LGBT理解増進法案など
石破 茂 です。
いわゆる「LGBT理解増進法案」が16日の自民党政調審議会と総務会で了承され、党議決定となった件につき、多くのご意見が寄せられております。
私は総務会において、①「本法案により、女性の人権が決して侵害されないとする法的な担保が必要。公衆浴場の女性用浴場に、外形は男性だが心は女性であるとする『トランスジェンダー女性』が入ることを拒んでも、浴場運営者が当該トランスジェンダー女性から訴訟を提起されるリスクを負わないことを明確にすべきである」②「本法案の党議決定はG7広島サミット開催とは何の関係もないことを、主権独立国家として当然の在り方として明確にすべきである」との二点を申し上げました。
これに対する提案者からの回答は①「公衆浴場法第3条は『(公衆浴場の)営業者は、公衆浴場において、換気、採光、照明、保温及び清潔その他入浴者の衛生及び風紀に必要な措置を講じなければならない』と定め、トランスジェンダー女性の女性用浴場に入る行為を制止することはこの条文の『風紀に必要な措置』に該当するので、訴訟リスクは発生しない」②「本法案の党議決定並びにこれに続く国会提出は広島サミットとは何ら関係がない」というものでした。
公衆浴場法第3条にいう営業者の風紀に必要な措置を講じる義務とは、主として男女の混浴を禁止するためのものとの趣旨であり(昭和23年8月厚生事務次官通知)、施設設備面の整備が主眼と思われ、これがストレートに適用されてトランスジェンダー女性の女性用浴場への立ち入りを制止する法的な根拠となり得るのか。建造物侵入罪との関係も整理が必要でしょう。自分は女性であると心から認識している場合と「なりすまし」の場合では、構成要件該当性は同じでも、違法性の意識の点では決定的に異なるようにも思われます。法案審議の過程でこれらを明らかにしていかなければなりません。
この法案を審議する総務会が甲論乙駁の大荒れとなることを予想して身構えていた執行部は、強硬に反対する議員のオブザーバー出席も、発言もほとんど無かったことに、いささか拍子抜けの体でした。総務会長が認めれば所属議員はオブザーバーとして参加し発言も許される、というのが自民党総務会運営のルールであり、平成4年の政治改革法案審議の際、我々当選1、2回の政治改革法案に賛成の立場の若手議員は大挙して総務会に出席して発言しました。当時の総務会のメンバーはほとんどが大臣経験者のベテラン揃い、総務会長は佐藤孝行先生、幹事長は梶山静六先生という、我々若手議員からすれば足が震えるような威圧感の中で、それでも必死に発言したものでした。
今は平場の部会で発言するだけ発言して、反対している人々に己の存在を示せば後は執行部の意向に従うという考えなのか、「雉も鳴かずば撃たれまい」ということなのか、いずれにせよ随分と様変わりしたものです。自民党から自由な議論の気概が失われつつあるようで、強い危惧を抱きます。
16日の自民党安全保障調査会・国防部会で、1月に発生した護衛艦「いなづま」の事故についての報告が防衛装備庁と海上幕僚監部からなされましたが、にわかには信じられないようなヒューマンエラーの数々により事故が発生したこと、補修部品の調達に時間を要するため修理に4年はかかるとの報告に、出席議員の多くが愕然とし、このようなヒューマンエラーが連鎖的に起こるのは「いなづま」だけの問題ではなく、海上自衛隊全体に構造的な原因があるのではないか、部品の調達に長大な時間を要するようなことで果たして継戦能力は維持されるのか等々、様々な意見や懸念が出されましたが、これを報道したメディアはありませんでした。
「いなづま」が座礁して動けないままになっている映像は何度も放映されましたが、このような本質的な問題が報道されないのは「絵にならないので視聴率が取れない」からなのか、そもそも問題意識が欠如しているからなのか。これは軍事専門誌も同様で、これは報道すれば自衛隊との関係が悪くなって情報がもらえなくなることを恐れてのことなのか。
いざ有事となり、様々な問題点が露呈して初めて、国民はこの恐ろしさに気付くのでしょうが、その時にはもう既に多くの犠牲が生じて国家が危機に瀕していることでしょう。改善は焦眉の急です。
ドックでの定期点検終了後、直ちにテスト航海に出航する予定となっていたため、年末のドック入りの前に「事前研究会」という出航前の打ち合わせが義務付けられていたのですが、乗組員の年末年始の休暇取得を優先してこれを行わなかったとのことです。士気や体力の維持のために十分な休養を取ることは必要ですが、休暇の取得が本来の業務、ましてや安全確認作業に優先するなどということなど決してあって良いはずがありません。艦艇乗組員の勤務環境の実態を早急に調査し、必要に応じて見直さねばなりません。自衛官も国家の行政組織の一員たる(特別職)国家公務員であるから処遇も規律も公務員に準ずるという体制は是か非か、という根本問題から政治が目を背けてきたことのツケは、いつか必ず国民に返ってくるのです。
そして、都合の良い情報を優先し、そうでない情報を等閑視すれば、国も組織も滅びます。昭和16年12月の日米開戦前夜、この戦争は絶対にしてはならない旨の至急電を30通も打電したにもかかわらず政府にこれを黙殺された駐スウェーデン日本国武官・小野寺信の映像(「日米開戦不可ナリ 小野寺大佐発至急電」NHK特集・1985年)を見返して、改めて強くそう思いました。
広島サミットが開催され、岸田総理とバイデン大統領の会談も行われました。核についてNPT体制を強化するのであれば、ウクライナがNPT体制の維持のために核兵器を放棄する際に合意された「ブダペスト覚書」が何故履行されなかったのかも検証されなければならないのは論理として必然でしょう。なぜなら、ブダペスト覚書の不履行が結果として核拡散を助長することになっているからです。
次にわが国が考えなければならない問題は、北東アジア地域における軍事力のリバランスのためのミサイル配備についてです。米軍の日本配備か、日本独自のミサイル配備か、あるいは両方か。韓国の核保有の可能性も視野に入れた議論が必要です。
広島の平和記念資料館を視て、核保有国首脳、とりわけ原爆投下の当事国であるアメリカのバイデン大統領はどのような感慨を抱くのでしょう。原爆投下には直接関与しなかったものの、東京をはじめとする日本の主要都市に対する無差別爆撃を立案・実行して多くの無辜の民を虐殺したカーチス・ルメイ爆撃集団司令官は、その後1964年に日本政府から、航空自衛隊の創設に多大の功績があったとの理由で勲一等旭日大綬章を授与されていますが、昭和天皇はこの時、親授をなさらなかったとのことです。昭和天皇の大御心は知る由もありませんが、それを推測するとき、恐懼にたえません。
私が会長を務める自民党水産総合調査会が今般、スマート水産業の推進についての報告書を取りまとめ、一昨日総理や財務大臣に申し入れました。約40年前、昭和の終わりごろの水産業ピーク時と比較して、漁獲量が3分の1、生産額が2分の1、就業者が4割の13万人となった現状は、産業としての持続可能性すら危ぶまれる事態です。「格好よく」「稼げて」「革新的な」水産業(新3Kと称しています)を確立し、資源管理と漁業者の所得向上を両立させる切り札が、AI・ロボ・ドローン・各種センサーなどを活用するスマート化である、と考えております。
今日は雨模様ですが、今週の都心は夏日の多い一週間でした。皆様、ご健勝にてお過ごしくださいませ。
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コメント
石破茂先生へ
LGBT法案に対する先生の深い知慮に敬意を表します。
私は幼少時代からテレビっ子で、ピーター(池畑慎之介)さんやカルーセル麻紀さん・美川憲一さんの歌やドラマ演技を見たり、成人以降は美輪明宏さんの著作やテレビ出演を熱心に読んだり見ている者で、美川さんや美輪明宏さんの人間性を尊敬している一人です。
でももしも自分の娘や息子が「LGBT」性同一障害だったら、親としてどんな感情と思いを抱くであろうか、と考えを巡らせるに違いありません。
欧米ではごく自然な、驚くに値しない内容ですが、日本が一般の市民社会に根付くにはまだまだ時間と論議が必要なのかもしれません。
広島サミットでは、ゼレンスキ-ウクライナ大統領が来日予定(記入日2023年5月19日)ですが、G7が結束してウクライナ支持と支援をすることに感激しています。
私はドイツやイタリアがロシアの天然資源目当てに、ウクライナ支持から離脱するのでは?と予測していましたが、そういう資源目当ての政争が皆無で在ることにも改めてG7各国の協調関係が上手く機能しているようです。
あとは岸田総理の満面の笑み。
衆議院解散総選挙をやりたくて仕方の無い自信たっぷりの笑みと私は強く感じ取りました。
投稿: 正木公二 | 2023年5月19日 (金) 19時20分
【 日本は終わる! 】
自民党に投票したんでしょ?
TPP断固阻止って言うから投票したら、政権盗ったらTPPを推進した。
おかしいじゃないかと批判したら、「TPP断固反対と言ったことは1回もない」とさ。
自民党は嘘吐き政党なんだ!
竹島の日を設ける。
尖閣諸島に公務員を常駐させる。
移民政策は採らない。
自民党は国民の期待を裏切り、嘘ばっかり吐いている。
これが地方選挙で、自民党が維新の会に敗けた理由だ!
日本の政治が駄目に成った本当の理由は、自主防衛を放棄したからだ。
日本有事の時は、日米協力し合って、日本を防衛するのだが、日米軍の指揮を執るのは米軍だ。
おかしくないか?
日本を護る自衛隊が、米軍が主導する日本防衛の指揮下に入るなんて!
多分、自衛隊が単独で、日本を護る軍事作戦プランも無いし、訓練もしたことが無いんじゃないの?
その状態で、日本有事の時、在日米軍が、アメリカに帰ったらどうなると思う?
自衛隊が主体の日本防衛プランが在れば在日米軍が帰っても何とか戦えるよね。
しかし、在日米軍主体の日本防衛プランで、在日米軍が帰って仕舞ったら、お仕舞いだよ。
だから、自民党政権は、アメリカの機嫌を損ねるのを何より恐れるのだ。
従って、日本が自主防衛を始めない限り、日本はアメリカの顔色を窺うことに成る。
自民党が野党の頃、民主党から政権を奪取しようとしている時に発表した憲法9条改正案は素晴らしいものである(注1)。
憲法に「国防軍」を書き込み、軍隊に必要な、軍法会議(「審判所」(平成24年草案:第9条の2第5項))も憲法に規定した。
これで、憲法上は自主防衛が可能になる。
これには多分アメリカは驚いただろう、
平成24(2012)年草案が現実化したら、憲法上日本は自主防衛が可能になり、アメリカの軍事的援助が不要に成るからである。
故に、安倍総理にプレッシャーを掛けて、平成24年草案を骨抜きにした。
平成30(2018)年に安倍自民党が発表した憲法9条改正案は平成24(2012)年草案とは似ても似つかぬ実に酷いものである(注2)。
憲法に「国防軍」を書き込むのを止めて、自衛隊を書き込むとか、軍隊に必ず必要になる軍法会議を規定するのを止めるとかで、丸でやる気が見えない。
平成30(2018)年の憲法改正草案では、自主防衛は出来ないのに、自衛隊の米軍に対する融合化が進むのではないか?
日本の凋落は自主防衛を放棄したことにある。
もし日本国民だけで、日本を護るとしたら、徴兵制の導入が必要である。
しかし、日本国民の海外派兵は強制しない。
何故なら、国民には国土防衛義務があるが、他国侵略義務は無いからである。
徴兵制による国土防衛軍と、志願制による海外派遣軍の二本立てで良いと思う。
日本が自主防衛を放棄したから、アメリかに付け込まれ、年年歳歳、日本の国益を削られている。
自民党は、日本の国防に在日米軍はマストだと思っている。
だから、TPPも竹島の日も、尖閣諸島も移民政策もLGBTも全てを呑んだ。
自民党が強い決意で、自主防衛の実現を成し遂げる覚悟を持たない限り、日本は終わる。
(注1)【 自民党 日本国憲法改正草案(平成24年4月27日(決定))
https://storage.jimin.jp/pdf/news/policy/130250_1.pdf
(日本国憲法改憲草案)
第二章 安全保障
(平和主義)
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国平和を誠実に希求し、国権の発動としての戦争を放棄し、力による威嚇及び武力の行使は、国際紛争を解決する手としては用いない。
2 前項の規定は、自衛権の発動を妨げるものではない。
(国防軍)
第9条の2
我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保するため、内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍を保持する。
2 国防軍は、前項の規定による任務を遂行する際は、法律の定めるところにより、国会の承認その他の統制に服する。
3 国防軍は、第一項に規定する任務を遂行するための活動のほか、法律の定めるところにより、国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動及び公の秩序を維持し、又は国民の生命若しくは自由を守るための活動を行うことができる。
4 前二項に定めるもののほか、国防軍の組織、統制及び機密の保持に関する事項は、法律で定める。
5 国防軍に属する軍人その他の公務員がその職務の実施に伴う罪又は国防軍の機密に関する罪を犯した場合の裁判を行うため、法律の定めるところにより、国防軍に審判所を置く。 この場合においては、被告人が裁判所へ上訴する権利は、保障されなければならない。
(注2)【 産経ニュース 2018/3/25 21:09
自民党大会 「改憲4項目」条文素案全文(抜粋)
https://www.sankei.com/article/20180325-4JNSZD6FAJLDLKCEN4652L4W7A/
(※第9条全体を維持した上で、その次に追加)
【9条改正】
第9条の2
(第1項)前条の規定は、我が国の平和と独立を守り、国及び国民の安全を保つために必要な自衛の措置をとることを妨げず、そのための実力組織として、法律の定めるところにより、 内閣の首長たる内閣総理大臣を最高の指揮監督者とする自衛隊を保持する。
(第2項)自衛隊の行動は、法律の定めるところにより、国会の承認その他の統制に服する。
©2020-2023 The Sankei Shimbun. All rights reserved. 】
投稿: 三角四角 | 2023年5月19日 (金) 20時57分
石破閣下
ポンコツモデラーのポンコツコメントです。
「LGBT理解増進法案」に関して諸外国のようなことは起こらないように思えます。これはキリスト教的な厳格な区別ゆえの問題であるように思えるのです。つまり「気持ち悪いけど悪人じゃあないよね」と言った感じの取りようなのでそんなに問題視しないのではという事です。甘く見過ぎかもしれませんが。
護衛艦の件はまさにアメリカ海軍に例在りです。スチーム菅の欠陥が発見されその結果太平洋艦隊のすべての巡洋艦と駆逐艦が1年にわたり洋上に出られないという事件がありました。1本の予備も無かったのです。悠長なものですね、大西洋艦隊から借りてくればとも思ったのですが、なんと形状が太平洋艦隊と大西洋艦隊とで違っていたそうです。成仏しそうな話はどこにでもあります。現行ロシア艦隊の航空母艦は航空機の発進ができません。煙突に取り付ける無煙装置が作れなくなって煙で離着艦出来なくなってしまいました。成仏しています。戦争、軍隊では間抜けが少ない方が勝つという金言が有ります。ですから自衛隊にはこのようなヘマは出来るだけ少なくして頂きたい。
戦争の人殺しの起きない世を望みます。そして早くウクライナでの殺生が、正義とか悪とかのたわごと抜きで終わって欲しいと望みます。
「ブダペスト覚書」はウクライナへの軍事行動の予備条項だったと見なすのが外交慣習だと思います。一度核を装備した国が核武装を解くとどうなるか再確認されたのだと思います。攻める前に不可侵条約を結ぶのは鉄則だったような気が・・・。「本心は別に有り。」とはこのような事で政治家の本心も見えにくい。閣下の今回のお話もその例の様にお見受けしました。乱文・乱筆お許しください。
投稿: 野村嘉則 | 2023年5月19日 (金) 20時58分
自称「保守派」の議員の皆さんは、口角泡を飛ばしてLGBT法案に反対してましたが、あれは「保守派」支持者へのパーフォーマンスなんですね。
華々しいことのない部品管理、特に兵器のような特殊仕様の部品管理の大切さは理解されにくいですね。諸外国では、兵器調達額に占める予備部品の割合はどの程度なのでしょうか?
昭和天皇がルメイに親授なさらなかったこと初めて知りました。
どれもマスコミでは得られない情報・卓見ばかりで大変勉強になります。
ご自愛ください。
投稿: 水の月 | 2023年5月20日 (土) 01時21分
女性の権利が認められなかった時代は終わり、平等な時代に進みました、人間に差がないのだから、等しい扱いで正しい、そう思います、性の問題も同様に、同じ人間だから差別は駄目
本来の人間である問題で、此れで良いと思います、石破茂先生、平和国家日本の再生をお願いします
投稿: 高埜寿一 | 2023年5月20日 (土) 05時53分
石破さんG7サミット、失敗でしたね。
理由は以下の通りです。
目立ったのは、岸田総理大臣の得意満面の郷土に錦を飾ったような軽薄な得意満面と、中学生の修学旅行のような.国家元首の観光旅行そのものの楽しみでした。一列に並んでにこやかに記念写真を撮る様は、戦争等何処吹く風、何年かぶりの同級会か老人の慰安旅行のようでもありました。
世界が、危機的な戦争のの恐怖に見舞われているなど陰すらも見えませんでした。
遅れて到着したゼレンスキーの思い詰めた深刻な緊張感に満ちた表情とはまるで別世界のような光景でした。
そのゼレンスキー大統領を原爆慰霊碑に招いて慰霊の献花をするという。其れで原爆記念館の原爆の悲惨を案内するという。
冗談じゃない。常軌を逸している。戦争当事国の大統領で、日々悲惨な戦争で自国民が無残な死を迎えているその当事者に、遠い過去の観光地化している原爆碑に慰霊の参詣をさせるという。
自国の国民の犠牲者の入れすら出来ない状況でなんたる非道無慈悲だ。無節操で不躾て無礼としか言い様がない。
日本人はいつからこんな浅薄非常識をする億民意なったのか。
総理大臣の薄ら笑いが無思慮無能の表現にしか見えない。
さて、ゼレンスキーがG7に合流しました。
事態はどうあれ、今回のG7は実態はお為ごかしの上っ面の支援と軽薄浅慮な、口先だけのリップサービスに終始しました。
G7とウクライナの連合体制が構築されました。
取り纏めたのは、岸田日本国総理大臣です。
その岸田が、侵略は断固許せない、核による威嚇も恫喝も絶対に許さないと宣言しています。
此、当に、G7連合による宣戦布告です。
許せなければ戦争しかないのです。
其れを議長国たる日本の総理大臣が宣言すれば、其れは、宣戦布告そのものです。
その音頭を取ったのが岸田だとなれば、恨みは日本に向かうでしょう。
F16の供与が本格化し、NATOからの援助が青天井になれば、全面戦争が始まります。
一番最初に犠牲になるのは日本です。見せしめのスケープゴートになるからです。
バイデンもアメリカも、日本を守らないという読みが見え透いているからです。
ロシアからの攻撃は、確証破壊になるでしょう。
宣戦布告もなく、全てのミサイルが発射された後で、攻撃が宣言されるでしょう。
日本人は、今回のG7で引き受けさせられた役割の意味をその時に知ることになるでしょう。
その破壊を見せつけて、次は何処だという威嚇をG7諸国に向かって発信するのです。
今回のG7会議は、その新たなステージの始まりになります。
繰り返しますが、其れを取り仕切ったのは日本です。
G7諸国もその機会を利用したのです。
支援してウクライナを勝たせるという目論見は、ウクライナのためにもロシアのためにも、世界の平和のためにもなりません。
ロシアに勝つことでは、何の解決にもならないからです。
ロシアが敗退すれば、平和で民主的国家が生まれると考えるのは全く何の根拠もない妄想です。
ロシアを潰しても何も解決しないのです。ロシアを潰すことではなくて、戦争を止めることが目的でなければ何も解決できないのです。
広島は、日本が敗戦を受け入れた記憶の慰霊碑です。
そこからしか平和は始まらないのです。
一億玉砕、勝つことしか救われないと考えた日本人が敗戦を受け入れて戦争を止めて、平和国家を築いた歴史こそ語るべき日本の叡智のはずです。
石破さん、必要なことは、今直ちに戦争を止めることです。
其れが出来なかった今回のサミットは失敗です。
F16が供与され戦渦は無限に広がっていくでしょう。
世界がその悲劇に見舞われようとしています。
ロシアを敗退させようとする目論見は失敗するでしょう。
ウクライナに正義があるように、ロシアとロシア国民にも、決して譲る事の出来ない正義があるからです。
投稿: かも | 2023年5月21日 (日) 07時53分
5月21日日曜日
○ 岸田首相と平和運動家達の論理破綻
「核兵器保有国を含む、各国指導者に、「核兵器被爆の実相に触れていただき」、核兵器廃絶への意識を持つ、核軍縮に向けてのG7行動原案を作った。」
(以下は、私、山口達夫の感想)
・普通常識的に考えて、中国が核弾頭数を3倍に増やす方針の政策であったり、ロシアが戦略核兵器の質的、量的拡大を始め、北朝鮮が、ICBMや中距離弾道弾の開発や核弾頭の小型化を国力の全力でやっている状況で、「核の被弾における恐怖を掻き立てることしかありえない、資料、写真、言葉、を得て」普通、恐怖から逃れるために、自国の核整備の質的、量的に増やす方や、核武装をしたくなる欲求を増す方が、普通の感覚であり、自滅する様な、自国の抑止力の減退など、感覚が狂った集団ヒステリーの人達でしかありえず、そんな感覚を世界の指導者が持つはずがないだろう!
岸田首相は、「むしろ若い世代に核の実相に触れて欲しい」っていっているけど、少なくとウクライナの若い兵士が見たら、ウクライナの将来的核武装しか、希求しないと思う。
(記)
投稿: 山口達夫 | 2023年5月21日 (日) 15時48分
ウクライナ大統領、バフムト陥落確認か 掌握巡る質問に「ノー」
2023年05月21日(日)15時33分
[広島 21日 ロイター] - 日本を訪れているウクライナのゼレンスキー大統領は21日、バイデン米大統領との会談を控え、要衝バフムトはウクライナが依然掌握しているのかとの質問に「ノーだと思う」と答えた。同都市を制圧したとするロシアの主張を確認したものとみられる。
//
(以下は、私、山口達夫の感想)
バフムトの戦域で、連日、テルミッド焼夷弾の大量使用で、ウクライナ軍側の遮蔽物である建設物が、鋼材やコンクリートでも容易に溶かす3000度の熱量の熱戦で、炎の海の様な状況で、守備側の優利性なんて殆ど無い状況での攻勢を受けて、陥落したのが実情だろう。
厳しい戦域では、サーモバリック爆薬で窒息死による大量殺戮を強要したり、テルミッド焼夷弾で守備側の遮蔽物を全て熱線で溶かしながら前進してくる相手ですよ。
当然、中国が台湾や日米と開戦する折、同様の非人道兵器を大量使用することは十分覚悟すべきで、自衛隊やウクライナ軍は、米軍から同様の兵器を相当数供与、購入して対応すべきで、米軍は、この分野で出し惜しみすべきではない。
人道上の意味からもだ!
(記)
(追記)
ゼレンスキー大統領が、「バフムトの現在の状況が、原爆投下直後の広島の状況と酷似している。現状のバフムットは全てが焼け焦げ粉砕され、全く、建物など残っていない。」
って発言しているけど、ロシアが既に現在使っている兵器が、核兵器に酷似した、いやそれ以上の熱線を与える非人道兵器である事実を示していることを、世界はもっと理解すべきだ。
(記)
投稿: 山口達夫 | 2023年5月21日 (日) 23時08分
ウクライナに自衛隊車両100台規模供与 首相がゼレンスキー氏に表明
2023/5/21 21:01
岸田文雄首相は21日、G7広島サミット出席のため来日したウクライナのゼレンスキー大統領と広島市内で会談した。首相は、トラックなど100台規模の自衛隊車両や約3万食の非常用糧食を提供する考えを伝えた。
会談は約50分間行われた。首相は「ロシアの核兵器による威嚇や使用はあってはならない」と訴えた。ゼレンスキー氏も、広島平和記念資料館(原爆資料館)への訪問や原爆慰霊碑の献花を通じ、「核兵器のもたらす被害の甚大さや戦争は許されないことを再認識した」と語った。
また、首相は「困難な中、サミットに参加頂いたことを心から感謝する」と述べた。ゼレンスキー氏も「(新興・途上国などの)グローバルサウスを招待したことは素晴らしい」と謝意を述べた。
//
(以下は、私、山口達夫の感想)
殺傷力のある兵器輸出の解禁がまだできていない段階で、兵員輸送や補給等に活用できるトラック等100台は、理想を言えば、その数倍は欲しいところだろうが、まあ、前進だと思う。
せめて、防弾仕様等をフルスペックで出して欲しい。
(記)
岸田内閣の支持率56%、サミット効果で9ポイント上昇…読売世論調査
2023/05/21 22:00
読売新聞社は20~21日、全国世論調査を実施し、岸田内閣の支持率は56%となり、前回(4月14~16日調査)の47%から9ポイント上昇した。内閣支持率が5割台を回復するのは8か月ぶり。不支持率は33%(前回37%)だった。
G7広島サミットでの外交成果などが支持率を押し上げたとみられる。
//
(以下は私、山口達夫の感想)
今解散を考えないのは、かえって不可解!
(記)
投稿: 山口達夫 | 2023年5月21日 (日) 23時38分
初めまして。
イシバチャンネルを毎回楽しみに観ております。少し前からこちらのブログも読んで勉強させていただいてます。
私は学が無いので稚拙なコメントにてお恥ずかしいですが、応援してます。
お忙しいと思いますが、くれぐれもご自愛ください。
投稿: 仲條 美穂 | 2023年5月22日 (月) 14時54分
石破先生
今晩は!!。
日毎に初夏から夏らしくなり、時には暑ささえ感ずる気候となりました。それでも気温は昼夜、気候の変化などにより温度差があり体調の管理が難しいようであります。
このような中、先生に於かれました国会関係に、講演やメディア出演などに多忙な事と拝察申し上げ、大変お疲れ様であります。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の「国の将来を憂う者」であります。今回も、この一週間の気付いた点や拙論を述べて見たいと存じます。
さて、先生のブログの冒頭にもありますように自民党「LGBT理解増進法案」の骨子が党総務会などに於いて党議決定されたとの御由、
然しながら反対議員の欠席も目立ち、出席議員からの発言も殆どなく執行部に一任のような形で決定してしまった事への先生の懸念が伝えられて居ります。党議決定が所謂「閣議決定」のような形で国会に提出され、賛成多数によって余り議論が煮詰められる事無く成立されてしまう場合が多く、先生と同様大変懸念するところであります。
所謂「トランスジェンダー層」への社会的理解の認識論の事のようであります。
人には色々な「性認識があり」その事は認めるものの、その事と社会生活の中で「権利として認める事は別物である」と思う者であります。「LGBT」と「性同一性障害」とは別なもののようであり、「LGBT」は個々人の性認識に対して、「性同一性障害」は多分に病的な部分があり、その違いは理解しておく必要があるようです。
その為、違いを認識しなければ公衆トイレ、公衆浴場での扱いに混乱を来たす事が考えられます。
世の中には恰もその事に理解を示し、寛容になる事が時代の先端を行くかのような風潮がありますが、大方の人々はこれらの「性差」を理解し、その上で社会生活を営んで居るのであります。
社会生活に於いては「マジョリティ層」が「マイノリティ層」によって、社会生活上での不利益を被る事は、社会生活を混乱させるばかりであります。
次に先生も述べられて居ります、護衛艦「いなづま」の海難事故、更に過日の沖縄宮古島沖での陸上自衛隊第8師団長を乗せたヘリコプターの墜落事案など、所謂「ヒューマンエラー」についてであります。
どんな機械物でも故障は付き物ながら、人間の行うその修理の不完全なままの再使用を「ヒューマンエラー・・・人的事故」と云う場合も多くあるようです。問題なのは「事故調査に時間が掛かりすぎ、マスコミやメディアも何時かしら報道しなくなくなり、世の中より忘れられてしまう事であります。公的機関の調査結果を急ぎ、必ず世の中に知らしめる事を立法化すべきであります。それが事故の「知見を活かすこと」と云うのではないでしょうか!!?
次に、政府は過日の岸田総理からの「異次元の少子化対策」として、財源は「社会全体で負担」とし、新聞報道によれば社会保険料上げを念頭に置いているようであります。社会保険料のうち、高齢者を含む全世代や企業より広く薄く徴収する狙いのようであり、医療保険料の引き上げ幅も押さえる為に、医療費の歳出削減も図る方針のようであります。
しかしその方針には『待った!!。』であります。
それでなくても国民の社会負担率は大きく、所謂「五公五民」と云われる中、昨年から今年にかけての物価高騰はすさまじく、食料品のみならず全品目にも及び、先日も各電力会社の大幅値上げ申請も認められ、国民生活は益々逼迫の状態であります。消費税の値下げも無く、先の総裁選でも公約にあげられた金融所得への増税は見送られ、国民は怒り心頭であります。
国民の生活への配慮は全く考えて居らず、やりたい放題ではありませんか!!?これでG7を成功として支持率が上向き、国会解散をもくろんで居るようですが、とんでもありません!!。有権者はそんなに舐めたものではありませんぞ!!。
・・・どうも怒りに任せ記述の論調が激しくなり、申し訳ございません。
やはり、民意第一優先の石破先生の出番を渇望するばかりであります!!。
投稿: 桑本栄太郎 | 2023年5月22日 (月) 21時06分
法案審議中にお電話した徳島の石井です。公衆浴場法ではプール等の女子更衣室をカバーできないのではないでしょうか。また女子トイレの危険も依然として残ります。男女別の施設は戸籍の性別で(外国籍なら身体の性別で 男性器を残したままの女性IDがすでに可能)分けるという一文を入れていただきたいです、無理なら廃案を望みます。ァ以外では10代女性が女性自認男とプール更衣室を使うよう強要されたり酷い有様です。日本でそんなことを再現してはなりません。断固秩序を守り女性女児を守るべきです。
また学校での共同便所計画が渋谷区で持ち上げっており、それが池田小学校事件や文京区女児殺害事件の教訓が忘れ去られた子供を危険に晒すとんでもないものです。国民民主のくわずる氏ととファのすだけん氏が反対してくれていますが、心配です。https://twitter.com/nadeshiko1000/status/1660194633895530496行政がLGBT利権に狂うと弱い女性と子供が犠牲になります。
国連専門家は5/22「女性と女児が、脅迫や恐怖を感じることなく、性別、ジェンダー、性自認について発言できるようにする」と声明を出しました。https://www.ohchr.org/en/press-releases/2023/05/allow-women-and-girls-speak-sex-gender-and-gender-identity-without
世界は正常化に向かっています。日本もこの正常化にこそ乗るべきです。性自認の荒れ狂う異常な世界へ行く必要は1ミリもありません。
投稿: 石井 | 2023年5月24日 (水) 00時31分
先程投稿したものにプールで男と更衣室を使わせられている事例を追記します。ご動画をご覧になってみて下さい。この「トランス女性」と更衣室を使えと強要されていい女性など誰もいません。女性の人権を取り戻すため欧米の女性はもう10年も戦っています。性自認法制は女性の人権を破壊します。https://twitter.com/amisweetheart/status/1625194279244304384
投稿: 石井 | 2023年5月24日 (水) 00時47分
【いつの間にF16が我が国の自衛隊に採用されていたかのような誤解を拡散する左翼記者がいたようだ】
我が国政府がこの記者の表明に正式に答えを出さないと大きな誤解を世界に振りまくことにならないか心配だ。記者の勘違いなら記者本人が訂正するべきなのだが本日に至るもその表明がない。
東京新聞はこの記者の扱いをどうするのか表明するべきである。F16を我が国が採用した事実はない。それによく似たF2と云う機体はあるが似ているというだけでF16の能力に及ばない。何も知らない諸外国の空軍関係者は自衛隊が隠れてF16を採用していたのかと怪しむことになるだろう。無知がそこにあるなら誤解も生じる。わざとこのようなコメントを流しているのだとすれば、我が国を貶める意図があるのかもわからない。危険ではないか。政府は公式見解を出すべきだ。
それはともかく、ゼレンスキー大統領の訪日をどの段階で政府は知ることになったのか興味がある。それは、広島県警にとっても厄介ごとの追加であると思う。広島県警は反対したのではないかと思うがそれを跳ね返し、説得したのは何があったのか? このような些事ともいえるレベルから見ないと政府の本心はわからないのではないだろうか? フランス政府の政府専用機に搭乗して我が国領土に着陸したことの要にそれを許可した人がいるだ。誰が許可したのか?
財務省の岸田の立ち位置が、その許可の最初なのか最後なのかと云う問題だ。その辺りの記事がないので不明だ。ゼレンスキー大統領がフランスの政府専用機に乗って、・・・・と云う段階でシナ帝国の提案他を破壊したことが伺える。習近平の提案を無視したのだと思う。泥まみれの面を世界に向けることになった習近平と云うことだ。ゼレンスキー大統領にしてみれば領土の割譲があっての和平提案と云う脅しがシナ帝国から持ち掛けられていたのだろうと推測する。それは絶対に呑めないということを世界に公表するために、広島に殴り込みをかける気持ちでやってきたわけだと思いますね。
最高の舞台だ。財務省の岸田は、国際情勢に疎いのでノーと言わないだろうとという読みだけがあったと思いますね。結果、ゼレンスキーの目論見はほぼ達成されたように見えます。
7月に和平協定の為の会談を持ちたいとしたことは6月中にロシア軍の敗北を世界にさらす意図があるということですね。関ケ原を、どこにするのかについては、ゼレンスキーの中では決まっているのだろう。これはインパクトのある場所でないといけない。彼等には有能な参謀が付いているので間違いないだろう。
それはともかく、ロシアの敗北は目に見えている。問題はシナ帝国がどう動くかである。メンツを潰されたことだけで簡単に逆上する人々なので心配だ。
投稿: 旗 | 2023年5月24日 (水) 17時27分
今回のサミットの共通認識としては、コロナ禍の国際秩序の根幹を揺るがすロシアによるウクライナ侵略について考える、というものでしょうが、日本にとっては世界のトップを広島に招き、被爆国として日本の立場を世界に発信できる良い機会でした。料理でのおもてなしなど様々ありましたが、日本がこれから国際社会でどう存在感を示せるか、注視していきたいです。
投稿: 鶴 | 2023年5月25日 (木) 03時27分
防衛省軍事研究職の高橋杉尾氏のバラエティー番組での発言内容から
「ミサイル防衛に関して」
○ 「パトリオットは、低空から侵入する弾道弾に対する迎撃は、世界で最高水準で可能です。」
○ 「迎撃が出来ない弾道弾」とは、パトリオットにとって、むしろ、「低空域飛来」とか「軌道変則」が脅威になるのではなく、接近飛翔速度が特別高速な場合です。
○ 接近飛翔速度は、弾道弾の場合、打ち下ろし落下までの加速度蓄積、分かりやすく言うと、弾道弾の射程の長いものほど、脅威度が大きいと言えます。
○ 従って、プーチンがどんなにキンジャールを過大評価しても、精々、500km程度しかない射程から考えてパトリオットにとって迎撃は可能なはずです。
○ 問題は、もっと射程が長い中距離弾道弾に対しては、迎撃困難となることです。
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(以下は、私、山口達夫の感想)
射程数千キロの中距離弾道弾とは、中国製の中距離弾道弾ということになるだろう。
一方、この種の、射程の長い中距離弾道弾は、宇宙空間の高空を慣性飛行する過程があるので、こちらの方は、イージス艦のSM3が、宇宙空間で慣性飛行してくる弾道弾を迎撃するシステムになっているので、これは、中国側の弾道弾に対しては、パトリオットは無力、イージス艦が有用。(中国側の短距離弾道弾の方は、当然逆でしょうね!)
それゆえ、あたかも、SM3とパトリオットでは、2重の対応であるかのような説明をしているが、実体は、対象に応じて棲み分けがあり、ミサイル防衛を効率的にやるためには、両方運用する必要があるということらしい。
しかし、その様な、針を通す様なミサイル防衛の運用に対して、中国側は、日本に射程が届く中距離弾道弾を2千発以上もっており、浜田防衛大臣が、全力をあげて対弾道弾政策を推進しようとしても、「飽和攻撃」という手段の前に、そもそも、日本のミサイル防衛なんて、実効性は破綻しているとしか言いようが無い!
反撃力やトマホークの配備を超前倒しで推進するとか、中国側の弾道弾や航空機の消耗を早めるため、パトリオットや在来型対空火器の配備を重畳化して、自衛隊がヤラレル役を演じて、中国側の消耗から、米軍来援の安全性を少しでも担保しなければ、大量出血を強いられる日本への来援なんて、米軍は相当躊躇すると思う。
(記)
投稿: 山口達夫 | 2023年5月25日 (木) 17時49分
石破先生
こんにちは。いつも日本のために全身全霊で取り組んでいただき、誠にありがとうございます。
まだ6月始めにも関わらずこの暑さでまいりますね。加えて梅雨なので雨が降った日の通勤電車と言ったら蒸し蒸しジメジメです。
石破先生に置かれましては体調など崩されていないか心配です。ロシアの侵攻が始まってからはニュースもウクライナ情勢のテーマが多く、先生のお姿を拝見する機会が少なくなり寂しいです。これまで毎月のようにプライムニュースなどでお目にかかれておりましたのに…
くれぐれもお身体大切になさってくださいませ。これからも応援しております。
投稿: 春霞 | 2023年6月12日 (月) 21時28分
LGBTもついこの間までは野党党首全員賛成に挙手する中、岸田さん一人で反対にあげていたのに、サミュエル大使のひと声でコロッと変わったり、ウクライナ支援や防衛費アップは自分がやらせた的な事をバイデンさんが言っていたり、30年以上経済政策は失敗し続けてる中、増税増税言ってたり、増税したらしたで、またアメリカに貢いでみたり、アメリカの公文書で公開された戦後の日本に関するCIAの報告書にある色々な事、テレビを使った親米プロパガンダやWGIP的な事、CIAの協力者リストに芳しくない名前が沢山上がってる事等は国内メディアでは全く報道されてなかったり。
メディアもジャニーズ問題を見ていると、常識の範疇にはないですし。
ガーシー問題に至っては、脅迫というより基本的には誰かが陰でやっている悪事に対する告発なのに、三木谷さんの流れで木原官房副長官の乱痴気騒ぎ等をつついた途端にSNSは片っ端からアカウント停止され、国会も帰国して謝罪する意思表示していたのに、突然新たな件での逮捕をチラつかされガーシーが尻込みしてる間に、議員は除名になり、赤色国際手配までして逮捕。普段はイジメにあっている子供やDVやストーカー被害にあっている女性の被害届けは中々受理してくれないのに、ネット上で身元もわかっていて連絡もとれる人間から悪事を告発され改めないともっと色々告発し続けるぞと言われたという被害届けは受ける。
しかも、高橋弁護士に昨年末入った警視庁捜査2科の方からの電話の内容を聴くと、明らかに上から相当な圧がかかっている人特有のやり取りでした。
そしてメディアはほぼ全紙全局明らかな印象操作でガーシーを必要以上に悪くイメージ付けする内容の報道。共同通信の発表そのままの所も多いですが、ガーシーの質問主意書が取り上げられた時も「欠席批判をかわす為のアピール」と報道してます。私が見た限り常識的な報道だったのは東スポと福岡県民新聞の2社のみ。
ジャニーズの様に勝手な忖度なのか、何者かの指示による物なのか、私には知る由もないのですが、あまりにもおかしすぎてロシアや中国や北朝鮮と変わらなくなってますよね。
職務質問もこの10年程で異常に増えている様に思えますし、内容も酷く職務執行法もあったもんじゃない状況です。先日も、渋谷センター街でラッパー風の男の子がスボンを降ろされ、しゃがんだ警察官が局部に5cmくらいの距離まで顔を近づけ匂いを嗅いでいる動画がTwitterに上がってました。もはや職務執行法どころか、ただの変質者ですね。
少子化で年々犯罪件数が減少する中、予算を減らさない為に必死なのかもしれませんが、もうメチャクチャですし、それだけやって声かけた中での成果は何件中何件あるんですかね?
九州の工藤会に対する死刑判決も暴力団は人権無視され、息子達のやった事に対する責任で死刑。かたや首相は息子がやらかしても平気な顔。しかも岸田さんだけじゃないですよね。森さんや古賀さん武部さん中西さん菅さん…
他にも安倍さんが亡くなられた際も最初の報道では銃声3発だったのが、途中から映像も編集され報道も全て2発になっていたり。チョット離れたビルから銃弾が出てきたり。医師の発表もおかしかったり。なのに、メディアも何も取り上げたり疑問を投げかけたりもなし。
元首相が暗殺されて、それに関して不審な噂があるのにですよ。
海外を見ても、ゼレンスキーさんはG7で久々に見たら太ってらっしゃるし、最近ではどちらかと言うとプーチンさんの方が戦争やめたがってるのに、ゼレンスキーさんは反撃を開始しただとか、はやくて2~3年長ければ10年とか言ってるし。こういうの見てしまうと、結局アメリカとゼレンスキー氏がウクライナ人とロシア人兵士の命をドルに両替してるのかと思ってしまいますし。
今の状況だと日本も明日は我が身としか思えないですし。
何だか偶然にしても「裸の共産主義」という書物にあった、米共産主義者の目標の「マスコミ、メディアのコントロール。」「ポルノやわいせつなものを宣伝し 文化的な道徳基準を破壊。」「同性 愛 堕落 を正常自然健康的なものとして紹介。」「乱婚と安易な離婚。」に現状がハマりすぎていて、かなり状況は悪いのはわかります。
そしてプラトンの言っていた民主主義のダメな点と予測される結末もその通りになっていて、人間2千数百年全然成長してないのかと思うとガッカリします。
アメリカとの関係って我々一般人が思う以上に大変なんでしょうが、政治家で信用置けそうな人があまり見当たりません。
参政党の神谷さんは頑張ってらっしゃるなぁと思いますが、悪い噂も多くて、それが出る杭打たれてるだけなのかわからないですし、笑顔とその下に詰まってる短気さと頑固さのギャップ凄そうですし。
山本太郎くんもかなり鋭い感じで突っ込んでますが、彼の場合何故なのか、糾弾してるポーズを取る事がトッププライオリティーかのように見えてしまいます。
勿論委員会とかの中継見てると、ホッとする事もありますが、ニュースバリューがあって我々の目に届くものは不安になる物が多いです。
石破さんは話を聴いていても、ロマンチストでカッコつけてる人に見えるので、そういう人は誰も見てなくても、ダサい事はしないので信用できます。でも現状だとそういう人は味方を増やせないんだろうなと想像できます。
ホント、政治家や官僚って職業が、全く割りに合わない損だらけの職業で、でもそんな中皆の為に頑張っていれば、物凄いリスペクトを得られるってシステムになると良いですよね。
今は皆コスパだタイパだと言ってますが、これからの時代はどんどんお金や利益ではなく、心の豊かさに向かって行くのが唯一の道で、それに必死に抵抗する勢力と自然の摂理の闘いになるのだと思います。そして、正しい方向に向かえた時に石破さんの様な人が必要不可欠な存在になると思いますので、色々とストレスも凄いかと思いますが、どうかご自愛なさってイザと言う時にはよろしくお願いします。
投稿: ニシピー | 2023年6月26日 (月) 07時58分