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2024年6月 7日 (金)

大学ゼミ講義など

 6日木曜日、政治資金規正法改正案が衆議院で可決されて参議院に送付され、今国会中の成立が確実となりました。「抜け穴だらけの欠陥法案」と世の中の評価は散々ですが、一歩前進ではあると思います。ただ、これで事成れりなのでは決してなく、事務所数やスタッフ数の制限など「よりカネのかからない政治活動」のあり方、政治資金パーティの開催頻度や非常識な利益率の制限などの「資金集めの適正化と透明化」、政党の公的な存在を明確にし、ガバナンスを律する「政党法の制定」、主権者の意思をより尊重する「選挙制度の改革」等が議論され、結論を得なくてはなりません。
 今回の政治改革が国民の関心も共感も呼ばなかったのは、最初から最後まで「政治家の論理」でしか議論されず、国民には「どうせカネに執着する薄汚い政治家たちが自分たちに都合の良い制度しか作ろうとしていない」としか映らなかったからでしょう。
 パーティ券の公開基準の引き下げに自民党が最後まで消極的だった理由は、「公開基準を現行の20万円から5万円にまで引き下げてしまえば、名前が表に出ることを嫌う企業や個人がパーティ券を買わなくなり、集金力の弱くなった議員がますます党に頼るようになって、その自立性が失われる」というそれなりに理屈の通ったものだったのですが、これはプロの政治家や関係者には理解されても、国民にはほとんど共感されないものだったように思います。

 

 これは憲法改正も同様で、憲法改正の機運が国民に全く盛り上がらないのも、テーマを「衆議院が解散された際に、有事や大規模災害が発生して、衆議院議員選挙の実施が困難になった場合、特例的にその任期を延長する」という、重要ではあっても極めてテクニカルな、かつ現行憲法に定めのある「参議院の緊急集会」との整合性が問われるものに絞ったため、国民には一体何のことだか全くわからない内容になったことによるものだと考えています。
 国民ウケを狙えばよいというものではないのはもちろんですが、主権者の共感を呼ばない「改革」は決して成功しない、ということをもう一度再認識する必要があると痛感しております。
 憲法改正については、衆議院の自民・公明・維新・国民で条文化の作業を行い、百人以上の賛成を得て改正原案を発議すべきとの議論もあるようですが、発議した後の展望が全く開けないまま、ただ痕跡を残すとのことであれば、あまり賛成は出来ません。くどいようで誠に恐縮ですが、「衆・参いずれかの四分の一の賛成で要求された際の臨時国会の召集期限を20日とする」という憲法改正であれば、すべての党の賛成が得られ、次回の総選挙においても直ちに国民投票が可能となるのではないでしょうか。「憲法改正は実際に出来るのだ」という体験を国民に共有して頂くことがまず第一だと思っています。併せて、憲法改正の発議は国会のみならず内閣も出来る、という点を再確認することも重要で、これは「憲法改正は専ら国会が決めること」との政府の傍観者的な姿勢を正すことにも繋がります。

 

 最近、大学のゼミ生を対象とした講演に呼ばれる機会が多く、昨6日は明治大学・政治経済学部の西川伸一教授の国会での「郊外ゼミ」でお話をして参りました。同教授の著書「城山三郎『官僚たちの夏』の政治学」(2015年・ロゴス刊)、「最高裁裁判官国民審査の実証的研究 『もうひとつの参政権』の復権をめざして」(2012年・五月書房刊)、「覚せい剤取締法の政治学」等を、この機会に大変興味深く、とても面白く読みました。自分の知らないことのいかに多いことか、今週もまた思い知らされたことでした。

 

 ゼミといえば、さる1日、大学時代のゼミナールの指導教授であった新田敏・慶大名誉教授(民法)の卒寿(90歳)のお祝いの同窓会に出席して参りました。1期生から30期生まで、参加者が200人を超える盛況で、昔と全く変わらぬ頭脳明晰ぶりの先生のお元気な姿に接してとても嬉しく思ったことでした。
 新田ゼミは指導の厳しいことで有名で、毎週1回、A4の用紙に出題される課題についてのレポート提出が義務付けられていたのですが、これが大変な難作業で、毎週ゼミの前夜は艱難辛苦、地獄の苦しみであったように記憶しています。当時はワープロもパソコンもなく、質の不足を量で補おうとばかりに鉛筆で小さな文字を書き連ねて提出していたのですが、先生はあの出来の良くないレポートを丁寧に添削してくださり、「ここは論理が飛躍している」「この部分の記述は説得力がある」等々のコメントを付して、A゜(エーマル)、A、A⁻(エーマイナス)からⅭ⁻(シーマイナス)まで評価を付けて翌週返却してくださいました(Ⅾ評価はなく、何も書かないで返却された場合は「評価に値せず」という意味だったそうです)。我々学生も大変でしたが、あれを毎週十数枚、丹念に読まれて評価される先生の方が何倍も大変なことだったろうと思います。多少なりとも論理的に物事を考えられるようになったのは、先生のご指導の賜物と心より感謝しております。卒業後45年が経ちましたが、学生時代に戻ったような久々に楽しいひとときでした。白寿(99歳)、百寿に至るまで、先生がご健勝であられますことを心より祈っております。

 

 本日は午後8時より、BSフジ「プライムニュース」で先崎彰容・日大教授と派閥の意義について討論します。先崎教授は見識の高い若手の論客で毎回学ばされることが多く、議論を楽しみにしております。
 明8日は鳥取市で、かねてより敬愛してやまない地元八頭町の自動車整備・販売会社の経営者である小河守氏の「平和への祈り 出征兵士と家族の記録」の出版記念会に参加する予定です。平和への願いと戦争の悲惨さが切々と綴られたこの小冊子が、広く鳥取県民の皆様に読まれることを願っております。
 皆様、ご健勝にてお過ごしくださいませ。

 

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コメント

石破閣下

ポンコツモデラーのポンコツコメントです。

 チャンネル権が有りませんし録画もできないのでBSはパスです。
 およそ国政における諸々の課題からして多くの国民が関心を持つのは善悪ではかれるものに偏ります。それで世論を煽れば可笑しなことになります。そしてそれが選挙の基準にもなるのです。投票ですべてが計れるものでは無いのでは無いでしょうか。
 どこのどの党の政治家に国民が生活を組み立てていることに敬意を持っているのでしょうか。別に国が在ろうが政治家が居ようがいまいが関係なく生活の基盤を形成して行く働きが腑に落ちている政治家が何処にいるのだろうか。しばしばそれが故に民衆を食い物にする政治家集団が国難な諸国の多いことか。
 民衆が政治に目覚めて関心を持つことに期待しない方こと。それより社会を常に形作ろうとするたくましさに敬意を払う方が理にかなった政治が出来る。つまり民衆から信頼される政治、任される政治。乱文・乱筆お許しください。

投稿: 野村嘉則 | 2024年6月 7日 (金) 20時44分

石破さんが幹事長に起用されるのではないか、石破さんは「受けないとは言いづらい。政権延命のためだけでは手を貸せない。党や国を立て直したい理由次第。」と語ったとの報道がありました。
https://youtu.be/R1k2ucV2M9k

日本の未来のために石破内閣の誕生を願っています。その前段として幹事長になり、日本と自民党を立て直す第一歩を歩み出せれば素晴らしいと思います。

例えば幹事長を受ける条件として以下とされては如何でしょうか。
・9月総裁選へ出馬しないとの縛りを受けない
・裏金問題の真実が明らかになるまで関係者へ徹底的に聴取する
・それを踏まえて党処分を見直す
・7月の内閣改造は徹底的な実力人事とする
・人口減対策を政策の第一優先とする

投稿: 石破救国内閣を願う | 2024年6月 7日 (金) 23時44分

茂さん

 茂さんの学生時代の思い出には感銘いたしました。私は理系なのですが、学生時代は、朝の10時から明朝3時まで実験をして、下宿に帰ってシャワーを浴びて寝る生活が、修士2回生まで2年間も続きました。恩師の久馬一剛先生が93歳でご存命なのと私が愛弟子に当たる佐藤文彦先生が退官後もお元気なのが私の救いです。佐藤先生から、安村君は英語は聞き取れているのかと聞かれ、大体は分かるのですが、専門用語が分かりませんと答えた4回生時代が懐かしいです。まだまだ言葉で言い表せないくらいの思い出がありますが、茂さん、政治献金10年後に開示と言う件については、何も進んでないのではないでしょうか?。一歩前進と言う茂さんの評価には共感できません。茂さんがこんな評価したら、自民党大敗するのではないでしょか?。今一度、国民が納得するように議論し直してください。お願いします。では、悪しからず。

投稿: 安村直起 | 2024年6月 8日 (土) 13時17分

石破さん
ブログのご更新、有り難うございます。
今日の東京は真夏を思わせるような熱さ。そんな日和に、石破さんご本人も事務所の皆さまもご健勝にご活躍下さいませ。
GPSも地図もなく船頭も水手もだれもいないまま…闇雲の風に吹かれて漂うだけの「我らが極東の島国丸」の行方や如何に?

   ≪経営Managementの要諦≫
≫朝日;石破さん、 政治改革「おしまいとはならない」 https://shorturl.at/QuyMi 
⇒御意!🌸 「君たち~ 浮かれてる場合じゃないよ~」と。
全ての世事世情は常に千変万化するのだから、須らくかつ常に、変革改革が「お終いとなることはない」。
ある段階で一段落するだけであって(休止に非ず)、同じその瞬間に次なる改革のスタート喇叭が鳴っているのである。
⇒故に、「経営の要諦は、弱火で銀杏を炒る如く、組織を刺激し進化を促し続けること」の名言が輝きを放つ。
譬えれば、銀杏がこんがりと美味しそうに焼ければ上等な皿に綺麗に装うけれど、その瞬間に次なる注文に応じて銀杏を炒り始める…のが佳き経営者の腕の見せ所なのさ~と(ニッコリ)。

投稿: 黒山椒無躇 | 2024年6月 8日 (土) 14時13分

石破先生へ
お疲れ様です。
政治資金法改正案ですが、私も先生と同意見です。公明維新との修正協議前の自民党法案の方が良かったと思いますが、国会でお決めになったことですので、今後は参議院で運用方法や第三者機関設置など具体的な審議が進むことを期待します。私が自民党案を最も強く賛成した理由は決して支持者という理由だけではなくて、今後の政治を含めてのことです。
政治資金の集め方は議員によって様々であり、また政党や支持団体の如何では資金の集まり方に違いが出てくるのは当然の事。
恒久的かつ永続的に、政治資金を監視するには自民党案の方が、より広く受け入れられるのではないかというのが支持の理由ですが、先生仰られる通り、国民世論が自公維新案に対して共感を得られていないことに忸怩たる思いがしております。
憲法改正が遅々として進まない理由は、やはり国民各層が「憲法や政治は自分以外の他の誰かが上手くやってくれるだろう。」とか「憲法改正は必ずやらなければならない。しかし今は景気対策が先だ。」または、「憲法改正では生ぬるい。自主憲法制定が必要不可欠だ。」というような他者依存論、目の前の経済対策論、そして議会制民主主義を理解しない暴論と、いずれにしても評論標榜が第一、実行実現は第七第八という形が昭和平成そして令和と綿々続く日本政治と言わざるを得ません。
先生が積極的に憲法改正を論じられているのは素晴らしいことですが、やはり閣僚や幹事長になってしまうと改憲意欲がトーンダウンしてしまうのもありまして、この辺が自民党の偽らざる限界ともお見受けしました。
ただ私は憲法改正よりも、日本国憲法の理念の広く展開していく方が、実効性があると考えていますので、たとえ40年後になっても今の憲法状態であって諸問題が生じた時、運用方法で限定的に対応可能と思います。しかし、基本的人権(夫婦別姓やLGBT,婚外子問題,代理出産や認知症高齢者人権など)や環境権については限界を超えており、早急な憲法改正による人権救済と地球環境の改善が必須であると強く願っております。
 私は大学に行っていない、高卒のしがない小市民でありますが、49歳の今でも学歴コンプレックスがあり、慶応大学ご卒業の先生に対して、やや遠目で拝見してしまう点が多々ありますが、今更ながらに私は資格試験勉強や語学勉強を再開(あくまでも趣味として)したりと、自分の見つめなおし、錆びついた自分の学問を再学習する考えを持っております。
ただ自分の人生に後悔はしないようにしております。「あの時こうすればよかった。」とか「高校生時代、もっと勉強して良い大学や専門学校に進学しておけばよかった。」とは思わない様にしています。
それは自分の人生に後悔をしてしまうと、自分の娘に申し訳ないですから。
自分の娘は今年5歳ですが、自身の人生を後悔したら、娘はこの世に誕生しなかったかもしれないですし、今の妻とも巡り合うことはなかったと思います。
人生に後悔と反省はつきものですが、反省は日々しても、後悔せずに前向きに懸命に毎日を送る考えに変わりはありません。
そして石破先生のお考えや行動に思いを託しつつ、家族一同ご支持をしていく所存です。
それで充分すぎるほどに、幸せを感じることができるからです。

投稿: 正木公二 | 2024年6月 8日 (土) 23時13分

どうやら生き延びましたのでやってまいりました。

UFO議連発足で、石破さんも入っているかと思いましたら、残念です。
なにがどういう原理なのかはわかりませんが、ああいう現象は本当にあるので。
わけわからないことこそ、やるべきだと。

では、また、いろいろこうむった不正義な実話をもとに提言しに来たいとおもいます。
お元気で、ご活躍ください。

投稿: 遠藤宏一 | 2024年6月 9日 (日) 16時56分

ゼミのレポートを自分なりに理論だてて作っていく作業は難しいけれども、自分の主張を形成していく訓練になったのではないかと思われます。政治家は課題について国会での議論や国民へわかりやすく伝えていく必要があるので筋道を立て理論が飛躍しないで伝えていく訓練が必要だと感じます。石破様期待しています。

投稿: hitomugi | 2024年6月 9日 (日) 20時42分

【創価の金も或る手順をへて政治資金になるのだと理解しているつもりだが、政教分離の壁をどのように壊して金を手にしているのだろう?と思うばかりだ。公明党の山口の記事を見た感想だ。】

記事は共同だ。
『公明党の山口那津男代表は9日、自民党派閥裏金事件を受けた自民による政治資金規正法改正への取り組みの遅れが、4月の衆院3補欠選挙や静岡県知事選などでの自民推薦候補の敗北につながったとの認識を示した。那覇市内での街頭演説で「自民が具体策を出さずぐずぐずし、補選、知事選と負け続けた。国民の政治不信の強さを表している」と批判した。』

まあ、メガネはいつも通りのどんくさい男で、つい最近まで派閥の領袖を兼ねながら総裁と総理を貪欲に手にしていた節操のない無能だ。だから現役の総理として裏金の采配を指図していた容疑がある。なのに検察に上げられなかった。いつ逮捕されるのか心配していたのかもわからない。だからグズグズして地方の首長選挙まで気が回ることがなかったということも考えられる。選挙期間中に逮捕劇が起きれば自民党はおしまいだ。まあ、そういうことも考えない山口は宗教活動で手に入れた金をどこかの時点でロンダリングして政治資金として活用している容疑が常にある。こっちのほうが憲法に触れると違法行為とみられ政治活動として問題視されるのではないか? メガネを批判する立場に山口はふさわしいとは思えない。同じ穴の狢ではないか?
シナ帝国の代理人のような活動が公明党の政治活動になっているような印象が強い。これはこれで大きな問題だ。大量の中国人が我が国の不動産を買い漁っているらしい。そういう話は公明党内ではどう理解されているのか知りたいものだ。我が国の不動産を売り出すことに熱心な政党なのだろうか?
もしそうであるなら売国奴政党ではないか! 売国奴と呼ばれても平気な政党は不要だ。公明党は何を考えているのかわからないので説明がほしい政党だ。

解散して総選挙になれば公明党も未来は険しいものになるだろう。公明党はその役割を終えたので、復帰する議席はないほうがいい。政教分離を政治資金の面から説明できるようになるまで消えてほしいものだ。

投稿: 旗 | 2024年6月10日 (月) 01時20分

こんにちは

学生時代のゼミはあまり記憶がありません。
2年間だったので、したかなぁみたいな感じで。
思い出として今も鮮明に残っているんですね。

点数の付け方まで、真面目な石破さんらしいですね。
今週もお仕事頑張ってください。

投稿: くま | 2024年6月10日 (月) 07時44分

石破先生

今晩は!!。
相変わらず天候不順であり、気温が一向に定まりません。
その様な中にあっても先生に於かれましては、各地への講演にテレビ出演にと多忙を極められ、大変お疲れ様であります。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の「国の将来を憂う」者であります。
今回も先生の記述や、最近の事柄について拙論を述べて見たいと存じます。

さて先ず初めに、「政治資金規正法の改正案」が自民党、公明党、維新の三党の合意によって国会に提出され、衆議院を通過しました。
当初、自民党の個人団体献金の開示を20万円から10万円ヘ下げた案を公明党が賛成せず、その後今国会開催中に成立出来ないものと危機感を抱いた岸田総理が、麻生副総裁、茂木幹事長に諮らず独断にて5万円まで下げ、それに乗った維新の賛成もあって「与党の政治資金改正案」となったと云われて居ります。

その為その後岸田総理は、麻生副総理と茂木幹事長との間に不信感が募り、今後は「一線を画す」のではとも云われ、与党首脳の間には相互不信感が募って岸田総理は益々リーダーシップが取れないようだと云われて居ります。
更に、今回自民、公明の与党案に賛成に回った維新の馬場代表についても、吉村共同代表はこの内容に不満の為、馬場代表との間は不穏なようだと伝えられて居ります。

然し、衆議院を通過し参議院へ送られましたがこの「政治資金改正法案」は、今回の与党に於ける「裏金問題への国民の怒り」を全く理解、認識して居らず、『国民を愚弄するにも程がある』と言うしろもののようであります。

これは抜け穴だらけの法案であり、大きな問題の一つは二階元幹事長の時代に50億円使用されたと云われる「政策活動費」については非公開のままであります。即ち・・・
①選挙運動に使われるお金は非公開のままでるある
②人件費・事務所費に使われるのも非公開のままである
③使い残しのお金は明らかになるのは10年後となります。その上領収書は黒塗りと云われて居ります。

更に党より支給される政策活動費を利用出来るのは、党首脳の執行部のみに限られている云います。
この事は、自民党参議院議員青山繫晴氏が彼の「青山繁晴チャンネル」に於いて語っている事からも分かります。

やはり、ここは野党が提示しております。「個人団体献金の禁止」、「政策活動費の廃止」でなければ国民はとても納得出来ないものであります。
民主主義政治には「お金のかかるものである」と云うのであれば、収支の内容の開示と、領収書は絶対必要であると思うものであります。
10年後に開示などと言う馬鹿げた発想は、何処から来ているのでしょう!!??。一国民にとっては呆れるほかありません。

次に過日、新聞紙上に於いて発表されました出生率について述べて見たいと存じます。
統計によれば、2023年の赤ちゃんの出生数は72万6千人と過去最低となり、平均出生率は1,20人となると云います。更に東京では「0,99人」と云う驚くべき数字が示されました。
日本の人口の1割が東京に集中していながら、日本の平均出生率にも大幅に満たないとは?東京は我が国の政治・経済・外交の中心となりながら、今や国家を衰退に導く最大の原因になっているのではないでしょうか?
最早、東京は全てに於いて分割されなければならない次期に来ているようでありまます。

嘗ての中国の古代より「人口減少は国家滅亡の兆し」と云われながら、石破先生より指摘され続けて来ました「我が国の最大の危機である人口減少」への対策は、過去の政権によりどれだけ成果を上げて来たと云えるのでしょう!!??。
最早、国家の戦略として反論を恐れず敢えて提言させて頂ければ、「集団社会生活を営む蟻や蜂」のように出生した赤ん坊は婚姻のみならず、婚外子など全てを国家で養育していくシステムを導入しなければならないのでは?」と考えます。

然し、それでも昆虫ではなく「人権も親子の関係もある人間」であれば、母親も赤ちゃんも乳幼児の期間(1年ほど)は国家の費用に於いて養育施設に入り、育てる事とします。そしてその後、親と一緒に家庭に於いて暮らすとしても、18歳の成人になるまでは義務教育費や医療費は無償とします。少し乱暴なようながら、これ位のダイナミックな発想でもって行わなければ、人口減少はとまらないでは?と想います。
国家で育て、その後の世代を継続する為の税金を納める国民を育てるのであります。

何時もながら、僭越なる提言をご容赦下さいますようお願い申し上げます。


投稿: 桑本栄太郎 | 2024年6月10日 (月) 20時14分

石破先生

本日、小生の貴ブログへの投稿の中で、一部誤認による記述がありました。
政治資金規正法の自民党の改正案は「個人・団体献金を岸田総理の独断により10万円より5万円に下げ、公明党と維新との合意により与党案として決定した」と述べましたが、「個人・団体献金」ではなく「個人・団体のパーティー券の購入額」の事でありました。
お詫びの上、訂正させて頂きます。

投稿: 桑本栄太郎 | 2024年6月11日 (火) 00時02分

【大谷選手が最近になって急に元気が無いようなのは日本のマスごみによる過激な取材が原因とする説明がある。表に出た反応を見れば日テレとフジはドジャーズから出禁処分となっているらしい】

記事があった。週刊誌の記事だ。
『6月12日、ロサンゼルス・ドジャースが日本テレビとフジテレビに対して取材パスを凍結、つまり“出禁処分”を科していたことを『現代ビジネス』が報じた。記事によると、大谷翔平が購入した12億円新居をめぐる報道に激怒したとのことで、日テレ・フジの現地スタッフによる行き過ぎた取材があったよう。今後は大谷への取材はもちろん、さらには過去映像の使用禁止も通達されたという。

 両者の広報部は『現代』の取材に対し、事実かどうかも含めて「回答できない」としている。この“出禁”騒動が事実であれば、ニュースやワイドショー、情報番組において“数字”を失いかねない由々しき事態になる。』

こういう重要なプライバシーの侵害映像の流出は誰が喜ぶのかといえば選手のファンではなく強盗で生計を立てている犯罪者なのだそうだ。重要な情報になっているらしい。現にロサンゼルスドジャーズの選手が居住している界隈で何が起きているのかについて東スポは記事を書いている。
『カリフォルニア州ロサンゼルス9日(日本時間10日)発】“愛の巣”が狙われる!? ドジャース・大谷翔平投手(29)がロサンゼルス郊外に購入した豪邸が大きな話題を呼んでいる。成功者の象徴とも言えるうらやましい限りの新居だが、近年の同州南部エリアでは有名アスリートやセレブを狙った組織的な窃盗事件が多発。治安の悪化が社会問題となっており、ドジャース関係者も大谷邸のセキュリティーに懸念の声を上げている。大谷の新居が判明したのは5月22日(日本時間同23日)のことだった。・・・・・・・・・・・・ただ、困った問題も起きている。ロサンゼルス一帯では強盗まがいの窃盗事件が頻発しているのだ。そのため、ドジャース関係者も「オオタニがちゃんとフェンスを建てるなど、セキュリティー対策をしっかりしているといいのだけど」と心配している。この関係者によれば「昨年、ドジャース選手だけでも4人が窃盗の被害に遭っている」という。』

実際に起きた強盗事件の概要がこのあと続くのである。例えば、「フレディ・フリーマンは昨年7月、マックス・マンシーは翌8月、エバン・フィリップスは10月にそれぞれ留守中の自宅に侵入され、窃盗の被害に遭っている。さらに、ミゲル・ロハスは同8月の試合後に家族とダウンタウンで食事をしている最中に、駐車していた愛車の窓ガラスを割られてやはり窃盗被害に遭った。」これらの事件は偶然ではないらしい。この一連の事件には元となる情報番組があると思われ、犯罪者が仕入れた情報はその情報番組が流した選手の自宅映像がもとになっているようだ。犯人の逮捕がないので確証が取れたわけではない。しかし、大谷選手もまた昨年起きた現実の事件を無視することもできないというか恐怖でしかない。日テレとフジは近隣に現に居住する人々にまで取材を敢行し、大谷選手を絶望の淵に立たせたようだ。強盗を誘っていると思われたようだ。スポーツ種目は異なるが英国の場合、サッカー選手がこういう標的にされ、、情報番組の餌食となっている。

「マンチェスター・シティに所属するイングランド代表FWジャック・グリーリッシュが、強盗被害を振り返った。1日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。

 先月26日に行われたエヴァートンvsマンチェスター・シティの最中、自宅が強盗被害に遭ったグリーリッシュ。事件当時は妻であるサーシャ・アトウッドさんと両親、2人の姉妹や弟を含む10人の親戚が在宅していたが、身体的な被害はなかった模様。しかし、100万ポンド(約1億8000万円)相当の宝飾品を奪われ、ヘリコプターによる捜索を行なったものの、いまだに犯人は捕まっていない。
そんななか、先月31日にグリーリッシュがインスタグラムに愛犬と一緒に写った写真を投稿しながら、強盗事件について言及。「数日前、僕の家に強盗が入ったことで、どれほど大きなショックを受けたか説明しきれない」と精神的なダメージを明かし、「僕にとって家族はかけがえのない存在であり、彼らの安全を確保すること以上に重要なことはない。これは僕たち全員にとってトラウマになるような経験だったが、誰もケガをしなかったことに、ただ感謝している」と恐怖体験を振り返った。」

出会ったこともない全くの他人が、自分の自宅を知っていて侵入して来るというのは恐怖だ。その原因を作っているのがマスゴミである。彼等は罰せられることがないばかりか、その情報を拡散することが使命だと思い込んでいるようだ。先月末頃より急に元気がないように見えたことと新居暴露報道合戦の過熱は無縁ではない。日テレとフジだけが嫌われいるとは思えない。最近になって急に元気が無いようなのは日本のマスごみによる過激な取材が原因とする説明がある。表に出た反応を見れば日テレとフジはドジャーズから出禁処分となっているらしい】

記事があった。週刊誌の記事だ。
『6月12日、ロサンゼルス・ドジャースが日本テレビとフジテレビに対して取材パスを凍結、つまり“出禁処分”を科していたことを『現代ビジネス』が報じた。記事によると、大谷翔平が購入した12億円新居をめぐる報道に激怒したとのことで、日テレ・フジの現地スタッフによる行き過ぎた取材があったよう。今後は大谷への取材はもちろん、さらには過去映像の使用禁止も通達されたという。

 両者の広報部は『現代』の取材に対し、事実かどうかも含めて「回答できない」としている。この“出禁”騒動が事実であれば、ニュースやワイドショー、情報番組において“数字”を失いかねない由々しき事態になる。』

こういう重要なプライバシーの侵害映像の流出は誰が喜ぶのかといえば選手のファンではなく強盗で生計を立てている犯罪者なのだそうだ。重要な情報になっているらしい。現にロサンゼルスドジャーズの選手が居住している界隈で何が起きているのかについて東スポは記事を書いている。
『カリフォルニア州ロサンゼルス9日(日本時間10日)発】“愛の巣”が狙われる!? ドジャース・大谷翔平投手(29)がロサンゼルス郊外に購入した豪邸が大きな話題を呼んでいる。成功者の象徴とも言えるうらやましい限りの新居だが、近年の同州南部エリアでは有名アスリートやセレブを狙った組織的な窃盗事件が多発。治安の悪化が社会問題となっており、ドジャース関係者も大谷邸のセキュリティーに懸念の声を上げている。大谷の新居が判明したのは5月22日(日本時間同23日)のことだった。・・・・・・・・・・・・ただ、困った問題も起きている。ロサンゼルス一帯では強盗まがいの窃盗事件が頻発しているのだ。そのため、ドジャース関係者も「オオタニがちゃんとフェンスを建てるなど、セキュリティー対策をしっかりしているといいのだけど」と心配している。この関係者によれば「昨年、ドジャース選手だけでも4人が窃盗の被害に遭っている」という。』

実際に起きた強盗事件の概要がこのあと続くのである。例えば、「フレディ・フリーマンは昨年7月、マックス・マンシーは翌8月、エバン・フィリップスは10月にそれぞれ留守中の自宅に侵入され、窃盗の被害に遭っている。さらに、ミゲル・ロハスは同8月の試合後に家族とダウンタウンで食事をしている最中に、駐車していた愛車の窓ガラスを割られてやはり窃盗被害に遭った。」これらの事件は偶然ではないらしい。この一連の事件には元となる情報番組があると思われ、犯罪者が仕入れた情報はその情報番組が流した選手の自宅映像がもとになっているようだ。犯人の逮捕がないので確証が取れたわけではない。しかし、大谷選手もまた昨年起きた現実の事件を無視することもできないというか恐怖でしかない。日テレとフジは近隣に現に居住する人々にまで取材を敢行し、大谷選手を絶望の淵に立たせたようだ。強盗を誘っていると思われたようだ。スポーツ種目は異なるが英国の場合、サッカー選手がこういう標的にされ、、情報番組の餌食となっている。

「マンチェスター・シティに所属するイングランド代表FWジャック・グリーリッシュが、強盗被害を振り返った。1日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。

 先月26日に行われたエヴァートンvsマンチェスター・シティの最中、自宅が強盗被害に遭ったグリーリッシュ。事件当時は妻であるサーシャ・アトウッドさんと両親、2人の姉妹や弟を含む10人の親戚が在宅していたが、身体的な被害はなかった模様。しかし、100万ポンド(約1億8000万円)相当の宝飾品を奪われ、ヘリコプターによる捜索を行なったものの、いまだに犯人は捕まっていない。
そんななか、先月31日にグリーリッシュがインスタグラムに愛犬と一緒に写った写真を投稿しながら、強盗事件について言及。「数日前、僕の家に強盗が入ったことで、どれほど大きなショックを受けたか説明しきれない」と精神的なダメージを明かし、「僕にとって家族はかけがえのない存在であり、彼らの安全を確保すること以上に重要なことはない。これは僕たち全員にとってトラウマになるような経験だったが、誰もケガをしなかったことに、ただ感謝している」と恐怖体験を振り返った。」

出会ったこともない全くの他人が、自分の自宅を知っていて侵入して来るというのは恐怖だ。その原因を作っているのがマスゴミである。彼等は罰せられることがないばかりか、その情報を拡散することが使命だと思い込んでいるようだ。先月末頃より急に元気がないように見えたことと新居暴露報道合戦の過熱時期が重なっていることは無縁ではない。そして、日テレとフジだけが嫌われているとは思えない。大谷選手の活躍が不快なので積極的に選手の調子を狂わす目的でやっている疑いすら感じられる。彼等2社を見せしめに放送免許剥奪を検討した方がいいような気がする。国民栄誉賞の最有力候補者を不安にさせ、激怒させながら、謝罪記者会見を開かない日テレとフジの2社は国民の敵だと云っても過言ではない。
放送免許を剥奪しても誰も悲しむ人はいない。文部科学省の管轄なのか総務省なのか、監督するべき立場の役人はしっかり職務を遂行することが必要だ。犯罪が起きてからでは遅い。

投稿: 旗 | 2024年6月12日 (水) 18時22分

いろんな人に強制された引っ越し作業が終わり、疲れ果てて夕方まで寝てしまいました。どうにか日本楽器がつくったプロペラも回収できました。

今回、わかった事に。
現在も日本人絶滅計画みたいな政策が進んでおりますが。
おそらく、どの党が与党になろうが関係なく進むと思うのですが。
プロの科学者によって非常に高度に考えられた政策群ですが。
抜け出すことは戦後日本人なら不可能ではない。
おそらく。欧米人で研究して作った有効だった政策を日本にもってきてるので。日本人だとうまくいかない部分がある。
例えば、岡本太郎のような、頭がフランス人なのだけど、それだけではなかった場合です。
ワクチンで日本人の遺伝子はぼろぼろになって総入れ替えになりかねないけど、あきらめるにははやいです。

では。きょうは、ここでしつれいします。

投稿: 遠藤宏一 | 2024年6月12日 (水) 19時00分

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