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2022年7月 9日 (土)

7/7 山形県酒田市

 事務局です。

 220707__

山形選挙区 大内りか候補の応援の時の様子です。

 

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コメント

石破先生へ


表題(目次)「22年6月度日銀短観の解析」
付録資料 今回の件でのひろゆき氏の主張

不肖、私、山口達夫が今回の日銀短観に関して、独断と偏見で纏めてみました。

(本文)
1. 概要

製造業大企業
今回 +9(修正-5)
先行 +10(修正+1)

非製造業大企業
今回 +13(+4)
先行 +13(修正0)

※ 大企業は、今回、製造業が落ち込み、非製造業が上昇傾向です。
ウクライナ戦役やこれに絡む不況、中国のロックダウンの影響、米国FRBの引締め懸念等で製造業種はブレーキが掛かり、非製造業は、コロナ回復の福音を受けてのことだと思います。

製造業中小企業
今回 -4(修正0)
先行 -5(修正-1)

非製造業中小企業
今回 -1(修正+5)
先行 -5(修正-4)

※ 中小企業は、全就業者の70%前後を構成して、需要要因や社会的要因が重視されます。
しかし、国単位の税収要因を見る場合、資本規模は、圧倒的に大企業が支配的です。

※ 今回の製造業に比して非製造業が優良なのは大企業に同じ理由でしょう。
非製造業の先行きが悪いのは、国内の物価急騰要因だろうと思います。

2. 大企業製造業、上位業種、等

生産用機械
今回+34(修正-9)
先行+36(修正+2)
//
半導体製造装置を含みます。

化学
今回+24(修正-4)
先行+17(修正-7)

電気機械
今回+23(修正-1)
先行+27(修正+4)

石油・石炭
今回+20(修正-7)
先行0(修正-20)
//
米国FRBがQTで投機資金を蒸発させる金融政策を実行中です。

汎用機械
今回+20(修正-11)
先行+21(修正+1)
//
//
自動車
今回-19(修正-4)
先行-5(修正+14)
//
自動車は中国のロックダウン解除に光明といったところでしょうか?
半導体の調達も回復でしょうね。

3. 大企業非製造業、上位業種、等

情報サービス
今回+37(修正-1)
先行+34(修正-3)
//
省力化に伴うIT、AI技術産業は、ほんと、つよいですね!

対事業省サービス
今回+35(修正-3)
先行+35(修正0)

物品賃貸
今回+23(修正0)
先行+20(修正-3)

不動産
今回+22(修正+2)
先行+22(修正0)
//
来年の日銀総裁交代後も市場は、日銀の緩和政策維持を織り込んでいる様だ。金利上昇懸念を全く感じさせない。

卸売
今回+20(修正0)
先行+14(修正-6)
//
物価高騰による需要減を想定している。
//
//
小売
今回+7(修正+5)
先行+5(修正-2)

宿泊・飲食サービス
今回-31(修正+25)
先行-18(修正+13)
//
宿泊・飲食サービスは、コロナ後の回復が急だが、まだ、インバウンドを含め戻りきってはいない。

4,設備投資
大企業21年
製造業 -0.5%
非製造業-3.3%
全体  -2.3%

大企業22年(計画)
製造業 +21.5%
非製造業+16.8%
全体  +18.6%

中小企業21年
製造業 +6.8%
非製造業+5.9%
全体  +6.2%

中小企業22年(計画)
製造業 +4.8%
非製造業-4.6%
全体  -1.4%
//
観ればわかるが、大企業は賃上げ余力があるが、中小に至っては、資金繰りの要因にさえ苦しんでいるのが露骨に分かる。

最低賃金の交渉で、連合の吉野氏は、全国一律の1000円以上を主張し、商工会議所の三村会頭は、最初から3%ありきの賃上げ論に抵抗する姿勢を示していたが、これは、三村氏の理屈の方が強そうに思える。

5.雇用:過剰-不足の% 
大企業、最近(6月)
製造業-10(修正0)
非製造業-22(修正-4)
総合  -16(修正-2)

大企業先行
製造業-13(修正-3)
非製造業-24(修正-2)
総合  -18(修正-2)

中小企業、最近(6月)
製造業-19(修正+2)
非製造業-33(修正-1)
総合  -28(修正0)

中小企業先行
製造業 -24(修正-5)
非製造業-38(修正-5)
総合  -33(修正-5)
//
大企業は比較的穏やかな景気回復で、雇用増といった感じだろう。

しかし、中小企業の方は、設備投資で見てわかる通り、資金余力に乏しく、ここでの、雇用の急拡大は、離職者が過大なためであり、これは、賃金が生活を保障できるレベルのギリギリであり、かといって、資金の無い会社同志の優勝劣敗を加速する政治風土も無く、非効率なゾンビ企業の延命に、政府は手を貸していると、新自由主義的発想で見てしまいそうになる。

でも、弱体な中小業者が政府自民党の政治基盤であるなら、これも、甘受せざるを得ない面なのかもしれないが、いつか、この矛盾は、火を噴きそうな予感がする。
(記)

付録資料 今回の件でのひろゆき氏の主張
サンケイスポーツ
ひろゆき氏、日本は「本気でやろうとする人を止めるセキュリティーになっていないことが多い」 安倍晋三元首相銃撃事件に言及

インターネット匿名掲示板「2ちゃんねる」創始者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏(45)が8日、インターネットテレビ局、ABEMAの報道番組「ABEMA Prime」(後9・0)に出演。同日、自民党の安倍晋三元首相(享年67)が街頭演説中に銃撃されて死亡した事件に言及した。

西村博之氏
奈良県警に殺人未遂容疑で現行犯逮捕された無職、山上徹也容疑者(41)=奈良市大宮町=は、2005年までの約3年間、海上自衛隊の任期制自衛官を経験。グレーの半袖シャツにカーキ色のズボン、肩には黒いバッグが掛けられていた。マスクをし、眼鏡越しに〝標的〟を見詰める。その様子は複数の動画にも残されていた。応援演説をする安倍氏の背後から数メートルまでゆっくりと近づき、銃を構えてすぐに「ドーン」と2発。その場で取り押さえられた山上容疑者は、銃器の扱いにも慣れたとみられる元自衛官だった。

コメントを求められたひろゆき氏は「日本のセキュリティーって普通これ以上やらないよねっていうお互いの信頼関係が前提のセキュリティーで、本気でやろうとする人を止めるセキュリティーになっていないことが多い」と指摘。「もうそういう時代ではなくて、欧米諸国のようにガチで守るセキュリティーにかえないといけない時代になっているのかなと思いました」と所見を述べた。
//
ちなみに、ひろゆき氏の言う「欧米諸国の様にガチで守るセキュリティー」とは、「白昼、市街地で、テロ発生時、即、警官や軍人による犯人の射殺処分」や「防諜組織による無制限通信傍受の許可」といったことを認める、「緊急事態法令」を国が日常的に使える状態においておくことだそうです。

今回の件で、同様の行為の模倣ないし、抵抗観の剥落により、ますます、厳しい状況になっていくでしょう。「当初の米国の暗殺視想定」とは逆に、今回のテロは、完全にローンウルフ型だろう。

これは、ある意味、憲法で保障するところの基本的人権の、現実面での部分的縮減の必要性の意味が治安の必要性上あることが1点。

また、逆に、社会から放逐される階層への、最低限の生活余地給付や人生設計の真面な支援行為を高齢者だけでなく、若年層から考えなければならない、意味があることが、逆の意味で1点ある。

これが、ひろゆき氏が動画で訴えていることの詳細です。
(記)

投稿: 山口達夫 | 2022年7月 9日 (土) 21時47分

TBS NEWSの電話での話を聞きました。
自民党の内部が萎縮していた話しを聞いて「やっぱりそうだったんだ」というのが分かりました。
そのような意見が言える石破さんに、総理になってもらいたいと言う気持ちを再確認出来ました。
これからも国民の立場にたった意見をお願いします。

投稿: りょう | 2022年7月11日 (月) 00時25分

【安倍元総理暗殺事件が起きて】

  要人警護の体制が問題になっているようだ。確かに隙だらけの警備としか言いようがないので手製の銃器で暗殺されたのだとしか言いようがない。

 この事件が報道された各種の記事を見てレーガン大統領暗殺未遂事件を連想した人はかなりおられるようだ。シークレットサービスのエージェントの活躍を思い出した人もおられたようだ。2021年の今にあっては、この事件の関係者の多くは故人となっているのであるが、シークレットサービスのジェリーS.パー氏のことを採り上げた人もYahoo!のコメント欄にあったのは驚きである。とっさの判断で大統領を専用車に押し込み、そのままジョージワシントン大学病院に直行する指示を出した人である。彼のおかげでレーガン大統領の命が救われたのだ。

 大統領を専用車に押し込むまでに要した時間は3秒ほどだと言われている。大統領の体に鮮血があるのに気が付いて最初は専用装甲車のドアにぶつかったときにできたものだと思ったらしいが、様子が変だと気が付いて大学病院に直行という判断を下したそうだ。こういう事態があった時の予定されていた目標地を変えたのである。これが功を奏し大統領の体内に隠れていた弾丸の発見につながり、一命をとりとめたという話である。

 まあ、米国にはシークレットサービスの創成期にケネデイ大統領を失うことがあったので、多くの訓練や編成上の在り方に関する研究が出来上がっていたということになるのだろう。我が国と比べて心構えから違うのは仕方がないのかもわからない。我が国は三木武夫が何かの式典の最中に暴漢に殴られたことがあって要人警護を始めたらしいので、歴史はあるが、銃器の使用とかに対応した体制があったのか疑問だ。現場の奈良県警本部長の会見記事があった。

 『安倍晋三元首相の演説で警護・警備を担当した奈良県警のトップ・鬼塚友章本部長が9日会見し、「警護・警備に関する問題があったことは否定できない」と厳しい表情で話した。
 安倍氏の来訪が7日夕方に急きょ決まったことを受け、県警では警備の計画書を作成。「警護・警備はどのような日程にも対応できるようにすべきもの」という鬼塚氏が、事件当日の午前に承認したという。
 安倍氏は6月28日にも銃撃現場付近で応援演説を行っており「特段の違和感や、修正すべき点を感じたところはなかった」と計画書に疑問は抱かなかったという。だが、結果的に正しく機能しなかったことに「問題点は警備体制なのか、状況か、緊急対応力か、警護員の能力なのか。早急に確認をして具体的な強化策の検討を行っていく必要がある」と見直しを明言した。』

 対応しきれていないという実態を開陳しただけの話である。どこが悪いのかについての理解もまだないようだが犯人が動き回る動画がネットに既にあるのを見ればレーガン大統領暗殺未遂事件のシークレットサービスのような体制とは程遠いものがある。警視庁から派遣されているSPが一人なのだそうだがそのSPが犯人との格闘戦に突入していたような解説文があるので、それが本当ならSP失格じゃないかと思いますね。レーガン大統領のそばにいたジェリーS.パー氏はできる限り早く犯罪現場から大統領を遠ざける行動をとっていたのだ。その上大統領が負傷していることに気が付くと時間を置かず大学病院に直行する指示を出している。安倍元総理が病院に到着したのは負傷から50分後だという話を聞くので、本当に何をやっているんだと思いますね。奈良県警は万が一の体制の中に病院への搬送がなかったのではないか?

 50分もかかっているようでは失格だ。ちなみにレーガン大統領がジョージワシントン大学病院に搬送されるまでの時間は約12分だったそうだ。これでももう少し遅ければ生命の危機だったと後で言われまくっていたらしい。だからジェリーS.パー氏の判断は大いに讃えられているのである。位置情報サービスが期待できるようなスマホとかもない時代にあって的確な判断を下すことは難しいことだったと思う。どこかにいったん退避してそれから病院へと云うようなマニュアルが用意されていたのかもわからないが、それではレーガン大統領の命日になっていたかもわからないことだ。要人警護の難しいところは何かが起きる前に周囲を判断することと起きてからの対応だろう。そのどちらについても、派遣されていたSP氏と奈良県警は失格していていたようだ。

 残念ではすまない。

 まあ、ついでに発見した話であるが、レーガン大統領暗殺未遂事件の当事者である実行犯のジョン・ヒンクリー・ジュニアは2022年6月に保釈されているらしい。負傷させただけで死亡させた事件じゃないことと犯行動機が女優の気を引くためにやったという常識では考えられない異常者のような精神状態が背景にあって、反共和党と云うような政治的な動機がなかったことから、いずれ釈放が認められるようになっていたらしい。彼はまだ67歳だ。ジョデイフォスターの行方が心配だね。

投稿: 旗 | 2022年7月11日 (月) 01時23分

石破先生

今晩は!!。
先ず6月から全国にわたる今年の記録的猛暑の中、連日選挙応援の為に東奔西走の上7月9日(土)まで連日無事に応援遊説をこなされ、大変な成果を得られました事、おめでとうございます!!。
そして大変お疲れ様でしたと、心より労い申し上げます。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の「国の将来を憂う」者であります。

さて、選挙期間中の終盤7月8日に安倍元総理が奈良で遊説中に凶弾に倒れるなどのショッキングな事件がありながらも(この事案については後程述べます)、石破先生が応援に入られた鳥取・島根合区の青木一彦候補、福島の星北斗候補、東京の朝日健太郎候補、千葉の臼井正一候補は見事当選を果たされ、その中でも東京の朝日健太郎候補はトップ当選を果たすなどの大成果でありました。僅かに山形の大内りか候補が落選と云えども、新人候補でありながら二位の得票でもあり大健闘と云うべきであります。
これもひとえに石破先生の応援の賜物であろうと確信致して居ります。

次に先ほど述べました安倍元総理が奈良で凶弾に倒れ、亡くなられると云うショッキングな事案でありますが、報道各社によりその時の映像が執拗と思われる程流され、地面に倒れたままの映像は「トラウマになる事もあり注意」とテロップにて流れる程でありました。
何度も見る映像では明らかに犯人は冷静な動きであり、安倍元総理の前からではなく後方より近づき犯行に及んだ事が良く見えます。
然しながらSPを始め警備と想える警察関係者は犯人の動きに気づかず、二発目の時に漸く取り押さえて居ります。
安倍元総理が奈良に立ち寄り応援を行う事は、急遽の事であり前日に決まったとはいえ、要人警護の基本は本人の前後左右を固め咄嗟に対応出来る事であり、「何事も無い事を前提として万全を期す」事が、要諦であります。
小生も嘗て警備に携わった経験が5年間あり、半年ごとに研修を行っておりましたが、本人の後方ががら空きであったことなどは、信じられない程であります。
奈良県警警察本部長による会見では、「不備があった事は否めない」と認めて居るようであります。

安倍元総理の事に関しては、石破先生と同じ与党自民党所属ながら石破先生の「常に国民と共に在る」と云う事に反して、安倍元総理はいつも信じられない程の「国民の民意より乖離した右傾化の政治手法と強権による政権運営」であり、小生は大変反発を覚えその事が政治に関する関心となり、石破先生を応援しながら政治に関する情報集めと勉強でありました。
その意味では安倍前総理には大いに感謝しなければならないかも知れません。
先ずもって、安倍前総理のご冥福を祈るばかりであります。
安倍元総理の逝去に伴い、世界各国の首脳を始め国内の各方面より弔意とその成果を述べる人も多いいものの、長期政権による功罪は検証しておくべきであり、今回の事案による世間の驚きと興奮が少し収まってより述べて見たいと存知ます。

次にコロナ禍の再度蔓延について少し述べたいと存じます。
先週後半の7月初旬頃より大都市を中心にまたぞろ新型コロナウイルス感染が広がって居り、特に東京を中心とします都市圏、大阪を中心とした関西圏の感染が先週比倍々ゲームのように広がって居ります。この事は変異ウイルス株のBa5への置き換わりによるものであると云われ、今や第7波の到来も目前であると云われて居ります。

連日全国的に見渡して居ても北海道(札幌)、東京を中心とした神奈川、千葉、埼玉であり、中部は愛知(名古屋)、関西は大阪を中心に兵庫。京都などであり九州は福岡中心などであり、やはり人口密度の多いい大都市圏が中心であります。
嘗て何度も指摘致しましたが、経済の再生といいながらウイズコロナの政策を進め、GoToキャンペーンの再開、飲食業の営業時間、テーブルの人数制限など、各種規制解除が余りにも早急し過ぎたようであります。新型コロナも変異の度毎に弱毒化しつつあると云っても、反対に感染力が強くなりつつあり「インフルエンザに於けるタミフルのような特効薬が開発されるまで」は、緩やかに規制を解除すべきであります。

更に、以前のように政府の新型コロナ分科会や、厚労省による「アドバイザリーボード」による、会見などが全く見られなくなったのはどうした事でしょう?折角岸田政権になってより日本版CDCの設置が決まっているのであれば、一早く機能させるべきのようであります。

投稿: 桑本栄太郎 | 2022年7月11日 (月) 22時22分

【SPは一人ではなく、7人いたそうだ。】


  つまり、歴史的、大失態だと言った方が早い。7人も現場にいながら致命傷となる第2発目を発射させていたのだ。しかも、安倍氏のそばにいたSPを含めてほぼ全員がそばを離れて犯人の確保に向かい万が一の場合の救急車の手配とかに走る姿がなかったことが某テレビ局動画によって解説されているようだ。だから病院到着まで50分もかかったのだ。

 7人いた事実を翌日になって開陳するのか? その意図は何かあるのだろうか?
 現場の解説も不気味である。周囲のどの方向からも銃撃を受ける環境にしたのが失態だ。制服警官の配備がなかったのは一般人からの写真及び動画の提供から明らかだ。奈良県警がこの応援演説会に何も起きないという前提でいたのは間抜けすぎるとしか思えない。本部長の更迭は避けられないような気がする。

 いろいろとボロが出て来る勢いだ。

1発目から2発目の間に約2秒から4秒ほどの間があるようだ。これは動画の音声からの推測だ。この間に防ぐことができなかったのが最大の失態である。ちなみにレーガン大統領を襲ったジョンヒンクリ―の銃は手製ではなく通販で購入したサタデーナイトスペシャルと呼ばれる安物の回転式リボルバーとのことである。そのような銃でも、わずか1.7秒の間に6発発射したことが記録されている。手製の散弾銃はどのような仕様になっているのか今のところ不明であるが、2つの筒があることから撃鉄は複数になっているように思いますね。縦型のデリンジャーのような仕様だろうか? 回転式のリボルバーの効果は、1.7秒で6発と云うのは防ぐのが難しい。だから大統領をすぐに犯罪現場から遠ざけるということを優先するわけだ。その担当を決めておかねばならない。全員が犯人逮捕に向かえば空白の時間が生まれ、取り返しが付かない結果になる。被弾したのが大統領を含む3名だ。

 そのような例から見ても我が国のSPの動作というか反応は非常にのろいものがある。2発の散弾を発射ということだ。目撃証言から最初の1発目は音が大きく白煙が立ったという話が共通していて、1発目で安倍氏が倒れることがなかったそうだ。数秒後の続く2発目で、安倍氏が倒れたという話も共通しており、動画でもそのように見える。だから、安倍氏の首から背中一帯に広がった2発目の散弾が動脈を損傷した疑いがあるらしい。

  SPはとっさに動けなかったのかもわからないし、狙撃者を捕まえるという目的にほぼ全員が動いたことで、救急車等の手配に遅れが生じ現場にいた選挙関係者か奈良県警の関係者かわからないが、周囲に向かって看護師や医師がいるかと大声を出して尋ねる姿があったという話である。つまり、警護担当の警官他には万が一の被害を受けた場合の病院搬送が最初からなかったということを白状しているのだと思いますね。


  銃の体裁がない自家製の散弾銃なのは警備の目を逸らす意図が最初からなかった疑いも感じられますね。不審なカバンを持つ人物に警察官が誰何することもなかったと他の目撃者も証言しているようだ。やる気がなかったのかもわかりませんね。警備に携わった経験が豊富な警官上がりの識者の多くがこの一連の流れは、大失態だと言っています。

 これは警察官僚の上層部を巻き込む事態になると思いますね。目も当てられないほど、お粗末すぎる。

投稿: 旗 | 2022年7月11日 (月) 23時34分

石破さん、いつも日本のためにありがとうございます。

統一教会。
これは絶対に我が国から排除せねばなりません。

心から信頼する石破さんにお願い申し上げます。
統一教会の危険性について、安倍さんや安倍さんに親しい方々(更には自民党)との関係について、勇気と真心を持って真実を語ってください。

「安倍さんが死して尚、石破は安倍さんに逆らうのか!」と批判されるかもしれません。

しかし、安倍さんに忖度せずに真実を語れるのは石破さんだけです。
石破さんの手で、自民党を、日本を、取り戻してください。

投稿: オコチャ | 2022年7月12日 (火) 16時18分

【無能な警官のおかげで、政界の一寸先は闇だらけ】

 今回の襲撃犯は、ノーマークのテロリストと呼ぶのが正解なのかもわからないが、こういう事態からの防犯を考えるのが警護隊の責務なのではないかと思っていた。その意味で、警視庁トップのコメントはない。しかし、国家公安委員長の記者会見があったようだ。読売の記事である。

『安倍晋三・元首相が街頭演説中に銃撃されて死亡した事件で、二之湯国家公安委員長は12日の閣議後記者会見で、現場の警護・警備について警察庁に検証を指示したと明らかにした。今回の警護の問題点を洗い出し、責任の所在を明らかにするとともに、要人警護のあり方を抜本的に見直すのが狙いだ。
 警察庁は、二之湯氏と委員5人の計6人でつくる国家公安委の下に検証チームを設置する。国家公安委は12日午後に臨時会合を開き、警察庁から検証方針について報告を受ける。

 事件後、二之湯氏が記者会見で答えるのは初めて。二之湯氏は「要人警護に責任を持つ警察所管大臣として重く受け止めている」とし、自身の責任や進退については「警察を指導していくことがまずは重要だ」と述べるにとどめた。

 安倍氏は8日午前、奈良市内で参院選の街頭演説中に、背後から車道を歩いて近づいた無職山上徹也容疑者(41)に銃撃された。1発目の2~3秒後に撃たれた2発目が命中したとみられ、失血死した。

 事件後、安倍氏の後方の警備が手薄だったことや、山上容疑者が歩道から車道に出た時点で警察官が声をかけなかったこと、1発目の発砲後に安倍氏を伏せさせるなどして2発目を回避できなかったことなどが問題視されている。

 検証チームはこうした点を詳細に分析する。また、元首相の警護は都道府県警が計画を作成し、警察庁への報告は必要ないことになっていたが、そうした警察庁の関与のあり方についても検証の対象とする。

 事件については、松野官房長官が11日、警察庁から「警護・警備に問題があったと認識している」と報告があったことを明らかにした。奈良県警の鬼塚友章本部長も9日の記者会見で「極めて重大かつ深刻に受け止めており、責任を痛感している」と話していた。』

  要人警護は警視庁の所轄と思っていたが警察庁の所轄なのだろう。つまり、警察庁長官の更迭も近いということになる。警察官僚が誰一人無事で済むわけがなく、極左の過激派対策とか極右勢力対策から漏れていたのであれば率直に認めるべきである。泥縄の官僚たちではないか。衆人が見守る中で発砲され、殺された後になって捕まえ、マークしていなかったと白状しているわけだ。これほど役に立たない連中も珍しい。

  犯行直前が唯一の防犯の機会であったのに、誰一人、その不審人物を誰何することなく、襲撃犯のやるがままを見ていただけなのだ。情けない人々である。官房長官の松野もわけのわからないコメントを出している。

 『松野博一官房長官は12日午前の記者会見で、安倍晋三元首相の銃撃事件に使用された手製銃の規制について「事件の捜査状況、同種事件の発生状況を見ながら、関係省庁でさらなる規制の必要性を検討したい」との考えを示した。』

 手製銃の規制とは何かについて説明が必要だろ。それもせずに規制だというのはバカげている。手製銃であっても現行の銃刀法違反の対象にはすでになっている。その上に何を規制するというのか?  わけがわからない。アツものに懲りて膾を噴くと言っているようだ。手製銃は野放しにされているわけではない。極端なことを言えば銃弾になるような構造を持ったものさえあれば銃がなくても同じ効果を得る方法はある。銃弾こそが凶器と言ってもいいぐらいだ。ふざけた反応と見られるだろう。官房長官としては無知なうえに無能に近い。情けない限りである。銃弾を万力のようなもので固定して小さなハンマーで打つだけで発射した銃弾と同じ働きをする。殺傷能力もあるそうだ。だから手製銃にこだわっているのは何かズレた発想である。松野本人はいいことを言っているつもりになっているのかもわからないが、役に立つコメントには見えない。

 それはともかく、ノーマークのテロリストの存在こそが脅威である。未然に防ぐ方法があると思うが、その研究にこそ力を注ぐべきである。それには文部科学省の協力が必要だろう。いじめを野放しにしている現況の教育委員会のもとでは、このような襲撃犯の量産があるのかもわからない。強烈な不満を持ったまま成長する人々こそが脅威である。

 それはともかく、今回の暗殺事件でロシアのぷー氏から弔意を示す電信文が届き、米国のキッシンジャー元国務長官の弔意を示す記帳の動画が公表され、主要な国々の国家元首による弔意文が寄せられたことに驚く。我が国の国民からは国葬を求める声が多かったのは国際的な影響を無視するなという声があるからだ。

 これは政変劇になってしまっている。癌患者のぷー氏より先に安倍氏が死亡するという事態を誰が予想しえただろうか? また、今年99歳のロックフェラーの大番頭より先にあの世に召されると云うような事態を誰が予想したのかということである。岸田はこの状況を理解していないように見えてしまう。国葬をするには金がかかると言っているみたいだ。それが顔に現れているようだ。平和の声を挙げる機会にもなると思っていないようだ。選挙の勝利に浮かれているだけの人なのかもわからない。岸田を担いだ人々は責任感がないのかもわからないが、しっかりしてほしいものだ。

 政界は、一寸先が闇だ。改めて闇につながる特異な業界なのだということだと思いますね。これは交通事故などではない。銃弾に倒れた政治家の姿なのだ。

投稿: 旗 | 2022年7月12日 (火) 19時04分

【安倍氏はおそらく、会ったこともない人から襲撃を受けたことになる。安倍氏の存在は死後の評価が特異だ。我が国は世界に向けて表明した方がいい。】

 よもや逆恨みのような個人的事情が、犯人側にあったとは想像もしていなかっただろうと思う。極左の過激派の犯行かと思ったかもわからない。しかし、予想外の犯行動機が語られたことになる。

 まあ、それがテロリストの論理なのだと言えば、中らずと雖も遠からずではある。残念な結果から見れば、大きな差はない。そういう事から見ても警護体制の失態は重い。どのような状況下にあっても防ぐことが肝要なのだ。

 警察庁長官の会見記事があった。
『安倍晋三元首相が奈良市で参院選の街頭遊説中に銃撃されて死亡した事件について、警察庁の中村格長官が12日、臨時の記者会見を開き、「警察としての責任を果たせなかった。極めて重く受け止めている。慚愧(ざんき)に堪えません」と述べた。その上で「警護の配置などに問題があった。長官としての責任は誠に重い。今の段階で果たすべき責任は警護・警備の問題を早急に洗い出し、重大事案が二度と起こらないよう見直しを行うことだと考えている」と話した。警察庁長官が個別の事件で責任を認めるのは異例。

 中村氏は今回の奈良県警の警備について「警護・警備体制や後方の配置などについてはしっかり検証すべきだ。現場での銃器への対応は十分だったか。予兆の乏しい人に対する対応は十分だったか。緊急時における対応が十分だったか。問題なしとは言えないと思っている」と強調した。

 一方、警察庁の関与について「元内閣総理大臣の警護の実施に当たっては(地元県警が)警備計画を警察庁に報告する必要はない。ただ、これは言い訳にならないと思っている。これで本当によかったのか。(警察庁は)警護において現場における決まりを作る立場でもあり、その立場から必要な見直しはしていくべきだと思っている」と述べた。

 警察庁は同日、警備体制の問題点を調べる検証チームを発足させた。中村氏は「問題点を洗い出し、それをもとに警護・警備の強化に向けた見直しのあり方をしっかり検討したい。作業過程においては臨時の国家公安委員会に随時報告し、指導いただく。結果は支障のない限り報告する。迅速に進めないといけないが、議論しながら結論をまとめていくので一定の時間はかかる。8月中にはまとめたい」とした。

 自身の進退については「今の段階で、私の果たす責任は検証と見直しに全身全霊を向けること。二度とこのような重大な事故が起きないようにやっていきたい」と述べるにとどめた。

 この事件をめぐっては松野博一官房長官が11日の記者会見で、警察庁から「地元の警察における現場での対応のみならず、全国警察を指導する立場にある警察庁の関与のあり方も含め、今回の警備には問題があったと認識している」との報告があったと明らかにしていた。』

  あとの祭りのような内容の記事である。「責任の自覚はあった。後悔している」という内容だ。一つの官僚機構のトップが会見を開くことも異例であるが、重大な結果を招いたことによる責任の自覚だ。元総理の警備だから具体的な警備計画に口を挟まなかったと正直に述べている。差を設ける意味が解らないがそれが官僚機構の序列と云うようなものがあったのだろう。元総理は現役の国会議員でしかないということだ。元総理でも鳩山を狙う人はいないようだが、安倍氏は狙われた。その差は何かあるとこの中村氏は話していない。質問されなかったからだ。質問されなかった内容に答える義務はないが、鳩山の警備状況について説明があればよかったと私は思うばかりである。安倍氏との差があったのかどうか知りたかったからだ。
 鳩山は元総理であるが国会議員ではない。その上、どちらかと言うと信頼を寄せる人に偏りがある人だ。もしかするとSPの数は安倍氏より少ないかもわからないが狙う人はいないような気がしている。

 総理経験者であったことと特定の宗教団体に肩入れして祖父の代からの付き合いがあったという事実。これが襲撃犯の関心を引き付けたのだろうと思う。我が国の国民はこれによって、同じように見える元総理であっても脱税をして出鱈目を口にする元総理は襲撃されることがないのを知ったわけだ。

 マスゴミは脱税をして出鱈目を喚き散らす元総理を執拗に追いかけることはないが、森掛加計桜を見る疑惑の疑惑の証拠の提示がないのに執拗に追い掛け回すことを選ぶのだ。襲撃犯の意図は別にあるようだが、影響力の大きいことが、この場合注目を集める結果になったのではないだろうか。

  反日の元政治家は我が国の反日メデアの取材対象になっていないようだ。影響力がない人だからだ。鳩山を警護する意味はないような気がするが元総理なので警護の対象者ということになる。脱税を長年に渡り実行していた元総理なら一般国民から襲撃される恐れがあるような気がしている。しかし、その特異な個性のせいでその心配はないだろう。

 長期政権の記録を持つ政治家が襲撃を受けたことは大きな損失だ。なんとアフガニスタンのタリバン政権やキューバ政府からの弔意の表明があった。シナ帝国からも弔意の表明があった。こういう人は我が国では稀である。

 国葬で世界に示した方がよくないだろうか?

投稿: 旗 | 2022年7月13日 (水) 01時20分

【自民党の最大派閥は分裂するだろうな】

  清和研究会にとっては、例えは悪いのかもわからないが、本能寺の変が起きた後の織田家のような状況かもわかりませんね。予想もしない力が働き、織田家の盟主であった信長が突然、命を奪われ、弔い合戦が起きて羽柴秀吉が全部をさらっていった。

  どのような展開になるのか予想もつかない。それを示すような記事が時事にあった。
『自民党安倍派(清和政策研究会)は会長の安倍晋三元首相の葬儀が12日に行われたことを受け、後継体制の調整に入る。
 衆目の一致する会長候補は不在で、集団指導体制への移行も取り沙汰される。同派は代替わりを契機に分裂した歴史があり、大黒柱を失った最大派閥の主導権争いに発展し、影響力低下につながる可能性もある。

 「ともかく一致団結を優先したい」。参院安倍派会長で、安倍氏側近でもあった世耕弘成党参院幹事長(59)は11日のテレビ朝日の番組でこう強調。今後の体制については「今決められる状況にない。一呼吸置いて相談しながら決めたい」と述べるにとどめた。
 安倍派は党内の4分の1に相当する90人以上を擁し、伝統的に保守色が濃い。塩谷立・元総務会長(72)と下村博文前政調会長(68)が会長代理を務め、松野博一官房長官(59)、西村康稔前経済再生担当相(59)、萩生田光一経済産業相(58)もメンバーだ。橋本聖子参院議員(57)は東京五輪・パラリンピック組織委員会会長就任に伴って離党するまで所属し、現在は復党している。

 後継候補の一人が下村氏。選対委員長も務め、政治信条の近い安倍氏が党総裁候補に挙げたこともある。一方で言動が物議を醸すことがあり、11日には内閣改造・党役員人事に関し「保守を疎んじればその人たちは逃げる」と岸田文雄首相をけん制。派内で「葬儀も終わっていないのに」と眉をひそめさせた。

 政府と党の要職を経験し、調整役として定評のある萩生田氏を推す声もある。安倍氏の最側近。引退後も派に影響力を残す元会長の森喜朗元首相や麻生太郎副総裁らと懇意だ。ただ、衆院当選6回と議員歴が比較的浅く、ベテラン勢が反発する可能性がある。

 安倍氏の実弟、岸信夫防衛相(63)には体調を不安視する向きもある。

 清和会は1991年、病に倒れた安倍氏の父晋太郎会長の後継を三塚博、加藤六月両氏が争う「三六戦争」を展開し、加藤氏は除名された。98年には森氏と跡目争いをした亀井静香氏が平沼赳夫氏らと退会して分裂した。2008年総裁選の際は森氏と中川秀直元幹事長の間で割れ、中川氏はその後、派を離れた。森氏が「わが派は分裂と脱藩の歴史だ」と自ら認めたこともある。

 無派閥のある閣僚経験者は「仕切れるのは萩生田氏しかいないが、後ろ盾がいなくなった」と指摘。「集団指導体制で競わせるしかない」との見方を示した。 』

  政争は続きそうだ。これが憲法改正に響くかもわからない。時間を無駄にしてしまう状況が気になりますね。頼りにならない岸田は何がしたいのかよくわからない処がある。この内閣は昨年の発足以来、具体的な成果が何もない。口先だけの無責任内閣だ。

 岸田は参院選挙の勝利は自分にあると思い込むだろう。勘違いするのは得意技だ。大変な事態に向かうような気がする。

投稿: 旗 | 2022年7月14日 (木) 01時23分

 【 警察を叩き過ぎです。 】

 『 無能な警官のおかげで、政界の一寸先は闇だらけ 』

 奈良なんか本当に田舎なんだから、東京と比べるのは可笑しいです。
 しかも、半日前に急遽変更で、対応出来るのは日本では東京位です。

 日本と世界を比べるのが間違っています。
 世界は、銃を入手し易いし、銃撃事件は頻繁に起こっています。

 令和3年における日本の銃器発砲事件の発生事件数はたった10件でした。
 死傷者数は5人(死者1人、負傷者4人)です(注1)。

 対して、アメリカでは、令和3年(2021年)1月1日から8月18日(半年位)までに銃で殺害された人数は1万2868名、負傷者は2万5795名に達する。実に、1日に100人以上が銃犯罪の犠牲者になっているのです(注2)。

 この現状で、日本がアメリカより遅れていると言っても無意味でしょう?

 東京都と奈良県とのレベルが月と鼈なのは、戦前に日本の警察が強かったので、GHQが分割県営化して警察を弱体化したからです!


 (注1)【 警察庁刑事局組織犯罪対策部
 薬物銃器対策課  日本の銃器情勢
 (令和3年版) ~銃器犯罪のない社会を! ! ~
 銃器発砲事件の発生状況
https://www.npa.go.jp/bureau/sosikihanzai/yakubutujyuki/jyuki/jousei/juukizyousei.pdf
警 察 庁 】

 (注2)【 週刊エコノミスト Online  2021年8月20日
 週刊エコノミスト Online日本人の知らないアメリカ
 これだけ銃犯罪が増えてもなおアメリカが「銃禁止」を実現できない理由<前編>=中岡望
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20210820/se1/00m/020/001000d
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投稿: 三角四角 | 2022年7月18日 (月) 09時51分

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