「新しい資本主義実行本部」など
石破 茂 です。
自民党の「新しい資本主義実行本部」の初会合が昨日開かれ、今後議論すべき論点についての意見が交わされ、私は以下のような意見を申し述べました。
第一に、資本主義は人口の増加を含む消費の増大を前提としており、現在1年に約50万人、団塊の世代が現世をリタイアする時期には一年に約100万人減少する我が国の人口減少に歯止めをかける施策は不可欠のはずです。人口の減少には出生数の急減が大きく影響しているのですが、提示された論点にはこの明確な記載がないため、これを論点として明示し、解決策を示す必要があるのではないか。
第二に、資本主義は金利の存在を駆動力とし、借り入れた資金を利子をつけて返済するために勤勉に努力して経済活動を行うのですが、著しい低金利、もしくはゼロ金利が当面は続くという状態においてどのように新しい資本主義を構想するのか。
第三に、19世紀のドイツの経済学者ゾンバルトがその著作「恋愛と贅沢と資本主義」で論じているように、資本主義は「贅沢(志向)」をその本質としていると伝統的に捉えられていたところ、このような衒示的(顕示的)消費が減少していることをどのように捉えるべきか。
第四に、医療、食料、教育、エネルギーなどの、そもそも民間の経済活動に必ずしも馴染まない、宇沢弘文氏流に言えば「社会共通資本」とされるものを今後どのように位置付けていくべきなのか。
これらについて、私自身もよく突き詰めて考えてみたいと思っています。皆様のご知見もお寄せいただければ幸いです。
今後のアジア・太平洋地域の安全保障のあり方を考えるとき、かつての米ソ冷戦構造と、今の米中関係との比較には意義があるものと思います。
米ソ間には「資本主義対共産主義」というイデオロギーの対立があり、互いが核ミサイルを多数保有しているという相互確証破壊が成立し、アメリカを中心とする軍事同盟とソ連を中心とする軍事同盟が対峙していました。
そしてソ連軍はソ連共産党政府が崩壊の兆しを見せた時にも沈黙を守り、経済力という点でソ連はアメリカに遠く及びませんでした。
しかし、今の米中関係にはそれらのことごとくが欠けているのではないでしょうか。
これらを前提として考えると、台湾問題であれ、朝鮮半島問題であれ、今までとは全く異なる思考法、異なるアプローチが必要となるはずです。新しい資本主義同様、この課題についても、懊悩・呻吟しながら考えていく他はありません。
韓国の軍事費は2020年においてドルベースで日本の93%に達し、現政権下では年7~8%の伸びを示しており、近年中に日本を上回ることが予想されています。弾道ミサイルを保有し、ミサイル搭載原潜の保有を視野に入れ、核兵器の保有も白地的に議論される韓国の動向に、日本はもっと関心を持つべきです。
国家の独立、という意識においても彼我の差は相当に大きいと認識せざるを得ず、我が国の独立と平和を守り抜くためにも、この点について更に真摯な思考が必要だと考えております。故・小室直樹博士や、故・岡崎久彦氏の韓国について論じた著作を読むにつけ、自分の思考の浅さが恥じられてなりません。
街には賑わいが戻りつつあります。黒木登志夫・元岐阜大学学長は新型コロナウイルスの自滅説を唱えておられ、これを山中伸弥教授が紹介しておられます。今後のためにも貴重な参考となるものと思います。
今晩は「日経ニュースプラス9」(BSテレ東・21時54分~)に出演、テーマは日本の防衛能力についてです。
27日土曜日は全国青年交流会シンポジウムにおいて「地方創生と国防」という演題で講演する予定です(山中湖・ホテル清渓)。
来週はもう12月となるのですね。皆様、ご健勝にてお過ごしくださいませ。
| 固定リンク
コメント
【 岐路 】
彼は今、岐路に立っている。
総理に成れる道と慣れない道の分岐点に直立して居るのだ。
総理になる上で一番大切なのは国民の心を知ることだ。
A総理は、流石二回も総理に成ったことも在って、国民の心を知り尽くしていた。
しかし、A総理が悪質なのは、国民の心を知りながら、国民に寄り添うと言いながら、国民を虐げた処にある。
消費税を二回も上げながら、国民福祉には使わず、企業の減税に使った。
移民政策を行わないと言いながら、移民政策を実行して日本国民の賃金の上昇を阻んだ。
それでも、総理に成るには、国民の心を理解し、少なくとも寄り添う振りをしなければならない。
彼は、25日、韓国ソウルで開かれたフォーラムにオンラインで参加し、台湾が「親日」で韓国が「反日」とされることについて「台湾は併合したわけではない。朝鮮は独立国だった。それを併合することはどうだったのか」と述べ、明治43(1910)年の韓国併合が要因との認識を示した。
(https://www.sankei.com/article/20211125-MLPTHPOJAFKA7PZVWIXWEGJKTM/)
彼の理解は皮相的である。
日韓不和の原因はもっと複合的なのだ。
台湾が「親日」なのは、台湾は中国と対立しているので、味方に出来るものは何でも味方に付けた方が得と云う打算もある。
韓国が「反日」なのは、歴史問題で優位に立てば、資金や技術援助が日本から貰えるからである。
だから、韓国は「反日」が利益を齎すから反日なのであり、不利益を被るのなら反日は止めるだろうし、止めなければ国としての付き合いを少し控えた方が両国とも冷静に成って良い関係が築けるかも知れない。
従って、韓国は「反日」が利益を齎す内は、日本を絶対赦さないのであり、韓国が赦すまで謝罪しようと云う態度は愚の骨頂なのである。
また、彼は、明治の歴史に拘っているが、大きな見落としをしている。
第二次世界大戦後の、76年以上に亘る戦後の歴史において、日本が如何に中韓の発展に寄与してきたか。
そして、中韓が発展したと同時に、日本の献身を忘れ、どれだけ、中韓は酷い態度を示して来たか?
彼の歴史観には、重大な欠落が在るのである。
【 読売新聞オンライン 2021/11/19 07:17
「最悪のタイミングでの暴挙だ」韓国警察庁長官の竹島上陸に抗議…日米韓協議の会見中止 https://www.yomiuri.co.jp/politics/20211119-OYT1T50033/
米ワシントンで17日(日本時間18日)に予定されていた日米韓3か国の外務次官による共同記者会見が、韓国の警察庁長官による島根県・竹島への上陸を受けて中止された。日本政府は、韓国側が記者会見の直前に上陸に踏み切ったことに、「最悪のタイミングでの暴挙だ」(外務省幹部)と憤りを強めている(後略)。 © The Yomiuri Shimbun. 】
彼が、韓国が日本を蔑ろにする態度を採ったのを知ってか知らずか、韓国寄りの発言をしたことにより、彼に信頼を寄せていた数多くの国民の期待を裏切った。
彼は国民の心を理解せずに、明治の歴史を尊重し、昭和・平成の歴史を蔑ろすることによって、人心が離れても良いと覚悟を決めているなら、それも政治家の一つとしての在り方だと思う。
しかし、今から、総理に成れない道を選択したならば、彼の下には、総理に成る天命は未来永劫訪れない。
投稿: 三角四角 | 2021年11月26日 (金) 21時17分
石破閣下
ポンコツモデラーのポンコツコメントです。
人口減少で苦しいのは最初の30年で、その後は新しい人口構成の下での経済スタイルが定着するでしょうから、長期的に見れば世界で最初に超高齢化社会に突入する日本は世界のモデルになる訳です。出生率が飛躍的に向上することはありませんから、いくつかの絶対条件をクリアーしなくてはなりません。それは潤沢なエネルギーです。若いエネルギーが無い以上これを補うために是が非でも確保しなくてはならないでしょう。次に必要なのはこの無尽のエネルギーを掌握するスピリット/エスプリです。人類は新しいエネルギーをコントロール出来なくて滅びるかも知れません。
米ソ二大対決が崩れ去った原因に、想定された第3次世界大戦を遂行するような巨大な力を持つことは誰にもできなかったからです。湾岸戦争を思い浮かべてください。どれだけの国力を傾けてもそうそう戦争が出来ない訳です。その結果ソ連軍は中身が空洞化してしまい。アメリカ軍は実戦力を犠牲にしました。つまり幽霊軍備(500人編成の戦車師団や稼働3機の航空団、今でも300人編成のロケット旅団あり)に補修部品欠品で8か月間就航できない巡洋艦艦隊とかです。これは動員を懸けることが国家の寿命にとどめを刺してしまう事を意味しています。これは脅し合いに見合う軍備でとどめておく事を意味すると思います。役に立たなくても原潜と言えば脅しには十分なります。隣国らはデコイが多すぎる。
奇跡的なコロナの終息で世界に一歩先んじた優位が生まれていると思うのですが、それを活かした活動が望まれます。乱文・乱筆お許しください。
投稿: 野村嘉則 | 2021年11月26日 (金) 21時37分
石破先生へ
表題(目次)直近インフレの状況に関して
付録資料1 ロイター記事から
付録資料2 食肉価格の上昇
付録資料3 日米貿易修正交渉
付録資料4 佐藤外交部長の指摘 NHK
先日、野村の木内氏のレポート記事を紹介しましたが、内容は、「近い将来の想定」といったものでした。
一方、今回ご紹介する、ソニーフィナンシャルの尾河氏のレポートは、「直近インフレの状況に関して」初心者にも、分かりやすく解説した内容となっております。
私の、FBタイムラインに以前掲載したものではありますが、今を知るうえで、テレビのバラエティー番組より少しは本質を突いたものという感想を持ったので、今週の掲載対象といたしました。
(本文)
ロイター:為替フォーラム 2021年11月16日11:16 午前8時間前更新
訂正ーコラム:当局悩ます「グリーンフレーション」 思わぬ円安のリスク=尾河眞樹氏
尾河眞樹 ソニーフィナンシャルグループ執行役員兼金融市場調査部長
[東京 16日] - 国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)は13日、成果文書「グラスゴー気候協定」を採択し、閉幕した。同文書では、「世界の平均気温の上昇を1.5度に抑える努力を追求する」との目標が設定された一方で、「石炭火力発電の段階的廃止」という文言が盛り込まれる予定が、採択直前に「段階的削減」に修正されるなど、各国の利害が一致せず足並みがそろわなかった面も目立った。
国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)は11月13日、成果文書「グラスゴー気候協定」を採択し、閉幕した。同文書では、「世界の平均気温の上昇を1.5度に抑える努力を追求する」との目標が設定された一方で、「石炭火力発電の段階的廃止」という文言が盛り込まれる予定が、採択直前に「段階的削減」に修正されるなど、各国の利害が一致せず足並みがそろわなかった面も目立った。同日、グラスゴーで撮影(2021年 ロイター/Yves Herman)
アロク・シャーマCOP26議長が「この終わり方について謝る」と、声を詰まらせ涙ぐんだ場面は印象的だった。改めて、気候変動問題について考えさせられると同時に、政府のみならず、企業、個人が強い危機感をもって、それぞれの取り得る対策を行動に移す必要があると感じる。
<インフレ加速>
気候変動対策が経済・金融市場に及ぼす影響も徐々に明らかになってきた。「グリーンフレーション(Greenflation)」だ。これは、気候変動対策「グリーン」と「インフレーション」を合わせた造語だが、このところ金融市場でしばしば取り上げられるようになった。温室効果ガス削減への取り組みによって、石炭や石油などの化石燃料への設備投資が抑制されており、供給が逼迫するなか価格に上昇圧力がかかっている。また、これらに比べて相対的に温室効果ガスの排出量が少ない天然ガスへの需要が特に欧州を中心に急増し、価格が急騰した。
太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーへのシフトには時間がかかるうえ、これらは化石燃料に比べてコストが高い。また、天候に左右されやすく発電にばらつきがあるという問題も指摘されている。結果、この1年で原油価格はほぼ倍となり、天然ガスも、足元反落しているものの約75%上昇。これらが資源価格全般の上昇につながり、世界各国でインフレの火種となっている。
折しも、新型コロナによるサプライチェーンの混乱が供給懸念をもたらしているうえ、最近では経済活動の再開に伴う需要増が重なって、物価の上昇に一段と拍車がかかっている。将来、クリーンエネルギーへの転換が進めば、こうした化石燃料の価格変動が消費者物価に及ぼす影響は低下していくはずだが、移行期間においては、グリーン戦略がむしろ化石燃料の価格を大きく押し上げ、インフレを一段と加速させるリスクが高まっているのだ。
<政治問題化>
実際、10月の米消費者物価指数(CPI)は、前年比6.2%上昇と、31年ぶりの伸びとなった。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアも同4.6%と、伸び率は市場予想の同4.3%を大きく上回った。今回は幅広い品目で価格の上昇がみられたが、特にエネルギーと住居費、食品、自動車の値上がりが影響した。
これを受けて、バイデン大統領は11月10日、「インフレ傾向の改善が私の最優先課題だ」と発言。調査会社ユーガブ・アメリカ(YouGov America)が11月6日―9日に1500人を対象に行った世論調査をみれば、この発言にもうなずける。
同調査では、「現在米国が直面する最大の問題は何か。雇用かインフレか」との問いに対し、「雇用:11%、インフレ:36%、いずれも重要:43%、わからない:9%」の結果となり、米国民にとっては、雇用問題よりもインフレ懸念のほうが大きくなっていることが分かる。さらに、「この1年で実感として価格が上昇したものは?」との問いに対しては、ガス、食料品、家賃(住居費)など、生活費の主な項目がいずれも「大きく上昇した」との回答になった。同じくYouGovでのバイデン大統領の支持率をみると、11月6日時点で支持が42%、不支持が48%と不支持率が上回っているが、内訳をみると、中でも「強く不支持(Strongly Disapprove)」が37%まで上昇しているのは気がかりだ。
<タカ派シフト>
物価の急上昇に対する国民の不満が反映されているとすれば、バイデン大統領は「インフレ退治」に舵を切らざるを得ないだろう。米連邦準備理事会(FRB)はあくまで供給懸念によるインフレは「一時的」とのスタンスだが、グリーンフレーションの影響もあり、インフレがこれまでの想定以上に上昇する、あるいは長引く可能性も指摘され始めた。足元のCPIの急騰や、バイデン大統領の発言を受けて、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で公表されるドット・チャート(政策金利見通し)は、予想以上にタカ派にシフトしている可能性がある。これまでのパウエル議長の発言がハト派寄りであるだけに、発表直後は思わぬ市場の混乱を来す可能性があるため要注意だ。
<例外の日本>
米国に限らず、他の先進国でもインフレは軒並み加速している。ただ、これらと一線を画しているのが日本だ。9月のCPIは総合でも前年比0.2%、生鮮食品を除いたコアで同0.1%の上昇にとどまっている。緩和からの出口に向かう各国と日本との金融政策スタンスの格差が意識されるなか、円安地合いは今後も当面続くだろう。10月中旬、ドル円が114円台に乗せるとともに、原油価格が1バレル=80ドルを超え始めると、コストプッシュ型のインフレにつながるとの警戒感から、これ以上の円安を危ぶむ声が市場参加者の間で散見された。
当社試算によれば1バレル=85ドル、1ドル=115円が継続しても、来年ようやく日本の消費者物価指数(生鮮食品を除く)は1%程度になる見込みだ。原油が1バレル=100ドル、ドル円120円になって初めて、CPIが2%に到達するが、それでもあくまで一時的との予想になり、日銀が出口戦略を検討するような状況にはなりそうにない。しかし、インフレ目標の2%に達していないとはいえ、賃金が上昇しない中での物価上昇は景気を圧迫するうえ、国民の不満にもつながるため政治の安定という観点からもマイナスだ。
<急激な円安にどう対応>
黒田日銀総裁は、10月28日の定例記者会見で、「現時点で若干の円安だが、これが『悪い円安』とか日本経済にとってマイナスになるということはない」と述べ、「いまの円安水準が日本経済に総合的にプラスであることは確実だ」との見解を示した。
筆者も基本的には「穏やかな円安」であれば日本経済にとってプラスとの見方には賛成だが、同時に原油価格が急騰するとなれば話は別だ。「グリーンフレーション」という構造変化を踏まえれば、一気にドル円が120円を超えるなど、仮に円安が止まらなくなった場合の経済へのマイナスの影響は大きいのではないか。
米国では名目金利からインフレ率を差し引いた実質金利が引き続き大幅なマイナス圏にあり、米国の出口戦略を踏まえても、日米の実質金利差の拡大(マイナス幅の縮小)は今後もゆっくりとしか進まないだろう。したがって、ドル円の上昇も緩やかとみており、筆者は来年3月末の予想値を115円前後に置いている。ただ、1ドル=120円を一気に超えるなど、好ましくない形での急激な円安になった場合に政府・日銀はどう対応するのか、今のうちから対策は検討しておく必要があるのではないか。
//
若い頃から、地獄のロンドン市場で、マーケ―トディーラーとしてたたき上げで、実績を積まれた、水上氏は、「極端に相場が動く時は、あっという間に、円ベースで、20円も30円も一気に行く可能性がある。」とか「ここ数十年の統計からみて、ドル円の急伸は、いつ始まってもおかしくない」とか「すでに日本円の輸出入貿易の不均衡から実需で円ショート余地が10兆円にも達している」などと警戒を発している。
最近売り出し中の高橋ダン氏は、先週のCPI発表直後「これって米国のスタグフレーションの程度が過大である論拠」などと騒いでいたが、今週に入り、日本か米国の御上の圧が掛かったらしく、数10年前の資料を紐解き「インフレ進行は「嘘」だと分かった」などと動画を流している。見るからに意気消沈して!
半月前のみずほ銀行中期為替相場見通しによると、1年後のドル円予想中央値は、118円であり、現状の評価は、多分、もっと円安によっているだろうし、中央値から離れた、想定内範囲は、120円を突破しているのは間違いないだろう。
野村証券は政府よりに、来年の為替水準を現状の115円としている。
個人的には、日銀の黒田総裁が来年初旬の物価1%状況を導く「円安を経済に良いもの」と表現している以上、「現状から円安に振れないはずがない」と思っています。
もちろん、現在の円安方向の為替推移が、日本の経済に悪い事であり、ましてや、庶民の生活苦を急進させるものであることは、百も承知です。
(記)
付録資料1 ロイター記事から ビジネス
2021年11月16日2:02 午後5時間前更新
アングル:物価高騰とFRBの引き締め観測がもたらすドル高加速 ロイター編集
[ニューヨーク 15日 ロイター] - 物価高騰とそれに伴う米連邦準備理事会(FRB)のより積極的な金融引き締め観測を受け、ドル高が加速している。15日には主要6通貨に対するドル指数が0.3%上がって95.437と、2020年7月以来の高水準に達した。このままの流れなら、同指数の年間上昇率は6年ぶりの大きさになりそうだ。
//
恐怖なのは、日本国内の富裕層や機関投資家が、日本国債に見切りをつけて、米国債買いに走り始めることだ。
(記)
付録資料2 食肉価格の上昇
米国で食肉高騰、便乗値上げか 輸入価格も上昇、国産と並ぶ
11/16(火) 15:02配信 共同通信
【ワシントン共同】米国で食肉の価格が急騰している。10月の牛肉価格は前年同月の2割増しで、豚肉や鳥肉も高い。業者の寡占によるインフレ下の便乗値上げとみて、バイデン政権は対策に着手。日本での輸入価格も国産に迫る勢いで、「大量生産で安価」な米国産のイメージは薄れつつある。
米国ではコロナ禍からの需要急回復などで高インフレが続き、10月の消費者物価指数は前年同月比6.2%上昇。中でも食肉の伸びは著しく、牛肉は20.1%、豚肉は14.1%、鳥肉は7.5%上がった。
輸入価格の上昇は、国内の畜産農家に有利に働く。一方で輸入に頼る外食産業の経営を圧迫しそうだ。
//
国内の物価上昇要因の1つになりそうな予感がします。
これって、明らかに、米国発のインフレの輸出でしょう?
そういえば、吉野家の牛丼のTVCMが増えた気がします。
赤字を減らそうと必死なんでしょうね!
(記)
付録資料3 日米貿易修正交渉
テレビ東京、モーサテ、11月15日6時
日米 鉄鋼関税見直しへ
アメリカの商務省とUSTR=通商代表部は12日、トランプ前政権が導入した鉄鋼やアルミニウムに課す追加関税について日本と見直しに向けた協議を開始すると発表しました。両国の閣僚がきょう、東京で会談します。アメリカは「中国が鉄鋼やアルミニウムを過剰に生産している」と指摘していて、対応策についても連携を確認する見通しです。
//
良好な日米同盟を望みます。(記)
付録資料4 佐藤外交部長の指摘 NHK
林外相への訪中打診 “政府 慎重対応を” 自民 佐藤外交部会長
2021年11月24日 12時42分
中国側から林外務大臣に対し、中国訪問の打診があったことをめぐり、自民党の佐藤外交部会長は党の合同会議で、領海侵入など挑発行為が行われる中での訪問は、各国への間違ったメッセージになるとして、政府側に慎重な対応を求めました。
林外務大臣は今月18日に、中国の王毅外相と電話会談を行った際、中国訪問を打診されたことを明らかにしています。
これについて自民党の佐藤外交部会長は、党の外交部会などの合同会議で「先週、中国海軍の艦艇が日本の領海に侵入した。いろいろな挑発行為が繰り返される中での侵入は、完璧な示威行為だ」と指摘しました。
そのうえで「欧米諸国で、首脳レベルで北京オリンピックの開会式のボイコットが議論されている中で、日本の外務大臣が訪中することは、海外に完璧に間違ったメッセージを出すことにほかならない」と述べ、政府側に慎重な対応を求めました。
一方、24日の会議では今月16日、韓国警察庁長官が島根県の竹島に上陸したことなどを踏まえ、韓国に対する制裁や対抗措置などを検討するチームを新たに発足させることを決めました。
//
訪中即答は、確かに、独立国として、相当変ですよね!
(記)
投稿: 山口達夫 | 2021年11月27日 (土) 00時55分
石破先生へ
今週の、先生の御指摘に関して、感じること
1. 日本の人口問題に関して
日本人の数を増やすことに必要性を感じるのならば、解決策は、著明な「闇株新聞」によると、「貧困層から中間層の可処分所得を増やすことであり、それ以上でも、それ以下でも全く無い」ということを記憶しております。
しかし、現政権の方向性としては、勝ち組の家系は成長するから日本人の数という問題には、全く論じる価値を見出していない。
労働力の不足は、ベトナムなりインドネシアなり、中南米なり、台湾なり、韓国なり、中国なり、日本より所得水準が低いところから、実質移民を引き受けていけば、全て「旨く行く」といった目論見がある様で、個人的には、それは、私には、否定しずらいです。
2. 金利の話に関して、銀行貸し付けの原資である預金は無尽蔵にあるわけではありません。金融機関サイドとしては、国内の成長力の無い、低金利貸付などは、政府要望になるべく従うが、そんなものは、少ないほど助かると思っているでしょう。少しでも、資金余裕があれば、成長力のある海外貸付に1億円でも多く出したいと思っているのでしょうが、劣等行員の出向先を民間に確保する意味でも、国内融資は、いやいや継続している実情なのではないでしょか。私の聞くところによると、国内融資部門の行員で、所得水準が出せないため、海外融資部門から、資金供与を受けている行員が多いという惨状のようですよ。
それが、低金利の現実だと思います。
3. 勝ち組は、相変わらず、相当贅沢しているし、それで、百貨店やら高級品志向のコンビニは回っているとおもいますよ。スーパーや小商店しかいかない、中間層以下の人口比率が増えているのは現実でしょうが、経済全体の姿は、「余り」変わっていない様に感じます。
4. 医療、食料、教育、エネルギーといった、国民の生活環境に直結する社会資本財は、民間の知見により運営されるのが、当然と思います。ただ、政府は、高度技術の知見や、スパコンにビックデータを解析させて出てくるような、資本集約的知見をもとに、運用法規の基準を作り、効率性を計ったり、犯罪を防止したり、公平性を計ったり、実現可能な将来時間的目標を設定するに、施策をとどめ、極力利権集約の愚を発生させないことに留意すべきでしょうね。
5. かつてのソ連と比較して現在の中国には、経済的対米優越という過大な事象があります。
これは、共産主義の政治看板を隠して、実質的資本主義を受け入れつつ、政治面で、漢人共産党員という特権階級に賄賂政治や強権主義、格差や差別を認めつつ、富を、人民に蓄えさせそこから共産党員が奪うという、封建主義の様な政治の体を成功させていることに脅威と批判があります。
そして、人民を抑えるために、「中国共産党は世界規模で経済的、軍事的に成功、勢力を限りなく拡大する」という、「物語」を洗脳させ、実際の外交方針も、対外侵出、支援もその目標に沿うかたちで実施して、力で外国を屈服させることにしか、手段を見出さず、最終的には、対米で屈服に追い込むところまで、時間を味方に付けて計画しているものと思われます。
そこには、外国には、朝貢して属国になるか、反抗して侵略対象国になるかの選択しかあり得ません。
日本の取るべき道は、後者でありながら、実質的に、中国に自国に万能性などあり得ないという事実を突く漬けるために、可能な限りの防衛努力と外交努力をしなければなりません。
当然、対米同盟ということもあるかもしれませんが、支援が、AWACS1機だけという選択も米国は取り得る訳で、「核」に限りなく近いレベルで、あらゆる場面で、自国と周辺諸国に対して、中国の侵略を阻止する主要な力を持つべきだと思います。
その意味で、射程2000kmの長射程対艦スタンドオフミサイルの地上重曹配備を、一日でも早く実現しなくてあならないと思っています。
少なくとも、中国が中距離弾道弾DF-26の対艦命中精度を確立する前に!
6. 韓国に関しては、昔、好きでしたが、きらいになりました。
それは、自国民族に関する、異常な、猟奇的といっていい、ナルシズムがあり、排他精神がとみに際立っているからです。
昔、韓国を旅行した時、独立記念館という韓国財閥が民衆の敵意を財閥からそらせるために、対日非難を強調する展示記念館で、日本軍人に拷問を受ける若い女性のマネキン像があったり、首を刎ねる場面がありましたが、幼少期の子供には刺激が強すぎるということで、大人の背丈に覗きまどがついていました。幼稚園や小学低学年くらいの子供を連れる親の10割が、みんな、わざわざ子供を抱きかかえて、覗きまどから、惨状を見せて、「イルボン・・」(日本人のくそ野郎)なんていっていました。
欧米系の外国人様に、わざわざ、tortures’ by Japan(日本による拷問行為)と書かれた標識を掛けて、そこには、旧大日本帝国と言った区分もなく、現在の日本を連想させる計らいとしか思えませんでした。
どの様な事情でその様なことになったか触れずに、唯々、感情的に慰安婦の問題で、騒いでいますが、ベトナム戦争の時に、韓国軍兵士が無抵抗な一般民衆の女性を襲って、証拠封じのため殺害した例が数万件あるし、民間の女性に凌辱行為で産ませた子供が、ベトナムでは、「ライダハン」と呼ばれる共通単語まで生み出す惨状だったのに、その件に関しては、全く、韓国国内では、しらけて居る。
実際、韓国国内を旅行して、フィリピン人などに対する蔑視と偏見は、日本国内では、信じられないほどひどいものがありました。
警察も逮捕基準に、人種、格差を露骨にもっているようでした。
こんな国が国防を強めるのには、本心、世界の一部に、暗黒世界が広がっていくような印象しか持ち得ません!
7. コロナ自滅説?余りに安直ではないかと思います。今日も、南アで新株が発見されたおかげで、世界中、株価大暴落、ドル円為替も数日前に、115円を超えていたのに、今晩は、112円に迫る勢いです。
だいたい、ドイツ、英国では、ワクチンを打っても、感染者数の最大を出しており、
韓国でも、むしろ、最悪期に入っている様です。
自壊説にうつつを抜かしているのは、海外の状況を見ていないからで、やがては、国内に入って来るし、寒く乾燥する時期への警戒を言う方が先ではないかと?
(以上、私ごとで、お粗末な感想でした。)
投稿: 山口達夫 | 2021年11月27日 (土) 02時25分
石破先生へ
今週の、先生の御指摘に関して、感じること
1. 日本の人口問題に関して
日本人の数を増やすことに必要性を感じるのならば、解決策は、著明な「闇株新聞」によると、「貧困層から中間層の可処分所得を増やすことであり、それ以上でも、それ以下でも全く無い」ということを記憶しております。
しかし、現政権の方向性としては、勝ち組の家系は成長するから日本人の数という問題には、全く論じる価値を見出していない。
労働力の不足は、ベトナムなりインドネシアなり、中南米なり、台湾なり、韓国なり、中国なり、日本より所得水準が低いところから、実質移民を引き受けていけば、全て「旨く行く」といった目論見がある様で、個人的には、それは、私には、否定しずらいです。
2. 金利の話に関して、銀行貸し付けの原資である預金は無尽蔵にあるわけではありません。金融機関サイドとしては、国内の成長力の無い、低金利貸付などは、政府要望になるべく従うが、そんなものは、少ないほど助かると思っているでしょう。少しでも、資金余裕があれば、成長力のある海外貸付に1億円でも多く出したいと思っているのでしょうが、劣等行員の出向先を民間に確保する意味でも、国内融資は、いやいや継続している実情なのではないでしょか。私の聞くところによると、国内融資部門の行員で、所得水準が出せないため、海外融資部門から、資金供与を受けている行員が多いという惨状のようですよ。
それが、低金利の現実だと思います。
3. 勝ち組は、相変わらず、相当贅沢しているし、それで、百貨店やら高級品志向のコンビニは回っているとおもいますよ。スーパーや小商店しかいかない、中間層以下の人口比率が増えているのは現実でしょうが、経済全体の姿は、「余り」変わっていない様に感じます。
4. 医療、食料、教育、エネルギーといった、国民の生活環境に直結する社会資本財は、民間の知見により運営されるのが、当然と思います。ただ、政府は、高度技術の知見や、スパコンにビックデータを解析させて出てくるような、資本集約的知見をもとに、運用法規の基準を作り、効率性を計ったり、犯罪を防止したり、公平性を計ったり、実現可能な将来時間的目標を設定するに、施策をとどめ、極力利権集約の愚を発生させないことに留意すべきでしょうね。
5. かつてのソ連と比較して現在の中国には、経済的対米優越という過大な事象があります。
これは、共産主義の政治看板を隠して、実質的資本主義を受け入れつつ、政治面で、漢人共産党員という特権階級に賄賂政治や強権主義、格差や差別を認めつつ、富を、人民に蓄えさせそこから共産党員が奪うという、封建主義の様な政治の体を成功させていることに脅威と批判があります。
そして、人民を抑えるために、「中国共産党は世界規模で経済的、軍事的に成功、勢力を限りなく拡大する」という、「物語」を洗脳させ、実際の外交方針も、対外侵出、支援もその目標に沿うかたちで実施して、力で外国を屈服させることにしか、手段を見出さず、最終的には、対米で屈服に追い込むところまで、時間を味方に付けて計画しているものと思われます。
そこには、外国には、朝貢して属国になるか、反抗して侵略対象国になるかの選択しかあり得ません。
日本の取るべき道は、後者でありながら、実質的に、中国に自国に万能性などあり得ないという事実を突く漬けるために、可能な限りの防衛努力と外交努力をしなければなりません。
当然、対米同盟ということもあるかもしれませんが、支援が、AWACS1機だけという選択も米国は取り得る訳で、「核」に限りなく近いレベルで、あらゆる場面で、自国と周辺諸国に対して、中国の侵略を阻止する主要な力を持つべきだと思います。
その意味で、射程2000kmの長射程対艦スタンドオフミサイルの地上重曹配備を、一日でも早く実現しなくてあならないと思っています。
少なくとも、中国が中距離弾道弾DF-26の対艦命中精度を確立する前に!
6. 韓国に関しては、昔、好きでしたが、きらいになりました。
それは、自国民族に関する、異常な、猟奇的といっていい、ナルシズムがあり、排他精神がとみに際立っているからです。
昔、韓国を旅行した時、独立記念館という韓国財閥が民衆の敵意を財閥からそらせるために、対日非難を強調する展示記念館で、日本軍人に拷問を受ける若い女性のマネキン像があったり、首を刎ねる場面がありましたが、幼少期の子供には刺激が強すぎるということで、大人の背丈に覗きまどがついていました。幼稚園や小学低学年くらいの子供を連れる親の10割が、みんな、わざわざ子供を抱きかかえて、覗きまどから、惨状を見せて、「イルボン・・」(日本人のくそ野郎)なんていっていました。
欧米系の外国人様に、わざわざ、tortures’ by Japan(日本による拷問行為)と書かれた標識を掛けて、そこには、旧大日本帝国と言った区分もなく、現在の日本を連想させる計らいとしか思えませんでした。
どの様な事情でその様なことになったか触れずに、唯々、感情的に慰安婦の問題で、騒いでいますが、ベトナム戦争の時に、韓国軍兵士が無抵抗な一般民衆の女性を襲って、証拠封じのため殺害した例が数万件あるし、民間の女性に凌辱行為で産ませた子供が、ベトナムでは、「ライダハン」と呼ばれる共通単語まで生み出す惨状だったのに、その件に関しては、全く、韓国国内では、しらけて居る。
実際、韓国国内を旅行して、フィリピン人などに対する蔑視と偏見は、日本国内では、信じられないほどひどいものがありました。
警察も逮捕基準に、人種、格差を露骨にもっているようでした。
こんな国が国防を強めるのには、本心、世界の一部に、暗黒世界が広がっていくような印象しか持ち得ません!
7. コロナ自滅説?余りに安直ではないかと思います。今日も、南アで新株が発見されたおかげで、世界中、株価大暴落、ドル円為替も数日前に、115円を超えていたのに、今晩は、112円に迫る勢いです。
だいたい、ドイツ、英国では、ワクチンを打っても、感染者数の最大を出しており、
韓国でも、むしろ、最悪期に入っている様です。
自壊説にうつつを抜かしているのは、海外の状況を見ていないからで、やがては、国内に入って来るし、寒く乾燥する時期への警戒を言う方が先ではないかと?
(以上、私ごとで、お粗末な感想でした。)
投稿: 山口達夫 | 2021年11月27日 (土) 02時27分
世界中で自分の国だけ、自分の国の利益だけ、を猛追する指導者が台頭していて、しかも自分の権力は永遠に、なんてリーダーが目立ちます、皆が皆、コレでは戦争に行きついてしまう
人と人だもの、突き詰めれば、相手に譲るところ無くては時間の問題で破綻します、石破先生
お願いします将来の日本
投稿: 高埜寿一 | 2021年11月27日 (土) 09時00分
石破様おはようございます。経済活動ですが、どの国もいいとこどりしてその国の国益にしているような気がします。最近では一人の首長が長期政権を取ることによる経済安定を感じます。その方が合理的に無駄が省けるために経済的にはメリットが多いかもしれませんが、自由が拘束されたり、犠牲の面も多いデメリットもあります。また、思想の柔軟性が減り、考え方が硬直化する危険性もあります。有事の時には優秀な不良が活躍すると言われますが、現在は優秀なお利巧が用いられているのかもしれません。石破様、期待しています。
投稿: hitomugi | 2021年11月27日 (土) 09時30分
石破さんの言う事はごもっともなことが多いので、素直に読み聞きしております。
石破さんを、国民は、見ています、私も見ています。馬鹿正直が報われる必ず来ると聞いてます
是非、自民党をちゃんとした党として運営されて欲しいものです。何でも反対野党(元社会党の様な)は、知恵がなさすぎ。提案できない集団を、まったく相手にするなとは言いませんが、せめて自民党内の正論者達をまとめてほしいですね。
投稿: 佐野彰治 | 2021年11月27日 (土) 11時48分
石破先生、以前、塾出身の小泉総理は、自民党をぶっ壊すと言ったそうですが、結果は名総理だったと思います。今度の総理はライバル校出身で仲良くして行きたいのですが、新しい資本主義実行本部は世界中が地球温暖化対策で消費の縮小の時に反対の方向の新しい資本主義実行本部はぶっ壊すべきです。
投稿: 大瀧政宏 | 2021年11月27日 (土) 16時05分
石破さん、新資本主義という問題、私は違うと思いますよ。
この国の戦後経済体制は、マッカーサーが敷いた、資本堅い労働組合という対立構造の中で、自民党と社会党という対立が生まれ、経営対労働組合という、闘争構造があって、資本家に対して、スト権を確立して賃上げを要求し確保してきたという構造があって、この国の経済成長を支える駆動力になって居たと考えています。
低金利も少子化も、或いは、社会制度や仕組みの問題も、この国の有り様としては大きくないと考えています。
構造改革、規制緩和という活動が、経営側の自由度を増やす改革であって、その結果、国労、全逓、公務員労組が消滅し、社会党が支持基盤を失い、元々経営よりだった連合が労働運動の主力になって、労使紛争が消えて、労働組合が力を失い、賃上げ圧力も消滅して、企業の内部留保を増やすだけの経済構造が作り出されてしまった。
賃上げ要求は労働組合が出す、園要求を通すたわめに、無条件でストライキに突入する。其れが気のしていたのです。
GHQの目論見は、労働組合という対立軸を作り出して、資本家を規制監視し抵抗勢力を作ることで、資本家の暴走を押さえて、民主主義を実現し、戦争に暴走した財閥の間違いを繰り返させないという大きな目論見があったのです。
規制緩和が恰も繁栄の切り札化のように誤解させ、国家の根本原理を破壊してしまった。
労働組合という2輪の片側を潰したことで、資本主義の原理を破壊してしまった。
其れが今日の経済停滞を招いているのではありませんか。
企業が、内部留保をしっかり抱えて、賃上げ圧力もインフレ懸念も無く、安眠をむさぼっていれば、掲示は停滞し国力は衰退し、取り返しが付かなくなります。
経済力でも韓国に追い越され、軍事力でも圧倒されれば、其れでお仕舞いです。
憲法だの制度だのの問題では無くて、国家の存立基盤を破壊した政治の失敗の咎めを受けているのではありませんか。
投稿: かも | 2021年11月27日 (土) 23時41分
【愛知県の中学生殺人事件の動機】
加害者の独特の性格と云うのか感性のありようが記事になってきているようだが、それはマスゴミの誘導なのかもわからないので、注意をしないといけない。応援演説を頼まれたのが嫌だったという内容が非常に嘘くさい印象を受けたので、マスゴミが勝手に盛っているのかと思ってしまうのだ。応援演説を頼まれて断れないとと云う行動が謎である。嫌なら『それはいやだ。他をあたってくれ!』と云えずに殺すという選択に走るのが、うそくさいので、その辺りはマスゴミによるでっち上げではないのかと思う次第である。世論誘導のつもりかもわからないが、話を複雑怪奇な印象に変えようとしている疑いすら感じられる。
反日の毎日の記事を上げておく。
『愛知県弥富市の市立中学校で中学3年生の男子生徒(14)が刺殺された事件で、殺人容疑で送検された同学年の少年(14)が、「生徒会の選挙に立候補した男子生徒に応援演説を頼まれたのが嫌だった」と供述していることが26日、捜査関係者への取材で判明した。「嫌なことが重なった」とも話しているといい、県警はこうしたことが事件の引き金になったのか、慎重に捜査を進めている。』
自分の意思を示すのが苦手な中学生という設定を毎日はしているのかもわからない。いやなことを言葉で断れずに、包丁を手にして殺害に至るのは異常者ではないか。それは少年事件なら何でも無罪、少年凶悪犯罪なら無罪を推奨する反日の毎日の論法があるのではないかと思ってしますのだ。それで心神喪失か何かの精神病者のようにこの加害者の置かれた立場を脚色することから始めたいのだろう。でっち上げてこの加害者を無罪に誘導する意図でもあるのかという疑いである。
なんでもそうだが、この殺人事件は刑事事件として扱われなければならないような気がしている。家庭裁判所からの審理では荷が重いだろう。
反日の毎日を含む反日系メデアは刑事事件の扱いを拒否したいのかもわからない。第2の神戸連続児童殺害事件の被告のように数年で娑婆に出したいとする意図があるように見えてしまいますね。医療少年院送りを考えて、それで一件落着としたいのだろう。
応援演説を頼まれたのが嫌で、拒否することもできずに殺害した。こういう動機が通用するのは精神的な病が高じている証拠だということにするのが彼等の目的になっているのかもわからない。共同他のメデアもそれに同調していることに怪しい共謀が感じられる。世論誘導ができると彼等は妄想しているのかもわからない。
危険な兆候である。また、応援演説が殺害の動機になるという考え方は民主的な制度の破壊にもつながるのではないのか? シナ帝国には応援演説そのものが存在しない社会である。反日の毎日他はシナ帝国を見習えとするような意図が隠れているのかどうかにも注意を払う必要がある。人権侵害と並び民主主義を否定するのがシナ帝国流である。選挙そのものがない社会を彼等はめざしたいのだろう。危険な兆候だ。我が国のマスゴミはますますゴミ化している。どこかで歯止めをかけないといけませんね。
投稿: 旗 | 2021年11月28日 (日) 05時19分
【最凶のコロナウイルス変異株、その名はオミクロン株】
金曜日ぐらいから各種メデアが一斉に警報記事を上げている。最悪最凶のコロナウイルス変異株なのだそうだ。南アフリカで発生したらしい。欧州では南アフリカの航空便を一斉に引き上げたそうだ。それでも、ベルギーやオランダ、チェコでウイルスの感染が確認されたとする報道があるらしい。
ここでは時事の記事を上げる。
『【AFP=時事】(更新)オランダの保健当局は27日、南アフリカ発の航空便2便の乗客のうち61人が新型コロナウイルスの検査で陽性だったと発表した。新たな変異株「オミクロン株」に感染しているのかどうか調査が進められている。
当局によると、検査の結果、乗客61人の陽性が判明し、531人は陰性だった。陽性者はアムステルダムのスキポール空港(Schiphol Airport)近くのホテルに隔離されている。
当局は陽性の検査結果について、「懸念されているオミクロン株に関係するものかどうか、早急に調査を行う」としている。』
香港でも騒ぎになっている。ブルムバーグの記事だ。
『新型コロナウイルスの新たな変異株「B.1.1.529」が香港のホテルで隔離中の旅行者2人から検出された。
香港政府が25日遅くに明らかにしたところによると、このうち1人は南アからの旅行者。もう1人はカナダからの旅行者で、同じホテルの向かい側の部屋に隔離されていた。前者が着用していたマスクの呼気弁には吐く息のフィルター機能がなく、部屋のドアが開かれた際、後者に感染させた可能性があると、保健当局の報道官は26日に説明した。「B.1.1.529」は南アフリカ共和国で最近特定された。南アの大学2校で遺伝情報の配列解析機関を運営し、生物情報学を研究するトゥーリオ・デ・オリベイラ氏は25日の南アでのブリーフィングで、この変異株には異例の多くの変異が生じており、これまでの例と「極めて明確に異なっている」と指摘。同氏のツイートによると、ヨハネスブルクが含まれる州で24日に報告された初期段階のPCR検査結果では新規感染1100件のうち90%がこの新変異株だった。
金融市場を揺らす新たなコロナ変異株、現時点で分かっていること南アのファーラ保健相は「深刻な懸念をもたらす変異株だ」と発言。世界保健機関(WHO)の当局者は会合を開き、この変異株について協議した。
南ア、新たな変異株出現で深刻な第4波懸念-世界に広がる恐れも
香港のホテルで2人と近い部屋に泊まっていた12人は政府施設で14日間の隔離措置の下に置かれている。』
今までのものとは対応が違っているようだ。何かを恐れているような印象を受ける。その辺りが不気味である。出入国の管理をしっかりやらないと大変な事態になりそうだ。岸田内閣の試練である。
シナ帝国に甘い顔を見せてはならないのは言うまでもない。第6波は目前である。それにこの変異株が紛れ込んでしまうことになればお終いだ。
正念場を迎えることになる。赤穂浪士の討ち入りを迎え撃つ吉良氏のような気持ちだ。撃ち取られてはならないと言うほどの覚悟が必要である。
大変な変異株だ。
投稿: 旗 | 2021年11月28日 (日) 05時43分
石破先生へ
○ 11月28日日曜日、14時公開、高橋ダン氏のSNS情報
・土日に判明した、南アフリカの新型コロナウィル、オムニコン株の情報
1. スパイク因子の数から見解、デルタ株の2倍以上の感染力
2. 南アフリカのみでは無く、ボツワナでも大量感染が確認されている。
3. 土日に、オランダに到着した南アからの航空機に60名以上の感染陽性者を確認、
オムニコン株の比率を現在調査中
4. アフリカからの帰還者、2名のオムニコン株を確認、:ドイツ
5. 欧州、米国で、水際対策のために、ワクチンパスポートの所持と関係無く、航空機等の人流を止める施策を、検討中。
6. 先週、香港でも1名のオムニコン株が公式に発見されていることから、水面下で、アジア地域でも、拡散している可能性が高い。
7. 欧米を中心に、まずは水際対策で人流を止める動きが出ている上に、ドイツ、オーストリアではデルタ株レベルでロックダウンが取りざたされている状況から、クリスマス商戦や年末のリスクオンのアノマリーが、今年は、通用しない可能性が出てきている。
//
日本国内では、再び、緊急事態に戻る可能性さえ、今回の件で、感じています。
(山口達夫 記)
投稿: 山口達夫 | 2021年11月28日 (日) 17時39分
石破様
故宇沢弘文教授の「社会的共通資本」に触れた政治家は石破様が初めてと私は思います。私は昭和61年に社会人となり、長い間、証券業界に身を置きました。その間、日本が何でもお金に換算する市場原理主義の考え方に翻弄された(私自身がそうでした)のが、ここ30数年前(プラザ合意以降の金融市場自由化)だと思います。しかし、宇沢弘文氏の教えを見ると、経済の中心は「人」であり「心」です。私の理解では、多くの国民がお金(数字)だけではなく「幸せ」を感じることが重要だと思います。そのために日本国民が古くから身に付けていた「道徳」「美徳」を思いだしてもらうことと思料します。それを実践する上で、重要なのが、政治家・官僚・企業トップが範を示すべき(「武士道」精神)と思います。ケインズの「ハーヴェイロードの前提」が肯定されるのは、主導者の高貴な精神であると思います。石破様にはそれがあると信じております。
投稿: 渡邉勇二 | 2021年11月28日 (日) 22時11分
日本経済の停滞を説明するカギは、ゾンバルトにあると私も考えていました。石破先生も同じ考えだったと知り嬉しく思います。アメリカや中国が力強い成長を続けているのも、ゾンバルト的な「恋愛と贅沢」に向けた欲望があるからでしょう。財政や金融をいじれば経済を動かせると思っている人たちが国債発行と日銀のB/Sを膨らましていますが、日本国内で贅沢をする人がいなければ経済は縮みます。 高橋是清が、【ある人が待合茶屋に芸者を呼び、豪華な料理を食べて2000円を使ったとする】という文章を書いています。 これはケインズの先取りと言われることが多いですが、寧ろゾンバルトでしょう。そして贅沢と恋愛をする力のない国民には子供を産む力もないのかもしれません。明治の金持ちは盛大に金を使いましたが、戦後の金持ちはダメですね。松下幸之助は贅沢しなかった。堤義明はスポーツに金を使いセクハラもしたらしい。贅沢と大人の恋ができないのは、女性に問題があるのではないでしょうか? 日本の歴史を見ても良妻賢母が多く、数十億円の贅沢をしたり、国中の男をとろけさせるような魅力のある女性は見当たりません。私もキャンディーズではミキちゃんが好きですが、ちょっと力不足ですね。
中国がロシアの了解なしには台湾侵攻をすることはないと思います。 そして、プーチンが支援を約束しても習近平はプーチンを信用できないでしょう。 石油への需要が減り続ければ、ロシアは衰退の一途を辿ることになります。 ロシアを引き留めるのは金でしょうか? それもUS$。
石破先生の見識を日本は必要としています。ご自愛ください。
投稿: 水月 | 2021年11月28日 (日) 23時19分
石破先生へ
表題(目次)「現在の自衛隊に欠けている能力。GDP2%の予算の使い方(案)」
付録資料 南アのオムニコン株コロナウィルの情報に関して
元幹部自衛官・軍事評論家・小説家、数多久遠氏の記事で、GDP2%の防衛費拡大に伴う、予算の使い方(案)で、「ホームランド・ディフェンス」能力、つまり、敵の破壊活動に対する治安能力に特化した組織の創設を呼びかける、記事を見つけました。そこで、今週は、
こちらの記事のご紹介と、個人的感想を少しまとめてみました。
防衛費2%超で補うべき日本の「知られざる弱点」
11/17(水) 11:01 (数多 久遠:小説家・軍事評論家、元幹部自衛官)
自民党は、防衛費をGDP比2%に引き上げる倍増案を方針として掲げています。
■ 自衛隊に不足する「ホームランド・ディフェンス」能力
米軍関係者が自衛隊の能力を評価すると、総じて高い評価を与えてくれますが、一部の能力に関しては極めて低評価となります。その1つが、敵基地攻撃能力です。これを増強するためにも防衛費の増額が必要になりますが、この記事では別の能力について注目したいと思います。
それは、「ホームランド・ディフェンス(Homeland defense)」と呼ばれる能力です。
日本語に直訳すれば「国土防衛」となるかと思いますが、軍事の世界で言われるホームランド・ディフェンスは単に国土防衛と訳すことが不適切なため、ここでも「ホームランド・ディフェンス」と書くことにします。
ホームランド・ディフェンスは、主権、領土、国内人口、重要なインフラを、外部からの脅威や侵略、その他の脅威から守ることです。
アメリカの場合、軍を統括する国防総省がその任を負っていますが、ホームランド・ディフェンスにはその他の省庁も関係するため、それら各省は国防総省を支援することになっています。
なお、ホームランド・ディフェンスに近い言葉で、「ホームランド・セキュリティ」というものもあります。アメリカの場合、こちらは国土安全保障省が担当省となります。両者は密接に関係しますが、ホームランド・セキュリティの方が少し広い概念です。
「自衛隊のホームランド・ディフェンスに関する能力が低い」など何ということを言うのだと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ホームランド・ディフェンスが対処するべき脅威は、自衛隊が“主に”対処しようとしている脅威とは若干異なります。ホームランド・ディフェンスが対処すべき脅威は、テロや災害、それに暴動などです。もちろん、これらの脅威に対しても自衛隊は訓練を行っています。災害派遣にも積極的です。しかし、脅威の量に対して絶対的に駒が足りません。
■ 台湾侵攻で中国が日本に仕掛ける支作戦
近い将来に発生する可能性のある、日本が関係する危機の中で最も可能性が高いのは中国による台湾侵攻でしょう。軍事作戦では、主作戦の他に、主作戦をやりやすくするための支作戦がしばしば行われます。ここで考えなければならないのは、中国による支作戦です。
台湾侵攻が発生した場合、台湾軍と共に、米軍、特に在日米軍が台湾防衛の主力となります。そして、日本と自衛隊にも台湾と米軍への支援が求められるでしょう。ただし、もし日本が中立姿勢を取るのであれば、米軍機が在日米軍基地から発進し、戦闘することは認められません。艦艇への補給も同様です。在日米軍が台湾防衛の主力の一部となるということは、台湾防衛の成否が日本の姿勢にかかっていると言っても過言ではないと言えます。
中国が米軍や日本による台湾支援の阻止を意図し、支作戦を実施する時、先島を中心とした沖縄に攻撃し、自衛隊と戦闘する可能性もあります。けれども、もっと容易で効果的な作戦があります。それは、日本国内での破壊工作です。
工作員を送り込む、あるいは国防動員法により日本国内に居住している中国人を工作員化することで、破壊工作を行う可能性は高いと思われます。この場合、銃くらいは与えるかもしれませんが、大した装備は必要ありません。たとえば電気を遮断するのであれば、警戒されている発電所を避け、送電線や変電所を攻撃します。解体工事などで使用されているガスバーナーを使い、田んぼの真ん中にある鉄塔を切り倒すことで送電線を切ることができますし、無人の変電所で火災を起こすことも容易です。
ガスや水道も、設備に放火されると復旧するまでに多大な時間を必要とします。鉄道も同様に、変電設備などへ放火すれば容易に止められます。1カ所では、さほどの日数を要することなく復旧できますが、複数の変電所が破壊された場合、鉄道は長期にわたって止まってしまいます。
道路も、高速道路の高架でタンクローリー事故を起こさせれば、かなりのダメージを与えられます。2008年に首都高5号線で発生した熊野町ジャンクション火災事故では、仮復旧までに5日、本格復旧までに2カ月半を要しました。こうした事故が複数箇所で発生すれば、東京の物流は麻痺状態になることでしょう。通信も、マイクロ送信設備の鉄塔を倒すか、設備に放火することで遮断できます。
電気、ガス、水道が止まり、電話も通じず、食料品が配送されなくなることでスーパーから商品がなくなった時、それでも日本国民は台湾支援を良しとするでしょうか。太平洋戦争当時であれば、都内でもかなりの野菜が生産されていました。しかし、都市化が進み、我々の生活には都市インフラが必須になっています。すぐに生活が成り立たなくなるでしょう。国民がこれに耐えられるとは思いません。
■ 根本的に不足している人的な戦力
現状では、こうした破壊工作に対してまずは警察が警戒することになりますが、治安出動などの発令により、自衛隊が警戒にあたることも可能です。ですが、上記のような攻撃が行われる場合、警戒しなければならない施設は膨大な数になります。警察は、通常の仕事もあるため、こうした対処に当たれるのは機動隊くらいです。
陸自が本年(2021年)9月15日から大規模な陸上自衛隊演習を続けているように、自衛隊は中国による台湾侵攻が行われれば、多くの部隊は沖縄九州方面に機動して、破壊活動ではなく軍によるもっと直接的な支作戦、先島や沖縄本島に対する攻撃への警戒に当たらなければなりません。
それに、そもそも陸自は約18万しかいないのです。中国による破壊活動は日本各地で行われる可能性が考えられるため、東北や北海道でも警戒が必要です。47都道府県に戦力が分かれることを考えれば、陸自の人的戦力は単純計算で各県4000人にも届きません。そして多くが機動してしまうため、各県に残る戦力はその一部しかありません。さらに常時警戒が必要な上、夜間の方が危険度が高いことも考えれば、交代で任務に就く必要があるでしょう。現場で警戒に当たることのできる人員は、各県とも数百人程度に留まります。この人数では、原発、政府、地方自治体施設など極めて重要な施設しか警戒できません。
ホームランド・ディフェンスに当てられる主として人的な戦力が、根本的に不足しているのです。このため、米軍関係者は「難あり」と評価することになります。
別組織として編成する場合は、その指揮や性格も、自衛隊とは異なるものにすることが可能です。そして、そこにメリットも生まれます。筆者としては、警察権も持つ方が効果的な組織になるため、カラビニエリのようなものの方が効果的だと考えます。しかし、左派マスコミが「特高の復活」などと騒ぎそうですし、何より高度な訓練が必要になり、ローになりません。その点を考慮すれば、州兵のような形態の方がよいかもしれません。
ただし、警察権も付与するか否かにかかわらず、平時の指揮に関しては、防衛大臣の下に置くのではなく、州兵が州知事の指揮を受けているように、都道府県知事の指揮を受ける現行の警察のような形態が望ましいでしょう。知事の中には、都道府県民の生命や財産を守ることは国の責任であるかのように考えている方もいるように見受けられます。ホームランド・ディフェンスを担う組織を都道府県知事の指揮下として知事の責任を明確にすれば、現在のような無責任な態度はとれなくなるでしょう。
逆に、警察を大幅に増強するプランもありますが、破壊工作に対して、警察官として、つまり警察官職務執行法の範囲で対処することは効果的ではありませんし、危険です。警察権を持つ組織とする場合でも、カラビニエリのように軍として動ける組織にするべきです。
■ 必要な組織の規模と予算は?
ホームランド・ディフェンスを担う組織を新たに立ち上げた場合、費用はもちろん規模に比例します。アメリカの場合、連邦軍は予備役を除き48万人、それに対し陸軍州兵は33万人です。人数比では約70%となります。イタリアの場合、正規陸軍11万に対し、カラビニエリも11万です。逆の例を出すと、イギリスのようにホームランド・ディフェンスのための組織を持たない国もあります。
組織の性格や国情によるため、我が国での適正規模を見積もることは困難です。そこでここでは仮に、人口が日本の半分であるイタリアのカラビニエリと同規模として考えてみましょう。
すると人数は約11万です。この数字は、偶然ですが、アメリカとの人口比で州兵相当とした場合と同じです。装備は、自衛隊ほどの重火力は必要がないため、整備費用は、規模の割には少なくて済むものの、当初は施設の建設費用なども必要となるため、当分の間は人数比で考えれば自衛隊と大差ない費用が必要になるでしょう。
11万は、予備役を除く自衛隊の44%に当たります。この規模のホームランド・ディフェンスを担う組織を立ち上げれば、防衛費は現行の140%ほどになるでしょう。敵基地攻撃能力を高めるための新たな装備品などを購入するなどすれば、防衛費は倍増することになり、GDP比2%に迫るものと思われます。
アメリカの要求と自民党の方針は、決して根拠のない数字ではないはずです。
■ (結論)ホームランド・ディフェンスを担う新組織を編成すべき
筆者はかねてからホームランド・ディフェンスの能力を高めるべきだと考えていました。しかし、防衛費の大幅増額など望むべくもないと思っていました。そうなると、スクラップ・アンド・ビルドしかありません。2013年末に発表された防衛計画の大綱では、戦車の大幅な削減が打ち出されましたが、筆者はそれ以前から、戦車などを削減してホームランド・ディフェンスの能力が高い普通科を増強するべきだと主張していました。
今後、本当に防衛費が倍増され、GDP比2%もの防衛予算が確保されるのであれば、まだ使用可能な戦車などを廃棄することなく、ホームランド・ディフェンスの能力を高めることができるでしょう。
実際に防衛費が倍増されるかどうかは不透明ですが、もし可能であれば、敵基地攻撃能力などだけではなく、カラビニエリや州兵のようなホームランド・ディフェンスを担う新組織を編成すべきだと考えています。
//
(以下は、不肖、私、山口達夫の感想です。)
個人的には、筆者の究極意図がどこにあるのか計りかねるが、この様な組織を作ることがもし可能なら賛成だけど、私が言いたい、目標は治安維持では無い!
治安維持だけなら、やり方がふさわしく無い様に感じる。
まあ、S(弾、潜入捜査者)の扱いに慣れた、警察公安の組織規模と予算の3倍増位で対処できるだろうと思う。
それと、スマホ、携帯、無線等の情報を全て抜き取って、スパコンでビックデータ解析をして、情報をつないで、状況が悪くなったら、怪しい奴を片っ端からしょっぴく有能な警備担当者が居れば何とかなると思っている。
国内の中国人居留者100万人、その内数%、まあ、4~5万人くらいコマンドが居るだろうから、収容施設位は、数が足りる様に増設しとくべきだろう。
何もコマンドと野戦をしろといっているのではなく、組織力を発揮する前に、確保した人物に口を割らせて、指揮系統と重要人物を潰せばいい話だ。
だいたいそんな仕事、日本の公安はプロだけど、アマチュア組織を新設するなんて、変な話だ。
著者の意図はもっと別にあるのではないか?
私なら、ズバリ、海上民兵対策だろう。政治家に、「海上民兵」て言ったら、バカな政治家は、「それなら、海上自衛隊や海上保安庁の予算を増やそう」なんて言うだけだろう。
でも、現状の軍事情勢は、米軍来援までの3週間、海自や海上保安庁の艦艇で、中国海軍や航空攻撃、弾道弾などの被弾で、日本周辺海域で、1週間生き残れるのは、皆無で、漁船60万隻以上に分上した海上民兵100万名程度が日本中のあらゆる港湾、海浜から侵入、略奪行為をしながら首都東京へ、航空攻撃の支援下に殺到する。
スクラップにする古い戦車や、人的組織力11万が、陸自自衛隊や海自・空自の生き残り、自動小銃を持った警察に、加われば、絶対の不利を少しでも改善できる余地があるのだろうと個人的には、思える。
もし、筆者が私と同じことを考えているのなら、それは、政治への絶望から出た、示唆なのだろうと思うのだが?(記)
付録資料 南アのオムニコン株コロナウィルの情報に関して
○ 11月28日日曜日、14時公開、高橋ダン氏のSNS情報
・土日に判明した、南アフリカの新型コロナウィル、オムニコン株の情報
1. スパイク因子の数から見解、デルタ株の2倍以上の感染力
2. 南アフリカのみでは無く、ボツワナでも大量感染が確認されている。
3. 土日に、オランダに到着した南アからの航空機に60名以上の感染陽性者を確認、
オムニコン株の比率を現在調査中
4. アフリカからの帰還者、2名のオムニコン株を確認、:ドイツ
5. 欧州、米国で、水際対策のために、ワクチンパスポートの所持と関係無く、航空機等の人流を止める施策を、検討中。
6. 先週、香港でも1名のオムニコン株が公式に発見されていることから、水面下で、アジア地域でも、拡散している可能性が高い。
7. 欧米を中心に、まずは水際対策で人流を止める動きが出ている上に、ドイツ、オーストリアではデルタ株レベルでロックダウンが取りざたされている状況から、クリスマス商戦や年末のリスクオンのアノマリーが、今年は、通用しない可能性が出てきている。
○NHK他
1.オーストラリアでも2名のオムニコン株感染者が、アフリカ南部からの帰還者に確認されている。
2.英国は、アフリカ方面との航空機による人流を既にストップさせた。
3.日本の29日月曜日からの対応は、危険方面の外国からの入国者の隔離期間を延長する程度の水際対策であり、人流を止める欧米の施策と比較して、余りの、「ザルぶり」に、医療関係者の一部から、すでに批判が出始めている。
4.バラエティ番組等で、ワクチンや免疫治療薬の効果が低下する可能性が高いことも報じられている。
5.国内では、まだ、「忘年会に期待する飲食業」の話題を報道する様子もあり、報道は概して、重視する経済的側面を除き、社会的には軽視する向きが強い。
//
日本国内では、再び、緊急事態に戻る「可能性」さえ、今回の件で、感じています。
まだ、あくまで「可能性」の問題ですが?(記)
投稿: 山口達夫 | 2021年11月28日 (日) 23時33分
【超人気のコロナ変異株】
米国政府の首席医療顧問になっているのファウチさんの話がコメントになった記事があった。
『米政府は27日、南アを含むアフリカ南部8か国への渡航警戒レベルを最も厳しい「レベル4」に引き上げ、渡航の中止を勧告した。米政府は、26日に8か国からの渡航制限も発表している。
米政府のアンソニー・ファウチ首席医療顧問は27日の米NBCニュースで「これほどの感染力を持つウイルスが存在する場合、ほぼ必ず最終的には世界中に広がることになる」と述べ、世界的な感染拡大は避けられないとの見方を示した。米国で確認されても、「私は驚かない」と語った。
一方、南ア政府は27日の声明で、アフリカ南部への渡航経験のない感染者が各国で確認されていることを挙げ、「渡航制限は優れた検出能力を持つ南アへの罰のようなものだ」と改めて各国の対応を批判した。経済の再開を急ぐ南ア政府は「オミクロン株」の起源と見なされることに神経をとがらせている。』
このオミクロン株が記事になった初出は知らないが記憶では23日ぐらいに見たのが初めてではなかったかと思っています。それがわずか2日ぐらいの間に大ブレーク状態でニュースが先行しているようだ。驚異の内容を先行させていると言った方が早い。実際、オランダベルギーチェコ、そして香港に感染例報告もしくは疑わしいというニュースが流れたのはほぼ同時と云ってもいいような印象を受けます。急拡大していることもあって、どっちかと云えば動きの鈍い我が国政府も金曜日ぐらいから入国制限強化を慌てたように言い出している。この変異株の重篤化になった例は南アフリカではあるらしいが実態は不明な点がまだある。オーバーに騒いでいるだけではないと思うが欧州が特に敏感に騒いでいる。感染拡大がデルタ株で急激に増加しているからでもある。より凶悪な変異株の登場は恐怖でしかないのだろう。しかし、既に、オランダ他で観測例が発見されているようなので手遅れ感があるのかもわからない。確認されたのかどうかまでわかりませんね。
ファウチさんも『「これほどの感染力を持つウイルスが存在する場合、ほぼ必ず最終的には世界中に広がることになる」と述べ、世界的な感染拡大は避けられないとの見方を示した。』
感染力が強いという認識のようだ。米国には組織的な反ワクチン勢力が存在するので大変な事態が待ち受けるような気がする。反ワクチン派は抵抗するだろう。推測されている人数は1000万人ぐらいの反ワクチン派がいるらしい。これが脅威になる。重症化すればこの人数では、国家の存続を危ぶむ事態に引きずり込むかもわからない。ゾンビ映画の発祥の国であり、いまも龍勢が続くという特殊な国だ。危機は妄想に終わらないような気がする。ファウチさんも反ワクチン勢力を恐れているのだそうだ。どこかのメデアの取材に答えていたようだ。正確ではないかもわからないが、反ワクチン勢力は病気だというような言葉があった。現に、コロナで死亡する人の約6割強はワクチン未接種の人ばかりなのだそうだ。
今後の展開は予測がつかない。年末ごろから、我が国では第6波が到来する。完璧な水際撃退政策を期待したい。例外的な措置を設けてはならないし、一人も入れてはならない。
不気味な変異株は人気先行型だ。
投稿: 旗 | 2021年11月29日 (月) 03時56分
石破先生
今晩は!!。
日毎に寒さが募り、夜間には朝方まで6℃ほどで、日中も余り気温が上がりません。近在の銀杏並木もすっかり葉を落とし、冬木の姿となりました。紅葉も進み今が盛りの見頃のようであり、嵐山を初め各地の行楽地はコロナ禍の減少による規制緩和も相俟って、相当な人出となって居ります。
石破先生に於かれましては、岸田新総理のもと、新しい資本主義実行本部へ参加され、今後議論すべき内容について先生なりの提言されました御由、先生の高邁な知見が生かされるものと心より喜ぶ次第であります。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の「国の将来を憂う」者であります。
さて、過日11月22日のFNNプライムニュースにより「日本の目指すべき社会」との題による、石破先生と先崎彰容日大教授による対談を前編、後編とも2回にわたり拝聴致しました。
特に今回のコロナ禍により、大きく変わらざるを得なかった社会構造の変化について語られ、今後決してコロナ禍以前には戻れない事を基調として
①インバウンド需要は最早求められないこと。
②東京一極集中の不可の部分
③少子化による国民生活への不可の部分
④労働分配率の向上の為には
イ、会社資本主義型民主主義の改革
ロ、株主の利益優先の資本主義を替えること・・・などが語られました。
又石破先生による、江戸幕府260年の長期にわたる存続は、各藩ごとに殖産事業も行われ、独自の経済により賄われて居た事。その後、明治維新を機会に急激に世界的に対応出来る体制とする為に東京一極集中政策を図り、富国強兵政策を行った。その結果として明治維新後20年後には日清戦争、30年後に日ロ戦争への勝利へと導く事に繋がった。などの、歴史的見地からの地方分権の利点も述べられました。
先崎教授からは、「パンとサーカス」の例を語られ、従来行われて来た新資本主義は果たして国民への為になったのか?などが語られました。
石破先生からは「人間の欲求は無限としても、地球は無限ではなくどのように折り合いをつける事が出来るのか?が重要である。」なども語られ、「コロナ禍は新しい価値観を生み出した」とも云われました。
更に先崎教授は「日本の政府の政策は下部組織へ降りるほど玉虫色となり、何の事か良く理解出来なくなって居る。更に少子化の原因についてはマインドの部分で語る事が重要であり、それは国民の環境、生活、健康、将来のへの安心感などである」と、政府が目指すべき点を述べて居りました。
反町キャスターの司会により、大変有意義且つ高尚な対談でありましたが、国会議員はすべて見るべきでは無かったでしょうか?
先崎教授は危機管理学が専門であり、その専門教授が驚くほどの石破先生の知見の深さであり、あらためて感嘆の思いを強くした次第でありました。
以上「日本の目指すべき社会」とは、先生のブログでの提言と、2020年2月以来のコロナ禍対策主体の政府の政策を振り返れば、コロナ禍対策に於いては「検査の徹底と感染者の隔離、その為の病床確保や治療のための人員、収容施設、特効薬の開発」、そして何より「国民へ安心感を与える政策」など、やはり『何事も基本に立ち返る事』が不可欠のようであります。
折しもコロナ禍による困窮者支援として18歳以下の子供の居る過程に一人当たり10万円の支給を行い、現金は5万円、後半分5万円はクーポンでの支給となると政府は決め、その印刷と配布経費が1200億円にものぼるとして、野党を初め日本維新からも大批判の様相であります。
公明党からの提案との妥協策として決定されたようであるものの、どうしてこのような『馬鹿げた』事を考えるのであろう?と苛立ちを禁じ得ません。先の「アベノマスク」による不良品と保管費用としまして150億円もの無駄も伝えられて居り、令和3年度の補正予算35兆円強の未使用繰り越しなども報告されて居ります。
安易な補正予算の計上と、補正予算使用の際の手続きの煩雑さなどによるとして指摘され、行政の関係省庁の「ざっぱな仕事」によると云うべきではないでしょうか?
次に南アからのコロナの新変異株「オミクロン株」の感染が南アフリカ、ボツワナ、イスラエル、香港、ベルギー、英国、ドイツ、イタリヤ、オランダ、チェコ、デンマーク、オーストラリア、フランス、カナダなど欧米を中心に14ヵ国に感染者が出て居り(11月28日現在)、従来の2倍の感染力があって、空気感染の可能性も伝えられ、我が国の政府の対策も躍起となって居ります。朝より夜まで、各テレビ報道でも伝えられその危機感が募って居ります。
しかし、アフリカのある国では我が国を初め、先進国各国よりワクチンの支援供給が行われたものの、26万人分が使用期限切れにより廃棄されたとの報道を目にしました。
これ迄、英国を中心にワクチンの抗体が6カ月で半減する為、3回目の接種(ブースター接種)も始まったと伝えられて居ります。
この事に関して、WHOテドロス会長は先進国の3回目の接種より、低開発国へ支援支給すべきだと盛んに抗議声明を出して居りました。
世界的なワクチン格差は相互援助により解消されるべきことながら、教育的低開発国はワクチン接種の必要性も認識出来て居らず、WHOの啓蒙不足も追及されるべきではないでしょうか?
このように、経済や平和のみならずパンデミック級感染症についても、今や一国のみの問題ではなく、世界が塊となって一緒に解決に向かう21世紀であるようです。
まさしく天にまします神の御本意のようでありませんか!!
投稿: 桑本栄太郎 | 2021年11月29日 (月) 22時52分
【先行きが見えなくなるかもわからない状況が続くだろう】
まあ、原因は変異株のオミクロン株に求めることになる。AFP他が29日現在で14か国に疑いを持つ感染者が表れたとニュース記事にしているようだ。確認されたものは怪しいようだが数日以内に判明するという話になっている。我が国も30日午前零時から入国制限の強化に入ったとされている。それでも、例外的な動きをする国もあるようだ。シンガポールはワクチンパスの有効性を認めた国を6か国追加して入国審査を緩めている。記事があった。
『シンガポール保健省と民間航空庁(CAAS)は26日、新型コロナウイルスワクチンを接種した人を対象に隔離なしの入国を認める枠組み「ワクチントラベルレーン(VTL)」に、タイなど6カ国を追加すると発表した。日本は含まれない。これにより、対象国は27カ国に拡大する。』
こういう措置は相互主義的な行為になっているので、記事にあるタイなどは条件の順守を前提に(この場合はワクチンパスなどの提示を示すのだろうと思う)シンガポールからの入国を断ることがないということになる。
記事にある「日本は含まれない」の意味は、我が国はほとんどの国からの入国を制限するため、シンガポールからの入国も認めていないということの返礼のような対応である。
他の記事にもあったが帰国した邦人の中に陽性反応を示す者が6名もあったようだ。そういうニュースにあったように海外はコロナウイルスが日常の一コマのように普通に蔓延している。出かける方がリスクは高い。
まあ、この状態がいつまでつも保つとも思えない。いつになるのかわからないが、やがて、オミクロン株の保菌者が我が国で発覚するだろう。覚悟しておいた方がいいような気がする。
この株に向けたワクチンの開発をやるとファイザー他は表明しているので待った方がいいだろう。
引き籠りは国家単位でやった方がいい。国内は安全安心であるべきだ。せっかく活気が戻りつつある社会である。水際での防疫を厳格にしてほしいものだ。失敗は許されない。
投稿: 旗 | 2021年11月30日 (火) 00時29分
【クーポン券の経費に967億円かかるそうだ。クーポン券を発案推奨する公明党は経費を圧縮すると弁明をしている】
共同の記事が一つ。
『松野博一官房長官は29日の記者会見で、18歳以下への10万円相当の給付に関し、クーポンの給付にかかる事務費として967億円を2021年度補正予算案に計上していると明らかにした。』
反日の朝日からも一つ。
『公明党の山口那津男代表は29日、18歳以下の子どもへの10万円相当の給付をめぐり、半額を現金ではなくクーポンで支給することで事務費が約900億円増えるとの批判が出ていることについて、実際の費用は減額できるとの見方を示した。「財政当局としては最大の費用を見積もっている」と語った。』
まあ、批判をかわすために朝日の取材に応じたのかどうかは不明ながら、この積極的な行動は『クーポンを推進しているのは我が党だ』と云っているのである。それが党の宣伝にもなるから取材に応じたのだろう。政府は900億円では済まない。967億円になると判断している。公明党の見積もりは杜撰である。圧縮効果はない。国に負担を背負わせるということだ。原資は税金であることを思えば無責任な話だ。
数十億円のクーポン券を配布する為に967億円を使うということだ。やってることがでたらめだ。政治家として失格じゃないのか?
維新の橋下や大阪の吉村知事他が一斉に批判をしている。金の使い方が成っていないわけだ。
まあ解決策はある。経費967億円は公明党が持つと言えばいいのにね。そうすれば、橋下も吉村知事もポカーンとするだろう。批判の口は止まる。他の人々からも誰も反対しなくなるだろう。
政策の実現に全力で取り組む気がないのだ。公明党は金持ちなんだから行動で示せば人々の見る目が変わるだろう。期待したい。ぜひ、経費の967億円を公明党が負担してほしいものだ。そうすれば、公明党が嫌いな私もがんばれ!の一言を公明党の快挙に向けて応援するつもりだ。
投稿: 旗 | 2021年11月30日 (火) 01時13分
こんにちは。
石破チャンネル観ました。
YouTubeのプロフ画面変えられましたね。
含蓄がありながらも、いつも優しく答える石破さんらしいです。
今週もお仕事頑張ってください。
投稿: くま | 2021年11月30日 (火) 07時15分
【早くも国内にオミクロン株感染者が出たようだ。】
各種メデアが報じているがそのほとんどは30歳代の男性という表記である。国籍の明示をしているところは少なかった。その中にあってあの反日の共同が目を見張る記事を配信している。驚きだ。
共同の記事は、
『政府は30日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染者が日本で初めて確認されたと発表した。感染が分かったのは28日に成田空港に到着したアフリカ南部ナミビアの30代の男性外交官。オミクロン株は、感染力が増したり、ワクチンが効きにくくなったりしている可能性が指摘されている。
厚生労働省によると、男性は入国時は無症状だったが、29日に発熱した。入国時の検査で陽性と判定され、ウイルスのゲノム(全遺伝情報)を解析した結果、オミクロン株と判明した。男性は医療機関で隔離中。7月にモデルナ製ワクチンの2回目接種を受けていた。』
反日の毎日の記事と比較すれば驚いた理由がよくわかるので挙げておく。
毎日の記事
『ナミビアから成田空港に到着した30代男性が30日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」に感染していたことが分かった。国内で確認されたのは初めて。関係者が明らかにした。
オミクロン株は南アフリカやナミビアのほか、欧州各国でも感染者が相次いで確認されている。同省によると、男性は28日夕に成田空港に到着し、空港検疫で新型コロナへの感染が確認されたため、ウイルスがオミクロン株かどうかを国立感染症研究所がゲノム(全遺伝情報)解析していた。男性は発熱症状があり、検疫所が用意した施設で療養している。同行していた家族2人は検査の結果、陰性だった。』
毎日では職業不詳、国籍不明の30歳代の男性。我が国に来た目的や背景も伏せられている点に注意することになる。家族を同伴しているが家族は陰性。
これで毎日は伝えたつもりになっている。共同の記事の方がより分かりやすい内容になっているのに驚く。国民の関心は日本人が帰国してという状況ではないことが分かっただけでも安心感が異なる。家族への感染とかには時間差が伴うこともあるからで、空港まで来て出迎えた家族が、(あったとすれば)その存在とかに関心が寄せられる不安を払しょくするだけでも心理的な効果があると思う。そして、外交官だということでその不安は消えるわけだ。共同は、この外交官の背景も記事にしている。
最後の一行は強烈だ、
『7月にモデルナ製ワクチンの2回目接種を受けていた。』
ワクチンの種類と接種時期を大まかであるが記載している。これはショックである。私もモデルナをこの7月に接種したので、心配の中身が具体的になりそうだよ。こういう情報こそ生きた内容と云わねばならない。反日の毎日の記事では共感を呼ぶのは難しい。
毎日と云う新聞社は1日も早く2回目の倒産を迎えるべきだと思ったぐらいである。我が国民の視界から退場しろと云いたいわ。迷惑しか感じないメデアだ。
それはともく、この外交官氏の治療に全力を注ぐべきである。モデルナワクチン接種後、わずか4か月で変異株に感染するというのは尋常ではない。効果のある治療を期待したい。入国制限強化の必要を改めて強調する機会になった。
この防疫強化対応に批判的な評論をする愚かな人もいるようだが、現実に起きた事例を見れば大変な事態を防ぐ努力がどういうことなのか。そっちを知らせることの重要性を考えてほしいものだ。蔓延すればお終いだ。
投稿: 旗 | 2021年12月 1日 (水) 01時03分
【韓国でオミクロンの感染容疑が発覚し出迎え送迎した人にも感染疑惑】
韓国の防疫体制がズボズボのボロボロと云う報告のような記事である。突っ込みどころ満載なのは残念と云うしかない。
記事は
『ナイジェリアから帰国したインチョン(仁川)市居住の夫婦が新型コロナウイルス感染症の新たな変異であるオミクロン感染と疑われ、変異確定検査の結果を待っている。
30日、保健福祉部はこの夫婦に対する検査結果が明日の夜遅くに確認されると発表した。
保健福祉部と疾病管理庁によると、4人は今月14日から23日までナイジェリアを訪問して帰国した後、コロナに感染したことが分かり、オミクロン変異に感染した疑いがあるという。
40代の夫婦は先月28日にモデルナワクチン接種を完了した後、ナイジェリアを訪問し、帰国後の25日の検査結果でコロナの感染判定を受けた。
その後、接触者追跡管理の過程で知人1人と同居家族1人もさらに感染が確認された。
この日の午前、追加の感染者である知人に対する変異PCR(遺伝子増幅)検査で、オミクロン変異が疑われた。』
この感染容疑者は1か月前の10月28日にモデルナワクチンを接種完了したという背景説明がある。
これでもう、ほぼオミクロン容疑が濃厚だ。
その上、空港に知人が出迎えていたという事実があってこの知人が陽性反応が出たという事実。これはもうオミクロンを疑った方が早い。
記事の後段に恐ろしい事実の記載がある。
『この知人(40代・男性)は、夫婦が空港から自宅までの移動を手伝ったことが調査の結果、明らかになった。同居家族は2人のうち1人だけがこの日追加で感染が確認された。』
感染した自覚は全くないまま韓国国内を彷徨していたというのだ。拡散中と云った方が早い。帰国した人を直ちに隔離していなかったという事実もこの記事の内容から容易に推測できる。我が国の空港がしっかり機能していたことと合わせて比べてみても、韓国のずさんな対応を見る思いだ。それは韓国人の入国だという意識が邪魔をしたのかもわからないがザルのような防疫体制を露呈したことに変わりがない。状況から見ればオミクロンと確定した方がいいような気がする。そして、空港に知人を呼び寄せていて自由にさせた事実から、もはや手遅れだ。
この変異株の感染力が言われるほど強力なものであるなら、これから3日以内に、この知人と偶然すれ違ったというだけの人からの感染が発覚するだろう。
残念な事例である。
投稿: 旗 | 2021年12月 1日 (水) 01時24分
【共同の記事になかった事実の開示があった】
ブルムバーグにその記事があった。
『(ブルームバーグ): 日本国内で初めての新型コロナウイルスのオミクロン変異株感染が確認された男性は、韓国の仁川国際空港で飛行機を乗り継いで日本に入国していたことが分かった。韓国の聯合ニュースが匿名の複数の業界関係者を引用して伝えた。
男性は外交官で、11月27日にエチオピアを出発。仁川空港で乗り継ぎを待つ間、同空港内の施設にいた可能性が高い。
聯合によると、成田空港の関係者はプライバシー方針を理由に詳細についてコメントを控えた。』
これで何がわかったのかと云えば仁川空港は既に(11月25日より前に)オミクロンに汚染されていた事実があって、この外交官氏は11月27日を過ぎて仁川空港に立ち寄り、空港施設を徘徊した後で仁川空港から11月29日に成田を目指したということである。
韓国では11月25日にナイジェリアから帰国した40歳代夫婦の感染があったわけだ。30日になってオミクロンに感染していたと今日(12月1日)になって報道している。出迎えた知人も含めて5名が感染していたと報じている。成田で感染確認された外交官氏は仁川空港のどこで感染したのかについての動線調査があれば韓国国内で急激な感染が起きた理由が判明するのではないだろうか? 韓国では残念なことに11月25日から汚染されていたのである。
オミクロン株の新規感染者は韓国国内で既に感染爆発が起きていることだろう。5000人を超える感染者の数は、これが原因だろうと思う。ワクチン接種がルール通りに実行されてこなかった容疑もあってデルタ株の封じ込めに失敗したことが先月末から確定している。そして、韓国の急激な重症者の数の増加は11月26日から始まった。ここに注目すれば、それがオミクロンの発覚と重なる。
防疫対策に失敗したのは韓国政府である。記事が出たのは5名の感染確認と云う表現だが隔離措置もされなかった同乗便の約70名は野放しである。空港に出迎えた知人は自由に国内を移動し結果的にオミクロン数の拡散を実行していたと言えそうだ。外交官氏は韓国に立ち寄らなければ感染することがなかったのではないか。それを証明するのはコロナウイルスのDNA解析と云うことになるが、速やかに照合すれば韓国の仁川空港が汚染されていることを証明することにもなる。果たして韓国はそのDNA解析作業に協力するだろうか?
ともかく、いかなることがあろうと、韓国からの入国を遮断するべきである。汚染されている空港を抱えているのがその理由だ。
投稿: 旗 | 2021年12月 2日 (木) 02時34分
【韓国によるオミクロン株検査は隠蔽工作のようだ。】
WHOがオミクロン株の警告を発したのは11月15日ごろのように言われているが香港で感染者があったと確認されたのは26日であり、韓国で確認されたのは11月30日であるが、その確認された感染者は11月25日に韓国(仁川空港)に到着していたようだ。つまり、感染の確認に5日も時間がかかったということである。これは大きな失策ではないかと思うが、韓国国内ではこれを重視する報道がない。5日もわからないまま時間が過ぎていたからこそ、感染者が5名になり仁川経由で成田に29日に到着した外交官が感染したのが判明。我が国は、外交官氏が成田に到着したその日のうちにオミクロンを確認している。つまり、この外交官は仁川で感染した疑いまである。これは大きな問題だ。コロナ検査体制を構築したと豪語し、ことあるごとに優秀な検査体制と有能な検査機器を自慢する韓国が、大きなチョンボをしたことになる。おそらく、デルタ株ばかり気にしていたのかもわからないが本命(オミクロン株)の確認までの日数は人災レベルの失態だ。
帰国から5日経って検査結果が明らかになるのはチョンボ以外の何物でもない。仁川空港はそれから消毒をしたのかどうかもニュースにならない空港だ。汚染された空港と呼ばねばなりませんね。成田の消毒はどうなったのか? そこも注目した方がいい。成田でオミクロン株の感染が明らかになった人は仁川でそれを寫されたのだ。間違いないと思いますね。防疫体制に大きなほころびがある。実に危険な話だと思いますね。
投稿: 旗 | 2021年12月 2日 (木) 03時36分
【韓国の事実の開示はいつも小出しだ】
朝鮮日報が11月2日以降12月1日までの顛末を比較的真面目に記事にしていたようだ。それまでは聯合ニュース他の記事にはなかった事実を初めて表に出したということである。併せて韓国の検査体制が稚拙であることも指摘している。
記事は、
『韓国が先月24日に入国した新型コロナウイルス感染症のオミクロン株感染者をその七日後に最終確認した反面、日本は空港検疫段階で発見して二日後にオミクロン株感染者であることを発表した。感染が判明するまでに韓国でのオミクロン株感染者が地域社会でほかの人の感染を広めたおそれがあるのに対し、日本は同じ飛行機で入国した数十人を体系的に調査しており、対照的だと指摘されている。
先月28日、アフリカ南部のナミビアから日本に入国した30代の男性外交官は成田空港の検疫で新型コロナ陽性反応が出た。すると、日本の検疫当局はオミクロン株感染の有無を確認するため、国立感染症研究所にゲノム解析を依頼し、二日後の30日にオミクロン株であることが判明した。その日のうちに日本政府はオミクロン株発生事実を公表、「同乗した乗客を把握し、管轄保健所に連絡して対応するなど、感染拡大予防措置を取っている」と明らかにした。
その一方で、韓国で今回オミクロン株に感染した仁川市在住の夫婦は先月24日午後3時30分、仁川国際空港に到着した後、居住地の保健所で新型コロナ検査を受け、25日に新型コロナ感染が分かった。つまり、少なくとも二日間は空港・自宅・保健所などを移動していたことになる。この夫婦を空港から自宅まで車で送った知人1人はオミクロン株感染が疑われる状況のまま五日間、適切な管理下になかったが、29日になってやっとPCR検査で新型コロナ感染が確認されたため、「オミクロン株疑い例」と判断された。結局、この3人とも今月1日、オミクロン株感染が最終的に確認された。これは帰国してから七日後のことだ。同日、新たに追加されたオミクロン株感染者2人も入国(11月23日)から感染が最終的に確認されるまでに八日かかった。いずれもナイジェリアでの感染だったが、政府は当初8カ国からの入国を禁止したものの、ナイジェリアについては遅まきながら今月3日午前0時より入国を禁止することにした点も納得しがたい。
韓国は現在、「変異株PCR検査」でアルファ株からデルタ株までの4種類の変異株が判定可能だが、オミクロン株は最長五日間かかるゲノム分析を経なければ判定できない。迅速なオミクロン株判定法の開発には約1カ月かかる見通しだ。専門家らは「政府はゲノム解析で最終判定を待つのではなく、変異株PCR検査段階から『事実上のオミクロン株』と見なして防疫を大幅に強化すべきだ」と話している。』
ここで明らかになったのは韓国人オミクロン感染者の帰国の正確な日時と以降の行動、空港に出迎えに来た知人の感染と、その後の行動である。
そして、ここに登場しない成田で発覚したオミクロン外交官氏が乗り継ぎのために立ち寄った仁川空港の行動が一番知りたい内容なのだが、そこはスルーしている。韓国人感染者が仁川空港を汚染した事実について少し触れているが、確証になるものの提示がない。これは推測になるのであるが、この感染済みの韓国人は空港内を自由に徘徊していたことが知られている。出迎えに着た知人が速攻で人人感染だとすれば、空港職員や空港内の店舗にいる従業員他も人人感染の疑いが濃厚だ。だから、27日に仁川空港に立ち寄ったオミクロン外交官は仁川空港を探索する時間があり、実際に徘徊したことがわかっている。おそらくと云うしかないが、感染したのはその時である。24日に帰国した韓国人感染者に直接、遭遇したわけではなく、空港内の職員他を介した人人感染を疑った方がよいわけだ。
この件については、韓国政府は今に至るも空港内消毒や、そこで働く人々の検査をやっていないようだ。これは、24日に帰国した韓国人感染者の検査に要した日数のチョンボに次ぐ大失態と云えるかもわからない。
非常に危険な状況に韓国はいるようだ。オミクロン株の実態はこれから判明する。感染力が強いという事実だけが注目されているだけである。重症化するのはどの程度なのかとかは未知数である。
しかし、用心した方がいいのは当たり前の話だ。徐々にしか実態と云うのもは明かされることがない。恐れて接するしかない。しかし、韓国の検査体制は残念なものだとしか言えませんね。7日も時間を無駄にして感染者を増やしてしまっている。これが自画自賛のK防疫の実際の姿だよ。
投稿: 旗 | 2021年12月 3日 (金) 02時09分
【いかなる場合でも嘘を吐く韓国人の行動】
テロ朝のニュース記事にあったので挙げておく。
『韓国で新型コロナのオミクロン株への感染が確認された夫婦が保健当局に嘘の報告を行い、濃厚接触者の把握に支障が出ていたことが分かりました。
40代の韓国人夫婦はナイジェリア旅行から先月24日に帰国し、今月1日にオミクロン株への感染が確認されました。
連合ニュースによりますと、夫婦は当初の聞き取り調査で「空港から政府指定のタクシーに乗った」と話していましたが、実際には知人が運転する車で移動していました。
知人は30代の外国人男性で、オミクロン株に感染していたにもかかわらず、夫婦の嘘で濃厚接触者の指定から漏れ、数日間にわたり50人近くと接触していました。
当局は感染症予防法の疑いで、夫婦の告発を検討中だということです。』
水際対策に真剣なのはどこの国でも同じであるはずだが、ここの国の国民は嘘で逃げようとするので対策が追い付かない。記事に登場する知人は既にオミクロン感染者である。
そして、彼以外に既に約50人ほどの人々が、この嘘のおかげで、これから翻弄されることになるわけだ。罪作りな嘘である。おそらく、その中の何人かは人人感染の発覚があるような気がする。出迎えた知人がその証拠だ。
これでは何の役にも立たない防疫体制である。残念な人々だ。
投稿: 旗 | 2021年12月 3日 (金) 02時35分