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2019年5月31日 (金)

「永田町絵画館」など

 石破 茂 です。

 川崎市登戸で起きた理不尽かつ悲惨極まる殺傷事件のような惨事はどのようにすれば防ぐことが出来るのか、思案に暮れてしまいます。
 自殺した犯人の家庭環境が複雑であったことや、就労せず引きこもり状態にあったことなどが報道され、「疎外感が高まり、歪んだ自己顕示欲があのような形で発現された」と指摘する論者も見られますが、ではどうすればよいのか。学生時代に刑事政策学で習ったロンブローゾやフェリー(19世紀末から20世紀初頭にかけてのイタリアの刑法学者・犯罪学者)の「生来的犯罪人説」や「犯罪者類型論」はすでに過去のものとなりつつありますが、どなたか知見をご教示いただけますと助かります。亡くなられた小山智史さん、栗林華子さんに心より哀悼の誠を捧げます。

 社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」のメンバーである福本ヒデさんの新著「永田町絵画館」 がワニブックスより発売されました。有名な西洋画・日本画を題材として永田町の話題人物を風刺化した、近年稀にみる(私見)面白く愉快な作品と思います。中でも、ゴーギャンの「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこに行くのか」をベースに旧民主党の主要メンバーを描いた作品は秀逸の一語に尽きます。私を描いた作品も多く載せられており、光栄なことと思うと共に苦笑を禁じ得ませんでした。風刺画の題材となるのは有り難いことなのでしょう。自分では決してそうは思わないのですが、絵にしやすいキャラクターなのかもしれませんね。

 小学生の頃、親に買ってもらった「スタディ百科事典」(旺文社刊・昭和40年発売。コンパクトな良書でしたが、覚えておられる方は居られますか?)の巻頭にあった世界の名画特集を何度も見て以来、絵画には強い関心を持っており、いつかゆっくりと美術館巡りが出来ることを願っています。

 政府の中にいないので報道でしかわかりませんが、日米首脳間で中台関係や沖縄基地問題、日米地位協定等は話題になったのでしょうか。29日水曜日に日米台関係研究所主催の「日米台安全保障協力の方向性」をテーマとする国際シンポジウムに出席して、改めてこの地域の安全保障について考えさせられたことでした。
 中国が軍拡を続ける意図については諸説ありますが、阿南友亮・東北大学教授の説によれば
 ① 国内の共産党一党支配体制に対する批判を武力で封じ込めるとともに「中華民族の偉大な復興」に取り組む姿を国民にアピールすることに大きく資する。
 ② 米国やその同盟国に対抗する力はないが、周辺国に対する恫喝・牽制・威嚇の手段としては十分有効である。
 ③ 上海を中心とする軍事関連国有企業は共産党の有力な資金源である。
 ④ 米国や日本などの同盟国が中国との強い経済関係を維持しているが故に軍拡は可能となるのであり、経済的共通利益がかえって民主化阻止の大きな力となっている。
ということになり、概ねその通りかと思います(「中国はなぜ軍拡を続けるのか」新潮選書)。
 中国の「経済は資本主義、政治は一党独裁」という体制は構造的矛盾を内包しており、国家運営は困難を極めるものと容易に推測されます。
資本主義は放置すれば富の偏在、格差の拡大、権力と資本の癒着という宿痾を抱え、プロレタリアート独裁の共産主義でこのようなことが起これば、民主主義国のような主権者の手による政権交代という手段がない以上、国民の不満は鬱積するはずです。民衆の不満を抑えるためには、人民解放軍や武装警察による圧力を強化し、言論を統制するだけでは不十分で、国民の経済的利益を実現せねばなりません。
 鄧小平の「先富論」(市場経済の導入により出現する富裕層の存在を容認しつつ、その税負担を重くすることで再配分を図り、社会全体の生活水準の向上と格差是正を実現する)はその目論見とは異なって独裁体制によって裨益する層をブルジョア化させる結果となり、胡耀邦、趙紫陽などの改革派は失脚、矛盾を抱えたまま保守派の江沢民から胡錦涛を経て現在の習近平体制に至っているように思われます。
 民主化し、国民が豊かになった台湾が独立志向を強めることは中国共産党支配の否定に直結するのであって、正邪や勝敗を度外視してでもこれを阻止せねばならないのは、彼らの立場からすれば当然、ということになります。
 等々、論評するのみならず、統計、軍事力の内容、「共産党の軍隊」という他国とは全く異なる性格を持つ人民解放軍の行動原理、運用構想などを可能な限り分析しなくては、この地域における安全保障を確立することは出来ません。

 30日木曜日に開催された自民党憲法改正推進本部の会合では、井上武史関西学院大学教授による講演と質疑が行われました。
 同教授は最近の論説で、
 「自衛隊を国家組織として憲法に登場させれば、憲法にその権限も書かねばならないし、内閣や国会、司法との関係も書き込まねばならなくなる。それは安倍首相が言ってきた『現状を追認する』という範囲を明らかに超えることになり、もはや『現状の自衛隊』ではない」
 「(従来の『必要最小限』ではなく)『(必要な)自衛のための措置』という言葉を用いることは、日本の自衛権や戦力の拡大につながるのではないかという新たな懸念を生む可能性がある」
とされた上で、
 「『今ある自衛隊を書き込むだけです』という為政者の説明が、多くの国民や国会議員にとってとても分かりやすいという点には注意が必要であるが、それが法理論的にいいかどうかは別の問題である」と述べておられます(2018年4月13日・神奈川新聞他)。
 まさしくその通りで、この点についての議論が全く低調なまま、改憲を掲げて国政選挙に臨むことは責任ある政治の姿勢として極めて問題であると考えます。
 井上教授は7条解散についても「条文上の根拠があやふやなままで解散が行われているのはそれこそ立憲主義に反している」(同)とも述べておられます。衆参同時選挙の可能性について今週もあれこれ取り沙汰されましたが、二重の意味で考えさせられたことでした。

 週末は、1日土曜日に富山県砺波市と滋賀県高島市で講演、2日日曜日は大分県竹田市でクアパーク長湯グランドオープン記念式典と地方創生講演会で講演(午後1時・竹田市総合文化ホール)、という日程です。
 早いもので明日からもう6月となるのですね。
 皆様ご健勝にてお過ごしくださいませ。

 

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コメント

石破閣下

 ポンコツモデラーのポンコツコメントです。

 川崎市登戸で起きた事件は特殊なテロではないかと思います。理由は犯行時間が極端に短いことと犯行実施者がためらわずに自殺したことで、暗殺実行に使われる薬が思い浮かびます。標的は外務省の役人で子供は巻き込まれた被害者であり狂気のなせる業といえるのではないかと思います。報道と警察はテロ感を薄める方向で話を進めると思います。そらはそれで正解だとも思います。いたずらに騒ぐのは愚行ですから。恐らく警察は非常警戒態勢で臨んでいると思います。
 中国の軍拡についての私見を述べたいと思います。軍備の増強は中国のクセで特別な性格のものではない(中国にとっては)と思います。近代戦の経験がなく、つまり実績は無いので軍の戦力としての態をなしたくても出来ないですし、20年ほど前に大陸中国で軍の基地の射撃ツアーに参加した人に聞いた話は、唖然とすることばかりだったのを思い出します。最近ではPKOに参加した部隊のお粗末ぶり、海軍のトンズラ事件など首脳らは頭が痛いのではと思うのですが、空軍に関してはさらに未知数です。近代戦の絶対条件は制空権における偵察状態を維持し続けることです。今で言えば偵察衛星による監視を切れ目無く続ける状態です。もうお解かりと思いますが大陸中国は日本にも島の中国にも手は出せる筈もなく、この事実を糊塗するがごとき軍備に意味があるとは思いにくいのです。もし本当にこの点に注意を払っていないとするとトンデモナイ失政をしていると言えます。
 自衛隊を憲法に書き込めば際限ない矛盾が始まります。軍隊ではないものに軍隊の代わりをさせるとすると際限のない矛盾が生じるのです。これは軍隊が国家には必須かという疑問に答えることを放棄したと言えるのです。主権回復以後、日本の国に軍隊が必要なのかという疑問に向き合ってきた憲法学者はたしかにトンデモナイ珍説を時として繰り広げたりしましたが、いまだ世界のだれも軍でなければいけないのかという疑問に回答を出していないと思いますから已む無きです。実際に主権に関しての効力を考えれば自衛隊が代理しています。恐ろしいほどの軍備を備えた軍隊ではないもの。この恐ろしいほどの武力が一官庁として管轄されている不思議を考えてください。この点に頭を痛めるのです。なぜ可能なのかと。乱文・乱筆お許しください。

投稿: 野村 嘉則 | 2019年5月31日 (金) 21時50分

表題(目次) 18年度経常収支悪化を読み解く
付録資料 19年4月1日発表、日銀短観から見る景況感


石破先生へ


先日、18年度経常収支の結果が、財務省の国際収支統計に報告されました。そこで、今週は、現状における経常収支の趨勢を見ることから、財政、税制等への影響を分析してみます。そこで、お題は、「18年度経常収支悪化を読み解く」とします。

(要約)
ISバランス理論から見れば、経常収支の悪化は財政の悪化に直結しており、15年度後半以降、経常収支の改善というプライマリーバランスを好転させる要因下で行った財政出動を現時点で継続して行うと、今度こそ、プライマリーバランスのより顕著な悪化を伴う危機を創造しかねない。

(本文)
テレビ東京WBS 5月14日23時
18年度国際収支発表、経常収支悪化

財務省より18年度、国際収支に関して公表がありました。
18年度は前年度比で経常収支が悪化しました。主な理由は我が国が輸入する原油価格の上昇と米中貿易摩擦による輸出の退潮となっています。
///
17年度経常収支22.6兆円の黒字、18年度19.2兆円の黒字、約3.4兆円ほど経常収支が悪化している。

貿易収支の方を見ると、17年度4.2兆円の黒字が18年度約0.4兆円と殆ど黒字幅が消滅している。

米中貿易摩擦の関係で、対中輸出の不調が始まり、これは19年度以降激化すると思われる。

その他、日米間には6.5兆円の貿易不均衡(つまり日本の黒字)があり、その殆どが日本の対米自動車輸出である。

日米間の貿易交渉では、この問題を解決するために、日本の自動車業界の対米進出の加速が求められており、トランプ氏のTwitterから、日本の自動車業界全体で、約4兆円の対米追加投資の合意が示唆されている。

これは、明らかに、日本国内から米国内への、自動車生産拠点の移転促進を示すものであろう。

日本国内の雇用の問題が気になるが、一部では、国内で働く外国人労働者の雇止めを促進して、日本人労働者の離職は、必要最小限に留める方針が、各自動車業界である様だ。

またブレグジットで、英国から国内へ生産拠点を還流させるホンダの例や、中国から生産拠点を国内へ還流させる自動車の部品メーカーの動きも、これに同調しているのかもしれない。

従って、日本の貿易収支の、今後の赤字化は相当な規模、例えば、年間5兆円以上、位の赤字は今後覚悟すべきだと思う。

 とはいえ、13年度では、貿易収支の赤字も10兆円以上あったことを思うと、それほど
暗くなることは無いかもしれない。

 しかしながら、この規模の経常収支の減収は、中長期観測での為替水準の円安要因側に働くことは、常識だろう。

 今年の年央は、米中貿易戦争の激化に伴い、リスクオフからの円高傾向が増して、15日には、109円を瞬間的に割る水準を記録した。また31日にはより顕著な108円台の円高進行となっている。この様な、経常収支の悪化懸念は、今後の高齢者医療、介護等の社会保障費の増大や就業者数の激減由来の輸出等の国力衰退からくる、強烈な円安基調に向けて、次第にマグマは蓄積さえていく様だ。

 「経常収支悪化」をISバランス理論で見ると以下の様になる。

 経常収支=政府財政+貯蓄額

※ 経常収支が悪化するということは、政府の取り得る道は2つだけだろう。

○ 1つはプライマリーバランスの悪化を甘受して、赤字国債の増発、
 
 しかし、ここで注意すべきは、例え日銀が国債を買い入れても、或いは、国債の入札での消化を行う上でも、その限度額は、主に市中銀行の預金額、つまり貯蓄により制限されるということだ。

 日銀を初め、ECBもFRBも量的緩和で国債を購入する場合、国債の売買価格の資金のほぼ全てを、中央銀行の当座預金に張り付けるだけで、資金生成など行わないからだ。

 戦後、ジンバブエというアフリカの国で、中央銀行が資金生成を行ったが、あっという間にハイパワーインフレになって、自国通貨が紙くずになった。

 日銀の国債購入の年間目標は80兆で数年まえはそのレベルだったが、現状40兆くらいしかやっていない。貯蓄が干上がることを恐れているからだろう。

 当然、そんな状況で、政府が無用にどんどん赤字国債を発行すれば、本当に、国債価値の格下げを承るは、中国を含む国債の外国人保有が高まるは、危険な要素満載になるだろう。

○ もう1つは、上記の貯蓄分から政府財政への振り替え、
 
つまり、消費税増税をまず19年今年、そして、社会保障費の増大に伴い、継続的に今後も消費税の増税を行うことだ。

景気悪化の拡大や所得格差の拡大といった問題もあるが、その様な問題には、対症療法的なもので良いから、セーフティーネットを張りつつ、主体的な消費税の増税をどんどん断行しなければ、財政が金融を虐げてしまい、取り返しのつかない事態になることも予想される。

以上が常識的な対応だと思うが、政府では消費税の増税を回避する方向で、話が進んでいるとも報道されている。

つまり、1番目の国債増刷指向ということだろう。

15年度の後半以降、経常収支が急激に伸びて、そのおかげでプライマリーバランス(つまり国債に頼らない政府の収支の均衡状態)が相当に改善されているが、これは、政府が
緊縮と正反対の公共事業を中心とした財政出動を13年度からどんどんやったからではないと思います。

しかし、官僚の悪知恵の働く人が、米国からMMT理論などという財政出動による税収改善を安倍首相に洗脳して、経常収支悪化の危機を隠蔽している様にさえ感じる。
 
過去、経常収支の改善過程で、多少のムダも利権として心地よかったのかもしれないが、今後経常収支が悪化して、政府施策以外の世界で、プライマリーバランスが悪化しかねない状況下で、政府が追い打ちの様に、消費税増税の延期という放漫政策を取れば、危機が増幅しかねない様な印象が多分にあります。
(記)

付録資料 19年4月1日発表、日銀短観から見る景況感

日銀短観の内容は、政府発表の月例景気報告の内容とはことなり、国内主要企業に対する係数による景況感の判断値を単純計算で平均化したもので、政治的なバイアスが極めて入りにくい、直接的な1次資料であるという点が、非常高い貴重性を持っている点で注目すべきものです。

この点、逆に、中国政府発表のPMI景況観は、資料収集の時間的説明さえ付かない、中国共産党のイデオロギー的な政治上のバイアスの塊の様なもので、希望的観測値しか読み取れません。また中国発表の景気指標には、GDP成長率も含み、殆どが誇大表現に伴う様な側面を含むものが殆どで、唯一、他国に資料の残る、貿易統計、外貨準備額、所得収支くらいは、概ね信頼できそうですが、それらから推計するに、すでに中国が発展途上の段階は、脱却して、成熟した安定成長の段階にあり、現実的な実態上のGDP成長率も欧米先進国と余り変わらない程度まで落ちてきていると見る、金融通のアナリストが散見されることも事実です。

 余談はこのくらいにして、以下、4月1日発表の日銀短観を見ていきます。

以下 「良い」-「悪い」、%・ポント

〇 大企業製造業
18年12月調査
最近:19 先行き:15

19年3月調査
最近:12 先行き:8 
※ 明確に景況感が時間を経るに従って悪化していく状況が明確に出ている様です。

※ テレビ東京の経済番組では、大まかなその理由を、「米中貿易摩擦」に求めています。米中貿易摩擦で一番影響が日本に取って大きかったのが、中国の対米半導体製品の輸出がダウンしたため、日本の対中、対韓半導体部品、工作機械輸出額が大ダメージを受けたため、といった説明がなされていました。

〇 中小企業製造業
18年12月調査
最近:14 先行き:8

19年3月調査
最近:6 先行き:-2

※ 中小企業の方が大企業より、長足の落ち込みが見られます。特に、3月先行きでは、マイナス圏という、通常「不況」に入る懸念さえ示されているのが目に付きます。

※ 確かに貿易額や日経上場株の殆どが大企業の業態によるものですが、日本の就業者人口の7割強が中小企業就労者で占められており、国民的な肌身の実感は中小企業就労者による総意がウエートがより大きいため、この「不況」という懸念は、選挙絡みだと、大きな要因になるかもしれません。

以下は、大企業の中の範疇
〇 電気機械
18年12月調査
最近:21 先行き20

19年3月調査
最近:9 先行き:7

※ テレビ報道の通り、電気機械では、新年以降、大幅に業績悪化が出ている様です。

〇 自動車
18年12月調査
最近:14 先行き:8

19年3月
最近:15 先行き:4

※ 自動車業界は、日米貿易交渉を前に戦々恐々としており、先行きの不安感は18年12月も19年3月も対米輸出に対する懸念なのでしょう。それで、どんどん米国への自動車工場の拡張投資が進んでいる様です。

〇 非金属
18年12月
最近12 先行き9

19年3月
最近―9 先行き-3

※ ここも米中貿易摩擦による業績悪化が出ている様です。

〇 造船・重機等 
18年12月
最近4 先行き3

19年3月
最近11 先行き-4

○ 建設
18年12月
最近42 先行き39

19年3月
最近46 先付き36

※  五輪特需終了後への懸念が少しありますが、好況感が強い業種です。

〇 通信
18年12月
最近:27 先行き:20

19年3月
最近:29 先行き:14

※ 19年3月の先行き懸念は、政府指導による携帯通話料金引き下げや、新規業者参入による過当競争による減益懸念だと思います。

投稿: 山口達夫 | 2019年6月 1日 (土) 02時45分

 私は、解散があるとすれば、会期を1日延長し27日、7月21日投開票の線が濃厚だと思っています。但し、いつ何が起きるか分からず可能性は今のところ五分五分でしょう。解散の理由はできつつあると思いますので、このまま行けば次第に風が吹いてくるのではないでしょうか。

投稿: 北島 | 2019年6月 1日 (土) 06時39分

石破様、こんにちは。中国は内部崩壊するとよく聞いていましたが、今では世界を脅かす力になっています。中国のブレインによってうまく飴と鞭を使ってコントロールできているからかもしれません。同じことが日本にも言えるのかもしれません。主権である国民が上手にバランスを取っているからかもしれません。3高から3低あるいは4低が結婚相手に求められる条件といわれるように、自分の生活が他人に頼ることなくまた、他人に迷惑かけることなく、事なかれ主義で歩む人が日本では好まれているようです。危険を冒さず、現実を確実に歩む人こそ、今の日本社会を歓迎しているようです。ただ、まさかというような事態に備えれる人も必要です。石破様期待しています。

投稿: hitomugi | 2019年6月 1日 (土) 13時27分

退職して以来通学見守り(青色パトロール隊員)をして10年以上になります。提案
○関係機関と連携し地域で不審、暴言、酒ぐせなど身近に問題マンが少なからずいます。
○見て見ぬふりせず【共有見守り活動】をすることが必要ではないでしょうか⁉️
○雷オヤジ、雷じいさんの発掘‼️個人情報保護を傘にして臭いもの匕蓋をしないことです。
○もちろん警察 、行政、学校、民政委員の定例連絡会議をする。
以上提案します。
参考までに青色パトロール隊員は警察の受講票を携帯しています、もちろん全くの無報酬ですが実践中にパトカーに出会うと【敬礼】を返してくれる満足感です‼️
雷じいさんの出番を地方創出したらいかがでしょうか。失礼しました。

投稿: 鎌原茂幸 | 2019年6月 1日 (土) 19時09分

退職して以来通学見守り(青色パトロール隊員)をして10年以上になります。提案
○関係機関と連携し地域で不審、暴言、酒ぐせなど身近に問題マンが少なからずいます。
○見て見ぬふりせず【共有見守り活動】をすることが必要ではないでしょうか⁉️
○雷オヤジ、雷じいさんの発掘‼️個人情報保護を傘にして臭いもの匕蓋をしないことです。
○もちろん警察 、行政、学校、民政委員の定例連絡会議をする。
以上提案します。
参考までに青色パトロール隊員は警察の受講票を携帯しています、もちろん全くの無報酬ですが実践中にパトカーに出会うと【敬礼】を返してくれる満足感です‼️
雷じいさんの出番を地方創出したらいかがでしょうか。失礼しました。

投稿: 鎌原茂幸 | 2019年6月 1日 (土) 19時10分

【米国で起きた銃による無差別殺傷事件】

 Yahoo!に記事があった。
『米南部バージニア州バージニアビーチ市の市庁舎内で、5月31日午後4時すぎ(日本時間6月1日午前5時すぎ)男が無差別に銃を乱射し、少なくとも12人が死亡、警察官1人を含む4人が負傷する事件が発生した。現地警察は事件の背景など、調べを進めている。
 CNNなどの報道によると、事件が発生したのは同市の複合市庁舎の建物内で、銃乱射後、男は警察と撃ち合いになり死亡した。
 現地警察は男が現役の市職員で、公益事業で長年にわたり働いていたと発表している。』

 CNNのHPには生々しい画像もある。
 現地警察の記者会見も動画になっていた。これによると
『(容疑者は)40歳のCraddockは、公益事業部でVirginia Beach市の認定プロフェッショナルエンジニアとして働いていました。彼は過去数年間にわたる地方の道路計画に関する情報の窓口として部門のニュースリリースに載っています。
当局は可能性のある動機を調査しています。』 犯行動機を捜査中なのだそうだ。現役の公務員という説と解雇された元公務員という説が、同時に上がっている。市に向けられた不満が原因なのだろうとする推測はあるようだが具体的な内容の説明はない。

 やはり銃は殺傷能力が高いので銃を扱う訓練を受けた人が、犯行を引き起こすと被害者の数がいきなり二桁に跳ね上がるようだ。上記の死亡が判明している12人以外に4人が手術の最中であることを当局は発表しています。危篤なのだそうだ。

 容疑者は射殺されているので正確な犯行動機を得ることはないと思います。無関係の人を殺すという犯罪は20世紀以降に顕著に表れた犯罪なのだそうです。それまでの殺人事件と云うのは犯罪被害者の周囲をあたれば犯行容疑者の発見につながるというパターンがあったそうだ。これは今もなくなったわけではなく日常に起きる殺人事件のパターンとしては普通に起きる形態ですね。
 20世紀の・・・と云うのは全く無関係な人が何の前触れもなく突然殺されると云う事を指します。面識のない人に殺されるという犯行です。これが急激な増加を見ることになります。例えば、テロリストによる犯罪を例に挙げることができます。偶々そこを通りかかっただけの通行人が爆弾で殺される。或は、これから仕事を始めようとして自分のデスクに座った人のいる建物の階に航空機が突っ込んできて命を奪われるという事件。殺意を向けられていないので対処の仕様がない。心の準備もできない。唐突過ぎて何も考えられない。というような事が被害者側に発生する犯罪です。

 加害者側にあっては『むしゃくしゃしてやった、相手は誰でもよかった』というセリフが新聞の紙面に登場する事件である。これを防ぐにはどうすればいいのかを考えるのが21世紀の社会に生きる人々の仕事ではないかと思ってしまいます。

 これは自殺の形態を拡大しているのだと云う人もいる。巻き添えを企む人が増えているという主張である。政治的に意味がある犯罪とかを主張する愚かな人も評論家などには見かけます。しかし、政治的な理由とかは後から付け足されたようなものであり、殺される側から見れば無関係過ぎて何の役にも立たないという点に於いては意味がありません。

 川崎の事件はイメージ的な印象として深川で起きた通り魔事件と似ているような気がします。深川のは1981年に起きた事件で覚醒剤中毒の加害者による犯行という見解が今もある事件ですが、被害者から見れば殺される理由がさっぱりわからないという点に於いて、何の役にも立ちません。偶々そこにいたから殺されたという意味では同じです。

 あの事件はテレビドラマや小説にもなったので犯行に何か意味があるような雰囲気があると思う人も多いようです。しかし、自分のことしか考えない人の自暴自棄の感情が引き起こした犯罪という意味において見るべきものが何もありません。経済成長期の我が国で起きた特異な犯罪という点。面識もない無関係な人が偶々そこにいたと云う事だけで殺されたという内容が、人々の興味を煽ります。
 あの加害者のような人は過去にいたのかどうかもわかりませんが犯罪史に残る先駆者の位置にあの犯行はあると思います。6人襲われ、4人死亡しています。殺されたのは女性と乳児を含む子供です。抵抗力がない人を選んで殺している卑劣な犯行なのです。38年前に起きた犯行ですね。川崎殺傷事件の容疑者が中学生ぐらいのときに発生したことになりますので、知っていた可能性がありますね。さるぐつわをかまされ下着姿で逮捕された加害者の姿は全国に放送されました。

 無期懲役と云う事で現在も収監中らしい。裁判では犯行当時覚醒剤はやっていなかったと裁判で主張していたそうです。そうであるならなんでこういう事をやったのかと問われ、
 『犯行の前に、すし店に就職を申し込んだが、断られたため、カッとなって次々に襲った。おれには電波がひっついているので、黒幕をあばく目的で人質を取った』
 『子どもを持つヤツらが羨ましく、手当たりしだいうっぷんを晴らしてやった。死んだ人に気の毒とは思わない。子どもの父親が来たら、いつでも会って怨みを晴らさせてやる。おれの腹を刺せばいんだ』
 これらの言葉が記録にあるそうだ。

 感情だけで犯行に至ったと云う事になる。大量殺戮事件の怖さは加害者の個性にある。米国には、これとは別の個性もあって、人を殺すことが目的となって狩りをするように長い時間をかけてライフワークのようにしている殺人者がいる。これはこれで恐ろしいことなのであるが我が国の北関東のどこかに幼女ばかりを連続して殺害している容疑者が逮捕もされないままでいるのはこういう系統の殺人者の存在も暗示している。

 それはさておき、犯罪を防ぐことの難しい時代に我々はいるのだと思いますね。歩道の向こう側からこちらに向かって歩いてくる人の手許に何があるかを心配しないといけない社会である。知らない人物には要注意である。
 

投稿: 旗 | 2019年6月 1日 (土) 22時47分

【岩屋大臣の残念な行動】

 この大臣は国益を考えたことがないのかもわからない。安倍政権への批判をわざと招き解散総選挙のきっかけに利用したいのではないかと憶測してしまいます。ここに日韓のメデアの記事を上げる。案の定というべきか、発言内容が切り取られ、韓国にあっては誤解の種をまく内容になってしまっている。二階派の人々ですら、こういう事態になるのを恐れて会わないという理由にした事である。それを易々とやってのける白痴の様な行動力は何が原因なのだろう?

 『【シンガポール共同】岩屋毅防衛相は1日、韓国国防相との非公式会談で、韓国海軍艦船のレーダー照射問題について、自衛隊機は適切に飛行していたなどとする日本の従来の見解を伝えたと記者団に明らかにした。議論は平行線に終わった。(共同通信)』

 『韓国の聯合ニュースは1日、「アジア安全保障会議」が開かれているシンガポールで、日本の岩屋毅防衛相と韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相が約40分間会談したと報じた。

 聯合によると、鄭氏は会談後、報道陣に対し「韓日の国防協力に関連し、良い会話を交わした」と説明。昨年12月の韓国海軍艦艇による自衛隊機への火器管制レーダー照射問題についても「虚心坦懐(たんかい)に意見交換した」とし、「今後両国が緊密に協力し、こうしたことが再発しないよう(関係を)発展させていこう、という意見で一致した」と述べた。

 鄭氏はさらに、「韓国と日本は隣接する友好国として、国際社会で起こるすべてのことに対し緊密に協調し、互いを助ける必要性がある」と強調。岩屋氏と両国関係の強化について「意見が一致」したと話した。』

 何も一致していない内容なのだが、『一致した』というでっち上げに近い心構え論の部分を強調しているだけなのだ。こういうものは議論したとは言わないものだ。そして、へらへら笑って握手をしているシーンを写真にしている。白痴か? と問うのは、こういうシーンを写真に撮らせることである。火器管制レーザー照射問題は理由もなしにいきなり戦闘を始める危険な行為なのだ。それの認識が平行線だと確認したわけなのに、韓国側にはそれが伝わっていないではないのか。都合のいいところだけつまみ食いをした形のように使われている。あほ丸出しの大臣だ。これで政権批判が大きくなるのを待って解散総選挙を企んでいるのかもわからない。岩屋毅は、そのための捨て駒扱いなのだろうか?

 この非公式会談を受けた政府の見解が披露されていないのはその傍証である。

 韓国の聯合ニュースは6月1日の記事では内容をエスカレートさせている。

『昨年10月、日本が自衛隊旗である旭日旗の掲揚問題で韓国・済州島で開かれた観艦式の海上パレードに参加せず、同年12月、韓国艦艇が日本の海上自衛隊哨戒機に火器管制レーダーを照射したとされる問題や海自哨戒機の韓国艦艇に対する威嚇飛行問題が浮上し、両国の軍事交流や協力関係は悪化の一途をたどってきた。

 今回の会談により、対話や交流正常化の道筋をつけたとの見方が出ている。』

 肝心の火器管制レーザー照射問題の解決がないのに、スルーしたような記述をして、主語不明の奇怪な文章で締めているわけだ。

 『今回の会談により、対話や交流正常化の道筋をつけたとの見方が出ている。』

 なんだこれは!

 誰がそのような見方をするのかはっきり書かない処が味噌である。こういう表現が韓国人を騙すことになる。レーザー照射問題は解決がない事には何も前に進まない、解決する気がないのであれば交流するという行為自体が危険な行為である。当日の天候の事実内容から始まる一連の嘘やでっち上げ国際常識の欺瞞の一切がそこにあった。平行線の意味は、韓国政府は謝罪をしたくないという見解である。岩屋はそれをなしにしたいのか?

 パチンコ関連の業者が彼の背後にいるというネットの噂があるらしい。それがどのような影響力を発揮しているのか不明である。国の政策方針に反する行為を大臣に影響力があるのであれば、それは汚職事件と変わることがない。岩屋の背後を捜査しろという声が起きるかもわからない。政治家が一部の業者の声によって行動の制限があれば、それは立派な贈収賄事件ではないだろうか?

 この時期になぜ岩屋が閣内不一致の様な行動を率先しているのか? それが大きな疑問だ。
 根拠はない話であるが、仮に、金ではなく、岩屋の個人的な何か得体の知れない弱みを握られているとするなら、恐喝に弱い大臣と云う事になり、それも政権批判の材料になる。解散を行うために岩屋が起用されているのだろうか?
 疑いを呼ぶ大臣である。レーザー照射事件の発覚時との対応から大きく崩れている姿が岩屋にあるからだ。何かあると思って見る国民が増えている。岩屋は怪しい。

 

投稿: 旗 | 2019年6月 2日 (日) 08時53分

【朝鮮半島に根付いた政治文化】

 5月31日のYahoo!に、朝鮮日報の記事を見た。金氏朝鮮の人事内容を説明した記事である。これが意外と各方面に影響があったらしい。

『ハノイ会談の実務交渉を担当していた金赫哲(キム・ヒョクチョル)元・国務委対米特別代表は、現在のところ生死が明らかでない状態だ。会談決裂の直後、本来の所属部署だった外務省に復帰したというニュースを最後に、消息が分からなくなった。今年4月に選出された最高人民会議第14期の第1次代議員リストには含まれていなかった。
 北朝鮮の事情に詳しい消息筋は「金赫哲氏は、米国側の考えをきちんと把握できないまま交渉の状況報告をいい加減に行ったという理由で、米帝スパイとして追及された。今年3月に外務省幹部らと共に調査を受け、平壌の美林飛行場で処刑されたという話がある」と語った。この消息筋によると、駐ベトナム北朝鮮大使館の経済参事と2等書記官、外務省本省でベトナム業務を担当していた書記官など4人も金赫哲氏と共に処刑されたという複数の情報がキャッチされた。』

 我が国の反日メデアで有名な毎日伝聞社のような記事である。出てくる話は『伝聞』なのだ。まあ、毎日は伝聞であっても伝聞と断らないのでいい加減度はこっちよりも高く、信頼性は落ちるのであるが裏取りもしないまま垂れ流すという行為は、メデアにとって危険な行為だとは思わないものなのだろうか?

 それはともかく、朝鮮日報は金氏朝鮮の人事に関して金正日が死亡後になって彼の妹で金氏朝鮮の政府の役職にいた妹の金敬姫の生死に関する情報を得意になって記事にして大恥をかいたことがある。2014年の記事である。
『2014年1月6日、韓国紙・朝鮮日報は、韓国政府関係者の話として、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の叔母で、昨年12月に処刑された張成沢(チャン・ソンテク)前国防副委員長の妻、金敬姫(キム・ギョンヒ)氏が、張氏の処刑直後に自殺か心臓まひなどで病死した』

 しかし、これが真っ赤な嘘のは、
『2014年2月以降に放送された朝鮮中央テレビの記録映像からも編集により金敬姫が映っていた映像が削除されていたため、金敬姫の引退若しくは失脚がより確実視されたが、同年4月29日の朝鮮中央テレビで再び金敬姫の姿が映った記録映像が放映されたことで、金敬姫に関する分析は分かれた』

 所在が不明という事実というのは、2016年5月に開催された朝鮮労働党第7次大会で、党中央委員会政治局、書記局に代わって新設された政務局のいずれの名簿にも掲載されなかったことから、推測されただけで誰も確認した者はいないという事実がある。
 似た話は他に多数ある。古くは金日成の弟金英柱の処遇や、金正日の弟の金平一辺りから、噂のような話が実際にあったかのように伝えられたという実績がある。韓国メデアは確認すると云う事が出来ない事象について観測記事妄想記事を書かずにおれないという衝動がある。鵜呑みにするのが危険なのであるが、早速この金赫哲に関する銃殺の話は日露外相会談の席に上ったことが伝えられているようだ。

 『河野太郎外相は1日、5月31日にあったロシアのラブロフ外相との会談中、米朝協議を担当していた北朝鮮の金赫哲(キムヒョクチョル)・対米特別代表が処刑されたらしいというメモが事務方から入ったことを明らかにした。ラブロフ氏とは「おっかない」「少なくとも我々は処刑されることはないからよかった」などと話したという。』

 まあ旧ソ連もシベリア送りというのがあった国である。金氏朝鮮を恐れる事でもあるまいとは思うが銃殺はなかったと言いたいのだろうか? 銃殺もあった。WIKIにもある。『1934年の第17回党大会の1966人の代議員中、1108人が逮捕され、その大半が銃殺刑となった。』とか、『党指導者を目指してスターリンに対抗していた者は全て公開裁判(モスクワ裁判)で嘲笑の対象にされ死刑の宣告を受けた。ジノヴィエフ、カーメネフ、ブハーリン、トムスキー、ルイコフ、ピャタコフ、ラデックは非共産圏のイギリス、ドイツ、フランス、アメリカ、ポーランド、日本のスパイもしくは反政府主義者、あるいは破壊活動家という理由で、さらし者にされた上で殺された』とか、『赤軍も5人の元帥の内3人、国防担当の人民委員代理11人全員、最高軍事会議のメンバー80人の内75人、軍管区司令官全員、陸軍司令官15人の内13人、軍団司令官85人の内57人、師団司令官195人の内110人、准将クラスの将校の半数、全将校の四分の一ないし二分の一が「粛清」され、大佐クラス以上の将校に対する「粛清」は十中八九が銃殺である』 赤軍の粛清のおかげで対独戦争は指揮官がいないこともあって初戦では敗北続きになり国家として斃れる寸前になったのは有名な話である。

 金氏朝鮮の高官の銃殺劇はソ連の真似をしているのではないのか?

 それはともかく、部下を殺しまくるのは、文化なのだろうか?  韓国の大統領経験者が非業の末路を迎える事と何か関係があるのかもわからない。彼等の政治は闇である。

投稿: 旗 | 2019年6月 2日 (日) 10時26分

前略
時事:米新インド太平洋戦略、対中国で日米同盟の変化が不可欠 https://bit.ly/2W71Dx5 
⇒米国の軍産複合体に尻を押されて、極東島国の≪人型の愚猿≫が更に暴走する~ &憲法改悪に猿奔る~ 酷い悪寒
原資料:威勢の好い米国務省6月1日発表:インド太平洋戦略レポート https://bit.ly/2wCVuy1 

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年6月 2日 (日) 11時21分

現憲法の大意は変えてはならないと思います。ただスイスの例等を現地で見ると、現実の国防に関する理念が抜けているの持たしかです。そこで現憲法九条に3項をもうけ、国内でのテロや侵略行為に備え、また大災害に於ける国民救済の為の機能はこれを具備する。としたらいかがかと思います。いずれにしても様々なしがらみの果てに生まれた自衛隊という具体名を憲法という理念に書き込むのは方理論上、間違いだと思います。

投稿: 杉沢理賀 | 2019年6月 2日 (日) 12時43分

【金氏朝鮮の過去の例から類推できることは・・・】

 ロイターは朝鮮日報からの記事だと断りながら、金氏朝鮮高官の粛清劇を報じた。
『[ソウル 31日 ロイター] - 韓国の朝鮮日報は31日、北朝鮮が2月の米朝首脳会談が物別れに終わった責任を問い、金革哲(キム・ヒョクチョル)対米特別代表、および事務レベルの交渉を行った複数の外務省担当者を処刑した、と伝えた。

同紙が匿名の北朝鮮筋の話として伝えたところによると、金革哲氏は4人の外務省幹部とともに3月に平壌の美林飛行場で処刑された。いずれも米国のためにスパイ活動を行った罪に問われたという。

同筋は朝鮮日報に「交渉に関して米国の意図を適切に把握しない不十分な報告を行ったため」、金革哲氏はスパイの罪に問われたと述べたという。

ロイターは、この報道の信憑性を確認できていない。』

 この最後の文章が曲者になっている。半信半疑なのだ。韓国のメデアにはでっち上げも多いが偶に真実もあると、経験豊富なロイターは考えているように見える。

 記事は、この後、この韓国の記事をどう見るかと米国国務省関係者に問うている。

『米国務省の複数の当局者は、報道を確認する情報を得ていないと述べた。・・・・・ある外交筋はロイターに対し、ハノイの米朝首脳会談決裂後、金革哲氏らが強制労働や思想教育といった処罰を受けている兆候があったが、処刑されたことを示す証拠はない、と語った。
・・・・・・韓国国会の議員は4月、ロイターに対し、金英哲氏は党の主要ポストから外されたと明らかにしていた。』

 そして、ロイターは、銃殺されたとする人物について説明する。

『金革哲氏は、ハノイ首脳会談の数週間前に米国のビーガン北朝鮮担当特別代表のカウンターパートに任命された時は、北朝鮮側の新星とみなされていた。

だが、金氏がどのような専門知識を持つのかや、米側との実務協議でどのような役割を担っていたかは、ほとんど分かっていない。』

 謎の人物という評価である。金氏朝鮮の人事については先代の時の重心クラスがほぼいなくなっている現状がある。先代の棺を担いだ4人がいたが、今もいるのは金正恩ただ一人だ。他の3人は粛清された張成沢と解任後銃殺の可能性も噂された李 英浩、そして唯一老衰で死亡と報道された金 永春。
 金正恩に反対の意見を口にできる人はほぼ完全にいなくなっているのは確かなようだ。
 ロシアの窓口役の玄永哲の銃殺のあと、ロシアとの交流が4年ほど途絶えた。シナ帝国の窓口の張成沢のあの処刑は2013年なので5年近く途絶えたことになる。この流れで行けば次に米朝会談という話になるのは早くても、2023年頃と云う事になってしまう。これはあの文在寅の任期満了が2021年なので朝鮮半島のタクシードライバーも引退による廃業をしていることになりますね。
 まあ、その頃の文在寅は、おそらく、検察官に挙げられ、何かの罪で裁判の被告になっている可能性がある。

 それはともかく、米朝会談は自動的に延期という話になりそうだ。我が国にいるコリアレポートの代表辺真一氏は、この殺戮を伴う更迭劇に懐疑的である。
 ヤフーに記事があった。
『・・・米朝首脳会談が決裂したことへの責任を取らされ、司令塔の統一戦線部の金英哲部長が重労働に処せられ、参謀格の金聖恵・策略室長(女性)が強制収容所に送られただけでなく、ビーガン国務省北朝鮮担当特別代表の相手となった金革哲・対米特別代表に至っては哀れにも処刑され、そして金正恩委員長の実妹の金与正・党第一副部長までもが「謹慎されている」との「朝鮮日報」の報道は衝撃的だ。事実ならば、一大スクープである。
 韓国政府当局も、米政府もまだ追認してないことから現状では「未確認情報」あるいは単なる「説」に過ぎない。』

 そして韓国メデアの過去の誤報例を具体的に提示するのだ。
 『韓国発の北朝鮮情報はどれもこれも裏の取りようのないものばかりだ。後に事実として判明したものもあったが、ガセネタも結構あった。

 「ガセ」の一例が、2016年2月の李永吉・総参謀長(大将)の「処刑」報道だった。「軍内に派閥をつくり、分派活動をした」ことが理由で「李参謀長が処刑された」と韓国で報道された。金正恩政権下の2013年に58歳で総参謀長に抜擢され、金委員長の腹心とみられていただけに処刑は驚きであった。しかし、数か月後に李大将は姿を現した。第一副参謀長に降格させていたものの健在が確認された。明らかに韓国の誤報であった。』

 と言いながらも金氏朝鮮では高官が簡単に粛清されることにも触れている。
 『1997年には農業担当の徐寛熙・党書紀が農業政策の失敗と食糧危機の責任を取らされ、「米帝国主義の指示を受け、我が国の農業を破綻させたスパイ」との罪名で処刑されている。・・・・1998年には権煕京・対外情報調査部部長が韓国で「北風事件」(対峙する韓国情報機関から袖下を貰い、韓国の大統領選挙で保守候補に有利になるよう工作を仕掛けた事件)が発覚するや責任を取らされたが、この時もソ連大使時代の公金横領容疑と合わせて「ソ連のスパイ」容疑でこれまた処刑されている。・・・・2002年に小泉―金正日首脳会談をセットした「ミスターX」こと柳敬・国家安全保衛部副部長も2011年に不正蓄財及び韓国に機密を漏らしたとの「スパイ罪」で銃殺されている。他にも、崔承哲・統一戦線部副部長が2009年に対韓政策の失敗で、また朴南基・党計画財政部長はデノミ政策失敗で2010年に相次いで処刑されている。』

  殺しまくっている実態があるわけだ。
だから、朝鮮日報の記事が正しいように見えるが『根拠薄弱である』という指摘をしておられますね。まあ、でっち上げの多い韓国メデアなのだ。辺氏は根拠を上げて噛みついているが何とも言えません。最後は
『世界中を駆け巡ったこの報道に北朝鮮が静観するのか、それとも即座に対応するのかによって真偽は判明するのではないだろうか。』

 で締めている。米朝会談はこれで次回がないと云う事を心配しているのだろうと思いますね。張成沢や玄永哲の担当した国との首脳会談でさえ処刑後4年の時間が必要になったのだ。処刑が事実なら、同じことになるだろう。

投稿: 旗 | 2019年6月 2日 (日) 20時59分

【6月4日は明日だ。】

 AFPに天安門事件の特集記事があった。
あの事件から30年だと記している。

『【6月2日 AFP】天安門事件が中国を揺るがした30年前の春、米国出身の人類学者、カール・ハッタラー(Karl Hutterer)さん(49)は1989年6月、宿泊するホテルの屋上で、中国警察が広場に向けて催涙ガスを発射し、夜陰に紛れて警棒を振りかざす治安部隊が展開する様子を見つめていた。

 ハッタラーさんは首都・北京の天安門広場(Tiananmen Square)近くにいたのではなく、そこから1800キロ以上離れた同国南西部の都市、成都(Chengdu)の現場に居合わせたのだった。

 北京は学生が主導する抗議運動の震源地となり、1989年6月4日には数百人が、もしかすると1000人超もの人が兵士によって殺害されたが、成都を含む多くの都市でも大勢の市民が路上に繰り出した。・・・・・(中略)』

 まあ、あの事件は米国他のメデアがある程度の時間まで衛星を使ったテレビ中継をしていたので我が国でも雰囲気だけは伝わっていたような気がする。中継放送が突然中断された後のことは知らない。それがいまでも大きな話題になるのだと思っている。中継後の出来事は断片的な形でネットに登場するのは1998年以降ではなかったか? ウインドウズ98以降の世界しか知らないのでそれより前に天安門事件関係の画像があったとしても見た記憶がない。大量にそれが流出するのは2005年以降であったと思う。戦車の前に立つ人の写真だけは週刊誌他、何かで見た記憶がある。これもネットで拡散した。

 我が国の宇野宗佑他はあのような写真を一切見ることがないまま1989年7月に開催があったサミットで「中国を孤立させるべきではない」と主張した。続く海部内閣では問題にしなかったが、宮澤内閣で『シナ帝国を国際社会に呼び戻した』のである。しかも天皇家の権威まで利用した。おかげで増長するシナ帝国を見ることになったのだ。

 何を考えていたのかについての説明がなかった時代だ。宮澤政権の発足が我が国のバブル経済の崩壊が起きた頃だったと云う事を考えてみればうぬぼれがあったのかもわからない。他国の事より自国の心配をするべき時期ではなかったのか? 馬鹿な政府だと今も思ってしまいますね。最悪の時に最悪の手段でシナ帝国の民主化弾圧に協力してしまったバカな政権である。宏池会が信用されないのはここにあるのかもわからない。シナ帝国に天皇陛下を訪問させてしまったのだ。政治利用するなと言っていながら誰が見ても明白な政治利用だ。民主化弾圧のシナ帝国を蘇らせたことは政治目的以外の何がある?

 彼等はそれを恩とも感じずに以降、反日政策に向かうのである。我が国の大使館領事館工場商店レストラン他に向かって組織的な集団による乱暴狼藉があった時、宮澤一派は沈黙しかしなかった。恥ずかしい連中である。

 この30年で何が変わったのかと云う事を考えることも必要だ。シナ帝国は、未だ民主化のない独裁国家である。米国との対立があり航行の自由を阻害する元凶だ。我が国とはようやく国交を復すと言い出した。友好関係のレベルは未定である。宮沢他に対する感謝は一切がないままでもある。
 
 外交方針についての説明がなかった時代の話であるが国民は大きな迷惑を受けたのではないか。反省があるのかどうかわからないままだ。ただ、宏池会は相手にされなくなったのは確かな気がする。

 謎はある。指三本の宇野宗佑が、サミットで『シナ帝国を孤立させるな』と主張したことだ。民主化弾圧の実態を知らずに言った言葉なのだろうと思うが、それはどこからの発想なのか疑問である。これの前の竹下内閣では宇野は外務大臣をしていたことが解っている。シナでハニートラップでも仕掛けられたのだろうか? 頭には女の事しかないような人物で有名になり、それが総理退陣の大きな原因にもなっている人である。

 宮沢にも謎が残る。彼も民主化弾圧の実態を知らない気がしている。そういう危険な地域に天皇訪問を決断させたのは何なのか?

 結局何の役にも立たない事ばかりであった。当時は国民に説明を尽くすという雰囲気など全くなかった社会であった。これが大きな原因なのかもわからない。バカな政治家の天下だったのだ。

  まあ、それはともかく、私事ではあるが亡き伯父の誕生日が6月4日なのだ。この偶然は悲しい。

投稿: 旗 | 2019年6月 3日 (月) 02時37分


小さい頃に買ってもらった本から広がる世界は大きいのですね。
すごいな。

川崎市は突然の惨劇でなす術がなかったでしょう。悲しい事件です。
今週もお仕事頑張ってください。

投稿: くま | 2019年6月 3日 (月) 06時59分

朝日:小沢一郎氏 https://bit.ly/2IecoZv
≫「立憲だけは生き残る」なんてことはない。 
⇒枝野は、衆院も参院も同日選挙でも、此処を未だに錯覚しているから未熟で餓鬼のままなんですよねぇ。頼る筋がない。度し難い。
⇒彼の診立ては全体に正しいが、全滅するのは ≪極東島国の社会と国民生活≫ と言うべきですよ。それが、国民向けに「ボーっと生きてんじゃねえよ!」というメッセージになる。
(安倍Monkey周辺は、そうなっても ≪玉砕です。全力で再建します≫ と騙すだけだと判り切っているのに‥)
グ~ミンのレベルまで堕ちた集団は、今更、如何ともし難い。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年6月 3日 (月) 09時16分

石破先生

今晩は!!。
日々の政務に、週末の地方講演にと連日激務をこなされ、大変お疲れ様であります。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の者であります。
本日は、先般の川崎市登戸で発生しましたスクールバス待ちの児童の列への、殺傷事件を取り上げてみたいと存じます。

その前に、今年に入ってからの「横断歩道を通行中の自転車に乗った母子」、「園児を引率の上散歩中の列に車が突っ込んだ事件」、しかもこの事件は保母さんが引率していて、道路側から離れた鋪道を歩いて居てのものでした。その後、高齢者の運転ミスによる事件など、交通ルール違反による女性、幼児等の犠牲となる事故、事件が立て続けに発生して居り、とても心を痛めていました。その度に犠牲となるのは女性、子供等の弱い立場の人が多く、全くやり切れない程であります。

そして今回の川崎市登戸でのカリタス学園の児童の大量殺傷事件が発生してしまいました。しかも犯人岩崎某はその場で、自らを刺し自殺してしまいました。スクールバスでの通学となれば一番安全とみられて居ての今回の事件に、世間は衝撃を受けました。
アメリカ合衆国では、自宅と学校までの距離が遠い事、通学児童への事件が多発している事などの理由により、かなり以前よりスクールバスでの通学が当たり前のようになっていましたが、日本では私立の幼稚園、保育園に加え、一部の私立学園のみであります。

そして、今回の事件のその後明らかになった事によれば、実行犯は両親が離婚していて、父親側の伯父夫婦に預けられ、生活して居り、しかも現在では引きこもりとなって一室に閉じ込もっって生活していたと言います。食事は自身で用意して居り、伯父夫婦は連絡の場合はメモでそっと入れると言う異常さであったと言います。このように、とても複雑な環境と状況下であったようであります。更に現在51歳にもなって居ても、マスコミ等に使用された本人の写真は、中学生当時のものと言う事も異常さを感じました。

今回の事件発生後、マスコミの対談などで家庭での「80:50問題」との言葉を初めて耳にしました。意味は両親が80歳代となり、本人が50歳代となれば、家庭内に於いて問題が露出し事件が起こりやすいと言うものです。しかも、親が年金生活で収入が限られていて、本人が就労して居らず親と同居している場合は、尚更事件が発生し易いと言うものであります。

さて、石破先生も述べられていますように今後どのような対策を行えばよいのか?との事であります。
現代の世の中は我が国日本のみならず、世界的な傾向ながら特に日本では「苦労せず楽に収入を得る拝金主義」、「学歴、経済的な格差社会」の増大、他者との交わりの少ない「無縁社会」など、戦後アメリカの長期間にわたる間違った解釈による自由主義が日本人の間に浸透してしまい、精神構造を堕落低下させてしまいました。
その為直接的な狭義では「銃刀法のルール」を今一度見直し、「刃物の販売には免許証、保険証などの提示による本人確認の書類提出を求め、未成年の調理見習いなどには親の同行、雇用者による同行」を必須とします。そしてその販売時点の書類を警察へも提出する事とします。販売時点での把握を行います。そして、交番による家庭の個別訪問と民生委員による地域住民の特性把握などを強化します。更に、地域行政機関での合同委員会などにより、現況を共有すれば独居老人の孤独死なども防げるものと思います。

更に広義では、石破先生もこれまで至る所で述べられて来ていますが、我が国の教育、経済、外交、等も総合的に含めた新しい国家運営とも言うべきルールの令和時代に相応しい『国家運営設計図」の作り替えが『絶対』に、しかも『早急に策定実行する事が』肝要かと存じます。

最早待ったなしの状況であります。ストレス社会と格差社会の解消を目指して、国民が身にしみて感じられるほどの仕組みを作り替ます。その実現こそが国会議員の使命であり、僭越ながら石破先生のいち早い、登壇を願う所以でもあります。

小生の個人的見解では、我が国でも個々人の精神的な支えともなるべき知識教育のみならず今や、仏教、神道、キリスト教などの宗教教育も必要かと存じます。①日々の生活の中での相互の関わり方、②社会の仕組み、③精神的支えとなるべき宗教教育など、これらを総合の上行います。

投稿: 桑本栄太郎 | 2019年6月 3日 (月) 21時43分

【日韓関係の最終章が出来上がってきたようだ】

 日米首脳会談という云うか、トランプ大統領を令和最初の国賓にお招きした成果が目に見えて影響していることが明らかになりつつある。韓国メデアの論調に変化がある事だ。例えば6/3付けの中央日報の記事がある。

『【リセットコリア】韓日関係、これ以上放置すれば韓国の立場ない

 ・・・・・韓国が直面している状況と韓国をめぐる国際情勢の話だ。国内論理に閉じ込められて最悪になった韓日関係をこれ以上放置できない状況だ。まず、米国の東アジア政策で日本の戦略的価値が急上昇中だ。
 日本は米国が主張するインド太平洋構想など対中国牽制戦略に積極的に参加している。また、保護貿易主義への回帰、在日米軍の防衛費分担金引き上げ要請、貿易不均衡解消要求など気まぐれなトランプ大統領に柔軟に対応することで米国の最も重要なパートナーになった。もう日本を排除した米国の東アジア戦略など想像できないほど対米関係をきめ細かく築いた。・・・・強固な日米同盟を誇示した日本はすでに立場を明確にした。韓日関係が極度に悪化した状態で日米が接近すれば、韓国の立場は狭まるしかない。米国が戦略的価値が高い日本の言葉にさらに耳を傾けるからだ。
 最近ワシントンでは韓国の戦略的価値を低く評価するという話が出ているのもこれと無関係でない。最近、米国はTHAAD(高高度防衛ミサイル)正式配備、ファーウェイ(華為技術)製品の使用禁止、南シナ海航行の自由への支持など韓国に対する要求を増やしている。これは韓国の立場を試そうとするリトマス実験だ。日米と中国の間で選択を強要される状況は最も良くない。韓国の立場が尊重される環境を形成しなければいけない。
 こうした事情にもかかわらず、最悪の韓日関係は強制徴用賠償判決問題などで一歩も進めない。これでは韓国が不利な状況になるしかない。国益を優先するなら、もう韓日関係復元のために扉を開く時になった。

まず、韓国政府が強制徴用などの懸案について積極的に解決策を模索する姿を見せる必要がある。政府は昨年、民間専門家の意見を聴取して解決策を用意すると明らかにしたが、まだいかなる対策も出していない。』

 所々可笑しな見解を見せているが崖っぷちの様な状況に自分達がいるのだと韓国メデアの住民は気が付いてしまったようだ。
 経済政策や雇用対策他で全部失敗続きと云うのが、文在寅就任の僅か2年に起きたのが明らかになって、隠し通せなくなったのが大きい。文在寅は、日本との間にあった条約協定合意は自分とは関係がないとする立場の人である。だから平気で朝鮮半島出身者の労働賃金問題について『司法の判断を尊重するので触らない』とし、放置したのである。その上、でっち上げで一触触発の火器管制レーザー照射事件に嘘を織り交ぜ。最初から嘘で固めたの旭日旗を日本が悪いと、でっち上げて言いがかりを興し自国民を焚き付け煽ったのだ。そして、抜き差しならぬ方向に進むことを奨励していたような印象が強い。

 韓国内での国会議長はナンバー2の立場であるというのは最近韓国メデアの記事で知ったばかりであるが、彼を使ってブルムバーグに取材をさせたのはナンバーワンの立場にいる文在寅の指示、或は、逆らう事が出来ない命令があったのかもわからない。彼等の社会は上下関係こそが絶対的服従の関係として非常に強固な意味がある。米韓首脳の電話会談の機密漏洩も学校時代の先輩後輩があって初めて漏洩が成ったという事情があった。大統領の次に国会議長がいるという序列意識は命令系統にもなっている可能性をうかがわせるものである。あらゆる手段を使って反日行動につながる行為を政治的に推し進めてきたのではないかと思いますね。
 それが、日米の首脳同士の交歓を目の当たりにしたとことで、自分達の立場の方が危機を迎えていることが目に見えるように解って来たのだ。
 韓国メデアの住民は、起死回生の最後のチャンスに今があると焦っているようにも見えてくる記事である。

 彼等は基本的に自力で問題解決したことがない。過去の2度の金融危機も他国や機関に縋りついて生き延びたのである。もっと言えば、国家の独立でさえも自力で勝ち取ったこともないのだ。

 悪いのは他人のせいで済ませてきたことで、今もその考えのままである。日韓関係についていえば彼等は日本も考えろと必ず言ってくる。今回の一連の問題についていえば全部、韓国側の内政の結果起きた問題である。謝罪もない。突き放す方向に我が国は警告をすでにしているわけである。

 彼等の楽観的な無責任は記事にもある。
『今月末の大阪G20首脳会議までは前向きな雰囲気を形成する必要がある。』

 何を考えているのだろうという文章だ。その雰囲気は令和改元と同時に消えたのだ。平成の終了までの間に韓国が行動を起こさなければならなかった問題である。

 もう手遅れなのだろうとしか言いようがない。というのは、文在寅は今に至るも何も言わないままである。しかも、彼が考える起死回生は金氏朝鮮が絡むことしかないのだ。その証拠のような記事を上げておく。
『【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は3日、青瓦台(大統領府)で米国のシャナハン国防長官代行と会談し、「対話を通じた朝鮮半島の完全な非核化や恒久的な平和構築のためには韓米同盟が何より重要だ」として、「強固な韓米同盟を通じ、朝鮮半島の平和プロセスが成功できるよう後押ししてもらいたい」と述べた。青瓦台が明らかにした。・・・・文大統領は朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族の再会や食糧支援など、北朝鮮に対する人道支援の必要性を説明し、米国と緊密に協議していく考えを表明。朝鮮半島での軍事的な緊張緩和や南北関係の発展が非核化を巡る米朝交渉に貢献していることを強調した。』

 彼の頭の中は金氏朝鮮のことばかりで埋められている。これ以外のことについて考えたことがおそらくないだろう。

投稿: 旗 | 2019年6月 4日 (火) 02時11分

【政治犯収容所に送られたと報道されていた人物】


 ロイターに記事があった。
『[ソウル 3日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は3日、金正恩・朝鮮労働党委員長の側近で、米国との非核化協議を担った金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長が2日、金正恩委員長の芸術鑑賞に同行したと報じた。

韓国の朝鮮日報は5月31日、北朝鮮が2月の米朝首脳会談が物別れに終わった責任を問い、金革哲(キム・ヒョクチョル)対米特別代表、および事務レベルの交渉を行った複数の外務省担当者を処刑したと報道。金英哲氏については、強制労働と思想教育を受けるために中国との国境近くの施設に送られたと伝えた。同副委員長は米朝首脳会談に向けてポンペオ米国務長官のカウンターパートを務めていた。

KCNAの報道は、金英哲氏が生存しており、北朝鮮の権力構造の一角にとどまっていることを示唆するものとなった。

ポンペオ国務長官は2日、米国が金英哲氏や北朝鮮と最後に連絡を取ったのはいつかとの質問に対し、協議については公表しないとし、回答を控えた。』

 まあ、銃殺されたと報道された人ではない。しかし、朝鮮日報の記事は失態である。ガセネタなのだ。朝鮮日報は、このニュースを知ったと思うので何か続報があるのかと思っていたが、何もない。誤報をしたことについての謝罪もない。いつもの姿である。

 食い散らかして逃げるのだ。これは我が国の反日メデアにも共通する姿である。抗議が強烈に起きないと沈黙で逃げ切れると思ってしまうのだろう。反日の朝日がでっち上げたKY珊瑚事件がそれだった。あれは地元のダイバーがしつこく声を挙げたから逃げられなかったのだ。
 韓国で似たような事になるのかどうかはわからない。辺真一氏の指摘の通りになるかもわからない。銃殺されたとする人は安否が不明なままである。

 責任感のない記事が多いのは問題だと云う事である。

投稿: 旗 | 2019年6月 4日 (火) 02時33分

2K:AI人財、世界トップ級の半数が米に https://s.nikkei.com/2HShGuE 
≫日本は世界の4%、中国や英国にも後れ取る
⇒あららら~と驚くに当たらない。コストとしての人材なら捨てる程おる罠。
(2Kはん、経済産業専門紙の看板を背負って、大量の人員とカネを使うて、今までなに診てたん?!解は判っている)
⇒大企業経営トップがサラリーマン上がり”ばっか”りですからねぇ。全然魅力がないし鋭さもないし、極東島国になんか来る気も起りません罠。
蛇足を描く:古今東西に貴重Pricelessな訓えである “Never despair, but if you do, work on in despair.” (Edmund Burke)を叫んでも、極東の島国は政治権力者が≪人型の愚猿≫であり、教育者がアレ“ばっか”りですからねえ~。トランプGorillaに擦り寄っても、中国や韓国を叩いても、足元の問題は解決せぬ罠~。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年6月 4日 (火) 06時57分

1/2
今日6月4日はあの天安門事件から三十年目の同日。
⇒そりゃあ、「普通の先進国」に育った民主主義から診断すれば、あれは露骨で残酷で酷い事件だった。あれは明らかに≪政治権力者(鄧小平ら)による市民へのTerrorismだった≫。
その歴史的事件を事実として報じるのは真正のジャーナリズムの責務だが、特に海外メディアが未だに批判的に騒ぐのは間違いである(注)。
何故かと問われれば、♪時代が違う~ 政治体制が違う~ 国情も違う~ 伝統も違う~ うっうっうっう~♪ である。
然し、極東の島国では知る人は稀ないらしいが(意図的に忘れているのか?(嘲笑))、あの鄧小平が支配した政治権力の内部にも胡耀邦さんや趙紫陽さんなどの抵抗勢力が存在したのである。
⇒翻って、二十年後の極東の島国の現状を診断すれば、≪人型の愚猿≫権力による「民主主義と市民に対するTerrorism」が真に進行中である。然も、日本人として慙愧に堪えないことに、自民党には僅かにおられるが‥、≪人型愚猿の政権内部≫には政権テロの流れに棹を差す「未熟者、愚か者Whatever Called」しかいない。

⇒他国の、過去の、政治権力Terrorismにごちゃごちゃと容喙する暇とエネルギーがあるのなら~(注)、寧ろそれら資源は、己の国で、現在進行中の、陰湿で蒙昧な、政治権力Terrorismを、叩き潰すために、全ての資源を費やするのが、≪先進国の市民やメディアや有識者・知識人≫のあるべき姿である…、それが当たり前の良識であり覚悟である…と確信している。キッパリ!

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年6月 4日 (火) 06時59分

2/2
(蛇足の注)今は民主主義の一言で片付けて、恰も「民主主義は一形態しかない」という趣だが、それは過ちだろう。資本主義にも過去数世紀に様々な資本主義が浮かんでは消えて逝った如くである。強奪、産業、市場至上や強欲資本主義である。今後は「公益資本主義」の到来もあり得る…。
然も、仮にも、西欧流に源を持つ今の民主主義の思想や制度が完璧である、社会正義が確っかり担保されている‥などと診断する頓珍漢はおるまい。明らかに、今の民主主義は欠陥がある。愚見では≪一票の悪平等≫がその欠陥の一つである。
そもそも、今の共産党一党独裁体制の中国が、然も人口14億人の中国が、独自に中国流民主主義を創出するのではなく、今の西欧流を移植する(?)と考えるだに…嗤い草だろう。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年6月 4日 (火) 07時01分

【シナ帝国で民主化が弾圧された背景】


 64天安門事件が起きる前年まで、シナ帝国の国家主席は李先念であった。なじみの薄い人で何をやったのか我が国ではあまり知られていない。彼は1988年4月にその職を退く。後継は楊尚昆である。この人は軍人あがりの政治家である。1988年4月から1993年3月まで国家主席をやっていた。つまり、天安門事件を弾圧したのは彼だと云う事になる。しかし、当時のシナ帝国にあっては国家主席の権力を超える政治家がいたのだ。それが鄧小平である。彼が民主化弾圧を決定したから楊尚昆は、それに従ったのだ。鄧小平はどのような立場にいたのかと云えば1983年に創設された国家中央軍事委員会の初代主席という立場にいたのだ。これが、シナ帝国の国家主席を超える最高権力者の肩書になってしまう。というか、彼個人の経歴が彼を最高権力者にしたようにも見える。楊尚昆は、鄧小平によって引退に追い込まれたのは有名である。国家主席の人事を操ることができる地位を軍事委員会主席が握っていたと云う事になる。鄧小平がその地位にあったのは1990年3月までだ。
 天安門広場にいた学生の殺戮と趙紫陽総書記の解任を決定したのは鄧小平である。
 彼は1997年まで生きた。病気が原因で亡くなっているのであるが彼は墓を作らなかった。遺灰を海に散布するように遺言をしたそうだ。墓を作ればその墓がやがて破壊されることになるだろうと予想をしたらしい。つまり自分のやった決断が憎悪を招くものだという自覚があったようだ。民主化弾圧の罪を背負った自覚があったのかもわかりません。

 シナ帝国は、この国家主席にならなかった政治家のおかげで躍進を見たのは事実である。しかし、歴史的な評価はどうなるものかわかりませんね。天安門事件当時の総書記であった趙紫陽氏は、解任され軟禁生活を強いられ、2005年に亡くなっておられる。しかし、名誉の回復は今もない。

 1989年4月天安門事件が起きる2か月ほど前にロシアからゴルバチョフソ連最高会議議長の資格でシナ帝国を訪問し、趙紫陽総書記と会談している。その中で趙氏は「最終決定権が鄧小平にある」と発言したと伝えられた。これが趙紫陽の命獲りの失言になるのだそうだ。実態の暴露? 或は、機密の漏洩? のようにシナ帝国の政界が揺れたという話が伝わっている。国家主席を操る影の最高責任者が鄧小平だとばらしたわけである。一介の国家中央軍事委員会主席が実は最高権力者だったのだ。この職は2代目の後継として江沢民が継いでいくことになり以降、国家主席と兼任の扱いになっているようなので国家中央軍事委員会主席が最高権力者であることは間違いがない。鄧小平だけが兼任がなかっただけの最高権力者と解せば不都合はないのかもわからない。
 趙紫陽は何も国家機密をばらしたわけではないとも云えるが、他国の人に向かって言ってしまうと扱いが変わるのかもわかりませんね。

 まあ、こういうことは東アジアにだけある事なのかどうか他は知らない。韓国でも大統領の次に国会議長が偉いことになっているらしい。その序列は誰が決めているのか外部にはわからないものである。金氏朝鮮には国家主席という役職はない。役職名がプロ野球の永久欠番のように、業績をたたえる為に廃止の扱いになってしまうようだ。他にも金氏朝鮮にあっては『国防委員長』や『総書記』も永久欠番である。あの3代目は『第一委員長』と名乗っているらしい。第2委員会がどこかにあるわけではないようだ。第一委員会があって、その委員長が国家元首の地位を兼ねているのかどうかまで解らない。リビアの前の国家元首が『大佐』であったのは有名だ。あれと同じような感覚なのだろうか?
 そして、第一書記という名前の肩書と共和国元帥という名前の肩書も新設され、それに就任したという体裁を取り繕っている。実態は先代のやっていたことと変わることがないらしい。基本的に個人商店のような国家経営である。社長が全部やっているのだ。

 シナ帝国と金氏朝鮮は考え方が異なるような処が国家の組織運営にあるように見える。習近平は全部に首を突っ込むことがないのは体が一つだと云う事を解っているのだろうし、あまりにも人の数が多すぎるからでもある。
 金氏朝鮮は、全部の事を知っておかねばならないと我慢できない病気があるのかもわからない。

 担当する部下を簡単に、結果も確認することなく殺すのは、そういう事情があるような気がする。


 名刺にある肩書は、判断を迷わすような事がたまにある。例えば『課長補佐』と『次長心得』はどっちどのように偉いのか? すぐに解る人がいたとしてもその名刺を差し出す人の服装とかを見てからでないと判断がつかない時もあるかもわかりません。

 ソビエト最高会議議長と面談したのはシナ帝国共産党総書記である。その総書記より軍事委員会主席が偉いと総書記が言えばシナ帝国の政界が揺れる。楊尚昆主席の進退までも決めてしまう力がある。当時のシナ帝国はそれをあたりまえのものと見たわけだ。この様な社会にあって、民主化弾圧は当然のごとく起きた背景になっていますね。

 

投稿: 旗 | 2019年6月 5日 (水) 02時39分

  ≪互いに連関する世相…雑感≫
あの父親は、事務次官まで上り詰めた。不始末で引責辞任した。が‥不可思議なことに、大使に転じた≪世間的には偉い人≫…、
…だが‥、否、その立派な(?)キャリア故にこそ、≪問題の解決能力が皆無であった≫。更に、己が家庭内に抱える不都合な問題を、世間に対して≪隠蔽さえした≫。その問題隠蔽と問題の先送りが処世上の≪得意技≫であった。
⇒現役を引退し年老いても、≪身に染みついた悪癖≫は治らないらしい。行政やNPOなどに≪救いの手、問題解決の手≫を求めなかった。求る発想を封じた。問題の解決をさえ求めなかったから‥短絡的に計画的に殺した(のかも知れない)。
(蛇足)衝動的に殺す類の人物ではない。

≫ファミコンが市場投入から36年
⇒今やネットゲームをeSportsと言い替え(敗戦→終戦、全滅→玉砕の類)、子供の学習を阻害し、疲弊させ、いい歳した大人未満の餓鬼を量産する罠。子供を食い物にして儲けを謀む≪社会的悪魔≫が多いし~。
一部の集団が狙う≪カジノ解禁≫も全く同じ仕組みと仕掛けで、いい歳した大人未満を依存症患者に量産する罠。
⇒極東の島国の社会が劣化し続けるのも道理である。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年6月 5日 (水) 08時48分

  ≪安倍Monkey外交:お粗末な誇大広告≫
⇒そのお粗末さ貧弱さ故に、政治界隈の≪幇間≫らがはしゃいでいるのだろう。
①岡部直明:日本の重責 https://bit.ly/2QNNkMx 
②長谷川幸洋:かつてない大役 https://bit.ly/2QNy6az 
⇒♪アホ等氏すぎる♪。安倍Monkeyを神輿に担ぎ提灯を点け祭り上げてはしゃぐ丁稚猿やグ~ミンらに、騙されちゃいけませんよ。
⇒米国イランの仲裁にも≪汚い食指≫を延ばし目立つ謀みらしいが‥、そもそも、愚猿が”大海の鮫”に立ち向かう??…そんな見識も智慧もない。
安倍Monkey外交の所為で殺害された ♪後藤健二さん♪ を忘れちゃ駄目っ!!

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年6月 5日 (水) 10時15分

【EUの崩壊まで進む可能性があるかもわからない件について】

 我が国メデアの報道をしない自由のおかげで欧州で起きた政変劇が、周回遅れのような形で知ることになる。
 先週の月曜日にオーストリアの32歳の本当に若い首相が急に辞任したというニュースがあったのは知っていたが、何が原因なのかわからなかった。そして、ドイツのメルケル政権は、これが関係していないような格好だと思うが急激に求心力の低下があってこれまで続いていた長期政権が崩壊するような話になってきているのだそうだ。

 時事のニュース記事他を挙げておく。
『【ベルリン時事】オーストリア国民議会(下院、定数183)で27日、クルツ首相率いる内閣の不信任案が可決された。ロシアをめぐる醜聞で連立政権から追放された極右・自由党と、最大野党の中道左派・社民党が、不信任案に賛成した。
オーストリア、暫定内閣体制に=官職経験者らが閣僚就任

 クルツ氏の辞任後は、9月に行われる見通しの総選挙までは暫定首相が政権を率いることになり、政治空白が生じる。26日までの欧州議会選で反欧州連合(EU)勢力が伸長するなど不安定感が強まっている欧州政治に、一段の波乱要因が加わることになる。』

 このクルツ前首相という人はなんと1986年生まれの32歳で、政治家なのだが、現役の学生でもあるそうだ。その事情は詳しくないので不明である。彼が率いる国民党とハインツ=クリスティアン・シュトラーヒェという名前の49歳の自由党党首と2017年に協議を重ね連立政権を樹立する。ところが先月、この連立政権の副首相である。自由党党首のハインツ=クリスティアン・シュトラーヒェが関係する不正疑惑が発覚したことで連立が解消され、これによって、左派系政党から内閣不信任案の提出があって、この不正疑惑の張本人が裏切行為まで働き、不信任案の賛成に回ったおかげで首相は失職するという事態になったのだそうだ。この49歳の卑劣な政治家の不正の中身は金と女が絡む政治スキャンダルである。漫画の世界でもこれほど悪辣な政治家を描くは難しいと思うのであるが、現実にこういう政治家がいる事に驚いてしまいますね。しかも、この49歳の前副首相氏は未だ自由党の党首であり国会議員でもあるそうだ。彼等は何をすれば議員資格の剥奪があるのか解りませんね。複雑なシステムがあるのだろうとしか思えません。それはともかく、オーストリアの政変が独逸に影響があったわけではない。独逸は独逸でメルケル氏の年齢とともに続いてきた長期政権に陰りがあったのだ。このオーストリアの政変は、隣国の政変の衝撃とかを受けた雰囲気が影響しているだけなのかもわからないが、じわじわとメルケル氏の求心力低下に目に見えない影響力を及ぼしつつあるらしい。まあ、これ以外に、今まで表に出ていた難民問題とかドイツ銀行が抱える爆弾の事とか、或はシナ帝国の企業との関係に絡んだ米国との付き合いとかもメルケル氏の立場を危いものにしている。

 EU議会も英国の離脱問題で揺れていると云う事もある。英国は抜ける方向にあるのでドイツとフランスだけが支えなければいけなくなるわけだ。昨年までの『予測する』というレベルの話ではなく、いつから目に見える形でにどうなるのか? について考えなければならない問題になってしまっているわけである。
 そして国内の政治的な安定も揺れてきているという話もあるのだそうだ。

 きっかけは欧州議会での選挙にある。
『ドイツ連立与党の一角、社会民主党(SPD)のナーレス党首が3日、党首を辞任した。5月末の欧州議会選挙で歴史的大敗を喫したことへの責任を問う声が党内から高まっていた。ナーレス氏の辞任によりSPDの連立離脱が現実的になり、メルケル首相のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)との大連立政権が崩壊する危険性が高まっている。』

 これはヤフーにあった記事である。毎日伝聞社の記事だ。伝聞だけで成り立った記事だとすぐに解る。関係先に取材をしたような文章ではありませんね。欧州には特派員も置く力が既にないのかもわかりませんね。

 それはともかく、オーストリアの連立政権崩壊が影響を及ぼしたかのように誤解を受ける力が作用している。独逸とオーストリアは同時に何かが起きると怪しく見られる運命なのかもわかりません。EUまで大変なことになるだろう。


 東アジアも大変である。景気の後退が始まるようだ。シナ帝国のバブル崩壊が始まる。

 オリンピック終了までが勝負なのかもわかりませんね。その先は、かなり暗くなりそうで心配だ。

投稿: 旗 | 2019年6月 6日 (木) 01時30分

朝日:丸山穂高議員に糾弾決議案 与野党「議員の資格なし」、
6日の本会議で可決の見通し https://bit.ly/2KyrHPc  
⇒これが決議され、仮に「止むなく」とは云え議員を辞職すれば、
本人は認識できていないようだが、丸山穂高は男を上げる。餓鬼を卒業できるかも知れない。その一事だけは褒めても遣ろう。
⇒将来に向けて、極東の島国の国会に ♪佳い前例♪ になる。
≪人型の愚猿(テロリスト)とその取り巻き猿≫ら国会のxx議員どもを実質的に馘首or追放できる道を拓くかも知れない。
まあ、然し、有権者がぼーっと生きているのでは、悪くは容易くどこまでも変わり、佳くはなにも変わりはしないのだが‥。
⇒その功績は丸山穂高の名前と共に ♪憲政史上に♪ 燦然と輝くに違いない。その汚名が遺るかどうかは、今後の本人の研鑽と成熟etc如何だろう。此処でこそ、「自助、自己責任」が問われる。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年6月 6日 (木) 09時09分

    ≪愚見:好悪二つの人物評≫
①行天豊雄さん:MMTなど https://bit.ly/2IiOoV8  
今更ですが、行天豊雄さんと石破さんを初めとして、極東島国には稀有な「本物の見識や智性(注)」は、浮薄な流行や愚昧な主張に対して全く動じることがない。泰然自若として居れるのです禰。
(注)「”似非や偽物“に非ず」を含意。
⇒但し、こう指摘される現実(↓)が凡人には苛立たしい(笑)。
≫問題はこういう楽観的なシナリオは絶対実現しないのだと、エクス・アンテ(事前)に断言することが誰にもできないことにある。
⇒逆に、誰にも、”かも知れない運転”がどんなに厳しく警鐘を鳴らしても、≪その罠≫には絶対嵌るのだと、エクス・アンテ(事前)に断言することができないこと。
(実は、愚者は断言しているのですが‥キッパリ!とかw)

②CIGS理事堀井昭成 https://bit.ly/2HXOeUd 
(参考:米日財団理事:https://bit.ly/2JXlI79 )
≫偶々役員が通り掛り、PC導入が許可された。
≫私は既存秩序の破壊者だった
(因みに、これは過去形である。正直者なのか?(哀笑))
⇒♪アホ等氏すぎる♪。噴飯ものである。
この男は令和を手掛かりにして、従来とは180度真逆の自分になりたいらしい、…なれるらしい。PC導入という卑近なことで破壊者になれるらしい。然も、客観的にはどう診ても破壊者であり創造者はその役員である~。
ありそうもない話だが、仮に、予て福井俊彦理事長の爪の垢を悦んで呑んでいる場面があれば‥話は別だが‥。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年6月 6日 (木) 09時11分

【 令和元年5月頃から 面白かった動画 】

●政治・経済 (日銀当座預金が増えると、金利が低くなる仕組み /日銀当座預金の誤解が正されます。私も誤解してました。)

> 【経済討論】最終警告!亡国の消費増税[桜R1/5/25]


https://www.youtube.com/watch?v=BcbuxUBgJTY


> 令和元年5月21日 報道19|30 「MMT」経済理論とは?


https://www.youtube.com/watch?v=b8QQ7heIC4Q


> 西田昌司 決算委員会質問(2019.6.3)


https://www.youtube.com/watch?v=B53YuBChEig


> 「6月3日参議院決算委員会の質問解説」西田ビジョン特別編


https://www.youtube.com/watch?v=jZjxSoLVmQE

●技術 (日本は、宇宙産業で世界一になれる? / 宇宙産業における 北海道の地理的ポテンシャルとは? /北朝鮮のミサイルは なぜ、日本列島側を通過するのか? )


> 時事ニュースを堀江が忖度なしに斬りまくる!新企画がついに始動【NewsPicksコラボ】


https://www.youtube.com/watch?v=dwRzaYTWezY


●ゲーム (最近、ゲームが 映画化してますね。下手な映画より、ゲームの方が 面白い昨今。字幕付きなので、何気に英語の勉強になったりします。)

> Visiting Arthur & Building a House! | Red Dead Redemption 2 Pt. 37 | Marz Plays


https://www.youtube.com/watch?v=MwHFDZYlueY


●音楽 (結果として、夏に馴染む 選曲が多くなりました)

> 潮騒 山下達郎


https://www.youtube.com/watch?v=Nwznn2AJQko


> Illenium - Crashing (Lyrics) feat. Bahari


https://www.youtube.com/watch?v=Y28JxXmX1z8


> Rain | Beautiful Chill Mix


https://www.youtube.com/watch?v=qO1dxspsYn0


> Jay Alvarrez in South Pacific (Alexis Ren)


https://www.youtube.com/watch?v=-veTvuvjwYE


> The Weeknd - Often (Kavi Remix) (INFINITY BASS)


https://www.youtube.com/watch?v=vOn0lS0B3LY

投稿: ぴっぽー | 2019年6月 6日 (木) 22時07分

【 引きこもり = 犯罪予備軍 】としないために

> 【引きこもり=犯罪予備軍】誤解と偏見を解く5月31日

https://www.youtube.com/watch?v=4o_wrTCkIN0

--


私、実は 上記の紹介動画 見てないが タイトルが気に入ったので 紹介しました。

【 引きこもり = 犯罪予備軍 】

これは、一見 正論にも思えるが 考えが古いし


だからこそ、親のしつけ/体罰込みが 必要だと思う。


俺はやったこと無いが 今のご時勢、引きこもりは 最高だと思う。

なぜか?


ネット環境があるという前提だが、


家の中で引きこもって 好きなだけ 独学できる。

独学で、イラストレータにもなれる。 プログラマにもなれる。


只、有る程度 独学でスキルを磨いた後は 己の作品を片手に面接を受けて、就職し、


会社業務を通した より広範囲で深遠な スキルを身につけるべきだと思う。

親は 子供が 【 引きこもり = 犯罪予備軍 】とならぬように、

諭し導く力と、 必要であれば しばき倒す力が 必要だと思う。

大きくなった息子に 立ち向かうのは、父親といえど気後れするかもしれない。

しかし、ひるんではいけない。

それが、父親の威厳というものだろう。 子供には伝わるものだ。

とはいえ、本当の引きこもりというのは 病気という甘えを許容してきた結果なのだろうか?

最終的には、社会との接点をどう作るかだと 思うのだが。

投稿: ぴっぽー | 2019年6月 6日 (木) 22時27分

     ≪正しいが、間違いである≫
沙鴎一歩さん:川崎市の児童ら20人殺傷事件 https://president.jp/articles/-/28908 
①≫「一人で死ねばいい」という感情的な思考は余りにも単純で、引き籠りなどで悩んでいる人を更に苦しませるだけだろう。
⇒沙鴎一歩さんはその筆名の軽やかさとは裏腹にw、真面で深い思考力の持ち主らしい。因みに沙鴎とは「砂浜の鴎」の意らしい。
⇒以前にも同じ趣旨で書き込みましたが、なんの前提や状況設定もなく単に「一人で死ねばいい」と言うことも、また一句加えて「二十人を殺傷するくらいなら、自分一人で死ねばいい」と言うことも正しいのだが、感情的で短絡の罠に嵌っているから肝腎の問題解決には全く繋がらない点で、間違いであり大きな過ちでもある。
②≫川崎の事件を契機に「心の教育、犯罪を生まない社会、命の大切さ、社会正義」を改めて考え、議論すべきだと思う
⇒この文章の前段の切り込みが、彼or彼女が「真面で広い思考力の持ち主」である証しである。特に、東京新聞に触発感化されたのだとしても♪社会正義♪を求めた点が素晴らしい。
⇒但し、欲を言えば、①の末尾を♪…だけだ!♪の断言ではなく ≪…だろう≫と曖昧さを遺した点と、②の末尾を♪行動するべきだ♪ ではなく≪議論≫に留めた点に(いつまで小田原評定やる積り?)、危機意識と踏み込みの不足が診て取れる。社会正義の劣化を止めるのは ≪既に待ったなし!≫ の危機的儒教なのだから。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2019年6月 7日 (金) 09時05分

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