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2024年4月19日 (金)

島根補選応援など

 石破 茂 です。
 本日夕刻より衆議院島根一区補欠選挙のにしこりのりまさ候補の応援のため、島根県奥出雲町と雲南市へ参ります。この地区を訪問するのは地方創生大臣在任中の2015年以来になりますが、10年近くを経た今、地方創生がどのような進化を遂げたのか、是非観てみたいと思っております。

 

 松本清張の傑作「砂の器」の舞台の一つである奥出雲町は、須佐之男命(スサノオノミコト)が降り立った地とされる、魅力に富んだまちです。雲南市も訪問介護ステーション活動や移住者が集う「おっちラボ」など、地方創生の先駆けとなったまちです。10年目を迎えた地方創生プロジェクトの発展が楽しみです。
 「砂の器」は加藤剛・丹波哲郎主演で映画化されて(1974年・松竹・野村芳太郎監督)大ヒットしましたが、加藤剛扮する天才ピアニストの薄幸の愛人役を演じた島田陽子の美しさが際立っていました。加藤剛も島田陽子も既に亡く、時の流れを感じずにはいられません。

 

 地方創生の取り組みが始まったばかりの2015年頃は、全国各地で地方創生に向けた期待と熱気が感じられたように思いますが、だんだんとその熱量は下がっていってしまいました。担当する衆議院の特別委員会の名称も「地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会」となり、「地方創生」という言葉自体が消えてしまいました。
 地方創生プロジェクトの2年目に、突如として「一億総活躍」なる新しい政策が登場し、地方創生は徐々に主役とは言い難い位置に追いやられてしまったように思います。都度都度に鳴り物入りの政策が掲げられ、世間の耳目を集めることには成功しましたが、結果を見ないままに次々と重要政策が変わっていき、とても残念な思いもしました。
 出雲国と私たちの因幡国とは、出雲の神である大国主命(オオクニヌシノミコト・大黒さま)と、因幡の美しい女神・八上媛(ヤカミヒメ・鳥取市河原町に居たと伝えられる)との恋物語に始まり、いくつものご縁で結ばれています。
 今回も出来る限りの支援をしてきたいと思っております。

 

 昨18日木曜日には、衆議院本会議において総理の訪米報告と質疑が行われました。華やかな外交成果を誇る報告でしたが、これに比べて地方の衰退に歯止めがかからない現状を我々は政府・与党として厳しく受け止めなくてはなりません。
 「唯一の同盟国であるアメリカとの信頼関係の一層の強化」は確かに重要であり、「今日のウクライナは明日の東アジアかもしれない」との認識も恐らくは正しいのでしょうが、同盟国がアメリカ一国しか存在しないということの恐ろしさも、そしてそれが憲法の集団的自衛権についての解釈に由来することも、同時に認識せねばなりません。
 冨沢暉(ひかる)元陸上幕僚長がつとに指摘されるように、集団的自衛権行使による安全保障と集団安全保障によるそれとは、信頼性という点において大きく異なるのであり、憲法第9条の議論においてこれを欠かすことは出来ません(冨沢暉著「逆説の軍事論」・バジリコ刊・2015年)。「今日のウクライナは明日の東アジア」というのはロシアを中国に、ウクライナを台湾或いは日本に置き換えた議論なのでしょうが、わかりやすい議論には注意が必要です。
 ウクライナの現状について、アメリカの責任もないとは言えません。バイデン大統領がわざわざ、「ウクライナはNATO加盟国ではないので、アメリカは直接的な軍事支援はしない」旨を表明しなければ、プーチン大統領がウクライナ侵攻の決断をしなかったかもしれない、という説は根強くあります。NATOとロシアの直接対決は避けなくてはならない、とのアメリカの意思は十分に理解できますが、抑止力を損なわない形で立場を表明することは十分に可能だったはずです。
 抑止力のあり方についても、我が国の安全保障を語る限り、必ず根底に憲法問題が横たわっています。更なる議論と結論を得る努力が必要です。

 

 桜も散り、早いもので再来週にはもう大型連休に入ります。皆様、ご健勝にてお過ごしくださいませ。
   
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コメント

石破先生へ
衆院島根補選応援、お疲れ様です。
島根の有権者の皆様が、清き1票をしかるべき候補に投票されるように願っております。

本日4月19日金曜日に国会では「こども子育て支援金制度」の法案が衆院で可決致しました。
非常に良い法案で、早期の参院成立を望みます。医療保険から徴収して2028年度には1兆円を集めるという内容は、これ以上の申し分のないもので、反対する政党政派が存在することに驚愕してしまいます。
日本は超高齢化社会であり、歳出削減や他事業からの流用はできない(というよりも必要あって予算配分している事情)国であることを野党は現在においても認識できていないのは白痴の極みと云うほかありません。
野党は是非とも、医療保険からの支出を拒否して、健康保険料の返還請求訴訟でもして、子供子育て支援を妨害してくださいまし。
 ロシアのウクライナ侵攻から2年以上が経過していますが、本来であればNATOや米軍の第5軍(ドイツ駐留)がロシアを攻め込むのがある程度の正当性を持つと私は思いますが、逆視点では、NATOは拡大しても最終的にはロシアとの全面戦争はできないし、しないと考えます。
 NATOは軍事同盟でありながら、実質的には反ロシア非軍事同盟で、加盟していることに意義があり、実際にロシアに侵攻することや、ウクライナ戦線に部隊を派遣することは想定していても、想定のみで動かない動けない同盟組織だからです。
 但し、今後ロシアがフィンランドやバルト三国をも軍事進攻していく状況に陥った時、果たしてNATOはどうするかが、世界的に最大の注目点になりえますが、予想ではそういう事態は2030年以降ではないかと思っています。
 
 

投稿: 正木公二 | 2024年4月19日 (金) 20時08分

私は新型コロナワクチンを7回目まで接種して異状なしです。また2020年2月以降、一度も体調不良や36.9℃以上の熱や風邪症状もありません(陽性も一度もなし)。
また介護職員で(現在は生活相談員)、コロナクラスターを2回現場経験していますが、全てフル出勤で一度も休まずに乗り切りました。これも河野大臣の尽力の賜物だと思います。
新型ワクチンの一定程度の重大な副反応や被害は、現代社会を生きていく上でやむを得ません。抗がん剤や抗生物質、またインフルエンザワクチンや日本脳炎ワクチンなど、薬剤や各種ワクチンは最小の犠牲の元に成り立っています。
新型コロナワクチンを接種して、体調に異変が生じ、結果として重篤な後遺症や死亡にまで至る経緯の分析は専門家の方々にお任せしますが、世界的にみれば、新型コロナにより人類が感染症に対して学習や経験を勝ち得ることができて大変に良かったと思いますし、亡くなられた方も極めて少なかったことは、やはり人類は愚かではなかった証明でもあります。
今後も新型の感染症蔓延が世界中で起こることがあっても、英知と決断により、最小限の
犠牲により、人類社会が常に前進していくことを願います。
また反論ある方は、直接私に具言をお願いします(できれば、私の心に残るような内容と重みのあるものをお願いします。薄っぺらい批判はしないでください。迷惑しかないので。)

投稿: 正木公二 | 2024年4月19日 (金) 20時53分

石破閣下

ポンコツモデラーのポンコツコメントです。

 ここ200年ほどの間、世界は大きな戦争を繰り返しているには理由があると思います。アメリカの独立戦争と南北戦争を考えてみるべきです。多くは語りませんが戦争は巨大な借金を各々の国に科してその国民を苦しめてきました。今現在もその繰り返しです。このカラクリを何処かで止めなくてはなりません。そうでなければアメリカが3度目の核を使用し世界は終わるでしょう。人類の大半を滅ぼしても少しも顧みるところのない人々に何を言っても通じないのです。我々の手の届かないところで好きに操るのは身勝手すぎる。遠からず誰のコントロールも及ばない世に成るでしょう。そう信じるのは楽観的過ぎるでしょうか。乱文・乱筆お許しください。

投稿: 野村嘉則 | 2024年4月19日 (金) 21時03分

石破様、こんばんは。アメリカ一国が同盟国ですが、中国やロシアとも心で同盟国になることは可能です。実際、日本には中国人もロシア人もいますし、個人で仲良くすることは可能です。私達の心まで支配することは不可能です。私達の心の中は自由です。人を分け隔てなく付き合っていくことは世界の国々と同盟であることにつながっていきます。石破様期待しています。

投稿: hitomugi | 2024年4月19日 (金) 23時44分

島根での応援お疲れ様でした。石破さんは最近お父様に似られて眉毛がフサフサと立派になってこられたような気がいたします。ただ、あまりフサフサと垂れ下がる眉毛よりは、少しだけととのえた方がシャープで若々しい印象になるかと思います。今年はこれからメディア等に出られる機会も増えると思いますので、爽やかな感じで益々のご活躍を見せてください。

投稿: 応援団 | 2024年4月20日 (土) 03時32分

 【 自民党は天皇制廃止論者? 】

 【 著書「美しい国へ」から安倍晋三語録
 https://www.s-abe.or.jp/analects/analects03/chapter3/99
 【移民チームでW杯に優勝したフランス】
日の丸の旗のもとに戦った者は、出身国がどこであろうと仲間であるという意識、それは共同体にたいする帰属意識、というよりほかにいいようがない。 】

 安倍総理は総理に成る前に、「美しい国へ」を著し、日本の目指すナショナリズムの理想を移民大国フランスに見た!
 しかし、日本が移民国家になれば、天皇制が必要ないとの声が大きくなる。

 移民論者の安倍氏は、反天皇主義者若しくは、日本の移民国家化が天皇制廃止に繋がることが想像出来ない人なのである!

 その安倍氏が去った自公政権で性懲りもなく移民政策を継続している。
 自民党は、薩長の輩と同じ尊皇の振りをした反天皇主義者なのである!

 長州再征の勅許が下りたことを知った薩摩の大久保利通は、「道理に合わない勅命は勅命でないから従う必要はない」と言い切った手紙を西郷に出した(注1)。

 大久保は尊皇とは名ばかりで、天皇を否定する輩だ!

 【 1864年、長州藩が、数千の軍隊で京都に進軍し、戦いに敗やぶれて退却した。
 その後、長州藩は朝廷に反抗した「朝敵 (朝廷の敵)」とされ(た)(注2)。 】


 御所に鉄砲を撃ち込んだ正真正銘の朝敵長州藩。
 天皇が出した勅命は俺様(大久保利通)が認めなければ唯の紙屑だと言い放った不敬の輩を擁する薩摩藩。
 後に朝敵長州藩と組んだ薩摩藩も言わずと知れた朝敵である。

 明治維新とは不敬な輩と朝敵が組んだ強盗が日本を強取した事件だったのである。

 尊王攘夷と言いながら、天皇に弓を引き、天皇の命令を無視、攘夷を完全実行せずに、外国と仲良くする。

 明治政府は嘘の達人である。

 【 私たちは、平成のその先の時代に向けて、明治の人々に倣い、どんな困難にもひるむことなく、未来を切り拓いてまいります。そして、平和で豊かな日本を、次の世代に引き渡していく、その決意を申し述べ、式辞といたします(注3)。 】

 安倍総理の明治回帰は、自分達が敬わぬ天皇を国民に敬わせる欺瞞に満ちた時代へ帰れと言うことである。

 安倍総理とそれに続く自公政権の反天主義が垣間見える。

 兎に角、尊王攘夷(天皇を敬い、日本を移民国家にしない)こそ、日本には重要で、孝明天皇も望んでいらっしゃると思う。


 (注1)【 「非義の勅命は勅命にあらず」
 https://ryoma-kinenkan.jp/exhibition/2020/04/post-13.html 】

 (注2)【 禁門の変
http://www.history.museum.city.fukui.fukui.jp/gakko/for_students/bakumatsu/kinmon.html 】

 (注3)【 明治150年記念式典
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement/2018/_00034.html 】

投稿: 三角四角 | 2024年4月20日 (土) 13時56分

石破さん
ブログのご更新、有り難うございます。
季節は華やぎ人々は夫々の始まりを愛でているのに…、
極東の島国では国家のリーダー約が陳腐な常套句と原稿の棒読みに終始して…罔く殆い空気が漂い社会の劣化が進昂するばかり…。こんな鈍く緩い空気でこそ社会の腐敗菌も増殖する…。
そんな時期ゆえにこそ、石破さん初め石破事務所の諸兄諸妹のご健勝とご活躍を念じます(ニッコリ)。

🌸時機に痛烈で秀逸な朝日新聞
≫罔く殆い昼行燈の訪米報告…華やかな外交成果を誇るFAKE
https://asahi.com/articles/ASS4M3DXYS4MUTFK005M.html 
≫外務省から感想を聞かれたA氏曰く「素晴らしい演説だった。が、首相があの演説をしたということは、米国がこれから戦争を始めたら、日本は当然 一緒に戦ってくれますよね?」
≫知日派のA氏は日本も愛するが故に、時機に親身なアドバイスをしてくれる。今回のあの演説に関しては、「日本の立場からすれば憂慮するべき内容だったと思う」と。
(原文の一部字句を無断で勝手に変更してある)

再び古人の痛切な戒めを想い身と心を引き締め身構える。
①南洲翁(抄訳)「小人は用便なれど、重職を授くれば必ず邦家を覆す。決して上に据える勿れ」
②上杉鷹山翁「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の為さぬなりけり~」(凡人に為せることは稀ないが…w)

投稿: 黒山椒無躇 | 2024年4月20日 (土) 21時18分

【懐かしい名前を散見して・・・・】

加藤剛という俳優は「砂の器」よりも当たり役の「大岡越前」が強く印象に残る役者である。歴史上の大岡越前守忠相は南町奉行を17年にわたり勤め上げ、寺社奉行に出世した、その後大名(石高1万石とはいえ藩主になっている)にまで大出世した旗本である。
その大名を加藤剛はテレビで36年演じ続けた人なのだ。当たり役でなければ続けるのは難しいし、彼は酒もたばこもやらないという話も伝わるほど、真面目な生活を続け、スキャンダルの一つもなく芸能界で生きるのは難しい。真面目な人だったという話が伝わっているようだ。大岡越前もまた真面目な侍だったという話なので、加藤剛が相応しい俳優だったようにも思えてきます。
「砂の器」で思いつく俳優で生存されている方は、森田健作と山口果林しか思い浮かばない。共に75歳を迎えられる方々のような気がする。
時間が過ぎるのが早いのだ。俳優は当たり役があればいつまでも人の心に残るものだ。それは願って得られるものではない。難しいとしか言えない。時代の波に乗るのは、そこに神がいるような気がする。大岡越前の勤続年数よりも長く奉行職にあった加藤剛は果報者である。

あのような時代劇が大衆受けする時代もよみがえることは無い。人々の興味の対象は変わっていくものだ。それが当たり前の世界である。ロシアのプーやシナ帝国の習が考え抑え込めようとしている世界観はすでに破綻している。世の中の動きは変わっていくのだ。同じことは2度と起きない。そういうものだと思いますね。

投稿: 旗 | 2024年4月21日 (日) 23時48分

石破先生

今晩は!!。
つい一週間から10日前までは桜の花吹雪であったものが、今ではすっかり散り終わり、春から初夏への季節替わりの雨が降って居ります。
季節の移ろいはまったく早いもので、季節替わり特有の雨模様は寂寥感に満ち溢れて居ります。
石破先生に於かれましては、各地の補欠選挙や講演にと東奔西走の多忙な事拝察申し上げます。大変お疲れ様であります!!。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の「国の将来を憂う」者であります。
本日もここ数日のニュースなどより、拙論を述べて見たいと存じます。

さて、先ず昨日の新聞にて政府の政治資金規正法改正案が示され、新聞にてその内容を知る事が出来ました。
「悪質な政治資金規正法違反による収支報告書への不記載の場合は、その金額を国庫へ納付させる」として居ります。
この事は穿った見方をすれば、過日行われました検察の聞き取り調査による各派閥の報告書への不記載は、間違いの為であったとの内容を正当化するものであり、今後各派閥の過去の不記載の正当性を担保するものではないか?と疑わしくさえ想う者であります。

「悪質な政治資金規正法違反の不記載」とは、誰がどのようにして断じる事が出来るのでしょう?然も岸田総理の派閥、宏池会の責任は棚上げとなり、総理自身へは少しも影響が無いとは一体どうした事でありましょう!!??。
その辺りが今後の法の抜け穴になるのではないでしょうか?その証拠に、これまで国会の予算員会を通じて行われた岸田総理による裏金問題への解決に向けての説明を、国民は少しも納得致しておりません。又、国会審議の場での岸田総理の答弁も「少しも本気度が感じられない」と悪評ふんぷんであります。
その都度行われます世論調査でも、国民の7割以上が政府の改正案に納得しておらず、国民の怒り心頭は『根が深いところまで行って居る』と想う者であります。

次に、過日石破先生も島根県に入られ、松江駅前に於いて衆議院補欠選挙の「錦織功政」氏への応援演説に立たれましたが、その後、小渕優子選対委員長の応援演説や、対立候補の立憲民主党亀井亜起子氏への選挙応援にテレビ朝日の大越キャスターが地元での反応を見る為に松江に入り、各陣営の選挙応援演説を聞きながら地元有権者へ取材を試みて居りました。

地元有権者は「もう自民党にはうんざりである、さりとて野党も強力に応援する候補者も居らず困っている」などと、自民党への強い怒りと嫌悪感を感ずる有権者が圧倒的でした。そして、昨日21日は岸田総理も島根に選挙応援に入り、先ず選挙民へのお詫びより伝えて居りました。
勿論亀井候補側へも民主党泉健太代表、昨日21日は野田元代表、蓮舫議員も応援演説の為島根に入り、大変なバトルの様相の様であります。
然し、自民党候補の錦織のりまさ氏は地元松江出身の元官僚であり、知名度不足に加え、政治的手腕の程は全くの未知数であります。
反対に対立候補の立憲民主党候補の亀井亜紀子氏は、旧津和野藩亀井氏の流れをくむ血筋でもあり、元衆議院議員も務めた経験により知名度もあります。
そのような事情からでしょうか?今朝22日の新聞によれば、亀井候補が一歩リードしており、錦織候補がそれを追いかけているとの事であります。

小生の現在の予想では石破先生には大変申し訳ない事ながら、どうしても対立候補の亀井亜紀子氏が有利であり、この補欠選挙に於いて自民党は三敗の様であります。
この事は心底自民党を憂い、民意本意にされてこられた石破先生の責任ではなく、国会議員は有権者の代表であると云う姿勢に欠け、『民意をないがしろにして来た与党自民党首脳によるつけ』と云うべきであります。注目して見守って居る次第であります。


投稿: 桑本栄太郎 | 2024年4月22日 (月) 18時36分

石破さん
日本名このまま沈没してしまうのですか。GDPはインドに抜かれて5位になってしまった。
円安は回復するどころか日々落ちている。株価もやがて暴落し、ハイパーインフレに見舞われる。
そんな中で、軍事費を倍増し、何の革新もない産業構造を抱えて、インバウンドと言う水商売のジゴロになるしかない。
政治は、全く機能せず話にもならない政治資金規正法で鳩首会議を続けている。
今、日本を立ち直らせる何物もないのではありませんか。

自衛隊のヘリコプターが空中衝突で墜落しています。
暗い海の上で2機のヘリがソナーの紐をぶら下げて索敵をするというなんとも呆れた時代錯誤の演習をして隊員が殉職している。
無残なことです。
潜水艦探査など、ドローンを海に投げ込むだけで一瞬にして終わる時代にです。
其の時代錯誤を後生大事に構えて訓練しているなど、悔やみきれない。

半導体も、EVも次世代を救う技術にはなり得ません。
何故なら、日本のオリジナルではないからです。

このままでは、日本の次の世代を作る種子が何もなくなってしまう。

ウクライナも、イスラエルも、戦火が収まる気配もない。
支援をして、戦火を拡大しようとしているとしか見えない。

今こそ、日本をどうするか考えるときではありませんか。
日本が世界に先駆けて、世界を動かして新しい日本の足場を築くときです。

私は可能性はあると考えています。
政治は、政治資金規正法を完全に撤廃することです。
選挙は、選挙民の寄付によって行うのです。
寄付を集められる有力な政治家が、同僚議員を助けて政治をすればいいのです。
其の政治家が其の寄付をどう使うかを見て、選挙民が判断すればいいのです。
それこそが民主主義の学習です。
寄付を不正に使う政治家は、落選するという訓練が出来ていないから、選挙民は学ぶことが出来ないのです。

ウクライナもイスラエルも、日本が仲介して戦争を止めることです。
戦争を止める論理を構築して語りかけて戦争を止めるしか方法がないのです。
イスラエルが、ハマスを撃滅しても、イスラエルにとって平穏は生まれないのです。
そのことを教えるべきです。
ロシアは、ウクライナで戦争をするより、エネルギーと資源を世界に売れば、遙かに豊かで安定した国家を建設出来るでしょう。
世界中から信頼される国になり得るのです。
そのことを教えてやってください。

日本の産業を救う手段はあります。
燃料電池です。其の燃料電池を、天然ガスと石炭で運転してエネルギーを作り出します。
電気を起こすのです。
それで、原発も、既存の火力発電所も巨大な送電網も全て廃止出来るのです。
家庭に、事業所に公共機関に夫々の容量の燃料電池発電機を設置するだけでいいのです。
其の燃料電池を3kwで8000万台作れば、日本の必要な発電量は賄うことが出来ます。
8000万台×100万円の初期投資が生まれます。其の発電機を作るのです。
電力会社もいりません。燃料を配管で繋ぐだけだからです。
燃料は天然ガスと石炭ガス、水素ガスです。
炭酸ガスは出ますが、其の炭酸ガスを回収して、プラスチックを作ることが出来ます。
合成繊維と、全てのプラスチック製品を回収した炭酸ガスで合成出来るのです。
つまり、脱酸素して、エネルギー問題を全て解決して、しかも日本の世界に誇る産業力を再生出来る技術革新がそこにあるのです。

大阪万博のあの巨大な木造構築物を 其の大気から取り出した炭酸ガスで作ったプラスチックで作った建築で構築したなら此こそ世界に誇れる大万博になったでしょうに、木造建築という時代遅れの時代錯誤の環境破壊で表現してしまったのは取り返しのつかない失敗です。

天然ガスと石炭ガスと、勿論水素も使って発電する燃料電池を世界に売り込めば、世界の全ての問題が解決するのです。
そこにこそ日本が再稼働する可能性があるのです。
燃料電池は既に完全に完成した技術です。
電力会社が、其の権益を失うことを恐れて隠蔽しようとしているから育たないのです。
電力村の利権構造を断固排除して、燃料電池の完全自由化を実現してください。
それで日本は救われます。世界が救われます。
お願いします。

投稿: かも | 2024年4月23日 (火) 23時43分

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