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2023年1月 7日 (土)

人日の節句など

 石破 茂 です。  新年あけましておめでとうございます。本年も引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。

 地方創生担当大臣在任中、2年間にわたり秘書官として支えてくれた中野祐介さん(元北海道副知事・前総務省都道府県税課長)が、この度3月26日告示・4月9日投票の浜松市長選挙をめざすこととなりました。4期務めた鈴木康友現市長は今期で勇退され、中野さんは自民党の推薦を受けて今回の選挙に臨みます。

 地方創生担当大臣は平成27年に、当時の安倍総理の強い意向によって新設されたポストで、私が初代大臣を拝命したのですが、初めてのプロジェクトとして試行錯誤の連続の中、事務秘書官には総務省(旧自治省)からは中野さん、内閣府(旧経企庁)からは中澤信吾さん、財務省からは坂口和家男さんという優秀な人材が派遣され、政務秘書官には農水相時代に事務秘書官を務めてくれた得田啓史さんをお願いし、本当に助けてもらいました。  防衛庁長官、防衛大臣、農水大臣在任中も人物・識見共に優れた秘書官に恵まれ、大臣職は本当に秘書官あってのものだと思います。中央官僚にはとかく尊大、冷徹、出世志向などという否定的な評価が付きまといますが、そうではない立派な人たちも多くいるというのが私の実感です。  中野さんはその後、北海道総務部長、副知事を務め、179市町村もある北海道の首長さんたちからの評価は頗る高く、心から嬉しく思ったものでした。明後日9日は浜松市で開かれる自民党浜松市浜松中央支部の新年会で講演する予定ですが、一人でも多くのご支持を頂いて、立派なスタートが切れますよう微力ながら応援したいと思っております。  年末年始にはそれなりに本や論説を読んだのですが、年末の片付け中に見つけた戸蒔仁司・北九州大学准教授の論説「敵基地攻撃論のキメラ-いわゆる『敵基地攻撃』に関する政府解釈の変遷について」(北九州市立大学法政論集第40巻第4号・2013年3月)を再読して、改めて大きな示唆を受けました。昭和31年2月の衆議院内閣委員会における鳩山一郎総理大臣答弁(船田中防衛庁長官代読)から始まる議論を丹念に検証し、その変遷を論じたものですが、読みながらいささかの興奮を覚えるとともに、浅薄な議論に堕しがちな自分を恥じたことでした。故・吉原恒雄先生が広島女子大学教授時代に書かれた「『集団的自衛権行使違憲論』批判-有権解釈の矛盾と変更の必要性」(広島女子大学国際文化学部紀要・1996年)もそうでしたが、世の中にはさほど知られていなくても、時流に左右されない極めて優れた価値を持つ論説があるものだとつくづく思わされます。戸蒔准教授の論説はネットでも見られますので、ご関心がおありの方は是非ともご一読くださいませ。  「新しい資本主義」はどうあるべきかにつき、今更ながらに「資本論」の入門書も読んではいるのですが、そもそも基礎的な知識が無いのでどうにも理解が進みません。学生時代に生意気にも『なんだ、マル経か』などと軽視していたことを深く後悔しています。自分に残された時間がそう長くはないことを思うと、焦燥感ばかりが募ります。  岸田総理大臣が「異次元の少子化対策」を大胆に検討する旨を述べられました。金融緩和以来、流行りとなった「異次元」という言葉にはどうにも違和感を禁じ得ないのですが、少子化・人口減少対策が日本にとって最大かつ喫緊の課題であることは論を俟たず、これからの議論にも積極的に参加したいと思っています。  少子化は婚姻率や初婚年齢、いわゆる「適齢期」の所得、労働時間等、極めて多岐にわたる要因に基づくものであり、その様相は全国47都道府県、1718市町村(北方4島の6村を除く)によって全く異なるのであり、国が方針を定めるだけで事足りるわけではありません。出生率の上位10県のほとんどが九州・沖縄・山陰地方であることも、婚姻率と人口減少率が正の相関にあることも、決して故なしとしませんし、少子化対策に成功している鹿児島県伊仙町や岡山県奈義町、島根県大田市大森町などの取り組みも、謙虚に学ぶべきです。この議論が防衛費増額の時のように「まず規模と金額ありき」「財源は増税か国債か」などというような、結果的に中身の議論を十分に詰めないままのものにならないように努めなくてはなりません。  年末には一部の大臣と政務官の交代がありました。閣内人事のみならず、衆議院議員の純粋ブロック比例候補の選び方や順位付けには再考の余地が多分にあると思います。「有権者は政党の名簿を見て投票しているのだから問題はない」というのは単なる形式論であり、衆議院の解散当日に自民党本部がほぼ一方的に決め、有権者は候補者の人となりを知りえない実態は、民主主義の本旨からは離れているものではないかと考えます。比例名簿登載の順位付けには、派閥の利害なども複雑に絡まっており、事はそう簡単ではありませんが、せめて当該ブロックの都道府県連の了解を取るなど、有権者と議員の意識の乖離を少しでも解消するための真摯な努力をしなければ、政治不信が高まり、いつの日か爆発することにもなりかねないと強く危惧しております。  今ではこの風習もあまり見られなくなってしまいましたが、今日1月7日は「人日(じんじつ)の節句」、七草粥をいただく日で、子供の頃、とても楽しみだったことを懐かしく思い出します。  三連休の方も、お休みなく働かれる方も、どうかご健勝にてお過ごしくださいませ。本年が皆様にとって良い一年でありますように。

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コメント

色んな本を読んでる自慢は良いけど、なんで今さら資本論なんてものを読んでいるのかさっぱり理解できない。もう少しマシな経済学の入門から初めたらどうです?時間がないってんなら、尚更でしょ。

投稿: nh | 2023年1月 7日 (土) 16時47分

石破先生へ
神奈川県横浜市泉区在住の正木公二です。
今年も石破先生を私淑しつつ、岸田内閣を応援支持していきます。
今春の浜松市長選挙に立候補される中野祐介さんは、私も報道で知りましたが、当選して頂きたいです。
浜松市も市町村合併でとても広い自治体になっていますので、中野さんの辣腕で市民をけん引してもらいたいものです。
永田町政治に関しては、とやかく申し上げる事はありません。
私は石破先生を支持・私淑する自民党党員として生きるのみ…。 
個人的なことですが、昨年ケアマネ(介護支援専門員)試験に合格しましたので、介護職員として更なるステップアップと努力研鑽をしていく、また家族のために精一杯頑張っていくのみです。
今年もご教授ご指導のほど、宜しくお願いいたします。

投稿: 正木公二 | 2023年1月 7日 (土) 20時38分

石破閣下

ポンコツモデラーのポンコツコメントです。

 浜松市は近隣市県になります。太平洋に面していると僅かな距離なのに随分雰囲気が変わるものだといつも思います。変化が目まぐるしい。航空自衛隊の基地が市の中心部近くにあり、また自動車や楽器の生産拠点であり在日ブラジル人が多く働く地域です。静岡県の中心的拠点でありぜひ県全体を盛り上げる政策を実施してもらいたいと願います。
 基地であれ策源地であれ武力攻撃の対象であるのであれば、行使する立場からすれば成果があがる目標である事です。基地と言えば固定または半固定であり、可動標的の可能性や漠然としたエリア的を含む策源地より限定している目標なのでしょうか。そういう意味ではより具体的な標的特定が為されたのでしょうか。目標選択の余地を狭める事になります。敵部隊が発進したもぬけの殻を攻撃しても如何かと。
 最近総理は何か言わされてる感が多いのではと思います。やはり飾り戸棚なのかと。乱文・乱筆お許しください。

投稿: 野村嘉則 | 2023年1月 7日 (土) 21時03分

石破さん
明けましておめでとうございます。新年の松飾り最早外される頃となり、まずは穏やかな年初お慶び申し上げます。
さて、それにしても、
一茶の句に「めでたさもちゅうくらいなりおらが春」と有りますが、長野県北部の地域では、中くらいとは、中程というような意味ではなく、等閑、いい加減といった意味があるそうです。
めでたさも、そこそこの年初という自虐も含んでの句でしょうか。
年初来の政治の動き、世界の動き、社会の動きどの切り口で見ても、今ひとつ心ときめかぬ、等閑の羅列になっています。
岸田総理の、異次元と言われても、さてと首をかしげるばかりです。或いは、昨年末から続いている防衛費問題、敵基地攻撃、或いは、抑止力問題も、憲法を蔑ろにして、当に、環境変化を口実にしてする大転換、戦争をしない国から、戦争をする国へとの180度の方針転換が議論も検討もなく、国民の理解もなくあらかも大前提であるかの如くに閣議決定されてしまう。
無残です。
ウクライナが、突然のロシアからの侵攻によって甚大な被害を受けて為す術もない有様を見て、慌てふためいて狼狽えてする愚行の典型です。
一体、何故ロシアは、ウクライナへ侵攻したのか、どんなやり取りがあって、何が行き詰まって、戦争を始めることになってしまったのか、その分析も解析もないままに、ロシアが野蛮で凶暴で、倫理も理性も知性の欠片もない如くに戦争を始めたかの議論しかせずに、
武力がなければ国を守れない.抑止力が必要だ.同盟が必要だ。アメリカに守ってもらわなければ、何も出来ない。そのためには、アメリカには逆らえないから、防衛費を2倍にすると言われれば、入れたとおりにするしかないし、時代遅れのトマホークを言われるままに膨大な国費を費やして買う。
それも議論などしていれば、国論が纏まる筈もないから、議論などせずに閣議決定してしまう。
此こそ当に異次元の極み、言論を封殺して、反論を封殺して、異論を抹殺して、黙らせる、それが岸田政権のやり口かと、年初早々に等閑では済まされない暗澹たる思いが致しました。
平和憲法を持つ日本が、NATOとは全く異なる平和戦略を基軸とする、停戦協議の仲介を取ってすることが、日本だから出来るし、日本でなければ出来ないことが今そこにあるにも拘わらず、まるで、ロシアを追い詰めて停戦させることが正当であるかの議論を日本人がしている。
コレ、どう考えても間違いです。
抑止力などという文言にしてから、既に我が憲法で禁止している、武力による威嚇恫喝そのものであり、
核がある、報復する力があるから、戦争をさせないというのは、既に外交の否定そのものです。
どんな経緯があろうとも不幸にして戦争が始まってしまったのなら、中立な第3国として、先ず夫々の主張を聞き夫々の立場を対等の尊重する形で、仲介する気力と冷静な分析、判断を失って、雷同して、同盟の隠れ蓑にして、安全無害な成り行きが移行しか出来ない国家などというものは、既に独立国の矜恃も気概も理念も信念も放棄してしまっていることにしかないません。
既に繰り返して書いていますが、仲介とは、どちらが正しいとか間違っているからと言う視点では絶対に実現できないのです。
どちらか一方が悪いとか、間違っているとかではなしに、夫々の主張を丁寧に聞き取って理解して、夫々が妥協できる仲介案を提示して初めて仲介は成立します。
侵略が悪いことだから先ず止めろというのでは、全く仲介など出来ないのです。
武力を使ってもするほどの強い意図を聞き取って理解して、するのが仲介です。
初期の段階で、グテーレス事務総長がロシアを訪れて、如何なる理由があろうとも侵略は間違いだと説得しようとして失敗しました。
そんな仲介が成立するはずがないからです。

そして、NATOとも距離を置くことが出来る日本こそが、その仲介の任に当たることが出来る、世界唯一の国なのです。
日本に武力から出来ないのではなくて、武力を使わないという平和憲法を持つ国だからこそ出来る仲介の役割があるのです。
アメリカの意図でもなく日本の国是の具現という最高の機会がそこに有るのです。
アメリカのご機嫌を損ねると守って貰えないなどと言う低次元の議論はもう止めてください。

残念ながら、日本は最早武力によっては守ることなど出来ない国になっています。
アメリカの同盟も、それがどれ程に緊密なものであろうとも、日本を守る機能は全くないのです。
原理は簡単です。日本を守るために、アメリカの都市に核攻撃を受ける事態をアメリカ国民が受け入れるかどうかです。
どう考えても不可能です.あり得ない想定です。そのアメリカの抑止力を利用して、日本への攻撃を止めることが出来るかの想定も全くあり得ない想定です。
アメリカが日本を守ることによって受け取る利益と、日本を守ることによって受ける犠牲の大きさを秤にかければ、どう考えても、アメリカに利があるとは思えないのです。それを日本を攻撃する国も見積もれば、確証破壊で一夜にして、一撃で日本を破壊し尽くしてしまえば、それで終わるという見積もりが全く自然に成立してしまうからです。
ウクライナでも示されているように、発電所、鉄道、等のライフラインを破壊すればそれだけで、日本は国家機能が失われてしまいます。
数千万人の国民が、一夜にして生存の危機に陥るからです。
ウクライナが、発電所を止められてもかろうじて国家が機能しているのは、薪を焚いて暖を取り、パンを焼いて自活できる原始生活を維持できる機能を持っているからです。
東京の電気を止められて、飲料水が止まり、下水がつかえず、エレベーターが止まってしまえばそれだけで生存が維持できなくなってしまうのです。
日本は戦争の出来る国ではありません。
武力によって守ることなど出来ないことは、日本を攻撃しようとする項にはとっくに見抜いています。
抑止力など成立しないのです。
そこから始めてください。

投稿: かも | 2023年1月 8日 (日) 00時56分

遅参致しましたが、新年、明けましておめでとうございます。
石破さんには新年もご健勝でご活躍されることを心から念じます。

    🌸大人は虎変す、君子は豹変す、小人は革面す
    ★十束を一絡げにすれば ≪類は類を呼ぶ≫
引用≫尊大、冷徹、出世志向など‥ではない立派な人たちも多くいる 
⇒御意!この点は仰る通りだと思います。
然し、過去十数年の極東の島国では極めて嘆かわしいことに、そんな立派な人たちが、政治や組織や社会の枢要な場面に於いて、≪立派な仕事をする機会≫を奪われ、また ≪委縮させられている≫ こと 。
様々な社会制度や組織にあって「リーダーとかボス」と呼ばれ立派な肩書や執務室を‥、例えば安倍愚猿や岸田昼行燈らが占めていれば、明るい希望もない未来もない‥今の惨めな事態になるのも宜なる哉。
⇒逆に、石破さんのように良識Decenciesに溢れ、資質Capabilityや見識Intellectualityにも優れたご仁をボスに支える機会に恵まれれば、多くの人たちは♪より立派な人たち♪に成長し成熟もする。
それが悪循環を断ち切り、好循環のスイッチを入れる重要な手立ての一つだと確信します。

投稿: 黒山椒無躇 | 2023年1月 8日 (日) 10時30分

多子化(少子化ではないでしょ!)対策に必要な第一は出産者である女性の生活保障です。一年目の休業補償、二年目は、夫である新生児のパパの一年間休職補償、公務員並みの年金保障、等、大胆な改革が必要です。

投稿: 村上江里 | 2023年1月 8日 (日) 20時55分

歳月の流れるのは早い、もう1年の始まり、昨年も始まったばかりの感覚、人間の一生の時間なんてあっという間に流れる、人は何を為せるか、一生と言う時間の中で、石破茂先生、将来の日本をお願いします、少子化は1年2年の問題では有りません、子供が学校を全て卒業するまで、金がかかりすぎます、この期間が最大の問題であって、短期間の資金援助で解決するものでは有りません、石破先生、何卒よろしく解決方お願いします

投稿: 高埜寿一 | 2023年1月 9日 (月) 14時24分

歳月の流れるのは早い、もう1年の始まり、昨年も始まったばかりの感覚、人間の一生の時間なんてあっという間に流れる、人は何を為せるか、一生と言う時間の中で、石破茂先生、将来の日本をお願いします、少子化は1年2年の問題では有りません、子供が学校を全て卒業するまで、金がかかりすぎます、この期間が最大の問題であって、短期間の資金援助で解決するものでは有りません、石破先生、何卒よろしく解決方お願いします

投稿: 高埜寿一 | 2023年1月 9日 (月) 14時24分

歳月の流れるのは早い、もう1年の始まり、昨年も始まったばかりの感覚、人間の一生の時間なんてあっという間に流れる、人は何を為せるか、一生と言う時間の中で、石破茂先生、将来の日本をお願いします、少子化は1年2年の問題では有りません、子供が学校を全て卒業するまで、金がかかりすぎます、この期間が最大の問題であって、短期間の資金援助で解決するものでは有りません、石破先生、何卒よろしく解決方お願いします

投稿: 高埜寿一 | 2023年1月 9日 (月) 14時24分

石破先生

遅ればせながら、明けましておめでとう御座います!!。
今年令和5年が先生にとりましてご健勝にて、益々ご活躍の年となりますよう心より祈念致して居ります。
正月は鳥取へ帰省され、地元での新年の行事など多忙であった事と拝察致して居りますが、少しはお身体の休養と読書の時間なども取れましたでしょうか?
小生は先生と同郷、鳥取県出身の「国の将来を憂う」者であります。
今年も拙論ばかりながら、我が国日本と先生の将来に向けて渾身の提言を行う所存であります。宜しくお願い申し上げます!!。

さて、前回以来あまりにも沢山の思いがあり、何から述べて良いのか分からない程であります。思い付きをメモに取っていた事柄より
述べさせて頂きます。

1、コロナ禍対策について
中国のコロナ対策はその余りにも厳しい「0コロナ政策」により、3年間も社会生活の我慢を続けた国民より、規制緩和を求めて暴動が起る事態となり、とうとう中国政府は「0コロナ政策」ではなく、「ウイズコロナ政策」へと大きな転換を図りました。
その途端感染者の数が爆発的に増えながら、感染者の全数把握などは行われなくなりました。更に中国製ワクチンの効き目も弱い事も相まって、危機的状況にあると云います。
又、感染爆発の中で「新し変異株」の発生も懸念されているようです。
その為我が国日本以外にも世界中の国より、渡航禁止及び入国前検査が厳しくなりました。その事に関して中国政府は「差別するものである」と大変抗議を行って居ります。
このような状況に対してWHO(世界保健機関)のテドロス会長は中国に対して「コロナ感染の実態の情報を開示すべきだ」と勧告して居ながら、情報開示は少しも行われておりません。

翻って、わが国日本も昨年末以来感染数が増え第8波として、連日記録を更新しているようです。
かねがね、小生も「オミクロン株は感染力が強くても重症化になりにくく、その為規制を緩和すべきだ」との世評に対して、感染者数が増加すれば必然的に重症者数も増える事は予想され、『一度に大きく規制緩和を行うべきではない』と何度も提唱致して居ります。経済を回す為「ウイズコロナの政策」の推進と云っても、せめて10日~2週間単位で緩和を試し、その成果によって緩和と規制のバルブを調整すべきであると今でも思う者であります。

又、違う側面より見れば今回の第8波は関東以北の発生が多かったものの、その後年末頃より西日本へと充満して来たようであります。
そして問題なのは、我が実家のある鳥取県も人口55万人強でありながら、連日1300人の感染者が出て居り人口約1400万人の東京都の感染率より「圧倒的に多いい」のです。これは人口密度の低さから来る、コロナ対策への県民の「油断からではないか?」と想う者であります。

2、次に岸田総理の令和5年年頭所見より
①安倍政権時代の経済の「トリクルダウン」は起こらなかった…(何を今更、国民は誰も知って居る事である)その為、新しい資本主義により経済の総枠を活性化したい。
②少子化対策はまったなしであり、早急に対策を検討し纏める…(この事も何年も前より云われ続けている)
その後、出産費用の支給を大幅アップ、地方へ5年間は住む事を前提に大幅に支援(300万円)などが発表されているものの、根本的問題点への踏み込みがない。
③給与所得者の賃金アップを早急に検討する
等々であり、少しも政策の具体的方策はなく全く新鮮味がない事はこの上ないことである。
経済界へ要請するなどは前安倍政権の内容と全く変わらない。
更に政府発表によれば賃金が上がらず、最近の物価高騰もあり「実質賃金は前年比3,6%も減」とも云うようであります。
この様に、岸田政権は「検討している所であります。」などと小手先の政策ばかりで、「やっている感」ばかりを国民に見せて居ります。

3、次に河野洋平元自民党総裁、元衆議院議長のTBS報道特集出演
二日前の7日、「TBS報道特集」へ出演の河野洋平氏は岸田内閣の防衛政策を批判して
「防衛費倍増、反撃能力の保有などについて河野氏は「尊い命を犠牲にして、われわれ今ここに繁栄を得ているのです。『決して忘れません、決してあの過ちは繰り返しません』。何十年もですね、言い続けてその結果がこの政策転換というのはわたしはあり得ないと思っている」とコメントした。  転換の起点については「安倍政治っていうものに非常に大きな問題があったと思う」と安倍晋三元首相が出発点だったと指摘。安倍氏、菅義偉氏とバトンを受け継いだ岸田文雄首相の時には「勢いがついていた」と流れができてしまっていたとした。「少なくとも国会で議論をする。これをテーマに解散して総選挙で国民の意思を問うくらい重要な問題」とした。中国の進出については、「自分の言い分を正当化して押しかけてきている。それならやっぱり話し合う必要がありますね。外交関係でこの問題をテーブルに乗せて真剣に議論したことはあるか。わたしはそういう情報を聞いておりません」と“外交努力”が足りないと説いた。  さらに「反撃能力っていうのは武力による威嚇ですよね」と明言。「威嚇を予算化しようとしている。政治や外交の努力を抜きにして、ただ壁だけを建てていく。壁の隙間から向こうへ鉄砲を狙うのは本当の安全だとは思わない」と、中国の軍事力には言及せずに持論を展開した。」・・・内容記事コピーによる。

この様に、先人達は現憲法に折り合いを付け乍ら戦火に倒れた先人たちの意志を受け継いで来たのであります。
この辺りが予ねてより、述べて居ります戦後70数年を経て大きな政策転換の、しかも国会審議や国民的コンセンサスの無いままの行われている事への不安なのであります。  

投稿: 桑本栄太郎 | 2023年1月 9日 (月) 21時35分

こんにちは。

今年も大晦日の列島横断ライブを観ました。
面白かったです。
新しい年になりました。
今年もご活躍を期待します。

投稿: くま | 2023年1月10日 (火) 00時10分

【謹賀新年・増税反対】


 2023年を迎えて9日が過ぎました。安全安心が遠ざかっていくような年を迎えることが明らかなになって、頼りにならない首相が増税で乗り切れるという妄想を抱いていることが発覚して大変な事態を迎えつつあるようです。増税するなら国民に信を問う。この当たり前のことが今になってささやく人も現れてきているようなので、もしかすると、新年早々の解散及び衆議院選挙が、現実のものになるかもわかりません。

  コロナ感染が原因でお亡くなりになった国民が連日、400名を超える事態が続いています。何もしない首相が、何もしなかったことがここまで死者を増やしたのだと思いますね。頼りにならない首相は疫病神と変わるところがない。妄想をもとに増税を企むのは頭のおかしい政治家だと告白したことになる。国難は今ですね。見方を変えれば、新たな最高責任者を選ぶには今がチャンスなのかもわかりません。

 ここは是非、一番に石破さんの健闘をお祈り申し上げます。

投稿: 旗 | 2023年1月10日 (火) 04時06分

【米国のスクールシューティングがさらに低年齢化していたようだ】


 時事の記事である。

『【ニューヨーク時事】米南部バージニア州ニューポートニューズの小学校で6日、1年生の教室で男子児童(6)が発砲し、30代の女性教師が重傷を負った。

 他の児童らにけがはないという。米メディアが伝えた。

 男児は女性教師と口論の最中、拳銃を1発撃ったという。教師は病院に搬送されたが重体。警察は男児を拘束し、銃の入手経路などを調べている。地元の教育長は記者会見で「若者たちの手に銃が渡らないようにしなくてはならない」と訴えた。』

  まあ、銃の入手経路が問題となるような記事の内容だが、小学校で児童の手によって銃の乱射が問題になるのはこれが初めてではない。同級生に自慢したくて銃を持ち込む児童がいたのは随分前からあったようだ。その時も家庭内における銃の管理が問題になったことがあるので今更、何を言っているんだということだ。

 問題は教師と口論をした揚句、怒りに任せて銃を取り出し、銃を教師に向けて発砲した児童の存在ではないのか?

 過去の例では児童が学校に銃を持ち込んで同級生に向けて発砲した例もある。それらの記事は8歳以上の年齢の児童であって、6歳児ではなかったという違いだけだ。今回の場合も親の銃の管理責任が問われ、親が逮捕されて決着を見るのかもわからない。そしてお決まりの銃を規制強化しろと言う話に落ち着くだけだ。その結果、銃は規制されないままで終わることがよくある話だ。何も変化はない。就学前の6歳未満の児童が家庭内で銃を発砲して母親や妹を銃殺した例は既にあって、その時も大騒ぎしたが銃の管理責任だけ問題視された。社会的に見れば何も変化がなかった。
 おそらく、しばらくはこの話題で持ちきりになってやがて、沈静化して忘れられる。米国とはそういう国だ。

 6歳の児童はどのような扱いを受けるのは知らないが過去には10歳の児童が学校内で他の児童に向けて発砲して死に至らしめ成人と同じ裁判を受けるようされて、終身刑を食らい現在も刑務所で生活している人がいるようだ。少年時代の犯罪が原因で終身刑を食らい刑務所生活をする元少年は全米で約2000名いるというドキュメンタリー映画があったので、知ることができた。

 全部に銃が絡んでいるわけではないようだが、高確率でこの手の犯罪に銃が登場するのは間違いがない。

 米国は銃を規制しないと駄目だとわかっているらしい。しかし、「わかっちゃいるけどやめられない」と云うしかないのだろう。

 無責任な人々がいる社会である。
 

投稿: 旗 | 2023年1月10日 (火) 04時53分

    🌸もう一つの虎視眈々
時事:河野太郎氏、「ポスト岸田」へ虎視眈々
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023010900257&g=pol 
≫糞な老害:河野首相が生まれる時は自民支持率が2割を切る時だ
⇒野党が無能だからこそ、自民党が危機に陥る時は、この国が破滅し終わる時でしょう。
安倍愚猿に連なる今の与党の議員らに国民の全財産を食い潰され人財が消え失せ、国家が立ち行かなくなって仕舞っては、いかな河野太郎/石破茂さん連合でもこの国をTurnAroundさせられまい。
⇒そんな事態に陥る前に ≪回避≫ するSmartさが肝要だと。

投稿: 黒山椒無躇 | 2023年1月10日 (火) 13時04分

【シナ帝国習近平の冷徹な狙い】

  昨年末頃より、シナ帝国の都市部で新型コロナ感染大爆発が起きているようなのだが、検査を含め、何の対応もせずに放置する姿勢が続いているらしい。これはユーチューブの動画などでも指摘されているようだし、ロイター他主要なメデアも、その背景を怪しむ報道とかもあるようで、何か狙いがあるのかと考え始めるメデアもある。

 ニッポン放送のYahoo!に掲載された記事に一つの推測があった。


『中国河南省政府は1月9日、新型コロナウイルスの感染率が1月6日時点で推計89%に達したと発表した。北京や上海など大都市圏だけでなく、感染の地方への拡がりが明らかになっている。

飯田)ゼロコロナ政策の緩和後、感染が急拡大していると言われています。一方で、あまり情報やデータが出てこない。現状はどうなっていると考えられますか?

石)感染拡大が起きていることは事実です。ゼロコロナが緩和されてひと月も経っていないのに、80~90%の感染率に達しているのは、世界の平均的基準からすれば異常です。例えば日本でも3年間で数十%の感染率にしかなっていないでしょう。信じられないくらいの猛スピードで拡大しているというのが現状です。

飯田)これに対して、中国政府は何か手を打っているのですか?

石)いえ、何も打っていません。打たないからこそ、これほどの爆発的な感染拡大が起きているのです。中国政府は手を打たないというより、「感染拡大に任せる」というような状況です。逆に感染拡大が進んで欲しいと思っているとしか考えられません。』

  まあ、これは習近平は何か意図をもって感染を放置しているという推測を述べているわけだ。それは何かと言えば、

『石)国内でこれほどの感染拡大が起きていることを、習近平政権が知らないはずがありません。この時期に全面的に開放して、意図的に(感染を)輸出しているとしか思えません。

飯田)意図的に。

石)習近平政権からすれば、いまの状況で中国だけが感染拡大すると国民に説明がつかないから、「外国も同じ状況にしてしまわないといけない」という思惑も、おそらくあるのではないでしょうか。』

 それ以外にも、

『石)中国政府が抱えている年金問題は大変深刻です。高齢化が急速に進んでいて、年金が不足しているのです。数年前に中国政府が定年退職の年齢を大幅に伸ばしたのは、年金が足りないからです。

飯田)年金が足りないから。

石)客観的に言えば、高齢者が大量に死亡すると、中国政府にとっての年金危機がある程度、解消されることになってしまうのです。』

 年金不足対策のために、受給資格のある老人に死んでもらいたいという意図があると石平氏は推測するのである。


 本当なら、極悪非道の政府である、としか言えない。その答えに対して日本放送の飯田は何を考えているのかわからないふりをするような問いかけをするのだ。

『飯田)これで中国経済が逆に強くなっていくのではないか、という見方もあるようですが。

石)習近平政権の思惑通りになるかどうかは、また別の問題です。国民の命を犠牲にしてまで進めると、国民の反感を買うことになります。』

  自国民を見殺しにする対応とは政府がその非道な行為を政策にしている証拠でもあると言えるわけなのだが、飯田の認識もまた、経済優先が正しいとシナ帝国は思っているのではないかと云う意味にとらえるようだが、そもそも、経済政策の為なら自国民の命を見殺しにすることを重大な犯罪と捉えない認識もまた、おかしい話なのだ。

 昔、農村の田んぼを荒らす雀を撲滅すればコメの収穫が増えると思い込みシナ帝国の毛沢東はそれを全土に激励したことがあった。スズメは天敵だとばかりに抹殺を謀るほどの運動をしたのであるが、結果はスズメが姿を消したことで害虫の蔓延を止めることが出来なくなり、収穫量はスズメがいた頃より悲惨な状況になり、餓死者が出るほどの大きな騒ぎに発展した。その状況が複数年続いたことで、飢餓大陸と呼ばれるほど、約8000万人のシナ帝国の人民が死亡したという話である。彼等はいつもやりすぎて失敗する。

  年金問題の解決のために老人一掃計画があるのだとすれば、著名な老人の死亡も増加しているという話と矛盾はない。習近平は国民の命を守る気がないと表明したわけだ。

 だから国外に逃亡するシナ人が増えているのだろう。

 習近平は何をしたいのか?

 スズメを撲滅して8000万人の餓死者をあらわにした時代から何も変わっていないのではないか? 国民の反感が政府に向かうの必至である。

 国民の関心、及び反感を逸らすために戦争を始めるという可能性がある。要注意である。

投稿: 旗 | 2023年1月11日 (水) 03時56分

後藤田さんへのエールをお願いします!

投稿: コガ | 2023年1月11日 (水) 21時22分

【何もしてこなかった岸田に菅前総理が苦言】

  派閥の長が総理を兼ねるのはいかがなものか?

  このような趣旨の発言があったとメデアは伝えている。Yahoo!にも記事があった。

 『「総理でありながら派閥の会長を続けるのはいかがなものか」と、菅前総理が岸田総理大臣に苦言を呈しました。

 菅義偉前総理大臣:「総理大臣とは国民全体の先頭に立って汗を流す立場にあると考えている。ですから、歴代総理大臣の多くの政治家は派閥から出て総理大臣を務めていたのではないか」

 10日に突如、上がった岸田総理への批判。11日、永田町では波紋が広がりました。

 自民党・世耕参院幹事長:「岸田総理が何か派閥色を露骨に出して仕事・決定をしたことは全くなかった。派閥は離脱して総理・総裁を務めるというのがある意味、安倍総理までの慣例であったわけでありますから、これは岸田総理自身が良く判断をされればいいのではないかと思う」』

 まあ、これは目に見えた一つの事実である。これが本当に「大」問題なら、総理就任直後から騒いでいたはずだ。どっちかと言えば「小」問題の扱いだったのだろう。しかし、けじめの問題でもある。それをわざわざ採り上げるのは『財務省の岸田』と呼ばれることなどが大いに関係しているのではないか。そしてボロボロと櫛の歯が抜けるように更迭される大臣。その上、岸田総理本人は何もしない人である。この強烈な印象があるからだ。

 簡単に言えば時間を無駄にした男である。こういう男に任せておれば国が危ない。それに尽きる。

  それを菅義偉は「大」問題にしている。このままいけば、広島でサミットを開催することが国にとって非常に重要な扱いになるとはいかがなものか?

 そんなことはどうでもいい。サミットまで岸田を担ぐ理由にされているだけじゃないか。それも時間の無駄だ。時間の無駄を強要する総理だ。本末転倒総理大臣である。

投稿: 旗 | 2023年1月11日 (水) 23時24分

【最高裁で決着を見た内容について、国家賠償請求訴訟を起こした国会議員が登場したようだ】

  記事を見てもよく解らないのであるが、最高裁判決を否定する狙いがあるようにも見えてくる。司法の判断を裁判で覆したいというようだ。何かおかしい。

 記事はTBSにあってYahoo!がそれを転載した。

『自民党の野田聖子衆議院議員の夫が、「夫は元暴力団員」などと報じた週刊文春の記事をめぐり、警察庁の幹部が虚偽の情報を漏洩したなどとして国に1100万円の損害賠償などを求める訴えを東京地裁に起こしました。
野田議員の夫の文信氏は、「週刊文春」の2017年9月28日号で、「野田議員の夫は元暴力団員」などと報じられたことについて名誉を傷つけられたとして、発行元の文芸春秋に対し損害賠償を求める裁判を起こしていました。

 訴状によりますと文信氏側は、この裁判の中で「週刊文春の当時の編集長により、暴力団に所属していたという情報は、警察庁幹部からの漏洩だったことが語られた」と主張しています。

文信氏は、今回の提訴で警察庁幹部が虚偽の情報を漏洩し「名誉、プライバシー権が著しく侵害された」として、国に対し1100万円の賠償などを求めています。

文信氏側は「過去に暴力団に所属していた事実はない」と主張しています。』

  どのような訴状なのか、その内容は不明な部分があるようだ。特に最後の行に見る『文信氏側は「過去に暴力団に所属していた事実はない」と主張』が訴状にあれば、最高裁判決と真っ向から対決する姿勢になると思うのだが、在籍の事実はないと云う主張は記者会見の場においてだけの主張になっているのかもわからない。その在籍の問題を争えば、最高裁の判断を覆す事態になる。

 ここでは警察官の漏洩を問題にしており、しかも、警察官の証言を引き出した文春の記者の活躍は大問題だとして、文春を訴えると言っている。まあ、憲法に書かれている内容を否定する主張にもなっているが、ここでは触れないでおこう。

 そうであるならそれらの事実に基づいて判決を下した最高裁の判断もまた問題にすることになるのだが、それに触れていないのは、おかしい話である。事実となる根拠さえない単なる噂であれば司法はそれを却下するだろう。しかし、事実に基づく判断を下したのは裁判官だ。

 野田の訴状にある請求は国を相手にしている損害賠償請求なのだから最高裁が相手になっているというようにも見える。国会議員が最高裁を訴えるということだ。内容において、そういう解釈が正確ならTBSは、もっと突っ込んだ報道をするべきである。

 Yahoo!のコメント欄には

 『・・・・状況的にはどう見ても野田氏側の主張は説得力がなく圧倒的に不利であることは否定できないと思う。 
百歩譲って今後野田氏側の主張が認められたとしても(まず有り得ないと思うが)、多くの国民の見方は変わらないだろう。』

『・・・国会議員が司法の最高機関の判断を追認せずに国家賠償訴訟とは一体何を考えているのか全く理解出来ない。裁判をするしないは個人の自由であるが、それで有ればまず、国会議員を辞職した上で行うのが日本国民としての常識なのではないだろうか。』

 『・・・・一般的に見ると判決が出たにも関わらずいつまでも悪あがきしているだけのように感じてしまう。また、この訴訟も勝てる可能性は限りなく低いと思う。』

 無駄な時間を過ごしているようにしか見えない気がする。まるで今の岸田政権の政治のようだ。しかし、この裁判の狙いは、名前を国民に知らせる効果と云うか、国民から忘れ去られないようにする効果はある。政治とは全く無関係なのだけれど、こういう裁判でも数年の時間がかかるのだろう。我が国は、三審制だし、その都度、我が国のメデアは関心を持って採り上げて来るだろう。

 暴力団に在籍していた夫を持つ国会議員と云うだけでも強烈なインパクトがあるのに、それを逆手にとって国家賠償請求を起こしているのだから、その名は全国に響き渡る。派手な宣伝だ。狙いはそこかもわからない。

 もしかすると、・・・・反社勢力の人々が野田聖子を応援するなら見たいものだ。もっと名が売れるだろう。

投稿: 旗 | 2023年1月13日 (金) 03時19分

【シナ帝国で黄巾の乱が近いような気がする事件】

 これもTBSのニュースだ。異様な交通事故があったと伝えている。テロ事件と云った方が早い。

 『中国南部、広東省の広州市で乗用車が交差点に突っ込み、歩行者ら5人が死亡、13人がけがをしました。

広東省広州市の公安当局によりますと、事故が起きたのは11日夕方で、現場とされるSNS上の映像では、大勢の歩行者が行きかう横断歩道に黒い乗用車が猛スピードで突っ込んでいます。

これまでに歩行者ら5人が死亡、13人がけがをしたということです。』

 この手の事件は米国他欧州でも起きており、その多くがテロ事件と呼ばれている。シナ帝国の場合、拘束された犯人の詳細は公表されていないが、記事の後段を見れば怪しい事実が書かれている。

 『車を運転していたのは22歳の男で、事故を起こした後には紙幣のようなものをばらまいていましたが、警察が現場で身柄を拘束。事情を聴くなど事故の原因を調べています。』

 他のメデアには車種についても記載がある。『BMW』なのだそうだ。そして拘束された男は、「俺は黄 坤明の甥だ」と叫んだという話だそうだ。その確認があったのかどうか不明であるが、黄 坤明とは、中国共産党中央政治局委員、広東省委員会書記を務めている共産党の高官だ。1956年生まれなので66歳であるらしい。

 TBSの記事からは、それは一言もないが、そういう立場の人の親族だと叫んだとあるので、これからどのような展開になるのか予断は許さないだろう。習近平への不満は強烈に溜まっているのだろう。シナ共産党中央の政治局員に就任したのは第20回党大会、つまり、昨年の12月になって選出された委員と云うことだ。出来立てのほやほやの人である。甥のおかげでその地位が吹っ飛ぶ可能性もあるが、国民の支持が集まるようなことでもなれば黄巾の乱のような展開がどこかの場所で勃発するかもわからない。燎原の火の発火点になる可能性もある。

  まあ、隠蔽が好きなシナ共産党だ。暴動の目を潰すだろう。うまくいくかどうかは別にしても不満はたまり続けるだろう。

投稿: 旗 | 2023年1月13日 (金) 03時51分

石破様新年明けましておめでとうございます。石破様の秘書をなされた方が今回市長選に出られるとのことで、自分の弟子が出世しようとすることは格別にうれしいことではないかと思われます。良い政治家とは田中角栄様もそうですが、弟子を成長させる一面もあるような気がします。自分の背中を見せて後輩を成長させるのが理想な政治家だと思います。石破様期待しています。

投稿: hitomugi | 2023年1月15日 (日) 08時10分

ヒコロヒーの「村の生贄」、私も楽しませて頂きました(笑)。八頭ーヤマタノオロチが浮かびました。天に対し感謝を忘れて乞うことばかりではいけませんね。交換条件を飲まされることなく、自立するために何が必要か考える機会を頂いた思いです。国防は石破さんでないと安心できません!
石破さんが日本のリーダーになる夢、そろそろ私たち国民に現実のものとして顕してください!応援してます^ ^

投稿: マリアテラス | 2023年1月20日 (金) 15時33分

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