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2024年8月 9日 (金)

南海トラフ地震臨時情報など

 石破 茂 です。
 株価が乱高下していますが、株価が上がって投資家の方々が利益を得た時には「素晴らしい」「嬉しい」といった反応は報じられなかったのに、下がった時は「投資家から悲鳴が上がっている」「金利を上げて株価を下げるのはデフレ脱却に冷や水をかける逆噴射政策」などとネガティブな報道がされていることには少なからず違和感を覚えます。
 金融緩和政策の基調は変わらなくとも、多少なりとも金利が上がって円高傾向になれば、食料品やエネルギーなどそのほとんどを輸入で賄っている物資の価格は下落し、物価高に苦しむ多くの人々に対してはプラスの作用となるはずですし、預金に金利がつくことになれば、投資に躊躇する人にも金利収入というプラス面もあるはずです。金利とは「おカネの値段」なのですから、それがほとんどゼロということは、お金の世界で市場原理が機能しないことになり、必要なところに資金がいきわたらず、必要でないところに資金が滞留することになります。
 金利や為替相場は反応が早い株式とは異なり、多少の時間差があるのは当然ですが、物事にはすべてプラスとマイナスの面があるのであって、両面のバランスを見極めながら、慎重に政策を遂行していかなければなりません。

 我が国が長く低成長に喘いできたのには様々な原因がありますが、その大きな要因の一つとして、企業が儲かってもそれを溜め込み、賃金の引上げや人的な投資を怠ってきたことにあるのではないでしょうか。
 同時に、社会保障制度の改革も不可欠です。労働者の4割を占める非正規労働者には、多少賃金が上がっても不況時に解雇されることを懸念して消費を控える傾向があり、これが個人消費の伸びを抑える原因の一つとなっています。自ら望まない形の非正規雇用を可能な限り減らすことと、非正規雇用であっても雇用主が社会保険料を負担する保険制度の導入に向けて、真剣に制度設計を進めるべきです。医療制度の根幹である国民皆保険もその持続可能性が危ぶまれる事態となっており、世界に冠たるこの制度を何としても存続させるために、生活習慣病、ガン、認知症などそれぞれの疾病の形態に応じた医療の見直しを進めなくてはなりません。

 7日水曜日に自民党憲法改正実現本部の総会が岸田総裁も出席して開催され、緊急事態条項と自衛隊明記についてワーキングチームを発足させ、8月中を目途として条文化の作業に入ることで一致致しました。
 名称は「自衛隊」でも「国防軍」でも敢えて拘りませんが、この「防衛省・自衛隊」は現行の法体系では国家行政組織法に規定されている行政組織そのもので、給与体系を定めた俸給表も国家公務員と同一のものとなっています。「最高の規律と最高の栄誉と待遇」という概念はここからは全く出てきません。
 警察と軍隊との相違を認識している人は多くはないのですが、両者は明らかに異なるものです。国民の生命・財産と公共の秩序を国内法に則って守り、犯人を逮捕して検察に引き渡すのが警察で、国家の独立を外国勢力による侵害から守り、対外的に国際法に則って行動するのが軍隊です。現行法上はこの相違が不分明で、「自衛隊は見た目は軍隊でも実態は警察」と言いたくなるほど、自衛隊法などの法律は警察法を下敷きに定められています。「国民の生命と財産を守る自衛隊」という言い方をする人がありますが、生命と財産を守るのは警察の仕事であって、その本質が理解されていないことはとても残念です。
 第9条後段の「国の交戦権はこれを認めない」についても、「戦争を放棄した日本が戦いを交える権利を持たないのは当然だ」的な理解をされておられる方が多いのですが、交戦権はそのようなものではなく、その内容の主要な部分は「交戦国に認められている権利」であり、その権利に伴う義務も当然に生じます。これはジュネーブ条約などに定められた、捕虜の虐待などを禁じた「戦争のルール」であり、国際社会共通のもので、日本だけが認めないなどと言ったとしてもそこには意味はありません。「国の交戦権はこれを認めない」とは「戦争のルールはこれを認めない」と言っているに等しく、国際社会の常識を大きく外れているとしか言いようがありません。
 日本政府は「交戦権(戦時法規)の主要な部分である、戦争犠牲者保護のルールを除くものである」との説明をしていますが、交戦権は国際的に共通のものであり、わが国だけが勝手に分割して解釈できるものではありません。これがいかに恐ろしいことか、立法府にいる我々はこのことを強く認識しておかねばなりません。
 私も、憲法第9条第2項の改正が大きな困難を伴うことは十分に承知しており、だからこそ平成24年の自民党憲法改正草案を起草するにあたっては、安全保障基本法案の概要を示して党議決定したのです。
 憲法改正には衆参それぞれの総議員の三分の二の賛成で発議し、国民投票の二分の一の賛成が必要ですが、基本法であれば定足数を満たした各議院の過半数の賛成で足りるのであり、実現へのハードルは比較的低いというべきでしょう。
 この基本法に対しては、日弁連をはじめとする各界から強い批判が寄せられており、丁寧に検証する必要があるのは当然です。しかし、それなくして「公明党や野党の多くが賛成しない憲法第9条第2項の削除などは不可能なのだから、当面自衛隊明記だけでも実現すべきだ」とするのはむしろ本末転倒になりかねません。

 昨日、南海トラフ地震の「臨時情報」が初めて発表され、住民に対してすぐに避難できる準備を求めることとなりました。お盆休みを控えて、国民生活には少なからぬ支障が生ずることになりますが、「情報」を出して後はそのまま、ということにならないよう、政府は細心の注意をもって臨んでもらいたいものです。
 改めて国民の保護を主眼とした組織(防災省・国民保護省)の立ち上げの必要性を強く感じております。「国民一人一人が安心と安全を実感できる国」を目指していかなくてはなりません。日本の人口10万人当たりの自殺率は世界ワースト第6位(G7ではワースト1位)、女性はワースト3位、というのは極めて深刻な事態であり、国民の幸せの実現とはなにか、をもっと真剣に追求すべきなのではないでしょうか。

 自民党総裁選挙を来月に控え、選挙のあり方についての議論が党の選挙管理委員会において行われると聞いております。この総裁選のあり方は、可能な限り党員の意見を反映させるべきであり、公職選挙法の適用に近いものとしたほうが国民全体の理解は得られやすいように思います。自民党員は公称約100万人おられるのですから、例えば候補者のリーフレットを全党員に郵送するとすれば、それだけで億単位のカネがかかることになります。この辺に留意して、どれだけ「カネのかからない選挙」に近づけるか。それが「政治とカネ」の問題の解決にも資するはずです。

 来週12日から14日まで、「超党派 安全保障を考える議員の会」で台湾を訪問し、頼清徳総統はじめ政権幹部、立法委員などの皆様とそれぞれ個別に会談して参ります。「今日のウクライナは明日の北東アジアかもしれない」「台湾有事は日本有事」とのフレーズについて、それぞれ具体的にどのような事態を想定すべきか、何を準備すべきか、認識の相違もあるように思われます。決して戦争の惨禍が繰り返されることの無いよう、十分な議論を尽くしたいと思っております。
 酷暑の日々、皆様ご健勝にてお過ごしくださいませ。

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コメント

石破閣下

ポンコツモデラーのポンコツコメントです。     
 今回は話題が多いみたいですが都市伝説の続きを1本します。
 戦争とか経済に混乱が多いのですが本来は今続いている異常な気象問題ではないかと思います。でもそれは二酸化炭素問題とかでは有りません。地磁気の異常変化が問題だという事です。
 これがだだの異常気象では有りません。生命の姿かたちに止まらず存在の様さえ変わることになる大問題でもあるのです。という訳でトンデモナイ世界にこれから成ってしまいますという内容です。真偽を確かめようとサンプル試験をしてみました。結果はおおよそその通りとなりました。
 途中の経過をはしょつて結論を言えば世界の中心に日本が位置するようになります。世界は両極から寒冷気象が統べる様に赤道方向に進出して一気に地表を破壊してしまうからです。それはそう遠い先の話ではではありません。さいわい日本の場合は太平洋にすり抜けるので被害は少しは軽減されます。
 もともと単独で存続できる日本は自律的に活動を止めなくて済みますので、結果としてノアの箱舟に成るのです。何を実証実験したのかを説明出来ないのが残念ですが・・・。
 これまでの諸問題は全て過去の事に成るでしょう。これからの世界を迎え入れようとするならば戦争や経済では収められない世の中になることを知ることに成るでしょう。乱文・乱筆お許しください。

投稿: 野村嘉則 | 2024年8月 9日 (金) 20時59分

 【 国際法を守らない米軍、GHQとイスラエル! 】

 【 ハーグ陸戦条約
https://kotobank.jp/word/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%82%B0%E9%99%B8%E6%88%A6%E6%9D%A1%E7%B4%84-1195159
 改訂新版 世界大百科事典
 ハーグ陸戦条約
 1899(明治32)年ハーグ平和会議で採択され,1907(明治40)年第2回ハーグ平和会議で改正された〈陸戦ノ法規慣例ニ関スル条約〉。この条約は,締結国がその陸軍軍隊に対し,条約付属の〈陸戦ノ法規慣例ニ関スル規則(→(A))〉に適合するよう訓令を発することを要求している。同規則は,当時の戦争法規を法典化したもので,交戦資格,俘虜,害敵手段の制限,間諜,軍使,降伏条約,休戦,占領等に関する56ヵ条に及ぶ条文を含む。それらは,陸戦のみならず,戦争一般に妥当するものとみなされている。 】

 →(A)【 同規則(試現代語訳)
https://www1.doshisha.ac.jp/~karai/intlaw/docs/hc4.htm
 第一款 交戦者
 第二款 戦闘
 第一章 害敵手段、攻囲及砲撃
 第22条 交戦者は攻撃手段の選択に付き無制限の権利を持っている訳ではない
 第23条 特別の条約を以て定めた禁止事項の外特に禁止する事項は左記に定める
 ホ 不必要な苦痛を与へ得る兵器、飛道具その他の物質を使用すること
 第25条 防衛体制が整っていない都市、村落、住宅又は建物は如何なる手段に依よっても之を攻撃又は砲撃してはいけない

 第三款 敵国の領土に於ける軍の権力
 第43条 国の権力が事実上占領者の手に移った時は、占領者は絶対的な支障がない限りは占領地の現行法律(憲法)を尊重して、成るべく公共の秩序及生活を回復確保する為なし得る一切の手段を尽さなければ成らない 】

 連合国の一員アメリカは、陸戦ノ法規慣例ニ関スル規則第二款 戦闘 第一章 害敵手段、攻囲及砲撃 第22条に反し、無制限の核攻撃をし、第23条 以て不必要な苦痛を日本国民に与へた。
 また、第25条に反し、防衛体制が整っていない民間人を攻撃した。

 連合国の組織GHQは、同規則第三款 敵国の領土に於ける軍の権力 第43条に反し、大日本帝国憲法を勝手に書き換えた。

 従って、日本国憲法は陸戦ノ法規慣例ニ関スル規則第三款 敵国の領土に於ける軍の権力第43条違反なので無効である。

 故に、自衛隊を憲法に書き込むという安倍総理・岸田総理は大間抜けである。
 新憲法草案を作って、日本国憲法廃止決議と同時に新憲法を制定すべきなのだ!


 西側諸国の駐日大使、長崎の平和式典に出席しないそうである。

 欠席の理由として、米国の大使は、ガザ地区のハマスに対する戦争とロシアの行為を同列に並べるべきではないとして、イスラエルを招待しない長崎市長の判断は誤りだと述べている(注1)。

 しかし、それは単なる子供騙しに過ぎない!
 ロシアを招待しないのは、ロシアが国連憲章第2条4項を破ってウクライナを武力侵略したからである。
 イスラエルを招待しないのは、陸戦ノ法規慣例ニ関スル規則第22条、第23条ホ、第25条を破って、防衛態勢の整っていないパレスチナ民間人を、無制限に不必要な苦痛を与える手段で攻撃したからである。

 同じく招待をしなかったからと言って、決して、ロシアとイスラエルを同列に扱ったことには成らない。

 日本以外のG6は、イスラエルのハーグ陸戦条約破りの民間人攻撃を容認しているのである。
 イスラエルの罪を問えば、アメリカとGHQの悪事が焙り出されるからだ!

 朱に交われば赤くなるじゃないが、80年近く経っても一顧だに反省しない国とは関係性を見直さないか?
 さもないと日本人全員が何時迄経っても反省しない政党の様に誠実さを無くして仕舞う。

 パレスチナの人々が受けている苦難は、我々日本人にも責任が在る!

 戦後、大戦中に米軍から受けた国際法(ハーグ陸戦条約)違反の仕打ちを国際社会に訴えるべきであった。

 そうすれば、パレスチナの人々も虐殺されずに、G6が長崎平和祈念式典をボイコットすることも無かったと思う。


 (注1)【 クーリエ・ジャポン 2024.8.8 会員限定記事
 イスラエル不招待の波紋
 長崎・平和祈念式典を欠席する駐日米大使が「米紙に語ったこと」
https://courrier.jp/news/archives/372799/
 ニューヨーク・タイムズ(米国)
 2024 KODANSHA CO.,LTD. All rights reserved. 】

 (注2)【 国連憲章
https://www.unic.or.jp/info/un/charter/text_japanese/
 第1章 目的及び原則
 第2条
 4.すべての加盟国は、その国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎まなければならない。 】

投稿: 三角四角 | 2024年8月 9日 (金) 21時27分

総裁選における党員票拡大すべきだということについて、石破さんの口からはこれ以上言及しないほうがよろしいかと思います。石破さんはプレイヤーになろうとしてるのですから、戦いのルールについて話すのは石破さんの印象を悪くしかねません。かつて自民党総裁の任期を3期9年に延長するときも、石破さんは自分はプレイヤーだからと言って、不満をこらえたじゃありませんか。ここは我慢したほうが得策です。
今回のブログは話題がいつも以上に多岐に渡っており、石破さんの総裁選への意欲が滲み出ているなと思いながら拝読させていただきました。最近ネットなどでも石破さんに期待する声が以前にも増して多く見られます。兎にも角にも推薦人集めに頑張ってください。
講談社から出版された新著読了いたしました。この本を通して石破さんの考えが多くの方に届くといいと思います。某動画サイトなどでは、ネトウヨ界隈の輩が新著を片手に誹謗中傷を展開し、石破さんの名誉を傷つけるような動画も上がっていますが、あんな品性低劣な輩どもを石破さんがわざわざ相手にしてやることもありません。動画自体は論理展開も滅茶苦茶で、どこから突っ込んでよいか分からないほど突っ込みどころ満載、あんなくだらないものに騙される連中は元より頭の足りないどうしようもない人たちなのです。
石破さんは愚にもつかない雑音など気にせず、大きく構えて邁進していってください。ちゃんと分かってる人は分かってますから。皆んな応援してますよ。


投稿: 応援団 | 2024年8月10日 (土) 03時12分

石破様こんばんは。オリンピック前後で国際的な軍事侵攻がよく見受けられます。今回はウクライナが越境してロシア領に侵攻しました。日本周辺でもいつ国境を越境してくる第三国が現れてくるかもしれません。それに備えての自衛隊と軍事演習ではないかと思います。普段からそれに備えて議論をしたり、国民に認識してもらうことはとても大事なことではないかと思います。日本は過去の歴史から戦争の悲惨さを体験しており、平和の尊さを十分体験してきています。平和があるから自由にスポーツや教育や芸術や仕事などに打ち込めるわけです。有事に備えることは大事ですが、十分な議論とビジョンと備えがまず必要ではないかと思います。石破様期待しています。

投稿: hitomugi | 2024年8月10日 (土) 21時15分

石破さん、おはようございます。
無能な既存マスコミは、自民党の総裁選について実力者が誰を担ぐかばかり報道しています。国民はそんなことにもうウンザリしています。政策論にならない自民党を変えてください。変わらないならば、是非自民党を出て石破さんが新党を立ち上げて日本の政治を変えてください。石破さんが自民党総裁にならなければ自公過半数割れは避けられないでしょう。石丸新党の台頭+自公過半数割れは良い事ではありません。
台湾訪問の道中無事を願っております。

投稿: 鷲尾裕之 | 2024年8月11日 (日) 07時24分

ある勉強会にて石破さんは「日本の人口は80年後に1/2、200年後に1/10、300年後に1/30になる」と話されました。社人研はそのように推計し、河合雅司さんが強い警告を発せられています。

そして、政治家、行政・鉄道関係者、メディアを始め日本人の大半がそれを決定事項と“誤解”しています。

社人研の報告書には「人口変動要因である出生・死亡・国際人口移動の要因に関する実績値の動向を数理モデルにより将来に投影」と明記されています。厚生政策セミナーでは「将来、地域経済状況が変化したり、鉄道や道路が新しくできたり、あるいは廃止されたり、新しい大規模な施設が立地したり、住宅地が開発されたりといった、今後起こり得る社会経済的な変化は、この推計では考慮されていない」と説明されました。
https://youtu.be/OPJsqWiJW4o?t=3m

社人研は、交通インフラ整備や大規模施設の立地がなかった場合の人口を推計し、あった場合は当然に外れるのです。

北陸新幹線が開業した時期の金沢市と富山市の推計は大きく外れました。TX沿線の流山・守谷・つくば市などの人口は推計が外れて増加し、沿線外の土浦・石岡市などは推計通りに減少しています。

ラピダス工場が立地する千歳市も、TSMC工場が立地する熊本県菊陽町も、推計は外れ人口増に転じました。ボールパークが開業した北広島市は2021~30年度の総合計画にて、推計5.2万人に対して6.0万人への人口増を目標としています。

50年以上、交通やまちづくりに関心を寄せ、その分野の専門教育を受け、古今東西多くの文明国家や地域の栄枯盛衰の事例を見て来た身として申上げます。

日本人の大半が「日本の人口減は決定事項」と“誤解”し、日本中で「交通インフラを整備しない」「大規模施設を立地させない」「鉄道を便利にしない」競争をし、社会全体の利便性・効率性・経済性・生産性を下げ、消費を、生産を、所得を、雇用を減らし、子供を産み育てにくくしています。

日本中で「交通インフラを整備し」「大規模施設を立地させ」「鉄道を便利にする」ことで、社会全体の利便性・効率性・経済性・生産性が向上し、生産が、消費が、雇用が、所得が増え、子供を産み育てやすくなります。

石破さんが総理になられ、「日本の人口減は決定事項」と国民に呼掛けられたら、「交通インフラを整備しない」「大規模施設を立地させない」「鉄道を便利にしない」競争が継続し、日本の人口は減り続けるでしょう。「社会全体の生産性を高めることで人口増に転じられる」と国民に呼掛ければ、上記の誤った競争が終了し、日本の人口は増加に転じるのではないでしょうか。

沖縄とは18年前から、北海道とは3年前からご縁が深くなりました。どちらも首都圏と比べ地価は圧倒的に安く、沖縄はとても住みやすい気候です。公共交通の不便さと、その裏返しの自動車関連支出の多さが、人々の暮らしやすさと地域発展のネックとなっています。道路整備ではなく鉄軌道を核とした交通の利便向上さえすれば、人口が増えるとしか思えません。

全国知事会にて、東京へ人材が吸収される弊害が話題となり、小池知事が反論しましたが、丸山島根県知事らの発言に理があります。この50年間、鉄道の進化が滞ったために痛勤地獄が続き、富裕層が重い経済負担で部屋数の少ない都心居住をするようになり、出生率が下がっているのです。

構造的に東京に集まる潤沢な税収を原資に東京が子育て優遇策を推進するほど、東京への移住圧力が高まり、狭い家にしか住めない国民の比率を高め、日本全体の出生率を下げます。地方交付税交付金の算定基準を適正化し、東京から地方への資金の流れを多くすることで、東京と地方をリバランスでき、広い家に住める国民の比率が高まり、出生率が上がるはずです。そして、それは日本が元気を取戻す強力なエンジンになります。

投稿: 阿部 等 | 2024年8月11日 (日) 22時55分

石破さんお暑う御座います。
軍隊と交戦権のお話と交戦権のお話大変丁寧な書き込みでよく理解出来ました。
その上で反論があります。
一つは国防と警察権の執行について。もう一つは交戦権の放棄についてです。
此の国の国論において、国防論と警察権の執行についての明確な法的識別がなされていないから、自衛隊の全ての行動が国家公務員の規則が準用されていて、「国家の独立を外国勢力による侵害から守り、対外的に国際法に則って行動するのが軍隊です。現行法上はこの相違が不分明で、「自衛隊は見た目は軍隊でも実態は警察」と言いたくなるほど、自衛隊法などの法律は警察法を下敷きに定められています。」とまとめておられます。
軍隊と警察の違いは、不謹慎を敢えて承知で申し上げれば、軍隊は、外国に対して力で制圧して抵抗して、相手を抑えることを目的とした組織です。
其の執行に際して、法的手続きなしに、相手を殺害することを含む執行を権利として求めらえていることです。
簡単にいってしまえば、敵を殺すことを目的とする制圧行動が主たる任務です。
其の対価として、軍人は殺されることを受け入れることが求め其れが国防の「最高の規律と最高の栄誉と待遇」を担保する論拠になるのです。
其の執行権が他でもない交戦権ですから、交戦権を放棄した軍隊はそもそも論理として成立していません。
以上が私のの理解です。

扨、その上で、日本国憲を読み直してみましょう。
日本国憲法の原理は、人類の理想としての戦争の放棄の具現です。
一体、人類が戦ってきた戦争とは、山の向こうの夷狄は殺しても良いという原理が始まりです。
或いは、人種が違えば、能力が違うと考えた歴史の帰結です。
もうそんな戦争は止めよう。
其れが日本国憲法のよって立つ理念です。
そのことを国民も世界も認めたから平和憲法の平和憲法たる理念が成立し、国民の大多数も同意して理解して共有してきたから今日の平和国家があるので得。
だから自民党政権が、党是として悲願としてきた改憲が実現出来なかったのです。
戦争は、9条で規定するところの国家間夫紛争解決の手段として常に起きて戦われてきました。
其の国家間の紛争が、不正不当で、理不尽であろうとも関わりなしに、常に起きてきたのです。
その紛争が理不尽で不当で、最悪の戦争であろうとも国家化の紛争は常に対等に戦われてきたのです。
戦争においては常に、敵は極悪非道な存在です。
敵は鬼畜米英であり、東洋の黄色い悪魔であったのです。
今次のウクライナ紛争を考えても、ロシアが不正不当亜侵略をしたから、ロシアを征伐して叩きのめして潰して追い出せというのは、ロシアに敵対する勢力の主張であるに過ぎないのです。
テロリスト集団であるハマスが不当に攻撃をしたからイスラエルは自衛戦争をするというのも、双方にとってなの意味も無いことです。
敵が常に悪であり、イスラエルに与する一群にとって常に断固たる正義であるに過ぎないからです。
日本の防衛省関連の研究者も、東大の学者も、悪いのはロシアだから断固許してはならないと主張します。
つまり結論は絶対に出ないのです。
どちらかかが勝つしか解決法が無いからです。
勿論、仲介して停戦はあるでしょう。でも其れは、どちらも正しいという解決法でしかないのです。
酷寒の戦争において、どちらかが正しいと言えば其れは即ち全く自動的に、相手が敵だと言うことにしかならないからです。
その上で、戦争を放棄すれば当然にして交戦権は放棄されます。
日本国憲法が目指した理想は、国家間の紛争を武力に依らないで解決することだと規定したのです 。
私は、其れが正しいと思います。
唯一の解決策だと思います。
武力によって解決しようとする限り、どちらが正しいかを決めなければならないからです。
この場合に決まるのは、より強い武器を持っている側でしかないのです。
其れが戦争だからです。
ロシアに核があるからです。プーチンが妥協しても、国内の勢力を説得して敗戦を受け入れさせることは絶対にあり得ないからです。
それでも、説得して仲介して戦争を終わらせることは出来ます。
どちらにも正当なメンツを立てる論理を構築出来るからです。
言葉によって説得し、論理を構築して互いに譲り合って戦争を終わらせるしかないのです。
石破さん、当然にして其の結論は見えておられると思います。
アメリカやG7や、NATO荷遠慮すること無く、平和憲法を国是とするに本が、丸腰で乗り込んで、ウクライナを説得し、ロシアを納得させて戦争を終わらせるしかないのです。
日本の叡智を結集して其の論理を構築することです。
どちらが正しいか、どちらが間違っているかではないのです。
どちらもが受け入れられる停戦案を提示して、納得させることです。
理由は全く簡単です。ロシアもウクライナも納得する停戦案など無いからです。
だから、仲介して納得させるしかないのです。
そのことが出来るのは世界に日本だけしかないのです。なぜなら日本国こそが平和憲法を持ち戦争を放棄し、交戦権を放棄して、武力に依らない国際紛争の解決を国是としている国だからです。
もう時代遅れの戦争論や、交戦論を語る時代ではありません 。
21世紀の国家間の有り様を提示すべき時です。
日本国なら其れが出来ます。其れを具現するのが此の国の責務だからです。
石破さんが其れを、先頭に立って実現してください。
必ず実現出来ます。お願いします。

投稿: かも | 2024年8月13日 (火) 21時42分

岸田さんの、総裁選不出馬を受けての久々の投稿です。


ここのところ、「評論家 石破茂」との思いがあり、ややひややかな思いで石破さんを見ておりました。


けれども、野党もだらしなく自民党にとって変わる政党は存在しません。


自民党内でも、私としては数名のオシな国会議員さんはおりますが、総裁選で勝利できる方はおりません。


消去法で大変申し訳ないのですが、石破さんしかおりません。


私的に⁉️ 勝利するためには

①出来るだけ早く、出馬を   
表明する。

②自民党政治家としてでは無  
く、人間 石破茂としての 
総裁選出馬の「大義」を老 
若男女に分かりやすい言葉
で表明する。

③67才の国会議員、石破茂 
 の「覚悟」を表明する。


以上を進言します。


ごちゃごちゃ申しましたが、
期待しております😄😄😍😍

投稿: kojikoilove | 2024年8月14日 (水) 15時34分

石破さん
≫14日午前、自民党総裁の岸田文雄首相(67)が総裁選に立候補しないと表明した
⇒いつかはこの時機が来ることは解かっていたとは云え、斯く突然に現実となってみるとワクワクするものが込み上げます。
お気持ちは様々に交錯しておられるに違いなく…二言だけ。
Gooood~Luck!🌸
TakeCare~!🌸

投稿: 黒山椒無躇 | 2024年8月14日 (水) 16時46分

地震情報のせいで、不必要な買いだめが行われて、日本人の主食である「お米」が店頭に並ばなくなり、購入したくても出来ません。
こんな時こそ、日本国としての備蓄米を購入出来るように、在庫をJAなどに払い下げたりは出来ないのでしょうか?

投稿: カカシ | 2024年8月15日 (木) 16時19分

お久しぶりでございます。
真夏にひいた風邪がなかなか抜けきれず、どうもこのところのバイ菌は質が悪いです。サーズ関係にかかわらず、ご注意くださいませ。こういうものにもイベルメクチンは間違いなく非常に効くという世界各国の調査結果になっております、医療医薬品について嘘が蔓延しております。

経済については。NISAも考えておいてください。これは、円が安くなるほど日本人の円建て金融資産が外国の、たいていはアメリカ企業のドル株式になる、傾向を持たせたシステムです。
近い未来でドルが下がって個人は損する、という話はSNSで広まってますが。
金利を上げなければ、長期的に、日本からアメリカへ資金を移転させつづけるものです。究極的には通貨発行を自由にする実力がなくなる可能性があります。
といって。技術革新においては円安がよかったので。これから円高になるとすれば。政府の経済政策は柔軟でなくてはなりません。小泉内閣以来、一本調子に進んできた民間に任せる、で対応できなくなれば、政府が引き受ける、に切り替えるしかありません。

生活保護のぼくとしては、生活保護の制度自体が負のスパイラルを内蔵しているので、そういうのじゃなく物価が上がれば上がるようにしてもらいたいです。冬には破綻します。

トランプ暗殺未遂事件については。医者が診断を下している以上、公式には終わった話なのですが。
あの会場で動画を撮っていた人は数千人居たはずなので。どこかの大学の研究として。それらの画像データを提供してもらって、AIを使って位置を特定し同期させて、音を研究すれば、3Dでどこからどういう弾道で弾が飛んだかまでわかる可能性があります。
射撃手は死んだ青年ふくめて4人居た可能性があり。アメリカの大学の単純な音響分析では3つの銃から発射されています。あの射殺された青年は本当に撃ったのかの証拠になるカラ薬きょうは非公開です。この謎がわかると、だれがアメリカの大統領になろうと、外交上、有利と思われます。

今後の地球人のありかたについて。
どうもジョージソロスとかビルゲイツといった超大金持ちは、人間を減らすことに熱中しています。その根底にある信仰は優生学です。が。東大卒の夫婦の子供が東大卒になるとは限らない、というかだいたい無理。相関があるのは親の所得であって学歴ではない。とか、旧日本軍では負け戦になったら指揮官が機能せず、その時に指揮する能力のある者が下剋上した部隊は生き延びたケースが多々あります。つまり、だれが優秀かは環境で変わる。いまのように急激な技術革新が続いている世界では日本は優生学をやめましょう。

では、これで帰ります。
石破さんが首相になるといいなと、いったい何年になるか、国民の声から遠い、いま考えれば統一教会の力もおおいにあったのでしょう安部さんが国会議員票で首相になった前からで。もうよくわかりませんが。
自民党ありきじゃなく。
だいたいぶっ壊すが公約だった時期もあるのですから。
外国ではなく。
日本の国民の首相になっていただければなと。思っております。

投稿: 遠藤宏一 | 2024年8月15日 (木) 18時26分

安倍政権の最大の問題は政策の総括をしないことですね。安倍さんの意思を継承しようと党員が盛り上りを見せているが、何を捨て何を継承するというのですか?戦いに勝つ軍備拡充を進めますが政治家で戦いを起こさせない努力をすると言う政治家はいません。吉田首相の防衛大学校卒業訓示を見直して欲しいのです。自衛隊を地球防衛隊にしてください。期待しています。

投稿: 加藤正昭 | 2024年8月15日 (木) 19時14分

石破さん。お忙しそうですので、先日の続きです。
昨日の
テレビで国民を守るために、シェルターを整備するとか、抑止力を高めるとか、多国間の同盟で戦争を抑止するとかのお話を伺いました。
で、私の疑問は、どうやって日本は戦争をするかです。
中国と戦争をしてどうやって其の攻撃をかわすことが出来るのか、先ず其れを語って下さいませんか。
私のシナリオは、対中戦で起きることは、サイバー攻撃で方法網が混乱するでしょうが、ホットワーモードでは、一つは、多弾頭ミサイルによる、中国内陸部からの飽和攻撃です。
中国の何処にあるか解らないミサイル基地から、精密誘導された多弾頭ミサイルの同時に数十発の規模で発射します。
迎撃ミサイルで処理出来ない規模の同時攻撃を受けたときに動其れを防御するかが疑問が一つです。
更に其のミサイルが、東京湾岸の東電の発電所を全て、同時に叩くという攻撃をします。
関東平野の電気が全部止まります。
飲料水も、下水も、冷蔵庫も同時に止まります。
其れが、一月だは無いもっと長い期間起きたら、市民の生活はどうなるでしょうか。
鉄道インフラも簡単に破壊されます。
国家機能も喪失します。
シェルターを作っても、其のシェルターを維持する水も電気も無く、トイレも使えません。
高層エレベータに住む住民は、出入りも出来なくなります。
あらゆる生活の基盤が同時に全面的に破壊されてしまうのです。
其れが戦争です。
平屋で上下水道も無く、薪を燃やして煮炊きをしていた時代とは違うのです。
食料の備蓄もありません。冷蔵庫が使えなければ、3日と持たないでしょう。勿論流通も止まります。
米や乾パンで4000万人が凌げると考えるのはあまりにも無謀です。
日本には、戦っても守ることが出来る余地が全く無いのです。抑止力も、報復力も何の意味も持たないのです。奇襲の第一撃で、全ての機能が破壊されてしまうからです。
いくらトマホークが有っても迎撃ミサイルがあってもイージス艦があっても、核があっても何の役に持ったも立たないのです。
其れでどうやって戦争に備えるか。
其の具体的論をしっかり聞かせて頂きたいのです。
折しも首都圏に台風が覗っています。東南海地震も、関東大地震も、残念ながら、少しばかりのシェルターでは、何の役にも立たないでしょう。其の現実をしっかり語って頂けませんか。
兵力とか抑止力とか言う空論はもういらないのです。
国をまおらなくてどうするかと力説されるでしょうが、どうやって国をまおるかをしっかり語らなくて何の攻防でしょう。
都合良く、飽和攻撃は考えないなどと言う誤魔化しはやめにして下さい。お願いします。

投稿: かも | 2024年8月16日 (金) 18時57分

石破先生へ
お疲れ様です。
岸田首相が自民党総裁選に出馬しないと記者会見を開き、自民党内は風雲急を告げております。
また公設秘書給与詐取疑惑により、参院岩手選挙区の広瀬めぐみ参院議員(自民党離党 無所属)が議員辞職されたことが派閥裏金問題と相乗して自民党への逆風感を増していることは事実です。
私は2012年より石破先生を私淑し、将来の総理総裁を願っているものですが、それを乗り越えて、小泉進次郎氏を推すべきだと考えるに至りました。
9月予定の自民党総裁選挙は戦後の自民党への逆風を考えるとおそらく結党以来の危機で、1976年(昭和51年)のロッキード事件や1989年(平成元年)のリクルート・宇野内閣総辞職、2009年(平成21年)の民主党政権樹立・自民党大敗北の三大危機以上の逆風が予想されております。
昭和政治はまだ中選挙区制度でしたので、自民党の挽回は時間の経過で達成できましたり、金権政治やスキャンダルは派閥の代替わりや他党連携で収束できましたし、民主党政権時は安倍晋三元総理や谷垣先生ら力強いリーダーが永田町に健在でありました。
今はどうでしょう、岸田総理に直言できる派閥領袖はほぼいない状況(麻生太郎会長にはご尽力頂いておりましたが。)で、岸田総理を全面的にバックアップできる保守リーダーやゴッドファーザーが不在でした。
私はアメリカのバイデン大統領がご評価されておりますように、岸田首相が約3年に渡り日本をけん引してきたリーダーシップと政治手腕は高く評価されるべきと思っておりますし、岸田首相に何ら過失や責任はない、むしろ低評価を与え続けた国民こそが反省すべきと考えるものですが、世論の評価や国民の思いは政治だけで誘導することは不可能ですから、岸田首相が総裁選不出馬を表明されたことを我々自民党員は重く受け止めなければならないと考えております。
その意味で、石破先生が総裁選に出馬されることは長年の支持者としても喜ばしいと思う反面、総裁選出馬が乱立することにより、かつての中選挙区時代の自民党のように、怨念とか恨み辛みというものが生じないか、また決戦投票において勝ち馬に乗るべきかどうかというところで裏切りや豹変により、せっかく派閥政治が解消されたのにも関わらず、反主流派や非主流派というグループが結成されたとしたら、自公政権が総選挙で勝利してもまた元の木阿弥になることは必定であります。
本来の自民党総裁選挙は、大義や公義があって行うもの(例えば小泉元総理の郵政民営化や安倍元総理の政権奪回構想など)で、岸田首相が総裁選に出ないから、総裁選に名乗りを上げる議員先生が多くなるのは、全く持って無責任なこととも思えます。
但し、どんな理屈や理念を唱えても選挙に勝たなければ与党は維持できず、また衆参の連立政権も存続はできません。
そういうことから、私は石破先生を私淑することは生涯不変であること改めてお伝えしつつ、自民党総裁選挙は小泉進次郎氏を推して、総理総裁の座に就けることが石破先生の役割と思っております。
以上が、今度の自民党総裁選挙に対する自民党イチ党員の結論であります。
長文駄文ご容赦の程、宜しくお願い致します。 (神奈川県 さかい学選挙区 自民党党員より)

投稿: 正木公二 | 2024年8月16日 (金) 20時48分

石破先生 スタッフの皆様
こんにちは。友人知人にマニアと笑われながらも亡き鳥取出身の父の面影をみて、いつか総理になって頂きたいと応援してきました。
 当面、失言は十分気を付けて、いつもの優しい言葉で自然体で頑張ってください。
 私はスマスマに出演された石破先生が総理でいいんです。総理は、大きな絵を描く人だから。
 憲法9条は変えてほしいけど、一票の格差とかわかりやすい憲法をかえるとか。
防衛大臣の時に、UFOが来たら、どの法律を適用するか?って会見されたお茶目な石破先生。先日、再放送のシン・ゴジラを観てまして、そんなことを思い出しました。  
 大学の卒業旅行でバックパックを背負いユーレイルパス。ソ連も東ドイツもさほど怖い国でなかった。日本人と名乗るとカシオ、ソニーと褒められた。戦争がまた起きるなんて考えたこともなかった。
 わかりやすい、優しい言葉で、日本の未来を語ってください。プライムニュースの台湾編、よかったです。旧民主党のわかりあえる方も状況によって仲良くすればいいんです。みんな国を思ってるんだから。
 と脈絡なくて恐縮ですが、党員票投じます!
応援してます。 

投稿: なこ | 2024年8月17日 (土) 07時35分

石破先生お久しぶりでございます。
我が国の自殺率が高い理由として、社会全体、医療界においてもメンタルケアの乏しさに問題があると思います。
自分自身、脳外科の最前線にいたころ、夜中、土日祝日も緊急呼び出し、当直で寝られない、緊急手術などで、メンタルが不調になり精神科にかかりましたが。医者自身ですら、なかなか良い主治医が見つからず、3件目でようやくまともな治療を受けられ、症状が改善し、社会復帰できました。
うつ病、うつ状態には人口の7割がかかるといわれているため、いつ、どこで、だれが精神疾患になってもおかしくないため、それをサポートする体制に問題があるかと思います。
私自身、自分の患者さんがメンタルに問題がある場合は、東京都内で一番信用している「都立松沢病院」にすぐに紹介するようにしています。
都立松沢病院などは、内科疾患併発だったりなど、合併症の多い精神疾患も多く請け負っており「東京都精神科の最後の砦」と言われております。
そういったレベルの高い精神科を増やしていくように、医療体制を組むべきですし。
精神科でない医師も、患者のメンタルケアの重要性と精神科領域における勉強が不可欠だと思いますし。
精神疾患の患者を長期入院させず、早期に社会復帰できるような社会体制、逆に、長期間治療のため休業しても治ったら、仕事が再開できるような社会体制を作るべきだと思います。
また、SNSの誹謗中傷でメンタルをやられてしまう方、自殺してしまう方もいるため、匿名のSNSをある程度制限する必要があるかと思います。誹謗中傷するなら、自身の実名を出して、世間に「私はこういう意見なのだ」と堂々と意見を出すのなら、フェアだと思いますが。匿名に隠れて、叩けるものをたたくという姿勢に非常に卑怯な人間をのさばらせているのは疑問に感じます。
私自身、石破先生のブログに投稿させていただいておりますが。自身のメールアドレスを書いての投稿であるため個人の特定が容易だと思いますので、私自身が間違った発言をして、批判されるのを覚悟で投稿しております。

次の総理大臣はだれか、というニュースが一人歩きをしていて。様々な憶測が出ておりますが。駆け引きもあるのでしょうが、〇〇が出馬をしないように勧められている、〇〇が出馬の為に議員の推薦を集めている、などの情報は、本当に確かなものなのか。政治記者が本当の事を書いているのか、いささか疑問に思います。

石破先生の周囲も噂の対象になっており、非常に注目されておられて大変かと思います。
どうぞ、お体をお大事にされてください。

投稿: neurosurgeon | 2024年8月17日 (土) 10時56分

こんにちは
各地で夏祭りが開催されましたが、日本の伝統工芸品の博多人形の主原料が手に入らなくなり後継者不足が深刻だそうです。
良きものがなくならない日本であって欲しいです。

投稿: くま | 2024年8月18日 (日) 21時19分

石破先生

今晩は!!。
あれ程記録的な暑さを更新しながら今年の夏も、立秋とともに日中の残暑は未だ厳しいながら、朝方は少しずつ涼しさを覚える候となりました。
石破先生に於かれましては、お盆の時季にもかかわらず今年は台湾の新政権頼総統への与野党の一緒の訪問団にて訪ねられ、大変お疲れ様でありました。
小生は先生と同郷、鳥取県出身の「国の将来を憂う者」であります。
今回は13日よりお盆帰省して居り、投稿が遅くなりました事をお詫び申しあげます。令和6年の中でもこの8月の中旬の今回は特に劇的な出来事があり、その辺りより拙論を述べて見たいと存知ます。

さて、何と云ってもこの9月の総裁選へあれ程意欲を燃やし続けて居ました岸田総理の今期限りの辞任発表と、総裁選への不出馬表明でありましょう!!。
何を行っても何をやっても岸田政権への支持率は20%前後と低迷を続け、今回の「裏金問題は根が深く」国民の信頼回復へ繋がらず、今後の自民党政権保持への危機感を抱いたものと考えられます。
「裏金問題究明への国会聴取」も自ら名乗り上げ、国会へ出席しながら、自民党の「出直し改革刷新方策」も国民からの不信感を拭う事は出来ませんでした。

小生は岸田総理の就任時より、「人柄は良いもののリーダーとしての資質に疑問があるのでは?」との旨述べて居りました。一国のトップの「総理総裁」は人柄が良いだけでは務まらず、矢張り「国民からの支持もあり、与党内からも人望のある政治家でなければ、リーダーは務まる事は出来ない」と長年思ってまいりました。

その後連日のように自民党内の内閣や議員より総裁選へ出馬の意思発表が続き、18日現在では10名と云うもの騒がしさであります。
石破先生、小泉議員、河野大臣、高市大臣、斎藤大臣、加藤勝信議員、茂木幹事長、川上大臣、小林大臣、林官房長官などであります。

先に述べましたように、小生は田舎へ帰省して居り色いろな所で、この事を話し、「石破茂議員は今回の総裁選で勝利し、総理大臣へ就任出来るであろうか?」と投げかけて見ました。大半の人の反応は政治家としての経歴より『総理大臣へなって欲しい人であり、又なるべき人である。然し、同じ与党内より人気がなく、その事がどうであろうか?』との報道からの予想のような答えを良く聞きました。
小生はその都度、石破先生はリベラル自民党議員の代表であり、先生はいつも『有権者から負託を受け、有権者の思いを国会へ届ける事が国会議員としての務めである。是々非々を述べられなくて何の国会議員であろうか?』と述べられ居り、小生も「各地での講演、報道番組、などをユーチューブ動画などで良く見て居て、それなりによく知って居る。そして約16年に亘り、石破茂ブログへ週一又は週二の投稿をお行っている事など伝えて来ました。又、クリスチャンと云うこともあり、人へ対する深い愛情もある政治家である」などをも伝えて来ました。

小生の今回の自民党総裁選への見通しは清廉潔白であり、リベラルな石破先生の他に自民党からの人材として第一の適任者は居らず国民からの人気も高い為、出馬をされれば当選されるものと確信致しております。然し、その後の衆議院解散総選挙では自民党そのものに、国民からの不信感が根強く過半数割れも予想され、公明党との連立によって辛くも与党としての面目が立つのでは?と見て居ります。
然しながら、石破先生は与党自民党の中にあってもいつも「是々非々」の発言により、野党の中にもファンがかなり居り立憲民主党、国民民主党の中より政権へ入れれば、法案成立は容易ではないか?と思う者であります。

小生は今回ラストチャンスと云われている石破先生の総裁選勝利が無ければ、自民党は消滅してしまい、又我が国日本の将来はアジア諸国の3等国として世間の中へ埋没してしまうものと予想致して居ります。

今回は『何としても総裁選に於いて勝利をする』と宣言され、その姿勢を国民の前にお示し下さいませ!!。

投稿: 桑本栄太郎 | 2024年8月18日 (日) 21時45分

石破さん、いつも日本のためにありがとうございます。

総裁選に出馬されることを期待しております。

石破さんには、石破さんがかねてよりご主張されてきた、防災省の設立・憲法改正(9条2項削除という筋を通す)・中国依存経済からの脱却などを、真正面から訴えていただきたいと願っております。

また、出生率の低下への対応策も大きなテーマとして議論されることになるかと思いますが、
これについては、「年功序列」「終身雇用」という「日本式」の世の中に立ち返ることが、解決策のひとつになり得るのではないかと考えております。
子供を生まない、結婚をしない、恋愛をしない…これらの理由のひとつには、何もかもが混沌としていて先がイメージできないことがあげられると思います。
日本人は真面目です。未来に対してある程度の安心や約束(事)があれは、我慢強く誠実に幸せに生きていくことができると思います。

「年功序列」「終身雇用」に限らず、日本人の気質にあわせた政策を行っていくことが、日本を、地域を立て直す鍵になるのではないかと思います。

暑い日々が続きますが、くれぐれもお身体に気をつけてください。

投稿: 石破さんを応援します | 2024年8月20日 (火) 10時01分

家賃と光熱費を払いに銀行に、3時で閉まるので自転車で急いで間に合いました。
暑いのですが喉を冷やすと風邪になるようで、喉まであるシャツを着ております。
健康維持は臨機応変でないと無理のようでございます。

さて。岸田さんの乱立作戦?で、マスコミは喜んで騒ぎますが、これでは現状維持の政治が生き延びるのではないかと危惧します。
ぼくは自民党という枠で石破さんを推してはいないし、自民党内の力学は知らないので、推薦議員20人についてはわかりません。
ただ。この局面で石破さんが舵取りをしないとのは、日本人が難しい事になるのではと思います。
党内事情を知らない素人のぼくが思うのは、日本国民を見てくださいという事です。
この30年いろんな不合理にさらされ、不安です。それでも良識を捨てずに政権選択してきました。そして対策を考え行動している人々もいます。そういう情報はマスコミではなくネットで共有されています。ここを見てください。
食糧安全保障では、高野誠鮮さんがすばらしいです。
半導体安全保障では、深田萌絵さんが、少々安倍さん寄りでぼくはそこは嫌ですが、清和会を潰す勢いです。
財政は、三橋貴明さんがすばらしい活躍です。
死者をたくさん出しているワクチンや薬に対しては、被害者でもある原口一博議員や、ミュージシャンのアスカさんが、すばらしいです。
もちろん他にもたくさん愛をもって活躍されてます。
これらの方々と、政界は、断絶があるように思います。石破さんには、日本国民を見てほしい。

では、きょうはこれにて。


投稿: 遠藤宏一 | 2024年8月23日 (金) 16時21分

お疲れさまです。8/23ですが、総裁選へ立候補される予定とのこと。自民党ではなく、立憲民主党の代表選に出て野党で「建て直し」てほしいと思います。理由は、①世論調査の高支持は立憲民主党等野党からの支持が多いこと。自民党では地方でも支持が少ないこと。②10年近く立場は、評論家や野党政治家であり責任を伴う与党の政治家は期待できないこと。③

投稿: ブレイクストーン | 2024年8月23日 (金) 17時28分

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