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2023年12月22日 (金)

野党にはない財産など

 石破 茂 です。
 安倍派の閣僚、党役員が辞任し、後任人事として政調会長に昭和61年同期当選の渡海紀三朗代議士(元文部科学大臣)が就任致しました。近年でも特筆すべき良い人事だと思います。渡海議員は真摯で誠実、正義感の強い方で、お互いに若い頃は政治改革に奔走したものでした。私が総裁選挙に立った時は、厳しい状況にも関わらず、損得勘定抜きに推薦人となって全面的に支援してくださいました。長年の友情に報いる意味でも、出来る限りサポートしたいと思っています。
 衆議院国対委員長に浜田靖一前防衛大臣が就くのも、同様に大変良い人事と思っております。小泉内閣の防衛庁長官と副長官、安倍総裁の下での幹事長と幹事長代理と、共に仕事をしてきましたが、見識、胆力ともにとても素晴らしい方で、来年の通常国会を乗り切る意味でも最適任です。

 平成元年5月23日に党議決定した「政治改革大綱」冒頭の「現状認識」は「リクルート疑惑をきっかけに国民の政治に対する不信感は頂点に達し、我が国議会政治史上、例を見ない深刻な事態を迎えている。特に厳しい批判が我が党に集中している」「今こそ事態を深刻かつ率直に認識し、国民感覚とのずれを深く反省し、『政治は国民のもの』との立党の原点に返り、党の再生を成し遂げなくてはならない」「国民の政治に対する信頼を回復するためには、今こそ自らの出血と儀性を覚悟して、国民に政治家の良心と責任感を示す時である」と記します。残念ながら、この「リクルート疑惑」を「パーティ券疑惑」に置き換えれば、今でもこのまま通用するものです。
 この文章に示された悲壮な思いを、今の我々はどれほど持っているでしょうか。私自身、長くこの文章を読み返すこともなく、ここに記されたことの多くを実践もせずに今日に至ってしまったことを深く反省するばかりです。自民党はこの政治改革大綱の精神に立ち返るべく、所属全国会議員がこれを読み、拳拳服膺することから始める必要があるのではないでしょうか。当時の我々若手議員の精神的支柱であり、これを起草された伊東正義先生も後藤田正晴先生も亡くなられて久しいのですが、歴史と伝統のある我が党だからこそ先人の思いを受け継ぐことが出来るのであり、これが野党にはない財産です。

 若手のみならず多くの自民党議員が選挙区で批判され、厳しい立場に置かれています。ここ数日、地方の自民党関係者から電話やメールを頂戴するのですが、離党する党員が増えているとのことです。総裁の「火の玉」発言を受けて、党が何かしなければ、批判が収まることはなく、支持率が更に低下することが懸念されます。
 今年で没後30年となる田中角栄先生は「あの戦争に行ったヤツがこの世の中の中心に居る間は日本は大丈夫だが、そうでなくなった時が怖い。だからよく勉強してもらわねばならない」と仰っておられましたが、歴史の教訓を伝承することの重要性は今回の事態においても同様です。

 今改めて政治改革の嵐が吹き荒れた1988年から1992年当時を振り返ってみると、いかに内外共に激動の時代であったかを再認識させられます。国内にあっては昭和天皇が崩御せられ、内閣は竹下、宇野、海部、宮澤と目まぐるしく替わり、消費税導入と政治改革で政治は激動、国外にあっては天安門事件、ベルリンの壁崩壊、マルタ会談による冷戦の終結(1989年)、イラクのクウェート侵攻、東西ドイツの統合(1990年)、湾岸戦争勃発、ソビエト連邦崩壊(1991年)など、まさしく歴史的大変革の時代でした。あの時以上とも言える今の歴史の変わり目に、我々が果たさなければならない責任は、あの頃よりもさらに重いものです。

 来年には地方選挙が540ヵ所以上で行われるのだそうですが、自民党を支えているのは地方組織であり、我々党中央にある者はこの重要性をもっと強く認識すべきです。昨日岸田総裁は青年局に対して、青年層の意見を把握し、報告するように指示したとのことですが、青年局の役員を務める国会議員は25名しかいないのであって、この指示は党所属全国会議員に対してなされるべきものです。
 各種世論調査で内閣支持率のみならず、党の支持率も低下傾向にあることが報道されていますが、これに右往左往してはなりません。このような時こそ、国民有権者に正面から向き合い、その意見を聴き、訴えるべきことを誠心誠意述べねばなりません。

 街はクリスマスの飾りつけで溢れていますが、ウクライナ・ロシア戦争も、パレスチナ・ガザ戦争もその根底には宗教的な対立があることに思いを致すべきではないでしょうか。お祭りムードに浸るだけではなく、宗教についての知識をきちんと持つ努力をしなくてはならないと痛切に思います。

 クリスマスの時期になると、大好きな作品であるО・ヘンリーの短編小説「賢者の贈り物」を読み返したくなります。文庫版で容易に入手できますので、もしまだお読みでない方がおられましたら、是非ご一読くださいませ。

 寒波の襲来、皆様、ご健勝にて良い週末をお過ごしくださいませ。

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コメント

石破さん
石破さんへの注目が強まり増々ご多忙を極めておられるに違いない中、ブログのご更新を戴き誠に有り難うございます。いつにもまして、頭が下がる思いであります。
これが今年最後のブログかな‥と想像します。来年こそ‥来年は旧来以上に佳き年を迎えられますように祈念申し上げます。

引用≫お祭りムードに浸るだけではなく、宗教についての知識をきちんと持つ努力を‥
⇒ま、愚見に従えば、 ≪無宗教も宗教の一つであり、良識も死生観も人生哲学も欠かせない要素≫ であって、無宗教であっても、特に国家国民の危機にあっては、お祭りムードに浸る伝統も文化もこの国にはない‥と。それも「中庸」の一要素だとw。

投稿: 黒山椒無躇 | 2023年12月22日 (金) 19時10分

続投ご容赦下さい。
≪裏金が生んだピンチがチャンス≫
≪幸運の女神の前髪を摑まえる法≫
≫田中均さんのTweet https://shorturl.at/yIPR6 
自民党に改革の可能性があるとすれば、派閥の力学から離れた政治家の力を期待するしかない。やはりそれは石破氏の良識と反骨心、河野氏の強いエネルギー、小泉氏の新しい感覚の組み合わせなのではないか。多くの人は小石河連合では自民党議員の支持は得られないというが、それなら自民党は終わる。
⇒愚者の返答コメント(転記に当たり若干の字句を校正した):
従来は「次の首相」に固有名詞を挙げることを控えてこられ…、ここへきて漸く、石破さん河野さん小泉さんの名前を挙げ、“十歩”踏み込まれた田中さんのご提言に 座布団百枚!(微笑)
≫小石河連合では“自民党議員”の支持は得られない‥
⇒お前たちは「何様」なのだ??? (ニッコリ)
⇒その三氏連合の運営には様々な困難と課題があり工夫も欠かせないが、現実は国民の過半が「石河小」を支持しているのだよ。
国家国民のためにはお前たち”好い歳した餓鬼”が落選の憂き目に遭い国会を去るのが筋目というものさ(注)。
それが天の道であり、大組織とその駒に過ぎない餓鬼に横串を刺すのが三現(現場現物現実)主義に通じる現実の厳しさであると。
(追記の注)皮肉を込めて言えば、そもそも、国会は民主主義の中枢機関であり、「政清と人和(まつりごと清ければ人おのずから和す)」を実現するための場であって、苟も安倍チルドレンと蔑称された多くの≪好い歳した餓鬼ら≫の溜り場ではない。
そんな餓鬼らを国会議員に仕立てて群れとなすなど、壊れ易い民主主義を土足で踏みつけた犯人の安倍愚猿、森喜朗、細田博之であり国賊として処断するべきだと。

投稿: 黒山椒無躇 | 2023年12月22日 (金) 19時14分

石破閣下

ポンコツモデラーのポンコツコメントです。

 今回の問題が異様に思えます。それは受け皿が無い状態でのスキャンダルだからです。どうなるのでしょうか。あるいは如何したいのでしょうか。マスコミは無責任な担ぎ上げをしたくとも誰を担げばよいのか見当を付けていないのでしょう。政治ではお金が掛かります。それは人が為すもだからです。人が動くにはお金が掛かるのは当然のことでありその政治でお金を掛けずに為そうとすれば偽善まみれに成るでしょう。政治が職業なら利益誘導が起きても止むない部分があることを誤魔化しては成らないでしょう。
 選挙で選ばれた代表者が本来何をする人であったかを考えると、現在は選ばれた目的が分からずに何ものかに取り込まれている。この点が改められなければ何も変わらないのかも。乱文・乱筆お許しください。

投稿: 野村嘉則 | 2023年12月22日 (金) 21時00分

石場さん
年末を迎え、今年もまた考えさせられることが多かった一年が終わろうとしてます。

今語るべきは何より、政治家に求められるものの意味です。
政治家に求められるものは何より、知性と理性と感性と品性です。そして、大志を持ち、為すべきを知り、語るべきを語ることです。

今日本の政治を見ていると、何より、政治が品位を失っていることに愕然とさせられます。

語るべき言葉を持たないのです。

政治家が、ウクライナについて何を語ったか。ガザの悲劇に何を語ったか。

政治資金について何を語ったか。

何より、この国をどうするかについて何を語ったか。

一人一人の政治家が、真摯に自身と向き合って何を語ってきたかを思い起こしてほしいのです。


語るべき大志を持たない政治家には、どうぞ退職を勧奨してください。

日本をどうするか。こん国をどげんかせんといかん。
明治の政治家が心に思い描いていた使命感を今こそ一人一人の政治家に持ってほしいのです。

どうぞそのことを語ってください。

投稿: かも | 2023年12月23日 (土) 09時16分

石破先生お疲れ様です。
今回のブログの話題が「政治家の身を切る痛みの話」なので、医療業界における身を切る話、をさせて頂こうと思います。
現在、健康保険負担割合、年金などを巡って、高齢者は「健康保険割合を増やすな、年金増やせ、高齢者いじめをやめろ」と主張し、若者は「労働人口から今のままでは高齢者は支えられない、高齢者に医療費・介護費の負担増を求めるしかない」と主張し、世代間の分断が激しい状況になっています。
高齢者、若者のおかれている状況も厳しく、どちらが正しいと簡単に結論が出せる話ではありませんが。
何か、困ったことが起きると「政治家なんとかしろ」と政治家に丸投げにする。
若者世代の意見、高齢者の意見、はては日本国民全体、自分が国のために何ができるのか。自分の身を切って、自分の住んでいる自治体、国を良くしよう、という意識が足らず「お上がなんとかしてくれるべきだ」という「くれくれ主義」が強すぎる気がします。

私自身というか、医療業界全体が、100年に1度のパンデミックの中で「自分達が患者の為、自治体の為、国の為に何ができるのか?」を強く問われ、心身を削りながら、最善手は何か、試行錯誤してきました。しかし、もっとうまくできたのではないか、という反省点も多くあります。今後の若手医師、医学生にコロナ渦で得た体験を伝える使命があると思っています。
以前、石破先生のブログに「新型コロナの抗原迅速キットが、コロナ渦のゲームチェンジャーになるはず」と書きましたが。実際、迅速抗原キットにて、PCRに比べて医療従事者の仕事量が5分の1くらいになったので、文字通り、ゲームチェンジャーになりました。

石破先生が私の大好きなオーヘンリーのお話を書かれたので。私も、ついでに、石破先生にお勧めの漫画、ドラマを書かせて頂きます。テレビ朝日の「仁」というドラマで、脳神経外科医が江戸時代にタイムスリップして、神業で人々を助けていく、というドラマなのですが。
緒方洪庵、勝海舟、坂本龍馬含めて、江戸末期、明治維新の時に、どれだけ多くの人々が日本を思い、日本を憂い、日本の為に奔走したか、を描いた名ドラマです。漫画は「シリアス&ギャグ」ですが。ドラマは「シリアス&感動」ものの最高傑作になっております。石破先生に見て頂ければ、必ず、御満足いただけるドラマだと思います。是非、休憩時間などに見て頂ければ幸いです。
寒くなってまいりました。インフルエンザもまだまだ猛威をふるっております。
体調に気をつけて、政務に邁進頂けるよう祈念しております。

投稿: neurosurgeon | 2023年12月23日 (土) 12時11分

石破先生へ
お疲れ様です。

今年も年末に入って、自動車メーカーのダイハツが34年前から車両検査の不正を続けていたビッグニュースが入るなどして世相を賑わしておりますが、自民党の派閥パーティ券裏金問題と相俟って、来年に向けて波乱の幕開けかと思います。
私も石破先生と同じで、派閥政治が全てダメだとも考えいませんし、自民党には派閥が必要だと思っています。
要は運営の方法と集まった政治資金の分配方法ですが、野党側から「企業団体献金の廃止」が求められていますが、勿論金持ちや大企業の声だけが重視されるような与党政治は断じて排しなければなりませんが、企業団体献金はむしろ健全な形で存続していくべきとも感じます。
究極的には、政治家を性善説でみるか、性悪説で捉えるかにまで繋がりかねません。
古代中国の孔子は「法で罰則を厳しく定めると、人は恥を知らずに必ず抜け道を探すようになる。仁(徳)でもって世の中をならしめると、人は恥辱と知り礼節を重んじていくようになると・・・。」
自民党議員各氏が裏金を全て懐に入れて、私腹を肥やしていたならば、重い罰を与えてしかるべきですが、多くの議員が「政治活動」に使っていたのなら、それはある程度は目をつぶる・追認してもいいのではないか?と私は思います。
全てオープンな社会というのもそれはそれでありですが、モザイクがかかっているからこそ興奮したり、想像が膨らむこともありますので(笑)、本物(事実)を見てしまってショックを受けてしまうことも考慮にいれなければならないと感じました。

投稿: 正木公二 | 2023年12月23日 (土) 22時41分

 【 野党には無い負の財産 】

 自民党には長い政権担当の歴史から野党には無い多くの正の財産がある。
 しかし、自民党には野党には無い負の財産もある。

 それは、傲慢という財産である。

 自民党が政権の座から二回も滑り落ちたのは自民党の持つ傲慢さからである。

 民主党に政権を奪われた時、僅か3年で政権に返り咲いた。
 3年では反省する期間には短過ぎよう!

 案の定、反省するよりも、如何に復帰するかに時間を費やしたのだろう?
 故に、政権に復帰してからは、如何に敵対勢力を潰すかに力を注いだ

 マスコミ対策に放送法を自民党に有利に解釈し、メディア会社を使って、国民を自民党寄りに誘導したと言われている。

 日本学術会議を、日本学術会議法を破って追い詰めた。

 警察をコントロール下に置き、検察迄も支配しようとした。
 今の、自民党の裏金問題も、検察虐めと無関係では無いと思われる。

 自民党の負の財産・傲慢は日本の政治をおかしくする!

投稿: 三角四角 | 2023年12月24日 (日) 18時10分

【今、危ないダイハツと、まだのんびりしている自民党】

この状態を見れば比較になる対象ではないのは承知の上で、ダイハツが消えるか?
自民党が消えるか? というぐらいの危機意識は当事者にあるのではないかと思っていたが、トヨタグループ豊田会長と自民党メガネ総裁では認識に開きがありそうだ。

ヤフーに豊田会長の記事があった。それによると問題の発覚は今年の4月にあったようだ。記事の中身は長いので略されているようだ。

『冒頭、トヨタ自動車の豊田章男会長は、「"安全"は自動車にとって一番重要な要素であり、今回の不正はお客様の信頼を裏切る行為であって、断じて許されるものではない。トヨタとしても大きな責任を感じている」と語った。

 今回の件で(2023年4月に本件が発覚し、同年12月に第三者委員会の調査報告書が提出されるまで)公表が遅れた点については、「早く公表したほうがいい」とアドバイスしたものの、「トヨタ中嶋裕樹副社長が会見で述べたとおり、トヨタがダイハツの中に入り、膿(うみ)を出し切る覚悟で調査を行ったことで時間がかかってしまった」と説明した。

そして、「今回の問題の本質はどこにあるのか」についてこう語った。

 「トヨタには、生産ラインで異常があった場合に従業員が"アンドン"(行燈/作業工程で異変を感じた場合の緊急停止装置とそれを知らせる電光掲示板のこと。天井から紐がぶら下がっていて、それを引っ張ることで生産ラインが止まり、工員の目に付く位置に掲示された電光掲示板が赤く点灯することからこの名がついた)を引いてラインを止め、スタッフが集まって原因を究明するシステムがありますが、ダイハツには異常があってもアンドンを"引けなかった"ということだと思います。」

それぞれが独自の社内文化が出来上がっていたことで、共通の認識が持てていなかったことだとのべている。自動車という製品を作ることは同じなのだが細かい流れまで異なる文化、あるいはシステム、手順の類が放置されていてという意味のようだ。

続けて記事は、

『「TPS(トヨタ生産方式)の目的は"効率"だとよく誤解されます。しかしTPS徹底の一番の目的は、仕事を楽(らく)にすることなんです。"楽"、つまり楽しく仕事をすれば効率もよくなる、という考え方です。

 わたしがトヨタ自動車の社長になって、アメリカでリコール問題がおき、安全がいかに重要かを痛感しました。そして、それまでの"量"や"原価"を重視したクルマづくりを改めました。優先順位を、(1)安全、(2)品質とし、(3)量や(4)原価はその下と位置づけ、従業員に徹底しました。安全や品質を最重要視することは、自動車会社として当たり前のことなんです。そういう当たり前のことを当たり前にするためには、経営陣が従業員としっかりと向き合うことが重要なんだと思います」
2023年4月に認証不正問題が発覚してから、豊田章男会長は問題の真相究明と従業員の動揺を収めるために精力的に動いてきたという。

 実験や生産現場のあらゆる工程を見直し、約90万件の項目確認を実施、そうして洗い出されたのが今回公表された63車種・3エンジン、174件におよぶ不正行為だったとのこと。

 この174件についてはダイハツ、トヨタ、第三者認証機関(テュフ・ラインランド・ジャパン株式会社)により安全上問題がないか再確認され、1車種(キャスト)について側面衝突試験における「乗員救出性に関する安全性能(ドアロック解除)」が法規に適合していない可能性が判明した。』

内部告発にあったのは一項目だけであったが他にもあるという判断で174件の不正の発掘ができたそうだ。

そして、『また本件発覚後、不正の対象車種となったヤリス・エイティブ(ヤリスのセダン)を生産するタイのゲートウェイ工場を訪れ、従業員を前に「きみたちの作ったクルマが悪いわけではない。これからもしっかりといいクルマを作ってほしい」と声をかけた。

 さらに衝突安全の不正対象であるロッキーHV、ライズHVを生産するダイハツの滋賀工場を訪れ、従業員の前に立ち「この中に告発者がいらっしゃると思います。ほんとうに言ってくれてありがとう」と話したという。』

膿を出しきる覚悟はすでにあったのだ。豊田会長には。そして、この先を問われ、

『最後にダイハツの今後を問うと、「ダイハツは別の会社になるくらいの覚悟で抜本的改革をすべきだ」と断言した。』

まあ、最近起きるトヨタ系列のデンソーやアイシン、日野自動車の問題とかを見れば巨大グループ企業の病気があるのでは? と思える。トヨタ方式が正しいものだしても歴史が異なる企業を傘下にして同じ行動が期待できなくなっているように見える。抜本的な見直しはトヨタにあるように見えるのだ。

自民党は派閥の色があることで、受け入れる人も多く、賛同しない人も多くあった。最大派閥はなぜ性懲りもなく、出来てしまうのだろう? そこから見れば最大派閥こそが政治の金喰い虫の源になっていることに気がつくはずだ。適正な大きさの派閥が金喰い虫になる分岐点があるような気もするが、誰もそれを探そうとはしない。政治に金がかかるのは、大派閥の姿に問題があるとして、弱小派閥も同じぐらい金がないというのであれば問題は別ところに理由がありそうだ。野党でも同じというのであればなおさら、欠陥を持ったまま政党政治を進める意味がない。


原因究明に真剣に取り組まないと政党は解体しないといけなくなる。メガネ総裁はそういう決意を党員に説明したか?

派閥領袖からの離脱をこの制資金規正法違反発覚の後になって突然実行しているのであるが、その理由を全党員に説明したか? 黙ってこっそりやることで信頼を失っているのが、方向性として正しい姿だ。まるでシナ帝国の政治を見ているような錯覚すらしてしまう。メガネ氏はリーダーではない。退く時期を読み間違えるほどの無能だ。総辞職をする時間すら、彼にはない。来年まで7日しかない。


早く責任を取れ!


後手後手ばかりになっているのが現実だ。これでは自民党はおしまいだ。

投稿: 旗 | 2023年12月25日 (月) 00時55分

石破様、こんにちは。クリスマスおめでとうございます。現在のバラマキ型政治は対症療法にしかなっていないと思います。経済も対症療法でしのいでいる感じがします。金利のつく以前のような活力ある経済に戻って欲しい思います。すべての面で正常に戻るような政治になって欲しいと感じます。石破様期待しています。

投稿: hitomugi | 2023年12月25日 (月) 14時02分

石破先生

今晩は!!。
連日のように寒波による冷え込みが厳しく、朝などは0℃以下となり水道の水も切れる様な痛さの冷たさであります。
そのような中、先生に於かれましては与党自民党のリクルート事件以来の不祥事に、頭を抱えてその対策へと連日のご苦労の事と存じます。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の「国の将来を憂う」者であります。
またこの一週間に於いて気付いた事や拙論を述べさせて頂きたく、存じます。
その前に、年末年始準備の為投稿が遅れて居ります事をお詫び申し上げます。

さて、自民党の派閥特に安倍派によるパーティー券販売の収支報告書への記載漏れが数日間もテレビ新聞などにより、次第に明るみに出て、朝から夜までこのニュースが途切れる事はありません。
小生はいつもテレビのニュースを聞きながら、朝食を摂っておりますが、今朝のニュースでは安倍派幹部の松野元官房長官、世耕元参院幹事長、西村元経産大臣、高木元国対委員長、塩谷元文科大臣、萩生田元政調会長が東京地検特捜部により事情聴取を受けて居ると云います。又、昨年4月頃安倍元総理が存命の頃、パーティー券販売のキックバックは中止するように指示したものの、派閥内議員の反発により、「キックバックの中止を止めた」との事実が判明しました。
その事により、安倍派の派閥幹部ばかりではなく、すべての派閥議員が違法性を認識していたのでは?との検察の認識のようであります。その為事情聴取者は大幅に増えるものとみなされているようであります。更にその上、先日は参議院議員のパーティー券販売は、直接議員個人の収入となって居た事も判明して居ります。

話は飛びますが1800年代のイギリスの歴史家、思想家、政治家のジョン・アクトンの言葉に「権力は腐敗する。絶対的権力は絶対的に腐敗する」と云い、更に「偉人は殆ど常に悪人である」との言葉もあるようであります。
翻って我が国与党の自民党政権を見れば、2013年民主党より政権を奪還したものの、安倍元総理による一強独裁的長期政権が続き、与党議員のかなりの数が安倍派入りを行い最大派閥となりました。その上内閣人事局が設けられ、官邸による上級公務員の人事権が掌握される事となり、官僚は余り物を言えない状況となりました。
更に議員各位に於いても選挙の際の「公認権」により縛りがあるようでありました。

このように長期政権の官邸の権力による締めつけがあり、寄らば大樹の影とばかり自民党へ安倍派へと集まり、全ての公務員は国家への奉仕者と憲法に規定されていながら、物も云えず、権力の腐敗へと繋がったものと考えられます。
又、今朝の別のニュースでは岸田総理により、来年の早い時期に「政治改革の為の別組織を作る」と発表されました。解説によれば「このまま国会議員が年末年始の為地元に帰れば、地元の支持者や有権者に衝き上げられ、窮地に陥る事を防ぐ為のようである。」との事でありました。

そして小生はかなり以前に、報道陣をシャットアウトしてでも、臨時自民党大会を開き、リクルート事件後の国民からの信用失墜、下野していた頃の自民党の苦労の事などを話し、綱紀粛正を計るべきでは?となんども述べて居ります。
石破先生・・・僭越ながら「今こそ与党自民党の中枢に入り、自民党の立て直しを行う為、立ち上る時」ではありませんか?
僭越な事を述べる事をご容赦くださいませ!!。

一部マスコミの中には、石破先生の事を指し、「自民党内への悪口を外に向けて吐き散らしている。あれでは?」との、とんでもない輩の発言を何度も目にして居ります。長年石破先生の「民意第一主義」の政治姿勢を見続けて居る者に於いて、歯がゆいほど怒りを覚えるのであります。

投稿: 桑本栄太郎 | 2023年12月26日 (火) 21時31分

石破先生

明けましておめでとうございます!!。
令和6年が先生に取りまして、益々ご健勝にてご活躍の年となりますよう心より祈念致して居ります。
地元鳥取へ帰られ、例年のように大晦日より元旦にかけて行われます「お茶配り」は、再開されましたでしょうか?
何かと新年より多忙な事と拝察しますが、その後少しはお正月らしく休養もとられましたでしょうか?大変お疲れ様であります。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の「国の将来を憂う」者であります。

さて、元旦の午後4時過ぎより能登地方に巨大な地震が発生し、未だに被害の全容も明らかにならない程であります。
新潟、能登半島などには活断層があり過去にも昭和39年の新潟地震、平成19年の能登半島地震などの大地震が発生して居ります。
最近の学説では活断層の規模もさりながら、この日本海側の能登半島、新潟などの活断層には列島の反対側の太平洋プレート、フィリピン海溝プレートが日本列島に深く潜り込む事により、地下水脈が圧縮され日本海側の能登半島、新潟地方の活断層に影響を及ぼし、地震発生に繋がって居ると云います。とは言っても、地震大国と云われる日本列島には北から南まで、活断層だらけながら、特にこの能登、新潟の日本海側の地域は地震に繋がる事が多いいようであります。
一早く被害の全容が明らかになり、先ず被害による死者を悼み、被災者の生命の確保や、一早い支援活動が行われ、復旧を心より願う者であります。

更に2日には、羽田空港において着陸の日本航空機と海保の救援物資を運ぶ離陸航空機の衝突事故が発生しました。日本航空の飛行機は着陸態勢の地上滑走を行いながら火を噴きましたが、乗客乗員の全員が脱出出来、事無きを得ました。然し、海保の航空機は機長のみ助かり、他の5名が犠牲になったといいます。日航機側及び海保機側、管制塔側の言い分はそれぞれ食い違いがあり、事故原因はその後明らかにされるものと想うものの、地上に於いて離陸機と着陸機の接触など絶対あってはならず、しかも天候など全く問題なかったと云います。その為、この三者のいずれかの誤認か判断ミスかとも想われるようです。

この様な大規模な自然災害、事故、ひいては一昨年よりのロシアの軍事侵攻のウクライナ戦争、昨年からのパレスチナ・ガザ地区へのイスラエルによる軍事侵攻、又数年に亘る疫病のパンデミックなど、『天意に背く者へ神による戒め』の終末か?と恐れ慄く者であります。
キリスト教で云う終末とは「各地に疫病が大流行し、戦争が起こり、又大規模な天変地異が発生する。その時に備えて祈りなさい。」と云う事によるものであります。
当に為政者の欺瞞と疑惑、怠惰による政の誤りなど、今こそ天の怒りに匹敵するものではなかろうか?と思う者であります。

投稿: 桑本栄太郎 | 2024年1月 3日 (水) 19時16分

石破先生

今晩は!!。
1月6日(金)~8日(月・祝)の間で、少しは休養に充てられる事が出来ましたのでしょうか?
小生は先生と同郷、鳥取県出身の「国の将来を憂う」者であります。
さて、元旦に発生しました能登半島地震と二日の夕方羽田空港に於いて発生しました飛行機の接触事故により、朝から夜遅くまで連日テレビ放映などマスコミは持ち切りであります。
この二つの件について、大変僭越ながら私見を述べたいと存じます。

1、能登半島地震について
『後からでは何とでも云える』との、誹りを恐れず敢えて述べさせて頂きます。
何と!今回の能登半島地震に於いて国の初動対応の遅さと、渋い費用は一体どうした事でしょう!!??。6日になって初めて「激甚災害指定」が発令され、7日になって非常事態地域に指定されると云う遅さであります。ご存知のように、激甚災害指定が発令されれば対応が地方の行政対応より、国家対応となり防衛省、国土交通省、などの各省庁は即対応が可能となり、自衛隊の大規模出動や被災地への交通手段の確保などが一段と上がります。

今回の能登半島地震に於いては輪島市、珠洲市など旧家屋の倒壊が多く、その為不明者の数が日を追うごとに増加となって居ります。
然し、地形が半島の上国道が崖崩れにより寸断され、救助活動の重機や支援物資の搬送も大困難を生じて居ります。孤立の村などへ徒歩にて支援物資を運ぶテレビ映像を何度も見ました。
激甚災害指定も一早く発令されて居れば、自衛隊のヘリコプターやドローンなどにより被害状況の迅速な把握も出来、家屋倒壊によって生き埋めるとなった被災者ももっと救えたのでは?と思うばかりであります。政府の認識の遅さ、甘さには呆れるばかりであります。
石破先生が予ねてより提唱されて居ります『防災省』が設置されて居れば、もっと初動対応も迅速に出来たものを!!。と思うばかりであります。

2、次に羽田空港に於いて発生しました接触事故について
正月2日の夕方、羽田空港に於きまして着陸予定の日本航空機と離陸準備の海上自衛隊機の接触事故により、日航機は火災炎上しましたが乗客乗員全てが辛うじて脱出出来、事なきを得ました。
海保機も破損炎上したものの、機長は自力により脱出し機長のみが助かり、5名の死者を出してしまいました。
日航機は管制塔の着陸OKとの指示により着陸態勢に入り、直前で滑走路上の海保機の機影を認めたものの、再度飛び立つ「ゴ―アラウンド」は不可能な距離と高さであり、海保機も機長の証言によれば管制塔からの着陸OK の指示を、副機長他同僚とともに受けたと云って居ると云います。
管制塔と海保機とのやり取りでは、管制塔は海保機にC5地点まで走行し待機をと述べたと云い、海保機はその後の「一番」との指示を、滑走路への侵入OKと誤認したものか?日航機の着陸予定の滑走路に入り停止したまま、待機していたそうであります。又海保機は日航機の着陸予定を知らなかったとも云って居ると云います。日航機と海保機が接触するまでに2分間あり、その間管制塔からは日航機の着陸予定の滑走路に、何故海保機が停止している機影を見つけられなかったのであろうか?とも云われて居ります。

更に、現在アメリカ在住の証券アナリスト、ジャーナリストの藤田萌絵氏によれば、奇怪な事にアメリカの航空業界でも羽田のこの事故が話題となり、アメリカの知人からの聞き取りによれば、日本国内で発表されている管制塔と海保機とのやり取りの内容と、アメリカでの知人の聞き取りには、微妙に違いがあるとの事であります。更に、着陸予定の航空機の滑走路に他の航空機が進入すれば、滑走路全面に非常灯が点くシステムがあるにも関わらず、数ヶ月前に故障したまま放置されて居た事。又、どの航空機も「トランスポンダー」と云う、GPS発信機のような機械が装備されて居り、「私は此処の居りますよ」との信号を出しているが、何故海保機には搭載装備されていなかったのであろうか?とも藤田氏は云って居ります。

真実は何処にあるのか定かではないものの、藤田萌絵氏は「どうも海保機の誤認による、接触事故」との結論付けが先になされているのでは?との疑惑の発表であります。
あってはならない地上での航空機の接触事故ながら、管制塔を中心としたそれぞれの「ヒューマン、エラー」によるものと推測されるのであります。
その事を受けてかどうか?羽田の管制塔ではその後「目視の管制官」も一人増えたとの事であります。

投稿: 桑本栄太郎 | 2024年1月 8日 (月) 21時21分

【元旦に地震が起きるとは思わなかった。勝手に抱いていた先入観は、危険だ】

元旦は昔から大きな事件事故もなくのんびりとした穏やかな時間が過ぎる一日というイメージが強かった。
これが、勝手に起きた自然の脅威、あるいは、我が国の宰相殿の不徳が原因で、天の怒りを受けることになったのかは判らないが、元旦のイメージを強烈に破壊してしまった。
まあ、勝手に描いていたイメージなのであるが、反省しないといけない。地震にとって見れば何の関係もないことだ。
365日地震が起きるということを認識するのが当たり前なのだ。

それにしても震源地からかなり離れているはずの大阪なのによく揺れた。ゆったりと揺れたので遠くで起きた地震なのだろうと思いネットを見れば数年前から群発地震を発生させていた能登半島だ。
はっきり覚えていないが何処かの地震学者は群発地震が巨大化するとは言い切れないと云っていたように思う。
今となってはその仮説のような説明は間違っていたわけだが、何事も絶対と思うことが間違いなのだろう。しかし巨大地震を外すとは・・・・・。
それはともかく、翌日には航空機事故だ。これで我が国の宰相殿は不徳の積み重ねではなく天を支配する神々から呪われているのではないかと思ってしまった。それは、正月三が日の最終に起きた北九州の大火災だ。昔の人々ならメガネ首相が悪いと言い出し宰相の責任は重大だとなる。まあ、人心を一新させることを狙ってもいいはずだ。メガネ宰相はこれまでどのような場面にあってもタイミングを外すのが旨く、国民の不評を集める結果になっている。そして、先を見る目がない。メガネをかける値打ちがない人だ。能登半島巨大地震の死者数が100名に届きそうだといわれ始めてから政府として金を出すと言い出した。甚大な災害復旧地域の指定とかをかなり遅れて言い出す姿を見れば頼りにならない人だという印象を広めたいのかもわからない。
裏金問題で逮捕者が出たことでメガネ宰相のとどめとなった。タイミングを見るのが下手くそなのだろう。有能な側近に恵まれていないように見えるし、人望がないので人が寄ってこないのだろう。

1/8になって漸く動いた。その記事があった。
『発生から1週間を迎えた能登半島地震について、岸田首相は8日、地域を限定しない形の「激甚災害」に指定する見込みが立ったとして、決定への手続きを指示した。』

何事もタイミングというものがある激甚災害指定するのに8日もの時間をかけた説明がないのは残念だ。

メガネ宰相とはこういうひとなのだ。

頼りにならない。ただひたすら地位にしがみつきたいだけなのか?

疫病神のような首相だ。

投稿: 旗 | 2024年1月 8日 (月) 23時50分

【ドリル優子の継承者があらわれたようだ!】

8日付けのNHKの記事だ。

『自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐり、安倍派に所属する池田佳隆衆議院議員が政治資金規正法違反の疑いで逮捕された事件で、東京地検特捜部が先月、池田議員の関係先を捜索する前に、関係先にあった記録媒体が壊されていたことが関係者への取材で新たにわかりました。
東京地検特捜部は証拠隠滅を図った疑いがあるとみて、池田議員の関与の有無を含め詳しい経緯を調べるものとみられます。』

こういうことだけに迅速に動く自民党と思われますね。残念な政党だ。小渕優子を役員に起用したのは、そのような意図があるのかと思われても仕方がない。腐り切っている。

投稿: 旗 | 2024年1月 9日 (火) 00時05分

【能登半島地震の復旧支援の最中の時期にあってメガネ総理は新年宴会を3ヶ所はしごしていたそうだ・・・・・・あの作業服姿で酒を飲んでいたのだろうか?】

緊張感のまるでない人だ。その上、自分がどういう立場にいるのかわかっていないのだろう。あの作業服姿だったのか? は不明である。宴会を主催した時事通信に記事がない。批判を集めているマスごみなのに責任から逃げているのである。自覚のないメデアなのだ。他の二つの座敷に呼ばれたメガネ氏の記事も姿は不明のままだ。日本の内閣総理大臣も落ちぶれたものだ。ここまでバカなら幇間と呼ばれたほうがいいのではないか!
そうすればスーツ姿でなくても驚かない。酒の席に似合うメガネだ。

一日も早く辞職しろ。情けない。

今どういうときにあるのか弁えてもらいものだ。激甚災害の指定を遅らせたのはそういうことか。常識のない総理大臣を初めて知ることになった。

残念な人である。

投稿: 旗 | 2024年1月10日 (水) 21時03分

【自民党 政治 刷新 本部というのができていたようだ。仮に、この構成員から逮捕者が出たら、自民党は瓦解するかもわからない】

そういう危機管理が為された上での選考作業が完了していたのだろうと思いたい。つまり金庫番の排除はあるのだろう。しかし、ドリル優子は何故か? メンバーだ。名前の由来は、過去に捜査妨害の実行を行ったからだ。金庫番ではなくても、捜査の妨害ができる立場の人が紛れ込んでいれば見つけるのは難しい。検察の動きもまた金庫番だけに注目しているわけではないだろう。議員の親族も容疑者の資格はある。それもまた捜査の対象だろうと思われる。まあ、それはともかくメンバーにはエッフェル塔が好きな人がいるのに気がついた。メガネ総理は、世間の注目をそこに集めるために用意したのだろう。何を考えているのかと思わせることに狙いがあるようだ。そっちに注目が集まれば、ほかの行動が自由になる。まあ、そういうことだろう。この人選に関しては「政治刷新の対象者をメンバーに入れる意味がわからない」というコメントが大量にあった。また、両手をズボンのポケットに入れて話すという独特のスタイルで有名なったメガネ総理のマブダチ氏も入っている。メガネ派閥からの援護要員の意味だろうか? これは派閥解消など考えていないという表明ととられても仕方がない。それは清和研究会から大量10名が起用されていることからもわかる。つまり、メガネに本気でやるという気はないのである。これほど国民を馬鹿にした人選も珍しい。
産経の記事に、的確なコメントがあったので上げておく。
『フォロワー数の多い兵庫県明石市の泉房穂前市長も11日、Xで「刷新されてしかるべき方々を集めたってこと?と思ってしまった。安倍派が10人も入っているなんて、ブラックユーモアにすらなっていない。本日スタートだが、始める前から終わっている」』

まあ、そういうことだ。11日に発足のようだが11日に、解散したように見える。覚悟の見えない員数合わせだ。
赤穂浪士ですら覚悟示す47士を揃えるのに少なくとも3回、8カ月近くの時間をかけて人選した。命懸けなのだ。
今回の付け刃の38人に期待する人がどれだけいるのかわからないが、ほぼ無理だろう。この38人及びその親族、秘書から一人でも逮捕者が出れば、その瞬間に瓦解する。「メガネの浅知恵」と呼ばれることになるだろう。真剣味の伝わらない政策提言は、自分たちの立場を茶番に帰ることになるだろう。危険な博打だ。

投稿: 旗 | 2024年1月12日 (金) 00時23分

【自民政治刷新本部に石破さんの名前がない件について・・・・考えられるのはメガネ総理の脳は崩壊の途上にある】

派閥を持っていた人の意見を取り上げる気はないと表明しているようだ。その根底にあるのは、最初から派閥を維持するという主張があって出来上がったメンバーと解したほうがいい。

つまり、派閥解消をコメントしたことがあるのは無派閥の菅義偉前首相だけなのは、彼はショールームにおける看板のような立場でしかない。
手の内を晒してポーカーをして楽しいと思うか、どうかの問題だが、国民の目をごまかすということに全力を集中しているのは、間違いない。こう云う茶番に政権支持率の高揚を真面目に期待しているのであれば、アホだと思われるだけだ。まるで、改革開放を世界に向けて叫びながら反スパイ法で入国者の逮捕をやりまくるシナ帝国の国家運営を目にしているような眩暈がする。我が国のビジネスマンだけで17人の逮捕者があるそうだ。まともな脳みそがシナ帝国の指導者にないのがこれでわかる。
メガネ政権はまともという概念から遠ざかっているようだ。正常に呼び戻すのは難しいような気がする。
その根拠に国民が震災の中にあって一世帯辺り20万円を限度に有利子貸付をやると言い出したらしい。こういう金の使い方をするのは、異様な印象を受けるのだ。打ちのめされてすべてを失った被災民相手に金を貸す商売をしているわけである。戦争の最中のウクライナに6000億円の支援をしたのは周知の事実だ。ただで6000億円を気前よくプレゼントをするという政治的な意味のある行動と比較対象するのはナンセンスであるが、災害に打ちのめされた自国民に差し出す金は貸付金としての20万円だというのも納得がいかない。返済しなければならないという条件がついている。貸金業の岸田がそこにいる。

能登半島は東京都民のような人口ではない。そういう判断ができない政治家だ。なぜ? このメガネは国民の役に立つことから逃げようとするのだろう。反日目的なのか、反自民目的なのか、反能登半島かもわからない。
災害被害民相手に貸金業を国がするのか! 頭は大丈夫なのか?

正月に大地震があったことのショックでおかしくなったのであれば、医者に診てもらったほうがいいと思うぞ。内閣府と内閣及び自民党の責任がそこにかかることになる前に精神科医が必要になるのではないか? それは巨大地震があったのに新年宴会を3件続けて梯子をするという異様な行動に求めることができますね。最高責任者が地震を忘れて宴会を優先するとは何事か?

異様なことだと思いませんか?? サラ金を被災民相手に開業すると言いだしたメガネ氏は、異常な気がする。

投稿: 旗 | 2024年1月12日 (金) 01時44分

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