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2024年1月12日 (金)

能登半島地震など

 石破 茂 です。
 旧年中はお世話様になり誠に有り難うございました。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
 また、能登半島地震で亡くなられた方の御霊の安らかならんことを切にお祈り致しますとともに、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。

 能登半島地震は、都市部とは異なる過疎地域での災害の問題点を明確にしました。地震の巣のような日本においては、どの地域でも発災しうるのであり、早急に防災省的な組織を設立してあらゆるタイプの災害に迅速・的確に対応できる体制を整えるべきだとの思いを新たにしたことでした。
 その都度都度に全力で対応していることは確かなのですが、今回もまた「自衛隊が逐次投入だったのではないか」「災害関連死が多く出るのではないか」「二次避難の体制が遅いのではないか」等々の批判が出ています。自治体、警察、消防、自衛隊など、現場が不眠不休、全身全霊で対応しているにも拘らず、毎回のようにこのような批判が出るのは極めて残念なことです。
 東日本大震災の際、観光庁が中心となって観光地等のホテル、旅館を二次避難先とする仕組みが提唱されたように記憶しているのですが、これを全国的に迅速に機能する体制をつくることも急務ではないでしょうか。水も食料もトイレも風呂もない酷寒の中、避難所や車の中で生活しておられる方々の苦難を一分でも一秒でも早く解消することこそが最優先だと私は思います。内閣府にある防災担当部署を発展的に改組し、専門的人材を終身的に雇用・育成し、知識と経験が伝承される「防災省」の創設を今一度声を大にして訴えたいのです。
 能登半島地域の水産業も壊滅的な被害を受けています。自民党水産政策の責任者として、早急に対策を樹立し、現地の水産関係者に一刻も早く安堵して頂けるよう努めてまいります。

 

 昨日党本部に、総裁を長とし、40名近くの議員で構成される「政治刷新本部」が発足し、議論が開始されたと報道されています。派閥のパーティ券収入の「裏金化」問題は、派閥による自己解明がなされない以上、検察の捜査に委ねる他はありませんが、「政治刷新」と銘打つからには国民の多くが共感・納得する結論を得なければなりませんし、その中核に「派閥の存在」があることは論を俟ちません。
 政策グループは政策研究や各種選挙の支援等、党本部ではカバーしきれない分野を補う機能を持つべきですが、単なるポストと資金の配分機能に特化しているとすれば、国民のニーズとの乖離は明らかです。
 政治改革大綱の理念は、二大政党制を前提として、政党の機能を強化するという方向性でした。今回もこの理念を踏襲するのであれば、ポストと資金配分の機能につき、一定の基準のもとに党に一本化することを考えることになるのでしょう。
 昨年の年末、かなり丁寧に選挙区内を廻ってみたのですが、永田町の感覚とは大きな差があることを実感します。これは鳥取県のみならず、全国的な現象であるはずで、これを見誤ると政権の維持自体が困難になるように思われます。この現状を決して甘く見てはなりません。

 

 極めて当然のことですが、政治を変える力を持っているのは主権者である国民であり、それ以外にはありません。期日前投票の制度がかなり整備されて、投票の利便性が格段に向上したにもかかわらず、投票率がここまで低いことに強い危機感を覚えています。
 「投票したい候補者がいない」「投票したい党がない」と言うのであれば、それを明確に示す白票を投じてこそ意義があるのだと思います。棄権という選択では、どのような意思に基づくものなのかが全くわかりません。敢えて言えば、「国の安全保障がどうなろうが、財政や社会保障がどうなろうが私の関知したことではない」「誰が政治をしても同じことだ」という有権者が多い国の将来が、明るいものになるとは私にはどうしても思われません。
 「投票したい候補者がいない」というのであれば、各政党の候補者の選定の部分から党員等になって関わっていくことも必要でしょう。この地域の代表として相応しい、と思える自分の身近の人を発掘し、各政党の候補者として推薦したり、支持する人を増やしたりすることは、有権者教育の進んでいる北欧では至極当然のこととして若者が多く関わっていると聞きます。
 また、投票義務制に多くの反対論があることをよく承知してはおりますが、民主主義が健全に機能するためには、より多くの投票が必要です。国民主権における主権者の責任の重さは、民主主義の価値と極めて近似したものであるように思われます。主権者と我々政治に携わる者との間には、強い信頼関係とともに適度の緊張関係があるべきですし、我々は常に主権者に対する畏れと怖れの念を失ってはなりません。

 

 年明け以来、体調の不良が続いており、何とか早く回復したいものだと願っております。
 寒さが続く日々、皆様ご健勝にてお過ごしくださいませ。被災地の皆様の少しでもの安らぎを心より念じております。

 

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コメント

石破閣下

ポンコツモデラーのポンコツコメントです。

 不見識とは思いますが、大きな地震があると被災地の方がたには申し訳ないですが、何か大きな事件を未然に防ぐための仕組みなのかなと感じます。今我が国はいずれかの動きに晒されているようです。それで閣下にも毒を盛られているのではないかと勘繰ります。まあ神国の日本がこれしきの事でどうにかなる訳でも有りませんけど。
 防災省はいりません。アメリカの例を見るまでもなく屋上屋を重ねるようになるだけです。独裁を目指すのに都合よく利用されてしますのである意味危険です。防災を法令でその範囲を明確にしなくては成らないですがそれは可能でしょうか、際限なく権限が拡大するか骨抜きになるかのどちらかです。つまり人災の最大事例が戦争で天災が防災とかうまく分けられるでしょうか。自衛隊が天災で活躍しているのに同じような実働部隊や司令部をもう一つ作る必要があるのかという疑問はぬぐえないと思います。つまり自衛の対象は人災と天災という訳です。交戦権を持たない州兵という位置づけだとそうなります。
 民主主義がどの様に生まれて来たのかの見当が違うのだと思うのですが、つまり国王や独裁者、今日権力をもつ存在に対しての対策として生まれたと考えています。国民主権は何に対して生まれたのかの歴史観です。カバーの掛かった権力に対しては有効に働かないのが現実では無いでしょうか。国家の上に財閥が存在(正確にそういうのが適切ではないですが)していて、それは文化的な背景に支配されている。つまり海賊文化と山賊文化です。半島には意外と山賊文化が残り島国には海賊文化が存続します。日本は海賊文化の国だと言えます。この国に山賊文化の様式は似合わないでしょう。船長は選挙で決めない。だから大統領制度は似合わないし2大政党政治も適応しない。助け合う派閥で構成された同じような政党が複数存在する。それが最適なのだと思うのです。不具合な政治様式なのに投票を強いられては反乱でも起きるかも、乱文・乱筆お許しください。

投稿: 野村嘉則 | 2024年1月12日 (金) 21時09分

石破さん
ブログのご更新、有り難うございます。
年明け早々にご体調不良が続いておられる由、一日も早くご快癒されることを念じつつ、お見舞い申し上げます。
長期予想では暖冬といわれても、日々の寒暖差の大きさが厳しく、世界各地の悲惨な情勢や国内の政治社会各層の“だらしなさ”など石破さんのご心痛のあまり厳しく…などとも推測しますが‥、今までにも増して「石破さんは石破さんお一人のものではない!」ので‥以下省略(微笑)。

  🌸「高潔さIntegrity」の復活を願う
佐藤愛子女史≫父は訪ねてきた人が帰ると、「あれはダメな野郎だ、儲けることばかり考えている」というようなことをよく言っていました。損得に一喜一憂するのは「下衆な人間」だと軽蔑していたのです。家で私が「損しちゃった、得しちゃった」などと口にするとそんなこと言うものじゃないと凄く叱られました。   https://shorturl.at/glpS6 

その佐藤女史の強烈な個性と逞しさに触発されて‥一言献上。
    ≪元水月会メンバーへのエール≫
🌸損得に一喜一憂するは下衆な人間(野郎)だ(佐藤紅緑翁)
🌸粗にして野だが卑ではない(田禮助翁)
🌸身分高き者が負う責務Precepts of Knighthood;新渡戸稲造翁
⇒一介の在野の市民には、その後の彼らの現在地や志の如何は、一部を除き詳らかに知る由もありませんが‥、思い返せば、ほんの数年前にすぎない当時、石破さんをトップにして「悪しき派閥に非ず。あるべき政策集団だ!」を標榜された水月会に集われた元メンバー諸氏には、今こそその学びと当時の逞しい志を旗幟として鮮明に掲げ、困窮し戸惑っている国民市民に向けて ≪信頼に足る存在をアピールできる絶好の局面≫ だと考えます。
石破さんはこんな言葉は「頭の片隅にもない」とは知りつつも、あの当時の「🌸ご薫陶」が今の自民党を…、延いては日本政治を崖っ淵から救い出すことに繋がるに違いないと考えます。
現に、小さいながら赤沢さんが動き始めておられる。石破さんが表立って主要な彼らの背中を押し流れを創りだすことは「差し控えられる…」としても、危機感を表明された「令和臨調の枢要な良識」から“善き共謀と協働”を得ることも ≪良識Decenciesからの反撃≫として一案なの鴨‥と考える次第です。

蛇足:極東島国の裏金事件や政治不信の状況に目をやれば、森喜朗に始まり故人とはいえ安倍愚猿や細田博之およびその徒党によって、また麻生太郎らの共謀によって、無上の価値Valueとした「高潔さIntegrity」が徹底的に破壊された‥とも言える。再発防止の応急措置として、日本社会はこの曲年で彼らを ≪捕り逃がしては、将来に病巣と禍根を遺す≫。

投稿: 黒山椒無躇 | 2024年1月13日 (土) 11時56分

こんにちは。
自民党贔屓の私でも今、自民党に投票したくない、かといって、他党もイマイチ。白票が、なにかに使える、法整備できたら、新自民党はすごいな、と思います。
 あと、せっかく選挙に時間を作って行くのだから、世論調査してその意見を有効に使える制度があればなと思います。支離滅裂、失礼しました。

投稿: なこ | 2024年1月13日 (土) 12時02分

 能登半島地震でなくなられた方の御霊の安ら館事を心よりお祈りするとともに、被災された人達に衷心よりお見舞いを申し上げます。
 尚、石破先生におかれましては、ご健康に気を付けられ愈々のご決心を期待する者であります。

投稿: 高橋元則 | 2024年1月13日 (土) 13時18分

茂さん

 明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願い致します。

 内閣府にある防災担当部署を発展的に改組し、専門的人材を終身的に雇用・育成し、知識と経験が伝承される「防災省」の創設とありますが、自衛隊を動かすのは防衛省でなくてはいけません。防災省が自衛隊を動かすとなると自衛隊の2次元かが生じ、自衛隊を動かすのに2つの省が関係してくるという変な国家構造が構築されるような気がします。もし、防災省を創設なされるのならば、この点を解消して下さい。自衛隊を扱うのはあくまでも防衛省であるべきです。
 政治刷新についてですが、一番分かり易くまとめると、派閥パーティー自体を禁止すれば良いと思います。もともと、政党助成金があるわけで、それをもとに政策立案、政策実行していけば良いわけですから。
 一票の有難みという話がありますが、国民一人一人に選挙権があるという有難みまで忘れていってる今、もう一度、民主主義とは何か?、選挙とは何か?、を国民の皆様に問いかけてみたいと思います。
 
 年明け以来、体調の不良が続いてるとのこと、早く回復することを願ってます。

投稿: 安村直起 | 2024年1月13日 (土) 13時39分

心労が絶えないと思いますが、日本の進むべき道を明確に示して頂きたい、そしてそのために大ナタを振るって頂けたらと切望しています。
体調の回復を心から願っております。

投稿: 永井幹人 | 2024年1月13日 (土) 15時49分

今年もよろしくお願いいたします。
体調不良とのこと、まずは回復をお祈りしております。
政治刷新本部については、残念ながらほぼ期待が持てないと認識しています。「ズルをした人達が二度とそうならないようにする決まりを作る」という組織の実態に加え、特にいつまでにどうするという具体的目標も日程も不明な現状では、「活発な議論をしています。来年には新たな決まりを作れると思います」などという未来すら透けて見えます。言葉というものはいくらそれが正しかったとしても発言した人に説得力がなければ意味をなさず、説得力はそれまでのその人の立ち居振る舞い、積み上げてきた実績からはじめて生み出されるものなので、その点からも疑問符が付きます。
能登半島地震については、現場の方たちは今この瞬間も必死の努力を続けていると確信します。最も楽な生き方は、人が作り上げたものに対して自らが全くリスクを負うことのない安全な場所から、批判という名の自己認証欲求を満たす行為を繰り返すこと。石破さんの指摘する批判はほぼこの内容なのではと推察します。
今は被災者やその周りで復興や救助の固い意志を持ち行動する人々に寄り添い手助けすることが最も重要であり、何の足しにもならない雑音は放置していいと考えます。自分も微力ですが募金を積極的に行うなど、自らができる事をしていきます。
改めて今年も石破さんの更なる活躍と飛躍を願っています。

投稿: すっとこどっこいしょ | 2024年1月14日 (日) 01時51分

***閑話休題***
以下は言葉遊びですが、単なるお遊びではありません(微笑)。
△国民のニーズ:ニーズには“待ち”を感じる。圧力がない。
〇国民の心のシャウト:秘められた不満などの“圧力”がある。

①NYT: Coast to Coast, a Brutal Mix of Snow, Rain and Bitter Cold ⇒Ballot to Ballot, a Brutal Mix of Snow, Rain and Bitter Hope 
②NYT:: In a Setback for Beijing, Taiwan Elects Lai Ching-te as President 
④Mr. Xi called The Motherland Unified with Taiwan a "Historical Inevitability.”
⇒だけどな‥習近平よ~その中台統一は、お前の時代の必然ではない。然もお前の思想理念や手段が統一の必然でもないのだよ。

投稿: 黒山椒無躇 | 2024年1月14日 (日) 10時46分

★中途半端はいけないよ!
毎日:全国から加勢を集めた地検特捜部、安倍派幹部の立件断念へ、立証困難  https://shorturl.at/fwGMU 
⇒好い歳した餓鬼とはいえ「民主主義の基本を壊した巨悪の群れ」を裁くのに中途半端はいけないよ!酷い禍根を遺すから。
⇒ま、考え方ですが、取り敢えず国会が開く前に、第一段階として、細田博之と安倍愚猿の両名を ≪容疑者死亡のまま‥立件≫するのが佳い。愚かな巨悪を捕り零すことも宜しくない。
⇒そして、捜査全体を長期捜査に切り替えて、その容疑者死亡裁判と追加捜査の過程で、残る世耕弘成や萩生田光一を含めた安部派の「好い歳した餓鬼」の罪状を深堀りすれば佳い。

投稿: 黒山椒無躇 | 2024年1月14日 (日) 11時33分

石破先生へ
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

石川県能登半島地震は犠牲者多数で、厳しい現実が日々明らかになっていますが、政府自治体住民一丸となって復旧復興が進むことを願っています。
自民党裏金問題ですが、私はあまり大きな問題とは捉えていません。ただ安倍派と二階派は継続していたということが判明したので、今後は派閥の運営と資金の管理を適正化すれば終わる事項かと思います。

投稿: 正木公二 | 2024年1月14日 (日) 21時29分

石破茂こんばんは。昨今、いろいろな難題が重なり大変な事態ではないかと思います。医療でも災害などでたくさんの負傷者が出た時、トリアージつまり、緊急性のある患者とそうでない患者を分けて行きます。緊急性のある患者を優先的に治療していきます。今回の難題もまず、能登半島地震を優先的に解決すべきではないかと思います。裏金問題は震災解決後でも良いような気がいたします。優先順位をつけて一つ一つ解決していくべきだと思います。石破様期待しています。

投稿: hitomugi | 2024年1月15日 (月) 00時15分

【東京地検特捜部は自民党に忖度して、裏金問題の幕引きを考えているらしい?】

具体的な内容に乏しい噂のような話が記事になっていた。

『自民党の派閥の政治資金を巡る事件で、東京地検特捜部が安倍派の幹部らの立件を見送る方向で検討しているとみられることがわかりました。
安倍派では、パーティー券の販売ノルマを超えた収入が所属議員側にキックバックされ、派閥の収支報告書に記載されていない疑いがあります。

 その後の関係者への取材で、特捜部が安倍派の幹部らの立件を見送る方向で検討しているとみられることがわかりました。幹部らは任意聴取に対し、キックバックの不記載について「派閥の会長と会計責任者で決めていた」と説明し、自らの関与を否定していたということです。

特捜部は会計責任者について、在宅での立件に向けて詰めの捜査をしているとみられます。(ANNニュース)』

まあ、この記事は、「誰が何時どこで何をした。或いは、何をする予定だ。」という記事の記事たる条件を見た場合、何も記すべき内容がない。そこにあるのは、東京地検特捜部という役所が何もしないだろう。 という噂を書いているだけなので、事件の予告ですらない平穏な記事だ。国民はがっかりするだろう。という予告をしていることにはなる。
昔、30年ぐらい前にあったことだ。今回の場合と同様、政治資金規正法に関係する話で、巨額闇献金が動いた事があり、その時の腐敗政治家金丸信自民党副総裁が東京佐川急便事件に関与し脱税をしていたという事件が東京地検特捜部による捜査で発覚。巨額の裏金(5億円)を暴きながら、金丸は東京地検によって単なる脱税事件という扱いで罰金5万円で処理されたことがある。あまりの軽い扱いに議員辞職を求める声が全国的に高まり、検察庁にも批判の目が及び「検察庁」とある看板に黄色いペンキが投げられた。巨悪に向かうには荷が重い東京地検特捜部の姿があった。

その後この事件より巨額の政治資金を流用した蓄財を脱税事件として立件。金丸は政治資金を流用して個人資産を蓄財し脱税したとして東京地方検察庁に逮捕された。検察は金丸が1987年から1989年にかけて約18億4230万円の所得を隠し、10億3775万円を脱税したとされた(1987年と1989年は金丸単独の犯行、1988年は金丸と第一秘書の生原正久との共同の犯行とされた)。この裁判は金丸の持病、糖尿病の活躍によって被告人の病状悪化によって公訴停止となり、やがて、被告人死亡による公訴棄却になったため、政治資金の蓄財化及び脱税事件は判例にならなかった。おかげで、今もこれが問題となっているわけだ。
この時から見ても30年の時が流れ、改善策が一つもない。
今、大慌てで「政治刷新本部」を立ち上げ、何かを始めようとしているようだが、自民党副総裁が引き起こした事件が公訴棄却になったことで、知らぬ顔を決め込んだ派閥システムに何ができるのか大きな疑問である。金丸は佐藤栄作の派閥から政治家生活を始めた人だが田中角栄や中曽根の元など、総裁派閥にくっついて副総裁になった男だ。目的は巨額の蓄財なのかも解らない。こういう政治家の正体と政治資金規正法の関係を糺してこなかったことが今起きているのだ。
裏金が蓄財目的という前例があったのだ。腐敗は常にある。逃れることは容易くないだろう。

投稿: 旗 | 2024年1月15日 (月) 01時49分

石破さん
ご体調が回復されつつあることを念じます。油断大敵!(微笑)
昨年来、上脇先生が点けられた裏金疑獄の狼煙を嚆矢として‥
神戸地区の先生方の「正義を目指す地道な言論活動」が目立っておりますね。慶ばしく嬉しいことです。この智的で健全でリベラルな「空気」が全国津々浦々にトリクルダウンしますように!

   ≪”初動以前”に既に起こっている人災≫
   ≪「昭和16年夏の敗戦」と同じ因果≫
神大/小池教授:能登半島地震、なぜ道路復旧が進まないのか?
引用≫「過去に例がない規模の道路陥没‥それは古いインフラの改修投資を怠ったツケを、現世代が払わされているのである」 
②≫また、(今回の震災と津波の)被害が出た道路は市町村道が中心で道路の老朽化が著しい状況だったという。
③≫(近い将来)東南海トラフのように広範囲に被害が及ぶ地震が起きた場合、全国の津々浦々で深刻な「孤立住宅」が多発するリスクがあると警鐘を鳴らす。 https://shorturl.at/HIKS5 
(一部の字句を無断で勝手に追記または変更してある)
愚者の蛇足「社会の基底部分で‥古く黴が生えた小人らを重職に据えて、Smartな人財の育成投資を怠ってきたツケもある」

付録:  ≪🌸文理の枠を超えたリベラルアーツ≫
神戸大/小池教授のプレゼン https://youtu.be/krZKuFIMXFE 
≫「新しい市民工学Civil Engineering」とは‥”土木工学+経済学+心理学+社会学+デザインなど”を加えたもの
⇒人品骨柄などの詳細は未知ですが、こういう良識Decenciesも見識Intellectualityも感じさせるリベラルアーティストにこそ、「国家強靭化の計画立案と推進」を任せ、頭脳働きと数兆円の資金の活用に期待したい‥という衝動に駆られます(微笑)。
⇒その一方で、その学問とその領域は、単なる「新しいxx(「新しい資本主義」の如くw)」と呼ぶのではなく、例えば「従来からある多様な叡智を包摂し、相互かつSmartに連関させる“複学”」(短縮は必然w)とすれば、その切っ先が鋭さを増し、強い訴求力と共感を生み、建設的なワクワク感を膨らませるだろう…と考える。

投稿: 黒山椒無躇 | 2024年1月15日 (月) 14時11分

石破 代議士様
 菅(二階)、小泉さんに担がれやすいようにしつつ、政治家としての集大成となりますから、できるだけ多くの仲間を集め、総裁選挙に出馬しましょう。はっきり言って、他の女性候補は政治経験から石破師匠に対し、話になりません。

投稿: 和歌山五郎 | 2024年1月15日 (月) 19時14分

石破先生

今晩は!!。
年明けとなり松飾りも取れ、又厳しい寒さの日常の日々となりましたが、ご体調があまり芳しくないとの御由、大変心配致して居ります。
何時も、休養も出来ないほど地元や講演、地方巡りもこなされて居り、年齢的にもお疲れの出る時時期では?と存知ます。くれぐれもご自愛くださいますよう!!。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の「国の将来を憂う」者であります。
本日もここ数日のニュースより、拙論を述べて見たいと存じます。

1、自民党各派閥のパーティー券販売とキックバック、裏金問題について。
昨日14日の新聞報道では、地検特捜部のパーティー券販売の収支報告書不記載とキックバックについて、安倍派幹部らの関与の事実確認は不確定であり、立件および起訴は難しいのでは?との記事が出て居りました。
更に、今日15日の新聞報道では、派閥幹部によれば安倍派のキックバックによる裏金づくりの指示は、『会長案件であった』と、驚くべき内容でありました。派閥会長であった安倍元総理や細田氏はすでに鬼籍に入って居り、「死人に口無し」をもって幕引きを図ろうとするかのような姑息さであります。誰の指示による案件かではなく、「政治資金規正法収支報告書不記載」は知っていての事であり、国民より負託を受けて国会議員となった者とも思えない、子供だましのような言いぐさです。

これらのような、特捜部の立件見送り姿勢と安倍派幹部の言い訳を、国民が納得出来る筈はないではありませんか!!??。
更に、危機感を持っている云う岸田総理は「自民党政治改革刷新本部」を立ち上げましたが、メンバー31名のうち疑惑の安倍派より10人も入って居り、あるジャーナリストによれば「嘘のような喜劇」であるとの酷評であります。

又、派閥存続派の麻生副大臣と、派閥解消派の菅前総理の座長では、その内容には本気度が不明であるとも云われているようであります。
小生の提言では派閥は無くならないものであれば、先ず「派閥」との名称は捨て、政策集団として誤解を受けやすいパーティー券販売は取りやめとする。又は、従来通り政策集団として派閥名を名乗り、パーティー券販売も行うのであれば、政治資金収支報告書に必ず記載の上、その内容の明細を公開するとします。そして不実記載や不記載の場合の罰則は、先ず派閥会長及び幹部の刑事告訴の案件とすれば良いと思います。

2、次に能登半島地震についての、政府対応の遅さについてであります。
過日、能登半島地震に於いて6日となって初めて「激甚災害指定」、7日となって「災害非常事態地域指定」、その後の「激震指定」と政府の対応の遅さを小生は当ブログにおいて指摘致しました。
石破先生が予ねてより提唱されて居りますように「防災省」が設立をされて居れば、「阪神淡路大震災」、「東北大震災」、「熊本大震災」と立て続けに大震災を経験して居り、その都度各省庁より寄せ集めでは無く、「知見を集積」しておれば対応策は早く決定出来、救える命も増え、その後の復旧への対応も早いのでは?と思うばかりであると云うものであります。

ところが小生の知人とFBに於いて、意見を交わしましたところ、その人は富山県出身であり「自分は北陸電力の株主でもあるが、今回の能登半島地震に於いて政府の自衛隊も含めた対応の遅さの理由は、「志賀原発の稼働は停止していたものの、地震発生により冷却装置の油漏れが見られ、放射能汚染の懸念の為であった」と云うものであります。
ほとんど新聞テレビには報道されて居らず、その事が事実であれば政府による情報の隠蔽であり、「それはそれで恐ろしい奇怪な事」であります。
是非先生により、経産相、国交省からの情報を精査頂きたく存じます。

投稿: 桑本栄太郎 | 2024年1月15日 (月) 20時57分

【派閥領袖が関与していると清和会関係者が白状している件について】

まあ、普通に思うことは、「死人に口なし」と言うように、この世にいない人に責任を擦り付けて逃亡を謀ろうとしていることと、併せて現在まだ生きている派閥領袖にも裏金関与の実権があると主張している意図があるように見える。読売にその記事があったが、信頼できるニュースソースなのか? それは印象操作に見える。

『自民党派閥「清和政策研究会」(安倍派)を巡る政治資金規正法違反事件で、複数の同派幹部が東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、政治資金パーティー収入の所属議員側へのキックバック(還流)は「派閥会長が決定する案件だった」と供述していることがわかった。同派の政治資金収支報告書を作成・提出した会計責任者は還流分の不記載を認めているが、幹部らは「収支報告書には関わっていない」とし、会計責任者との共謀を否定したという。』

まあ、現存する派閥領袖と突然何の説明もなく宏池会会長の座から離れたメガネ首相の摩訶不思議な行動は予見できる危機を暗示することになるのかも解らない。
つまり「政治刷新本部」は、瓦解するようだと思ったほうがいい。メガネ首相は最重要容疑者に昇格する。茶番劇を国民に見てもらって逃亡を図ろうとしているようだ。だから、池田議員以外の逮捕は出てこないだろうという様な根拠の説明ができない風評を記事にして世論を煽ろうとする記事が出てくる。それは検察に向けられているように見えるが国民の怒りを増幅させる意図もあるのだろう。
「政治刷新本部」は何がしたいのか?
まあ、一つの頑張ってますよと見えるようなアリバイ作りなのだろう。

同じく読売の記事であるが、政治刷新本部はごまかしができる限界を超えているとする内容だ。
『政治アナリストの伊藤惇夫氏と元東京地検特捜部検事の高井康行弁護士が15日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る事件を受けて岸田首相(党総裁)が設置した「政治刷新本部」や特捜部の捜査の見通しを議論した。

 伊藤氏は安倍派から同本部に入った10人中9人に裏金化の疑いがあることについて、「本部自体が疑念を持たれる存在になりつつある」と指摘。高井氏は26日の通常国会召集が捜査の区切りになるとし、「地検が上級庁と協議し、検察としての意見作りに入るだろう」と話した。』
38人中10人が清和会で、その10人のうち9人が裏金に関与する当事者だと断定しているという記事なのだ。メガネ首相と仲が良い読売なので、清和会を叩き潰す意図があるのかも解らない。まあ、チャンスに見えるから出てきたように見える。
それはともかく、「政治刷新本部」は誰からも支持されていないようだ。派閥関係者だけが頼りにしている。清和会を見ればよく判る。仮に、この9名が逮捕されれば結果は早い。
検察に期待したいものだ。これだけの容疑者を立件すれば、金丸のようにあの世に逃げられる心配がない。ぜひ逮捕するべきだ。その上で、党最高責任者であるメガネ自民党総裁兼首相も任意同行すればいい。悪しき膿を絞り出すのは検察の仕事だ。国民は期待している。

投稿: 旗 | 2024年1月16日 (火) 01時50分

石破さん
🌸生命の尊厳と国民主権を護るため広域避難のシステム化を!
🌸件んの「防災省創設」の必然性と機運が高まっている!!
🌸再びピンチはチャンス!‥この大災害こそ契機に!
≫NHK :能登半島地震、県外などで被災者受け入れ進む --災害関連死などを防ぐため、被災した人たちの2次避難や広域避難が急がれている。断水停電や通信途絶などで苦しむ被災地から自衛隊ヘリなどで機動的に広域地域に移送する‥
(一部字句を無断で勝手に追記変更してある)
https://shorturl.at/flnQZ 

⇒石破さんには釈迦に説法で恐縮ながら‥先ずは基礎認識:
その広域避難を三現主義(現場現物現実)に基づき計画し実行するには、予め予想される大災害の発生を現実のものとして、47都道府県~1300余りの市町村自治体を行政ネットワークで縦横斜め3Dに繋ぐ大きな戦略的発想と国家的体制が欠かせない。その根幹を担う「司令塔」も重要かつ不可欠な「監狸塔」にもなる。
然も、予想される災害発生地域や規模や種類に応じて、被災地域と避難先地域の双方の夫々に、送り出し態勢と受け入れ態勢につき予め適切な行動手順や指針を示すことも必要になる。
⇒従来のような ≪ドタバタのパッチワーク作業≫ では貴重な経験を積み上げても記録も記憶も雲散霧消し、有効な知見やビッグデータとして組み上げることは不可能だ‥と我々は知っている。
⇒「司令塔、監狸塔」が全国の状況を俯瞰し、最適なネットワークを起動させ、事態に応じて速やかに適応させ、コトが可及的に整々とかつ効率的に進められるように‥。AIの導入も極めて有効でしょう(国策の“デジタル化”では足りません(哀笑))。
ま、石破さんが予て創設を訴えておられるその「防災省=司令塔、監理塔」の所在地も、プランAは東京でしょうが、同時にプランB(バックアップ)では大阪(京都?)が佳いかも知れません。

投稿: 黒山椒無躇 | 2024年1月16日 (火) 18時45分

今日の某大手紙≫≫ある派閥所属の中堅議員は主張した‥。
★表面 「『派閥』をなくさないと世間では通用しない」
🌸本音 「『派閥』をなくさないと落選し失職しちゃう」
⇒その議員が「石破さんを総裁・総理にして選挙を戦えば必ず勝てるぞ‥!」という判断を確信的に党内に広げて、大きな塊を創れば、この市井の私奴も彼らを応援してあげるのですがね‥。
但し、その応援の持続可能性Sustainabilityは、その後の言動が真摯Integrityであるか否かに懸かっている‥と言うのは差し控えておく(微笑)。

投稿: 黒山椒無躇 | 2024年1月17日 (水) 10時23分

【パーティー券の販売活動が、政治家の事業収入となっており、その使途が政策活動費の原資であるなら政治活動の経費という認識があるのだろう。しかし税務署に知られたくないと云う意識があるらしい】

政治資金収支報告書に記載がない矛盾は集まった金、分配された金の扱いをどうするのかと云う辺りから特別な意識が芽生えるところに問題があるのだろう。その金は誰のものかと云う問いが隠れているようだ。仮に、そういう人がいるとして、家族にその金を説明する人がいるとすれば、紛れもなく職業上の労働によって手にした所得となるだろう。そうなれば、税務署は行動を起こさないといけませんね。昨日見つけた記事はその辺りが曖昧だ。

『自民党の政治資金パーティーをめぐる事件で1月7日、池田佳隆衆院議員が逮捕された。2018年から2022年にかけて、所属していた安倍派から約4800万円のキックバックを受けていたにもかかわらず、収支報告書に記載しなかった疑いがもたれている。
池田容疑者はキックバックについて「政策活動費だと認識して受け取った」としているが、この「政策活動費」に注目が集まりつつある。

「政策活動費とは、政党から政治家個人に支出される政治資金です。このお金については使途の公表義務がないため、『抜け穴』『裏金の温床』とも指摘されてきました」(週刊誌記者)

1月13日の「朝日新聞デジタル」が、この政策活動費について報じている。その額は2022年の1年間で約16億4000万円で、そのうち14億1630万円が自民党だったとしている。

 受取額がもっとも多かったのは、自民党の茂木敏充幹事長で、党から計9億7150万円を1年で受け取っていたというから驚きだ。

 また、二階俊博氏は、幹事長をつとめた約5年の間に約47億7000万円を受け取ったとしている。』

茂木の認識が「政策活動費」であっているのか? これを確認した記事が見当たらない。同じように5年間で47億円を手にした二階の金に対する認識は不明だし、使途は全くわからないようだ。
所得税関係がどうなっているのかわからないから、裏金と呼ばれる由縁である。しかし、これほどの金額になれば帳簿が絶対に必要になります。小渕優子がドリル優子になったのも、帳簿管理が必要だったからだ。どこの会計管理ソフトを使ったのか不明なのだが、パスワードとかも忘れないようにして、秘書にも触らせず、誰にも内緒で議員本人が利用していたのかもわからない。これは推測だ。
逮捕された池田議員はどういう手段で記憶媒体を破壊したのか不明である。しかし、それは捜査妨害と証拠隠滅行為であると記事にあった。
外形的に見える形態は納税義務から逃れようとする脱税行為と変わらない。つまり、自分の所得になるカネという認識があったように見える行動だ。政策活動費ならなぜ隠すのかという話だ。知られたくないカネがそこにある。金額も大きい。もう一度言うが、誰のカネなんだ?

パーティーを廃止すれば、それに代わる行事が新設されるだろう。それが何かわからないが、派閥に必要な行事が出来るのではないか?
そういう邪推をされるところまで信頼されなくなっている。残念な政党だ。

投稿: 旗 | 2024年1月18日 (木) 01時59分

石破先生お疲れ様です。

能登半島で大規模な震災が発生し、自分が医者として何か出来ないか?と思うのですが。元自衛隊芸人のやす子氏が「安易に支援にいくと渋滞を悪化させるだけかもしれないので、今ある生活を精一杯頑張るのが良いのではないか」と言っていた通り。
新型コロナクラスターは鎮火傾向ではありますが、まだまだ、油断はできないので、私は、自分の病院と、自分の地域の医療に全力を注ぎたいと思っております。

東京女子医大プロポフォール事件の裁判がはじまりました。医療裁判は実は、なかなか難しく。シロクロ付けがたいものが多いのですが。これは、100%女子医大の責任であり、本来なら、裁判せずとも、全面的に謝罪して責任とるべきなものを、無罪を主張、というのは、同じ医療従事者として恥ずべきもので、学会通して糾弾していきたいと思います。
さらに、女子医大は小児のICUでの過失致死を教訓に、女子医大再生の柱として、世界中から小児ICUのプロの医師を集めて、PICU(小児専門集中治療室)を作り、ドリームチームと呼ばれていました。
しかし、創業者一族がドリームチームPICUを「儲けにならない」の一言でわずか1年で閉鎖。
大学側が何の反省もない事を世間に示し。さらに、創業者一族は、大学のお金も私的流用していたことが明らかになり。理事長が最初にとった指示が「誰が情報を漏らしたか犯人を探し出せ」という命令で、間違えてではなく、悪意をもって私的流用していたことが判明し、根っこが完全に腐っている事が明らかになりました。
創業者、吉岡弥生先生は、こんな腐った大学を目指して女子医大を作ったとは到底思えず。
また、昨今、医学部の同学年で女子医学生の方が多い大学も増えており、少ない女医を増やすため、女子だけ受験できる女子医大の社会的使命も終わったと思っております。

一番の解決策は、女子医大を潰し、創業者一族を除外し、早稲田大学医学部(もちろん、男女受験可能)として新規に作ることだと思います。
地理的にも早稲田大学と女子医大は近く、早稲田大学にとっても医学部新設は悲願なので、早稲田大学は、儲け度外視で、素晴らしい医学部と大学病院を作ってくれると思います。
慶應出身の石破先生にとっては、ライバルの早稲田大学の研究力、大学としての格が爆上がりするので、もしかしたら、面白くないかもしれませんが。
ここは、是非、医学会の発展の為に御検討をお願いいたします。もし、早稲田大学医学部新設にあたり、給料が減るかもしれないが、私に大学に来て欲しい、というオファーがあったら、是非、受けさせて頂きたいと思います。

その後、体調はいかがでしょうか?コロナもインフルも普通の風邪も流行しており、体調不良者が続出していますが。石破先生が大きな病気でないことを心配しております。
石破先生の御体調が早く、治癒されることを祈念しております。

投稿: neurosurgeon | 2024年1月18日 (木) 07時26分

🌸檄文≪被疑者死亡のまま‥≫
🌸異常事態には、頼りは人定法ではなく民主主義!
某大手紙≫東京地検特捜部は17日大野泰正(参、岐阜)と谷川弥一(衆、長崎)を立件する方針で、19日にも刑事処分する。また派閥の会計責任者を在宅起訴する。また、安部派「5人組」や幹部議員の計7人については、会計責任者との共謀は認められないとして立件を見送る。
(一部字句を無断で勝手に追記あるいは変更してある)
⇒この件では、今さらだが特捜の不甲斐なさも正義の味方ではないことも極東島国の人定法が穴だらけであることも身に染みた。
⇒とは云え‥法律論には常に限界がある。この裏金疑獄が発覚して以降、民主主義にとって最も深刻な問題は、その裏金疑獄自体ではなく、その疑獄に正面から立ち向かわない「昼行燈二階俊博麻生太郎森喜朗ら…」の重職にある、その ≪傲慢不遜な群れ≫ の無能さ卑やしさ卑怯卑劣卑屈さにある。このままでは、小人にこの国を壊滅的に壊されること現実として身に染みた。
⇒‥なので今後は‥、「検察審査会」に期待する。加えて自民党の小人餓鬼どもには選挙で落選させ懲罰する。政治や行政や司法の力を借りずとも、国民有権者の力で民主主義を護って見せてやる。🌸国民有権者を舐めるんじゃねえ~。

(蛇足1)勿論、安倍晋三や細田博之の二名は、法的には罰則は期待しないが、 ≪被疑者死亡のまま‥≫ 起訴することに「道義的、政治的な意味も意義もある」。
ま、譬えていえば、A級戦犯らを、戦後日本の国民の手で ≪被疑者死亡のまま‥天に代わりて‥≫ 告発し社会的に懲罰するのと‥同じではないが、同様である(微笑)。
(蛇足2)石破さん、爾後の「自民党と極東島国」の統治を宜しくお願いします(ニッコリ)。

投稿: 黒山椒無躇 | 2024年1月18日 (木) 10時33分

連投、ご容赦下さい。愚者が最近お気に入りの名言名句:
上杉鷹山翁「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」

投稿: 黒山椒無躇 | 2024年1月18日 (木) 10時37分

茂さん

 防災庁を国土交通省に改組してはどうでしょうか?。災害が起きた時に内閣府防災本部を立ち上げ、防衛省と防災庁で対処に当たる。自衛隊はあくまでも防衛省の指示で動く。防衛省が担わない他のニーズは防災庁が担う。ふと思いました。
 茂さんがんばれー~‼。

投稿: 安村直起 | 2024年1月18日 (木) 13時59分

石破さん
🌸誰でも知ってる‥「鉄は熱いうちに打て!」
🌸危機管理の要諦は ≪最悪の事態を想定すること≫ にあり
🌸のみならず ≪事前に対策し訓練も繰り返す≫ の組合せ
朝日;米政府は発災直後から支援を申し出ていたが、被災地の受け入れ態勢が整わないことなどから日本政府は全ての支援を受けてこなかった。然し自衛隊が2次避難活動に重点シフトしつつあり、手薄になった物資輸送を在日米軍に要請することを決めた。
(一部字句を無断で勝手に追記あるいは変更してある)
⇒このこと自体を批判的に云々することは全てが錯綜し混乱する状況下では不適切だと断ったうえで愚見を述べれば‥
⇒その「被災地の受け入れ態勢が整わない」という理由で、発災後2週間以上、罹災した皆さんの極度に困窮した状態を、無邪気に「止むを得ない」とするのは、特に「明日は我が身」と想定するなら‥そして政府やメディアを含めた災害関係者が「メガディザスター」を警告するなら止めて欲しい。‥というか、彼らには「事前の災害想定を多様化させ、想定の被害程度をより深刻に描き‥、事前の避難行動の訓練もルーティーン化し‥」、その ≪2週間≫ を取り敢えず半減させ ≪最大一週間は辛抱して!≫ と言えるようにして欲しい。
⇒そのためにも「防災省の創設」は絶対に(!)必須w。

投稿: 黒山椒無躇 | 2024年1月19日 (金) 09時29分

今回の地震ですが、ある意味
東日本大震災から何も学んでいない
と思います。
過疎地の災害云々も東日本大震災で浮き彫りになり、その後何の対策もなされていない、と言えます。
勿論これは自民党だけでなく旧民主党も
口先だけの反対ばっかりで対案付き反対をしない共産党にも責任はあります。
そこで先生からも具体策の提案をお願いして頂きたく思います。

投稿: 古家武史 | 2024年3月 9日 (土) 05時28分

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