統一地方選挙など
石破 茂 です。
昨日より統一地方選挙が始まり、鳥取県でも県知事選挙が告示され、5選を目指す現職の平井伸治氏を推薦している自民党鳥取県支部連合会長として(4期以上の首長候補者の公認・推薦については各都道府県連の責任において判断します)、鳥取市、倉吉市の出陣式で演説し、道中は選挙カーのマイクをもって街宣活動を行いました。
全国各地で行われる知事選挙では、奈良や徳島など保守分裂選挙となっているところもありますが、鳥取県においては決してそのような事態とならないよう、細心の注意を払ってきたつもりです。過去一度だけ、平成11年に、4期務めた西尾邑次知事の後継者を決める際、候補に挙がっていた当時の自治官僚2人のどちらにするかを巡って、自民党分裂の危機に瀕したことがありました。当時の西田司自治大臣(故人)と平林鴻三代議士(元鳥取県知事・元郵政相・比例中国ブロック選出)の英断により、県議会自民党若手と私が推していた片山善博氏に落ち着き、事なきを得たものでした。当時、自治省仮庁舎の大臣室で、西田大臣と平林先生と私の三者協議の場が持たれたのですが、その席で西田大臣から意見を求められた平林代議士が「石破さんのいいようにしてあげてください」と言われた時の光景を、今も私は忘れません。片山県政は2期で終わりましたが、その間の多くの方々の努力や譲歩もあって人間関係が修復され、今日の安定に至っているのはとても有り難いことだと思っております。
私は政治において安定こそが至上の価値だとは思っておりませんが、国政と異なり、首長も議員も有権者から直接選ばれる二元代表制を採る地方政治において与党が分裂することには、権力闘争以外の意味がほとんどなく、地域住民にとってマイナスの方がはるかに大きいため、可能な限り回避すべきものだと思っています。
平井知事は権力を恣意的に用いることなく、誠実かつ着実に改革を進め、本県を地方創生のモデル県にしつつあります。多くの県民のご支持を頂き、立派な得票で仕上げの5期目を迎えるべく、自民党県連としても力を尽くしたいと思っています。
先週末、滋賀県議会議員の県政報告会で講演するため近江八幡市を訪れる機会があったのですが、江戸時代に日本を訪れた朝鮮通信使(聘礼使)を徳川政権がどれほど厚く接遇したかの記録に接し、深い感慨を覚えたことでした。朝鮮出兵で極度に悪化した朝鮮との関係を修復するため、幕府を開いて間もない徳川家康はたびたび李氏朝鮮に使者を送って通信使の来訪を懇請し、1607年に実現します。一行は約500人という大規模なもので、接遇に要した費用は幕府直轄領400万石の4分の1に当たる100万石相当(約100万両・現在の価値で約1000億円)にものぼったと伝えられています。今も昔も、朝鮮半島との関係は我が国の命運を左右するのであり、徳川家康の深い洞察に学ぶべき点は多いように思います。
中山太郎先生(元外務大臣・総務庁長官・憲法審査会会長)が老衰のため98歳で逝去されました。当選5回生の頃、外交をメインの仕事として衆議院外務委員会の筆頭理事や自民党外交調査会の事務局長などを務めていましたが、当時自民党外交調査会長であった中山先生からは本当に親身なご指導を賜り、何度か海外視察にも同行させていただきました。温容な中にも筋の通った、決して偏ることのない広い視野をお持ちの、心から尊敬できる立派な方でした。近年はお目にかかる機会もないままにご訃報に接することとなってしまい、己の怠惰を心より申し訳なく思っております。出来れば衆議院議長として本来あるべき議会の姿を実現していただきたかったと切に思います。先生の御霊の安らかならんことを心よりお祈り申し上げます。
早くも東京の桜は散り始めてしまいました。今年もまだお花見は出来ておりません。
皆様、ご健勝にてお過ごしくださいませ。
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コメント
【 基本的にハーフの政治家は信用しない! 】
何故なら、ハーフには、忠誠を尽くしたい国が二つ在るからだ!
父の生まれた国と母の生まれた国が違っていたら、どちらも大切にしたいのは人情だろう。
だが、我々、日本人の両親から生まれた日本人は違う。
我々が忠誠を尽くす国は日本一国だ!
『 電撃訪問…?こんな風に到着前にがっつり報道されて?到着するまで情報が漏れなかった米国のようにならない日本の情報漏洩防止体制と報道が本当に…。この件に限らず毎度毎度政府内部の情報も漏れすぎですし、もっと危機感をもって対応考えないと国民は勿論情報共有する外国からも信用されないよ…。 』
ああ、又、アメリカ出羽守(でわのかみ)(注1)か、超ウザい!
左派も右派も出羽守は大人しくして居て欲しい。
欧米では情報漏洩防止体制がしっかりしてる(右派出羽守)、欧米では同性婚も認められ、LGBTへの理解が進んでいる(左派出羽守+経団連・十倉会長)。
何でも欧米の様にしろと言うのは、日本の独自性喪失と国家の多様性の消滅である。
個人の多様性を重視しながら国家の多様性を軽視するのは可笑しい!
「 もっと危機感をもって対応考えないと国民は勿論情報共有する外国からも信用されないよ…。 」
「はっ?」
アメリカ大統領は、アメリカを信用出来ない国から狙われているんじゃないのか?
日本の総理を狙う国はアメリカ大統領を狙う国より少ないと思うよ!
又、大量破壊兵器の存在を理由にイラクに戦争を仕掛けたアメリカが、イラクを無茶苦茶にした後、大量破壊兵器の不存在が明確になった時、アメリカは世界からの信用を失った。
日本の比じゃないよ!
アメリカが第二次世界大戦後、アメリカの意に反する国の政治に介入したり、戦争を仕掛けたりして、その国を荒廃させて来た。
しかし、日本は、アジアを中心として、世界各国の発展に協力して来た。
だから、アメリカは自国の大統領を狙う外国勢力から大統領を護る必要性が高い。
しかし、日本の総理を狙う外国勢力は皆無と迄は言わないが、アメリカ大統領と比べると格段に少ない。
そんな事情も考慮せずに、声高に、日本の情報漏洩防止体制をアメリカと同じにしろと言われても、響かない!
日本の耐震基準が世界的に厳しいのは、日本が昔から地震に苦しめられて来たからだ。
日本が、核兵器に敏感なのは、日本がアメリカから核攻撃を受けて甚大な被害を被ったからだ。
アメリカが、日本への核攻撃が、多くの日米の国民の命を救ったと嘯くのは、アメリカ自身が核攻撃を受けなかったからだ。
この様に、アメリカと日本では歴史が違う。
それぞれの歴史の違いが、国家としての在り方の違いに表れるのだ。
そんな事も分からないで、何でもアメリカの様にしろと言う人物が国会議員をやっている事に震撼する!
【 アメリカ合衆国が関与した戦争一覧(第二次大戦後の一部)
①朝鮮戦争(1950–1953) 場所: 朝鮮
②ベトナム戦争(1965–1973[a], 1975[b]) 場所: ベトナム、カンボジア及びラオス
③レバノン危機(1958) 場所: レバノン
④ドミニカ内戦 (アメリカ軍によるドミニカ共和国占領)(1965–1966)
場所: ドミニカ共和国
⑤朝鮮DMZ紛争(1966–1969) 場所: 朝鮮半島の軍事境界線
⑥多国籍軍のレバノン介入(1982–1984) 場所: レバノン
⑦グレナダ侵攻(1983) 場所: グレナダ
⑧パナマ侵攻(1989–1990) 場所: パナマ
⑨湾岸戦争(1990–1991 )場所: イラク、クウェート、サウジアラビア及びイスラエル
⑩イラクの飛行禁止区域施行作戦 (1991–2003) 場所: イラク
⑪ソマリア内戦への第一次介入(1992–1995) 場所: ソマリア
⑫ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争(1994–1995) 場所: ボスニア・ヘルツェゴビナ
⑬ハイチ介入(1994–1995) 場所: ハイチ
⑭コソボ紛争(1998–1999) 場所: セルビア
⑮アフガニスタン紛争 (2001年-2021年) 場所:アフガニスタン
⑯イラク戦争(2003–2011) 場所: イラク
⑰ソマリア内戦へのアメリカの第二次介入(2007–現在) 場所: ソマリアとケニア北東部
⑱オーシャン・シールド作戦(2009–2016) 場所: インド洋
⑲リビアへの国際介入(2011) 場所: リビア
⑳オブザーバント・コンパス作戦(2011–2017 ) 場所: ウガンダ
㉑アメリカのリビア介入(2015–2019) 場所: リビア
㉒イラクへのアメリカ主導の介入(2014–現在) 場所: イラク
㉓シリアへのアメリカ主導の介入(2014–現在) 場所: シリア
Weblio 辞書 アメリカ合衆国が関与した戦争一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/11 07:58 UTC 版)
https://www.weblio.jp/wkpja/content/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E3%81%8C%E9%96%A2%E4%B8%8E%E3%81%97%E3%81%9F%E6%88%A6%E4%BA%89%E4%B8%80%E8%A6%A7_20%E4%B8%96%E7%B4%80
©2023 GRAS Group, Inc.RSS 】
これ等の事実から分かる様に、アメリカは戦争を外交手段として使ってきた。
中国が戦狼外交ならばアメリカは戦争外交だろう。
日本は勿論平和外交である。
日本の平和外交は中国の戦狼外交ともアメリカの戦争外交とも適合しない。
『 第二次世界大戦の頃から英国に加えてソ連、米国もイランの石油利権獲得の動きを強め、イランのモサデク首相は1951年、石油の国有化を宣言した。これに対して英国はペルシャ湾に海軍を派遣して圧力をかけ、イランに対して経済制裁を科すなど、対抗措置を講じ、1952年にイランは英国と断交するに至った。
その一方で、イランは「親日国」と言われる。
モサデク首相による石油国有化に対し、英国が対イラン包囲網を構築した際、石油メジャー各社は他の湾岸諸国に国有化の流れが波及し、既得権益が損なわれるのを恐れ、結束してイラン原油を国際市場から排除する挙に出た。石油の国有化を成し遂げたものの、イランは輸出の道を閉ざされてしまった。この時、英国や石油メジャーの意向に逆らって唯一イラン産原油の買い付けを行ったのが日本で、「親日国」イランの出発点はここにある。
サンフランシスコ講和条約を締結し、主権国家としての機能を取り戻したばかりの日本は、米国頼りだった原油の購入先を中東地域にまで広げるのが願いだった。出光興産のタンカー、日章丸が1953年に英国の封鎖網をかいくぐってイランに到着、イラン国民の熱狂的な歓迎を受けたのだ(注2)。 』
1973年 10月に第4次中東戦争がイスラエルとアラブ諸国との間で行われた。
「中東戦争に石油を武器に」と唱えるアラブ石油輸出国機構(OAPEC)は、その閣僚会議で、イスラエル支援国に対する制裁を打ち出した。親アラブの「友好国」にはこれまで通り石油を供給するが、イスラエル支援する「反アラブ」、またはその中間でも「非友好国」と判断し石油の供給を絞り込む措置を決めたのだった。
そんな時、キッシンジャー米国務長官、が日本にやって来た。
キッシンジャーは、日本にアラブの「非友好国」になって欲しいと要請した。
中東の石油に依存している日本が、アラブの「非友好国」になれば、日本から石油が消滅する!
田中角栄は、キッシンジャーに尋ねた。
「日本は石油資源の99%を輸入、その80%を中東から輸入している。もし輸入がストップしたらそれを米国が肩代わりをしてくれますか」
キッシンジャーが一瞬黙った。
これが日米同盟の真の姿だ。
アメリカの国益の為なら、日本など如何なっても構わない!
故に、田中は日本の国益をアメリカの国益より優先した。
又、日本は石油だけでなく、中東との平和友好を尊重した。
よって、日本はアラブに「友好国」と認定して貰い、日本の石油危機は去った(注3)。
アメリカは先の大戦後も色々な国と戦争をして来た。
対照的に日本は世界各国と経済的援助や人的援助などで、平和友好関係を築いて来た。
日本にとって、世界各国と結んだ平和友好ネットワークこそが、真の財産である。
このハーフの議員は何を頓珍漢なことを言っているのだ?
世界各国に戦争を仕掛けて、その国民を不幸にして恨みを買って来たアメリカの大統領に付いて、情報漏洩防止体制と報道が厳戒なのは当たり前だろう?
対して、世界各国に経済支援や人的支援を提供して来て、その国の国民を幸せにして感謝されて来た日本の総理大臣に付いて、アメリカほど情報漏洩防止体制と報道が厳戒でなくても問題ないだろう?
何を目くじら立てているのか?
ハーフの議員はもっと日本に興味を持つべきだし、日本の歴史をもっと学ぶべきだ!
(注1)【 goo国語辞書
出羽守(でわのかみ) の意味・使い方
出典:デジタル大辞泉(小学館)
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%87%BA%E7%BE%BD%E5%AE%88/
【出羽▽守】 の解説
1 出羽国の長官。
2 《連語「では」と「出羽」をかけて》「海外では」「他業界では」のように、何か
につけて他者の例を引き合いに出して語る人のこと。多くは揶揄 (やゆ) の気持ちを
こめていう。ではのかみ。 ©NTT Resonant Inc. 】
(注2)【 週刊エコノミスト Online 2019年8月5日
イラン問題 米英の歴史的責務と、日本の独自外交=伊藤芳明
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20190820/se1/00m/020/004000c
Copyright Mainichi Shimbun Publishing Inc.All rights reserved. 】
(注3)【 日本経済新聞 2018年4月30日 6:30
「その油、米国が回してくれるのか」(田中角栄のふろしき) 小長秘書官の証言(20)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29918350X20C18A4X12000/
Nikkei Inc.No reproduction without permission. 】
投稿: 三角四角 | 2023年3月24日 (金) 19時48分
石破閣下
ポンコツモデラーのポンコツコメントです。
本来、朝鮮人は同根なのだけれど神を失って以後その埋め合わせの方法に違いがでました。それがこの二者を特徴づける事になります。時間の神が支配する地界であることを薄々気が付いているのに見ぬふりをすることで神から離れて岩戸を閉めてしまう者たち。そもそも時間の神の存在すら失ってしまう道祖神信仰が支配する者たちの二つに分離しました。
その結果として常に教育が必要で直ぐにアイデンティティを失いやすい日本人と、安易な基準で分かり易く尚且つしぶとい朝鮮人という対比が生まれます。日本人から朝鮮人には容易に転換するけれどその反対は容易ではないという事です。民団や総連の集会に行けばそれは容易に理解できます。とある総連や民団の地方代表が何時になったら日本は朝鮮になるのかいつまで待って耐えれば良いのかと真剣に論じている様は恐怖を通り越して滑稽すら感じました。彼らはそれを数百年続けられるのです。気の毒としか言えません。
ここで本当に重要な問題点は日本人が方向性を見出せないという事です。朝鮮人を反面教師にすれば取り敢えず何とかなるという事では無いのです。たしかにそういう意味で好都合ではあるのですが、そうするともし朝鮮人から尊敬を受けたらどうなるでしょう。日本人のアイデンティティはあっという間に木っ端みじんに成ってしまいます。つまり同根なのです。もし、日本人がアイデンティティの問題で朝鮮人を必要とし無くなれば朝鮮人もいなくなるでしょう。朝鮮人を嫌っている間は朝鮮人は必要という事です。これはお互いに良いことでしょうか。
ある定まった過去という物はありません。それは意味として過去は一定では無いのです。過去と理解していた事柄が未来だったりすることを知ることができるでしょうか。乱文・乱筆お許しください。
投稿: 野村嘉則 | 2023年3月24日 (金) 21時40分
石破さん
断じて許せません。
虫唾が走ると言うべきか悪寒が走ると言うべきか、岸田総理の、ウクライナ訪問で、広島特産のしゃもじを送って必勝を祈願したという。
こんなこと断じて許されることではないのです。
事態は、戦争です。野球やサッカーの応援じゃないのです。そこで、今当に血を流して毎日毎日人が死んでいる戦場に、しゃもじというのはどういう感覚でしょう。
ウクライナの戦争を揶揄してお笑いにするのでしょうか。
それで、ブチャへ行って慰霊の献花をして、手を合わせて死者の冥福を祈ったという。
広島の原爆祈念碑への祈りので観光記念でもあるかのように祈っているようにしか見えません。戦争をしている当事者に、冥福などないのです。死に物狂いで今当に戦っているその国です。ウクライナの市民は日本の総理は何しに来たのかと考えるでしょう。
無礼で非常識で浅慮、淺墓です。
知性の欠片もない。
理性も理念も倫理観も無い。
無性に悲しいのです。こんな愚かな行動はない。
それで案の定、非殺傷兵器を無償供与するなどと唱えて帰ってきてしまった。
全く語るべき言葉も理念も無い有様が露わになってしまいました。
なんとかしてください。国辱です。
次にはだるまを送って、勝ったら目を入れてください等と言いかねません。
そのレベルの話です。
投稿: かも | 2023年3月24日 (金) 22時42分
嘘を並べたり、コレを言えば投票してくれるから、とやる気もないのに公約したり、コレで当選してマトモな事をやる訳無い、長い信用は権力の地位に必要です、そう誠実な人間が求められます、石破茂先生、将来の日本を宜しくお願いします
投稿: 高埜寿一 | 2023年3月25日 (土) 17時19分
福岡市ではまだ桜満開とはいきません。
つづきを書きにやってまいりました。
最近、コーヒーとサクマドロップスと進撃の巨人のyoutube宣伝動画が、合う、のを発見しました。非常に気に入っております。よかったらおためしください。
いなずま、ですが。修復に3Dプリンターが使えるか実地に実験するのにいい機会かもしれません。
中国の気球の関係ですが。ゆっくり移動する気球がレーダーのスクリーンに映ったということは。70km/hのフィルターを使ってないということでしょう。
といって無評価でエコーの映像全部を表示しているわけはなく。なんらかの、評価、選別、のフィルターを新開発したとみるべきでしょう。
まったくの推測ですが。AIを活用した、脅威を推定し続け、閾値を超えると表示するシステムの可能性が高いのではないかと思います。レーダーサイトのコンピューターでは、エコーの全ての脅威度を推定しつづけていて。戦闘機などのデバイスにはフィルタリングしたデータだけを転送する。といった段階かもしれません。
自動車の生産で、面倒なのが電線の配線です。これを簡素化するには、車体の生産をブロックに分割し。各ブロックで、データ通信はできるだけ光ケーブルにして、電線を配線する溝ないしパイプ、人間に例えると脊髄を作って必ずそこを通すようにして溝ないしパイプの中に電線を広げて、ブロックを組み合わせるときにコネクターで接合するようにすれば、ロボットでも配線できるのではないかと思います。
ブロックも機能別を考えるとよりよいはずです。デジタルハンドル、ブレーキ、アクセル、などは操縦系ブロックにすれば、そのブロック内で装着は完了できて、その外とのつながりはコネクタでワイヤや光ケーブルをつなげば完了にできます。
こうした機能ブロック別生産を前提にすると、設計の段階から組み立てが容易になるカタチを考えやすくなる筈で。現実的な設計の自由度をもって設計できやすくなるのではないかと想像しています。それは自動化率の向上や、生産現場での労災の減少に寄与するかもしれません。
中国から格安の電気自動車が入ってくる状況は、電気だろうとガソリンだろうと、ダイナミックにクルマの生産現場を転換する非常にありがたいチャンスだととらえて、内部留保をがんがん投入しつづけて未来の生産体制を確立してほしいものです。とくに日産。テスラを含めた中国製自動車を返り討ちに日本からよりすばらしい電気自動車を中国の消費者に大量にとどけてほしいと思います。
ドローンのようなマルチコプターと対地効果的な翼の飛行機と合体した飛行機がSTOLであり得るのではないでしょうか。
例えば、新明和飛行艇よりはるかに低速着水、風向きが変わり続ける中でも安定が高い、低速着水ならフロートの強度を下げられるからより軽い、ので車輪で着陸もできるようにできるかもしれない。
選挙で忙しいことと存じます。
健康には気をつかってください。
では、また近々。
投稿: 遠藤宏一 | 2023年3月25日 (土) 18時54分
石破さん
ブログのご更新、有り難うございます。
危機的状況が複雑に重なる国内状況にあって、軽々薄々な国会論議や政権運営にも、先の電撃的なウクライナ訪問にも…この国が基点のない浮き草のごとく漂っている‥という嫌な感覚がある。
困窮対策や少子化対策なども税金のばら撒きと診える。あのウクライナ訪問もアクロバット擬きと診える。現下の政治は古今東西に通じる愚策「パンとサーカス」と診える。国民のためのSmartな政治に徹するべき思想も信念もない点が「罔く殆い昼行燈」と重なる。
🌸徐々に動くこと例外の上手な運用が‥中庸に通じる
🌸「中庸」とは“拙速に決め動くこと”に非ず
読売:「防衛装備移転」見直し、5月協議で与党調整…対象の拡大が焦点 https://bit.ly/3zqySl7
⇒ま、この対象拡大を目論んでいるのは、軍事HardPowerしか頭になく、智的でSmartな外交SoftPowerには全く馴染みのない(馴染めない)、一部の極右集団や安倍愚猿の後継を争う好い歳の餓鬼らだと‥いう確信に近い仮説が浮かび上がる。
⇒ま、百歩譲って、仮にこれをやるとしても、極めて厳密で具体的に ≪やむを得ぬ場合に限るべし≫ だと考えます。
例えば、現在進行形で拡大している「人類規模の人道的危機の渦中にあるウクライナ」の救済の目的に限る‥とか。他地域向けは駄目。単なる領土紛争や地域的な戦争への介入目的では箸にも棒にも掛からない「崇高な思想」で縛る。
⇒その脈絡で、名言【経営の要諦は例外の上手な運営にあり】。
戦後の日本が護持してきた平和主義にも、状況に応じて、臨時的に、「上手で秀逸な例外に挑むSmartさ」はあって佳いと考えます。枝葉を変えることはあっても、断じて性急に物事の基本を動かさない“泰然たる構え”は、あの「中庸」にも通じる。
⇒然りとて、哀しいかな…、足元の現実を診れば、崇高な我が平和憲法の基本を変えるには、今の政治人も経済人も国民も “視野の広さ、思考の深さ、時間軸の永さ”など…、次世代や後世に責任を負うものとして、成熟やSmartさに欠けると言わざるを得ない。
蛇足:ま、百点満点の状況は決して来ないのでどこで踏み切るか…なのですが、「いつやるの?」と問われても、≪今ではない≫w。
菜種梅雨とはこんなにも寒さを伴うものであったのか…春の暖かさを待ち侘びる季節の変わり目。末筆ながら、石破さんとご一統様には、各種の選挙を控えご健勝とご活躍を念じます。
投稿: 黒山椒無躇 | 2023年3月26日 (日) 12時04分
★It's a Matter of Course
NYT: An Anxious Asia Arms for a War It Hopes to Prevent
Doubts about both China and the United States are driving an arms race in the Indo-Pacific with echoes of World War II and new levels of risk.
⇒罔く殆い昼行燈には思想がない、世界観もないから読みもない。
例えばTPPの論議が高まっていた頃、米国に追従するだけの日本に対し、逞しい外交力を誇るASEAN諸国が失望を隠さなかった。
Mark Twain“History doesn’t repeat itself, but it often rhymes.”
投稿: 黒山椒無躇 | 2023年3月26日 (日) 19時23分
【本物の医者をやっていた人が外務大臣に就任した稀有な実例。それが中山太郎氏であった。湾岸戦争があった時の大臣でもある】
この人の母親は憲政史上初の厚生大臣を拝命した中山マサ氏である。覚えている人は老人だけだろうなと思う。息子は医科大学を出た上に博士号まで持っている。しかし、なんでかわからないのであるが、外務大臣に就任した。それがよかったのかどうか未だによく解らない。財務省の岸田ですら外務大臣を務めていたので、もしかすると、誰でもこなせる大臣職と思われている疑いがある。有能であった外務大臣と云うのは我が国にいたのだろうか?
例えば、戦後の吉田茂政権において、第1次から第3次改造内閣まで吉田茂が兼任をしていた。任せたくなかったのだろう。この間における諸国歴訪と云うような事跡もない。しかし、GHQとかに対しては、外務大臣として面会したのか首相として面会したのか、よく解らない訪問があったようだ。我が国の外交相手は連合国軍であり米国オンリーであったと云うしかない状態であったと言える。以降、政権が変わっても、この流れは続く傾向があった。独自外交を始めたのは、第2次佐藤栄作政権移行からの様である。首相の兼任が少なくなっているのが根拠と言える。外務大臣が外務省で仕事をするようになってからだ。首相官邸で外交政策を論じていたから諸外国の訪問がなかった。そのことで不利益を受けることがあったような気がするが誰も考えなかったのだろう。
それはさておき、海部内閣の時に湾岸戦争は起きた。外務省が注目を集めた。WIKIにも書いてある。
『湾岸戦争開戦時の内閣であり、海上自衛隊の掃海艇部隊をペルシャ湾に派遣(自衛隊ペルシャ湾派遣)し、日本が主権回復後はじめて軍事的緊張のある海外で準軍事的活動を行った。また多国籍軍に対する90億ドルの追加支援を行った。』
これに対する批判とか影響は多い。その原因は簡単に言えば、誰もこういうことを考えていなかったからである。外交政策を考え始めた最初がここにあるような気がする。そして、憲法を改正しないことにはまともな対応が出来ないということであるが、いまだにそこは手を触れずに突き進もうとしているわけだ。外務大臣と云うポストが重要になったということでもある。ペルシャ湾に海事の哨戒艇を派遣してから32年が経つのである。
何も変わっていないように見えるのは憲法が改正されていないからだ。怠慢ではないかと思う次第である。
まだこのまま進むのか?
大きな不安がそこにある。
投稿: 旗 | 2023年3月26日 (日) 23時03分
こんにちは。
朝鮮と日本の外交について身近なものから紐解いてみたいと思います。
投稿: くま | 2023年3月27日 (月) 07時23分
石破先生
今晩は!!。
折角の待ちに待った桜開花も、雨降りとそれに伴う花冷えの天候が続いて居ります。参議院の予算委員会も中盤となりながらも、少しも議論の進展が見えず、国会中継を見る度にイラつき与野党ともに政治への不信感さえ募るばかりであります。
そのような中、先生に於かれましては取材に講演にそして愈々始まる地方統一地方選の準備にと、多忙な事と拝察致します。大変お疲れ様であります。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の「国の将来を憂う」者であります。今回もここ数日の出来事などより、ランダムに拙論を述べて見たいと存じます。
さて、地方統一選の首長選挙に於いては、奈良県などのように自民党県連の推薦と独自自民党候補の出馬などの与党割れがなく、地元鳥取県は前片山善博知事、そしてその後の平井伸治現知事と素晴らしい人物が居られ、盤石のようであります。
両氏とも地元鳥取県出身ではないものの、県民の期待と信頼を強力に支持されているようであります。特に平井知事とは何度か言葉を交わした事があり、その真摯で誠実な人柄は卓越しているようです。鳥取県民は幸せかとも?
中山太郎元外務大臣が98歳の高齢で亡くなられた事を、先生の紹介と新聞報道により知りました。
かなり以前、中山太郎氏が現役大臣の頃職場の百貨店の店頭へも来られ、「景気はどうだい?」と声を掛けられメンデルのような頭の禿げた方ながら「随分気さくな政治家だな?」と感じたものでした。
その当時は「後期高齢者医療制度」が政府内部に於いて取り沙汰され、医師であった中山太郎議員は「制度の名前自体が良くない!」と云われて居た事を想い出しました。
次に石破先生が議員会館で取材を受けられた「異論正論」の出版への内容を見る機会がありました。外交、防衛、少子化、地方創生などの政治の諸問題への石破先生そのものの考えが手に取るように伺え、とても良い内容でありました。「総理総裁にはなりたい人がなるのではなく、国民がなって欲しい人がなるべき」との思いを今更のように強くし、先生への更なるにシンパシイを覚えました。
次に本日27日も参議院予算員会の国会中継を午後より見ておりましたが、野党より相変わらず高市前総務大臣当時の放送法解釈変更のレクがあったかどうか?の質問が多く、又同じ答弁ばかりに終始して少しも次年度予算への審議がなされません。当時の総務省官僚が嘘の捏造を行ったとも想えず、高市大臣も全く信用できない捏造による資料であると云い張るのであれば、何故貶めるものとして告訴に踏み切らないのであろう?と思うばかりであります。
そもそも、今国会の審議の中心は
①異次元の少子化対策への内容とその予算措置について
②反撃能力保持への43兆円と5年後には毎年2兆円の上積み予算の根拠と現憲法との整合性の是非、更には数千キロにも及ぶ、スタンドオフミサイルの独自開発などの憲法9条との整合性などの筈であり、これほど我が国にとって重要な内容であるにも関わらず、少しも審議がなされず、やがて参議院審議も終了となることは、国民は少しも納得出来るものではありません。
与野党とも猛省すべきであり、国会法の改正は絶対必要であると思う者であります。
投稿: 桑本栄太郎 | 2023年3月27日 (月) 19時49分
石破様、こんばんは。韓国、北朝鮮との関係は今後、大事な関係になると思います。今後、韓国と北朝鮮が統一などの動きがあれば、この国は将来性があり、隣国と仲良くしていくことが今後の日本の発展に大きく貢献する者と思われます。石破様、期待します。
投稿: hitomugi | 2023年3月27日 (月) 22時05分
【突然、降って沸いたように起きる金融危機】
米国のシリコンバレーにシリコンバレー銀行と云う銀行があるのを知ったのは、この銀行が破綻寸前だというニュースがあってからだ。その記事で名前を初めて知ったのだ。健全な経営を続けていれば、一般人は、その名を知ることがなかったのではないかと思われる。IT業界の人々を顧客に置いている変わった銀行と云うことなのだそうだ。原因はFRBによる利上げが関係しているらしい。まあ、利上げによる含み損の増加を防ぐために、追加の資金注入とかが出来なかったことによる銀行ルール違反が根底になっているらしい。経営者として、能力に問題を発生させる経営上の不祥事である。顧客による資金の流出とかが起きたわけではないが、是正措置と呼んでいるのかどうかまで知らないが、改善が不可能になったことによる破綻であるらしい。
OECであったグレゴリー W. ベッカーという人は2011年からその職にあり、なんとサンフランシスコ連邦準備銀行の役員も務めたこともある人だったそうだ。だからというわけではないが個人的な私欲が原因で破綻になったわけではないと思われているそうだ。今のところ不運な人扱いである。つまり彼の部下が怠慢だった可能性があると云うような見方があるらしい。まあ、今となってはどうでもいいのであるが破綻したということでこのシリコンバレー銀行はファーストシチズン銀行と云う金融機関に吸収される方向に向かっているそうだ。預金は全額保護されるらしい。銀行が発行していた株式や債券については絶望的な見方がされているので、投資をしていた人々及び法人は大きな損害を被るらしい。ネット動画ではなんと、韓国の年金基金財団がこのシリコンバレー銀行の株と債券に手を出していることが判明したらしい。その上、この後に判明するクレデイスイスの債券にも巨額の投資をしていることも判明したことで大変な事態を迎えることが判明したそうだ。そのどちらも他の銀行に買収されることが決定しており、預金は保護されるが債券や株式については何も言われていないのだそうだ。まあ、紙くずになると思った方が早い。
このどちらの惨劇についても韓国の年金基金財団は深く関係を持つ。投資と云うか博打をしていたようだ。この2つの怪しいところに張り込んでいたという事実は雄弁である。しかも巨額だ。詳細の判明はもう少し立てば判明するだろう。ギャンブル好きな国民性も暴露されることになる。我が国の年金基金財団は、どうなのかについては、反日メデアが喜んで記事にしてくれるはずなのだが、めぼしい記事がない。和訳をする時間が必要なのだろうか?
それはともかく、シリコンバレーの破綻とクレデイスイスには直接の関係はない。クレデイスイスは数年前から特異な経営上の問題を引き起こしていたことがあり、スイスの財務省のような処からも警告を受けていたらしい。だからシリコンバレーとは全く別の理由で同じ破綻と云う結果に導き出されてしまったようだ。だからこれらは他の金融機関に連鎖すると云うような事態にならないというように見られている。ただ、こういう処に入れ揚げていた韓国年金基金財団のようなギャンブラーに対しては、深刻な影響を及ぼすようだ。
年金を待つ人々にとっては、まあ恐ろしい話である。補填もできないだろう。
しかし、彼等にあっては得意技ともいえる謝罪と賠償を表に活動する勢いがあるような気がする。ルール―に縛られない生き方をする人々だ。どうなるのか? 興味はある。
投稿: 旗 | 2023年3月28日 (火) 01時58分
「イスラエル市民に見る良識Decenciesと見識Intellectuality…」
CFR:the Debate Over the Role of the Judiciary in Democratic Government https://on.cfr.org/40C0sHu
≫The debate is a discussion about matters that every democracy must decide, always seeking that delicate balance between majority rule and minority rights. No system is “right” and none is perfect, so no side in these debates has virtue in its grasp.
As Thomas Jefferson stated in 1801: “All . . . will bear in mind this sacred principle, that though the will of the majority is in all cases to prevail, that will to be rightful must be reasonable; that the minority possess their equal rights, which equal law must protect and to violate would be oppression.”
⇒Mark Twainさんのあの名言を、イスラエル市民にエールとして贈るなら、次の通り若干の語彙を付け加えて贈りたい(微笑)。
極東島国の市民にもこれを贈る機会があることを念じる(哀笑)。
"History doesn't repeat itself, but it does rhyme, telling something crucial just as you are appealing also to the world."
投稿: 黒山椒無躇 | 2023年3月28日 (火) 13時03分
【財務省の岸田のおかげで記者会見までする事態になった広島県警本部長】
広島でG7サミットを開催することになっているのだそうだ。昨年テロ事件が起きた奈良県警とうちは違うと言いたいようだ。産経に記事があった。
『--昨年7月には安倍晋三元首相が殺害される事件が発生した
「日本警察の警護は、もともとは世界の国々からは高い信頼を得ていたと個人的には思っている。事件の反省は十分にくみ取り、信頼を維持できるような警備をしていきたい」
「SP(警護官)の身辺警護は最後のとりでだ。重層的な警備が必要であり、事前に情報をとる情報部門、制服を着た警戒部隊、そしてSPが緊密に連携し、隙がないようにチェックしていく」
--改めて抱負を
「国際情勢が非常に厳しい中で開かれるサミットになり、警備は大変重い責務だ。あらゆる脅威を素直な目で想定した警備計画と、訓練の両輪で臨むことになる。民間の協力も重要だ。例えばテロ対策では地元の住民とか、普段通勤や通学をしている人の方が、容易に不審点や異変に気づく。ご協力をいただけるように頑張っていきたい」』
我が国は何度もサミット議長国を拝命した経験があるのだが、小泉政権の時の伊勢志摩サミットを除いて、ほぼ東京で開催されてきた。今回の広島での開催と云うことであるが、なんと、この森元氏は、平成28年、三重県警本部長として伊勢志摩サミットの警備の総責任にあたっていた経験の持ち主なのだそうだ。自分でそれを披歴しておられる。時代の波は急激に変わっているような気がするのであるが、この人にとっては、何の変化もないのかもわからないね。
WIKIを見れば注目に値する記事が掲載されていた。立民の候補者が安倍元総理銃撃事件の3か月前、同じ場所で演説をしたいと申し出たところ、候補者の背後に隙ができ、警備できない体制となるため許可しないと言って断られていたそうだ。実に不可解な見解である。ならば、安倍氏の演説はなぜ許可され、誰が通したのかと云う話になる。そこが曖昧になっている。その辺りの主な記載を述べる。
『(1)演説会場の選択
近鉄大和西大寺駅北口のガードレールで囲まれた台形のゼブラゾーンは360度を見渡せる場所で、背後には県道104号谷田奈良線が通っていた。参院選公示後の2022年6月25日、自民党幹事長の茂木敏充はここで応援演説していた。警察庁は事件検証の中間報告で、6月25日の警護警備計画が「安易に踏襲」されたと述べた。
立憲民主党代表の泉健太が2022年4月に同じ場所で演説したいと申し出たとき、県警は「車や人通りが多く、後方の警備が難しい。泉代表の真後ろに警護員を立たせてほしい」「防弾マットや鉄板などで、選挙カーの手すり部分より下を覆うことはできないか」「銃撃され、地面に伏せた際、身を守れるような装備を準備してほしい」など細かく提案した。このため、泉は少し離れた場所で演説を行わざるを得なかった。日本維新の会は公示後、ゼブラゾーンから北約150メートルの路上で街頭演説を複数回行った。緊急時に使える車も用意された。公明党は、「選挙カーを近くに置けない」という理由で、南口で演説会を行った。日本共産党は、公示前の6月11日に党副委員長の市田忠義が同じ場所で演説したが、市の許可を得てガードレールを一部動かし、エリア内に選挙カーを入れて車上で行った。佐藤の陣営関係者は7月8日に関し、「警察から安全上の問題があるとは指摘されなかった」と取材に答えている』
犯行現場になった場所については責任を持つ奈良西署においても見解が異なっていた模様だ。これはもしかすると担当した警察官個人の見解によって左右されていたのかもわかりませんね。演者の背後に隙ができるので場所を移動しろと言った警察官の特定がないので何とも言えないが的確な指示を出す人もいたと云うしかないわけだ。奈良県警と云う組織が演説場所をどう見ていたのかわからないということになります。その点において無責任と云うことではないのだろうか。つまり、広島県警本部長が現時点で、任せろと胸を張る責任の中身は末端の各警官の見解まで踏み込めるのか? そこが疑問にならないのかと云うことだ。また、奈良県警と警察庁はこの事件で責任ある部門の警官を大量の辞職に追いやっている。
注目するべきは、警察庁は、この事件の捜査によって、はじめてローン・オフェンダーの存在に気が付き、対応の方法について研究することになったらしい。WIKIにも書いてあった。
『本事件のように特定のテロ組織に属さない個人がインターネット上で銃器や爆発物の製造に関する情報を容易に入手できたという問題点を踏まえて、警察庁ではローンウルフ型テロを「新たな脅威」と位置づけ、銃器対策やネット上の情報収集を強化する方針も固めた』
ローン・オフェンダーとはローンウルフに近い内容になるらしいのであるが『テロ組織と関わりのない個人がインターネットなどを通じて独自の思想に感化され、単独でテロ行為に及ぶことを表す用語である』
米国にはその具体的な実例が腐るほどあり、最も著名な事件は1995年に起きたオクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件である。湾岸戦争にも一兵士として参加したごく普通の米国人がどこの組織にも属さず、妄想を育て上げて爆弾を作り、連邦政府の名を冠したビルに爆弾を仕掛けたという事件である。犯人は、当局が追い求める想定外の人物であったということだ。どこの司法当局にもマークされたという経歴がない一般人である。安倍氏襲撃事件も事件が起きてから動機が推測できるという人なのだ。警察関係者にとっては未知の人物と云うレベルにある。
広島県警の仕事が過酷なものになるような気がする。彼等には未知との戦いが待っているのかもわかりませんね。それもこれも財務省の岸田の我儘が原因の惨事になるかもわかりません。岸田に責任が取れるのか? 各国首脳の国葬を主催すると言い出すかもわかりません。恐ろしいことだ。
投稿: 旗 | 2023年3月30日 (木) 03時00分
【韓国から沸き起こる新たな難癖の発掘について】
いくらでも出て来る難癖について、毅然たる対応をしなければならない時が来るようだ。
Yahoo!に記事があった。
『【NEWSIS】共に民主党の代表候補、薛勲(ソル・フン)国会議員は26日、中国遼寧省大連市の旧旅順監獄で行われた安重根義士の追悼式に出席し、「日本が本当に過去の過ちを反省し、本気で韓日関係を改善したいならば、安重根将軍の遺体捜索に積極的に協力すべきだ」と述べた。
薛議員は「安将軍を記憶し称える追悼メッセージの代わりに、韓国の国会議員として日本政府に送る公式メッセージを述べる」とした上で、「我々は日本との独立戦争中だった。安将軍は我々の独立のために戦場の真ん中で激しく戦った将軍だった。安将軍も法廷で一般刑事事犯ではなく戦争捕虜として、国際法に基づき軍事裁判を受けるべきだと堂々と叫んだ」と述べた。
薛議員は「日本はどうしたか。自分たちが我々に行ったあらゆる蛮行が安将軍の裁判で天下に露見することを恐れ、日本の刑法で裁判を急ぎ、死刑宣告を下した。そして遺体を我々が絶対に見つけられないよう隠ぺいした」と指摘した。その上で、「我々はその日から安将軍の遺体を探し続けた。我々は113年探し回った。今、安将軍の遺体を見つけることができる道はただ一つだ。日本政府の協力が絶対的(に必要)だ」と述べた。
薛議員は日本政府に対し、「安将軍の遺骨をどうしたのか。埋葬したので間違いないのか。埋葬したならばどこに埋葬したのか。今からでも全ての状況を詳しく明らかにしてほしい。きっと日本には当時の安将軍の遺体処理に関する機密文書が存在するはずだ」と述べた。』
妄想に支配された基地外の妄言である。1910年に処刑された死刑囚安重根は、共同墓地に埋葬されたという言う事実がある。その場所も1956年までは韓国人も知っていたようで、その墓参りまでしている記録が残されていたらしい。その後誰も訪れることがないまま打ち捨てられ、共同墓地の場所を含む大掛かりな開発があったのかもわからないが、行方不明となったらしい。
安重根は我が国と独立闘争などした人ではない。それは裁判の記録に基づく報道記事から明らかになっている。彼は天皇支持者であったらしい。大きな誤解があって伊藤博文が彼の敵かのように吹き込まれ妄想するようになったという記録のみが残っている。だから、この韓国野党議員の言う内容は妄想である。そして、1956年まで墓の所在が明らかになっているものを機密扱いにするような文書は最初から存在しない。安重根の親戚からも見捨てられていたので誰も墓参りに訪れることもなかったというのが実情ではないのだろうか。1956年に墓参りをしたと言った人は同じ共同墓地に埋葬されていたアナキスト李会栄の孫の言葉である。
東亜日報の2010年3月26日の記事に残っている。
『安義士の遺体はいったいどこにあるのか。何より、旅順監獄の近隣に埋まっている可能性が高い。しかし、日本政府が当時敏感だった国際ムードを考慮して、別の場所に移した可能性もなくはない。
旅順の監獄で処刑された友党の李會栄(イ・フェヨン)の孫の李グクソン氏(66)は昨年(2009年の発言で)、「13才の時、父とともに安義士の墓地に行ったことがある。40年代に旅順監獄に勤めた日本人医師の古賀初一の回顧録に記録された安義士の墓地の位置と一致する」と主張した。李氏が入手した日本人医師の回顧録には、「安重根氏が監獄から300メートル離れた墓地に埋められた」と記録されている。』
医師の回顧録は機密文書ではない。埋葬地そのものは広く知られていたという話であるが、朝鮮人社会ではそれを引き取ると云うようなことがなかったらしい。だから1956年(昭和31年)まで打ち捨てられ顧みられることがなかったようだ。李明博大統領の代になって安重根の墓と遺骨を探すのだとぶち上げたことが契機になっている。彼は何もできなかった。そして民主党の松本外務大臣(彼は伊藤博文の玄孫である)に安重根の墓の処置を記した機密文書を探してもらいたいとお願いをしたらしい。松本大臣は快くそれに応答したらしい。しかし、彼も何もできなかった。だから、我が国政府は機密文書を隠していると妄想されているのである。
安重根の遺骨が機密扱いにされていた期間は存在しない。共同墓地に埋葬されている遺骨が機密扱いを受ける理由が思いつかない。なのに韓国人は妄想するのである。歴史認識が出鱈目すぎる上に根拠となる資料の一切が最初からない。旧民主党の松本剛明が何と言ったのかについての資料が残っているなら提示をすればいいのにそれもない。新たな難癖と言われる所以である。
彼等をまともな人々と思ってはいけない。妄想を根拠に話をするからだ。
安重根の遺骨はどこかに埋まったままだろう。我が国政府はそれに一切の関与がない。その上、関与する気もない。はっきり言うべきだ。
投稿: 旗 | 2023年3月31日 (金) 01時20分
【小西議員の騒動があって、安住が云うのか? タイミング的にどうかと思う人々は立民にはいないのだろう】
記事があった。
『立民・安住氏、衆院解散「受けて立つ」
立憲民主党の安住淳国対委員長は28日、千葉県市川市での街頭演説で、早期に衆院解散・総選挙が行われる可能性に触れ、「われわれ野党は受けて立たなければいけない。いいチャンスかもしれない」と述べた。
安住氏は「解散の空気、雰囲気を与党側が醸し出している」と指摘。この後の会合では「(前回衆院選から1年5カ月ほどの)短い期間でここまで解散風が吹くということは今までない。本気で解散する気なのかもしれない」と語った。』
小西参議院議員の声はなかった扱いになっている印象を受けるのだが、それを千葉で発言するのが安住なのだ。何か思う処があるのかもわからないが触れない方がいいのか?
それはともかく、立民はウクライナ戦争について思う処があれば発言すればいいのに、立民のHPを見ても彼等がウクライナ戦争について何を思っているのかわからないままだ。安全保障問題は、彼等のHPでは扱いが低い。改憲同議の発議他を扱う委員会の立場に憲法審査会はあるのだが、憲法改正とかを具体的に議論する場になっているのかどうかよくわからない。そこに行きつくための憲法審査会にはサルが週1回の割合で出席していると小西議員の証言があることが今回明らかになったらしい。立憲民主党内で、小西議員の発言がどのように扱われることになるのか興味がある。
サルでも考えることが出来るという意味なのかどうかによる。小西議員はサルをどういう手続きで人間世界にある国会に呼んでいるのか明らかにして説明をしてほしいものだ。立民には、小西議員がいう処のサルは11名も存在する。サルと呼ばれた議員の見解も知りたいのだが、その記事がない。反日系メデアなら飛びつくと思っていたのに残念である。
怪しい文書を国会で審議させようとする意図がある議員なので、何を考えて行動しているのかよく解らない。立民は、こういう議員を野放しにしていて国会は大丈夫なのだそうだ。衆議院議員の安住がそう言っている。根拠のない自信は、お困りの国と同じではないのか?
我が国は政治家の能力に恵まれていないのではないか? 残念では済まない。
投稿: 旗 | 2023年3月31日 (金) 02時43分