ウクライナ侵攻など
石破 茂 です。
ロシアのウクライナに対する軍事侵攻について、日本では「力による現状変更は国際法に明確に違反する許されない暴挙である」「G7を中心とする国際社会は結束してロシアに対して断固たる毅然とした対応をすべきである」「プーチン大統領は今からでも姿勢を改めるべきである」という論旨で一貫しているように思われます。どれも正論ではありますが、当然のことながらプーチン大統領がこれに応じて態度を改めるとは毫も思われません。
「力による現状変更は許されない」と批判をしたところで、「現状は力によらなければ変更できない」という正反対の価値観を持つ相手は何の痛痒も感じないでしょう。NATOは少なくとも今のところ、ウクライナに対して武器の供与は行っても、自ら軍事力を行使することは明確に否定しています。今後の推移にもよりますが、NATO加盟国ではなく、従って集団安全保障の対象とならないウクライナを守るために加盟国が軍事措置の決断をすることのハードルは低くはないでしょう。アフガニスタンやイラクでの「戦争疲れ」が云々される米国内世論も同様です。
今後、厳しい経済制裁が効果を挙げることが期待されますが、あの北朝鮮ですら長期にわたる制裁に耐え抜き、核開発を進めてきました。ロシアは世界有数のエネルギー資源大国であり、穀物ベースでの食料自給率も世界第11位の184%です。効果を上げられる経済制裁とはいかなるものか、精緻に分析しないままの楽観的な予測は禁物です。
大手メディアではあまり触れられない論点ですが、ブダペスト覚書(メモランダム)が今回、完全に反故にされたことにはもっと注意が必要です。ブダペスト覚書とは、1994年、当時世界第3位の核保有国であったウクライナがNPTに加盟するにあたり、ロシア・アメリカ・イギリスの3国がウクライナの安全を保障するとした署名文書です。この覚書によって、ウクライナは自国の核をロシアに移転しました。2014年にウクライナの安全が脅かされた時、この覚書違反を指摘したのに対し、ロシアは「約束したのはウクライナを核攻撃しないということだけだ」と言い放っていますが、覚書でも一定の法的拘束力は持つはずです。
ウクライナの東部2州の一部を独立国として勝手に承認したことで、ミンスク合意も破られました。ドイツの鉄血宰相ビスマルクの「ロシアと結ぶ合意は、そこに書かれていることに価値が無いということだ」との言葉を想起します。
一方で、リビアのカダフィやイラクのフセインがそうであったように、核を手放すことには大きなリスクが伴います。私は決して核保有論者ではありませんが、日本が核兵器開発能力を維持することと、核の拡大抑止(「核の傘」)の実効性を高めていくことの重要性は、より一層高まったと言わねばなりません。
故・村田良平外務事務次官(のちに駐米・駐独大使)は、アメリカの原潜搭載核ミサイルを日本が共用するとのアイデアを持っておられ、かなりの批判を浴びましたが、ドイツのダブルキー政策など、日本も「核を使わせないための核政策」を真剣に議論する機会とすべきです。
ロシアがウクライナに武力攻撃を仕掛けたことで、NATOへの加盟願望が一層高まると考えるのが普通ですが、何故プーチン大統領がこのような決断をしたのか、理解に窮しています。
プーチン大統領は、東西冷戦終結時(旧東ドイツがNATOに加盟した時)、これ以上のNATOの東方拡大はないと約束したではないか、だからこそワルシャワ条約機構も解体したのに、重大な約束違反だ、騙されたと主張しています。しかし口約束程度のやりとりが仮にあったにせよ、北大西洋条約そのものにいわゆる「オープンドア原則」が明記されている以上、これはかなり無理筋の主張です。
むしろ今、日本が考えるべきは、アジア・太平洋においてNATO的な組織を構築する必要性についてでしょう。集団的自衛権の議論はまさしくこれに直結するものであり、これを等閑視することは日本と地域の安全に決して寄与しない、と私は20年来確信しています。
プーチン大統領は今回の武力行使の目的として「ウクライナの非軍事化」と「ウクライナの非ナチス化」の二つを挙げています。
「非軍事化」とはアメリカ(を中心とする連合国)が民主化とともに日本占領政策の中核として掲げたもので、要は「軍隊の解散による国家主権の剝奪」を意味するものと考えられます(日本国憲法第9条の議論の際にこれを忘れてはなりません)。
「非ナチス化」はポツダム宣言において明確化され、ドイツ・オーストリアの占領地域で実施された連合国によるナチズム排除のための一連の政策を指し、これによりナチス関係者の裁判と処罰が厳しく行われました。
今のウクライナとナチスを比較するとは、これまたずいぶんな無理筋ですが、ロシア側の心情として「第二次大戦(大祖国戦争)最大の犠牲者を出しながら独ソ戦を戦い抜き、これに勝利してヨーロッパをファシズムから開放したのはソ連(そして継承国のロシア)である」という強い自負を前面に出したものでしょう。
ウクライナと台湾の同時危機を論じる向きもありますし、その可能性は否定しませんが、だからこそ口先ばかり威勢のいいことを放言するのではなく、わが国として台湾有事の際の法的・運用的・装備的な検証を徹底的に行わねばなりません。正しく怖れ、正しく備えることだけが有事の回避に繋がるのであり、昨年6月に5年間延長された中露善隣友好条約と、その際に発表された共同声明が持つ意味は極めて大きいと思っています。これによってロシアと中国は準同盟国として関係を更に強化したと見るべきで、バランス・オブ・パワーを保つための更なる努力が我々にも求められています。
令和4年度予算案は史上二番目の速さで衆議院を通過し、参議院での審議が始まりました。
新しい資本主義、医療体制の抜本的改革、ウクライナ情勢など徹底的に深堀りして議論すべきテーマは衆議院においても多々あったはずなのですが、肩透かしにあったような気分です。
予算委員会で度々質疑に立ち、経済政策や外交政策で傾聴に値する論陣を張ったのは前原誠司元外相だったのですが、委員会採決の時は委員差し替えとなり、国民民主党として予算案に賛成するという、極めて理解しにくい展開となったことには強い違和感を覚えました。予算案に賛成してもらうこと自体は政府・与党として有り難いことではあるのですが、そうであるなら予算委員会での質疑は一体何だったのでしょうか。トリガー条項につき総理の約束が得られたから、との主張のようですが、どうにも不可思議な思いが残りました。
28日月曜日は「報道1930」(BS-TBS 午後7時半~)に出演する予定です。
早いもので、この日が二月の最終日なのですね。
まだまだ寒い日々が続きます。皆様ご健勝にてお過ごしくださいませ。
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コメント
石破先生へ
私もロシアの軍事侵攻には大変な憤りを持っていますが、日本を含めて広く国際社会で、ロシアや中国の覇権主義に歯止めをかけられる国や指導者が居なくなってしまったのも大きな要因だろうと感じました。
日本も日米安保という、「軍事力」の傘の下で戦後発展してきた歴史を振り返ると、決して他人事ではない時代が我が国にやってくるとも思えます。
国民民主党が本予算案に賛成して頂いたことは、自民党支持者として素直に歓迎すべきと思います。
石破先生は前原先生と大変親しい間柄であろうと察しますので、ご胸中多々あるかと存じますが、先行き不透明不確実な時代に野党が救国主義で自公政権予算案に協力して頂けるのは、世界的にも日本の政治の安定性を示す上でもよゐことと考えますが、いかがでしょうか?
投稿: 正木公二 | 2022年2月25日 (金) 19時49分
石破先生へ
表題(目次)「ロシア、ウクライナ侵攻」
付録資料 貿易赤字深刻化
2月24日未明から、ロシアによるウクライナ侵攻が開始されました。今週は、この件で、事実関係を確認するとともに、個人的に感じた事項等を加えて、取り纏めてみたいと思います。
(本文)
ロイター編集、ワールド
2022年2月24日4:01 午後2時間前更新
ロシアがウクライナ軍事攻撃、防空システム「制圧」 東部で越境
[モスクワ 24日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は24日、軍によるウクライナでの特別軍事活動を承認した。
2月24日、ロシアのプーチン大統領は、ウクライナでの特別軍事活動を軍に承認した。これを受け、ロシア軍は首都キエフや東部の都市でミサイルなどによる攻撃を行ったもようだ。
これを受け、ロシア軍は首都キエフや東部の都市でミサイルなどによる攻撃を実施。国防省はウクライナの防空システムを「制圧」したと表明した。
キエフでは明け方にサイレンが鳴り響いた。ウクライナのレズニコフ国防相は、東部の部隊や軍司令部、飛行場がロシアからの激しい砲撃を受けていると明らかにした。
ゼレンスキー大統領は、ロシアが国内インフラや国境警備拠点にミサイルで攻撃を行い、多くの都市で爆発音が響いたと述べた。また、国内全土に戒厳令を発令した。
内相顧問は、ロシア軍の砲撃で少なくとも8人が死亡、9人が負傷したと述べた。
ロシア国防省はウクライナの軍事施設や防空、空軍を高精度兵器で標的にしたと表明。ウクライナの都市は攻撃対象にしていないとしている。
ウクライナ国境警備隊によると、ロシア軍はロシア、ベラルーシ、クリミアから攻撃を仕掛けた。ロシア部隊はその後、国境を越え北部チェルニヒウ、北東部ハルキウ、東部ルガンスクの各地域に入ったという。
インタファクス通信によると、ウクライナ東部の親ロ派は、ロシアが独立を承認したルガンスクとドネツク地域の制圧を目標としている。
<プーチン氏「脅威から防衛」>
プーチン氏は国民向けテレビ演説で、ウクライナからの脅威から自らを守る以外に選択肢がなかったと強調。「ロシア連邦の市民を含め、市民に対する多数の流血の犯罪を犯した人間を裁判にかける」と述べた。
また、外部勢力が行動を妨げようとするならすぐに対応し、ウクライナの非軍事化を目指すと表明。「わが国を直接攻撃すれば、敗北と悲惨な結果につながるということを誰も疑うべきではない」とけん制した。
バイデン米大統領は、ゼレンスキー大統領と電話で協議し、ロシアのウクライナ侵攻に対して国際的に結束して非難するため米国が取っている措置を説明したと表明。米国と同盟国がロシアに厳しい制裁を科すとともに、ウクライナへの支援と援助を継続すると述べた。
各国はロシアへの追加制裁を検討している。
中国外務省報道官は24日の定例会見で、ウクライナ情勢に関わる各国に自制を求めた。ただロシア軍の行動について、海外メディアが表現するようなウクライナへの「侵攻」ではないとの認識を示した。
<国連でロシアに非難相次ぐ>
国連安全保障理事会は23日、ウクライナ情勢を巡り緊急会合を開催した。グテレス事務総長は、5年以上に及ぶ在任期間中で「最も悲しい瞬間」だと記者団に発言。「人道のため」に戦争をやめ、ロシア軍を撤退させるようプーチン大統領に訴えた。戦争はウクライナに壊滅的な結果をもたらし、世界経済に広範な影響を及ぼすとも指摘した。
米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は「平和を求める理事会が招集されているさなかに、プーチン大統領は理事会の責任を完全に軽視し、戦争のメッセージを送った。これは重大な緊急事態だ」と批判。英国、フランス、ウクライナもロシアの攻撃は正当化できないなどと強く非難した。
一方、ロシアのネベンジャ国連大使は、国連憲章51条に基づく自衛権の行使だと説明した。
<原油先物100ドル突破>
原油先物価格は、ロシアの侵攻開始を受けて2014年以来初めて1バレル=100ドルを突破した。欧州大陸での戦争が世界のエネルギー供給停滞につながるとの懸念が強まった。
北海ブレント先物は2014年8月以来の高値となる103.32ドルに上昇した。米原油先物も98.10ドルに上昇した。
一方、ロシアルーブルは対ドルで過去最安値に下落、取引が一時停止された。
ワールド ロイター編集
2022年2月24日5:06 午後2時間前更新
中国、ウクライナ情勢で自制呼び掛け 「侵攻」ではないと主張
中国外務省報道官は24日の定例会見で、ウクライナ情勢に関わる各国に自制を求めた上で、ロシア軍の行動について、海外メディアが表現するようなウクライナへの「侵攻」ではないとの認識を示した。
[北京 24日 ロイター] - 中国外務省報道官は24日の定例会見で、ウクライナ情勢に関わる各国に自制を求めた上で、ロシア軍の行動について、海外メディアが表現するようなウクライナへの「侵攻」ではないとの認識を示した。
//
(以下 は、私、山口達夫の個人的な感想です。)
1.「現代の電撃戦」の主要な司令部、航空基地、通信施設、情報中枢等への奇襲攻撃手段は、間違いなく、「弾道弾の飽和攻撃」である。
この事実関係が、今回のロシアによるウクライナ侵攻で明確に立証されている。
そして、我が国が対峙する中国軍の陣容は、弾道弾の開発、量産、実戦展開数から言って、明らかにロシア軍に比肩もしくは優越さえしている様であろう。
日本の安全保障を考える場合、余りに、この点に対する判断が、自衛隊幹部関係者や政治家の判断が甘すぎる。
なんで、費用ばかり食って、中国の弾道弾攻撃の前に、産業廃棄部にしかならない、F35A、早期警戒機、対潜哨戒機のP―1を、揃えて、隊要の維持や退職後の幹部自衛官の利権ばかり、確保しなければならないのか?
少なくとも、中国側の弾道弾攻撃への抗耐性を考えれば、F35Bの無数の基地運用とともに、検討すべきところを、いまだに、パイロットの空戦交換比率の問題に胡坐をかいて、真面に、弾道弾の脅威を評価し得てない。
数カ所の民間飛行場の運用を考えるだけで、対応できるという能天気さは、異常としか思えない。
‘2.対空部隊である空自ペトリや陸自中SAMでさえも、弾道弾による排除目標になる可能性を非常に感じる状況を見た思いがする。
中SAMは、敵航空機や巡行ミサイルに対応できる対空戦力だが、ロシアによるウクライナ侵攻の状況を見るにつけ、中国側が、ここも、弾道弾による排除目標にしてくる可能性を強くもった。
対策は3点ある。
1点目は、航空機の調達予算を削ってでも、ペトリオット、中SAMクラスの対空部隊を潤沢に配備することだ。
2点目は、近SAM、携行SAMのより、安価で、射程が劣るが、中国側の航空機、攻撃ヘリ、ドローンへの抗耐的な抵抗が可能な様に、これらの安価の兵器を、職種に制限なく、潤沢に配備することだ。
‘3点目は、ペトリ、中SAMの配備を、弾道弾の通常弾薬の直撃にも耐えられる、重掩蓋化する予算を通すことだ。
付録資料 貿易赤字深刻化
以下、双日総研吉崎氏のコラムから
双日総研、吉崎氏、溜池通信、<2月18日>(金)号より
〇昨日発表された1月の貿易統計は少々驚くべきものでした。
〇「輸入が3か月連続で8兆円を超えるって、いつ以来のことなんだ?」と呻いてしまいましたが、もちろんそんなことは史上初めてのことなのです。今と同じくらい原油価格が上がりまくった2014年1月に8.0兆円という記録があるだけで、8.3兆円(11月)、8.4兆円(12月)、8.5兆円(1月)と3か月連続で続くなんてことは、今までになかったことなのであります。
〇ちなみに2014年1月の石油価格は1バレル100ドルを超えていました。今よりも高かったのです。為替は1ドル105円くらいでしたけどね。「原油価格が上がったから貿易赤字が増えている」とよく言われますが、それだけじゃあないんですよね。
〇最近、講演会などでよく使うネタですが、これを言うとよく驚かれます。
「2020年度の日本の輸入品目の第2位は何かご存じですか?1位は原油(4.06兆円)、それは常識ですよね。2位は何か。LNG(3.15兆円)とかじゃないんですよ。医薬品(3.22兆円)です」
〇ちなみに第4位は通信機(3.05兆円)で、日本は既に製品輸入大国になっているのです。これが2014年当時との違いです。「日本は原料を輸入して製品を輸出する加工貿易の国」というのは、かろうじて真実だと言っていいでしょうが、今ではハイテク製品も輸入しているのです。以下、5位に衣類・同付属品(2.71兆円)、6位に電算機類(2.56兆円)、7位に半導体等電子部品(2.55兆円)と続きます。
〇それが今年になりますと、医薬品にはコロナ用ワクチンが1兆円くらい追加されます。だから2021暦年の輸入額を見ると、医薬品は4.18兆円となっています。LNGの値段が上がったから(4.27兆円)、第3位に落ちていますけどね。
〇つまり製品輸入大国となった今の日本では、化石燃料価格の高騰はそのまま貿易赤字拡大につながるのです。1月の貿易赤字は2.19兆円でした。幸いなことに、2014年当時に比べるといまは輸出が好調なんですが、貿易構造がずいぶん変わってしまっている、ということは覚えておかなければなりません。
〇あらためて2021暦年の輸入トップ10は以下のとおりです。ずいぶんの様変わりだと思います。
①原油および粗油 6.93兆円
②LNG 4.27兆円
③医薬品 4.18兆円
④半導体等電子部品 3.35兆円
⑤通信機 3.32兆円
⑥衣類・同付属品 2.83兆円
⑦非鉄金属 2.83兆円
⑧石炭 2.73兆円
⑨電算機類 2.39兆円
⑩石油製品 2.14兆円
//
「通信機」とは、米国製、中国製、のスマホを指すでしょうね。
以下は、私、山口達夫の感想です。
1. 輸入超過で、輸出を中国に頼れないのは、この国が、
(1) 共同富裕策で、不動産やIT関連の富裕層叩きのために、事業面での膠着感がある。
(2) ゼロコロナ施策への執拗なこだわりのために、ロックダウンがオミクロン株に対して指向されるのに躊躇が無い
(3) 少子高齢化の進行のため、生産力が漸減している
(4) ウィグル、香港問題のため人権上の忌避感が欧米を中心に、貿易に影を投げかけている
(5) 途方もない大軍拡をいまだ継続中
(6) 不景気下では、共産党当局が余計に、日本を含む外資に冷たく、純国内産業の保護を優先する。
といった要因等から、ここ1年程度は、経済上厳しい見通しだからだろう。
従って、対米一本足に、輸出選好という結果になっている。
2. 物価上昇が生活苦にしかならない原因の一端が、貿易収支の悪化だろうと思えてなりません。
通貨が過度に弱くなる新興国の特徴の1つに、「経常収支が過度に赤字化している」
というのがありますいが、日本の場合、経常収支が黒字を保っているのは、第一次所得収
支という、米国債利子などの証券投資と海外の工場建設等による直接投資によるものでしょうが、得られる収益の多くが、現地再投資になったり、あるいは、投資原資のリパトリなんか、殆ど想像の域外で、結局、実需となるのは貿易収支の赤字分しか殆どのこらない様な話になっていて、これが、円の購買力をどんどん押し下げていきます。
結論として、「安全通貨」なんて、大層な言い回しと裏腹に、円はどんどん安値で叩かれていきます。
だいたい、「リスクオフ時に、安全通貨としての円が買われる」なんて、状況の矮小化にすぎず、実際は、利子が低い円を借りて、それを売り払って、米国や新興国の成長産業に投資するという、リスクオン時のスタイルが、リスクオフ時には、成長産業のリスク資産が減価するために、その巻き戻しが起こり、円が買われるだけであり、全然、円の安全神話なんか、信じてる投資家なんて、世界中に殆どいないんじゃないか?と思います。
(記)
投稿: 山口達夫 | 2022年2月25日 (金) 19時56分
アジア・太平洋においてNATO的な組織を構築するには、「加盟国間でのいかなる領土紛争も認めない」とする盟約が必要です。
竹島問題がある以上、韓国が入った時点で成り立ちません。
日本が今必要な備えは、核兵器ではなく、北方領土を自力で奪還する能力です。
それはほぼ100%海軍力であり、島嶼防衛や台湾有事、南海トラフ大地震にも対応する能力を飛躍的に高めます。
その能力があれば、ロシア軍を2正面作戦に追い込む事が出来ました。
(リンクのブログを参照してください)
投稿: 軍師 | 2022年2月25日 (金) 20時06分
ウクライナの騒ぎの裏で、中国の動きが大変心配です。北海道の土地も買い漁り、自衛隊の周りの土地も買い漁っていると聞きました。人もすごい人数を既に送り込んで、沖縄の基地反対運動でも大きな役割をしていると聞きました。実際に確認した訳ではありませんが、あまりにも脇が甘いと思います。
必ず日本を守って下さい。
よろしくお願いいたします。
投稿: 笠原秀則 | 2022年2月25日 (金) 20時29分
【 国民より企業が大切な安倍・菅総理 】
『 岸田文雄首相は(2021年11月)29日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が広がっていることを受け、アフリカ9カ国に限定している外国人の入国禁止を全世界に拡大すると発表した。30日午前0時から適用する。 』(注1)
『 2ちゃんねる開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之さんが(2021年12月)26日、自身のツイッターを更新。新型コロナウイルスのオミクロン株により新規の外国人入国制限がされる現状を分析した。
ひろゆきさんは、年末年始の需要期にある居酒屋が人材を確保できず時給を引き上げる動きが相次ぎ、東京都心では夜間時給が1800円台に上昇する例も出ているという報道を添付。この動きに「低賃金の外国人労働者が減ると時給が上がって日本人が暮らしやすくなるという話をしてましたが、コロナ禍のせいで実現出来たので、理解してもらいやすくなったと思います」とつづった。 』(注2)
『 経済活動の再開に伴い、いま、アルバイトの争奪戦が激しさを増しています。
・・・人手の確保に苦戦する現場もあります。東京・渋谷区の「お肉屋けいすけ三男坊」は、山口県産の希少なブランド牛「高森和牛」が売りで、緊急事態宣言の解除後は売り上げが昨年の8割まで戻りました。支配人の伊藤生人さんは、書き入れ時となる年末にさらなる期待を寄せる一方で、人材の獲得に悩みを抱えています。今年の3月には100件近く来ていたアルバイトの応募が、宣言が解除された(2021年)10月以降は10件程度と減少し、全く応募が来ない時期もあったといいます。
現状のスタッフの数では接客が十分にできないことから、1日の予約数を減らすなどの対応を取らざるを得ない事態に。そこで伊藤さんが決断したのは、アルバイトの時給アップです。夜7時から9時まで働く人の時給を今月から1200円から1300円に100円アップしました。反応は上々で、今日までに2人の採用に繋がりました。アルバイトの時給アップは負担になるものの期待感も大きいといいます。
「どうしてもお客様に直接サービスする部分が多いお店なので、働いてくれる人は必要です。人件費は重くなるのはつらいですけど、今まで本当につらい時期だったので、ようやくお客様を笑顔で迎えられるようになったから、時給100円アップしてでも迎えたい」(伊藤さん)
飲食業界は昨年と比べて来店者数がプラス45%(予約管理サービス「トレタ」調べ)と増加傾向で、人手不足が顕著になっています。こうした中、大手居酒屋チェーンでもアルバイトの時給アップに取り組んでいます。「ユナイテッド&コレクティブ」は運営する焼き鳥居酒屋「てけてけ」の都内の直営店でアルバイトの時給を最大300円引き上げました。また、ワタミも「ミライザカ」や「鳥メロ」など首都圏の約140店舗で既に雇用しているアルバイトの時給を50~100円引き上げました。
深刻なアルバイト不足は、飲食業界に限ったことではありません。先月、アルバイトの求人掲載サイト「バイトル」に掲載された求人件数は約25万7000件。昨年と比べると1.6倍に増えています。
バイトルを運営する「ディップ」の北里友宏執行役員は「全体で平均時給が1191円と前の同年と比べて約7%アップしています。飲食のみならず、軽作業・物流系の仕事も前年比10%ぐらい増えている」と話します。
こうしたアルバイトの待遇改善の流れから、ディップでは待遇の良さに絞って検索できる特設サイトを今月オープンしました。
実際に、東京エリアの高収入の仕事を選んでみると、物流拠点での仕事などヒットした求人は3万件を超え、平均時給は1610円。さらに「時給200円アップ」や「採用祝い金4万円」など、人材を集めるのに懸命な姿勢をうかがわせる数字が並んでいます。
広がるアルバイトの待遇向上。この流れは今後も続くのでしょうか?
「まだまだ給与アップの仕事が増えてくるかなと実感しています。採用力向上や、定着に向けて処遇改善に向けて動くようなサービスを展開していきたい」(ディップ北里執行役員)
※ワールドビジネスサテライト 』(注3)
2ちゃんねる開設者で実業家の「ひろゆき」氏の言う通り、低賃金の外国人労働者が日本人労働者の賃金上昇を抑制していたのでは無いかと云う説が在った。
だが、今迄確たる証拠が無かったので、安倍・菅政権では無視されていた。
しかし、今回、岸田総理のオミクロン株対策として、外国人の入国禁止を全世界に拡大することにより、「低賃金外国人労働者・日本人労働者賃金抑制説」が図らずも実証されて仕舞ったのである。
『 政府の新型コロナウイルスの水際対策を緩和するよう求める圧力が自民、公明両党内で高まっている。岸田文雄首相は17日の記者会見で入国者総数の上限の引き上げなどを発表する予定だが、国際競争力の低下を懸念する与党からは、さらなる緩和を求める声も上がる。
自民の安倍晋三元首相は10日の安倍派会合で「世界の経済の中で、日本が立ち遅れる危険性に直面している」と強調。公明の山口那津男代表も15日、首相官邸で記者団に「水際対策にどういう効果があるか、厳しく維持することでどういう不利益があるか、きちんと捉えた対応を求めたい」と語り、留学生や文化・スポーツ交流関係者らの受け入れ緩和を要求した。岸田首相は17日に会見し、1日の入国上限を5000人に戻し、入国者の待機期間を3日に短縮するなどの方針を表明する見込みだ。 』(注4)
与党の自民党・公明党は、賃金上昇に苦しむ、物流や飲食等の企業の要望に応える為、また、低賃金外国人労働者の存在が、日本人労働者の賃金上昇を阻んでいる不都合な真実が知れ渡らない様に、岸田総理に圧力を掛けている。
低賃金外国人労働者が原因で賃金が上がらない日本国民の利益より、低賃金外国人労働者によって潤う企業に寄り添う自民党・公明党は、日本国民にとって、果たして存在意義は在るのだろうか?
(注1)【 時事ドットコムニュース 2021年11月29日13時39分
入国禁止、全世界に拡大 オミクロン株で水際強化―30日から適用・政府
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021112900260&g=pol
Copyright©JIJI Press,Ltd. All rights reserved. 】
(注2)【 中スポ・東京中日スポーツ 2021年12月26日 10時23分
ひろゆきさん、コロナ禍で実現「低賃金の外国人労働者減少→日本人の時給UP→暮らしやすくなる」それでも理解しない政治家に疑問
https://www.chunichi.co.jp/article/390925
Copyright © The Chunichi Shimbun, All Rights Reserved. 】
(注3)【 Yahoo!ニュース 2021/12/24(金) 7:31配信 テレ東BIZ
物流や飲食でアルバイトの時給上昇 経済再開で激化する人材争奪戦【WBS】
https://news.yahoo.co.jp/articles/d33464a9eab6f07728eefc0a1b4f9227a6a54706
※ワールドビジネスサテライト
Copyright © 2022 TV TOKYO Corporation All rights reserved. ©Yahoo Japan 】
(注4)【 毎日新聞 2022/2/16 18:53(最終更新 2/16 21:23) 1098文字
令和の鎖国 「鎖国状態」と与党から不満 コロナ水際対策、強まる緩和圧力
https://mainichi.jp/articles/20220216/k00/00m/010/246000c
【東久保逸夫、中村紬葵】 Copyright THE MAINICHI NEWSPAPERS. 】
投稿: 三角四角 | 2022年2月25日 (金) 20時46分
プーチン大統領にとっては、ウクライナはロシア家の庭の離れのような感覚でしょうか。あるいは、ロシアが旅館の本館でウクライナは別館のようなイメージでしょうか。
ところが、別館の運営責任者であるゼレンスキー大統領は、本館の了承を得ることもなく勝手に西側諸国の顧客を受入れるため、建物を全面改装すると言い出した。
「ちょっと待て。ロシア旅館の伝統をぶち壊すつもりなのか。とんでもない、そんなことは絶対させんぞ。ゼレンスキーはクビだ」
しかしながら、クビにする前に、別館の従業員はどう思っているのかを知っておく必要があるだろう。軍を進めて様子を見るか。
「そうか、従業員はゼレンスキーを支持しているか。しかし許せん。従業員の罪は問わないがゼレンスキーはクビにするのだ。」
とまあ、素人の拙い創作ですが、このような印象を私は持っております。決して武力攻撃の正当化やロシアの肩を持つわけではありません。
ですから、甘い予測かもしれませんが、ロシア軍はゼレンスキー大統領を取りあえず拘束するに留めるかもしれないと思っております。
投稿: コジュケイ | 2022年2月25日 (金) 20時56分
石破閣下
ポンコツモデラーのポンコツコメントです。
バイデン大統領はプーチン大統領の戯言に引っ掛かってしまいました。4300万人の人口と25万人の軍隊を持つウクライナに、12万人で攻め込むという摩訶不思議な戦争が始まりました。もうとっくにウクライナ軍とロシア軍の間で話が付いていて、それをアメリカが掴んでいたとしてもです。マスコミでも触れられていますがSWIFTの停止を誘い出そうとしているとすればプーチンは策士ですね。
手の込んだ芝居はロシアの得意とするところです。バイデン大統領が手のひらに乗せられているとしても、我が国に取ってはどちらに転んでもチャンスです。国際決済で米ドル関連の決済権をロシアが失うという事は、それは直ちにアメリカがその絶対的金融上の優位を失うことに成ります。世界通貨の神通力が無くなれば次にユーロも失います。イギリスがEUから脱退したことも頷けます。
それではルーブルが台頭するでしょうか。まずないです。それはロシアがトリプル嘘の世界だからで、ロシア自身を苦しめる病魔が巣くっているからです。嘘をつきすぎて自身の嘘に自分が騙される、あるいは嘘の世界でしか生きられない業とでもいうべきでしょうか。ロシアの弱点は嘘を作るために何か確かな事実を押えなくてはならないという事です。自然科学が発達している理由でもある訳です。まあ、イカの先祖は宇宙人の国ですから。
金融的大混乱が起きて、一番安全で確実な通貨を世界が目指すようになるとすると・・・。国連が崩壊してしまえば一番の免罪符を手に入れる国。その国の通貨が力を持ったとしても不思議ではない。この国連常任理事国ではない国の通貨を上手く使いこなせる指導者はいるのでしょうか。新しい資本主義という言葉を聞いて、新しい社会主義という言葉を思い出しました。かつて我が国が帝国を名乗っているころ、そのような事を唱えて北の国の同盟に攻め込み散々な目に会いました。歴史は繰り返されるのかもしれません。乱文・乱筆お許しください。
投稿: 野村嘉則 | 2022年2月25日 (金) 21時56分
ブダペスト覚書??
日ソ不可侵条約はどうなりましたか?紙に書いたもの、抗議声明、反対運動、時間のかかる経済制裁、強い非難等々は暴君、独裁者には何の効果も有りません!
台湾有事の際は、ニッポンはウクライナと同じように友人の台湾を決め見殺しにするのですか?
ロスケが侵略したウクライナ以上に中国の台湾侵略は大義名分がたちますね‼️
ニッポンは友好国台湾を守れますか?
投稿: 綾小路 | 2022年2月26日 (土) 01時17分
プーチン大統領も核を本当に使うほど馬鹿でないと思うけど、偶発と言うのが有りますからね、しかし経済制裁しか出来無いアメリカの国力は落ちたのですか、でも人間には(話し合い)と言う人にしか出来無い手段が有ります、文明人の最高の解決手段だと思います、動物には出来ませんもの、石破先生、普段から外交の力を力説していた石破先生の意見が正解だったのが良く分かります、若い人を育てて将来の日本の国づくりをお願いします
投稿: 高埜寿一 | 2022年2月26日 (土) 03時39分
石破さん お疲れ様です
昨夜プライムニュースを見ていて出演された識者の先生が述べるには、
ベラルーシ側から侵攻した兵士たちは、極東の軍事基地から列車によって移動したという話を聞き、驚きました。
今回のウクライナ侵攻は、暴挙というしかなく、過去に結ばれた条約も反故にし、やはりロシアは危ない国家だと改めて認識しました。
そして、我が国の周辺の状況は極めて予断できぬ地域であると残念ながら強く感じました。
テレビに映るプーチン氏は、何か悪魔に取り憑かれたような眼付きであり、特に高齢になるにつれ、狂気に苛まれてきたのでしょうか?
どうにも今回の侵攻は、果たしてここまでやる必要があったのかどうかと強く思いました。
屁理屈や無理矢理、ロシア軍を総動員して、ウクライナを占領、ロシアによる政権を作ろうとしています。
ゼレンスキー大統領はじめウクライナ軍は勇敢にも祖国を守るために戦闘に従軍していますが、非常に情勢は厳しそうです。
ウクライナ国民が、荒れ狂ったロシアの兵隊から生命、財産など身を守ることができるのだろうか?と極めて憂慮すべき事態として心配です。
今回のロシアによるウクライナ侵攻は、思った以上にスピードが速く進められたことも驚きです。あらかじめ十分に練られた計画だったようです。
我が国も日本と日本人防衛のためにどうすればいいのか早急に真剣な論議をしなければならないと感じました。
今回は、欧州の首脳など様々な外交が行われたのにも関わらず、上手くいかずに反故にされました。ロシアや中国の目は、力のあるアメリカにしか目が行っておらず、日本もアメリカと出来る限り早急に協議して、新型の防衛兵器の開発装備を求められる気がします。
SNSなど呑気な意見も多く、日本列島の隣りには、とんでもないことを平気でやろうとする隣人がいると思うと、コロナ禍の今般、頭痛の種になりそうですが、よくよく考えていかないといけないと強く思いました。
平和な世界は尊いものだということを改めて感じる次第ですが、世界中のあらゆる地域で今回の影響が出て行くことがないようにして欲しいと思います。
投稿: 父ちゃん | 2022年2月26日 (土) 04時47分
石破さん、
ウクライナ、ついに始まりましたね。
僅かに十六発の短距離ミサイルで、数時間にして、ウクライナ各地の軍事基地施設、急行などの重要施設を全て完全に破壊して、制空権を確保し軍を無力化したことは、此こそ当に、確証破壊というべきものです。
制空権を確保し、攻撃ヘリが上空から警戒する中で、大量の戦車軍団が地上を進撃する戦闘こそ、21世紀型の戦闘ともいえるでしょう。
一方で、ウクライナ側も、兵士が肩に背負ってする熱誘導対戦車ミサイルの威力は、赫々たるもので、ロシア軍を大いに悩ますことなるでしょう。
ウクライナは、総動員令を敷き、国民をあげて総動員して国土を守ろうと居ていますが、残念ながら、犠牲を増やすだけでしょう。
圧倒的格差のあるロシア軍に対抗できる術は、どう考えてもないからです。
大義を捨てて、降伏して、先頭を止めるしかないのです。いかなる論理も非難も、意気込みも、愛国心も、正義も狂気の前には成立しないからです。
敗北主義とか、敵前逃亡と言われようと、あらゆる不名誉な非難を浴びようと、勇気を持って、敗北を認めることです。
占領され、蹂躙され、あらゆる抑圧があったとしても、勝つことが出来ない戦争を続ける理由にはならないし、してはいけないのです。
どう戦ったところで、単に犠牲を増やすだけだからです。
一刻も早く敗北を認めて、指導者は、直ちに亡命して命を守ることです。
そして何より、ウクライナがNATOに加盟した居なかったことが幸いです。NATO諸国が、同盟を理由に、一国でも攻撃に加われば、欧州一帯を巻き込む大戦に反転したであろう事は明からだからです。
今、アメリカも欧州も、経済制裁しか対抗していないという現実も、全く正しい判断です。
ところで、核武装ももういりません。兵士が背負った対戦車ミサイルで、全ての戦車を破壊できるのに、核兵器で膨大な破壊をもたらす意味がないからです。
高性能のスティンガーミサイルで、地上から戦闘機を撃墜させることも出来ます。
中短距離、或いは多弾頭ミサイルで、精密誘導して。厳格に必要な極小の標的を確実に破壊できるのです。
核兵器は、射程も精度も維持できなかった時代の野蛮な遺物です。
一発の核兵器より、十発の多弾頭ミサイルの方が遙かに有用性が高く無用な犠牲も減らすことが出来るのです。
核は無意味です。
更には、同盟の意味です。同盟して集団的自衛権で守れば、必ず戦争は無制限に拡大してしまいます。アメリカが日本を守れば間違いなくアメリカ本土にミサイルが撃ち込まれます。その攻撃に核を持って答えれば、地球が終わります。
ポーランドが、熱意を持って避難民を受け入れています。其れが救いです。無制限に難民を受け入れることが、唯一共に戦う手段です。
其れしか守る手段はないと考えるべきです。
抑止力という幻想も捨てるべきです。自殺願望の狂気に対抗する手段がないのと同じ事だからです。
投稿: かも | 2022年2月26日 (土) 09時12分
石破さん ブログご更新、有り難うございます。今回は更に長文、然も濃厚な味付けで消化するには数回読み込まねば‥(微笑)。
閑話休題 ≪悪魔の誘いに乗る勿れ~≫
泡沫メディア:「平和すぎて羨ましい」。日本の報道に洩れる欧米の皮肉 https://bit.ly/3pf7wJU
①≫日本メディアや日本人はウクライナの状況がいかに深刻か分かっていないのだろうか。
②≫多数の死者が出て、1つの国が制圧されそうな時に、金やガソリン価格の上昇を伝える意味がどれほどあるのか疑問‥
⇒たとえ泡沫メディアであっても、遠慮は要りません。遠慮は時に有害でもある。そのご指摘に「疑問」の余地はないでしょ。その暢気さや平和ボケを厳しく批判して下さい。「今だけ‥此処だけ‥自分だけ‥幸せなら好い」という歪んだ風潮も強いから~。
⇒弱小な極東島国に狎り下がったとは云え、その批判は真摯にかつ重く受け入れる。然し、日本はあの「昭和16年夏の敗戦」以来、「武力には武力」の愚は犯さぬと決意し国是として掲げている。
⇒飽くまでも、SoftPowerに拘りSoftPowerで闘うのです。それが「私たちが標榜する平和主義」。
⇒但し、真に慙愧に堪えないが、安倍愚猿らに邪魔されたせいで、 目標地点は遥か遠く~♪未だ道半ば~🌸♪
余談: ≪現実の歴史は現実的で示唆的である…??w≫
Battle of Waterloo※開戦にN・Rothschildが宣った一句
「銃声を聞いたら株を買え…Buy to the sound of Cannons」
裏側の「Sell to the sound of Trumpets」もお忘れなきよう…。
≪NapoléonかPutinか≫
※英蘭連合軍らとナポレオン1世率いる仏軍間の一連の戦闘。仏軍が開戦後三日で敗北した。ナポレオン最後の戦い。
投稿: 黒山椒 無躇 | 2022年2月26日 (土) 10時06分
石破様、おはようございます。東アジアにもNATOをとの提案ですが、陸続きで危険度の高いヨーロッパでは有効ですが、海に囲まれた日本には必要ないのではないかという意見もあるのではと思われます。それよりも有事においてスピードを出して対応できるような体制づくりが大事かと思われます。有事には救急医療と同じくスピードと正確さが必要とされます。的確な判断力、的確な応急措置こそが今の日本に必要なことではないかと思います。石破様、期待しています。
投稿: hitomugi | 2022年2月26日 (土) 10時26分
ウクライナ問題はいくら考えても理解できなかったのですが、石破先生の話を聞いて大分理解できるようになりました。私は先の戦争で大阪市が大空襲を受け、猛火を吹き出して焼け落ちる自家を子供の時に経験しています。今、政治家も大企業者も、マスコミも呑気に思えて仕方ない。日本を強固な国に変貌させないと、考え込んでしまいます。
投稿: 大矢得二 | 2022年2月26日 (土) 15時26分
石破先生へ
追伸、2022年2月26日土曜日
現役の知識と比較して、既に、素人並みに衰退した認識にも関わらず、偉そうに、対案などと申し上げてしまったが、実際、よく考えると、基本的な視点が欠けたことに気が付いた。
前回、送った文章に、以下の様に書いた。
「
‘2.対空部隊である空自ペトリや陸自中SAMでさえも、弾道弾による排除目標になる可能性を非常に感じる状況を見た思いがする。
中SAMは、敵航空機や巡行ミサイルに対応できる対空戦力だが、ロシアによるウクライナ侵攻の状況を見るにつけ、中国側が、ここも、弾道弾による排除目標にしてくる可能性を強くもった。
対策は3点ある。
1点目は、航空機の調達予算を削ってでも、ペトリオット、中SAMクラスの対空部隊を潤沢に配備することだ。
2点目は、近SAM、携行SAMのより、安価で、射程が劣るが、中国側の航空機、攻撃ヘリ、ドローンへの抗耐的な抵抗が可能な様に、これらの安価の兵器を、職種に制限なく、潤沢に配備することだ。
‘3点目は、ペトリ、中SAMの配備を、弾道弾の通常弾薬の直撃にも耐えられる、重掩蓋化する予算を通すことだ。
」
約28年前、現役にあった時、ホークの陣地侵入から対空戦闘まで、時程は、半日~数日オーダーだったと記憶している。
これだと、弾道弾攻撃の目標になって、当然の様に簡単に駆逐されるのは、避けられない。
ロシア製のイスカンデル中距離弾道弾などは、走行姿勢から、実弾発射まで、数分で可能であるという諸元を見た。
つまり、中SAMの改善型を研究、開発、運用するのに、「弾道弾迎撃対処、TBM」などという、技術的に困難かつ効力の劣るものではなく、「走行姿勢から実用対空戦闘、さらに、陣地撤収から走行退避」までの時間を、可能ならば、6分~15分以内に完結できるものを、開発すべきだと思える。
あるいは、現存する中SAMにしても、それに近い、あるいは、それを目指した、部隊運用方針で、訓練、錬成を積み上げるのを目指すべきである様に感じる。
現場の現役の優秀な諸幹部の方には、完全に釈迦に説法になっている様だが!
それくらいしか、現実問題として、弾道弾の排除対象を回避する有効な手段は有り得ない様に感じている。
(山口達夫 記)
投稿: 山口達夫 | 2022年2月26日 (土) 22時35分
石破先生
今晩は!!。
漸く寒の戻りも緩み、本日はどうにか日差しも春めいて暖かくなって参りました。
先生に於かれまして、永らくの衆議員予算員会審議に臨まれ大変お疲れ様でありました。昨日より参議院予算員会が始まり、質問者を選び視聴致して居りますが、やはり衆議院予算委員会同様緊張感のない事は大変残念な事であります。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の「国の将来を憂う」者であります。
さて今回もウクライナ情勢を中心に分かりやすく丁寧なご解説を頂き、先生の洞察力と大局よりの情勢分析には目を見張る想いであります。
ロシアは親ロシア派の武装勢力が集い自治区を評しておりますウクライナ東部地区の住民が、ミンスク合意に反してウクライナ政府軍より攻撃を受けて居るとして、住民保護との名目によりウクライナへ侵攻を初めました。
しかも、他国の主権国家の内紛であるにもかかわらず、勝手に東部の反政府武装勢力地域の独立承認を行い、相互安全保障との名目でもあると勝手な言い分であります。住民保護、自国民保護の為止むを得ず出兵と云う事は、嘗ての我が国が上海事変への出兵など、侵略国の使う常套手段の口実であり、世界史に於いては過去にも良く使われた方法であります。
そして、よしんば百歩譲っても、東部武装勢力の地域の住民保護であれば、その地域のみであれば良いものを南部のクリミヤ半島側、東北部側、北部ベラルーシ側よりウクライナ領土への全面的軍事進攻を行い、「ぬすっと猛々しい」言い分と云うべきであります。
しかもプーチン大統領は「核兵器の使用も辞さない」事を仄めかすなど、現代に於いて核戦争となれば勝者も敗者も無いと云われる中、全人類の生存権に対する重大な挑戦と云うべき、神をも畏れぬ所業であります。
今回のロシアの切迫的軍事行動はロシア国内に於いてプーチン大統領の余りにも独裁的政権運営が目立ち、全ロシア将校協会のイウ“アショフ代表はウクライナ侵攻を痛烈に非難を行い、その上プーチン大統領の辞任を要求していると云われて居ります。しかもロシア国民は永い間の各国からの制裁のため経済的にも困窮して居り、国内での批判も高まっているため、ウクライナの親欧米派であるゼレンスキー政権の転覆を狙い、早急に親ロシア派の政権樹立が目的であると云われて居ります。その為かプーチン大統領自身も占領が目的ではないと述べて居ります。
今回のロシアのウクライナへの軍事進攻に伴い、欧米諸国をはじめ我が国日本は『力による現状破壊であり、重大な国際法違反である』として強く抗議を行いG7各国、G20各国とも共同歩調を採り制裁を加えるとして居ります。しかし、アメリカ中心のNATOのバイデン大統領は「直接ロシアへ軍事行動を採る事は無い」と明言してしまって居り、その為、その後の対応が難しくなることが予想されるのであります。
ここで深く考慮しなければならない事は、「一番鍵を握ると目されている中国の出方」であります。
中国も台湾領有を予ねてより公言して居り「台湾は同じ民族であり、中国の一部である為他国からの干渉は許さない」との従来からの立場を採って居り、台湾への軍事侵攻を行えば欧米諸国をはじめ我が国日本及び世界各国は、どのように出るかを見定めて居るふしがあります。
その為か先日のロシアによるウクライナ侵攻の初日の声明では「世界各国は冷静になって対応するべきだ」としながらも、「ロシアの行動には一定の理解を示した」とも云われて居ります。
その為、欧米諸国の制裁も経済的制裁のみではなく、ロシア軍の撤退もなく無理押しが続けば、欧米諸国は連携の上「軍事的行動も辞さない」との強い姿勢は示すべきであります。
案の上と云うべきか、国連緊急安保理も開催されましたが「ロシアの軍事侵攻非難決議案」の採択は、常任理事五大国のロシアの反対があり、中国、インド、アラブ首長国は棄権したと伝えられ、結果として否決されてしまいました。
小生は予ねてより国連機能の仕組みを改正する必要があり①常任五大国理事国の英、米、仏、露、中の一致が無ければ決議案が採択されない制度の改正、②我が国日本の「敗戦国条項撤廃」を望み、実現するべきだなどを述べて来ましたが、現在の状態のままでは嘗ての「国際連盟」の二の舞となり、国際紛争解決への手がかりとはならないのでは?と大変危惧を致して居ります。
自然災害、核戦争、病気のパンデミックなどによる、世界破滅危機である『終末時計』は午前0・0を目途として、今や「午後23時58分20秒であると云われて居る事を忘れてはなるまい」と思う者であります。
投稿: 桑本栄太郎 | 2022年2月26日 (土) 22時57分
お疲れさまです。
石破さんがブログで発信する内容は自由です。しかし、読み手は、その地位、その立場を鑑み、期待を持って読むものです。石破さんは、どのような立場に立って発信されていますか?政治家?学者?それとも評論家?政治家は与党と野党では立場と責任が違います。
私は、少なくとも、「与党の政治家、かつ当選10回を超え、閣僚経験も豊富、一度はトップに近づいた政治家」という認識をもって、このブログを拝見しています。
ウクライナ情勢についての前回と今回の内容を拝見しました。学者や評論家の域しか見えません。今後「どのような行動を取るのか」「どこに働きかけ(一人が無理なら誰かと共同して)をするのか」を聴きたいのです。昔の本を読み返すだけでなく、独自の外交ルートから情報を収集する。然るべき人または場所に対して、武力侵攻の抗議を行う。石破さんが自ら(または共同して)議運を立ち上げて、政府と連携して、侵略に対する反対をリードする。
『「現状は力によらなければ変更できない」という正反対の価値観を持つ相手は何の痛痒も感じない』相手に対して、政治家が声(口先ばかり威勢のいいことを放言ではありません)を上げ続けることは必要だと思います。そうでないと、国民全体に諦めムードが漂います。
中国共産党、北朝鮮を含め、正反対の価値観を持つ国ばかりと我が国は対峙しなければなりません。憲法上の制約があり、対抗するカードの効果が薄いものばかりであるなか、国民の代表である石破さんが、自らの博識の披露や側のマスコミ姿勢の忠告だけは物足りないのです。その博識からどのような行動を取るのか、または、ウクライナ側のロシアへの対応がいかに稚拙であろうと、それを持って、軍事侵攻は決して許されないことを、まずは、与党の政治家である石破さんが言い続けていかなければならない(くどいようですが、口先だけの放言ではない)と思います。
今後、テレビで発言されると思いますが、学者や評論家のような、批判だけに終わる自分だげ「ええかっこしい」と取られる発言は慎んでください。
投稿: ブレイクストーン | 2022年2月27日 (日) 08時26分
お疲れさまです。
石破さんがブログで発信する内容は確かに自由です。ただし、読み手は、その地位、その立場を鑑み、期待を持って読むものです。石破さんは、どのような立場に立って発信されていますか?政治家?学者?それとも評論家?政治家は与党と野党では立場と責任が違います。 私は、少なくとも、「与党の政治家、かつ当選10回を超え、閣僚経験も豊富、一度はトップに近づいた政治家」という認識をもって、このブログを拝見しています。
ウクライナ情勢についての前回と今回の内容を拝見しました。学者や評論家の域しか見えません。今後「どのような行動を取るのか」「どこに働きかけ(一人が無理なら誰かと共同して)をするのか」を聴きたいのです。 昔の本を読み返すだけでなく、独自の外交ルートから情報を収集する。然るべき人または場所に対して、武力侵攻の抗議を行う。石破さんが自ら(または共同して)議運を立ち上げて、政府と連携して、侵略に対する反対をリードする。
『「現状は力によらなければ変更できない」という正反対の価値観を持つ相手は何の痛痒も感じない』相手に対して、政治家が声(口先ばかり威勢のいいことを放言ではありません)を上げ続けることは必要だと思います。そうでないと、国民全体に諦めムードが漂います。
中国共産党、北朝鮮を含め、正反対の価値観を持つ国ばかりと我が国は対峙しなければなりません。憲法上の制約があり、対抗するカードの効果が薄いものばかりであるなか、国民の代表である石破さんが、自らの博識の披露や側のマスコミの忠告だけは物足りないのです。その博識からどのような行動を取るのか、または、ウクライナ側のロシアへの対応がいかに稚拙であろうと、それを持って、軍事侵攻は決して許されないことを、まずは、与党の政治家である石破さんが言い続けていかなければならない(くどいようですが、口先だけの放言ではない)と思います。
今後、テレビで発言されると思いますが、マスコミの誘導によっても、学者や評論家のような他者への批判だけに終始する、「ええかっこしい」と取られる発言は慎んでください。
投稿: ブレイクストーン | 2022年2月27日 (日) 09時42分
引用≫(中露の準同盟に対し)バランス・オブ・パワーBOP…
軍事HardPowerで弱小な国家が生き残るためには軍事BOP以外の戦略があり得る‥厳しい選択だが歴史的に現実に存在したらいい。
覚悟とか矜持とか誇りとか臥薪嘗胆とかは絵空事では済まないが。
≪Finlandization≫
愚者の数日前の書き込みは、The Spiegel記事を引用し(Finnish President Sauli Niinistö. https://bit.ly/33wSR52 )、フィンランドの歴史と”大海の鮫の”強かさに驚きを抱きつつもさらっと流した感じでした。改めてその学びを始めたところです。
①日本語ウィキ:フィンランド化 https://bit.ly/3IkvbQy
②English Wiki: Finlandization https://bit.ly/3spdUju
(参考:Finland–Russia relations https://bit.ly/3BSR1bv )
(脇道:言語の如何に不拘、ウィキ情報は初級編…と認識しておりますが、それでも極東島国の知識情報の薄っ平らさを痛感するw)
⇒未だ入門編の段階ですので(その段階を卒業できる目途はない‥w)、ここでは深入りはできませんが‥
予て得た雑駁な知識では、琉球は様々な点で弱小国でありながら、薩摩に取り込まれる以前の数百年に亘り、対中や対日の外交において頗る強か🌸であったと評されていることを想い出す。
フィンランドに通じるかも知れない…琉球のその胆力や智力が百年以上の時を経て日本人の血に受け継がれていることを期待したい(微笑)。
≪ビスマルク:. Politics Is the Art of the Possible)≫
⇒プーチンの今回の愚かしい大暴走事件が冷めめないうちに…忘れないうちに(哀笑)、「HardPower / SoftPower / SmartPower」を夫々に深堀りし、かつその組み合わせを多様化させておく作業が欠かせないのだろう。
机上のBusiness Continuity Planning(BCP)に止まらず、実践的な実働の訓練を伴うBusiness Continuity Management(BCM)も欠かせまい。
投稿: 黒山椒 無躇 | 2022年2月27日 (日) 11時19分
≪当然の理「ならぬことはならぬものです」≫
日経:安倍愚猿が、27日のフジテレビ番組で、欧州の一部が行っている「核シェアリング」政策に言及した。日本も是非を話し合うべきだと主張した
⇒石破さんのご提案なら ♪そうですよね~🌸♪ と納得し共感したのに、あの無知無学無恥で軽薄な安倍愚猿が選りに選んだあの3Kが蔓んで悪乗りしてくると、拒否感が凄まじい(ニッコリ!)。
「危険で悍ましく蒙昧な愚策」に映るのは当然の理(ことわり)でありましょうw。
投稿: 黒山椒 無躇 | 2022年2月27日 (日) 14時12分
≪なんでWHY?🌸≫
日経:米欧はロシアへの追加金融制裁として、ロシア中央銀行の金融取引を大幅に制限することで合意した。ロシアが外貨準備を自由に使えないようにして、通貨ルーブルの下落を下支えできないようにする。 https://s.nikkei.com/3HklWi9
⇒日本を除く「米英独仏伊加の”G6”」とECが合意した。
因みにSWIFTからのロシア排除の制裁もG6だけでGo!
日本が置いてけ放りに狎ってる。≪なんでWHY?🌸≫
哀しい哉~原因は「おおよそ見当は付く」。
⇒Reuters: USD/RUB https://reuters.com/quote/USDRUB
先週末の数日で急落してる。明日は月曜日~市場は開くのかな?
因みに、Yahooは侵略以来開かない。≪なんでWHY?🌸≫
哀しい哉~原因は「おおよそ見当は付く」。
投稿: 黒山椒 無躇 | 2022年2月27日 (日) 18時49分
ウクライナ侵略
今一度
我が国の日本国憲法全文
〜国家の名誉をかけて〜
何をすべきか?
投稿: 日本国民 | 2022年2月27日 (日) 19時19分
我が国の憲法
全文
崇高な理念のため
国家の尊厳に
お願い申します
石破さん
投稿: 日本国民 | 2022年2月27日 (日) 20時57分
石破先生
今晩は!!。
今日の日中は日差しも強く、本日27日(日)より暫く暖かい日が続き、3月中旬並みの気温と予報されて居ります。
漸く本角的な春の到来かと想えば、心が浮き立つ思いであります。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の「国の将来を憂う」者であります。
さて本日は昨日2月26日の当ブログに続き、ウクライナ情勢のその後について拙論を述べさせて頂きます。
ウクライナへ各方面より侵攻したロシア軍はミサイル攻撃に依り、ウクライナの各都市と軍事施設を制圧したと伝えられ、その後ロシア軍は地上戦を行いウクライナの首都キエフへ10キロの地点まで進軍していると伝えられて居ります。
ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアのプーチン大統領へ話し合いを呼びかけ、プーチン大統領も話し合いに応ずる用意があるとしながらも、会談の場所がミンスク合意もあったベラルーシに於いて中国の仲介でとの条件に、ウクライナゼレンスキー大統領はその場所を拒否した為、一旦中断しました戦闘が又再開され、ロシア軍やウクライナでは政府軍のみならず民間人へも犠牲が増えていると伝えられて居ります。
このような状況の下でロシアのラブロフ外相は「ウクライナが全面降伏を行い、軍の武装解除を行えば停戦に応ずる」として居り、ウクライナはこの条件では応ずる事が出来ない為、話し合いは膠着状態となり更に市街戦は激化しているようであります。
その上、ロシア軍側の工作員が多数ウクライナ政府軍の中に入り込んだりしながらも、ロシア軍側の犠牲も案外多く、ウクライナ政府軍のロシアへの投降兵が出たりと双方共に戦意はあまり高くないようであります。
その為、ウクライナゼレンスキー大統領は欧米諸国へ支援要請を出し、トルコのエルドワン大統領へ仲介の労を模索し、ロシア側は中国へ仲介を模索しているようであります。
NATO北大西洋条約機構は「ウクライナは未だNATOへ加盟して居らず、支援出兵の大義は無い」として、アメリカを中心にその他の支援を模索しているようであります。
しかしながら、ソ連邦解体の時、ウクライナ共和国は核兵器を沢山保有して居たものの、NPT(核兵器拡散防止条約)へ加入時はロシアへ核兵器をすべて渡し、非各保有国として加盟したと云われております。
その時の合意では、「ウクライナへ事があれば欧米諸国が支援を行う」との内容も含まれているとも伝えられ、今回のロシア側の侵攻によって支援要請があっても何も行わなければ、今後今回の事変が収束を見せた後も、ウクライナ国民はNATO(北大西洋条約機構)の欧米各国を信用せず、親ロシア派の政権が続く事が予想されるのであります。
結局は「その国の国民がどの様な政権を望むか」に準拠する事となる事が想われるのです。
その為、決して戦線拡大を望む者では無いものの、欧米側(NATO北大西洋条約機構)の諸国による軍事プレゼンスも模索するべきであると思う者であります。それほど今回のロシアの軍事行動は、無理無体な暴挙であると断定する者であります。
投稿: 桑本栄太郎 | 2022年2月27日 (日) 21時51分
【ブタペスト覚書に関して言えば、米国には重い責任がある。】
ウオールストリートジャーナルの2月24日付けの社説にあったようだ。日本語訳された文があったので引用する。
『ウクライナ国民がロシアの攻撃に対抗する決意を固めている今、思い起こすべき出来事がある。ウクライナに核兵器放棄を受け入れさせた米国の行動だ。1994年のブダペスト覚書は、ソ連崩壊時に独立を勝ち取ったウクライナに対し、米国、英国、ロシアが安全保障を約束するものだった。
それは、歴史が一区切りを迎えたと思われていた冷戦後の平穏な時代の出来事だった。ウクライナ国内には当時、短距離戦術兵器や空中発射巡航ミサイルを含む約1800の核兵器が存在していた。米国は核保有国数と、核兵器の数を減らしたいと考えており、当時は米国に対する信頼感がピークに達していた。
この覚書は、ウクライナが「特定の期間内に領土から全ての核兵器を排除する」と約束したことを米国と英国、ロシアが認識する内容で始まる。それに続き、3カ国はウクライナに対して、6項目の約束の実行を「確約」している。
最も重要なのは、「ウクライナの領土保全ないし政治的独立に対して脅威を及ぼす、あるいは武力を行使することの自重義務を再確認する」という点だった。3カ国はまた、ウクライナに「経済的圧力をかけることを慎み」、同国への「侵略行為」があった場合には、「同国に支援を提供するため、即座に国連安全保障理事会に行動を求める」ことを約束した。ウクライナは1996年までに全ての核兵器をロシアに返却した。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、2014年の最初のウクライナ侵攻で、ブダペスト覚書を死文化した。しかし、ウクライナ政府は、ブダペストの裏切りを忘れていない。現に、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は先週末にミュンヘンで行った演説で、その点を厳しく指摘していた。
ブダペスト覚書は、独裁者たちが力は正義だと考える世界において、文書化された約束を信頼することの愚かさを改めて示すものだ。さらに有害なのは、核兵器を放棄する際は自国の危険を覚悟する必要があるというメッセージだ。それは北朝鮮が学んだ教訓であり、イランが核兵器開発の凍結を約束したにもかかわらず開発を画策しているのも同様の戦略だ。
米国にブダペスト覚書の約束を実施する能力がないことは、米国の軍事的保証に依存する同盟国政府にもまた影響を及ぼすとみられる。日本や韓国が自前の核抑止力を持とうとしても驚くには当たらない。米国人がウクライナ問題に注意を払うべき理由を知りたいと言うならば、それは核の拡散だ。裏切り行為は結果をもたらす。世界はそれを厳しい形で再び学ぶ運命にあるとみられる。』
まあ、バイデン政権に突き付けた内容になっている。1994年なら、なんと、無責任で有名な外交音痴のビル・クリントン政権だよ。民主党政権時代にブタペスト覚書を作成したことになる。バイデンは耄碌して忘れていたのかな?
無責任な対応が得意で、それを一つの伝統芸に昇華させたような行動が米国民主党にある。まあ、WSJの社説が冷ややかなのは、現政権が民主党だからと云うこともあるのかもわからない。どっちかと言えば保守的な傾向の雑誌だ。あてにされていない民主党と云うことだろう。
まあ、これから先は微妙であるが、経済制裁の発動には熱心だ。そしてシナ帝国に向けた牽制も今のところはしっかりしているように見える。ただ、この肝心な【ブタペスト覚書】に対する反応はないと見た方がいいのかもわからない。
バイデンの反応を反日の毎日が記事にしている。
『バイデン米大統領は26日公開のネット番組で、ロシアによるウクライナ侵攻について「選択肢は二つある。ロシアと戦争して第三次世界大戦を起こすか、国際法を犯した国にその代償を払わせるかだ」と述べた。軍事介入せずに大規模な経済・金融制裁によってロシアの侵攻を食い止めたい考えを改めて強調した。』
やはり、ブタペスト覚書のことに触れずじまいなのは民主党だからなのだろう。「知ったことではない」というような態度が根底にある。クリントン大統領時代の外交はスカタン続きだったこともあるから忘れたいという意識のなせる業とも思えますね。
『(経済)制裁か、第3次大戦か、』と言葉を弄ぶような態度はクリントン政権時代の出来事を忘れている証拠である。
米国の関心のなさは、プーチンによる新たなナチスを思わせる地域の併合活動を容認するかもわからない。これはフィンランドやバルト3国の国民にとっては大きな不安になるような気がする。
ナチスも最初は目立たぬズール地方のような昔(第一次大戦以前)はドイツ人も地域住民だったと言えるような処から手を付けて、「そこにドイツ人が住んでいるから」と言って保護活動を振りかざして徐々に大きくなった。
ウクライナの東部地域にロシア人が住んでいるが合言葉のように何度もでる。ナチスがチェコの併合をやり、その一年後にポーランドの侵攻を続けたことは同じ流れである。プーチンはナチスではないと見る人もいるかもわからないが黙っていればナチスになることも否定できない。クリミア併合から8年経過しているからナチスじゃないと言えるのか?
難しいところである。ナチスの8倍の時間をかけたのでナチスじゃないと云うことにしたい人がいるかもわからないが同じだと思いますね。
結局のところ、黙って見ていたから世界を巻き込む大戦争に成長したのじゃないのか? 今ならロシア1国だけだ。何とかするのは今だろ。
手に負えなくなってから動けば大変なことになりますね。
投稿: 旗 | 2022年2月27日 (日) 22時25分
今いかなる国でもロシアから攻撃される恐れが大なり小なりあります
ロシアの攻撃の優先順位がたまたまウクライナだったのかもしれません
理由については、気に食わないから、ロシアの利益を侵害するから、
過去の歴史を見ても、東欧の旧ソ連圏の国々の恐怖の体験というのは、我々日本人には、察するに余りある事象かもしれませんが、知っておかなければならないです
やりやすいところからやるというのもロシアです
ロシアに目をつけられたら大変です
この狂気に世界はどう対処するのでしょう?
ある意味、無知なのかもしれない、甚大なる被害妄想なのかもしれない
国連憲章を踏みにじり、条約も踏みにじり、国連安保理の今の議長国であり、常任理事国が侵略戦争をしている国家なんて、一体国連はどうなっているんでしょうか?
こうやって平和な世界は脅かされていくんでしょうか?
多くの傷みを伴う制裁決議
でももう後には引けません
わが国も少しの楽観視もできません
油断なき対応して、戦時下であることを想定して行かないとならないかもしれません
投稿: 三月の花 | 2022年2月28日 (月) 02時38分
こんにちは。
毎週のブログ更新楽しみにしているものです。
時折知らない漢字が出てくるので勉強になります。
投稿: くま | 2022年2月28日 (月) 08時13分
【宏池会の岸田では、有事の対応が期待できないことが分かった気がする】
ロシアに向けた制裁ひとつとってもワンテンポの遅れが目立った。起きているのかと言いたい気分だ。独自外交とか、馬鹿の一つ覚えのような寝惚けた考えがあるのなら説明が欲しい。情けない思いばかりしてしまいますね。【この男を引きずりおろせ!】
Yahoo!のコメ欄にあった言葉だ。マジでそう思う。自民党は責任をもってこの岸田を葬れ!
もうそれしか我が国の立場を発信する方法がない。自民党は、岸田を選んだことを恥じよ!
何か考えがあってこの行動なら説明をすればいい。なのに、何もない。
あほかと思うわ。我が国の周囲を見れば、岸田では荷が重すぎるのではないか。彼の能力は限界だ。それを知ることも必要になる。そうしないと我が国はお終いだ。説明すべき能力さえないような人物を総理と仰ぐのは自殺行為である。
投稿: 旗 | 2022年2月28日 (月) 17時27分
【IOCは迷走中だが、何とかまともになろうと努力しているようだ】
記事があって驚く。
『国際オリンピック委員会(IOC)は28日、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、すべて競技の国際大会において、ロシア、ベラルーシの選手、関係者の除外を求めることを発表した。
「国際スポーツ連盟、および世界中のスポーツイベントの主催者にロシア、ベラルーシのアスリート、またはスポーツ関係者が参加できないように全力を尽くすことを強く求める」と、表明した。ウクライナ選手が自国への攻撃のため、大会に参加できなくなっている一方で、ロシア、ベラルーシの選手がイベントに参加できることを「ジレンマ」と表現し、理事会で勧告の決定を行った。
ただ、「中立的なアスリート、チームとしてのみ受け入れられるべき」とし、参加する場合は国旗、国歌などを使用しないことを求めた。また、プーチン大統領らロシア関係者が受賞していたオリンピック功労賞をすべて撤回した。
IOCはロシアによるウクライナ侵攻は、2021年12月2日の国連総会において、採択された北京五輪・パラリンピック期間中の五輪休戦決議に違反しているとしており、24日に「IOCはロシア政府による五輪休戦違反を強く非難します」と非難声明を発表。傘下の国際競技連盟に対して、スポーツイベントにおけるロシア、ベラルーシでの大会の中止、移転、また同国の国旗、国歌の使用禁止を勧告している。』
まあ、ロシアの行動は、五輪憲章の精神を踏みにじる行為と見ればこれで3回目になる。
『ロシアは2008年の北京五輪期間中も隣国ジョージアへ侵攻。14年には、自国開催のソチパラリンピック閉幕2日後の休戦期間中にウクライナ領のクリミア半島を併合しているから、これが3回目だ。』
つまり国際的な戦争行動の常連国という立場だとダメ出しを出したようなもんだ。政治的な警告になってしまうのであるが直接的には昨年の「2021年12月2日の国連総会において、採択された北京五輪・パラリンピック期間中の五輪休戦決議に違反」という主張を貫徹するのが目的だ。非難する以上、罰則として国際競技に当該国選手の参加を認めないと云うことになり、個人に向けた罰則として、合わせて国際柔道連盟がやったようにプーチンの名誉資格の剥奪、もしくは資格停止を公表したことになる。
侵略をしている国にどれほどの効果があるのかよくわからない。というのはドーピング問題で既に参加資格の停止を受けている国であるからだ。このドーピング問題についても歴史が深く、1980年代の旧ソ連の時代から何度も大きな問題になっていながら対応ができるまで時間がかかった。北京五輪でもスケート競技のロシアの選手がその容疑を受けて問題視されていたようだ。ロシアは何度も懲りずにやってしまう国である。国際社会からの警告を警告とは思わない人々が彼等の国に広く存在している現実だ。
そしてそれは人権問題のシナ帝国も同じ穴の狢なので始末におえない。
残念な国が国連安全保障理事会の拒否権を持っている。これも現実だ。だからいつまでたっても平和が持続しないままだ。
我々の問題だという意識が彼等にない。彼等は対等に話をするという意識が最初からないと云うことである。上下関係を強要する。残念な人々が支配する国だ。条約等を無視した行動が基本にある。つまり約束は破るためにあると思っている国だ。韓国などもそうだが、対話ができない背景を自ら演出してから面談を強要しようとする精神は異常者としか見えない。そしてそのことに気が付かないふりをする。
なぜ非難されているのか知りたくないわけだ。そしてますます相手にされなくなる。悪循環を作っていることさえ、相手側に責任があると言い出す。
まあ、云ってみれば非韓三原則がなぜ出来上がったのかという解説をしているような気分になる。ロシアはお終いだな。
投稿: 旗 | 2022年3月 1日 (火) 02時08分
【ヘルメット5000個しか送らないと言っていたドイツが豹変したようだ】
BBCが伝えている。
『デイミアン・マクギネス、BBCニュース(ベルリン)
2月27日はドイツにとって、本当に歴史的な日だった。オラル・ショルツ首相は昨年12月に就任したばかりだが、この日1日で、現代ドイツの外交政策を一変させた。
連邦議会の緊急審議で、ショルツ首相は2022年予算から1000億ユーロ(約13兆円)を国防費に追加し、連邦軍の装備強化などに充てると報告した。集まった議員はざわめき、一部は拍手したものの、ブーイングの声も出た。呆然とした表情の議員もいた。
議場の反応にひるむことなく、ショルツ首相は続けて、1週間前には考えられなかった大胆な措置を次々と発表した。国防費を国内総生産(GDP)比で2%以上へと大幅に引き上げると確約し、ドイツがウクライナに武器を直接供与する方針も示した。
これまで他の北大西洋条約機構(NATO)加盟国は長年、ドイツの国防費引き上げを求め続てきたがドイツはそれに応じなかった。他のNATO加盟国のこの長年の目標を、プーチン大統領は数日で実現したことになる。
戦後ドイツで外交政策がこれほど大転換したケースは、ほとんどない。
ロシアが24日にウクライナに侵攻するまで、このような軍事的姿勢は、ほとんどのドイツ人に受け入れられなかっただろう。
戦後のドイツ政府は長年、軍事力ではなく外交と対話を重視してきた。そしてロシアとドイツの間には歴史的に、深い経済と文化の結びつきがある。
多くのドイツ人はロシアが好きだし、ロシア文化に魅了されている。そのため、ロシアに関する政治議論で飛び交う意見は常に多様で、繊細なニュアンスを伴うものだった。ドイツ人の多くは、ロシア政府の視点を少なくとも理解しようと努力していた。
しかし、ロシアのウクライナ侵攻はドイツの政府と有権者に、強い衝撃を与えた。政府も有権者も、ロシアが引き起こした事態に当初はぼうぜんとしていた。
ドイツ社会民主党(SPD)の元党首で今ではロシア・エネルギー業界のロビイストとなったゲルハルト・シュレーダー元首相をはじめ、ロシア政府と親しい著名人を、国民の多くは問題視するようになった。左派党のザーラ・ヴァーゲンクネヒト副党首のようについ先週まで、ウクライナに関するプーチン氏の主張に理解を示していた政治家は今では、自分たちが間違っていたと認めている。
ロシア国民への支持は続いている。ショルツ首相が27日の議会で、反戦を訴えるロシアの人たちの勇気をたたえると、議員たちは長いことスタンディングオベーションを続けた。しかし、ロシア政府に対してわずかでも残っていた共感は、ドイツ人が「プーチンの戦争」と呼ぶようになったもののせいで、打ち砕かれてしまった。
ドイツ外交政策の劇的な転換は、現在の連立与党の顔ぶれを思えば、なおさらこれはすごいことだ。今の連立政権を担う政治家たちは、軍事予算を増やして喜ぶ、タカ派の冷戦戦士とは程遠いからだ。
中道左派のSPDは伝統的に、ロシアとの対話の力を信じてきた。SPDは時に、ノスタルジックなまでにロシアが好きで、ベルリンの壁崩壊とドイツ再統一を可能にしたのは軍事的な圧力よりも、しつこいまでの冷戦外交だったと深く信じている。
そのSPDと連立する緑の党は、平和主義政党を自認している。党としてのルーツは1960~70年代の西ドイツで起きた平和運動にある。3つ目の連立与党、自由民主党(FDP)は企業寄りの政党で、減税と政府の支出削減、貿易拡大と経済成長を重視する。
それでも、ロシアとの外交は行き詰まったと27日についに宣言したのは、SPDから出た首相だった。そしてショルツ氏は、かつてないほどタカ派的な対ロ政策を宣言した。
緑の党から政権入りしているアンナレーナ・ベアボック外相は議会で、ドイツは確かにウクライナに武器を供与すると確認した。リベラル派のクリスティアン・リントナー財務相は議会に、最上級の制裁が必要だと呼びかけた。たとえドイツ経済に大打撃を与えるとしても。
「それでも私たちはその代償を負わなくてはなりません。それが自由の代償だからです」と、リントナー氏は言った。
平和維持活動についてドイツに根強くあった政治的な固定概念には、疑問符が付き始めている。左派政治家や多くの有権者は、武器調達費の拡大に否定的だ。
それでも、ウクライナ侵攻が始まって以来、もしウクライナで成功したら、プーチン氏はそこでやめないかもしれないという気づきが広まっている。
それゆえドイツ政界の主流派は、ドイツが軍事費を増やす必要があると受け入れた。NATOの同盟諸国を守るため。そして自分たちを守るため。ウクライナはいきなり、とてもベルリンに近く感じられるようになった。
それに気づくのが遅いと批判する声は、ドイツ内外にある。しかし今週になるまで、これほど強力で大胆な行動を、ドイツではほとんどの有権者も政治家も、絶対に受け入れなかったはずだ。これほどタカ派的な姿勢をとれば、かえって紛争を悪化させかねないという心配が、つきまとったはずだ。
しかし、「プーチンの戦争」が、すべてを変えた。』
政策変更の動機は記事にある。
【ウクライナ侵攻が始まって以来、もしウクライナで成功したら、プーチン氏はそこでやめないかもしれないという気づきが広まっている。
それゆえドイツ政界の主流派は、ドイツが軍事費を増やす必要があると受け入れた。NATOの同盟諸国を守るため。そして自分たちを守るため。】
簡単に言えば危機感だ。これに勝るものがない。プーチンは刃をこっちに向けるかもわからないという危機感だ。拡大すれば欧州全域が狩場になる。しかし、今ならロシア一国だけが相手。何とかするのは今だ。
そういうことだろうと思いますね。これがドイツにあって、同じ時間を過ごしているはずの岸田に足りないものだ。
タイミングの取り方の問題ではない。危機感を持っているのかと云うことだ。それがない岸田は退場しろ。
投稿: 旗 | 2022年3月 1日 (火) 02時48分
石破さん
2月18日のブログ冒頭
>ウクライナ情勢について、メディアは危機が差し迫っていると
>盛んに報じていますが、私は少々懐疑的に見ています。
>映像もいつ、どこで撮影されたのかもわからない同じようなもの
>が流されていて、日時や場所が特定されたリアルなものが
>ほとんど見られないのには大きな違和感を覚えています。
あなたの見立ては外れましたね。
軍事強国ロシアに比べ、すぐに陥落すると言われたウクライナがいまだに持ちこたえています。
周辺国や世界がこの問題に大きな関心を寄せ、一般市民、学生からリタイアした老人に至るまで広い年代層、職業層が意見を発信しています。
西側諸国を動かしたのは、世界が共感したこの共感の力。
とかく評価されがちな発信力ですが、多くの人から共感・共有を得なければ力にはなり得ない。
長くウェブ発信を続けている人、そして発信力が大きい人ほど陥りやすいのが、この共有の力を軽視することです。
一方的な発信だけでなく、より広く共感・共有を得る試みを期待します。
投稿: 三輪 | 2022年3月 1日 (火) 11時15分
期待はずれの内容。もっと幅広い情報収集と分析、意見交換をしてから書いて欲しいと思った。
大学でこの論文を提出されたら、間違いなくD判定になりそう。
投稿: 情報収集分析官 | 2022年3月 1日 (火) 15時17分
前回のコラムで「本当に戦争が起きるのか懐疑的です」と書かれてたのに、
石破先生の分析が外れたなぁ・・・と思っていたのですが、
事の推移を見るに、やはりプーチン大統領は、本来起こせない戦争を起こしたのだと納得する次第です。
それにしてもウクライナ大統領もその政敵までもが、国家の独立を守るために一歩も退かぬと言うのは意外でした。
政治家の方は「いや、それは当たり前だ」と言うのかもしれないですが。
投稿: きました | 2022年3月 1日 (火) 15時47分
【 バイデン政権による 外交的 大失策となるか 】
今回の ”他人ごとでない” ウクライナ侵攻について、
ネットなどを視聴すると、過剰にロシア側に 寄与した論説など 拝見するが、
ウクライナ情勢は、現在進行形なので、結末は 神のみぞ知るだが、
ウクライナ情勢が 最終的にどうなろうとも、
真の問題は、(間に 対露融和のトランプ時代があったとはいえ、
オバマ政権以降の 米・民主党政権による、
恐らく 背後にエネルギー利権が絡んだ話もあり、
プーチン大統領を 今回の侵攻以前より 過剰に敵視し、
NATOの東方拡大を積極的に進めるなど、)
そして、今回のウクライナ侵攻を通じて、
ロシアの立場を 中国の側へ 完全に追いやってしまったこと。
これこそが、オバマ政権以来、対中融和外交を繰り返してきた
米・民主党政権 最大の外交的失策である。
--
(バイデンは、NATO枠外にある ウクライナへの軍事的なコミットを、
果たさない姿勢/当り前ではあるが、そこは外交的には ぼかす箇所だが、
軍事的なコミットを、果たさない姿勢を 外交的に明示したことで、
プーチンの ウクライナ侵攻の決断を 下支えした。 意図的に。
これは、イラク・フセイン政権による クウェート侵攻と 同じ手法だ。
あの当時も、駐在イラクの米国大使は、イラクが クウェートへ侵攻しても、
米国は、軍事的なコミットはしない姿勢を フセイン政権へ回答し、
フセインの クウェート侵攻決断を 意図的に、下支えした。)
本来であれば、中東で トランプが演出したように、
ロシアとの融和を 上手く活用することで、
紛争地域の安定、対中包囲網への組込みが 期待できた筈だ。
中露は、今でこそ 対米路線において
利害を”反米”で一にするため、共同歩調を取りつつあるが、
本来は、長大な国境線で 隣り合わせの 油断ならない国家同士の間柄である。
旧ソ連圏の軍事技術が 中国側にスパイされ、コピー戦闘機などが生産されるなど、
ロシアは、中国を信頼できる友邦国とは 本来は、みなしていない。
にも、拘わらず、
今回のウクライナ侵攻を通じて ロシアを完全に孤立ないし、中国側へ 追いやってしまった
オバマ政権以降の 米・民主党政権の責任は 重い。
中露結託のプレッシャーは そのまま 我国が在する北東アジア情勢に 跳ね返ってくる。
--
バイデンには、世界最大の覇権国 米国大統領としての 世界戦略ビジョンが 見えてこない。
未だに、古い 冷戦時代の思考が 頭にこびりついている様に見える。
カーボンニュートラルの推進など 環境問題は 大事な地球的命題だが、
それは、それで 世界戦略ビジョンではない。
「 如何に、膨張する 覇権国家 中国共産党を封じ込めていくのか? 」
その世界戦略ビジョンが 全く見えてこない。
尖閣沖に侵入を繰り返す 中国公船は、今や 軍艦(砲を搭載したフリゲート艦)である。
とりあえず、前任のトランプが敷いた 経済的安全保障の枠組みなどを踏襲して
お茶を濁しているだけだけの 頼りないバイデン政権。
トランプから バイデンへ 政権交代した折の、保守層の危惧が具現化しつつある。
もし、ウクライナ紛争が 長引き、欧米の目が ウクライナへクギ付けとなれば、
習近平政権による 台湾侵攻が 決断される可能性は 高まる。
台湾への 米軍駐留含め、アジア版NATOの構築が 急がれる。
ロシアとの協調が 進めば、ロシアとの国境に張り付けている 大部隊を、
人民解放軍は、南へ投下できるのである。
投稿: ぴっぽー | 2022年3月 1日 (火) 19時45分
【 追記 】
” NATOの東方拡大 ”という用語を よく耳にするが、
その本質は、” (エネルギー)利権の東方拡大 ”だと思う。
だが、米・民主党政権が その気にさせた ウクライナのEU、NATO加盟へ
当事者となったEU側は 及び腰だ。
ロシアを 刺激し過ぎるからだ。
米国の 全面的な軍事的コミットが 明示されない限り、
リスクが高過ぎて EUとして その話には 乗り難いのであろう。
やはり、戦争の基本は 個人レベルでもそうですが、
” 覚悟 ”ですよ。
あと、腰の引けた NATO側が、
ウクライナへの 兵器供与には積極的だ。
まさに、”(NATOの)鉄砲玉”と化しつつある ウクライナだが、
そもそも、NATO、EU枠外にある ウクライナへの 兵器供与は、
本来、おかしな話かと。
兵器は供与するけど、NATOやEUへの加盟は、(ロシアを本気にさせるので)まだ認められないよと。
身勝手な論理だね。
投稿: ぴっぽー | 2022年3月 1日 (火) 20時18分
【議会制民主主義を否定するれいわ新選組という政党。バカじゃないのか?】
国会議員が国会で意思を表明する投票行動に異を唱え決議採択に反対したという記事があった。投票行動こそが議会制民主主義にあっては意思を表明する機会である。それを否定するのは反対を表明していることと同じだ。つまり、れいわ新選組は言い訳をしているがロシアの行動に賛成していると表明していることになる。バカな国会議員がいると云うことでもあるが、それは同時に彼等が、親ロシア派議員と云うことがバレた瞬間だ。記事があった。
『衆院は1日の本会議で、ロシア軍によるウクライナ侵略非難決議を採択した。この採択にれいわ新撰組の3議員が反対した。
れいわは前日、この決議に反対する旨の文書を公開。「れいわ新選組は、ロシア軍による侵略を最も強い言葉で非難し、即時に攻撃を停止し、部隊をロシア国内に撤収するよう強く求める立場である」としつつ、「形式だけの決議は必要ない、意味がない」と主張。「ウクライナ国民への人道支援のさらなる拡大と継続、及び戦火を逃れ避難する人々を難民として受け入れ プーチン大統領による核兵器の使用を示唆する発言と行動に、唯一の被爆国である日本の総理として強く撤回を求める」ことや、「国内においては、この戦争によって原油高などの物価上昇により生活や事業が圧迫される状況に対して、消費税減税 ガソリン税 0%、一律給付金などで日本国内に生きる人々を守る」などと主張していた。』
決議案の採択は国会議員の投票行為によって内容の完成がある。それはとても形式的な行動である。しかし、そういう形式を表明することによって内外に意思の表明がなされ、今回の場合で言えば、ロシア政府によるウクライナに向けられた侵略行動に強い抗議を見せることになるわけだ。それはどこまで行っても相手に何かをもたらすことはないのであるが、議会制民主主義の国である我が国の意思を表明することに他ならない。れいわ新選組はそれを否定しているわけだ。頭がお粗末な人々と言わざるを得ないのは実に残念なことである。
今年、参院選挙がある。仮に、れいわ新選組が新たな候補者を擁立して国政選挙に立ったとして有権者は『私はこの候補者に投票したい。しかし、形式的な行為を否定する政党だから気持ちだけにしておきますね。実際の投票は他の人にします』という行動があってもそれで構わないという人々なのかもわからない。形式だけの投票は意味がないと云うことは議会制民主主義は必要ないと言っていることと同義であると解される。つまり、何が目的で国会議員になったのか? という話だ。
こういうことでアホが燻りだされることになるとはね。予想外の珍事だ。
議会制民主主義を否定する国会議員。矛盾に気が付かないのだろうか?
自爆しているぞ。
投稿: 旗 | 2022年3月 2日 (水) 01時18分
【3月のロシアは、いいことがなかった歴史がある。】
ロシア史上において、皇帝が暗殺された記録は一つあって、それが3月に起きた。ロマノフ王朝時代の話であるが国威高揚に関心が深く、侵略行動に熱心だったアレクサンドル2世という皇帝がいた。まるで今のウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチンを見るようだ。
アレクサンドル2世は農奴解放令に署名をした皇帝として有名である。改革解放のシンボルのような人であり、同時に周辺国との間で戦争を起こし、負けることもあれば勝つこともあった人である。農奴を解放したことで起きた一時的な混乱は彼の治世時代に長く続いた。社会的な混乱と度重なる戦争が左翼の標的にされるという結果をもたらしたと言えそうだ。革命を起こす場所としては英国などに比べれば、ド田舎の未開の社会だったのであるが、暗殺には成功したようだ。そして、彼の死後36年後に革命が起きている。その時期を見る限り、直接影響があったとは言えない。ゆっくりと混乱が続く不安定な社会であったと云うことは間違いない。
1881年3月13日にアレクサンドル2世が左翼テロリストによって爆殺された。
今年の3月13日は北京パラリンピックの閉会式の日である。プーチンが倒れるような気がするのは当たらないかもわからないが、当たるような気もする。
ロシアは最高指導者の気質の問題なのかもわからないが同じような性格と考え方の似たような人が続く。自分は常に正しいことをしているという人が多いようだ。そしてそれは、誰の忠告も聞かないままの姿であることもよく似ている。(我が国の岸田文雄はひとの言うことを素直に聞くと自弁しているだけで、やっていることは誰の忠告にも耳を貸さないのが実態だ)
アレクサンドル2世は非常に先駆的な改革を目指し農奴解放令に署名をした人物なのだが、その先のことまで何かを考えていたという人ではない。領土の拡大とかに熱心であれば道が自ずと拓かれていくと思っていたような人だ。立ち止まって考えるという人ではない。暗殺未遂事件もあったらしいのだが、それを原因にして警備に熱心になると云うこともなく、例えば、いつも利用している道一つとっても、馬車が進む道を調査すると云うこともなかった。だから待ち伏せを受け、爆弾を投げつけられたのだ。暗殺する側から見れば彼を排除すれば革命への道が開かれると思っていただけなのだろう。
その場にいた共犯者がつかまり、自分だけは処刑されたくないので犯行に加わった20名を超える組織の全容を白状したらしい。しかし、その全員の逮捕が成って白状した人を含めて死刑判決の出た10名以上が処刑されたそうだ。ロシア人は秘密の暴露が好きなのだろう。そして、命を奪わないから白状しろとせまり、それが済めば約束したことも勝手に反故にして処刑してしまう人々である。彼等には約束を守るという文化がないのが、これでわかる。ウクライナは今同じようにロシアとの間で、条約や覚書があったのに勝手に反故にされている。
プーチンはもしかするとこの3月に、危ない目に遭遇するかもわからない。ロシアの行動を停止させるのは最高責任者の排除だと考える人が出てきてもおかしくないからだ。
アレクサンドル2世の命日が一つの山場ですね。
投稿: 旗 | 2022年3月 2日 (水) 02時39分
ウクライナとロシアの会談の前後にも、ウクライナの各都市に攻撃が増してきている
だんだん無差別攻撃の様相を呈してきて、巡航ミサイル、クラスター爆弾、など強力な破壊力を持つ武器を使用し始め、それに伴い市民の犠牲者も増加している
会談に揺さぶりをかけ、降伏させようとしているようだ
避難するウクライナ国民の数も増加している
万が一核を発射した場合、世界戦争が現実となる恐れもないとは言いきれない
日本は核シェルターが他国に比べて、ほとんどないに等しいのではないか?
万が一憂慮すべき事態になった場合、どうしておけばよいか?政府はよく検討しておいてほしい
今回のウクライナ侵攻を見ると、軍事基地や空港も狙われる。
備えあれば憂いなしというが、守るべき主要な機関は準備しておく必要があると感じる
投稿: 梅林の香り | 2022年3月 2日 (水) 05時29分
【 プーチン後、バイデン後を 見据えて 】
個人的には、プーチンというキャラクターは 好きだった。
西側から見れば、彼は グローバル経済の拡大を良しとしない 邪魔な独裁者だったが、
ロシアの側から見れば、自国の天然資源を外資に渡さず、ロシアの復興を願う愛国的強いリーダーだったと思う。
その特異なキャラクターで、米・民主党政権などには徹底的に嫌われながらも、
エネルギー資源を活用して、EUとは 上手くやってきた。
だが、人は 老いる。
今のプーチンを見ていると、彼自身の思いが強すぎて、現実世界とのバランスが取れなくなってきていると感じる。
国内の人民、軍職からの批判も 少なくないと聞いている。
要は、日本の安全保障の観点から、
今後も、プーチン体制を過剰に敵視する 米・民主党政権が続くのであれば、
プーチンの利用価値は 無くなりつつある という事だ。
彼自身の本来の思いは別として、結果として ロシアは 中国に接近せざるを得なくなっている。
これだけ、西側を中心に世界から 忌避されたリーダーは もう使えない。
つまり、対中包囲網の一角(政治的中立含む)として 使えないという事だ。
であれば、プーチンも 年も年だし、
中継を見ていても、足を引き摺って歩く、顔に往年の精悍さが見られないなど、
老いは隠せない。
かといって、引退してくださいで 素直に引退はしないだろうから、
やはり、ロシア国内での クーデターというのも 今後、見えてくるかもしれない。
さすれば、ロシアは 外資に取り込まれ、グローバル経済の一角に組み込まれ、
対中包囲網の一角として、
又 バブル崩壊が隠せない 中国に代わる 経済発展のフロンティアとして
世界に 再登場可能だろう。
こちらのシナリオの方が、スッキリするかもしれないね
バイデン政権が 続こうとも、続くまいともだ。
プーチン後のロシアが よほど迷走しない限りは、
そちらの方が イメージとしては 描き易い。
--
思うに、今のロシアは まるで 大阪の役で 滅んだ 豊臣家のようだ。
ソ連が崩壊し、ロシアは 覇権国家から、地域国家へ没落した。
ソ連邦を形成した 東側諸国が次々と、欧米/NATOに寝返る。
今や、大阪城(ロシア)を囲む 外堀(ウクライナ、バルト三国等)も 埋め立てられつつある。
最後、豊臣秀頼は 徳川家に降伏するのを良しとせず、
妻の千姫を徳川家へ返した上で、自害の道を選んだ。
プーチンは どうするのか?
只、彼は 核兵器を持っている。
余り、手荒に追い込むと 暴発する危惧がある。
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余談だが、大河ドラマ 鎌倉殿の13人。 非常に見ごたえがある。
無き兄の遺志を継いで、主人公たる北条義時は、
北条家が先頭に立つ 坂東武者の世を 東国を中心に今後、築いていくのだが、
(北条義時自体は、権力欲は乏しい。その証拠に、承久の乱後は 全ての官職を辞している。)
次の大河は、徳川家康が 主人公らしいが
家康は 他の大河でも 描かれ過ぎて、正直、飽きたというのが本音だ。
個人的には、藤堂高虎、立花宗茂 あたりは、
波乱万丈の人生で 大河ドラマとして描くには 十分かと思うが 如何に。
投稿: ぴっぽー | 2022年3月 2日 (水) 09時39分
≪鉄血宰相ビスマルクの血と智の名言≫
①「xxと結ぶ合意は、そこに書かれていることに価値がない」
②「国際法など当てにはならぬ。大国は無視できるのだから」
⇒最悪の事態を想定すれば、「須らくxxを信じてはならぬ」。
更に高みに立てば、「ならぬことはならぬ!」。
更に鋭利に研げば、「野獣に信なし。信なくば立たず!」
⇒蛇足:まあ、愚者ごとき凡夫ががいうのは、安易で容易な ≪後付け≫、≪後出しジャンケン≫に過ぎませんが‥。
投稿: 黒山椒 無躇 | 2022年3月 2日 (水) 10時55分
難解な。
国際情勢⁉️
如何に、為すべきか‼️
誰も、知らない。
と、思わざるを、得ない!
五大国 一致の原則。
全然、知らない。
国際連合。
日本🗾
蚊帳の外‼️
ただ単に→では、無い。
誤解。
如何様に為すべきか⁉️
投稿: 六角川太郎 | 2022年3月 2日 (水) 13時08分
石破さん
緊急です。
最早、どう考えても論理や理性が通用する事態ではありません。日本語で言う、○○にはもの状態になってしまって居るからです。
制裁も、交渉も、情動も、或いはウクライナの決意も通じないでしょう。
決定的要件は、ロシアが圧倒的に強力な武力を持っていることと、NATOがこれ以上の関与をしたり、武器援助や資金援助をすることが、NATOの参戦と曲解して戦火を拡大し報復することです。
どれ程にロシアが恐れていたとしても、プーチン大統領が敗北を認めることは絶対ないと考
えるべきです。
拡大すれば、ヨーロッパに戦渦が広がります。或いはアメリカも含んだミサイルの応酬になるでしょう。
そんなことを絶対に認めてはいけません。
或いはロシアが弱気に見えたとしても、核を含めた総力戦に発展し暴発する危険を絶対に冒すべきではないのです。
対策は、直ちに戦闘を止めるべきです。
ウクライナが降伏し、一切の反撃を停止することです。
条件はただ一つ、現ウクライナ大統領とその閣僚の命を守ることだけです。公式に逃がすか密かに逃がして、もぬけの殻にするかどちらかです。
どちらでもいいから、それ以外の条件なしに、ウクライナの敗北を認めて宣言して、ロシアの攻撃対象を消滅させることです。
その調整が出来るのは、日本しかないのです。アメリカにも働きかけて、バイデン大統領に認めさせることです。
直ちに働きかけてください。
どんな理不尽があろうとも其れしか手がないのです。
耐え難きを忍び、忍び難きを忍んでする降伏の受け入れをウクライナに説得してください。
投稿: かも | 2022年3月 2日 (水) 16時57分
≪なぜ戦時&有事だと気付かないのか?≫
某紙≫EUはウクライナが申請したEU加盟に賛意を表明したが、まずは公式の「候補国」と認定するための作業を…呼びかけた。
⇒乱暴で残虐な軍事侵略を受けている最中で大混乱した今の局面で、ウクライナにとってEU加盟云々…は、謂わば ≪緊急事態につき暫定的で好いから‥一時的に防空壕を貸して…≫ の懇願に違いない。
⇒Zelenskyy大統領は、悠長な手続きが必要な「正式加盟」なんか必要ないし‥それが無理なのは元コメディアンでも解かっている。
なぜ戦時&有事だと気付けないのか?なぜそんなに頭が固いのか?
投稿: 黒山椒 無躇 | 2022年3月 2日 (水) 17時17分
鳥取県で居酒屋経営してます。
鳥取も他県同様、夜の街からは人が消え、老舗は潰れ現存する店舗もしたくもない融資でギリギリ耐えている状況にも関わらず、まん防適用を頑なに拒み、代わりの支援も微々たるものでとてもやっていけません。
コロナ禍以降、様々な取り組みをしてきましたが、それ以上に人出の減少が激しく、もう打つ手がありません。
助けて下さい。このままでは夜の街は閉店が続出し、壊滅します。
何卒単発ではなく、他県同様継続的な支援の方お願い致します。
平井知事にはご理解いただけない様なので、先生にお願いしたくこの場にてお願いさせて頂きました。
よろしくお願いいたします。
投稿: 田澤 | 2022年3月 2日 (水) 21時57分
ウクライナ政府は、米国政府や米国企業から精密誘導弾頭を導入
させられ、ピン・ポイントで大統領執務室を攻撃することが可能
となったため、それを除去しようとするロシア政府が武力行使を
誘導し、ウクライナでの全面戦争に持ち込まれている。
投稿: isotaku503_2 | 2022年3月 3日 (木) 09時25分
朝日:自民党の石破茂議員は2日、派閥解消後のグループ初の勉強会を開いた。派閥横断で56人の衆参議員が参加した。ウクライナをテーマにしたことが奏功し想定以上の人数が集まった。
⇒石破さんグループには佳い兆しですね。GoooodLuck!🌸
⇒自民党の多くの議員らは、特に♪好い歳した餓鬼♪ が犇めく安倍愚猿チルドレンらを典型として、派閥からなにも学んでいない‥学ぶ機会もない…学びを求め師事するに値する ≪良識と見識に富む立派な政治家≫ が想定以上に稀ないのでしょう。
投稿: 黒山椒 無躇 | 2022年3月 3日 (木) 09時45分
🌸 Smartなお国柄なんですね~🌸
≪恒産あってこそ恒心も育まれる≫
≫Finland can bear cost of sanctions as "basic human values" are under threat https://bit.ly/36N5vOA
"As war rages in Europe, the Finnish economy cannot avoid adverse effects. In this challenging situation, the costs can be shouldered as the basic values of humankind, freedom, right to self-determination and peace, are under threat,”
⇒北欧の国々は、一人当りGDPも人権認識も自由も責務も‥要は21世紀的な良識や価値観Valueに優れたお国柄なんですね~。
有事だからこそとはいえ、これ程までに心の底から人々の♪納得と共感♪を揺さぶる言霊が行き交うとは‥なんと素晴らしいことか。
⇒皮肉なことに、その手元が少し東へずれただけで、19世紀的で酷い醜態を露す軍事HardPowerの大国がある。SoftPowerの欠片もない無様も露す国家がある。
⇒翻って、極東の島国では、この難局に、こんなSmartな言葉を叩きつけ、大見栄を切れる政治家は石破さんを措いては誰一人おりますまい。
蛇足1:閑話休題、プーチンの謀虐狼藉のお陰で、北欧の智的で秀逸なメディアに接する機を得た。21世紀って素晴らしい!(微笑)
蛇足2:逆に、先日来、無知無学で無恥な安倍愚猿が息を吐くように嘘を吐きつつ蠢き始めている。油断厳禁!w
投稿: 黒山椒 無躇 | 2022年3月 3日 (木) 14時12分
≪好循環経営の要諦は一粒で四度!(ニッコリ)≫
ドン・キホーテのパンパシHD、ウクライナ避難民を支援。まず最大100世帯に資金支援や雇用提供 https://s.nikkei.com/3sDyCwi
⇒企業経営的には最高に上手い! 一粒で四度美味しい~🌸
①人道的に優れた世界貢献をHumanism Touching
②人財と人手不足の悩み解消Business Management
③戦争犯罪の被害者を救済 Gooood Reputation
④将来はキエフ店の責任者 Global Thinking
⇒国家経営も斯く進めたいものです~。
⇒痛烈な皮肉を込めれば‥ ≪安倍愚猿プーチンの逆張り🌸≫。
アベノミクスも積極的平和主義も地球儀外交も、果てはアベノマスクもコロナ対策も‥なに一つ好循環を起動させた先例(ためし)がない。予て安倍晋三に無知無学無恥や愚猿を冠する所以でもある。
投稿: 黒山椒 無躇 | 2022年3月 3日 (木) 18時25分
【ロシアによるウクライナ侵略戦争をめぐる報道の中に場違いな国の発言は目立つ】
韓国の大統領選候補者がゼレンスキー大統領を政治のアマチュアと評し貶める意図をもって採り上げていたのは、韓国系メデアによる意図的なでっち上げ論評記事が、この1月に既にあったからではないだろうか? その記事の意図は不明である。
1月21日付けの韓国の中央日報にそ記事にそれを見ることができる。
証拠や根拠となる資料の提示も少ない上に検証しているとは思えない噂を記事にしていた。
『政治経歴が皆無に等しいゼレンスキー大統領が現在のウクライナ事態の元凶であるわけではない。しかし、2019年執権以降、国政首班としての彼の言動はアマチュアから抜け出すことができなかったというのが大体の評価だ。特に専門性を持っている内閣を構成するのではなく、政府要職に知り合いやコメディアン仲間を大勢座らせた点が批判されている。
先月、ニューヨーク・タイムズ(NYT)はゼレンスキー大統領が執権してから、政府の主な要職にテレビ番組製作会社「クヴァルタール95スタジオ」所属のかつての同僚やその一家・親戚を配置していると伝えた。現状況で最も重要な部署といえる外交と国防関連の職務にも俳優や演出家を置いているとしながらだ。
特にクヴァルタール95スタジオの代表監督だったイヴァン・バカノフ国家情報局長が国家情報局要員によって摘発されたウクライナ内のロシアスパイ2000人余りを釈放したことはウクライナの安全保障に致命的だったという評価だ。ロシアから金銭的な見返りを受けるということがバカノフ氏の構想だったが、近代以来スパイ・秘密工作で悪名を轟かせてきたロシアスパイを放免したのはゼレンスキー内閣の安易な安保意識を如実に見せたものだった。一部ではウクライナ政府が要求した金も受けることができなかったと言われている。
これに先立ち、ドミトロ・ラズムコフ前下院議長は「ウクライナ政治はまるで一つのコメディホラードラマ同然」とし「専門家がいない政府、外交官がいない外交部、将軍がいない軍指揮部がいつ崩壊するのか誰も分からない」と批判した。
ゼレンスキー大統領は個人蓄財の疑いももたれている。昨年10月、国際調査ジャーナリスト協会(ICIJ)が公開した「パンドラ文書」はゼレンスキー大統領がタックス・ヘイヴン(租税回避地)にペーパーカンパニー(書類上だけで存在する会社)を設立して巨額の財産を隠匿して脱税してきたという疑惑を暴いた。大統領選挙の時から雑音が多かったウクライナの金融財閥であるイゴール・コロモイスキー氏との癒着関係にあるという疑問も解消することができずにいる。』
一つ一つの詳細について彼ら自らが取材活動とかで手に入れた内容はどこにもないようだ。韓国系メデアの悪い癖なのだが、我が国の左巻き反日メデアのように伝聞が主体としか言えない。証言だけで強制連行された被害者と勝手に断定する習慣があるのだから信じる方が馬鹿を見るのである。2月20日以降、その政治のアマチュアがロシアを相手に一歩も引かずに国際社会の協力を取り付け国と国民を守ろうとしていることについて何か言っているのかと最近の記事を見てもほぼない。
3月3日のウクライナ関連の記事にあったのは
『ウクライナ軍に降伏したロシアの兵士がウクライナ住民の配慮に涙を流す姿が映像で公開された。
2日(現地時間)のタイムズ、デイリーメールなどによると、この日、あるツイッターにウクライナ軍に降伏したロシア軍兵士の姿が入った映像が登場した。この映像はSNSで広まっている。
映像には、若いロシア軍兵士が武器を手放した後、ウクライナ住民に囲まれて慰労されている姿が出てくる。この兵士はウクライナ住民から受けたパンと紅茶を口にした。
別の住民は兵士の家族と映像電話をつなぎ、画面に母親の顔が出てくると兵士は涙を流した。隣にいたウクライナ住民もこれを見ながら涙を拭った。
映像のウクライナ人男性は「この若者たちの過ちではない」とし「彼らはなぜここに来たのかも知らない。古い地図を持って道に迷ったようだ」と話した。この地域の住民は降伏したロシア軍兵士を食べ物などを渡して歓迎したという。
一方、ウクライナの首都キエフでロシア軍の一部の軍事作戦が兵士の士気低下で中断されたという報道があった。
ロイター通信などによると、米国防総省の関係者はウクライナに入ったロシアの一部の部隊が士気低下でそのまま降伏する状況もあったと判断している、と明らかにした。この関係者は、ロシアの兵士が任務に不満を抱いて車両を破壊し、一部は車両の燃料タンクに穴を開けて参戦を防ぐなど器物破損行為もしたと伝えた。また「ロシアは現在、兵士の士気低下に驚いている」とし「補給と持続的作戦に問題が生じたことに不満を抱いている」と説明した。』
これも伝聞が基本の記事である。彼等は汗を流して記事を書くという習慣がないようだ。画像から見える風景を記事にしている。そして1月21日にゼレンスキー大統領を批判する記事を掲載していたこともあって、ウクライナ政府をほめたたえる記事は一つもない。なぜウクライナがここまで頑張っているのかについて触れようともせず、ウクライナの住民から差し出された紅茶に涙を流すロシア兵の姿を見てお茶を濁しているだけなのだ。韓国人は何を見ているのかわかっていないのではないか?
頭がおかしい人々だ。
2月28日になって西側と歩調をとると言い始めた韓国政府なのだが今に至っても具体的な項目はほぼない。記事になったものもない。あるのは西側とともに制裁をすると発言した文在寅の言葉だけである。3日経過したのであるが具体的に記事になったものがまだない。
つまり、やる気がないのだろうと米国政府は思っているようだ。だから同じ行動をとる32か国の中に韓国は入っていないと公表している。
韓国は表向き米国の軍事同盟国であるらしい。らしいというのは韓国国内に米軍基地があるという事実が語っているからだ。駐韓国大使はいまだ空席中だ。米上院の認可を受けている最中なので決定はしていない。同盟国と言い切れるのかどうか? これから先は、未定となるかもわからない。
不思議なことに、ウクライナ支援が韓国にないおかげで韓国の立場が鮮明になりつつある。彼等はロシアを陰で支持する変な国だという評価になっているようだ。
それは韓国系メデアも気が付いたような記事で暴露されているようだ。聯合ニュースにあった。
『青瓦台(大統領府)と政府は当初、ロシアへの独自制裁は考えていないとしていた。だが、EUや英国、日本などが米国の制裁に準じる独自の措置を取り、中立国のスイスやスウェーデンまでもが積極的に動いたことで韓国の制裁意思の弱さが指摘され、方針を転じたとみられる。
とりわけ、米国がEUや日本などに対してはFDPRの適用を免除した一方、韓国は免除対象に含まれておらず、企業の輸出活動は制約を受けざるを得ない。また、韓米間の信頼関係に疑問を呈する声も出ていることから、政府は取り残されるわけにはいかないと判断したようだ。』
まあ、いつも言われるように最悪のタイミングで最悪の選択をしてしまう習慣が、韓国には独自の文化として定着しているという人もいるぐらい特異な独特の行動が韓国社会にあると評価する人がいる。それが欧米の人々に理解を得るのかどうかわからない。おそらく、普通に誤解されるだろう。ウクライナに平和が戻り、原因を作ったプーチンの失脚が決定するころには、韓国も制裁されているのではないだろうか?
明日、北京パラリンピックの開会式なのだが、それに関連する報道記事が見当たらない。本当に開催するのだろうか?
シナ帝国は唯一ロシアを擁護すると表明した東アジアの国である。ベラルーシのようなレベルまでロシアに肩入れしているようには今のところ見えていないが、戦争加害国擁護の立場でパラリンピックの開催は博打だろ。どうするのか注目している。
投稿: 旗 | 2022年3月 3日 (木) 22時19分
石破先生
今晩は!!。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の「国の将来を憂う」者であります。
今回の投稿は是で三度目となりますが、悪しからずご了承下さいませ!!。
さて今回も「ウクライナ情勢」についてであります。
ロシア軍が国際法違反のクリミヤへ軍事侵攻を初めてより、1週間が経過致しました。
その間ウクライナとロシアの話し合い協議は整わず、第3回目の話し合い交渉に入るようであります。
そしてその間、国連安保理に続き国連総会も40年振りに開催さましたが、国連総会の非難決議も賛成142ケ国、反対5ケ国と圧倒的多数にて、採決されました。しかし、国連総会の決議と云えども何ら拘束力はなく、ロシアは国際的に孤立を深めても当初より国際法違反を承知の上軍事侵攻を行って居り、少しも堪える事は無いようであります。
交渉の間も相変わらずロシアのウクライナへの侵攻と攻撃は続き、首都キエフに於いては市街戦が続いて居る有様であります。
その為、ウクライナの一般市民へも2000人以上の犠牲者が出て居ると云われ、ロシアのラブロフ外相も「ウクライナが全面降伏を行い、武装解除の上中立政権が出来るまで戦闘が止めない。」と云い、「これ以上となれば核兵器使用も辞さない大戦となる」と威しの強気であります。
しかし、ロシア側は武器食料も尽きかけ、兵士の戦意は低下しつつあると云います。
その為、アメリカをはじめNATO諸国は軍事介入を行う事は無いとしながら、ウクライナへの武器供与などに終始しております。
又アメリカバイデン政権は「ロシアが核兵器使用の抑止力体制を採っても、合衆国は核の抑止力体制は採らない」と明言して居ります。
又しかし、国際社会はこれ以上「ウクライナとロシア」の戦争と見なす事無く、停戦へ向けて動くべきであります。
まさにロシアプーチン大統領の『降り上げた拳の落し所』を模索の上、「先ず戦闘の停止を行い、交渉の場に就かせる事を」を始めるべきであります。
例えばその条件として、
①クリミヤ半島併合をウクライナと共に国際社会に於いて認める。
②ロシアが独立を承認しました東部ドネツク州とルガンスク州の自称自治区は独立ではなく従来のままとする。
③ロシアはウクライナのゼレンスキー政権の人命と財産の保証を行う
④戦闘によって破壊されたウクライナの被害への弁償請求は行わない(但し、ウクライナの兵士以外の一般市民の犠牲に対しては、ロシアとウクライナ政府の双方に於いて弔慰金を出す事とする)
⑤ウクライナのNATOへの加盟はこの先、5年間は行わず、NATO諸国も認めないとする
以上の内容を仲介国のもとに合意の上、即時ロシア軍は撤退を行いウクライナ政府軍と東部ロシア人自称自治国との間に戦闘が無いよう「国連平和維持軍」を派遣する
などを提案すべきであります。
ロシアの国際法違反の軍事進攻による事が原因とは言え、長引けば更に一般市民への犠牲者が増え、双方とも引っ込みが付かなくなり、ベラルーシや周辺諸国も巻き込まれ第三次世界大戦へと拡大する懸念が大であります。
それでも、ロシアが交渉の席につかず「ウクライナの全面降伏と武装解除へ」拘るのであれば、「NATO諸国をはじめ欧米諸国は一致団結を行いロシアの軍事侵攻を阻止する」と、強気に出る事も必要では?と思うものであります。
投稿: 桑本栄太郎 | 2022年3月 3日 (木) 22時57分
【ウクライナとロシアに間には何度も大きな戦争があったようだ】
ウクライナへのロシアの侵略行為は今回に始まったものではなく20世紀の100年を見ても3度あり、それはすべてウクライナ降伏によって収まっていたようだ。歴史的に見ても13世紀のモンゴル帝国の蹂躙があって以降、ロシアとキエフ大公国との間に何度も戦乱があったらしい。隣国同士はいつも戦争をする。
まあ、やむを得ないところもあるが、20世紀以降の流れはウクライナにロシアへの憎悪しか残さなかったようだ。だからプーチンは今回も楽勝だと勝手に妄想し、ウクライナは親の仇のような気持ちがあって抵抗する。『プーチンの戦争』と呼ぶ人が多いのは戦争の目的が曖昧な処にある。NATO加盟国を増やしたくないというのは妄想であり、勝手な内政干渉だ。ソ連崩壊以降、ロシアは魅力のある国ではなくなったのである。軍事力による支配がいつまでも続くと思うのは時代錯誤だ。
「プーチンの戦争」はロシアのさらなる崩壊を招くだろう。それに気が付くのは5日後か? 3日後か? 明日か?
そこまで追い込まれているように見える。経済力が韓国と変わらない位置にあって、世界第2の軍事力を維持するのは自爆攻撃と変わらない。しかも、世界最大の領土を持つ国である。
維持しているだけで金が消えていく国家だ。大きな無理を続けていないと現状を維持することすらできない。人口も伸びない。あらゆる面をみれば、シナ帝国の未来の姿と被る。
10個ぐらいに分裂すれば非常に有能な国が出て来るかもわからない。それはシナ帝国も同じだろう。巨大帝国の運営は人類にあっては建国後1000年以上の成功例はほぼないような気がする。エジプトですら王朝は28回も変わった。シナ帝国も何回も変わって、今ある赤い王朝の命運も、もうすぐ尽きる予定だ。
インドや米国も同じかもわかりません。巨大帝国の運営は限界に来ているような気がする。コンパクトな大きさが自ずとあるのだろう。適した大きさと呼ぶのが正しいのかもわからない。それがどれほどの大きさなのか未定である。しかし、ロシアは、人口のわりに巨大すぎて、やっていけない大きさではないか?
投稿: 旗 | 2022年3月 3日 (木) 23時03分
【ロシア人から出て来るかも? というテロ事件が、具体的な記事になっている件について】
プーチンの首に賞金を懸けるロシア人が出たそうだ。ニューズウイークが記事にした。
『<旧ソ連の共産主義体制の崩壊とともに台頭したオリガルヒ(新興財閥)が、プーチンを捕らえるか殺した者に賞金を出すと投稿>
ロシアのオリガルヒ(新興財閥)の一人が、ウラジーミル・プーチン大統領の首に懸賞金をかけると表明した。ウクライナを侵攻した戦争犯罪で、プーチンを「生死を問わず」捕まえた軍当局者には、100万ドルを支払うとしている。
ソーシャルメディア上でこの懸賞金を提示したのは、起業家で元銀行家のアレックス・コナニキンだ。ロシアが隣国ウクライナに対する軍事侵攻を開始してから、まる1週間。西側諸国の政府や企業は、プーチンやロシアを支配するエリート層に対する、経済的な締めつけを強化する方法を模索してきた。ウクライナ侵攻に対する反発が高まり続けるなか、現在はアメリカを拠点とするコナニキンが提示した懸賞金は、プーチン個人を直接的な標的とするものだ。
コナニキンは3月1日に、フェイスブックにメッセージを投稿。「ロシアおよび国際法にのっとり、プーチンを戦争犯罪者として」捕らえた軍当局者に、100万ドルを支払うと約束した。
「ロシア民族として、そしてロシアの一市民として、ロシアの非ナチ化を促すことが自分の道徳的義務だと考えている」と、コナニキンは投稿の中で述べた。プーチンがウクライナ侵攻の口実として「非ナチ化」を挙げたことを逆手に取った発言だ。
コナニキンは、ウクライナの国旗と同じ黄色と青のTシャツ姿の写真をフェイスブックのプロフィール写真にしており、投稿の中で「ウクライナと、プーチンの軍による猛攻撃に抵抗する彼らの英雄的な奮闘に、今後も支援を提供していく」と述べた。
「大量殺人の罪で指名手配」と投稿も
イスラエルの英字紙エルサレム・ポストによれば、コナニキンはこれより前、ビジネス向けソーシャルメディア「リンクトイン」に、「大量殺人の罪でウラジーミル・プーチンを指名手配。生死は問わない」という言葉と共に、プーチンの写真を投稿していた。この投稿はその後、削除されたようだ。
ソ連崩壊後に財を成して注目される存在になったコナニキンは、投稿の中でプーチンについて「ロシアで複数のアパートを爆破し、さらに憲法違反を犯して自由な選挙をなくし、複数の政敵を殺すことで」大統領の座に就いたと主張した。プーチンが絶大な権力を握るきっかけになった1999年の高層アパート連続爆破事件がプーチンの自作自演と疑われているのは有名な話だ。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、2月25日に公表したビデオ演説の中で、ロシア軍が自分と家族を標的にしていると主張。「敵は私を第一の攻撃目標に、私の家族を第二の攻撃目標に据えている」と述べていた。
米ワシントン・ポスト紙の1996年の記事によれば、コナニキンは25歳までにロシアで100を超える企業を立ち上げた。また本人のウェブサイトによれば、コナニキンは現在ニューヨーク市を拠点としており、デジタル労働プラットフォーム「トランスペアレント・ビジネス」の最高経営責任者(CEO)を務めている。』
かすかな期待を込めているのであるが、それが記事に本当になったという話題である。この記事に興味深い話がある。1999年のアパート爆破事件だ。あれの黒幕はロシア政府の関与があるとネットにあったような気がする。WIKIにその事情が記事になっていた。
『リャザン事件』があるのは驚きだ。連続爆破事件も謎の多い事件であるが、リャザン事件が掲載されていることが大きな前進のような気がしている。それにプーチンが関与しているのかどうかまでは、何とも言えない。自国民の命まで利用したことがバレたら大変だろうなという気がする。政治家として続けるのは無理だという意味である。、だから、このニューズウイークの記事は大胆な仮説まで記事にしてしまっている。
まあ、なんともいいようがないが、プーチンの失脚があれば逮捕の容疑に戦争犯罪とは別に加算される可能性はあると思いますね。
それはともかく、テロを奨励しているような記事なのだから、恐ろしい展開になるかもわかりません。アレクサンドル2世のような最期が待っているかもわかりませんね。
投稿: 旗 | 2022年3月 4日 (金) 00時06分
事柄を如何様に、認識しなければ、ならないのだろう。
何かが違う!
因みに、日本のマスコミ。
テレビ
ラジオ
ets’
などの…
等…
でしか知る由もない。
投稿: 六角川太郎 | 2022年3月 4日 (金) 17時31分