政府とメディアの関係など
石破 茂 です。
放送法についての総務省の文書が捏造か否かについて知る由もありませんが、あの議論があったとされる当時、政府とメディアとの関係は微妙なものがあったように思います。「時事放談」(TBS系列)や「週刊ニュース新書」(テレビ東京系列)などの、歯に衣着せぬ、時には政権に批判的な論者を起用していた対談番組が相次いで姿を消し、その後の番組は旅行やグルメなどの無難なものになっていきました。日曜早朝の番組でしたからそう高い視聴率が取れたものではなかったと思いますが、ゴルフに出掛ける前の壮年層など、一定の固定視聴者が存在し、商業的にはそれなりに成り立っていると聞いていたので、番組の打ち切りに違和感を覚えたことを憶えています。
小泉内閣や福田内閣で防衛庁長官、防衛大臣を務め、有事法制やイラク派遣、テロ特措法の延長など、世論の批判の強い政策を担当していた頃、「筑紫哲也のニュース23」等の政府に批判的な番組になるべく出るように心がけていたのは、フジテレビの「報道2001」など政府の政策に理解のある層が視ている番組に出ているだけでは国民的な支持は拡がらず(勿論依頼があれば出演していましたが)、批判的な層が視ている番組にこそ出なければならないと思ったからに他なりません。
メディアと権力との闘争を描いた五木寛之氏の「樹氷」(1970年)の中に、「僕はテレビからドキュメンタリーや報道番組が消えて、クイズ番組と歌謡ショウだけになっていくことに反対なんだ。どんなに視聴率が取れてもそれはテレビの荒野だ」というような主人公(テレビディレクター)の台詞があったことを記憶しています。もう半世紀も前の作品ですが、権力とメディアが癒着した時、民主主義も、国の命運も誤る、というのは昔も今も変わらないようです。
昨年の「安保三文書」の内容には評価されるべき点が多々ありますが、策定の際に政府に設けられた「国力としての防衛力を総合的に考える有識者会議」に、テレビや新聞などの大手メディアの経営や論説のトップが名を連ねていたことには、正直驚きと戸惑いを強く感じたものでした。
政府や党で役職を務めていると、「どうして新聞やテレビはこんなことを書いたり放送したりするのだろう」と慨嘆、憤慨することも多々ありますが、一歩引いて考えれば、権力を振りかざして言論を統制するよりも報道の自由があった方が、よりよい社会、よりよい政治がつくれるのだと思います。だからこそ、立法や行政の側が「マスコミは偏向していて怪しからん、もっと公正な報道をするように指導すべきだ」と言い出すのは、気持ちとしてはわかりますが、実際には重々抑制すべきことなのでしょう。公共放送はさておき、商業報道はメディア自体よりもスポンサーの問題も大きいのではないでしょうか。
ガーシー(東谷義和)参院議員の除名について、我々衆院議員がとやかく言うべきものではありませんが、「登院しない」ことを公言し、これを是として29万票に近い有権者が投票し、当選した議員を除名することについては、どこか釈然としないところがありました。しかし、国会議員は憲法第43条(「両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する」)に定められる通り、実際に票を投じた有権者のみの代表ではないのですから、登院し、意見を述べ、採決に参加するという「全国民に対する責務」を果たさない以上、国会に籍を置くのは相応しくない、ということになるのでしょう。「NHKから国民を守る党」「NHK受信料を支払わない国民を守る党」などという党名も随分とふざけたものでしたが、今度は「政治家女子48党」を名乗るそうです。ここまで来るととても理解は出来ませんが、民主主義とは、多くのリスクを抱えているものなのだと改めて思います。
昨9日夕刻は、浜松市での企業・団体集会に出席し、短い講演をしてまいりました。浜松市、と言えば浜名湖→鰻→うなぎパイ→浜松餃子、という実に貧困な連想しかできなかったのですが、調べてみればみるほどに興味の尽きない街です。
地方創生大臣当時、総務省から内閣府に出向して秘書官として支えてくれた、浜松市長選候補予定者の中野祐介氏も、随分と演説が上手くなり、飾ったり、大言壮語するのではなく、人柄そのままの演説からは誠意と熱意が伝わってきました。支援の輪がさらに大きく広がることを願っております。
今週後半の都心は、春を通り過ぎて初夏の趣すら感じられる暖かさでした。
皆様、ご健勝にてお過ごしくださいませ。
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コメント
石破さん
ブログのご更新、有り難うございます。時節は春に向かい桜の便りも届くころですが、世相は政界も社会も寒風を巻き起こしている‥。
石破さんには引き続きご健勝とご活躍を念じております。
引用≫「僕はテレビからドキュメンタリーや報道番組が消えて、クイズ番組と歌謡ショウだけになっていくことに反対なんだ。どんなに視聴率が取れても、それはテレビの荒野★だ」
≫権力とメディアが癒着した時、民主主義も、国の命運も誤る、というのは昔も今も変わらないようです。
★印⇒予て同じ想いを抱えている私には、その意は、言葉を換えれば、「暗愚の荒野にグ~ミンを誘う”パンとサーカス”」でしょうか。
⇒ここで「パン」とは、味覚や触感や臭覚の鍛錬が十分ではないせいで真の美味しさ旨さを知らない‥そんな芸人らにTVカメラの前で ≪最高に美味しい!絶妙な旨さ!≫ などと叫ばせる「エサ」。
ここで「サーカス」とは、遠来の賓客を遇するために、お一人様ん万円の高額な和食を味わうに、高級な塗り箸を“猿掴み”にして恥じない「変な幇間の芸」。
⇒その「パンとサーカス」を巧みに仕立ててイベントやエンターテインメントと称して荒稼ぎするのが「広告宣伝代理業」‥とも謂える。
蛇足:明日3.11は「東日本大震災+未曾有で過酷な原発‘人災’事件」から12年。あの時の「慚愧、痛烈な胸の痛み」を思い出す日です。
投稿: 黒山椒無躇 | 2023年3月10日 (金) 19時39分
石破閣下
ポンコツモデラーのポンコツコメントです。
「時事放談」(TBS系列)が取りやめに為ったときはとても残念に思いました。誰かが危機感をもってそれに過剰反応でもしたのでしょう。政治家が理性を捨てて流れに逆らわないのは寂しい事です。世界で起きている大きな変化に言わざる、聞かざる・・・なのかなと思います。たとえばプーチンが習近平に自省しときなと諭したとか。韓国が突然関係改善を求めてきた背景とか。アメリカが自立的に経済を回復できそうになくなったとか。話題は多いしそれにどう日本は対応すべきか論じることは多いと思うのです。政治が小さい。
ウクライナとロシアの本来内戦的な紛争が国際的戦争となっている以上、この戦争がどの様な影響を日本に与えるのか真剣に発信する政治家が何人も居ても不思議では無いはずです。ところが何故か戦争の良し悪し程度で議論が止まっているように、さらに避けているようにも見受けられます。個人的見解ですがこの戦争でロシアには何の利益となることはありません。むしろ国運を掛けてまですべきことではありません。とはいえ始まってしまった以上何かしらの結果が生まれます。日本も影響を受けます、政治家でそれを予測して何をすべきか表明している方が居るでしょうか。
ロシアや米欧が共倒れになる公算が高くなってきました。数年前から欧州で弾薬の生産が増加して日本からも原材料などの需要がありました。ポーランドやメキシコに工場を建設して対応する日本企業も有ります。何だろうと思っているとこの戦争でした。分かっていたはずです、日本政府は。ですから見通しを持っているのだと思います。これが岸田政権がある一定の距離を置いている理由なのかも知れません。なかなか国民に窮乏の理解を求めるのは難しいことなのかも知れないです。乱文・乱筆お許しください。
投稿: 野村嘉則 | 2023年3月10日 (金) 21時36分
おはようございます!
権力の腐敗が問われる事件が発生し、国会が騒動に巻き込まれ、本来の機能が発揮できなくなっていることは残念で悲しいです。心配なことは官僚の忖度が蔓延ることです!過去の事例ですがNHKのキャスター交代は権力の横暴ではないだろうか!批判的意見は記述が難しいでしょうが、国民の痛みや苦しみはわかっているよともう少し突っ込んで欲しいです。次の総理へ頑張ってください!
投稿: 田中義勇 | 2023年3月11日 (土) 07時47分
自由民主主義が売りの政党自らが、マスコミに対し圧力や制約をを掛ける事自体!自らの能力の無さを暴露したも同然!且つ今大きな問題になっている『専制主義』と同列である事を認識すべきだ!政党自ら一点の曇り無くば!いかなるマスコミも驚く事は何等皆無のはず!正々堂々と反論すれば良い事だけのこと!マスコミに対し圧力や制約を掛ける事などもっての外!全く民主主義の神髄を理解していないも同然!
投稿: 林 柾夫 | 2023年3月11日 (土) 09時37分
石破さん
・民主主義の罠/有権者もリスク
・民主主義教育と失敗に学ぶ重要性
引用≫民主主義とは、多くのリスクを抱えているものなのだと‥
⇒全くご指摘の通りだと思いますが‥今更の感が強いことで‥
⇒そのリスクは、国会議員など社会に範を垂れるべき 「身分高き者ら」がその責務を蔑ろにして劣化が始まり、その劣化が社会に広く伝染し伝番し‥挙句には取り返しのつかない事態を招く。
特に、その「身分高き者の群れ」の頂点に罔く殆い小人が就き、密かにその権力に居座わることを重大目標とした場合には、壮絶で悲惨な事態を招く。
また、民主主義下では一般庶民大衆も有権者として重大な「社会的公正Common Good」を背負っていると自覚するべきなのだと。
⇒そのリスクの大小濃淡の程度は、民主主義思想や制度に帰し得るものばかりではなく、「民主主義のプレーヤーの質、彼らの良識Decenciesや資質Integrityの程度」に深くかかわっていると考える。小人に重職を授ければ、いつの時代にも、国家は揺らぐ。
付録:南洲遺訓その六:小人程才芸有りて用便なれば用ゐざればならぬもの也。去りとて長官に居ゑ重職を授くれば必ず邦家を覆すものゆゑ、決して上には立てられぬものぞ。
投稿: 黒山椒無躇 | 2023年3月11日 (土) 12時05分
マスコミは自由に業務をさせなければ、先の哀れな戦争時代を繰り返してはいけない、どう考えてもソウしなければ、真面目な岸田総理でも苦戦してます、裏にナンカ有るのでしょう、政治の世界は、石破さん先生、派閥を超えて岸田総理と力を合わせて欲しい、誠実な2人が力を合わせて、それでも駄目なら諦めも尽きます、石破先生
日本の将来をお願いします
投稿: 高埜寿一 | 2023年3月11日 (土) 18時36分
放送法適用で時事放談、週刊ニュース新書がなくされたのは言論自由を踏みにじるもので、国連から法の取り消し勧告受けたのを主出します
投稿: 生尾秀夫 | 2023年3月11日 (土) 18時43分
【 嘘吐きに政治を任せてはいけない! 】
政治家の公約を見て、投票したら、当選後、公約と正反対の政策を実行されたら、参政権が踏み躙られるので、嘘吐きに政治をさせてはならないのだ!
【 産経ニュース 2023/3/3 20:22
高市氏「安倍氏は放送法に強い関心なかった」 総務省文書
https://www.sankei.com/article/20230303-7DJJJNO2ORPFBFUH7VEWUMI4JM/
高市早苗経済安全保障担当相が3日、産経新聞の取材に応じ、同日の参院予算委員会で立憲民主党の小西洋之参議院議員が提示した、総務省作成とする文書の中の安倍(晋三)首相との電話会談内容について、在任中の安倍氏とは電話での会談が困難で放送法にも強い関心がなかったとして内容は捏造(ねつぞう)だと強調。文書の作成過程についても「私の電話を盗聴しているのか」などと批判した(後略)。
©2020-2023 The Sankei Shimbun. All rights reserved. 】
高市総務大臣(当時)が放送法について、安倍氏に電話をしたかどうか分からないが、電話をしたとされる時期は、平成27年(2015年)3月9日(月)である。
【 高市大臣と総理の電話会談の結果
(平成27年3月9日(月)夕刻)
https://www.soumu.go.jp/main_content/000867910.pdf
○ 大臣室・平川参事官から安藤局長に対して以下の連絡。
・ 政治的公平に関する件で高市大臣から総理に電話(日時不明)。
・ 総理からは、「今までの放送法の解釈がおかしい」旨の発言。
実際に問題意識を持っている番組を複数例示?(サンデーモーニング他)
・ 国会答弁の時期については、総理から、「一連のものが終わってから」との
ご発言があったとのこと。 (以上) 】
高市総務大臣(当時)は、この時(平成27年(2015年)3月9日)安倍氏在任中は放送法にも強い関心がなかったとして総務省作成とする文書の内容は捏造(ねつぞう)だと強調している。
【 J-CASTニュース 2018年04月29日08時00分
放送法4条撤廃論、安倍政権の陰りが議論に影響
https://www.j-cast.com/2018/04/29326846.html?p=all
放送番組の「政治的公平」などを定めた放送法4条の撤廃論がにわかに注目を集めている。
「震源地」は安倍晋三首相。森友・加計問題などでマスコミの批判的報道へのいら立ちを強めているのも、理由とされる。放送界、新聞界などから反対の声が沸き起こる中、森友文書改竄など不祥事も相次ぎ、政権側のトーンはダウンしているが、放送とネットの境界があいまい化しているという時代背景もあり、どのように議論が進むか、目が離せない(後略)。
Copyright (c) J-CAST, Inc. 2004-2023. All rights reserved. 】
安倍氏は、平成30年(2018年)に放送法4条の撤廃騒動を引き起こして、安倍氏と友好的と目される読売新聞の猛攻撃に晒されて撃沈している。
従って、高市大臣の
「 在任中【 平成24年(2012)12月26日~令和2年(2020)9月16日(注1) 】の安倍氏とは【電話での会談が困難(a)】で【放送法にも強い関心がなかった(b)】として内容は捏造(ねつぞう)だと強調。 」
の発言の内、『 在任中の安倍氏(は) 放送法にも強い関心がなかった(b) 』は真っ赤な嘘である。
従って、『 総務省作成とする文書の中の安倍(晋三)首相との電話会談内容については捏造(ねつぞう)だ 』とする発言は、根拠(a)(b)の一つを失った!
しかも、(b)は嘘である。
高市大臣は、当時、総務大臣であったので、安倍首相が(総理在任中の)平成30年(2018年)に放送法4条の撤廃を画策していたことを知らない筈は無い。
従って、高市大臣の『 在任中の安倍氏(は) 放送法にも強い関心がなかった 』との発言は、国民を欺く許し難い嘘である!
高市氏が嘘を吐いたのは、今回が初めてではない!
高市早苗経済安全保障担当相が会合の場で、「国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸からだった」と発言した、しないをめぐる問題。高市氏は否定し、最初にSNSに発信した県議もその後、「撤回」するという展開に。では、あの発信はなんだったのか。真相を確かめるべく、会合に参加した複数の議員に話を聞くと、新たな証言が出てきた。
この市議は問題となっている発言についてこう振り返る。
「 高市大臣は『国葬に反対の人も多かったと思うが、弔問に来られた方は本当に多かった』と振り返っていました。安倍元首相の写真も演台の横に置かれており、思うところがあったのだと思います。そこで『国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸の人かなと思っている』といった発言をしました(注2) 」
この市議によると、高市氏は、実際、『国葬反対のSNS発信の8割が隣の大陸の人かなと思っている』と発言しているのである。
それを問題が大きくなって来ると、発言していないと嘘を吐いた可能性大である。
この様に嘘を吐いて,難局を乗り切ろうとする政治家は最低である。
外交に於いて、嘘を吐くことは戦争に直結するからだ。
『8割が隣の大陸の人』発言は、自民党の集まりだったので、事なきを得たが、今回は総務省の人は全部が全部高市氏の味方では無いので、嘘を吐いてたとしたら、きっちりと責任を取らされるのかも知れない。
どちらにしても、嘘吐きは政治に携わるべきではない!
(注1)【 首相官邸 Prime Minister of Japan and His Cabinet
歴代内閣 これまでの総理大臣および内閣の閣僚名簿をご紹介します。
https://www.kantei.go.jp/jp/rekidainaikaku/index.html
第96代 安倍 晋三 在職日数729日
平成24年12月26日~平成26年12月24日 第2次安倍内閣≫改造内閣
第97代 安倍 晋三 在職日数1,044日
平成26年12月24日~平成29年11月1日
第3次安倍内閣≫改造内閣≫第2次改造内閣≫第3次改造内閣
第98代 安倍 晋三 在職日数1,051日
平成29年11月1日~令和2年9月16日 通算在職日数3,188日
第4次安倍内閣≫改造内閣≫第2次改造内閣
内閣官房内閣広報室 ©Cabinet Public Affairs Office, Cabinet Secretariat. 】
(注2)【 AERA dot. 2022/10/08 08:00 筆者:吉崎洋夫
高市氏の「8割大陸」発言の真相 本人は否定でも出席議員からは「リップサービスだと思った」
https://dot.asahi.com/dot/2022100700065.html?page=1
Copyright Asahi Shimbun Publications Inc. All rights reserved. 】
投稿: 三角四角 | 2023年3月11日 (土) 23時54分
石破先生へ
私は2019年11月に神奈川県海老名市長選挙(併せて同市議会選挙)に立候補したNHK党党首の立花孝志前議員を間近で聞き入り、演説途中に直筆のサインを頂きましたが、立花党首はとてつもなく素の常識人です。 手法やパフォーマンスが批評されていますが、支持者から党運営資金を借りて利子を付けて返すやり方で、政治団体を政党にした人は立花前党首だけですので、私は自民党熱烈支持者としても偉大であると感じています。
その意味からも、ガーシー議員は即刻除名して、早期帰国(若しくは旅券返納)を強く望む次第です。
総務省文書は事の真偽や捏造をさておいて、私は安倍元総理から庇護を受けた議員や安倍元総理直系議員の粛清が始まったと見ています。
この類いの情報を政界にばらまいた出所は何処か?、それに乗っかる野党、そしてメディア。
これで安倍派は党内発言力を失いますし、次期内閣改造や党内人事で安倍元総理直系でない方を閣僚に抜擢すれば、いずれ派内が割れますから、それで得する方は、、と見るとと感じるのは私だけではないはず。
的を得ない駄文、失礼致しました。
投稿: 正木公ニ | 2023年3月12日 (日) 09時23分
【プロフェッショナルと素人の違いについて考える時、WBCの大会は参考になる。しかし、政治家の世界は話は別だ】
野球と云う球技で飯を食っているプレイヤーがプロ野球選手と呼ばれるのは我が国のようにプロ野球球団機構を持つ国にあっては、当たり前の話のように見えるのであるが、米国のMLBにある球団で活躍している人がプロ野球機構を持っていない国の人であり、チーム全員がそうでないときは他に職業を持ち野球が出来るという人を集めてチームを作り、この大会に参加しているという国もある。そういう中にある国でも、なかなか強豪である場合がある。セミプロチームと云うべきかプロの選手のもとに集まった社会人選手のチームである。豪州他こういう強豪チームがあるようだ。
欧州にはプロ野球機構のようなものがないので、ほぼ社会人野球チームの世界である。チェコチームの構成は詳しくないが、欧州勢は高校野球のような予選をやって勝ち残ってきたのがチェコチームなのだそうだ。WBCに初出場で中国チームを相手に8点も上げて勝利したのは凄いと云うしかない。もちろんシナ帝国にもプロ野球機構と云うものはないのであるが台湾が強豪なので、国策で野球選手を揃えたという噂もある。そういう国を相手に1勝を挙げるというのは偉大な力だ。欧州に野球が根付くことがあるのかわからないがイタリアやオランダなどでは人気競技になっているという噂もあるらしい。MLBは世界に向けて広報する政策を持っているらしいので将来は明るいのかもわからない。
HRを量産していた人が、なぜか沈黙するということもある。この不調の波に追い込まれるということも失敗の競技と呼ばれるだけの野球にあっては、体調管理と云うのか、目に見えないリズムの管理に失敗すると応援する側もお通夜のような気分になる。プロ野球選手であれば、何時でも3割近くヒットを打てないとかっこ悪い。だから難しい職業である。それを承知の上で、職業にすると言うのは、その時の気分に左右されてはいけないことなのだろうと思いますね。
大谷選手にもやっとHRが出た。これで彼は務めを果たしたと思っているような気がする。ダメな時でもダメななりヒットは出していたのだ。しかし、彼を応援する人々はHRを見たい。そういうことだ。
村上選手はまだまだ厳しい時が続きそうであるがヒットも出てきたので、決勝ラウンドに期待したいものです。栗山監督は村上の打順を外さなかった。彼もまた村上選手のHRが見たいのだ。 難しい競技である。
それはさておき、国会議員にもプロと素人が混在しているようだ。それは国民にとっていいことなのだろうか?
国民の1票が素人の国会議員を誕生させたことにもなるのである。どのような期待を彼に寄せたのかわからないが、ふざけた主張をしているのは知っている。議席の重みを勘違いしているような気もする。まあ、民主主義にある範囲にこういう現象が出るものだ。
ルールに従っているのかどうかが判断の基準になるだろう。参議院には時々、ユニークな議員の誕生を見ることがある。国会議員には不逮捕特権と云うものがあるが会期中に逮捕させるように動議は発議されることがある。それが「逮捕許諾請求」と呼ばれるものなのだが、これは衆議院議員がその数において圧倒している。衆議院議員の方がヤリ手なのかもわからないが、素人議員なのかもわからない。主に収賄事件の発覚があって請求されている例が多いようだ。参議院議員はこれが少ない。数は少ないが詐欺事件の発覚があって逮捕許諾請求がなされた件がある。小沢一郎によって参議院議員にしてもらったようなオレンジ共済事件の友部である。逮捕起訴され懲役が確定するころに新進党は解散した。この議員のやった政治家としての仕事はこれかもわからない。一つの政党を粉砕するほどのことをやったわけだ。
彼を指してプロの政治家と呼ぶ人はいないだろう。彼を擁立した小沢は今も政治家面をしている。情けない政党党首だったわけだ。なぜ政治家を辞めないのか不思議だ。
それもさておき、登院しない参議院議員はどうなるのだろうか?
気になるね。
投稿: 旗 | 2023年3月13日 (月) 01時17分
石破先生
今晩は!!。
ここ数日前まで、春の盛りを通り越し初夏かと想う程の18℃~21℃と云う暖かさでありました。ところが昨日の夜から春疾風が吹き、本日13日は一転風も冷たく10℃も無い肌寒い程の「寒の戻り」であります。
連日のように気温差が12℃もあれば、体調も狂うばかりです。
そのような中、先生に於かれましては政務に講演にと相変わらず多忙を極められ、大変お疲れ様であります。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の「国の将来を憂う」者であります。
さて本日は少し愚痴のようながら、医療費控除により少しでも還付があればと思い、遅くなって確定申告を済ませました。
昨年令和4年度は我が家の夫婦二人併せて健康保険料と介護保険料の社会保険料負担が合わせて35万円もあり、愕然とした次第であります。
公的年金収入のみの年金生活の家庭は、一人当たり平均297万円と云われる現状に於いて、余りにも多額ではないでしょうか?
年金生活者は給与所得者のようにボーナス支給などはなく、高齢者人口の増加に併せて支給金額の減額が実施されて居り、食品ばかりではなく電気、ガス、水道代のインフラ面でも値上げが大きくその上この物価高騰の現状であります。何を切り詰めようか?と思っても年齢と共に医療費の負担は益々増額して居り、生活の困窮さを感ずるほどであります。
更に余談ながら給与所得者も、先日3月7日には実質賃金が対前年比で「4、6%減」と発表されました。まさに「賃上げ要求」どころではなく、全世代的に困窮と云えるのではないでしょうか?
このような現状下では「異次元の少子化対策」など、土台無理と云うものであります。現政府に於いてはどんな有効な手立てがあると云うのでしょう?
そして縷々述べましたが、「異次元の少子化」対策というのであれば、『子供は国の宝であり、将来は税金を払い国家を支える者』として、与野党に関係なく子供育成に政策を特化する事とします。
例えば、18歳未満までは①保育所や幼稚園の無償化、②子供の医療費無料化、③学費や給食費の無償化、④通学交通費の無料化などを行います。更に、18歳以降の大学生でも親の収入に応じて学費無償化、或いは減額なども行います。そうですね!!。蟻さんや蜂のように成人が皆で子供を育て上げるのです。
その為の財源確保としてある一定期間を定め、①消費税の5%への減税、②以前のように奢侈や高額品などの物品税を上げます②大企業の溜め込んだ内部留保金への一部課税、④課税対象所得額上限の廃止⑤金融所得への課税アップなどを提案致します。⑥その他年金受給者へは、年金積立金管理運用独立行政法人(BPIF)による、101兆円強の中より、一部支払いへ回す。その上で不足分は国債発行も考慮に入れるべきであります。
この様に目に見えるような政策を行わなければ、結婚する人も増えず、結婚しても子供を持たない事となるばかではありませんか?
次に、先日参議院予算委員会に於いて、立憲民主党小西議員により、安倍政権下で磯崎総理補佐官が放送法の解釈変更を求めた総務省の内部文書に於いて、当時の総務大臣であった高市早苗議員が官僚に対してレクチャーを求めたとの総務省の官僚による内部行政文書が公表され、メディアに対する政府の「言論統制」ではないか?と質問であります。
ある特定番組への横槍であり、石破先生もご指摘のように現に無くなった番組も沢山あります。高市早苗大臣は「官僚による捏造文書であり、そのような事実があれば大臣の辞任も、国会議員としても辞職も行うつもりである」と、嘗ての森友学園疑惑の時の安倍元総理を下敷きにしたような啖呵を切る答弁であります。
野党より格好の餌食となり、小西議員のみならず他の議員からも激しい追及であります。
この件に関して、とある政治ジャーナリストは「官僚によって捏造された文書であり、「誰がどのように」との出所も分からないと云うのであれば、高市大臣は堂々と告訴をすれば良い」と云って居ましたが、まさにその通りであります。
この様に、こと政治の政策的な事ではなく大臣の資質や官僚組織に対する疑念には、有権者である国民はもううんざりであります。
何れも行政府のトップである、岸田総理の統率力の欠如より来るものでは無いでしょうか!!??。
投稿: 桑本栄太郎 | 2023年3月14日 (火) 01時10分
【大江健三郎が3月3日に亡くなっていたようだ。なぜ黙っていたのだろう。バレるのを先延ばしにした理由があるなら知りたいものだ】
約13か月前に我が国は石原慎太郎元都知事の薨去があった。彼は政府によって、命日に合わせて正三位になったので薨去されたと云う。
旭日大綬章の受勲は2015年にあった。なぜこれを書いたかと言えば、大江は文化勲章を拒否したことで有名になった。理由は反日主義者であるからだ。彼はそれを公然と述べている。おそらく、今回の訃報に際して、文化勲章ではない旭日他の勲章、金杯銀杯の類も拒否することがあったので、命日の公表が遅れたのではないかと想像する。根拠はない。
大江は売文目的のただの反日主義者である。それだけの男だ。
1995年にフランス政府は核実験を強行したことがある。シラク政権の時だ。その時たまたま南フランスで開催される文学者の講演会、或いは、パーテイかよく解らない集会が予定されていたらしい。核とは無関係な集会だそうだ。大江はそれに招待されていたようだ。その集会に参加しないと突然言い出してキャンセルしたというニュースがあった。この唐突な行動に驚いたフランスのノーベル文学賞作家のクロード・シモンは大江に対してなんでこのような、はた迷惑になる行動をするのかと問いただした。大江は、核実験にノンと言い返すだけだったそうだ。核実験に反対の意思を表すという発言に行動を持たせたような意味なのだろうと思うが、迷惑な行為なのは間違いない。主催者にとってもフランスにいる大江のファンにとっても迷惑な話である。これは論争になったという話であるが、大江のプロバカンダでしかない。彼は自己宣伝の意味ではリベラルなのである。左翼を職業にしているプロだ。これで飯を食っているという意味である。その上、反日だ。石原とは大違いの人物である。石原慎太郎が薨去して、この一年ほどの間に世界は変わった。大江は認知症でもない限り、ロシアによるウクライナ侵略をどう見ていたのかコメントがあるのかどうかを探したが見当たらない。コメントが出せないほど耄碌していたのかもわからないが、探したが見つからないようだ。そう言えば左巻き勢力からのウクライナ戦争の講評他が少ない。なぜなのか?? 気になって仕方がない。ロシアを庇いたいのだろう。政界ではムネオだけがロシアを擁護する広告塔になっている。他にいないのは不自然だ。なぜなのか?
それはともかく、大江がどういう人物なのかについて話を進めると、1995年にフランス政府に抗議する意味で南フランスでの集会をボイコットしたのは述べたとおりである。その7年後、2002年大江はフランス政府からレジオンドヌール勲章のコマンド―ルを叙勲している。文化勲章を拒否した男が・・・だ。その叙勲理由はどこを探してもネットでは見つからなかった。おそらく、想像であるが、勲章が好きだからだ。このレジオンドヌール勲章はナポレオンが創設したことで有名だ。ナポレオンは文句を言う人に勲章を与えれば黙ってくれることを承知していた人である。大江は、日本の勲章は嫌だがフランスの勲章なら受けると行動で示した人である。だから、信用できない、いい加減な左翼のお爺さんだ。88歳だったそうだ。ちなみに昨年薨去した石原慎太郎は89歳だった。大江より早く生まれ、結果において、長生きしたのである。これがうれしいことだ。
石原慎太郎は、かなり早くから、WIKIにもあるが、『「三木武夫が作った武器輸出三原則や防衛費1%枠などの政策は変えるべきだ」とする、核武装・自主国防確立論者である。
1971年7月19日付の朝日新聞で「(核兵器が)なけりゃ、日本の外交はいよいよ貧弱なものになってね。発言権はなくなる」「だから、一発だけ持ってたっていい。日本人が何するかわからんという不安感があれば、世界は日本のいい分をきくと思いますよ」との発言が紹介された。2011年6月20日の記者会見では、「日本は核(兵器)を持たなきゃだめですよ。持たない限り一人前には絶対扱われない」「日本が生きていく道は軍事政権を作ること。そうでなければどこかの属国になる。徴兵制もやったらいい」と発言した。2011年8月5日にも記者会見で、また2013年4月5日にも朝日新聞とのインタビューで「日本は強力な軍事国家にならなかったら絶対に存在感を失う」と主張している。』
今あることを予期していたかのような発言を積極的に発信していた。未来に生きる国民を守るためにやることがあるとわかっていたように見える。その場限りのノンとしか言えない、かっこばかり気にする大江とは大きな違いだ。大江は、ウクライナ侵攻をどう思っていたのか? その文書はどこかにあると思う。左翼仲間が隠蔽しない限り出て来る時があるだろう。
それは楽しみだね。
投稿: 旗 | 2023年3月14日 (火) 02時35分
こんにちは、つづきを書きにやってまいりました。
春なのでしょうか昨日今日は寒いのですが。
経済の後は、文化について書きます。
ツイッターで、強い人を助けたい、弱い人というのはこの環境がいい日本にあっては甘えだと思う、という趣旨でした。
この場合、身体障害は弱いに入れてないと思いたいですが。それなら、岡本太郎の精神主義思想と同じになります。
ぼくは、悪魔の両親に虐待されながら育ちまして。周囲の大人たちもいっしょに、ぼーっとしていると叩かれ、覇気を出すと静かにしろと叩かれ、黙っているのは男の子らしくないと叩かれ、なにかしてもしなくても叩かれ、馬鹿にされ仲間外れでした。
唯一の例外は、2歳から半年間、世話してくれた親戚の、50代だったと思う、父方のじいさんの妻のおばさんでした。ぼくをこの人だけは大切にしてくれました。
それと、岡本太郎のでたらめな絵こそいいんだ、という説に同調する絵の先生が小学校で巡回授業できて、熱心に指導してくださったこと。
この2つがなければ、ぼくはここまで 生きてなかった。
ただし。おばさんの愛情と精神主義の手法で、ぼくは強くなったのですが。大事な自分のことになると動けなかったのです。
それで分かったことがあります。精神主義は解決にならず。トラウマと同居を固定し最悪はトラウマに自分をゆだねて悪魔になるのです。
強いと思い込んでいた自分は弱かった。のです。
安倍さん付近の自民党政治家に、強いエリート、強いリーダー、弱い人は要らないをよしとする傾向がある気がしますが、そうであればそれはかつてのぼくも陥った間違いです。
さながら戸塚ヨットスクールの模倣で、日本は縮退を続けてます。 技術科学立国からスポーツ観光立国にして、グローバリゼーションも終わったのに、大丈夫なのか。
まだまだ追い詰め方が足りないという学者もいます。精神主義で追い詰めて死にそうな目に合わせれば、メメントモリになって死の恐怖での抑圧は一時的に無力化し、ガイストを変更できるかもしれない、もっと餓死するくらい抑圧しろという。これは一時的に抑圧は軟化しても、現実に死ぬよりもトラウマで死ぬ方が怖いかも知れない。成功の保証はないです。うまくいっても内戦になりそうに思います。
CRI中国国際放送局のアナウンサーが、文化創意産業について完璧な定義を喋ったことがあります。地域の観光資源は徹底して掘り起こして活用しなくてはならない、が、それは文化の香りがするものでなくてはならない。
前段は日本でもありえるが、後段はない。コンクリートの箱とアスファルト道路ばかり増える。批判はあるが、変わらない。日本人にとっての出口も、中国人とおなじく、文化芸術だと思います。
僕自身の課題があって。つまり。ここから安全に出る方法を完成させることですが。
住んでる環境の悪化で、時間との競争です。もうすぐ家が住めなくなります。治療が間に合うかどうかわかりませんが、前進してます。
これに時間をとったのは、成果が出ずにタイムアウトした場合を考えました。書ける範囲を書きました。
つぎの時代を考えての政治を構築してほしいところです。
では、今回は、これにて。
お元気で、ご活躍ください。
投稿: 遠藤宏一 | 2023年3月14日 (火) 16時59分
【なんと! ロイターによると、習近平が、ロシア訪問をするらしいという記事を出したようだ。しかも、来週、3/20以降に実現するらしい。この報道の責任はだれが持つのだろう?】
記事は
『[13日 ロイター] - 複数の関係筋によると、中国の習近平国家主席は、早ければ来週にもロシアの首都モスクワを訪問し、プーチン大統領と会談する計画。
中国は先月、ウクライナ紛争の和平案を提示したが、西側は懐疑的に受け止めている。
中国外務省のコメントは取れていない。ロシア大統領府はコメントを控えている。』
そして、
『[ワシントン 13日 ロイター] - 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は13日、中国の習近平国家主席が、ロシアのウクライナ侵攻後初めてウクライナのゼレンスキー大統領と会談する予定だと伝えた。
WSJが関係者の話として伝えたところによると、ゼレンスキー大統領との会談は、習主席が来週、ロシアを訪問してプーチン大統領と会談した後に行われる公算という。』
その上で、
『[サンディエゴ 13日 ロイター] - バイデン米大統領は13日、中国の習近平国家主席と近く協議するとの見通しを示した。時期は明らかにしなかった。
・・・・・・・略・・・・・
バイデン氏は先月、米上空を飛行した中国の気球について習氏と協議する意向を示したが、電話協議は発表されていない。』
最近になって急にコロナウイルスの発生元追及の声が上がったり、シナ帝国がロシアへ武器弾薬の供与をすれば、制裁が待っているという警告を挙げたり、何かと忙しい話題になっていたのであるが、習近平とプー氏の会談が、関係国の外務省に取材をしても無視されることが続いていた中にあって、正体不明の「関係筋」の協力があって記事が出て、それが本当の話になっていくような成長過程を辿っているという話である。まあ、この話題についての責任を持つ人はマスゴミにはいない。当事国の外務省も知らぬ顔を続けている。怪しい話で終わる可能性もあるのかもわからない。習近平の賭けだからだ。平和の使者を買って出るということ自体がシナ帝国にあっては危険なファンタジーである。誰も期待する者はいない。必ず裏があると思う人が多いからだ。自分の都合最優先の国であり、その指導者である。国際社会での地位を維持することが目的なのは最初からバレている。問題は、習近平が誰を騙すのかという点にある。
ロシアが崩壊すればシナ帝国の後ろ盾になる国も消滅する。米国と対峙することはできなくなる。覇権の夢も消える。おそらく、それを回避する目的があるので平和の使者を気取っているのは明らかだ。それを実現するために嘘を用意していることだろう。誰を騙すのか?
シナ帝国の未来をかけた国際詐欺が始まるようだ。
失敗して、制裁対象のランクを上げれば、シナ帝国経済の回復を見ることなく2023年が終わるかもわからない。
大きな博打だ。
投稿: 旗 | 2023年3月15日 (水) 01時59分
昨日につづいてやってまいりました。
経済について。
近頃のロケットは部品の半分以上が3Dプリンターで作られていることは、ご存じと思います。88年ころ、3Dプリンターを日本ではたぶんかなり早かったと思います、独自に発案して、そんな機械はアメリカでもう売っていると知人に言われてがっかりした者としては、感慨深いです。
特許が切れるのを待ちながらアメリカ人は地道な研究にはげんでいたものと思います。
金属やセラミクス、炭素、有機物、あたりはもう日本人の出る幕はありません。
日本の大企業が内部留保に埋まってなにをしていたのか知りませんが、つぎの時代の造形のメインストリームは欧米におさえられてしまいました。
まだ残っているのは、難しい分野の医療です。
たとえば、3Dプリンターで歯の再生ができれば、歯科の概念が変わります。世界中にその機械を輸出したとしても、周辺の芸術的な整備によっては日本は先進歯科治療の本場として世界中から本物を求める客がくる可能性があります。
あるいは、iPS細胞を使っての手術あとの再建。例えば、ひどい皮膚の火傷の場合、臓器誘導で皮膚をつくって縫い付けるとか、遺伝子治療としてコラーゲンを合成する命令のmRNAを塗布して強引に肉を作らせるのが従来のパラダイムの先端医療でした。しかし。大きな問題があって、できた肉には血管ができにくい。mRNA薬のフィブラストは、毛細血管が薬剤で詰まって使えないという欠点がありました。いまのコロナワクチンと同じ理屈かもしれません。血栓ができやすいわけです。
これを3Dプリンターで、血管、コラーゲン、線維芽細胞、筋膜、神経、というように立体的に造形してしまえれば、新しい世界が開けるはずです。胃癌で、癌を切除したあと、空いた空間に胃壁を造形してくっつけてしまえば、ほぼもとどおりになる。進行した乳癌では、乳房を切り取ってもほぼもとどおりの乳房ができる。身体のどこであれそういう可能性があります。
コロナワクチンは生物兵器だという主張の中に、おもしろいアイディアを見つけました。ワクチンに金属片が混入した事件がありましたが。金属のナノ機械の部品をワクチンに混ぜているというのです。生体の組織が遊走で形成されるプロセスをナノ部品にやらせて体の中でナノ機械を合成する。こうすると脳血液関門を通過したあとで機械にできるのかもしれません。が。本当か嘘かは考えず、アイディアとして、これは脳や肺、腎臓、などこみいった場所の治療に使える可能性を考えました。
ちなみに、フィブラストは日本とどこだったかの製薬会社が10年以上前、世界に先駆けて開発に成功したものです。mRNAをつかってDNAに必要な組織のもとのアミノ酸を出すよう命令する。いまのコロナワクチンと同じ考え方です。ここでいえば、なぜ日本製のコロナワクチンがないのかは技術の問題ではなく経営の問題の可能性が高いでしょう。
高齢者大国でもかまわないのです。
イギリスは会計学の国です。アメリカは経営学の国です。日本は?自民党は会計学の国にしたがっていますが。興行学とでもいうか、人間交流の学ではないでしょうか。
昨日のコメントにつなぎますが。
ある組織の弱点は、その最下層から見上げると簡単にわかる。貧乏人を不要なゴミと考えないでください。そこのどこかに、答えを持ってる人がいる。だから、民主主義は大事なのです、競争に最も強いからです。そこを切り捨てては、現にこの先、どうしますか??優れた人々の外、を排除する組織は危険です。共産党を見ればわかることです。
これ以上、日本を破壊せず、ぼくのような貧乏人を排斥せず。生活保護は食費の値上がりに追い付いていません、ベースアップと支給額の計算方法を懲罰するものから権利擁護へ変えてください。収入控除枠は3倍の4万5千円にしてください。そのほうが、絶対につぎへつながります。ぼくは国家の役に立たなかったでしょうか?浮浪者に見える人も日本のためには必要なことを考えてみてください。
やっと春、花粉の季節、というより選挙の季節ですね。
ごかつやくをお祈りしております。
わたくしごとですが。
となりのビルの解体を請け負った業者の使い走りに福岡市の市役所がなって、親の家から追い出されそうですが、いま追い出されたら頭が治らなくなって困るのです、が。
あと少し、というところでつぎからつぎにアゲインストで不思議な気がします。
うまくいけば、いつか本にしたいとずっと思ってきました。それを支えに最後まで頑張ります。
投稿: 遠藤宏一 | 2023年3月15日 (水) 18時16分
【ウクライナ戦争の原因は、2013年のウクライナ大統領ヴィークトル・フェードロヴィチ・ヤヌコーヴィチにある。彼は国民を裏切り、現在はロシアにいる。まだ生きているようだ。】
簡単な原因紹介記事がネットにあった非常に分かりやすい言葉でまとめてあったので挙げる。
『2013年、ヤヌコーヴィチ大統領はウクライナのEU(欧州連合)加盟を検討していたが、最終的には見送った。これに対し、親欧米派は大ブーイング。抗議運動を行い、2014年2月に親ロシア政権を崩壊させた。
しかし、この動きにはロシアが黙っていなかった。ロシアは国際法を無視してクリミア半島を占領し、現地での住民投票でロシア編入を望む声が圧倒的多数であることを確認すると、瞬く間に半島を併合してしまったのである。』
ここから始まった出来事が今も続いているのだ。反ロシア派と云う勢力を説明するのは難しい。16世紀ごろからの地域の歴史的な解説から始めないと理解ができないだろうが、簡単に言えば、そんな昔を紐解かなくても、非常に分かりやすい行動をとる無慈悲なスターリンが現れた頃から、ウクライナは悲惨な出来事が続いていたので、反ロシア派の勢力が増えていくことになったということだ。戦前戦中戦後の約40年間、1953年にスターリンが死亡した後の60年以上も含めれば、反ロシア派の勢力が衰えることがなかったようだ。
2010年に不正選挙をやって大統領になったヴィークトル・フェードロヴィチ・ヤヌコーヴィチは、2010年にロシアのドミートリー・メドヴェージェフ大統領とハルキウで会談し、クリミア半島のセヴァストポリにおける黒海艦隊の駐留を2017年からさらに25年間延長することを認める合意文書に署名した。親ロシアの姿勢を鮮明にした出来事だ。
これから混乱は起きる。この辺りはWIKIに簡潔な説明があった。
『ウクライナは2013年に欧州連合(EU)との政治・貿易協定の仮調印を済ませたが、親露派であるヤヌコーヴィチはロシアからの圧力もあり調印を見送る。これに対しEU寄りの野党勢力から強い反発が起こり、ウクライナ国内は大規模な反政府デモが発生し、ヤヌコーヴィチから出動を命じられたベルクトは群衆を攻撃するなど騒乱状態に陥った(尊厳の革命)。事態収拾のため2014年2月21日には挙国一致内閣の樹立や大統領選挙繰り上げなどの譲歩を示したがデモ隊の動きを止めることはできず、22日に首都キエフを脱出。ウクライナ議会は同日ヤヌコーヴィチの大統領解任を決議し、5月25日に大統領選挙を行うことを決定したが、ヤヌコーヴィチはクーデターであるとして辞任に同意していない。ヤヌコーヴィチはロシアに亡命しており、ウクライナ政府はロシアのウラジーミル・プーチン大統領がヤヌコーヴィチへロシアの市民権を秘密裏に与えていると主張している。』
しかし、2023年になれば、解釈に変化があるようだ。プー氏が、どう言っているのかについて記事があった。
『[モスクワ 14日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は14日、訪問先の極東ブリヤート共和国の航空工場で行った演説で、ロシアは国家存続そのものを賭けてウクライナで戦っていると述べ、西側諸国がロシア崩壊を企んでいるとの主張を改めて展開した。
プーチン大統領はモスクワから東に約4400キロの距離に位置するブリヤート共和国を訪問し、ロシア軍向けのヘリコプターを製造する工場を視察。労働者を前に、ウクライナでの戦闘について「ロシアにとっては地政学的な問題ではなく、国家存続に関わる問題だ」と述べた。
プーチン氏はこれまでも、欧米諸国がウクライナを利用してロシアに戦争を仕掛け、ロシアに「戦略的敗北」をもたらそうとしていると非難している。』
つまり、自分たちは被害者だと主張しているようだ。ここまで、無責任で鈍感な政治家は他に例がない。
ロシアは、親ロシア派政権の誕生から、計画して行動してきたようにも見えるが、ヤヌコーヴィチのロシア亡命劇があって、唐突に行動に移したようにも見える。この辺りの説明が難しい。クリミア半島の併合は、国際法違反なのである。そこからロシアは世界から経済制裁を受ける事態になったのだ。計画的な行動なのかどうかは微妙である。だが、しかし、今ある姿はロイターの記事にあるような説明ではないのは明らかである。ロシアは国際法違反の行動を続けている。国連憲章違反を現在進行形で続ける異様な国連の安保常任理事国と云う酷い冗談のような国だ。
誰がこの国を止めるのか?
2010年から見れば13年の時間がそこに流れている。終わりが見えてきているように見えるのだが、そうならないようにも見える。シナ帝国の行動が注目されるのは、新しい展開として、恐ろしいことが始まるという不安があるからだ。来週になれば、シナ帝国の習近平がロシアを訪問する。プー氏と会談するらしい。
そこで何が始まるのか? 不安しかないね。
投稿: 旗 | 2023年3月16日 (木) 03時50分
【 物価高 など 】
1) 物価高の実情を 分かってない輩が 政治をしている。
幸いにも、私はペットを飼わせて頂いている。ノラちゃんの世話も4ヶ所程で 日々行っている。
労力、時間を割くが 私なりの「 社会正義 」であり、ライフワークだ。
(ちなみに、通常のノラの餌やりを罰する法律は 無い。
故に、ノラの餌やりを問題視する 自己中な連中は、近所から苦情が出ている等と
抽象的な文句を並べ立てて誤魔化したり、避妊はしているのか 無責任だ 等とたわ言を言う。
俺は そういう腐った輩に 逆に問いたい。
輪廻転生で、お前らや その家族が 来世なりでノラの立場に生まれた時に、
餌やりも水やりも いけませんと。
避妊を勝手に行い、しかも ”日帰り”で放逐しますと。
これ、動物愛護以前に、 生存権の否定、侵害に 他ならないね。
餌もらわないで どうやって生きていくのか? どうやって社会と共生・調和していくのか?
そもそも、お前らは いつから、「 神 」なったのか? 避妊の社会的意義 全てを否定はしないが 安易な避妊施術は反対だ。
しかも、日帰りだぜ。 腹を切り開いて、子宮手術されて 日帰りで放逐するとか 虐待同然だ。
自分たちがされて 嫌なコトは、他者にするなよ。 それが最低限のモラルだと思うが如何に。)
で、話を戻すが
男性は、通常 大した日用品を買うことはない。
だから、男性の多くが 物価高の実情を 痛感していない。
只、幸いにも 私は ペットやノラの世話を通して 日々、餌なりを 大量購入しているので、
物価高が よくわかる。
ハッキリ言うが インフレ率2%どころの 話ではない!!
ペットを飼ってる人は 痛感してると思うが、
2、3年前の 餌などは、ほぼ2倍(つまり、200%!!!)に、なっている。
為替は、せいぜい1.4 ~ 1.5倍にしかなっていないのに、
輸入物価高だとしても、ほぼ2倍の ” 便乗値上げ ”は 社会正義の観点からも 許しがたい!!
俺が ノラの餌やりの主力商品にしていた ユニ・チャームには特に失望した。
同価格帯のペットライン等に比べても 早々と値上げ、値上げ、値上げ、値上げだ!!
彼らは どこぞの金持ちが 彼らの商品を日々購入していると勘違いしているらしい。
俺は聞きたい。 巷の小売店などで 餌などを買う 消費者の多くの所得が、1.2倍に なっているか?
1.3倍に なっているか? 1.5倍になっているか? 2倍になっているか?
繰り返すが、ユニ・チャームの値上げには 特に失望した。
所詮、単なる 金儲けかと。 企業姿勢にね。
政府は、低所得者に一律3万円のインフレ手当を支給する考えらしいが、
それは、低所得者層にとっては 素直に有り難いだろうが、
認識が甘いなと。
石破さんも、岸田総理も ペットを飼いなさい。
ノラの世話を 可能な範囲内で 日々してはどうか?
そうすれば、物価高の実情を 肌身で感じることが できますよ!!
もちろん、自分で世話をするんですよ。 世話を秘書とかに丸投げしたら 意味ないからね。
自分のことだけやって、仕事なりで成功を収めるのは そんなに難しいことじゃない。
それなりの才能と やる気があれば 十分に可能だ。
只、他者の世話もさせてもらいながら 己の仕事と 日々、両立するのは これは、大変ですよ。
特に生き物の世話は、基本 ”休み ”はないからね。
繰り返すが、自分のことだけやって 成功を収めるのは そんなに大した話じゃない。
でも、他者の世話をすると それを通じて環境問題に関心が行くし、それを通じて 車の運転も優しくなるし、
価値観が変わります。
夜遊びとか する暇もなくなるし、水商売の綺麗な女性など見ても 頑張ってるな 程度にしか思わなくなるよ。
その意味でも、三浦さんには 元々、期待してなかったから ナンだけど、少し失望したね。
「 山猫総合研究所 」なんて 素晴らしいネーミングのシンクタンク?を立ち上げながら、
山林破壊で有名な 太陽光発電を後押ししていたわけでしょ?
彼女にとって、ペットの猫ちゃんや ノラの山猫ちゃんは 単なるファッション・アイテムの一つに過ぎないのかな?
まだ、若いからアレだけど、今後は もっと身をいれるべきだね。
せっかく、稼いでも 馬鹿銭使って浪費したら 意味ないからね
--
2) 愚かすぎて、話にならない。
「 > 韓国向け半導体材料、輸出管理の厳格化措置を解除…経産省
3/16(木) 16:01配信 読売新聞オンライン 」
この表題に関する 門倉さんの意見を紹介する。 彼の意見はまっとうだ。
政府はおかしい。 又、ゴールポストがずらされたし、我が国から 相手のゴールポストをずらす手伝いをしている!!
「 > 2019年7月に日本が韓国に対して行った輸出規制は、元徴用工訴訟への対抗措置ではない。
日本がフッ化水素など半導体関連3品目について 輸出時の許可手続きを厳しくしたのは、韓国が輸出管理を適切に行っていなかったからだ。
日本は安全保障上の観点に立って、日本からの輸出品が軍事目的で使用されたり、
北朝鮮やイランなどの第三国に流れていくことのないように 輸出規制を強化する措置をとったのであり、
この措置は 元徴用工訴訟とは全く関係のない話だ。
それを韓国が「政治的な動機」として反発し、WTO(世界貿易機関)に提訴していたのであって、
日韓関係の改善を急ぐあまり これらをパッケージにして解決すれば、
国際社会から、日本は徴用工問題に対する報復措置として 「政治的動機」から輸出規制を実施したと
誤解して受け止められかねないのではないか。」
--
3) 日本政府は 安倍元総理の暗殺事件を契機に、
宗教法人の非課税に 強くメスを入れるべきである。
宗教法人の連中は、社会インフラ(道路、信号、福祉、ごみ回収、治安維持 等)の恩恵を 享受していないのか?????
なぜ、税金を納めさせないのか?
結局、政治家の連中は 皆、直接的にせよ、間接的にせよ 買収されてんだよ。
内々で納めるべき話であるような 高市氏の話で 国会が空転してるね。
ばか丸出し という印象だ。
あれ、税金掛けて 国会で長々とやるネタなのか??
だから、野党も ホント、どうしようもないなと・・
ガーシー(東谷義和)参院議員の除名については 29万人の有権者が とかいうが、
29万人以上の その他の有権者が 怒ってると思うし、
中途半端にできる気になってる輩に限って、イーロンマスクやホリエモンも指摘してるが、
リモートワークで 仕事した気になって サボってんだよ。
本当に、リモートワークできる人は、ごく一部の人だけだよ 経営者含めて!!
それに、国会に出てこなくて いいなら、外国人でいいんじゃないか?
彼らに 政治的命題・目標を与えて プロを金で雇えばいい!!
で、結果で判断すればいい。
もちろん、売国的な言動をすれば 契約違反で処罰の対象となる。
ガーシーとか 中途半端な輩を 政治家にして問題になるくらいなら
それでも いいんじゃないか?
要は、29万人の有権者が 彼に騙されたわけだろ?
馬鹿じゃん
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それから ウクライナの問題には 距離を置いた方がいい。
ゼレンスキーとかいう 英雄気取りとは 距離をとるべきだ。
今頃、キエフに行っても ウクライナの復興資金の金策相手として 金をせびられて、
我々の税金を むしり取られるのが オチだ。 日本は そういう役割だ。
バイデン政権は、
資源購入の基盤となっていた ドル決済基軸通貨体制を揺るがし、
1年以上前から続く 国内のインフレ問題を 放置・軽く見た政権として
(で、ロシア制裁で、インフレに拍車を掛ける。)
FRBの現議長 含めて、後世、歴史に汚点を残すだろう。
昨今は、米国債も 売りが先行しているね
今だけなら いいけど。
とにかく、ロシアと話し合いができる 信頼関係を構築できる政権が 必要だと思うね。
世界平和のために。
政治家にとっての 有権者ってのは 一部の金持ちじゃないからね。
よくグローバリストとか いうけど、単なる 極端な利己主義者に過ぎないと 俺は思うけどね
投稿: ぴっぽー | 2023年3月16日 (木) 20時17分