世論の分断など
石破 茂 です。
4月28日の衆議院島根1区の補欠選挙については、自民党で行った世論調査や、選挙当日の出口調査などを今後詳細に分析してみなければなりません。選挙は科学だ、とはかつて故・渡辺美智雄先生がよく口にしておられたことですが、年代別、地域別、男女別、職業別、支持政党別に今までと何がどのように変わったのか、それらがわからないままに周章狼狽したり、責任の押し付け合いをしていても何も始まりません。
自民党の強い地域で思わぬ敗北を喫するのは、支持政党「自民党」と回答する自民党の支持者が、党の現状を憂いてその覚醒を期待して野党に投票するときです。2007(平成19)年、第一次安倍政権下で行われた参議院選挙では、自民党の牙城であった鳥取・島根両県で自民党公認の現職が敗れました。自民党鳥取県連会長、選対本部長を務めていた私は、お詫びの挨拶で県下支部の幹部の方々を廻った際、多くの方から「今回は自民党に立ち直ってもらいたくて、敢えて民主党候補に投票した」と言われて愕然としたものでした。
社会調査研究センターの調査によれば、今回、島根一区の自民党支持者の3割が野党候補に投票しており、恐らく同じ現象が起こったものと思われます。党の改革を早急に進めてイメージを改めなければ全国的な雪崩現象が起きかねず、これは「表紙を変えればよい」などという甘いものでは断じてありません。
新聞や地上波テレビなどの従来型メディアに多く接している比較的シニアな層と、それらにほとんど接することの無い若い層とでは、全く反応が異なるような気も致します。アメリカでも社会の分断が深刻になっていますが、この背景にはニューヨークタイムスやワシントンポストなどを読む人が激減し、それぞれが自分好みのネットメディアからの情報にしか接しなくなってしまっているとの事情があり(ニューヨークタイムスの発行部数は2002年の111万部に対して2019年は48万部、ワシントンポストは81万部が36万部と17年間で半減以下)、日本においても同様のことが起こっているように思われます。日本新聞協会の発表によれば、日本における新聞の発行部数は1997年(平成9年)の5376万部をピークとして年々減り続け、ここ数年は年間約200万部減、2023年は2859万部とほぼピークの半分で、単純計算すればあと13年で新聞購読者は消滅することになります。新聞を定期購読しているのは30代で30%、40代で42%、60代で73%、70歳以上で81%、大学生で週3回以上新聞を読むのは僅か3%なのだそうです。これはかなり深刻な事態と言わなければなりません。
40年以上も前の私が新入社員の頃、出勤時間の満員電車の中で新聞を四つ折り、八つ折りにして読んでいるサラリーマンが多く居たものですが、今ではそのような光景は全く見られなくなってしまいました。スマートフォン等で必要な情報は入手出来ると言いますが、画面スペースの容量から提供される情報量はごく限られたものですし、アルゴリズムによってやがて自分の好む情報にしか接しなくなり、思考の幅が恐ろしく狭くなる危険性も有しています。子供の頃から、インターネットなどの電子媒体だけではなく、本や新聞などの活字媒体に接する習慣を身につけさせるのは決して容易ではありませんが、早急に取り組まなければ日本にも恐ろしい分断社会が出現すると思います。
報道によれば「今回島根で勝ってしまうと、総理が自信をつけて衆議院を解散してしまうかもしれないので、島根の応援は敢えて手抜きをする」と言い放った自民党の国会議員がいたとのことです。真偽のほどは知る由もありませんが、このような者が仮にいたとすれば、もっての外と言わねばなりません。今国会の会期はもうあと一か月余り、緊張感を持って臨みたいと思っております。
3日の憲法記念日には憲法改正推進派、反対派双方が毎年恒例の集会を開きました。反対派はともかくも、改正推進派集会に登壇したジャーナリストや元自衛隊制服組最高幹部の方が「9条の改正に当たっては、自衛隊を明記するのみならず、第2項の戦力不保持や交戦権否認の条項の改正が必要だ」旨発言されていたとの報道に接し、そのように思われるのであれば安倍晋三総理のご存命中に言って欲しかった、との思いが強く致しました。別の改正推進派の学者の方も、日本会議の機関誌で「まず半歩前進である自衛隊明記を必ず実現させながら、その過程で9条2項を改正することが、我が国が普通の自由民主主義国になるために絶対必要な道だという点を広く国民に知らせる活動を平行させるべき」と述べておられますが、これについても同様の感慨を持たざるを得ません。
環境大臣に意見を述べていた水俣病の患者の方々に対して、環境省の事務方が発言時間を制限した上に、時間が経過したらマイクのスイッチを切ってしまった行為は、絶対にあってはならないことでした。世論からの「弱者に冷たい政府」という批判を回避するために、誠心誠意対応する他はありません。国民こそが有権者であり、政治家や官僚は預かっただけの権限や権力を努めて抑制的に扱うべき、という行政の基本を我々はもう一度認識しなければなりません。
連休中では「東大白熱ゼミ 国際政治の授業」(小原雅博著 ディスカバー21 2019年)、「国民の底意地の悪さが日本経済低迷の元凶」(加谷珪一著 幻冬舎新書 2022年)、「ユダヤ・キリスト・イスラム集中講座」(井沢元彦著 徳間書店 2004年)を面白く読みました。
週末は地元鳥取県八頭町、滋賀県長浜市、大阪府豊中市で講演の予定です。連休が明けて4日が経ちましたが、休みの感覚がいまだに抜けないのは困ったことです。皆様、ご健勝にてお過ごしくださいませ。
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コメント
石破閣下
ポンコツモデラーのポンコツコメントです。
鏡の国に住む鏡の住民にはすべてがあべこべ。その言語から真逆なのです。これでよく会話が成立するものか不思議を通り越して恐ろしささえあります。その鏡の国の日本は勝利に沸くのではなく危機感を募らせています。けた違いの裏金を手にするアメリカの議員たちに比べその100分の1程度の彼らから見ると小遣いほどで大問題。このことから如何に日本の政治が世界に誇るものか。なぜ、どこが問題なのか、金持ちか賄賂マスター出なければ政治家になれない世界に対して鏡なのに。
戦勝国同士が滅ぼし合いに勤しんでいる。どちらにも塩を送っているのだから仕返しをしている様な物なのに誰からも責められない。どっちが勝っても悪くは成らない。
政治改革に気を取られているうちに世界がすっかり変革しているという事に気が付く。それが一番幸せなのかも知れない。乱文・乱筆お許しください。
投稿: 野村嘉則 | 2024年5月10日 (金) 20時48分
石破様こんばんは。今、世界情勢が激変し、日本も政治不信が起こり、大変な時期に差し掛かっているのではないかと思われます。このような時こそ、石破様の今年の言葉とされた祈りが大事ではないかと思われます。少し静かなところに引き下がって妄想されるのも今後の最善手を見つける手 がかりとなるかもしれません。石破様期待しています。
投稿: hitomugi | 2024年5月11日 (土) 00時59分
石破先生へ
お疲れ様です。
衆院補選の総括ですが、全てにおいて厳しい結果を受け止めなければなりません。
時間が経てば、時が流れれば変わるということはまずないと思った方がいいです。
自民党の国会議員先生方には言いにくいことかもしれませんが、私は有権者側にも責任があると考えています。
つまり、日本の有権者はとってもいい加減であると。
自民党の裏金問題や金権汚職は55年体制以降ずっと続いてきたことであり、今更それをクローズアップして何になりましょうか。
それを見越して、自民党は政権を戴いてきたのですから、1.2年でそれを全て解決することはできませんし、有権者や諸団体/法人こそ、それに(きれいな政治に)馴染めません。
旧安倍派の処分が取り沙汰されていますが、西村先生(前経産大臣)や松野先生(前官房長官)は傑出した素晴らしい政治家でらっしゃいますので、自民党の残って頂きたい。
塩谷先生は残念ながら、離党をお願いしたい。
そういった、さじ加減ある処分の方が国民有権者引いては国家の有益に繋がると確信しています。
厳しい政権運営に変わりはありませんが、岸田総理総裁のもとに再結集して、国会を乗り切って頂きたいと思います。
憲法改正ですが、前々から申し上げている通り、日本政治はもう改憲を実現することはできません。不可能です。
基本的人権や環境権創設の改正をする方向と、安全保障(第9条含む)や自衛権を改正する方向が、本来は別々に議論されるべきですが、改憲派護憲派ともに毎年変わらないやりとりをしている状況では無理です。
北方領土問題も、返還せよと仰る人達は絶対に北方領土に移住することはないですし、北方領土返還を求める人達の殆どが高齢者ですので、荒れ狂う暴風と酷寒の国後択捉に移住できる日本人がいたら私に教えて下さい。
返還不要で7桁の餞別を差し上げます。
自民党支持者や保守層の反省点は、
改憲や北方領土返還、反中国反ロシア、反立憲共産と言っていれば満足して充足してしまっている点です。
私は20代後半でそれを卒業していますが、もっと実質的に何が実現できているかに着目していかないとあっという間にご自身の寿命を迎えてしまいます。
自分の寿命だけなら自己完結できますが、政治をより良い方向に進めるには、お題目だけで満足することは極力避けなければならないと感じる日々です。
投稿: 正木公二 | 2024年5月11日 (土) 14時35分
ガーゼを買う途中で、ブログに寄らせてもらっています。
半分私事、半分社会の事、の、引っ越しについて。
親が家土地を売ったので、引っ越さなくてはいけなくなったのですが。
この両親は、ぼくが小さいころから邪魔で殺す人たちでした。トラウマがいっぱいあります。
なのに日本では法律はとりしまりません。ので、売買契約は正当になります。
生活保護の保護課は、この土地を買いたい住友不動産販売に、親の連絡先を教えました。しかし、ぼくには教えません。土地建物の売買交渉が進んでいても、ブロックして取次もしませんので交渉に条件を付けることができず、結果、弁護士によれば何の権利もない、荷物を捨てられても文句を言えない。事実そうやって冷蔵庫だの持ち出して捨てられ、ホテルにでも移ってください、と言っていたのを買主の情けにすがって期限を延ばしてもらいました。
一貫してあるのは、親は絶対という事です。
法律も運用も。役所も親のためには個人情報をよそに出すが、子であるぼくには出さないダブルスタンダード。法テラスに行けばいいというが、あそこは法廷で勝てるものしか引き受けない。
法律と正義は無関係の別概念なのはわかりますが。
法理上、子を何度も殺そうとした親でも絶対存在なのはおかしくないのか。
ぼくはトラウマが暴れております。
引っ越し期限を延ばしてもらえませんし。
日本人が自尊感情をもつ資本主義の本を書くにも、論考した書類が家中にちらばっていて。親が何度も殺しに来るたびに、ぼくは寝込んでゴミ屋敷になり、その上に新しい論考生活、が繰り返したので、ごみと必要書類が層状にミルフィーユになってる。簡単ではないのです。
解体屋は、売買になる前から屋根に穴をあけたし、その修理の大工は工事を引き延ばして結局なにもせず、売買契約が成立しました。
裏で話し合っているかのように、つぎからつぎに偶然、両親、妹、市役所保護課、不動産屋、解体屋、大工、がぼくの運命が壊れるよう動いたようでしたが。それは結局、親は絶対、が文化的にも法的にも染みわたっているから起きたと考えます。
役所もちょっと法律違反してるだけ。解体屋も器物損壊で不法侵入を不注意でしただけ。住友不動産は荷物を捨てろとは言ってない急がせろと言ったまで。親たちは自分のものを売っただけ、何度か自殺するようしむけたけど死んでない。政治では、親は絶対は憲法に違反するが、日本文化の中心になったままで問題とは誰も感じてない。ちょっとづつ違法も重なれば人を殺すに足る。
ぼくは運命が終わるなら人生も運命とともにある覚悟です。意味がない。
運命が生き延びましたら、またここに寄らせてもらって、政治を論じたいとおもいます。
今日はこれで、失礼いたします。
投稿: 遠藤宏一 | 2024年5月11日 (土) 14時41分
ガーゼを買う途中で、ブログに寄らせてもらっています。
半分私事、半分社会の事、の、引っ越しについて。
親が家土地を売ったので、引っ越さなくてはいけなくなったのですが。
この両親は、ぼくが小さいころから邪魔で殺す人たちでした。トラウマがいっぱいあります。
なのに日本では法律はとりしまりません。ので、売買契約は正当になります。
生活保護の保護課は、この土地を買いたい住友不動産販売に、親の連絡先を教えました。しかし、ぼくには教えません。土地建物の売買交渉が進んでいても、ブロックして取次もしませんので交渉に条件を付けることができず、結果、弁護士によれば何の権利もない、荷物を捨てられても文句を言えない。事実そうやって冷蔵庫だの持ち出して捨てられ、ホテルにでも移ってください、と言っていたのを買主の情けにすがって期限を延ばしてもらいました。
一貫してあるのは、親は絶対という事です。
法律も運用も。役所も親のためには個人情報をよそに出すが、子であるぼくには出さないダブルスタンダード。法テラスに行けばいいというが、あそこは法廷で勝てるものしか引き受けない。
法律と正義は無関係の別概念なのはわかりますが。
法理上、子を何度も殺そうとした親でも絶対存在なのはおかしくないのか。
ぼくはトラウマが暴れております。
引っ越し期限を延ばしてもらえませんし。
日本人が自尊感情をもつ資本主義の本を書くにも、論考した書類が家中にちらばっていて。親が何度も殺しに来るたびに、ぼくは寝込んでゴミ屋敷になり、その上に新しい論考生活、が繰り返したので、ごみと必要書類が層状にミルフィーユになってる。簡単ではないのです。
解体屋は、売買になる前から屋根に穴をあけたし、その修理の大工は工事を引き延ばして結局なにもせず、売買契約が成立しました。
裏で話し合っているかのように、つぎからつぎに偶然、両親、妹、市役所保護課、不動産屋、解体屋、大工、がぼくの運命が壊れるよう動いたようでしたが。それは結局、親は絶対、が文化的にも法的にも染みわたっているから起きたと考えます。
役所もちょっと法律違反してるだけ。解体屋も器物損壊で不法侵入を不注意でしただけ。住友不動産は荷物を捨てろとは言ってない急がせろと言ったまで。親たちは自分のものを売っただけ、何度か自殺するようしむけたけど死んでない。政治では、親は絶対は憲法に違反するが、日本文化の中心になったままで問題とは誰も感じてない。ちょっとづつ違法も重なれば人を殺すに足る。
ぼくは運命が終わるなら人生も運命とともにある覚悟です。意味がない。
運命が生き延びましたら、またここに寄らせてもらって、政治を論じたいとおもいます。
今日はこれで、失礼いたします。
投稿: 遠藤宏一 | 2024年5月11日 (土) 14時43分
私は「表紙を変えればよい」とは思いません。表紙たる岸田首相は大変良い仕事をなさっています。表紙は残して中身を抜き去るべきです。
今の自民党が怪しからんのは、この10年間の安部支配の傍若無人さにあります。安倍首相はともかく、虎の威を借りるかのような振舞をしてきた取り巻きを抜き去るべきです。
特に「悪名は無名にまさる」とばかりに暴言を繰り返す議員。異なる意見など聞く耳も持たないオレサマ政治家。自民党には素晴らしい議員も多いのですが、知性も教養も良識もない議員が幅を利かしています。安倍首相が反知性主義の権化のような作家を持ち上げていたことは、彼の知性のほどを表しています。
「9条の改正に当たっては、戦力不保持や交戦権否認の改正が必要だ」と言う意見を安倍氏の存命中に言って欲しかった、と石破先生は仰いますが、「自衛隊を明記すれば十分。ゴチャゴチャいうな」と聞く耳のない人には何も言う気になれないのでしょう。
しかし、聞く耳もなくなるほどに低劣な批判だけを繰り返す野党やマスコミにも責任の一端はあります。自民党の傲慢政治の原因は、愚かな野党とマスコミにあるとも言えます。
「半歩前進」の憲法改正など、やらない方がマシです。国家にとって最も危険な暴力装置である軍隊は、憲法により厳重に規定すべきであり、明記すれば足りるなどというのは、「天皇ハ陸海軍ヲ統帥ス」というのと同じ程度に曖昧模糊にしてチンプンカンプンな条文です。
石破先生の一層のご活躍を願ってやみません。ご自愛ください。
投稿: 水の月 | 2024年5月11日 (土) 23時15分
【田崎氏の見方が正常な感覚だ。立民はいつも妄想ばかり也】
Yahoo!にあった記事だ。衆議院解散があるのかどうかは、別の問題として、記事にある冷静な目は健在である。
記事は、『政治評論家の田崎史郎氏が7日、TBS「ひるおび」に出演。番組ではGW中に行われたJNN電話世論調査の内閣支持率などの結果が紹介され、衆院3補選で惨敗するなど自民党が苦境を迎える中で、次期衆院選後の政権に関する質問で「自公政権の継続34%(2%増)」を「立憲などによる政権交代48%(6%増)」が上回ったと紹介された。
番組で「驚きの数字」として取り上げられ、民主党が政権奪取した2009年は自民と民主の支持率拮抗が続いていたと説明された。田崎氏は、現在は自民党批判が強く出ていると分析し、09年を「当時の民主党に対する期待感は相当強かった」と指摘。公表したマニフェストの内容を「バラ色の世界を描いた」と評した。
一方で現在を「マニフェストを争うように手にした、そういうものがいま立憲民主党にないということです」と指摘した。
「立憲民主党がいまどういう政策をやろうとしているのか、僕でもすぐ答えられないですよ。なにか期待を抱かせるものを打ち出しているかというと、別にありませんので、自民党批判は相当強いけれども、立憲民主党に対する期待感が全然違うと思います」と語った。』
つまり、彼らに期待するものは何もないと云いたいようだ。その点納得のいく回答だ。冷静な感想である。
立憲民主党に期待する人がどこかにおられるのかもわからないが、政権を取ることは絶対にない。そういうことだ。
投稿: 旗 | 2024年5月13日 (月) 03時52分
【 改憲なんて出来ないよ! 】
自民党にやる気が無いからね。
【 平成18年法律第120号
教育基本法
教育基本法(昭和22年法律第25号)の全部を改正する。
前文
我々日本国民は、たゆまぬ努力によって築いてきた民主的で文化的な国家を更に発展させるとともに、世界の平和と人類の福祉の向上に貢献することを願うものである。
我々は、この理想を実現するため、個人の尊厳を重んじ、真理と正義を希求し、公共の精神を尊び、豊かな人間性と創造性を備えた人間の育成を期するとともに、伝統を継承し、新しい文化の創造を目指す教育を推進する。
(A)「ここに、我々は、日本国憲法の精神にのっとり、我が国の未来を切り拓ひらく教育の基本を確立し、その振興を図るため、この法律を制定する。」 】
何故、わが国の義務教育は押付け憲法の精神にのっとって行われなければならないのか?
ポツダム宣言12項「連合国占領軍は、その目的達成後そして日本人民の自由なる意志に従って、平和的傾向を帯び、かつ責任ある政府が樹立される限りにおいて、直ちに日本より撤退するものとする。」に反し、日本人民の自由なる意志に反し、連合国はGHQ憲法を押し付けた(注1)。
ハーグ陸戦条約 附属書 陸戦ノ法規慣例ニ関スル規則
「第43条 国ノ権力カ事実上占領者ノ手ニ移リタル上ハ占領者ハ絶対的ノ支障ナキ限占領地ノ現行法律ヲ尊重シテ成ルヘク公共ノ秩序及生活ヲ回復確保スル為施シ得ヘキ一切ノ手段ヲ尽スヘシ(注2)」
GHQは、ハーグ陸戦条約に反し、占領地日本の憲法を尊重せず、改正した。
憲法限界説を採れば天皇主権の大日本帝国憲法を改正して国民主権の日本国憲法に改正するなど、憲法改正の限界を超えているので無効である。
この様に、日本国憲法は、日本国民が制定していないし、ポツダム宣言にも反している。
ハーグ陸戦条約にも違反しているし、憲法限界も超えているので無効である。
この様な無効の日本国憲法を教育基本法で、教育の基本に据えているのである。
出鱈目な教育基本法の前文は直ちに改正しなければ成らない。
(B)「ここに我々は、暫定憲法たる日本国憲法を改正し、我が国の未来を切り拓ひらく教育の基本を確立し、その振興を図るため、この法律を制定する。」
と、改正すべきである。
幾ら改憲を訴えても、教育基本法が護憲派を大量に生み出すからである。
教育基本法を改正しない自民党に、改憲する気が在るとは到底思えない!
(注1)【 ポツダム宣言
https://www.huffingtonpost.jp/2015/08/13/potsdam-declaration_n_7985790.html 】
(注2)【 陸戦ノ法規慣例ニ関スル条約
条約附属書 陸戦ノ法規慣例ニ関スル規則
https://www1.doshisha.ac.jp/~karai/intlaw/docs/hc4.htm 】
投稿: 三角四角 | 2024年5月13日 (月) 20時20分
石破先生
今晩は!!。
ゴールデンウイークも終わり、昨日今日と雨と共に肌寒く、過日の日本列島の暑さは何であったのでしょう?と思える程であります。
若葉寒むとも若葉冷えとも云うようですが、それでも新緑の美しさは格別に見事なものであります。
そのような中、石破先生に於かれましては各地の補欠選挙への支援活動も終わり、この連休中には少しは休養を取れる日もありましたでしょうか?
小生は先生と同郷、鳥取県出身の「国の将来を憂う」者であります。
今回も最近の出来事や話題より、拙論を述べてみたいと存知ます。
さて、裏金問題に端を発しこの連休明けより政府与党の「政治資金規正法の改正案」が発表されました。
即ち、
①パーティー券購入者は幾ら以上公開とするのか?の金額が不明
②政務活動費の公開はどうなるのか?
③野党各党は団体や企業からの政治献金の禁止を合意しているものの、自民党案には盛り込まれて居ない事。
④政治資金収支報告書の不記載の場合の、連座制への明確化がなされていないなど
以上の内容について、与党自公との話し合いが未だついて居らず、野党からは実効性のある案ではなく、その内容に疑義と政府の本気度が問われて居ります。このままの肝心な具体性のない侭の詰めの甘いままでは、またぞろ抜け穴を探すのではないかと云うものです。
その為であろうか?岸田政権の支持率は少しも上る気配がありません。
次に、静岡県の前川勝県知事によるリニア新幹線着工への反対と、失言により、県知事は辞任に追い込まれてしまいました。この文明の世に、水源確保などとの理由により反対とは?との意見も全国では沢山ありましたが、静岡県民はあながち賛成派ばかりではなく、リニア新幹線へは懸念の声もかなりあったようであります。
更に過日、石破先生からも「リニア新幹線の論議は熟していないのではないか?」と、の疑義の発言もあり、一部の人より批判の声も上がっているとも聞いて居ります。
然しながら、小生は石破先生のこの疑義発言の根底にある真意は「この少子化の波の中、東京を起点とした大都市だけの開発のままで良いのか?との深い洞察力からではとないかと想って居ります。
即ち、予てより京都発~下関への山陰新幹線の開通により、地方創生を提案され、石破先生を会長とする京都出身の前原議員、参議院の西田議員らのよる推進議員連盟もあると聞いて居ります。
日本列島の中心都市部のみならず、地方へも高速鉄道を建設し交通の利便のみならず、以て地方創生に資すると云うものであります。
次に話題は大きくずれますが、イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への猛攻は地球上のあらゆる世論に反し、残虐行為を行って居ります。その為、国連安保理に於いてイスラエルを非難する宣言もイスラエル・アメリカの拒否により採択されず、パレスチナの国連加入も実現しないと云います。
イスラエルのネタニヤフ首相は「パレススチナ人を殲滅するまで攻撃を続けると」公言してはばかりません。
この21世紀のセクハラやパワハラでも罪になる時代に、イスラエルによる、非人道的行為は『虐殺そのもの』であります。
この世のどんな国に於いても、「正当な裁判を受ける事無くどんな理由にも拠らず罪に服する事は無い」と云われる現代に於いて、パレスチナ・ガザのラファに於いてのイスラエルの攻撃は、女子供を中心に犠牲者は3万5千人にものぼるとも云われて居り、怒りに打ち震え涙が出るほどであります。
わが国日本は、アメリカの真の友人と云うのであれば追随するばかりではなく、諫言を行うべきであろうと想います。そしてアメリカを中心にイスラエルのガザ攻撃を停止させるべきであります。
このような行為が続き、他国も見過ごすばかりであれば神による罰が必ずあり、世界中に地震、台風、水害、熱波、などの自然災害が多発し、人類は終末を迎える事になりかねません。
世の中のリーダーは、もっと真剣にこの事を考えるべきであります。
投稿: 桑本栄太郎 | 2024年5月13日 (月) 21時28分
活字媒体に接する習慣について
石破さんが以前おっしゃっていた移動時間など拘束されている時間を利用して活字に触れる習慣をとりいれたいです。
投稿: くま | 2024年5月14日 (火) 20時55分
石破さんがどこまで知っているかわかりませんので、コメントさせていただきます。
麻生政権、安倍政権、菅政権、岸田政権と自民党の政権4代続けて、警察のトップ経験者が内閣官房副長官(官僚のトップ)に就任しています。まさに警察国家です。
現在、集団ストーカー・テクノロジー犯罪を受けている被害者が非常に多くいます。
集団ストーカーとは、その名の通り、集団でストーキングされるものだと思われるかもしれません。実際に、集団ストーカーの被害者の中には、集団でストーキングされていると主張する方もみえます。しかし、集団ストーカーとは、集団でストーキングされるものではないのです。どのようなものかと言うと、例えば、コンビニに行くと特徴的な恰好をした人に遭遇する。スマホを持った人に遭遇する。これはコンビニだけでなくて、ドラッグストアやスーパー、町を歩くと、特徴的な恰好をした人に遭遇する。スマホを持った人に遭遇する。
車を走らせると特徴的なナンバーの車に遭遇する。特徴的な恰好の車に遭遇する。警察のパトカーなどに遭遇する。救急車に遭遇する。
これがあり得ない頻度で起こります。確立的にあり得ない頻度で遭遇が繰り返される状況になるんです。
パソコンやスマホのハッキングも起こり、被害者の多くが室内でも監視されていると感じるようになります。行動が完全に把握され、留守中の家宅侵入も起こります。電磁波(マイクロ波)の照射被害も起こります。
これが集団ストーカーと呼ばれている犯罪の簡単な概要になります。
単純なストーキングや付きまといではないんですね。
この状況を聞いて、どう思われますでしょうか?そんなことはあるはずがない、あり得ないと思われると思います。
被害者自身も、中々自分に起きている現象を上手く説明できない事態に置かれます。
説明が難しいというのは、この集団ストーカーという犯罪の全体像がこれまでつかめていなかったというのもその原因の一つになります。最近になってようやく、全体像が説明できる状況になってきたのです。
これから集団ストーカーの全体像についてわかりやすく説明していきたいと思います。
皆さまのご自宅にスマートメーターが設置されていると思われます?スマートメーターというのは、電気会社やガス会社がそのメーターを見ずに、電気の仕様具合やガスの使用状況を把握することができる機器なんですね。ある程度の頻度で、電気使用状況、ガス使用状況などが送信されていきます。
しかし、私は、電気会社のアナログメーターからスマートメーターへの切り替えの時、スマートメーターの切り替えを拒否したんです。何故拒否したかと言うと、スマートメーターは、電磁波が強いという話しを聞いたからなんです。
その時に、電気会社の人は、これは国策ですから。と言ってきたんですね。
私は、国策という言葉を、この時はじめて聞きました。
国策ですよ。(安倍政権時です)
で、色々調べてみると、スマートメーターに室内のIot機器との接続機能があったんですね。
Iotというのは、物のインターネットのことです。物をインターネットで繋げて、情報のやり取りやサービスなどを行う機能ですね。
最近、このIotと、似たような言葉で、Iobという言葉が出てきています。
最後が、tではなくてbです。
このIobの意味するところは、二つありまして、一つはインターネット オブ ボディ もう一つがインターネット オブ ビヘイビア です。
インターネット オブ ボディは、アップルウォッチなどのスマートウオッチが代表例です。さらにわかりやすく言うと、皆様のご自宅にワンちゃんや猫ちゃんはいますか?
ワンちゃんや猫ちゃんが逃げた時に探し出せるように、マイクロチップを埋め込まれていますよね。これもインターネット オブ ボディなんですね。
そして、おそらく、このワンちゃんや猫ちゃんにマイクロチップを入れるということは、インタネット オブ ビヘイビアでもあるとも考えられます。
インターネット オブ ビヘイビアというのは、日本語に直すと、行動のインターネットという意味です。
IT調査会社のガードナーというところでは、2025年には、世界人口の半数程度がインターネットに接続されて追跡される社会が来ると予測しています。
今が2024年ですので、来年のことなんですね。
でも、そんな情報、まったく世に出てないですよね。
しかし、着々と進んでいるのです。
その例が、ワンちゃんや猫ちゃんにマイクロチップを入れるのを義務化したことですね。
これ、狙いがわかりますが?
もうちろん、本当に逃げた時用の備えかもしれません。
しかし、おそらく、真の狙いは行動のインターネットにあるんですね。
皆さまは、AIの話しを最近よく聞くと思うんですけど、AIの学習方法にはどのようなものがあるかご存じですか?
AIの学習方法は、二つありまして、一つは機械学習。もう一つは深層学習というものがあるんです。
どういったものかと言うと、機械学習というのはとにかく情報をAIに流し、分析させるというものです。このデータの量によって、学習状況に違いが出てきます。
では、どのような情報がAIに流されると思いますか?
皆様のご自宅のペット。
例えばマイクロチップを入れて、インターネットに繋ぎ、ペットの行動を追跡する。ほぼリアルタイムでですね。そして、その全ての情報をAIに流す。これ、AIにとって、非常に学習効果が高いんです。
ペットの行動情報がAIに流されると、AIはそれを分析して、行動の予測ができるようになるんです。
10分後、20分後、ワンちゃんや猫ちゃんが、どこで何をやっているのか?予測できるんですね。
その予測が、当たったり、はずれたりを繰り返すことによって、AIはどんどん学習していき、予測制度を高めていくんですね。これがAIが最も学習効果の高い学習方法、深層学習(ディープラーニング)に繋がるんです。
では、AIをより学習させるために、ペットだけでなく、人間をインターネットに接続させましょう。こう考える人達がいるんですね。
例えば、ダボス会議のクラウス・シュワブ。彼はこう言っているんですね。
生きたいと思う人間は、AIのバッテリーにならなけらばならない。
つまり、私達も、ワンちゃんや猫ちゃんと同じように、マイクロチップのようなものを入れられて追跡される状況に置かれる。
彼らは、AIの進化の為に、これをなそうとしているんですね。
ちなみに、これおそらくなんですが、すでに日本人の8割以上がインターネットに接続されています。
この8割以上という数字で、感の良い人はわかると思います。ワクチンの中にアメリカのダーパという軍事研究所で開発されたバイオの送受信機やナノ物質が入っているという情報があり、おそらくそれは真実です。実際にTwitterなどでは、このハイドロジェルらしきゴムのような神経組織系のものが亡くなった方の解剖において多数出てきている動画がアップされています。
このIobインターネット オブ ボディやインターネット オブ ビヘイビアを進めているのが ビル・ゲイツやダボス会議のクラウス・シュワブです。さらにロックフェラー財閥やロスチャイルド系の人達などが主導していると言われています。
身体にナノチップを始めとするチップを入れて、インターネットに接続されて、生体認証システムを使って常時追跡する構想が進められています。
おそらく日本人すべてにチップを入れて、5Gや6Gを使い追跡をする予定になっている。
私達の情報、脳波や体内情報などがスマートメーターやスマート機器に基地局、衛星などを使い取られて、その情報がおそらくデジタル庁に行く。
ここに大量のデータが取集され、AIの機械学習や深層学習に使われる。問題は、インターネットに繋げられるという事は、攻撃もできるということです。
例えば、骨にマイクロ波を照射すれば、骨は炭素を含むのでマイクロ波を受けてしまい、最悪骨折のような症状まで行きます。直接攻撃などもできてしまうのです。
ビルゲイツが主導している内容なのですが、彼のマイクロソフト社は特許ナンバー060606バイオセンサーと言われているアプリをスマホなどに健康アプリ(おそらくマイナンバーアプリに付属するアプリとして)としてダウンロードすると脳波や体内情報をほぼリアルタイムで収集できる特許を出しています。
この脳波や体内情報、位置情報などをリアルタイム収集で、様々な生体認証システムを使いAIに行動を追跡されるシステムが出来上がっており、スーパーシティやデジタル田園都市国家構想が、AIの深層学習の為の都市構想なのです。
脳波からは様々なことが解り、例えば、トイレに入れば、「トイレに入る」という脳波が出るのです。用足しした場合も脳波や体内情報からこの人は今排泄したと解る状況になるのです。プライバシーが無くなります。この大量の情報を収集し、行動予測も行えますし、最新のDNA周波数システムを使えば、人の行動をコントロールすることも可能です。
集団ストーカーとは、この監視、管理社会の為の人体実験の可能性が極めて高く、この集団ストーカーを行っている組織が警察の情報機関です。
警察の情報機関が主として行い、攻める防犯という防犯活動を隠れ蓑に行っている状況です。
外見が防犯活動なので、防犯部門を統括する生活安全課や防犯の中に宗教団体などが入り込んでいるという情報があります。
被害者一人に月1億円の予算がついているようなのです。(元警察官の内部告発)
この被害者は、危険人物やテトリスト予備軍とされますが、実際は弱者を一方的に危険人物に設定し、防犯活動を装い追跡、嫌がらせが行われます。自殺者も出ています。
この集団ストーカーこそ、スーパーシティやデジタル田園都市国家構想においての予測システムを使いサービスを提供する都市構想の為の予測システム、マインドコントロールシステムの人体実験なのです。
日本国民1億2千万人をインターネットに接続する計画の為の人体実験の可能性が極めて高く、マイクロ波の照射などは、政権に逆らった人への攻撃とも見えます。つまり、このシステムはAIを使った全体主義システムに使えるのです。
アメリカ大統領選挙に出馬しているロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は、この情報を知っていてこれをターンキー全体主義と語っています。
キーを回せば、即、全体主義になるシステムなのです。
ビルダーバーグ会議やダボス会議でこれらのことが決められている状況です。
日本において国民主権がありますが、今の自公政権は、この国民主権を完全に無視しています。
まだこの事実を知っているのは少数ですが、全体像をすでに把握している人達は急激に増えています。
全国民が知るのも時間の問題です。
ちなみに憲法改正の話しは、この全体主義と非常に密接です。
なぜ憲法改正において、非常事態条項を入れたいのか?それは、またコロナ騒動のようなパンデミックが起こされるからです。計画されているからです。
コロナのパンデミックがプランデミックというも、急激に世界中に広まっている状況です。
日本でこの運動を進めているのが、「WHOから命をまもる国民運動」です。メディアは意図的に報道しませんが、前回は1万9千人が集まりました。今回は、5月31日、日比谷公園においてデモが開催されます。おそらく数万人が参加すると思われます。
石破先生もそのデモの様子をご覧下さい。国会議員として、今、何が起きているのか知るべきだと思います。
投稿: 浅野和人 | 2024年5月15日 (水) 12時23分