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2023年10月14日 (土)

イシバチャンネル第百三十八弾


イシバチャンネル第百三十八弾「沈黙の艦隊」をアップしました

ぜひご覧ください

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コメント

石破先生

今晩は!!。
多忙の中、イシバチャンネル第138弾をアップ頂き、大変有難う御座います!!。
今回は大沢たかお主演の映画「沈黙の艦隊」の内容に事寄せ、あり得べき想定外の事態の出来(しゅったい)を語って頂き、大変有難う御座います。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の「国の将来を憂う」者であります。

さて、小生は「ある県の県知事が独立を宣言し、議会が承認した場合」との想定であり、「その時は阻止する国内法は無い」との事に、一瞬沖縄県などでは?と想起してしまいました。然も、そのあと押しを行う外国勢力とは、必然的に中国を想いました。

沖縄県は嘗て琉球王国と云い、薩摩藩の属国として中国との間に立ち、中国と朝貢外交を行っていた経緯があるからであります。
琉球王国はその後1872年に明治政府により、廃藩置県と共に日本国へ強引に吸収されて行きました。
太平洋戦争では米軍が第一に沖縄へ上陸を敢行し、壮烈な沖縄戦を戦いました。そして島民とともに多大な犠牲者を出し、戦後も米軍統治として1972年の沖縄返還まで続き、その後も米軍駐留の基地として続いて来ました。

沖縄県の住民の意識は、今でも沖縄以外の日本を「本土」と呼び、特別卑屈な感情があるのでは?と小生は推察して居ります。そしてその後の沖縄返還交渉、及び基地の移転問題などもあり、現在でも玉木デニー知事は大変苦悩されているものと想います。これらの沖縄の過去の苦悩が、ある得べき想定と想うに至った経緯であります。

次に『抑止力としての核の保有』についてであります。
我が国日本には憲法上からしても長年「持たず、作らず、持ち込ませず」の「非核三原則」の方針を貫いて来ました。しかし、現在では北朝鮮、ロシア、中国などの脅威の増大に伴い「核保有も止む無し」との論調も、国内の政治家、評論家からも沢山出て居ります。
然も、ソ連邦崩壊と共に保有していた核兵器を放棄したウクライナへのロシア侵攻の事実もあり、やはり「核兵器は持たないより、持っている方が抑止力になる」との論調であります。

小生はこの抑止力としての「核兵器」の事を長い間深く考えて来ました。
一般的に、軍事力による抑止力と云っても、「その兵器の彼我との比較により、相手を凌駕する程の戦力であるか?その扱いの技術はどうか?その兵器及び部品の持続的供給力はあるのか?その戦意は旺盛であるか?」などが関係して来る事であります。
特に核兵器ともなれば、「打てば同時に打ち返される事に繋がり」、保有する事が抑止力に繋がるとの論調が殆どであります。
然し、これ迄同時に核兵器を打ち合った事はなく、どうすれば即打ち返す事が出来るのか?なども大変疑問であります。
何故であれば、同時多発的に核兵器を打ち込まれれば、一瞬にして獄絵図となり、打ち返す余裕も無くなる事が予想されるからであります。
又、ウクライナ戦争に於いてロシアは「核兵器の使用も辞さない」との核兵器保有を後ろ盾に、国際社会を恫喝して居ります。
更に、アメリカからの侵攻を極端に恐れる北朝鮮も、抑止力としてのアメリカ本土に到達する長距離核弾道ミサイルの開発に躍起であります。
この様に「抑止力としての核兵器保有」と云えば、如何にも聞こえは良いものの、一発触発的な事による核戦争の勃発の危険度は更にはまして来るのであります。又その事に加え、最近の国内外の論調は対立的構造が増え、その事も憂慮の一因であります。

やはり、どう深く考えても「核兵器保有も加えた軍事力増強」ではなく、国連中心の外交努力により紛争の平和的解決をこれ迄以上に模索した方が、無駄な殺戮兵器の開発や準備に至らず人類の叡智と云うものでは無いでしょうか?
軍事と外交も専門家でもあります石破先生に、大変僭越なる論調をどうかご容赦くださいませ!!。

投稿: 桑本栄太郎 | 2023年10月19日 (木) 20時15分

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