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2021年2月 5日 (金)

獣医学系の知見など

 石破 茂 です。
 自民党、公明党の衆院議員4人が午後8時以降も銀座のクラブを「訪問」していた問題で、公明党議員は議員辞職、自民党の3議員は自民党離党ということになりました。
 後輩議員を庇うためであったとしても(それ自体は「兄貴分としての思い遣り」や「男気の発露」なのでしょうが)、国民に対して「一人で行っていた」との虚偽の説明をしてしまったことは、我々としても率直にお詫びしなければなりません。また、国会運営を切り回す国会対策委員会は体育会的・同志的な繋がりが強く、若手の側に「先輩議員との付き合いを疎かには出来ない」という思いがあったことは想像に難くありませんが、それは内輪の理屈であって何を言っても言い訳にしか聞こえないことをよく承知しております。
 我々は国民に辛くて苦しいお願いをしている立場として、自らを律していかねばならない、ということです。私自身のことも含め、主権者である国民に対する怖れの気持ちをもう一度思い起こさねばならないと痛感しております。
 離党勧告は自民党内では除名に次ぐ厳しい対応で、これを受諾して三氏は無所属となり、政党中心で設計されている現行制度の下での政治活動や選挙活動に多大な制約が課されることになります。
 これで十分ではない、議員を辞職すべきだというご意見も当然あるでしょうが、行為と量刑の均衡、可罰的違法性の理論など、学生時代の刑法総論や刑事政策の時間に習ったことを思い出しました。

 新型コロナが我が国に入ってから一年、その間にこのウイルスの持つ特性についても随分と解明が進んだはずです。
 引き続き感染症第二類相当の扱いのままであること、緊急事態の宣言によるメリットとデメリットについても検証していかなくてはなりません。

 唐木英明・東京大学名誉教授や宮沢孝幸・京都大学准教授などの獣医学系のウイルス学者から傾聴すべき意見が表明されています。
 「新型コロナウイルスの多くは獣医が研究をしている」「ウイルス自体が人を殺すのではなく、ウイルスが引き金となって、基礎疾患を持つ方々の症状を悪化させ、あるいは死に至らしめるのであって、若者や持病の無い人が過剰に心配する必要はない」(宮沢准教授)
 「評価の対象は、軽症者の多い『感染者数』ではなく『死亡者数』にすべきであり、医療対策は基礎疾患がある高齢者の保護に集中すべき。このような選択と集中により多くの人命を救うことが可能となり、国民はほぼ通常の生活を送ることができる」「病床不足の責任を認めず国民の自粛不足に転嫁してはいけない」(唐木名誉教授)
 これらの指摘には相当の説得力があります。
 未知のウイルスであるからこそ、感染症系、呼吸器系の医師の意見だけでなく、両氏のような獣医学系のウイルス学者の意見もメディアでも取り上げるべきではないかと思いますし、国会の議論でもこのような観点は殆ど取り上げられることがなかったのは残念なことでした。ちなみに、国家戦略特区として加計学園獣医学部が愛媛に新設されたのは、このような新種の感染症に対応するためでもあったので、是非とも今回その知見を活かしてもらえればと思います。

 議員も、メディアに登場する専門家も「新型コロナを甘く見るのか」とのバッシングを怖れます。厳しい意見を述べた方が個人的立場は安泰なのでしょうが、それが「正しく怖れる」ことには繋がらず、結局国民を守れないことになり、社会全体を停滞させ、納税者の長期的な利益に反する結果を招くとすれば、それはあってはならないことです。
 今週「コロナパンデミックは本当か?コロナ騒動の真相を探る」と題する本を出版社(日曜社)からお送りいただきました。著者であるスチャリット・バクディ博士とカリーナ・ライス教授はドイツの著名なウイルス学者・感染症学者で、ロックダウンという手段への疑問を提起した本書はドイツでベストセラーになっているそうです。新型コロナの状況が日本よりもはるかに厳しいドイツにおいてもこのような見解が示されていることは驚きで、何とか週末に読んでみたいと思っています。

 滋賀県守山市の方から、今回のコロナウイルスへの対応を、昭和20年7月20日付、佐藤尚武・駐ソ連日本大使の東郷外相宛「終戦意見電報」に擬えたご指摘を頂き、とても面白く拝読しました。佐藤大使がこのような電報を打ったことは知っていましたが、電文全体は今回初めて読みました。先人の英知と、今の世の中にも深い教養と見識を持たれた方が居られることに感謝するとともに、自分の知識の無さを恥じるばかりです。以下、一部引用させて頂きます。
【原文】 戦争終結ノ暁ニハ 国内各方面ニ徹底シタル改革ヲ施シ 一般政治ヲ民象化シ官僚ノ跋扈独善ヲ廃シテ 真ニ君民一如ノ実ヲ挙クルニ努ムルヲ要スヘク 又満州事変以前ヨリ 余リニモ外交ヲ軽侮シ 国際関係ニ無頓着ナリシコトカ 即チ今日ノ禍ヲ招キタル原因タリ
【擬文】 コロナ禍終結の暁には、国内医療体制各方面に徹底したる改革を施し、一部専門家と医師の跋扈独善を廃して、真に安心の医療の実を挙ぐるに努むるを要すべく、又昨春来、余りにも社会経済活動を軽侮し、一般国民の生業に無頓着なりしことが、即ち今日の禍を招きたる原因たり

 森喜朗・東京オリンピック・パラリンピック組織委員長の発言は、その場に出席していた人の中から諫言する人が誰も居らず、笑い声さえ起こっていたことが一番の問題だったのではないかと思います。今回の件は決して森委員長のためにも、日本のためにもならなかったのですが、もしその場に自分がいたなら諫言していたと断言出来ない自分の勇気の無さを恥じています。

 河井案里参院議員が辞職し、広島選挙区では補欠選挙ではなく再選挙が四月に行なわれることになりました。一昨年の選挙において、自民党本部はその総力を挙げて有権者に河井候補の支持を訴えたことの責任を負わなくてはなりません。党本部の徹底的な応援がなかったなら河合候補は絶対に当選していなかったはずであり、これも自民党が有権者に対して真摯な畏れの気持ちを持っているかが問われる問題です。

 今回は予算委員会の合間を見ながら少しずつ書いたため、いつも以上に脈絡のない構成となってしまったことをお詫び申し上げます。
 皆様ご健勝にて週末をお過ごしくださいませ。

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コメント

新型コロナは、基礎疾患を悪化させるのではなく、ウィルス自体がもたらす症状で病状を悪化させます。
ウィルス自体は1週間で消えても、症状が継続して重症化するリスクがあるのです。
若い人の入院者の10%が酸素吸入が必要という報告もあります。
仮に「若い人は感染しても大丈夫」であったとしても、若い感染者がどこで高齢者と接触するのか分かりません。
コロナにかかった高齢者は入院治療せずに放置するなら、完全に日常生活を取り戻す事は出来ますが、そうでない限り対策の継続は不可避です。

家畜は老いる前に屠殺されるので問題はないですが、それを人間にも適用しますか?

投稿: 軍師 | 2021年2月 5日 (金) 18時32分

【東京五輪「完全な形で実施」は何時撤回し謝罪したのか?】
 昨年、安倍前総理は、東京オリンピック・パラリンピックを1年延期することを「完全な形で実施」するためにとし、国民に理解を求めました。
 現在は、森会長から「新型コロナウイルスがどうであろうと、必ずやり抜く」などのメッセージが発信されています。何時「完全な形で実施」を撤回し、国民に謝罪し理解を求めたのか、分かりません。どんな形で実施するかを議論する前に、撤回と謝罪を第1にやるべきです。そうでなければ、信義則に反する行為になります。
 「完全な形で実施」をなし崩し的に消し去る作業は、早くも昨年6月に当時の菅官房長官記者会見で始まりました。菅官房長官は「世界のアスリートが万全のコンディションでプレーを行い、観客の皆さんにとっても安全・安心な大会、すなわち『完全な形』で実施」(2020年06月12日JIJI.COM)と述べ、「完全な形」とは「安全・安心な大会」のことなのだと、言いくるめる作戦にでました。恐らくこの時点で、1年ではパンデミックが収まらない事態を、想定していたのでしょう。
 昨年10月の菅総理の所信表明演説では、もはや「完全な形で実施」には言及せず、「安全・安心な大会を実現する」とだけ述べ、「完全な形で実施」の言い換え作業が達成したかに見えました。
 しかし、1月の菅総理の施政方針演説では、とうとう「安全・安心な大会」にすら言及せず、「世界中に希望と勇気をお届けできる大会」と、前提が分からない謎の表現に逃げました。「安全・安心な大会」も放り投げ、完全な形で「完全な形で実施」の約束が無かったかのように工作しました。
 私は、一刻も早く東京オリンピック・パラリンピックの中止を決め、人的、物的リソースを、コロナ対策に傾注すべきだ、との立場です。仮に東京オリパラを実施することが国益上不可欠であるとするなら、「完全な形で実施」の約束を誤魔化すようなことをせず、率直に謝罪し、国民の理解を求める努力から始めるべきです。菅総理や森会長の東京オリパラを巡る現在の言動は、道徳心の欠片も見られない、卑怯な振る舞いです。

投稿: 平山茂 | 2021年2月 5日 (金) 18時33分

石破先生へ


表題(目次)アメリカだよりが許されないバイデン時代からの日本の安全保障
 1月20日バイデン大統領就任以来、次第に、バイデン政権の対中、対ロ、対アジア安全保障政策の輪郭があらわれてきました。
 今週は、バイデン政権の成立で、より顕著になった、米国の対外安全保障施策の方向性から、我が国になげかけられている、国家の独自施策のあり様の一端を考察してみたいと思います。
 そこで、今週のお題は、「アメリカだよりが許されないバイデン時代からの日本の安全保障」と致します。

(本文)
まずは、私のSNS投稿から。

日経新聞電子版
米、新STARTの5年延長目指す ロシアと協議へ
バイデン政権 北米 2021/1/22 7:37 (2021/1/22 8:28更新)

【ワシントン=中村亮】サキ米大統領報道官は21日の記者会見で、米ロの新戦略兵器削減条約(新START)について5年間の延長を目指す方針を明らかにした。ロシアも延長に前向きな姿勢を示しており、バイデン政権は期限切れの2月5日を控えてロシアとの協議を急ぐ。

サキ氏は「新STARTは安全保障上の米国の利益であると(バイデン)大統領は明確にしている」と指摘。新STARTが米ロ間で残る核軍縮の唯一の枠組みであることを踏まえ「戦略的安定に向けた頼みの綱だ」と評価した。ブリンケン次期国務長官は19日の指名公聴会で、条約延長を目指す方針を示したが具体的な延長期間には触れていなかった。

新STARTは戦略核弾頭に加え、戦略爆撃機や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の配備数を制限している。失効すると約50年ぶりに米ロの核軍縮の枠組みが消滅し、中国を加えた軍拡競争に拍車がかかるとの懸念が出ている。

一方でサキ氏によると、バイデン氏はロシアをめぐり①米連邦政府機関への大規模なサイバー攻撃②2020年の米大統領選への介入③ロシア反体制派指導者に対する化学兵器使用④アフガニスタンでの米兵殺害に報奨金を設けた疑惑――について徹底的に調査するよう情報機関に指示した。

バイデン政権は対ロシア政策で、新START延長について協力を探りつつも、不正疑惑に対抗措置を講じる硬軟両様の構えを見せた。トランプ前政権下で悪化した米ロ関係の「リセット」のハードルは高そうだ。

トランプ政権は新START延長の条件として、核弾頭保有数の制限に合意するようロシアに迫った。制限をめぐる米ロ双方の順守状況を調べる検証手法について溝が埋まらず、新START延長の行方が不透明なまま政権交代を迎えた。
//
バイデン政権の、米軍軍縮方向の確度は強まった。

対中戦略では、米国1国主義を取らず、同盟国との共同歩調で、対中包囲網を作る戦略としている。

その実、米国の軍事力の軍縮方向と対中包囲を両立させるためには、特に、日本の防衛力、それも、対中戦略上の力の拡大が、バイデンの戦略には必須だろう。

それは、つまり、米国も、日本の長射程ミサイル構想を承認して、後押しする姿勢で、技術的な最新鋭兵器の共同開発や、実際の、日本が配備する、各種の長射程ミサイルの数的な必要性も、日米間で、詰めつつあるのではないか?と思う。

当然、時期的な前倒しのより推進は、火が付くように要求してくると思う。

つまり、必要最低限なのは、日本の内地から「北京まで届く」「対艦」ミサイルと、中国海軍をほぼ壊滅できるだけの、数が揃った対艦ミサイルの開発、配備が、絶対条件なのであろう。

それに、着手する段階で、米国は、対日で、貿易や金融での友好的契約、環境保護施策の共同歩調、そして喫緊の対新型コロナ対策に関する便宜供与、5G、事後の6G等に関わる技術面の相互保障、知財関係の対中強硬歩調、拉致問題等に関する人倫尊重と協力関係の約束、などを結べる関係になろうとするのだろう。

つまり、トランプ政権時より、対中関係では、厳しくならざるを得ない形になるのだろう。

実際、中国との関係は、一時的に悪化する可能性が高いが、中国側の経済の膠着化により、中国が、防勢転換して、対外的侵攻思想を経済面だけにする方針転換がおこれば、
 日中関係は良好さを取り戻すと思う。

  その大前提が、米国の支援を受けた日本と中国の軍事的相互確証破壊の確立であることは、言うまでもないことだろう。
(記)

//
上記は、私の勝手な認識を基に書いたが、実際、日本の国の中には、米国による長期の平和期間に慣れ過ぎたためにできた、国家間の、盲目的な楽観論と右寄り論者を狼少年としかとらえない、不注意な認識が極度に国民世論に根付き、それが政治の一端を揺るがせにし続けている、不都合な真実がある。

 17年~18年頃、北朝鮮のミサイル危機があった時、一部情報筋によると、安倍政権は、金正恩の個人資金に数千億円の上納を行い、日本国内の主要な経済基盤に対する核攻撃を避ける様に、外交の地下水脈から北に泣きついていたとする噂を聞いたことがある。

 これは、国内北系統のパチンコ業者や反社会分子の薬剤ルート、偽札、北系在日の献金等の国内の闇資金に繋がるものであり、実際対ロシア領土交渉様に送られた対ロ経済支援資金もロシア内の北系労働者の賃金として、水爆やICBMを北が開発、あるいは情報搾取する資金源となってきたものと同様な、北への裏間口として使われてきたものと感じている。

 当然、日本公安事案であるから詳しく知らないが、かなり、その様な非正規ルートを日本は多用してきたフシがある。

 北の拉致被害者が返ってきた時、この種の闇ルートを使い、小泉純一郎元首相は、北に約1兆円以上貢いでおり、「米を上納した」というのは、完全な「隠語のカモフラージュ」と思われる。

 それが、北が早期に核武装するに至った主要な資金源となっていたのは、全く日本の安全保障にとって不都合極まりない真実だ。

 トランプ政権は、その様な闇ルートの資金還流の是非をある程度認めていたフシがある。

 なぜなら、日本国内でのカジノ構想がその様な日本の側面に、米国の収益も繋げるものだったからだ。

 そこで、バイデン政権になって、日本のこのような体質に異論が、米国から出ている様に感じる。

 以下のタイムライン記事をご覧ください!

 NHKニュース
コインチェック暗号資産流出事件 31人を検挙 190億円分交換か
2021年1月22日 11時14分

3年前、いわゆる仮想通貨=暗号資産の大手交換会社「コインチェック」から580億円相当の暗号資産が流出した事件で、警視庁はこのうちおよそ190億円分について、不正に流出したと知りながら別の暗号資産との交換に応じたとして合わせて31人を検挙しました。一方、流出そのものに関わった人物の特定には至っていないということです。


(以下、YAHOO ニュース)
これに対して、米国の次期財務長官に指名されたイエレン氏は19日の議会公聴会で、、暗号資産(仮想通貨)に関わるマネーロンダリングやテロリストの利用等、犯罪に利用される点が課題だと指摘した。

 これを受けてバイデン米新政権が仮想通貨の規制を強める可能性が強まったとして、ビットコインが21日の取引で約10%程度も急落し、それにコインチェック暗号資産流出事件による検挙報道が追い打ちを掛けて、一時3万ドルの大台を下回ったとみられる。

//
「人物の特定はされていない」とされていますが、証拠がある訳ではありませんが、多分に、日本か北朝鮮か米国か韓国か中国の政府内情報担当者案件(スパイ)の関与が濃厚な感じがします。つまり、たぶん、ワシントンの圧力で、表沙汰にできない面があるが、CIAからの情報提供で日本の警視庁が、トカゲのしっぽを切ったのでしょう。

トランプからバイデンに政権が変わったことと、関連性が濃厚で、もっと推測すると、金正恩の個人資金に繋がっている問題で、バイデンは、北に厳しく当たる前触れの様なものを感じます。

イエレン財務長官も、金融面に巣くう、北や中国やロシアの実力者の息の掛かった金融の化け物退治に乗り出すのでしょう。

危ない取引は、巻沿いになって、血のへどを吐くほどの悲劇になりかねないので、健全な世界にいる様にしましょう。

もしかすると、IRやカジノの話は、国内で立ち消えになる可能性さえ感じます。

関連する、与野党の政治家は、ご苦労さんといったところかもしれませんが?
(記)
//
つまり、米国民主党としての理念から、日本の裏資金に乗った、対北ルートの懐柔的な対応の許諾は、今後ワシントンの許すところではなくなるということだろう。
この点から、日本の対北安全保障のあり様が、より、正統派の、軍事均衡論的な対応が、米国の意志により強要されることになると思う。
今までは、日本の憲法9条の問題があり、暗に、自公政権側も、この種の闇ルートも許諾した様な懐柔策をとってきたが、今後は、実態のある抑止力、それも多分に、近い将来は、核武装化に向かって動いていかざるを得ない様な感じがする。
 何でかって?
 ミサイル防衛なんてこちらの被る人的犠牲者を数千万人から、数万人助ける程度しか効果が無いのがわかるからだ。
 いずれにしろ、これは、国家目標を救う大前提には決してならない。
 ただ、敵基地攻撃能力が具体的な核武装と一体化すれば、こちらの被る犠牲者は、現実問題として、ゼロになるであろうことは、普通の人には分かることだと思う。対中国でも!
 まだまだ、言いたいことは多々あるが、最後に、また、タイムライン投稿を1本ご覧あれ。
日経電子版「対中国、戦略的競争と忍耐で」 米大統領報道官
バイデン政権 Think! 北米 2021/1/26 7:06 (2021/1/26 9:03更新)
【ワシントン=永沢毅】サキ米大統領報道官は25日の記者会見で、対中国政策について「中国への対応は過去数カ月と同じだ」と語り、トランプ前政権が打ち出した強硬路線は当面維持する考えを示した。そのうえで「私たちは中国と激しい競争をしている。中国との戦略的競争は21世紀を決定づける特徴だ」と述べた。
サキ氏は中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が世界経済フォーラムの講演で米国との協調を訴えたことは米国の対中姿勢に影響を与えるかを問われ「それはない」と明言。「中国はこの数年、国内でますます強権的になり、対外的な主張を強めている。中国は米国の安全保障、繁栄、価値観に挑戦しており、新しいアプローチが必要だ」と述べた。
トランプ前政権の「米国第一」路線を転換し、同盟国との協調を通じて対処する方針を重ねて示した。同時に「いくらかの戦略的忍耐を持ちながら臨みたい」と述べた。サキ氏の一連の発言は超党派で合意のある対中強硬路線は維持しながらも、その手法は転換する方針を示したものだ。サキ氏はこれから同盟国や議会と対中政策を協議したり、これまでの政策を検証したりする方針を明らかにした。
「戦略的忍耐」はオバマ元政権が用いた対北朝鮮政策のキーワード。北朝鮮が非核化に向けた具体的な取り組みに動くまで交渉には応じない姿勢を意味した。これは北朝鮮に核開発を進展させる時間を与えるだけに終わった。サキ氏は当時、国務省報道官を務めていた。
//
「戦略的忍耐」とは、悪く言えば、対中関係で、「何もしない」ことであり、嘗ての対北朝鮮の時と同様、敵に「抵抗力、攻撃力」を養う時間的猶予を与えてしまうことになる。
キャンベル、インド太平洋調整官の指針は、米軍の日本等への集中配備を解消して、東南アジア、インド方面への分散配置を行い、中国からの第一撃に対して、米軍の被害を軽減するものである。
そして、バイデン政権の外交、安全保障の要となる彼の指針は、同盟国への独自防衛力の強化と米軍軍縮を行い、同盟国から要望があれば、例えば、日本に米軍の核弾頭付中距離弾道弾を売って、中国からの日本への核の脅威を軽減させる。
かつ、米国の直接的負担は、どんどん軽減して、経済方面の再生につなげる、というものであり、トランプ政権までの米国の方針とことなり、自民党へは、完全な塩対応になる。
勿論、日米安保条約の5条から尖閣への防衛義務は言っているが、それは、全力、フルスケールでの防衛義務ではなく、通信、偵察、電子情報支援を例えばAWACS1機だけの支援で行う程度になる可能性は十分にあり、そこの防衛を行うのが、自衛隊主力となるのは、間違いないだろう。
あるいは、中国側が、台湾侵攻を含め、核の使用を全面に立てて、攻勢してくるのには、流石に、攻撃型原潜等の支援で、対応する可能性もあると思う。
いずれにしろ、特に、国家の存亡というシリアスな問題を、今後、日本は自国の実力で解決せざるを得ない事態になっていくことは確かであり、「北京まで届く、長射程対艦ミサイルの開発配備」を今後、超特急化せざるを得ないのは、バイデン政権の成立が決定していることだろう。

個人的には、多分、数万から数十万、もしかしたら数百万、最悪数千万の犠牲者と沖縄の喪失で、核武装化への覚醒が対中での衝突過程で、今後10年以内に起こることを、なんとなく予感している。
(記)

投稿: 山口達夫 | 2021年2月 5日 (金) 19時41分

石破閣下

ポンコツモデラーのポンコツコメントです。

 慣習などは権力が絡むと動かし難いことのいい例が「後輩庇い」になったのではないでしょうか。暗黙の了解と圧力は森元総理の例でも働いたのでしょう。ことの本質から政治家だけの問題ではないので、批判は空々しさを含んでいます。高齢者への配慮を逆手に取って忖度を強いることがまかり通る、そのことを批判すると分別に欠けると見なされてしまうという構造を自覚しないといつまでも続くでしょう。たしかに抗いがたいです。
 新型コロナは脳内にウイルスが感染を広げ、回復後にも長期に影響を及ぼす「おそれ」がある新型の疾病と考えられるので、残念ですが獣医系の見解はすこしこの新型コロナには当てはまり難いと思います。そもそもウイルスの感染におけるカラクリが判明出来れば、ノーベル賞ものだと言われるぐらい難解なのです。医学的にさじを投げていて、物理系が拾っているというのが現状です。分子間情報ネットワーク理論によって予測される全く異次元の疾病です。今後さらに悪性化して世界で暴れまくるでしょう。幸いに日本ではそれほどでもありません。それも予測されたことですが、だからと言って軽視してはいけません。そんなことをすると、日本人の行くところ感染症を広げて回るということに成ります。
 キツイ表現をさせてもらうと、感染対策として「感染」「感染のおそれ」あるものを殺処分する以外には、消毒液を振りまくぐらいの対策と経験で、規制を緩める提言が出てくることに驚きを禁じ得ないです。養鶏場などは最初からロックダウンしているのであって、それでも次々に感染が広まるのですから、交通が無くなることのない人間社会では目も当てられない感染が起きることは獣医系なら経験で分かっているはずです。素人目にもどうかしている。この疾病は、自然環境の軋みの中から生まれたゴジラみたいな存在であり、第2、3弾が潜んで居ることも考慮しておくべきと考えます。
 「パンドラの箱が開いた」ことから目を背けたくなるのは分かりますが、政治的に影響力のある人物を巻き込むのはどうかなと・・・注意が必要です。乱文・乱筆お許しください。

投稿: 野村嘉則 | 2021年2月 5日 (金) 21時40分

はじめまして。

福岡県在住の社会福祉士で木村と申します。

石破さんに総理大臣になって欲しいと願っていましたが、先の総裁選は残念でなりませんでした。私は、政治を見聞きするのは好きですが、良く理解しているか?という部分では、かなり劣っていると思います。

こんな私が何故、石破さんを応援していたのか?多分、時々拝見するブログに高い見識と謙虚さを感じていたからだと思います。

今回、獣医学の観点の考察も必要ではとのお話、とても嬉しかったです。

私は、高齢者施設で働いています。未知のウイルスの中、昨年の緊急事態宣言で小学生と中学生の娘を家に留守番させ、出勤することが辛くてなりませんでした。しかし、施設の高齢者も職員もその家族達もぜーたい!守る!と固く心に決めていました。

もちろん、私も子供達も生きたい!そう思えば、思う程、苦しくて夜寝られない日がありました。

そんな時、京都大学の宮沢孝幸准教授のTwitterのメッセージを知りました。敵を知る!私でも分かる語りかけるような勢いのある文章で、ウイルス感染予防策を発表されていました。私は、すぐに大きな字で書き写して、家のトイレに貼りました。
職場にも分かった情報をまとめて、対策マニュアルにして、宮沢さんのメッセージも入れて配りました。

医師や看護師が今、ギリギリの所で踏ん張っているのは、私達も身近に感じます。病院の職員も私達、施設職員もgo toどころでは無かったのです。

絶対ウイルスを施設に入れない!遮断する!自分が媒介にならない!これで、必死でした。今もです。

でも、宮沢さんの様にちゃんと敵を知って、如何なる人も生きていける術を示して下さっているのもとてもとても貴重です。逆風の中での発信は辛い時もおありになったと思います。

私達、医療福祉のものも居酒屋さん、お料理屋さんも全てが大切な命とエネルギーを持っています。それが、相手を知ることでもっと上手く機能するといいなと思います。

話は飛びますが、田中角栄の100の言葉という本を仕事が行き詰まった時に時々読みます。石破さんのお父様のお話も確か載っていました。石破さんがお父様の病床の時、お父様から託されたお手紙、辞表?を角栄さんに持っていき、角栄さんが「立派だ」と仰った事、角栄さんがどんな敵対した相手にも敬意を表していた事など。

石破さんに是非ともまた、総裁選に出て欲しいです。様々な方面からの知識を今、必要なものに照らして、舵取り、采配をして欲しいなと思います。

長々と申し訳ありませんでした。
お身体に気をつけて、どうかこれからも発信を続けてください。

追伸、1つだけ、私がずっと感じていた事ですが、石破さんTwitterをすべきだと思います。いつも長文の石破さん、ブログやTwitterで是非、端的に発信をしてみていただけませんか?長文と短文、結論!意志!伝え方があると思います。
長文で、きれいな思いやりのある素敵な文章も好きですが、いつも長文を探して読むことは、ハードルが高いです。長文と短文を使い分けて、熱量が伝わる発信をお願いします!私達の先の方を是非、走って下さい!!応援しています!

厚かましくて失礼な文章、ごめんなさい。

投稿: 木村 美穂子 | 2021年2月 6日 (土) 00時21分

石破先生、お疲れ様です
●予算委員会、野党の答弁で、いろいろ与党議員の不祥事のことや総理の息子さんの話などの答弁を聞くと、最近の野党とマスコミは追求はするんだけど、本質がズレてしまって、ただ時間の無駄使いをしているような気もしてなりません。
失言癖で有名な森会長、だからといってもう今更この後に及んで辞任なんかさせられるとは思えません。
マスコミは、一部を切り取って、自分たちの都合の良いように脚色するので、最近では特に信用できません。また、最近、稚拙な質問、一度訊いたことをまた質問するといった具合で、いったいマスコミの記者の採用基準は何?といぶかしく思ってしまいます。

●アメリカのバイデン大統領の今日の演説に、同盟国との関係を大切にしたいと述べ、具体的に各国の国名を話していました。バイデン大統領は、ヨーロッパの名前から先に述べ、日本は後ろから3番目くらいでした。
それを聞いて昔のアメリカの態度に戻ったような気もしました。これからアジアを重視してやっていってくれるのかな?と若干心配です。特に東アジア圏はトランプ大統領は比較的よくやってくれたと思っています。
やはり菅総理の弱いのは外交でしょうか?バイデン大統領も大統領就任前はテンションが低かったですが、日本は総理も茂木外務大臣もあまりテンションが高いとは言えません。
外交ははじめが肝心。アメリカも4年後はまた共和党の大統領に戻るような気がしますが、尊大な武力を背景にしたアメリカに戻るのかと思うといささか嫌気もします。

●コロナで大変なのは、医療機関以上に、重症患者と、緊急事態宣言による害を受けた事業者です。
両者とも生命の危険度が高く、もうギリギリの状況です。
現在コロナの重症患者は、現在1日につき100人以上が死んでいるので、この1週間から10日で1000人以上もお亡くなりになっているのです。この認識が国民においても政府においても非常に薄いと思います。感染者よりも重症患者、死者数が重要なポイントとなってくるのです。
またコロナの後遺症は、日本人の健康に大きな悪影響をもたらします。若者たちの遺伝子が傷つけられ、健康な子孫が残せないと言うことにでもなれば未来にわたって、禍根を残します。
また事業者の困窮の度合いも相当ひどいものです。その事業のみでなく、関連した事業も相当の被害を受けています。これは将来日本の事業や経済に大きなダメージ打撃を与えることを思うと、緊急事態宣言も途中でストップすることも考慮して進める、事業者をテレビなどでケアして進めていくことも重要ではないでしょうか?
また、ワクチンはどうなっていくのか、日本においてまったくわかりません。
国産ワクチンを近いうちに生産してくれて、それが日本人に効くのなら一番良いのですが。

●今、国家も財政出動がものすごい金額だと思います。
世界的に見ても、日本はトップで、250%以上の財政出動だとワールドニュースかどこかのニュースで見ました。
事業者だけでなく、国もギリギリの状態でやっているとするならば、日本大丈夫か?と思わないではいられません。
政治家の方々には、そうした恐れに対する感性をもっと磨いて、決して油断することなく、正しい道へ国家を導いてほしいものです。それが我々日本人の子孫に伝えていかなければならないものだと思います。

投稿: 桃太郎 | 2021年2月 6日 (土) 02時16分

石破様
京都大学の宮沢孝幸氏は
PCR検査拡充の折、それは無意味で阻止せねばならぬと言う文脈の元
「検体に不純物を混ぜれば検査現場は混乱し、検査拡充を阻止できる」旨の内容のツイートをして炎上をした人物であることはご存知でしょうか?(ツイートは削除済みですが、画像記録として残されています)
「宮沢孝幸 テロ」でtwitterを検索すれば容易に発見できます。

また、「新型コロナ感染症のワクチンは効果がない」や、PCR検査のCt値に関して「PCR要陽性者は感染者ではない」などのデマ(国会で12月4日にやながせ議員が質問した内容をレクしたのは宮沢氏です)など、色々問題のある発現をされている人物です。
学術的にも間違った事を主張されていることは他の多くの専門家からも指摘されています。

それらの点を考慮に入れた上でコメントをされるのがよろしいかと存じます。

投稿: 藤原 | 2021年2月 6日 (土) 08時19分

唐木名誉教授のご指摘はすごく参考になります。このような専門家のご意見を検討しない政府の無策さには呆れるばかりです。
感染対策と経済の両立を目指すというのが昨年からの政府の方針、自民党の方針であると認識していますが、実現するための対策が検討されているとは思えません。GOTO を実施しても重傷者を助けるだけの医療体制、当然現在の医師や看護師の数では不足するのですが、を政府が構築していれば賞賛となったことでしょう。国民にお願いするとか頑張ってますというだけでは能力が疑われます。民間ではリスク管理手法はマネージャーやリーダーの必須のスキルですが、政府にはそういう人材がいらっしゃらないようです。
最近、一部の自民党議員もテレビ出演して自論のコロナ対策を語る方がいますが、残念ながら政府にも与党幹部にも届いていないように見受けられます。大事な意見を吸い上げられない、一部の与党幹部、残念ながら立ち回りだけでマネジメント能力がない、そういうリーダーの言いなりになる自民党であるなら、それは要らないと言われても仕方がないでしょう。
石渡さんもご自身の理想とか政治信条が実現できない党に拘泥しているように見えます。小泉さんのように党を壊せないなら小沢さんのように理想を実現できる場を作ることを模索すべきではないでしょうか。

投稿: 小野 耕司 | 2021年2月 6日 (土) 09時19分

国会議員の中で、いや、全ての「議員」の中で、いま何をすべきかを【歴史から学ぼう】といているのは、石破さんだけ。【2019に戻せるリーダー】は石破さんだけです‼️ 是非、国会で頑張って欲しい‼️ #指定感染症2類から5類へ

投稿: 団地親分 | 2021年2月 6日 (土) 10時02分

国会議員の中で、いや、全ての「議員」の中で、いま何をすべきかを【歴史から学ぼう】といているのは、石破さんだけ。【2019に戻せるリーダー】は石破さんだけです‼️ 是非、国会で頑張って欲しい‼️ #指定感染症2類から5類へ

投稿: 団地親分 | 2021年2月 6日 (土) 10時05分

こんにちは。
石破さんの様な日本の一流の政治家がスチャリット・バクディ博士の本に興味を示すことがとても嬉しいです。
石破さんさんの感想を早く聞きたいです。
メディアが作り上げた「コロナ禍」があっという間に終わるかも知れません。

投稿: ジェローム・シャントルウ | 2021年2月 6日 (土) 10時16分

   ≪惨めな喜劇≫
引用:国家戦略特区として加計学園獣医学部が・・是非とも今回その知見を活かしてもらえればと思います。
⇒あの設置当時の加計学園事件の首謀者共謀者などの顔振れとそこに隠された金銭的な思惑などを考えれば、現職の教育陣や学生たちには気の毒だが、、石破さんのこのご期待は ≪永劫を含めて当面の間はないもの強請り≫でしょう。
やゝ厳しい言い方をすれば ≪綺麗ごと≫ でしょう。国と愛媛県や今治市を合算した ≪数十億円の血税≫ をどぶに捨てたまま、善人は忘却する。その善人もその子孫も、将来の ≪その尻を拭う自分ら≫に気付くことはない。
その善人と、目論み通りカネを懐にし微笑む安倍愚猿や加計コータローらの愚図を重ねれば、悲劇と云うより≪惨めな喜劇≫ です。
蛇足:今の石破さんには今暫く「安息」が欠かせないのでしょう。

投稿: 黒山椒 無躇 | 2021年2月 6日 (土) 11時47分

いつも石破さんのブログで勉強と頭の整理をさせて頂いてます。ありがとうございます。
先生の今回の論点とコメント、素直に受け留められました。政治家の方のコメントに苛立ちを覚える毎日が続いていましたので、救われました。ありがとうございました。

二点だけ、感じたことを書かせてください。

先生はとても礼儀と常識のある行動を重んじられる方と認識しています。ですから、森委員長の発言についての部分で「もしその場に自分がいたなら諫言していたと断言出来ない自分の勇気の無さを恥じています。」とありますが、このご説明の背景は、森委員長がこれまで積み重ねてきた功績とか政治家として尊敬できる部分に対する石破先生の思いから…ではないでしょうか。先生だったら、その場ではなく、「別の形」「別の場所」で、森委員長に然るべき話をされるのだろうと思っています。

二点目は、「ヘルス・リテラシーなど」で書かれているお話です。先生は、「前回、一部の新聞や週刊誌などで報道されている「自民党内の政権離れ」を「不愉快の極み」と書いたところ様々な反応がありましたが、政治家は自分の決断や行動について、最後まで責任を持つべきだという極めて当然のことを申し上げたつもりです。」と書かれていますが、まだこの部分が咀嚼できません。「不愉快の極み」の対象は「自民党内の政権離れ」を巻き起こしている「政権」に対してと思って正しいですか?今の政権運営に対しては、一般常識で不可解な事が多過ぎます。先生が今回書いておられる松本議員や河井案里議員についてのお話もその一部。自民党青年局をはじめ、国民に期待されて選ばれた議員さん達が、「自分の決断や行動について、最後まで責任を持つべき」という先生と同じ考え方で行動をすれば、今の政権運営を正そうと行動されて然るべき。そういう認識でおります。

先生の変わらぬご活躍、応援しています。

追伸ですが…
秘書の追加募集とかされる様であれば、すぐ手を挙げたいと思っています。
しっかり勉強して、いい仕事をします!

投稿: 石破茂先生の第○秘書 | 2021年2月 6日 (土) 12時21分

石破議員、獣医学部の件啓発文をお書き頂き有り難う御座います。かけい学園の問題が、安倍氏の日頃の姿勢から問題が斜めに曲がってしまったこと、憤慨をしておりました。獣医学の大切さは国民が分かっていないともいます。ペットの医者では無いのです。国の食糧、病理の根幹を担っているのです。ある意味人の医学より大切だと思います。

投稿: Kumasegawa azusa | 2021年2月 6日 (土) 12時28分

石破様、こんにちは。新型コロナ感染が日本ではやり始めて一年が経ちました。日本では一年後にワクチンが打たれ始めますが、この一年後どのような日本になっているか想像すると面白いかもしれません。もし、ワクチンの効果が絶大で普通のインフルエンザや風邪のような病気になっていたら一番良いシナリオかもしれませんが、もし、別のウィルスや変異型がはやっていたら気がめいりそうです。なかなか以前のようなマスクの要らない生活に戻りませんが、もっと自由のある日常生活を夢見ながら一日一日を過ごしていければと思います。石破様期待しています。

投稿: hitomugi | 2021年2月 6日 (土) 14時49分

初めて知りました。大変役に立ちました、

投稿: 中野一男 | 2021年2月 6日 (土) 15時59分

過剰に煽るテレビメディア、そのテレビに出演する自称専門家、医者などが目立っていますが、本当に困窮している、疲弊している弱者の為に、真実を伝えようと奮闘しておられる専門家や医師が存在しています。真実には見向きもせず、大衆に迎合する政治家が大半ですね。石破さん、応援しておりますので頑張ってください!

投稿: urikani | 2021年2月 7日 (日) 00時11分

あなたが総理大臣になっていたらたくさんの人の命が救われたでしょう。

投稿: 播磨和明 | 2021年2月 7日 (日) 01時34分

石破さん、お疲れ様です。
日本を取り巻く様々な問題、山積しています。
コロナ、一体、コロナを収束させるという原理が成立するのでしょうか。
確かに経済を自粛させて、活動を低下させれば感染は減るのは当然のことですが、経済を元に戻せばコロナも戻ってしまう。
それでは収束にならない。
学者も意思も、そこのところをどうするかきちんと決断しなければ、コロナ対策にならないと考えます。

ワクチンが唯一の対策であるように言われていますが、若年者で、発症もせず、軽症で済んでしまうような患者に、ワクチンなど打たなくても抗体はできてしまうし、ワクチンの副反応を危惧するよりも簡単にすんでしまう。
それも議論の余地があるのではないでしょうか。

さて、政治家の不祥事です。

なんとも異様なのは、謝罪発言の何たるかを「弁えない」謝罪会見です。

何よりもそこが重要です。

ばれる嘘を平気で吐いて、それを周囲の誰もとがめようとしない。
夜中に、飲み屋に行って、一人で陳情を聞いたり意見交換するなどと言った段階で、自民党の幹部が、なぜ「そんな馬鹿なことを言うな」と咎めないのか。
差別発言で、その発言を聞いたときに、誰もそれを咎めなかったことが、世界の問題になっています。

政治観が、発言すべき時に発言する弁えがないことが、この国の問題です。

連帯して謝罪して、責任を引き受けるという政治が必要です。
その答えは、日本国が全ての賠償責任を行使して、オリンピックを返上することでしかないでしょう。

最早、この期に及んで、絶対に開催するなどという強弁は、オリンピックの権威を毀損するものでしかないでしょう。
それが、世界が築き上げてきた歴史です。

さて、本日のテレビでも、この国がワクチン更新国だと嘆く様子が放送されていました。
ワクチンに限らず、医療ベッドのコロナ対応が20%しかないなどの医療制度運用の後進国。
デジタル後進国、脱炭素後進国、性差罰後進国、あるいは世界の核兵器に対する反対する意図の後進国、
大学教育の後進国、社会資本投資の後進国、至るところのでこの国が世界からおいていかれてしまっています。

そのことの一つ一つに、政治が真摯に向き合って、一つ一つ具体的な解決していく手段を考えなければ、誰もできないのです。

その国家百年の計を語る政治家がいない。宰相が、理念を持って政治を語らない。議論もしないし、主張もしない。
弁えがない。
それがこの国の状況だと思いませんか。

投稿: かも | 2021年2月 7日 (日) 10時21分

【企業情報を勝手に開示した結果・・・・】


 韓国という国は官民ともに約束が守れないようだ。

 アップルが不快感をあらわにしたと云う事かもわからない。アップルの広報は何も言っていないが、態度に変化が見て取れる。

 2月2日のYahoo!の記事

『iPhoneのようにいずれ世はApple Carだらけになるのでしょうか?

Apple(アップル)が自社の電気自動車を開発中という噂がちらほら聞こえてきているのですが、韓国の自動車会社ヒュンダイがAppleと自動車作りのパートナシップを結ぶ計画をポロリしたようです。』
 
 嬉しかったのかもわからないが勝手にポロリしたと書かれる始末である。
 記事は
『ロイター通信によると、ヒュンダイが懸念を示しているのはAppleがデザインとマーケティングを担当、ヒュンダイは労力のいる製造のみというところのよう。ヒュンダイの幹部がロイター通信に「どのようにこの契約をするか、やるべきかやらぬべきかの判断に苦労しています。我々は他社のために車を製造する会社ではないからです。Appleと何かを作ることが必ず最高の結果をもたらすというわけではないですから」と語っているそうです。』

 天下のロイター通信の記者に現代自動車の幹部が得意気になって内情を暴露したと書いてある。ここから取材合戦が始まったようだ。

 韓国系メデアの朝鮮日報や中央日報の記事が5日まで続くのだ。そして米国CNBTVが続き、テレ朝が追いかけるという事態もある。

 『【ニューヨーク共同】米CNBCテレビは3日、アップルが電気自動車(EV)の生産で、韓国の現代自動車傘下の起亜自動車と提携する交渉が合意に近づいていると報じた。関係者の話として伝えた。アップルがソフトウエアを開発し、起亜に生産を委託。自動運転技術も搭載する。

 EVは環境対応車として米テスラが先行。世界の大手自動車メーカーも量産化を目指している。アップルがEVに参入すれば、巨大ITを含めた競争がさらに激しくなりそうだ。』

 『(ANN) IT大手のアップルが「アップルカー」の製造に向けて韓国の自動車メーカーと提携交渉を進めていて、合意間近だとアメリカメディアが報じました。

 CNBCは3日、アップルと韓国の起亜自動車がアップルブランドの車の製造に向けた提携交渉でまもなく合意すると伝えました。』

 同じ3日には起亜自動車を取材したロイターが、まだ契約もしていないのに投資金額の話をポロリとする。
 
 『[ソウル 3日 ロイター] - 韓国のニュースサイト「東亜ドットコム(donga.com)」によると、米アップルは韓国の自動車メーカー、起亜に36億ドルを投資する。

アップルの電気自動車(EV)を起亜のジョージア州工場で生産する。今月17日に契約に調印するという。情報源は明らかにしていない。』

 最後にある一行は起亜自動車の幹部の声だろう。「私が言ったとは書かないでくれ」が抜け落ちているような気がする。

 そして、6日に青天の霹靂のような記事が飛び出す。

 『米国Apple(アップル社)と韓国HYUNDAI(現代社)の電気自動車生産関連交渉が最近中断されたとBloomberg通信が6日、匿名の情報源を引用し報道した。

 通信によるとAppleとHYUNDAIの交渉がいつ再開されるか、又は再開の有無自体も不確実だという。

 Appleは極秘のアップルカープロジェクトを進行中だ。しかし、 HYUNDAI自動車側の関係者らの発言でマスコミに今回のプロジェクトが大きく露出されたことに対し、Appleは不快を表しているようだとBloombergは伝えた。』


  現代自動車の株は週明けに大暴落するのではないかという観測記事まで早速出ている。まあ、そういうこった。

 箝口令が出来ない国だと思ったほうが早いのかもわからない。嬉し過ぎてロイターの記者を勝手に呼んでしまったようだ。2日から6日に至る転落は、例えは誤解を与えるかもわからないが、まるでコロナ感染をした重症患者並みのスピードだ。僅か4日で、今回の話は中断にしてくれとなったようだ。

 アップルは慎重に動きたかった様だ。「箝口令」のお願いもあったかもわからない。ところが韓国は『合意』が苦手な人々である。アップルにして見れば最初のポロリがあったことで先のことに大きな不安が芽生えるものである。米国にはイーロンマスクの車もある。どこから漏れるにせよ米国という環境は厳しい。仕切り直しを考えねばならないだろう。

 フォードの記事もあった。これもロイターだ。

 『[上海 4日 ロイター] - 米フォード・モーターは4日、中国の衆泰汽車と計画していた電気自動車(EV)の合弁事業を打ち切ると発表した。

フォードは声明で、2017年と18年の衆泰汽車との合意以降、中国のEV業界と政府の政策は大きく変化したと指摘した。ただ、合弁打ち切りの具体的な理由は明らかにしていない。』

 米国の強烈な対シナ帝国政策の転換がこの場合大きな理由になるのかもわからない。それで云えば、韓国はシナ帝国に追従する国である。世界中でただ一国、習近平の訪韓を希望している国でもある。先のことを考えると恐ろしいことになるかもわからない。アップルもまた韓国がレッドチームになると思ったから逃げようとしているという事も考えられる。可能性は少なくない。

 まあ、大変なことだ。黙っていてくれと言う約束不履行ならば中止という事になるのか?

 案外これかもわかりませんね。韓国は約束を守らない文化が根付いている国だ。

投稿: 旗 | 2021年2月 7日 (日) 14時26分

>もしその場に自分がいたなら諫言していたと断言出来ない自分の勇気の無さを恥じています。
いえいえ、あのフグ会食の一件があったすぐ後なのですから、
なおさら、ダメなことはダメだと言える石破さんであって欲しいのです。

投稿: pic | 2021年2月 7日 (日) 17時05分

石破茂先生、人間は最後に物申すのは誠意です、説得される方も説得する方も人間だものICTの時代に個人データを誠実な人で無ければ扱って欲しく無いです、都合の良い様に改ざんや廃棄されたら耐えられません、石破先生の様に真面目な人でなければ、そう思っています、将来の日本をお願いします

投稿: 高埜寿一 | 2021年2月 7日 (日) 18時37分

日々の政務おつかれさまです。

投稿: 国防読者 | 2021年2月 7日 (日) 23時08分

【2月4日にあったという噂の売電文電話首脳会談、早速、売電が口にしなかった話が文在寅から勝手に出る始末】


  文在寅が、勝手にねじ込んだ造語に『アップグレード』という単語があるらしいが米国側資料にこれはどこにもない。こういう単語ばかりではなく、概念的な内容では「韓国側が一方的に「両首脳は韓日関係の改善と韓米日の協力が重要であることに共感した」などと発表しているが、米国側の発表にはこれに相当する記述は存在しない。」との指摘もある。そもそもこの米韓首脳会談が実現する前の日米首脳電話会談では、「日米韓3ヵ国連携」という文言は確認できない。韓国側の発表する文言はどうも盛る傾向がいつもあることは指摘されています。今回も、中央日報の記事によれば「韓国政府側の文書にある「70年にわたる同盟の深化」、「責任同盟」、「包括的戦略同盟」なる文言は、ホワイトハウス側には一切出て来ないのです。」
 電話会談内で登場しなかった文言の扱いについてどのような規定が外交慣例的な規則になっているのか解りませんが登場しなかった文言をあったことにして自国民向けの報告にしていいのかと云う事になります。これは簡単に言えば「捏造」或は「でっち上げ」ということになる。恐ろしいのは売電大統領が全く触れていないない内容が韓国側の報道文にあるという現象だ。
 こういうことを丁寧に発掘したサイトに登場した文章には驚きます。

 「「文在寅大統領は、韓米が韓半島の非核化と恒久的な平和定着を進展させるために共同努力をしていくべきだとしました。バイデン大統領は韓半島問題の解決のおもな当事国である韓国側の努力を評価し、韓国と同じ立場が重要であるとして、韓国との共通目標のために緊密に協力していくだろうとしました。両首脳は、なるべく早急に包括的な対北朝鮮戦略を一緒に設けていく必要がある点で認識を共にしました。」出典『新宿会計士の政治経済評論」

 これなどはそれに呼応する英文が一行しかないことを発見して、どんなに長く意訳しても売電が文在寅の立場を賛美する内容にして読むにはかなり無理があると述べておられる。その呼応する英文と云うのが

『The two leaders agreed to closely coordinate on the Democratic People’s Republic of Korea』

 此れなのだそうだ。彼等は盛るのが好きなのだと思うしかない。それで信頼を失っている。そして、登場しなかった話を勝手にでっち上げているようなのだ。

 「さらに、両首脳は、日韓関係の改善と韓米日協力が域内の平和と繁栄に重要であることに共感しました。」

 これはホワイトハウス側の報道文に呼応する文言さえない様だ。つまり完全なでっち上げというしかない。なぜそう云う事をするのだろう。なかった文言をあったかのように利用する時がやがて来ると思っているのかもわからない。用意周到な嘘つきである。韓国側資料という扱いなら売電も同じことを言ったのだろうと解釈される。しかし、それがでっち上げとするには米国側資料と突き合わせをしないと解らない。その場で韓国側しかなければ売電も同じ内容のことを口にしたと利用するわけだ。手の込んだ詐欺である。

 既成事実化に利用する。韓国は信頼されない。米国側資料と突き合わせる人が出た時に発覚する。未来永劫記録は残る。なぜ言ってもいない内容を勝手に載せるのかと云う事になります。文書の意味が分かればそこに改竄があると見透かされますね。韓国人にとっては、残念な話である。

 わずか32分の会談でも利用しようとするわけだ。彼等と対話することにさえ用心しないといけなくなります。先のことを考えない人々は恐ろしい。

投稿: 旗 | 2021年2月 8日 (月) 01時31分

【森会長の発言を巡って】


 読売の記事から
『読売新聞社が5~7日に実施した全国世論調査で、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言したことについて、「問題がある」との回答は「大いに」63%、「多少は」28%を合わせて91%に上った。「大いに」を男女別にみると、女性が67%で、男性の59%を上回った。

 緊急事態宣言の中、与党の国会議員が東京・銀座のクラブに深夜まで滞在していたことを「問題がある」とした人は、「大いに」79%、「多少は」16%を合わせて95%に達した。』

 共同通信は

『 共同通信社が6、7両日に実施した全国電話世論調査によると、女性蔑視発言をした東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長に関し、会長として「適任とは思わない」との回答が59.9%に上った。「適任と思う」6.8%、「どちらとも言えない」32.8%だった。菅内閣の支持率は38.8%で前回1月調査から2.5ポイント続落し、初めて40%を割り込んだ。不支持率は3.1ポイント増の45.9%となった。』

 まあ、この人は昔から考えて言葉を選んで発言をすると云う習慣がなかった人だ。

 この程度のことは普通に言っていたような気がする。自分の発言のどこがおかしいのか解っていないのだろう。そして、自分がいないと始まらないと勝手に思っている人である。ラグビーの成功で引退しておればよかったのにと思うばかりだ。多くの人々もそう思ったような気がしますね。

 コロナによる自粛とかのイライラがこの発言をとらえて、この人に向かう事になったと思います。

 欲を出し過ぎ、ラグビーだけでやめておけばここまでボロカスに言われることだけはなかった。

  身を引く場面を読むのは難しいものだと思います。手遅れ感が酷いですね。

投稿: 旗 | 2021年2月 8日 (月) 01時55分

こんにちは。
コロナの感染者数が減少傾向にあるのは明るい兆しととらえつつ、オリンピックどうなるのかなと心配です。セレモニーだけ開催してほしいかなと思います。

投稿: くま | 2021年2月 8日 (月) 08時26分

石破先生

今晩は!!。
昨日まで、先週は日毎に暖かい日が続きましたが本日8日より急に冷え込み、まさに”早春賦”の歌の通り「春は名のみ風の寒さや」であります。
このような中、先生に於かれましては連日国会審議に臨まれ、大変お疲れ様であります。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の「国の将来を憂う」者であります。

さて、2月2日の節分の日に2月7日迄の期限とされていました10都府県に発出されました「緊急事態宣言」が、一ヶ月延長と発表されました。所が、前回第一回目の緊急事態宣言発出時同様、その延長が発表された日より少しづつ感染者数が減少傾向を見せ、早くも緊急事態宣言の解除論が各自治体の首長の間より出始めて居ります。
政府のコロナ対策分科会の尾身会長は「確かに減少傾向を見せているものの、ステージ3までではなく、限りなく各項目が2に近くなるまで様子を見守るべきである」と発表して居ります。
確かに10都府県とも人口10万人あたりの陽性者発生率、実行再生産数、病床使用率などは改善を見せているものの、重症者数は反対に増加の傾向を見せているからのようであります。
このように解除に向けた論調、或いは「新型コロナ感染症を通常のインフルエンザ同様2類より5類に下げるべきだ」との、世の中の論調をニュース番組で見るにつけても、「早まってはいけない!」と危惧する者であります。

多くの疫学専門家の中にも色々な意見があるものの、パンデミックの感染症対策の基本は「徹底した検査と感染者、非感染者の隔離であり、ワクチンと特効薬の開発」であります。
未だに検査が徹底されておらず、その理由の「医療関係者へ負担を掛け、医療崩壊につながる事を防ぐべき」と云う理由は本末転倒であります。
そうであれば何故中国のように感染者を収容するプレハブ病床の緊急増設、或いは民間病院の病床を使用出来るように仕組みを変えなかったであろうか?今の我が国は「何か一本筋が通った対策が取れていない」と思うのは小生のみでしょうか?

アメリカの医療専門家より、「コロナ感染症は接触感染のみならず、極小微粒子と化したコロナ菌が空気中に蔓延する事による、空気感染もあり得る」と発表されております。
コロナ菌の大きさは20~220mn(ナノメーター・・1nmは1メートルの10億分の1)ですが、空気中に蔓延するとは、その生活空間への人口密度にもよるようであります。
従って不要不急の街中への外出を避け人流を抑えれば、街中の人の多い空気中に蔓延した極小微粒子と化したコロナ菌を含む空気を吸い込む機会も減少するという事になり、経路不明の市中感染を抑える事が出来るというもののようであります。

新型コロナ菌は毒性が少ないとも云われ、普通のインフルエンザ風邪と比較してもインフルエンザのように毎年1000万人が罹患し、死者も1万人を下る事は無く、その比較に於いて新型コロナ感染症は2類ではなく5類で良いとの論調が多くあります。しかし感染力は比較にならない程強く、潜伏期間が長く、罹患しても症状が出なかったり、短い間に更に強力と化した変異株が出現するなど、始末の悪い特性をもって居ります。
これらの事を勘案すれば、緊急事態宣言の解除条件を策定することは良い事ながら、解除には特に慎重を期すべきものと考えます。

次に、JOC会長森喜朗会長の女性蔑視の発言が問題となり、世界中に非難の声が充満しております件であります。バッハ会長はこの問題を出来るだけ早く収束に向けたい様子と、世耕参議院幹事長は「森会長をもって余人に替え難し」との理由により、収束を図りたいようであります。
しかし、政治家としての長年の功績があるとはいえ、時代の流れ(風潮)が全く読めず、個人的に思う事は自由であるものの、自由に思った事を述べれば「失言」となってしまう事が少しも理解出来ないようであります。政治家の時も失言が多く、国内に於いて抑える事が出来ても、世界中よりオリンピック開催国の会長として不適格であると非難され続ければ、わが国日本は未だにこのような「女性蔑視の考え方を容認している国」として、国そのものが非難の対象となります。ここは更迭の上替えるべきではないでしょうか?。

次に公職選挙法違反により、河合杏里参議院議員の刑が確定し、議員資格を失効しました。しかし、昨年参議院議員に当選して以来夫の河合克之議員とともに、公職選挙法違反が問題となるや全く登院もせず、その間議員歳費も経費も含め約4200万円が支払われ、その返還はどうなるのでしょう?更に、1億5千万円にものぼる選挙費用は法定より大幅に支払った鶯嬢への経費、票の取りまとめ依頼の報酬2570万円などを差し引いても未だ億近くの資金が残っている筈であり、その使途の詳細は必ず公表されるべきであります。
政党助成金からの選挙資金と云っても、その多くは国民の税金からではありませんか?「議員本人の自らの責任に於いて身を処すべきである」と云うだけではなく、河合杏里議員をあれほど強力に応援していた安倍前総理、菅現総理の責任は一体どうやって国民が納得いくように行われると云うのでしょう!!??

この様な事をいつまでも頬被りを続けていれば、自民党そのものが更に国民の支持がなくなり、またぞろ野党に転落するのではありませんか?
まさにブログのスローガンに則り『立て直す。日本を、地域を、自民党を!』を実現すべく、何としても石破先生の政権を一早く期待するものであります。その為には「是々非々」の提言は必ず行って頂きたいものであります。

投稿: 桑本栄太郎 | 2021年2月 8日 (月) 20時10分


【 本能寺の変 真相を語る 】


知人宅にて、大河ドラマ 「麒麟がくる」を 途中から30分ほど拝見した。


「麒麟がくる」は、戦国時代好きには 興味深い大河ドラマとなった。


なぜならば、これまで脚光を浴びてなかった


織田信長の初期(尾張統一や美濃での勢力争い)の頃や、信長上京以前の京都の勢力図(三好長慶と将軍義輝の暗闘など)が


比較的、丁寧に描かれていたからだ。


これまで、ドラマや歴史の教科書等でも 全くの無視か、一行でスルーされていた箇所だが、


初期が 実は重要であり、美濃奪取後は破竹の勢いで 印象的な信長も、


実は、初期の尾張統一から 桶狭間での戦国デビューに至るまでは 長い年月をかけて苦労している。


(それを言えば、武田信玄もそう。 彼が追放した 父・信虎も実は 信玄飛躍の基盤を構築した 優れた武将である。

後のプロパガンダで、過剰なまでに悪人とされている。)


只、いかんせん 大河ドラマも 放送枠があるので、


信長が 将軍義昭が築いた包囲網との戦いのさまは、かなり非常に簡略化されている。


”信長包囲網”突破に 信長とその配下が苦心する様は それなりに見物だと思うのだが、


放送枠の関係からか かなり非常に簡略化され、本能寺の変へと至る 光秀の人間関係(信長は勿論、朝廷、室町幕府、秀吉、家康との関係)に焦点を当てた 物語構成になっていたと思う。


以上が、今回の大河に関する 大まかな感想だ。 あと、義昭役は 意外に秀逸だった。


--


話を本題に戻す。


私は ついに、閃いてしまった。 本能寺の変の真相を。

私は以前から、素朴な疑問を抱いていた。


1) 応援を信長に求めるほどの 大敵・毛利と対峙していた 秀吉の「大返し」が 速過ぎること。

大敵・毛利と 和睦して、さらに 大返し。

これは、事前に察知せねば 不可能な業。


2) 朝廷は、非常に家柄を重んじる。 にも拘らず、尾張の下層民の出自である 秀吉に対し、

四国討伐最中に、近衛前久の猶子となる裏技を用いて、関白の位を与えている。

つまり、下層民の出自である 秀吉と無縁に思える 朝廷との関係が 嫌に近しいのである。


--

大河では、途中から見たのだが、

たしか、光秀と近しい親交の 細川幽斎からの書で 秀吉は事前に本能寺の変を察知したとあるが、

これにヒントを得た。


只、大河の説は 不可解だ。 なぜ、細川幽斎が 秀吉に 本能寺の変を知らせる必要があるのか?

変後、光秀の要請を無視して、出家し ”無関係”を決め込んだ 細川幽斎である。

秀吉に 本能寺の変を わざわざ知らせるぐらいなら、信長に注進するのが先であろう。

光秀との関係を慮り、秀吉経由で 信長へ、本能寺の変を知らせることを 期待したのだろうか?


細川幽斎は、信長の取持ちで 息子の忠興と光秀の娘玉(ガラシャ)の婚儀が行われ、

その後、主に光秀の与力(加勢)として 各地を転戦。

変直前には、山城国長岡(西岡)一帯と丹後南半国 約11万石の大名にまで ”出世”している。

つまり、当たり前のことだが 彼は信長配下の武将であり、光秀との間には 主従関係はない。


--

つまり、本能寺の変は 朝廷が 織田政権との 朝廷取次役の一人であった 武将・光秀に”空気”を入れ、

光秀も、自分と同じく 途中入社組の秀吉と ”空気”の話を 事前に内々にして、変後の協力を得られる見込みを 得ていたのではあるまいか?


故に、従来説である

”変後に、光秀から 毛利へ 本能寺の変を知らせる密使が 誤って 秀吉の陣中に行き、

捕縛され 本能寺の変を 秀吉が知った。”

というのは、後に”信長の後継者”として 天下人となった 秀吉のプロパガンダだと 思われる。


「謀反人」の汚名を 光秀一人に 負わせたのだ。


真実は、本能寺の変に成功した 光秀が、協力を予定していた 秀吉に 変の成功と、自分への協力を再度、確認依頼する密使だったと 思われる。

つまり、秀吉も 朝廷と同じく、本能寺の変に 事前に噛んでいたのだ。


変を告げる密使は、誤って 秀吉陣中に行ったのではなく 最初から秀吉陣中に行く目的だったのだ。


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その後、変の知らせを受けて 細川幽斎は 出家したが、

秀吉は 毛利攻めで大軍を組織していたこともあり、この大軍を使って 光秀を打ち破り、

”信長の後継者”となろうとしたのでは ないだろうか?


もっと言えば、本能寺の変直後は 信長の遺体が 寺の焼失もあり 行方不明だった故、

信長が 本当に死んだのか 誰もが 疑心暗鬼だったと思う。


先走った行動をとり、仮に 信長が生存していた場合、逆に討伐されてしまうからだ。

故に、秀吉が 大返しで 光秀を討ちに行ったのは、


遺体が行方不明の信長が 死んでいようが、生きていようが どちらに転んでも

良い行いになると 踏んだからだ。


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最後に余談だが、秀吉の覇道を支えた 機動”集中”力 と 兵站能力。

これは、実に見事である。


秀吉は、通常は 「城攻め」ばかりが クローズアップされることが多いが、

機動”集中”力 と 兵站能力の卓越ぶりは もっと特筆されてよい!


織田家の重臣 柴田勝家との”賤ヶ岳の戦い”など 秀吉の機動”集中”戦の 最たるものであろう。

通常であれば、柴田勝家(北陸)と、滝川一益(伊勢)との間で身動きがとれず、挟撃されて粉砕される筈が、

北陸へと至る琵琶湖東岸を 陣城の強固さで時を稼ぎ(勝家を止め置き)、卓越した機動力で その間に伊勢方面に侵攻し、

更には 琵琶湖東岸の陣城に取って返すことで、相手に勝る大軍を”集中”投下・組織することに成功し、

(勝家は、北陸の上杉と和睦していたわけではなかったので、全勢力を秀吉との戦に傾注することができていなかった。)

相手の一穴を突いて、一気に粉砕する様は 見事である。


秀吉は、単に機動力に優れていただけではなく、これと見込んだ 特定戦線に対し、戦力を”集中投下”する様が 卓越している。

光秀との 山崎の合戦もそうである。


光秀も、勝家も 要は、”集中投下”された 秀吉の大軍の前に 敗れたのである。

なぜか?

光秀も、勝家も 決戦の場に、持てる戦力を 集中投下できなかったからだ。


そこは、集中投下できるように 外交で周辺を固めるなどの 外交手腕も必要となろうし、

機動力を発揮することで、集中投下した戦力を 特定の一か所の戦場で 持ち腐れないようにした様も 見事である。


まさに、短期決戦であり、

逆に言えば、相手が 長期戦を覚悟し、且つ 外交的に囲い込む様を演出した場合は 特に天下統一の基盤が不安定な初期は 苦労している。

なぜならば、一か所に 戦力を集中し続けた場合、他方が がら空きとなるからだ。

その象徴事例が、徳川家康との戦い(小牧・長久手の戦い)である。


小牧・長久手の戦いは 家康の機動戦に脚光が浴びているが

その前提として、家康は まず、信長の遺児 信雄を丸め込むことで、

本拠地・三河の前に、伊勢と美濃の緩衝地帯を構築することに成功し、且つ ”信長の後継者”という大義名分でも争う姿勢を見せた。


その後、実際の戦いでは 秀吉に劣らず 堅固な陣城を構築し 長期戦に備えた上で、

且つ 北陸の佐々や紀州の雑賀、四国の長宗我部と組んで 秀吉包囲網を構築している。


これは、まだ天下統一が道半ばの秀吉にとっては 不利と焦りを覚える 長期戦だった。

だが、小牧・長久手の戦いは 戦術(局地戦)では敗れたものの、戦略(大局)では政略手腕で この危機を脱し、

後の天下統一へと至る。


最後に、余談だが 賤ヶ岳の戦いにおける 柴田側の重臣・佐久間盛政が 私は好きである。

「鬼玄蕃」と渾名され、勇猛さが著名な武将とされているが、


彼の” 中入り策 ”は 実に見事である。

恐らくは もっと戦力を投じることができていれば、又 違った展開もあり得たかもしれない

と思わせる 勇猛さだけの武将ではない。


後に、”人たらし”で著名な秀吉が 盛政の武勇を買って 九州平定後に肥後一国を与えるので 家臣になれと強く誘ったそうだが、

信長、勝家に大恩があると 断り、処刑の道を選んだ由。

秀吉は盛政の説得を諦め、その心情を賞賛してせめて武士の名誉である切腹を命じたが、盛政は敗軍の将として処刑される事を望んだ由。

更には、秀吉は盛政の武辺を最後まで惜しみ、せめて武士らしく切腹させようと連行中に密かに短刀を渡す手配もしたが、盛政は拒否して従容と死に臨んだ由。

享年 30歳。 見事である。 やはり、覇道を支えた 織田軍には人物が いたのだなと。

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だいぶん、話がそれてしまったが、

あと 2つ(森さんの発言と アフターコロナの話)投稿予定です。

特に、後者は纏めるのに エネルギーを少し擁します。

メディアの日々の報道を見ると 日本には新型コロナ以外の重要事はないのかと 危惧を強く覚えます。


森さんの発言も、彼の認識を語っただけなのに、何で あんなに叩かれるのか?

メディアの”同調圧力”キャンペーンには 辟易します。


余談ですが、五輪を中止した場合、約3兆円の違約金が都市責任で発生する由。

故に、日本側からは 中止を持ち出せない由。

森さんの「どういう形であろうと必ずやる」という発言の裏には 色々な理由がありそうですね。


当然、中止の違約金が発生した場合、都民、国民の税金が投じられます。

やはり、東京五輪は 筋が悪かったのです。


この私なりの理由は 次回、述べる予定です。

投稿: ぴっぽー | 2021年2月 8日 (月) 22時55分

石破さんへ

いつも興味深く読ませて頂いております。
新型コロナウイルスは、時間軸でも考える必要があろうかと思います。

これは、まずこのウイルスがどんな性格を持っているのか、疫学的な知見と医療的な観点から短期的な対応としての数ヶ月から数年、ワクチンや治療薬、新たな社会環境を実現するための数年から数十年、ウイルスと人類という生物学的な視点からの数百年以上と、時間軸によって、その考え方、対応は大きく変わると思っています。

最後に最近読んだ本をご紹介させていただき失礼します。
もうお読みになられているかもしれませんが、ご興味があれば是非。
「感染症と文明」山本太郎 長崎大学教授

国会開会中ご多忙とは思いますが、ご自愛ください。

投稿: 山本浩之 | 2021年2月10日 (水) 07時13分

「若者や持病の無い人が過剰に心配する必要はない」
石破さんは、この発言の科学的根拠を理解し納得しているのか? 過剰と妥当の境界は?
石破さんには、官僚や、官僚が推薦する人の発言の妥当性を、疑い、調査確認する能力が無いことが、はっきりした。安倍や菅と同様の能力。
科学は、論理。石破さんは、論理とは、どういうものか、理解していない。法学部出身だそうだが、論理的思考能力が低い石破さんには、法曹界の専門家になることは、不可能だろう。

投稿: 飯塚敬一 | 2021年2月10日 (水) 21時51分

森氏の発言が随分な騒動になっています。

発言内容全て確認してみました。
さしあたりJOC臨時評議会の場で東京オリンピック組織委員会の会長がわざわざ発言すべきことではないですね。

オリンピックを是が非でも実現させたいといった内容で締められた、とりとめのない挨拶の中の1部が切り取られ報道された訳ですが、率直なところ私にはこの発言をめぐる現在の状況には違和感を感じざるを得ないです。

日本では失言、軽口で十二分に知られている方ではあるのですが、今回のバッシングは妙な力学が働いているようです。

海外の人権団体、メディアの報道が国内のメディアに薪をくべ、その報道に反応した著名人、政党、そして今状況下でのオリンピック開催にネガティヴな感情を持つ国民、またコロナ禍での政府与党、またその所属議員の行動に不満を持つ国民が一斉に歩調を合わせ彼に対し集中砲火している感があります。

発言自体、年齢相応の男女観はやはり感じざるを得ないものではあるのですが、要は女性が多くなると会議が長くなる、会議時間を予め制限して欲しい、女性は競争心が強いと言った彼の経験上の主観が女性蔑視とされているようです。何て言えばいいのか難しいのですが、謝罪と撤回した中でそこまで叩かれることなのか。逆ギレ謝罪会見においては、彼にとっては暗黙の了解のようなものを忖度しない女性が増えた会議は確実に長くなる傾向があった事実を曲げてまでの謝罪と撤回であり恐らく本意ではなかったのでしょう。


私は決して彼を擁護しようと思っている訳では無いのです。
メディアが煽り、同調圧力をかける集団が生じ、それに乗じ更にメディアが煽り立て…。80年前も、このコロナ禍でもあったような。
森氏を巡る問題でも誰か違和感を感じないのかな、私がおかしいのか、多少逡巡するところではあります。

IOCも再度のコメントを出し、スポンサーも次々に遺憾の意を表明しました。基準はなんなのでしょう。絶対的尺度が確立した男女平等の理念に照らし合わせた判断でしょうか。違うでしょ。同調圧力に負けただけでしょう。小池百合子氏のとった行動は何なのでしょう。

先生のご意見であれば、あの場はJOC評議会である為、森氏が辞任するのであればあの場の最高責任者である山下氏は言うまでもなく辞任すべきでしょう。理由はよく分かりません。女性が多いと会議が長くなると言った罪を諌めなかった罪でしょうか。

男女平等、ジェンダーレス、多様性の尊重を標榜する社会に巣食う正義の名の下に行われる人権侵害をも辞さないメディアが作る同調圧力と度を超えた個人攻撃に私自身辟易としているといった感じなんだと思います。


投稿: まあべらす | 2021年2月11日 (木) 00時10分

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