した」とし、経済制裁の厳格な履行で両首脳が合意したとした。』なのだ。これに関する韓国政府の役割は金氏朝鮮を説得することである。仲裁を依頼したような文言はどこにも記されていない。韓国政府はそれを了解したと米国政府は認識したようである。一方韓国政府は、『「ドナルド・トランプ米大統領も南北首脳会談が(非核化に)肯定的なモメンタムを与えるという点で意見の一致を見た」と説明し、米朝首脳会談と南北首脳会談は個別に開催でき、米朝首脳会談前に南北首脳会談を開くことにトランプ大統領も理解を示した 』とする内容の発表を行っている。役割に就いての承知があった様に見える公表である。しかし、韓国政府はここに、経済制裁緩和の方法を勝手に妄想するようになったのではないだろうか?
 それは南北首脳会談の役割に、米国政府がお墨付きを与えたと勘違いした可能性がある。南北首脳会談をやってもかまわないと米国が言ったのは、それは金氏朝鮮を説得する場を設ける必要を認めたからである。経済特区開催のための会談ではないのだが、韓国はその部分について聞かないふりをした可能性がある。
 その後、米韓電話会談が2回ほど起きる。その内容が公表されることがなかった。米国政府は懸念していたのだろうと思う、どうも様子が変だと解ったのは2月28日なのかもわかりませんね。金氏朝鮮との話が噛み合わないのだ。だから、会談が決裂した。その原因は韓国にあると、その時に確信したのかもわからない。

 3月29日になって、米韓首脳会談を4月11日に開催すると公表した。唐突である。この時期を含め、首脳会談の目的の意味が今もよく解らない。例えば日米首脳会談は6月の即位式まで2回ほど設定されているが綿密な計画がされているそうだ。普通はそのような動きが同盟国同士にはある。両国の外交に関わった要人の急逝でも起きない限り、唐突に8日ほど前になって公表されるのは異例である。その上、その首脳会談が蓋を開けてみれば僅か2分の会談だったとなれば、何か異常なことが起きていると思いますね。

 米韓同盟の消滅というのが答えとして正しいのかどうかである。信頼関係をどこの時点から失ったのかについては日韓関係が、もしかすると参考になるのかもわからない。米国も韓国政府が撒き散らす口先からの出まかせ話にはまいっているのかもわかりませんね。

 彼等は約束は破るためにあると思っているような民族である。そのために嘘をつく。信頼を失うのは簡単なのであるが次がないと云う事に彼等は気が付いていないままだ。それは我が国の馬鹿な政治家達が何度も煮え湯を飲まされながらも懲りずに彼等を庇う事が続いたからである。

 韓国の大統領は誰がなっても反日である。だから、何も期待することがない。おそらく韓国が消滅するその日まで続くだろう。

 それだけ知っていればいい。

投稿: 旗 | 2019年4月15日 (月) 02時25分

ユーミンさんの春よこいはいい曲ですね。

たくさんの気持ちが

今週もお仕事頑張ってください。

投稿: くま | 2019年4月15日 (月) 08時17分

ユーミンさんの春よこいはいい曲ですね。

たくさんの気持ちがひとつになるときです。

今週もお仕事頑張ってください。

投稿: くま | 2019年4月15日 (月) 08時19分

   ≪極右:昭和、平成、民主主義≫
NHK(政治部古垣弘人)ー福田康夫さん:元号と政権 http://bit.ly/2KtJ8SX 
⇒これは、上田NHKにしては真っ当な記事でした。皮肉に言えば ≪大きな歪み≫は感じなかった。まあ、それもインタビューされた福田さんの人徳のお陰かも知れません。然し、記者に助け舟を出す義理はないのですがw、編集段階で公正さを欠く校正の憂き目に遭ったのかも知れませんが、視野が狭い。掘りが浅い。
典型的には、右派とは言うが極右とは言わない。元号法の成立を推進したのは、極右集団である「日本会議だ(注1)」とは噯(おくび)にも出さない。然も、元号制度の存続自体が彼らの最終的な目論見ではない。安倍Monkeyが掲げている矛盾し愚昧な「憲法改悪」とも密接に関連している。また、A級戦犯が合祀されている事実に口を噤み靖国参拝を称揚し‥就中遊就館の展示を称賛する“歪み&愚昧”とも連関している。敗戦後三十年を前に、世間は勿論昭和天皇の眼をも盗んで、夜陰に紛れてあの合祀を狂行させたのも極右であり日本会議の前身団体だ‥という推測は成り立つ。
(注1)そのホームページでもその示威行動を自慢しているw。
http://www.nipponkaigi.org/activity/ayumi 昭和53年7月 各界代表集め「元号法制化実現国民会議」結成、同月 元号法制化の世論喚起にむけ全都道府県にキャラバン隊派遣、同10月「元号法制化実現総決起国民大会」開催(動員w一万名)。
直近でもその暗躍を伝える記事もある http://bit.ly/2UTBPaU
‥続く

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年4月15日 (月) 10時19分

‥続き
今の時代にもある「不敬」を承知の上で、愚見を冷徹に言えば‥、
①日本の伝統である元号制度を廃止の危機に遭遇させた原因の一つは、AmongOthers、開戦の責任と戦争犯罪を引き擦ったまま無為に天皇の役柄を演じた昭和天皇の咎にある。愚見では、先ずは民意を以ってそれらの責任と罪を断罪し、続いて直ちにその民意を以って特赦(注2)を措置していれば、当時の元号制度の危機を抑止する力になっただろう。日本会議に自慢させる愚かな事態も回避できたかも知れない。
(注2)あのA級戦犯合祀を知らされて‥、昭和天皇は強い不快感を示され、爾後の靖国参拝の一切を忌避された。仮想の話ですが、この特赦は道理に叶っていた‥どころの話ではなくて、この特赦が行われていればこの国の民主主義にも太い筋が通っていたことだろう。今の沖縄の悲惨もなかっただろう。全ての規範が反故にされる今の無様な姿もなかっただろう。お天道様もご安心であったろう。
②逆に、令和への移行が斯くも平穏に慶びと共に行われ得たのは、象徴としての天皇像創りに真っ正面から挑戦された今上天皇と美智子妃殿下の“血が滲むご尽力”、≪明るい平成≫ のお陰であると。
③日本の伝統や文化の象徴として天皇制の存続には異議は全くない。が、然し、結局は「誰>>>何」に尽きる。即ち、国民にとって個々の「天皇」が敬うに足りるかどうかは、その「天皇の人格(仁かどうか)」に拠るという‥予ての愚見の基本に帰着する。

以上の愚見の基本は、≪日本の民主主義≫であります。天皇制も元号制も民主主義の駒の一つに過ぎない。日本会議など極右は ≪日本という美しい盤面≫ を汚しているのだと。
(蛇の足の問)昭恵(別格)麻生高村細田菅高市稲田山谷有村丸川下村世耕加藤萩生田礒崎衛藤西田古屋今村百田櫻井のうち、日本会議に支援され密接に動いているのは、だぁれだ?

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年4月15日 (月) 10時20分

石破先生

今晩は!!。
先ず、統一地方選挙における東奔西走の応援活動は本当にお疲れ様でありました。
残念ながら大阪府知事、大阪市長選挙は敗北しましたが、この事が与党自民党の地方より起こる「終りの始まり」とならない事を願うばかりであります。いくら先生が筋を通して応援活動を行われても、中央の政府があの態たらくでは「むべなるかな」と言うべきであります。

さて、先日は遂にと言うべきか当然と言うべきか?五輪担当の桜田大臣が辞任致しました。一週間前の塚田国交副大臣に続いての不祥事であります。
第四次安倍内閣が発足した時、野党よりその閣僚名簿を見て、大臣の「在庫一掃内閣」であると揶揄されましたが、凡そ与党自民党議員の質の低下がこれほどまでとは思いませんでした。塚田議員にしても桜田議員にしても、大臣と言うより議員としての資質を疑うばかりであります。両議員には失礼ながら、狭い地域担当の村会議員にも劣る程度と言うべきであります。特に桜田大臣は、前回のお詫びの言葉も、官僚が用意した文章を読み上げると言う酷さでした。
嘗ての派閥の先達議員は事に付けても自派与党議員を育てて来ましたが、今では全く無くなったようです。何時もこの状態を石破先生も憂いて居られ、指導の必要性を述べられていました事をよく覚えて居ります。

嘗ての田中角栄氏は石破先生に言わせれば、「常識では計れない魔人のような人だ」と言われていましたが、その田中角栄氏の部下、及び目下の者を諭す時に人はいつも
①「言って良い事、悪い事」
②「言って良い人、悪い人」
③「言って良い時、悪い時」があると諭されたと聞いて居ます。政治家は言葉が命であり、上記の3点は社会人であれば一般常識でもあります。安倍総理は深刻な表情で、「全ての責任はこの私に在ります」と言っていましたが、凡そ過去6年間言いっ放しでありどう責任を取るつもりでしょう?「安倍一強による驕りの体質」などと言っている場合ではない程、深刻な状況です。

さて、次に北朝鮮の状況について少し拙論を述べさせて頂きます。
先般行われました、北朝鮮政権の意思決定機関、最高人民会議に於いて金委員長は中央委員長となり、従来左右に座して居た最高幹部は居なくなったと伝えられています。
そして、第三回米朝首脳会談へも望みを持っていて、その時が来るまでしっかり国内を固める決意であると述べられています。意外な事に、金委員長はトランプ大統領には一脈通じるものを抱いているようであり、やり方によっては核放棄と全面制裁解除も可能であると望みを抱いているようであります。

その背景は、以前にも述べましたが深刻な経済悪化と食糧不足により、国民の統制も取る事が覚束ないほど深刻な状況のように想えるのであります。
従って米朝首脳会談によって、二国間での核放棄と制裁解除の会談ではなく、国連などの仲介役が絶対必要であると想われます。それも一挙に核放棄と全面解除は、これまでの長い敵対関係からすれば無理であり、仲介役を中心に行程表を作成の上、少しづつでも段階を踏みながら先ず「一歩」を踏み出すべきであります。
「窮鼠猫を噛む」の喩えもありますように、一方的に追い詰める方法は得策ではありません。段階を踏みながらも確実に進む事が、相互信頼醸成へと繋がるものと想います。

投稿: 桑本栄太郎 | 2019年4月15日 (月) 21時51分

鈴木幸一さん:大企業の経営者は心眼を覆い隠されて https://s.nikkei.com/2DhvOeb
あっはっは~!アホ等氏すぎる元・超大企業社長。鈴木さんはこんなことをチクるほど小人小者ではないのだが、ヘタレ経済の元凶を受け継いでいる現役人に対して警鐘を鳴らしておられるのだろう。
①≫自分の気分が良くなるだけの話だけどね‥
⇒己の自己満足と弁解のために鈴木さんの手間と時間を潰させていることが解らんらしい。
②≫なぜ、あの時、冷たくしたのかを考えると‥
⇒鈴木さんには、創業当初から現在に至る数十年間辛酸を舐めさせられてこられたのだから、今更そんなことは考えなくても先刻判っている。大企業の経営トップの黴症候群はいつまでも治らん病ですね。それも ♪高齢の餓鬼♪の症状と言えなくもない。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年4月16日 (火) 09時57分

NYT:https://nyti.ms/2ZeVUI0 
≫Wang Yi (王毅) "The Japanese side has said many times that China and Japan should turn competition into coordination, and (we) hope that Japan can take even more actual steps in this regard."
⇒細部に課題は抱えつつも大局的に復活が著しい"大海の鮫"である中国は、「安倍Monkeyを信用する」ほど愚昧でも馬鹿ではない‥という当然のお話。まあ、中国に限らず、智的なオバマ大統領もそうだった。聡明で鳴るメルケル女史もマクロン大統領も然りである。Japan is never ever Abe!だと。
極東の島国で、ボーっとして疑似餌に釣り上げられている庶民大衆とは違うのは当たり前だが、≪人型の愚猿≫にさえ屈膝し変節する自民党議員らとは全く違うのだ~というお話でもある。
⇒この記事にはないが、河野太郎外相はどんな ≪歯軋り≫を返したのだろうか???(嗤)
(蛇の足)“石破総理”はこの事態にどう対処されますか?
まあ、≪この事態≫以前の信頼関係が肝腎なのですが‥(微笑)。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年4月16日 (火) 12時08分

【ノートルダム大聖堂の火災事故】

 メデアが伝えた第一報は、ラジオ番組を聞いている最中であった午前5時過ぎだ。文化放送の番組でキャスターが興奮していた。早速YOUTUBEを開くとライブ動画があった。闇の中で炎が上がっていた。

 我が国で起きた法隆寺金堂壁画火災や金閣寺炎上放火事件を連想してしまった。ノートルダム大聖堂は天井及び尖塔の焼失があったそうだ。
 フランス国民における落胆は推測するしかないが、850年の時間が失われたような気持なのかもわからない。残念な火災事故である。修復中の足場が写っていたが法隆寺の金堂の時も修復作業中の時に起きたことを思うと作業管理者の不注意があったのかもわかりませんね。法隆寺の時も結局、その不注意が可能性として、あったと云う容疑と云うだけで原因の特定には至っていない。当時は戦後まもなくという事情もあり、火災事故の捜査が未熟であったと云う事や修復作業規定が曖昧であったと云う事が大きな反省材料になったようだ。

 しかし、金堂壁画を失った喪失感は計り知れないものがあり当時の佐伯定胤貫主は責任を痛感されて辞任し、その3年後に亡くなられておられる。40年間貫主の地位にあった人である。

 ノートルダム大聖堂の貫主はどのような人なのか知らないが、同じようなことが無いように祈りたい。

 文化財を後世に伝えるのはこういう出来事が起きると云う事を踏まえて対策をしておかないといけませんね。我が国はこういう事故があってから非常な研究の果てに文化財を災害から守る努力を続けているそうだ。まだまだ難しい作業なのだと思いますが関係者の人々の尽力がないと後世に伝えることが難しいのだと思います。

 カソリック総本山の教皇猊下よりメッセージがあったという記事があった。

『【4月16日 AFP】仏パリ中心部のノートルダム寺院(Notre Dame Cathedral)で15日夕に発生した火災を受け、ローマ法王庁(バチカン)は16日、フランシスコ法王(Pope Francis)がフランスと共にあり、ローマ・カトリック教徒およびパリ市民のために祈っているとの声明を発表した。

 バチカンのアレッサンドロ・ジゾッティ(Alessandro Gisotti)報道官はツイッター(Twitter)に、「法王はノートルダム寺院を襲った大火事を受け、フランスに寄り添い、フランスのカトリック教徒やパリの人々のために祈っている」「法王は、この劇的な状況に向き合おうとする人々に祈りをささげる」と投稿した。(c)AFP』

 フランス国民も何とかこの災害を乗り越えていただきたいものだと思います。

投稿: 旗 | 2019年4月17日 (水) 00時45分

【なにが原因が解らないがドイツ空軍は大問題を抱えているようだ】

 記事があった。

『【ベルリン共同】ドイツ空軍は16日、政府専用機がベルリン近郊の空港に同日着陸した際、両翼が滑走路に接触したと明らかにした。離陸直後に機体トラブルが判明し、同じ空港に着陸したところ事故が起きた。要人は乗っていなかった。

 ドイツの政府専用機では故障が続発している。地元メディアは16日の事故を「大事故寸前だった」と報じた。』

 覚えている人も多数いると思う。昨年のG20にメルケル首相がこの政府専用機に一度乗り込んだが整備不良のために引き返し、民間航空機に乗ってアルゼンチンを目指した。おかげで政府首脳の集合写真に間に合わなかったという失態を演じてしまったのだ。
 ドイツ空軍は計画が前もってわかる予定の国際会議にすら自国の政府要人を搭乗させて出発することが困難になっている。これでも欧州第一の経済大国の姿である。何か問題があるのだろう。原因は解らないが空軍に限らず。ドイツ連邦軍は、士気に影響するほど装備の面で大きな問題を抱えているように見える。ニコニコ動画サイトなどでは数年前から噂になっていた。しかし、原因は不明である。
 欧州米軍が独逸からポーランドに移転したこともこのドイツ軍の惨状が関係あるのだろうか?

 まあ、内情というのはどこの国にあっても容易に解らないものである。韓国なども消滅するのではないかと我が国のネットでは問題にする人が大量におられるが、実態というのはなかなか判明しにくいものだ。現に、シナ帝国は10年以上前から経済の崩壊が噂されているがようやくその兆しが見えてきたというではないか。

 案外、何か起きたとしても10年ぐらいは解らないようになっていると思ったほうがいいようだ。ドイツ空軍は、この政府専用機だけが問題と云う事かもわからない。しかし、アルゼンチンのG20から半年ほどである。これは本当にヤバイかもわかりませんね。

投稿: 旗 | 2019年4月17日 (水) 04時43分

【 欧州で勝つには ワールドクラスの”トップ下”が 必要だ 】
レアルをベスト16で破った 若きアヤックスが 老練なユベントスを、まさかの トータルスコア3-2で破り、22年ぶりの4強入りを決めた。(アヤックスの面々は 欧州のビッグクラブの 今夏の補強リストに名を連ねるだろう。)
--今後、2列目というより、1.5列目 つまり、”トップ下”の需要が高まるだろう。
サイドアタッカーでは 中央に切れ込まねばならないし、セカンドトップでは 前線と近すぎる。
なぜならば、如何に クリロナといえど トップの選手は 守備のマークが集中する。
故に、1.5列目 ないし 2列目からの 前線への飛び出しは どうしても マークがおろそかになる。
得点力と 機動力のある 1.5列目が 必要だ。
それが、欧州で勝つ 秘訣でないかと考える。
--俺は、イタリアが好きで ミランが好きだ。
故に、俺の中の 1.5列目/トップ下のモデルは、テクニックとパワー、得点センスが高次元で融合した トッティであり、テクニックとスプリント力を併せ持った カカーである。
永遠のアイドルともいえる ロベルト・バッジョや デル・ピエロは好きだし、真に特別な選手だと思うが、フィジカルの弱さが 戦術的に、現代のモデルとはなり得ない。
巷で高評価のジダンは さほど評価していない。彼のフィジカル/懐の深さを活かした ボールキープは評価できるが、彼は トッティやカカなどに比べて ゴールへの直結力・推進力・アプローチが弱い。要は、”横への展開(結果、時間を要し、相手に守備を整える時間を与えてしまう)”が目立つのである。
話は少し逸れるが 90年代後半を席巻した ブラジリアンモンスター ロナウド。彼が なぜ、脅威だったのか?
それは、高次元で融合した 強さと上手さと速さを武器に ゴールへの直結力・推進力が半端なかったからだ。彼は ボールを受けると まっしぐらにゴールへ向かって 驚異的な速さと強さと上手さで 爆進する。 横に展開する等の”遊びの要素”が無い。しかも、ゴール前での狭く・時間の限られたエリア内で 彼は 落ち着いた器用なボール捌きを魅せ、ゴールを奪う。これは、DFからすれば、本当に怖い。 どうしようもないレベル。
話を戻して クラシカルなトップ下も 好きだ。リケルメ、ルーニーだ。
彼らの様な 名手が なぜ、W杯の大舞台で 活躍できなかったのか、負傷含めて 不幸であり、不可解だ。
--ユベントスは 欧州を制覇するために ワールドクラスの1.5列目が 必要なのかもしれない。今季、低調なディバラは卓越しているが そのプレースタイルは セカンドトップとしてのそれだ。
セカンドトップでも 例えば、ミランのサビチェビッチの様に フィジカルの強さと運動量を併せ持つ セカンドトップであれば、結果、DFから 消えることが可能となるので 事実上の1.5列目となり得るだろう。
今のユベントスを考えると、ベルナルデスキは 面白い。能力的には ファンタジスタ足り得ないが 1.5列目で機能するスキルは 持ち合わせている。
--
それから、監督人事も 考えるべきだろう。
アレグリは 特に、若手の登用に優れた手腕を発揮する 監督だが、ミラン時代も含めて 欧州では いいところまではいくが、制覇できていない。彼に 最後のチャンスを与えるのか それとも、変えるか?
個人的には、今のアヤックスの監督を 引き抜くべきだと思う。今季、世代交代に苦しんでいたとはいえ レアルを破り、ユベントスを破った。卓越した 偉業である。
もしくは、元バルサの ルイス・エンリケだ。
選手時代のやんちゃさとは裏腹に 監督として 戦術眼は卓越している。それは、バルサで監督する前の ローマ時代から 俺は注目していた。
バルサ監督時代も 欧州制覇含めた 三冠という結果だけでなく、そもそも、メッシ、ネイマール、スアレス という 3大クラッキを 3トップで共存させた手腕は 見事である。
彼は 攻守のバランスの取り方含め 優れているし、欧州で 結果を出せる監督だと思う。ルイス・エンリケは 今、フリー(充電中)だと思うので チャンスだ。

投稿: ぴっぽー | 2019年4月17日 (水) 21時33分

【右肩上がりの癌があるそうだ】

 日本人の癌と云えば胃癌と決まっていた時代が過去にはあった、今も上位の常連であるが順位に変動が起きて久しい。それは、食生活の変化に原因を求めることになる。
 肺癌は常連だが、その次に大腸がんとなって第3位に胃癌が続く。データーは2014年なのであるが今は大腸癌の次辺りに前立腺癌になっているという噂も聞く。まだ確かめていない。

 ヤフーに、その大腸癌に関する記事があった。
『毎日ほんの少しでも赤身の肉や加工肉――例えば薄切りベーコンなど――を食べると大腸がんのリスクが増えることが、最新の研究で明らかになった。研究は英オックスフォード大学が主導し、イギリスのがん研究団体キャンサー・リサーチUKが支援した。赤身の肉が健康に与える影響については、すでに世界保健機関(WHO)などが指摘しているが、今回の研究でさらなる証拠が加わった。』

 英国人のデーターが記事になっている話なのだが大腸癌の本場(老舗)からの報告文とも云えるわけだ。

 『研究で分かったこと研究チームは、生体試料を研究目的で保管している「UKバイオバンク」が保有するおよそ50万人分のデータを、6年にわたって分析した。その結果、2609人が大腸がんを発症していることを突き止めた。そこから導き出された推測は以下の通り。

 ・薄切りベーコンを毎日3切れずつ食べている人は、毎日1切れしか食べていない人よりも大腸がんになるリスクが20%増加する
・研究対象のうち、赤身の肉や加工肉を毎日21グラム食べている1万人の中に、大腸がんと診断された人は40人いた
・毎日76グラムの肉を食べている1万人については、大腸がんを持っている人は48人だった

イギリスの国民保健制度(NHS)によると、76グラムの加工された赤身の肉はサーロインステーキ8オンス(約230グラム)と同等だという。薄切りベーコンやスライスハム1枚は、加工肉23グラム相当。

「食べすぎ」はどれくらいから? 具体的には明らかではない。キャンサー・リサーチUKによると、イギリスで毎年診断される大腸がん4万1804件のうち5400件は、患者が一切加工肉を食べなければ防げ得たものだという。』


 つまり、食べたら危険と云っていることになる。リスク回避には、絶対に食べないと言う決意しかないわけだ。シンプルな結論である。

 まあ、重大な決意と云うか、深刻に考える必要がありそうだ。

 癌関連のデーターを見て、思ったことが他にもある。60歳代なら深刻に考えないといけない癌だ。女性にはない前立腺に発症する癌の事である。これがなんと! 右肩上がりを驀進中である。1975年頃のデーターでは日本人男性がこれになるのは年間1000人ほどであったらしい。ところが2013年頃には前立腺癌罹患数が98000人とカウントされていたらしい。実際にこの癌で亡くなられた人の数は12200人なのだそうだ。差し引き数は闘病中の数なのだろう。
 この急激な増加は何かについて1990年頃まで理解がなかった。前立腺癌は白人男性の専売のような扱いが長らくあったからだ。
 世界的な統計が始まった1960年代以降今に至るまでデンマークや独逸フランス米国他が不動の一位だったのだ。だから白人特有の遺伝的な面に問題があると思われていたようだ。1980年頃までの話である。
 ところが。1999年辺りから見方に変化が起きた。日本人に急激に増えてきた原因を食生活に求めるようになる。乳製品の消費量がダントツになっている事や油を使った調理法の普及が考えられるようになる。欧風化の食生活が原因だろうと推測する人が出て、白人の遺伝病でも何でもない事が判明した。

 乳製品の消費量は今でも白人世界のほうが日本人より多いのは明らかなので前立腺癌の発症率も不動のままだ。ただ我が国はそれに向けて驀進中だと云う事である。全国的にバターが不足するような事態が何度かあったがあれは前立腺癌撲滅のために引き起こされたものではないらしい。何か別の理由があったと思う。しかし、それがもっと長引けば前立腺癌の予防になった人も出たかもわかりませんね。

 それはともかく乳製品もまたそのメカニズムは不明なところが多いようだが発癌物質の中に入るのかもわからない。

 記事の後段にヒントがある。

『なぜがんのリスクがあるのか? ベーコンやソーセージ、ホットドッグ、サラミといった加工肉は、消費期限を延ばしたり味を変えたりするため、くん製や乾燥といった方法で加工されるほか、塩や保存料が加えられている。
 こうした加工の過程に関わる化学物質ががんのリスクを高めると考えられている。バーベキューなど高温での調理も、発がん性物質を作り出すという。』

 バターやチーズもまた加工の際に塩とか保存料が添加されることに注意を引く。製法が似ているのが特徴なのだ。

 発癌物質になるべくしてなってしまうのではないだろうか?

 乳製品もまた要注意である。

投稿: 旗 | 2019年4月18日 (木) 03時02分

【金氏朝鮮、言い訳しながらミサイルを発射したようだ。】

 午前7時のNHKニュースである。
『北朝鮮の国営メディアは、17日、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の立ち会いのもと、新型の戦術誘導兵器の発射実験を行ったと伝えました。

新型の戦術誘導兵器がどういったものなのか詳しいことは明らかにしていませんが、長距離弾道ミサイルではない、通常兵器とみられます。』

 金氏朝鮮の動きは、3月9日以降BBCやブルムバーグがミサイル発射の準備に入った可能性を示唆するニュースを流していた。

 これは3月12日付けのブルムバーグの記事である。
『北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は1年3カ月ぶりにロケットを発射するかもしれない兆候を示している。長年にわたり北朝鮮を注視してきたオブザーバーらは、金委員長が米国との交渉を有利に進めるための偽装ではないかとみている。

  ベトナム・ハノイでの米朝首脳会談が物別れに終わった2日後に米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)が公開した新たな衛星画像は、北朝鮮がいったん解体した東倉里の西海衛星発射場の長距離ロケット施設を復旧していることを示した。この動きは、北朝鮮がミサイルないし衛星を打ち上げる準備をしている可能性を示唆する。』

 実行に移した可能性がありますね。NHKは、何の根拠も示さずに新型戦術誘導兵器だと断定しています。

 続報があるのかどうか不明ですが金氏朝鮮の国営メデアの言い分だけでミサイルではなく通常兵器だと言っている疑いがあります。

 しかし、これは非常に挑発的な行動に間違いありませんね。ロシアのプーチン大統領はこれを承知で首脳会談を開く約束をしている疑いもある。

 ロイターも記事を挙げています。
『[ソウル 18日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信社(KCNA)は18日、金正恩・朝鮮労働党委員長が17日、新型の戦術誘導兵器の実験に立ち会ったと報じた。

新型兵器の詳細は伝えていないが、「戦術」としていることから、長距離弾道ミサイルなどではなく、近距離の武器とみられる。

ただKCNAは、ミサイルには「特有の飛行誘導モード」や「強力な弾頭」が装備されているとし、今回の実験は2月にハノイで行われた米朝首脳会談以降で最初の公の兵器実験だと伝えた。』

 米国の政府コメントは今の処ありません。どういう展開になるのか気になりますね。

 これだけで追加の制裁が強化されるような気がしますね。タイミング的に見て、韓国の顔は泥まみれだ。

投稿: 旗 | 2019年4月18日 (木) 07時34分

【通訳が必要な対話が2分間しかないわけだ。どういう話ができるのか?】

 4月11日にあった米韓首脳会談の事である。会談の中身が漏れて来て両首脳が対話を交わしたとされる時間は誰か傍にストップウヲッチでも持った人がいたのでは・・・・と思わせるような時間しかなかったと解ってきた。
 では、その2分間に何をどう話をしたのかと云えば諸説出来上がっているようだ。

 韓国系メデアの中でもそれは意見の分かれる解釈があるらしい。朝鮮日報などは何もなかったと主張している。韓国政府に速記録とかがあったかもわからないが、それが表に出てくる気配はない。ただ韓国政府広報は根拠のない話ばかりを表に出したとは考えられない。しかし、ロイターなどの記事にあるような内容が2分間で話し合われた中身とも思えないような気がする。

 ロイターの記事のその部分を挙げる。

『米韓首脳会談後に韓国側が出した声明によると、文大統領はトランプ大統領に対し、金委員長との南北首脳会談開催に向けて取り組むと表明。声明は「両大統領は、朝鮮半島の和平プロセスにはトップダウンのアプローチが引き続き不可欠との考えで一致した。トランプ大統領は金委員長との対話に向けたドアは常に開いていることを強調した」としている。』

 実際にあった2分間対話は

『 トランプ氏「何か言いたいことがあれば、どうぞ」

 文氏「近いうちに南北首脳会談を推進するつもりだ」(ニコニコ顔で)

 トランプ氏「いつ?」

 文氏「分からない。何も決まっていない」

 トランプ氏「ハァ?」 』

 これは、我が国の産経系のメデアにあった記事である。裏取りが確かなものなのかどうかも不明であるが米国政府高官からのリークだというような説明があったらしい。つまり根拠が明かせない内容のようである。

 まあ、それでも2分間 と云う事を考え韓国政府が発表した声明から考えれば中らずと雖も遠からずと云うような印象を受けます。

 文在寅は南北首脳会談を開催する予定だとトランプ大統領に告げたと云う事だけは確かなようだ。それは何時になるか未定であっても南北首脳会談の開催は必要であることを強調したかったのだろう。

 つまり出たとこ勝負の成り行き任せが彼等の信条である。その方針は変えたくないようだ。周囲の迷惑を考える気もなく、やりたいように話を進め、世の中に重大な影響を与える核兵器の取り扱いを含む話に『事前準備』など必要ではないという姿勢である。そのうえ、対話の相手と何時会うのかさえ約束も取らないままなのだ。いきなり勝負をかける成り行き任せで進めるというのは朝鮮人の習性なのだろうが、(彼等が事前に準備するという姿を見たことがない。例えば、これは韓国の裁判所に訴えられた日系被告企業に対してアポなし面会を強要する韓国人弁護士他の存在で明らかになっている)いつも、そうする行動が当たり前のように『進め! 電波少年』のスタイルが優先されている。韓国大統領も同じようだ。トランプ大統領に南北首脳会談の用意があると告げながら、いつ開催されるのは未定だと答えるのだ。普通はそれを『予定』或は『用意が整っている』とは言わないものだ。しかし、彼等にあっては自分が思い描いた段階で用意が成ったと告げるわけだ。彼等と対話をする困難がこういう処にある。

 文在寅政権は相手にされていないようだ。金氏朝鮮からも『仲裁者』を名乗るなと言われているらしい。それは、金氏朝鮮の広報官として失格だという意味の様なので、国際社会がみる見方とは異なっているので論外ではある。

 まあ、大変な状況に韓国はある。彼等は能力以上のことができると思っているようだ。そこに大きな誤解を抱えているのだろう。そして誰も注意をする人がない。

 そこにピント外れな韓国政府がいる。それが、東アジアの平和にとって、大変不幸なことである。

投稿: 旗 | 2019年4月19日 (金) 04時21分

【21世紀の露館播遷】

 露館播遷(ろかんばんせん)とは、李氏朝鮮の第26代王・高宗がロシア公使館に移り朝鮮王朝の執政をとったことを言う。高宗がロシア公使館で政務を執り行った結果、ロシアは年表に示す利権を獲得し、他の欧米列強も同等の利権を獲得することになった。 李氏朝鮮は独立国家であることを捨てたのである。

 いま、再び金氏朝鮮の王は同じ道を歩むことになるのかもわかりませんね。
 スプートクに記事がある。4月18日の記事である。

『ロシア大統領府は、プーチン大統領が4月後半に国内で、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正恩朝鮮労働党委員長と会談すると発表した。』

 朝鮮人はいつも他人に自国の運命をゆだねて失敗する。それを繰り返すつもりなのだろう。彼等が言う『悪い事が起きるのは、他人のせい』を口にするのは責任を背負いたくないからである。

 独立を自力で勝ち取ったことがない。彼等の歴史はそれしかないようだ。情けない連中である。

 問題を広げて周囲を巻き込むことに頭を使うのである。迷惑な連中だ。ロシアは、自国の利益を確保してから動く。まあ、あたりまえの行動とも云える。昔から変わっていないと思いますね。

 愚かな朝鮮人の王が再び登場するのだろう。

  まあ、そう云う事だ。

投稿: 旗 | 2019年4月19日 (金) 08時02分

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