« イシバチャンネル第百三十六弾 | トップページ | 「モーレツ社員」など »

2023年7月28日 (金)

本土空襲など

 石破 茂 です。
 最近講演で安全保障を語る際、その地が太平洋戦争において受けた空襲等の被害について可能な限り言及するようにしております。敗戦後78年が経過し、実際に戦争を経験された方も減る中にあって、戦争そのものに対するリアリティが急速に失われつつあるように思われ、戦争の記憶は相当に意図的にリマインドしていかなければなりません。
 かく言う私自身、昭和32年生まれの完全な「戦無世代」ですが、それでも子供の頃、周りには従軍した人や戦災に遭った人が大勢居ましたし、中学に上がる頃までは「日本は戦争に負けたのだ」というフレーズをほぼ毎日のように聞いていた記憶があります。田中角栄元総理は「あの戦争に行ったヤツが世の中の中心にいるうちは日本は大丈夫だが、そうでなくなった時が怖い。だからよく勉強してもらわなくてはならない」と語っておられましたが、まさに今は「そうでなくなった時」であり、意識してよく学ばねばならないと思っています。

 さる23日日曜日に神戸市で講演の機会があり、いくつかの資料に当たってみたのですが、昭和20年2月以降8月に至るまで、神戸に対する米軍の攻撃は実に徹底した凄まじいものだったようです。既に米軍は東京、名古屋、大阪の主要部を焼き払っていたのですが、これらの都市に対する爆撃で得られた教訓や反省を生かし、神戸を「どうすればより効率的に都市を焼き払うことが出来るか」という実験場としたようにさえ思われます。
 ガソリンを主成分とする油脂焼夷弾の生産が追い付かなくなったため、投下弾を「エレクトロン爆弾」(2500度の高温で燃え、水を掛ければより燃え広がる、マグネシウムを主成分とする爆弾)に転換し、東京の8倍、大阪の4倍の爆弾を投下して市街のほぼ全域を焼き払い、さらには消火活動を妨害し、避難する市民を殺傷するため、爆発すると鋭利な鉄片が四方に飛び散るクラスター爆弾の原型とも言うべき「破片爆弾」を使用し、多くの市民を殺傷しました。これでもなお足らず、最後のトドメとして「餓死(Starvation)作戦」が展開され、神戸港に大量の機雷を投下して港を封鎖し、海運による食糧の荷揚げを完全に途絶させたことが記録されています。
 にわか勉強的に仕入れた知識で恐縮なことでしたが、講演でこのお話をしたところ、多くの若い世代の方々にとっては初めて聞く話であったようです。反米感情を煽る意図は全くありませんが、戦争がいかに人間が平常時に持つ感覚を麻痺させ、慈悲心や道徳心を喪失させる恐ろしい狂気の世界であるのかについては、常にリマインドすべきでしょう。ウクライナでクラスター弾が使用され、多くの民間人が犠牲となっていますが、それは80年近く前に神戸市において我が同胞が経験したことでもあるのです。

 7月27日の朝鮮戦争「戦勝記念日」にロシアのショイグ国防相が参加したことは、ロシア・中国・北朝鮮の連携を強く印象付けるものでした。朝鮮戦争の休戦協定は国連軍と中朝連合軍との間で交わされたものであり、ソ連(法的な継承国家はロシア)は当事国ではないはずなのですが、ウクライナにおける戦いが北東アジアに及ぼす影響と北朝鮮の急速なミサイル能力向上の背景はまさにこういうことなのだと痛感させられます。停戦に向けた外交努力とともに、ミサイル防衛能力、シェルター整備を含む国民保護体制、核共有議論の強化・促進は喫緊の課題であり、政府はこれをもっと国民に語らねばなりません。

 ここ数日、必要があってこの度NATOに加盟したフィンランドの国防政策を調べているのですが、同国では国民の人口554万人に対して440万人分の退避壕が整備され、人口60万人の首都ヘルシンキには外国人や観光客も含めて90万人分のシェルターがあり、簡易ベッド、トイレ、洗面所の設備も完備、核攻撃にも耐えられる設計となっているそうです。
 フィンランドは男性に対して徴兵制が採用され(スウェーデンとノルウェーは女性も徴兵制)、これに加えて常備の10倍以上の予備役が確保されています。日本もフィンランドと同様に「ロシアの隣国」なのですが、彼我の差には愕然とせざるを得ません。「軍隊とは何か」「国は誰が護るのか」という国家の基本についての議論から目を背け、これを怠ってきたツケはいつか必ず国民に回ってきます。たとえどんなに受けが悪くても、政治がこの議論から逃げてはなりません。

 毎年この季節になると戦争に関する文献を読む頻度が高まります。今週読んだ「神の国に殉ず 小説 東条英機と米内光正」(阿部牧郎著・祥伝社文庫・上中下巻)はとても読み応えのあるものでした。東条は戦犯として絞首刑となり、米内は日米開戦に最後まで反対した良識派として評価されていますが、ともに戦前・戦中に総理大臣を務めた二人の岩手県人(東条は父君が岩手県人)の対照的な生き様を描いたこの作品は、もっと広く読まれるべきものだと思います。
 どちらかと言えば官能小説家として位置付けられる阿部牧郎(令和元年没)ですが、「それぞれの終楽章」(第98回直木賞受賞作)、「ゆっくりと悲しげに」(文藝春秋書下ろし文芸作品)等の私小説や、「英雄の塊 小説 石原莞爾」「危機の外相 東郷茂徳」等の評伝小説に秀作が多いように思います。ご存命中に一度お会いしてお話を伺ってみたかったのですが、果たせなかったのはとても残念なことでした。

 今週も恐ろしく暑い日々が続きました。昭和40年代のはじめ、鳥取での小学生時代に外気温が30度を超える日が続いて、暑中見舞いに「アツイ!」とだけ書いて出したことを妙に覚えていますが、今はそれどころではありません。あの当時はエアコン(クーラーと言っていました)のある家庭はとても珍しかったのですが、なくてもそれほど苦にはなりませんでしたし、山間部の田舎にある茅葺の家に行けば、中は風通しもよくてとても涼しかったことをよく覚えています。夏休み、海にクラゲが出始めるお盆まではほとんど海辺の町で過ごし、後半は山間部の村で川遊びに明け暮れて、最後の一週間で宿題の仕上げに追われた(何週間も前の絵日記をでっち上げるのと、読書感想文書き、自由研究が地獄のようでした)半世紀以上も前の夏の日々がとても懐かしく思い出されます。もう海や川で泳ぐことはないのだろうなと思うと、とても寂しく感じられます。
 皆様、ご健勝にてお過ごしくださいませ。

|

« イシバチャンネル第百三十六弾 | トップページ | 「モーレツ社員」など »

コメント

石破閣下

ポンコツモデラーのポンコツコメントです。

 昭和34年生まれですので特攻崩れや傷痍軍人が縁日などに普通にいたころを知っています。空襲で体が不自由な親戚から当時の修羅を聞いたりしました。ボカチンを覚悟で出港してそのまま帰らぬ人になる話を聞き、その覚悟は自分には出来るだろうかと考えたりしました。もう一度アメリカと戦う事になると聞いていたからです。そうです。堪え難きを耐え、忍び難きを偲ぶとはそういう事だと。
 戦後レジームを解消するとはその意志を捨てるという事かと思うと複雑な気持ちになります。人種差別の撤廃、戦争放棄を謳った誇りある戦前の理念は何処へ行ったのでしょうか。ウクライナ軍事行動での米欧に自業自得のさまを見るにつけ今の日本に無念を覚えます。なぜならロシアが米欧の没落を意図した戦争にのめり込んでいるのです。こうなることに早くから警鐘をならしていたのですから。
 世界がこうも考えもなく突き進むとは思いもよらない事です。米欧ロが力尽き、それが故燃え尽きる中国、インド。この事態を予測していた日本が補い合う連合経済で新社会の建設を進められれば原点に回帰すると思います。アジア版NATOとは新大東亜共栄圏とどう変わるというのでしょうか。NATOが米国務省のコントロール手段に過ぎず、既に米国防総省がコントロールするインド・太平洋においてそれとは別の条約とはサンフランシスコ条約に真向するものです。
 アメリカに追い詰められなければ中国は日本に戦いを挑むことは無いでしょう。ペロシ議長の脅しでも中国は微動だにしませんでした。アメリカが中国を爆撃でもしなければ何も起きません。なぜなら中国は日本無しでは成り立たないからです。両国に溝があるとすればそれは米国の思惑からです。それでも戦争に備えなければならないとすればそれは相手が違うということ。ロシアが注意を引きつけている間にそこそこ準備できる・・・。乱文・乱筆お許しください。

投稿: 野村嘉則 | 2023年7月28日 (金) 21時31分

石破先生へ
お疲れ様です。
私も戦後78年目の今年、様々な角度の戦争体験記(右側左側他中道視点など)を読んでいますが、結局は戦争から何を学ぶかに尽きると思います。
私は自主憲法制定を理念として結党した、自由民主党を強く支持している党員ですが、近年の政治状況と自民党支持者の団結心の無さと感じると、自主憲法どころか、一文の憲法改正も出来ないと断言できます。
改憲派・護憲派ともに、少なくとも55年体制以降60数余年、同じような内容と同じ言葉で自らを昇天させるやり方では、残念ですが50年後の2083年でも、今のままだと私は確定的に予想ができるものであります。
岸田総理への批判文句が散見されていますが、果たして岸田内閣の何処に問題点があるのでしょうか?
政権としては瑕疵は殆どない、あるとすれば印象的なもの(個人的好き嫌いを含む)か、マイナンバーカードへの不信や物価高の転嫁をしているだけに過ぎない、日本人特有の悪い癖(自分が努力せず、他人を悪者にする卑怯心)が中心ではないかと感じます。
今、岸田総理を批判している人達も、もし岸田総理は「コロナお疲れ様でした、国民全員に改めて10万円を給付します」と宣言すれば、岸田総理批判をしている人達も、我先に自分の住所氏名年齢連絡先を記載して、送付するに違いありません。
結局、自民党総裁選挙で、自分が推した候補でない方が総理総裁になったという最低限の民主主義さえも理解できない人たちの多くが岸田総理批判を展開しているだけで、彼らに影響力はまずない、と言っていいでしょう。
私は河野太郎応援者の一人として、岸田総理を熱烈に支持します。
そして、石破先生を最も尊敬する自民党支持者を続けてまいります。

投稿: 正木公二 | 2023年7月28日 (金) 21時57分

【ここ連日のビッグモーター事件の解説がユーチューブで大量にある】


  出鱈目なことをしてきて大きくなった会社なのだそうだ。私の近所にあるビッグモーターは15~16年ほど前までハナテンと云う名前の上場会社だったようだが、何があったのかわからんが上場企業をやめてビッグモーターの支配下になったようだ。出鱈目な仕事をしているのだろうか? よく解らんが繁盛しているように見えた。経営者が変わると社風とかも変わるので、各種動画に見るような出鱈目なことをやっている会社になったのかもわかりませんね。仕事の主体は突き詰めれば人づきあいが基本にある。信頼関係がないと利益を生み出すものがない。製品を作って売り出すと云うような企業ではないので信用を失うことがあれば、倒産するしかないだろう。経営者はそこに思いを馳せなかったのではないだろうか。

  国土交通省や金融庁が目を三角にしてブチギレているようなので、業務停止命令などが出るだけで仕事が出来なくなりそうだ。時間の問題のように見える。まあ、損害保険会社の立場がこの場合、共犯者のように見えるのでもしかすると共同正犯と断定されることになるのかもわからない。数年前に保険金を出し惜しみするという評判の損害保険会社だったのだ。金融庁にしてみれば過去にも問題を起こしている問題児のような企業である。消費者庁も動くだろう。いまから、ゴッホの向日葵の行方について心配しておかないといけなくなるように思えてくる。この損害保険会社は下手すれば解散させられることになるかもわかりませんね。悪質だ。


  ビッグモーターの経営陣は会社は存続できると思っているかもわからないが、おそらくそれは、ほぼないだろう。共犯者のような損害保険会社もまた、存続できるのかどうか難しいのではないか?   最悪の展開が待っているかもわかりませんね。大量の人を騙し過ぎた。ここまで誠意の欠片もない企業も珍しい。

投稿: 旗 | 2023年7月31日 (月) 03時51分

石破先生

今晩は!!。
過日、国連グテーレス事務総長の談話にもありましたが「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化となった」とのように、連日全国的に38℃を超える猛暑日であります。小生は6月の次点より予想致しおりましたが、「暑さの為危険であり、不要不急の外出は避けて下さい」との、気象予報士による注意喚起さえ出るほどであります。
そのような中でも、石破先生に於かれまして地方講演に、テレビなどのマスコミ出演にと相変わらず多忙なようであり、大変お疲れ様であります。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の「国の将来を憂う」者であります。

さて、本日31日にて7月も終わり、明日より愈々「八月」に入ります。・・こう記入しています時より、忽然と「カナカナ(ひぐらし)が鳴き始めました。
先生も今より78年前の終戦日前後の事に言及されておりますが、小生も少し述べて見たいと存じます。

昭和20年、(1945年8月生まれ)の小生の歴史は戦後の歴史そのもののようであります。
実家は大山の麓より海側への日本海側に下った集落であります。
しかし、当時米軍のグラマン艦載機が大山を目印に北上し、日本海に出て反転を行い、弓ヶ浜半島にありました大篠津の陸軍飛行場を襲撃し、又その帰りに山陰本線の列車襲撃も何度もあったようであります。
その為小生の母親は身の危険を感じ婚家の小生の実家ではなく、東伯郡琴浦町の山すそにあります実家に里帰りを行い、そこで小生は生まれたと幼い頃より何度も聞いておりました。
先ほどグラマン艦載機が山陰本線の列車を襲撃と述べましたが、山陰本線大山口駅に於いて駅構内に逃れていた列車を襲撃し、沢山の犠牲者が出たと聞き及んでおります。その様に米軍は非戦闘員や地域を非情にも、何度も襲撃していたのです。
戦後その時の生き残りの人は「語り部」として何年も活躍して居りました。

更に母親の実家の兄弟では長男そして他家に嫁いだ次男も戦死してしまい、長女の従妹二人は父親の顔も知らないままでありました。
その為、戦後になって昔の田舎の事ゆえ「家を立てる」ために、他家に嫁いでしまいました。戦争さえなければの悲惨な現実であったようであります。
又1950年当時勃発しました朝鮮動乱により、小生の子供の頃、周りでは「又日本も戦争に参加する事になりこの子達(小生の事)なども戦争に取られるようになりはしないか?」と真剣に愁いて居た事を想い出します。
石破先生より聞きました田中角栄氏の「戦争体験をしたものが生きている内は大丈夫だが、居なくなった時が危ない」との談話のように、少しでも『戦争の悲惨さ愚かさは、世代を超えて語り継がなけばならないもの』と強く想う者であります。


次にコロナ禍の第9波について政府対応に苦言を呈したいと思いま
す。
この5月中旬よりコロナ感性症が2類よりインフルエンザ並の5類に下げられ急激に規制が緩和され、たった2ヶ月程で第9波の襲来となり、身の回りでも沢山の感染者が出て居るようであります。
政府コロナ対策室の尾身会長も認め、日本医師会会長も認めて居乍ら何ら具体的対策が採られて居りません。コロナ発生の実態も定時全数観測より定点観測のみとなり、少しも実態を表わしていないようようであります。

行きつけの医師によれば「発熱で外来を訪れる人の殆どは陽性である」と云われながら、発熱が無かったり症状が軽い人は医者にかからず、放置していて自然治癒している為なのか?「この層」の人達がコロナ菌をまき散らしているのでは?と想うばかりであります。

又2類であればコロナ感染すれば「公休」扱いになったものが、5類となり休めばただの病欠扱いなどになる事も沢山あり、医者に行かない人は増えているのでは?更に、マスクをしない人も急激に増えた事も原因しているのではないであろうか?何れにしても厚労省は感染がこれ以上拡大しない為の方針を早急に決め、各自治体に示すべきではないでしょうか?対応が極めて遅いようであります。歯がゆい程であります。


投稿: 桑本栄太郎 | 2023年7月31日 (月) 19時44分

【教育行政の世界に生きる官僚は、問題が発覚しても謝罪するだけで済まそうとしているようだ。猛暑の中の部活の帰宅時に熱中症で死亡した女子中学生がいたようだ】

  熱中症で死亡するのは昨日今日のことではないのであるが、なぜか関心が低いようだ。責任を負う立場にないと思っているからだろう。しかし、そのうち大規模な事故が起きて、なぜ何も対策をしていなかったのかと糾弾されることになるだろう。その時になって慌てればいいと思っているようだ。

事故は7月28日に起きた。

 『山形県米沢市で7月28日、路上で倒れていた13歳の女子中学生が、意識不明の状態で病院に搬送され、その後死亡が確認された。死因は熱中症とみられている。同日の米沢市の最高気温は、35.5度の猛暑日だった。

 女子中学生は同日の8時半から部活動に参加し、10時前に終了。10時半ごろに自転車で下校したが、11時すぎに運動着姿で倒れているのを通行人が見つけ、119番通報した。女子中学生は、午後9時50分ごろに亡くなった。』

 この記事は肝心な内容が抜けている。部活の内容が不明なこと、開始の時刻他も不明なこと。だから凶暴な猛暑に、どのぐらい向かっていたのかわからないわけだ。そして、医学的に診て、因果関係が正しいのかどうか断言すらない。死因はもしかすると間違っているかもわからない。ともかく、見た目と時間の流れ、斃れていた場所などから判断して、熱中症が原因で命を失ったという判断をしたのだろう。米沢市の教員委員会は記者会見を開いたという記事もある。

『米沢市教育委員会によりますと、女子中学生はジャージ姿で、部活動の帰りだったということです。そばには自転車もありました。市教委では、きょう午後に会見を開き、状況を説明するとしています。』

 具体的な説明の記事は探したが見つからない。上記の予告内容はTBSの記事にあった。もしかすると米沢市教育委員会は開き直ったので記事にできなかったのかもわからない。

 探して見たところ記者会見は28日にあったようだが記事は、30日の日曜日に挙げている。何か理由があるのかもわからない。ともかく、その記事があったので挙げる。

 『7月28日、米沢市で熱中症と見られる症状で帰宅途中に倒れた女子中学生が死亡したことを受け市の教育委員会が会見を開いた。

(米沢市教育委員会・土屋宏教育長)
「部活動を楽しみにし、元気に学校に出かけた当該生徒さんを無事に帰すことができず言葉もありません。あらためて命を守る教育の徹底を図って参ります」

米沢市の教育委員会によると、生徒が倒れた28日、学校では午前8時半から11時まで部活動を行う予定だったが、顧問の判断で練習を1時間早く切り上げた。

市は環境に合わせた水分補給や通気性の良い練習着を着るなどガイドラインを設けていて、現場での対応に問題はなかったとしている。
市は30日午前、小中学校の校長を集めた臨時の会議を開き、ガイドラインの徹底を
指示した。また、「暑さ指数」を参考に各学校判断としていた部活動を、熱中症警戒アラートが出ている場合は原則中止することにした。

(米沢市教育員会・土屋宏教育長)
「暑くなっている状況を受けしっかりひとつひとつ検証し、その上で対策を講じていかなければいけない」

女子生徒が通っていた中学校では、31日に全校集会を開き、概要や今後の対策を説明することにしている。

さくらんぼテレビ』

 TBSとは異なる書き手の記事だ。ここでも部活と云うだけで競技種目関連の内容がない。わざと隠しているのだろう。よほど知れ渡るのが怖いのかもわかりませんね。

 それはともかく、個別対応のマニュアルはあるらしい。猛暑対応は個別対策レベルでいいと思っているようだ。扱いが雑である。これは高校野球とかサッカーなども対象になるので広げたくない勢力がいるからだろう。困るのは反日の朝日とかこういう競技を飯の種にしている連中の利権があるからだ

 高校野球の世界では熱中症で死亡した選手は既にいると思っている。しかし、それを隠蔽しているのがマスゴミだから、広く知られることがないような気がする。どうなのだろう??

 地球温暖化が原因とか叫びながら夏は高校野球だと言っている反日の新聞社だ。こういう連中から高校野球を召し上げないと若者の命が危ない。

  甲子園にこだわるなら季節をずらすようなシステムにするべきだ。或いは、ドーム球場もあるのだからその利用とかを考える方向を目指すべきでもある。当然、反日の新聞社からこの球技を召し上げることが先決なのは言うまでもない。

 日本から若者の命を奪う目的が彼等にあるわけだ。だからいつまでたっても炎天下の甲子園を利用することしか言わない。異常者の集団だ。

投稿: 旗 | 2023年8月 1日 (火) 03時46分

【ここ数年、毎年のように発生しているシナ帝国の洪水。原因は何なのか?】


  北京で起きている洪水を指しして数百年に一度の大雨だと呑気に言っているそうだ。昨年は杭州で起きた大洪水で同じ形容がシナ帝国メデアにあった。一昨年は・・・・・。ほぼ毎年起きているとはっきり言わない処に、何か隠したいことがあるのだろう。水害対策が、呆れるほど何もないのは既にバレて久しい。そして正確な死者数を公表したこともないのは例年の風物詩になっている。彼等の責任ある当局はやる気がない。そういうことだ。

 広い道路は臨時の河川の役割だ。流れるのは乗用車ばかりだ。同じ映像を毎年再生させているように見える。原因の究明と対策は、彼等の政府の仕事のはずだと思うが、何も成果がないので最初からやる気がないように見えるのだ。災害に備えることがないのは楽なのかもわからない。

  こういう時期にシナ帝国に行くのは冒険だ。命知らずの強者ばかりだろう。毎年発生している。

  対策をやる気がない政府だと思った方がいいのだろう。危険な国だ。

 シナ帝国政府の作る道路は水害時には河川になると公表しておいてほしいものだ。実際そうなっているではないか。多くのものが流されている河川だ。今年は北京市の番なのだな。それをあらかじめ広報しておくべきなのだ。シナ帝国の首都には臨時河川が大量にある。

 そういうことだ。何も知らない観光客を呼ばないでほしい。危険な首都だ。

投稿: 旗 | 2023年8月 3日 (木) 01時26分

【38人で行ったフランス観光旅行が、まだ批判されている件について】


 自民党の女性議員団が、観光目的の疑いをかけられており、党の費用と自費で賄ったと主張することだけが行動の目的になっているようだ。だから、スポニチの紙面に30日になって旅行目的の内容が出てきたと理解されている。

『自民党の今井絵理子参院議員(39)が30日、自身のツイッターで、党女性局の所属議員らによるフランス研修について意図をつづった。

 女性局は今月末に海外研修のためフランスへ出発。今井氏は「フランスの少子化対策や子育て支援などの視察や意見交換をさせていただきます」と、研修の目的を説明した。現地で国会議員らとの意見交換会を行ったとする様子も写真付きで公開した。』

 とはいえ、当初は

『局長の松川るい参院議員のSNSには、エッフェル塔の前でポーズを取ったり、集合写真を撮ったりと、旅行を楽しんでいるかのようにも取れる様子で、国民からは批判の声が相次いで上がった。』  

  まあ、観光目的だったと言ってもおかしくないようだ。そして足りない分は自費負担したという言い訳も、

 『松川氏は7月31日、自身のSNSで「費用は党費と各参加者の自腹で捻出しています」と公費での渡航ではないことを強調。ひろゆき氏は2日までにX(ツイッター)を更新して、松川氏が“自腹”としていることに「自民党には政党交付金として、税金が159億円投入されています。旅費が党費で支払われてる時点で自腹ではありません。フランス研修が自腹というのは明確にデマです」とつづった。』

 と云うような突込みがすぐに出てきているようだ。隙があったと云うか、わきの甘い解釈がまかり通ると思っているようだ。全額自費を証明するような証拠書類を用意しておれば痛くない腹を探られることもなかったかもわからない。その上、松川議員などは次女を引き連れ駐在日本大使館に次女の世話まで押し付けたという話も飛び出してきているらしい。松川議員の、どのような立場の発揮があったのかわからないが、公務員に子供の世話までさせたということは、その費用をだれが負担したのかと云う問題も起きてきてもおかしくない。
 昔は駐在職員に選挙民宛てのはがきのあて名書きを強要した国会議員もいたという話があり、彼等が批判を受けたという話は伝わっているがその費用の支払いがどうなったのかについて、まとまった明細の行方を記した顛末書がなかった。今回の場合、子守代金の行方を知る機会になるので駐仏日本大使館は、それを明らかにするべきだと思いますね。子守を依頼されるに至ったいきさつについても明らかにした方がいいのではないか?  それは、駐在大使館の業務が暇と思われてしまうのではないかと心配するからだ。普通に考え、旅行者の便宜を図るうえで必要なことだったのかどうかについて明らかにする必要もありますね。


 真面目な38人の自民党国会議員団は何をしにフランスへ行ったのか?

 マクロン大統領にシナ帝国の便宜ばかりを図るのはよろしくないと意見をし、或いは、NATO東京事務所の開設に向けた活動があったのか知りたいものだ。そういう政治的な場面が記事になることもなかったので、彼女たちの行動の一切が

   謎だ。

投稿: 旗 | 2023年8月 3日 (木) 05時08分

紙の保険証廃止の為、マイナカード持たない人に資格確認書を発行するとか、
どれだけ税金の無駄遣いしたら気が済むのでしょうか!併用でよいのでは、そもそもマイナカードは任意のはずでした。それが保険証廃止するとか勝手に河野が言い、国民を騙す感じで、保険証廃止にするからカード作れ!
いつのまにか、強制のような扱いになって そこまでして利権が欲しいのですか、いい加減にして下さい。カード作るのが難しい人もいる。もう少し国民の事考えて下さい。すべてを一つにする事はそれはなりのリスクもある、災害の多い日本、システムダウンしたらどうするか、想定外の事も考えて決めて欲しいです。石破様、信用出来る自民党にして下さい。

投稿: 小谷 | 2023年8月 3日 (木) 11時59分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« イシバチャンネル第百三十六弾 | トップページ | 「モーレツ社員」など »