« 細田博之先生ご逝去など | トップページ | イシバチャンネル第百三十九弾「食料自給率」について »

2023年11月17日 (金)

緊急事態において衆議院議員の任期を延長する憲法改正の是非など

 石破 茂 です。
 11月10日から13日に行われた時事通信社の世論調査では、内閣支持率が前月比5ポイント減の21.3%、自民党支持率が1.9ポイント減の19.1%で、どちらも2012年12月の政権復帰以来最低となったそうです。
 政権復帰後に当選した自民党議員が、衆・参共に所属議員の半数を超えている中、このような逆境は彼ら・彼女らにとってみれば初めての体験なのでしょう。永田町は騒然とした雰囲気となっていますが、このような時に周到狼狽、右往左往して突如として政権批判を始めるような振る舞いは必ず有権者に見透かされます。「菅政権では自分たちの選挙が危ない」などと、党員投票で示された自民党員の意思をも覆すような形で岸田政権を選んだのですから、その責任は当然我々自民党所属国会議員が負わねばなりません。
 党の運営方針であれ政策であれ、おかしいと思うものは各種の会議で指摘すべきであり、自民党にはその仕組みが整っています。日本国憲法に定められている通り、国会議員は一人一人が「全国民の代表者」であって、そこに当選回数や年齢による差別的な扱いはありません。当選期数の少ない頃、大先輩の議員から「キミたちは地元に頻繁に帰れるし、まだ大した役職にも就いていないのだから選挙区の人たちも遠慮なく本当のことを言ってくれる。それを中央で発言することが大事なのだ。自分たちが一番国民に近いということを決して忘れるな」と教わったことがありますが、まさしくその通りだと思います。  
 政務三役が不祥事の発覚により辞任するという事態が相次ぎ、所沢市、立川市、青梅市など首都圏の地方選でも自民党系の候補の落選が続いています。内閣支持率の低下も確かに影響してはいるのでしょうが、このような時こそ、より丁寧に、地道に地元を廻らなくてはなりません。逆風下でも勝てる体制を作っておかなくては、時流に阿った発言や行動をしてしまい、政治を誤ることになりかねません。自分自身を顧み、自重自戒しながら日々を勤めていきたいものだと思っております。

 ガザ地区では凄惨な戦闘が続いています。軽々な判断は控えるべきですが、「国際人道法違反」と言うのなら(イスラエルもハマスも互いにそう主張しているようです)、いかなる行為が、どの国際法規の、どの条文に該当するのかを明らかにした上で、議論を精緻に詰めていかねばなりません。ジュネーブ諸条約は、加盟国に、その国民に対して、平時から条約の内容を教育する義務を定めていますが、我が国においてはほとんど行われていませんし、私も習った覚えが全くありません。「入試に出ないものは勉強しても仕方がない」ということで全く習わないことが多くありますが、少なくともこれは憲法第98条に定められた条約遵守義務と大きく乖離するものだと思います。

 今週の憲法審査会では、戦争、テロ、大規模自然災害などの緊急事態において、衆議院議員の任期を延長する改正の是非について議論が交わされました。解散によって衆議院議員は日本から一人もいなくなり、衆参同日選挙が行われた場合、選挙の日程によっては参議院の半分の議員しか国会議員がいないという事態も確かに起こり得るのですが、その場合でも参議院の緊急集会では何故駄目なのか、今一つ釈然としませんし、国民に改正の意義がよく伝わっていないように思われます。国民民主党の玉木代表は自民党の憲法改正に向けた姿勢を「やるやる詐欺」とまで酷評していましたが、先の国会休会中に自民党で憲法に関する会議が開かれなかったところを見ると、玉木氏の表現の仕方はともかくとして、全くの的外れとも言えなくなりそうです。
 どの党も反対しないと思われる「要求のあった日から20日以内の臨時国会の召集」(自民党憲法改正草案第53条)など、できる改正からまずやってみてはどうかとかねてより思っているのですが、なかなか賛同が拡がらないのは不徳の致すところです。

 先回「田中角栄100の言葉」新版の紹介をしたところ、いくつかの反応を頂戴致しました。当然のことながら随分と否定的な見解もありましたが、かつて大学生の頃、亡父から「お前は田中に会ったことがあるか。会ったこともない人間を新聞がこう書いている、テレビがこう言っているからと批判することがあってはならない。」と厳しく諭された時のことを思い出しました。もちろん誰にでもそのような機会があるわけではありませんし、公人たるものは批判されて当然の立場ではありますが、商業的なスタンスからの言動にはよく注意しなければならないと思います。

 先週の細田博之前衆院議長に引き続き、今週も保利耕輔元自民党政務調査会長、若林正俊元農水相と、お世話になった方々の訃報が続きました。農政の権威でもあった保利先生は、常に冷静沈着、本当にこの上なく誠実で真面目な方でした。出来ればご尊父・保利茂先生に続く、父子二代の衆議院議長になって頂きたかったと残念でなりません。晩年は憲法改正に心血を注がれた先生のご功績に、謹んで心よりの敬意を表します。
 今週末の都心は寒くて風の強い日が続きました。皆様ご健勝にてお過ごしくださいませ。

|

« 細田博之先生ご逝去など | トップページ | イシバチャンネル第百三十九弾「食料自給率」について »

コメント

石破先生へ
お疲れ様です。

岸田内閣に対する支持率の低さ、非常に深刻な状況だと私も思います。
丁度、2000年平成12年の森内閣と似ている状況かと感じます。
翌年小泉純一郎先生が大命を受け組閣し、以後自民党は復活をしていくのですが、今の岸田自民党公明党連立政権に、大きな野望と展望を描く方が推定してもそう多くないのではないでしょうか?
勿論、石破先生がポスト岸田総理の一番筆頭格であることは重々承知をしておりますが、今後の自民党総理総裁は自公連立は当然の事として国民民主や維新の会また、立憲民主党の一部や連合とも共同できる方が務められるべきと思っております。
一部に高市経済安保相を推す声がありますが、高市さんでは公明党と上手くいきませんし、野党各党とも協働はできません。
高市さんを推す人たちは昭和の自民党丸出しで、私は同じ自民党支持者として大変恥ずかしいと言わざるを得ない胸中でありまして、今の政治状況(連立や他党連携の中央地方政界)を知らない白痴の極みを公表しているとしか思えません。
ご本人を含めて、彼らに恥ずる心があることを願っています。

宝塚歌劇団の宙組で上級生からいじめやパワハラを受けた25歳の劇団員が自殺するニュースが大きく報道されています。
また親会社の阪急電鉄も「パワハラはなかった」と加害者団員の聴取もできずに公表するあたりに、深い闇を感じます。
長時間残業も浮き彫りとなっており、ジャニーズ事務所の性加害報道を含めて、宝塚歌劇団に対する忖度や温情が関西マスコミにも共通していたら大変寂しいことです。
いずれにしても、現役のトップスターたちが沈黙を貫いていることに、宝塚歌劇団が人権に対して極めて低い認識しかないことを残念に思います。
また宝塚歌劇団のファン達も猛省をして頂きたいですが、それは大人の常識として個々人にお任せします。


投稿: 正木公二 | 2023年11月17日 (金) 20時23分

石破閣下

ポンコツモデラーのポンコツコメントです。

 これほどに支持率が低下しているのに攻めきれない野党とは何なのでしょうか。本当にそんな低支持率なのでしょうか。この様な難局を担おうなんてもの好きはいないでしょうから、もう一度副総理に担ぎ出されて頂いて今度こそ日本をぶち壊していただくというのはどうでしょう。無理だとは思いますが。
 遵守する気があるのであれば手続き法は整備しておかなければなりません。しかし守る気など微塵もないのであれば意味は、有りません。「殺戮」物語満載の聖書が根拠なのではなく「海賊」と「盗賊」の戦いという文明の「殺戮」なのです。つまり汚職や買収に弱く危機においては簡単に仲間割れを起こす一味と、いつもは険悪そのものでも危機においては死に物狂いで共に戦う一団の国際紛争なのです。それらに法など通用するのでしょうか。疑問です。
 戦い方が盗賊のようでは野党は自民党には勝てない。自滅を待つか献上してくれるかして手に入れる様では政権運営は期待できないでしょう。覚めています国民は。乱文・乱筆お許しください。

投稿: 野村嘉則 | 2023年11月17日 (金) 20時46分

茂さん

 プロぐ拝見させていただきました。前のコメントで、小学生だった進次郎氏が田中角栄に殺されそうになった理由が、彼に国軍主義者の芽が生えてきてたと言うことが、最近分かって、純一郎さんからも私からも陸上、海上、航空で折れるように重々言い聞かせたところでございます。あとは、これからの彼の言動と行動に結果が出ればと思ってる次第です。
 イスラエル・パレスチナ情勢ですが、ハマス撲滅で動いてたイスラエル軍ですが、レバノンのヒズボラが攻勢を仕掛けてくるという新たなる展開を見せています。戦禍が大きくなるようなら、即時停戦と言う一手も視野に入れて中東情勢を見ないといけないと思います。ウクライナ情勢はウクライナ、ロシア共に防空システムの強化を今冬を乗り切るための軍事的課題としてるようです。
 米中会談でも平行線で、バイデン大統領は習近平国家主席のことを「独裁者」と呼ばれてました。このことに関しては、習3期目と呼ばれますが、終身制に近いのではないかと洗脳されるのを防いでる感が若干します。
 あと台湾情勢ですが、共産主義、資本主義に通じる農林水産大臣を2回された石破さん、ネオコンのラムズフェルドとも交流があり、中国のトイレ革命にも関与された石破さんが、そろそろ総理として適材と思ってます。哨戒艦の扱い方にしても石破さんじゃないと駄目ですから。

 末筆ながら、私のコメントとさせていただきます。

投稿: 安村直起 | 2023年11月17日 (金) 21時26分

>緊急事態において衆議院議員の任期を延長する憲法改正の是非

国民民主党の玉城さんが肝心の自民にやる気が無いって言ってたような気がするんですけどね。
信者の安定した票欲しさに改憲に反対の公明党にべったり寄生させ国交大臣の椅子を提供し続けてる自民にそんな気があるわけ無いよね。いい加減改憲のポーズ取るのやめたらどうです?

投稿: nh | 2023年11月18日 (土) 18時52分

【そうかの池田さんが逝去という報道があったらしい】

各種メデアが一斉に報じているようだ。シナ帝国も報じていた。
反日の毎日が、これを我が事のように伝えている。なぜこうまで熱心なのか興味深くなる。それはさておき、記事を上げる。
『池田大作氏の死去について、中国メディアも日本の報道を引用する形で速報した。

 中国ネットメディアの「澎湃新聞」は池田氏について「中日両国の民間交流の推進に重要な役割を果たした」と伝えた。中国共産党機関紙人民日報系の環球時報も、人民日報を引用して池田氏が日中国交正常化の前の1968年に日中国交正常化を提唱していたことや、74年12月に訪中した際には周恩来首相(当時)と面会したことを紹介。「中日友好と文化、教育、青年交流に積極的に取り組んだ」と業績を評価した。【北京・岡崎英遠】』

増税メガネの帰国は、何というか絶妙のタイミングのように見える。
何かという根拠も示さずに、森山総務会長はコメントを出すのだ。どこかの講演会での演説のようだが、

『自民党の森山裕総務会長は18日、福岡県粕屋町の党会合で講演し、「少し支持率が落ちてきているが、国民の皆さんの信頼を取り戻し、やるべきことをしっかり実行する」と述べた。・・・・・言いにくいことも申し上げて国民の皆さんに理解をいただく。そういう政治を進めることが一番大事だ」とも訴えた。』

その言いにくい事が、これなのかもわからない。


『岸田首相は18日、創価学会の池田大作名誉会長が死去したことを受け、自身のX(旧ツイッター)に「池田大作氏の御逝去の報に接し、深い悲しみにたえません。池田氏は、国内外で、平和、文化、教育の推進などに尽力し、重要な役割を果たされ、歴史に大きな足跡を残されました。ここに謹んで御冥福をお祈りするとともに、御遺族の方々および御関係の方々に対し衷心より哀悼の意を表します。内閣総理大臣 岸田文雄」と投稿した。』

この肩書を堂々と示した投稿は一斉に批判を呼ぶことになったようだ。

『いくら公明党に気を遣う必要があるからといって、政教分離の原則を順守しなければならない政権のトップが、宗教団体のカリスマをこういった形で言葉にしていいものなのか?』という投稿が、わずかの時間で批判に賛同する数十万人を釣り上げたようだ。云いにくいこととは総理大臣としてのこのコメントのことのようだ。内閣総理大臣 岸田文雄 では、まずいという判断が働かなかったようだ。増税メガネ 岸田文雄 と書いておけば批判を交わすこともできたであろう。

帰国して肩の荷が楽になったのか、森山総務会長の発言に感じることがあったのか不明であるが、開き直っているように見えるのだ。今週末の世論調査の支持率の数字が楽しみである。

タイミングというものは人智を超える魔物の仕業が作用するようだ。侮ってはいけませんね。

投稿: 旗 | 2023年11月19日 (日) 03時31分

https://www.aozora.gr.jp/cards/000089/files/52931_49104.html
かつてのわかうどたちにあがめられし書にはべり。いまにふさはぬところもはべれど、かねめぐりのありかたや省庁のありかた、教育などにつきて、あたらしきみかたををしふるものとぞみえはべる。
わがくにの歴史をしるうへで、平泉澄氏の物語日本史(少年日本史)はよき書にてさぶらふ。復刻版初等科国史もよき書とこそききはべりしか。
外のくにのおさとの話は外務大臣や省の役人にまかせたまひ、首相は内政によりこころをそそぎたまふのが、あるべきすがたとみえさぶらふ。
国民大学として、すべての国民に無償で、無線通信をもちひて、大学の授業を提供するしくみのあらまほしとおぼえはべり。大学の定員をなくし、まなびたきすべてのひとの、さまたげなくをしへをうけらるれば、民度のためにもよきとこそみえはべれ。
資格試験への合否で、小学から大学までの終了をみとむるかたちにすれば、いじめなどもすくなくなるとおぼえはべり。
広告収入をめあてとするよからぬ記事や動画が電網にはあふれはべれど、こは麻薬のはびこりとひろがりをそのままにしてあるのとおなじく、まことにあやふきこととみえはべり。広告をみとめぬあたらしき検索機関を国がまうけ、まなびのばをあたへたまはばありがたくおもひさぶらふ。
新聞やてれびの広告もおなじく禁ずれば、より世のやすらけくなるかとみえはべり。
小学と中学をひとまとめとし、高校をなくし、また小学から大学までのすべての授業を無線通信ですべての国民に無償で提供し、試験により修了をさだむるやうにし、入試をなくさば、いはゆる低い学力の子供のみのあつまるまなびやはなくなり、よりさまざまなこころのひとびとのまなびやにつどふやうになり、かつ、まなびやへゆくために電車にのることのなくなり、都の満員電車のやはらぐとみえはべり。
接客や製造などやむをえざるもののほかの会社づとめは、すべて在宅勤務とするしくみをととのふれば、田舎への人々のうつりもうながさるるとみえはべり。
志願兵をつのり、兵役をおへし人々に、いきるうへで必要なかぎりの金を手当てとしてしはらふしくみをつくらば、国守りもかたくたしかとなるとおぼえはべり。
内閣をかまふるひとを、野党からもその議席の数によりえらびて、かつ任期中の解散を禁ずれば、よりなめらかにまつりごとのすすみゆくとみえはべり。
いまは入試のためのまなびのあまりにしひらるるがゆえに、人々がおたがいにきそふこころをつよめ、はいりしまなびやによりひとをさげすむ、小学から塾にかよはせられ、ひとらしきやはらかでおだやかなこころのはやくからころさるるなどのわざはひがおこりてはべり。入試をなくし、よりおほらかでしずかな世とならむことをのぞみはべり。
政治家を無給、および土地の所有を禁じ、そのつとめにあるあひだのすまいや食は国があたふるとなりはべらば、民の政治家へのうたがひもしずまるとみえはべり。別荘を田舎にかまふるかはりに、都を田舎にうつし、みどりのなかにつつましきすまひを政治人にあたへはべらば、民のうたがひもうすくなるとこそみえはべれ
一日六時間労働と週休三日をはたらきかたのおほよそのありかたとして、
人手のたりなき分は中学までをおへし人々からやとひ、また事業をつつましくすることでおぎなはば、会社つとめがひとらしさをころすこともすくなくなるかとみえはべり。技術がすすみながらも労働時間をへらさずば、おほくつくり、おほくもちひ、おほくすつるてふわるきめぐりのつよめらるるのみにして、地球のさまざまのいのちやうるはしきみどりやそらのこはされゆくのみにてはべり。
私企業によるちらしや広告を禁じ、人々がまことにもとむるもののみをかふやうな世であらまほしとおぼえさぶらふ。
選挙での演説を禁じ、また選挙でのちらしはすべての党でおなじ形式とし、ちらしのよそほひでなく、ひとへに政策のなかみによりてえらばるるありかたにてあらまほしとみえはべり。
党を組といひかへ、また組の名はえらびあげのあとに天皇によりたまはるものとなさば、政治人の派閥へのえりごのみや、自由民主立憲などのかたちなくさだまりなきことばのただしく世をみることをさまたぐることもうすらぐかとみえはべり。
たとへば、自民党はさくら組、立憲党はしらうめ組といふかたちにてはべり。
里造省をまうけ、条坊制にもとづく、みどりゆたかな地方都市のたてられまほしくみえはべり。
わがくには計画にもとづきてあるまちづくりのおろそかになりてあるとみえはべり。
ひとしほのすこやぎとおはたらきをおいのりいたしまつりさぶらふ。
以上

投稿: としなり | 2023年11月19日 (日) 13時54分

石破さんわたしは時に、一般国民と国会議員に於ける犯罪者割合について考えることがあります。
率として、国民100人に於ける(あらゆる現法に対する)犯罪者数と、国会議員に於けるそれを比較した場合、国会議員の方が断然多いのでは、と思われます。
漠然とした想像ですが、国民100人に対しては多分0.以下の数字に成りそうで、議員に於いては、多分それの幾倍かの数字になるのでは、と思うのです。
つまり国民に取って、国会議員とは情けない存在に陥っているのが一つの現状ではとも思われるのです。
犯罪までは行かなくても、セクハラやパワハラなど、けしからん罪まで入れれば、その人数はまたまた増えそうです。
何故そのようになるのか、偏に玉石混交のもたらすものと考えられます。
無駄な議員が多過ぎる、また議員の世界の清濁併せ飲み体質の、濁への麻痺感覚の蔓延にあるとも思われます。
こんなことを言っても何にもならないのは判っているのですが、石破さんには言っておきたいような気がしてくるのでした。

投稿: 国民 | 2023年11月19日 (日) 15時10分

こんにちは。

内閣支持率が今週どうなるのでしょうか。

後、少数派の方々に対する偏った発言で注目を浴びた議員の方の発信の真意が気になります。

投稿: くま | 2023年11月19日 (日) 22時19分

石破先生

今晩は!!。
ここ数日は急激な寒波到来により、日中でも13℃そして朝などは6℃と急激な寒さであります。余りにも気温の急降下であり、身体がついて行かないようであります。
そのような中でも先生に於かれましては国会審議に、講演にテレビ出演にと多忙な事と拝察致します。大変お疲れ様であります!!。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の「国の将来を憂う」ものであります。
本日もこの一週間にて気付いた事や、拙論を述べさせて頂きたいと存知ます。

さて、岸田政権の支持率低下が止まるところを知りません。
石破先生もご指摘のように共同通信の世論調査では21,3%の支持率であり自民党支持率も19%と自民党が政権復帰を果たして以来の、最低支持率であると云います。
支持率が全てと言うものではないものの、政務三役の相次ぐ辞任や不祥事、更に本日のニュースでは自民党5派の政治資金収支報告書への記載漏れとして、特捜部による検査が入っているとの御由であります。
更に与党自民党内からも岸田後のような動きもあり、有権者の国民から見れば政権崩壊のような事態では?呆れ果てしまうほどであります。

予ねてより国民にとって岸田政権の政策は何を行いたいかも見えず、43兆円もの防衛予算の増額や、異次元の少子化対策など結論ありきのような次元の発表であります。更にその財源論は全く国民の納得行く様な説明がなく、与党自民党内からも「岸田政権は何を行いたいのか?」との疑問の声まで上がる始末であります。
その後の物価高騰への対策政策もふらつくばかりであり、民意からは相当ずれているようであります。
この辺りが、国民の65%以上が岸田政権には期待できないとの意思のようであります。
これらは全て岸田総理のリーダーシップの欠如によるものであり、国の行政府のトップの資質とはとても思えません。
この様な現状でありながら、何故自民党は「臨時党大会を行ってでも」、今後の政策や人事或いは解散総選挙の是非を問わないのでありましょう?
衆参両院の過半数を占める政権与党の自民党が、この様な体たらくでは国民は何をもって明日の希望のある日々を送る事が出来るのでしょう!!??。

次にパレスチナ情勢であります。
ニュースによれば、連日のようにパレスチナ・ガザ地区への空爆であります。難民キャンプは勿論、病院まで攻撃され病院内へ退避の避難民も未熟嬰児や女子供ばかりが犠牲になっているようであります。
電気、水、食料も無く悲惨な状況であると云います。
更にイスラエルはガザ地区の住民へ、南部へ避難するように通告しながら、その南部へも連日の攻撃であります。
その為避難住民は逃げ惑うばかりであり、さすがにアメリカのバイデン政権も世界各国から人道的な非難を受け、イスラエルに人道的休戦を求めていてもイスラエルのネタニヤフ政権は人質解放が先であり、それが無ければせん滅するまで攻撃を継続すると云います。
イスラエル支援のアメリカは、人道的国際情勢よりイスラエルに先走って「恰も人質解放と休戦』が整ったような情報を発表しております。

それにしてもイスラエルのガザ地区への攻撃は、怨恨による報復のための殺戮であり、嘗てドイツより受けたユダヤ民族の「ホロコースト」は、忘れてしまったのでしょうか?
このような情勢が続けば、イスラエルは嘗てのように国際社会より「嫌われもの」になる事が何故理解できないのでしょう?
今回のイスラエルのパレスチナ・ガザ地区への攻撃は、最初にイスラエルのイベント会場を襲撃したハマスによる発端とはいえ、これは戦争ではなく、リンチ殺人ではありません?
連日悲惨な報道に、胸がつぶれる想いであります。

投稿: 桑本栄太郎 | 2023年11月20日 (月) 19時36分

【日中首脳会談を終えたばかりの増税メガネは・・・・】

共同に記事があった。公明党の山口に持たせる親書は、「怪しい者ではないので逢ってやれ」という内容なのか、或いは「日の出処の首相より、日の没するところの総書記へ、恙なき哉」という昔ながらの挨拶文なのか、迷うところなのだ。説明がないので不親切だ。これでは、先週首脳会談をした意味がわからない。

共同の記事を上げる。

『松野官房長官は記者会見で、22日から中国を訪問する公明党の山口那津男代表に、岸田文雄首相から習近平国家主席に宛てた親書を託すと明らかにした。』

謎だ。

投稿: 旗 | 2023年11月22日 (水) 01時27分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 細田博之先生ご逝去など | トップページ | イシバチャンネル第百三十九弾「食料自給率」について »